JP5090221B2 - ジャーナルログ記録制御方法 - Google Patents

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本発明は、ジャーナルログ記録制御方法に係り、特に、ジャーナルログを用いてファイルシステムの障害を回復する際に、ジャーナルログのデータを最小限に抑えても、修復機能を単純化かつ完全化することが可能となる方法に関するものである。
電源断やシステムクラッシュに対するファイルシステムの信頼性を確保するためには、トランザクション単位で更新されたメタデータをまずジャーナルログに記録してから、目的のメタデータを上書きする手段が取られている。このジャーナル機能を持ったファイルシステムは、一般的にジャーナルファイルシステムと呼ぶ。
既存の非ジャーナルファイルシステムにジャーナルログを記録する領域をファイルシステムの管理する領域内に確保することでジャーナルファイルシステムに拡張することが可能である。ジャーナルログを記録することによって、電源断やシステムクラッシュが発生した場合、ジャーナルログによる高速な修復が可能となる。
しかし、一方では、ジャーナルログの記録による性能劣化が発生するという欠点がある。この性能劣化を最小限に抑えるために、更新されたメタデータブロック全体ではなく、アプリケーションからのファイル操作種別と操作対象のファイル(すなわち、更新内容)をジャーナルログに記録する方法が知られている。(下記、特許文献1参照)
また、ファイルシステムの信頼性を向上するためには、メタデータのバックアップ領域を持つファイルシステムフォーマットがある(以降、バックアップ領域にあるメタデータをセカンダリメタデータ、元のメタデータをプライマリメタデータと呼ぶ)。プライマリメタデータが物理的に壊れて読めない場合は、セカンダリメタデータが使用される。
前述したジャーナル機能とメタデータのバックアップ機能を両方持ったファイルシステムでは、メタデータの更新処理がさらに性能を劣化させる大きな要因となるため、ジャーナルログの内容を如何に最小限にすることが重要である。
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特開2004−78461号公報
前述したメタデータの更新内容をジャーナルログに記録する方法では、ジャーナルログの量を減らすことが可能であるが、以下のような問題点がある。
(1)ファイル操作を追加または変更する場合、それに合わせて修復処理も変更する必要がある。
(2)ファイルシステムのフォーマットが複雑化すると、ジャーナルログに記録された更新内容と、途中まで更新されたメタデータを用いて、修復を行うことが困難である。
(3)更新されたメタデータブロックを磁気ディスクに上書きする際に、電源断が発生する場合、そのメタデータブロック全体が信用できない可能性があり、ジャーナルログに記録された更新内容の情報のみでは、修復ができなかった。
(4)セカンダリメタデータを記録するファイルシステムにおいて、プライマリメタデータとセカンダリメタデータの状態が異なる場合、修復を行うことが困難である。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ファイルシステムのフォーマット及びファイル操作に依存しないで、メタデータを完全に修復することが可能となるジャーナル記録制御方法を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
前述の目的を達成するために、本発明においては、記録手段にセカンダリメタデータを記録することを前提にし、前記セカンダリメタデータをジャーナルログの一部として兼用し、障害から回復する処理で、ジャーナルログとともにプライマリメタデータ及びセカンダリメタデータを活用することにより、前記ジャーナルログには更新されたメタデータのブロック番号のみを記録することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明のジャーナル記録制御方法によれば、ジャーナルログの記録による性能劣化を最小限に抑えることができ、ファイル操作に依存しない単純な方法でメタデータを完全に修復することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例のファイルシステムのボリュームの概略構成を示すブロック図である。図1において、100はボリューム全体、101はプライマリメタデータ領域、102はデータ領域、103はジャーナルログ領域、104はセカンダリメタデータ領域を示す。セカンダリメタデータ領域104は、ジャーナルログ103の一部として兼用する。なお、本実施例では、前述のボリューム100は磁気ディスク内の領域である。
図1に示すように、本実施例のファイルシステムの管理領域(ボリューム)は、プライマリメタデータ領域101とセカンダリメタデータ領域104を持つ。そして、同じくファイルシステムの管理領域内にジャーナルログ領域103が備えられている。
前記ジャーナルログ領域は予め確保され、ジャーナルログの記録に伴い、メタデータの更新が発生しないものである。前記セカンダリメタデータ領域104は、ジャーナルログと兼用することにより、前期ジャーナルログ領域103を最小限にすることが可能である。
図2は、本発明の実施例のメタデータ領域の概略構成を示すブロック図である。図2において、200はメタデータ領域、201はメタデータブロック及びデータブロックの使用状態を表すスペースビットマップ領域、202はメタデータ領域を示す。
図2に示すように、メタデータブロック及びデータブロックの使用状態を示すスペースビットマップ201は、ファイル及びディレクトリの情報を格納するメタデータ202と一緒に含まれており、前記スペースビットマップ201はバックアップ対象となる。
図3は、本発明の実施例のファイルシステムのボリュームの変形例の概略構成を示すブロック図である。図3において、300はボリューム全体、301はメタデータブロック及びデータブロックの使用状態を表すスペースビットマップ領域、302はプライマリメタデータ領域、303はデータ領域、304はジャーナルログ領域、305はセカンダリメタデータ領域を示す。セカンダリメタデータ領域305は、ジャーナルログ領域304の一部として兼用する。
図3に示す変形例でも、図1に示す構成1と同様に、ファイルシステムの管理領域(ボリューム)は、プライマリメタデータ領域302、セカンダリメタデータ領域305及びジャーナルログ領域304を備える。
しかし、図1に示す構成とは異なり、図3に示す変形例では、スペースビットマップ領域301がプライマリメタデータ領域302またはセカンダリメタデータ領域305に含まれず、バックアップ対象でない独立した領域となる。メタデータのバックアップは、基本的にプライマリメタデータが物理的に故障し読めない場合に利用しており、この場合は該当ボリュームが読み込み専用で運用するため、スペースビットマップ領域のバックアップは必ずしも必要としない。
図4は、本実施例のトランザクションタイプ1のジャーナルログデータフォーマットを示す図である。図4において、400はトランザクションタイプ1のジャーナルログデータ全体のフォーマットであり、401は本トランザクションを記録する日時である。ジャーナルログ領域は、リングバッファ方式で使用するため、トランザクション日時401はトランザクションログの順序を判定するために使用する。
トランザクションタイプ402は以降で説明するタイプ2およびタイプ3のトランザクション情報と区別するために使用する。
本ランザクションデータのチェックサム403は、該当するトランザクション情報の信憑性を判定するために使用する。
トランザクションの番号404は、トランザクション情報のグループ分け、およびトランザクション日時401とともに、トランザクションログの順序を判定するために使用する。
また、図4に示すタイプ1のトランザクション情報には、トランザクションにて更新されたメタデータブロックの数405、トランザクションにて確保あるいは開放されたブロックのエクステント数406、トランザクションにて更新されたメタデータのブロック番号407、および、トランザクションにて確保あるいは開放されたブロックのエクステント情報408が記録される。
確保/開放ブロックのエクステント数406と実際のエクステント情報一覧408は、図3に示す変形例の場合に記録される。図1に示す構成では、スペースビットマップ領域201がメタデータ領域200に含まれるため、本トランザクションにて確保あるいは開放されるブロックのエクステント情報408を記録しない。また、エクステント数406にはゼロを記録する。
なお、本実施例において、更新されたスペースビットマップの情報そのものを記録するようにしてもよい。
図5は、図4に示すトランザクションにて確保あるいは開放したブロックのエクステント情報408を示す図である。本情報は、図3に示す変形例の場合に記録する。
図5において、500は前記トランザクションにて確保あるいは開放したブロックのエクステント情報フォーマット、501はブロック番号、502はブロック数、503はブロック操作の種別を示す。
図5に示すように、更新されたスペースビットマップの情報は、ブロック番号501、ブロック数502、及びブロック操作種別(確保または開放)503を用いて表される。一連のファイル操作で、同じブロックの確保と開放が繰り返されている場合は、最後に行ったブロック操作種別ではなく、初期状態からのブロック操作種別を記録する。
例えば、ブロック番号10から15が使用されていない状態だとし、あるファイル操作によって、ブロック番号10から15が確保され、次のファイル操作によって、ブロック番号14から15が開放された場合、トランザクションのコミット処理で、ブロック番号が“10”、ブロック数が“4”、ブロック操作種別が“確保”というエクステント情報をタイプ1のトランザクションデータと一緒にジャーナルログに記録する。
前述したように初期状態からのブロック操作を前記エクステント情報408に記録することによって、障害回復処理では、前記ブロック操作をロールバックワードあるいロールフォーワードすることが可能となる。
図6は、本実施例のトランザクションタイプ2のジャーナルログデータフォーマットを示す図である。図6において、600はトランザクションタイプ2のジャーナルログデータ全体のフォーマット、601は本トランザクションを記録する日時、602はトランザクションタイプ2、603は本トランザクションデータのチェックサム、604は本トランザクションの番号を示す。
図7は、本実施例のトランザクションタイプ3のジャーナルログデータフォーマットを示す図である。図7において700はトランザクションタイプ3のジャーナルログデータ全体のフォーマット、701は本トランザクションを記録する日時、702はトランザクションタイプ3、703は本トランザクションデータのチェックサム、704は本トランザクションの番号を示す。
図6と図7に示すように、これらのデータフォーマットはデータ部分を持たない前記トランザクションタイプ1のジャーナルログと同じフォーマットである。トランザクションタイプ2のジャーナルログはセカンダリメタデータの更新が完了した時点で、トランザクションタイプ3のジャーナルログは、プライマリメタデータの更新が完了した時点、それぞれ前記ジャーナルログに追記する。
障害回復処理の一例では、前記ジャーナルログに記録された最終ジャーナルログのトランザクションタイプを判定し、最終ログがトランザクションタイプ1の場合、セカンダリメタデータの更新が完了していないと判断し、プライマリメタデータを用いてメタデータを修復する(ロールバックワード)。
最終ログがトランザクションタイプ2の場合は、プライマリメタデータの更新が完了していないと判断し、セカンダリメタデータを用いてメタデータを修復する(ロールフォーワード)。
なお、図3に示す変形例の場合は、前述したように、確保/開放ブロックのエクステント情報408を用いて、同様にスペースビットマップのロールバックワードかロールフォーワードを行う。
次に、図8と図9を用いて、メタデータの更新及びジャーナルログの記録手順、そしてジャーナルログを用いた障害回復手順の詳細について説明する。
まず、図8は、本実施例のメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順を示すフローチャートである。
初めに、アプリケーションからのファイル操作に対して、必要に応じてファイルシステムが管理するキャッシュメモリ上でメタデータの更新処理を行う(ステップ802)
例えば、ファイルを新規作成する操作では、ファイルエントリ用のブロックを確保(スペースビットマップを更新)し、当該ファイルのメタデータを書き込み、当該ファイルを親ディレクトリに登録するために親ディレクトリのメタデータを更新する必要がある。
これらのメタデータの更新が全て完了してから、更新されたメタデータに基づいてタイプ1のトランザクションデータを作成しジャーナルログ領域801に記録する処理を行う(ステップ803)。
タイプ1のトランザクションデータの記録が完了したら、先にセカンダリメタデータ領域の更新処理を行う(ステップ804)。
セカンダリメタデータの更新が完了したら、ジャーナルログ領域801にタイプ2のトランザクションデータを追記する処理を行う(ステップ805)。
次に、プライマリメタデータの更新処理(ステップ806)、タイプ3のトランザクションデータを追記する処理を行う(ステップ807)。
前述のタイプ1のトランザクションデータを記録する処理(ステップ803)からタイプ3のトランザクションデータを記録する処理(ステップ807)は、通常コミット処理と呼ぶ。
コミット処理では、前述した手順の順序通りに行うことで、障害が発生した際に、ジャーナルログの状態を判定し、アプリケーションのファイル操作を完全にロールバックワードまたはロールフォーワードすることが可能となる。
すなわち、障害が発生した際に、最終ログがタイプ1のトランザクションデータの場合、ロールバックワード処理が必要、最終ログがタイプ2のトランザクションデータの場合、ロールフォーワード処理が必要と判断できる。なお、トランザクションログがない場合、あるいは、最終ログがタイプ3のトランザクションデータの場合は、修復する必要がない。
コミット処理は、前述したように、ひとつのファイル操作が完了してからすぐに実行する方法と、性能劣化を最小限に抑えるために、例えば、一定時間間隔で複数のファイル操作が完了してから実行する方法がある。
コミット処理が完了してから、次のトランザクションのために、トランザクション番号をインクリメントする処理を行う(ステップ808)。
図9は、本実施例において、図8に示すメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順を採用した場合における障害回復の手順を示すフローチャートである。
障害回復は、ファイルシステムが初めてボリュームをマウントする際に、ジャーナルログの解析処理(ステップ901)を行い、ステップ901での解析結果、ジャーナルログに有効なデータが存在しない、または最終ログがタイプ3のトランザクションデータかを判定する処理(ステップ902)によって、障害があったかどうかを判断することが可能となる。
言い換えれば、最終ログがタイプ1またはタイプ2のトランザクションデータ(ステップ902でNの場合)であれば、障害があったと判断することが可能となる。障害がなかった場合(ステップ902でY)は、通常のマウント処理(ステップ907)を行う。
障害があった場合は、最終ログがタイプ1またはタイプ2のトランザクションデータの判別処理(ステップ903)を行う。
最終ログがタイプ2のトランザクションデータの場合(ステップ903でN)は、セカンダリメタデータを用いて、プライマリメタデータを修復する処理(ロールフォーワード;ステップ904)を実行する。
最終ログがタイプ1のトランザクションデータの場合(ステップ903でY)は、プライマリメタデータを用いて、セカンダリメタデータを修復する処理(ロールバックワード;ステップ905)を実行する。
前述した修復処理が完了したら、タイプ3のトランザクションデータをジャーナルログに追記する処理(ステップ906)を行い、最後に通常マウント処理(ステップ907)を実行する。
次に、図10と図11を用いて、メタデータの更新及びジャーナルログの記録手順の変形例、そしてジャーナルログを用いた障害回復手順の変形例の詳細について説明する。
まず、図10は、本実施例のメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順の変形例を示すフローチャートである。
図10に示す変形例でも、初めに、アプリケーションからのファイル操作に対して、必要に応じてファイルシステムが管理するキャッシュメモリ上でメタデータの更新処理を行い(ステップ822)、更新されたメタデータに基づいてタイプ1のトランザクションデータを作成しジャーナルログ領域801に記録する処理を行う(ステップ823)。
しかしながら、図10に示す変形例では、タイプ1のトランザクションデータの記録が完了したら、先にプライマリメタデータ領域の更新処理を行う(ステップ824)。
プライマリメタデータの更新が完了したら、ジャーナルログ領域801にタイプ2のトランザクションデータを追記する処理を行う(ステップ825)。
次に、セカンダリメタデータの更新処理(ステップ826)、タイプ3のトランザクションデータを追記する処理を行う(ステップ827)。
コミット処理が完了してから、次のトランザクションのために、トランザクション番号をインクリメントする処理を行う(ステップ828)。
図11は、本発明の実施例のジャーナルログ記録制御方法において、図10に示すメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順を採用した場合における障害回復の手順を示すフローチャートである。
図11に示す例でも、障害回復は、ファイルシステムが初めてボリュームをマウントする際に、ジャーナルログの解析処理(ステップ911)を行い。
また、図11に示す例でも、ステップ911での解析結果、ジャーナルログに有効なデータが存在しない、または最終ログがタイプ3のトランザクションデータかを判定する処理(ステップ912)によって、障害があったかどうかを判断する。
言い換えれば、最終ログがタイプ1またはタイプ2のトランザクションデータ(ステップ912でNの場合)であれば、障害があったと判断することが可能となる。障害がなかった場合(ステップ912でY)は、通常のマウント処理(ステップ917)を行う。
障害があった場合は、最終ログがタイプ1またはタイプ2のトランザクションデータの判別処理(ステップ913)を行う。
しかしながら、図11に示す例では、最終ログがタイプ2のトランザクションデータの場合(ステップ913でN)は、プライマリメタデータを用いて、セカンダリメタデータを修復する処理(ロールフォーワード;ステップ914)を実行する。
逆に、最終ログがタイプ1のトランザクションデータの場合(ステップ913でY)は、セカンダリメタデータを用いて、プライマリメタデータを修復する処理(ロールバックワード;ステップ915)を実行する。
前述した修復処理が完了したら、タイプ3のトランザクションデータをジャーナルログに追記する処理(ステップ916)を行い、最後に通常マウント処理(ステップ917)を実行する。
なお、前述の説明において、ジャーナルログは同じ磁気ディスクではなく、別の磁気ディスク、あるいはフラッシュメモリ等に記録するようにしてもよい。
さらに、ジャーナルログには更新されたメタデータを特定できるブロック番号を記録する代わりにメタデータを特定できるユニークな識別子を用いるようにしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の実施例のファイルシステムのボリュームの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例のメタデータ領域の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例のファイルシステムのボリュームの変形例の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例のトランザクションタイプ1のジャーナルログデータフォーマットを示す図である。 図4に示すトランザクションにて確保あるいは開放したブロックのエクステント情報を示す図である。 本発明の実施例のトランザクションタイプ2のジャーナルログデータフォーマットを示す図である。 本発明の実施例のトランザクションタイプ3のジャーナルログデータフォーマットを示す図である。 本発明の実施例のメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例のジャーナルログ記録制御方法において、図8に示すメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順を採用した場合における障害回復の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例のメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順の変形例を示すフローチャートである。 本発明の実施例のジャーナルログ記録制御方法において、図10に示すメタデータの更新及びジャーナルログの記録手順を採用した場合における障害回復の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100,300 ボリューム全体
101 プライマリメタデータ領域
102 データ領域
103,304 ジャーナルログ領域
104 セカンダリメタデータ領域
200 メタデータ領域
201 スペースビットマップ領域
202 メタデータ
301 スペースビットマップ領域
302 プライマリメタデータ領域
303 データ領域
305 セカンダリメタデータ領域
400 トランザクションタイプ1のジャーナルログデータフォーマット
401,601,701 トランザクション日時
402,602,702 トランザクションタイプ
403,603,703 チェックサム
404,604,704 トランザクション番号
405 更新されたメタデータブロック数
406 確保/開放ブロックのエクステント数
407 更新されたメタデータのブロック番号
408 確保/開放ブロックのエクステント情報
500 確保/開放ブロックのエクステント情報
501 ブロック番号
502 ブロック数
503 ブロック操作種別
600 トランザクションタイプ2のジャーナルログデータフォーマット
700 トランザクションタイプ3のジャーナルログデータフォーマット
801 ジャーナルログ
809 タイプ1のトランザクションデータが記録される状態
810 タイプ2のトランザクションデータが記録される状態
811 タイプ3のトランザクションデータが記録される状態

Claims (6)

  1. プライマリメタデータと、メタデータのバックアップであるセカンダリメタデータと、ジャーナルログとを記録手段に記録し、前記セカンダリメタデータあるいは前記プライマリメタデータをジャーナルログとともに障害回復に利用するジャーナルファイルシステムにおけるジャーナルログ記録制御方法であって、
    前記セカンダリメタデータを先に更新してから前記プライマリメタデータを更新するとともに、前記ジャーナルログには更新されたメタデータを特定できるブロック番号あるいはセクタ番号のみを記録し、
    前記障害回復時に、前記ジャーナルログの状態により、前記プライマリメタデータを用いて前記セカンダリメタデータをファイル操作前の状態に戻す、あるいは、前記セカンダリメタデータを用いて前記プライマリメタデータをファイル操作後の状態に更新することを特徴とするジャーナルログ記録制御方法。
  2. プライマリメタデータと、メタデータのバックアップであるセカンダリメタデータと、ジャーナルログとを記録手段に記録し、前記セカンダリメタデータあるいは前記プライマリメタデータをジャーナルログとともに障害回復に利用するジャーナルファイルシステムにおけるジャーナルログ記録制御方法であって、
    前記プライマリメタデータを先に更新してから前記セカンダリメタデータを更新するとともに、前記ジャーナルログには更新されたメタデータを特定できるブロック番号あるいはセクタ番号のみを記録し、
    前記障害回復時に、前記ジャーナルログの状態により、前記セカンダリメタデータを用いて前記プライマリメタデータをファイル操作前の状態に戻す、あるいは、前記プライマリメタデータを用いて前記セカンダリメタデータをファイル操作後の状態に更新することを特徴とするジャーナルログ記録制御方法。
  3. 前記プライマリメタデータおよび前記セカンダリメタデータに、ブロック使用状態を示すスペースビットマップが含まれない場合、前記スペースビットマップの更新内容を前記ジャーナルログに追記し、前記スペースビットマップの更新内容を用いて前記スペースビットマップを修復することを特徴する請求項1または請求項2に記載のジャーナルログ記録制御方法。
  4. 前記スペースビットマップの更新内容を前記ジャーナルログに記憶する代わりに、更新されたスペースビットマップそのものを前記ジャーナルログに追記することを特徴とする請求項3に記載のジャーナルログ記録制御方法。
  5. 前記ジャーナルログを同じ記録手段ではなく、別の記録手段に記録することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のジャーナルログ記録制御方法。
  6. 前記ブロック番号の代わりにメタデータを特定できるユニークな識別子を用いることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のジャーナルログ記録制御方法。
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