JP5111975B2 - タービンエンジンで使用するノズルセグメントを製作するためのノズルシングレット及びガスタービンエンジン - Google Patents

タービンエンジンで使用するノズルセグメントを製作するためのノズルシングレット及びガスタービンエンジン Download PDF

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Description

本発明は、総括的にはタービンエンジンに関し、より具体的には、タービンエンジンで使用するノズルシングレットを製作するための方法及び装置に関する。
少なくとも幾つかの公知のタービンエンジンは、タービンノズル組立体を含み、タービンノズル組立体は、タービンの周りで円周方向に延びる複数のノズルシングレットを有する。ノズルシングレットは、タービンの様々な段全体にわたって配置されて空気をタービンブレードに向かって下流方向に流すのを可能にする。具体的には、隣接するノズルシングレットは、円周方向に間隔を置いて配置されかつそれを通して高温ガスが流れるスロートを形成するように配向される。スロートの面積は、該スロート面積がスロートから流出する高温ガスの質量流量を決定するのに寄与する要因であるので、異なる公知のエンジン間で又はエンジンの異なる領域内で変化させることができる。スロート面積は、スロート幅に比例する。従って、スロート幅を調整して、スロートに流入する質量流量の該スロートから流出する質量流量に対する比率を制御することができる。
公知のノズルシングレットは一般的に、2つの機械加工シングレットから製作される。これらのシングレットは、内側バンド、外側バンド及びそれらの間で延びる少なくとも1つの翼形部を含むような単体構造部品として鋳造される。次に、エンジン運転時における冷却を可能にするために、ノズルシングレット内に冷却孔が機械加工される。一般的に、冷却孔は、機械加工した各ノズルシングレットについて同一のパターンで機械加工される。ノズルシングレットを形成するようにノズルシングレットを組立てた後に、次に研磨及び/又は機械加工によってノズルシングレットの内側及び外側バンドを成形し直して、エンジンを組立てた時に所望のスロート幅が得られるように翼形部を位置決めする。具体的には、内側及び外側バンドは、円周方向に隣接したノズルシングレットとほぼ同一平面に配置されて所望の翼形部角度を形成するように製作される。スロート幅、従って翼形部角度は、エンジン毎に異なることになるので、内側及び外側バンドは、異なる角度で機械加工することができる。しかしながら、バンドを少なくとも幾つかの所望の翼形部角度に適応させるように機械加工することは、機械加工時に冷却孔が破壊された状態になることを回避するために冷却孔パターンを調整する必要性を生じることになる。
1つの態様では、タービンエンジン用のノズルシングレットを提供する。本ノズルシングレットは、内側バンド、外側バンド及びそれらの間で延びる少なくとも1つの翼形部を含む。本ノズルシングレットはまた、少なくとも1つの第2の冷却孔の列に対してある角度で配向された少なくとも1つの第1の冷却孔の列を含む。少なくとも1つの第1の列及び少なくとも1つの第2の列の配向は、それを配向し直さずに翼形部角度の変化に適応する冷却孔パターンを形成する。
別の態様では、タービンエンジンを提供する。本タービンエンジンは、複数のノズルシングレットを備えたタービンノズル組立体を含む。各ノズルシングレットは、内側バンド、外側バンド及びそれらの間で延びる少なくとも1つの翼形部を含む。各ノズルシングレットはまた、少なくとも1つの第2の冷却孔の列に対してある角度で配向された少なくとも1つの第1の冷却孔の列を含む。少なくとも1つの第1の列及び少なくとも1つの第2の列の配向は、それを配向し直さずに翼形部角度の変化に適応する冷却孔パターンを形成する。
またここでは、タービンエンジン用のノズルシングレットの冷却孔を配向する方法を開示する。この方法は、内側バンド、外側バンド及びそれらの間で延びる少なくとも1つの翼形部を有するノズルシングレットを準備する段階を含む。本方法はまた、少なくとも1つの第1の冷却孔の列を少なくとも1つの第2の冷却孔の列に対してある角度で配向する段階を含む。少なくとも1つの第1の列及び少なくとも1つの第2の列の配向は、それを配向し直さずに翼形部角度の変化に適応する冷却孔パターンを形成する。
下記の装置及び方法はシングレットに関して記載しているが、本発明は、シングレットに限定されるものではなく、むしろ、ダブレット及び/又はあらゆる他のノズルセグメントにも適用することができる。
図1は、例示的なガスタービンエンジン10の概略図である。エンジン10は、低圧圧縮機12、高圧圧縮機14及び燃焼器組立体16を含む。エンジン10はまた、直列軸流関係で配置された高圧タービン18及び低圧タービン20を含む。圧縮機12とタービン20とは、第1のシャフト21によって連結され、また圧縮機14とタービン18とは、第2のシャフト22によって連結される。
図2は、ガスタービンエンジン10で使用することができるタービンノズル組立体24の拡大断面図である。1つの実施形態では、複数のタービンノズルシングレット32は、互いに円周方向に当接されてタービンノズル組立体24を形成する。この実施形態では、各ノズルシングレット32は、翼形ベーン36と一体形に形成された外側バンド38及び対向する内側バンド40を含む。従って、この例示的な実施形態では、ノズル組立体24は、複数の円周方向に間隔を置いて配置された翼形ベーン36を含み、翼形ベーン36は半径方向外側バンド又はプラットフォーム38及び対向する半径方向内側バンド又はプラットフォーム40によって互いに結合される。
外側バンド38は、前面又は上流面42、後面又は下流面44及びそれらの間で延びる半径方向内面46を含む。内側バンド40もまた、前面又は上流面48、後面又は下流面50及びそれらの間で延びる半径方向内面52を含む。内面46及び52は、燃焼ガスがタービンノズル組立体24を通って流れる流路を形成する。1つの実施形態では、燃焼ガスは、ノズル組立体24を通って高圧タービン18及び/又は低圧タービン20のような下流側タービンに向かって流れる。より具体的には、燃焼ガスは、タービンノズルシングレット32間をタービンロータブレード34に向かって流れ、タービンロータブレード34が、高圧タービン18及び/又は低圧タービン20を駆動する。
図3は、タービンノズル組立体24で使用することができるノズルシングレット32の斜視図である。この例示的な実施形態では、ノズルシングレット32は、外側バンド38及び内側バンド40間で延びる1つの翼形ベーン36を含む。翼形ベーン36、内側バンド40及び外側バンド38は各々、エンジン運転時にノズルシングレット32を冷却するのを可能にする複数の冷却孔60を含む。
図4は、ノズル組立体24で使用することができる2つの翼形ベーン36の概略平面図である。翼形ベーン36は各々、ノズルシングレット32の後方端部70に対してある角度で配向されてスロート面積Aを形成する。具体的には、第1の翼形部72及び第2の翼形部74は各々、角度αで配向される。角度αを調整することによって、スロート幅Wを増大又は縮小させ、これによりスロート面積Aを増加又は減少させることができる。具体的には、スロート面積Aを増加させることにより、翼形部72及び74間を流れる空気の質量流量を増加させることが可能になり、またスロート面積Aを減少させることにより、翼形部72及び74間を流れる空気の質量流量を減少させることが可能になる。
図5a〜図5cは、ノズルシングレット32で使用することができる公知の内側バンド40の概略平面図である。具体的には、図5a〜図5cは、翼形部36の周りでの内側バンド40上における冷却孔60の例示的な配向を示す。図5a〜図5cは、内側バンド40の冷却孔60を示しているが、外側バンド38の冷却孔60の構成は、内側バンド40の構成と実質的に同一とすることができ、従って、以下の説明は、外側バンド38にも適用されることになることを理解されたい。この例示的な実施形態では、冷却孔60は、内側バンド40の前方端部82内に機械加工された複数の前方冷却孔80と、内側バンド40の第1の円周方向に間隔を置いて配置された側部86内に機械加工された複数の第1の側部冷却孔84と、内側バンド40の第2の円周方向に間隔を置いて配置された側部90内に機械加工された複数の第2の側部冷却孔88とを含むパターンで配置される。
図5a〜図5cに示すように、冷却孔60は、内側バンド40をノズル組立体24内部に適合するように機械加工した後におけるものとして示している。具体的には、冷却孔60は、ノズルシングレット32をノズル組立体24内部に配向する前に内側バンド40内に機械加工される。公知のノズル組立体では、該ノズル組立体内部の冷却孔60のパターンは、組立てられる各ノズルシングレット32において同一である。翼形部角度αを調整するために、内側バンド40は、ノズル組立体24内部に設置する前に機械加工される。具体的には、翼形部角度αに対して調整を行うために、内側バンド40は、ノズル組立体24内部に複数の隣接するノズルシングレット32を嵌合するのを可能にするように成形し直される。
図5aは、元の内側バンド40を示しており、ここでは翼形部角度αは調整されていない。翼形部角度αが調整されていないので、図5aに示す冷却孔60の全ては、内側バンド40の内部にそのままの状態で残っている。これと対照的に、図5bは成形し直した内側バンド40を示しており、ここでは翼形部角度αは、より大きなスロート面積Aを形成するように増大されている。とりわけ、前方冷却孔80の幾つかは、内側バンド40から取り除かれている。さらに、図5cは、成形し直した内側バンド40を示しており、ここでは翼形部角度αは、スロート面積Aを減少させるように縮小されている。とりわけ、前方冷却孔80の幾つかは、内側バンド40から取り除かれている。
図5a〜図5cで示すように、翼形部角度αの調整により、内側バンド40全体にわたって冷却孔60のパターンを変更する必要性が生じることになる。従って、ノズルシングレット32の製造は、一層高価かつ人手がかかるものになる。
図6は、ノズルシングレット32で使用することができる例示的な内側バンド40の概略平面図である。具体的には、内側バンド40では、冷却孔60は、翼形部36の周りにV字形パターンで配向される。図6は、内側バンド40の冷却孔60を示しているが、外側バンド38内部の冷却孔60の配向は、内側バンド40の配向と実質的に同一とすることができることを理解されたい。従って、以下の説明は、外側バンド38にも適用されることになる。この例示的な実施形態では、冷却孔60は、内側バンド40が該内側バンド40の前方端部82内に配向された2つの第1の冷却孔60の列100を含むようなパターンで配向される。別の実施形態では、第1の冷却孔60の列100は、該冷却孔60が本明細書に記載するように機能するのを可能にする、内側バンド40のあらゆる好適な位置に配向される。さらに別の実施形態では、内側バンド40は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にする、あらゆる好適な数の第1の列100を含む。さらに、第1の列100は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にする、あらゆる数の冷却孔60を含むことができる。この例示的な実施形態では、第1の列100は、前方端部82に対して傾斜角度βで配向される。第1の列100が、内側バンド40の異なる位置に配置された別の実施形態では、第1の列100は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にする、内側バンド40のあらゆる端部に対するあらゆる角度で配向される。
この例示的な実施形態では、内側バンド40はまた、該内側バンド40の前方端部82内に配置された2つの第2の冷却孔60の列110を含む。別の実施形態では、第2の冷却孔60の列110は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にする、内側バンド40のあらゆる好適な位置に配置される。別の実施形態では、内側バンド40は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にする、あらゆる好適な数の第2の列110を含む。さらに、第2の列110は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にする、あらゆる数の冷却孔60を含むことができる。この例示的な実施形態では、第2の列110は、前方端部82に対して傾斜角度βで配向される。第2の列110が内側バンド40の異なる位置に配置された別の実施形態では、第2の列110は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にする、内側バンド40のあらゆる端部に対するあらゆる角度で配向される。
角度β及びβは、翼形部36を回転させた後に第1の列100又は第2の列110内部に形成されたあらゆる冷却孔60を取り除かずに、内側バンド40を機械加工するのを可能にするあらゆる角度である。具体的には、翼形部36は、ノズル組立体24を組立てる前に配向されて該ノズル組立体24内部に所望のスロート幅Wを形成する。翼形部36を所望の角度に配向した後に、前方端部82を含む内側バンド40の端縁部は、冷却孔60を取り除かずに機械加工することができて、円周方向に隣接したノズルシングレット32に対して各ノズルシングレット32をほぼ同一平面に配置してほぼ均一な円周方向ノズル組立体24を形成することができるようになる。従って、第1及び第2の冷却孔の列100及び110の配向の位置により、冷却孔60のパターンを設計し直す必要なしにノズルシングレット32を機械加工して、翼形部36間に所望のスロート面積Aを形成することができるようになる。
この例示的な実施形態では、冷却孔の第1の列100及び冷却孔の第2の列110は、第1の列100の各々が第2の列110の1つとの間で冷却孔120を共有するように配向される。別の実施形態では、あらゆる数の第1の列100は、第2の列110の1つとの間で冷却孔60を共有することができる。さらに、別の実施形態では、第1の列100のどれも、第2の列110のいずれかとの間で冷却孔60を共有しない。さらに、この例示的な実施形態では、第1の列100の1つは、第2の列110の1つよりもより多くの数の冷却孔60を有する。別の実施形態では、第1の列100及び/又は第2の列110は、本明細書に記載するようにノズルシングレット32を冷却するのを可能にするあらゆる好適な数の冷却孔60で形成される。
この例示的な実施形態では、2つの平行な第1の冷却孔の列100を示している。別の実施形態では、内側バンド40は、2つよりも多い平行な第1の列100を含む。さらに別の実施形態では、第1の列100は平行でなく、むしろ、その各々が異なる角度βで配向される。さらに、この例示的な実施形態では、2つの平行な第2の冷却孔の列110を示している。別の実施形態では、内側バンド40は、2つよりも多い平行な第2の列110を含む。さらに別の実施形態では、第2の列110は平行でなく、むしろ、その各々が異なる角度βで配向される。
上記の方法及び装置により、隣接するシングレット間にあらゆる所望のスロート面積を形成するように配向することができる翼形部を備えたノズルシングレットを製造することが可能になる。具体的には、ノズルシングレットの内側及び外側バンド上での冷却孔の配向により、冷却孔パターンを設計し直しかつ穿孔し直す必要なしに、翼形部を回転させかつ内側及び外側バンドを機械加工することが可能になる。
具体的には、翼形部は、ノズル組立体を組立てる前に角度を付けて、ノズル組立体内部に所望の面積を形成させることができる。翼形部に角度を付けた後に、内側バンドの端縁部は、なんらの冷却孔も取り除かずに機械加工することができる。従って、第1及び第2の冷却孔の列の配向は、翼形部角度の変化に適応するように設計し直すこと及び/又は穿孔し直すことを必要としない単一の冷却孔パターンを形成する。
1つの実施形態では、タービンエンジン用のノズルシングレットの冷却孔を配向する方法を提供する。本方法は、内側バンド、外側バンド及びそれらの間で延びる少なくとも1つの翼形部を有するノズルシングレットを準備する段階を含む。本方法はまた、少なくとも1つの第1の冷却孔の列を少なくとも1つの第2の冷却孔の列に対してある角度で配向する段階を含む。少なくとも1つの第1の列及び少なくとも1つの第2の列の配向は、それを配向し直さずに翼形部角度の変化に適応する冷却孔パターンを形成する。
本明細書で使用する場合、単数表現でなくかつ数詞のない表現で記載した要素又は段階は、そのような排除を明確に示していない限り、複数のそのような要素又は段階を排除するものではないことを理解されたい。さらに、本発明の「1つの実施形態」という表現は、記載した特徴にさらに組み入れた付加的な実施形態の存在を排除するものとして解釈することを意図するものでない。
本明細書に記載した装置及び方法は、ガスタービンエンジン用のノズルシングレットに関して説明しているが、本装置及び方法は、ガスタービン又はノズルシングレットに限定されるものではないことを理解されたい。同様に、例示したガスタービンエンジン及びノズルシングレット構成部品は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、ガスタービンエンジン及びノズルシングレットの両方の構成部品は、本明細書に記載した他の構成部品から独立してかつ別個に利用することができる。
様々な特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明が特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の改良で実施することができることは当業者には分かるであろう。
例示的なガスタービンエンジンの概略図。 図1に示すガスタービンエンジンで使用することができるタービンノズル組立体の拡大断面図。 図2に示すタービンノズル組立体で使用することができるノズルシングレットの斜視図。 図2に示すタービンノズル組立体で使用することができる2つの翼形ベーンの概略平面図。 図3に示すノズルシングレットで使用することができる公知の内側バンドの概略平面図。 図3に示すノズルシングレットで使用することができる公知の内側バンドの概略平面図。 図3に示すノズルシングレットで使用することができる公知の内側バンドの概略平面図。 図3に示すノズルシングレットで使用することができる例示的な内側バンドの概略平面図。
符号の説明
10 ガスタービンエンジン
12 低圧圧縮機
14 高圧圧縮機
16 燃焼器組立体
18 高圧タービン
20 低圧タービン
21 第1のシャフト
22 第2のシャフト
24 タービンノズル組立体
32 ノズルシングレット
34 ロータブレード
36 翼形部
38 外側バンド又はプラットフォーム
40 内側バンド
42 前面又は上流面
44 後面又は下流面
46 内面
48 前面又は上流面
50 後面又は下流面
52 内面
60 冷却孔
70 後方端部
72 第1の翼形部
74 第2の翼形部
80 前方冷却孔
82 前方端部
84 第1の側部冷却孔
86 円周方向に間隔を置いて配置された側面
88 第2の側部冷却孔
90 円周方向に間隔を置いて配置された側面
100 第1の列
110 第2の列
120 冷却孔

Claims (8)

  1. タービンエンジン(10)用のノズルシングレット(32)であって、
    内側バンド前方端部(82)を備える内側バンド(40)、外側バンド前方端部を備える外側バンド(38)及び該内側バンド(40)と該外側バンド(38)との間で延びる1つの翼形部(36)と、
    少なくとも1つの第2の冷却孔(120)の列(110)に対してある角度で配向された少なくとも1つの第1の冷却孔(60)の列(100)と、を含み、
    前記少なくとも1つの第1の冷却孔(60)の列(100)及び少なくとも1つの第2の冷却孔(120)の列(110)は、前記内側バンド及び前記外側バンドの少なくとも1つの前方端部内に配置され、
    前記第1の冷却孔(60)の列(100)の1つが、前記第2の冷却孔(120)の列(110)の1つとの間で冷却孔を共有して、該第1及び第2の冷却孔の列がV字形パターンで配向されている
    ことを特徴とする、ノズルシングレット(32)。
  2. 前記第1の冷却孔(60)の列(100)の少なくとも1つが、前記第2の冷却孔(120)の列(110)の少なくとも1つよりも多くの数の冷却孔を含む、請求項1記載のノズルシングレット(32)。
  3. 前記第1の冷却孔(60)の列(100)が複数であり、該複数の第1の冷却孔(60)の列(100)が互いにほぼ平行である、請求項1記載のノズルシングレット(32)。
  4. 前記第2の冷却孔(120)の列(110)が複数であり、該複数の第2の冷却孔(120)の列(110)が互いにほぼ平行である、請求項1記載のノズルシングレット(32)。
  5. 複数のノズルシングレット(32)を備えたタービンノズル組立体(24)を含み、各ノズルシングレットが、
    内側バンド前方端部(82)を備える内側バンド(40)、外側バンド前方端部を備える外側バンド(38)及び該内側バンド(40)と該外側バンド(38)との間で延びる1つの翼形部(36)と、
    少なくとも1つの第2の冷却孔(120)の列(110)に対してある角度で配向された少なくとも1つの第1の冷却孔(60)の列(100)と、を含み、
    前記少なくとも1つの第1の冷却孔(60)の列(100)及び少なくとも1つの第2の冷却孔(120)の列(110)は、前記内側バンド及び前記外側バンドの少なくとも1つの前方端部内に配置され、
    前記第1の冷却孔(60)の列(100)の1つが、前記第2の冷却孔(120)の列(110)の1つとの間で冷却孔を共有して、該第1及び第2の冷却孔の列がV字形パターンで配向されている
    ことを特徴とする、タービンエンジン(10)。
  6. 前記第1の冷却孔(60)の列(100)の少なくとも1つが、前記第2の冷却孔(120)の列(110)の少なくとも1つよりも多くの数の冷却孔を含む、請求項5記載のタービンエンジン(10)。
  7. 前記第1の冷却孔(60)の列(100)が複数であり、該複数の第1の冷却孔(60)の列(100)が互いにほぼ平行である、請求項5記載のタービンエンジン(10)。
  8. 前記第2の冷却孔(120)の列(110)が複数であり、該複数の第2の冷却孔(120)の列(110)が互いにほぼ平行である、請求項5記載のタービンエンジン(10)。
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