JP5104545B2 - 検証データ作成方法,検証データ作成装置及び検証データ作成プログラム - Google Patents

検証データ作成方法,検証データ作成装置及び検証データ作成プログラム Download PDF

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本発明は、検証データ作成方法,検証データ作成装置及び検証データ作成プログラムに係り、特に複数のテスト項目を含む検証データの検証データ作成方法,検証データ作成装置及び検証データ作成プログラムに関する。
例えばハードウェアやソフトウェアにより構成されるシステムでは、検証データ(テストデータ)を生成し、その検証データでシステムの検証が行われていた(例えば特許文献1〜3参照)。
また、ハードウェアやソフトウェアにより構成される論理システムに対して検証対象の外部入出力仕様を用いて検証を行うブラックボックス検証では、検証データの品質指標として任意の2因子間の水準値の組み合わせを全て網羅するというものがある(例えば非特許文献1参照)。
例えば複数のモジュールから構成される論理システムでは、複数の接続位置に接続される各モジュールが因子に相当し、複数の接続位置に接続された各モジュールの種類(タイプ)が水準値に相当する。即ち、複数のモジュールから構成される論理システムでは複数の接続位置について、任意の2つの接続位置の間で全てのモジュールの種類の組み合わせが存在するように検証データを作成していた。
特許第3105279号公報 特開2006−227958号公報 特開2007−26183号公報 山本訓稔、秋山浩一、「直交表を利用したSW製品評価(HAYST法の開発)」、第11回品質工学研究発表大会発表資料、p146−149
上記した検証データの品質指標の有効性は、かなり実証されている。しかし、検証対象の論理システムによっては、上記した検証データの品質指標だけでは検証品質が不十分と思われる場合がある。上記した検証データの品質指標だけでは検証品質が不十分と思われる場合の一例としては、複数のモジュールから構成される論理システムの検証データにおける消費電力値,処理要求トランザクション量等の性能数値の網羅性が挙げられる。
しかし、従来は性能数値に関わる品質指標が明示的に扱われていない為、検証データの漏れによる性能数値に関わる検証品質の低下が発生するという問題があった。また、検証データの漏れによる性能数値に関わる検証品質の低下を防ぐ為には、検証データの作成において検証データ作成者が試行錯誤的に行わざるを得ないという問題があった。
つまり、従来は、高品質の検証データを作成する為に長い時間を必要とするという問題があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みなされたもので、高品質の検証データを短時間で効率的に作成可能な検証データ作成方法,検証データ作成装置及び検証データ作成プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明の一実施形態は、コンピュータが、システムの検証に利用する複数のテスト項目を含む検証データを作成する検証データ作成方法であって、因子の種類毎に設定されている数値に応じて、所定数の前記因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目から、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計の最小値、最大値を算出して、前記最小値と最大値との間を複数に分割した複数の区間を生成する区間生成ステップと、2因子間の前記因子の種類の組み合わせを全て網羅するように複数の前記テスト項目を生成するテスト項目生成ステップと、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計を前記テスト項目毎に算出し、前記数値の合計によって網羅されていない前記区間を未網羅の区間として選択する未網羅区間選択ステップと、未網羅の区間を網羅するように前記テスト項目を生成する未網羅区間テスト項目生成ステップと、を有する。
なお、本発明の一実施形態の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
上述の如く、本発明の一実施形態によれば、高品質の検証データを短時間で効率的に作成可能な検証データ作成方法,検証データ作成装置及び検証データ作成プログラムを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施の形態、実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施の形態、実施例では、ハードウェア及びソフトウェアにより構成されるシステムのブラックボックス検証において、有効な検証データの作成条件の提案と、その作成条件を満たす検証データを効率的に見つける技術について説明する。本実施の形態では、検証データの生成において、通常の因子(検証項目)の水準値(種類)の組み合わせ網羅に加えて、因子の水準値に対応する数値(以下、処理負荷量という)を定義する。そして、本実施の形態ではテスト項目を構成する全因子の処理負荷量の合計が最小値から最大値まで満遍なく網羅されるように検証データを作成する。
図1は本実施の形態の検証データ生成プログラムを実行するコンピュータシステムの一例の構成図である。コンピュータシステムは、それぞれバスBで相互に接続された入力装置11,出力装置12,ドライブ装置13,補助記憶装置14,主記憶装置15,演算処理装置16及びインターフェース装置17を含むように構成される。
入力装置11はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置12はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置17は、モデム,ルータ,LANカードなどで構成されており、ネットワークに接続する為に用いられる。
本実施の形態の検証データ生成プログラムは、コンピュータシステムを制御する各種プログラムの少なくとも一部である。検証データ生成プログラムは例えば記録媒体18の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。検証データ生成プログラムを記録した記録媒体18は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、検証データ生成プログラムを記録した記録媒体18がドライブ装置13にセットされると、検証データ生成プログラムは記録媒体18からドライブ装置13を介して補助記憶装置14にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた検証データ生成プログラムは、インターフェース装置17を介して補助記憶装置14にインストールされる。補助記憶装置14は、インストールされた検証データ生成プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。
主記憶装置15は、起動時に、補助記憶装置14から検証データ生成プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置16は主記憶装置15に格納された検証データ生成プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
図2は本実施の形態の検証データ生成プログラムの実行により実現された検証データ生成装置の一例の処理ブロック図である。図2の検証データ生成装置20は、負荷量区間生成部21,テスト項目生成部22,未網羅区間選択部23,未網羅区間テスト項目生成部24及び因子情報格納部25を有する構成である。
検証データ生成装置20の処理は、例えば図3のフローチャートに示した手順で実行される。図3は検証データ生成装置の処理手順を表した一例のフローチャートである。
最初に検証データ作成者は、因子の数と、因子の水準値と、因子の水準値に対応する処理負荷量とを例えば入力装置11から設定する。因子情報格納部25は、検証データ作成者によって設定された因子の数と、因子の水準値と、因子の水準値に対応する処理負荷量とを格納する。また、検証データ作成者は分割区間数を入力装置11から設定する。
分割区間数が設定されると、検証データ生成装置20は検証データ作成者によって設定された数の因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目の生成を開始する。負荷量区間生成部21はステップS1に進み、テスト項目を構成する全因子の処理負荷量の合計の最小値、最大値を、検証データ作成者によって設定された因子の数と、因子の水準値に対応する処理負荷量とに応じて算出する。
そして、負荷量区間生成部21はテスト項目を構成する全因子の処理負荷量の合計の最小値と最大値との間を、検証データ作成者によって設定された分割区間数で分割した負荷量区間を生成する。また、負荷量区間生成部21は全負荷量区間を未網羅に設定する。
また、ステップS2に進み、テスト項目生成部22は、オールペア法、直交表利用法などを使用して、2因子間の水準値の組み合わせを全て網羅するように複数のテスト項目を生成する。未網羅区間選択部23は、テスト項目生成部22によって生成された複数のテスト項目ごとに、テスト項目を構成する全因子の処理負荷量の合計を算出する。未網羅区間選択部23は、算出したテスト項目ごとの処理負荷量によって網羅される負荷量区間を網羅に設定する。
ステップS3に進み、未網羅区間選択部23は未網羅の負荷量区間から次の網羅対象の負荷量区間(現負荷網羅対象区間)を選択する。ステップS4に進み、未網羅区間テスト項目生成部24は網羅対象の負荷量区間を網羅するテスト項目を生成する。未網羅区間選択部23はステップS5に進み、全負荷量区間が網羅されたか否かを判定する。
全負荷量区間が網羅されていなければ、未網羅区間選択部23は、ステップS3に戻り処理を続ける。全負荷量区間が網羅されていれば、未網羅区間選択部23は図3に示すフローチャートの処理を終了する。
ステップS4の処理は、例えば図4に示した手順で実行される。図4は網羅対象の負荷量区間を網羅するテスト項目の生成手順を表した一例のフローチャートである。図4のフローチャートは未網羅の負荷量区間から次の網羅対象の負荷量区間が選択された後で実行される。図5は網羅対象の負荷量区間を網羅するテスト項目の生成手順を表した一例の概念図である。図5は未網羅の負荷量区間から次の網羅対象の負荷量区間jが選択された例を表している。
ステップS11に進み、未網羅区間テスト項目生成部24はテスト項目を構成する全因子の水準値を未定値に設定する。ステップS12に進み、未網羅区間テスト項目生成部24は水準値が未定値の因子の中から次の設定対象因子を選択する。図5では次の設定対象因子(現水準値決定対象因子)として因子kを選択している。
ステップS13に進み、未網羅区間テスト項目生成部24は次の設定対象因子以外の因子のうち、既に水準値が決定している因子(水準値既決定因子)については、水準値に対応する処理負荷量(既決定負荷量)、水準値が決定していない因子(水準値未定因子)については、その因子の処理負荷量の最大処理負荷量(最大負荷量)、最小処理負荷量(最小負荷量)を積算することで因子負荷量最大合計値、因子負荷量最小合計値を算出する。
ステップS14に進み、未網羅区間テスト項目生成部24は現水準値決定対象因子kの各水準値に対応する処理負荷量を、ステップS13で算出した因子負荷量最大合計値、因子負荷量最小合計値にそれぞれ加算した負荷量合計値の内で、負荷量余裕値が最大となる水準値を、現水準値決定対象因子kの現時点の最適水準値として決定する。
なお、負荷量余裕値とは、負荷量合計値の負荷量区間最大値(現負荷量網羅対象区間最大値)と負荷量区間最小値(現負荷量網羅対象区間最小値)とに対する余裕値(最大側負荷量余裕値、最小側負荷量余裕値)のうち小さい値を言う。
ステップS15に進み、未網羅区間テスト項目生成部24はテスト項目を構成する全因子の水準値が設定されたか否かを判定する。テスト項目を構成する全因子の水準値が設定されていなければ、未網羅区間テスト項目生成部24はステップS12に戻り、処理を続ける。テスト項目を構成する全因子の水準値が設定されていれば、未網羅区間テスト項目生成部24は図4に示すフローチャートの処理を終了する。
図4のフローチャートに示した処理は、現水準値決定対象因子kの水準値として、その水準値の負荷量余裕値が、現水準値決定対象因子kの全水準値の内で最大となる水準値を選択するものである。
すなわち、未網羅区間テスト項目生成部24は未網羅の負荷量区間のうち、今回、網羅対象となる負荷量区間の最小値(現負荷量網羅対象区間最小値)及び最大値(現負荷量網羅対象区間最大値)に対し、負荷量合計値が、現負荷量網羅対象区間最小値及び現負荷量網羅対象区間最大値の中間値となるように(中間値に近似するように)各因子の水準値を決定するものである。
以下、本実施例として、WDM(光波長多重通信)装置のシステムテストにおける装置構成データ生成について説明する。図6は、WDM装置のブロック構成図である。図6のWDM装置30は、ネットワーク部を構成するネットワークボード31と、クロスコネクト部32と、クライアント部を構成するクライアントボード33−1〜33−nとを有している。
ネットワークボード31は光IPネットワーク40から受信した通信データを、クロスコネクト部32経由でクライアントボード33−1〜33−nに送信する。クライアントボード33−1〜33−nは、受信した通信データのデータ加工処理を担当する。クライアントボード33−1〜33−nは受信した通信データのデータ加工処理を行い、データ加工処理後の通信データを、クロスコネクト部32経由でネットワークボード31に送信する。ネットワークボード31は、受信したデータ加工処理後の通信データを再び、光IPネットワークに送信する。
一般に、クライアントボード33−1〜33−nには、データ加工処理の内容や要求処理速度に応じて種々の種類(タイプ)が存在する。図7はクライアントボードの種類の一例を示す説明図である。図7では、4種類のクライアントボード33−1〜33−nを示している。
したがって、図6のWDM装置30にはクライアントボード33−1〜33−nの種類の組み合わせにより、非常に多数の装置構成が存在することになる。例えばクライアントボード33−1〜33−nとして図7に示す4種類が存在し、クライアント部に挿入されるクライアントボード33−1〜33−nの数が6(n=6)である場合、WDM装置30の装置構成としては4の6乗(4096)通りが考えられる。
このように、クライアントボード33−1〜33−nの種類やクライアント部に挿入されるクライアントボードの数が多くなると、WDM装置30のシステムテストにおいてWDM装置30の装置構成を全て網羅することは、ほとんど不可能となる。
そこで、本実施例では、まず、クライアント部においてクライアントボードが挿入される挿入位置k(k=1〜n)について、任意の2つの挿入位置の間で全てのクライアントボードの種類の組み合わせが存在するように、オールペア法等に基づく検証データを作成する。任意の2つの挿入位置の間で全てのクライアントボードの種類の組み合わせが存在するように、オールペア法等に基づく検証データを作成した場合は、かなりの割合で不具合が検出されることが経験則的に実証されている。
しかしながら、図6のWDM装置30ではクライアントボードの種類の組み合わせによる不具合以外に、ネットワークボード31への負荷の大小に起因する不具合が発生することが、しばしば起こる。ここで、ネットワークボード31への負荷は、図7のクライアントボードの種類において処理負荷量として定義されている数値を、クライアント部に挿入されるクライアントボード33−1〜33−nについて合計したものである。例えばクライアント部に挿入されるクライアントボード33−1〜33−nの数が6(n=6)である場合、ネットワークボード31の負荷量は最小値6から最大値48まで存在する。
クライアント部に挿入されるクライアントボード33−1〜33−nが全て図7の「150M SONET/SDH(同期型光ネットワーク) 処理負荷量=1」で構成された場合はネットワークボード31の負荷量が最小値6となる。また、クライアント部に挿入されるクライアントボード33−1〜33−nが全て図7の「10G SONET/SDH(同期型光ネットワーク) 処理負荷量=8」で構成された場合はネットワークボード31の負荷量が最大値48となる。
図6のWDM装置30に対する負荷量を最小値6から最大値48まで5区間(5負荷量区間)に分割した場合は図8に示すような区間分割例となる。なお、図8の例では、負荷量区間1(負荷量6〜14)、負荷量区間2(負荷量15〜23)、負荷量区間3(負荷量24〜31)、負荷量区間4(負荷量32〜40)、負荷量区間5(負荷量41〜48)に分割している。
図9はテスト項目数を抑制するためにオールペア法により生成された検証データの説明図である。図9の検証データでは、23個のテスト項目で2因子間の網羅(任意の2つの挿入位置の間で全てのクライアントボードの種類の組み合わせが網羅されていること)が達成されているが、図8に示す5つの負荷量区間の網羅が達成されていない。
具体的に、図9の検証データでは負荷量区間4及び5が未網羅である。本実施例では図4のフローチャートに示した処理により、負荷量区間4及び5を網羅するテスト項目を生成できる。図10はオールペア法により生成された検証データに負荷量区間4及び5を網羅するテスト項目を追加した検証データの説明図である。図10の検証データでは負荷量区間4を網羅する24番目のテスト項目と、負荷量区間5を網羅する25番目のテスト項目とが追加されている。
なお、WDM装置30のシステムテストは図10の検証データに基づいて、1〜25番目のテスト項目に表された装置構成となるように、クライアント部の挿入位置にクライアントボード1〜6を順次挿入することで行われる。クライアント部の挿入位置へのクライアントボード1〜6の挿入は、ユーザが手作業で行っても良いし、ロボット等が自動的に行ってもよい。
本実施例は、オールペア法により生成された検証データから網羅されていない負荷量区間を選択し、網羅されていない負荷量区間を網羅するテスト項目を図4に示す負荷量区間網羅アルゴリズムにより生成して、オールペア法により生成された検証データに追加している。
したがって、本実施例によれば、検証データの漏れによる性能数値に関わる検証品質の低下を、オールペア法及び負荷量区間網羅アルゴリズムの利用により、容易に防ぐことができると共に、検証データを容易に生成することができるので、高品質の検証データを短時間で効率的に作成可能である。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
コンピュータが、システムの検証に利用する複数のテスト項目を含む検証データを作成する検証データ作成方法であって、
因子の種類毎に数値を定義し、所定数の前記因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目から、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計の最小値、最大値を算出して、前記最小値と最大値との間を複数に分割した複数の区間を生成する区間生成ステップと、
2因子間の前記因子の種類の組み合わせを全て網羅するように複数の前記テスト項目を生成するテスト項目生成ステップと、
前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計を前記テスト項目毎に算出し、前記数値の合計によって網羅されていない前記区間を未網羅の区間として選択する未網羅区間選択ステップと、
未網羅の区間を網羅するように前記テスト項目を生成する未網羅区間テスト項目生成ステップと、
を有する検証データ作成方法。
(付記2)
前記未網羅区間テスト項目生成ステップは、
前記未網羅の区間から一の前記区間を選択し、選択した前記区間の最小値、最大値に対して、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計が、選択した前記区間の最小値及び最大値の中間値となるように前記テスト項目を生成する付記1記載の検証データ作成方法。
(付記3)
前記未網羅区間テスト項目生成ステップは、
前記テスト項目を構成する全因子のうち前記因子の種類が決まっている既決定因子については前記因子の種類に応じた数値、前記テスト項目を構成する全因子のうち、前記種類を決定する決定対象の前記因子以外で前記因子の種類が決まっていない未決定因子については前記数値の最小値及び最大値を設定し、
前記既決定因子の前記数値と、前記未決定因子の前記数値の最小値及び最大値を積算した前記数値とを加算した最小合計値及び最大合計値を算出し、前記最小合計値又は最大合計値に加算したときに前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計が、選択した前記区間の最小値及び最大値の中間値に近くなる前記因子の種類を決定対象の前記因子の種類として選択する付記2記載の検証データ作成方法。
(付記4)
システムの検証に利用する複数のテスト項目を含む検証データを作成する検証データ作成装置であって、
因子の種類毎に数値を定義し、所定数の前記因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目から、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計の最小値、最大値を算出して、前記最小値と最大値との間を複数に分割した複数の区間を生成する区間生成手段と、
2因子間の前記因子の種類の組み合わせを全て網羅するように複数の前記テスト項目を生成するテスト項目生成手段と、
前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計を前記テスト項目毎に算出し、前記数値の合計によって網羅されていない前記区間を未網羅の区間として選択する未網羅区間選択手段と、
未網羅の区間を網羅するように前記テスト項目を生成する未網羅区間テスト項目生成手段と、
を有する検証データ作成装置。
(付記5)
システムの検証に利用する複数のテスト項目を含む検証データを作成するコンピュータに、
因子の種類毎に数値を定義し、所定数の前記因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目から、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計の最小値、最大値を算出して、前記最小値と最大値との間を複数に分割した複数の区間を生成する区間生成ステップと、
2因子間の前記因子の種類の組み合わせを全て網羅するように複数の前記テスト項目を生成するテスト項目生成ステップと、
前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計を前記テスト項目毎に算出し、前記数値の合計によって網羅されていない前記区間を未網羅の区間として選択する未網羅区間選択ステップと、
未網羅の区間を網羅するように前記テスト項目を生成する未網羅区間テスト項目生成ステップと、
を実行させるための検証データ作成プログラム。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、因子は実施例1のクライアントボード1〜6に相当し、因子の種類がクライアントボードの種類に相当し、因子の種類毎に定義した数値が処理負荷量に相当する。
本実施の形態の検証データ生成プログラムを実行するコンピュータシステムの一例の構成図である。 本実施の形態の検証データ生成プログラムの実行により実現された検証データ生成装置の一例の処理ブロック図である。 検証データ生成装置の処理手順を表した一例のフローチャートである。 網羅対象の負荷量区間を網羅するテスト項目の生成手順を表した一例のフローチャートである。 網羅対象の負荷量区間を網羅するテスト項目の生成手順を表した一例の概念図である。 WDM装置のブロック構成図である。 クライアントボードの種類の一例を示す説明図である。 負荷量を最小値6から最大値48まで5区間(5負荷量区間)に分割した例を表した説明図である。 テスト項目数を抑制するためにオールペア法により生成された検証データの説明図である。 オールペア法により生成された検証データに負荷量区間4及び5を網羅するテスト項目を追加した検証データの説明図である。
符号の説明
11 入力装置
12 出力装置
13 ドライブ装置
14 補助記憶装置
15 主記憶装置
16 演算処理装置
17 インターフェース装置
18 記録媒体
20 検証データ生成装置
21 負荷量区間生成部
22 テスト項目生成部
23 未網羅区間選択部
24 未網羅区間テスト項目生成部
25 因子情報格納部
30 WDM装置
31 ネットワーク部を構成するネットワークボード
32 クロスコネクト部
33−1〜33−n クライアントボード

Claims (5)

  1. コンピュータが、システムの検証に利用する複数のテスト項目を含む検証データを作成する検証データ作成方法であって、
    因子の種類毎に設定されている数値に応じて、所定数の前記因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目から、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計の最小値、最大値を算出して、前記最小値と最大値との間を複数に分割した複数の区間を生成する区間生成ステップと、
    2因子間の前記因子の種類の組み合わせを全て網羅するように複数の前記テスト項目を生成するテスト項目生成ステップと、
    前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計を前記テスト項目毎に算出し、前記数値の合計によって網羅されていない前記区間を未網羅の区間として選択する未網羅区間選択ステップと、
    未網羅の区間を網羅するように前記テスト項目を生成する未網羅区間テスト項目生成ステップと、
    を有する検証データ作成方法。
  2. 前記未網羅区間テスト項目生成ステップは、
    前記未網羅の区間から一の前記区間を選択し、選択した前記区間の最小値、最大値に対して、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計が、選択した前記区間の最小値及び最大値の中間値となるように前記テスト項目を生成する請求項1記載の検証データ作成方法。
  3. 前記未網羅区間テスト項目生成ステップは、
    前記テスト項目を構成する全因子のうち前記因子の種類が決まっている既決定因子については前記因子の種類に応じた数値、前記テスト項目を構成する全因子のうち、前記種類を決定する決定対象の前記因子以外で前記因子の種類が決まっていない未決定因子については前記数値の最小値及び最大値を設定し、
    前記既決定因子の前記数値と、前記未決定因子の前記数値の最小値及び最大値を積算した前記数値とを加算した最小合計値及び最大合計値を算出し、前記最小合計値又は最大合計値に加算したときに前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計が、選択した前記区間の最小値及び最大値の中間値に近くなる前記因子の種類を決定対象の前記因子の種類として選択する請求項2記載の検証データ作成方法。
  4. システムの検証に利用する複数のテスト項目を含む検証データを作成する検証データ作成装置であって、
    因子の種類毎に設定されている数値に応じて、所定数の前記因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目から、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計の最小値、最大値を算出して、前記最小値と最大値との間を複数に分割した複数の区間を生成する区間生成手段と、
    2因子間の前記因子の種類の組み合わせを全て網羅するように複数の前記テスト項目を生成するテスト項目生成手段と、
    前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計を前記テスト項目毎に算出し、前記数値の合計によって網羅されていない前記区間を未網羅の区間として選択する未網羅区間選択手段と、
    未網羅の区間を網羅するように前記テスト項目を生成する未網羅区間テスト項目生成手段と、
    を有する検証データ作成装置。
  5. システムの検証に利用する複数のテスト項目を含む検証データを作成するコンピュータに、
    因子の種類毎に設定されている数値に応じて、所定数の前記因子の組み合わせにより構成される複数のテスト項目から、前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計の最小値、最大値を算出して、前記最小値と最大値との間を複数に分割した複数の区間を生成する区間生成ステップと、
    2因子間の前記因子の種類の組み合わせを全て網羅するように複数の前記テスト項目を生成するテスト項目生成ステップと、
    前記テスト項目を構成する全因子の前記数値の合計を前記テスト項目毎に算出し、前記数値の合計によって網羅されていない前記区間を未網羅の区間として選択する未網羅区間選択ステップと、
    未網羅の区間を網羅するように前記テスト項目を生成する未網羅区間テスト項目生成ステップと、
    を実行させるための検証データ作成プログラム。
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