JP5094891B2 - 検索スコア算出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像検索における検索スコアを算出する検索スコア算出装置に関する。
従来、インターネット上では膨大な量のデータが常に変動しながら扱われているため、同一のクエリを用いて検索エンジンにより検索を行った場合であっても、得られる検索結果は、日々刻々と変動することが知られている。また、ユーザは、検索エンジンに対して、常に、所望の検索結果が得られることを求めている。このため、検索エンジンを管理する管理者等にとっては、現時点における検索結果が適切なものであるか否かを判断する必要がある。
このような検索結果が適切なものであるか否かを判断する技術、つまり、検索結果の適合性に関する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特許文献1には、検索結果が表示される回数と、検索結果が表示された後に、この検索結果に含まれるURLにユーザがアクセスした回数とに基づいて、検索結果の適合性の最適化を自動的に行う技術が提案されている。
特開2005−276213号公報
一方、あるクエリを用いた検索結果に対する検索スコアを算出し、算出された検索スコアを用いて検索結果が適切であるか否かを判断する技術も知られている。
しかし、画像検索において、従来の検索スコアの算出方法では、ユーザの傾向が十分に反映されず、検索結果に対する検索スコアが適切に算出されないおそれがあった。
そこで、本発明は、画像検索における検索結果に対する検索スコアを適切に算出できる検索スコア算出装置を提供することを目的とする。
(1)画像検索の検索スコアを算出する検索スコア算出装置であって、前記画像検索に用いられた複数のクエリと、当該複数のクエリそれぞれの画像検索の検索結果とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記検索結果に含まれる画像のURLに対するクリック数を、前記クエリ及び前記画像ごとに計数する第1クリック数計数手段と、前記第1クリック数計数手段により計数された前記クリック数の総数を、前記画像ごとに計数する第2クリック数計数手段と、前記検索結果における前記画像に、前記クリック数の多い順に、ランキングをクリックランキングとして付すクリックランキング付与手段と、前記画像それぞれのクリックランキングのうち、前記クリック数が最も多いクリックランキングを前記画像それぞれにおける代表クリックランキングとして決定する代表クリックランキング決定手段と、前記画像それぞれの代表クリックランキングに対応するクエリを、前記画像それぞれの代表クエリとして決定する代表クエリ決定手段と、前記画像それぞれの前記代表クエリを用いて検索エンジンにより画像検索をすることで、現時点における前記代表クエリにより検索された画像の数及び前記画像それぞれの表示順位を取得する取得手段と、前記第2クリック数計数手段により計数された前記クリック数、前記代表クリックランキング決定手段により決定された前記代表クリックランキング、前記取得手段により取得された画像の数及び前記表示順位に基づいて、前記画像それぞれの検索スコアを算出する検索スコア算出手段とを備える検索スコア算出装置。
(1)の検索スコア算出装置において、取得手段は、画像それぞれの代表クエリを用いて検索エンジンにより画像検索を実行することで、現時点における代表クエリにより検索された画像の数及び画像それぞれの表示順位を取得する。そして、検索スコア算出手段は、第2クリック数計数手段により計数されたクリック数の総数、代表クリックランキング決定手段により決定された代表クリックランキング、取得手段により取得された現時点における代表クエリにより検索された画像の数及び表示順位に基づいて、画像それぞれの検索スコアを算出する。
このように、検索スコア算出装置は、過去に検索された検索結果における画像それぞれに対してアクセスされた頻度を示すクリック数の総数及び代表クリックランキングと、現時点で検索された検索結果を示す代表クエリにより検索された画像の数及び表示順位とに基づいて検索スコアを算出するため、画像それぞれについて、過去に検索された検索結果においてアクセスされた頻度及び現時点で検索された検索結果を反映した適切な検索スコアを算出することができる。
ここで、算出された検索スコアは、過去に検索された検索結果においてアクセスされた頻度及び現時点で検索された検索結果を反映しているため、例えば、算出された検索スコアが高い値であるにもかかわらず、現時点での表示順位が低い画像については、ユーザから注目されている画像であると考えられる。このため、例えば、検索エンジンの管理者は、その画像の表示順位を上げることで検索エンジンによる検索結果にユーザの注目度合いを反映し、より適切な検索結果をユーザに提供できる。
(2)前記検索スコア算出手段は、前記代表クリックランキング決定手段により決定された前記代表クリックランキングに対する前記取得手段により取得された前記表示順位の比である第1の値を算出し、算出された前記第1の値が所定値よりも小さい場合には、前記第1の値を採用し、前記代表クリックランキング決定手段により決定された前記代表クリックランキングに対する前記取得手段により取得された前記画像の数の比である第2の値を算出し、算出された前記第2の値が前記所定値よりも小さい場合には、前記第2の値を採用し、採用された前記第1の値、前記第2の値及び前記第2クリック数計数手段により計数された前記クリック数に基づいて、前記画像それぞれの前記検索スコアを算出し、算出された前記検索スコアを正規化し、正規化された検索スコアを算出する(1)に記載の検索スコア算出装置。
(2)の検索スコア算出装置において、検索スコア算出手段は、採用された第1の値及び第2の値並びに正規化されたクリック数に基づいて、検索スコアを算出する。ここで、第1の値及び第2の値が小さい場合、すなわち、代表クリックランキングと現時点における代表クエリにより検索された表示順位との乖離が大きい場合及び代表クリックランキングと現時点における代表クエリにより検索された画像の数との乖離が大きい場合には、検索スコアが大きな値となる。したがって、例えば、検索エンジンの管理者は、第1の値及び第2の値が小さい値であり、かつ、検索スコア(正規化後の検索スコア)が大きい値である場合には、その画像の表示順位を上げることで検索エンジンによる検索結果にユーザの注目度を反映し、より適切な検索結果をユーザに提供できる。
(3)前記検索スコア算出手段は、前記第1の値及び/又は前記第2の値が前記所定値よりも大きい場合には、前記第1の値及び/又は前記第2の値を所定の値とする(2)に記載の検索スコア算出装置。
(3)の検索スコア算出装置において、検索スコア算出手段は、第1の値及び/又は第2の値が所定値よりも大きい場合には、第1の値及び/又は第2の値を所定の値とする。ここで、第1の値及び/又は第2の値が小さければ小さいほど、クリックランキングと表示順位及び/又は画像の数との差が大きい、つまり、クリックランキングと表示順位及び/又は画像の数とが乖離していると考えることができる。このため、第1の値及び/又は第2の値が所定値よりも大きい場合には、第1の値及び/又は第2の値を所定の値とすることで、当該第1の値及び/又は第2の値を検索スコアを算出するための要素として実質的に使用しないことができる。したがって、検索スコア算出装置は、第1の値及び/又は第2の値を用いて、より適切な検索スコアを算出することができる。
(4)第1の期間内において、前記記憶手段に記憶される前記複数のクエリのうち、前記あるクエリが前記検索エンジンによる画像の検索に用いられた回数を、前記第1の期間より短い第2の期間ごとに算出し、算出した当該回数それぞれにランキングを付すことで、前記あるクエリについての前記第2の期間ごとのサーチランキングを算出するサーチランキング算出手段と、前記あるクエリにおける前記サーチランキングと前記あるクエリにおける前記クリックランキングとの順位相関係数を算出する順位相関係数算出手段と、前記順位相関係数算出手段により算出された前記あるクエリにおける前記順位相関係数が所定の閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記あるクエリにおける前記順位相関係数が前記所定の閾値以下であると判定された場合には、前記あるクエリの前記検索スコアを算出することを決定する決定手段とをさらに備え、前記検索スコア算出手段は、前記決定手段により前記あるクエリの前記検索スコアを算出することが決定された場合には、正規化された前記クリック数、前記代表クエリにより検索された画像の数及び前記画像それぞれの表示順位に基づいて、前記画像それぞれについての前記検索スコアを算出し、算出された前記検索スコアに対して所定の演算を行うことで、当該検索スコアを変更する(1)に記載の検索スコア算出装置。
(4)の検索スコア算出装置において、順位相関係数算出手段は、あるクエリにおけるサーチランキングと、あるクエリにおけるクリックランキングとの順位相関係数を算出する。判定手段は、順位相関係数算出手段により算出されたあるクエリにおける順位相関係数が所定の閾値以下であるか否かを判定する。決定手段は、判定手段によりあるクエリにおける順位相関係数が所定の閾値以下であると判定された場合には、あるクエリの検索スコアを算出することを決定する。検索スコア算出手段は、決定手段によりあるクエリの検索スコアを算出することが決定された場合には、正規化されたクリック数、代表クエリにより検索された画像の数及び画像それぞれの表示順位に基づいて、画像それぞれについての検索スコアを算出する。そして、検索スコア算出手段は、算出された検索スコアに対して所定の演算を行うことで、この検索スコアを変更する。
このように検索スコア算出装置は、順位相関係数を算出して、順位相関係数が所定の閾値以下であるか否かを判定することで、サーチランキングとクリックランキングとの乖離があるか否かを決定することができる。また、検索スコア算出装置は、算出された検索スコアに対して所定の演算を行うことで、検索スコアを変更する。これにより、検索スコア算出装置は、より適切な検索スコアを算出することができる。
(5)前記順位相関係数は、スピアマンの順位相関係数を用いる(4)に記載の検索スコア算出装置。
(5)の検索スコア算出装置において、順位相関係数として、スピアマンの順位相関係数を用いることで、検索スコア算出装置は、より適切にサーチランキングとクリックランキングとの乖離があるか否かを決定することができる。
(6)前記第2クリック数計数手段は、前記画像それぞれへリンクする前記URLに対して、任意のユーザ端末が最先にアクセスした場合には、当該クリック数に所定数を乗じた値を、当該クリック数として用いる(1)から(5)のいずれかに記載の検索スコア算出装置。
(6)の検索スコア算出装置において、第2クリック数計数手段は、画像それぞれへリンクするURLに対して、任意のユーザ端末が最先にアクセスした場合には、このクリック数に所定数を乗じた値を、クリック数として用いる。ここで、任意のユーザが最先にアクセスしたということは、ユーザの関心が高い画像であると考えられるため、当該画像に関連付けられたクリック数に所定数を乗じた値をクリック数として用いることで、よりユーザの注目度が反映されたクリック数の総数を算出することができる。したがって、検索スコア算出装置は、算出されたクリック数の総数を用いて、より適切な検索スコアを算出することができる。
本発明によれば、画像検索における検索結果に対する検索スコアを適切に算出できる検索スコア算出装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る検索スコア算出装置1を含む検索システム100の全体構成を示す図である。 クリックログDB110に記憶されるクリックログテーブル111の一例を示す図である。 第1実施形態に係る検索スコア算出装置1により検索スコアを算出する処理について示すフローチャートである。 第2実施形態に係る検索スコア算出装置1a含む検索システム100の全体構成を示す図である。 第2実施形態に係る検索スコア算出装置1aにより検索スコアを算出する処理について示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る検索スコア算出装置1を含む検索システム100の全体構成を示す図である。図1に示すように、検索システム100は、検索スコア算出装置1と、検索エンジンサーバ2と、ユーザ端末4と、外部サーバ3と、通信回線5とを備える。
検索スコア算出装置1は、通信回線(インターネット)5を介して、検索エンジンサーバ2、外部サーバ3及びユーザ端末4と接続されている。
検索エンジンサーバ2は、検索エンジン21を有し、ユーザ端末4から受け付けたクエリを用いて検索を実行し、得られた検索結果をユーザ端末4へ送信する。
また、検索エンジンサーバ2は、クローラの機能を有しており、通信回線5を介して、外部サーバ3に記憶されたウェブページ等の文書情報や画像情報を収集する。なお、クローラとは一般的に検索ロボットともいわれ、ウェブページ等を収集するプログラムである。そして、クローラが、ウェブサイトを探し出す手段や、対象とするウェブページの種類は様々であり、クローラの管理者の設定により、収集されるウェブページの種類や分野も異なる。
検索エンジンサーバ2は、例えば、ユーザ端末4から受け付けたクエリに応じたインデックスをインデックスデータベース(DB)(図示せず)から検索する。そして、検索エンジンサーバ2は、受け付けたクエリに応じたインデックスがインデックスDBに存在する場合には、このインデックスに対応付けられたページIDに対応するURLを取得し、検索結果として、ユーザ端末4に送信する。また、検索エンジンサーバ2は、絞り込み検索等の検索オプションの設定をユーザ端末4から受け付け、検索結果に対して検索オプションに設定された条件を満たす検索結果のみをユーザ端末4へ送信するように構成してもよい。
ユーザ端末4は、通信回線5と接続されており、通信回線5を介して、検索エンジン21へクエリを送信する。そして、ユーザ端末4は、送信したクエリに応じた検索結果を検索エンジンサーバ2から取得(受信)する。なお、ユーザ端末4は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)、携帯電話機、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン、携帯ゲーム装置等の通信回線5と接続可能なコンピュータで構成される。
次に、検索スコア算出装置1の機能構成について説明する。
検索スコア算出装置1は、検索エンジン21における画像検索の優先度を示す検索スコアを算出するものである。検索スコア算出装置1は、記憶手段としてのクリックログデータベース(DB)110と、制御部130と、表示部150と、通信部160とを備える。
クリックログDB110は、検索エンジン21における画像検索に用いられた複数のクエリと、この複数のクエリそれぞれの画像検索の検索結果とを関連付けて記憶する。
図2は、クリックログDB110に記憶されるクリックログテーブル111の一例を示す図である。図2に示すように、クリックログテーブル111には、クリックランキングと、クリック数と、画像IDと、ファーストクリックと、クエリ及びこのクエリの検索数とが関連付けて記憶されている。
クリックログテーブル111には、例えば、図2の最上段の列に示すように、クリックランキング「1」と、クリック数「192」と、画像ID「buzzdbw」と、ファーストクリック「1」と、クエリ「ガッキー」及び「ガッキー 古垣結衣」と、これらクエリそれぞれの検索数「191」及び「1」とが関連付けて記憶されている。
ここで、クリックランキングとは、クエリそれぞれに対応する検索結果における画像において、クリック数の多い画像順に、ランキング(順位)を付したものである。クリックランキングの算出方法の詳細については、後述する。
クリック数とは、複数のクエリに対応する検索結果に含まれる各画像のURLに対してユーザ端末4からアクセス(クリック)された回数をいい、複数のクエリそれぞれに対応する検索数の和をいう。例えば、図2において、クリック数「192」の値は、クエリ「ガッキー」の検索数「191」と、クエリ「ガッキー 古垣結衣」の検索数「1」との和(191+1=192)によって求められる。
画像IDとは、各画像を識別する識別IDをいう。
ファーストクリックとは、クエリそれぞれに対応する検索結果に含まれる各画像のURLに対してユーザ端末4から最先にアクセスされたか否かを示すものである。図2に示すクリックログテーブル111においては、画像のURLへのアクセスがファーストクリックである場合には「1」が記憶され、画像のURLへのアクセスがファーストクリックでない場合には「0」が記憶される。
クエリの検索数とは、クエリそれぞれに対応する検索結果に含まれる各画像のURLに対してユーザ端末4からアクセスされた回数をいう。例えば、図2において、クリック数「192」に関連づけられた検索数は、クエリ「ガッキー」については、検索数が「191」であり、クエリ「ガッキー 古垣結衣」については、検索数が「1」である。
また、画像ID、クリック数、クエリ及び検索数が同一であっても、クリックランキングが異なっているのは、検索設定(例えば、検索した期間(日時))が異なるためである。例えば、図2において、画像ID「buzzdbw」、クエリ「古垣結衣」及び検索数「1」が同一であるが、クリックランキングが「10」、「13」、「14」、「401」及び「699」と異なるランキングとなっているのは、その画像IDで識別される画像をクエリ「古垣結衣」で検索した際の検索設定(例えば、検索した期間(日時))が異なっているためである。
制御部130は、第1クリック数計数手段としての第1クリック数計数部131と、第2クリック数計数手段としての第2クリック数計数部132と、クリックランキング付与手段としてのクリックランキング付与部133と、代表クリックランキング決定手段としての代表クリックランキング決定部134と、代表クエリ決定手段としての代表クエリ決定部135と、正規化部136と、取得手段としての取得部137と、検索スコア算出手段としての検索スコア算出部138と、出力部139とを備える。
第1クリック数計数部131は、複数のクエリそれぞれに対応する検索結果に含まれる画像のURLに対するクリック数を、クエリごと、かつ、画像ごと(クエリ及び画像ごと)に計数する。
具体的には、第1クリック数計数部131は、図2に示す検索クエリと検索数において、クエリ「ガッキー」の検索数「191」と、クエリ「ガッキー 古垣結衣」の検索数「1」との和を計数することで、クリック数「192(=191+1)」が算出される。同様にして、第1クリック数計数部131は、他のクエリ及び検索数についてもクリック数をそれぞれ算出する。このように第1クリック数計数部131により算出された値が図2に示す「クリック数」の項目に示された値である。
第2クリック数計数部132は、第1クリック数計数部131により計数された複数のクエリそれぞれに対応する検索結果に含まれる画像のURLに対するクリック数の総数を、画像ごとに計数する。
具体的には、第2クリック数計数部132は、図2に示すクリック数において、クリック数の総数を計数することで、画像ID「buzzdbw」についてのクリック数を計数する。
また、第2クリック数計数部132は、画像それぞれへリンクするURLに対して、任意のユーザ端末4に対応するユーザが最先にアクセスした場合には、このクリック数に所定数(例えば、1.5)を乗じた値を、クリック数として用いる。
例えば、第2クリック数計数部132は、図2に示すクリック数「192」に関連付けられたファーストクリックの項目が「1」となっている、すなわち、最先にアクセスされたURLであるため、クリック数「192」に所定数「1.5」を乗じた値である「288(=192×1.5)」を、クリック数として用いる。
すなわち、第2クリック数計数部132は、図2に示すクリック数において、クリック数の総数を計数した値「(192×1.5)+120+27+1223+・・・+1+1=3301」が、第1クリック数計数部131により計数された複数のクエリそれぞれに対応する検索結果に含まれる画像ID「buzzdbw」で識別される画像のURLに対するクリック数となる。
クリックランキング付与部133は、複数のクエリそれぞれに対応する検索結果における画像において、クリック数の多い順に、ランキング(順位)をクリックランキングとして付す。
例えば、クリックランキング付与部133は、クエリ「ガッキー」及び「ガッキー 古垣結衣」を用いて検索エンジン21により画像の検索を実行した際の検索結果における複数の画像のうち、画像ID「buzzdbw」で識別される画像のURLに対して任意のユーザ端末4からアクセスされた回数、すなわち、他の画像IDで識別される画像のURLに対するクリック数のうち、画像ID「buzzdbw」で識別される画像のURLに対するクリック数が、検索結果における全ての画像の中で何番目に多いかランキング(順位)を付す(図2に示すクリックランキング「1」)。このようにして付されたランキングが図2に示す「クリックランキング」の項目に示された順位である。
代表クリックランキング決定部134は、画像それぞれのクリックランキングのうち、最も出現頻度の多い、すなわち、クリック数が最も多いクリックランキングを、画像それぞれにおける代表クリックランキングとして決定する。
また、代表クリックランキング決定部134は、同一の出現頻度のクリックランキングが複数存在する場合には、各クリックランキングに関連付けられたクリック数の総数が最も多いものを代表クリックランキングとして決定する。
例えば、図2に示すクリックランキングにおいて、最も出現頻度の高いクリックランキングは、出現頻度が3回であるクリックランキング「1」、「2」、「3」及び「12」が該当する。そして、代表クリックランキング決定部134は、各クリックランキングに関連付けられたクリック数の総数を算出すると、クリックランキング「1」は、クリック数の総数が「435」となり、クリックランキング「2」は、クリック数の総数が「2642.5」となり、クリックランキング「3」は、クリック数の総数が「106」となり、クリックランキング「12」は、クリック数の総数が「45.5」となった。したがって、代表クリックランキング決定部134は、クリック数の総数が最も多いクリックランキング「2」を画像ID「buzzdbw」で識別される画像に対する代表クリックランキングとして決定する。
代表クエリ決定部135は、画像それぞれの代表クリックランキングに対応するクエリを、画像それぞれの代表クエリとして決定する。
例えば、代表クエリ決定部135は、図2に示すように、代表クリックランキング決定部134により決定された代表クリックランキング「2」に関連付けられたクエリ及びその検索数において、検索数の最も多い(検索数「1175」)クエリである「古垣結衣」を、画像ID「buzzdbw」で識別される画像の代表クエリとして決定する。
以上の処理によれば、図2に示す例において、画像ID「buzzdbw」で識別される画像に対するクリック数の総数は、「3301」となり、代表クリックランキングは、クリックランキング「2」となり、代表クエリは、「古垣結衣」となる。
次に、正規化部136は、正規化されたクリック数の最大値が100となるように、画像それぞれのクリック数を、下記の(1)式を用いて正規化する。
Figure 0005094891
ここで、CPは正規化されたクリック数であり、Nは各画像のクリック数の総数であり、Naはクエリに対応する検索結果に含まれる全画像のクリック数の総数である。また、ceilは小数点以下の値を切り上げることを意味する。
例えば、正規化部136は、図2に示す画像ID「buzzdbw」で識別される画像のクリック数において、クリック数の総数(N)が「3301」であり、全画像のクリック数の総数(Na)が「36534270.5」であった。(1)式にN及びNaの値を代入すると、正規化されたクリック数CPは、
CP=ceil{100*log(1+3301)/log(1+36534270.5)}=ceil(46.5280503)=47
となる。
取得部137は、画像それぞれの代表クエリを用いて検索エンジン21により画像検索を実行することで、現時点における代表クエリにより検索された画像の数及び画像それぞれの表示順位を取得する。
例えば、取得部137は、上述した代表クエリ「古垣結衣」を用いて検索エンジン21により画像検索を実行することで、現時点における代表クエリ「古垣結衣」により検索された画像の数及び画像ID「buzzdbw」で識別される画像の表示順位を取得する。その結果、取得部137により取得された画像の数は「143件」であり、画像ID「buzzdbw」で識別される画像の表示順位は「8位」であった。
検索スコア算出部138は、第2クリック数計数部132により計数されたクリック数、代表クリックランキング決定部134により決定された代表クリックランキング、取得部137により取得された画像の数及び表示順位に基づいて、画像それぞれの検索スコアを算出する。
具体的には、検索スコア算出部138は、代表クリックランキング決定部134により決定された代表クリックランキングに対する取得部137により取得された表示順位の比である第1の値COを算出する。そして、検索スコア算出部138は、算出された第1の値COが所定値Pよりも小さいか否かを判定する。検索スコア算出部138は、算出された第1の値COが所定値Pよりも小さい場合には、第1の値COを採用する。一方、検索スコア算出部138は、算出された第1の値COが所定値P以上の場合には、算出された第1の値COを1とする。
例えば、検索スコア算出部138は、所定値Pが「0.1」であり、クリックランキングが「2」であり、画像ID「buzzdbw」で識別される画像の表示順位が「8位」である場合、第1の値COは、
CO=2/8=0.25(>0.1)
となる。そして、検索スコア算出部138は、第1の値COが0.1以上であるため、第1の値COを1とする。
このように、第1の値COが小さければ小さいほど、クリックランキングと表示順位との差が大きい、つまり、クリックランキングと表示順位と値が乖離していると考えることができる。このため、第1の値COが所定値P以上である場合には、第1の値COを1とすることで、当該第1の値COを後述する検索スコアSを算出するための要素として実質的に使用しないことができる。
また、検索スコア算出部138は、代表クリックランキング決定部134により決定された代表クリックランキングに対する取得部137により取得された画像の数の比である第2の値CHを算出する。そして、検索スコア算出部138は、算出された第2の値CHが所定値Pよりも小さいか否かを判定する。検索スコア算出部138は、算出された第2の値CHが所定値Pよりも小さい場合には、前記第2の値CHを採用する。一方、検索スコア算出部138は、算出された第2の値CHが所定値P以上の場合には、算出された第2の値CHを1とする。
例えば、検索スコア算出部138は、所定値Pが「0.1」であり、クリックランキングが「2」であり、画像ID「buzzdbw」で識別される画像の数が「143」である場合、第2の値CHは、
CH=2/143=0.013986≒0.014(<0.1)
となる。そして、検索スコア算出部138は、第2の値CHが0.1よりも小さいため、この第2の値CH「0.014」を採用する。
このように、第2の値CHが小さければ小さいほど、クリックランキングと画像の数との差が大きい、つまり、クリックランキングと画像の数とが乖離していると考えることができる。このため、第2の値CHが所定値P以上である場合には、第2の値CHを1とすることで、当該第2の値CHを後述する検索スコアSを算出するための要素として実質的に使用しないことができる。
次に、検索スコア算出部138は、採用された、又は1とした第1の値CO及び第2の値CH並びに第2クリック数計数部132により計数されたクリック数に基づいて、画像それぞれの検索スコアを算出する。
具体的には、検索スコア算出部138は、採用された、又は1とした第1の値CO及び第2の値CH並びに正規化部136により正規化されたクリック数CPに基づいて、下記の(2)式を用いて、画像それぞれの検索スコアSを算出する。
Figure 0005094891
ここで、CPは正規化されたクリック数であり、COは第1の値であり、CHは第2の値である。また、ceilは小数点以下の値を切り上げることを意味する。
また、第1の値CO及び第2の値CHの両方の値が非常に小さい値である場合に、正規化されたクリック数CPがどのような値であっても検索スコアSが高くなってしまうことを防ぐため、(2)式は、上述したような構成となっている。
例えば、検索スコア算出部138は、上述したように正規化されたクリック数CPが「47」であり、第1の値COが「1」であり、第2の値CHが「0.014」である場合、検索スコアSは、
S=(47*100)+ceil{(47/10)/1/0.014}=5036
となる。
そして、検索スコア算出部138は、算出された検索スコアを正規化し、正規化された検索スコアを算出する。ここで、正規化された検索スコアの最大値が1000となるように、下記の(3)式を用いて正規化された検索スコアSnを算出する。
Figure 0005094891
ここで、Sは検索スコアであり、Saは全画像の検索スコアである。また、ceilは、小数点以下の値を切り上げることを意味する。
例えば、上述した検索スコアS=5036を用いた場合には、正規化された検索スコアSnは、434となる。
出力部139は、検索スコア算出部138により算出され、かつ、正規化された検索スコアSnを表示部150に所定の態様で表示させる。
次に、第1実施形態に係る検索スコア算出装置1による処理について説明する。
図3は、第1実施形態に係る検索スコア算出装置1により検索スコアを算出する処理について示すフローチャートである。なお、以下の処理では、複数のクエリに対応する検索結果に含まれる画像のうち、一の画像について説明するが、他の画像についても同様の処理が実行されることで、検索結果に含まれる全ての画像について検索スコアが算出される。
ステップS1において、第1クリック数計数部131は、複数のクエリそれぞれに対応する検索結果に含まれる画像のURLに対するクリック数をクエリごとに計数する。
ステップS2において、第2クリック数計数部132は、第1クリック数計数部131により計数されたクリック数の総数を計数する。
ステップS3において、クリックランキング付与部133は、複数のクエリそれぞれに対応する検索結果における画像において、クリック数の多い順に、ランキング(順位)をクリックランキングとして付す。
ステップS4において、代表クリックランキング決定部134は、クリック数が最も多いクリックランキングを、代表クリックランキングとして決定する。また、代表クリックランキング決定部134は、同一の出現頻度のクリックランキングが複数存在する場合には、各クリックランキングに関連付けられたクリック数の総数が最も多いものを代表クリックランキングとして決定する。
ステップS5において、代表クエリ決定部135は、代表クリックランキングに対応するクエリを、代表クエリとして決定する。
ステップS6において、正規化部136は、正規化されたクリック数の最大値が100となるように、画像それぞれのクリック数を、上述した(1)式を用いて正規化する。
ステップS7において、取得部137は、代表クエリを用いて検索エンジン21により画像検索を実行することで、現時点における代表クエリにより検索された画像の数及び表示順位を取得する。
ステップS8において、検索スコア算出部138は、代表クリックランキング決定部134により決定された代表クリックランキングに対する取得部137により取得された表示順位の比である第1の値COを算出する。また、検索スコア算出部138は、代表クリックランキング決定部134により決定された代表クリックランキングに対する取得部137により取得された画像の数の比である第2の値CHを算出する。
ステップS9において、検索スコア算出部138は、算出された第1の値COが所定値Pよりも小さいか否かを判定する。第1の値COが所定値Pよりも小さい(Yes)場合には、ステップS10へ移る。一方、第1の値COが所定値P以上(No)の場合には、ステップS11へ移る。
ステップS10において、検索スコア算出部138は、算出された第1の値COが所定値Pよりも小さい場合には、第1の値COを採用する。
ステップS11において、検索スコア算出部138は、算出された第1の値COが所定値P以上の場合には、算出された第1の値COを1とする。
ステップS12において、検索スコア算出部138は、算出された第2の値CHが所定値Pよりも小さいか否かを判定する。第2の値CHが所定値Pよりも小さい(Yes)場合には、ステップS13へ移る。一方、第2の値CHが所定値P以上(No)の場合には、ステップS14へ移る。
ステップS13において、検索スコア算出部138は、算出された第2の値CHが所定値Pよりも小さい場合には、第2の値CHを採用する。
ステップS14において、検索スコア算出部138は、算出された第2の値CHが所定値P以上の場合には、算出された第2の値CHを1とする。
ステップS15において、検索スコア算出部138は、採用された、又は1とした第1の値CO及び第2の値CH並びに正規化部136により正規化されたクリック数CPに基づいて、上述した(2)式を用いて、検索スコアSを算出する。
ステップS16において、検索スコア算出部138は、算出された検索スコアSを(3)式を用いて正規化し、正規化された検索スコアSnを算出する。
ステップS17において、検索スコア算出部138により算出された、正規化された検索スコアSnを表示部150に所定の態様で表示させる。
第1実施形態に係る検索スコア算出装置1によれば、以下の効果を奏することができる。検索スコア算出装置1において、取得部137は、画像それぞれの代表クエリを用いて検索エンジン21により画像検索を実行することで、現時点における代表クエリにより検索された画像の数及び画像それぞれの表示順位を取得する。そして、検索スコア算出部138は、第2クリック数計数部132により計数されたクリック数の総数、代表クリックランキング決定部134により決定された代表クリックランキング、取得部137により取得された現時点における代表クエリにより検索された画像の数及び表示順位に基づいて、画像それぞれの検索スコアを算出する。
このように、検索スコア算出装置1は、過去に検索された検索結果における画像それぞれに対して任意のユーザ端末4からアクセスされた頻度を示すクリック数の総数及び代表クリックランキングと、現時点で検索された検索結果を示す代表クエリにより検索された画像の数及び表示順位とに基づいて検索スコアを算出するため、画像それぞれについて、過去に検索された検索結果においてユーザ端末4からアクセスされた頻度及び現時点で検索された検索結果を反映した適切な検索スコアを算出することができる。
ここで、算出された検索スコアは、過去に検索された検索結果においてユーザ端末4からアクセスされた頻度及び現時点で検索された検索結果を反映しているため、例えば、算出された検索スコアが高い値であるにもかかわらず、現時点での表示順位が低い画像については、ユーザ端末4のユーザから注目されている画像であると考えられる。このため、例えば、検索エンジン21の管理者は、その画像の表示順位を上げることで検索エンジン21による検索結果にユーザの注目度合いを反映し、より適切な検索結果をユーザに提供できる。
また、検索スコア算出部138は、採用された、又は1とした第1の値CO及び第2の値CH並びに正規化部136により正規化されたクリック数CPに基づいて、上述した(2)式を用いて、検索スコアSを算出する。ここで、第1の値CO及び第2の値CHが小さい場合、すなわち、代表クリックランキングと現時点における代表クエリにより検索された表示順位との乖離が大きい場合及び代表クリックランキングと現時点における代表クエリにより検索された画像の数との乖離が大きい場合には、検索スコアSが大きな値となる。したがって、例えば、検索エンジン21の管理者は、第1の値CO及び第2の値CHが小さい値であり、かつ、検索スコアS(正規化後の検索スコアSn)が大きい値である場合には、その画像の表示順位を上げることで検索エンジン21による検索結果にユーザの注目度を反映し、より適切な検索結果をユーザに提供できる。
また、検索スコア算出部138は、第1の値CO及び/又は第2の値CHが所定値Pよりも大きい場合には、第1の値CO及び/又は第2の値CHを1とする。ここで、第1の値CO及び/又は第2の値CHが小さければ小さいほど、クリックランキングと表示順位及び/又は画像の数との差が大きい、つまり、クリックランキングと表示順位及び/又は画像の数とが乖離していると考えることができる。このため、第1の値CO及び/又は第2の値CHが所定値Pよりも大きい場合には、第1の値CO及び/又は第2の値CHを1とすることで、当該第1の値CO及び/又は第2の値CHを検索スコアSの要素として実質的に使用しないことができる。したがって、検索スコア算出装置1は、第1の値CO及び/又は第2の値CHを用いて、より適切な検索スコアを算出することができる。
また、第2クリック数計数部132は、画像それぞれへリンクするURLに対して、任意のユーザが最先にアクセスした場合には、このクリック数に所定数(例えば、1.5)を乗じた値を、クリック数として用いる。ここで、任意のユーザが最先にアクセスしたということは、ユーザの関心が高い画像であると考えられるため、当該画像に関連付けらたクリック数に所定数を乗じた値をクリック数として用いることで、よりユーザの注目度が反映されたクリック数の総数を算出することができる。したがって、検索スコア算出装置1は、算出されたクリック数の総数を用いて、より適切な検索スコアを算出することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る検索スコア算出装置の第2実施形態について説明する。第2実施形態については、主として、第1実施形態とは異なる点を説明し、第1実施形態と同様の構成について同一符号を付し、説明を省略する。第2実施形態について特に説明しない点については、第1実施形態についての説明が適宜適用される。
第2実施形態に係る検索スコア算出装置1aは、サーチランキングとクリックランキングとの順位相関係数を用いて検索スコアを算出する点及びサーチランキング算出部140と、順位相関係数算出部141と、判定部142と、決定部143とを備える点が第1実施形態とは主として異なる。
図4は、第2実施形態に係る検索スコア算出装置1aの機能構成を示す図である。
図4に示すように、検索スコア算出装置1aの制御部130は、第1クリック数計数部131と、第2クリック数計数部132と、クリックランキング付与部133と、代表クリックランキング決定部134と、代表クエリ決定部135と、正規化部136と、取得部137と、検索スコア算出部138と、出力部139と、サーチランキング算出手段としてのサーチランキング算出部140と、順位相関係数算出手段としての順位相関係数算出部141と、判定手段としての判定部142と、決定手段としての決定部143とを備える。
なお、第1クリック数計数部131と、第2クリック数計数部132と、クリックランキング付与部133と、代表クリックランキング決定部134と、代表クエリ決定部135と、正規化部136と、取得部137とについては、第1実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
サーチランキング算出部140は、第1の期間N(例えば、1週間)内において、クリックログDB110に記憶される複数のクエリのうち、あるクエリが検索エンジン21による画像の検索に用いられた回数を、第1の期間Nより短い第2の期間M(例えば、1日)(N>M)ごとに算出する。そして、サーチランキング算出部140は、算出した回数それぞれにランキングを付すことで、あるクエリについての第2の期間Mごとのサーチランキングを算出する。
例えば、サーチランキング算出部140において、第1の期間Nが1週間(7日間)であり、第2の期間Mが1日である場合には、あるクエリについてのサーチランキングは、7個算出される。
順位相関係数算出部141は、あるクエリにおけるサーチランキングと、あるクエリにおけるクリックランキングとの順位相関係数ρを、スピアマンの順位相関係数を用いて算出する。
具体的には、順位相関係数算出部141は、あるクエリについて第1の期間N内におけるサーチランキングと、クリックランキングとの順位差Dを第1の期間Nよりも短い第2の期間Mごとに算出する。これにより、順位相関係数算出部141は、N個の順位差Dを算出することができる。
そして、順位相関係数算出部141は、第1の期間N(N個)及び順位差Dとの順位相関係数ρを、下記(4)式を用いて算出する。
Figure 0005094891
判定部142は、順位相関係数算出部141により算出されたあるクエリにおける順位相関係数ρが所定の閾値TH1(例えば、−0.8)以下であるか否かを判定する。なお、所定の閾値TH1は、サーチランキングとクリックランキングとの乖離があるか否かを判定するための値であり、任意の値に適宜設定可能である。
決定部143は、判定部142によりあるクエリにおける順位相関係数ρが所定の閾値TH1以下であると判定された場合には、サーチランキングとクリックランキングとの乖離があると考えられるため、あるクエリの検索スコアSを算出することを決定する。一方、決定部143は、判定部142によりあるクエリにおける順位相関係数ρが所定の閾値TH1を超えると判定された場合には、サーチランキングとクリックランキングとの乖離がない(少ない)と考えられるため、あるクエリの検索スコアSを算出しないことを決定する。
検索スコア算出部138は、決定部143によりあるクエリの検索スコアSnを算出することが決定された場合には、正規化されたクリック数、代表クエリにより検索された画像の数及び画像それぞれの表示順位に基づいて、画像それぞれについての検索スコアSを算出する。そして、検索スコア算出部138は、算出された検索スコアSに対して所定の演算を行うことで、この検索スコアSを変更する。
具体的には、検索スコア算出部138は、第1実施形態と同様に、検索スコアSを算出し、算出された検索スコアSを(3)式を用いて正規化することで、正規化された検索スコアSnを算出する。
そして、検索スコア算出部138は、例えば、算出された検索スコアSnを所定値X分増加させる。又は、検索スコア算出部138は、例えば、順位相関係数ρが−1より大きく、−0.8未満(−1<ρ<−0.8)であり、かつ、サーチランキング>クリックランキングである場合には、正規化された検索スコアSnに対して、所定値X分増加させ、その値に順位相関係数ρの絶対値(|ρ|)を乗算する。
出力部139は、検索スコア算出部138により変更された検索スコアを表示部150に所定の態様で表示させる。
次に、第2実施形態に係る検索スコア算出装置1aによる処理について説明する。
図5は、第2実施形態に係る検索スコア算出装置1aにより検索スコアを算出する処理について示すフローチャートである。
ここで、ステップS21〜ステップS27の処理は、第1実施形態におけるステップS1〜S7と同様の処理であるため、説明を省略する。
ステップS28において、サーチランキング算出部140は、第1の期間N(例えば、1週間)内において、クリックログDB110に記憶される複数のクエリのうち、あるクエリが検索エンジン21による画像の検索に用いられた回数を、第1の期間Nより短い第2の期間M(例えば、1日)(N>M)ごとに算出する。そして、サーチランキング算出部140は、算出した回数それぞれにランキングを付すことで、あるクエリについての第2の期間Mごとのサーチランキングを算出する。
ステップS29において、順位相関係数算出部141は、あるクエリにおけるサーチランキングと、あるクエリにおけるクリックランキングとの順位相関係数ρを、スピアマンの順位相関係数を用いて算出する。
ステップS30において、判定部142は、順位相関係数算出部141により算出されたあるクエリにおける順位相関係数ρが所定の閾値TH1(例えば、−0.8)以下であるか否かを判定する。順位相関係数ρが所定の閾値TH1以下であると判定された場合(Yes)には、ステップS31へ移る。一方、順位相関係数ρが所定の閾値TH1を超えると判定された場合(No)には、ステップS32へ移る。
ステップS31において、決定部143は、あるクエリの検索スコアSを算出することを決定し、ステップS33へ移る。
ステップS32において、決定部143は、あるクエリの検索スコアSを算出しないことを決定し、処理を終了する。
ステップS33において、検索スコア算出部138は、正規化されたクリック数、代表クエリにより検索された画像の数及び画像それぞれの表示順位に基づいて、画像それぞれについての検索スコアSを算出する。
ステップS34において、検索スコア算出部138は、算出された検索スコアSを(3)式を用いて正規化することで、正規化された検索スコアSnを算出する。
ステップS35において、検索スコア算出部138は、算出された検索スコアSnに対して所定の演算を行うことで、この正規化された検索スコアSnを変更する。
ステップS36において、出力部139は、検索スコア算出部138により算出された、変更された検索スコアSnを表示部150に所定の態様で表示させる。
第2実施形態に係る検索スコア算出装置1aによれば、以下の効果を奏することができる。検索スコア算出装置1aにおいて、順位相関係数算出部141は、あるクエリにおけるサーチランキングと、あるクエリにおけるクリックランキングとの順位相関係数ρを、スピアマンの順位相関係数を用いて算出する。判定部142は、順位相関係数算出部141により算出されたあるクエリにおける順位相関係数ρが所定の閾値TH1以下であるか否かを判定する。決定部143は、判定部142によりあるクエリにおける順位相関係数ρが所定の閾値TH1以下であると判定された場合には、あるクエリの検索スコアSを算出することを決定する。検索スコア算出部138は、決定部143によりあるクエリの検索スコアSを算出することが決定された場合には、正規化されたクリック数、代表クエリにより検索された画像の数及び画像それぞれの表示順位に基づいて、画像それぞれについての検索スコアSを算出する。検索スコア算出部138は、算出された検索スコアSを正規化して、正規化された検索スコアSnを算出する。そして、検索スコア算出部138は、算出された検索スコアSnに対して所定の演算を行うことで、この検索スコアSnを変更する。
このように検索スコア算出装置1aは、順位相関係数ρを算出して、順位相関係数ρが所定の閾値TH1以下であるか否かを判定することで、サーチランキングとクリックランキングとの乖離があるか否かを決定することができる。また、検索スコア算出装置1aは、算出された検索スコアSnに対して所定の演算を行うことで、検索スコアSnを変更する。これにより、検索スコア算出装置1aは、より適切な検索スコアを算出することができる。
また、順位相関係数ρは、スピアマンの順位相関係数を用いることで、検索スコア算出装置1aは、より適切にサーチランキングとクリックランキングとの乖離があるか否かを決定することができる。
なお、上述した第1実施形態及び第2実施形態でいうコンピュータとは、記憶部、制御部等を備えた情報処理装置をいい、検索スコア算出装置1(1a)、検索エンジンサーバ2、外部サーバ3及びユーザ端末4は、記憶部、制御部等を備えた情報処理装置により構成される。
また、上述した実施形態では、検索スコア算出装置1、検索エンジンサーバ2、外部サーバ3及びユーザ端末4について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータを端末又はサーバとして動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。したがって、本発明において一実施形態として説明した検索スコア算出装置1(1a)、検索エンジンサーバ2、外部サーバ3及びユーザ端末4により実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、又は上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、所定値Pは、第1の値CO及び第2の値CHに関らず、同一の値であったが、本発明はこれに限らず、所定値Pは、第1の値CO及び第2の値CHそれぞれに対応する異なる値としてもよい。
また、第2実施形態で説明した手法を画像及び/又はテキスト検索におけるサーチランキング、クリックランキングに適用してもよい。
また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 検索スコア算出装置
110 クリックログDB(記憶手段)
131 第1クリック数計数部(第1クリック数計数手段)
132 第2クリック数計数部(第2クリック数計数手段)
133 クリックランキング付与部(クリックランキング付与手段)
134 代表クリックランキング決定部(代表クリックランキング決定手段)
135 代表クエリ決定部(代表クエリ決定手段)
136 正規化部
137 取得部(取得手段)
138 検索スコア算出部(検索スコア算出手段)

Claims (6)

  1. 画像検索の検索スコアを算出する検索スコア算出装置であって、
    前記画像検索に用いられた複数のクエリと、当該複数のクエリそれぞれの画像検索の検索結果とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記検索結果に含まれる画像のURLに対するクリック数を、前記クエリ及び前記画像ごとに計数する第1クリック数計数手段と、
    前記第1クリック数計数手段により計数された前記クリック数の総数を、前記画像ごとに計数する第2クリック数計数手段と、
    前記検索結果における前記画像に、前記クリック数の多い順に、ランキングをクリックランキングとして付すクリックランキング付与手段と、
    前記画像それぞれのクリックランキングのうち、前記クリック数が最も多いクリックランキングを前記画像それぞれにおける代表クリックランキングとして決定する代表クリックランキング決定手段と、
    前記画像それぞれの代表クリックランキングに対応するクエリを、前記画像それぞれの代表クエリとして決定する代表クエリ決定手段と、
    前記画像それぞれの前記代表クエリを用いて検索エンジンにより画像検索をすることで、現時点における前記代表クエリにより検索された画像の数及び前記画像それぞれの表示順位を取得する取得手段と、
    前記第2クリック数計数手段により計数された前記クリック数、前記代表クリックランキング決定手段により決定された前記代表クリックランキング、前記取得手段により取得された画像の数及び前記表示順位に基づいて、前記画像それぞれの検索スコアを算出する検索スコア算出手段とを備える検索スコア算出装置。
  2. 前記検索スコア算出手段は、
    前記代表クリックランキング決定手段により決定された前記代表クリックランキングに対する前記取得手段により取得された前記表示順位の比である第1の値を算出し、算出された前記第1の値が所定値よりも小さい場合には、前記第1の値を採用し、
    前記代表クリックランキング決定手段により決定された前記代表クリックランキングに対する前記取得手段により取得された前記画像の数の比である第2の値を算出し、算出された前記第2の値が前記所定値よりも小さい場合には、前記第2の値を採用し、
    採用された前記第1の値、前記第2の値及び前記第2クリック数計数手段により計数された前記クリック数に基づいて、前記画像それぞれの前記検索スコアを算出し、
    算出された前記検索スコアを正規化し、正規化された検索スコアを算出する請求項1に記載の検索スコア算出装置。
  3. 前記検索スコア算出手段は、前記第1の値及び/又は前記第2の値が前記所定値よりも大きい場合には、前記第1の値及び/又は前記第2の値を所定の値とする請求項2に記載の検索スコア算出装置。
  4. 第1の期間内において、前記記憶手段に記憶される前記複数のクエリのうち、前記あるクエリが前記検索エンジンによる画像の検索に用いられた回数を、前記第1の期間より短い第2の期間ごとに算出し、算出した当該回数それぞれにランキングを付すことで、前記あるクエリについての前記第2の期間ごとのサーチランキングを算出するサーチランキング算出手段と、
    前記あるクエリにおける前記サーチランキングと前記あるクエリにおける前記クリックランキングとの順位相関係数を算出する順位相関係数算出手段と、
    前記順位相関係数算出手段により算出された前記あるクエリにおける前記順位相関係数が所定の閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記あるクエリにおける前記順位相関係数が前記所定の閾値以下であると判定された場合には、前記あるクエリの前記検索スコアを算出することを決定する決定手段とをさらに備え、
    前記検索スコア算出手段は、
    前記決定手段により前記あるクエリの前記検索スコアを算出することが決定された場合には、正規化された前記クリック数、前記代表クエリにより検索された画像の数及び前記画像それぞれの表示順位に基づいて、前記画像それぞれについての前記検索スコアを算出し、
    算出された前記検索スコアに対して所定の演算を行うことで、当該検索スコアを変更する請求項1に記載の検索スコア算出装置。
  5. 前記順位相関係数は、スピアマンの順位相関係数を用いる請求項4に記載の検索スコア算出装置。
  6. 前記第2クリック数計数手段は、前記画像それぞれへリンクする前記URLに対して、任意のユーザ端末が最先にアクセスした場合には、当該クリック数に所定数を乗じた値を、当該クリック数として用いる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の検索スコア算出装置。
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