JP5111446B2 - 通信管理装置、通信管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、各通信端末装置が通信を行う際に相手となる他の通信端末装置を管理する通信管理装置及び通信管理方法に関する。
近年、インターネットにおいてP2P(Peer To Peer)技術が進展してきている。P2P技術は様々な長所を持つ。例えば、これまでサーバーで保持していた機能を、P2Pでは端末に分散させるため、クライアントサーバー方式と比較してサーバー負荷等を軽減できる。さらに、近隣からのダウンロードの場合は、P2Pではクライアントサーバー方式と比較して、ルーターやスイッチやケーブル等のノード・リンクにかかる負荷や、ダウンロード時間を削減することができる。
しかしながら、端末やノード・リンクへの負荷集中や、設備負荷やダウンロード時間が増加するという問題があった。特に、設備負荷やダウンロード時間の増加は、ダウンロード先端末とダウンロード元端末との間のホップ数等を考慮せずにダウンロード先端末を選定しているために生じていた。
近年、P4P(Provider Portal for P2P)技術が提案され、近隣からのダウンロードを誘発する仕組みが構築されつつある。そのため、P4Pでは、上記の問題点が軽減されてきている(非特許文献1参照)。
Haiyong Xie, Arvind Krishnamurthy, Avi Silberschatz, and Y. Richard Yang. P4P: Explicit Communications for Cooperative Control Between P2P and Network Providers. http://www.dcia.info/documents/P4P_Overview.pdf
しかしながら、従来のP4Pでは、近隣か否かの判断は、AS(Autonomous System:自律システム)単位などの大まかな地理情報に基づく判断であり、都道府県や市町村、収容ルーター単位、ホップ数といった詳細な地理情報に基づくものではない。さらに特定の端末やルーターに負荷が集中することを解決するような仕組みも提案されていない。
上記事情に鑑み、本発明は、ある通信端末装置が他の通信端末装置と通信を開始する際に、システム全体の効率化を図ることを可能とする通信管理装置及び通信管理方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、通信管理装置であって、特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与部と、前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与部によって順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知部と、を備える。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記通知部によって所定時間内に通知された回数を、前記各識別情報に対応付けて記憶する通知回数記憶部をさらに備え、前記順序付与部は、前記通知回数記憶部に記憶される通知された回数が少ない順に、前記識別情報に対して順序を付与することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記通信端末装置における負荷指数を、前記各識別情報に対応付けて記憶する負荷指数記憶部をさらに備え、前記順序付与部は、前記負荷指数記憶部に記憶される負荷指数が表す負荷が小さい順に、前記識別情報に対して順序を付与することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記複数の通信端末装置及び前記他の通信端末装置に与えられるIPアドレスは、その値が近いほどそのIPアドレスが与えられた各通信端末装置が設置されている物理的距離が近くなるように設定されており、前記順序付与部は、前記他の通信端末装置とのIPアドレスの値が近い順に、前記識別情報に対して順序を付与することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記複数の通信端末装置及び前記他の通信端末装置には各装置が設置される地域に応じて予め決められたエリア識別子が付与されており、前記エリア識別子と前記地域とを対応付けて記憶する地域記憶部と、前記各地域同士の間の通信路におけるホップ数を記憶するホップ数記憶部と、をさらに備え、前記順序付与部は、前記他の通信端末装置とのホップ数が少ない順に、前記識別情報に対して順序を付与することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記複数の通信端末装置の識別情報と、各通信端末装置が接続されるネットワークを構成する通信要素機器とを対応付けて記憶する通信要素機器記憶部をさらに備え、前記順序付与部は、前記識別情報に対応する前記通信要素機器が連続しないように前記識別情報に対して順序を付与することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記複数の通信端末装置の識別情報と、各通信端末装置が接続されるネットワークを構成する通信要素機器とを対応付けて記憶する通信要素機器記憶部と、前記通信要素機器における負荷指数を、前記通信要素機器毎に記憶する通信要素機器負荷指数記憶部と、をさらに備え、前記順序付与部は、前記識別情報に対応する前記通信要素機器の負荷指数が表す負荷が小さい順に、前記識別情報に対して順序を付与することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記順序付与部に予め設定された複数の基準のうち、1又は複数の任意の基準を選択する選択部をさらに備え、前記順序付与部は、前記選択部において選択された基準に基づいて順序を付与する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の通信管理装置であって、前記選択部は、選択した複数の基準に対し順番を設定し、前記順序付与部は、前記選択部において設定された順番に従って各基準で処理を行うことによって、前記識別情報に対して順序を付与する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、通信管理方法であって、情報処理装置が、特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与ステップと、前記情報処理装置が、前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与ステップにおいて順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知ステップと、を備える。
本発明により、ある通信端末装置が他の通信端末装置と通信を開始する際に、システム全体の効率化を図ることが可能となる。
通信システムのシステム構成を表すシステム構成図である。 通信システムの各装置間の処理の流れを表すシーケンス図である。 ヒントサーバーの第一実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 通知回数テーブルの概略を表す図である。 DL元候補リスト及びDL元リストの具体例を表す図である。 ヒントサーバーの第ニ実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 負荷指数テーブルの概略を表す図である。 DL元候補リスト及びDL元リストの具体例を表す図である。 ヒントサーバーの第三実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 ヒントサーバーの第四実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 地域アドレス対応テーブルの概略を表す図である。 ホップ数テーブルの概略を表す図である。 ヒントサーバーの第五実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 所属ルーターアドレス対応テーブルの概略を表す図である。 図14に示される所属ルーターアドレス対応テーブルに対応する通信システムのシステム構成を表す図である。 ヒントサーバーの第六実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 ルーター負荷指数テーブルの概略を表す図である。 ヒントサーバーの第七実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。
図1は、通信システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。通信システム100は、複数台の通信端末装置10(10a〜10h)を有しており、各通信端末装置10同士はリンクやノードによって互いに通信可能に接続されている。リンクやノードとは、ネットワークを構成するための要素となる装置や機器(通信要素機器)であり、例えばルーター、スイッチ、ハブ、ケーブル等である。以下の説明では、ルーターをリンクやノードの具体例として取り上げて説明を行う。
通信システム100は、複数台の通信端末装置10の他にも、複数台のルーター20(20a〜20g)、ピア管理サーバー30、ヒントサーバー40を備える。ルーター20a〜20cには、複数台の通信端末装置10が接続される。ルーター20e〜20gには、複数台のルーター20が接続される。ルーター20gには、さらにピア管理サーバー30が接続され、ピア管理サーバー30にはヒントサーバー40が接続される。
通信端末装置10は、パーソナルコンピューター、ワークステーション、PDA、携帯電話機などの通信可能な情報処理装置である。通信端末装置10は、使用者が所望するコンテンツのデータを、当該データを記憶している他の通信端末装置10から受信する。このとき、通信端末装置10は、ピア管理サーバー30に問い合わせることによって、通信すべき相手となる他の通信端末装置10を判定する。なお、以下の説明において、コンテンツのデータを受信する側の通信端末装置10を「DL先通信端末装置」といい、コンテンツのデータを送信する側の通信端末装置10を「DL元通信端末装置」という。
ルーター20は、複数台の通信端末装置10同士を通信可能に接続するネットワークの要素であり、パケットを受信し、受信されたパケットをルーティングテーブルに従って通信端末装置10、他のルーター20、ピア管理サーバー30のいずれかへ送信する。
ピア管理サーバー30は、通信端末装置10からの問い合わせに応じて、問い合わせてきた通信端末装置10が通信すべき相手となる他の通信端末装置10のIPアドレスのリスト(以下、「DL元候補リスト」という。)を生成する。そして、ピア管理サーバー30は、ヒントサーバー40によって各IPアドレスの順番が変更された後のリスト(以下、「DL元リスト」という。)を、問い合わせしてきた通信装置端末10に対して返信する。
ヒントサーバー40は、ピア管理サーバー30によって生成されたDL元候補リストの各IPアドレスの順番を変更することによってDL元リストを生成する。
図2は、通信システム100の各装置間の処理の流れを表すシーケンス図である。DL先通信端末装置10は、使用者が所望するコンテンツのデータを示す識別子を含むDL元リスト要求データを生成し、ピア管理サーバー30へ送信する(ステップS1)。ピア管理サーバー30は、DL元リスト要求データを受信すると、DL元リスト要求データに含まれる識別子が示すコンテンツを記憶している通信端末装置10を検索する。なお、ピア管理サーバー30は、各通信端末装置10が記憶しているコンテンツのデータについての情報を定期的に収集することによって、各通信端末装置10と、各々が記憶するコンテンツのデータとを対応付けたテーブルを記憶している。
次に、ピア管理サーバー30は、検索された通信端末装置10のIPアドレスが列挙されたDL元候補リストを生成する(ステップS2)。そして、ピア管理サーバー30は、生成されたDL元候補リストを、ヒントサーバー40へ送信する(ステップS3)。
ヒントサーバー40は、DL元候補リストを受信すると、DL元候補リストに含まれる複数の通信端末装置10のIPアドレスを所定の基準に応じて並べ替え、DL元リストを生成する(ステップS4)。そして、ヒントサーバー40は、生成されたDL元リストを、ピア管理サーバー30へ送信する(ステップS5)。ピア管理サーバー30は、ヒントサーバー40からDL元リストを受信すると、受信されたDL元リストをDL先通信端末装置10へ送信する(ステップS6)。
DL先通信端末装置10は、ピア管理サーバー30からDL元リストを受信すると、ユーザーが所望するコンテンツのデータを示す識別子を含むダウンロード要求データを生成する。そして、DL先通信端末装置10は、DL元リストに示されるIPアドレスを列挙された順に選択し、選択されたIPアドレスの各通信装置端末10(DL元通信端末装置)に対し、生成されたダウンロード要求データを送信する(ステップS7)。DL先通信端末装置10がダウンロード要求データを並行して送信するDL元通信端末装置の台数は、1台であっても良いし複数台であっても良い。
DL元通信端末装置10は、ダウンロード要求データを受信すると、ダウンロード要求データに含まれる識別子が示すコンテンツのデータを読み出し、DL先通信端末装置10へ送信する。DL先通信端末装置10は、DL元通信端末装置からコンテンツのデータを受信し、ローカルの記憶装置に記録する(ステップS8)。
次に、ヒントサーバー40が複数のDL元通信端末装置のIPアドレスの順番を変更する際の処理について複数種類説明する。また、各種類の処理に応じたヒントサーバー40の構成についてもあわせて説明する。
[第一実施形態]
図3は、ヒントサーバー40の第一実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第一実施形態におけるヒントサーバー40(40a)は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、ヒントサーバープログラムを実行することによって送受信部401、通知回数記憶部402、通知回数管理部403、DL元リスト生成部404を備える装置として機能する。
送受信部401は、ネットワークインターフェース等の通信装置を用いて構成され、ピア管理サーバー30とデータの送受信を行う。具体的には、送受信部401はピア管理サーバー30からDL元候補リストを受信し、ピア管理サーバー30にDL元リストを送信する。
通知回数記憶部402は、通知回数テーブルを記憶する。図4は、通知回数テーブルの概略を表す図である。通知回数テーブルは、DL元IPアドレスと通知回数とを対応付けて有する。DL元IPアドレスは、各通信端末装置10のIPアドレスを表す。通知回数は、各通信端末装置10が、DL元通信端末装置としてDL先通信端末装置に所定時間内に通知された回数である。所定時間とは、ヒントサーバー40の管理者が適宜設定可能な時間であり、例えば1分、5分、10分などの長さの時間が設定される。
通知回数管理部403は、DL元リスト生成部404によって生成されたDL元リストの内容に基づいて、通知回数テーブルの内容を更新する。具体的には、通知回数管理部403は、DL元リスト生成部404によって生成されたDL元リストに含まれているIPアドレスを読み出し、通知回数テーブルにおいて読み出されたIPアドレスに対応する通知回数をインクリメントする。
DL元リスト生成部404は、送受信部401を介してDL元候補リストを受信し、通知回数テーブルの内容に基づいてDL元候補リストに含まれる複数のDL元通信端末装置に対して優先度を付与し、DL元リストを生成する。具体的には、DL元リスト生成部404は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスに対し、通知回数テーブルにおいて対応する通知回数が少ないほど高い優先度を付与する。そして、DL元リスト生成部404は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスを、付与された優先度が高い順に並び変えることによって、DL元リストを生成する。
図5は、DL元候補リスト及びDL元リストの具体例を表す図である。DL元リスト生成部404は、図4に示される通知回数テーブルに基づいて、IPアドレスA1〜A4に対応する通知回数をそれぞれ5、10、0、1であると認識する。そして、DL元リスト生成部404は、この通知回数に基づいて、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスに優先度を付与し、優先度の高い順に並べ替えることによって図5右側に表されるDL元リストを生成する。
このように構成されたヒントサーバー40aによれば、所定時間内にDL元リストとして通知された回数が少ない順に、DL元通信端末装置のIPアドレスが並び替えられる。そして、DL先通信端末装置は、この並び順に従ってコンテンツのデータのダウンロードを要求するため、所定時間内にDL元リストとして通知された回数が少ないDL元通信端末装置から先にダウンロードの要求を受けることとなる。そのため、特定の通信端末装置10に多数のダウンロードの要求が集中することを防止することが可能となり、通信システム100全体の通信の効率化を図ることが可能となる。
[第二実施形態]
図6は、ヒントサーバー40の第ニ実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第二実施形態におけるヒントサーバー40(40b)は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヒントサーバープログラムを実行することによって送受信部411、負荷指数記憶部412、DL元リスト生成部414を備える装置として機能する。
送受信部411は、ネットワークインターフェース等の通信装置を用いて構成され、ピア管理サーバー30とデータの送受信を行う。具体的には、送受信部411はピア管理サーバー30からDL元候補リストを受信し、ピア管理サーバー30にDL元リストを送信する。
負荷指数記憶部412は、負荷指数テーブルを記憶する。図7は、負荷指数テーブルの概略を表す図である。負荷指数テーブルは、DL元IPアドレスと負荷指数とを対応付けて有する。DL元IPアドレスは、各通信端末装置10のIPアドレスを表す。
負荷指数テーブルにおける負荷指数は、各通信端末装置10に生じている負荷を表す値であり、例えば各通信端末装置10のCPUの使用率や、各通信端末装置10のメモリの使用量や、各通信端末装置10の帯域に対する使用トラフィック量や、各通信端末装置10の使用トラフィック量や、各通信端末装置10が接続された通信路の契約回線の帯域などである。帯域に対する使用トラフィック量とは、例えば各通信端末装置10の訪路毎のポートの送受信トラフィックの和を帯域で除算した値によって表される。使用トラフィック量とは、例えば各通信端末装置10の訪路毎のポートの送受信トラフィックの和によって表される。負荷指数テーブルの負荷指数の値は、負荷指数を算出する負荷指数計測サーバーによって計測されて設定されても良いし、ヒントサーバーの管理者によって手動で設定されてもよい。
DL元リスト生成部414は、送受信部411を介してDL元候補リストを受信し、負荷指数テーブルの内容に基づいてDL元候補リストに含まれる複数のDL元通信端末装置に対して優先度を付与し、DL元リストを生成する。具体的には、DL元リスト生成部414は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスに対し、負荷指数テーブルにおいて対応する負荷指数が小さいほど高い優先度を付与する。そして、DL元リスト生成部414は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスを、付与された優先度が高い順に並び変えることによって、DL元リストを生成する。
図8は、DL元候補リスト及びDL元リストの具体例を表す図である。DL元リスト生成部414は、図7に示される負荷指数テーブルに基づいて、IPアドレスA1〜A4に対応する負荷指数をそれぞれ10、40、40、10であると認識する。そして、DL元リスト生成部414は、この通知回数に基づいて、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスに優先度を付与し、優先度の高い順に並べ替えることによって図8右側に表されるDL元リストを生成する。
このように構成されたヒントサーバー40bによれば、負荷指数が小さい順に、DL元通信端末装置のIPアドレスが並び替えられる。そして、DL先通信端末装置は、この並び順に従ってコンテンツのデータのダウンロードを要求するため、負荷指数が小さいDL元通信端末装置から先にダウンロードの要求を受けることとなる。そのため、負荷指数が高い通信端末装置10に新たなダウンロードの要求が届くことを防止でき、その結果として特定の通信端末装置10に多数のダウンロードの要求が集中することを防止することが可能となる。そのため、通信システム100全体の通信の効率化を図ることが可能となる。
[第三実施形態]
第三実施形態では、通信システム100において、各装置のIPアドレスの値が近いほど実際に各装置が設置されている物理的距離が近くなるように、IPアドレスの付与ルールが設定されていることを前提とする。
図9は、ヒントサーバー40の第三実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第三実施形態におけるヒントサーバー40(40c)は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヒントサーバープログラムを実行することによって送受信部421、DL元リスト生成部424を備える装置として機能する。
送受信部421は、ネットワークインターフェース等の通信装置を用いて構成され、ピア管理サーバー30とデータの送受信を行う。具体的には、送受信部421はピア管理サーバー30からDL元候補リストを受信し、ピア管理サーバー30にDL元リストを送信する。
DL元リスト生成部424は、送受信部421を介してDL元候補リスト及びDL先通信端末装置10のIPアドレスを受信し、DL先通信端末装置10のIPアドレスと各DL元通信端末装置10のIPアドレスとを比較することによってDL元リストを生成する。具体的には、DL元リスト生成部424は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスの各桁の数値と、DL先通信端末装置10のIPアドレスの各桁の数値とを桁数の高い方から比較する。例えばIPアドレスが“192.168.123.456”である場合には、“192”の“1”が最も高い桁数となり、“456”の“6”が最も低い桁数となる。そして、DL元リスト生成部424は、最も高い桁数から連続して値が一致した桁数をカウントする。例えば、“192.168.100.456”と“192.168.123.456”とを比較した場合には、最も高い桁数から連続して一致した値は“192.168.1”までであり、その桁数は7となる。DL元リスト生成部424は、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスについて、上記のようにDL先通信端末装置10のIPアドレスと比較を行い、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスを、一致した桁数が高い順に並び変えることによって、DL元リストを生成する。
このように構成されたヒントサーバー40cによれば、DL先通信端末装置とDL元通信端末装置との間のホップ数が少ない順に、DL元通信端末装置のIPアドレスが並び替えられる。そして、DL先通信端末装置は、この並び順に従ってコンテンツのデータのダウンロードを要求するため、ホップ数が少ないDL元通信端末装置から先にダウンロードの要求を受けることとなる。そのため、DL先通信端末装置とDL元通信端末装置との間で発生する通信のホップ数を全体的に小さく抑えることが可能となり、通信システム100全体の通信の効率化を図ることが可能となる。
[第四実施形態]
第四実施形態では、通信システム100において、各通信端末装置10に対して各装置が設置されている地域に応じて予め決められたエリア識別子が付与されていることを前提とする。エリア識別子として、各通信端末装置10のIPアドレスのネットワークアドレスが用いられても良いし、都道府県・市町村・区などを表す住所情報が用いられても良いし、各通信端末装置10が接続されている基地局装置の識別情報が用いられても良いし、電話番号など他の情報が用いられても良い。以下の説明では、エリア識別子としてネットワークアドレスが用いられる場合を例に説明する。すなわち、以下の例では、ある装置に対して割り当てられているIPアドレスのネットワークアドレスを参照することによって、その装置が設置されている地域が一意に特定できるように通信システム100が設計されていることが前提となる。
図10は、ヒントサーバー40の第四実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第四実施形態におけるヒントサーバー40(40d)は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヒントサーバープログラムを実行することによって送受信部431、ホップ数記憶部432、DL元リスト生成部434、地域記憶部435を備える装置として機能する。
送受信部431は、ネットワークインターフェース等の通信装置を用いて構成され、ピア管理サーバー30とデータの送受信を行う。具体的には、送受信部431はピア管理サーバー30からDL元候補リストを受信し、ピア管理サーバー30にDL元リストを送信する。
地域記憶部435は、地域アドレス対応テーブルを記憶する。図11は、地域アドレス対応テーブルの概略を表す図である。地域アドレス対応テーブルは、ネットワークアドレスと、各ネットワークアドレスに含まれるIPアドレスの装置が設置されている都道府県(地域)とを対応付けて有する。なお、図11では、地域の具体例として都道府県単位が用いられているが、国単位、地方単位、市町村単位、基地局装置単位などのように、地域としてどのような大きさの単位が用いられても良い。
ホップ数記憶部432は、ホップ数テーブルを記憶する。図12は、ホップ数テーブルの概略を表す図である。ホップ数テーブルは、DL元県とDL先県とホップ数とを対応付けて有する。DL元県は、DL元通信端末装置10が設置されている地域を表す。DL先県は、DL先通信端末装置10が設置されている地域を表す。ホップ数は、DL元県とDL先県との間で通信を行う際のホップ数を表す。ホップ数とは、通信を行う際に経由するリンクやノードの数を表し、例えば通信を行う際に経由するルーター20の数を表す。
地域アドレス対応テーブルの値、及びホップ数テーブルの値は、ヒントサーバーの管理者によって予め設定されている。
DL元リスト生成部434は、送受信部431を介してDL元候補リストを受信し、地域アドレス対応テーブル及びホップ数テーブルの内容に基づいてDL元候補リストに含まれる複数のIPアドレスを並び替えることによってDL元リストを生成する。具体的には、DL元リスト生成部434は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレス及びDL元リストを要求している通信端末装置10(DL先通信端末装置)のIPアドレスについて、地域アドレス対応テーブルを参照することによって、対応する地域を検出する。次に、DL元リスト生成部434は、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスについて、ホップ数テーブルを参照することによって、DL元通信端末装置10が設置された地域からDL先通信端末装置10が設置された地域までのホップ数を検出する。そして、DL元リスト生成部434は、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスを、ホップ数が少ない順に並び変えることによって、DL元リストを生成する。
このように構成されたヒントサーバー40dによれば、DL先通信端末装置とDL元通信端末装置との間のホップ数が少ない順に、DL元通信端末装置のIPアドレスが並び替えられる。そして、DL先通信端末装置は、この並び順に従ってコンテンツのデータのダウンロードを要求するため、ホップ数が少ないDL元通信端末装置から先にダウンロードの要求を受けることとなる。そのため、DL先通信端末装置とDL元通信端末装置との間で発生する通信のホップ数を全体的に小さく抑えることが可能となり、通信システム100全体の通信の効率化を図ることが可能となる。
[第五実施形態]
図13は、ヒントサーバー40の第五実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第五実施形態におけるヒントサーバー40(40e)は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヒントサーバープログラムを実行することによって送受信部441、所属ルーター記憶部442、DL元リスト生成部444を備える装置として機能する。
送受信部441は、ネットワークインターフェース等の通信装置を用いて構成され、ピア管理サーバー30とデータの送受信を行う。具体的には、送受信部441はピア管理サーバー30からDL元候補リストを受信し、ピア管理サーバー30にDL元リストを送信する。
所属ルーター記憶部442は、所属ルーターアドレス対応テーブルを記憶する。図14は、所属ルーターアドレス対応テーブルの概略を表す図である。図15は、図14に示される所属ルーターアドレス対応テーブルに対応する通信システム100のシステム構成を表す図である。所属ルーターアドレス対応テーブルは、ネットワークアドレスと所属ルーターとを対応付けて有する。所属ルーターとは、各ネットワークアドレスに含まれるIPアドレスの装置が接続されるルーター20の識別子を表す。なお、第五実施形態では、上述したようにノードやリンクの具体例としてルーター20を用いているため、ヒントサーバー40eはルーターを単位とした所属ルーターアドレス対応テーブルを用いているが、ルーターとは異なるノードやリンクを単位とした同様の対応テーブルが用いられても良い。
DL元リスト生成部444は、送受信部441を介してDL元候補リストを受信し、所属ルーターアドレス対応テーブルの内容に基づいてDL元候補リストに含まれる複数のIPアドレスを並び替えることによってDL元リストを生成する。具体的には、まずDL元リスト生成部444は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスのIPアドレスについて、ネットワークアドレスを検出する。次に、DL元リスト生成部444は、所属ルーターアドレス対応テーブルを参照することによって、ネットワークアドレスに対応する所属ルーターの識別子を検出する。そして、DL元リスト生成部434は、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスを、対応する所属ルーターの識別子が連続して並ぶことのないように並び変えることによって、DL元リストを生成する。
より具体的には、DL元リスト生成部444は、所属ルーターの識別子についてラウンドロビン方式を適用することによって、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスを並べ替えても良い。また、DL元リスト生成部444は、乱数を繰り返し発生させ、発生した乱数に対応する所属ルーターの識別子に対応したIPアドレスを乱数が発生した順序に並べることによって、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスを並べ替えても良い。
このように構成されたヒントサーバー40eによれば、DL元通信端末装置が所属するネットワークアドレスに対応するリンクやノード(この場合はルーター)が連続しないように、DL元通信端末装置のIPアドレスが並び替えられる。そして、DL先通信端末装置は、この並び順に従ってコンテンツのデータのダウンロードを要求するため、特定のネットワークのリンクやノードに対して通信(トラヒック)が集中することを防止することが可能となり、通信システム100全体の通信の効率化を図ることが可能となる。
[第六実施形態]
図16は、ヒントサーバー40の第六実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第六実施形態におけるヒントサーバー40(40f)は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヒントサーバープログラムを実行することによって送受信部451、所属ルーター記憶部452、DL元リスト生成部454、ルーター負荷指数記憶部455を備える装置として機能する。
送受信部451は、ネットワークインターフェース等の通信装置を用いて構成され、ピア管理サーバー30とデータの送受信を行う。具体的には、送受信部451はピア管理サーバー30からDL元候補リストを受信し、ピア管理サーバー30にDL元リストを送信する。
所属ルーター記憶部452は、所属ルーター記憶部442と同様の所属ルーターアドレス対応テーブルを記憶する。
ルーター負荷指数記憶部455は、ルーター負荷指数テーブルを記憶する。図17は、ルーター負荷指数テーブルの概略を表す図である。ルーター負荷指数テーブルは、各ルーターの識別子と、各ルーターの負荷指数とを対応付けて有する。ルーター負荷指数テーブルにおける負荷指数は、各ルーター20に生じている負荷を表す値であり、例えば各ルーター20のCPUの使用率や、各ルーター20のメモリの使用量や、各ルーター20の帯域に対する使用トラフィック量や、各ルーター20の使用トラフィック量や、各ルーター20が接続された通信路の契約回線の帯域などである。帯域に対する使用トラフィック量とは、例えば各ルーター20の訪路毎のポートの送受信トラフィックの和を帯域で除算した値によって表される。使用トラフィック量とは、例えば各ルーター20の訪路毎のポートの送受信トラフィックの和によって表される。ルーター負荷指数テーブルの負荷指数の値は、負荷指数を算出する負荷指数計測サーバーによって計測されて設定されても良いし、ヒントサーバー40の管理者によって手動で設定されてもよい。なお、第六実施形態では、上述したようにノードやリンクの具体例としてルーター20を用いているため、ヒントサーバー40fはルーターを単位としたルーター負荷指数テーブルを用いているが、ルーターとは異なるノードやリンクを単位とした同様の負荷指数テーブルが用いられても良い。
DL元リスト生成部454は、送受信部451を介してDL元候補リストを受信し、所属ルーターアドレス対応テーブル及びルーター負荷指数テーブルの内容に基づいてDL元候補リストに含まれる複数のIPアドレスを並び替えることによってDL元リストを生成する。具体的には、まずDL元リスト生成部454は、DL元候補リストに含まれている各IPアドレスのIPアドレスについて、ネットワークアドレスを検出する。次に、DL元リスト生成部454は、所属ルーターアドレス対応テーブルを参照することによって、ネットワークアドレスに対応する所属ルーターの識別子を検出する。次に、DL元リスト生成部454は、ルーター負荷指数テーブルを参照することによって、所属ルーターの識別子に対応する負荷指数を検出する。そして、DL元リスト生成部454は、DL元候補リストに含まれる各IPアドレスを、対応する所属ルーターの負荷指数が小さい順に並び変えることによって、DL元リストを生成する。
このように構成されたヒントサーバー40fによれば、DL元通信端末装置が所属するネットワークアドレスに対応するリンクやノード(この場合はルーター)の負荷指数が小さい順に、DL元通信端末装置のIPアドレスが並び替えられる。そして、DL先通信端末装置は、この並び順に従ってコンテンツのデータのダウンロードを要求するため、所属するネットワークのリンクやノードの負荷指数が小さいDL元通信端末装置から先にダウンロードの要求を受けることとなる。そのため、負荷指数が高いリンクやノードに新たなダウンロードの要求に係る通信(トラヒック)が発生することを防止でき、その結果として特定のリンクやノードに多数の通信(トラヒック)が集中することを防止することが可能となる。そのため、通信システム100全体の通信の効率化を図ることが可能となる。
[第七実施形態]
図18は、ヒントサーバー40の第七実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第七実施形態におけるヒントサーバー40(40g)は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヒントサーバープログラムを実行することによって送受信部461、通知回数記憶部402、通知回数管理部403、負荷指数記憶部412、ホップ数記憶部432、所属ルーター記憶部442、所属ルーター記憶部452、ルーター負荷指数記憶部455、地域記憶部435、DL元リスト生成部464を備える装置として機能する。
通知回数記憶部402、通知回数管理部403、負荷指数記憶部412、ホップ数記憶部432、所属ルーター記憶部442、所属ルーター記憶部452、ルーター負荷指数記憶部455、地域記憶部435は、それぞれ上記で説明されたとおりの構成を備える。
DL元リスト生成部464は、第一実施形態〜第六実施形態におけるDL元リスト生成部404〜454が備える機能を有し、ヒントサーバー40gの管理者によって設定された各機能のオン・オフ制御に応じて、オンに設定された機能のみを実行する。例えば、第二実施形態におけるDL元リスト生成部414と、第五実施形態におけるDL元リスト生成部444の機能のみがオンに設定され、他の機能がオフに設定された場合、DL元リスト生成部は、オンに設定された機能のみを実行することによってDL元リストを生成する。このとき、DL元リスト生成部464は、管理者によって設定された順番に応じて、各機能を順番に実行するように構成されても良い。
このように構成されたヒントサーバー40gによれば、ヒントサーバー40の管理者は、ヒントサーバー40が所属する通信システム100のネットワークポリシーや、ヒントサーバー40が所属する通信システム100に生じているトラブルの種類などに応じて、ヒントサーバー40において実行する上記各機能を選択することが可能となる。従って、ヒントサーバー40において不要な機能を実行しないことにより処理時間の増大を抑えつつ、必要な機能を実行することによって通信システム100全体の通信の効率化を図ることが可能となる。
[変形例]
ピア管理サーバー30の機能は、各通信端末装置10やヒントサーバー40に統合されても良い。例えば、各通信端末装置10にピア管理サーバー30の機能が統合された場合、各通信端末装置10(DL先通信端末装置10)は、DL元リスト要求データを生成することなく、使用者が所望するコンテンツのデータを有する各通信端末装置10のIPアドレスを含むDL元候補リストを生成する。そして、DL先通信端末装置10は、生成されたDL元候補リストを、ヒントサーバー40に対して送信する。この場合、ヒントサーバー40は、受信されたDL元候補リストに基づいてDL元リストを生成し、DL先通信端末装置10へ送信する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…通信端末装置, 20…ルーター, 30…ピア管理サーバー, 40…ヒントサーバー

Claims (8)

  1. 特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与部と、
    前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与部によって順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知部と、
    前記通知部によって所定時間内に通知された回数を、前記各識別情報に対応付けて記憶する通知回数記憶部と、
    を備え
    前記順序付与部は、前記通知回数記憶部に記憶される通知された回数が少ない順に、前記識別情報に対して順序を付与する通信管理装置。
  2. 特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与部と、
    前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与部によって順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知部と、を備え
    前記複数の通信端末装置及び前記他の通信端末装置に与えられるIPアドレスは、その値が近いほどそのIPアドレスが与えられた各通信端末装置が設置されている物理的距離が近くなるように設定されており、
    前記順序付与部は、前記他の通信端末装置とのIPアドレスの値が近い順に、前記識別情報に対して順序を付与する通信管理装置。
  3. 特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与部と、
    前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与部によって順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知部と、を備え
    前記複数の通信端末装置及び前記他の通信端末装置には各装置が設置される地域に応じて予め決められたエリア識別子が付与されており、
    前記エリア識別子と前記地域とを対応付けて記憶する地域記憶部と、
    前記各地域同士の間の通信路におけるホップ数を記憶するホップ数記憶部と、をさらに備え、
    前記順序付与部は、前記他の通信端末装置とのホップ数が少ない順に、前記識別情報に対して順序を付与する通信管理装置。
  4. 特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与部と、
    前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与部によって順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知部と、
    前記複数の通信端末装置の識別情報と、各通信端末装置が接続されるネットワークを構成する通信要素機器とを対応付けて記憶する通信要素機器記憶部と、
    を備え
    前記順序付与部は、前記識別情報に対応する前記通信要素機器が連続しないように前記識別情報に対して順序を付与する通信管理装置。
  5. 情報処理装置が、特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与ステップと、
    前記情報処理装置が、前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与ステップにおいて順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知ステップと、
    前記通知ステップによって所定時間内に通知された回数を、前記各識別情報に対応付けて通知回数記憶部に記録する通知回数記憶ステップと、
    を備え
    前記順序付与ステップにおいて、前記情報処理装置は、前記通知回数記憶部に記憶される通知された回数が少ない順に、前記識別情報に対して順序を付与する通信管理方法。
  6. 情報処理装置が、特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与ステップと、
    前記情報処理装置が、前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与ステップにおいて順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知ステップと、
    を備え
    前記複数の通信端末装置及び前記他の通信端末装置に与えられるIPアドレスは、その値が近いほどそのIPアドレスが与えられた各通信端末装置が設置されている物理的距離が近くなるように設定されており、
    前記順序付与ステップにおいて、前記情報処理装置は、前記他の通信端末装置とのIPアドレスの値が近い順に、前記識別情報に対して順序を付与する通信管理方法。
  7. 情報処理装置が、特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与ステップと、
    前記情報処理装置が、前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与ステップにおいて順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知ステップと、
    を備え
    前記複数の通信端末装置及び前記他の通信端末装置には各装置が設置される地域に応じて予め決められたエリア識別子が付与されており、
    前記情報処理装置が、前記エリア識別子と前記地域とを対応付けて地域記憶部に記録する地域記憶ステップと、
    前記情報処理装置が、前記各地域同士の間の通信路におけるホップ数をホップ数記憶部に記録するホップ数記憶ステップと、をさらに備え、
    前記順序付与ステップにおいて、前記情報処理装置は、前記他の通信端末装置とのホップ数が少ない順に、前記識別情報に対して順序を付与する通信管理方法。
  8. 情報処理装置が、特定のデータの送信要求先の候補となる複数の通信端末装置の識別情報に対し、予め定められた所定の基準に応じて順序を付与する順序付与ステップと、
    前記情報処理装置が、前記順序に従って前記通信端末装置に対して前記特定のデータの送信を要求する他の通信端末装置に対し、前記順序付与ステップにおいて順序が付与された複数の通信端末の識別情報を通知する通知ステップと、
    前記情報処理装置が、前記複数の通信端末装置の識別情報と、各通信端末装置が接続されるネットワークを構成する通信要素機器とを対応付けて通信要素機器記憶部に記録する通信要素機器記憶ステップと、
    を備え
    前記順序付与ステップにおいて、前記情報処理装置は、前記識別情報に対応する前記通信要素機器が連続しないように前記識別情報に対して順序を付与する通信管理方法。
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