JP5111749B2 - リモート配線ハブの自動交差接続システムを分解する装置 - Google Patents

リモート配線ハブの自動交差接続システムを分解する装置 Download PDF

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Description

本発明は、リモート・ハブで電話サービスに接続性を提供することに関する。具体的に言うと、本発明は、リモート・ハブで加入者回線と給電線の間に配置されたアナログ交差接続スイッチの設計および実施に関する。
電話(たとえば、POTSおよびDSL)サービスの電話サービス・プロバイダは、サービスの加入者からサービス・プロバイダの電話局(CO)への接続性を提供する外部プラントを使用する。外部プラントに使用される最も一般的な媒体は、銅線ループ(copper loop)である。銅線ループは、通常、加入者の構内にある網インターフェース・デバイス(NID)で終端される前に、マンホール、配線キャビネット、ペデスタル、および電柱を介してCOから加入者宅へトラバースする。
マンホールおよびキャビネットは、配線の主要な集中場所を表す。各キャビネットまたはマンホール(すなわち、リモート・ハブ)は、通常は、約500軒の家庭をサービスする。各家庭は、サービス・プロバイダの実践に応じて、約3対から5対の銅線を用いて配線される。したがって、約1500本から2500本の加入者回線が、そのようなリモート・ハブで終端される可能性がある。しかし、すべての加入者回線がアクティブになる可能性は低い。したがって、コストと実用上の理由から、より少量のワイヤ(すなわち、給電線)が、リモート・ハブと電話局の間に敷設される。
従来のリモート・ハブには、2つのフレームすなわち、家庭(加入者構内(subscriber premise))からの複数の加入者回線を終端するフレームと、電話局からの複数の給電線を終端するフレームが含まれる。この2つのフレームの間の配線接続は、加入者から電話局へのエンドツーエンド接続性を提供し、これによって従来の電話サービスを提供するために行われる。現在の実践では、そのような配線接続が、ハブに現場担当者を派遣することによって手作業で実行される。
従来の電話サービスに加えて、サービス・プロバイダは、現在、ブロードバンド・アクセス(たとえば、ビデオおよびデータ)を加入者に提供する手段として、ディジタル加入者回線(DSL)アクセスを実施している。最大レートを達成するために、DSLサービス・プロバイダは、ますます、リモート・ハブにDSLAM(ディジタル加入者線アクセスモデム、digital subscriber line access modem)を配置し、これによって加入者構内までの銅線ループの距離を減らし、DSLサービスの速度を増やす。しかし、ブロードバンド・アクセス市場は、さまざまテクノロジ(たとえば、DSL、ケーブル、ファイバなど)を用いて同一の市場で競争する多数のサービス・プロバイダがあり、非常に競争的である。この競争的な市場が、そのようなブロードバンド・サービスに関する高い加入者の解約(churn)(すなわち、転向)率をもたらした。DSLサービスのすべての「解約」は、通常、リモート・ハブの接続を配線しなおすための現場技術者の派遣を伴う。派遣は、コストがかかると同時に時間がかかり、サービス・プロバイダは、できる限りこの派遣を減らすことを望む。1つの方法は、これらのハブでアナログ信号を切り替える自動交差接続(automatic cross−connect、AXC)システムを配置することである。そのようなAXCは、ネットワーク・オペレーション・センタの技師がリモート・コントロールすることができる。
アナログ信号を切り替える際に、交差接続を介する接続は、かなりの量の電流(たとえば、250〜300ミリアンペア)を担持できなければならない。さらに、停電の場合にリモート・ハブで接続性構成を維持し、これによって、緊急サービス呼(たとえば、911呼び出し)を保証しなければならない、
上の2つの要件を満足するアナログ交差接続を作る従来技術の技法の1つが、微小電気機械システム(MEMS)などの電気機械リレー・システムを使用することである。現在のMEMSテクノロジは、80ピン・チップでの約50個のダブルポスト(double−posts)単投リレーの実装を可能にする。各MEMSチップは、約19mm(3/4”)×19mm(3/4”)のサイズを有し、自動交差接続スイッチ(AXC)の普通の279mm(11”)×457mm(18”)基板に、約150個のこのチップと制御回路および内部接続回路を収容することができる。
MEMSテクノロジを用いる場合であっても、コストと空間が、リモート・ハブでのAXCの配置における主要な考慮事項である。サービス・プロバイダは、それでも、より高いカバレッジを提供するがコストの高い大きいシステムまたはコストが低いがより低いカバレッジを提供する小さいシステムのどちらを配置するかという問題に直面する。これらの考慮事項を与えられて、交差点の数を減らし、したがってAXCのMEMS交差接続チップの数を減らし、これによってAXCスイッチのコスト要件および空間要件の両方を減らすことが非常に望ましい。
米国特許出願第__号明細書(整理番号LCNT/CHU 8−13−8)
したがって、本発明人は、リモート・ハブへの派遣を減らすのを助ける装置の必要を認識した。
一実施形態で、アナログ交差接続(AXC)スイッチを配置して、ハブの交差接続の個数をさらに減らす。AXCは、リモート・コントロールの下で加入者回線を給電線に交差接続し、これらの回線に関する派遣が不要になる。
交差点削減の第1ステップは、回線グループ(第1回線、第2回線など)の普及率(penetration rate)および解約率に従ってAXCを配置することである。加入者回線の各グループは、別々に評価され、配置判断に、加入者回線を給電線に直接に接続すること、加入者回線をAXCスイッチに接続すること、または加入者回線グループをハブで終端することが含まれ、終端された回線は、必要に応じて、派遣を介して給電線に接続される。
一実施形態で、AXCをより小さいが別々のスイッチング・モジュールに区分することによって、交差点のさらなる削減を達成することができる。この削減は、AXCにより多数の給電線を接続することを犠牲にして得られる。
規範的な構成のAXCスイッチのさらなる削減を、AXCを2つのサブシステムに分解することによって提供することができる。分解されたシステムは、オリジナル・システムよりはるかに少数の交差点を有し、これによって、より低いコストを有し、より少ない空間を必要とする。より低いコストおよび空間の削減は、両方ともリモート・ハブのクリティカルな特徴である。
本発明のもう1つの実施形態では、分解されたサブシステムの1つが、スプリッタに置換され、必要な交差点の数がさらに減る。この2つの実施形態の間のトレードオフは、スプリッタのコスト対AXCスイッチのコストである。
AXCスイッチの交差点の個数のさらなる削減を、AXCスイッチを区分することによって提供することができる。区分は、分解されていないAXCスイッチまたは分解されたAXCスイッチのどちらに対しても実行することができる。区分の方法を、分解された実施形態に関して例示的に実践して、交差点の個数をさらに減らすことができるが、より多くのDSLAMポートまたはより低いカバレッジ率(coverage rate)が犠牲になる。
本発明は、POTSサービス、DSLサービス(回線共用ありまたはなし)、および統合POTS/DSL解決策を提供するハブに適用可能である。したがって、本発明は、交差接続点およびスイッチのサイズを減らすことによってハブでの空間制約を軽減するのを助ける。
本発明の教示は、添付図面と共に次の詳細な説明を検討することによってすぐに理解することができる。
本発明の理解を容易にするために、可能な場合には同一の符号を使用して、複数の図面に共通する同一の要素を指定した。さらに、特に指定されない限り、符号に関連するアルファベットの添字は、1を超える整数を表す。
本発明は、その接続静特性に基づいてスイッチ(すなわち、自動交差接続(AXC)スイッチ)を分解する方法および装置を提供する。本発明は、POTS(一般電話システム、plain old telephone system)サービスおよびディジタル加入者回線(DSL)サービス用の特定のハブに配置されなければならないAXCの最適設計を判定することができる。
さらに、本発明は、1つのスイッチを複数のスイッチング・モジュールに分解する。それを行うことによって、交差点の個数が大幅に減る。その結果、AXCのコストおよびサイズの両方も減り、これは、ハブでのそのようなスイッチの配置のクリティカルな要因である。
本発明は、AXCスイッチ・テクノロジ(とりわけ、ロボティックス、MEMS)と、他のスイッチ構成の中でもフル・マトリックス、3ステージClos(たとえば、SNB(strictly non−blocking、厳密な非遮断)構成、AR(rearrangeable、再配置可能)構成、およびWSNB(wide−sense non−blocking、広義の非遮断)構成の使用によるなど、各スイッチング・モジュールがどのように実装されるかとに独立である。本発明は、POTSサービス、DSLサービス(回線共用ありまたはなし)、およびその組合せ(すなわち、統合サービス)に適用可能である。
図1に、本発明をサポートするのに適する例示的な電話網環境100のブロック図を示す。網100は、例示的に、クライアント(顧客)にPOTSサービスおよびディジタル加入者回線(DSL)サービスを提供する電話サービス・プロバイダ(SP)網として示されている。網100には、リモート・ハブ120を介して電話交換機170および/またはパケット交換網150(たとえば、インターネット)に選択的に結合される複数の加入者構内102から102(集合的に加入者構内102)が含まれる。
具体的に言うと、各加入者構内102に、POTSサービスおよび/またはDSLサービスに加入するための従来のアナログ機器およびディジタル機器(たとえば、電話機、コンピュータ・デバイス、および類似物)が含まれる。各加入者構内102は、下で詳細に説明するように、1つまたは複数の加入者回線111を介してリモート・ハブ120に結合されている。たとえば、POTSサービスを受ける加入者は、例示的に、電話回線107を介して加入者回線111(すなわち、「銅線ループ」)に結合された1つまたは複数の電話機104を有し、この加入者回線111は、サービス・プロバイダのリモート・ハブ120に結合されている。加入者構内102の各加入者回線は、アクティブ化された場合に、一意の電話番号に関連付けられることに留意されたい。
人間の音声は、少量の帯域幅だけを必要とする。ほとんどの電話網は、音声チャネルをサポートするために4KHzの帯域幅を割り振る。しかし、銅線ループは、4KHzよりはるかに多くの帯域幅をサポートすることができる。この余分の帯域幅を利用することによって、銅線ループを使用して、変調器および復調器(モデム)の使用を介して高速データを搬送することができる。加入者銅線ループで使用されるモデムを、ディジタル加入者回線(DSL)モデムと称する。
DSLサービスの加入者は、DSL回線109を介するDSLモデム108に結合されたコンピュータ・デバイス106(たとえば、ラップトップ機、デスクトップ機、またはディジタル情報を処理できる他のコンピュータ・デバイス)を使用することができる。DSLモデム108は、パケット化された情報を、加入者回線111を介する転送用のアナログ信号に変調することによって、加入者回線111への接続性を提供する。このテクノロジの継続する進歩を表す多数のバージョンのDSLモデムがある。現在最も優勢なDSLモデムは、ADSL(非対称DSL)であり、これは26KHzから1.1MHzで動作する。ADSLでは、ほとんどの消費者が、インターネットにアクセスする時に送信するより多量のデータを受信するので、ダウンストリーム方向のデータ速度がアップストリーム方向と異なる。ADSLの次世代を、一般に、VDSL(超高速DSL)と称する。VDSLは、138KHzから12MHzで動作する。VDSLは、ダウンストリーム・トラフィックに51.84Mbps、アップストリーム・トラフィックに2.3Mbpsの最大データ・レートを有する。
ADSLおよびVDSLの両方が、POTSが周波数分割多重化を介してこれらと同一の回線を共用できるように設計されている。本発明の説明および実装において、DSLサービスは、単一の加入者回線111だけで提供される。すなわち、加入者構内102ごとに、1つのDSLモデム108だけが設けられる。
POTSサービスおよびDSLサービスの両方を受ける加入者について、1つの低域フィルタ(LPF)112および高域フィルタ(HPF)114を有するスプリッタ110が、加入者の構内102に設置される。図1からわかるように、電話機からの音声トラフィックは、電話回線107を介してLPF 112に結合され、DSLモデム108からのデータ・トラフィックは、DSL回線109を介してHPF 114に結合される。したがって、スプリッタ110の存在は、単一の加入者回線111を介する両方のタイプのサービス(POTSおよびDSL)に対処する。
リモート・ハブ120は、複数の加入者構内102にサービス接続性を提供する、近くの適当な位置(たとえば、他の位置の中でも、マンホール、電柱、キャビネット)に設置される。各ハブ120に、例示的に、少なくとも1つの交差接続スイッチ122が含まれ、任意選択として、図1に示されているように、DSLサービスが提供される場合に、DSLAM(ディジタル加入者線アクセスモデム、digital subscriber line access multiplexer)130を含めることができる。AXCスイッチ122は、POTSサービスとDSLサービスの両方について加入者構内102の間でのアナログ信号の転送を容易にすることができる。
具体的に言うと、リモート・ハブ120に、加入者構内102からの加入者回線111ならびに電話局160からの給電線123を終端する2つの終端フレーム(termination frame)124および124(集合的に終端フレーム124)が含まれる。通常、終端フレーム124は、数千本の加入者回線および給電線を終端し、交差接続することができる。
回線の適当な配線接続(すなわち、交差接続点)126が、2つのフレーム124の間で行われて、加入者構内102から電話局160へのエンドツーエンド接続性がもたらされる。交差接続点126の少なくとも一部は、自動交差接続(AXC)スイッチ122などの1つまたは複数のスイッチを介して提供することができ、ここで、pは、0より大きい整数である。加入者構内1 102と第1終端フレーム124の間に単一の加入者回線だけが図示されているが、当業者は、この単一の加入者回線111が、信号線対を表すことを認めるであろう。さらに、加入者構内1 102とAXCスイッチ122の間に1つの加入者回線対111だけが図示されているが、当業者は、単一のAXCスイッチ122を、たとえば数百本の加入者回線(対)111に結合できることを認めるであろう。実際に、通常は、各加入者構内(世帯)102への3〜5対の加入者回線があるので、単一のハブが、1500本から2500本の加入者回線111を終端する場合がある。
同様に、第2の終端フレーム124と電話局160の間に単一の給電線123だけが図示されているが、当業者は、この単一の給電線123も信号線対を表すことを認めるであろう。さらに、単一のAXCスイッチ122と電話局160の間に1つの給電線対123だけが図示されているが、当業者は、単一のAXCスイッチ122を、たとえば、後に電話局160に経路設定される数百本の給電線(対)123に結合できることを認めるであろう。
回線共用オプションを実施する(すなわち、ハブがDSLサービスも容易にする)時に、リモート・ハブ120のDSLAM 130は、AXCスイッチ122の加入者回線側111と給電線側123の間のアクセス・ポイント126として接続される。図1に示された1つの実施形態では、DSLAM 130に、スプリッタ140、DSLモデム132、およびオプションのルータ134が含まれる。スプリッタ140に、他の加入者構内102への経路設定のために低周波数の音声(POTS)信号を電話交換機170に渡すLPFフィルタ142が含まれる。
具体的に言うと、LPF 142は、電話機104とスプリッタ140の間のスペクトルが、0KHzから4KHzまでだけで動作することを保証する。スプリッタ140には、DSLモデム108とハブ120のスプリッタ140の間のスペクトルが高周波帯域だけで動作することを保証するHPFフィルタ144も含まれる。HPF144は、高周波数DSL信号をDSLモデム132に渡し、ここで、受け取られたDSLアナログ信号が、パケット化された形(たとえば、IPパケット)に復調され、経路設定のためにルータ134に転送される。ルータ134は、インターネット150、イントラネット、またはその組合せなどのパケット交換網に関連する高速データ回線129を介して、パケット化された情報を特定の宛先ノードに転送する。
スプリッタ140が、例示的に、DSLAM 130内で実施されるものとして示されているが、当業者は、スプリッタ140を、例示的にDSLAM 130に近い位置の、別々のフィルタリング・ユニットとしてハブ120内の他所に設置できることを諒解するであろう。
AXCスイッチ122は、リモート・ハブ120で、さまざまな形で実装することができる。たとえば、M個の入力ポートおよびN個の出力ポートを有する交差接続スイッチ122を与えられれば、最も単純な実装は、M×N個の交差点の長方形アレイからなるフル・マトリックスである。N個の入力およびN個の出力を有する交差接続について、N個の交差点がある。このアーキテクチャは、大量の加入者回線および給電線がスイッチで接続されている場合に非効率的である。このアーキテクチャは、交差点の個数がN個の入出力に関して二次で増えるので、スケーラブルでもない。しかし、その極度に単純な構成のゆえに、このアーキテクチャは、通常、異なるスイッチ・サイズおよびアーキテクチャを比較する際のベンチマークとして使用される。
その代わりに、ノンブロッキング・スイッチのClosスイッチング・アーキテクチャは、はるかに少ない交差点を必要とする。当技術分野で従来から既知のように、Closスイッチは、複数のステージからなり、最も単純なものは3つのステージを有する。例示的な3ステージClos網を基本構成要素として使用して、マルチステージ・アーキテクチャを開発することができる。ステージの数が増えるにつれて、大きいNに関するより多くの削減を達成することができる。しかし、追加ステージのそれぞれについて、ステージ間の配線の追加コストならびにスイッチの成功裡のステージを介する経路設定のためのより複雑な制御アルゴリズムの必要がある。また、各ステージは、信号に減衰を追加し、これによって、実現可能なステージの個数に対する実用的な限度が課せられる。Clos網は、唯一のスイッチング・アーキテクチャではない。他のスイッチング・アーキテクチャが可能であり、そのそれぞれが別個の特性を有する。
さらに、3タイプのノンブロッキング(非遮断)・スイッチがある。第1のタイプは、SNBスイッチである。SNBスイッチに関して、ユーザは、スイッチの現在の状態にかかわらず、現在の接続を乱さずに、必ず新しい接続を確立することができる。第2のタイプのスイッチが、AR(再配置可能)スイッチである。ARスイッチに関して、ユーザは、必ず新しい接続を確立することができる。しかし、ユーザは、新しい要求に対処するために、現在の接続の一部を再配置しなければならない場合がある。第3のタイプのスイッチが、WSNBスイッチである。各WSNBに関連するのが、経路設定アルゴリズムであり、これは、そのスイッチを介する接続を確立するのに使用される。WSNBスイッチについて、ユーザは、前の接続が指定されたアルゴリズムを使用して経路設定されている限り、現在の接続を乱さずに必ず新しい接続を確立することができる。これらのノンブロッキング・タイプ・スイッチは、3ステージClosスイッチ内で実施される時に、入力(または出力)ポート数が36を超える場合に、フル・マトリックス・スイッチより少数の交差点を必要とする。
AXCスイッチ122は、当技術分野で従来から既知のように、ロボティックス、リレー、好ましい実施形態では微小電気機械システム(MEMS)によって形成することができる。どの実施形態でも、AXC 122は、250から300ミリアンペアの電流レベルをサポートしなければならず、これによって、MEMSチップの配線および微細化されたリレーの最小サイズが決まる。しかし、本発明は、テクノロジおよびAXCモジュールを実装する形(フル・マトリックス、3ステージClos SNB、3ステージClos AR、その他)から独立である。
サービス・プロバイダの電話局(CO)160に、コントローラ162および電話交換機170が含まれる。電話交換機は、POTSサービスに関連する音声信号を、従来から既知の形で加入者構内102の間で経路設定する。
具体的に言うと、コントローラ162は、リモート・ハブ120にあるAXCスイッチ122に接続される。一実施形態で、給電線123の1つを使用して、ハブ120への接続性を提供することができる。代替案では、DSLAMでの一体化されたルータを使用することができる。コントローラ162を介して、CO 160にいるサポート担当者が、AXCスイッチ122に接続された加入者回線を、同一のAXCに接続された給電線に交差接続することができる。この能力によって、SPが、リモート・ハブ120で回線を手作業で相互接続するための派遣の回数を大幅に削減できるようになる。
コントローラ162が実行するもう1つの機能が、AXCのサイズと、AXCスイッチ122に接続されなければならない加入者回線および給電線の特定のセットとを含む、特定のハブの1つまたは複数のAXCスイッチ122の最適構成をサービス・プロバイダに推奨することである。この推奨は、他の考慮事項の中でも、そのハブでのサービスの加入率および解約率、派遣のコストなどの多数の要因に基づくものである。
たとえば、派遣オフィスから遠くに位置するハブは、通常、高い派遣コストを有する。したがって、ハブ120でのAXC 122の配置は、より魅力的である。この第2の機能は、AXCへの接続性を必要としない、オフライン機能である。コントローラ162およびハブでの接続性の最適化の詳細な理解については、参照によってその内容全体が本明細書に組み込まれている、本願と同一の譲受人に譲渡された米国特許出願第__号明細書(整理番号LCNT/CHU 8−13−8)を参照されたい。
米国では、加入者構内102に入る加入者回線111の本数が、3本と5本の間である。今後の例示および議論において、各加入者構内102が、4本の加入者回線111(すなわち、各加入者回線が信号線対を表すので、実際には8つの信号線)を有すると仮定する。給電線の本数は、ハブ120に接続された加入者回線111の本数と同一、それ以下、またはそれ以上とすることができる。しかし、リソースおよびコストを節約するための実用的な問題として、給電線123の本数は、通常、ハブ120の加入者回線111の本数より少ない。たとえば、約1200本の給電線123が、通常、ハブ120ごとに約2000本の加入者回線111をサポートするのに適当である。
500個の加入者構内および加入者構内ごとに4本の加入者回線を有する例示的プロファイルに関して、一実施形態で、接続性を提供する直接の解決策は、サイズ2000×1200のAXC 122を配置することであり、ここで、2000×1200は、それぞれ加入者回線数および給電線数を表す。このスイッチのフル・マトリックス実施形態が、2.4M個の交差点を必要とするが、上の2000×1200スイッチの3ステージAR Clos実施形態は、約217K個の交差点をもたらすことに留意されたい。現在のテクノロジを用いて217K個の交差点を実施するために、MEMSテクノロジは、MEMSチップあたり約50個の交差点をサポートし、各基板が約150個のチップを保持する。これは、基板あたり7.5K個の交差点をもたらす。したがって、約29枚の基板(217K/7.5K)が、217K個の交差点を有する2000×1200スイッチを実装する。そのような大量の交差接続基板は、従来のリモート・ハブ120のサイズ/空間制約を超える。本発明の焦点は、交差点の数が劇的に減るようにAXCを設計する技法を識別することである。
本発明を、まず、サービス・プロバイダがPOTSサービスだけを提供し、少なくとも1つのAXCスイッチ122が、POTSサービスに関する派遣のサービス提供をなくすために配置される場合を示すことによって説明する。その後、本発明を、DSLサービスもサービス・プロバイダによって提供される場合について説明する。
世帯102ごとに4本の加入者回線が、異なる特性を有することに留意されたい。ほとんどの世帯が、通常は1つのPOTS回線に加入するので、第1回線は、非常に高い普及率を有するが、非常に低い解約率を有する。たとえば、第1回線は、通常、加入者が引っ越す時に切断されるが、次の居住者は、引っ越す時にそのサービスに加入する。その一方で、第4回線は、通常、非常に低い普及率を有するが、非常に高い解約率を有する。
例として、サービス・プロバイダの回線の特性を、下の表1に示されているように識別することができる。表1に示された値が、例示のみであることに留意されたい。
Figure 0005111749
図2は、リモート・ハブ120での配線ポリシを示すグラフ表現200である。グラフ200に、普及率を表す縦座標202(高、中、および低)と、解約率を表す横座標204(高および低)が含まれる。特定の回線を扱うポリシは、その回線の特性に依存する。具体的に言うと、高い普及率を有する回線について、解約率に無関係に、加入者回線を給電線に直接に接続する。このポリシは、上の例の加入者回線1に適用可能である。
低い普及率を有する回線について、解約率に無関係に、ポリシは、必要になるまでリモート・ハブ120で加入者回線を終端することである。必要になった時に、加入者回線を給電線に接続するために派遣が送られる。上の例の第4回線が、この特性にあてはまる。上の例では、500本の第4回線がある。平均して、この第4回線のうちの約50本(10%)がアクティブである。この50本の回線は、毎年約15回(50×30%)の派遣をもたらす。このポリシは、AXC 122の使用によってこの15回の派遣をなくすことが経済的でないことを提供する。
平均的な普及率と平均または高い解約率を有する回線は、AXCスイッチ122への接続の候補である。最後の判断は、他の要因の中で、派遣のコスト、AXC機器コスト、素早い提供のゆえに生成される収入などの経済的要因に基づく。この例の第2および第3の回線が、このカテゴリにあてはまる。
平均または低い普及率ならびに低い解約率を有する回線は、第4回線として扱われる。すなわち、この加入者回線は、リモート・ハブ120で終端される。必要になった時に、派遣をリモート・ハブに送って、加入者回線を給電線に接続する。図2のグラフが、米国特許出願第__号明細書(整理番号LCNT/CHU 8−13−8)で詳細に説明されていることに留意されたい。
図3は、ハブの例示的な配線ポリシのブロック図である。具体的に言うと、加入者回線111の4つの例示的なグループが、第1終端フレーム124に結合されて図示されている。各加入者構内が4本の加入者回線を有する、ハブ120によってサポートされる500軒の加入者構内の上の例を続けると、合計2000本の加入者回線が、第1フレーム124に結合される。同様に、めいめいの給電線123の4つのグループが、第2終端フレーム124に結合される。給電線123の本数が、加入者回線の本数より少ない場合があることに留意されたい。第1グループG1 302は、各構内102への4本の加入者回線のうちの第1回線に関連する。したがって、第1グループG1 302は、500本の第1加入者回線を有する。同様に、第2グループG2 302は、各構内102への4本の加入者回線のうちの第2回線に関連する。したがって、第2グループG2
302も、500本の第2加入者回線を有し、以下同様である。第1グループG1 302は、例示的に、給電線に直接に結合された500本の加入者回線を有するものとして図示されている。さらに、加入者回線グループG4 302は、第1終端フレーム124で終端される。第4グループG4の加入者回線は、必要になった時に給電線に接続される。この配線は、現場担当者の派遣によって手作業で実行される。
この例では、AXCの配置が、第3回線グループおよび第4回線グループについて正当化されると仮定する。AXC(122および122)のサイズは、それぞれ、500×327および500×137である。
AXC(122)のサイズは、カバレッジ率という重要な概念を介して決定される。カバレッジ率(給電線の特定の値に関する)は、解約率のうちで、派遣を開始する必要なしにAXCスイッチによって処理できる比率である。したがって、派遣が必要な時のパーセンテージ値は、1引くカバレッジ率(1−x%、ただしx≧0)である。
図3に示された、上の例を検討されたい。第2加入者回線302の500本すべてをAXC 122に接続することが望ましいと仮定する。したがって、AXC 122に接続される給電線の適当な本数に関する判定を行わなければならない。多数の給電線が接続される場合に、より大きいAXCが必要になり、これによって、システムのコストが増える。その一方で、少数の給電線だけがAXC 122に接続される場合に、第2加入者回線の本数が、ハブ120の給電線の総数を超える可能性があり、サービスを提供するために派遣が必要になる可能性がある。
所望のカバレッジ率をサポートするのに必要な給電線の本数は、普及率から計算することができる。「p」の普及率を有する、同一の特性を有するN本の加入者回線のグループがあるものとする。上の表1の例に従えば、加入者回線2は、例示的に、60%の普及率を有する。この第2グループの回線数Nは、500加入者回線(N=500)である。この第2グループ302に関してアクティブと例示的に考えられる回線数は、表2に示されているように、二項分布に従う。
Figure 0005111749
この二項分布は、正規分布によって近似することができ、カバレッジ率対給電線数の表を、表3に示されているように簡単に構築することができる。アスタリスク(*)によって識別される値が、従来の正規分布表を使用することによって得られた値であることに留意されたい。
Figure 0005111749
したがって、サイズ500×330のAXCが、第2回線をサポートするために配置される場合に、そのスイッチによって、サービス提供での派遣の99.5%がなくなる。サイズ500×335のAXCは、派遣の99.9%をなくす。毎年10%の解約率について、合計約30回の派遣があることに留意されたい。すべての実用的な目的から、すべての派遣がなくなる。
類似する例示的な値を、表4に示されているように、第3回線(たとえば、図3のグループ302)について判定することができる。
Figure 0005111749
上で示した例を続けると、第1加入者回線グループ302は、高い普及率を有し、給電線に直接に接続される。第4加入者回線グループ302は、低い普及率を有し、例示的に、リモート・ハブで終端される。さらに、第2および第3の加入者回線グループ302および302は、それぞれAXC 122および122などのAXCスイッチ122への接続の候補である。
図3に示されているように、必要に応じて個々の回線グループを選択的に配置することによって、交差点の個数が、すべての加入者回線と給電線を接続する単一のAXC(たとえば、フル・マトリックス)の配置と比較して減る。交差点数の比較を、例示的に、下の表5に示す。
Figure 0005111749
比較によって、すべての加入者回線を給電線に接続する単一のAXCは、フル・マトリックス・スイッチ、Clos 3ステージSNBスイッチ、およびClos 3ステージARスイッチについて、それぞれ2400K個、381K個、および217K個の交差点を有する。図3の構成が、例示のみのために示され、議論され、当業者が、経済的分析(たとえば、費用/利益分析)が他のハブ構成を提供できることを諒解することに留意されたい。たとえば、経済的分析が、第2回線(第2グループG2)302をAXC 122で接続しなければならず、第3回線302をリモート・ハブで終端しなければならないことを示す場合がある。さらに、他の構成も可能である(たとえば、第2および第3の加入者回線302および302の両方をリモート・ハブで終端する)ことに留意されたい。
99%のカバレッジ率を仮定すると、この例の第2回線グループ302をサポートするために、500×327のサイズのAXCが必要である。いくつかの応用例で、このスイッチが、大きすぎるか実装コストが高い場合があることに留意されたい。スイッチ・サイズをさらに減らすもう1つの技法が、区分を介するものである。すなわち、選択されたAXCスイッチ122をさらに区分して、必要な交差点の個数を減らすことができる。しかし、AXCに接続される給電線の本数は増える。例示的な500加入者回線スイッチを、例示的に、それぞれが125回線を有する4つのグループなど、より小さいグループに区分することができる。
派遣を所望の1%の比率に維持するために、各区分は、0.25%の派遣率または99.75%のカバレッジ率を有しなければならない。したがって、区分ごとに91本の給電線を使用しなければならない。これは、それぞれがサイズ125×91の4つのAXCスイッチをもたらす。基準としてフル・マトリックス実施形態を使用すると、交差点数は、区分されない場合に500×327=163.5K個であるが、区分された場合に4×125×91=500×91=45.9K交差点であり、これは、元のサイズの約1/3である。
図4に、本発明の原理に従って区分されたAXCスイッチ122を示す。具体的に言うと、500×327のサイズを有する、図3に例示的に示されたAXCスイッチ122は、4つの区画402から402に区分され、各区画は、125×91の加入者回線対給電線サイズを有する。91本の給電線が、4つの区画があるという事実に基づいて計算されたことに留意されたい。具体的に言うと、合計が1%の派遣率を有するために、各区画が、0.25%の派遣率を有する必要がある。その結果、各区画は、通常の99.0%ではなく、99.75%のカバレッジ率を有する必要がある。99.75%について、約2.72倍のσ(標準偏差)が、上で述べたものに類似する形で給電線の本数を計算するのに使用された。
したがって、交差点の個数に関するかなりの節約がある。しかし、AXCは、コスト削減を実現できるようにするために、区分を念頭において設計されなければならない。さらに、4つの区画の配置は、給電線の本数を327本から364本に増加させ、これは、給電線が非常に限られている状況では許容可能でない場合がある。さらに、区分された網の管理は、わずかにより複雑である可能性がある。したがって、区分が有益であるか否かに関するかなりのトレードオフがある。しかし、正味現在価値または損益平衡期間に対する従来のビジネス・ケース・タイプ分析を、スイッチを区分するかどうかの判断に使用することができる。
本発明を、これまでは、POTSサービスがサービス・プロバイダによってハブで提供される時について説明した。本発明は、DSLサービスが加入者構内で使用可能な時にも対処する。POTSサービスが、通常、低い解約率を有するが、DSLサービスが、通常、高い解約率を有することに留意されたい。具体的に言うと、DSLサービスは、適度な普及率を有するが、毎年約20%という高い解約率を有する。したがって、AXCスイッチは、本発明とあいまって、DSLサービスの派遣の回数を減らすのを助けるのに有用である。
上の例を続けると、500軒のサービスされる家庭、家庭あたり4本の加入者回線、1200本の給電線という前の仮定に加えて、DSLサービスが提供される時には追加の仮定が必要である。第1の仮定は、世帯(すなわち、加入者構内)あたり最大1つのDSL加入者がいることである。加入者構内のDSLモデム108が、最終的にルータ134に接続されるので、これは穏当な仮定である。具体的に言うと、顧客端末機器のすべてが、ローカル・エリア・ネットワークを介して、このルータに、したがってDSLサービスに接続される。
第2の仮定は、DSLの普及率が世帯あたり50%であることである。この仮定は、50%の世帯が何らかの形のDSLサービスを使用すると期待するマーケティング予測に基づくものである。
第3の仮定は、DSLAM 130が、リモート・ハブ120に配置されることである。リモート・ハブ120にDSLAM 130を配置することによって、DSLAM 130と顧客構内102の間の距離が減る。この2つの点(DSLAMと加入者構内)の間の距離を短縮することによって、DSLサービスが、最大速度付近で動作でき、これによって、サービス・プロバイダがより多くのサービス(ビデオなど)を提供できるようになる。
もう1つの仮定は、DSLの回線共用オプションがサポートされることである。具体的に言うと、サービス・プロバイダは、単一の加入者回線を介して音声(POTS)サービスとディジタル(DSL)サービスの両方を提供することができる。これらの仮定が、例示のみであり、本発明が、これらの仮定なしでも適用されることに留意されたい。
図5は、回線共用オプションを有するDSLサービスを提供するのに適する例示的スイッチのブロック図である。例示的なスイッチ122は、加入者回線302のグループを第1の複数の給電線502に結合するものとして図示されている。さらに、DSLAM 130が、第2の複数の給電線506に結合されている。DSLAM 130には、ルータまたはスイッチ(図示せず)に結合できる高速データ回線129と、AXC 122への入力回線としてフィード・バックされる複数のフィードバック線504が含まれる。
具体的に言うと、各世帯が多くとも1つのDSL回線だけを有するので、各世帯からの1つの加入者回線(回線グループ302)だけを、AXC 122に接続する必要がある。顧客が、この加入者回線に関してPOTSサービスだけに加入する場合に、加入者回線(回線グループ302内の)は、給電線グループ502の給電線の1つに交差接続される。加入者回線が、POTSサービスと共にまたはこれなしでDSLサービスに使用される場合に、加入者は、グループ506の回線に交差接続される。グループ506の回線は、DSLAM 130に接続される。POTSサービスに加入していない場合に、DSL信号は、DSLAM 130で終端される。回線共用オプションが、特定の回線について使用される(すなわち、POTSサービスも、その回線で提供される)場合に、DSLAM
130のスプリッタ140(図1)が、加入者構内102から送られた多重化された信号からPOTS信号を分離し、そのPOTS信号を、回線グループ504を使用してAXC 122に転送する。AXC 122は、その回線(グループ504の)をグループ502の給電線に交差接続する。
POTSサービスの方法500のステップ514に関して上で述べたように、さまざまな回線グループのサイズを、まず判定する。例示的なグループ302に、世帯あたり1回線の500回線が含まれる。第1ステップは、所与のDSLカバレッジ率に必要なDSLポート数を判定することである。POTSサービスのカバレッジ率に関して上で説明した技法を、DSLサービスにも適用することができる。50%の普及率について、500世帯の平均値(m)は250である。標準偏差(σ)は、約11.2(すなわち、
Figure 0005111749
≒11.2)である。99.9%のDSLカバレッジ率について、DSLポート数は、約285と等しい(すなわち、(m+3.1σ)≒285DSLポート、ただしm=250)。したがって、AXC 122からDSLAM 130への285本の給電線が必要である。
その後、AXC 122に接続されなければならないグループ502の給電線の本数に関する判定を行う。グループ502は、POTSサービスに関する接続性を表す。グループ502の給電線の本数を計算するためには、グループ302の加入者回線の通常のPOTSの普及率が必要である。これが、高い普及率を有する第1回線グループ(たとえば、グループ302)であると仮定すると、グループ502の給電線の最適本数は、加入者回線数と等しく、これは、この例では500本の給電線である。
回線グループ504のサイズは、DSL加入者の間の回線共用オプションの普及率に依存する。最も単純な設計は、この率が100%であると仮定することである。この場合に、回線グループ504は、回線グループ506と同一のサイズすなわち、285回線である。この構成は、すべての条件(たとえば、他の構成の中でも、回線グループ302を第2回線グループ302に変更する、回線共用オプション普及率を下げる)で働くので、この構成を規範的構成(すなわち、正規化された構成)と称する。すなわち、回線グループ504のサイズは、非規範的構成と異なって回線グループ506と同一であり、非規範的構成では、回線グループ504が、回線グループ506と異なる。
したがって、規範的構成について、AXC 122のアップストリーム・ポート数は、500+285=785ポートである。同様に、ダウンストリーム・ポート数も、785ポートである。このAXCのシステム・サイズは、785×785である。最後のステップは、費用/利益分析を実行して、AXCの配置を経済的に正当化できるかどうかを検証することである。
DSLサービスが、回線共用オプションをサポートしない場合に、回線グループ504は不要であり、AXCは、500×785の減らされたサイズを有する。規範的構成(785×785)は、少し大きいが、他のシナリオ(たとえば、第2回線グループ302、第3回線グループ302など)で働くので、最も柔軟な構成を表す。
接続された加入者回線数と等しい、AXCに接続された、同一の本数の給電線を有する必要があることに留意されたい。しかし、それを行うために、サービス・プロバイダは、まず、回線グループ302(たとえば、第1回線グループ302または第2回線グループ302)の特性を判定する必要がある。SPは、POTS、DSLの普及率および回線共用オプションを判定する必要もある。そのサイズを判定する形の詳細を、下で述べる。
SPが、DSLを介してVoIP(voice over IP)も提供できることに留意されたい。DSL加入者が、第2回線を介してDSLサービスではなくVoIPサービスを使用する時に、回線共用オプションの普及率がはるかに低くなり、AXCスイッチ・サイズの削減がより明白になる可能性が高い。
区分の技法も、DSLサービスに(すなわち、図5に示されたAXCに)適用可能である。しかし、区分によって、必要なDSLAMポート数も増える。通常、DSLAM 130のサイズは、ハブ空間制約のゆえに、リモート・ハブ120で厳しく制限されている。したがって、区分は、多くの例で必ずしも実用的でない場合がある。
DSLサービスは、通常、POTSサービスと共に提供される。両方の解決策のAXCをマージすることができる。マージされたAXCは、そのサイズが2つのコンポーネントの最大値であるAXCである。図3のPOTSの例を検討されたい。DSLサービスも提供される場合に、より効率的な構成は、AXC 122を図6に示されたDSLの規範的構成とマージすることである。
図6は、本発明の原理による、例示的ハブでのPOTSサービスおよびDSLサービスを統合する論理配線配置を示すブロック図である。すなわち、統合された解決策が図6に示されている。図6は、図3の第2回線の500×327 AXC 122が、図5に示された785×785サイズのAXCスイッチに置換されていることを除いて、図3と同一である。
具体的に言うと、グループ1 302の例示的な500本の第1加入者回線が、500本の給電線に直接に結合される。グループ2 302の例示的な500本の第2加入者回線が、785×785のサイズを有するAXCスイッチ122に結合され、これは、このスイッチが、500本の給電線に結合される500本の第2加入者回線と、DSLAM 130の出力ポートからスイッチ122の入力ポートにフィード・バックされる285本のDSL回線を収容することを意味する。グループ3 302の例示的な500本の第3加入者回線は、500×137のサイズを有するAXCスイッチ122に結合され、これは、500本の第2加入者回線が、137本の給電線に結合されることを意味する。最後に、グループ4 302の例示的な500本の第4加入者回線が、ハブ120で終端され、必要に応じて派遣によって給電線に結合される。
ほとんどの場合に、DSLの規範的AXC構成は、POTSサービス用のAXCと比較した時に、より大きいスイッチである。最終的な結果は、規範的構成が、回線グループの1つ(通常は第1回線または第2回線)のAXCとして働くことである。したがって、規範的スイッチの交差点数をさらに減らすことが有利である。
さらなる最適化は、規範的スイッチのサイズを減らすことによって提供することができる。本発明の一実施形態では、リモート・ハブ120のAXCスイッチ122を、2つのサブシステムに分解することができる。分解されたシステムは、オリジナル・システムよりはるかに少数の交差点を有し、これによって、より低いコストがもたらされ、より少ない空間が必要になる。AXCスイッチの分解を、図1〜6で例示的に提供した例示的条件、仮定、および例に関して、図7〜12に関して図示し、説明する。
図7Aおよび7Bに、本発明の第一実施形態による、図5の例示的なスイッチ122の分解を示すブロック図を集合的に示す。図7Aからわかるように、785×785スイッチが、500本の加入者回線302のグループおよび500本の給電線のグループ502の間に結合される。さらに、スイッチ122は、例示的に、DSLAM 130に結合された285本のDSLAM回線のグループ506を有し、285回線のグループ504が、スイッチ122にフィード・バックされる。
図7Bを参照すると、この例示的なスイッチ122の分解は、DSLAM 130の両側に1つずつの、構造的に同一の2つのスイッチ・サブシステム732および732(集合的にスイッチ・サブシステム732)を有する分解されたスイッチ730をもたらす。第1サブシステム732は、加入者回線302とDSLAM 130の間に位置し、第1ダイアゴナル(またはY)スイッチ734および第1AXCモジュール736を含む。第2サブシステム732は、給電線502とDSLAM 130の間に位置し、同様に、第2ダイアゴナル(またはY)スイッチ734および第2AXCモジュール736を含む。
図8は、本発明での使用に適するダイアゴナル・スイッチ734のグラフ表現である。ダイアゴナル・スイッチ734のグラフ表現に、N本の入力線802および2N本の出力線804が含まれる。具体的に言うと、各入力線802は、めいめいの交差接続点806で、2つの事前に指定された出力線804および804のいずれか1つに接続される。たとえば、第1入力線802は、第1交差接続点806で、第1出力80411および第2出力80421に接続される。同様に、第2入力線802は、第2交差接続点806で、第1出力80412および第2出力80422に接続され、以下同様である。したがって、N個の入力を有するダイアゴナル・スイッチは、回線ごとに1つの、N個の交差点も有する。指定されたものを除く他の入力線のどれをも、他の出力線に交差接続することができない。用語入力および出力が、説明的な用語にすぎないことに留意されたい。アナログ信号を切り替える間に、2つの信号線が、同時に切り替えられる。さらに、当業者は、電流がどちらの方向にも流れることができることを認めるであろう。したがって、ダイアゴナル・スイッチは、はるかに単純化された交差接続として働く。
図7Bに示された例示的な分解されたスイッチ730を参照すると、グループ302の加入者回線は、第1ダイアゴナル・スイッチ734に接続されている。POTSサービスだけに加入している(またはどのサービスにも加入していない)加入者について、第1ダイアゴナル・スイッチ734は、回線グループ742を介して、その回線をピア(すなわち、第2)ダイアゴナル・スイッチ734に交差接続する。ダイアゴナル・スイッチ734の間に単一の線742だけが図示されているが、この線742は、数において加入者回線の量と等しい、複数の交差接続線を表すことに留意されたい。たとえば、加入者回線グループ302に500本の加入者回線がある場合に、グループ742に500本の交差接続線があり、グループ502に500本の給電線がある。
第2ダイアゴナル・スイッチ734は、線742をグループ502の給電線に交差接続する。したがって、グループ302、742、および502は、すべて同一のサイズである。この3つのグループの間に、ワイヤの1対1固定マッピングがある。すなわち、グループ302の第i回線は、必ずグループ742の第i回線にマッピングされ、このグループ742の第i回線は、グループ502の第i回線にマッピングされる。
顧客が、DSLサービス(たとえば、第i回線)に加入した時に、第1ダイアゴナル・スイッチ734は、その回線を、回線グループ744を介して第1AXCモジュール736に交差接続する。第1AXCモジュール736は、この回線を、回線グループ738を介してDSLAM 130の使用可能なポートの1つに交差接続する。DSLAM 130のスプリッタ(図示せず)が、POST信号を分離し、そのPOST信号を、回線グループ740を介して第2AXCモジュール736に転送する。第2AXCモジュール736は、この信号を、第2ダイアゴナル・スイッチ734への回線グループ746の対応する回線(第i回線)に切り替える。第2ダイアゴナル・スイッチ734は、この信号を、回線グループ502の対応する給電線(第i回線)に切り替える。
分解されたスイッチ730のAXCモジュール736のサイズは、この例では、それぞれ500×285のサイズである。各AXCモジュール736の交差点数は、フル・マトリックスでは約142.5K個、3ステージClos SNBでは45.5K個、3ステージClos ARスイッチでは約27K個である。各ダイアゴナル・スイッチは、追加の500個の交差点を与え、2つのそのようなサブシステムがある。全部一緒にして、交差点の総数は、フル・マトリックス・スイッチで約286K個、3ステージClos ANBで92K個、3ステージClos ARスイッチで55K個である。したがって、節約は、フル・マトリックス実施形態ではかなり(53.6%)、3ステージClos SNBでは穏当(32.8%)、3ステージClos ARではわずかに少ない(21.4%)。
分解の数学的基礎が、図7Bに示されている。図7Bに、さらに、交差接続の状態を行列702によって表せることが示されている。行列702の行は、行列の片側の回線を表し、列は、反対側の回線を表す。説明の便宜上、加入者回線側を、入力と称し、給電線側を、出力と称する。
規範的構成の接続性は、ある特殊な特性を有する。具体的に言うと、DSL信号はDSLAMを2回通過しないので、DSLAM 130からの入力回線は、DSLAM 130への出力回線に接続されない。加入者回線数は、給電線数と等しいので、加入者回線と給電線の間で1対1マッピングを確立することができる。加入者回線のPOTS信号は、必ず、指定された給電線に転送することができる。
これらの特性を与えられて、AXC 122の状態行列M 702は、図7Bに示された特殊な形になる。行列M 702に、4つの部分行列706、708、710、および712が含まれる。DSLAM 130からの入力回線をDSLAM 130の出力回線に接続する部分行列712は、回線のこの2つのグループが絶対に接続されないので、0行列と指定される。加入者回線を給電線に接続する部分行列706すなわちJは、主対角上(すなわち、図8の交差接続点806)でない時に項目が0である行列である。しかし、主対角上にある(図8の806)項目は、加入者が指定された給電線にマッピングされる(第i回線対第i回線)ので、1または0のいずれかになる可能性がある。顧客が、DSLの加入者でない場合には、その加入者は、給電線に接続され、この項目は1になる。顧客が、DSLに加入している場合には、回線は、DSLAMポートに接続され、この項目は0になる。さらに、加入者回線302をDSLAM 130に接続する部分行列Q 710ならびにDSLAM 130を給電線502に接続する部分行列P 708は、完全な行列として展開される。
図7Aおよび7Bに関して上で説明した分解は、この特殊な行列構造702に基づく。この分解の第1サブシステム732は、行列J1(部分行列Jのコピー)706および部分行列Q 710によって形成される。さらに、第2サブシステム732は、部分行列J2およびPによって形成される。J1およびJ2は、部分行列J706のコピーであり、いつでも互いに等しい。行列QおよびQも関連し、部分行列Q 710が、いつでも部分行列P 708の転置行列と等しいことに留意されたい。したがって、分解(すなわち、分解されたスイッチ730)は、規範的構成のAXCスイッチ122の特殊な接続性特性に基づくものである。
図9は、本発明の第2実施形態による、図5の例示的なスイッチ122の分解を示すブロック図である。第2実施形態は、スプリッタを使用して、図7Bの上の分解の第1ダイアゴナル・スイッチ734ならびに第2サブシステム732を効果的に置換して、分解されたスイッチ930を形成する。
具体的に言うと、選択されたグループ302の加入者回線(たとえば、500本の加入者回線)が、スプリッタ950に接続される。スプリッタ950には、図1のスプリッタ110および140に関して上で述べたように、低域フィルタ(LPF)952および高域フィルタ(HPF)954が含まれる。スプリッタ950は、図5および7Bに関して上で述べたようにDSLAM内で実施されるのではなく、DSLAM 130の外部に配置される。
スプリッタ950は、LPF 952およびHPF 954を、グループ302内の各加入者回線専用にする。加入者構内102からのPOTS信号を含む低域通過信号が、給電線123を介してCO 160に転送される。DSL信号を含む高域通過信号が、回線734の1つを介してAXC 736に転送される。AXCスイッチ736は、この信号をDSLAM 130の未使用ポートに交差接続する。したがって、この第2実施形態は、効果的に、システムの半分をスプリッタ950に置換する。
第2分解(すなわち、スプリッタを用いる)と第1分解(すなわち、2つのサブシステムを用いる)の間に、複数のトレードオフがある。1つの考慮事項は、スプリッタ950とAXCモジュール736の間のコスト差である。具体的に言うと、スプリッタは、AXCモジュールの購入および実施に対してはるかに安価である。具体的に言うと、多くの例で、DSLAM 130は、既にHPFを実施しているが、LPFは、CO 160のClass5音声交換機170で既に実施されている。この場合に、スプリッタは、単に、信号を2つの枝に分割し、より低いコストをもたらす。
もう1つの考慮事項は、スプリッタベース構成(図9)が、競合地域電話会社(competitive local exchange carrier、CLEC)への銅線ループのアンバンドリングをサポートしないことである。CLECが回線を運営する時に、CLECは、同一の回線を使用して加入者にPOTSサービスとDSLサービスの両方を提供することを望むので、同一の銅線ループに高域通過信号と低域通過信号の両方を有することを期待する。その結果、この場合にスプリッタを迂回するために派遣が必要になる。これは、一部のサービス・プロバイダにとって、特にアンバンドリングが法的要件でない国で、許容可能である可能性がある。
図10は、本発明の原理による、図7Aおよび7Bの分解されたスイッチ730の区分を示すブロック図である。図10には、スイッチの分解された実施形態について区分も実行して、図7の分解されたスイッチ730および図9の分解されたスイッチ930などの分解されたAXCスイッチのサイズをさらに減らせることが示されている。本明細書で述べる、スイッチのサイズを減らす区分技法および分解技法は、互いに独立であるが、両方の技法を、スイッチのサイズをさらに減らすために任意の順序で実行できることに留意されたい。
図7Bを参照すると、各サブシステム732(分解されたスイッチ)は、500本の加入者回線を、それぞれ125加入者回線の4つのより小さいグループに区分することによって、さらに縮小することができる。現在の例を続けると、99%のカバレッジ率(または1%の派遣率)を使用すると、各区画は、派遣率0.25%または99.75%のカバレッジ率を有しなければならない。この例では、各区画が、62.5の平均値および5.6の標準偏差(σ)を有する。したがって、合計80個のDSLポートが、各区画に必要である。
図10を参照すると、分解解決策(スプリッタなし)は、4つの区画に区分される。具体的に言うと、第1サブシステム732(図7Bの)は、4つのダイアゴナル・スイッチ103411から103414に区分される。同様に、第2サブシステム732は、4つのダイアゴナル・スイッチ103421から103424に区分される。ダイアゴナル・スイッチ1034のそれぞれは、すべて125×125のサイズである。
第1AXCスイッチ736(図7Bの)は、4つのAXCモジュール103611から103614に区分される。同様に、第2AXCスイッチ736は、4つのAXCモジュール103621から103624に区分される。AXCモジュール1036のそれぞれは、125×80のサイズである。
高い普及率を有する125本の加入者回線の第1グループ302(たとえば、POTSサービス)は、ダイアゴナル・スイッチ103411、回線1042(接続する125回線を表す)、およびダイアゴナル・スイッチ103421(125本の給電線502に結合される)を含む回線経路を介して、125本の給電線502に直接に結合される。類似する接続性が、第2および第3の加入者回線グループ302および302の125本の加入者回線について提供される。最後に、やはり高い普及率を有する125本の加入者回線の第4グループ302(たとえば、POTSサービス)が、ダイアゴナル・スイッチ103414、回線1042(やはり接続する125回線を表す)、およびダイアゴナル・スイッチ103424(125本の給電線502に結合される)を含む回線経路を介して、125本の給電線502に直接に結合される。
POTSサービスと共通のアクセス回線または別々の回線のどちらで提供される場合でも、DSLサービスに関して、加入者回線に関連する各ダイアゴナル・スイッチ10341Xは、対応する回線1044を介してめいめいのAXCモジュール10361Xに結合される(Xは、0より大きい整数である)。たとえば、ダイアゴナル・スイッチ103411は、回線1044を介してAXCモジュール103611に結合され、ダイアゴナル・スイッチ103412は、回線1044を介してAXCモジュール103612に結合され、以下同様である。各回線1044は、ダイアゴナル・スイッチ10341XからAXCモジュール10361Xへの125回線を表す。
各AXCモジュール10361Xは、めいめいの回線接続1038を介してDSLAM 130に結合される。各回線接続1038は、AXCモジュール10361XからDSLAM 130への80回線を表す。ダイアゴナル・スイッチ10342XとAXCスイッチ10362Xの類似する配置が、第2サブシステム732について形成される。
この分解され区分されたシステムの交差点の総数は、フル・マトリックスで81K個、3ステージClos SNBスイッチで51K個、3ステージClos ARスイッチで31K個である。これは、区分されず分解されない解決策の286K個、92K個、および55K個、ならびに区分されたが分解されない解決策の168K個、71.6K個、および37.2K個に匹敵する。
すなわち、比較のために、本明細書に示されたものと同一のパラメータを有する区分されたが分解されない構成は、それぞれがサイズ205×205のめいめいのAXCに接続される125回線の4つの加入者回線グループを提供する。そのような区分されたが分解されない構成について、各区画の交差点数は、フル・マトリックスで42K個、3ステージClos SNBスイッチで17.9K個、3ステージClos ARスイッチで9.3K個である。合計4つの区画があるので、区分されたが分解されないシステムの交差点の総数は、フル・マトリックスで約168K個、3ステージClos SNBスイッチで71.6K個、3ステージClos ARスイッチで37.2K個である。したがって、交差点の減少に関するトレードオフは、DSLポートの個数の増加である。代替案では、ポート数を同一にすることができるが、カバレッジ率がわずかに下がる。
区分は、スプリッタが分解中に使用される事例にも適用することができる。図9を参照すると、スプリッタ950が、ダイアゴナル・スイッチ1034および第2サブシステム732の代わりに分解中に配置された。この分解された構成の交差点は、図11に示された解決策によってさらに減らすことができる。
図11は、本発明の原理による、図9の分解されたスイッチの区分を示すブロック図である。500本の加入者回線、加入者構内あたり4本の加入者回線、および加入者構内あたり1本のDSLサービスに使用される加入者回線の同一の例を続けると、500×285のサイズを有する例示的な分解されたスイッチは、それぞれが125×80のサイズを有する4つのAXCスイッチに区分される。スプリッタのLPF 952は、上で図9に関して述べたように、グループ302の500本の加入者回線への高普及POTSサービスに関連する低域通過信号を、500本の給電線502に結合する。
DSLサービスは、4つの区分されたAXCモジュール1160から1160の間で分割され、各モジュール1160は、125回線を含む高域通過回線グループ1156を介してスプリッタ950のHPF 954に結合される。各AXCモジュール1160は、さらに、80回線を含む回線グループ1162を介してDSLAM 130に結合される。たとえば、HPF 954は、回線グループ1156を介してAXCモジュール1160に結合され、AXCモジュール1160は、さらに、回線グループ1162を介してDSLAM 130に結合される。同一の接続性パターンが、AXCモジュール1160から1160について提供される。DSLAMは、図1に関して上で説明したように、高速データ回線出力129をパケット交換網150に供給する。したがって、分解されたスイッチのどちらの実施形態も、さらに区分して、スイッチあたりの交差点数を減らすことができる。しかし、そのような交差点削減は、上で述べたように、DSLAMポート数の増加またはカバレッジ率の低下を犠牲にして得られる。
交差点数に関する、本発明のすべての実施形態の比較を、次の表に要約した。判断に影響する可能性がある他の要因があることに留意されたい。しかし、交差点数は、この応用例のクリティカルな要因であるAXCのコストおよび空間の両方に影響するので重要である。表6に示された数は、本明細書で例示的に述べた規範的構成の例示的な785×785AXCに対応する。
Figure 0005111749
図12Aおよび12Bに、本発明の第3実施形態による、非規範的スイッチの分解を示すブロック図を集合的に示す。図12Aからわかるように、DSLサービスをサポートするために、AXCに接続された給電線の本数を、接続された加入者回線の本数と等しくする必要はない。
しかし、非規範的AXCを配置する時に、サービス・プロバイダは、まず、検討される加入者回線グループの特性を判定する必要がある。SPは、POTSおよびDSLの普及率と、回線共用オプションを判定する必要もある。上で述べたものと同一の例を使用して、POTSおよびDSLの普及率が、それぞれ60%および50%であるものとする。すべてのDSL加入者のうちの80%が、回線共用オプションを使用すると仮定する。この仮定は、次をもたらす:回線の40%が、POTSサービスとDSLサービスの両方をサポートし(すなわち、回線共用オプションが使用され)、回線の20%が、POTSサービスだけをサポートし、回線の10%が、DSLサービスだけをサポートし、回線の30%が、アクティブでない(すなわち、どちらのサービスにも加入していない)。
99.5%のカバレッジ率を仮定し、図12Aを参照すると、回線グループ502のサイズは、327回線であり、グループ506のサイズは、285回線である。さらに、回線グループ504のサイズは、230回線になる。したがって、AXCスイッチのサイズは、730×611である。
この非規範的構成の接続性行列は、図7Bに示された単純な形にならない。具体的に言うと、行列J 706は、対角行列でない。しかし、この行列の右下712は、それでも0である。したがって、分解はまだ可能であるが、より効率が悪くなり、これを図12Bに示す。
図12Bを参照すると、ダイアゴナル・スイッチ1234は、例示的に、グループ302の例示的な500本の加入者回線を受ける。ダイアゴナル・スイッチ1234の第1出力は、500×285のサイズを有する第1AXCスイッチ1236に向かう。第1出力は、回線グループ1244を介して送られ、この回線グループ1244は、図7Bに関して上で述べたように、500回線によって形成される。第1AXC 1236の出力は、285回線によって形成される回線グループ1238を介してDSLAM 130に結合される。DSLAM 130は、230回線によって形成される回線グループ1240を介して、第2AXCスイッチ1210にDSL信号を出力する。第2AXCスイッチ1210は、352×339のサイズを有する。さらに、ダイアゴナル・スイッチ1234の第2出力も、122回線によって形成される回線グループ1242を介して第2AXCスイッチ1210に結合される。したがって、第2スイッチの出力は339本であり、これが、CO 160の音声交換機170に結合される。スイッチのサイズおよび回線の本数が、例示のみのために提供されたものであることを諒解されたい。各AXCの入力回線および出力回線の本数を決定する形の詳細な理解については、米国特許出願第__号明細書(整理番号LCNT/CHU 8−13−8)を参照されたい。
一般に、規範的構成の展開は、非規範的構成より単純であり、効率的な分解を有する。しかし、非規範的構成がより少ない給電線を使用するので、または回線共用オプションの普及が低いので、非規範的な形の使用は、リモート・ハブの給電線の厳しい制限がある例で有利になる可能性がある。
規範的構成が、世帯あたり多くとも1つのDSL回線が提供されるという仮定に基づくことに留意されたい。さらに、回線が、POTSおよび回線共用オプションの普及率が高い、世帯の第1回線にならってモデル化されると仮定されている。
規範的構成の接続性は、ある特殊な特性を有する。この特性に基づいて、本発明は、リモート・ハブのAXCを2つのサブシステムに分解できる方法を指定する。分解されたシステムは、オリジナル・システムより少数の交差点を有し、これによって、より低いコストを有し、より小さい空間を必要とする。この両方が、リモート・ハブ応用例でクリティカルである。本発明が、AXCスイッチ実施形態として適用されることが想定されている。
本発明のもう1つの実施形態では、サブシステムの1つが、スプリッタによって置換され、必要な交差点数がさらに減る。この2つの実施形態の間のトレードオフは、スプリッタのコスト対AXCのコストである。さらに、スプリッタベースの解決策は、CLECへの銅線ループのアンバンドリングをサポートしない。しかし、CLEC提供に対処するために派遣が必要である。
区分の方法は、交差点数をさらに減らすことによって、規範的実施形態と非規範的実施形態の両方と共に実行することができる。しかし、区分は、より多くのDSLAMポートまたはより低いカバレッジ率を犠牲にして得られる。
本発明を、リモート・ハブ応用例を介して説明したが、同一の原理を、他の場所の中でも、電話局、高層ビルディングの地階などの他の位置のアナログ交差接続応用例に適用することができる。
前述の説明は、単に本発明の原理を説明するものである。したがって、当業者が、本明細書で明示的に説明されず、図示されていないが、本発明の原理を実施し、その趣旨および範囲に含まれるさまざまな配置を考案できることを諒解されたい。さらに、さらに、具陳されたすべての例および条件の言葉は、主に、当技術を助成するために本発明の原理および本発明人の貢献する概念の理解において読者を助けるための、有益な目的だけのためであることを明示的に意図されており、そのような具体的に具陳された例および条件に対する制限を有しないものと解釈されなければならない。さらに、本発明ならびにその特定の例の原理、態様、および実施形態を具陳した本明細書のすべての言明は、その構造的同等物および機能的同等物の両方を含むことを意図されている。
本発明をサポートするのに適する例示的な電話網環境を示すブロック図である。 リモート・ハブでの配線ポリシを示すグラフ表現である。 本発明の原理による、例示的ハブでの論理配線配置を示すブロック図である。 本発明の原理に従って区分されたAXCスイッチを示す図である。 回線共用オプションを有するDSLサービスを提供するのに適する例示的スイッチを示すブロック図である。 本発明の原理による、例示的ハブでのPOTSサービスおよびDSLサービスを統合する論理配線配置を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態による、図5の例示的なスイッチの分解を集合的に示すブロック図である。 本発明の第一実施形態による、図5の例示的なスイッチの分解を集合的に示すブロック図である。 本発明での使用に適するダイアゴナル・スイッチを示すグラフ表現である。 本発明の第2実施形態による、図5の例示的なスイッチの分解を示すブロック図である。 本発明の原理による、図7Aおよび7Bの分解されたスイッチの区分を示すブロック図である。 本発明の原理による、図9の分解されたスイッチの区分を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による、非規範的スイッチの分解を集合的に示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による、非規範的スイッチの分解を集合的に示すブロック図である。

Claims (11)

  1. 複数の加入者回線および複数の給電線を有するハブで接続性を提供する装置であって、
    前記複数の加入者回線のうち、整数であるN本に結合され、前記ハブでディジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)に結合されると共に、第1自動交差接続(AXC)スイッチを具備する、第1スイッチ・モジュールと、
    前記第1スイッチ・モジュールおよび前記DSLAMに結合された第2スイッチ・モジュールであって、前記ハブで前記複数の給電線のうち、整数であるM本に結合されるように適合され、第2自動交差接続(AXC)スイッチを具備する、第2スイッチ・モジュールと
    を含む装置。
  2. 前記第1スイッチ・モジュールは、
    前記N本の加入者回線に結合された第1ダイアゴナル・スイッチを更に含み、
    前記第1AXCスイッチは、N本の第1回線を介して前記第1ダイアゴナル・スイッチに結合される、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1AXCスイッチは、P本の第2回線を介して前記DSLAMに結合され、Pは整数であることと、
    前記第2スイッチ・モジュールは、Q本の第3回線を介して前記第1スイッチ・モジュールに結合され、Qは整数であることと、
    前記第2スイッチ・モジュールは、R本の第4回線を介して前記DSLAMに結合され、Rは整数であることと
    をさらに含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記N、前記M、前記P、前記Q、および前記Rは異なる値を有する、
    請求項3に記載の装置。
  5. 前記第2スイッチ・モジュールは、
    前記M本の給電線に結合された第2ダイアゴナル・スイッチと、
    N本の第5回を介して前記第2ダイアゴナル・スイッチに結合された第3自動交差接
    続(AXC)スイッチと
    を含む、請求項3に記載の装置。
  6. 前記N、前記Q、および前記Mは、等しい量であり、前記Pおよび前記Rは、等しい量である、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1ダイアゴナル・スイッチ、前記第2ダイアゴナル・スイッチ、前記第1AXCスイッチ、および前記第3AXCスイッチは、区分されている、請求項5に記載の装置。
  8. 複数の加入者回線および複数の給電線を有するハブで接続性を提供する装置であって、
    前記複数の加入者回線のうちのN本および前記複数の給電線のうちのN本に結合されるスプリッタであって、Nは整数である、スプリッタと、
    前記スプリッタに結合され、前記ハブでディジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)に結合される自動交差接続(AXC)スイッチと
    を含む装置。
  9. 前記スプリッタは、
    前記N本の給電線に結合される低域フィルタ(LPF)と、
    前記AXCスイッチに結合される高域フィルタ(HPF)と
    を含む、請求項8に記載の装置。
  10. 前記HPFは、N本の第1回線を介して前記AXCスイッチに結合され、
    前記AXCスイッチは、P本の回線を介して前記DSLAMに結合され、Pは、N以下の整数である
    請求項9に記載の装置。
  11. 前記スプリッタおよび前記AXCスイッチは、区分されている、請求項10に記載の装置。
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