JP5055584B2 - ヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイ装置に関する。
ユーザの眼前で画像を表示する装置として、ヘッドマウントディスプレイ装置が従来から使用されている。
従来のヘッドマウントディスプレイ装置では、ディスプレイを先端に取り付けたアームが、ユーザの頭部に装着する頭部装着帯に対して回動自在に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−80679号公報
しかしながら、従来のヘッドマウントディスプレイ装置は、表示部が頭部装着帯に対して回動自在にされているため、鞄等に入れて持ち運ぶ際にも表示部が動いてしまい、携帯性がよくないばかりか、表示部の表示面を傷つけてしまうこともある。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなされたもので、頭部装着帯に対して回動自在にされた表示部の回動を拘束することができる技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための請求項1に係る発明のヘッドマウントディスプレイ装置は、頭部に装着可能な頭部装着帯と、前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を係止する係止手段と、を備え、前記係止手段は、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部と前記頭部装着帯との間隔が狭くなる方向に前記表示部を移動させることにより前記表示部の回動を係止する手段であることを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、頭部に装着可能な頭部装着帯と、前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、前記頭部装着帯の少なくとも一端に設けられたスピーカと、前記スピーカに設けられ、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を拘束する拘束部と、を備えることを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、頭部に装着可能な頭部装着帯と、前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、一方の端部に前記表示部が取り付けられ、他方の端部が前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられたアーム部と、前記頭部装着帯に設けられ、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を拘束する拘束部と、を備え、前記拘束部は、前記アーム部が回動する軌道において前記アーム部の一部を嵌め込む嵌め込み部を備えることを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、頭部に装着可能な頭部装着帯と、前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、一方の端部に前記表示部が取り付けられ、他方の端部が前記頭部装着帯に対して回動可能、かつ、該表示部と該頭部装着帯との距離が変位可能に設けられたアーム部と、前記頭部装着帯に設けられ、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を拘束する拘束部と、を備え、前記表示部を前記頭部装着帯に対して回動させて、該表示部と該頭部装着帯とが対向する位置において、前記表示部を前記頭部装着帯に近づけることにより、前記表示部の回動が前記拘束部に拘束されることを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、頭部装着帯と、前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、を備え、前記頭部装着帯は少なくとも前記表示部の一部を収納する収納部を有することを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、請求項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記収納部は、前記表示部の回動を拘束するための拘束部を形成することを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、請求項5又は6に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記収納部は、少なくとも相対向する二つの面を有しており、該二つの面の間に前記表示部を収納することができるようにしたことを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、請求項5乃至7の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記頭部装着帯は、少なくとも二つの部材を並べて配置することにより形成されており、前記収納部は、前記二つの部材の間に位置することを特徴とする。
請求項に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、請求項3乃至8の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記頭部装着帯には、前記表示部に表示する画像を処理する回路が設けられていることを特徴とする。
請求項10に係るヘッドマウントディスプレイ装置は、請求項3乃至9の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、前記頭部装着帯には、一対のスピーカが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、表示部がユーザの頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、表示部の回動を係止する係止手段が設けられているため、この表示部の回動を拘束することができる。
第一の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置100の斜視図。 図1のX−X’線における矢示方向から見た縦断面図。 図1のY−Y’線における矢示方向から見た横断面図。 図1のZ−Z’線における縦断面図。 表示部160、表示回路部130及びコントローラ180の概略図。 拘束部170の取付位置の変更例を表す正面図。 変形例に係る拘束部270の斜視図。 第二の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置300の斜視図。 表示部360、表示回路部330及びコントローラ380の概略図 変形例に係る頭部装着帯410及び拘束部470の斜視図。 変形例に係る頭部装着帯510及び拘束部570の斜視図。 第三の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置600の斜視図。 表示部360、表示回路部630及びコントローラ380の概略図。 第四の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置700の斜視図。 図14において表示部160が頭部装着帯710と対向する位置にある場合のU−U’線における矢示方向から見た横断面図。 第五の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置900の斜視図。 図16のA方向から見た矢示図である。 図16のB−B’線における矢示方向から見た横断面図である。 図16のC−C’線における矢示方向から見た縦断面図である。
符号の説明
100、300、600、700、900:ヘッドマウントディスプレイ装置、110、310、410、510、610、710、910:頭部装着帯、120、720、920:スピーカ、130、330、630:表示回路部、160、360:表示部、170、270、370、470、570、670:拘束部
図1は、本発明の第一の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置100の斜視図である。
図示するようにヘッドマウントディスプレイ装置100は、頭部装着帯110と、スピーカ120A、120Bと、表示回路部130と、支持部140と、アーム部150と、表示部160と、拘束部170と、コントローラ180と、を備えている。
図示するように、本実施形態における頭部装着帯110は、一方向を長手方向とする帯状の部材により形成されており、ユーザの頭部の形状に沿って、その長手方向において湾曲した形状に形成されている。
ここで、本実施形態においては、頭部装着帯110の長手方向の両端にスピーカ120A、120Bが設けられている。
そして、本実施形態における頭部装着帯110は、所定の弾性を有する材質で形成し、頭部装着帯110の長手方向における両端に形成されているスピーカ120A、120Bの間の間隔をユーザの頭部の幅よりも小さくすることにより、ユーザの頭部に装着した際に、頭部装着帯110の両端に設けられているスピーカ120A、120Bがユーザの頭部の内側の方向に付勢されて、ヘッドマウントディスプレイ装置100をユーザの頭部に固定的に装着することができるようにしている。
また、本実施形態における頭部装着帯110は、図5(表示部160、表示回路部130及びコントローラ180の概略図)に示されているように、表示回路部130からスピーカ120A、120Bに音声信号を供給する音声信号線S2が備えられている。
スピーカ120A、120Bは、ユーザの両方の耳にあてがわれて使用されるいわゆるヘッドホン用のスピーカであり、従来から使用されているものを使用すればよいため、説明を省略する。
ここで、図1では、向かって右側のスピーカ120Aが左耳用のスピーカで、向かって左側のスピーカ120Bが右耳用のスピーカとなっているが、これらのスピーカ120A、120Bの左耳用又は右耳用の別については、後述するコントローラ180の操作部183でユーザが所定の指示を入力することにより変更することができるようにされている。
また、本実施形態においては、図1の向かって右側のスピーカ120Aの筐体121内には、表示回路部130が組み込まれている。
表示回路部130は、図5に示されているように、表示デバイス161に画像信号を送る表示処理部131と、表示処理部131及び表示デバイス161に電力を供給する電源回路132と、ケーブル190を接続するためのケーブルコネクタ133と、が設けられている。
ケーブルコネクタ133は、後述するコントローラ180と、電力線P1、画像信号線I1、制御信号線C1及び音声信号線S1で接続されており、電力線P1から供給される電力は電源回路132に、画像信号線I1から供給される画像信号及び制御信号線C1から供給される制御信号は表示処理部131に、音声信号線S1から供給される音声信号はスピーカ120A、120Bにそれぞれ送られる。
また、本実施形態においては、図1の向かって右側のスピーカ120Aの筐体121に、支持部140が回動自在に連結されている。
すなわち、図2(図1のX−X’線における矢示方向から見た縦断面図)に示されているように、支持部140には円柱状の軸部材141が設けられており、その軸部材141をスピーカ120Aの筐体121に設けられている円柱状の貫通孔122に挿入することで、回動自在に連結している。
なお、軸部材141の先端には、スピーカ120Aの筐体121内においてフランジ142を設けることにより、支持部140は筐体121から外れないようにされている。
ここで、貫通孔122と軸部材141との間に所定のフリクショントルクが発生するように、貫通孔122の内径と軸部材141の外径とを適宜設計することが望ましい。また、貫通孔122と軸部材141との間に所定のフリクショントルクが発生するように、これらの間に摩擦部材を挟み込むことも可能である。
支持部140には、アーム部150が摺動自在に連結されている。
例えば、図2に示されているように、支持部140には、円柱状の貫通孔143が設けられており、この貫通孔143に円柱状のアーム部150を通すことにより、支持部140とアーム部150とを摺動自在に連結することができる。
なお、貫通孔143とアーム部150との間には所定のフリクショントルクが発生するように、貫通孔143の内径とアーム部150の外径とを適宜設計することが望ましい。また、貫通孔143とアーム部150との間には所定のフリクショントルクが発生するように、これらの間に摩擦部材を挟み込むことも可能である。
なお、支持部140とアーム部150の摺動方向は、アーム部150の先端に取り付けられている表示部160と頭部装着帯110との間の間隔を変位させることができる方向とする。本実施形態では、支持部140の軸部材141の軸線とほぼ垂直方向が摺動方向となるようにすることで、表示部160と頭部装着帯110との間の間隔を変位させることができるようにしている。
また、アーム部150は、頭部装着帯110をユーザの頭部に装着した際に、アーム部150の先端に取り付けられている表示部160が、ユーザの眼前に位置するように、その長手方向において湾曲している。
なお、図5に示されているように、アーム部150には、電源回路132から表示デバイス161に電力を供給するための電力線P3と、表示処理部131から表示デバイス161に画像信号を供給するための画像信号線I3と、が設けられている。
表示部160は、アーム部150の先端に回動自在に連結されている。
例えば、図3(図1のY−Y’線における矢示方向から見た横断面図)に示されているように、表示部160のアーム部150との連結部分には、円柱状の貫通孔161が設けられており、この貫通孔161にアーム部150の先端に設けられている円柱状の軸部材151を挿入することで、表示部160とアーム部150とを回動自在に連結している。
また、軸部材151の軸線は、アーム部150の長手方向となるようにすることで、ヘッドマウントディスプレイ装置100をユーザの頭部に装着した際に、表示部160を上下方向に回動させることができるようにしている。
本実施形態における表示部160は、図5に示されているように、表示処理部131から供給される画像信号に基づいて画像を表示する表示デバイス161と、表示デバイス161で表示された画像の放射方向を変える光学系162と、を有している。
拘束部170は、ヘッドマウントディスプレイ装置100をユーザの頭部に装着した際に、頭部装着帯110の外側に形成されている。すなわち、頭部装着帯110の湾曲面の外側に形成されている。
ここで、本実施形態における拘束部170は、図4(図1のZ−Z’線における矢示方向から見た縦断面図)に示されているように、頭部装着帯110に取り付ける土台部171と、土台部171から頭部装着帯110の外側に延びる支柱部172と、支柱部172の先端に形成された嵌め込み部173と、を備えている。
土台部171は、拘束部170を頭部装着帯110に取り付けるための土台として使用される部分であって、この土台部171と頭部装着帯110との取り付け方法は、接着、溶接等公知の方法を採用すればよく、また、これらを一体的に成形することも可能である。
支柱部172は、土台部171と嵌め込み部173との間に所定の間隔を空けるためのスペーサとして機能するものであり必ずしも設ける必要はない。
嵌め込み部173は、図4に示されているように、土台171から支柱部172が延びる方向の側方に、アーム部150が回動する軌道に向かって開口する二つの凹部174を備える。
ここで、凹部174は、その内部の空間にアーム部150を挿入することができる大きさ、形状を備えているが、その開口部の最短間隔Sは、アーム部150の径よりも小さくなるようにされている。
そして、少なくともこの嵌め込み部173を所定の弾性を有する材質で形成することにより、この凹部174の開口部を弾性変形させて、凹部174の内部にアーム部150を挿入することができるようにされており、また、凹部174の内部からアーム部150を取り出す際にもこの凹部174の開口部を弾性変形させる。
このように、アーム部150を嵌め込む凹部174の開口部の最短間隔Sをアーム部150の径よりも小さくなるように形成しておくことにより、凹部174の内部に挿入されたアーム部150が容易に外れてしまうことを防止している。
なお、凹部174の内面がアーム部150に密着するようにすることで、凹部174の内部に挿入されたアーム部150の動きを制限することが望ましい。
なお、これらの凹部174が二つ設けられているのは、拘束部170に対していずれの方向からもアーム部150を嵌め込むことができるようにするためである。
コントローラ180は、スピーカ120Aの筐体121内に配置されている表示回路部130とケーブル190を介して接続されており、スピーカ120A、120B及び表示部160の制御を行う。
本実施形態におけるコントローラ180は、図5に示されているように、外部からの画像信号を受信する画像信号受信端181と、外部からの音声信号を受信する音声信号受信端182と、ユーザが所定の指示を入力するための操作部183と、画像信号や音声信号を記憶しておく記憶部184と、音声信号を増幅するアンプ185と、操作部183を介して入力された指示に従って各部に制御信号を生成する制御部186と、主電源回路187と、を備える。
以上のように構成される本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置100は、以下のようにして使用される。
まず、ヘッドマウントディスプレイ装置100を持ち運ぶ際には、アーム部150を支持部140の軸部材141を軸として回動させて、アーム部150を頭部装着帯110に形成されている拘束部170の凹部174に嵌め込むことにより固定する。
ヘッドマウントディスプレイ装置100で画像や音声を視聴する場合には、頭部装着帯110を、スピーカ120A、120Bがユーザの耳にあてがわれるようにユーザの頭部に装着する。
そして、頭部装着帯110に形成されている拘束部170の凹部174からアーム部150を外して、表示部160がユーザの眼前に位置するようにアーム部150を回動させて調節する。
また、表示部160自体もアーム部150に対して回動自在にされているため、表示部160を上下方向に回動させて、表示部160から出力される画像が見やすい角度となるよう調節する。
そして、コントローラ180の操作部183を介して、画像や音声の再生指示をユーザが入力することにより、コントローラ180の画像信号受信端181及び音声信号受信端182から受信した画像や音声が表示部160及びスピーカ120A、120Bを介して視聴される。
なお、図1においては、表示部160をユーザの左目の眼前に配置し、スピーカ120Aが左耳にあてがわれるようにし、スピーカ120Bが右耳にあてがわれるようにしているが、例えば、表示部160をアーム部150とともに支持部140においてほぼ180度回動させることで、表示部160をユーザの右目の眼前に配置し、スピーカ120Aが右耳にあてがわれるようにし、スピーカ120Bが左耳にあてがわれるようにすることも可能である。このような場合には、表示部160に表示する画像の上下と、スピーカ120A、120Bに送る音声信号の左右と、を反転させる必要があるが、本実施形態においては、このような反転指示をユーザがコントローラ180の操作部183に入力することで、制御部186が画像信号の上下と音声信号の左右を反転させる。
また、ヘッドマウントディスプレイ装置100での画像や音声の視聴を中止する場合には、表示部160をアーム部150とともに回動させて頭部装着帯110に形成されている嵌め込み部170の凹部174にアーム部150を嵌め込むことにより、表示部160がユーザの眼前から外れた位置で固定的に保持されるため、この表示部160がユーザの視界を遮ることがなくなる。
さらに、ヘッドマウントディスプレイ装置100での画像や音声の視聴を終了する場合には、頭部装着帯110をユーザの頭部から外し、表示部160をアーム部150とともに回動させて頭部装着帯110に形成されている拘束部170の凹部174にアーム部150を嵌み込むことで、表示部160とアーム部150とが支持部140において自在に回動してしまうことを抑制することができる。
このように、表示部160とアーム部150が自在に回動してしまうことを抑制できるため、鞄等にヘッドマウントディスプレイ装置100を収納した場合でも、鞄等の中で表示部160及びアーム部150が自在に回動してしまうことがなくなり、携帯性が高まるとともに、表示部160が傷ついたり破損したりすることを防止できる。
以上に記載した実施形態においては、拘束部170を頭部装着帯110に設けたが、このような態様に限定されず、例えば、図6に示されているように、拘束部170をスピーカ120Aに設けることも可能である。
このような場合にも、拘束部170の嵌め込み部173が、アーム部150の回動する軌道上に位置するようにすることで、アーム部150を固定的に保持することができるようになる。
次に、本実施形態における拘束部170の変形例について、図7を用いて説明する。
図7に示すように、この変形例に係る拘束部270は、底面271と、底面271の周縁から延びる三つの側面272A、272B、272Cと、三つの側面272A、272B、272Cの上端に接続された上面273と、からなる収納部を備えており、この収納部の底面271において頭部装着帯110に連結されている。
なお、底面271からは、三つの側面272A、272B、272Cが形成されており、表示部160の回動軌道に対向する一面には、側面を設けていない。このように、表示部160の回動軌道に対向する一面を開口させておくことにより、これらの底面271、側面272A、272B、272C及び上面273により囲まれる空間内に、この開口された一面から表示部160を収納することができるようにしている。
また、これらの底面271、側面272A、272B、272C及び上面273により囲まれる空間の大きさ、形状については、この空間内に表示部160を収納することができる範囲で適宜設計すればよい。
ここで、これらの底面271、側面272A、272B、272C及び上面273により囲まれる空間内に表示部160を収納する向きについては、表示部160の回動軌道に対向する側面272Cに表示部160の画像を表示する面が対向するようにすることが望ましい。
また、三つの側面272A、272B、272Cであって、アーム部150が接続されているスピーカ120Aに隣接した位置にある側面272Aには、アーム部150が回動する軌道に向かって開口する凹部274が設けられている。
ここで、凹部274は、その内部の空間にアーム部150を挿入することができる大きさ、形状を備えており、この凹部274の開口部の最短の間隔Tは、アーム部150の径よりも小さくなるように形成されている。
そして、少なくともこの凹部274が設けられている側面272Aを所定の弾性を有する材質により形成することで、この開口部を弾性変形させることにより、凹部274の内部にアーム部を挿入することができるようにされており、また、凹部274の内部からアーム部150を取り出す際にもこの開口部を弾性変形させる。
このように、アーム部150を嵌め込む凹部274の開口部の最短間隔Tをアーム部150の径よりも小さくなるように形成することにより、凹部274の内部に挿入されたアーム部150が容易に外れてしまうことを防止している。
なお、凹部274の内面がアーム部150に密着するようにすることで、凹部274の内部に挿入されたアーム部150の動きを制限するようにすることが望ましい。
このように、本変形例に係る拘束部270では、表示部160を拘束部270の内部に収納し、この拘束部270により表示部160をカバーすることができるため、ヘッドマウントディスプレイ装置100を持ち運ぶ際に、表示部160が傷ついたり、破損したりしてしまうことを防止できる。
図8は、本発明の第二の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置300の斜視図である。
図示するように本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置300は、頭部装着帯310と、スピーカ120A、120Bと、表示回路部330と、支持部140と、アーム部350と、表示部360と、拘束部370と、コントローラ380と、を備えており、第一の実施形態と比較して頭部装着帯310、表示回路部330、アーム部350、表示部360、拘束部370及びコントローラ380が異なっているため、以下これら異なっている点に関連する事項について説明する。
図示するように、本実施形態における頭部装着帯310には、第一の実施形態とは異なり、表示回路部330が設けられている。
頭部装着帯310に表示回路部330を設ける位置については、任意の位置を選択可能であるが、配線が短くてすむため、アーム部350が連結された支持部140が設けられているスピーカ120Aに近接した位置に設けるのが望ましい。
本実施形態に係る表示回路部330における表示処理部331は、第一の実施形態で行う処理に加えて、表示部360に設けられているセンサ363からの信号を受信し、コントローラ380に送信する処理を行う。このため、図9(表示部360、表示回路部330及びコントローラ380の概略図)に示されているように、本実施形態におけるアーム部350にはセンサ363からの信号を表示処理部331に送るための制御信号線C3が設けられている。
本実施形態に係る表示部360は、図9に示されているように、第一の実施形態とは異なり、センサ363を有している。
センサ363は、表示部360の上下の位置を検出することができるものであればどのようなものであってもよいが、本実施形態では重力センサを使用している。
センサ363で検出された検出信号は表示回路部330の表示処理部331に送られ、表示処理部331からコントローラ380の制御部386に送られる。
本実施形態に係る拘束部370は、表示部360の回動軌道に対向する二つの側壁371A、371Bにより構成されている。すなわち、これらの側壁371A、371Bは、頭部装着帯310の長手方向にほぼ平行となるように並べて設置されており、これらの間に表示部360を挟み込むことができるようにしている。
ここで、これらの側壁371A、371Bは、所定の弾性を有する材料により形成し、これらの間の間隔を表示部360の幅よりもわずかに小さくなるように形成することが望ましい。このようにすることで、これらの側壁371A、371Bを弾性変形させてこれらの間に表示部360を挟み込んだ際に、これらの側壁371A、371Bの付勢力により表示部360が固定的に保持されるようになる。
なお、表示部360をこれらの側壁371A、371Bに挟み込む向きについては、表示部360の画像の表示面が頭部装着帯310に対向するようにすることが望ましい。このような向きに表示部360を挟み込むことにより、表示部360の画像の表示面が頭部装着帯310でカバーされるため、画像を表示する面が傷ついてしまうことを防止することができる。
ここで、表示部360を側壁371A、371Bに挟み込む場合には、まず、アーム部350を支持部140において回動させて、表示部360がこれらの側壁371A、371Bの間に位置するようにし、そのような位置において、アーム部350を支持部140に対して摺動させて表示部360を頭部装着帯310の方向に変位させればよい。
本実施形態におけるコントローラ380における制御部386は、表示部360のセンサ363から得られる信号を受けて、表示部360の上下方向を特定し、この上下方向に対応させて、表示部360に送る画像信号を制御する。また、この表示部360に送る画像信号の上下方向に連動させて、スピーカ120A、120Bに送る音声信号の左右についても制御を行う。
例えば、図8に示されているように、表示部360をユーザの左目の眼前に配した場合には、スピーカ120Aが左耳にあてがわれ、スピーカ120Bが右耳にあてがわれるため、それぞれのスピーカ120A、120Bにそれぞれの耳用の音声信号を送るように制御する。
一方、表示部360をアーム部350とともに支持部140においてほぼ180度回動させた場合、表示部360がユーザの右目の眼前に配され、表示部360で表示する画像は上下反転する。このとき、スピーカ120Aは右耳にあてがわれ、スピーカ120Bは左耳にあてがわれるため、スピーカ120A、120Bに送る音声信号の左右も反転する。
以上のように、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置300によれば、第一の実施形態と同様の効果を奏するほか、頭部装着帯310に表示回路部330が設けられているため、左右のスピーカ120A、120Bの形状をほぼ同様の形状にすることができ、美観に優れるばかりでなく、音響的にも左右で対称の特性を得ることができる。
また、頭部装着帯310に拘束部370を設ける関係で頭部装着帯310は相対的に幅が広くなるため、この頭部装着帯310に表示回路部330を設けることにより、幅が広くなった頭部装着帯310を有効に活用することができる。
次に、本実施形態における頭部装着帯310及び拘束部370の変形例について、図10及び図11を用いて説明する。
図10は、本実施形態における変形例に係る頭部装着帯410及び拘束部470の斜視図である。
この変形例では、拘束部470として頭部装着帯410に表示部360を嵌め込むための凹部を形成し、この凹部の壁体471A、471B、471C内に表示部360を収納することで、第二の実施形態と同様に表示部360を固定的に保持することができるようにしている。
なお、所定の弾性を有する材料で頭部装着帯410を形成し、少なくとも壁体471A、471Bの間の間隔を表示部360の幅よりもわずかに小さくなるように形成することで、これらの間に表示部360を挟み込み、この表示部360を固定的に保持することができるようになる。
また、これらの壁体471A、471B、471Cにより形成される凹部の深さについては、表示部360を嵌め込んだ際に、表示部360の高さとこれらの壁体471A、471B、471Cの深さとが同じになるようにすることが望ましい。すなわち、頭部装着帯410の外側の表面と表示部360の表面とが同じ平面を形成し、これらの間に段差が生じないようにすることが望ましい。
本変形例のように、頭部装着帯410に表示部360を嵌め込むための凹部を形成することで、頭部装着帯410に表示部360を嵌め込んだ際に、頭部装着帯410から表示部360が突出しないようにすることができ、表示部360が傷ついてしまうことを防止できるほか、省スペースで持ち運びに便利であり、かつ、美観に優れる。
図11は、本実施形態における変形例に係る頭部装着帯510及び拘束部570の斜視図である。
この変形例では、頭部装着帯510を形成する第一の部材510Aと第二の部材510Bを相互にほぼ平行となるように並べて配置し、並べられたこれらの部材510A、510Bの間に拘束部570を配置している。
ここで、本変形例における拘束部570は、底面571と、底面571の周縁から延びる四つの側面572A、572B、572C、572Dと、からなる収納部により形成されており、これらの底面571及び側面572A、572B、572C、572Dにより囲まれる空間内に表示部360を収納することができるようにしている。
また、これらの底面571及び側面572A、572B、572C、572Dにより囲まれる空間の大きさ、形状については、この空間内に表示部360を収納することができる範囲で適宜設計すればよい。
ここで、これらの底面571及び側面572A、572B、572C、572Dにより囲まれる空間内に表示部360を収納する向きについては、底面571に表示部360の画像を表示する面が対向するようにすることが望ましい。
また、四つの側面572A、572B、572C、572Dのうち、アーム部350が連結された支持部140が接続されているスピーカ120Aに隣接した位置にある側面572Aには、側面572Aの上端に向かって開口する凹部574を備える。
ここで、凹部574は、その内部の空間にアーム部350を嵌め込むことができる大きさ、形状を備える。すなわち、凹部574の幅を、アーム部350の径とほぼ同じになるように形成することで、この凹部574にアーム部350を嵌め込んだ際に、凹部574とアーム部350とが接触し、これらの間の摩擦力でこの凹部574にアーム部350を固定的に保持することができるようにする。
このように、アーム部350の径と凹部574の幅とをほぼ同じとなるように形成し、これらの間に摩擦が生ずるようにすることで、凹部574に嵌め込まれたアーム部350が容易に外れてしまうことを防止している。
このように、本変形例に係る拘束部570では、表示部360を拘束部570の内部に収納し、この拘束部570により表示部360をカバーすることができるため、ヘッドマウントディスプレイ装置を持ち運ぶ際に、表示部360が傷ついたり、破損したりしてしまうことを防止でき、また、頭部装着帯510を形成する第一の部材510Aと第二の部材510Bとの間に拘束部570を配置しているため、省スペースで持ち運びに便利となる。
図12は、本発明の第三の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置600の斜視図である。
図示するように本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置600は、頭部装着帯610と、スピーカ120A、120Bと、表示回路部630と、支持部140と、アーム部650と、表示部360と、拘束部670と、コントローラ380と、を備えており、第二の実施形態と比較して頭部装着帯610、表示回路部630、アーム部650及び拘束部670が異なっているため、以下これらの異なっている点に関連する事項について説明する。
図示するように、本実施形態における頭部装着帯610には、第二の実施形態とは異なり、表示回路部630が設けられている。
頭部装着帯610に表示回路部630を設ける位置については、第二の実施形態と同様である。
本実施形態に係る表示回路部630には、第二の実施形態とは異なり、アーム部650の位置を検出するセンサ634が設けられている。本実施形態においては、このセンサ634として、後述するようにアーム部650に取り付けられている磁石651の磁力を検出する磁力センサを用いている。
そして、センサ634での検出信号は、制御信号線C4を介して表示処理部631に出力され、検知する磁力の強さでアーム部650の位置を検出することができるようにされている。
ここで、本実施形態においては、表示処理部631は、第二の実施形態で行う処理に加えて、センサ634で検出する磁力の強さが所定の閾値を超えて強くなった場合、すなわち、アーム部650が頭部装着帯610から所定の範囲内に入った場合には、表示処理部631は、制御信号線C5を介して電源回路632に表示部360への電力の供給を停止する指示を出す処理を行う。
なお、この閾値については、表示部360を拘束部670の間に挟み込んだ場合に、表示部360への電力の供給が停止される範囲で適宜選択すればよい。
表示部360への電力の供給を停止する指示を受けた電源回路632は、電源回路632に設けられているスイッチ(図示せず)を介して、表示部360への電力の供給を停止する。
一方、表示処理部631は、センサ634で検出する磁力の強さが所定の閾値を超えて弱くなった場合、すなわち、アーム部650が頭部装着帯610から所定の範囲内から出た場合には、制御信号線C5を介して電源回路632に表示部360への電力の供給を行う指示を出す処理を行う。
表示部360への電力の供給を行うように指示を受けた電源回路632は、電源回路632に設けられているスイッチ(図示せず)を介して、表示部360への電力の供給を行う。
本実施形態におけるアーム部650には、磁石651が設けられている。磁石651を設ける位置については、この磁石651の磁力を表示回路部630に設けられているセンサ634で検出することができる範囲で適宜選択することができる。
本実施形態における拘束部670は、表示部360の回動軌道に対向する二つの側壁671A、671Bにより構成されている。すなわち、これらの側壁671A、671Bは、頭部装着帯610の長手方向にほぼ平行となるように並べて設けられており、並べられたこれらの間に表示部360を収納することができるようにしている。
なお、これらの側壁671A、671Bは、所定の弾性を有する材質により形成し、これらの間の間隔を表示部360の幅よりもわずかに小さくなるように形成することが望ましい。このようにすることで、これらの側壁671A、671Bを弾性変形させてこれらの間に表示部360を挟み込んだ際に、これらの側壁671A、671Bの付勢力により表示部360が固定的に保持されるようになる。
なお、表示部360をこれらの側壁671A、671Bに挟み込む向きについては、表示部360の画像を表示する面が頭部装着帯610に対向するようにすることが望ましい。このような向きに表示部360を挟み込むことにより、表示部360の画像の表示面が頭部装着帯610でカバーされるため、画像を表示する面が傷ついてしまうことを防止できる。
ここで、表示部360を側壁671A、671Bに挟み込む場合には、まず、アーム部650を支持部140において回動させて、表示部360がこれらの側壁671A、671Bの間に位置するようにし、そのような位置において、アーム部650を支持部140に対して摺動させて表示部360を頭部装着帯610の方向に変位させればよい。
以上のように、本実施形態においては、表示部360を拘束部670の間に挟み込んだ位置にある場合に、表示部360への電力の供給が停止されるようにいるため、このような位置に表示部360がある場合には確実に電力の供給が停止され、省電力となる。
図14は、本発明の第四の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置700の斜視図である。
図示するようにヘッドマウントディスプレイ装置700は、頭部装着帯710と、スピーカ720A、720Bと、表示回路部130と、支持部740と、アーム部750と、表示部160と、コントローラ180と、を備えている。
図示するように、本実施形態における頭部装着帯710は、棒状の第一の部材710A及び第二の部材710Bをほぼ平行となるように長手方向に並べて配置することにより形成されており、ユーザの頭部の形状に沿って、その長手方向において湾曲した形状に形成されている。
ここで、頭部装着帯710の長手方向の両端には、スピーカ720A、720Bが設けられている。
この点、本実施形態におけるスピーカ720A、720Bは、第一の実施形態と比べて筐体721の形状が異なるのみで、その他については同様である。
ここで、本実施形態においては、図14の向かって右側のスピーカ720Aに表示回路部130が設けられている。
表示回路部130については、第一の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
また、本実施形態においては、図14の向かって右側のスピーカ720Aの筐体721に、支持部740が回動自在に連結されている。
ここで、例えば、図15(図14において表示部160が頭部装着帯710と対向する位置にある場合のU−U’線における矢示方向から見た横断面図)に示されているように、支持部740には円柱状の軸部材741が設けられており、その軸部材741を筐体721に設けられている円柱状の貫通孔722に挿入することで、回動自在に連結している。
なお、軸部材741の先端には、筐体721の内部においてフランジ742を設けることにより、支持部740が筐体721から外れないようにされている。
ここで、貫通孔722と軸部材741との間に所定のフリクショントルクが発生するように、貫通孔722の内径と軸部材741の外径とを適宜設計することが望ましい。また、貫通孔722と軸部材741との間に所定のフリクショントルクが発生するように、これらの間に摩擦部材を挟み込むことも可能である。
また、支持部740には、筐体721に対向する面743に板バネにより形成されたロック部744が設けられている。このロック部744は、支持部740を筐体721に回動自在に取り付けた際に、バネの力により筐体721の支持部740に対向する面723を押圧するようにされている。
そして、筐体721の支持部740に対向する面723には、支持部740を筐体721に対して回動させた際に、ロック部744が面723に接触する軌道に凹部724が設けられている。
この凹部724は、表示部160が頭部装着帯710に対向する位置にある場合に、ロック部744と接触する位置に設けられている。
そして、ロック部744はこの凹部724において、板バネの弾性力によりこの凹部724の内部に入り込み、支持部740の回動を係止する。
なお、打撃部744と凹部724の大きさ、形状については、表示部160を回動させて、表示部160が頭部装着帯710に対向する位置に至った場合に、支持部740の回動を係止することができ、また、所定の力で支持部740を筐体721に対して回動させた際に、この凹部724からロック部744を外すことができる範囲で適宜設計すればよい。
支持部740には、アーム部750の一端が固定的に連結されており、アーム部750の他端には、表示部160が連結されている。
本実施形態においては、アーム部750が支持部740に固定されている点、および、アーム部750の形状が第一の実施形態とは異なり、縦断面が矩形状になっている点、を除けば、第一の実施形態と同様に構成されている。
また、表示部160及びコントローラ180についても第一の実施形態と同様である。
以上のように本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置700を構成したので、支持部740ひいては表示部160の回動を係止する部分が支持部740とスピーカ720Aの筐体721の内側に隠れているため、美観に優れるほか、このような部分が外部に露出していないため、破損を防止することができるほか、持ち運びにも便利となる。
図16は、本発明の第五の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置900の斜視図である。
図示するように本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置900は、頭部装着帯910と、スピーカ920A、920Bと、表示回路部330と、支持部140と、アーム部950と、表示部360と、コントローラ980と、を備えており、第二の実施形態と比較して頭部装着帯910と、アーム部950と、スピーカ920Aが異なっているため、以下これらの異なっている点に関連する事項について説明する。
図示するように、本実施形態におけるスピーカ920Aの筐体921の支持部140の側の壁面921aには、第二の実施形態とは異なり、カム溝943が設けられている。
まず、カム溝943について説明する。図17は、図16中のスピーカ920AをA方向から見た矢示図である。
カム溝943は、筐体921の支持部140が取り付けられている壁面921aから、筐体921の内側方向に向かって凹となるように形成されている。
そして、カム溝943は、回転溝部971と、スライド溝部970と、を備えている。
回転溝部971は、その長手方向が支持部140の回転中心を中心とする円弧状に形成されている。
スライド溝部970は、回転溝部971の長手方向の端部の間の中間の位置から支持部140の回転中心に向かって延びるように形成されており、回転溝部971の内部の空間と、スライド溝部970の内部の空間と、連続した空間となるように形成されている。
そして、カム溝943の凹部の大きさ及び形状については、後述するカムフォロワ981を内部に挿入することができる大きさ及び形状に形成する。
なお、このカム溝943は、頭部装着帯910を挟んで、対称となるように形成する。このように形成することで、表示部360を頭部装着帯910に対して対称に動かすことができるようになり、表示部360をユーザの左右いずれの目の前にも配置可能となる。
次に、アーム部950について説明する。図18は、図16中のB−B’線を矢示方向から見た横断面図であり、図19は、図16中のC−C’線を矢示方向から見た縦断面図である。
図18に示されているように、アーム部950には、カムフォロワ981が備えられている。
カムフォロワ981は、アーム部950からスピーカ920Aの筐体921に向かって凸となるように形成されており、カムフォロワ981は、筐体921に備えられたカム溝943に挿入することができる大きさ及び形状に形成する。
ここで、符号935は、表示回路930からの映像信号及び、電源をアーム部950を介して表示部360に供給する信号線である。
カムフォロワ981は、カム溝943に挿入され、支持部140を中心にしてアーム部950を頭部装着帯910に対して回動させた際に、回転溝部971内を移動することができるようにされている。
そして、頭部装着帯910と、表示部360と、が対向する位置において、表示部360と頭部装着帯910との間隔が狭くなるように、アーム部950を支持部140に対して変位させることで、カムフォロワ981は、スライド溝部970に移動する。
カムフォロワ981がスライド溝部970の内部に位置する場合には、アーム部950を頭部装着帯910に対して回動させようとしても、カムフォロワ981がスライド溝部970の内側の面に接触して、アーム部950の回動を規制する。
なお、カムフォロワ981がスライド溝部970の内部に位置する場合に、表示部360と頭部装着帯910との間隔が広くなるように、アーム部950を支持部140に対して変位させることで、カムフォロワ981は、スライド溝部970から回転溝部971の内部に位置するようにすることができ、このような位置では、アーム部950を頭部装着帯910に対して回動させることができるようになる。
本実施形態に係る表示部360の係止手段は、表示部360が頭部装着帯910の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際、スライド溝部970にカムフォロワ981が係合する位置において、アーム部950を支持部140に対して摺動させて表示部360を頭部装着帯910との間隔が狭くなる方向に変位させ、垂直スライド溝部970の側壁によって、アーム部950の回動を抑制することによる。
表示部360は、センサ363を有しており、これは第二の実施形態と同様のものであるため、ここでは詳細を説明しない。
以上のように、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置900によれば、第二の実施形態と同様の効果を奏するほか、表示部360と前記頭部装着帯910との間隔が狭くなることで、表示部と前記頭部装着帯との間に異物が入り込むことを抑制し、画面を表示する面が傷ついてしまうことを防止する。
なお、表示部360と前記頭部装着帯910とが密着する状態まで変位させることで、さらに表示部360の破損を防止できるため、より望ましい。
以上に記載した各実施形態は、いずれもユーザの頭頂部に頭部装着帯を回すヘッドアーム式となっているが、このような態様に限定されず、例えば、ユーザの後頭部に頭部装着帯を回すリアアーム式のものにすることも可能である。
また、以上に記載した各実施形態では、支持部に設けた円柱状の貫通孔に、円柱状のアーム部を挿入し、アーム部を支持部に対して摺動自在にすることで、表示部と頭部装着帯との間の間隔を変位させることができるようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、第一の筒体と、この第一の筒体の外周に接触する内周を有する第二の筒体と、を備えて、これらの筒体をスライドさせることで長さを変えることができるアーム部や、少なくとも一部にいわゆる蛇腹構造を備えるアーム部を使用することにより、表示部と頭部装着帯との間の間隔を変位させるようにすることも可能である。
また、以上に記載した各実施形態では、支持部を介して片方のスピーカにアーム部を回動自在に連結したが、このような態様に限定されず、例えば、支持部を介して頭部装着帯にアーム部を回動自在に連結することも可能である。
さらに、以上に記載した各実施形態では、拘束部の弾性変形や拘束部とアーム部との摩擦力により表示部を固定的に保持することができるようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、拘束部と表示部(又はアーム部)の何れか一方に磁石を設け、他方に鉄等の磁性体を設けることにより、磁力により固定的に表示部を保持することができるようにすることも可能である。
なお、本発明の各実施の形態は、片目で画像を見るタイプのヘッドマウントディスプレイ装置であるが、本発明は両目で画像を見るタイプのヘッドマウントディスプレイ装置にも適用することができる。

Claims (10)

  1. 頭部に装着可能な頭部装着帯と、
    前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と
    記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を係止する係止手段と、を備え
    前記係止手段は、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部と前記頭部装着帯との間隔が狭くなる方向に前記表示部を移動させることにより前記表示部の回動を係止する手段である
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  2. 頭部に装着可能な頭部装着帯と、
    前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、
    前記頭部装着帯の少なくとも一端に設けられたスピーカと、
    前記スピーカに設けられ、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を拘束する拘束部と、を備える
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  3. 頭部に装着可能な頭部装着帯と、
    前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、
    一方の端部に前記表示部が取り付けられ、他方の端部が前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられたアーム部と
    前記頭部装着帯に設けられ、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を拘束する拘束部と、を備え、
    前記拘束部は、前記アーム部が回動する軌道において前記アーム部の一部を嵌め込む嵌め込み部を備える
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  4. 頭部に装着可能な頭部装着帯と、
    前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、
    一方の端部に前記表示部が取り付けられ、他方の端部が前記頭部装着帯に対して回動可能、かつ、該表示部と該頭部装着帯との距離が変位可能に設けられたアーム部と、
    前記頭部装着帯に設けられ、前記表示部が前記頭部装着帯の頭部頂点に対向する位置、又はその近傍に位置する際に、前記表示部の回動を拘束する拘束部と、を備え、
    前記表示部を前記頭部装着帯に対して回動させて、該表示部と該頭部装着帯とが対向する位置において、前記表示部を前記頭部装着帯に近づけることにより、前記表示部の回動が前記拘束部に拘束される
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  5. 頭部装着帯と、
    前記頭部装着帯に対して回動可能に設けられた表示部と、を備え
    記頭部装着帯は少なくとも前記表示部の一部を収納する収納部を有する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  6. 請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記収納部は、前記表示部の回動を拘束するための拘束部を形成する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  7. 請求項5又は6に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記収納部は、少なくとも相対向する二つの面を有しており、該二つの面の間に前記表示部を収納することができるようにした
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  8. 請求項5乃至7の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記頭部装着帯は、少なくとも二つの部材を並べて配置することにより形成されており、
    前記収納部は、前記二つの部材の間に位置する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  9. 請求項3乃至8の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記頭部装着帯には、前記表示部に表示する画像を処理する回路が設けられている
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  10. 請求項3乃至9の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記頭部装着帯には、一対のスピーカが設けられている
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
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