JP5127804B2 - refrigerator - Google Patents
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Description
本発明は、冷却器に付着した霜をヒータを用いて除霜する除霜手段を有する冷蔵庫に関する。 The present invention relates to a refrigerator having defrosting means for defrosting frost attached to a cooler using a heater.
従来の冷蔵庫の除霜装置に、金属管と内部にヒータを挿入したパイプヒータを利用したものにおいては、除霜手段が、いわゆる冷却器に付着した霜を内側から融解するいわゆる内融式のものと、冷却器の下方にラジアントヒータを設けたいわゆる外融式のものとがある(例えば、特許文献1参照)。 In a conventional refrigerator defrosting device using a metal pipe and a pipe heater with a heater inserted therein, the defrosting means is a so-called inner melting type in which the frost adhering to the cooler is melted from the inside. And a so-called external melting type in which a radiant heater is provided below the cooler (see, for example, Patent Document 1).
内融式の除霜においては、パイプヒータに通電し、その熱が冷却器本体を加熱し、その熱により霜が内側から融けるので、霜がみぞれの状態になって冷却器を下方に滑落していく。そして、滑落する霜は外融式の除霜により融解される。すなわち、みぞれの状態の霜は冷却器の下方に設けられたラジアントヒータにより融解される。このため、みぞれの状態の霜がドレンパンに溜まってしまって排水孔が詰まって、ひいては庫内への水漏れ、最悪の事態として庫外へ水漏れする等の問題は解消されている。 In the inner melting type defrosting, the pipe heater is energized, the heat heats the cooler body, and the heat causes the frost to melt from the inside. To go. And the frost which slides down is melt | dissolved by external melting type defrost. That is, the frost in the sleet is melted by a radiant heater provided below the cooler. For this reason, the problem that the frost of the state of stagnation accumulates in the drain pan, the drain hole is clogged, and the water leaks to the inside of the warehouse, and the water leaks to the outside as the worst situation is solved.
しかしながら、複数のヒータの制御としては、ラジアントヒータの温度検知センサの検出値とパイプヒータの温度検知センサの検出値とにより霜の多少を判定し、最適な制御を試みているが、実際は霜の多少だけでは、発熱された熱が除霜に効率よく使われるわけでないため、逆に無駄に消費電力を費やしているという問題があった。それは、冷却器の周辺の温度が冷えている状態、つまり除霜開始の状態においては、冷却器は例えば−20℃前後の温度であるが、ラジアントヒータが発熱すると、ラジアントヒータの周辺が一時的に高温になるため、冷却器とラジアントヒータとの間で対流が発生する。除霜開始時点では霜が冷却のフィン間の大部分を閉塞しているため、ラジアントヒータの熱はそのほとんどが冷凍室戻り風路を通って、冷凍室や庫内へ侵入し、結果的に冷凍室や庫内の温度が無駄に上昇してしまうという問題点があった。また同時に、食品を傷めてしまうおそれがあった。 However, as for the control of a plurality of heaters, the amount of frost is determined based on the detection value of the temperature detection sensor of the radiant heater and the detection value of the temperature detection sensor of the pipe heater, and optimum control is attempted. Since the generated heat is not efficiently used for defrosting, there is a problem that power consumption is wasted. In a state where the temperature around the cooler is cold, that is, in a state where defrosting is started, the cooler is at a temperature of, for example, about −20 ° C. However, when the radiant heater generates heat, the periphery of the radiant heater is temporarily Therefore, convection occurs between the cooler and the radiant heater. At the start of defrosting, the frost blocks most of the cooling fins. There was a problem that the temperature in the freezer compartment and the warehouse would rise unnecessarily. At the same time, food may be damaged.
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、冷却器の除霜品質を維持させつつ、消費電力を抑制し、更に、食品の品質維持の改善を可能にした冷蔵庫を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve such problems, and is a refrigerator capable of suppressing power consumption while maintaining the defrosting quality of a cooler and further improving the quality maintenance of food. The purpose is to provide.
本発明に係る冷蔵庫は、
少なくとも圧縮機、凝縮器、絞り装置及び冷却器を備えた冷媒回路と、
前記冷却器の下方に設けられ、当該冷却器から滴下するドレン水を受容するドレンパンと、
前記冷却器と前記ドレンパンの間に配置されたラジアントヒータと、
金属管及び該金属管の内部に挿入されたヒータを備え、前記冷却器に熱的に接触させて配置されたパイプヒータと、
前記ラジアントヒータ及び前記パイプヒータの通電を制御する制御手段と
を備え、
前記パイプヒータは、前記冷却器の上部側に配置された上部パイプヒータと、前記冷却器の下部側に配置された下部パイプヒータとを備え、これらはそれぞれ独立して通電制御され、
前記制御手段は、除霜運転において、
前記上部パイプヒータ及び前記下部パイプヒータにそれぞれ通電する処理と、
前記ラジアントヒータに通電する処理と、
前記上部パイプヒータの通電を停止する処理と、
前記下部パイプヒータ及び前記ラジアントヒータの通電を停止する処理と
を順次行うものである。
The refrigerator according to the present invention is
A refrigerant circuit including at least a compressor, a condenser, a throttling device, and a cooler;
A drain pan provided below the cooler and receiving drain water dripping from the cooler;
A radiant heater disposed between the cooler and the drain pan;
A pipe heater provided with a metal pipe and a heater inserted in the metal pipe, and arranged in thermal contact with the cooler;
Control means for controlling energization of the radiant heater and the pipe heater,
The pipe heater includes an upper pipe heater disposed on the upper side of the cooler, and a lower pipe heater disposed on the lower side of the cooler, which are independently energized and controlled.
The control means in the defrosting operation,
A process of energizing each of the upper pipe heater and the lower pipe heater;
A process of energizing the radiant heater;
A process of stopping energization of the upper pipe heater;
A process of stopping energization of the lower pipe heater and the radiant heater is sequentially performed.
本発明に係る冷蔵庫によれば、上記の構成を採用したことにより、冷却器の除霜品質を維持させつつ、消費電力を抑制し、更に、食品の品質維持が改善されたものとなっている。 According to the refrigerator according to the present invention, by adopting the above configuration, while maintaining the defrosting quality of the cooler, the power consumption is suppressed, and further, the quality maintenance of the food is improved. .
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の正面図である。図2は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の側断面図である。
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a front view of a refrigerator showing Embodiment 1 of the present invention. FIG. 2 is a side sectional view of the refrigerator showing the first embodiment of the present invention.
図1及び図2において、11は冷蔵庫本体である。冷蔵庫本体11は最上段に冷蔵室12を備えている。冷蔵室12の下には製氷室3及び切替室4を備えている。冷蔵庫本体11の最下段には野菜室6を備え、野菜室6の上には冷凍室5を備えている。もちろん、各室の配置は本実施の形態を制限するものではない。7は冷蔵室12の開口部を自在に開放、閉塞することができる冷蔵室扉7であり、7Aは冷蔵室扉左、7Bは冷蔵室扉右のようにいわゆる観音式扉である。もちろん、観音式扉ではなく、1枚式の扉でもよい。8は製氷室3の開口部を自在に開口・閉塞することができる製氷室扉、9は切替室4の開口部を自在に開放・閉塞することができる切替室扉である。10は冷凍室5の開口部を自在に開放・閉塞することができる冷凍室扉、13は野菜室6の開口部を自在に開放・閉塞することができる野菜室扉である。
In FIG.1 and FIG.2, 11 is a refrigerator main body. The refrigerator main body 11 includes a
冷蔵庫本体11の背面最下部には圧縮機21が配されている。圧縮機21は冷蔵庫本体11の有する冷凍サイクルを構成する1部品であり、冷凍サイクル内の冷媒を圧縮する作用を有する。圧縮機21で圧縮された冷媒は凝縮器(図示せず)において凝縮される。凝縮された状態の冷媒は毛細管(図示せず)において減圧される。24は冷却器であり、冷蔵庫本体11の有する冷凍サイクルを構成する1部品である。減圧された冷媒は冷却器24において蒸発され、この蒸発時の吸熱作用により冷却器24周辺は冷却される。32は冷却用ファンであり、冷却器24周辺で冷却された冷気を冷蔵庫本体11の各室へと送風するためのものである。15は冷却器24の下方に配置されたラジアントヒータであり、16はラジアントヒータと冷却器24の間に配置されたヒーターカバーである。42は冷凍室戻り口であり、冷凍室5と冷却器24の間の風路であり、冷却用ファン32が運転中は冷凍室5から冷却器24の方向に風が流れるものである。逆に、冷却用ファン32が停止中は、周辺の温度バランスによって、冷却器24から冷凍室5へと対流が生じることもある。
A
ところで、冷蔵庫の除霜運転においては、例えば、圧縮機21と冷却器24との間に、電磁弁を備えたバイパス回路を設け、その電磁弁を開いて圧縮機21から吐出された高温高圧の冷媒を冷却器24に供給して冷却器24に付着した霜を除去する方法等がある。本実施の形態においては、そのような除霜運転に加えて或いはそれとは別に、ラジアントヒータ15及びパイプヒータ41の通電制御により除霜運転することに特徴があるので、その特徴部分を中心に以下説明する。
By the way, in the defrosting operation of the refrigerator, for example, a bypass circuit having an electromagnetic valve is provided between the
図3は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の冷却器室の側断面図である。
図3において、パイプヒータ41は冷却器24に対して当接されて熱的に接触した状態で配置されている。33は冷却器24に付着した霜が融解して生じて滴下されるドレン水を受けるドレンパンである。ドレンパン33には排水孔34が設けられており、ドレンパン33に滴下したドレン水が排水孔34を介して排出される。
FIG. 3 is a side sectional view of the refrigerator room of the refrigerator showing the first embodiment of the present invention.
In FIG. 3, the
パイプヒータ41の外郭をなすパイプ部はコストや加工性の面からアルミ管(金属管)が望ましく、内部には耐熱性の観点からシリコン被覆のシリコンヒータが望ましいが、それらに限定されるものでない。なお、パイプヒータ41は、冷却器24の上部側に配置された上部パイプヒータ39と、冷却器24の下部側に配置された下部パイプヒータ40とを備え、これらはそれぞれ独立して通電制御される。
The pipe portion forming the outer portion of the
図4は、冷蔵庫の除霜運転の制御系を示したブロック図である。
冷却器24にはその温度を検知するための冷却器温度センサ(温度検知手段)51が取り付けられており、冷却器温度センサ51の出力は制御手段52に供給される。制御手段52は、例えばマイクロコンピュータ等から構成されており、冷却器温度センサ51の出力に基づいて駆動回路53、54、55の制御を介して上部パイプヒータ39、下部パイプヒータ40及びラジアントヒータ15の通電をそれぞれ制御する。この制御の詳細を図5に基づいて説明する。
FIG. 4 is a block diagram showing a control system of the defrosting operation of the refrigerator.
A cooler temperature sensor (temperature detection means) 51 for detecting the temperature is attached to the cooler 24, and the output of the cooler temperature sensor 51 is supplied to the control means 52. The control means 52 is composed of, for example, a microcomputer, and the
図5は、冷蔵庫の除霜制御の処理を示すフローチャートである。以下、このフローチャートにしたがって制御手段52による除霜制御の処理を説明する。
ステップS1において除霜制御が開始される。除霜制御開始条件は例えば、圧縮機21の積算運転時間が所定時間を経過した場合などである。除霜制御が開始されると、まずステップS2において2系統のパイプヒータ41(39、40)に通電される。パイプヒータ41の発熱により、冷却器24自体が加熱されていき、ステップS3において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T1になったかどうかを判定する。所定温度T1は例えば0℃以下、−13℃以上であるが、それに限定するものではない。ステップS3において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T1未満であると判定(N)すると、ステップS3に戻る。ステップS3において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T1以上になったと判定(Y)すると、ステップS4に進み、ラジアントヒータ15に対する通電が開始される。
FIG. 5 is a flowchart showing a process of defrosting control of the refrigerator. Hereinafter, the process of the defrost control by the control means 52 is demonstrated according to this flowchart.
In step S1, defrost control is started. The defrosting control start condition is, for example, when the accumulated operation time of the
ステップS4の後、ステップS5で冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T2になったかどうかを判定する。所定温度T2は所定温度T1以上であり、かつ例えば5℃である。ステップS5において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T2未満であると判定(N)すると、ステップS5に戻る。ステップS5において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T2以上になったと判定(Y)すると、ステップS6に進み、上部パイプヒータ39への通電を終了させる。ステップS6の後、ステップS7において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T3(T3>T2)になったかどうかを判定する。所定温度T3とは例えば14℃であるが、それに限定されるものではない。ステップS7において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T3未満と判定(N)すると、ステップS7に戻る。ステップS7において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T3以上であると判定(Y)すると、ステップS8にて、下部パイプヒータ40及びラジアントヒータ15の通電を終了し、除霜制御を終了する(ステップS9)。
After step S4, it is determined in step S5 whether or not the temperature detected by the cooler temperature sensor 51 has reached a predetermined temperature T2. The predetermined temperature T2 is equal to or higher than the predetermined temperature T1, and is 5 ° C., for example. In step S5, if it is determined (N) that the temperature detected by the cooler temperature sensor 51 is lower than the predetermined temperature T2, the process returns to step S5. If it is determined in step S5 that the temperature detected by the cooler temperature sensor 51 is equal to or higher than the predetermined temperature T2 (Y), the process proceeds to step S6, and energization of the
図5に示された除霜制御によれば、2系統のパイプヒータ41(39、40)を発熱させることで、霜を部分的に滑落させることができ、そのため、一部のフィン間の霜の目詰まりが解消される。この後に、ラジアントヒータ15による加熱を開始すると、一部のフィン間の目詰まりが解消しているため、ラジアントヒータ15の発熱が効率よく上昇していくことができる。また、滑落した霜は、ラジアントヒータ15近傍で加熱されるため効率的に融解させることができる。冷却器24からある程度霜が取り除かれたことを冷却器温度センサ51の検知温度で判定すると、残霜量の少ない冷却器24上部に配置された上部パイプヒータ39は、そのまま通電を継続すると無用に冷却器24を暖めることになるため、通電を停止し、その通電の停止により消費電力の浪費を抑制することができる。また、最後に下部パイプヒータ40とラジアントヒータ15を通電するのは、冷却器24上部から滑落してきた霜とドレンパン33に滑落した霜を確実に融解させるためである。また、図5に示された除霜制御によると、2系統のパイプヒータ41(39、40)を発熱させて冷却器24を加熱した後に、ラジアントヒータ15を発熱させているので、冷却器24とラジアントヒータ15との間の対流が抑制され、ラジアントヒータ15の発熱が無駄に庫内へ侵入することがなくなる。このため、食品の温度上昇を抑制し、食品の品質維持を比較的長期化することができる。
According to the defrost control shown in FIG. 5, the frost can be partially slid down by generating heat from the two pipe heaters 41 (39, 40). Clogging is eliminated. Thereafter, when heating by the
なお、ラジアントヒータ15及び2系統のパイプヒータ41(39、40)の制御を冷却器温度センサ51を複数設けることによって実施しても構わない。また、ラジアントヒータ15と2系統パイプヒータ41の出力バランスであるが、2系統パイプヒータ41の出力はラジアントヒータ15の出力の約半分程度が好ましい。それは、2系統パイプヒータ41の出力が大きいと、霜の滑落が早くなってしまい、ラジアントヒータ15による融解が間に合わなくなり、ドレンパン33に滑落して集積してしまうからである。一方、冷却器24には霜がなくなっているために、2系統パイプヒータ41の熱は冷却器24を効率よく加熱できるため、冷却器24の冷却器温度センサ51が除霜終了温度と判定してしまうおそれがあるためである。
The
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の冷却器周辺を示す側面断面図である。
冷却器24に併設されるパイプヒータ41を冷却器24下部に集中させることにより、2系統のパイプヒータ41を発熱させることで、冷却器下部の霜を短時間に滑落させることができ、そのため、ラジアントヒータ15近傍のフィン間の霜の目詰まりが解消される。この後、ラジアントヒータ15にも加熱を開始すると、ラジアントヒータ15近傍のフィン間の目詰まりが解消しているため、ラジアントヒータ15の発熱が効率よく上昇していくことができる。また、滑落した霜は、ラジアントヒータ15近傍で加熱されるため効率的に融解させることができる。なお、2系統のパイプヒータ41の通電制御は上記の図5のフローチャートによって処理される。ここで、パイプヒータ41は2系統であるが、1系統にしてもよい。その際には、パイプヒータ41は、冷却器24の下部側に配置されたパイプヒータのヒータ密度が上部側に配置されたパイプヒータよりも高くなるように配置される。そのように構成されたパイプヒータ41による除霜制御の例を実施の形態3として説明する。
Embodiment 2. FIG.
FIG. 6 is a side sectional view showing the periphery of the cooler of the refrigerator according to Embodiment 2 of the present invention.
By concentrating the
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の除霜制御の処理を示すフローチャートである。以下、このフローチャートにしたがって制御手段52による除霜制御の処理を説明する。
ステップS1において除霜制御が開始される。除霜制御開始条件は例えば、圧縮機21の積算運転時間が所定時間を経過した場合などである。除霜制御が開始されると、まずステップS2においてパイプヒータ41に通電される。パイプヒータ41の発熱により、冷却器24自体が加熱されていき、ステップS3において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T1になったかどうかを判定する。所定温度T1は例えば0℃以下、−13℃以上であるが、それに限定されるものではない。ステップS3において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T1未満であると判定(N)すると、ステップS3に戻る。ステップS3において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T1以上になったと判定(Y)すると、ステップS4に進み、ラジアントヒータ15に対する通電が開始される。
Embodiment 3 FIG.
FIG. 7 is a flowchart showing a process of defrosting control of the refrigerator according to Embodiment 3 of the present invention. Hereinafter, the process of the defrost control by the control means 52 is demonstrated according to this flowchart.
In step S1, defrost control is started. The defrosting control start condition is, for example, when the accumulated operation time of the
ステップS4の後、ステップS5で冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T2になったかどうかを判定する。所定温度T2は所定温度T1以上であり、かつ例えば5℃である。ステップS5において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T2未満であると判定(N)すると、ステップS5に戻る。ステップS5において、冷却器温度センサ51が所定温度T2以上になったと判定(Y)すると、ステップS6に進み、パイプヒータ41への通電が終了する。ステップS6の後、ステップS7において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T3になったかどうかを判定する。所定温度T3とは例えば14℃であるが、それに限定されるものではない。ステップS7において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T3未満と判定(N)すると、ステップS7に戻る。ステップS7において、冷却器温度センサ51の検知温度が所定温度T3以上と判定(Y)すると、ステップS8にてラジアントヒータ15の通電を終了し、除霜制御を終了する(S9)。
After step S4, it is determined in step S5 whether or not the temperature detected by the cooler temperature sensor 51 has reached a predetermined temperature T2. The predetermined temperature T2 is equal to or higher than the predetermined temperature T1, and is 5 ° C., for example. In step S5, if it is determined (N) that the temperature detected by the cooler temperature sensor 51 is lower than the predetermined temperature T2, the process returns to step S5. If it is determined in step S5 that the cooler temperature sensor 51 has become equal to or higher than the predetermined temperature T2 (Y), the process proceeds to step S6, and energization of the
図7に示された除霜制御によると、パイプヒータ41を発熱させることで、霜を部分的、特に冷却器下部の下を短時間時に滑落させることができ、そのため、冷却器24下部のフィン間の霜の目詰まりが解消される。この後、ラジアントヒータ15による加熱を開始すると、一部のフィン間の目詰まりが解消しているため、ラジアントヒータ15の発熱が効率よく上昇していくことができる。また、滑落した霜はラジアントヒータ15近傍で加熱されるため効率的に融解させることができる。冷却器24からある程度霜が取り除かれたことを冷却器温度センサ51の検知温度に基づいて判定すると、そのまま通電を継続すると無用に冷却器24を暖めることになるため通電を停止し、その通電の停止により消費電力の浪費を抑制している。また、最後にラジアントヒータ15のみ通電するのは、ドレンパン33に滑落した霜を確実に融解させることにある。前記のような除霜制御を行うことで、実施の形態1と同等の効果を1系統のヒータにて実施できるため、安価な冷蔵庫を提供することが可能となる。また、図7に示された除霜制御によると、パイプヒータ41を発熱させて冷却器24を加熱した後に、ラジアントヒータ15を発熱させているので、冷却器24とラジアントヒータ15との間の対流が抑制され、ラジアントヒータ15の発熱が無駄に庫内へ侵入することがなくなるため、食品の温度上昇を抑制し、食品の品質維持を比較的長期化することができる。
According to the defrosting control shown in FIG. 7, the
3 製氷室、4 切替室、5 冷凍室、6 野菜室、7 冷蔵室扉、7A 冷蔵室扉左、7B 冷蔵室扉右、8 製氷室扉、9 切替室扉、10 冷凍室扉、11 冷蔵庫本体、12 冷蔵室、13 野菜室扉、15 ラジアントヒータ、16 ヒーターカバー、21 圧縮機、24 冷却器、32 冷却用ファン、33 ドレンパン、34 排水孔、39 上部パイプヒータ、40 下部パイプヒータ、41 パイプヒータ、42 冷凍室戻り口、51 冷却器温度センサ、52 制御手段、53〜55 駆動回路。 3 ice making room, 4 switching room, 5 freezing room, 6 vegetable room, 7 refrigeration room door, 7A refrigeration room door left, 7B refrigeration room door right, 8 ice making room door, 9 switching room door, 10 freezing room door, 11 refrigerator Main body, 12 Cold room, 13 Vegetable room door, 15 Radiant heater, 16 Heater cover, 21 Compressor, 24 Cooler, 32 Cooling fan, 33 Drain pan, 34 Drain hole, 39 Upper pipe heater, 40 Lower pipe heater, 41 Pipe heater, 42 freezer compartment return port, 51 cooler temperature sensor, 52 control means, 53-55 drive circuit.
Claims (5)
前記冷却器の下方に設けられ、当該冷却器から滴下するドレン水を受容するドレンパンと、
前記冷却器と前記ドレンパンの間に配置されたラジアントヒータと、
金属管及び該金属管の内部に挿入されたヒータを備え、前記冷却器に熱的に接触させて配置されたパイプヒータと、
前記ラジアントヒータ及び前記パイプヒータの通電を制御する制御手段と
を備え、
前記パイプヒータは、前記冷却器の上部側に配置された上部パイプヒータと、前記冷却器の下部側に配置された下部パイプヒータとを備え、これらはそれぞれ独立して通電制御され、
前記制御手段は、除霜運転において、
前記上部パイプヒータ及び前記下部パイプヒータにそれぞれ通電する処理と、
前記ラジアントヒータに通電する処理と、
前記上部パイプヒータの通電を停止する処理と、
前記下部パイプヒータ及び前記ラジアントヒータの通電を停止する処理と
を順次行うことを特徴とする冷蔵庫。 A refrigerant cycle comprising at least a compressor, a condenser, a throttling device and a cooler;
A drain pan provided below the cooler and receiving drain water dripping from the cooler;
A radiant heater disposed between the cooler and the drain pan;
A pipe heater provided with a metal pipe and a heater inserted inside the metal pipe, and arranged in thermal contact with the cooler;
Control means for controlling energization of the radiant heater and the pipe heater,
The pipe heater includes an upper pipe heater disposed on the upper side of the cooler, and a lower pipe heater disposed on the lower side of the cooler, which are independently energized and controlled.
The control means in the defrosting operation,
A process of energizing each of the upper pipe heater and the lower pipe heater;
A process of energizing the radiant heater;
A process of stopping energization of the upper pipe heater;
The refrigerator which performs sequentially the process which stops electricity supply of the said lower pipe heater and the said radiant heater.
前記制御手段は、
前記上部パイプヒータ及び前記下部パイプヒータにそれぞれ通電する処理をし、
前記冷却器の温度が所定温度T1以上になったときに、前記ラジアントヒータに通電する処理をし、
前記冷却器の温度が所定温度T2(但し、T2>T1)以上になったときに前記上部パイプヒータの通電を停止する処理をし、
前記冷却器の温度が所定温度T3(但し、T3>T2)以上になったときに前記下部パイプヒータ及び前記ラジアントヒータの通電を停止する処理をする
ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 Comprising temperature detecting means for detecting the temperature of the cooler;
The control means includes
A process of energizing each of the upper pipe heater and the lower pipe heater,
When the temperature of the cooler is equal to or higher than a predetermined temperature T1, a process of energizing the radiant heater is performed,
A process of stopping energization of the upper pipe heater when the temperature of the cooler is equal to or higher than a predetermined temperature T2 (where T2>T1);
2. The refrigerator according to claim 1, wherein when the temperature of the cooler becomes equal to or higher than a predetermined temperature T <b> 3 (where T <b>3> T <b> 2), a process of stopping energization of the lower pipe heater and the radiant heater is performed.
前記冷却器の下方に設けられ、当該冷却器から滴下するドレン水を受容するドレンパンと、
前記冷却器と前記ドレンパンの間に配置されたラジアントヒータと、
金属管及び該金属管の内部に挿入されたヒータを備え、前記冷却器に熱的に接触させて配置されたパイプヒータと、
前記ラジアントヒータ及び前記パイプヒータの通電を制御する制御手段と
を備え、
前記パイプヒータは、前記冷却器の下部側に配置されたパイプヒータのヒータ密度が上部側に配置されたパイプヒータよりも高くなるように配置され、
前記制御手段は、除霜運転において、
前記パイプヒータに通電する処理と、
前記ラジアントヒータに通電する処理と、
前記パイプヒータの通電を停止する処理と、
前記パイプヒータに通電を停止する処理と
を順次行うことを特徴とする冷蔵庫。 A refrigerant circuit including at least a compressor, a condenser, a throttling device, and a cooler;
A drain pan provided below the cooler and receiving drain water dripping from the cooler;
A radiant heater disposed between the cooler and the drain pan;
A pipe heater provided with a metal pipe and a heater inserted inside the metal pipe, and arranged in thermal contact with the cooler;
Control means for controlling energization of the radiant heater and the pipe heater,
The pipe heater is disposed such that the heater density of the pipe heater disposed on the lower side of the cooler is higher than that of the pipe heater disposed on the upper side,
The control means in the defrosting operation,
A process of energizing the pipe heater;
A process of energizing the radiant heater;
A process of stopping energization of the pipe heater;
The refrigerator which performs sequentially the process which stops electricity supply to the said pipe heater.
前記制御手段は、
前記パイプヒータに通電する処理をし、
前記冷却器の温度が所定温度T1以上になったときに、前記ラジアントヒータに通電する処理をし、
前記冷却器の温度が所定温度T2(但し、T2>T1)以上になったときに前記パイプヒータの通電を停止する処理をし、
前記冷却器の温度が所定温度T3(但し、T3>T2)以上になったときに前記ラジアントヒータの通電を停止する処理をする
ことを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。 Comprising temperature detecting means for detecting the temperature of the cooler;
The control means includes
Processing to energize the pipe heater,
When the temperature of the cooler is equal to or higher than a predetermined temperature T1, a process of energizing the radiant heater is performed,
A process of stopping energization of the pipe heater when the temperature of the cooler is equal to or higher than a predetermined temperature T2 (where T2>T1);
5. The refrigerator according to claim 4, wherein when the temperature of the cooler becomes equal to or higher than a predetermined temperature T <b> 3 (where T <b>3> T <b> 2), the process of stopping energization of the radiant heater is performed.
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