JP5092877B2 - ツリー型放送システム、パケット送信方法、ノード装置、及びノード処理プログラム - Google Patents

ツリー型放送システム、パケット送信方法、ノード装置、及びノード処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置を備えたピアツーピア(Peer to Peer(P2P))型の通信システムの技術分野に関する。
従来から、アプリケーション層においてコンテンツデータの配信(放送)経路を管理しながらコンテンツデータストリームの中継配信を行う「Application Layer Multicast(ALM)」という技術が知られている。例えば、特許文献1に開示されたツリー型放送システムにおいては、該システムに参加している複数のノード装置が放送局(例えば、放送装置)を最上位として複数の階層を形成しつつネットワークを介してツリー状に接続され、当該放送局から放送されたコンテンツデータが、上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送(中継)されるようになっている。このような技術では、各ノード装置は、上位階層のノード装置から受信したコンテンツデータストリームを構成する各パケットを、下位階層に接続されたノード装置の数分だけアプリケーション層で複製してから中継する。この結果、コンテンツデータの配信経路はツリー状となり、少ない中継段数で多数のノード装置へコンテンツデータの同報配信ができる。
ところで、このような技術では、例えばユーザの端末機器を中継ノード装置として利用するため、仮に端末機器が接続されているアクセスラインの回線品質が安定していたとしても、端末機器のネットワーク使用状況に依存して中継されるべきパケットが端末機器上で損失しやすい。ALMの実装として、上位階層のノード装置から受信したパケットが即座に下位階層のノード装置へ中継される実装となっている場合には、パケット損失が下位階層の方向へ即時に伝播していくことになる。
通常、端末機器に搭載されているALMプログラムは、上位階層のノード装置から受信したパケットをリングバッファ等のリングバッファに蓄積するが、このときパケットのシーケンス番号の連続性を検査することでパケット損失事象を発見することが可能である。かかる損失が検出されたパケットについては、当該パケットを補完するためのパケット補完要求が直属の上位階層のノード装置に対してなされる。そして、当該上流階層のノード装置では、自身のバッファメモリ上にパケット補完要求の対象となるパケットが存在するか否かを確認し、存在すれば、かかるパケットを要求元のノード装置へ送信し、存在しなれば、自ノード装置のさらに上位階層のノード装置へパケット補完要求を転送する。
特開2006−33514号公報
しかしながら、上述したALMの技術では、パケット損失が下位階層の方向へ即時伝播する性質があるため、トポロジーのルート(より上位の階層)付近でパケット損失が発生すると、その付近のノード装置は、下位階層の方向に位置する全てのノード装置から短時間にパケット補完要求を受信することになる。この下位階層の方向に位置するノード装置の数は、数百、数千のオーダになることもあり、この水準になるとパケット補完要求の受信過多に起因するネットワーク過負荷状態が起きてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、パケット損失事象が下位階層の方向へ伝播することにより生じるパケット補完要求の連鎖的送出を回避し、ネットワークに対する過剰なトラフィックの防止と、特定のノード装置に対するパケット補完要求の集中回避を実現可能なツリー型放送システム、パケット送信方法、ノード装置、及びノード処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置からコンテンツデータを構成する複数のパケットが放送され、各パケットが上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおける前記ノード装置であって、送信されてきた前記パケットを受信する受信手段と、前記放送装置から放送された前記複数のパケットのうち損失されたパケットを検出する損失パケット検出手段と、前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報の送信を所定の待機時間留保させるためのダミーパケットを、前記損失されたパケットの代わりに、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信するダミーパケット送信手段と、上位階層の前記装置から送信されてきた前記ダミーパケットを受信する受信手段と、自ノード装置の階層レベルに応じた前記待機時間を算出する待機時間算出手段と、前記待機時間算出手段により算出された前記待機時間が経過した場合に、前記ダミーパケットに対応する前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を上位階層の前記装置に対して送信するパケット補完要求情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、パケット損失事象が下位階層の方向へ伝播することにより生じるパケット補完要求の連鎖的送出を回避し、ネットワークに対する過剰なトラフィックの防止と、特定のノード装置に対するパケット補完要求の集中回避を実現することができ、上記待機時間のタイムアウトが同期して短時間に集中してパケット補完要求が行われることを回避することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のノード装置において、前記パケット補完要求情報の送信後、前記パケット補完要求に係るパケットを前記上位階層の前記装置から受信した場合には、当該受信したパケットを、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信する補完パケット送信手段を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、ダミーパケットを受信したノード装置は、上記待機時間中に、上記損失されたパケットを迅速に補完することができる。
請求項に記載のノード処理プログラムは、コンピュータを、請求項1または2に記載のツリー型放送システムにおけるノード装置として機能させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置からコンテンツデータを構成する複数のパケットが放送され、各パケットが上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおいて、前記ノード装置は、送信されてきた前記パケットを受信する受信手段と、前記放送装置から放送された前記複数のパケットのうち損失されたパケットを検出する損失パケット検出手段と、前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を、上位階層の前記装置に対して送信するパケット補完要求情報送信手段と、前記パケット補完要求情報の送信を、所定の待機時間留保させるためのダミーパケットを、前記損失されたパケットの代わりに、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信するダミーパケット送信手段と、上位階層の前記ノード装置から送信されてきた前記ダミーパケットを受信する受信手段を備えたノード装置は、自ノード装置の階層レベルに応じた前記待機時間を算出する待機時間算出手段と、前記待機時間算出手段により算出された前記待機時間が経過した場合に、前記ダミーパケットに対応する前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を前記上位階層のノード装置に対して送信するパケット補完要求情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置からコンテンツデータを構成する複数のパケットが放送され、各パケットが上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおけるパケット送信方法であって、前記ノード装置が、送信されてきた前記パケットを受信する工程と、前記放送装置から放送された前記複数のパケットのうち損失されたパケットを検出する工程と、前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報の信を所定の待機時間留保させるためのダミーパケットを、前記損失されたパケットの代わりに、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信する工程と、上位階層の前記装置から送信されてきた前記ダミーパケットを受信する工程と、自ノード装置の階層レベルに応じた前記待機時間を算出する工程と、算出された前記待機時間が経過した場合に、前記ダミーパケットに対応する前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を上位階層の前記装置に対して送信する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、放送装置から放送された前記複数のパケットのうち損失されたパケットを検出し、当該損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を、上位階層の前記装置に対して送信し、且つ、前記パケット補完要求情報の送信を、所定の待機時間留保させるためのダミーパケットを、前記損失されたパケットの代わりに、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信するように構成したので、パケット損失事象が下位階層の方向へ伝播することにより生じるパケット補完要求の連鎖的送出を回避し、ネットワークに対する過剰なトラフィックの防止と、特定のノード装置に対するパケット補完要求の集中回避を実現することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.ツリー型放送システムの構成等
始めに、図1等を参照して、本発明の一実施形態に係るツリー型放送システムの概要構成及び機能について説明する。
図1は、本実施形態に係るツリー型放送システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。
図1の下部枠101内に示すように、IX(Internet eXchange)3、ISP(Internet Service Provider)4a,4b、DSL(Digital Subscriber Line)回線事業者(の装置)5a,5b、FTTH(Fiber To The Home)回線事業者(の装置)6、及び通信回線(例えば、電話回線や光ケーブル等)7等によって、インターネット等のネットワーク(現実世界の通信ネットワーク)8が構築されている。なお、図1の例におけるネットワーク(通信ネットワーク)8には、データ(パケット)を転送するためのルータが、適宜挿入されているが図示を省略している。
このようなネットワーク8には、複数のノード装置(以下、「ノード」という)Nn(n=1,2,3・・・の何れか)が接続されている。また、各ノードNnには、固有の製造番号およびIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられている。このような製造番号およびIPアドレスは、複数のノード間で重複しないものである。
そして、本実施形態に係るツリー型放送システムSは、これらのノードNnのうち、図1の上部枠100内に示すように、何れか複数のノードNnの参加により形成(構成)されるピアツーピア方式のネットワークシステムであり、該システムS(言い換えれば、ツリートポロジー)に参加している複数のノードNnが放送局(放送装置)10を最上位として複数の階層を形成しつつネットワーク8を介してツリー状に接続されている。なお、図1の上部枠100内に示すネットワーク9は、既存のネットワーク8を用いて形成された仮想的なリンクを構成するオーバーレイネットワーク9(論理的なネットワーク)である。
このようなツリー型放送システムSにおいては、放送局10により放送(例えばストリーム配信)されたコンテンツデータストリームが、上位階層(以下、「上流」という)のノードNnから下位階層(以下、「下流」という)のノードNnに順次転送(ALM(Application Layer Multicast))されるようになっている。
また、ツリー型放送システムSにおいて形成されたツリートポロジーは、接続先紹介サーバ20により管理されている。
図2は、ノードN12がツリー型放送システムSへの参加する際の様子を示した概念図である。
図2の例において、ノードN12がツリー型放送システムSに参加(言い換えれば、ツリートポロジーに参加)する場合、先ず、当該ノードN12は、接続先紹介サーバ20へ接続先候補となる上流のノード(以下、「上流ノード」という)Nnの紹介要求メッセージを送信する((1):接続先紹介要求)。接続先紹介サーバ20は、内部で管理しているトポロジー管理情報の中から下流側に接続が可能なノードNnを検索し、1以上の上流ノード候補のノード情報(例えば、IP(Internet Protocol)アドレス及びポート番号等のネットワーク上のアドレス情報)等を含む接続先候補紹介メッセージをノードN12へ返信する((2):接続先候補紹介))。次に、ノードN12は、接続先紹介サーバ20から取得した上流ノード候補の中から一つの例えばノードN2を選択し、当該ノードN2へ接続要求メッセージを送信する((3):接続要求)。次に、ノードN2は、内部で管理しているノード管理テーブルにノードN12の情報を追加し、ノードN12へ接続許可応答メッセージを返信する((4):接続許可)。次に、ノードN12は、ノードN2へストリーム開始要求メッセージを送信する((5):ストリーム開始要求)。そして、ノードN2は、ノードN12に対してストリーミングを開始する((6):ストリーミング)。最後に、ノードN12は、接続先紹介サーバ20に対してトポロジー参加報告メッセージを送信する((7):トポロジー参加報告)。こうして、ツリー型放送システムSへのノードN12の参加が完了する。
一方、ノードN12がツリー型放送システムSから脱退(離脱)する場合、当該ノードN12は、ストリーム供給元である上流ノードN2に対してストリーム停止要求メッセージと接続解除要求メッセージを送信する。これに応じて、ノードN2は、ストリーム中継用オブジェクトを破棄することでノードN12に対するストリーミングを停止し、同時にノード管理テーブルからノードN12の情報を削除することでノードN2との接続関係を断ち切る。
このとき、脱退するノードNnの下流側にノードNnが存在していた場合、当該下流のノード(以下、「下流ノード」という)Nnは、例えば、以下のa)、b)のいずれかの方法で放送経路の復元を行うことになる。
a)タイムアウト方式による再生
上流ノードNnからのストリーミング状態を常時監視しておき、一定時間、ストリーム供給が途絶したこと(自律的再接続事象の発生)を契機として、当該上流ノードNnとの接続状態を破棄して新たな上流ノードNnに再接続する。
b)イベント通知方式による再生
上流ノードNnがツリー型放送システムSから脱退する際、直下の下流ノードNnに向けて脱退イベントを通知する。下流ノードNnが上流ノードNnからの脱退イベントを受信する(自律的再接続事象の発生)と、上流ノードNnとの接続状態を破棄して新たな上流ノードNnに再接続する。
また、ツリー型放送システムSに参加している各ノードNnは、上流ノードNnからのストリーム受信状態を監視し、一定の受信品質未満となったら(自律的再接続事象の発生)、上流ノードNnを切り替え、新たな上流ノードNnに再接続するようになっている。なお、受信品質の評価基準としては、過去一定期間における平均パケットレートおよびパケット損失率を用いることができる。
1−1.放送局10の構成等
次に、図3を参照して、放送局10の構成及び機能について説明する。
図3は、放送局10の概要構成例を示す図である。
放送局10は、図3に示すように、主電源101、主記憶装置102、ハードディスク装置103、CPU104、ネットワークインタフェース105、周辺機器制御チップ106、ビデオチップ107、音源チップ108、及び内蔵スピーカ112等を備えて構成されている。また、放送局10は、ルータ114を介してネットワーク8に接続される。なお、このような放送局10として、専用の放送サーバの他、何れかのノードNnが適用されても良い。
また、主電源101、主記憶装置102、ハードディスク装置103、CPU104、ネットワークインタフェース105、周辺機器制御チップ106、ビデオチップ107、及び音源チップ108は、システムバス113を介して相互に接続されている。また、キーボード109及びマウス110は、周辺機器制御チップ106に接続され、ディスプレイ111は、ビデオチップ107に接続されている。
主記憶装置102は、RAM及びROM等を備えて構成されており、オペレーティングシステム、ストリーム制御プログラム、画面制御プログラム、トポロジー制御プログラム、接続先候補探索プログラム、及びデコーダ(プログラム)等が記憶されている。また、主記憶装置102は、ノード管理テーブルを記憶しており、該ノード管理テーブルには、放送局10の下流に接続されたノードNnのアドレス情報が登録される。また、主記憶装置102は、バッファメモリ(例えば、リングバッファ)を有する。
また、ハードディスク装置103には、放送用コンテンツデータが記録されている。
CPU104は、主記憶装置102に記憶された各種プログラムにしたがって(つまり、プログラムの実行により)、例えばハードディスク装置103に記録されたコンテンツデータをパケット化し、ノード管理テーブルに登録された下流のノードNnに対して放送(ストリーム配信)する放送処理を行う。
1−2.接続先紹介サーバ20の構成等
次に、図4を参照して、接続先紹介サーバ20の構成及び機能について説明する。
図4は、接続先紹介サーバ20の概要構成例を示す図である。
接続先紹介サーバ20は、図4に示すように、主電源201、主記憶装置202、ハードディスク装置203、CPU204、ネットワークインタフェース205、周辺機器制御チップ206、及びビデオチップ207等を備えて構成されている。また、接続先紹介サーバ20は、ルータ212を介してネットワーク8に接続される。
また、主電源201、主記憶装置202、ハードディスク装置203、CPU204、ネットワークインタフェース205、周辺機器制御チップ206、及びビデオチップ207は、システムバス211を介して相互に接続されている。また、キーボード208及びマウス209は、周辺機器制御チップ206に接続され、ディスプレイ210は、ビデオチップ207に接続されている。
主記憶装置202は、RAM及びROM等を備えて構成されており、オペレーティングシステム、ノード管理プログラム、トポロジー管理プログラム、接続先候補紹介プログラム、及び運用管理プログラム等が記憶されている。
また、ハードディスク装置203には、放送局管理データベース及びトポロジーデータベースが構築されている。放送局管理データベースには、各放送局10の所在情報(IPアドレス及びポート番号等)が放送チャンネル情報(例えばチャンネル番号)に対応付けられて登録される。また、トポロジーデータベースには、トポロジー管理情報が登録されている。かかるトポロジー管理情報は、放送チャンネル毎に存在し、放送チャンル情報に対応付けられている。そして、トポロジー管理情報には、ツリートポロジーに参加している各ノードNnのノード情報と、ツリートポロジーにおいて各ノードNnが位置する階層と、各ノードNn夫々の下流に接続されているノードを示す下流ノード情報と、各ノードNnの下流側に接続可能なノードの接続許容数と、各ノードNnが他のノードNnへコンテンツデータを転送する転送能力と、が含まれている。ここで、転送能力とは、例えば、ノードNnのCPUの処理速度(GHz)やネットワーク8における有効帯域(例えば、データ転送速度(bps))のことをいう。
CPU204は、主記憶装置202に記憶された各種プログラムにしたがって、例えばノードNnからの接続先紹介要求メッセージに応じて上記トポロジー管理情報から、下流側に接続されているノードの数が接続許容数に満たない(下流側に接続が可能なノードNn)接続先候補を検索し、当該検索した1以上の接続先候補のノード情報を含む接続先候補紹介メッセージを返信する返信処理を行う。
1−3.ノードNnの構成等
次に、図5を参照して、ノードNnの構成及び機能について説明する。
図5は、ノードNnの概要構成例を示す図である。
ノードNnは、図5に示すように、主電源301a、補助電源301b、主記憶装置302、ハードディスク装置303、CPU304、ネットワークインタフェース305、周辺機器制御チップ306、ビデオチップ307、音源チップ308、ユーザ入力用リモコン310との間で赤外線通信を行うための赤外線ポート309、内蔵ディスプレイ311、及び内蔵スピーカ312等を備えて構成されている。また、ノードNnは、ルータ314を介してネットワーク8に接続される。なお、ノードNnとしては、PC、STB(Set Top Box)、或いは、TV受信機等を適用可能である。
また、主電源301a、主記憶装置302、ハードディスク装置303、CPU304、ネットワークインタフェース305、周辺機器制御チップ306、ビデオチップ307、及び音源チップ308は、システムバス313を介して相互に接続されている。
主記憶装置302は、RAM及びROM等を備えて構成されており、オペレーティングシステム、ストリーム制御プログラム、画面制御プログラム、トポロジー制御プログラム、バッファメモリ監視プログラム、及びデコーダ等が記憶されている。
また、主記憶装置302には、接続先紹介サーバ20の所在情報(IPアドレス及びポート番号等)が記憶されている。また、主記憶装置302は、ノード管理テーブルを記憶しており、該ノード管理テーブルには、自ノードに直接接続された下流ノードNnのノード情報(IPアドレス及びポート番号等)が登録される。
また、主記憶装置302は、受信したコンテンツデータを構成する各パケットを一時的に蓄積するためのバッファメモリ(例えば、リングバッファ)を有する。
CPU304は、主記憶装置302に記憶された各種プログラム(本発明のノード処理プログラムを含む)にしたがって、ツリー型放送システムSに参加するための新規参加処理を実行し、参加後に放送局10又は上流ノードNnから配信されネットワークインタフェース305を介して受信されたコンテンツデータのパケットをバッファリングさせつつ再生処理を行う。
ここで、上記新規参加処理では、接続先紹介サーバ20に対して接続先紹介要求メッセージが送信され、接続先紹介サーバ20から紹介された上流ノードNnに接続(セッション確立)してストリーム開始要求がなされる。
また、上記再生処理では、受信されバッファメモリに蓄積されたコンテンツデータ(例えば、ビデオデータ及びオーディオデータ)が読み出されデコーダによりデコードされる。そして、デコードされたビデオデータ(映像情報)がビデオチップ307を通じて内蔵ディスプレイ311(又は図示しない外部ディスプレイ)に出力され、デコードされたオーディオデータ(音声情報)が音源チップ308を通じて内蔵スピーカ312(又は図示しない外部スピーカ)から出力される。
また、自ノードに下流ノードNnが接続されている場合、CPU304は、バッファメモリに蓄積されたコンテンツデータの各パケットを当該下流ノードNnに転送(コンテンツストリームの中継)する転送処理を行う。
更に、CPU304は、上記プログラムの実行により本発明の受信手段、損失パケット検出手段、パケット補完要求情報送信手段、ダミーパケット送信手段、補完パケット送信手段、待機時間選択手段、及び待機時間算出手段等として機能するようになっている。
パケット検出手段としてのCPU304は、放送局10から放送された複数のパケット(コンテンツパケット)のうち損失されたパケットを検出する。例えば、CPU304は、放送局10又は上流ノードNnから受信したパケットをバッファメモリに蓄積する際に、当該パケットのSeq(シーケンス)番号の連続性を検査することでパケットの損失事象を発見する。
図6は、バッファメモリの構造例を示す図である。CPU304は、初期化時に循環構造を持つスロットと呼ばれる連続データ領域を主記憶装置302上に用意し、夫々のスロットに対して1からN(自然数)の連続したSeq番号を割り振る。あるノードNnにおいて、例えば上流ノードNnからパケットが受信されたとき、当該パケットのSeq番号が検査され、当該パケットが該当する番号のスロットに収納されることでパケットデータが蓄積される。仮に、Seq番号が連続していないパケット(図6の例で、Seq番号が9番のパケット)が受信された場合でも該当する番号のスロットに適宜収納されていくことになる。
そして、仮に損失が検出された場合(図6の例で、Seq番号が8番のパケット)には、当該損失を検出したノードNnのCPU304は、損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求メッセージ(パケット補完要求情報)を、放送局10又はその上流ノードNnに対して送信する。さらに、パケットの損失が検出されたときに、自ノードに下流ノードNnが接続されている場合、CPU304は、損失したパケットに対応するSeq番号を含むダミーパケットを生成し、当該受信したパケットの中継に先んじて当該ダミーパケットを自ノードに接続されている下流ノードNnに送信する。
そして、上記パケット補完要求メッセージの送信後、当該損失を検出したノードNnのCPU304は、当該パケット補完要求に係る補完パケットを放送局10又はその上流ノードNnから受信した場合に、当該受信した補完パケットを自ノードに接続されている下流ノードNnに送信することになる。
図7は、ダミーパケットが送信される様子を示す概念図である。図7の例では、放送局10からノードN2の間で、Seq番号が8番のパケットが損失した例を示しており、損失したパケットに代わるダミーパケットがノードN2により生成されて下流ノードN5及びN12に送信されている。さらに、当該ダミーパケットは、これを受信したノードN5により、下流ノードN10及びN11に送信されている(ノードN12についても同様)。なお、受信されたダミーパケットは、これに含まれるSeq番号に該当するスロット(図6の例で、8番のスロット)に収納される。
ここで、ダミーパケットは、図7に示すようなデータ構造を有しており、ペイロード部には、AP(アプリケーション)識別子、MSG(メッセージ)識別子、Seq(シーケンス)番号、Aging(エージング)時間、及び中継hop(ホップ)数が記述されている。AP識別子はプログラム固有の識別情報であり、MSG識別子はメッセージ固有の識別情報であり、Seq番号はコンテンツデータのパケットの通し番号であり、Aging時間はダミーパケットが生起してから消滅するまでの生存期間(言い換えれば、後述する待機時間)を決めるための値であり、中継hop数は放送局10を起点としたノードNnによる中継ホップ回数である。なお、中継ホップ回数は各受信ノードNnにおいてインクリメントされる。
このようなダミーパケットは、パケット補完要求メッセージの送信を、所定の待機時間、下流ノードNnに留保させるためのパケットであり、上記損失されたパケットの代わりに当該下流ノードNnに送信される。ダミーパケットを受信した下流ノードNnのCPU304は、ダミーパケットを通常のコンテンツパケットとみなしてパケットのSeq番号の連続性を検査することにより、上流側で損失したパケットの損失事象を重複して検出しなくなり、上記待機時間だけパケット補完要求を発生させない。これにより、パケット補完要求の連鎖的発生を抑制することが可能となる。
通常は、ダミーパケットを受信した下流ノードNnにおいて上記待機時間だけパケット補完要求の発生を待っている間に、最初にパケット損失を検出したノードNn(図7の例では、ノードN2)が放送局10又はその上流ノードNnから補完パケットを再送してもらいこの補完パケットを下流ノードNnへ中継転送する。これにより、先にダミーパケットを受信していた下流ノードNnにおいてダミーパケットが補完パケットに置き換わり、損失パケットの補完が完了する。つまり、暫定的にダミーパケットで埋められたスロット(図6の例で、8番のスロット)が、遅延送信されてきた補完パケットで置き換えられる。
ただし、ツリートポロジーにおいて、例えば上流ノードNnの脱退(離脱)を契機として上流ノードへの再接続(接続切り替え)処理が発生したとき、ダミーパケットがバッファメモリに蓄積された状態で上流ノードへの再接続処理を行うと、最初に損失を検出した上流ノードNnからダミーパケットに対応する補完パケットを受信できなくなる。この状態を回避するために、ダミーパケットを持っている下流ノードNnのCPU304は、上記待機時間が経過した時点でバッファメモリ中のダミーパケットを無効とし、これを契機として現在の直属上流ノードNnに対してパケット補完要求を発行することで、確実にダミーパケットが真のコンテンツパケットに置き換えられる。つまり、上記待機時間が経過した場合に、ダミーパケットに対応する損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求メッセージが上流ノードNnに対して送信されることになる。
ここで、下流ノードNnにおいてパケット補完要求メッセージが送信されるまでの上記待機時間は、バッファメモリに蓄積されたパケットに含まれるコンテンツデータが再生されるまでの再生移行時間、例えば、パケットがバッファメモリに格納されてからデコーダにより読み出されるまでの時間(例えば、10秒〜30秒)が考慮され(上記再生移行時間により上記待機時間が短くなるように)、上記ダミーパケットのペイロード部に記述されるAging時間に基づき決定される。
このAging時間としては、例えば、パケットの損失検出時刻から上記待機時間(例えば、10秒)後の時刻がダミーパケットを生成するノードNnにおいてダミーパケットのペイロード部に記述され、当該ダミーパケットが送信される。そして、Aging時間として記述された時刻が、ダミーパケットを受信したノードNnにおいて到来(つまり、上記待機時間がタイムアウト)した場合に、当該ダミーパケットを受信したノードNnから上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージが送信されることになる。
或いは、Aging時間として、パケットの損失検出時刻と上記待機時間(例えば、10秒)が、ダミーパケットを生成するノードNnにおいてダミーパケットのペイロード部に記述され、当該ダミーパケットが送信されるようにしても良い。この場合、Aging時間として記述された損失検出時刻から上記待機時間後の時刻がダミーパケットを受信したノードNnのCPU304により計算され、当該時刻が到来した場合に、当該ダミーパケットを受信したノードNnから上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージが送信されることになる。或いは、Aging時間として、パケットの損失検出時刻のみが、ダミーパケットを生成するノードNnにおいてダミーパケットのペイロード部に記述され、上記待機時間(例えば、10秒)は予め全てのノードNnにおいて設定されるようにしても良い。この場合も、Aging時間として記述された損失検出時刻から上記待機時間後の時刻がダミーパケットを受信したノードNnにより計算されることになる。
ところで、上記例では、ダミーパケットを受信した各ノードNnにおける上記待機時間のタイムアウトが同期し、これらのノードNnから短時間に集中してパケット補完要求メッセージが送信されてしまう問題が生じる。従って、一部のノードNn間で当該待機時間をずらすように構成することが望ましい。
一つの例として、上記待機時間を一定範囲でランダムに決める手法が挙げられる。例えば、Aging時間として、パケットの損失検出時刻と予め定められた待機時間範囲(例えば、10秒〜30秒)が、ダミーパケットを生成するノードNnにおいてダミーパケットのペイロード部に記述され、当該ダミーパケットが送信されるように構成する。そして、ダミーパケットを受信したノードNnのCPU304は、上記待機時間範囲(例えば、10秒(最低値)〜30秒(最高値))の間で何れかの待機時間をランダム(乱数を発生させることによる)に選択し、Aging時間として記述された損失検出時刻から当該選択した待機時間後の時刻を計算し、当該時刻が到来した場合に、上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージを送信する。これにより、上記待機時間のタイムアウトを契機として短時間に集中してパケット補完要求メッセージが送信されることを回避できる。なお、Aging時間として、パケットの損失検出時刻のみが、ダミーパケットを生成するノードNnにおいてダミーパケットのペイロード部に記述され、上記待機時間範囲は予め全てのノードNnにおいて設定されるようにしても良い。
もう一つの例として、上記待機時間を、ダミーパケットを受信したノードNnの階層レベルに応じた時間に決める手法が挙げられる。例えば、Aging時間として、パケットの損失検出時刻と基準時間(例えば、10秒)が、ダミーパケットを生成するノードNnにおいてダミーパケットのペイロード部に記述されるように構成する。そして、ダミーパケットを受信したノードNnのCPU304は、自ノードの階層レベル(下流に行くほど階層レベルが大きくなる)に比例した値を上記基準時間に加算して待機時間(つまり、階層レベルに応じた待機時間)を算出(例えば、待機時間=階層レベル×固定値(例えば1秒)+基準時間)する。そして、当該CPU304は、Aging時間として記述された損失検出時刻から上記算出した待機時間後の時刻を計算し、当該時刻が到来した場合に、上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージを送信する。例えば階層レベルが「20」のノードNnでは上記待機時間が30秒となる。これにより、上記待機時間のタイムアウトを契機として短時間に集中してパケット補完要求メッセージが送信されることを回避できると共に、より下流のノードNnほど上記待機時間が長くなるのでより効率が良くなる。なお、Aging時間として、パケットの損失検出時刻のみが、ダミーパケットを生成するノードNnにおいてダミーパケットのペイロード部に記述され、上記基準時間は予め全てのノードNnにおいて設定されるようにしても良い。
なお、上記においては、待機時間の基準(起算点)となる時刻(言い換えれば、待機時間の計時開始時刻)を損失検出時刻としたが、別の例として当該待機時間の基準となる時刻を各ノードNnにおけるダミーパケットの受信時刻としても良い。この場合、Aging時間にはダミーパケットの損失検出時刻を含めなくても良くなり、加えて、待機時間のタイムアウトが同期するのを多少なりと回避することができる。
また、ダミーパケットがバッファメモリに蓄積された状態で上流ノードへの再接続処理を行ったノードNnは、再接続後、上記待機時間が経過せずとも、直ちに上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージを送信するように構成しても良い。
2.ツリー型放送システムSの動作
次に、本実施形態に係るツリー型放送システムSの動作について説明する。
(ノードNnの処理)
先ず、図8乃至図11を参照して、ノードNnにおけるCPU304の処理について説明する。
図8乃至図11は、ノードNnにおけるCPU304により実行される処理を示すフローチャートである。
図8の処理は、例えば主電源301a及び補助電源301bのオンによりノードNnが起動することにより開始される。当該処理が開始されると、ステップS1では、ノードNnにおける各種プログラムが初期化される。
ステップS2では、ユーザ入力用リモコン310を介してユーザからの新規参加要求があったか否か、又は自律的再接続事象が発生したか(生起されたか)否かが判別される。
そして、ユーザからの新規参加要求があった場合、又は自律的再接続事象が発生した場合には(ステップS2:YES)、ステップS3に進み、ユーザからの新規参加要求及び自律的再接続事象の発生がない場合には(ステップS2:NO)、ステップS6に進む。
ステップS3では、接続先紹介サーバ20の所在情報にしたがって当該接続先紹介サーバ20に対して接続先候補紹介要求メッセージが送信される。
ステップS4では、ノードNnの主電源301aがオフになったか否かが判別される。そして、主電源301aがオフになった場合には(ステップS4:YES)、ステップS5に進み、主電源301aがオフになっていない場合には(ステップS4:NO)、ステップS2に戻る。
ステップS5では、主電源301aがオフ状態になったことを契機として各種プログラムが終了され、補助電源301bがオフにされ、当該処理が終了する。
ステップS6では、接続先紹介サーバ20から接続先候補紹介メッセージが受信されたか否かが受信されたか否かが判別される。そして、接続先候補紹介メッセージが受信された場合には(ステップS6:YES)、ステップS7に進み、接続先候補紹介メッセージが受信されていない場合には(ステップS6:NO)、ステップS11に進む。
ステップS7では、接続先候補紹介メッセージの受信により取得された1又は複数の接続先(上流ノード)候補の中から条件に合う(或いは、ランダムに)ノードNnが接続先(又は再接続先)として一つ選択される。
ステップS8では、上記選択された接続先となるノードNnに対してNAT越え処理(ルータのWAN側のネットワークからLAN側ネットワークへパケットを通過させるための処理)が行われる。
ステップS9では、上記選択された接続先となるノードNnに対して接続要求メッセージが送信される。
ステップS10では、接続処理を監視するために接続処理監視タイマが起動され、ステップS4に戻る。
ステップS11では、上記接続要求メッセージを受信した上流ノードNnから接続許可応答メッセージが受信されたか否かが判別される。
そして、接続許可応答メッセージが受信された場合には(ステップS11:YES)、ステップS12に進み、接続許可応答メッセージが受信されていない場合には(ステップS11:NO)、ステップS16に進む。
ステップS12では、上記接続処理監視タイマが起動中であるか否かが判別される。そして、接続処理監視タイマが起動中である場合には(ステップS12:YES)、当該タイマが停止され(ステップS13)、ステップS14に進み、接続処理監視タイマが起動中でない場合には(ステップS12:NO)、当該タイマが停止されることなくステップS14に進む。
ステップS14では、上記接続許可応答メッセージを送信した上流ノードNnに対してストリーム開始要求メッセージが送信される。
ステップS15では、接続先紹介サーバ20に対して自ノードのツリートポロジーへの参加報告メッセージが送信され、ステップS4に戻る。
ステップS16では、上記接続要求メッセージを受信した上流ノードNnから接続拒否応答メッセージが受信されたか否かが判別される。
そして、接続拒否応答メッセージが受信された場合には(ステップS16:YES)、ステップS17に進み、接続拒否応答メッセージが受信されていない場合には(ステップS16:NO)、ステップS21に進む。
ステップS17では、接続処理監視タイマがタイムアウトしたか否かが判別される。そして、接続処理監視タイマがタイムアウトしている(接続処理時間切れ)場合には(ステップS17:YES)、ステップS18に進み、タイムアウトしていない(接続処理の再試行可能)場合には(ステップS17:NO)、ステップS20に進む。
ステップS18では、接続処理監視タイマが停止され、ステップS19では、アプリケーションへ接続失敗通知がなされ、ステップS4に戻る。
ステップS20では、自律的再接続事象が生起され、ステップS4に戻る。
ステップS21では、放送局10又は上流ノードNnからコンテンツパケットが受信されたか否かが判別される。そして、コンテンツパケットが受信された場合には(ステップS21:YES)、ステップS22に進み、コンテンツパケットが受信されていない場合には(ステップS21:NO)、ステップS31に進む。
ステップS22では、受信されたコンテンツパケットがバッファメモリにおける該当するSeq番号のスロットに収納される。
ステップS23では、例えば主記憶装置302で管理されている受信品質情報が更新される。例えば、CPU304は、受信品質情報として、過去一分間の平均パケットレート、平均パケット損失率、パケット到着ゆらぎ等を計算し、過去に計算され記憶された受信品質情報を更新する。
ステップS24では、今回、上記スロットに収納されたコンテンツパケットのSeq番号と、前回、スロットに収納されたコンテンツパケットのSeq番号とが比較され、その連続性が検査されることによりパケット損失が発生しているか否かが確認され、パケット損失が検出された場合には(ステップS24:YES)、ステップS27に進み、パケット損失が検出されない場合には(ステップS24:NO)、ステップS25に進む。
ステップS25では、自ノードに下流ノードNnが存在するか(自ノードに下流ノードNnが直接接続されているか)否かが判別される。そして、自ノードに下流ノードNnが存在する場合には(ステップS25:YES)、ステップS26に進み、自ノードに下流ノードNnが存在しない場合には(ステップS25:NO)、ステップS4に戻る。
ステップS26では、自ノードに接続されている下流ノードNnに対して上記コンテンツパケットが転送(中継)され、ステップS4に戻る。
ステップS27では、自ノードが接続している上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージが送信される。
ステップS28では、自ノードに下流ノードNnが存在するか否かが判別される。そして、自ノードに下流ノードNnが存在する場合には(ステップS28:YES)、ステップS29に進み、自ノードに下流ノードNnが存在しない場合には(ステップS28:NO)、ステップS4に戻る。
ステップS29では、上記パケット損失分に対して当該損失したパケットのSeq番号が付与されたダミーパケットが生成され、当該ダミーパケットが自ノードに接続されている下流ノードNnに対して送信される。
ステップS30では、自ノードに接続されている下流ノードNnに対して上記コンテンツパケットが転送(中継)され、ステップS4に戻る。なお、上流から受信したパケットについては、パケット損失の有無に関わらず下流ノードNnに中継送信される。
ステップS31では、コンテンツパケットの再生契機になったか否かが判別される。そして、コンテンツパケットの再生契機になった場合には(ステップS31:YES)、バッファメモリから次に再生すべきコンテンツパケットが読み込まれ(ステップS32)、当該パケットがデコーダに出力され、ビデオチップ307及び音源チップ308を介してコンテンツデータが再生される(ステップS33)。一方、コンテンツパケットの再生契機になっていない場合には(ステップS31:NO)、ステップS34に進む。
ステップS34では、放送局10又は上流ノードNnから補完パケットが受信されたか否かが判別される。そして、補完パケットが受信された場合には(ステップS34:YES)、ステップS35に進み、補完パケットが受信されていない場合には(ステップS34:NO)、ステップS41に進む。
ステップS35では、受信された補完パケットのSeq番号に該当するスロットの状態が確認され当該スロットが空(データ無し)であるか否かが判別される。そして、当該スロットが空でない場合には(ステップS35:NO)、ステップS36に進み、当該スロットが空である場合には(ステップS35:YES)、ステップS38に進む。
ステップS36では、空でない上記スロットにダミーパケットが格納されているか否かが判別される。そして、ダミーパケットが格納されていない(ダミーパケットでない、つまりコンテンツパケットである)場合には(ステップS36:NO)、ステップS39に進み、ダミーパケットが格納されている(ダミーパケットである)場合には(ステップS36:YES)、当該ダミーパケットが廃棄(削除)され(ステップS37)、ステップS38に進む。
ステップS38では、上記受信された補完パケットがコンテンツパケットとして上記該当するスロットに収納される。
ステップS39では、自ノードに下流ノードNnが存在するか否かが判別される。そして、自ノードに下流ノードNnが存在する場合には(ステップS39:YES)、ステップS40に進み、自ノードに下流ノードNnが存在しない場合には(ステップS39:NO)、ステップS4に戻る。
ステップS40では、自ノードに接続されている下流ノードNnに対して上記補完パケットが転送(中継)され、ステップS4に戻る。
ステップS41では、上流ノードNnからダミーパケットが受信されたか否かが判別される。そして、ダミーパケットが受信された場合には(ステップS41:YES)、ステップS42に進み、ダミーパケットが受信されていない場合には(ステップS41:NO)、ステップS46に進む。
ステップS42では、受信されたダミーパケットのSeq番号に該当するスロットが空であるか否かが判別される。そして、当該スロットが空でない場合には(ステップS42:NO)、ステップS44に進み、当該スロットが空である場合には(ステップS42:YES)、ステップS43に進む。
ステップS43では、上記受信されたダミーパケットが上記該当するスロットに収納される。
ステップS44では、自ノードに下流ノードNnが存在するか否かが判別される。そして、自ノードに下流ノードNnが存在する場合には(ステップS44:YES)、ステップS45に進み、自ノードに下流ノードNnが存在しない場合には(ステップS44:NO)、ステップS4に戻る。
ステップS45では、自ノードに接続されている下流ノードNnに対して上記ダミーパケットが転送(中継)され、ステップS4に戻る。
ステップS46では、他のノードNnから接続要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、接続要求メッセージが受信された場合には(ステップS46:YES)、ステップS47に進み、接続要求メッセージが受信されていない場合には(ステップS46:NO)、ステップS51に進む。
ステップS47では、自ノードに接続されている下流ノードNnの数が、自ノードの接続許容数(上限)に達しているか否かが判別される。そして、下流ノードNnの数が自ノードの接続許容数に達している場合には(ステップS47:YES)、ステップS48に進み、下流ノードNnの数が自ノードの接続許容数に達していない場合には(ステップS47:NO)、ステップS49に進む。
ステップS48では、上記接続要求メッセージを送信したノードNnに対して接続拒否応答メッセージが送信され、ステップS4に戻る。
ステップS49では、上記接続要求メッセージを送信したノードNnのノード情報が下流ノードのノード情報としてノード管理テーブルに追加登録される。
ステップS50では、上記接続要求メッセージを送信したノードNnに対して接続許可応答メッセージが送信され、ステップS4に戻る。
こうして、当該接続要求メッセージを送信したノードNnは、自ノードに接続される新たな下流ノードNnとなる。
ステップS51では、自ノードに接続された下流ノードNnからストリーム開始要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、ストリーム開始要求メッセージが受信された場合には(ステップS51:YES)、ステップS52に進み、ストリーム開始要求メッセージが受信されていない場合には(ステップS51:NO)、ステップS53に進む。
ステップS52では、ストリーム開始要求メッセージを送信した下流ノードNnに対してコンテンツパケットの転送(中継)が開始(ストリーミング開始)され、ステップS4に戻る。
ステップS53では、自ノードに接続されている下流ノードNnからストリーム停止要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、ストリーム停止要求メッセージが受信された場合には(ステップS53:YES)、ステップS54に進み、ストリーム停止要求メッセージが受信されていない場合には(ステップS53:NO)、ステップS55に進む。
ステップS54では、上記下流ノードNnに対するコンテンツパケットの転送が停止(ストリーミング停止)され、ステップS4に戻る。
ステップS55では、自ノードに接続されている下流ノードNnから接続解除要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、接続解除要求メッセージが受信された場合には(ステップS55:YES)、ステップS56に進み、接続解除要求メッセージが受信されていない場合には(ステップS55:NO)、ステップS57に進む。
ステップS56では、接続解除要求メッセージを送信した下流ノードNnのノード情報がノード管理テーブルから削除され、ステップS4に戻る。
ステップS57では、上述した受信品質情報に基づき、例えばストリーム中継品質(受信品質)が閾値を下回ったか否かが判別される。そして、ストリーム中継品質が閾値を下回ったことが検知された場合には(ステップS57:YES)、ステップS58に進み、ストリーム中継品質が閾値を下回っていない場合には(ステップS57:NO)、ステップS62に進む。
ステップS58では、自ノードが接続している上流ノードNnに対してストリーム停止要求メッセージが送信され、続いて、ステップS59では、当該上流ノードNnに対して接続解除要求メッセージが送信される。
ステップS60では、接続先紹介サーバ20に対して自ノードのトポロジーからの脱退報告メッセージが送信される。
ステップS61では、自律的再接続事象が生起され、ステップS4に戻る。
ステップS62では、バッファメモリの監視契機になったか否かが判別される。そして、バッファメモリの監視契機になった場合には(ステップS62:YES)、ステップS63に進み、バッファメモリの監視契機になっていない場合には(ステップS62:NO)、ステップS66に進む。
ステップS63では、生存期間を経過したダミーパケットが検出されたか否かが判別される。
ここで、CPU304は、バッファメモリ監視プログラムにしたがって、定期的に(例えば、10秒に1回程度の頻度で)バッファメモリを参照して、生存期間を超過したダミーパケットが存在するか否かを確認することになる。
例えば、ダミーパケットのAging時間として、コンテンツパケットの損失検出時刻から上記待機時間(例えば、10秒)後の時刻が記述される場合、当該記述された時刻を経過したダミーパケットが、上記生存期間を超過したダミーパケットということになる。
また、Aging時間として、パケットの損失検出時刻と上記待機時間(例えば、10秒)が記述される場合、Aging時間として記述された損失検出時刻から上記待機時間後の時刻が当該CPU304により計算され、当該計算された時刻を経過したダミーパケットが、上記生存期間を超過したダミーパケットということになる。
また、上述したように、上記待機時間を一定範囲でランダムに選択する場合、Aging時間として記述された損失検出時刻から当該選択された待機時間後の時刻が当該CPU304により計算され、当該計算された時刻を経過したダミーパケットが、上記生存期間を超過したダミーパケットということになる。
また、上述したように、上記待機時間をダミーパケットを受信したノードNnの階層レベルに応じた時間とする場合、当該階層レベルに応じた待機時間が当該CPU304により算出され、さらに、Aging時間として記述された損失検出時刻から上記算出された待機時間後の時刻が当該CPU304により計算され、当該計算された時刻を経過したダミーパケットが、上記生存期間を超過したダミーパケットということになる。
なお、上記生存期間を決めるための上記時刻の計算は、バッファメモリの監視契機になったときに行われても良いし、ダミーパケット受信後の任意のタイミング(例えば、ダミーパケットが受信された時点)に行われても良い。当該計算がダミーパケット受信後の任意のタイミングで行われる場合、計算された時刻がダミーパケットのSeq番号に対応付けてメモリに記憶され、バッファメモリの監視契機になったときにCPU304により参照されることになる。
そして、生存期間を経過したダミーパケットが検出された場合には(ステップS63:YES)、ステップS64に進み、生存期間を経過したダミーパケットが検出されない場合には(ステップS63:NO)、ステップS4に戻る。
ステップS64では、上記検出されたダミーパケットが廃棄される。
ステップS65では、自ノードが接続している上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージが送信され、ステップS4に戻る。
ステップS66では、自ノードに接続されている下流ノードNnからパケット補完要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、パケット補完要求メッセージが受信された場合には(ステップS66:YES)、ステップS67に進み、パケット補完要求メッセージが受信されていない場合には(ステップS66:NO)、ステップS71に進む。
ステップS67では、バッファメモリから、上記パケット補完要求に該当するコンテンツパケットが検索され、ステップS68では、該当するコンテンツパケットが発見されたか否かが判別される。そして、該当するコンテンツパケットが発見された場合には(ステップS68:YES)、当該コンテンツパケットが、放送局10に接続されている下流ノードNnに対して、補完パケットとして送信され(ステップS69)、ステップS4に戻る。一方、該当するコンテンツパケットが発見されない場合には(ステップS68:NO)、自ノードに接続されている上流ノードNnに対してパケット補完要求メッセージが転送され(ステップS70)、ステップS4に戻る。
ステップS71では、例えばユーザ入力用リモコン310を介してユーザからの脱退要求があったか否かが判別される。そして、ユーザからの脱退要求があった場合には(ステップS71:YES)、ステップS72に進み、ユーザからの脱退要求がない場合には(ステップS71:NO)、ステップS4に戻る。
ステップS72では、自ノードが接続している上流ノードNnに対してストリーム停止要求メッセージが送信され、ステップS73では、当該上流ノードNnに対して接続解除要求メッセージが送信される。こうして、自ノードはツリートポロジーから脱退することになる。
そして、ステップS74では、接続先紹介サーバ20に対して自ノードのトポロジーからの脱退報告メッセージが送信され、ステップS4に戻る。
(放送局10の処理)
次に、図12を参照して、放送局10におけるCPU104の処理について説明する。
図12は、放送局10におけるCPU104により実行される処理を示すフローチャートである。
図12の処理は、主電源101のオンにより放送局10が起動することにより開始される。当該処理が開始されると、ステップS101では、放送局10における各種プログラムが初期化される。
ステップS102では、放送運営者から放送開始又は停止要求があったか否かが判別される。放送開始又は停止要求があった場合には(ステップS102:YES)、ステップS103に進み、放送開始又は停止要求がない場合には(ステップS102:NO)、ステップS105に進む。
ステップS103では、放送開始又は停止要求に応じて、コンテンツパケットの生成処理が開始又は停止される。
コンテンツパケットの生成処理が開始されると、ハードディスク装置103に記録されたコンテンツデータに対して読み出しアクセスがなされ、システムタイマと同期が取られながら、コンテンツパケットが生成され、当該パケットがバッファメモリに格納される。一方、コンテンツパケットの生成処理の停止時には、上記ハードディスク装置103に記録されたコンテンツデータに対する読み出しアクセスが停止され、バッファメモリがクリアされる。
ステップS104では、放送局10の主電源101がオフになったか否かが判別される。そして、主電源101がオフになった場合には(ステップS104:YES)、各種プログラムが終了され、当該処理が終了する。一方、主電源101がオフになっていない場合には(ステップS104:NO)、ステップS102に戻る。
ステップS105では、放送局10に接続されている下流ノードNnから接続要求又は接続解除要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、接続要求又は接続解除要求メッセージが受信された場合には(ステップS105:YES)、ステップS106に進み、接続要求又は接続解除要求メッセージが受信されない場合には(ステップS105:NO)、ステップS107に進む。
ステップS106では、下流ノードNnのノード情報がノード管理テーブルに追加登録又は当該ノード情報がノード管理テーブルから削除される。
ステップS107では、放送局10に接続されている下流ノードNnからストリーム開始要求又はストリーム停止要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、ストリーム開始要求又はストリーム停止要求メッセージが受信された場合には(ステップS107:YES)、ステップS108に進み、ストリーム開始要求又はストリーム停止要求メッセージが受信されない場合には(ステップS107:NO)、ステップS109に進む。
ステップS108では、下流ノードNnに対してコンテンツパケットの転送が開始又は停止され、ステップS104に戻る。
ステップS109では、放送局10に接続されている下流ノードNnからパケット補完要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、パケット補完要求メッセージが受信された場合には(ステップS109:YES)、バッファメモリから、パケット補完要求に該当するコンテンツパケットが検索され、当該コンテンツパケットが、放送局10に接続されている下流ノードNnに対して、補完パケットとして送信され(ステップS110)、ステップS104に戻る。一方、パケット補完要求メッセージが受信されていない場合には(ステップS109:NO)、ステップS104に戻る。
(接続先紹介サーバ20の処理)
次に、図13を参照して、接続先紹介サーバ20におけるCPU204の処理について説明する。
図13は、接続先紹介サーバ20におけるCPU204により実行される処理を示すフローチャートである。
図13の処理は、主電源201のオンにより接続先紹介サーバ20が起動することにより開始される。当該処理が開始されると、ステップS201では、接続先紹介サーバ20における各種プログラムが初期化される。
ステップS202では、放送局10から登録要求又は削除要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、登録要求又は削除要求メッセージが受信された場合には(ステップS202:YES)、ステップS203に進み、登録要求及び削除要求メッセージが受信されない場合には(ステップS202:NO)、ステップS206に進む。
ステップS203では、上記登録要求メッセージに含まれる所在情報等が、放送チャンネル情報に対応付けられて放送局管理データベースに登録される。又は、上記削除要求メッセージに含まれる所在情報等が放送局管理データベースから削除される。
ステップS204では、当該所在情報が登録された放送局10に対応する放送チャンネル情報がトポロジーデータベースに登録される。又は、当該放送チャンネル情報がトポロジーデータベースから削除される。
ステップS205では、接続先紹介サービスが終了したか否かが判別される。そして、接続先紹介サービスが終了した場合には(ステップS205:YES)、当該処理が終了し、接続先紹介サービスが終了しない場合には(ステップS205:NO)、ステップS202に戻る。
ステップS206では、ノードNnから接続先紹介要求メッセージが受信されたか否かが判別される。そして、接続先紹介要求メッセージが受信された場合には(ステップS206:YES)、ステップS207に進み、接続先紹介要求メッセージが受信されない場合には(ステップS206:NO)、ステップS209に進む。
ステップ207では、トポロジーデータベースのトポロジー管理情報から、接続先候補が検索され、検索された1以上の接続先候補のノード情報が取得される。
ステップS208では、上記取得された接続先候補のノード情報を含む接続先候補紹介メッセージが、接続先紹介要求メッセージの送信元のノードNnに対して返信され、ステップS205に戻る。
ステップS209では、ノードNnからトポロジー参加報告又は脱退報告メッセージが受信された否かが判別される。そして、トポロジー参加報告又は脱退報告メッセージが受信された場合には(ステップS209:YES)、ステップS210に進み、トポロジー参加報告及び脱退報告メッセージが受信されない場合には(ステップS209:NO)、ステップS205に戻る。
ステップS210では、トポロジー参加報告又は脱退報告メッセージにしたがってトポロジーデータベースに登録されたトポロジー管理情報が更新され、ステップS205に戻る。これにより、トポロジーの変動が反映される。
以上説明したように上記実施形態によれば、放送局10から放送されたコンテンツパケットの損失を最初に検出したノードNnが、損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を放送局10又はその上流ノードNnに行い、且つ、パケット損失の連鎖的な検出を抑制するためのダミーパケットを下流方向へ(例えば最下位階層のノードNnに至るまで)伝播させ、一方でダミーパケットを受信したノードNnではダミーパケットの生存期間(待機時間)が到来するまでパケット補完要求を上流ノードNnに行うことを留保するように構成したので、パケット損失事象が下流方向へ伝播することにより生じるパケット補完要求の連鎖的送出を回避し、ネットワークに対する過剰なトラフィックを防止でき、特定のノードNnに対するパケット補完要求の集中を回避することができる。
また、ダミーパケットを受信したノードNnが、パケット補完要求を行うまでの待機時間を一定範囲でランダムに決めたり、当該ノードNnの階層レベルに応じた時間に決めるように構成することにより、当該待機時間のタイムアウトが同期して短時間に集中してパケット補完要求が行われることを回避することができる。
本実施形態に係るツリー型放送システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。 ノードN12がツリー型放送システムSへの参加する際の様子を示した概念図である。 放送局10の概要構成例を示す図である。 接続先紹介サーバ20の概要構成例を示す図である。 ノードNnの概要構成例を示す図である。 バッファメモリの構造例を示す図である。 ダミーパケットが送信される様子を示す概念図である。 ノードNnにおけるCPU304により実行される処理を示すフローチャートである。 ノードNnにおけるCPU304により実行される処理を示すフローチャートである。 ノードNnにおけるCPU304により実行される処理を示すフローチャートである。 ノードNnにおけるCPU304により実行される処理を示すフローチャートである。 放送局10におけるCPU104により実行される処理を示すフローチャートである。 接続先紹介サーバ20におけるCPU204により実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
8 ネットワーク
9 オーバーレイネットワーク
10 放送局
20 接続先紹介サーバ
101,201,301a 主電源
301b 補助電源
102,202,302 主記憶装置
103,203,303 ハードディスク装置
104,204,304 CPU
105,205,305 ネットワークインタフェース
106,206,306 周辺機器制御チップ
107,207,307 ビデオチップ
108,308 音源チップ
109,208 キーボード
110,209 マウス
111,210 ディスプレイ
112,312 内蔵スピーカ
113,211,313 システムバス
114,212,314 ルータ
309 赤外線ポート
310 ユーザ入力用リモコン
311 内蔵ディスプレイ
Nn ノード
S ツリー型放送システム

Claims (5)

  1. 複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置からコンテンツデータを構成する複数のパケットが放送され、各パケットが上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおける前記ノード装置であって、
    送信されてきた前記パケットを受信する受信手段と、
    前記放送装置から放送された前記複数のパケットのうち損失されたパケットを検出する損失パケット検出手段と、
    前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報の送信を所定の待機時間留保させるためのダミーパケットを、前記損失されたパケットの代わりに、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信するダミーパケット送信手段と、
    上位階層の前記装置から送信されてきた前記ダミーパケットを受信する受信手段と、
    自ノード装置の階層レベルに応じた前記待機時間を算出する待機時間算出手段と、
    前記待機時間算出手段により算出された前記待機時間が経過した場合に、前記ダミーパケットに対応する前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を上位階層の前記装置に対して送信するパケット補完要求情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  2. 請求項1に記載のノード装置において、
    前記パケット補完要求情報の送信後、前記パケット補完要求に係るパケットを前記上位階層の前記装置から受信した場合には、当該受信したパケットを、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信する補完パケット送信手段を更に備えることを特徴とするノード装置。
  3. コンピュータを、請求項1または2に記載のツリー型放送システムにおけるノード装置として機能させることを特徴とするノード処理プログラム
  4. 複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置からコンテンツデータを構成する複数のパケットが放送され、各パケットが上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおいて、
    前記ノード装置は、
    送信されてきた前記パケットを受信する受信手段と、
    前記放送装置から放送された前記複数のパケットのうち損失されたパケットを検出する損失パケット検出手段と、
    前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を、上位階層の前記装置に対して送信するパケット補完要求情報送信手段と、
    前記パケット補完要求情報の送信を、所定の待機時間留保させるためのダミーパケットを、前記損失されたパケットの代わりに、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信するダミーパケット送信手段と、
    上位階層の前記ノード装置から送信されてきた前記ダミーパケットを受信する受信手段を備えたノード装置は、
    自ノード装置の階層レベルに応じた前記待機時間を算出する待機時間算出手段と、
    前記待機時間算出手段により算出された前記待機時間が経過した場合に、前記ダミーパケットに対応する前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を前記上位階層のノード装置に対して送信するパケット補完要求情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするツリー型放送システム
  5. 複数のノード装置の参加により形成されたツリー型放送システムであり、当該複数のノード装置が放送装置を最上位として複数の階層を形成しつつ通信手段を介してツリー状に接続され、前記放送装置からコンテンツデータを構成する複数のパケットが放送され、各パケットが上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送されるようにしたツリー型放送システムにおけるパケット送信方法であって、
    前記ノード装置が、
    送信されてきた前記パケットを受信する工程と、
    前記放送装置から放送された前記複数のパケットのうち損失されたパケットを検出する工程と、
    前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報の送信を所定の待機時間留保させるためのダミーパケットを、前記損失されたパケットの代わりに、自ノード装置の下位階層に接続されているノード装置に送信する工程と、
    上位階層の前記装置から送信されてきた前記ダミーパケットを受信する工程と、
    自ノード装置の階層レベルに応じた前記待機時間を算出する工程と、
    算出された前記待機時間が経過した場合に、前記ダミーパケットに対応する前記損失されたパケットを補完するためのパケット補完要求を示すパケット補完要求情報を上位階層の前記装置に対して送信する工程と、
    を含むことを特徴とするパケット送信方法
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