JP5086038B2 - 投資配分装置、投資配分プログラム - Google Patents
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Description
約定が成立した株式について、各ファンドで約定価格と配分株式の適正な組み合わせをVWAP(Volume Weighted Average Price:加重平均値)を基にして決定し、更にファンド間で誤差調整を行って各ファンドに株式を割り振る方法がある(例えば、[特許文献1]参照。)。
また、約定が成立した株式を取引単位株式毎に、約定全体の加重平均と比較しつつプライスソートテーブルを作成し、当該プライスソートテーブルのレコード順に各ファンドに割り振る方法がある(例えば、[特許文献2]参照。)。
注文情報は、株式銘柄毎に、当該株式銘柄に投資する複数のファンド別の注文株数を示す情報である。注文情報は、複数のファンドを運用する運用事業者に設定され保持される。
パターンは、所定の株式銘柄について、当該株式銘柄に投資するファンド毎に配分される複数の出来値及び株数の対応づけを示す。
パターン改善手段は、評価値が適正であるパターンに更新する処理を繰り返し、パターンを適正なパターンに近づける処理である。
評価値は、パターンの適正さを定量的に示す値である。パターンの適正さは、パターンの評価値によって比較することができる。評価値は、出来高に基づく出来値の加重平均と、パターンが示す配分株数に基づくファンド毎の出来値の加重平均との乖離量を用いて算出してもよい。
また、パターン改善手段は、評価値が適正なパターンへの更新を繰り返して最適パターンを得るので、最適パターンを得る作業効率を向上させることができる。また、所定のアルゴリズムで最適パターンを得るのでパターンの品質を均一化することができ、運用事業者の担当者の能力による作成パターンの品質のバラツキを抑えることができる。
これにより、改善手段による候補パターンを更に改善手段で改善するので、迅速にしかも高精度に最適パターンを得ることができる。
これにより、評価値の算出処理や評価値の比較処理を無駄に繰り返すことがないので、最適パターンの算出作業の効率化を図ることができる。
これにより、上記の評価値以外の配分条件を考慮してパターンを最適化し、ファンド毎に株式を配分することができる。
これにより、投資配分装置は、作成すべき明細数(帳票の数)を抑えて帳票作成業務の負担を軽減することができる。
(1−1.全体構成)
最初に、図1を参照しながら、本実施の形態に係る投資配分装置23を含む投資運用システム1の構成について説明する。
図1は、投資運用システム1の構成図である。
尚、出来情報31は、取引所で執行した価格や数量などの売買情報である。約定情報35は、出来情報31に手数料・消費税・精算金額などを加えた情報である。
また、投資売買装置13が出力する約定情報35と、売買情報39は基本的には同じ内容である。
尚、図1では運用事業者3が配分情報33を算出する例を示したが、証券会社5が投資配分装置23を備えて配分情報33を算出するようにしてもよい。
投資配分装置23は、所定の株式銘柄の出来情報31を証券会社5の投資売買装置13から取得し、各ファンドへの株式配分に関する注文情報51と、配分の条件を設定した配分条件情報53に基づいて、配分情報33を算出する。
投資配分装置23は、パターン設定手段41、パターン改善手段42、最適パターン作成手段48、配分情報作成手段49等を有する。パターン改善手段42は、スワップ手段43、評価値算出手段45、パターン更新手段47等を有する。
パターン改善手段42のスワップ手段43は、パターンを、異なるファンド間で出来値を同一株数分(例えば、単位株数分)入れ替えて候補パターンを作成する。入れ替える出来値は乱数等を利用してランダムに選択される。
パターン改善手段42のパターン更新手段47は、候補パターンの評価値が、パターンの評価値と比較して適正であり、配分条件情報53を満たす場合にパターンを候補パターンに更新する。
配分情報作成手段49は、作成された最適パターンに基づいて、複数のファンド毎に複数の出来高及び配分株数を示す配分情報を作成する。尚、パターンが改善されて更新されるごとに配分情報を更新してもよい。
次に、図2を参照しながら投資配分装置23のハードウェア構成について説明する。
図2は、投資配分装置23のハードウェア構成図である。
システムバス315は、各装置間の制御信号、データ信号などの授受を媒介する経路である。
次に、図3から図6を参照しながら、運用事業者3のデータベース11に格納される各種情報の構成について説明する。データベース11には、出来情報31、注文情報51、配分条件情報53、配分情報33等が格納される。
図3は、出来情報31を示す図である。
出来情報31は、所定の株式銘柄の売買が複数の出来値で成立した際の、複数の出来値と、出来値毎の出来高を示す情報である。出来情報31は、株式銘柄の売買の発注先である証券会社5から運用事業者3に提供される。
また、出来情報31は、出来値平均56及び出来高計58を有する。出来高計58は、出来高57の総和として算出される。出来値平均56は、出来高57に基づく出来値55の加重平均であり、各出来値55と出来高57の積の総和を、出来高計58で除して算出される。
図4は、注文情報51を示す図である。
注文情報51は、所定の株式銘柄の注文に関する情報である。注文情報51は、運用事業者3によって作成されて管理される。注文情報51は、投資する複数のファンド毎の注文株数が設定される。
図5は、配分条件情報53を示す図である。
配分条件情報53は、投資配分装置23が株式銘柄を各ファンドに配分する条件を示す情報であり、運用事業者3によって設定される。
配分条件情報53は、探索方法69、乖離許容量71及び明細許容数(全体)75等の項目を有する。
図6は、配分情報33を示す図である。
配分情報33は、所定の株式銘柄を各ファンドに配分するパターンに関する情報である。投資配分装置23は、出来情報31と注文情報51と配分条件情報53に基づいて、配分情報33を作成する。最適パターンに関する配分情報33がデータベース11に格納され、配分情報通知手段25によって証券会社5の投資売買装置13に通知される。配分情報33は、銘柄コード77、売買区分79、ファンド番号81、出来値83、配分株数85、平均単価87、乖離量89、明細数(ファンド毎)93、明細数(全体)95等の項目を有する。
次に、図7を参照しながら、投資配分装置23の全体動作について説明する。
図7は、投資配分装置23の全体動作を示すフローチャートである。
投資配分装置23は、出来情報31と注文情報51とをデータベース11から取得する(ステップ1001)。尚、操作者が出来情報31及び注文情報51を入力して設定してもよい。出来情報31及び注文情報51の設定についての詳細は後述する(図12参照)。
図10は、パターン及びパターンのスワップ処理を示す図である。スワップ処理については後述する。
パターン97は、パターン番号101(P123)、クラス番号103(C1〜C100)、ファンド番号105(F1〜F10)、株数106、出来値107(price(1)〜price(5))を有する。
31の出来高計58と注文情報51の注文株数67の総数とが一致するように割り当てられる。
次に、図8を参照しながら、パターン改善手段42のパターン改善処理Aについて説明する。
図8は、パターン改善処理Aを示すフローチャートである。パターン改善処理Aは、暫定パターンPAtempの改善を行う処理プログラムである。
パターン改善手段42は、繰り返し回数Xを初期化する(X←0)(ステップ2002)。繰り返し回数Xは、暫定パターンPAtempが連続して更新されなかった回数をカウントする変数である。パターン改善手段42は、繰り返し限度回数Xmaxを設定する(ステップ2003)。繰り返し限度回数Xmaxは、例えば、配分条件情報53(図5)として事前に設定してもよい(図示せず。)。
スワップ手段43は、暫定パターンPAtempであるパターン97(パターン番号101「P123」)(図10の(a))からランダムに2つのクラス番号103である「C7」、「C49」を選択する。尚、2つのクラス番号103は、それぞれ、異なるファンド番号105に属するものが選択される。
パターンPの全体の出来値平均(AveragePrice)は、[数1]で算出される。尚、Price(j)はj番目の出来値、Volume(j)はj番目の出来値の出来高(株数)、TotalVolumeは株式銘柄の出来高計(総株数)である。出来値平均(AveragePrice)は、図3の出来値平均56等に相当する。
パターン改善手段42は、繰り返し回数Xを初期化し(X←0)(ステップ2008)、ステップ2004からの処理に戻る。
次に、図9を参照しながら、パターン改善手段42のパターン改善処理Bについて説明する。
図9は、パターン改善処理Bを示すフローチャートである。パターン改善処理Bは、暫定パターンPBtempの改善を行う処理プログラムである。
パターン改善処理Bの処理のうち、前述のパターン改善処理Aで説明した処理と重複する部分については説明を省略する。
次に、図11を参照しながらパターン探索と評価値の推移について説明する。
図11は、パターン改善手段42によるパターン探索と評価値119の関係を示す図である。パターン改善手段42は、パターン改善処理A及びパターン改善処理Bを実行し最適パターンの探索を行う。
横軸はパターン117[P]、縦軸はパターンの評価値119[E(P)]を示す。実線の矢印は、パターン改善処理Aにおけるスワップ処理(図8のステップ2004)を示す、点線の矢印は、パターン改善処理Bにおけるスワップ処理(図9のステップ3004)を示す。
尚、P5は、図8のステップ2005のNO、ステップ2009、ステップ2010の処理がXmax回数分繰り返された結果、ステップ2011によりPAtempとして出力されたものとする(図示せず。)。
パターン改善処理B(図9:ステップ3006〜ステップ3008)により、評価値[E(PB0)]>評価値[E(P5)]であるので、パターンPB0(座標500)はパターンP5(座標505)に更新される(図9:ステップ3006のYES)。
次に、図12〜図14を参照しながら、投資配分装置23の画面表示について説明する。
図12は、出来情報31および注文情報51の入力画面201を示す。
画面201の「配分条件設定」ボタン141が運用処理装置9の操作者によって押下されると、配分条件設定画面202が表示される。
配分条件設定画面202は、株式銘柄の配分条件情報53を設定する画面である。運用処理装置9の操作者は、配分条件設定画面202から、探索方法143、ファンド毎の乖離許容量145、明細許容数(全体)149等を設定する。
配分条件設定画面202の「配分処理実行」ボタン151が運用処理装置9の操作者によって押下されると、株式銘柄の各ファンドへの配分処理が実行される。
配分情報画面203は、株式銘柄の各ファンドへの配分処理実行後の配分情報33を表示する画面である。配分情報画面203には、株式銘柄の銘柄コード153、ファンド番号155毎の出来値・配分株数157、明細数159が表示される。また、ファンド番号161毎の平均単価163と、乖離量165が表示される。また、株式銘柄全体の出来値平均169、出来高計167、明細数(全体)175が表示される。
配分情報画面203の「OK」ボタン177が運用処理装置9の操作者によって押下されると、投資配分装置23は、作成した配分情報33を確定しデータベース11に格納する。尚、操作者は、再度配分処理実行の指示を行ってもよい。
以上の過程を経て、投資配分装置23は、売買の成立した所定の株式銘柄について複数の出来値毎に出来高を示す出来情報を取得する。また、ファンド毎に当該株式銘柄の注文株数を示す注文情報を取得する。投資配分装置23は、ファンド毎に出来値及び配分株数を対応づけてパターンを設定し、入力されたパターンを改善して出力するパターン改善手段42によってパターンの改善を繰り返して最適パターンを作成する。投資配分装置23は、最適パターンに基づいて、ファンド毎に出来値83及び配分株数85を示す配分情報33を作成する。
また、本実施の形態による投資配分装置23のスワップ手段43では、2つのファンド間で出来値をスワップするとしたが、3つ以上のファンド間で出来値を入れ替えるようにしてもよい。
また、図5では配分条件情報53の乖離許容量71を、±2.0のように正方向と負方向に同一量の設定をしたが、正方向への乖離許容量と、負方向への乖離許容量とを別々に設定してもよい。
このように、投資配分装置23は、売買の成立した株式銘柄を、人手を介さず、所定のアルゴリズムに従って各ファンドに配分するパターンを作成するので、効率的に公平に配分処理を行うことができる。またパターンの品質を均一化し、担当者の能力や経験による作成パターンの品質のバラツキを抑えることができる。
また、投資配分装置23によるパターン改善手段42は、ランダムに出来値を同一株数分(例えば、単位株数分)入れ替えるスワップ処理や比較処理等の簡単な処理を繰り返すので、装置の処理負荷を軽減することができる。
また、投資配分装置23は、評価値以外に配分条件を設定してパターンを最適化するので、配分条件として操作者の意向を反映させることができる。
3………運用事業者
5………証券会社
7………資金管理事業者
9………運用処理装置
11、15………データベース
13………投資売買装置
17………資金管理装置
19………投資発注手段
21………出来情報処理手段
23………投資配分装置
25………配分情報通知手段
27………約定情報処理手段
29………運用指図情報通知手段
30………発注情報
31、123………出来情報
33………配分情報
35………約定情報
37………運用指図情報
39………売買情報
41………パターン設定手段
42………パターン改善手段
43………スワップ手段
45………評価値算出手段
47………パターン更新手段
48………最適パターン作成手段
49………配分情報作成手段
51、125………注文情報
53………配分条件情報
55、83、107、129………出来値
56、133、169………出来値平均
57、127………出来高
58、131、167………出来高計
59、77、121、153………銘柄コード
61………単位株数
63、79………売買区分
65、81、105、135、155、161………ファンド番号
67、137………注文株数
69、143………探索方法
71、145………乖離許容量
75、149………明細許容数(全体)
85………配分株数
87、163………平均単価
89、165………乖離量
93、159………明細数(ファンド毎)
95、175………明細数(全体)
97、99、117………パターン
103………クラス番号
119………評価値
141、151、177………ボタン
157………出来値・配分株数
201………入力画面
202………配分条件設定画面
203………配分情報画面
301………CPU
303………メモリ
305………記憶部
307………表示部
500〜510………座標点
Claims (2)
- 複数の出来値で約定した所定株式を前記所定株式に投資する複数のファンドに配分する投資配分装置であって、
約定した前記所定株式の前記複数の出来値毎に出来高を示す出来情報を取得する出来情報取得手段と、
前記所定株式の売買単位である単位株数と、前記複数のファンド毎の前記所定株式の注文株数であって、当該注文株数の総和が前記出来情報の前記出来高の総和に一致するものと、を示す注文情報を取得する注文情報取得手段と、
前記所定株式についての、前記複数のファンド毎の乖離許容量を少なくとも含む配分条件情報を取得する配分条件情報取得手段と、
前記ファンド毎に1つまたは複数の出来値及び配分株数を対応付けたパターンであって、前記注文情報の前記注文株数の総和を、前記単位株数で除した数の行数を含み、前記ファンド毎に前記注文情報の前記注文株数を前記単位株数で除した数の行数だけ割り当て、各行の配分株数に単位株数を割り当て、各行の前記出来値に前記出来情報の前記出来値を出来高分だけランダムに割り当てるパターンを設定するパターン設定手段と、
入力された前記パターンを改善して出力するパターン改善手段と、
前記パターン改善手段によって出力される前記パターンを最適パターンとする最適パターン作成手段と、
前記最適パターンに基づいて、前記ファンド毎に前記1つまたは複数の出来値及び配分株数を示す配分情報を作成する配分情報作成手段と、
を具備し、
前記パターン改善手段は、
前記パターンに対して、ランダムに、異なるファンド間で前記出来値を同一株数分入れ替えるスワップ処理を行って候補パターンを作成するスワップ手段と、
出来値平均を、前記出来情報における前記出来高に基づく前記出来値の加重平均として算出し、前記パターンにおける各ファンドの平均単価を、当該ファンドの前記配分株数に基づく当該ファンドの前記出来値の加重平均として算出し、前記パターンの評価値を、各ファンドの平均単価と前記出来値平均とに基づいて算出することによって、前記パターンの前記評価値と、前記候補パターンの前記評価値とを算出し、当該候補パターンの前記評価値が小さいか否かを判断する評価値算出手段と、
前記候補パターンにおける、前記各ファンドの平均単価と前記出来値平均との前記乖離量が、前記配分条件情報の当該ファンドの乖離許容量を満たす場合には、前記パターンを前記候補パターンに更新するパターン更新手段と、を備え、
前記スワップ手段によって、前記候補パターンを作成し、前記評価値算出手段によって、前記パターンの前記評価値より前記候補パターンの前記評価値の方が小さいと判断された場合であって、パターン更新手段によって、前記候補パターンが前記配分条件情報を満たすときは、前記パターンを更新するという処理を、前記パターンが更新されなかった回数が第1の所定回数になるまで行うパターン改善処理Aと、
前記パターン改善処理Aにより更新された前記パターンから、前記スワップ手段によって、前記候補パターンを作成し、前記パターン改善処理Aによって、当該候補パターンを改善し、前記評価値算出手段によって、前記パターンの前記評価値より前記候補パターンの前記評価値の方が小さいと判断された場合であって、パターン更新手段によって、前記候補パターンが前記配分条件情報を満たすときは、前記パターンを更新するという処理を、前記パターンが更新されなかった回数が第2の所定回数になるまで、行うパターン改善処理Bと、を行う
ことを特徴とする投資配分装置。 - 複数の出来値で約定した所定株式を前記所定株式に投資する複数のファンドに配分する投資配分プログラムであって、コンピュータに、
約定した前記所定株式の前記複数の出来値毎に出来高を示す出来情報を取得する出来情報取得ステップと、
前記所定株式の売買単位である単位株数と、前記複数のファンド毎の前記所定株式の注文株数であって、当該注文株数の総和が前記出来情報の前記出来高の総和に一致するものと、を示す注文情報を取得する注文情報取得ステップと、
前記所定株式についての、前記複数のファンド毎の乖離許容量を少なくとも含む配分条件情報を取得する配分条件情報取得ステップと、
前記ファンド毎に1つまたは複数の出来値及び配分株数を対応付けたパターンであって、前記注文情報の前記注文株数の総和を、前記単位株数で除した数の行数を含み、前記ファンド毎に前記注文情報の前記注文株数を前記単位株数で除した数の行数だけ割り当て、各行の配分株数に単位株数を割り当て、各行の前記出来値に前記出来情報の前記出来値を出来高分だけランダムに割り当てるパターンを設定するパターン設定ステップと、
入力された前記パターンを改善して出力するパターン改善ステップと、
前記パターン改善ステップによって出力される前記パターンを最適パターンとする最適パターン作成ステップと、
前記最適パターンに基づいて、前記ファンド毎に前記1つまたは複数の出来値及び配分株数を示す配分情報を作成する配分情報作成ステップと、
を実行させ、
前記パターン改善ステップは、
前記パターンに対して、ランダムに、異なるファンド間で前記出来値を同一株数分入れ替えるスワップ処理を行って候補パターンを作成するスワップステップと、
出来値平均を、前記出来情報における前記出来高に基づく前記出来値の加重平均として算出し、前記パターンにおける各ファンドの平均単価を、当該ファンドの前記配分株数に基づく当該ファンドの前記出来値の加重平均として算出し、前記パターンの評価値を、各ファンドの平均単価と前記出来値平均とに基づいて算出することによって、前記パターンの前記評価値と、前記候補パターンの前記評価値とを算出し、当該候補パターンの前記評価値が小さいか否かを判断する評価値算出ステップと、
前記候補パターンにおける、前記各ファンドの平均単価と前記出来値平均との前記乖離量が、前記配分条件情報の当該ファンドの乖離許容量を満たす場合には、前記パターンを前記候補パターンに更新するパターン更新ステップと、を含み、
前記スワップステップによって、前記候補パターンを作成し、前記評価値算出ステップによって、前記パターンの前記評価値より前記候補パターンの前記評価値の方が小さいと判断された場合であって、パターン更新ステップによって、前記候補パターンが前記配分条件情報を満たすときは、前記パターンを更新するという処理を、前記パターンが更新されなかった回数が第1の所定回数になるまで行うパターン改善処理Aと、
前記パターン改善処理Aにより更新された前記パターンから、前記スワップステップによって、前記候補パターンを作成し、前記パターン改善処理Aによって、当該候補パターンを改善し、前記評価値算出ステップによって、前記パターンの前記評価値より前記候補パターンの前記評価値の方が小さいと判断された場合であって、パターン更新ステップによって、前記候補パターンが前記配分条件情報を満たすときは、前記パターンを更新するという処理を、前記パターンが更新されなかった回数が第2の所定回数になるまで、行うパターン改善処理Bと、を実行する
ことを特徴とする投資配分プログラム。
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