JP5101530B2 - ステント供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、遠位のデュアルルーメン(dual lumen)を有するバルーンカテーテルシステムのためのバルーンの折り畳み構成に関し、特には、そのバルーン折り畳み構成を備えたステント供給システムに関する。
経皮経管的冠動脈形成術(PTCA)は、冠動脈及び/又は他の血管等の管腔に存在する閉塞、障害、狭窄、血栓等の治療のために十分確立された治療法である。
経皮的冠動脈形成術で広く使用されている形式は拡張バルーンカテーテルを使用するものである。拡張バルーンカテーテルはその遠端が血管構造内の所望の位置に来るまで体腔内又は血管中に導入され、送られる。患部内の所定位置に来れば、カテーテルの拡張部、又はバルーンが比較的高圧の流体を用いて所定の大きさに膨張する。これにより血管が拡張され、それにより、動脈壁の内側に当たっている何らかの病変のある大動脈プラークをも半径方向に圧縮し、かつ/あるいは血管の患部を治療する。次いでバルーンは小さい輪郭に収縮され、拡張カテーテルが患者の血管構造から引き出され、拡張された動脈を通って血流が回復する。
上記の種類の血管形成処置において、動脈の再狭窄が発生し、別の血管形成処置、バイパス手術、又は部位を修復又は強化する何らかの方法が必要となる可能性がある。再狭窄を減少し、部位を強化するために、内科医は、動脈の病変個所にステント等の、血管開放性を維持する血管内人工器官を移植できる。
本願でステントと総称される、ステント、グラフト、ステント−グラフト、大静脈フィルタ、拡張フレーム及び類似の移植可能な医用装置は、半径方向に拡張可能な管内人工器官である。これらは典型的には、経皮的に導入された後に経管的に導入され、径方向に拡大される。ステントは、血管系、尿路、胆管、卵管、冠血管、派生血管等内のような様々の管腔又は血管内に移植することができる。これらは自己拡張型でも、例えばバルーン上に取り付けられた場合には内部の径方向の力により拡張されるものでも、自己拡張型とバルーン拡張型の組合せ(ハイブリッド拡張型)でもよい。
供給に先立ち、ステントをカテーテルに圧着し、着脱可能なシース、スリーブ、ソック、又は他の部材を用いて、あるいは種々の保持機構又は方法の何れかによりカテーテルの周りに縮小された状態でステントを保持することにより供給カテーテルの一部に保持されることができる。ステント保持機構のいくつかの例は米国特許第5681345号、米国特許第5788707号、米国特許第5968069号、米国特許第6066155号、米国特許第6096045号、米国特許第6221097号、米国特許第6331186号、米国特許第6342066号、米国特許第6350277号、米国特許第6443880号、米国特許第6478814号に記載される。
さらなる血管に分岐する身体血管は、分岐血管と呼ばれる。分岐血管において、主血管に治療を必要とする狭窄病変及び病巣を有する場合がある一方、側方分岐血管へのアクセスは維持される。分岐個所にステントを入れるために使用されるデュアルルーメン・カテーテルシステムにより、内科医が主及び側方分岐血管の両方にガイドワイヤを保持することができるようにする。次いでこれらのガイドワイヤは、留置されたステントを介して拡張後のバルーンが分岐部の中に案内されるようにできる。デュアルルーメン装置において、側方分岐ルーメンが貫くステントセルは側方分岐血管の中に自動位置合わせされる。正しい位置合わせにより、気管分岐部がステントにより上手く覆われ、ステントが側方分岐血管を邪魔しないことが保証される。
血管分岐部の隣接する分岐部に留置するための側方分岐付きステントアセンブリを採用したステント供給システムにより、動脈のような第1通路と、側方分岐動脈のような第2通路との両方にアセンブリの一部を配置することが可能となる。さらにこれらのステントは、一般的に側方分岐動脈への血流が邪魔されないことを考慮した開口を有する。しかしながら、二つの別個のルーメンを使用するために、結果として輪郭が増加し、断面が楕円形を呈し、ステントの接触及び回転のし易さを減ずる。
従って、ステントのような医用装置が容易に操作され、血管分岐部又は他の個所において位置合わせされることを可能にするカテーテルを提供する必要性がある。本願に記載される種々の装置と方法は、本発明の折り畳みバルーン設計をカテーテルシステムに提供することによりこれらの問題に対処する。
全ての米国特許及び出願及び他の刊行された文献の全ては、本出願のどの箇所に記載されていようとも、本願にそのまま引用して援用される。
本発明の請求された実施例のいくつかの簡単な要約は、本発明の範囲を限定することなく以下に記載される。本発明の要約された実施例及び/又は発明のさらなる実施例のさらなる詳細は以下の発明の詳細な説明に見出せる。
本明細書における技術開示の簡単な要約も、37C.F.R.1.72に準拠するためにのみ同様に与えられる。要約は特許請求の範囲を解釈するために使用されることを意図していない。
本発明は、分岐した病変を治療するための自動位置合わせステント供給システムのような(これに限定されないが)バルーンの半径方向近傍にデュアルルーメンを有するカテーテル装置のための特有のバルーン構成及び方法を有するステント供給システムに向けられる。本構成設計は分枝軸及び/又は主軸の両側に位置する通常なら空いている領域にバルーン材料を詰め込むことにより、本装置は、古典的な細長い卵状の輪郭ではなく、より丸い輪郭を呈するように従来のカテーテル輪郭を変更する。丸い輪郭によってステントはより一様な留置特性を得ることができ、装置を血管内で回転させる時の抵抗が減少する。ステントを回転して位置合わせするための抵抗の減少により、内科医はより少ない投入力によって装置を位置合わせできるようになる。
少なくともいくつかの実施例において、丸い輪郭によってステントの固定がまた増強される。丸い輪郭であると、加えられる主軸及び副軸の圧着力についての心配なく圧着工程をよりよく利用できる。従来の圧着装置の圧着ヘッド要素は一様に丸い輪郭に対して閉じ、従ってバルーン材料とのステント柱の接触を最大にする。さらに、折り畳みバルーンが側方分岐軸を囲む実施例において、圧着されたステントは周りの全ての個所においてバルーン材料に接触し、固定を増強するためのピローイング効果(pillowing effect)を生み出す。
本発明の折り畳み構成はまた圧着されたステントと側方分岐軸間のバルーン材料の存在によりカテーテルの遠端の半径方向位置合わせに順応する。半径方向に位置合わせされた側方分岐軸は主軸に平行であり、ステントを通って側方分岐血管まで延びるようにステントに対して正しく配置される。側方分岐軸出口位置においてさらなる硬直性遷移も与えられる。折り畳みバルーンは側方分岐軸の両側に壁を作り出し、側方分岐軸の横方向の運動を制限する。横方向の運動の制限によって、ステントを側方分岐血管に位置合わせするトルク伝達の増加がもたらされる。
少なくとも一つの実施例において、本発明のステント供給システムのステント受容領域は、平行に位置合わせされた主軸及び側方分岐軸と、その周りに取り付けられたステントとを備える。バルーンは主軸の周りに取り付けられ、二つの軸の間に配置される。バルーンがその供給構成にあるときは、それはバルーンの中心胴体から延びる少なくとも二つの内側折り畳み翼を備える。二つの折り畳み翼は側方分岐軸の両側で内側に包まれる。
少なくとも一つの実施例において、本発明のステント供給システムのステント受容領域は、平行に位置合わせされた主軸及び側方分岐軸と、その周りに取り付けられたステントとを備える。バルーンは主軸の周りに取り付けられ、二つの軸の間に配置される。バルーンがその供給構成にあるときは、それはバルーンの中心胴体から延びる二つの外側折り畳み翼を備える。二つの折り畳み翼は側方分岐軸の両側で外側に包まれる。
少なくとも一つの実施例において、本発明のステント供給システムのステント受容領域は、平行に位置合わせされた主軸及び側方分岐軸と、その周りに取り付けられたステントとを備える。バルーンは主軸の周りに取り付けられ、二つの軸の間に配置される。バルーンはその供給構成にあるとき、バルーンの中心胴体から延びる二つの内側折り畳み翼を備える。二つの折り畳み翼は重なるように側方分岐軸の上に内側に包まれる。
少なくとも一つの実施例において、本発明のステント供給システムのステント受容領域は、平行に位置合わせされた主軸及び側方分岐軸と、その周りに取り付けられたステントとを備える。バルーンは主軸の周りに取り付けられ、少なくとも一部が二つの軸の間に配置される。バルーンはその供給構成にあるとき、バルーンの中心胴体から延びる三つの内側折り畳み翼を備える。二つの折り畳み翼は側方分岐軸の両側で内側に包まれる。第3の翼は6時の向きに(側方分岐軸が主軸に対して12時の位置にある断面図から見て)形成される。三つを越える折り畳み翼が主軸の周りの種々の位置に採用されてもよいことは言うまでもない。
少なくとも一つの実施例において、本発明のステント供給システムのステント受容領域は、平行に位置合わせされた主軸及び側方分岐軸と、その周りに取り付けられたステントとを備える。バルーンは主軸の周りに取り付けられ、少なくとも一部が二つの軸の間に配置される。バルーンはその供給構成にあるとき、バルーンの中心胴体から延びる三つの外側折り畳み翼を備える。二つの折り畳み翼は側方分岐軸の両側で外側に包まれる。第3の翼は6時の向きに(側方分岐軸が主軸に対して12時の位置にある断面図から見て)形成される。三つを越える折り畳み翼が主軸の周りの種々の位置に採用されてもよいことは言うまでもない。
本発明を特徴づけるこれら及び他の実施例は、本願に添付され本願の部分を形成する特許請求の範囲に具体的に指摘される。しかしながら、本発明、その使用により得られるその利点及び目的をよりよく理解するために、本発明の実施例が図解され記載された、本願のさらなる部分を形成する図面とそれに付随する説明を参照すべきである。
本発明の詳細な説明が、図面を個々に参照して以下に述べられる。
この発明は多くの異なる形式で具現化できるが、本願では本発明の個々の実施例が詳細に説明される。この説明は本発明の原理の例証であり、本発明をこれらの図解された特定の実施例に限定する意図はない。
この開示のための諸図における同様の参照記号は、異なる指示のない限り、同様の特徴を指す。
ここで図面を参照する。図面は本発明の実施例を例示するためだけのものであり、それを限定するためのものではない。図1はデュアルルーメンステント供給システム10を図解する。この説明図は、分岐された血管にアクセスするための、主ガイドワイヤ22と副ガイドワイヤ24である二重ガイドワイヤ用のデュアルルーメンを有する分岐システムに一般的に言及するために使用されている。分岐システムの例は、共に「Rotating Balloon Expandable Sheath Bifurcation Delivery」という名称の2003年2月27日に出願された米国特許出願第10/375689号及び2003年9月8日に出願された米国特許出願第10/657472号、2003年12月29日に出願され、「Rotating Balloon Expandable Sheath Bifurcation Delivery System」という名称の米国特許出願第10/747546号、及び2004年1月13日に出願され、「分岐ステント供給システム(Bifurcated Stent Delivery System)」という名称の米国特許出願第10/757646号に図示及び記述されるものを含み(これらに限定されないが)、それぞれの内容はそのまま本願に引用して援用される。
本発明のシステム10は、バルーン14が遠端16に取り付けられたカテーテル12を含む。カテーテルの遠端16には二つの半径方向に隣接する軸18、20がある。図1に示されるように、バルーン14は、主軸である軸18に取り付けられる。軸18は主ガイドワイヤ22を収容するルーメンを定める。側方分岐軸20が、主軸18またはカテーテル12上の他の位置から分岐している。側方分岐軸20もまた第2又は副ガイドワイヤ24を収容するルーメンを定める。このようなデュアルルーメンカテーテルの構成及び使用はカテーテル設計及び使用の当業者には周知である。
図1に示されるように、ステント26は、バルーン14、主軸18、側方分岐軸20の上に取り付けられる。ステント26は、少なくとも部分的に複数の相互接続されたストラット、コネクタまたは部材132で作られた、図2に示されるようなステントであってもよい。ステント26は近位開口134、遠位開口136及びそれらの間にある流路138を定める。セル開口130は流路138と流体連通している。
ステントが図1に示されるようなアセンブリ10の上に配置された場合、副ガイドワイヤ24及び/又は側方分岐軸20がセル開口130の一つを通り抜けたときには、選択されたセル開口130aや、副ガイドワイヤ24がステントを出る開口130aの形状を定める部材132は、副ガイドワイヤ24及び/又は側方分岐軸20が通過することに対応して歪曲又は変形してもよい。
以下で副開口130aと呼ばれる変形されたセル開口130aは、ステント26の近位開口134と遠位開口136の間に位置する。副開口130aと、それに隣接する部材132と、及びある程度ステント26自身が副ガイドワイヤ24及び/又は側方分岐軸20の位置により変形又は歪曲される方法は、図3及び4に描かれる。
ステント26が上記の方法でアセンブリに配置されたとき、副開口130aと隣接する部材132の歪曲は、最小限となり、副ガイドワイヤ24及び所望なら側方分岐軸20の遠部が副開口130aを摺動して通過させるためにのみもたらされることに注目されたい。従って、副開口130aの実際の大きさは周囲のセル開口130のものと実質的に同様であっても、ほんのわずか異なっていてもよい。
ステント26は、上記のような副開口130aが設けられた標準の「単一血管」ステントであってもよいが、一つ以上の脚部及び/又はそれに隣接する分枝開口を有し、その一つを副ガイドワイヤが通過するような幹又は柄部を備える分岐ステントであってもよいことにもさらに留意されたい。このような分岐ステント及びステントアセンブリは関連技術において周知である。
場合によっては、ステント26は、血管又はそれに隣接する一つ以上の領域内等の供給個所に一つ以上の治療薬剤を供給するように構成されてもよい。ステント26へ治療薬剤をより良く配置するのに適応させるよう、図2に示されるような一つ以上のステント部材132は、場合によっては、動脈瘤個所に供給するために一つ以上の治療薬剤400が配置される一つ以上の孔、窪み、または、他の表面特徴部を含むように構成されてもよい。治療薬剤は被覆の形態でステント上に配置してもよい。被覆はしばしば、少なくとも一つの治療薬剤と少なくとも一つのポリマーを含む。
治療薬剤は、薬でも、非遺伝子薬、遺伝子薬、細胞材料等のような他の製薬製品でもよい。適当な非遺伝子治療薬のいくつかの例は、ヘパリン、ヘパリン誘導体、血管細胞増殖促進剤、増殖因子抑制剤、パクリタキセル等のような抗血栓性薬を含むがこれらに限定されない。薬剤が遺伝子治療薬を含む場合、そのような遺伝子薬はDNA、RNA及びそれらの個々の誘導体及び/又は成分、ヘッジホッグ蛋白等を含んでもよいが、これらに限定されない。治療薬剤が細胞材料を含む場合、細胞材料はヒト及び/又は非ヒト細胞や、それらの個々の成分及び/又はそれらの誘導体を含んでもよいが、それらに限定されない。治療薬剤がポリマー剤を含む場合、ポリマー剤はポリスチレン−ポリイソブチレン−ポリスチレン・トリブロック共重合体(SIBS)、ポリエチレン酸化物、シリコンゴム及び/又は何れかの適当な下層を含んでもよい。
図5に示されるように、使用時にはカテーテル12は血管30に挿入され、主ガイドワイヤ22に沿って血管30の分岐された部分31に送られる。側方分岐軸24の端部33は、副ガイドワイヤ24が分岐血管32の中に送られるように分岐血管32の開口に配置される。本願にその内容を引用により援用する「分岐ステント供給システム(BIFURCATED STENT DELIVERY SYSTEM)」という名称の米国特許出願第10/863724号に記載されるシステムを限定しないが含む分岐システムのいくつかにおいては、ガイドワイヤ22及び24により定められた分岐路の結果としてシステムが両ガイドワイヤ22及び24に沿って送られるにつれて、ステントの副開口130aが副通路35と位置合わせされるようにステント26が所望の位置まで移動する。
図6〜12は本発明の種々の構成の図解である。諸図は図1に示されるシステム10の線100−100に沿った断面図である。これらの図解は、バルーン14とステント26がカテーテルの配置中にそれらの供給構成にあるときに主軸18、側方分岐軸20及びステント26に対するバルーン14の折り畳み及び配置を示す。折り畳みはバルーン14の長さに沿って延びている。図解は例示であり、均一に縮尺されたものではない。バルーンを折り畳む技術は周知であるためここでは論じない。
図6に示される実施例において、バルーン14と軸18及び軸20は収縮されたステント26内に配置される。上記のように、バルーン14は主軸18の周りに配置され、側方分岐軸20は、バルーン14の一部が側方分岐軸20と主軸18の間にあるようにバルーン14の外側に配置される。側方分岐軸20はバルーン14の内側空間15の外側にある。バルーンは、二つの折り畳み翼50、52が作り出されるように折り畳まれる。図は折り畳み翼内の空間19を示すが、バルーン14が収縮したときに翼が扁平になり、主軸18の周りにそれに接近して収縮したバルーン材料から形成された中心胴体84から延びていてもよいことは言うまでもない。折り畳み翼50、52はバルーン14の長さに沿って軸方向に延びる。折り畳み翼50、52は、それらが内側に包まれ、側方分岐軸20に向かいかつその両側23、25で主軸18から延びるように折り畳まれる。折り畳み翼50、52の端部54、56は側方分岐軸20の両側まで上に延びてもよく、あるいはそれらが、端部54、56が互いに接触する点まで直近にくるように上にかつ側方分岐軸20の上に延びてもよい。
図7に示される実施例において、バルーン14と軸18及び20は収縮されたステント26内に配置される。上記のように、バルーン14は主軸18の周りに配置され、側方分岐軸20は、バルーン14の一部が側方分岐軸20と主軸18の間にあるようにバルーン14の外側に配置される。側方分岐軸20はバルーン14の内側空間15の外側にある。バルーンは、三つの折り畳み翼58、60、62が作り出されるように折り畳まれる。図解は折り畳み翼内の空間19を示すが、バルーン14が収縮したときに翼が扁平になり、主軸18の周りにそれに接近して収縮したバルーン材料から形成された中心胴体84から延びていてもよいことは言うまでもない。折り畳み翼58、60、62はバルーン14の長さに沿って軸方向に延びる。折り畳み翼58、60は、それらが内側に包まれ、側方分岐軸20に向かいかつその両側23、25で主軸18から延びるように折り畳まれる。折り畳み翼50、52の端部64、66は側方分岐軸20の両側まで上に延びてもよく、あるいはそれらが、端部64、66が互いに接触する点まで直近にくるように上にかつ側方分岐軸20の上に延びてもよく、あるいはそれらは図7に示されるように内側に巻いていてもよい。第3の折り畳み翼62は断面図から見て6時の向き68に配置され、時計方向か、反時計方向に包まれる。折り畳み翼50、52は、折り畳み翼62と同じ長さでも、それより大きくてもよい。
図8に示される実施例において、バルーン14と軸18及び20は収縮されたステント26内に配置される。上記のように、バルーン14は主軸18の周りに配置され、側方分岐軸20は、バルーン14の一部が側方分岐軸20と主軸18の間にあるようにバルーン14の外側に配置される。側方分岐軸20はバルーン14の内側空間15の外側にある。バルーンは、二つの折り畳み翼70、72が作り出されるように折り畳まれる。図解は折り畳み翼内の空間19を示すが、バルーン14が収縮したときに翼が扁平になり、主軸18の周りにそれに接近して収縮したバルーン材料から形成された中心胴体84から延びていてもよいことは言うまでもない。折り畳み翼70、72はバルーン14の長さに沿って軸方向に延びる。折り畳み翼70、72は、それらが内側に包まれ、側方分岐軸20に向かいかつその両側23、25で主軸18から延びるように折り畳まれる。折り畳み翼70、72は、折り畳み翼70、72が互いに重なる程度に、上にかつ側方分岐軸20の上に延びていてもよい。
図9に示される実施例において、バルーン14と軸18及び20は収縮されたステント26内に配置される。上記のように、バルーン14は主軸18の周りに配置され、側方分岐軸20は、バルーン14の一部が側方分岐軸20と主軸18の間にあるようにバルーン14の外側に配置される。側方分岐軸20はバルーン14の内側空間15の外側にある。バルーンは、二つの折り畳み翼74、76が作り出されるように折り畳まれる。図は折り畳み翼内の空間19を示すが、バルーン14が収縮したときに翼が扁平になり、主軸18の周りにそれに接近して収縮したバルーン材料から形成された中心胴体84から延びていてもよいことは言うまでもない。折り畳み翼74、76はバルーン14の長さに沿って軸方向に延びる。折り畳み翼74、76は、それらが内側に包まれ、側方分岐軸20に向かいかつその両側23、25で主軸18から延びるように折り畳まれる。折り畳み翼74、76は側方分岐軸20の両側23、25で主軸18に対して内側に巻いている。
図10に示される実施例において、バルーン14と軸18及び20は収縮されたステント26内に配置される。上記のように、バルーン14は主軸18の周りに配置され、側方分岐軸20は、バルーン14の一部が側方分岐軸20と主軸18の間にあるようにバルーン14の外側に配置される。側方分岐軸20はバルーン14の内側空間15の外側にある。バルーンは、三つの折り畳み翼78、80、82が作り出されるように折り畳まれる。図は折り畳み翼内の空間19を示すが、バルーン14が収縮したときに翼が扁平になり、主軸18の周りにそれに接近して収縮したバルーン材料から形成された中心胴体21から延びていてもよいことは言うまでもない。折り畳み翼78、80、82はバルーン14の長さに沿って軸方向に延びる。折り畳み翼78、80は、それらが側方分岐軸20に向かいかつその両側23、25で主軸18から延びるように折り畳まれ、外側下に包まれてバルーン14の中心胴体84に重なる。第3の折り畳み翼82は断面図から見て6時の向き68に配置され、時計方向か、反時計方向に包まれる。折り畳み翼50、52は折り畳み翼62と同じ長さでも、それより大きくてもよく、折り畳み翼62は折り畳み翼50、52より大きくてもよい。
図11に示される実施例において、バルーン14と軸18及び20は収縮されたステント26内に配置される。上記のように、バルーン14は主軸18の周りに配置され、側方分岐軸20は、バルーン14の一部が側方分岐軸20と主軸18の間にあるようにバルーン14の外側に配置される。側方分岐軸20はバルーン14の内側空間15の外側にある。バルーンは、二つの折り畳み翼88、90が作り出されるように折り畳まれる。図は折り畳み翼内の空間19を示すが、バルーン14が収縮したときに翼が扁平になり、主軸18の周りにそれに接近して収縮したバルーン材料から形成された中心胴体21から延びていてもよいことは言うまでもない。折り畳み翼88、90はバルーン14の長さに沿って軸方向に延びる。折り畳み翼88、90は、それらが側方分岐軸20に向かいかつその両側23、25で主軸18から延びるように折り畳まれ、外側下に包まれてバルーン14の中心胴体84に重なる。折り畳み翼88、90は中心胴体84の両側で主軸18に向かってそれ自身の上に内側に巻いている。
図12に示される実施例において、バルーン14と軸18及び20は収縮されたステント26内に配置される。上記のように、バルーン14は主軸18の周りに配置され、側方分岐軸20は、バルーン14の一部が側方分岐軸20と主軸18の間にあるようにバルーン14の外側に配置される。側方分岐軸20はバルーン14の内側空間15の外側にある。バルーンは、二つの折り畳み翼96、98が作り出されるように折り畳まれる。図は折り畳み翼内の空間19を示すが、バルーン14が収縮したときに翼が扁平になり、主軸18の周りにそれに接近して収縮したバルーン材料から形成された中心胴体21から延びていてもよいことは言うまでもない。折り畳み翼96、98はバルーン14の長さに沿って軸方向に延びる。折り畳み翼92、94は、それらが側方分岐軸20に向かいかつその両側23、25で主軸18の両側から上に延びるように折り畳まれ、外側下に包まれてそれら自身に重なる。他の実施例と同様に、バルーン14材料の大半は主軸18/側方分岐軸20の組合せの両側101、103に配置され、短軸102を増加し、長軸104を減少する。それにより装置はより円形に、より対称になり、最大輪郭を減少する。両側の折り畳みバルーン材料を増加することにより、ステント26が把持しなければならない表面積が増加し、ステント固定が向上する。
図6、9、11、12において、折り畳みバルーンは対称的である。留置の間、バルーンが開きながら、折り畳みバルーンとステント回転間の摩擦により生じるトルクは対向する力の打ち消しにより中立である。提案された折り畳み設計における対称性により、バルーンは留置の直前に分岐ステントの半径方向位置を保つように広げられる。装置回転を防止することにより、ステントを対向する側方分岐血管に位置合わせすることができる。
対称的な折り畳みバルーンは、血管壁に対向するステントに対する予備留置からのステントのいかなる半径方向運動をも排除する。長軸上のバルーン材料を最小にし、短軸上のそれを最大にする目的は輪郭を減少し、より一様なステント固定を得ることである。対称的な折り畳み翼設計は対向する方向に力を発生させて供給システム及びステントの半径方向位置を保持する。側方分岐ルーメンの上にバルーン材料を保持することは、図6及び8に示されるように、より高度にステントを固定することと、完全に360度の円錐状に膨らませることとを考慮に入れている。
実施例の折り畳みは、ステントが側方分岐ルーメンに圧着され、それに対する半径方向支持を与えたら、より円形の輪郭を与える。より円形の輪郭は現存のステント圧着及び処理装置に、より適合する。図6、図8等のいくつかの図に示されるように、この設計はステントがバルーン材料と完全に接触するようにしてステント固定性能を向上する。また、折り畳みバルーンを側方分岐ルーメンの上に保持することにより、エッジ保護性能を向上する。
本発明はまたバルーン14内の主軸18に同軸に取り付けられるステント固定構成材を意図する。そのような固定構成材はその全体が本願に援用される米国特許第6663660号に記載される。
カテーテル軸は、ペバックス、ナイロン、ウレタン、及び/又は単層、多層及び/又は組みひも(braided)構造の他の材料等、種々の適当な材料のいずれにより作られてもよい。
バルーン14は典型的な血管形成術のステント供給バルーンであっても、カテーテルアセンブリに使用でき、あるいは組み込める他の膨張可能な部材であってもよい。バルーン14は当業者に知られたいずれの適当なバルーン材料で作られることができる。一般的に採用される材料は熱可塑性エラストマ及び非エラストマポリマー、及び湿気硬化型を含む熱硬化性ポリマーを含む。適当な材料の例はポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、硫化ポリフェニレン、酸化ポリフェニレン、ポリエーテル、シリコン、ポリカーボネート、スチレンポリマ、ポリテトラフルオロエチレン、それらの共重合体、及びそれらの混合物を含むが、それらに限定はされない。これらの部類のいくつかは熱硬化性プラスチックとしても、熱可塑性プラスチックとしても入手可能である。
いくつかの実施例において、ステント又はアセンブリの他の部分は、X線、MRI又は超音波のような画像形成法により検出可能な一つ以上の領域、バンド、被覆、部材を含んでもよい。いくつかの実施例において、ステント、シース及び/又は隣接アセンブリの少なくとも一部は少なくとも部分的に放射線不透性である。
マルチプルステント又はステント片を供給するカテーテルシステムは、共に「回転バルーン拡張型シース分岐供給(Rotating Balloon Expandable Sheath Bifurcation Delivery)」という名称の2003年2月27日に出願された米国特許出願第10/375689号、2003年9月8日に出願された米国特許出願第10/657472号、「回転バルーン拡張型シース分岐供給システム(Rotating Balloon Expandable Sheath Bifurcation Delivery System)」という名称の2003年12月29日に出願された米国特許出願第10/747546号、「分岐ステント供給システム(Bifurcated Stent Delivery System)」という名称の2004年1月13日に出願された米国特許出願第10/757646号、及び「ステントアセンブリの圧着装置及び方法(Apparatus and Method for Crimping a Stent Assembly)」という名称の2004年2月23日に出願された米国特許出願第10/784337号に記載され、それぞれの全内容は本願に引用して援用される。
ここで使用されるように、「ステント」という用語は体腔又は血管内に移植する拡張可能な人工器官を指し、ステント、グラフト、ステント−グラフト、大静脈フィルタ等のような装置を含む。いくつかの実施例において、ステントは少なくとも部分的に、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、ニチノール、プラチナ、金、クロム、コバルトや何れかの他の材料及びそれらの組合せ又は合金のような様々の材料のいずれかで作られる。ステントは少なくとも部分的に、ポリマー材料で作られてもよい。ステントは少なくとも部分的に、形状記憶ポリマー又は材料で作られてもよい。ステントはバルーン拡張型でも、自己拡張型でも、ハイブリッド拡張型でも、それらの組合せでもよい。いくつかの例において、ステント又はカテーテルの何らかの他の部分は、X線、MRI又は超音波のような画像形成法により検出可能な一つ以上の領域、バンド、被覆、部材等を含んでもよい。いくつかの実施例において、ステントはそれに塗布された一つ以上の治療及び/又は潤滑被覆を含んでもよい。
本発明の実施例は上に引用された種々の参考文献に図示及び記述されたものに組み込むことができる。同様に、そこに図示及び記述された発明の実施例は本願に組み込むことができる。
本願に述べられた種々の実施例において、カテーテルアセンブリ10は固定ワイヤカテーテルでも、他のいずれのカテーテル設計でもよい。
出願のいたる箇所にある上記の材料は例示する目的を意図するものであり、本発明の範囲に対する限定を意図するものではない。使用可能な適当なポリマー材料は膨大であり、ここに一覧表にするには多すぎるが、当業者には知られているものである。
上記の開示は例示的であり、網羅的なものではない。この記述は当業者には多くの変形と代案を示唆するであろう。これらの代案と変形の全ては特許請求の範囲内に含まれるよう意図される。この場合、「備える」は「含むがそれに限定されない」を意味する。関連技術を熟知した者は本願に述べられた特定の実施例に対する他の均等物を認識するかもしれないが、これらの均等物もまた特許請求の範囲により包含されるよう意図される。
さらに、従属項に提示された特定の特徴は、本発明の範囲内で他の本法で互いに組み合わせることができる。従って、本発明は、従属請求項の特徴の何れかの他の考え得る組合せを有する他の実施例にも具体的に向けられると認識されたい。例えば、請求項公開のために、複数従属形式が管轄区内で受容された形式である場合には、上記の何れの従属請求項も、そのような従属請求項において参照される全ての先行詞を所有する全ての先行請求項から複数従属形式で多者択一的に書かれると解釈すべきである(例えば、請求項1に直接従属する各請求項は多者択一的に全ての前の請求項に従属すると解釈すべきである)。複数従属請求項形式が規制される管轄区においては、上記の従属請求項はまたそれぞれ、そのような上記の従属請求項に挙げられた特定の請求項以外の先行詞を所有する請求項からの従属性を作り出す各単一に従属する請求項として多者択一的に書かれると解釈すべきである。
この説明により、当業者は本願に記載された特定の実施例に対する他の均等物を認識するだろう。そのような均等物は本願に添付された特許請求の範囲に包含されることが意図される。
デュアルルーメンステント供給装置の側面図である。 図1に示されるようなステントの側面斜視図である。 側方分岐開口が形成されて示される、図2に示されるステントの側面斜視図である。 図3のステントの断面図である。 分岐血管内のステント供給カテーテルの側面図である。 図1に示されるカテーテルの実施例の線100−100に沿う断面図である。 図1に示されるカテーテルの実施例の線100−100に沿う断面図である。 図1に示されるカテーテルの実施例の線100−100に沿う断面図である。 図1に示されるカテーテルの実施例の線100−100に沿う断面図である。 図1に示されるカテーテルの実施例の線100−100に沿う断面図である。 図1に示されるカテーテルの実施例の線100−100に沿う断面図である。 図1に示されるカテーテルの実施例の線100−100に沿う断面図である。

Claims (17)

  1. カテーテルを備えるステント供給システムであって、前記カテーテルが近部及び遠部を備え、前記遠部が、第1の軸と、第2の軸と、前記第1の軸の周りに同軸に取り付けられたバルーンと、を備え、前記第1の軸及び前記第2の軸がそれぞれ軸線を有しかつ半径方向に隣接し、前記バルーンの一部が前記第1の軸及び前記第2の軸の間にあり、前記バルーンが収縮構成と拡張構成を有し、前記バルーンは収縮構成にあるとき、中心胴体と、第1の折り畳み翼と、第2の折り畳み翼と、を有し、これらの折り畳み翼が前記中心胴体から半径方向に延びており、前記第1及び第2の折り畳み翼がカテーテルの径方向両側にあり、前記第1の折り畳み翼の一部と前記第2の折り畳み翼の一部が、前記第1の軸及び前記第2の軸の両側に配置され、前記第1の折り畳み翼自身が折り畳まれ、前記第2の折り畳み翼自身が折り畳まれているステント供給システム。
  2. 収縮構成から拡張構成に拡張可能なステントをさらに備え、前記ステントが収縮構成において、前記第1の軸、前記第2の軸及び前記バルーンの少なくとも一部の周りに取り付けられる請求項1に記載のステント供給システム。
  3. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記第2の軸の両側で内側に包まれることを特徴とする請求項1に記載のステント供給システム。
  4. 第3の折り畳み翼をさらに備え、前記第1の軸が少なくとも部分的に前記第2の軸及び前記第3の折り畳み翼の間にある請求項3に記載のステント供給システム。
  5. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記第3の折り畳み翼より長いことを特徴とする請求項に記載のステント供給システム。
  6. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記第1の軸に向かって内側に巻いていることを特徴とする請求項3に記載のステント供給システム。
  7. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記第1の軸に向かって内側に巻いていることを特徴とする請求項に記載のステント供給システム。
  8. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記第2の軸の両側で外側に包まれることを特徴とする請求項1に記載のステント供給システム。
  9. 第3の折り畳み翼をさらに備え、前記第1の軸が少なくとも部分的に前記第2の軸及び前記第3の折り畳み翼の間にある請求項に記載のステント供給システム。
  10. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記第3の折り畳み翼より短いことを特徴とする請求項に記載のステント供給システム。
  11. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記中心胴体に向かって内側に巻いていることを特徴とする請求項に記載のステント供給システム。
  12. 前記第1及び第2の折り畳み翼が前記第1の軸に向かって内側に巻いていることを特徴とする請求項に記載のステント供給システム。
  13. 第1のガイドワイヤ及び第2のガイドワイヤをさらに備え、前記第1のガイドワイヤが前記第1の軸内に少なくとも部分的に収容され、前記第2のガイドワイヤが前記第2の軸内に少なくとも部分的に収容される請求項1に記載のステント供給システム。
  14. 前記第1及び第2のガイドワイヤが異なる方向に案内可能であることを特徴とする請求項13に記載のステント供給システム。
  15. 前記ステントが近端及び遠端と、前記近端及び遠端の間にある開口と、を備え、前記第2の軸の少なくとも一部が前記開口を通って延びることを特徴とする請求項2に記載のステント供給システム。
  16. 前記カテーテルの前記遠部が円形断面形状を有することを特徴とする請求項2に記載のステント供給システム。
  17. 前記ステントが分岐ステントであることを特徴とする請求項2に記載のステント供給システム。
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