JP5137119B2 - ビデオ画像の階層符号化法 - Google Patents

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Description

本発明は異なるノンプロポーショナルフォーマットのビデオ画像を階層的に符号化及び復号化する方法及び装置に関するものである。本発明は特に共通のビデオ部分を有するピクチャに関係している。例えば、本発明は、ディジタルテレビ信号をSDフォーマットとHDフォーマットに符号化することに関わる。ここで、SDはStandard Definitionの頭字語であり、HDはHigh Definitionの頭字語である。
空間スケーラビリティをもったビデオコーダは公知である。このビデオコーダにより生成されるデータフローはスケーラブルな階層を有しており、符号化されたデータは空間スケーラビリティにより階層的にフローに取り込まれる。これらのコーダに関係のあるビデオフォーマットは、高解像度のサイズが低解像度のサイズの2倍であるようなビデオフォーマットであり、二項分解を可能にする。したがって、高解像度ピクチャをサブサンプリングし、フィルタリングすることにより、サイズ176×144のQCIFフォーマットとサイズ352×288のCIFフォーマットとに対して互換性のある符号化法、又はCIFフォーマットとサイズ704×576の4CIFフォーマットとに対して互換性のある符号化法が得られる。なお、ここで、QCIFはQuarter Common Intermediate Formatの頭字語である。
階層符号化によれば、低解像度フォーマットに関係するベースレイヤーと高解像度フォーマットに対応する上位レイヤーを得ることができる。上位レイヤーに関係する付加データは一般に以下の方法に従って計算される。
−低解像度ピクチャを符号化し、このピクチャを局所復号して再構成ピクチャを得る。
−再構成された低解像度ピクチャを例えば補間とフィルタリングとによってスケーリング又はズームして、高解像度フォーマットのピクチャを得る。
−ソースピクチャと再構成ピクチャもしくはこの再構成ピクチャに基づいた予測ピクチャとの輝度値のピクセルごとの差を求め、上位レイヤーのデータを構成する残差を得る。
このように、高解像度ピクチャの符号化はスケーリングされた低解像度ピクチャを予測ピクチャとして使用する。
この符号化はピクチャをオーバーレイすることができる場合にしか有効でない。ピクチャの解像度又はフォーマットがプロポーショナルでなければ、高解像度ピクチャの符号化コストは最適化されない。高解像度フォーマットの画像が二項変換によって低解像度フォーマットに関係づけられていなければ、高解像度フォーマットのピクチャの一部は、低解像度ピクチャによって符号化されたゾーンの外にあるビデオゾーンに対応し、したがってこのピクチャは予測ピクチャとして採用されない。したがって、高解像度ピクチャ全体の符号化は、特にこの高解像度ピクチャが低解像度ピクチャと共通していない大きなビデオゾーンを有している場合には、高コストになりかねない。さらに、使用される標準符号化モードは高解像度ピクチャの符号化コストを最適化することができない。
本発明の課題は上記の不利点を克服することである。本発明の目的の1つは、異なるノンプロポーショナルフォーマットのビデオ画像を階層的に符号化する方法により、符号化されたデータのフローを提供することであり、ここで、第1のピクチャ(F1)はフォーマットF1であり、第2のピクチャ(F2)は第1のフォーマットF1よりも解像度の低いフォーマットF2であり、画像(F1)及び(F2)のビデオ内容は少なくとも1つの共通部分を有している。本発明の方法は以下のステップを実行する:
−ピクチャ(F2)を符号化して、符号化データフローのベースレイヤーのための符合化データを提供する。
−ピクチャ(F2)をズームして、共通ビデオ部分に関してピクチャ(F1)と同じサイズの低解像度のズームピクチャ(Fz)を得る。
−高解像度ピクチャ(F1)を符号化し、以下のモードのうちの少なくとも1つを用いて、符号化データフローの上位レイヤーに符号化データを供給する。
−予測ブロックとこのブロックを特定する動きベクトルを先行する低解像度ズームピクチャにおいて求めるレイヤー間予測符号化。
−予測ブロックとこのブロックを特定する動きベクトルを現在の低解像度ズームピクチャにおいて求めるレイヤー間予測符号化。
1つの実施形態によれば、本方法は以下のステップによって高解像度が実現されることを特徴としている:
−予測ピクチャ(Fz)に対する残差ピクチャを得るために、ビデオ内容の共通するピクチャゾーンを符号化する。
−このゾーンを復号化して、再構成された共通のゾーンを提供する。
−少なくとも空間間符号化モードを使用して共通でない部分を符号化する。なお、空間間符号化モードは、再構成された共通モードを予測ピクチャとして使用して予測ブロックを求めるものである。
1つの実施形態によれば、ズームに使用されるピクチャ(F2)は、符号化されたピクチャ(F2)を局所復号することによって得られた再構成ピクチャである。
1つの実施形態によれば、レイヤー間予測符号化はサブモードを含んでおり、このサブモードでは、予測マクロブロックは符号化すべきマクロブロックと同じ場所に位置しているマクロブロックである。
1つの実施形態によれば、ズームはピクチャのオーバーサンプリングとフィルタリングとから成る。
1つの実施形態によれば、ビデオ画像はウェーブレット方式の時間分解又はソースピクチャのサブバンド符号化によって得られるサブバンドピクチャである。
本発明はまた、低解像度ピクチャに関係するデータから成る少なくとも1つのベースレイヤーと高解像度ピクチャに関係するデータから成る上位レイヤーとに構造化されたデジタルデータのフローを復号化する手続きにも関している。なお、ここで、低解像度ピクチャは高解像度ピクチャの少なくとも1つのビデオ部分に対応している。本発明による手続きは以下のステップを有している:
−低解像度ピクチャに関係するベースレイヤーからデータを取り出し、低解像度ピクチャを復号化する。
−ズームピクチャ(Fz)を得るために、復号化されたピクチャをズームする。
−上位レイヤーからデータを取り出して復号化し、以下の復号化モードのうちの少なくとも1つを実行する。
−復号化とズームの為された先行する低解像度ズームピクチャの中の動きベクトルによって指示されるブロックを用いたレイヤー間予測モード。
−復号化とズームの為された現在の低解像度ピクチャの中の動きベクトルによって指示されるブロックを用いたレイヤー間予測モード。
1つの実施形態によれば、上位レイヤーは、低解像度ピクチャと共通する部分の予測ピクチャ(Fz)に対する残差ピクチャに対応する符号化データと、共通でない部分に関係するエッジ画像に対応する符号化データとから構成されており、高解像度ピクチャを復号化する間、低解像度ピクチャの共通部分がまず残差ピクチャから復号化され、つぎに、動きベクトルによって決定される前記復号化された共通部分のブロックを用いた少なくとも1つの空間間モードを実行することにより、ズームピクチャとエッジ画像が復号化される。
高解像度ピクチャを符号化するこれらの新しいモードのおかげで、圧縮率が改善される。これらの高解像度ピクチャの符号化コストが同じでも、より高い画質が得られる。
他の特定の特徴及び利点は以下の説明から明らかになる。以下の説明は非限定的な例として提供されているものであり、添付図面を参照している。これら図面のうち、
−図1は符号化法のフローチャートを示しており、
−図2は符号化すべきフォーマットを示しており、
−図3はこれらの符号化モードを図解したものである。
データの符号化法は階層符号化法である、すなわち、符号化されたデータのフローが階層的に構造化され、低解像度フォーマットに関係するデータはベースレイヤー又は下位レイヤーに組み込まれ、高解像度ピクチャのフォーマットに関係する付加データは上位レイヤーに組み込まれる。要求される解像度に対応したレイヤーのみを選択することにより、データフローのレベルで、規格又はフォーマットに関するデータのみを容易に選択することができる。これには、解像度フォーマットに関する規格により要求されるいずれの時間スケーラビリティとも両立する空間スケーラビリティが関係している。
本発明は、共通のビデオ部分を有し、幅及び/又は高さの異なるノンプロポーショナルフォーマットのビデオ内容を符号化することに関するものである。一方のフォーマットは他方のフォーマットよりも解像度が低い。このフォーマットはライン当たりのピクセル数又は共通ビデオ部分を画定するライン数が少なくて低解像度であるか、解像度が同じであれば、サイズが小さいかである。
図1には、本発明による符号化法のフローチャートが示されている。
第1のステップ1は符号化すべき複数の異なるフォーマットを考慮する。コーダの出力側に得られる符号化されたデータのフローはこれらのフォーマットと互換性のあるデコーダに供給される。フォーマットの選択は、ディスプレイ装置、デコーダ、又はパラメータに依存する。ここで、このパラメータとは、例えば、デコーダの上流もしくはデコーダにおいてこの符号化データフローのデータをフィルタリングすることにより生じる伝送速度である。
上記の例では、第1の高解像度フォーマットF1と第2の低解像度フォーマットF2が使用される。これらのフォーマットの各々は、幅LF1,LF2、すなわちライン上のピクセル数と、高さHF1,HF2、すなわちライン数とによって定められている。
コーダに供給されるソースビデオはF1フォーマットとF2フォーマットであると見なされる。これらのソースビデオは、一部についてのみであるが、同じビデオ内容に対応している。一部についてのみとは、これら2つのソースのビデオ内容が異なるものであると想定されているを意味する、すなわち、単なるスケーリングによっては一方のフォーマットを他方のフォーマットに移すことができない、言い換えれば、これらのフォーマットがプロポーショナルでないということを意味している。
2つのフォーマットに共通するビデオ部分を画定する幾何学的パラメータもコーダに送られる。
これらソースピクチャの生成と幾何学的パラメータの計算は次のようにして実行することができる:
選択されたフォーマットから、第1及び第2のビデオ窓のサイズが決定され、各フォーマットで符号化されるべきこのピクチャのビデオ内容を決めるために、これらのビデオ窓が元のピクチャの上で位置決めされる。仮定により、これら2つの窓は少なくとも部分的に重なり合う。これらのビデオ窓はフォーマットF1とフォーマットF2で符号化すべきビデオ内容を画定する。この第1及び第2の窓のサイズはそれぞれフォーマットF1及びF2に合わせて選択される。
コーダに送られる高解像度及び低解像度のソースピクチャは、サンプリングとフィルタリングの操作を受けているか否かに応じて、元のピクチャと同じ解像度を有していることもあれば、元のピクチャの解像度とは異なる解像度を有していることもあり、また、これらの中間であることもある。「解像度」という用語は、ここでは、所与のビデオ内容についてのライン当たりのピクセル数又はライン数を意味している。(F1)と呼ばれる高解像度ピクチャは幾何学的パラメータを決定する際の基準ピクチャとして選択される。幾何学的パラメータには、例えば、ピクチャ(F1)内におけるフォーマットF2のピクチャ(F2)の位置や、(F2)のビデオ内容を共通部分のビデオ内容(F1)とマッチさせるためにピクチャ(F2)に適用されるズームに対応する精細度関係が含まれる。
ステップ2はビデオピクチャをF2フォーマットに符号化する。
ステップ3はこの符号化されたピクチャを復号化し、局所復号されたピクチャ又は再構成ピクチャを提供する。単純化されたバージョンでは、局所復号ピクチャは符号化前の元のピクチャ、すなわち、ソースピクチャ(F2)から成っていてよい。このピクチャは次に解像度比に関係する幾何学的パラメータに対応する比によってスケーリング又はズームされ、(Fz)と呼ばれるズームされたピクチャ(F2)が得られる。
次のステップ4では、ビデオ内容にマッチするように、高解像度ピクチャ(F1)上でのピクチャ(F2)の位置がこの位置に関する幾何学的パラメータに従って決定される。
次のステップ5は高解像度ピクチャを符号化する。この符号化は本発明の課題である異なる符号化モードを考慮している。なお、これらの異なる符号化モードについては、後で説明する。
ステップ6は、ピクチャ(F2)に関係する符号化データをデータフローのベースレイヤーに挿入し、高解像度ピクチャ(F1)に固有の符号化データを上位レイヤーに挿入する。
図2では、参照番号11で高解像度符号化フォーマットF1が、参照番号12でサイズLw、Hwの1つの窓が示されている。
この窓は幾何学的パラメータに基づいて画定され、高解像度ピクチャの中に位置決めされている。この窓のビデオ内容は、参照番号13のサイズLF2、HF2の低解像度符号化フォーマットF2でのビデオ内容から計算される。フォーマットF2のピクチャは符号化され、後に復号化されて、局所復号ピクチャが得られる。局所復号ピクチャはその後オーバーサンプリングされ、窓12のサイズにスケーリング又はズームされたピクチャ(Fz)が得られる。
図3には、本発明に従って高解像度ピクチャ(F1)を符号化する異なるモードが示されている。オーバーサンプリングされたピクチャ(Fz)には参照番号23が付されており、高解像度ピクチャ内に位置決めされた窓には参照番号22が、ピクチャ(F1)には参照番号21が付されている。
この例では、窓はピクチャ(F1)の中央に位置決めされており、それにより、ピクチャ(F1)のカバーされていない又は共通でないゾーンとして右ストリップ24と左ストリップ25とが生じている。
本発明は、高解像度ピクチャの符号化のために、すでに公知のモードに対して新しい符号化モードを付加する。
公知のモードのうち、イントラ予測符号化と呼ばれる第1の符号化モードは以前に符号化されたマクロブロックのうちの1つを使用する。高精細ピクチャの現在マクロブロックは現在マクロブロックの隣接マクロブロックのうちの1つ、すなわち、現在マクロブロックの左又は上にある現在ピクチャのマクロブロックを考慮して符号化される。この選択は符号化すべき現在マクロブロックとの相関度に従って行われる。
インター予測符号化と呼ばれる同じく公知の別の符号化は以前に符号化された高解像度ピクチャを使用する。高解像度ピクチャの現在マクロブロックは、先行する高解像度ピクチャの探索窓から選択されたピクチャブロックである予測マクロブロックから符号化される。この選択は符号化すべき現在マクロブロック、すなわち、動きベクトルによって定められる選択されたピクチャブロックとの相関度に従って行われる。
高解像度ピクチャ向けに提案される新しい符号化モードを以下に説明する:
レイヤー間予測符号化と呼ばれる符号化モードは、時間レベルで、符号化すべき高解像度ピクチャに相応してスケーリングされた低解像度ピクチャを使用する。この符号化モードは上位レイヤーに属する情報の符号化のためにベースレイヤーに属する情報の符号化を利用する。予測ブロックはピクチャ(Fz)内で、すなわち、スケーリング又はズームされたフォーマットF2の再構成ピクチャ内で探索される。ピクチャ(Fz)内のブロックの選択は現在マクロブロックとの相関度に依存している。選択されたピクチャブロックを特定するために位置情報が計算され、データフローの中で動きベクトルの形で伝送される。
レイヤー間予測符号化モードの1つの変種であるもう1つのモードはスケーリングされた先行する低解像度ピクチャを使用する。予測ブロックは先行ピクチャ(Fz)内で、すなわち、スケーリングされた先行する再構成ピクチャ(F2)内で探索される。ピクチャ(Fz)内のブロックの選択は現在マクロブロックとの相関度に依存している。ブロックは動きベクトルに基づいて特定される。
前記のモードの変種である「デフォルト」モードは、符号化すべき現在マクロブロックと同じ位置に見つかったピクチャ(Fz)のマクロブロックを使用する。低解像度ピクチャと共通する高解像度ピクチャのマクロブロックを符号化することにのみ関わるこのケースでは、動きベクトルは伝送されない。このモードはゼロ動きベクトルの符号化を避けるので、低い符号化コストがもたらされる。
空間間モードとして知られる符号化モードは、継起する2つのフェーズで行われる高解像度ピクチャの符号化の特定の構造化に対して適用される。高解像度ピクチャの符号化はテレビジョン方式の走査に従ってマクロブロックごとに逐次的に行われるのではなく、第1フェーズにおいて、Fzと共通する高解像度ピクチャのゾーンの処理が行われ、第2フェーズにおいて、Fzと共通していないビデオ部分の処理が行われる。幾何学的パラメータによって、ビデオ内容の点で低解像度ピクチャと共通する高解像度ピクチャ部分を指定してもよい。ピクチャのこの部分は、第1フェーズの間に、再構成ピクチャ(F2)又はズームされたソースピクチャ(F2)を予測ピクチャとして使用することにより符号化される。このようにして、残差ピクチャ又は高周波ピクチャが得られる。第2フェーズは共通でない部分又はエッジ画像を符号化する。本発明は、この符号化動作に関して、種々の符号化モードの中から、空間間モードと呼ばれる特定の符号化モードを提案する。この符号化モードは、ピクチャの共通ゾーンを予測ピクチャとして使用し、共通ゾーン内の予測ブロックの位置を動きベクトルを用いて特定することにより、低解像度ピクチャと共通していないゾーンのマクロブロックを符号化することから成っている。予測ピクチャはズームピクチャや残差ピクチャから再構成してもよいし、このピクチャと共通している部分のみを選択することにより高精細ソースピクチャから導出してもよい。
符号化法のステップ4では、ピクチャ(Fz)がピクチャF1上で位置決めされる。したがって、この方法は、例えば、予測ピクチャとしてピクチャ(Fz)を考慮して残差を計算することによりこの共通するピクチャ部分を符号化する。その後、残差ピクチャはズームされた再構成ピクチャ(F2)と結合され、高精細ピクチャと共通していない部分の符号化のための予測として使用できる再結合ピクチャが得られる。
図3を参照すると、空間間符号化モードは、エッジの符号化のための予測ピクチャとして、共通の中心ゾーン22を利用する。なお、この共通の中心ゾーン22は、ズームされた低解像度ピクチャ23とこの共通ゾーンに対応する残差ピクチャとから再構成されたものである。相関計算により得られたこの中央ゾーン22内のピクチャブロックは図3の動きベクトル26によって特定されている。
レイヤー間符号化モードは予測ピクチャとしてズームピクチャ23を使用する。相関計算により得られたズームピクチャ23内のピクチャブロックは図3の動きベクトル27によって特定されている。
本発明はまた上記の方法に従って符号化されたソースピクチャの復号化にも関している。
したがって、復号化は低解像度ピクチャに関係するベースレイヤーのデータを取り出し、この低解像度ピクチャを復号化し、復号化されたピクチャをズームしてズームピクチャ(Fz)を得、以下の復号化モードのうちの少なくとも1つを実施することにより上位レイヤーのデータを取り出して復号化することから成る。
上記復号化モードは、復号化とズームの為された先行する低解像度ピクチャ内のブロックと予測ブロックとを用いたレイヤー間予測モードと、予測ブロックとして復号化とズームの為された現在の低解像度ピクチャ内のブロックを使用するレイヤー間予測モードである。
上位レイヤーが、低解像度ピクチャと共通する部分に関する予測ピクチャ(Fz)に関係した残差ピクチャと、共通していない部分に関係したエッジ画像とによって構成されている場合、高解像度ピクチャの復号化は2つのフェーズで行われる。まず、ズームされた低解像度ピクチャを予測ピクチャとして使用することにより、高精細ピクチャの共通部分が残差ピクチャから計算される、これが第1フェーズである。次に、高精細ピクチャの共通部分と動きベクトルによって特定されたブロックとからピクチャブロックを復元し、復元したピクチャブロックを空間間モードで符号化されたエッジ画像のマクロブロックの復号化のための予測ブロックとして使用することから成る少なくとも1つの空間間復号化モードを実施することにより、共通していない部分又はエッジ画像が復号化される。
ベースレイヤーと上位レイヤーの符号化のために実施される符号化手続きは、離散コサイン変換又は空間ウェーブレット変換による空間相関とピクチャ間符号化による時間相関とを用いたハイブリッド方式であってもよいし、あるいは、サブバンド符号化又はウェーブレット符号化を用いたサブバンド方式であってもよい。
上では、ビデオソースピクチャに関して符号化法を説明してきた。しかし、本発明の範囲から逸脱することなく、事前処理されたソースピクチャ、例えば、サブバンドピクチャを符号化することもまた可能である。この方法は、空間フィルタリング又は時空間フィルタリングにより得られた低周波及び高周波のサブバンドピクチャのいずれに対して適用可能である。低解像度ピクチャと高解像度ピクチャとに対して同じサブバンド分解が適用されるため、低解像度及び高解像度の同等のサブバンドを本発明で説明した方法に従って符号化することができる。例えば、低解像度ピクチャと高解像度ピクチャの低周波サブバンドがこの方法で符号化できる。これは他のすべての空間的サブバンドについても成り立つ。
符号化法のフローチャートを示す。 符号化すべきフォーマットを示す。 符号化モードを示す。

Claims (8)

  1. 符号化データ・フローを供給するために異なるノンプロポーショナルフォーマットのビデオ画像の階層的符号化方法であって、第1のピクチャは第1のフォーマットを有し、第2のピクチャは該第1のフォーマットよりも解像度の低い第2のフォーマットを有し、該第1のピクチャと該第2のピクチャとのビデオ・コンテンツが少なくとも1つの共通の部分を有しており、該方法は、
    −前記第2のピクチャを符号化して、符号化データ・フローのベースレイヤーについての符号化データを供給するステップと、
    −前記第2のピクチャをズームして、前記共通の部分について前記第1のピクチャと同じサイズの低解像度のズーム・ピクチャを得るステップと、
    −前記共通の部分以外のピクチャ・ブロックに関する限り、高解像度の第1のピクチャを符号化して、以下のモードのうちの少なくとも1つを使用して、符号化データ・フローの上位レイヤーに符号化データを供給するステップと、
    を含み、前記モードが、
    −予測ブロックとこのブロックを特定する動きベクトルを先行する低解像度ズーム・ピクチャにおいて求めるレイヤー間予測符号化、
    −予測ブロックとこのブロックを特定する動きベクトルを現在の低解像度ズーム・ピクチャにおいて求めるレイヤー間予測符号化、である、前記方法。
  2. 前記高解像度の第1のピクチャを符号化するステップは、
    −予測ピクチャに対する残差のピクチャを得るために、前記ビデオ・コンテンツの共通の部分を符号化するステップと、
    −前記共通の部分を復号して共通の部分を再構成するステップと、
    −少なくとも空間間符号化モードを使用して前記共通の部分以外の部分を符号化するステップであって、該空間間符号化モードが、予測ブロックを決定するために予測ピクチャとして再構成された共通の部分を使用することで構成されている、該ステップと、
    により実現される、請求項1記載の方法。
  3. 前記ズームするステップにおいて使用される前記第2のピクチャは、符号化された第2のピクチャの局所復号処理により得られた再構成されたピクチャである、請求項1記載の方法。
  4. 前記レイヤー間予測符号化はサブモードを含んでおり、該サブモードでは、予測マクロブロックは符号化されるマクロブロックと同じ場所に位置しているマクロブロックである、請求項1記載の方法。
  5. 前記ズームするステップは、前記第2のピクチャのオーバーサンプリングとフィルタリングとからなる、請求項1記載の方法。
  6. 前記ビデオ画像は、ウェーブレット方式の時間分解又はソースピクチャのサブバンド符号化によって得られるサブバンドピクチャである、請求項1記載の方法。
  7. 低解像度ピクチャに関連するデータを含む少なくとも1つのベースレイヤーと、高解像度ピクチャに関連するデータを含む上位レイヤーとに構造化されたデジタルデータ・フローを復号する方法であって、該低解像度ピクチャが該高解像度ピクチャの少なくとも或る部分に対応しており、該方法は、
    −前記低解像度ピクチャに関連する前記ベースレイヤーからデータを取り出し、低解像度ピクチャを復号するステップと、
    −前記復号された低解像度ピクチャをズームして、ズームされたピクチャを得るステップと、
    −前記低解像度ピクチャと共通する部分以外の部分のピクチャ・ブロックに関する限り、前記上位レイヤーからデータを取り出して復号するステップであって、以下の復号モードのうちの少なくとも1つを実行する、該ステップと、
    を含み、
    前記復号モードは、
    −復号処理およびズームされた先行する低解像度ピクチャの中の、動きベクトルによって指示されるブロックを用いたレイヤー間予測モード、
    −復号処理とズームされた現在の低解像度ピクチャの中の、動きベクトルによって指示されるブロックを用いたレイヤー間予測モード、
    である、前記方法。
  8. 前記上位レイヤーは、低解像度ピクチャと共通する部分についての予測ピクチャ(Fz)に関連する残差ピクチャに対応する符号化データと、該共通する部分以外の部分に関連するエッジ画像に対応する符号化データとから構成されており、前記高解像度ピクチャを復号する間、該低解像度ピクチャの前記共通する部分がまず残差ピクチャおよび前記ズームされたピクチャから復号され、つぎに、エッジ画像が、動きベクトルによって決定される前記復号化された共通する部分のブロックを用いて少なくとも1つの空間間復号モードを実行することにより復号される、請求項7記載の方法。
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