JP5090461B2 - マルチチャネル無線ネットワークにおけるチャネル間通信方法 - Google Patents

マルチチャネル無線ネットワークにおけるチャネル間通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチチャネル無線ネットワークにおけるチャネル間通信のための代理ノードの使用及び関連する方法に関する。
スペクトル使用の改善された効率性、改善された性能、及び低コスト/低複雑性を期待して、複数の周波数チャンネルを動的に管理することができる新たなタイプの媒体アクセス制御(MAC)プロトコル、いわゆるマルチチャネル(MC)MACプロトコルが注目を浴びつつある。新たな世代のMACプロトコルを用いると、多数の技術的な課題ももたらされる。例えば、この種のネットワークにおける大きな課題は、隣接ノードが異なるチャネルにチューニングされることができると仮定する場合に、このすべて隣接ノードに対してグループ通信パケット(例えば、マルチキャスト又はブロードキャスト)を送るノードのための技術を規定することである。
特に、スペクトルアジャイル無線(別名コグニティブ無線)ネットワークにおいて、無線ノードは、本来であればより高い優先権ユーザ(「インカムベント」と呼ばれる)に単に割り当てられる予定だった電波スペクトルの時間及び周波数を日和見主義的に利用することができる。この技術は、従来の認可されたスペクトルユーザの特権を維持しつつ、広範囲にわたる電波スペクトルを使用する新たな無線ネットワークアプリケーションに対する大きな可能性を広げる。明らかに、複数のチャネルをサポートすることができる効率的なMACプロトコルが、スペクトルアジャイルな無線ネットワークに対して可能性として利用可能な大量の電波スペクトル空間を利用するために必要とされる。既存のMCMACプロトコルは、しばしば、複数のチャネル上のノードがネットワーク管理メッセージを交換することを可能にするために、単一の、共通のランデブーチャネルを利用する(本発明において、管理という用語は、データ、制御情報若しくは実際の管理情報又はこれらの任意の組み合わせを指す)。しかしながら、このランデブーチャネル手法は、インカムベント検出に起因するチャネルのスケーラビリティの問題及び時間的なアベイラビリティのなさのため、スペクトルアジャイル無線ネットワークに適用できない。
MC環境において、隣接ノードが同じチャネルにない場合でも、既存のMCMACプロトコルは通常、何らかの種類のキャッシュを用いて隣接ノードを追跡する。このキャッシュが与えられると、ノードは、本来なら単一のチャネルネットワークでのみ利用可能な接続性を享受しつつ、複数のチャネルを利用することができる。しかしながら、ノードのキャッシュに格納される他のチャネルに関する情報は、情報を最新に保つだけでなく、情報が停滞するのを防止するという両方の観点から、管理される必要がある。つまり、MC環境における2つの問題、即ち、ステイルキャッシュ問題(Stale Cache Problem)と最新キャッシュ更新問題(Cache Update Problem Last)とが現在ソリューションを必要としている。
しかし最低でも(not the least)、専用のランデブーチャネルを用いずに、異なるチャネルにおけるノードがネットワーク管理情報を維持及び交換することができるよう、効率的な通信機構が必要とされる。
本発明は、異なるチャネルにある複数のノードが、ネットワーク制御及びデータ情報を各チャネル上で交換する機構を与える。この機構は、他のチャネルのノードに対する「代理」ノードにより実行される。本発明は、マルチチャネル無線ネットワークのサイズ及びそのチャネルの数にうまく適合し、マルチチャネル無線ネットワークにおける多くの用途において使用されることができる。
MC無線ネットワークにおけるグループ通信(GC)の課題に対処するため、源ベース及び代理ベースの2つの機構が与えられる。これらの機構は、固定された共通のチャネル又はタイトな時間同期化のいずれにも依存しない。実際、各チャネルは、特別な状態を持たず平等に処理される。更に、両方の機構は、完全に分散され、組み合わせて適用されることができ、及び異なるトレードオフを提供する。こうしたすべての特性は、これらの機構が単一のトランシーバで動作すること、スペクトルアジャイル無線ネットワーク上で機能すること、及びスケーラブルであることを可能にする。ノードが単一の無線トランシーバを含むときでも、これらの2つの機構はマルチチャネル無線ネットワークにおけるグループ通信をうまく支援することができる。
他のノードに関するキャッシュ情報の管理のため、本発明は、ステイルキャッシュ問題及びキャッシュ更新問題の各々に対して、それぞれタイムアウト及びシーケンス番号を使用するソリューションを与える。
チャネル数Niが5であり、各チャネルiに対してC(i)={(i+1)mod 5、(i+2)mod 5}が成立する、本発明によるマルチチャネルシステムの例を示す図である。 チャネル数Nが8であり、b=2、M=2が成立する、本発明によるマルチチャネルシステムの例を示す図である。 本発明の源ベースの手法と比較した、代理ベースの手法の特性を示す図である。 本発明によるノード装置を示す図である。
本発明は、説明的な目的のためだけに与えられる添付図面を参照し、以下の詳細な説明を読むことで、当業者により容易に理解されることができる。図面において、同じ参照記号は、その冗長な説明を除去するため、同一の要素を表す。
無線ネットワークにおいて、ネットワーク状態に関する重要な情報はしばしば、「ビーコンパケット」と呼ばれる特別な管理パケットで運ばれる。このパケットは通常、ネットワークノードにより周期的にブロードキャストされる。これらのビーコンパケットが含む情報の例は、ネットワーク識別子、隣接ノードリスト、同期化タイマー、ノードの容量及びチャネル予約状態を含む。
これらのブロードキャストされたビーコンパケットを送信又は監視することにより、ネットワークノードはネットワーク管理に関連した複数の動作を実行することができる。例えば、タイマーを同期化させる、チャネル予約状態を学ぶ及び伝播する、隣接ノードを発見する等を実行する。単一のチャネル無線ネットワークにおいて、ビーコンパケットの送信メカニズムは、比較的単純である。TDMA(時間スロット予約)又はCSMA(コンテンションベースのランダムアクセス)を用いて、ビーコンは、スケジュールされた時間に周期的にネットワークノードにより送信される。ビーコンパケットはブロードキャストパケットであるので、単一のチャネル無線ネットワークにおけるネットワークノードは、特定の時間量(例えば、ビーコンが送信されるビーコン期間の倍数)の間、チャネル媒体を監視することによりネットワーク管理情報を容易に得ることができる。
しかしながら、ネットワークノードが複数の異なるチャネルにチューニングされるようなマルチチャネル無線ネットワークでは、ネットワーク全体にビーコンパケットをブロードキャストすることが挑戦的な課題になる。なぜなら、1つのチャネルに送信されるビーコンパケットは、他のチャネルにおけるノードにより監視されることができないからである。既存のマルチチャネル無線MACプロトコルはしばしば、ランデブーチャネルを使用することによりこの課題に対処する。マルチチャネルネットワークにおけるすべてのノードが、特定の時間に特定の持続時間の間ランデブーチャネルに集まる。しかしながら、このランデブーチャネル手法は、ノードの数(従って、ブロードキャストパケットの数)が大きいときネットワーク容量におけるボトルネックをもたらし、また、より高い優先権インカムベントの検出に基づきチャネル可用性が時間にわたり変化するコグニティブ無線方法には適していない。
本発明は、単一のランデブーチャネル手法において存在する上述したボトルネックを取り除き、異なるチャネルにおけるノードがブロードキャスト情報を伝播させ及び監視することを可能にする。これを達成するため、異なるチャネルにおけるノード間のマルチホップ通信が導入される。ここで、このマルチホップ通信は、地理的空間ではなくチャネル空間におけるノード間の分離によりもたらされる。この機構において、ブロードキャストパケット(例えば、ビーコン)又は1つのチャネルに送信されるデータパケット(例えば、グループ通信パケット)における情報が、源ベースの手法又は代理ベースの手法のいずれかにより、他のチャネルのノードに中継される。
第1の例示的な実施形態 − 代理ベースの手法
第1の例示的な実施形態では、ノードが、同じチャネルにおける他のノードの代わりに他のチャネルに割り当てられ、「代理ノード」と呼ばれる。この手法は、代理ベースの手法と呼ばれ、以下に説明される。
a.分散マルチチャネルブロードキャスト機構
マルチチャネル無線ネットワークにおいてNチャネルが存在し、各チャネルが、そのチャネルにチューニングされる少なくとも1つのノードを持つと仮定する。これらのチャネルは、1、2、...、Nによりインデックス化される。S(i)がチャネルiにおけるノードのセットを表すとする。S(i)における各ノードに対して、チャネルiは、ホームチャネルと呼ばれ、他の全てのチャネルは、外部チャネルと呼ばれる。
多くの無線技術(例えば、LAN/PAN)において、各チャネルの時間は通常、循環型スーパーフレームに分割され、すべてのスーパーフレームにおいて、管理情報が、同じチャネル上のノードによりさまざまな態様で共有されることができる。例えば、IEEE 802.11 IBSSネットワークでは、参加ノードの1つは、ネットワークに関する重要な情報を含むブロードキャストビーコンフレームをすべてのスーパーフレームで送信する。WiMedia UWB(ウルトラワイドバンド)無線ネットワークでは、すべてのノードは、すべてのスーパーフレームに含まれるビーコン期間と呼ばれる時間における予約されたタイムスロットで、ブロードキャストビーコンフレームを送信する。ノードは、何らかの照会メッセージ(例えば、IEEE 802.11プローブリクエストレスポンスフレーム)を他のノードに送信することにより、ネットワーク管理情報を能動的に得ることもできる。本発明は、ランデブーチャネルに依存することなしに、異なるチャネル上のノードがネットワーク管理情報を効率的に共有することができる機構を与える。本発明の機構は、直交性があり、任意に選択される特定のネットワーク情報共有手順と共に使用されることができる。
各チャネルに対して、所定の選択技術を用いて、少なくとも1つのノードが、何らかの他のチャネルに割り当てられる代理ノードp(i)として周期的に選ばれる。本発明による、チャネル間通信機構のための方法は、以下の通りである。
1.各チャネルi=1、...、Nは、チャネルiの代理ノードp(i)が周期的に割り当てられる一組の他のチャネルC(i)に関連付けられる。チャネル間の関連付けは、グラフG=(V、E)により示されることができ、ここで、Vは一組のチャネル{1、...、N}であり、有向エッジが、Vにおけるチャネルiから
Figure 0005090461
における各チャネルへと描かれる。このグラフをチャネル関連付けグラフと呼び、例が図1に示される。図1は、チャネル数Nが5であり、各チャネルiに対して、C(i)={(i+1)mod5、(i+2)mod5}が成り立つような、関連付けの例を示す。チャネル関連付けグラフGが接続される限り、チャネル101間の関連付け及びC(i)における他のチャネルの数は任意に決定されることができる。以下、関連付けグラフが接続されることが保証されるよう、システマティックにチャネル関連付けを決定する機構が開示される。
2.周期的に、チャネルi上の代理ノードとして選ばれるノードp(i)は、C(i)における外部チャネルを訪問する。C(i)における各チャネルjを訪問するときに、ノードp(i)は、チャネルjに関するネットワーク管理情報を得て、チャネルj上のノードにチャネルiのネットワーク管理情報をアナウンスするため、(例えば、ビーコンを送信及び受信することにより)チャネルjのネットワーク情報共有手順に参加する。代理ノードがC(i)におけるチャネルを訪問するチャネル101の順序は、任意に決定されることができる。しかしながら、特定のネットワーク情報共有手順及びそのタイミングに基づき、外部チャネルを訪問するこの順序は、管理情報を入手/伝播するため、代理ノードp(i)がC(i)におけるチャネルを横断するのにかかる時間を決定する。従って、好ましくは代理ノードは、外部横断時間を最小化する順序で外部チャネルを訪問する。
3.C(i)におけるすべてのチャネルを訪問した後、代理ノードは、そのホームチャネルiに戻り、チャネルi上のネットワーク情報共有手順に参加することにより、C(i)におけるチャネルから得られた情報をチャネルi上の他のノードと共有する。チャネルiにおける他のすべてのノードは、p(i)がアナウンスする情報を記録し、チャネルiからの次の代理ノードがこの記録された情報を更新するまで、他のチャネル101から代理ノードを含めた他のノードとの間でこの記録された情報を共有する。好ましくは、この情報は、チャネルiの各ノードのローカルキャッシュに格納される。
4.代理ノードがそのホームチャネルに戻るとき、上記ステップ2及び3が繰り返される。
関連付けグラフGが接続されるという態様でチャネル101間の関連付けがなされるので、各チャネル上のノードにより共有される情報は最終的に、代理ノードによって他の全てのチャネルにおけるノードに伝播される。
各チャネルに関連付けられる外部チャネルの数は、各チャネルに関する情報が他の全てのチャネルに伝播されるのにかかる時間に影響を与える。設定されたC(i)が大きいほど、ブロードキャスト情報は、他のチャネルに対してより速く伝播される。他方、関連付けられる外部チャネルの数は、他のチャネルに代理ノードを割り当てるオーバヘッドに影響を与える。設定されたC(i)が大きいほど、代理ノードとしての責任を負い、ホームチャネル以外のチャネル上に時間を費やす責任を負うノードに対して、オーバヘッドがより多く生じる。
b.チャネル間通信のための分散されたチャネル関連付け
本発明のチャネル間通信機構において、各チャネルにおけるネットワーク管理情報が最終的に他の全てのチャネルにおけるノードに伝播されるよう、マルチチャネル無線ネットワークにおける各チャネルは、他の何らかのチャネルに関連付けられる。本発明の例示的な実施形態において、新規でシステマティックな機構が、チャネル関連付けグラフGの接続性を保証する。代理ノードを割り当てるオーバヘッドとネットワーク管理情報がすべてのチャネルに伝播されるのにかかる時間との間のトレードオフを調整することにより、この機構は、マルチチャネル無線ネットワークの用途の要件に適応することができる新規な方法も与える。
一組のチャネル{1、...、N}を与えるとき、一組の外部チャネルC(i)に各チャネルiを関連付ける基本的な規則は、
C(i)={(i+b)modN、k=0、1、…、M}
であり、ここで、bは、1より大きくNより小さな正の整数である。Mは、0に等しいか又は0より大きくlogNより小さい整数である。図2は上記の関連付けルールにより生成されるチャネル関連付けグラフの例を示す図である。ここで、チャネル101の数Nは8であり、bは2であり、Mは2である。
上述されたチャネル関連付け機構は、パラメータb及びMを調整することにより、マルチチャネル無線ネットワークの用途の要件に容易に適合されることができる。bが小さいほど、又はMが大きいほど、関連付けグラフはより密度の高いものになる。即ち、1つのチャネルに関する情報が、他のチャネルにより速く伝播される。その代わり、代理ノードをもっとも頻繁に割り当てるオーバヘッドは増加される。例えば、この用途がネットワーク全体におけるノードに対してブロードキャスト管理情報を更新する際に小さなレイテンシを必要とする場合、bは小さく、Mは大きくなるよう選択されることができる。他方、この用途の要件が、チャネル切替の周波数が最小化されなければならないというものである場合、他のチャネルに関するブロードキャスト管理情報を得る際の遅延が増加するという負荷を負うが、bは大きく、Mは小さくなるよう選択されることができる。
ノードが無線ネットワークに参加又は離脱することができ、それらのホームチャネルを変化させることもでき、いくつかのチャネルが空になる場合があるので、チャネル関連付け機構は、ノードによるチャネルの占有における変化に適合することができる必要がある。パラメータb及びMが与えられるとき、上記の関連付けルールに基づく分散されたチャネル関連付け機構は、以下の通りである。
1.始めに、チャネルi上の各ノードはC(i)={(i+b)mod N、k=0、1、...、M}として関連付けられた外部チャネルをセットし、代理ノードはこのC(i)におけるチャネルを訪問することを試みる。
2.C(i)におけるチャネルを介するその横断の間、あるチャネルjが任意のノードにより占有されていないことをチャネルiからの代理ノードが発見する場合、代理ノードは、C(i)からチャネルjを削除する。占有されたチャネルj'を見つけるまで、代理ノードは、その後順次チャネル(j+1)modN、(j+2)modN、...、を訪問する。占有されたチャネルj'を見つけるとこの時点で、代理ノードは、C(i)にチャネルj'を入れる。
3.代理ノードがそのホームチャネルiに戻るとき、この代理ノードは、関連付けられる外部チャネルセットC(i)における変化をそのホームにおける他のノードに知らせる。後続の代理ノードは、更新されたC(i)における外部チャネルを訪問する。この処理の間、C(i)における所与のチャネルkがもはや占有されていないことを(他のノードからの任意のビーコン通信がないことにより)後続の代理ノードが発見する場合、代理ノードはC(i)からチャネルkを削除する。
4.周期的に、チャネルjとj'との間の占有されたチャネルを見つけるため、代理ノードは、基本的な関連付けルールにより関連付けられるべきだが上記ステップ2において削除された元のチャネルjと、チャネル(j+1)modN、(j+2)modN、...、j'−1とを訪問することを試みる。もし、任意のチャネルj''(j≦j''<j')が空でないことがわかると(これは、ビーコンパケットの存在により示される)、代理ノードが、C(i)に斯かるチャネルj''を含ませる。その後ホームチャネルに戻るとき、代理ノードはそのホームチャネルにおける他のノードに知らせる。
c.重複するチャネル間情報の抑圧
チャネル関連付けグラフの接続性に基づき、代理ノードにより他のチャネルに情報が伝達されるには、複数のステップが必要とされる。更に、1つのチャネルから別のチャネルまでチャネル情報が取る多くの経路が、チャネル関連付けグラフにおいて存在することができる。例えば、図2におけるチャネル関連付けが与えられると、チャネル3に関する情報は、チャネル3に割り当てられるチャネル1の代理ノードによりチャネル1のノードに直接伝達されることができるか、又はチャネル3からチャネル2へ、そして最終的にチャネル1へという2ステップを介して中継されることができる。
複数の経路を介してチャネル越しに伝播される重複情報を抑圧するために(及び代理ノード上のオーバヘッドを最小化するために)、以下の例示的な方法が、開示される(この機構の更なる詳細は、以下の第2の例示的な実施形態において与えられる)。
1.ノードがネットワーク状態に関する新たな管理情報をアナウンスするとき、ノードは、他のノードに送信する管理メッセージにおける情報要素にシーケンス番号を付ける。新たな情報が生成されるときはいつでも、このシーケンス番号は増加される。
2.ノード(代理ノード又は通常ノードのいずれか)が他の任意のノードからネットワーク管理メッセージを受信するとき、このノードは、このメッセージにおける各情報要素のシーケンス番号を以前に受信した同じタイプの対応する情報のシーケンス番号と比較する。受信メッセージにおける情報要素のシーケンス番号がより高い場合、ノードは受信メッセージに含まれるその情報を用いて情報を更新し、将来自身が行うアナウンスにおいてこの新しい情報を使用する。そうでなければ、受信ノードは、受信メッセージに含まれる情報を放棄する。
第1の例示的な実施形態は、マルチチャネルMACプロトコルの基本構造ブロックを与える。これは、マルチチャネル無線ネットワークにおけるノードが、単一のランデブーチャネル上にあることを必要とせずにネットワークの状態に関する重要な情報を共有することを可能にする。こうして、この共有は、ネットワーク容量を増加させることに更に貢献する。本発明は、異なるチャネル上のノードにおけるクロックを同期化させる、異なるチャネル上の一対のノード間のチャネル媒体を予約する、他のチャネル上のノードに対してチャネルのチャネル予約情報を更新する等の多くの基本的なネットワークの運用において使用されることができる。オーバヘッド及び反応性の観点からの適合性は、本発明の追加された他の利点である。これは、遅延に敏感な用途、及びネットワーク管理におけるオーバヘッドが小さいことを必要とする用途の両方に対して使用されることができる。
d.マルチチャネルクロック同期化
無線ローカル及びパーソナルエリアネットワークにおいて、ノードのクロックを同期化させることは、例えばQoSトラフィックの媒体予約、パワーセービング動作等といった多くの目的のため重要な構成ブロックであり、これはしばしば単一のチャネルネットワークにおけるビーコンパケットの周期的送信により実現される。例えばIEEE802.11IBSSネットワークにおいて、ビーコンフレームを送信するノードは、ビーコンにおいてそれ自身のクロックのタイムスタンプを含ませ、他のノードは、受信ビーコンにおけるタイムスタンプ値に基づきそれらのクロックのタイマー値を調整する。WiMediaUWB(UWB)ネットワークにおいては、各ノードが、指定されたタイムスロットでビーコンフレームを送信し、ノードは、他のノードからのビーコンが受信される実際の時間と他のノードのビーコンの予想受信時間とを比較することによりそのタイマー値を調整する。
本発明のチャネル間通信機構を用いると、同期化は、複数のチャネルにわたり分散されたノードにおいて以下のようにして実現されることができる。
1.同じチャネル上のノードは、単一のチャネルネットワークのために使用されるクロック同期方法によりそれらのクロックを同期化させる。
2.周期的に、代理ノードは、他のチャネルを訪問し、それ自身のクロックと他のチャネル上のノードのクロックとのクロックオフセット情報を得る。その後代理ノードは、すべての訪問されたチャネルのうち最も遅い/最も速いノードのクロックに対して、それ自身のクロックのオフセットを格納する。
3.代理ノードがそのホームチャネルに戻るとき、必要ならば、訪問されたすべてのチャネルの最も遅い/最も速いノードでそのホームチャネル上のすべてのノードのクロックを同期化させるために、収集されたクロックオフセットを使用する。
4.ステップ2及び3が、周期的に繰り返される。
複数のチャネルにわたるノード間のクロック同期の精度は、チャネル関連付けグラフの接続性に依存する。即ち、各チャネルからの代理ノードが訪問するチャネルが多くなるほど、他のチャネルに代理ノードを割り当てるオーバヘッドの負荷を伴うが、実現されることができる同期化がより正確になり、各チャネルからの代理ノードが訪問するチャネルが少なくなるほど、オーバヘッドは低くなるが、実現される同期化の精度も低くなる。どれくらいのチャネルが各チャネルに関連付けられるべきかについての決定は、用途の要件に依存する。
第2の例示的な実施形態
第2の例示的な実施形態は、代理ベースの手法ではなく源ベースの手法を使用する。図3は、マルチチャネル無線ネットワークにおけるグループ通信(GC)に対する、源ベース及び代理ベースの手法を比較する。図3においても示されるように、源ベースの方法は、能動又は受動モードのいずれかにおいて動作することができる。一方、代理ベースの方法は、能動モードにおいてのみ動作する。
源ノードは、GCパケットとして送信されることができるネットワーク管理情報を生成するノードである。言い換えると、源ノードは、マルチチャネル無線ネットワークにおけるその隣接ノードにGCパケットを送信することを望むノード(より技術的な用語で言えば、ネットワーク層からパケットを受信するノード)である。代理ノードは、上記の第1の例示的な実施形態にて開示したように、同じチャネル上の他のノードの代わりに他のチャネルに割り当てられるノードである。即ち、マルチチャネル無線ネットワークにおいて、特定のチャネルに属するノードは、他のチャネルを訪問する責を負うゼロ又は複数の代理ノードを選ぶことができる。基準点に依存して、代理ノードが所与のチャネルのノードに対する外部代理ノード又はホーム代理ノードのいずれかとすることができる点に留意されたい。チャネルAに対する外部代理ノードは、他のいくつかのチャネルBのノードにより選ばれるノードであり、その通常の手順の一部としてチャネルAを訪問するノードである。他方、チャネルAのホーム代理ノードは、チャネルA自体に属するノードにより選ばれたノードである。
グループ通信の文脈に適用されるとき、源ベース又は代理ベースの手法の使用は、後述するように興味深いトレードオフを与える。しかしながら、所与のマルチチャネルネットワークにおいて、これらの手法が同時に動作することができることに留意することが重要である。例えば、いくつかのGCパケット又は全体のGCフローが、源ベースの手法を用いて動作することができる。一方、他の並列的GCパケット又はGCフローは、代理ベースの手法を用いて動作することができる。言い換えると、代理ベース又は源ベースの特性が、同じマルチチャネルネットワークシナリオにおいて適用されることができる。
源ベースの手法を使用する第2の例示的な実施形態において、GC機能を実行する源ノードに負荷が課される。図3に示されるように、この手法は、GCパケットを送信するために源がチャネルを能動的に切替えるかどうかに基づき、能動又は受動モードのいずれかにおいて動作することができる。
能動モードにおいて、源ノードは、マルチチャネル無線ネットワークのすべてのチャネルにGCパケットを分散させる責を負う。源ノードはその供給を保証するために複数のチャネル上に同じパケットを送信しなければならない。これは、各GCパケット通信のため源がチャネルを切替えることを必要とする。しかしながら、受動モードにおいては、源ベースの手法は異なる形式をとる。受動モードにおいて、源ノードは、チャネルを切替えることはなく、むしろ自身のチャネルに留まり、送信される必要のある任意のGCパケットをそのキャッシュに保つ。その後源ノードは、他のチャネルから来る代理ノードが、それ自身のチャネルを訪問するのを待ち、代理ノードにすべてのGCパケットを送信する。受動モードにおける源ベースの手法は、他のチャネルの代理ノードの存在に依存し、これらの代理ノードが、最終的に源を訪問することになる。この時、源ノードは、そのローカルキャッシュにおけるすべてのGCパケットを外部代理ノードに送信する。外部代理ノードは、順に、受信するすべてのGCパケットをキャッシュに格納し、これらの他のチャネルを訪問するとき、他のチャネルにGCパケットを再送信する。結果的に、外部代理ノードは、チャネルを切替えること及びGCパケットを再送信することに責任を負う他のチャネルの代理ノードである。
能動モードにおける源ベースの手法は、低いレイテンシの利点を提供する。なぜなら、源ノード自体がチャネルを切替えること及びGCパケットを送信することにおいて主体的な役割をとるからである。レイテンシが問題でない場合、代理ベースのスキームは適切なソリューションである可能性がある。いずれにしろ代理ノードが存在することになると仮定すると、代理ベースの手法は、この事実を利用し、GCをサポートするためこれらの代理ノードを使用する。
受動モードにおける源ベースの手法は、GC機能を実行する外部代理ノードに依存する。上述した代理ベースの手法は、ホーム代理ノードを利用する。即ち、GCパケットの源ノードと同じチャネルに属する代理ノードを利用する。
図3に示すように、代理ベースの手法は、能動モードのみにおいて動作する。代理ベースの手法において、GCパケットの源ノードは、それ自身のチャネルにわたりこれらのパケットを自由に送信することができる。(チャネル上の他の全てのノードだけでなく)ホーム代理ノードは、これらのGCパケットを受信し、ローカルメモリに内部的にそれらを格納する。ホーム代理ノードは、代理ノードとして機能する限り、自身のホームチャネルにおける他のノードから受信される全てのGCパケットに対して、上記処理を実行する。代理ノードが外部チャネルを介する移動を開始する時、ホーム代理ノードによりキャッシュ格納されたGCパケットが、訪問される各外部チャネルにわたり再送信される。ホーム代理ノードは、他の全てのチャネルを介してホームチャネルのGCパケットを送信することに責任を負う。しかしながら、代理ノードが他の目的のため外部チャネルを訪問する必要がある場合があるので、代理ベースの手法が、その上でGC機能をピギーバック方式で送信することができる。
上記説明から分かるように、同じ近隣におけるノードが互いに干渉することなしに異なるチャネルにおいて同時に通信することを、MCMACプロトコルは可能にする。この特性は、特に高負荷シナリオにおいて及びQoS敏感なトラフィックのため非常に望ましい。
MCMACプロトコルの主な特長は、どのノードがどのチャネル上にあるか、予約、負荷、バックアップチャネル、接続性等の他のチャネルに関する情報を格納するため、各ノードがローカルキャッシュを使用するということにある。ノードがこの情報をローカルキャッシュに格納することに関する多数の利点が存在する。例えば、高速なノード発見、接続性情報に対するアクセス、ネットワークにわたる好適な負荷分散、最適化されたスケジューリングアルゴリズムの使用、複数のチャネルにおいて予約をする能力等の利点がある。
他方、ノードによるキャッシュ機構の実現は、自明でない。古い又は更新を必要とするキャッシュを生じさせることができる多数の状況が、ノード動作の間発生する場合がある。これらの2つの状況は、ステイルキャッシュ問題(SCP)及びキャッシュ更新問題(CUP)とそれぞれ呼ばれる。
SCPは、ノードのキャッシュに格納される情報が信頼性が高いと言われていることができる時間期間を処理する。例えば、チャネルC1上で動作するノードAが、チャネルC2上で動作する別のノードBの存在を(そのキャッシュを介して)知ると考える。このシナリオにおいて、例えば、自身のチャネルを占有するインカムベントが原因でノードBがチャネルを移動する又は変える場合、ノードAのキャッシュに格納されるノードBに関する情報が、非常に急速に古くなる可能性がある。従って、SCPが原因による古い情報をノードのローカルキャッシュから削除するため、適切なキャッシュ方針が必要である。
その名が示すように、情報の同じ部分の2つの異なるバージョンが比較される必要があるとき、及びどの1つが「より新鮮か」(又は言い換えると「より新しいか」)を決定する必要があるとき、CUPが生じる。ノードキャッシュの場合、ノードは、キャッシュにローカルに格納される情報と受信される情報とを比較し、どちらがより新鮮かを決定する必要がある。斯かる確認があった後にのみ、ノードは、最新の情報をそのキャッシュに安全に格納することができる。結果として、キャッシュ方針が、送信される情報を鮮度に関連付けるために必要とされ、こうしてCUPが対処される。
本発明の実施形態は、更に、SCP及びCUPに対処する2つのキャッシュ方針(すなわち、ソリューション)を与える。SCPに対するソリューションは、ノードの周囲の環境がどれくらいの頻度で変化するかというノードの認識に基づき動的に調整されることができる各キャッシュエントリに関連付けられるタイマーに基づかれる。CUPに対処するために、シーケンス番号が与えられる(第1の例示的な実施形態のアイテム(c)に関する議論に類似する)。シーケンス番号は、ノードにより空中に送信される情報と鮮度のアイデアとを関連付けるために使用される。
SCPに対処する単純かつ効率的なソリューションは、ノードのローカルキャッシュのエントリをタイマーと関連付けることである。これらのタイマーは、各関連キャッシュエントリに対してノードによりある値にセットされ、従って、ノードのキャッシュエントリにローカルに格納される情報は、このタイマーが期限切れになると、その後削除され又は無効になる。
従って、一旦ノードが他のチャネルに関する情報を学習すると、このノードは、これらの断片的な情報の各々をタイマーと関連付ける。異なるタイプの情報は、異なるタイムアウト値がセットされることを必要とすることができる。なぜなら、いくつかの情報は、他より安定しているからである。また、これらのタイマーの値は、周囲の環境に適合するよう動的に調整されることができる。例えば、ノードがほとんど静的であるMCネットワークにおいて、これらのタイマーは大きい値にすることができ、従って、ノードがそのローカルキャッシュから情報を削除するのに長い時間をかけることができる。逆にいえば、ネットワークにおけるノードが急速なペースで移動する場合、又はチャネル可用性も急速に変化する場合、ネットワークの動きに適応するよう、これらのタイマーはより小さい値を想定することができる。
実際、WiMedia UWB MACといった既存のプロトコル及び経路選択プロトコルはしばしば、ノードキャッシュの情報を削除するためタイマーを使用する。しかしながら、これは、ノード自身のチャネルに関する情報に対してのみ実行される。即ち、MC環境におけるSCPに対処するためには、既存の技術において何も実行されない。
CUPに対処するため、本発明は、シーケンス番号(SN)の概念を導入する。単純な用語において、シーケンス番号、シーケンス番号が付けられる所与の情報と「鮮度」とを関連付けるために使用される。ノードが無線媒体において情報を送信するとき、ノードはその情報とシーケンス番号とを関連付けることもできる。各ノードは、それ自身のシーケンス番号を維持し、ノードがパケットを送信するたび、ノードが更新情報を送信するたび、又はノードがチャネルを変えるたび等に、このシーケンス番号は(例えば1ずつ)増加される。
このスキームを用いると、所与の情報の「鮮度」が以下のように規定される。A>Bである場合に限り、シーケンス番号Aを持つ情報は、シーケンス番号Bを持つ同じ情報の別のバージョンより「新しい」。ノードは、現在持っている情報より新しい情報が受信情報にあればその新しい部分に関してのみ、そのローカル状態を更新する。これは、異なる情報と鮮度とを関連付けることができるシーケンス番号を介して実行される。
このスキームが実現されるには、無線システムにおいて2つのものが必要とされる。第1に、ノードのキャッシュにローカルに格納されることを必要とする情報の各部分が、シーケンス番号に関連付けられる必要がある。言い換えると、キャッシュ構造は、SN場を組み込むことを必要とする。第2に、MCMACプロトコルは、使用の際、キャッシュの更新が必要とされる、情報の各部分に関するシーケンス番号をそのパケットと共に送信する必要がある。そして、このシーケンス番号に対して「鮮度」情報が関連付けられることが必要とされる。(シーケンス番号が複数のタイプの情報に関連付けられることができる点、及びパケットが複数のシーケンス番号を含むことができる点に留意されたい)。ノードのキャッシュにおけるシーケンス番号だけでなくパケットにおいて送信されるシーケンス番号を用いて、CUPが適切に克服されることができる。
最終的に、シーケンス番号を使用する重要な側面が、ラップアラウンド(wrap-around)問題に関係する点に留意されたい。しかしながら、幸運にも、SNラップアラウンド問題を処理することができる多数の手法が、存在する。それらの1つは、非常に大きなシーケンス番号を使用し、ノードのシーケンス番号を小さい値で初期化させることである。これは、シーケンス番号がラップアラウンドに長い時間をとるようにさせ、こうして、この問題を無視できるようにすることになる。別の手法は、ラップアラウンドが起こる場合であっても、プロトコル挙動を傷つけない又はキャッシュ不整合を生じさせないことを(デフォルトで)保証するスキームをMCMACプロトコルにおいて実現することである。
例示的な実施形態は、自身のクロック404と、源ベース及び代理ベースのチャネル訪問機構の少なくとも一方を与える少なくとも1つのチャネル訪問要素を含む源/代理チャネル訪問機構402と、ノードのローカルキャッシュメモリ401に格納されるネットワーク管理情報を新しくする及び古くするため、シーケンス番号及びタイマーを用いるCUP/SCPキャッシュメンテナンス要素403と、ネットワークの最も遅い/最も速いクロックとホームチャネルのノードのクロックとを同期化させるマルチチャネルクロック同期モジュール405とを有するネットワーク管理情報モジュール400を持つ、図4に示されるノードである。各チャネル101上の各ノードは、ネットワーク管理情報モジュール400のバージョンを含むように構成される。これにより本発明によるマルチチャネルネットワークにおけるネットワーク管理情報のチャネル間通信が実現され、キャッシュが更新されて期限切れ情報から解放され、能動的な代理ベースのMC機構がノード/チャネル関連付けにおける変化にのみ適合するよう構成され、重複するチャネル間情報が抑圧され、及びMCクロックが同期化される。
本発明の複数の実施形態が図示され及び記載されたが、当業者であれば、本発明の原理及び精神を逸脱しない範囲でこれらの実施形態における変更が実施されることができる点、及び本発明の範囲が添付の特許請求の範囲及びその均等の範囲において規定される点を理解されるであろう。

Claims (20)

  1. マルチチャネル無線ネットワーク通信システムにおいてネットワーク情報を配信するシステムであって、
    複数のN個のチャネルの集合であって、前記集合の各ホームチャネルiに対して、外部チャネルの空でない部分集合C(i)と、前記チャネルの集合の各ホームチャネルiに対して、前記チャネルiにチューニングされる少なくとも1つのノードの集合S(i)とを含む、複数のN個のチャネルの集合と、
    各ノードに存在し、チャネル訪問機構を有するネットワーク情報モジュールであって、前記複数のN個のチャネルの集合の各チャネルiに対して、現在のネットワーク情報チャネルiにチューニングされる前記少なくとも1つのノードの集合S(i)に配信、キャッシュメンテナンス要素を用いて自身のローカルキャッシュストレージ維持するよう構成され、前記チャネル訪問機構が、源ベースの機構と代理ベースの機構とを有する、ネットワーク情報モジュールと、
    i=1、...、Nである前記集合S(i)の少なくとも1つのノードである代理ノードp(i)であって、C(i)の各外部チャネルjを周期的に訪問し、前記外部チャネルと所定のネットワーク情報共有手順を行い、続いて、前記代理ノードの前記ホームチャネルと所定のネットワーク情報共有手順を行うよう構成され、源ノードが、前記N個のチャネルの集合の各チャネルの各ノードにネットワーク情報を送信するチャネルiのネットワークノードs(i)である、代理ノードとを有し、
    前記代理ノードp(i)が、p(i)により訪問される各チャネルjに関して、チャネルjの前記ネットワーク情報を蓄積する手段と、前記蓄積されるネットワーク情報をチャネルj上のすべてのノードに対してアナウンスする手段とを有し、前記代理ノードp(i)が、任意の源ノードs(j)から任意の源ベースのネットワーク情報を蓄積し、これにより、前記代理ベースの機構において源ベースの機能がピギーバック方式で送信され、
    前記アナウンスを受信するチャネルj上のすべてのノードが、前記アナウンスを記録する手段と、前記無線ネットワークの他のノードと前記アナウンスを共有する手段とを有する、システム。
  2. 前記代理ノードp(i)が、S(i)における前記少なくとも1つのノードの集合によって選ばれる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記アナウンスが、S(i)におけるノードiの1つにより割り当てられるシーケンス番号を持つ情報要素を含む送信済みネットワークメッセージであり、前記メッセージは、チャネルj上のすべてのノードに送信され、新たなネットワーク情報が蓄積されるときはいつでも、前記シーケンス番号が、前記ノードiにより増加され、
    各ノードは更に、前記送信されるネットワークメッセージにおいて、得られ、シーケンス番号がつけられ、及びアナウンスされる前記ネットワーク情報を前記ノードの自身のキャッシュに格納し、
    ネットワークメッセージを新たに受信するノードが、前記ノードにより既に受信され、かつ前記自身のキャッシュに格納される任意のネットワークメッセージの前記シーケンス番号と該新たに受信されるメッセージのシーケンス番号とを比較するため、前記キャッシュメンテナンス要素を使用し、前記新たに受信したネットワークメッセージの前記シーケンス番号がより高いとき、前記ノードが、前記新たに受信したメッセージの前記ネットワーク情報で前記ノードの前記自身のキャッシュを更新し、将来受信されるネットワークメッセージのシーケンス番号との比較のため、前記新たに受信したメッセージの前記シーケンス番号を保持し、ネットワーク情報で最も「新鮮な」バージョンが、前記自身のキャッシュにおいて格納され、これによりキャッシュ更新問題及び前記キャッシュにおいて格納される情報の重複が回避され、
    前記自身のキャッシュに格納されるとき、キャッシュメンテナンス要素を用いて各ネットワークメッセージにタイマーが関連付けられ、前記タイマーが期限切れになるとき、前記関連付けられるネットワークメッセージが、前記自身のキャッシュから削除されるか又は前記自身のキャッシュにおいて無効として注釈をつけられ、これにより、ステイルキャッシュ問題が回避される、請求項に記載のシステム。
  4. S(i)の前記代理ノードp(i)が、すべての前記外部チャネルの横断時間を最小化する所定の順序で、C(i)の前記外部チャネルを訪問し、訪問した全ての外部チャネルの前記蓄積されたネットワーク情報をアナウンスし、前記代理ノードp(i)の前記自身のキャッシュにおけるホームチャネルネットワーク情報を取得及び更新するため、前記代理ノードp(i)の前記ホームチャネルを最後に訪問する、請求項に記載のシステム。
  5. 前記代理ノードp(i)が、前記得られた及びアナウンスされたネットワーク情報を含むビーコンを送信及び受信する手段を有する、請求項に記載のシステム。
  6. 前記外部チャネルの集合であるC(i)が、ルール
    C(i)={(i+b)modN、k=0、1...M}
    により決定され、ここで、bは1より大きくNより小さな正の整数であり、Mは0と等しいか又は0より大きくlogNより小さな整数である、請求項に記載のシステム。
  7. 前記代理ノードp(i)がC(i)の外部チャネルjを訪問し、jが空であるとき、前記代理ノードが、
    C(i)からjを削除し、p(i)が占有されたチャネルj'をp(i)が見つけるまで、チャネル(j+1)modN、(j+2)modN、...を検索し、見つかった場合p(i)は、C(i)にチャネルj'を含ませ、p(i)の前記ホームチャネルにチューニングされる他のノードに前記変化を知らせて、
    代理ノードp(i)が前記更新されたC(i)における前記外部チャネルを訪問し、C(i)における所与のチャネルkが、もはや占有されたチャネルでないとき、kはp(i)によりC(i)から削除され、
    周期的に、前記代理ノードp(i)が、チャネルj''(j≦j''<j')を訪問することを試み、空でないことが判明した任意のj''が、C(i)に含まれ、前記ホームチャネルの前記少なくとも1つのノードS(i)にアナウンスされる、請求項に記載のシステム。
  8. 前記アナウンスが、S(i)におけるノードiの1つにより割り当てられるシーケンス番号を持ち情報要素を含む送信されたネットワークメッセージであり、前記メッセージは、チャネルj上のすべてのノードに送信され、新たなネットワーク情報が蓄積されるときはいつでも、前記シーケンス番号が、前記ノードiにより増加され、
    各ノードは更に、前記送信されるネットワークメッセージにおいて、得られ、シーケンス番号がつけられ、及びアナウンスされる前記ネットワーク情報を前記ノードの自身のキャッシュに格納し、
    ネットワークメッセージを新たに受信するノードが、前記ノードにより既に受信され、かつ前記自身のキャッシュに格納されている任意のネットワークメッセージの前記シーケンス番号と該新たに受信されるメッセージのシーケンス番号とを比較するため、前記キャッシュメンテナンス要素を使用し、前記新たに受信したネットワークメッセージの前記シーケンス番号がより高いとき、前記ノードが、前記新たに受信したメッセージの前記ネットワーク情報で前記ノードの前記自身のキャッシュを更新し、将来受信されるネットワークメッセージのシーケンス番号との比較のため、前記新たに受信したメッセージの前記シーケンス番号を保持し、ネットワーク情報で最も「新鮮な」バージョンが、前記自身のキャッシュにおいて格納され、これによりキャッシュ更新問題及び前記キャッシュにおいて格納される情報の重複が回避され、
    前記自身のキャッシュに格納されるとき、キャッシュメンテナンス要素を用いて各ネットワークメッセージにタイマーが関連付けられ、前記タイマーが期限切れになるとき、前記関連付けられるネットワークメッセージが、前記自身のキャッシュから削除されるか又は前記自身のキャッシュにおいて無効として注釈をつけられ、これにより、ステイルキャッシュ問題が回避される、請求項に記載のシステム。
  9. 各ノードが、
    前記同じチャネル上のノードに対して単一のチャネルネットワークに関するクロック同期方法を用いて同期化させられる自身のクロックと、
    前記代理ノードp(i)が、前記p(i)の自身のクロック及び前記訪問したノードの自身のクロックとのクロックオフセット情報を所定の訪問周期性で取得し、前記訪問したノードのより遅い及びより速いクロックのクロックに対する前記自身のクロックのオフセットを前記p(i)の前記自身のキャッシュに格納し、すべての外部チャネルを訪問した後前記代理ノードp(i)が前記ホームチャネルを最終的に訪問するとき、前記代理ノードp(i)の前記ホームチャネルにおけるすべてのノードで前記オフセットと同期化させる、マルチチャネルクロック同期化モジュールとを更に有する、請求項に記載のシステム。
  10. マルチチャネル無線ネットワーク通信システムにおけるネットワーク情報を配信する方法において、前記システムが、複数のN個のチャネルの集合であって、前記集合の各ホームチャネルiに対して、外部チャネルの空でない部分集合C(i)と、前記チャネルの集合の各ホームチャネルiに対して、前記チャネルiにチューニングされる少なくとも1つのノードの集合S(i)とを含む、複数のN個のチャネルの集合を持ち、前記方法が、
    前記少なくとも1つのノードそれぞれに対して、源ベースの機構及び代理ベースの機構を有するチャネル訪問機構と、自身のクロックと、マルチチャネルクロック同期モジュールと、キャッシュメモリとを含むネットワーク情報モジュールを与えるステップと、
    前記複数のN個のチャネルの集合の各チャネルに関して、前記チャネル訪問機構により、チャネルiにチューニングされる少なくとも1つのノードS(i)の前記集合に現在のネットワーク情報を配信するステップと、
    前記少なくとも1つのノードにおける前記自身のローカルキャッシュストレージに前記配信された現在のネットワーク情報を保持するステップと、
    i=1、...、Nとするときの前記集合S(i)の少なくとも1つのノードとして代理ノードp(i)を選択するステップであって、
    周期的にC(i)の各外部チャネルjを訪問するステップと、
    C(i)の各周期的に訪問された外部チャネルjとの所定のネットワーク情報共有手順に参加するステップと、
    前記代理ノードの前記ホームチャネルとの所定のネットワーク情報共有手順に参加するステップとを実行して、代理ノードp(i)を選択するステップと、
    前記N個のチャネルの集合の各チャネルiの前記少なくとも1つのノードS(i)に対してネットワーク情報を送信するネットワークノードs(i)として源ノードを規定するステップとを有し、
    S(i)の前記代理ノードp(i)により参加される前記所定のネットワーク情報共有手順が、
    p(i)により訪問される各チャネルjに関して、
    チャネルjの前記ネットワーク情報をp(i)により蓄積させるステップと、
    前記蓄積されるネットワーク情報をp(i)によりチャネルj上のすべてのノードに対してアナウンスするステップと、
    任意の訪問された源ノードs(j)から任意の源ベースのネットワーク情報を蓄積し及びアナウンスすることを介して、前記代理ベースの機構において源ベースの機能をピギーバック方式で送信するステップとを有し、
    p(i)による前記アナウンスを受信するチャネルj上のすべてのノードに関して、
    自身のキャッシュに前記アナウンスを記録するステップと、
    前記無線ネットワークの他のノードと前記アナウンスを共有するステップとを有する、方法。
  11. 前記キャッシュメンテナンス要素を用いて、順次、各アナウンスされるネットワーク情報にシーケンス番号を付けるステップと、
    各ノードが更に、前記送信されるネットワークメッセージにおいて、得られ、シーケンス番号がつけられ、及びアナウンスされる前記ネットワーク情報を前記ノードの自身のキャッシュに格納するため、前記キャッシュを用いるステップと、
    前記新たに受信されるメッセージの前記シーケンス番号をすでに受信された任意のネットワークメッセージのシーケンス番号と比較するステップと、
    前記新たに受信したネットワークメッセージの前記シーケンス番号がより高いとき、ネットワーク情報で最も「新鮮な」バージョンとして前記新たに受信したメッセージを保持する前記新たに受信したメッセージの前記ネットワーク情報が、前記自身のキャッシュに格納されるステップであって、キャッシュ更新問題及び前記キャッシュにおいて格納される情報の重複が共に回避される、ステップと、
    前記キャッシュメンテナンス要素を用いて、前記自身のキャッシュに格納されるとき、タイマーを各ネットワークメッセージに関連付けるステップと、
    前記関連付けられるネットワークメッセージのタイマーが期限切れになるとき、前記期限切れのネットワーク情報を前記自身のキャッシュから削除すること及び前記自身のキャッシュにおいて無効な期限切れネットワーク情報として注釈をつけることからなるグループから選択されるステップを実行するため、前記キャッシュメンテナンス要素を使用するステップであって、ステイルキャッシュ問題が回避される、ステップとを更に有する、請求項10に記載の方法。
  12. S(i)の前記代理ノードp(i)が前記チャネル訪問要素を用いて、
    すべての前記外部チャネルの横断時間を最小化する所定の順序で、C(i)の前記外部チャネルを訪問するステップと、
    訪問した全てのノードの前記蓄積されたネットワーク情報をアナウンスし、前記代理ノードp(i)の前記自身のキャッシュにおけるホームチャネルネットワーク情報を取得及び更新するため、前記代理ノードp(i)の前記ホームチャネルを訪問するステップとを更に有する、請求項10に記載の方法。
  13. 単一のチャネルネットワークに関するクロック同期方法を用いて同じチャネル上のノードで自身のクロックを同期化させるステップと、
    マルチチャネルクロック同期化モジュールを構成するステップであって、前記代理ノードp(i)が、
    前記p(i)の自身のクロックと前記訪問したノードの自身のクロックとのクロックオフセット情報を取得するステップと、
    前記訪問したノードのより遅い及びより速いクロックのクロックに対する前記自身のクロックのオフセットを前記p(i)の前記自身のキャッシュに格納するステップと、
    すべての外部チャネルを訪問した後前記代理ノードp(i)が前記ホームチャネルを最終的に訪問するとき前記代理ノードp(i)の前記ホームチャネルにおけるすべてのノードで前記オフセットと同期化させるステップとを所定の訪問周期性で実行するよう構成するステップとを更に有する、請求項12に記載の方法。
  14. マルチチャネル無線ネットワークにおいてネットワーク情報を配信するネットワーク情報装置であって、請求項10に記載の方法を実行するネットワーク情報モジュールを有し、これにより、キャッシュが新しくされ、古い情報とならないよう維持され、マルチチャネルネットワークにおけるネットワーク情報のチャネル間通信が実現され、及び能動的な代理ベースのMC共有機構に対してのみ、ノード/チャネル関連付けにおける変化が適合され、チャネル間情報の重複が抑圧され、MCクロックが同期化される、ネットワーク情報装置。
  15. 複数のN個のチャネルを持つマルチチャネル無線ネットワーク通信システムにおいてネットワーク情報を配信する方法において、
    外部チャネルの空でない部分集合を持つホームチャネルとして前記複数のチャネルのそれぞれを規定するステップであって、前記少なくとも1つのノードが前記ホームチャネルにチューニングされる、ステップと、
    前記複数のN個のチャネルの集合の各チャネルに対して、前記チューニングされる少なくとも1つのノードに現在のネットワーク情報をチャネル訪問機構により配信するステップと、
    前記少なくとも1つのノードの前記自身のローカルキャッシュストレージに前記配信された現在のネットワーク情報を保持するステップとを有し、
    前記代理ノードにより参加される前記所定のネットワーク情報共有手順が、
    訪問される各外部チャネルに関して、
    前記外部チャネルのネットワーク情報を蓄積させるステップと、
    前記蓄積されるネットワーク情報を前記外部チャネル上のすべてのノードにアナウンスするステップと、
    任意の訪問された源ノードから任意の源ベースのネットワーク情報を蓄積し及びアナウンスすることを介して、前記代理ベースの機構において源ベースの機能をピギーバック方式で送信するステップとを有し、
    前記アナウンスを受信する前記外部チャネル上のすべてのノードに関して、
    自身のキャッシュに前記アナウンスを記録するステップと、
    前記無線ネットワークの他のノードと前記アナウンスを共有するステップとを有する、方法。
  16. 各ホームチャネルに対して、前記チャネル訪問機構を実行する前記少なくとも1つのノードとして代理ノードを選択するステップを更に有し、前記チャネル訪問機構が、
    前記ホームチャネルの各外部チャネルを周期的に訪問するステップと、
    前記ホームチャネルの各周期的に訪問された外部チャネルとの所定のネットワーク情報共有手順に参加するステップと、
    前記代理ノードのホームチャネルとの所定のネットワーク情報共有手順に参加するステップとを更に有する、請求項15に記載の方法。
  17. 各前記少なくとも1つのノードに対して、源ベースの機構及び代理ベースの機構を有するものとしての前記チャネル訪問機構と、自身のクロックと、マルチチャネルクロック同期モジュールと、自身のローカルキャッシュメモリとを含む、ネットワーク情報モジュールを提供するステップを更に有する、請求項15に記載の方法。
  18. 前記キャッシュメンテナンス要素を用いて、順次、各アナウンスされるネットワーク情報にシーケンス番号を付けるステップと、
    各ノードが更に、前記送信されるネットワークメッセージにおいて、得られ、シーケンス番号がつけられ、及びアナウンスされる前記ネットワーク情報を前記ノードの自身のキャッシュに格納するため、前記キャッシュメンテナンス機構を用いるステップと、
    前記新たに受信されるメッセージの前記シーケンス番号をすでに受信された任意のネットワークメッセージのシーケンス番号と比較するステップと、
    前記新たに受信したネットワークメッセージの前記シーケンス番号がより高いとき、ネットワーク情報で最も「新鮮な」バージョンとして前記新たに受信したメッセージを保持する前記新たに受信したメッセージの前記ネットワーク情報が、前記自身のキャッシュに格納されるステップであって、キャッシュ更新問題及び前記キャッシュにおいて格納される情報の重複が共に回避される、ステップと、
    前記キャッシュメンテナンス要素を用いて、前記自身のキャッシュに格納されるとき、タイマーを各ネットワークメッセージに関連付けるステップと、
    前記関連付けられるネットワークメッセージのタイマーが期限切れになるとき、前記期限切れのネットワーク情報を前記自身のキャッシュから削除すること及び前記自身のキャッシュにおいて無効な期限切れネットワーク情報として注釈をつけることからなるグループから選択されるステップを実行するため、前記キャッシュメンテナンス要素を使用するステップであって、ステイルキャッシュ問題が回避される、ステップとを更に有する、請求項15に記載の方法。
  19. 前記代理ノードが前記チャネル訪問要素を用いて、
    すべての前記外部チャネルの横断時間を最小化する所定の順序で、前記外部チャネルを訪問するステップと、
    訪問した全てのノードの前記蓄積されたネットワーク情報をアナウンスし、前記代理ノードの前記自身のキャッシュにおけるホームチャネルネットワーク情報を取得及び更新するため、前記代理ノードの前記ホームチャネルを訪問するステップとを更に有する、請求項15に記載の方法。
  20. 単一のチャネルネットワークに関するクロック同期方法を用いて同じチャネル上のノードで自身のクロックを同期化させるステップと、
    マルチチャネルクロック同期化モジュールを構成するステップであって、前記代理ノードが、
    前記代理ノードの自身のクロックと前記訪問したノードの自身のクロックとのクロックオフセット情報を取得するステップと、
    前記訪問したノードのより遅い及びより速いクロックのクロックに対する前記自身のクロックのオフセットを前記代理ノードの前記自身のキャッシュに格納するステップとを所定の訪問周期性で実行するよう構成するステップと、
    すべての外部チャネルを訪問した後前記代理ノードが前記ホームチャネルを最終的に訪問するとき前記代理ノードの前記ホームチャネルにおけるすべてのノードで前記オフセットと同期化させるステップとを実行する構成するステップとを更に有する、請求項19に記載の方法。
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