JP5106840B2 - データ要素のモデル化 - Google Patents

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Description

本発明は、電子通信で使用することができるデータ要素のモデル化に関する。
電子通信は、データ要素を使用して電子メッセージ中の特定の情報部分を識別することによって、合理化することができる。データ要素は、電子通信の構成要素として使用されるべきものであり、電子通信において、データ要素は、それらの含まれる互いに異なるカテゴリの情報に個々に関連付けられる。標準によって採用された形態やビジネスパートナー間で同意された形態など、データ要素の共通に受容された形態を使用することにより、普通なら生じる恐れのあるいくつかの問題や不整合を排除している。たとえば、標準UN/CEFACTコア構成要素技術仕様(CCTS)では、コア構成要素(core component)を、そのような試みにおいてビルディングブロックとして使用されるべき、コンテキスト非依存のデータ要素として定義する。同様に、CCTSでは、ビジネス情報エンティティ(Business Information Entity)を、コンテキスト固有要素として定義する。
また、CCTSでは、こうした要素のどれもがベースとする、コア構成要素、ビジネス情報エンティティ、またはデータ型に使用される辞書エントリ名(DEN)という概念も定義する。DENは、その意味およびロジックを人間および機械が理解できるように、自然言語、主として英語に基づいている。DENは、データ要素の定義および所期の使用法を指定するセマンティック情報の例である。
既存のモデル化ツールは、情報を識別できるデータ要素を、協調的かつ明確に理解されるようにモデル化するのに使用されるようには、構成されていない。特に、既存のツールは、モデル化プロセスにおいてユーザを補助する形で、データ要素に関連付けられたセマンティック情報に焦点を当ててはいない。したがって、既存の技術を使用してモデル化されるデータ要素のモデル化では、非効率、モデル化プロセスの範囲の概観の困難、ならびに詳細性および明瞭性の欠如が存在し得る。
本発明は、データ要素のモデル化に関する。
第1の一般的な態様では、コンピュータシステムは、電子通信における情報部分を識別するのに使用するための事前定義されたデータ要素をその中に記憶させたリポジトリを含む。この事前定義されたデータ要素はそれぞれ、その定義および所期の使用法を示すセマンティック情報に関連付けられる。このコンピュータシステムは、ユーザが選択した後、編集のために任意の事前定義されたデータ要素を表示するモデル化ツールをさらに含む。このモデル化ツールは、選択されたデータ要素に関するセマンティック情報を提示する。
実装形態は、以下の特徴のいずれかまたはすべてを含んでもよい。このモデル化ツールは、選択されたデータ要素に新しいデータ要素を追加するための、ユーザが選択可能なコントロールを提示することができ、このユーザが選択可能なコントロールは、新しいデータ要素を新しい集約データ要素として作成するか、それとも新しい基本データ要素として作成するかの選択を提供することができる。このモデル化ツールは、ユーザが、新しいデータ要素についての事前定義されたデータ型のうちから選択することができることをもたらすことができる。ユーザが、事前定義されたデータ型のうちの1つを選択した後、モデル化ツールは、ユーザが、選択された事前定義されたデータ型に関連付けられた事前定義されたプロパティのうちから選択することができることをもたらすことができる。このモデル化ツールは、選択された事前定義されたデータ型とともに、修飾データ型である事前定義されたプロパティのうちの少なくとも1つを決定し、事前定義されたプロパティのうちの少なくとも1つを強調することもできる。ユーザが、事前定義されたプロパティのうちの1つを選択した後、このモデル化ツールは、ユーザが、選択された事前定義されたプロパティに関連付けられた事前定義された修飾子のうちから選択することができることをもたらすこともできる。このモデル化ツールは、選択された事前定義されたプロパティおよび選択された事前定義されたデータ型とともに修飾データ型である事前定義された修飾子のうちの少なくとも1つを決定し、事前定義された修飾子のうちの少なくとも1つを強調することもできる。このモデル化ツールは、選択されたデータ要素の2つ以上の物理表現を提示するように構成されることができる。このモデル化ツールは、ユーザが、選択されたデータ要素に含まれるどのデータ要素に対しても、データ要素の適合性に影響を与えるいくつかのコンテキストカテゴリのどれに対する値も修正することができることをもたらすこともできる。このモデル化ツールは、電子通信用の少なくとも1つの標準からの項目を提示するように構成され、項目は、マッピングによって、選択されたデータ要素に含まれるデータ要素に関連付けられることもできる。このセマンティック情報は、プロパティに対して、少なくともデータ型、プロパティ、および修飾子を含むことができる。このモデル化ツールは、選択されたデータ要素に含まれるいくつかのデータ要素のうちからの可能な選択を示すための選択コントロールを提供することもできる。このモデル化ツールは、選択されたデータ要素に含まれるいくつかのデータ要素を含むシーケンスを示すためのシーケンスコントロールを提供することもできる。このモデル化ツールは、選択コントロールおよびシーケンスコントロールを提供し、ユーザは、選択コントロールおよびシーケンスコントロールのうちの一方を、他方の中に入れ子にすることもできる。
第2の一般的な態様では、データ要素をモデル化するユーザのプロセス中で実行される方法は、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)中で、モデル化ツールの案内の下で第1のユーザ入力を受け取るステップを含む。この入力では、それらの定義および所期の使用法を示すセマンティック情報に関連付けられたいくつかの事前定義されたデータ要素のうちの1つを選択する。この方法は、GUI中で、第1のユーザ入力に応答して、選択された事前定義されたデータ要素の表現を提示するステップを含む。この表現は、セマンティック情報を含む。この方法は、モデル化ツールの案内の下で行われる第2のユーザ入力に基づいて、セマンティック情報の少なくとも1つの側面を修正するステップを含む。
実装形態では、この修正は、選択されたデータ要素を構成する1群のデータ要素に別のデータ要素を追加するステップを含むことができる。
第3の一般的な態様では、情報担体において有形に実施されるコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行される場合、データ構成要素をモデル化するためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示装置上に生成する命令を含む。このGUIは、編集のためにユーザによって選択された事前定義されたデータ構成要素を提示するデータ構成要素モデル化エリアを含む。このデータ構成要素モデル化エリアは、選択されたデータ構成要素に対するセマンティック情報を提示する。このGUIは、ユーザが選択した後、選択されたデータ構成要素がベースとするデータ型を提示するデータ型モデル化エリアをさらに含む。
実装形態は、以下の特徴のいずれかまたはすべてを含むことができる。このデータ構成要素モデル化エリアは、ユーザが選択した後、選択されたデータ構成要素に含まれる少なくとも1つのデータ構成要素をさらに提示することができる。このデータ構成要素モデル化エリアは、ユーザ入力に基づいて、セマンティック情報において行われる修正を視覚的に示すことができる。このデータ型モデル化エリアは、ユーザによって編集可能なデータ型セマンティック情報をさらに提示することができる。
本明細書に記載のシステムおよび技法の利点は、以下のいずれかまたはすべてを含むことができる。オブジェクトクラス、属性、関連の共通セマンティック表現を考慮するモデル化ツールを提供すること。人工物の不整合な命名を低減させ抑制するモデル化ツールを提供すること。セマンティックレベルで構成要素の完全性を保持するモデル化ツールを提供すること。中央ステージ上でデータ構成要素の関係するすべての情報を視覚化するモデル化ツールを提供すること。その場合、すべての構成要素は、セマンティック、技術表現、文書、他の標準のマッピング、統計、およびレイアウト表現などの概念に関する追加の情報を有することができる。
本発明の1つまたは複数の実施形態の詳細が、添付の図面および以下の説明に示されている。本発明のその他の特徴、目的、および利点は、それらの説明および図面、ならびに特許請求の範囲から、明らかになるであろう。
様々な図面中の同じ参照番号は、同じ要素を示す。
図1は、データ要素をモデル化し使用するための、例示的なシステム100を示す。データ要素は、特定の情報カテゴリまたはその中の情報部分を指定するために、フォーマット設定済み電子文書中などに、電子通信の構成要素として含めることができる。各データ要素は、そのデータ要素のセマンティック的意味、およびそのセマンティック的意味に関係した一意名に関連付けてもよい。特に、例示的なシステム100は、任意のデータ要素を作成または修正するためのモデル化ツールを含む。
システム100は、コンピュータシステム102を含む。例示的なシステム100では、コンピュータシステム102は、ソフトウェアアプリケーション104、電子通信モジュール106、およびモデル化ツール108を含む。ソフトウェアアプリケーション104は、電子文書を提示するソフトウェアエディタでもよい。この例では、ソフトウェアアプリケーション104は、電子請求書110、電子注文、または取引先情報をもつ住所録など、電子ビジネス情報を用意し表示することができる。ソフトウェアアプリケーション104は、コンピュータシステム102で利用可能な情報を使用し、特定のフォーマットに従って、電子文書を作成する。コンピュータシステム102は、電子文書を用意することができ、それを電子通信用の通信文書112として記憶することができる。
コンピュータシステム102は、電子通信モジュール106を使用して、ネットワーク114を介してその他のコンピュータシステムと通信することができる。ネットワーク114を介して、コンピュータシステム102は、別のコンピュータシステム116と通信することができる。コンピュータシステム116は、フォーマット設定済み電子文書を表示することができるソフトウェアアプリケーション118と、ネットワーク114を介した通信に従事させるための電子通信モジュール120とをさらに含む。
電子通信モジュール120は、現在、通信文書122を含んでおり、電子通信モジュール120は、それをネットワーク114を介してやりとりすることができる。一実施形態では、電子通信モジュールはローカルエリアネットワーク(LAN)インターフェースでもよく、ネットワーク114はインターネットでもよい。たとえば、通信文書122は、コンピュータシステム102からコンピュータシステム116が受け取る文書でもよく、またはコンピュータシステム102に送信するためにコンピュータシステム116が生成する文書でもよい。様々なソフトウェアアプリケーションが、様々なフォーマットを使用して電子文書を構築することができる。たとえば、電子ビジネス通信では、EDIFACT、X12、CIDX、PIDX、RosettaNet、CCTSベースのスキーマ、SAP IDocなど、多種多様なフォーマットが存在する。例示的なシステム100では、ソフトウェアアプリケーション118は、通信文書122に基づいて請求書124をユーザに表示するように構成されてもよい。
通信文書112および通信文書122は、データ要素を使用して、情報部分を識別する。したがって、受取り側のソフトウェアアプリケーション104およびソフトウェアアプリケーション118は、リポジトリ中でデータ要素のセマンティクスがアクセス可能であるので、それらを任意のフォーマットでフォーマット設定することができる。通信は、両方向でよく、すなわちコンピュータシステム102は、通信文書を、コンピュータシステム116に送信しても、またはそこから受信してもよい。簡略のため、コンピュータシステム116は、通信文書をコンピュータシステム102から受け取ると仮定する。この例では、ソフトウェアアプリケーション104はまず、データ要素を使用して通信文書112を作成する。データ要素は、通信文書112の内容の中の情報の特定部分を識別する。通信文書112を受け取った後、コンピュータシステム116は、通信文書112の内容を、文書112中のデータ要素を使用して解釈することができる。たとえば、コンピュータシステム116は、データ要素の定義を記憶するリポジトリにアクセスして、それらを解釈することができる。リポジトリは、公にアクセス可能であることもあれば、管理アクセスを必要とすることもある。
例示的なシステム100は、リポジトリ126の一例を含んでおり、このリポジトリは、コンピュータシステム102および116によってアクセス可能である。リポジトリ126は、データ要素エントリ128のリストを記憶する。各データ要素エントリ128は、データ要素の定義および名前を含んでもよく、または別の場所に記憶された名前および定義に関連付けられたデータ要素のリストでもよい。データ要素エントリ128を使用して、住所や請求書金額など、電子通信中の情報の特定の型またはカテゴリを識別することができる。データ要素エントリ128は、モデル化ツール108を使用して、生成または修正することができる。
以下の例では、リポジトリ中に記憶されるデータ要素を使用するプロセスについて示す。例示的なシステム100では、コンピュータシステム102の所有者およびコンピュータシステム116の所有者が、商取引に従事したいものと仮定する。この商取引は、部分的に、電子通信を介して、請求書を販売者から購入者に送信することによって、完了されることになっている。請求書情報の個々の部分は、リポジトリ126中に定義されたデータ要素を使用して識別されるべきである。販売者、この場合、システム102は、リポジトリからの適切なデータ要素を使用して、請求書テンプレートを作成し、公にアクセス可能であるリポジトリ126からのデータ要素がその取引で使用されることを、購入者、この場合、システム116に通知する。システム102は次に、テンプレートを使用して請求書を作成し、作成された請求書をネットワークを介して送信する。コンピュータシステム116は、通信文書122の形の、送信された請求書を受信する。それより早い時点で、または通信文書122を受信した後、購入者は、請求書中で使用されるデータ要素を認識するように、システム116を構成する。たとえば、システム116は、リポジトリからすべての利用可能なデータ要素を取り出すか、または請求書中に存在するデータ要素を取り出す。それらのデータ要素がシステム116中で定義されることで、それらによって識別される情報を表示し、必要に応じて他の方法で処理することができる。たとえば、販売者の住所としてラベル付けされた情報は、画面の適切な部分に自動的に表示され、請求書の自動的な追跡または支払いの送金に使用することができる。したがって、コンピュータシステム116は、ソフトウェアアプリケーション118を使用して通信文書122を開くことによって、受信した請求書を閲覧してもよい。請求書124は、ソフトウェアアプリケーション118によって指定されたフォーマットで提示される。
図2は、モデル化ツール108が生成することができるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)200を示す。GUI 200を使用して、ユーザは、集約データ構成要素やデータ型などのデータ要素を、閲覧または編集することができる。GUI 200は、データ構成要素階層エリア202、データ構成要素モデル化エリア204、データ型階層エリア206、およびデータ型モデル化エリア208を含む。
データ構成要素階層エリア202は、データ構成要素の階層構造を示す。階層210は、メッセージ型に従って構成され、このメッセージ型は、データ要素を使用することができる電子通信のカテゴリである。ユーザは、モデル化のために、階層210中の任意のメッセージ型を選択することができる。この場合、階層210は、3つの汎用メッセージ型、およびOrder_Message型212を含む。注文メッセージは、たとえば、データ要素を使用して電子伝送用に組み立てることができる発注に対応する。ユーザがポインタ214を使用して任意のメッセージ型を選択した場合、階層210は、そのメッセージ型に含まれる構成要素の少なくとも1つのサブレベルを表示する。この場合、ユーザは、Order_Message型212を選択している。
Order_Message型212は、電子注文に含めることができるいくつかのデータ構成要素を含む。階層210は現在、Order_Message型212の一部である、Buyer Party(購入者当事者)、Seller Party(販売者当事者)、Origin_Location、Source_Location、およびDelivery Terms(納入条件)を示している。これらの例示的な名前は、CCTSおよびISO 11179−5規約に基づいている。ここでは、話を簡単にするために、それ以外の構成要素は省略されている。階層210は、セマンティクスに基づいて、いくつかのデータ構成要素をグループ化してもよい。たとえば、Party(当事者)コンテナは、Buyer Party(購入者当事者)およびSeller Party(販売者当事者)を含む。同様に、Location(場所)コンテナ218は、Origin_LocationおよびSource_Locationを含む。ユーザは、モデル化のために、階層210中の任意のエントリを選択することができる。選択した後、データ構成要素モデル化エリア204内に、対応するデータ構成要素が表示される。この場合、ユーザは、Delivery Terms(納入条件)構成要素を選択している。
データ構成要素モデル化エリア204は現在、Delivery Terms(納入条件)構成要素用に構成されている。第1に、データ構成要素モデル化エリア204は、選択された構成要素の階層を示す概要エリア220を含む。たとえば、概要エリア220は、現在選択された構成要素でもよい構成要素アイコン222が、いくつかのサブ構成要素224を含み、サブ構成要素224のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのサブサブ構成要素226を含むことを示している。概要エリアは、そのセマンティクスを扱う際に役に立ち得るデータ構成要素構造を、ユーザに見せる。ユーザは、スライドバー228を使用して、概要エリア220をスクロールすることができる。
第2に、データ構成要素モデル化エリア204は、ユーザがモデル化およびその他の操作を行うための、クラス、たとえば納入条件構成要素230を、視覚的に提示する。納入条件構成要素230は、選択されたデータ構成要素のセマンティクスを反映するセマンティック情報エリア232と、このデータ構成要素用に存在する物理表現の選択を反映する物理表現エリア234と、そのデータ構成要素の他の諸側面またはそれに対して実行することができるその他のアクションを反映する拡張機能エリア236とを使用して、提示される。
この例では、選択されたデータ構成要素は、CCTSを使用して定義され、したがって図では、その標準からの専門用語を一部使用する。たとえば、他のいくつかのデータ構成要素から構成される納入条件構成要素230などの集約データ構成要素は、ABIE(集約ビジネス情報エンティティ)という用語で呼ばれる。その他のデータ構成要素からは構成されない基本データ構成要素は、BBIE(基本ビジネス情報エンティティ)という用語で呼ばれる。集約データ構成要素を別の集約データ構成要素と関連付ける関連データ構成要素は、ASBIE(関連ビジネス情報エンティティ)という用語で呼ばれる。
セマンティック情報エリア232は、モデル作成者に参考となり役に立つような形で、納入条件構成要素230のセマンティクスを提示する。第1に、セマンティック情報エリア232は、納入条件構成要素230の名前「Delivery Terms. Details」を有する。第2に、セマンティック情報エリア232は、納入条件構成要素230を構成する各構成要素ごとに、構成要素がBBIEであるか、それともASBIEであるかを定義する、型列238を含む。また、セマンティック情報エリア232は、以下に述べるように、BBIEまたはASBIEのそれぞれに関連付けられた、選択されたセマンティクスも提示する。
この場合、納入条件構成要素230は現在、BBIEエントリ240A、B、FおよびH、ならびにASBIEエントリ240C、D、EおよびGを含む、8つのデータ構成要素から構成される。モデル化ツール108を用い、例示的なGUI 200を使用して行うことができる操作の一例が、集約データ構成要素を構成するデータ構成要素用のエントリを、追加または削除することである。別の例は、ユーザが、そのエントリを使用して集約データ構成要素を構成する任意のデータ構成要素を開き、編集することができるものであり、次にこれについて説明する。
図3A〜Bは、ユーザがポインタ214を使用して納入条件構成要素230の関連データ構成要素用のエントリのいくつかを選択した後、データ構成要素モデル化エリア204がどのように表示され得るかの一例を示す。図3A〜Bの内容は、データ構成要素モデル化エリア204内に一度に表示されてもよいが、ここでは、わかりやすいように、2つの図面に分けている。やはり話をわかりやすくするために、図3A〜Bは、データ構成要素モデル化エリア204だけを示しており、GUI 200の残りは示していない。
まず、ユーザがデータ構成要素エントリ240Cを選択した後、データ構成要素モデル化エリア204内に、そのエントリに対応するABIE 300が表示される。この場合のABIE 300は、納入プロセスへのインコタームズ商業用語の適用を定義することができるIncoterms(インコタームズ)構成要素である。納入条件構成要素230とABIE 300の間の関連が、結合子302を使用して視覚的に示されている。したがって、結合子302は、納入条件230が関連構成要素であるASBIE 240Cを含み、このASBIEが納入条件構成要素230を別の集約構成要素であるABIE 300に関連付けるというセマンティックを、視覚化していると言うことができる。納入条件構成要素230と同様に、ABIE 300は、セマンティック情報エリア304、物理表現エリア306、および拡張機能エリア308を含む。
集約データ構成要素であるので、ABIE 300は、その他のデータ構成要素からなる。セマンティック情報エリア304は、それらの構成要素のセマンティック情報を提示するためのいくつかの列を含む。ユーザは、セマンティック情報エリア304内に含まれる情報を、追加し、削除し、または編集することができる。まず、型列310は、ABIE 300に含まれる各構成要素ごとに、その構成要素がどんな型を有するかを示す。この場合、含まれる構成要素はどちらも基本データ構成要素であり、したがって、それぞれBBIEとマーク付けされている。
列312および314は、それぞれのデータ構成要素が関係するオブジェクトクラスを指定する。たとえば、この表現は、CCTSおよびISO 11179−5に基づいている。列314は、オブジェクトクラスに対する用語(OCT)を指定し、この場合はIncoterms(インコタームズ)である。オブジェクトクラス用語は、自分が属するオブジェクトクラスを表すデータ要素の一意名の一部である。列314は、オブジェクトクラスに対する修飾子(OCQ)を指定してもよく、この場合は空である。列316および318は、それぞれのデータ構成要素が関係するプロパティを指定する。列318は、プロパティに対する用語(PT)を指定し、この用語は、これらの例では、それぞれClassification(分類)およびLocation(場所)である。プロパティ用語は、オブジェクトクラスのプロパティを表すデータ要素の一意名の一部である。列316は、プロパティに対する修飾子(PQ)を指定してよく、この場合、構成要素のうちの一方は空であり、他方はTransfer(移動)である。列320は、データ構成要素のそれぞれに対する表現用語(RT)を指定する。表現用語は、データ要素に対する1組の有効な値の形を表す一意名の一部であり、たとえば、データ要素が、あるデータ型を有すると定義されることによりそうなる。この場合、表現用語は、それぞれCode(コード)およびIndicator(インジケータ)である。オブジェクトクラス用語、プロパティ用語、および表現用語は、CCTS標準の実装形態で使用されるものでもよい。
列322は、対応する各データ構成要素の存在(occurrence)を示す。これは、ABIE 300に関してデータ構成要素が存在するカーディナリティ(cardinality)を意味する。たとえば、データ構成要素のうちの一方は[1..1]の存在を有しており、これは、この構成要素が、ABIE 300中に正確に1つ存在することを意味する。それとは対照的に、他方のデータ構成要素は[0..1]の存在を有しており、これは、0個または1つのそのような構成要素が、ABIE 300に含まれてもよいことを示している。
関連構成要素エントリ240Cと同様に、この例のユーザは、関連構成要素エントリ240D、E、およびGも選択する。これにより、データ構成要素モデル化エリア204に、対応するデータ構成要素が表示される。具体的には、ABIE 324は、ASBIEエントリ240Dに対応する分納詳細構成要素であり、ABIE 326は、ASBIEエントリ240Eに対応する許容量詳細構成要素であり、ABIE 328は、ASBIEエントリ240Gに対応する輸送詳細構成要素である。ABIE 324、326、および328のそれぞれが納入条件構成要素230に関連付けられるセマンティックは、それぞれの結合子330、332、および334によって視覚化される。結合子302、330、および334は、「集約」を表す白色ひし形を使用して、納入条件構成要素230に接続する。同様に、結合子332は、「組成」を表す黒色ひし形を有する。
納入条件構成要素230は、納入条件構成要素230を構成する、ABIE 300を含めた、データ構成要素に対して類似の情報を指定するセマンティック情報エリア232を含む。したがって、セマンティック情報エリア304は、ABIE 300に含まれる各構成要素のセマンティクスに関する詳細を、視覚化する。エリア306および308については、後で述べる。
ユーザは、モデル化ツール108を使用してデータ型をモデル化することができる。図2に示されているように、GUI 200は、データ型階層エリア206およびデータ型モデル化エリア208を含む。図4は、これらのエリアがどのように表示され動作するかについての一例を示す。話を簡単にするために、図では、エリア206および208だけを示しており、GUI 200の残りは示していない。
データ型階層エリア206は、ユーザ選択用に定義されたデータ型のいくつかまたはすべてを列挙するリスト400を含む。この場合、ユーザは、金額型エントリ402を選択する。選択後、エリア208内に金額型404が提示される。金額型404は、セマンティック情報エリア406、物理表現エリア408、および拡張機能エリア410を含む。後者の2つについては、後で述べる。
セマンティック情報エリア406は、セマンティックエリア232および304と類似のセマンティック情報を編成する列を含む。したがって、セマンティック情報エリア406は、型列412、オブジェクトクラス修飾子(OCQ)列414およびオブジェクトクラス用語(OCT)列416、プロパティ修飾子(PQ)列418およびプロパティ用語(PT)列420、表現用語(RT)列422、ベース型(base type)列424、ならびに存在(occurrence)列426を含む。ベース型列424は、この場合にまず、各データ型がベースとする任意の物理「プリミティブ型」(整数、文字列、10進、浮動小数点など)のいずれかを示す。このプリミティブ型に、XMLスキーマ組込み型(XML Schema Built−In Type)を使用してもよい。さらに、ベース型列424は、特定のデータ型Code(コード)またはIdentifier(識別子)がコードリストに基づいているか、それともそれが特定の識別子スキームであるかを指定するが、これは、各コードリストまたは識別子スキームが、それ自体のプリミティブ型に基づいているからである。制限列428については、後で述べる。したがって、金額型404は現在、10進数の形の内容と、指定のバージョンのコードリストを使用して決定される通貨コードとを含むように、モデル化される。ユーザは、金額データ型404に対して、任意のセマンティック情報を追加し、修正し、または削除することができる。
具体的には、ユーザは、金額型404に基づく修飾データ型を作成することができる。金額型404はそのため、作成された修飾データ型に対するコアデータ型と見なしてもよい。図5は、そのようなデータ型間の関係を概略的に示す。コアデータ型500はこの場合、金額型404と比べていくつかの違いを有する金額型である。具体的には、コアデータ型500は、金額(10進数)および通貨コードからなる。同様に、コアデータ型と同じ全体構造を有する、価格金額(price amount)用の修飾データ型502が作成されている。
データ型500および502は、それらのデータ型の対応する諸側面に適用する制限がもしあればそれを列挙する、制限フィールド504を有する。たとえば、データ型500中の制限は、10進金額が長さ「22.6」を有することができることを指定する。それとは対照的に、修飾データ型502中の制限は、長さは「10.6」とすることができることを指定する。したがって、修飾データ型502は、コアデータ型500中の定義をさらに制限する。それとは対照的に、コアデータ型500中のコードリストは、標準ISO 4217:2001:5に基づくように指定され、修飾データ型502中の制限フィールド504は、同じ情報を指定する。したがって、修飾データ型502は、利用可能なコードリストをさらには制限しない。
作成された修飾データ型に基づいて、1つまたは複数のデータ構成要素を作成することができる。この場合、修飾データ型は、BBIE 506に対する基礎として使用されている。修飾データ型のセマンティクスごとに、BBIE 506は、価格金額を表す。価格金額は、化粧品品目の詳細を表すABIE 508に含まれている。したがって、修飾データ型は、化粧品品目に対する価格金額を指定するために使用されている。また、コードリストISO 4217:2001:5を変更することも可能であり、あるいはユーザが、同じ補足構成要素に対してより多くのコードリストを定義し、実行時にどのコードリストがデフォルトコードリストであるかを指定することもできる。
図6は、ユーザが金額型404中の定義をどのようにして訂正することができるか、および追加のデータ型をどのようにして作成することができるかの例を示す。第1に、データ型の場合、ユーザは、特定のセマンティックを詳細に探索することができる。プリミティブ列424は、データ型に基づく構成要素中で使用することができる特定のコードリストを表す、CodeList(コードリスト)エントリ600を含む。ユーザは、エントリ600を選択して、データ型モデル化エリア208内にコードリスト602を提示させることができる。この場合、コードリスト602が提示されるときは、エリア208内にデータ型404は提示されなくなる。他の実装形態では、データ型404およびコードリスト602が、エリア208内に同時に提示されてもよい。コードリスト602によって、データ型404中の金額通貨コード(amount currency code)のセマンティクスが提供される。1つの特定のデータ型または補足構成要素に対して2つ以上のコードリストが定義される場合、追加のパラメータ「「コードリストID」、「コードリストバージョン」....」が送られない場合に実行時に使用されることになるデフォルトコードリストを定義することが可能である。さらに、「コードリストID」、「コードリストバージョン」などの列が、コードリストを一意に指定するための特定の補足構成要素を表す。
前述の他の例示的な視覚的表現と同様に、コードリスト602は、いくつかの列をもつセマンティック情報エリアを含む。第1の列604は、金額通貨コードがベースとすることができるコードリスト名を表す。これらのエントリごとに、選択されたエントリに含まれるコードのリストを示す詳細エリアが存在してよい。この場合、ユーザは、UN:ABC:1234と読める第1の例示的なエントリを選択し、それにより、システムは、エリア208内にコードリスト詳細エリア606を提示するように促される。コードリストエリアは、任意のデータ型404およびコードリスト602とともに、またはそれに置き換わって、表示することができる。
コードリスト詳細エリア606は、セマンティック情報を持ついくつかの列を含むセマンティック情報エリア608を含んでいる。この場合、セマンティック情報は、コード自体、名前、および追加説明である。たとえば、ユーロやドイツマルクなどの通貨に対応する互いに異なるコード値が存在する。コードリスト詳細エリア606は、この例に示されているよりも多くのエントリを含んでもよい。
第2に、ユーザは、データ型404を使用して、修飾データ型を派生させることができる。データ型モデル化エリア208は、「修飾の派生」とラベル付けされたコントロール610を含む。データ型404が提示されている間にユーザがこのコントロールを選択すると、ユーザがそこから修飾データ型612を作成することができるテンプレートが、エリア208内に提示される。修飾データ型612は、データ型404とともに、またはそれに置き換わって、エリア208内に表示することができる。
最初に表示された後、修飾データ型612用のテンプレートは、データ型404に含まれる情報を含んでもよい。ユーザは次に、任意の情報を追加し、削除し、または修正して、修飾データ型を作成することができる。この場合、ユーザは、オブジェクトクラスに対する修飾子を導入し、別のデータ型をリストに追加している。第1に、データ型404は、オブジェクトクラス用語用の列614を含んでおり、このオブジェクトクラス用語は、この例では、Amount(金額)である。その横は、そのオブジェクトクラス用の修飾子を保持する列616であり、この列は現在、空である。これは、データ型404は、オブジェクトクラス用の用語にAmount(金額)を指定するが、その用語に対してどんな修飾子も指定しないことを意味している。
修飾データ型612は、それとは対照的に、オブジェクトクラス用のTax(税)修飾子を指定すべきである。したがって、ユーザは、修飾データ型612の列618に、用語Tax(税)を入力する。これは、修飾データ型612が、任意の型の金額に関係するだけでなく、特に税金額に関係していることを意味する。ユーザは、修飾データ型612中の他の任意のセマンティック情報を必要に応じて修正して、税金額データ型を実装することができる。
第2に、ユーザは、データ型404中に存在しない修飾データ型612に、データ型エントリ620を追加している。ユーザが「プロパティの追加」コントロール621を選択した後、新しいエントリ620が生成される。ここまでは、エントリ620は、データ型であり、そのオブジェクトクラスが税金額であることを特徴としている。ユーザは、その他のセマンティック情報用の値を入力して、さらにエントリ620を指定する。
データ型404では、「プロパティの追加」コントロール622を使用して、新しいエントリを作成することができる。たとえば、ユーザは、データ型であり、既に存在するエントリとは異なるセマンティック情報を有する新しいエントリを、作成することができる。GUI 200は、モデル化されている任意の要素に対して、保存や削除などの動作を実行するためのコントロール(図示せず)を含む。したがって、ユーザは、新たに作成された修飾データ型612または修正されたデータ型404を、保存することができる。
同様に、納入条件構成要素230などのデータ構成要素中に、新しいエントリを作成することができる。次に、図7A〜Iを参照して、労務サービスに対して課される売上税用の基本データ構成要素を追加する一例について、説明する。追加の結果、特定のBBIEまたはASBIEが、各コンテキストカテゴリ中の値によって示される、設定コンテキスト中でのみ認識されることになる。
図7Aは、データ構成要素モデル化エリア204内に、納入条件構成要素230が提示される様子を示している。話を簡単にするために、GUI 200の残りの部分は、図に示されていない。型列238は、構成要素230が、いくつかのBBIEおよびASBIEから構成されることを示している。
ユーザは、別のBBIEを追加したいと思い、したがって、新しいエントリを作成するために、メニュー700を開く。メニュー700は、右マウスボタンをクリックすることによって利用可能なコンテキストメニュー(図示せず)でもよい。メニュー700では、ユーザは、「追加(Append)」コマンドを選択して、別のエントリを納入条件構成要素に追加するように、システムに指令する。これにより、サブメニュー702が表示され、この場合、BBIEまたはASBIEを作成する選択をユーザに提供する。図7Bに示されているように、システムは、ユーザがBBIEコマンドを選択した後、セマンティック情報エリア232の最後に、新しいBBIEエントリ704を追加する。
BBIEエントリ704は、列238中でBBIEとして定義され、納入条件構成要素230から、オブジェクトクラス用の用語(Delivery Terms(納入条件))を継承する。この時点で、セマンティック情報エリア232内のBBIEエントリ704に対する残りのフィールドは、空である。構成要素選択コントロール706は、ユーザがそのように選択したならば、BBIEエントリ704をASBIE(または、他の任意の利用可能な型の構成要素)として、ユーザに再定義させる。しかし、この場合、ユーザは、BBIEエントリ704を他の型の構成要素には変更しない。
図7Cに示されているように、ユーザは次に、BBIEに対する表現用語を定義することができる。表現用語列708は、既存の構成要素がベースとするデータ型、たとえばコードデータ型を列挙する。この表現用語列は、CCTS定義データ型の最小部分からなる固定リストである。BBIEエントリ704では、表現用語列708は、事前定義されたデータ型のいずれかを選択するためのコントロール710を提示する。ユーザがコントロール710を選択した後、利用可能なデータ型のリスト714を提示するメニュー712が表示される。この場合、ユーザは、BBIEエントリ704に対するデータ型として、リスト714中でAmount(金額)を選択する。
図7Dは、BBIEエントリ704に対するデータ型としてAmount(金額)が指定された後の、エリア204内の納入条件構成要素230を示す。セマンティック情報エリア232は、含まれるすべての構成要素に対してプロパティ用語を指定する列716を含む。BBIEエントリ704では、BBIEに対して事前定義されたプロパティ用語のいずれかを選択するためのコントロール718を、列716が表示する。ユーザがコントロール718を選択した後、利用可能なプロパティ用語のリスト722を含むメニュー720が表示される。
利用可能なプロパティ用語は、列708で選択された表現用語に依存する(図7C参照)。リスト722は、ユーザによるデータ型の選択に応じて設定される。リスト722は、下線付きのいくつかのプロパティ用語(この場合、Deductible(控除)およびTax(税))と、下線付きでないいくつかのプロパティ用語(たとえば、Expected(予想)およびUpper(上限))とを含む。下線は、プロパティ用語が、修飾データ型に関係することを示す。下線なしのプロパティ用語は、それとは対照的に、非修飾(またはコア)データ型に関係する。修飾データ型は、コア(または非修飾)データ型に基づく。RTに表示されているすべての用語は、元来、コアデータ型に基づいている。PT中の用語が下線付きの場合、これは、特定のBBIEが、修飾データ型、たとえば「Deductible(控除)」に基づいていることを意味する。また、この制限は、図5に関しても説明されており、図5では、非修飾データ型および修飾データ型の決定についても示している。BBIEは制限されているものもあれば(修飾データ型に基づく)、制限されていないものもあり(コアデータ型に基づく)、その違いは、選択的に下線を付けることによって視覚化される。この場合、修飾データ型−Tax_Amount. Type−が制限されるので、ユーザは、下線付きのTax(税)を選択する。
図7Eは、BBIEエントリ704に対するプロパティ用語としてTax(税)が指定された後の、エリア204内の納入条件構成要素230を示す。セマンティック情報エリア232は、列716中で選択された用語が表すプロパティに対して修飾子を指定するための列724を含む。列724は、ユーザが、いくつかの事前定義された修飾子のうちの1つを選択するためのコントロール726を表示する。ユーザがコントロール726を選択した後、利用可能な修飾子のリスト730を提示するメニュー728が表示される。
利用可能な修飾子は、列716中で選択されたプロパティ用語に依存する。リスト730は、ユーザによるプロパティ用語の選択に応じて設定される。リスト730は、下線付きのいくつかの修飾子(この場合、Insurance(保険)および<?>Sales(売上))と、下線なしのいくつかの修飾子(たとえば、Goods(商品)およびValue Added(付加価値))とを含む。下線は、このBBIEがベースとする修飾データ型の性質を反映している。下線は、このBBIEが、下線なしのエントリよりも、たとえば図5に記載されるような、より制限された修飾データ型に基づくことを示している。この修飾データ型名は、Sales_ Tax_ Amount. Typeである。この修飾データ型は、長さを制限してもよい。下線なしの修飾子は、それとは対照的に、たとえば図5に示されているような、より制限の少ない修飾データ型に基づくことを示している。修飾データ型は、「Tax_ Amount. Type」であり、これは、「Sales_ Tax_ Amount. Type」よりも長い長さを有してもよい。この場合、ユーザは、下線付きの修飾子のうちの1つである、<?>Sales(売上)を選択する。<?>部分は、Sales(売上)修飾子がいくつかの追加の修飾子を有することを意味している。
図7Fは、BBIEエントリ704に対するプロパティ修飾子として列724中で<?>Sales(売上)が指定された後の、エリア204内の納入条件構成要素230を示す。プロパティ修飾子の<?>構成要素は、Sales(売上)修飾子が、異なる修飾子の集まりを表すことを示している。プロパティ修飾子をさらに指定するには、ユーザは、修飾子の集まりのうちの1つを選択すべきである。図7Gは、修飾子のいずれかを選択するためのコントロール726を列724が表示する様子を示している。ユーザがコントロール726を選択した後、その選択を行うためのメニュー728が提示される。メニュー728は、利用可能な修飾子のリスト730を含んでおり、その場合、リスト730中のエントリはそれぞれ、列724に既に列挙されているSales(売上)修飾子と組み合わされるべきものである。この場合、ユーザは、Labour(労務)エントリを選択する。
図7Hは、BBIEエントリ704に対して列724中でプロパティ修飾子としてLabour Sales(労務売上)が指定された後の、エリア204内の納入条件構成要素230を示している。BBIEエントリ704の存在が列732中に指定されており、この列は現在、納入条件構成要素230中にBBIEエントリ704がゼロ個または1つ存在することを示している。ユーザは、列732中のエントリを、「正確に1つ」を意味する[1..1]など、別の値に変更することもできる。しかし、この場合、ユーザは、指定のカーディナリティを変更しないと決める。
この結果、この例では、新しいBBIEエントリ704が作成される。したがって、ユーザは、修正された納入条件構成要素230を保存して、システム中で変更が持続するようにさせるべきである。したがって、ユーザはメニュー700を再びトリガし、「保存(Save)」コマンドを選択し、たとえばリポジトリ126(図1参照)中の、納入条件構成要素230に対する変更の保存を、システムに開始させる。図7Iは、新しいBBIEエントリ704によって追加されたセマンティクスを含めた、エリア204内の納入条件構成要素230を示している。
1つまたは複数の電子通信において、修正された納入条件構成要素230を使用して、納入条件情報を識別することができる。特に、そのような情報のセマンティクスが、労務サービスに課される売上税を含むべきである場合、新しいBBIEエントリ704を使用して、情報のその部分を識別することができる。このモデル化された新しいBBIEは、所与のコンテキスト中でこの特定のBBIEが必要とされることを他に通知するために、リポジトリ126に提出することもできる。コンテキスト特定性(context specificity)は、このBBIEが使用されることになるすべてのコンテキストカテゴリに対して値を設定することによって表される(図8を参照して、以下に一例を述べることにする)。別のコンテキスト中で別のユーザが、まったく同じである新しいBBIEを必要とした場合、ユーザは、自分のコンテキスト値を所与のコンテキストカテゴリに追加することができる。
図2を再び参照すると、GUI 200は、ユーザが作業している現コンテキストを示す、コンテキスト表示エリア242を含んでいる。コンテキストは、コンピュータシステムの型、該当する業界、問題になっている特定のビジネスプロセス、ビジネスプロセス内でのユーザの役割など、現在の状況に関係する多くの因子によって決定される。コンテキスト表示エリア242は、データ構成要素またはデータ型がモデル化されている特定のコンテキストを示すための、いくつかのまたはすべてのコンテキストカテゴリに対するフィールドを含んでいる。この場合、エリア242は、地理空間フィールド244、ビジネスプロセスフィールド246、および業界ソリューションフィールド248を示しており、その他のカテゴリが含まれてもよい。これらのフィールド中のエントリは、地理空間コンテキストが米国およびドイツを含み、ビジネスプロセスが購買であり、業界ソリューションが小売であることを示している。
したがって、ユーザは、エリア242内で指定されたコンテキスト中において関係している(かつ有効な)データ構成要素およびデータ型を、モデル化することができる。コンテキスト値は固定であり、エリア242を使用して新しいメッセージ型のモデル化を開始する際に、1度設定することができる。ユーザが、BBIEまたはASBIEを追加または削除する場合、このエリア内のコンテキストカテゴリ値は、設定値で自動的に埋められることになる。具体的には、エリア242内の現設定によって指定されるコンテキスト中で、納入条件構成要素230が有効である。しかし、その構成要素230を構成する要素(構成要素またはデータ型)に関して、ユーザが、特定の状況で、すなわち、指定のサブコンテキストでのみ関係するように、それらをモデル化したいと考えることがある。したがって、モデル化ツール108は、納入条件構成要素230の個々の要素に対するコンテキスト値を、ユーザが編集できるようにする。そのため、特定のコンテキストカテゴリに対する値の設定または修正は、「ユーザ出口」手法ともみなせる。修正は一般に、システムの利用者によって、またはその代わりに行われるからである。
拡張機能エリア236内のコントロールを使用して、ユーザが、図8に示されているように、コンテキストカテゴリエリア800を開く。このコンテキストカテゴリエリア内では、納入条件構成要素230のコンテキスト的関係性を指定するコンテキスト値に対して、編集を行うことができる。コンテキスト値は、そのコンテキスト中ですべてのBBIEまたはASBIEを使用することができるか、それともできないかを示す。図2にも示されているコンテキストコントロール802をユーザが選択した後、エリア800が提示されてもよい。比較的小さなGUIでは、すべてのコンテキスト値についてその全体を表示することができないこともある。その代わりに、ユーザは、カーソルを任意の特定の記号の上に停止させて、1つまたは複数のコンテキスト値に関するタグを表示させることができる。図8は、納入条件構成要素230がエリア204内に提示される様子を示す。納入条件構成要素はこの場合、基本的に図2の場合と同様に表示され、このことは、図7A〜Iの例で説明したようには修正されていないことを意味する。
コンテキストカテゴリエリア800は、システムコンテキスト列804、業界コンテキスト列806、ビジネスプロセスコンテキスト列808、ビジネスプロセス役割コンテキスト列810、および国コンテキスト列812を含んでいる。納入条件構成要素230中の各BBIEおよびASBIEは、コンテキストカテゴリエリア800内の任意の列に入力されたそれ自体の値を有することができ、あるいは値を有さないこともできる。
この場合、第1のBBIEエントリ240Aは、コンテキストカテゴリエリア800内に入力された値を有していない。これは、エントリ240Aに対応するBBIEが、納入条件構成要素230を使用することができるすべてのコンテキストに対して関係している(かつ有効である)ことを意味する。BBIEエントリ240Bは、それとは対照的に、システムコンテキスト列804、ビジネスプロセスコンテキスト列808、およびビジネスプロセス役割コンテキスト列810に入力された例示的な値を有する。各値は、対応するカテゴリ中の特定のコンテキストを表す。これは、エントリ240Bに対応するBBIEが、(a)AまたはBで表されるコンピュータシステムによって特徴付けられ、(b)OまたはIで表されるビジネスプロセスによって特徴付けられ、かつ(c)BまたはSで表されるビジネスプロセス役割を有するユーザによって特徴付けられるコンテキストでのみ、使用することができることを意味する。それ以外のBBIEおよびASBIEは、図示されているように、その他の値を有し、またはその他の列中に値を有する。
したがって、コンテキストカテゴリ値は、コンテキストカテゴリエリア800を使用する、ユーザ指定の、提示される既存の値とすることができる。拡張機能エリア308内の(BBIE 300中の構成要素に対する(図3B参照))、または拡張機能エリア410内の(金額型404のデータ型に対する(図4参照))対応するコントロールを使用して、類似のコンテキストカテゴリエリアを表示させることができる。
拡張機能エリア236内の別のコントロールが、選択されたデータ構成要素またはデータ型と、選択された標準中の同じまたは類似のセマンティクスの項目との間のマッピングを示す提示を開始する。図9は、ユーザがコントロール800を選択した後に、エリア204内に提示される、納入条件構成要素230を示す。次に、第1のBBIEエントリ240Aに対応するBBIEに対して標準マッピングエリア802が表示される。標準マッピングエリア802は、他の標準の対応する1つまたは複数のノードを指定する。列804は、同じまたは類似のセマンティクスを持ついくつかの標準の項目を識別する。列806は、マッピングが正確か、それとも近似かを示すインジケータ(たとえば、黒丸または白丸)を含む。この場合、標準は、EDIFACT、IBUなどを含む。
標準の各項目ごとに、ユーザは、具体的なバージョン名、リリース番号、名前、指定子(designator)、説明、および選択された構成要素とセマンティクスを共用する項目の意味を、見ることができる。半自動マッピングを使用して、マッピングを作成してもよい。グループ808は、追加の情報を閲覧するために選択することができるコントロールを含む。たとえば、「名前付き属性(Named Attributes)」コントロールは、標準に関する情報用のレジスタ、その中で使用される定義、および使用される命名規則を提供する。「存在属性(Occurrence Attributes)」コントロールは、存在や位置のような特徴についてのレジスタを提供する。位置とは、特定の項目がビジネス標準のデータツリー中に有する、正確な(絶対)位置を意味する。コントロール800と類似のコントロールを用いれば、納入条件構成要素230中のBBIEまたはASBIEのどれに対しても、エリア802に相当するエリアを提示することができる。
モデル化ツール108を使用して、データ構成要素をグループ化し、または順序付けてもよく、次にその例について、図10A〜Bを参照して説明する。図10Aは、エリア204内の納入条件構成要素230を示す。この場合、ユーザは、次の4つのエントリ、すなわちBBIE 240AおよびBならびにASBIE 240CおよびDに関連付けられた選択コントロール1000を追加している。たとえば、納入条件構成要素230中の2つ以上の構成要素が代替であり、特定の状況ではそれらのうちのただ1つだけが使用されるべきであることを決定した後、ユーザは、選択コントロールを追加する。ユーザは、選択コントロール1000をGUI 200中の別の所から構成要素230上にドラッグし、それを必要な構成要素数(この場合:4つ)を含むように適合させることによって、その選択コントロールを追加してもよい。
納入条件構成要素230をモデル化しているユーザは、どの代替構成要素を使用すべきかを選択する必要はない。むしろ、納入条件構成要素230のエンドユーザが、構成要素が実装されている状況に基づいて選択を入力できるように、モデル化においては、その選択をフレキシブルにしておくことができる。選択コントロール1000は、選択されたアクティブな構成要素を識別するポインティング機能1002を含む。非選択の構成要素は、選択コントロール1000を使用して異なる選択が行われるまで、非アクティブのままとなる。
ユーザはまた、次の4つのエントリ、すなわちASBIE 240E、BBIE 240F、ASBIE 240G、およびBBIE 240Hに関連付けられたシーケンスコントロール1004も追加している。ユーザは、シーケンスコントロール1004を追加して、選択された構成要素間の特定のシーケンスを指示する。そのシーケンスは、モデル化においてユーザが意図的に作成した構成要素間の従属性に対応してもよい。別の例として、ユーザは、別の誰かによって作成されたデータ構成要素中で暗黙的な、必要な順序付けに気付いてもよい。いくつかの実装形態では、選択が実行時に決定されることになる。たとえば、「Project. Start. Date」および「Project. Start. Date Time」が存在してもよい。これらの2つのBBIEの正確な使用法は、実行時にのみ決定され得、したがって、それらを選択に入れる方がよい。ユーザは、シーケンスコントロール1004をGUI 200中の別の所から構成要素230上にドラッグし、それを必要な構成要素数を含むように適合させることによって、そのシーケンスコントロールを追加してもよい。
選択コントロール1000およびシーケンスコントロール1004は、入れ子式にすることができる。第1に、図10Bは、BBIE 240AおよびBに対して、第1の選択コントロール1000Aを含むように、納入条件構成要素230が修正されることを示している。同様に、ASBIE 240CおよびDに対して、第2の選択コントロール1000Bが含まれる。BBIE 240AおよびBならびにASBIE 240CおよびDに、シーケンスコントロール1004Aが関連付けられている。これは、シーケンスコントロール1004Aによって定義されるシーケンスは、第1の選択コントロール1000Aを使用して選択されたBBIE 240AおよびBのうちの1つと、それに続く第2の選択コントロール1000Bを使用して選択されたASBIE 240CおよびDのうちの1つとを含むことになることを意味する。
第2に、図10Bはまた、ASBIE 240EおよびBBIE 240Fに対する第1のシーケンスコントロール1004Bと、ASBIE 240GおよびBBIE 240Hに対する第2のシーケンスコントロール1004Cとを含むように、納入条件構成要素230が修正されることも示している。2つのシーケンスコントロール1004Bおよび1004Cの間の選択を示すために、選択コントロール1000が追加されている。これは、選択コントロール1000Cで行われる選択は、ASBIE 240EおよびBBIE 240Fのシーケンス、またはASBIE 240GおよびBBIE 240Hのシーケンスであることを意味する。
図2を再び参照すると、物理表現エリア234内の現在の選択は、辞書エントリ名(DEN)表現であり、この中では、セマンティック情報エリア232内に構成要素230のセマンティクスが提示される。物理表現エリア234は、納入条件構成要素230に利用可能な、物理表現の選択、またはシンタックスを示す。この例で利用可能な選択は、本件特許出願人が市販するいくつかの製品で使用されるCCTS標準の実装形態であるグローバルデータ型(GDT)表現、XMLスキーマ定義(XSD)、本件特許出願人が市販する製品で使用されるABAP(登録商標)プログラミング言語によるABAP表現、Java(登録商標)表現、およびレイアウト表現である。以下の例は、エリア234内の表現の選択を示す。
第1に、図11Aは、エリア204内の納入条件構成要素230を示しており、ユーザが、GDT表現に対応するタブ1100を選択している。納入条件構成要素230は次に、この構成要素の特定のセマンティクスを実装するGDT構成要素のリスト1102の形で表される。GDT表現中の要素はそれぞれ、その名前、型、および型名によって特徴付けられる。
第2に、図11Bは、エリア204内の納入条件構成要素230を示しており、ユーザが、XSD表現に対応するタブ1104を選択している。納入条件構成要素230は現在、この構成要素の特定のセマンティクスを実装する、コード1106の形で表されている。たとえば、コード1106は、「DeliveryItemGroupID」や「DeliveryPriorityCode」など、特定のコード部分を含んでおり、これらは、それぞれBBIEエントリ240AおよびBに対応している。
第3に、図11Cは、エリア204内の納入条件構成要素230を示しており、ユーザが、レイアウト表現に対応するタブ1108を選択している。エリア204内に、納入条件構成要素に対するレイアウト1110が示されている。レイアウト1110は、表示装置上に表示されたときの、BBIEおよびASBIEの相対的レイアウトを示す表現である。たとえば、このレイアウトは、エントリ240Aに対応するBBIEが、レイアウト1110中にテキスト入力フィールド1112として表されてもよいことを示している。同様に、エントリ240Bに対応するBBIEは、ドロップダウンメニューボックス1114として表されてもよい。ASBIEエントリ240Cに対応するABIE用のワイドボックス1116などの全幅レイアウト機能、またはASBIEエントリ240Dに対応するABIE用のナローボックス1118などの制限幅レイアウト機能が存在してもよい。レイアウト1110は、対応する構成要素の定義に埋め込まれたレイアウト情報を使用して生成してもよい。
モデル化を行う際にユーザを案内する説明情報を、モデル化ツール108が提供してもよい。図12A〜Bは、納入条件構成要素230に対して、エリア204内に提示されている間に、説明情報が提供されていることを示している。第1に、図12Aでは、視覚情報コンテナ1200および1202が表示されている。コンテナ1200は、納入条件構成要素230の全体に関連付けられており、その機能および所期の使用法について要約している。コンテナ1202は、BBIEエントリ240Fに対して同様のことを行う。
コンテナ1200および1202中に提供される情報は、マウスのポインタなどの電子ポインタが、対応するエリアのどちらかに置かれたときに表示されることができる。その情報は、構成要素230およびその部品を作成したユーザが生成しておいてもよく、リポジトリ126中に保存してもよい。たとえば、コンテナ1200および1202は、米Microsoft社の製品で利用可能なスマートタグ技術を使用して実装することができる。
第2に、図12Bでは、説明情報が、異なる形で提示されている。この場合、納入条件構成要素230に、情報エリア1204が追加されている。同様に、BBIEエントリ240Aに、情報エリア1206が追加されている。納入条件構成要素を構成する構成要素のいずれに対しても、対応するエリアを追加することができる。
その他の情報提供エリアも追加されている。条件エリア1208は、納入条件構成要素230を使用するための完全性条件を、ユーザに通知する。完全性条件は、オブジェクト制約言語(OCL)に基づいてもよい。使用法エリア1210は、納入条件構成要素230がどのように使用されるものであるかをユーザに通知する。注記エリア1212は、役に立つ注記を提示する。例エリア1214は、マークアップコードを使用して実装された納入条件構成要素の使用の一例を示している。
図13A〜Bは、追加の属性または指定された名前空間を使用して、修飾データ型をどのようにして表すことができるかの例を示している。図13Aは、郵便の宛て先の詳細に関係するABIE 1300を示す。前述の他の例の場合と同様の形で、ABIE 1300のセマンティクスが示されている。ABIE 1300は、いくつかのBBIEから構成されており、特に、郵便番号用の識別子に関係するBBIE 1302からなる。BBIE 1302は、修飾データ型(QDT)である郵便番号識別子型Postal Code_Identifier. Typeに基づいており、このことは、たとえば図4または5に記載されるように、制限データ型であることを意味する。
しかし、QDTは、2つ以上の異なる形、すなわち、第1のQDT表現1304および第2のQDT表現1306で表すこともできる。表現1304および1306はそれぞれ、セマンティック情報エリア内に制限列を含む。制限列1308は、QDT中の特定のエントリに適用する1つまたは複数の制限を示す。第1のQDT表現1304では、制限は、属性1310を使用して表され、第2のQDT表現1306では、指定された名前空間に関係するエントリ1312を使用して表される。たとえば、エントリ1312は、ある機関から提供される、あるバージョンのコードリストを識別する。図13Bは、現在、その一部であるBBIE 1314に関係している、ABIE 1300に対する同様の例を示している。この場合、QDTは、属性を使用する第1の表現1316または名前空間を使用する第2の表現1318を有することができる。
図14A〜Bは、指定された名前空間を使用してコアデータ型を表す例を示している。図14Aは、第2のQDT表現1306を使用した実施例を示している。この場合、制限列1308は、次のように読めるエントリ1400を含む。
GermanPostalCode:2001:DPAG:Agencies:84
ユーザは、エントリ1400を選択して、そのエントリに関連付けられた識別子スキーム1402をGUI 200中に表示させることができる。すなわち、ユーザは、この特定の識別子がどの識別子スキームに基づいているかがわかり、次に、誰が担当者(機関)であり、どのバージョンであり、この識別子の番号範囲はどうであり、この識別子のパターン(通常表現)はどうであるかなど、この識別子スキームに関するより詳細な情報を得ることができる。識別子スキーム1402は、ドイツの郵便番号の詳細に関係する別のABIE 1404の基礎とすることができる。
図14Bは、第2のQDT表現1318を使用する実施例を示している。この場合、制限列1308は、次のように読めるエントリ1406を含む。
ISO 3166−2:1998:5
これは、図6を参照して上記でも述べた、スキームID、バージョンIDを表すための名前空間命名規則である。ユーザは、エントリ1406を選択して、そのエントリに関連付けられたコードリスト1408をGUI 200中に表示させることができる。これは、図6を参照して上述したコードリスト詳細エリア606と同じでもよい。いくつかの識別子は、固定のコードリストに基づいてもよく、ユーザはこの場合、簡潔な形でこのコードリストの値を表示することを、開始させることができる。コードリスト1408は、ISO標準による、いくつかの国についてのコードを列挙している。
図15は、本発明の一実施形態による、前述の動作において使用することができるコンピュータシステム1500のブロック図である。たとえば、システム1500は、コンピュータシステム102、ユーザシステム106、および管理システム104のいずれかまたはすべてに含まれてもよい。
システム1500は、プロセッサ1510、メモリ1520、記憶装置1530、および入出力装置1540を含む。構成要素1510、1520、1530、および1540はそれぞれ、システムバス1550を使用して相互接続されている。プロセッサ1510は、システム1500内で実行用の命令を処理することができる。一実施形態では、プロセッサ1510は、シングルスレッドのプロセッサである。別の実施形態では、プロセッサ1510は、マルチスレッドのプロセッサである。プロセッサ1510は、メモリ1520内または記憶装置1530上に記憶された命令を処理して、入出力装置1540上にユーザインターフェース用のグラフィカルな情報を表示させることができる。
メモリ1520は、システム1500内の情報を記憶する。一実施形態では、メモリ1520は、コンピュータ可読媒体である。一実施形態では、メモリ1520は、揮発性メモリユニットである。別の実施形態では、メモリ1520は、不揮発性メモリユニットである。
記憶装置1530は、システム1500に大容量記憶領域を提供することができる。一実施形態では、記憶装置1530は、コンピュータ可読媒体である。異なる様々な実施形態では、記憶装置1530は、フロッピー(登録商標)ディスク装置、ハードディスク装置、光ディスク装置、またはテープ装置でもよい。
入出力装置1540は、システム1500に入出力動作を提供する。一実施形態では、入出力装置1540は、キーボードおよび/またはポインティング装置を含む。一実施形態では、入出力装置1540は、グラフィカルユーザインターフェースを表示するための表示装置を含む。
本発明は、デジタル電子回路中に、またはコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア中に、またはそれらの組合せ中に、実装することができる。本発明の機構は、プログラマブルプロセッサによって実行するために、情報担体に、たとえば、機械可読記憶装置または伝播信号に有形に実施されているコンピュータプログラム製品中に実装することができ、本発明の方法ステップは、入力データを操作し出力を生成することにより本発明の機能を実行するための命令のプログラムを実行する、プログラマブルプロセッサによって実行することができる。本発明は、有利には、データおよび命令を受け取り、データおよび命令を送出するように結合された少なくとも1つのプログラマブルプロセッサと、データ記憶システムと、少なくとも1つの入力装置と、少なくとも1つの出力装置とを含むプログラマブルシステム上で実行可能な、1つまたは複数のコンピュータプログラム中に実装することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータ中で直接的または間接的に使用して、あるアクティビティを実行し、またはある結果をもたらすことができる、1組の命令である。コンピュータプログラムは、コンパイル言語またはインタプリタ言語を含めた任意の形のプログラミング言語で記述することができ、また、スタンドアロンプログラムとしての形、あるいはモジュール、構成要素、サブルーチン、またはコンピューティング環境での使用に適したその他の単位としての形を含めた、任意の形で導入することができる。
命令のプログラムを実行するための適切なプロセッサには、例を挙げると、汎用マイクロプロセッサおよび専用マイクロプロセッサ、ならびに任意の種類のコンピュータの単一プロセッサまたは多数のプロセッサのうちの1つが含まれる。一般に、プロセッサは、命令およびデータを、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ、あるいはその両方から受け取ることになる。コンピュータの不可欠な要素は、命令を実行するためのプロセッサ、ならびに命令およびデータを記憶するための1つまたは複数のメモリである。一般に、コンピュータはまた、データファイルを記憶するための1つまたは複数の大容量記憶装置も含むことになり、またはそれと通信するように動作するように結合もされることになる。そのような装置には、内部ハードディスクおよび取外し可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、および光ディスクが含まれる。コンピュータプログラム命令およびデータを有形に実施するのに適した記憶装置としては、例として、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリ装置などの半導体メモリ装置、内部ハードディスクおよび取外し可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、ならびにCD−ROMおよびDVD−ROMディスクを含めた、あらゆる形の不揮発性メモリが含まれる。プロセッサおよびメモリは、ASIC(特定用途向けIC)によって補完し、またはそれに組み込むことができる。
ユーザとの対話を提供するために、本発明は、ユーザに情報を表示するためのCRT(陰極線管)やLCD(液晶表示装置)モニタなどの表示装置と、ユーザが入力をコンピュータに提供することができるキーボードおよびマウスやトラックボールなどのポインティング装置とを有する、コンピュータ上に実装することができる。
本発明は、データサーバなどのバックエンド構成要素を含むコンピュータシステム、アプリケーションサーバやインターネットサーバなどのミドルウェア構成要素を含むコンピュータシステム、あるいはグラフィカルユーザインターフェースもしくはインターネットブラウザまたはそれらの任意の組合せを有するクライアントコンピュータなどのフロントエンド構成要素を含むコンピュータシステムに、実装することができる。このシステムの構成要素は、通信ネットワークなどのデジタルデータ通信の任意の形または媒体によって、接続することができる。通信ネットワークの例には、たとえば、LAN、WAN、ならびにインターネットを形成するコンピュータおよびネットワークが含まれる。
コンピュータシステムは、クライアントおよびサーバを含むことができる。クライアントおよびサーバは一般に、互いに離れており、典型的には、ここに述べるようなネットワークを介してやり取りする。クライアントとサーバの関係は、それぞれのコンピュータ上で稼動し、互いにクライアント−サーバ関係を有する、コンピュータプログラムによって生じる。
本発明のいくつかの実施形態について説明してきた。なお、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な修正を行うことができることが理解されよう。したがって、その他の実施形態は、添付の特許請求の範囲に含まれる。
データ構成要素をモデル化し、使用することができるシステムの例を示す図である。 モデル化ツールの一実施形態による、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す図である。 データ構成要素が、図2に示されているGUIに提示される例を示す図である。 データ構成要素が、図2に示されているGUIに提示される例を示す図である。 データ型が、図2に示されているGUIに提示される例を示す図である。 図4に示されているデータ型を含むデータ型の関係および継承の例を示す図である。 図4に示されているデータ型を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素を使用したモデル化の別の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素が、他の標準における構成要素への既存のマッピングを提示する例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素をモデル化するときの、選択またはシーケンスの使用の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素をモデル化するときの、選択またはシーケンスの使用の例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素が、互いに異なる表現を使用して視覚化される例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素が、互いに異なる表現を使用して視覚化される例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素が、互いに異なる表現を使用して視覚化される例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素が、文字説明を提示する例を示す図である。 図2に示されているデータ構成要素が、文字説明を提示する例を示す図である。 別のデータ構成要素がベースとするコアデータ型が、追加の属性または指定された名前空間を使用して表される例を示す図である。 別のデータ構成要素がベースとするコアデータ型が、追加の属性または指定された名前空間を使用して表される例を示す図である。 指定された名前空間を使用してコアデータ型を表す例を示す図である。 指定された名前空間を使用してコアデータ型を表す例を示す図である。 コンピュータシステムのブロック図である。

Claims (20)

  1. 電子通信における情報部分を識別するのに送信側システムが使用するために構成された事前定義されたデータ要素をその中に記憶し、前記情報部分が受信側システムに自動的に表示され、前記電子通信のコンテンツを解釈するために使用されるようにするリポジトリであって、前記事前定義されたデータ要素はそれぞれ、その定義および所期の使用法を示すセマンティック情報に関連付けられ、前記受信側システムは、前記セマンティック情報を使用して、前記電子通信のコンテンツを表示し、解釈し、前記データ要素は、前記セマンティック情報にしたがって対応する1つの前記情報部分を識別するリポジトリと、
    ユーザが選択した後、前記情報部分ではなく、前記事前定義されたデータ要素の編集のために前記事前定義されたデータ要素を表示し、前記選択されたデータ要素に関する前記セマンティック情報を提示し、編集されたデータ要素は前記リポジトリ中に記憶され、前記受信側システムによって前記リポジトリ中でアクセスされるモデル化ツールと
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記モデル化ツールは、前記選択されたデータ要素に新しいデータ要素を追加するためのユーザが選択可能なコントロールを提示し、前記ユーザが選択可能なコントロールは、前記新しいデータ要素を新しい集約データ要素として作成するか、それとも新しい基本データ要素として作成するかの選択を提供することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記モデル化ツールは、前記ユーザが、前記新しいデータ要素についての事前定義されたデータ型のうちから選択することができることをもたらすことを特徴とする請求項2に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記ユーザが前記事前定義されたデータ型のうちの1つを選択した後、前記モデル化ツールは、前記ユーザが、前記選択された事前定義されたデータ型に関連付けられた事前定義されたプロパティのうちから選択することができることをもたらすことを特徴とする請求項3に記載のコンピュータシステム。
  5. 前記モデル化ツールは、前記選択された事前定義されたデータ型とともに修飾データ型である前記事前定義されたプロパティのうちの少なくとも1つを決定し、前記事前定義されたプロパティのうちの少なくとも1つを強調することを特徴とする請求項4に記載のコンピュータシステム。
  6. 前記ユーザが前記事前定義されたプロパティのうちの1つを選択した後、前記モデル化ツールは、前記ユーザが、前記選択された事前定義されたプロパティに関連付けられた事前定義された修飾子のうちから選択することができることをもたらすことを特徴とする請求項4に記載のコンピュータシステム。
  7. 前記モデル化ツールは、前記選択された事前定義されたプロパティおよび前記選択された事前定義されたデータ型とともに修飾データ型である前記事前定義された修飾子のうちの少なくとも1つを決定し、前記事前定義された修飾子のうちの少なくとも1つを強調することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータシステム。
  8. 前記モデル化ツールは、前記選択されたデータ要素の2つ以上の物理表現を提示するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  9. 前記モデル化ツールは、前記ユーザが、前記選択されたデータ要素に含まれるどのデータ要素に対しても、前記データ要素の適合性に影響を与えるいくつかのコンテキストカテゴリのどれに対する値も修正することができることをもたらすことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  10. 前記モデル化ツールは、電子通信用の少なくとも1つの標準からの項目を提示するように構成され、前記項目は、マッピングによって、前記選択されたデータ要素に含まれるデータ要素に関連付けられることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  11. 前記セマンティック情報は、前記プロパティについての、少なくともデータ型、プロパティ、および修飾子を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  12. 前記モデル化ツールは、前記選択されたデータ要素に含まれるいくつかのデータ要素のうちからの可能な選択を示すための選択コントロールを提供することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  13. 前記モデル化ツールは、前記選択されたデータ要素に含まれるいくつかのデータ要素を含むシーケンスを示すためのシーケンスコントロールを提供することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  14. 前記モデル化ツールは、選択コントロールおよびシーケンスコントロールを提供し、前記ユーザが、前記選択コントロールおよび前記シーケンスコントロールのうちの一方を、他方の中に入れ子にすることができることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  15. データ要素をモデル化するユーザのプロセス中で実行される方法であって、
    グラフィカルユーザインターフェース(GUI)中で、モデル化ツールの案内の下で第1のユーザ入力を受け取るステップであって、前記入力は、電子通信における情報部分を識別するのに送信側システムが使用するために構成され、前記情報部分が受信側システムに自動的に表示され、前記電子通信のコンテンツを解釈するために使用されるようにするいくつかの事前定義されたデータ要素のうちの1つを選択し、前記データ要素はそれぞれ、それらの定義および所期の使用法を示すセマンティック情報に関連付けられ、前記受信側システムは、前記セマンティック情報を使用して、前記電子通信のコンテンツを表示し、解釈し、前記データ要素は、前記セマンティック情報にしたがって対応する1つの前記情報部分を識別するステップと、
    前記GUI中で、前記第1のユーザ入力に応答して、前記選択された事前定義されたデータ要素の表現を提示するステップであって、前記表現は、前記セマンティック情報を含むステップと、
    前記モデル化ツールの案内の下で行われる第2のユーザ入力に基づいて、前記情報部分ではなく、前記事前定義されたデータ要素の前記セマンティック情報の少なくとも1つの側面を修正するステップであって、前記修正されたセマンティック情報に関連付けられた前記事前定義されたデータ要素はリポジトリ中に記憶され、前記受信側システムによって前記リポジトリ中でアクセスされるステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  16. 前記修正は、前記選択されたデータ要素を構成する1群のデータ要素に別のデータ要素を追加するステップを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. コンピュータプログラムであって、コンピュータのプロセッサによって実行されると、データ要素をモデル化するためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示装置上に生成する命令を含み、前記GUIは、
    編集のためにユーザによって選択された事前定義されたデータ要素を提示するデータ要素モデル化エリアであって、前記選択されたデータ要素に対するセマンティック情報を提示し、前記事前定義されたデータ要素は、電子通信における情報部分を識別するのに送信側システムが使用するために構成され、前記情報部分が受信側システムに自動的に表示され、前記電子通信のコンテンツを解釈するために使用されるようにし、前記編集は、前記情報部分ではなく、前記事前定義されたデータ要素に対して実施され、前記受信側システムは、前記セマンティック情報を使用して前記電気通信のコンテンツを表示し、解釈し、前記編集されたデータ要素は、リポジトリ中に記憶され、前記受信側システムによって前記リポジトリ中でアクセスされる、データ要素モデル化エリアと、
    前記ユーザが選択した後、前記選択されたデータ要素がベースとするデータ型を提示するデータ型モデル化エリアと
    を備えることを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 前記データ要素モデル化エリアは、前記ユーザが選択した後、前記選択されたデータ要素に含まれる少なくとも1つのデータ要素をさらに提示することを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. 前記データ要素モデル化エリアは、ユーザ入力に基づいて、前記セマンティック情報において行われる修正を視覚的に示すことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記データ型モデル化エリアは、前記ユーザによって編集可能なデータ型セマンティック情報をさらに提示することを特徴とする請求項17に記載のコンピュータプログラム。
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