JP5055456B1 - 吊下げ型照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源を複数のLEDとし、天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具について、下方へ向かうLED間の光の重なりを緩和し、シャーシを利用して効果的に放熱を行う。
【解決手段】 本願発明に係る吊下げ型照明器具は、天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具である。この照明器具は、光源である複数のLED1と、当該LED1が取り付けられる器具本体2と、LED10の光を拡散して透過する光拡散部7とを備え、上記複数のLED10は、上記器具本体2へ平面視環状に配列されると共に、側面視において、器具本体2に対し、当該配列の環の外側下方に向け光軸が斜めとなるように設けられ、上記光拡散部7は、器具本体2へ取り付けられて、上記環状に配列されたLED1を覆う。上記各LED1は、側面視において、床面に対し光軸を10度〜45度傾斜させて、器具本体2に設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】 本願発明に係る吊下げ型照明器具は、天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具である。この照明器具は、光源である複数のLED1と、当該LED1が取り付けられる器具本体2と、LED10の光を拡散して透過する光拡散部7とを備え、上記複数のLED10は、上記器具本体2へ平面視環状に配列されると共に、側面視において、器具本体2に対し、当該配列の環の外側下方に向け光軸が斜めとなるように設けられ、上記光拡散部7は、器具本体2へ取り付けられて、上記環状に配列されたLED1を覆う。上記各LED1は、側面視において、床面に対し光軸を10度〜45度傾斜させて、器具本体2に設けられる。
【選択図】図1
Description
本願発明は、吊下げ型照明器具に関するものである。
ペンダント型と呼ばれる吊下げ型照明器具は、天井からコードにて吊下げられる照明器具である。近年では、省スペースや省エネに優れ、寿命の長さからメンテナンスの負担が少ない、LEDを光源とするものが見られる(特許文献1)。
特許文献1の図1に示されているように、この吊下げ型のLED照明器具は、側面視において、光軸を床面に対してほぼ90度とするものである。
具体的には、特許文献1の図1に示された照明器具では、LEDが発する熱を効率よく放熱するため、照明器具の本体ケーシング上部にヒートシンク(放熱部1e)が設けられ、本体ケーシング内において、当該ヒートシンクの下面に、LEDの基板が固定されている。側面視において、LEDの基板は、ヒートシンクに固定されて、床面に対し平行である。
一方、照明器具用として普及している一般的なLEDの配光角は、概ね120度の範囲を超えるものではない。
特許文献1の図1に示されているように、この吊下げ型のLED照明器具は、側面視において、光軸を床面に対してほぼ90度とするものである。
具体的には、特許文献1の図1に示された照明器具では、LEDが発する熱を効率よく放熱するため、照明器具の本体ケーシング上部にヒートシンク(放熱部1e)が設けられ、本体ケーシング内において、当該ヒートシンクの下面に、LEDの基板が固定されている。側面視において、LEDの基板は、ヒートシンクに固定されて、床面に対し平行である。
一方、照明器具用として普及している一般的なLEDの配光角は、概ね120度の範囲を超えるものではない。
このため、上記の通り、光軸を床面に対してほぼ90度とするもの即ちLEDを真下に向けるものでは、天井側を十分照らすことができなかった。
この点、天井に直付けするタイプのLED照明器具では、ほぼ天井面から下側に向けて部屋を照らすので問題にならなかった。
しかし、吊下げ型のLED照明器具では、天井よりも低い位置に光源であるLEDが配置されるので、照明器具直下の明るさを十分に確保できても、部屋全体を明るく照らすことができずに暗い印象を与えてしまう。
また、上記LED照明器具では、複数のLEDを下方に向けることによって、LED間の配光の重なる部分が大きい。この配光の重なる部分の明るさは、過剰な場合もある。
このため、各LED間の間隔を大きくして、配光の重なりを小さくすることも考えられるが、照明器具を肥大化させてしまう。また、天井側の明るさの大幅な改善も見込めない。上記の通り、照明器具が肥大化することにより、室内の圧迫感を生じれば、省スペースといった観点から本末転倒である。
この点、天井に直付けするタイプのLED照明器具では、ほぼ天井面から下側に向けて部屋を照らすので問題にならなかった。
しかし、吊下げ型のLED照明器具では、天井よりも低い位置に光源であるLEDが配置されるので、照明器具直下の明るさを十分に確保できても、部屋全体を明るく照らすことができずに暗い印象を与えてしまう。
また、上記LED照明器具では、複数のLEDを下方に向けることによって、LED間の配光の重なる部分が大きい。この配光の重なる部分の明るさは、過剰な場合もある。
このため、各LED間の間隔を大きくして、配光の重なりを小さくすることも考えられるが、照明器具を肥大化させてしまう。また、天井側の明るさの大幅な改善も見込めない。上記の通り、照明器具が肥大化することにより、室内の圧迫感を生じれば、省スペースといった観点から本末転倒である。
一方、照明器具の設計によっては、器具本体21の一部として、放熱部1eの下部に円筒や逆円錐台形のプラスチックの成形部材を設けることがある。このような場合に、成形部材の下面にLEDの基板を取り付けるものとすると、上記放熱部1eとLEDの基板とは離れてしまう。
即ち、LEDの基板と放熱部1cとの間隔分、LEDの基板は、放熱部1cから遠ざかるものとなる。
LEDの基板の放熱に上記放熱部1eを利用しようとすると、放熱部1eとLEDの基板との間に、当該基板と放熱部1cとの上下の間隔分の長さを有するアルミなどの熱伝導部材を介在させて、基板の熱を放熱部1eへ伝えることが必要となる。
本願発明は、吊下げ式の照明器具において、配光の偏りを抑え室内を広範に照らすことを目的とする。特に、本願発明は、前記配光の重なりを抑えることを目的とする。
また、本願発明は、シャーシ(放熱部1e)を利用して効果的にLED基盤の放熱を行うことができる吊下げ式の照明器具について、シャーシとLEDの基板との隔たりの上記問題と、前記照らす範囲の偏りの問題とを一挙に解決することを目的とする。
尚、この発明が解決しようとする課題及び前記技術背景の欄で用いた番号及び記号は、これらの欄でのみ用いるものであり、他の欄に記載の番号や記号と無関係である。
即ち、LEDの基板と放熱部1cとの間隔分、LEDの基板は、放熱部1cから遠ざかるものとなる。
LEDの基板の放熱に上記放熱部1eを利用しようとすると、放熱部1eとLEDの基板との間に、当該基板と放熱部1cとの上下の間隔分の長さを有するアルミなどの熱伝導部材を介在させて、基板の熱を放熱部1eへ伝えることが必要となる。
本願発明は、吊下げ式の照明器具において、配光の偏りを抑え室内を広範に照らすことを目的とする。特に、本願発明は、前記配光の重なりを抑えることを目的とする。
また、本願発明は、シャーシ(放熱部1e)を利用して効果的にLED基盤の放熱を行うことができる吊下げ式の照明器具について、シャーシとLEDの基板との隔たりの上記問題と、前記照らす範囲の偏りの問題とを一挙に解決することを目的とする。
尚、この発明が解決しようとする課題及び前記技術背景の欄で用いた番号及び記号は、これらの欄でのみ用いるものであり、他の欄に記載の番号や記号と無関係である。
本願の請求項1の発明は、天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具について、次の構成を採るものを提供する。
即ち、この照明器具は、光源であるLEDを有する複数のLEDモジュールと、複数の当該LEDモジュールが取り付けられる器具本体と、LEDの光を拡散して透過する光拡散部と、天井から下方へ上記器具本体を吊り下げるコードとを備え、上記LEDモジュールの夫々は、1つ又は複数のLEDと、表面に当該LEDが設けられた基板とを備え、平面視において、上記複数のLEDモジュールは、環状に配列され、 上記器具本体には、器具本体の上面の少なくとも一部を構成する金属製のシャーシと、上記LEDの熱を放熱する放熱部材とが設けられ、上記放熱部材は、上記器具本体に設けられて、器具本体の側部又は底部の少なくとも一部を構成し、上記放熱部材は、複数の金属製の構成板からなり、上記構成板の夫々は、側面視において、個々の上記LEDモジュールを取り付ける取付用部と、当該取付用部を上記シャーシに接続する接続用部とを備え、上記取付用部表面にLEDモジュールの上記基板の裏面が固定されるものであり、上記構成板の夫々は、当該取付用部に取り付けられた上記LEDモジュールの熱を放熱すると共に当該熱の一部を上記シャーシに伝導するものであり、 側面視において、上記取付用部の夫々は、上記器具本体への固定端を下端とし、上記シャーシに対して10度〜45度の角度で傾斜するものであり、平面視において、上記複数の構成板が環状に配され、側面視において、上記放熱部材の下部は、構成板の上記取付用部の夫々を側面として下方に窄まる角錐台を呈し、上記取付用部に取り付けられることによって、複数のLEDモジュールは、平面視において、上記の通り環状に配列され、上記取付用部に取り付けられることによって、個々のLEDモジュールは、側面視において、LEDモジュールの上記配列の環の外側下方に向け基板を床面に対し10度〜45度の角度に傾斜させ、側面視において、上記接続用部の夫々は、上記シャーシに対し上記取付用部と逆方向に向け、上記取付用部から斜め上方に伸びるものであり、側面視において、上記各接続用部の上端部が上記シャーシの下面に沿って横方向へ伸び、ネジやボルトなどの留め具にて、各接続用部の当該上端部が上記シャーシへ固定されるものであり、上記シャーシの上面の一部に、上記コードを係止する支持体が設けられ、上記支持体は、上記シャーシの上面より上方に向け凸状に突出する半球状の金属製部材であり、上記光拡散部は、上記器具本体へ取り付けられて、環状に配列された上記各LEDモジュールを覆うものであり、側面視において、上記光拡散部は、LEDから間隔を開けて設けられ且つLEDの光軸とほぼ直交する主透過部と、当該主透過部の上方に位置し且つ当該主光透過部の内面にて反射したLEDの光を天井側へ透過する上方透過部とを有する。
尚、ここでいう角錐は、周方向について側面が複数の平面にて構成されたものであればよく、端面が平らなものに限定するものではない。例えば端面は、凹曲面や凸曲面であっても、周方向について側面が複数の平面にて構成されていれば、これを含む。また、当該端面の平面視における形状も多角形に限定するものではなく、デザイン処理によって、円形などの多角形以外の形状とされたものも、周方向について側面が複数の平面にて構成されたものであれば、ここでいう角錐に含む。
本願の請求項2の発明は、天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具について、次の構成を採るものを提供する。
即ち、この照明器具は、光源であるLEDと、当該LEDが取り付けられる器具本体と、LEDの光を拡散して透過する光拡散部とを備え、上記器具本体は、器具本体の上面の少なくとも一部を構成するシャーシと、上記LEDを取り付ける取付用部を備え、側面視において、上記取付用部は、LEDの取付面を、上記シャーシに対して器具本体の横下方へ斜めに向け、上記LEDは、上記取付用部へ取り付けられることにより、側面視において、光軸を横下方へ斜めに向けるものであり、上記光拡散部は、器具本体へ取り付けられて、上記複数のLEDを覆うものであり、側面視において、上記光拡散部は、LEDから間隔を開けて設けられ且つLEDの光軸とほぼ直交する主透過部と、当該主透過部の上方に位置し且つ当該主光透過部の内面にて反射したLEDの光を天井側へ透過する上方透過部とを有する。
本願の請求項3の発明では、本願の上記請求項2の発明にあって、側面視において、上記取付用部は、上記シャーシに対し10度〜45度の角度傾斜する吊下げ型照明器具を提供する。
本願の上記請求項4の発明は、本願の上記請求項2又は3の発明にあって、次の構成を採る吊下げ型照明器具を提供する。
即ち、上記器具本体は、上記LEDの熱を放熱する放熱部材を備え、上記放熱部材は、上記器具本体に設けられて、上記器具本体の側部又は底部の少なくとも一部を構成し、上記シャーシは金属製であり、上記放熱部材が、上記LEDを取り付ける上記の取付用部を備え、上記放熱部材は、上記LEDの熱を放熱すると共に上記シャーシに接続されて、LEDの熱をシャーシに伝導するものであり、側面視において、上記取付用部は、上記器具本体への固定端を下端とし上記シャーシとの接続側を上端として、LEDの取付面を、上記シャーシに対して上記器具本体の横下方へ斜めに向ける。
本願の上記請求項5の発明は、本願の上記請求項2乃至4の何れかの発明にあって、次の構成を採る吊下げ型照明器具を提供する。
即ち、この吊下げ型照明器具は、上記LEDを複数備え、上記放熱部材は、上記取付用部を複数備え、平面視において、上記複数のLEDは、環状に配列され、上記放熱部材の下部は、下方に向けて窄まる、円錐台又は角錐台を呈し、当該円錐台の周方向の側面各部又は当該角錐台の各側面の夫々が、上記取付用部をなすものであり、上記取付用部の夫々へ上記各LEDが取り付けられて、平面視において、上記の通り各LEDは、器具本体へ環状に配列されると共に、側面視において、上記器具本体に対し、当該配列の環の外側下方に向け光軸が斜めとなるように設けられている。
即ち、この照明器具は、光源であるLEDを有する複数のLEDモジュールと、複数の当該LEDモジュールが取り付けられる器具本体と、LEDの光を拡散して透過する光拡散部と、天井から下方へ上記器具本体を吊り下げるコードとを備え、上記LEDモジュールの夫々は、1つ又は複数のLEDと、表面に当該LEDが設けられた基板とを備え、平面視において、上記複数のLEDモジュールは、環状に配列され、 上記器具本体には、器具本体の上面の少なくとも一部を構成する金属製のシャーシと、上記LEDの熱を放熱する放熱部材とが設けられ、上記放熱部材は、上記器具本体に設けられて、器具本体の側部又は底部の少なくとも一部を構成し、上記放熱部材は、複数の金属製の構成板からなり、上記構成板の夫々は、側面視において、個々の上記LEDモジュールを取り付ける取付用部と、当該取付用部を上記シャーシに接続する接続用部とを備え、上記取付用部表面にLEDモジュールの上記基板の裏面が固定されるものであり、上記構成板の夫々は、当該取付用部に取り付けられた上記LEDモジュールの熱を放熱すると共に当該熱の一部を上記シャーシに伝導するものであり、 側面視において、上記取付用部の夫々は、上記器具本体への固定端を下端とし、上記シャーシに対して10度〜45度の角度で傾斜するものであり、平面視において、上記複数の構成板が環状に配され、側面視において、上記放熱部材の下部は、構成板の上記取付用部の夫々を側面として下方に窄まる角錐台を呈し、上記取付用部に取り付けられることによって、複数のLEDモジュールは、平面視において、上記の通り環状に配列され、上記取付用部に取り付けられることによって、個々のLEDモジュールは、側面視において、LEDモジュールの上記配列の環の外側下方に向け基板を床面に対し10度〜45度の角度に傾斜させ、側面視において、上記接続用部の夫々は、上記シャーシに対し上記取付用部と逆方向に向け、上記取付用部から斜め上方に伸びるものであり、側面視において、上記各接続用部の上端部が上記シャーシの下面に沿って横方向へ伸び、ネジやボルトなどの留め具にて、各接続用部の当該上端部が上記シャーシへ固定されるものであり、上記シャーシの上面の一部に、上記コードを係止する支持体が設けられ、上記支持体は、上記シャーシの上面より上方に向け凸状に突出する半球状の金属製部材であり、上記光拡散部は、上記器具本体へ取り付けられて、環状に配列された上記各LEDモジュールを覆うものであり、側面視において、上記光拡散部は、LEDから間隔を開けて設けられ且つLEDの光軸とほぼ直交する主透過部と、当該主透過部の上方に位置し且つ当該主光透過部の内面にて反射したLEDの光を天井側へ透過する上方透過部とを有する。
尚、ここでいう角錐は、周方向について側面が複数の平面にて構成されたものであればよく、端面が平らなものに限定するものではない。例えば端面は、凹曲面や凸曲面であっても、周方向について側面が複数の平面にて構成されていれば、これを含む。また、当該端面の平面視における形状も多角形に限定するものではなく、デザイン処理によって、円形などの多角形以外の形状とされたものも、周方向について側面が複数の平面にて構成されたものであれば、ここでいう角錐に含む。
本願の請求項2の発明は、天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具について、次の構成を採るものを提供する。
即ち、この照明器具は、光源であるLEDと、当該LEDが取り付けられる器具本体と、LEDの光を拡散して透過する光拡散部とを備え、上記器具本体は、器具本体の上面の少なくとも一部を構成するシャーシと、上記LEDを取り付ける取付用部を備え、側面視において、上記取付用部は、LEDの取付面を、上記シャーシに対して器具本体の横下方へ斜めに向け、上記LEDは、上記取付用部へ取り付けられることにより、側面視において、光軸を横下方へ斜めに向けるものであり、上記光拡散部は、器具本体へ取り付けられて、上記複数のLEDを覆うものであり、側面視において、上記光拡散部は、LEDから間隔を開けて設けられ且つLEDの光軸とほぼ直交する主透過部と、当該主透過部の上方に位置し且つ当該主光透過部の内面にて反射したLEDの光を天井側へ透過する上方透過部とを有する。
本願の請求項3の発明では、本願の上記請求項2の発明にあって、側面視において、上記取付用部は、上記シャーシに対し10度〜45度の角度傾斜する吊下げ型照明器具を提供する。
本願の上記請求項4の発明は、本願の上記請求項2又は3の発明にあって、次の構成を採る吊下げ型照明器具を提供する。
即ち、上記器具本体は、上記LEDの熱を放熱する放熱部材を備え、上記放熱部材は、上記器具本体に設けられて、上記器具本体の側部又は底部の少なくとも一部を構成し、上記シャーシは金属製であり、上記放熱部材が、上記LEDを取り付ける上記の取付用部を備え、上記放熱部材は、上記LEDの熱を放熱すると共に上記シャーシに接続されて、LEDの熱をシャーシに伝導するものであり、側面視において、上記取付用部は、上記器具本体への固定端を下端とし上記シャーシとの接続側を上端として、LEDの取付面を、上記シャーシに対して上記器具本体の横下方へ斜めに向ける。
本願の上記請求項5の発明は、本願の上記請求項2乃至4の何れかの発明にあって、次の構成を採る吊下げ型照明器具を提供する。
即ち、この吊下げ型照明器具は、上記LEDを複数備え、上記放熱部材は、上記取付用部を複数備え、平面視において、上記複数のLEDは、環状に配列され、上記放熱部材の下部は、下方に向けて窄まる、円錐台又は角錐台を呈し、当該円錐台の周方向の側面各部又は当該角錐台の各側面の夫々が、上記取付用部をなすものであり、上記取付用部の夫々へ上記各LEDが取り付けられて、平面視において、上記の通り各LEDは、器具本体へ環状に配列されると共に、側面視において、上記器具本体に対し、当該配列の環の外側下方に向け光軸が斜めとなるように設けられている。
本願の各請求項の発明は、側面視において、各LEDの光軸を斜めとして、広範に室内を照らすことを可能とした。
その上で、本願の請求項1、4及び5の発明は、LEDの取り付用の部材を放熱部材することによって、LEDの加熱を抑えることができる。特に、照明器具が備えるシャーシを利用して、LEDが発する熱を適切に放熱することを可能とした。
更に、本願の請求項1、4及び5の発明は、側面視において、LEDを取り付ける取付用部を、器具本体の上面を構成する上記シャーシに対し、斜めに配置することにより、器具本体へ固定した当該取付用部の下端に対して、当該取付用部の上端側をシャーシへ近づける或いはシャーシと直接接続することができる。また、この照明器具において、取付用部をシャーシと直接接続しないものであっても、取付用部を器具本体の底面へ水平に配置する場合に比べて、シャーシと取付用部との間に介される熱伝導部材即ち接続用部の上下の長さを、短いものとすることができる。
更に、本願の請求項1及び5の発明は、吊下げ型のLED照明器具において、上記の通り平面視環状に配列した各LEDの光軸が、側面視において当該配列の輪の外側下方に向けて傾斜するように各LEDを、器具本体へ設けることによって、下方へ向かうLED間の光の重なりを緩和した。特に、LEDの光の照射範囲を天井側へ寄せるものとなり、天井側の暗さを緩和した。
本願の請求項1及び5の発明は、シャーシを利用し照明器具と天井との間の空間を活用してLEDの熱を効果的に放熱するものであるが、前述の特許文献1と異なり、シャーシに直接LEDの基板を取り付けるものではなく、側面視において傾斜する取付用部へLEDを取り付け、LEDの確実な放熱と天井側の暗さの緩和との両立を可能としたものである。
その上で、本願の請求項1、4及び5の発明は、LEDの取り付用の部材を放熱部材することによって、LEDの加熱を抑えることができる。特に、照明器具が備えるシャーシを利用して、LEDが発する熱を適切に放熱することを可能とした。
更に、本願の請求項1、4及び5の発明は、側面視において、LEDを取り付ける取付用部を、器具本体の上面を構成する上記シャーシに対し、斜めに配置することにより、器具本体へ固定した当該取付用部の下端に対して、当該取付用部の上端側をシャーシへ近づける或いはシャーシと直接接続することができる。また、この照明器具において、取付用部をシャーシと直接接続しないものであっても、取付用部を器具本体の底面へ水平に配置する場合に比べて、シャーシと取付用部との間に介される熱伝導部材即ち接続用部の上下の長さを、短いものとすることができる。
更に、本願の請求項1及び5の発明は、吊下げ型のLED照明器具において、上記の通り平面視環状に配列した各LEDの光軸が、側面視において当該配列の輪の外側下方に向けて傾斜するように各LEDを、器具本体へ設けることによって、下方へ向かうLED間の光の重なりを緩和した。特に、LEDの光の照射範囲を天井側へ寄せるものとなり、天井側の暗さを緩和した。
本願の請求項1及び5の発明は、シャーシを利用し照明器具と天井との間の空間を活用してLEDの熱を効果的に放熱するものであるが、前述の特許文献1と異なり、シャーシに直接LEDの基板を取り付けるものではなく、側面視において傾斜する取付用部へLEDを取り付け、LEDの確実な放熱と天井側の暗さの緩和との両立を可能としたものである。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
説明の便宜上、各図において、Uは上方、Sは下方を示す。
図1(A)へ示す通り、この照明器具は、ペンダント型の即ち天井から吊り下げる吊下げ型の屋内照明器具である。尚、図1(A)(B)において、図面の煩雑を避けるため、ハッチングは省略している。
この照明器具は、複数のLEDモジュール1と、複数の当該LEDモジュール1が取り付けられる器具本体2と、放熱部材3と、留め具5と、光拡散部7と、コード8と、虫侵入防止部とを備える。
各部の構成について順に説明する。
説明の便宜上、各図において、Uは上方、Sは下方を示す。
図1(A)へ示す通り、この照明器具は、ペンダント型の即ち天井から吊り下げる吊下げ型の屋内照明器具である。尚、図1(A)(B)において、図面の煩雑を避けるため、ハッチングは省略している。
この照明器具は、複数のLEDモジュール1と、複数の当該LEDモジュール1が取り付けられる器具本体2と、放熱部材3と、留め具5と、光拡散部7と、コード8と、虫侵入防止部とを備える。
各部の構成について順に説明する。
(LED1)
上記LEDモジュール1の夫々は、光源である1つ又は複数のLED10と、基板11とを備えたモジュールである。当該LED10は基板11の表面に設けられている。図2(A)及び図6(B)へ示す通り、個々のLEDモジュール1の基板11は、平面視略台形である。図6(B)へ示す通り、このLEDモジュール1は等脚台形状であるが、正確には、本来台形として平行な一対の辺の一方となるべき短辺16が、平面視凹の曲線である。但し、当該短辺16は、通常の台形と同じく、直線としても実施できる。
複数のLEDモジュール1は、上記放熱部材3にて器具本体2へ取り付けられる。
複数のLEDモジュール1は、平面視環状に配列される。図2(A)及び図6(B)へ示す通り、各基板11には、複数の上記LED10の他、モジュール間コネクタ13や、電源コネクタ14が設けられる。モジュール間コネクタ13は、基板11同士間に介される配線12へ接続するものである。電源コネクタ14は、電源からの配線(図示しない。)に接続するものである。図6(B)の15は、ネジやボルトなどの固定具を通す穴を示している。
上記LEDモジュール1の夫々は、光源である1つ又は複数のLED10と、基板11とを備えたモジュールである。当該LED10は基板11の表面に設けられている。図2(A)及び図6(B)へ示す通り、個々のLEDモジュール1の基板11は、平面視略台形である。図6(B)へ示す通り、このLEDモジュール1は等脚台形状であるが、正確には、本来台形として平行な一対の辺の一方となるべき短辺16が、平面視凹の曲線である。但し、当該短辺16は、通常の台形と同じく、直線としても実施できる。
複数のLEDモジュール1は、上記放熱部材3にて器具本体2へ取り付けられる。
複数のLEDモジュール1は、平面視環状に配列される。図2(A)及び図6(B)へ示す通り、各基板11には、複数の上記LED10の他、モジュール間コネクタ13や、電源コネクタ14が設けられる。モジュール間コネクタ13は、基板11同士間に介される配線12へ接続するものである。電源コネクタ14は、電源からの配線(図示しない。)に接続するものである。図6(B)の15は、ネジやボルトなどの固定具を通す穴を示している。
(器具本体2)
上記器具本体2は、図1及び図2へ示す通り、中心軸を上下とするプラスチック製の筒状体である。この実施の形態において、器具本体2は、ポリプロピレンにて形成されている。但し、器具本体2は、ポリプロピレンに限定するものではなく、軽量で照明器具として実用的な強度を備えるものであれば、ポリプロピレン以外の素材にて形成することが可能である。
図1(A)へ示す通り、器具本体2である当該筒状体の高さは、その直径よりも小さい。上記器具本体2は、下端に底部を備え、上端が開口する。この上端開口部の外縁にはフランジ部20が形成されている。フランジ部20の上面に、シャーシ6が取り付けられて、器具本体2の上端開口部は、当該シャーシ6にて塞がれる。
フランジ部20には、図1(B)及び図3(A)へ示す通り、フランジ部20の上面から下面に貫通する複数の窓部21が設けられている。複数の窓部21は、平面視において、上記上端開口部を取り囲むようフランジ部20へ設けられている。
図1(B)及び図3(A)へ示す通り、フランジ部20の外縁20aには、側面視において、フランジ部20の径外方向且つ下方に向け斜めに伸びるスリーブ22が延設されている。フランジ部20の下面には、側面視において、上記窓部21とスリーブ22との間から、下方へ伸びる筒状部23が設けられている。この筒状部23は、下端が解放されている。スリーブ22と筒状部23は、何れも、器具本体2が呈する上記筒状体と同心である。
上記器具本体2は、図1及び図2へ示す通り、中心軸を上下とするプラスチック製の筒状体である。この実施の形態において、器具本体2は、ポリプロピレンにて形成されている。但し、器具本体2は、ポリプロピレンに限定するものではなく、軽量で照明器具として実用的な強度を備えるものであれば、ポリプロピレン以外の素材にて形成することが可能である。
図1(A)へ示す通り、器具本体2である当該筒状体の高さは、その直径よりも小さい。上記器具本体2は、下端に底部を備え、上端が開口する。この上端開口部の外縁にはフランジ部20が形成されている。フランジ部20の上面に、シャーシ6が取り付けられて、器具本体2の上端開口部は、当該シャーシ6にて塞がれる。
フランジ部20には、図1(B)及び図3(A)へ示す通り、フランジ部20の上面から下面に貫通する複数の窓部21が設けられている。複数の窓部21は、平面視において、上記上端開口部を取り囲むようフランジ部20へ設けられている。
図1(B)及び図3(A)へ示す通り、フランジ部20の外縁20aには、側面視において、フランジ部20の径外方向且つ下方に向け斜めに伸びるスリーブ22が延設されている。フランジ部20の下面には、側面視において、上記窓部21とスリーブ22との間から、下方へ伸びる筒状部23が設けられている。この筒状部23は、下端が解放されている。スリーブ22と筒状部23は、何れも、器具本体2が呈する上記筒状体と同心である。
図3(A)へ示す通り、スリーブ22の内周面と筒状部23の外周面との間は、器具本体2の径の内外方向について、間隔が開けられており、両者の間の空間が、後述する被係止部24の収容部kを構成する。即ち、側面視において、スリーブ22は、上記空間を画する外壁部であり、筒状部23は上記空間を画する内壁部である。
図3(A)へ示す通り、スリーブ22の内周面には、側面視において、スリーブ22の径の内側へスリーブ22の外縁22aと隣接して座部26が設けられている。座部26は、下端がスリーブ22の上記外縁22aの上方に位置する。この実施の形態において、座部26の下面は平らである。座部26は、平面視において環状に形成されている。座部26が呈する環は、器具本体2と同心である。
この実施の形態において、座部26は、平面視において、同心の二重の円として、2つ設けられているが、座部26は1つでも、3つ以上でも実施できる。
図3(A)へ示す通り、側面視において、スリーブ22の外縁22aと筒状部23の下縁23aとの間、正確には上記座部26と筒状部23の下縁23aとの間には間隔が開けられており、当該座部26と筒状部23の下縁23aとの間は、上記収容部kの開口部k1を形成する。この開口部k1は、平面視において、筒状の器具本体と同心の環を呈する。
図2(B)及び図3(A)へ示す通り、筒状部23の下縁23aには、平面視において周方向の互いに異なる位置へ複数の係止部24が設けられている。係止部24は、夫々筒状部23の下縁23aから筒状部23の径外方向へ向けて突出する小片である。
係止部24は、図2(B)及び図4へ示す通り、スリーブ22の周方向rに沿って設けられ、上面をほぼ水平な面とする板状部である。
平面視において、スリーブ22の周方向rについて、開口部k1の上記係止部24同士の間には、間隔が開けられ、収容部kにおいて、平面視における当該係止部24同士の間は、ガイド部k2を構成する(図2(B)及び図4)。
図2(B)及び図4(B)へ示す通り、係止部24におけるスリーブ22周方向rの一端には、側面視においてスリーブ22の周方向rに沿って当該一端から離れるにつれ下方へ向け斜めに伸びる傾斜部25が延設されている。
尚、図2(B)は、説明の便宜上、接続用部4とスリーブ22と筒状部23の係止部24以外の部分とを取り除いて描かれている。
図3(A)へ示す通り、スリーブ22の内周面には、側面視において、スリーブ22の径の内側へスリーブ22の外縁22aと隣接して座部26が設けられている。座部26は、下端がスリーブ22の上記外縁22aの上方に位置する。この実施の形態において、座部26の下面は平らである。座部26は、平面視において環状に形成されている。座部26が呈する環は、器具本体2と同心である。
この実施の形態において、座部26は、平面視において、同心の二重の円として、2つ設けられているが、座部26は1つでも、3つ以上でも実施できる。
図3(A)へ示す通り、側面視において、スリーブ22の外縁22aと筒状部23の下縁23aとの間、正確には上記座部26と筒状部23の下縁23aとの間には間隔が開けられており、当該座部26と筒状部23の下縁23aとの間は、上記収容部kの開口部k1を形成する。この開口部k1は、平面視において、筒状の器具本体と同心の環を呈する。
図2(B)及び図3(A)へ示す通り、筒状部23の下縁23aには、平面視において周方向の互いに異なる位置へ複数の係止部24が設けられている。係止部24は、夫々筒状部23の下縁23aから筒状部23の径外方向へ向けて突出する小片である。
係止部24は、図2(B)及び図4へ示す通り、スリーブ22の周方向rに沿って設けられ、上面をほぼ水平な面とする板状部である。
平面視において、スリーブ22の周方向rについて、開口部k1の上記係止部24同士の間には、間隔が開けられ、収容部kにおいて、平面視における当該係止部24同士の間は、ガイド部k2を構成する(図2(B)及び図4)。
図2(B)及び図4(B)へ示す通り、係止部24におけるスリーブ22周方向rの一端には、側面視においてスリーブ22の周方向rに沿って当該一端から離れるにつれ下方へ向け斜めに伸びる傾斜部25が延設されている。
尚、図2(B)は、説明の便宜上、接続用部4とスリーブ22と筒状部23の係止部24以外の部分とを取り除いて描かれている。
上記シャーシ6は、器具本体2の上部に設けられて、器具本体2の上面を構成する、冷間圧延鋼板でできた円盤である。シャーシ6は、図1(A)へ示す通り、器具本体2の上面を構成すべく、盤面を上下に向け水平に配されている。
前述の通り、上記シャーシ6は、器具本体2の上面部として、器具本体2のフランジ部20に取り付けられて、器具本体2の上記開口部を塞ぐ。
詳しくは、側面視において、シャーシ6は、フランジ部20の上記窓部21に重なる部位が、下方への隆起部61として、上方から窓部21内へ入りこむ(図3(A))。
前述の通り、上記シャーシ6は、器具本体2の上面部として、器具本体2のフランジ部20に取り付けられて、器具本体2の上記開口部を塞ぐ。
詳しくは、側面視において、シャーシ6は、フランジ部20の上記窓部21に重なる部位が、下方への隆起部61として、上方から窓部21内へ入りこむ(図3(A))。
(放熱部材3)
上記放熱部材3は、図1(A)(B)及び図2(A)に示す通り、上記の器具本体2に設けられた金属製の部材である。
放熱部材3は、平面視において、器具本体2を取り囲んで環状に配列された複数のアルミ製の構成板30にて構成される。
側面視において、構成板30の夫々は、上記LEDモジュール1を取り付ける取付用部31と、当該取付用部31を上記シャーシ6へ接続する接続用部32とを備える。
上記取付用部31の表面にLEDモジュール1の上記基板11の裏面が固定される。
構成板30の夫々は、当該取付用部に取り付けられた上記LEDモジュール1の発する熱を放熱すると共に当該熱の一部を上記シャーシ6に伝導する。
側面視において、上記取付用部31の夫々は、上記器具本体2への固定端を下端とし、上記シャーシ6に対して10度〜45度傾斜する。
平面視において、上記の通り、複数の構成板30が環状に配され、側面視において、上記放熱部材3の下部は、構成板30の上記取付用部31の夫々を側面として下方に窄まる角錐台を呈する。
この実施の形態において、上記LEDモジュール1及び構成板30は夫々8枚であり、放熱部材3は、8つ取付用部31を備える。従って、平面視において、上記8枚の構成板30が環状に配され、側面視において、上記放熱部材3の下部は、構成板30の上記取付用部31の夫々を側面として下方に窄まる八角錐台を呈する。放熱部材3の下端面は、正確には、平面視円形である。即ち、上記の逆八角錐台の各側面の下辺は、直線ではなく円弧である。
そして、側面視において、取付用部31の夫々は、一端を下端とし、当該下端が器具本体2の底面の縁において器具本体2へ固定されている。取付用部31の夫々は、上記の通り八角錐台の側面とされることによって、側面視において、他の一端を上端として、当該上端を上記下端の上方であって、構成板30が呈する環の外側へ向ける。
上記放熱部材3は、図1(A)(B)及び図2(A)に示す通り、上記の器具本体2に設けられた金属製の部材である。
放熱部材3は、平面視において、器具本体2を取り囲んで環状に配列された複数のアルミ製の構成板30にて構成される。
側面視において、構成板30の夫々は、上記LEDモジュール1を取り付ける取付用部31と、当該取付用部31を上記シャーシ6へ接続する接続用部32とを備える。
上記取付用部31の表面にLEDモジュール1の上記基板11の裏面が固定される。
構成板30の夫々は、当該取付用部に取り付けられた上記LEDモジュール1の発する熱を放熱すると共に当該熱の一部を上記シャーシ6に伝導する。
側面視において、上記取付用部31の夫々は、上記器具本体2への固定端を下端とし、上記シャーシ6に対して10度〜45度傾斜する。
平面視において、上記の通り、複数の構成板30が環状に配され、側面視において、上記放熱部材3の下部は、構成板30の上記取付用部31の夫々を側面として下方に窄まる角錐台を呈する。
この実施の形態において、上記LEDモジュール1及び構成板30は夫々8枚であり、放熱部材3は、8つ取付用部31を備える。従って、平面視において、上記8枚の構成板30が環状に配され、側面視において、上記放熱部材3の下部は、構成板30の上記取付用部31の夫々を側面として下方に窄まる八角錐台を呈する。放熱部材3の下端面は、正確には、平面視円形である。即ち、上記の逆八角錐台の各側面の下辺は、直線ではなく円弧である。
そして、側面視において、取付用部31の夫々は、一端を下端とし、当該下端が器具本体2の底面の縁において器具本体2へ固定されている。取付用部31の夫々は、上記の通り八角錐台の側面とされることによって、側面視において、他の一端を上端として、当該上端を上記下端の上方であって、構成板30が呈する環の外側へ向ける。
上記角度に傾斜する取付用部31の夫々に、各LEDモジュール1の基板11裏面を固定する。ネジやボルト・ナットといった固定具を基板11の前述の穴15へ通すことにより、基板11の裏面を取付用部31の表面へ密着するように固定することができる。
上記の固定により、側面視において、当該基板11をシャーシ6に対して10度〜45度傾斜させることができる。即ち、側面視において、部屋の床面に対し、当該基板11を10度〜45度傾斜させることができる。
また、取付用部31の夫々に、各LEDモジュール1の基板11裏面を固定することによって、平面視において、上記複数のLEDモジュール1を上記器具本体2へ環状に配列することができる。
基板11に対してLED10の光軸は、側面視において、90度の角度をなすものであり、基板11の上記傾斜によって、側面視において、当該配列の環の外側下方に向けLED10の光軸を斜めとする。即ち、側面視において、部屋の床面に対し、LED10の光軸を傾斜させることができる。
尚、図2(A)において、八角錐台の手前の2つの側面は、LEDモジュール1を外された状態に描かれており、2枚の構成板30の取付用部31が露出している。図2(A)へ示す通り、構成板30の取付板31はその表裏に貫通する貫通部31を備える。この貫通部31へ、電源と電気的に連絡する配線や、隣り合う基板11同士を接続する配線12が通される。
上記の固定により、側面視において、当該基板11をシャーシ6に対して10度〜45度傾斜させることができる。即ち、側面視において、部屋の床面に対し、当該基板11を10度〜45度傾斜させることができる。
また、取付用部31の夫々に、各LEDモジュール1の基板11裏面を固定することによって、平面視において、上記複数のLEDモジュール1を上記器具本体2へ環状に配列することができる。
基板11に対してLED10の光軸は、側面視において、90度の角度をなすものであり、基板11の上記傾斜によって、側面視において、当該配列の環の外側下方に向けLED10の光軸を斜めとする。即ち、側面視において、部屋の床面に対し、LED10の光軸を傾斜させることができる。
尚、図2(A)において、八角錐台の手前の2つの側面は、LEDモジュール1を外された状態に描かれており、2枚の構成板30の取付用部31が露出している。図2(A)へ示す通り、構成板30の取付板31はその表裏に貫通する貫通部31を備える。この貫通部31へ、電源と電気的に連絡する配線や、隣り合う基板11同士を接続する配線12が通される。
側面視において、上記構成板30の接続用部32は、取付用部31の上端から、取付用部31と反対に傾斜して上方へ伸びる。即ち、側面視において、接続用部32と取付用部31とは、くの字を呈する。更に、図1(B)及び図2(A)へ示す通り、側面視において、接続用部32の上端部33は、接続用部32の下部に対し屈曲して、フランジ部20の径内方向に向け横方向に伸びる。
接続用部32の当該上端部33は、フランジ部20の下方から、フランジ部20の上記窓部21へ配置される。当該配置によって、接続用部32の上端部33は、窓部21にてシャーシ6の下面に沿わされる。
接続用部32の上端部33は、シャーシ6の前述の隆起部61に、窓部21を通じて、重ねられ、前記留め具5が通される。
図1(B)及び図3(A)へ示す通り、接続用部32の内側面には上下に伸びる複数の隆起34が形成されている。この隆起34は、接続用部32を補強すると共に接続用部32の表面積を大きくして、放熱効果を高める。
接続用部32の当該上端部33は、フランジ部20の下方から、フランジ部20の上記窓部21へ配置される。当該配置によって、接続用部32の上端部33は、窓部21にてシャーシ6の下面に沿わされる。
接続用部32の上端部33は、シャーシ6の前述の隆起部61に、窓部21を通じて、重ねられ、前記留め具5が通される。
図1(B)及び図3(A)へ示す通り、接続用部32の内側面には上下に伸びる複数の隆起34が形成されている。この隆起34は、接続用部32を補強すると共に接続用部32の表面積を大きくして、放熱効果を高める。
(留め具5)
留め具5は、ネジやピン、ボルト・ナットといった周知の固定手段にて実施すればよい。上記の通り窓部21を通じて留め具5をシャーシ6と接続用部32の上端部33へ通すことにより、シャーシ6へ接続用部32を固定すると共に、シャーシ6と接続用部32を器具本体2へ固定する。また、器具本体2へ接続用部32を固定することにより、構成板30の上端を器具本体2へ固定することになる。
上記構成板30のシャーシ6への固定により、構成板30が受けたLEDモジュール1の熱の一部が、構成板30からシャーシ6へ伝えられる。
尚、この実施の形態では、シャーシ6の器具本体2への固定をより確実にするために、上記留め具5とは別に、シャーシ6の取り付け専用の、上記接続用部32の固定に関与しない副留め具51を設けている(図1(A)及び図6(A))。
留め具5は、ネジやピン、ボルト・ナットといった周知の固定手段にて実施すればよい。上記の通り窓部21を通じて留め具5をシャーシ6と接続用部32の上端部33へ通すことにより、シャーシ6へ接続用部32を固定すると共に、シャーシ6と接続用部32を器具本体2へ固定する。また、器具本体2へ接続用部32を固定することにより、構成板30の上端を器具本体2へ固定することになる。
上記構成板30のシャーシ6への固定により、構成板30が受けたLEDモジュール1の熱の一部が、構成板30からシャーシ6へ伝えられる。
尚、この実施の形態では、シャーシ6の器具本体2への固定をより確実にするために、上記留め具5とは別に、シャーシ6の取り付け専用の、上記接続用部32の固定に関与しない副留め具51を設けている(図1(A)及び図6(A))。
(コード8)
上記のコード8は、図1(A)へ示す通り、天井から下方に間隔を開けて、シャーシ6と、当該シャーシ6が設けられた器具本体2を吊るす。
また、コード8は、内部に電気を供給する電線を有するものであり、上記の通り、シャーシ6と共に器具本体2を支持するほか、器具本体2に設けられた前述の交流・直流変換機や整流器といった電気機器(図示しない)を介して上記配線12(図2(A))と接続されて、LEDモジュール1へ電源を供給する。
コード8の上端側には、引掛部81が設けられている。天井の電源供給部(引っ掛けシーリング)に、当該引掛部81へ引っ掛けることにより、コード8の上端を、天井へ固定すると共に電源から照明器具へ電気を供給することができる。上記の接続固定具82と引掛部81は、周知の結合構造を採るものを採用する。
コード8が、照明器具を天井より下方に配置することにより、シャーシ6は、放熱部材3から伝達された熱を、天井と照明器具との間の空間を利用して、円滑に空気中へ放散することができる。
具体的には、LEDモジュール1の熱は、放熱部材3表面から直接空気中へ放出されると共に、図1(A)において太字の矢印で示す通り、構成板30の取付用部31から接続用部32を経て、シャーシ6へ伝わり、シャーシ6表面から照明器具の上方の空間へ向け放射される。図1(A)において、煩雑を避けるため、太字の矢印は、側面視において、照明器具の左側にのみ付し、照明器具の右側については省略している。
上記の通りコード8は、照明器具の天井への支持と、電気の供給を兼ねるものとすることにより、照明器具の取り付けや配線を纏まりのよいものとすることができる。纏まりの良い分照明器具の設置も簡単に行える。
但し、当該電源の供給は、コード8とは別に設けられた電線によるものとし、コード8は専らシャーシ6や器具本体を支持するものを除外するものではない。
更に、この実施の形態では、キャップ80がシャーシ6の上面中央に取り付けられる。このキャップ80は、錐状の中空の部材であり、コード8の下端側を覆う。
この実の形態において、キャップ80は、プラスチック製の部材である。この他、シャーシ6と共に放熱効果を促進するために、金属製の部材にてキャップ80を形成してもよい。
上記のコード8は、図1(A)へ示す通り、天井から下方に間隔を開けて、シャーシ6と、当該シャーシ6が設けられた器具本体2を吊るす。
また、コード8は、内部に電気を供給する電線を有するものであり、上記の通り、シャーシ6と共に器具本体2を支持するほか、器具本体2に設けられた前述の交流・直流変換機や整流器といった電気機器(図示しない)を介して上記配線12(図2(A))と接続されて、LEDモジュール1へ電源を供給する。
コード8の上端側には、引掛部81が設けられている。天井の電源供給部(引っ掛けシーリング)に、当該引掛部81へ引っ掛けることにより、コード8の上端を、天井へ固定すると共に電源から照明器具へ電気を供給することができる。上記の接続固定具82と引掛部81は、周知の結合構造を採るものを採用する。
コード8が、照明器具を天井より下方に配置することにより、シャーシ6は、放熱部材3から伝達された熱を、天井と照明器具との間の空間を利用して、円滑に空気中へ放散することができる。
具体的には、LEDモジュール1の熱は、放熱部材3表面から直接空気中へ放出されると共に、図1(A)において太字の矢印で示す通り、構成板30の取付用部31から接続用部32を経て、シャーシ6へ伝わり、シャーシ6表面から照明器具の上方の空間へ向け放射される。図1(A)において、煩雑を避けるため、太字の矢印は、側面視において、照明器具の左側にのみ付し、照明器具の右側については省略している。
上記の通りコード8は、照明器具の天井への支持と、電気の供給を兼ねるものとすることにより、照明器具の取り付けや配線を纏まりのよいものとすることができる。纏まりの良い分照明器具の設置も簡単に行える。
但し、当該電源の供給は、コード8とは別に設けられた電線によるものとし、コード8は専らシャーシ6や器具本体を支持するものを除外するものではない。
更に、この実施の形態では、キャップ80がシャーシ6の上面中央に取り付けられる。このキャップ80は、錐状の中空の部材であり、コード8の下端側を覆う。
この実の形態において、キャップ80は、プラスチック製の部材である。この他、シャーシ6と共に放熱効果を促進するために、金属製の部材にてキャップ80を形成してもよい。
(光拡散部7)
この照明器具は、器具本体2の下部を覆うカバー70を備える。
カバー70は、光を拡散して透過することができる、透明又は半透明のプラスチックにて形成されている。この実施の形態において、カバー70は、白色、特に乳半色のアクリルにて形成されている。但し、LEDの発する光を拡散して透過するものであれば、このような素材に限定するものではなく、他の素材にてカバー70を形成することが可能である。
カバー70は、前記光拡散部7と、中央部72と、内襟部78とを備える。
光拡散部7は、平面視において、取付用部3にて器具本体2へ取り付けられて上記環状に配列されたLEDモジュール1を覆う環状のケースである。ケースである光拡散部7の上部は開口する。
中央部72は、平面視において光拡散部7が呈する環の内側を塞ぐように、光拡散部7と一体に形成された板状部である。中央部72は、図1(A)へ示す通り、径の中心を最深部として、側面視において、上方へ後退する凹曲面を呈する。
この照明器具は、器具本体2の下部を覆うカバー70を備える。
カバー70は、光を拡散して透過することができる、透明又は半透明のプラスチックにて形成されている。この実施の形態において、カバー70は、白色、特に乳半色のアクリルにて形成されている。但し、LEDの発する光を拡散して透過するものであれば、このような素材に限定するものではなく、他の素材にてカバー70を形成することが可能である。
カバー70は、前記光拡散部7と、中央部72と、内襟部78とを備える。
光拡散部7は、平面視において、取付用部3にて器具本体2へ取り付けられて上記環状に配列されたLEDモジュール1を覆う環状のケースである。ケースである光拡散部7の上部は開口する。
中央部72は、平面視において光拡散部7が呈する環の内側を塞ぐように、光拡散部7と一体に形成された板状部である。中央部72は、図1(A)へ示す通り、径の中心を最深部として、側面視において、上方へ後退する凹曲面を呈する。
上記光拡散部7は、LED1からの直接光を拡散して照明器具の外部へ透過する。
平面視において、光拡散部7の外径、即ち、カバー70の最大径は、上記スリーブ22の径よりも大きい。
光拡散部7は、図1(B)へ示す通り、側面視においてLED10の光軸とほぼ直交する主透過部71と、上方透過部73とを備える。
平面視において、主透過部71と上方透過部73は、夫々環状に形成されている。
平面視において、上記主透過部71は機器本体2の径方向の外側に位置する。
上方透過部73は、主透過部71の径の内外方向について、主透過部71の外側に設けられている。上方透過部73は、主透過部71と一体に設けられる。上方透過部73は、平面視において光拡散部7の外径部となる主透過部71の外縁から、内側に折り返された状態に形成されて、側面視において主透過部71の上方へ位置する。
カバー70を器具本体2の下方へ、器具本体2と同心に配置した際、平面視において、上方透過部73は、前記スリーブ22の外側に位置するものであり、側面視において、上方透過部73は、スリーブ22と主透過部71との間を覆う傾斜部位である。
側面視において、上方透過部73は、LED1からの直接光を拡散して照明器具の外部へ透過すると共に主透過71の内面にて反射しLED1の光をスリーブ22の外側斜め上方へ向けて透過する。
上記の中央部72は、器具本体2の真下に位置する。中央部72の上面と器具本体2底部との間に間隔が設けられている。中央部72は、LED10から直接・間接的に器具本体2の真下に向かって斜め下方に進行する光を拡散してカバー70外部へ透過する。
平面視において、光拡散部7の外径、即ち、カバー70の最大径は、上記スリーブ22の径よりも大きい。
光拡散部7は、図1(B)へ示す通り、側面視においてLED10の光軸とほぼ直交する主透過部71と、上方透過部73とを備える。
平面視において、主透過部71と上方透過部73は、夫々環状に形成されている。
平面視において、上記主透過部71は機器本体2の径方向の外側に位置する。
上方透過部73は、主透過部71の径の内外方向について、主透過部71の外側に設けられている。上方透過部73は、主透過部71と一体に設けられる。上方透過部73は、平面視において光拡散部7の外径部となる主透過部71の外縁から、内側に折り返された状態に形成されて、側面視において主透過部71の上方へ位置する。
カバー70を器具本体2の下方へ、器具本体2と同心に配置した際、平面視において、上方透過部73は、前記スリーブ22の外側に位置するものであり、側面視において、上方透過部73は、スリーブ22と主透過部71との間を覆う傾斜部位である。
側面視において、上方透過部73は、LED1からの直接光を拡散して照明器具の外部へ透過すると共に主透過71の内面にて反射しLED1の光をスリーブ22の外側斜め上方へ向けて透過する。
上記の中央部72は、器具本体2の真下に位置する。中央部72の上面と器具本体2底部との間に間隔が設けられている。中央部72は、LED10から直接・間接的に器具本体2の真下に向かって斜め下方に進行する光を拡散してカバー70外部へ透過する。
内襟部78は、図2(C)及び図3(A)へ示す通り、側面視において、光拡散部7の上方透過部72の上端から、上面を水平にして、光拡散部7の径内方向へ向けて伸びる、平面視環状の板状部である。
内襟部78の内径部には、内襟部78の径内側方向へ突出する複数の被係止部75が設けられている。被係止部75同士は、平面視において、内襟部78の周方向について、間隔を開けて設けられている。内襟部78の周方向における、被係止部75同士の当該間隔区間を以下間欠部76と呼ぶ。
平面視において、器具本体2と同心となるように、器具本体2の下方へカバー70を配置した状態において、スリーブ22の外縁22aは、内襟部78上面の上方に位置し、上記各被係止部75は、器具本体2のスリーブ22の径内外方向について、前記開口部k1内に位置する。上記配置状態において、平面視における被係止部75の器具本体2の中心からの距離は、平面視における係止部24の器具本体2の中心からの距離と等しい。
被係止部75は、上方に隆起する起立部77を備える。
図2(B)及び図4(A)は、カバー70を、器具本体2へ固定する前の状態を示している。
図2(B)及び図4(A)へ示す通り、カバー70を器具本体2の下部へ配置し、収容部kにおける前記ガイド部k2の開口部k1から上記収容部k内へ被係止部75を挿入する。カバー70を器具本体2の周方向へ回転させて、上記間欠部76へ、前記の傾斜部25及び係止部24を、当該順に通す。ガイド部k2は、上記回転に伴い、被係止部75を係止部24へ向けてガイドする。
図4(B)に被係止部75を一点鎖線で示す。この図4(B)へ示す通り、傾斜部25へ到達した被係止部75は、傾斜部25に案内されて、図4(C)へ示す通り、係止部24の上面へ移動する。
上記スリーブ22内部において、上記傾斜部25側を入口側とし係止部24を挟んで傾斜部25と反対側は、筒状部23の外壁の一部にて行き止まりとなっている。
被係止部75の係止部24上面への移行によって、被係止部75の係止部24への係止は完了する。
上記の通り、被係止部75を係止部24へ係止することにより、カバー70を器具本体2へ仮止めすることができる。
内襟部78の内径部には、内襟部78の径内側方向へ突出する複数の被係止部75が設けられている。被係止部75同士は、平面視において、内襟部78の周方向について、間隔を開けて設けられている。内襟部78の周方向における、被係止部75同士の当該間隔区間を以下間欠部76と呼ぶ。
平面視において、器具本体2と同心となるように、器具本体2の下方へカバー70を配置した状態において、スリーブ22の外縁22aは、内襟部78上面の上方に位置し、上記各被係止部75は、器具本体2のスリーブ22の径内外方向について、前記開口部k1内に位置する。上記配置状態において、平面視における被係止部75の器具本体2の中心からの距離は、平面視における係止部24の器具本体2の中心からの距離と等しい。
被係止部75は、上方に隆起する起立部77を備える。
図2(B)及び図4(A)は、カバー70を、器具本体2へ固定する前の状態を示している。
図2(B)及び図4(A)へ示す通り、カバー70を器具本体2の下部へ配置し、収容部kにおける前記ガイド部k2の開口部k1から上記収容部k内へ被係止部75を挿入する。カバー70を器具本体2の周方向へ回転させて、上記間欠部76へ、前記の傾斜部25及び係止部24を、当該順に通す。ガイド部k2は、上記回転に伴い、被係止部75を係止部24へ向けてガイドする。
図4(B)に被係止部75を一点鎖線で示す。この図4(B)へ示す通り、傾斜部25へ到達した被係止部75は、傾斜部25に案内されて、図4(C)へ示す通り、係止部24の上面へ移動する。
上記スリーブ22内部において、上記傾斜部25側を入口側とし係止部24を挟んで傾斜部25と反対側は、筒状部23の外壁の一部にて行き止まりとなっている。
被係止部75の係止部24上面への移行によって、被係止部75の係止部24への係止は完了する。
上記の通り、被係止部75を係止部24へ係止することにより、カバー70を器具本体2へ仮止めすることができる。
上記仮止め後、図2(C)及び図3(A)へ示す通り、スリーブ22へ、ネジやボルトといった、ねじ山を備えた上記固定具4をねじ込む。この固定具4によって、被係止部75が係止部24の上面から上記入口側へ後退するのを阻止する。
固定具は、工具によって取り外ことができるものである。即ち、分解しなければ、カバー70を器具本体から外すことができない。
上記の係止部24と被係止部75と収容部kと固定具4とが、カバー70を器具本体2へ固定する固定機構を構成する。
上記固定具4の装着にて、カバー70を器具本体2から、ユーザーサイドにて外せないようにし、ユーザーが加熱したLEDの基板11へ触れるを防ぐことができる。
但し、上記固定機構は、被係止部75を係止部24へ係止した後被係止部75の後戻りを阻止する周知の嵌め殺しの構成を、このような固定具4に代えて、或いは固定具4と共に設けるものとしても実施できる。
被係止部24の前記起立部77先端は、スリーブ22の内面に当接する。当該当接により、被係止部75の係止部24への係止において、カバー70は、上記被係止部75以外の部分で、器具本体2と接触しない。
即ち、起立部77の上記当接により、内襟部78の上面と、スリーブ22の外縁23aとの間には、隙間が開けられる。
固定具は、工具によって取り外ことができるものである。即ち、分解しなければ、カバー70を器具本体から外すことができない。
上記の係止部24と被係止部75と収容部kと固定具4とが、カバー70を器具本体2へ固定する固定機構を構成する。
上記固定具4の装着にて、カバー70を器具本体2から、ユーザーサイドにて外せないようにし、ユーザーが加熱したLEDの基板11へ触れるを防ぐことができる。
但し、上記固定機構は、被係止部75を係止部24へ係止した後被係止部75の後戻りを阻止する周知の嵌め殺しの構成を、このような固定具4に代えて、或いは固定具4と共に設けるものとしても実施できる。
被係止部24の前記起立部77先端は、スリーブ22の内面に当接する。当該当接により、被係止部75の係止部24への係止において、カバー70は、上記被係止部75以外の部分で、器具本体2と接触しない。
即ち、起立部77の上記当接により、内襟部78の上面と、スリーブ22の外縁23aとの間には、隙間が開けられる。
(虫侵入防止部)
上記の座部26の下面に、虫侵入防止部25が設けられる。虫侵入防止部25は、押圧されることにより弾性変形する弾性変形部材である。上記虫侵入防止部25は、上記スリーブ22の外縁22aに沿って当該外縁22a又は上記起立部77よりも当該外縁22a側に設けられ、座部26に沿って平面視環状に配された部材である。
座部26に設けられた虫侵入防止部25の下端は、スリーブ22の外縁22aよりも下方に突出する。
虫侵入防止部25には、スポンジやゴム、ウレタンといった弾力性を有するクッション材を採用することができる。この実施の形態では、虫侵入防止部25にはスポンジを採用する。
上記虫侵入防止部25は、上記カバー70と上記器具本体2との間に介され、係止部24への被係止部75の上記係止により、上記カバー70の内襟部78と上記器具本体2のスリーブ22の外縁22aとに挟まれて弾性変形し、上記カバー70と上記器具本体2と間を密閉し、スリーブ22外縁22aとカバー70の上記内襟部78との間を通って虫が外部からカバー70内に侵入するのを防止する。
また、弾性変形した虫侵入防止部にて、被係止部75は係止部24へ付勢され、係止がより強固なものとされる。
カバー70と器具本体2とを異なる素材にて形成すると、熱膨張率・熱収縮率の違いにより、カバー70と器具本体2の収縮や膨張の際に、器具本体2とカバー70との間において、音鳴りが生じる。
器具本体2とカバー70との間に上記虫侵入防止部25を介すると共に、起立部77により、被係止部75の係止部24への係止中、カバー70の上端開口部において、カバー70を上記被係止部75以外の部分で、器具本体2と接触させないことにより、上記音鳴りを抑制することができる。虫侵入防止部25にスポンジを採用するのが、音鳴り防止に効果的である。
上記の座部26の下面に、虫侵入防止部25が設けられる。虫侵入防止部25は、押圧されることにより弾性変形する弾性変形部材である。上記虫侵入防止部25は、上記スリーブ22の外縁22aに沿って当該外縁22a又は上記起立部77よりも当該外縁22a側に設けられ、座部26に沿って平面視環状に配された部材である。
座部26に設けられた虫侵入防止部25の下端は、スリーブ22の外縁22aよりも下方に突出する。
虫侵入防止部25には、スポンジやゴム、ウレタンといった弾力性を有するクッション材を採用することができる。この実施の形態では、虫侵入防止部25にはスポンジを採用する。
上記虫侵入防止部25は、上記カバー70と上記器具本体2との間に介され、係止部24への被係止部75の上記係止により、上記カバー70の内襟部78と上記器具本体2のスリーブ22の外縁22aとに挟まれて弾性変形し、上記カバー70と上記器具本体2と間を密閉し、スリーブ22外縁22aとカバー70の上記内襟部78との間を通って虫が外部からカバー70内に侵入するのを防止する。
また、弾性変形した虫侵入防止部にて、被係止部75は係止部24へ付勢され、係止がより強固なものとされる。
カバー70と器具本体2とを異なる素材にて形成すると、熱膨張率・熱収縮率の違いにより、カバー70と器具本体2の収縮や膨張の際に、器具本体2とカバー70との間において、音鳴りが生じる。
器具本体2とカバー70との間に上記虫侵入防止部25を介すると共に、起立部77により、被係止部75の係止部24への係止中、カバー70の上端開口部において、カバー70を上記被係止部75以外の部分で、器具本体2と接触させないことにより、上記音鳴りを抑制することができる。虫侵入防止部25にスポンジを採用するのが、音鳴り防止に効果的である。
(配光について)
図5を用いて、本願発明に係る上記照明器具の配光について説明する。図5に示す照明器具は、側面視において、LEDモジュール1の基板11を、シャーシ6に対して、言い換えれば床面に対して25度の角度傾斜させたものである。
図5では、直接光のみ示し、反射光については省略する。
本願発明の配光を実線の直線で示す。また、基板11を水平(傾斜角度0度)に配置する、従来の照明器具の配光を点線で示す。また、比較例として、基板11を鉛直に立てた状態(90度)の配光を一点鎖線で示す。上記実線同士、点線同士、一点鎖線同士に挟まれた、本願、従来例、比較例夫々の配光各は、何れも120度である。
図5へ示す通り、カバー内の反射を除いた、直接光の配光について見れば、本願発明に係る照明器具は、LED同士で重なるところが少なく、照明器具のほぼ真横まで配光されている。
これに対して、従来の基板11を水平とするものは、LED間の配光の重なりが本願の照明器具に比して極めて大きく、横方向には殆ど配光されていない。
また、上記比較例では、真横や上方への配光がなされているものの、肝心の照明器具の真下については配光されず、中抜け状態となっている。
図5を用いて、本願発明に係る上記照明器具の配光について説明する。図5に示す照明器具は、側面視において、LEDモジュール1の基板11を、シャーシ6に対して、言い換えれば床面に対して25度の角度傾斜させたものである。
図5では、直接光のみ示し、反射光については省略する。
本願発明の配光を実線の直線で示す。また、基板11を水平(傾斜角度0度)に配置する、従来の照明器具の配光を点線で示す。また、比較例として、基板11を鉛直に立てた状態(90度)の配光を一点鎖線で示す。上記実線同士、点線同士、一点鎖線同士に挟まれた、本願、従来例、比較例夫々の配光各は、何れも120度である。
図5へ示す通り、カバー内の反射を除いた、直接光の配光について見れば、本願発明に係る照明器具は、LED同士で重なるところが少なく、照明器具のほぼ真横まで配光されている。
これに対して、従来の基板11を水平とするものは、LED間の配光の重なりが本願の照明器具に比して極めて大きく、横方向には殆ど配光されていない。
また、上記比較例では、真横や上方への配光がなされているものの、肝心の照明器具の真下については配光されず、中抜け状態となっている。
(変更例)
図3(B)へ示す通り、虫侵入防止部25は、スリーブ22の外縁22aの下面を覆うように、スリーブ22へ設けるものとしても実施できる。
図1〜図3へ示す各実施の形態において、放熱部材3は、複数の構成板30にて分割して形成されたものであったが、一つの金属部材で一体に形成するものとしてもよい。
また、放熱部材3の下部は、上記の実施の形態において、図2(A)へ示す通り、八角錐台を呈するものとした。取付用部3は、この他、三角〜七角錐台或いは九角錐以上の多角錐台を呈するものとしても実施できる。更には、放熱部材3の下部は、円錐台を呈するものとしても実施できる。
また、放熱部材3の構成板30に上記接続用部32を設けず、取付用部31を直接シャーシ6へ接続するものとしても実施できる。更には、放熱部材3をシャーシ6と一体に形成するものとしてもよい。放熱部材3をシャーシ6と一体に形成する場合、両者を共にアルミ又は冷間圧延鋼板にて形成するものとすればよい。
放熱部材3は、アルミ製のものに限定するものではなく、LEDモジュール1の熱を伝導し放熱するに適した他の金属を用いて実施することも可能である。
上記図示した実施の形態において、開口部k1は、平面視環状に形成されたものを示したが、弧状であっても実施できる。
また、上記おいて、係止部24は、筒状部23へ設けられて筒状部23の径外方向へ突出するものとした。この他、係止部24は、スリーブ22へ設けられてスリーブ22の径内方向へ突出するものとしてもよい。
係止部24と被係止部75については、互いの構成が、図示した実施の形態と逆であっても実施できる。係止部24と被係止部75を図示した実施の形態と逆にする場合、被係止部75の上記収容部kを、カバー70側に形成すればよい。
更に、上記各実施の形態において、虫侵入防止部25は、器具本体2のフランジ22へ固定するものとしたが、カバー70側へ固定するものとしても実施できる。
図3(B)へ示す通り、虫侵入防止部25は、スリーブ22の外縁22aの下面を覆うように、スリーブ22へ設けるものとしても実施できる。
図1〜図3へ示す各実施の形態において、放熱部材3は、複数の構成板30にて分割して形成されたものであったが、一つの金属部材で一体に形成するものとしてもよい。
また、放熱部材3の下部は、上記の実施の形態において、図2(A)へ示す通り、八角錐台を呈するものとした。取付用部3は、この他、三角〜七角錐台或いは九角錐以上の多角錐台を呈するものとしても実施できる。更には、放熱部材3の下部は、円錐台を呈するものとしても実施できる。
また、放熱部材3の構成板30に上記接続用部32を設けず、取付用部31を直接シャーシ6へ接続するものとしても実施できる。更には、放熱部材3をシャーシ6と一体に形成するものとしてもよい。放熱部材3をシャーシ6と一体に形成する場合、両者を共にアルミ又は冷間圧延鋼板にて形成するものとすればよい。
放熱部材3は、アルミ製のものに限定するものではなく、LEDモジュール1の熱を伝導し放熱するに適した他の金属を用いて実施することも可能である。
上記図示した実施の形態において、開口部k1は、平面視環状に形成されたものを示したが、弧状であっても実施できる。
また、上記おいて、係止部24は、筒状部23へ設けられて筒状部23の径外方向へ突出するものとした。この他、係止部24は、スリーブ22へ設けられてスリーブ22の径内方向へ突出するものとしてもよい。
係止部24と被係止部75については、互いの構成が、図示した実施の形態と逆であっても実施できる。係止部24と被係止部75を図示した実施の形態と逆にする場合、被係止部75の上記収容部kを、カバー70側に形成すればよい。
更に、上記各実施の形態において、虫侵入防止部25は、器具本体2のフランジ22へ固定するものとしたが、カバー70側へ固定するものとしても実施できる。
1 LED
2 器具本体
3 放熱部材
4 固定具
5 留め具
6 シャーシ
2 器具本体
3 放熱部材
4 固定具
5 留め具
6 シャーシ
Claims (5)
- 天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具において、
光源であるLEDを有する複数のLEDモジュールと、複数の当該LEDモジュールが取り付けられる器具本体と、LEDの光を拡散して透過する光拡散部と、天井から下方へ上記器具本体を吊り下げるコードとを備え、
上記LEDモジュールの夫々は、1つ又は複数のLEDと、表面に当該LEDが設けられた基板とを備え、
平面視において、上記複数のLEDモジュールは、環状に配列され、
上記器具本体には、器具本体の上面の少なくとも一部を構成する金属製のシャーシと、上記LEDの熱を放熱する放熱部材とが設けられ、
上記放熱部材は、上記器具本体に設けられて、器具本体の側部又は底部の少なくとも一部を構成し、
上記放熱部材は、複数の金属製の構成板からなり、
上記構成板の夫々は、側面視において、個々の上記LEDモジュールを取り付ける取付用部と、当該取付用部を上記シャーシに接続する接続用部とを備え、
上記取付用部表面にLEDモジュールの上記基板の裏面が固定されるものであり、
上記構成板の夫々は、当該取付用部に取り付けられた上記LEDモジュールの熱を放熱すると共に当該熱の一部を上記シャーシに伝導するものであり、
側面視において、上記取付用部の夫々は、上記器具本体への固定端を下端とし、上記シャーシに対して10度〜45度の角度で傾斜するものであり、
平面視において、上記複数の構成板が環状に配され、側面視において、上記放熱部材の下部は、構成板の上記取付用部の夫々を側面として下方に窄まる角錐台を呈し、
上記取付用部に取り付けられることによって、複数のLEDモジュールは、平面視において、上記の通り環状に配列され、
上記取付用部に取り付けられることによって、個々のLEDモジュールは、側面視において、LEDモジュールの上記配列の環の外側下方に向け基板を床面に対し10度〜45度の角度に傾斜させ、
側面視において、上記接続用部の夫々は、上記シャーシに対し上記取付用部と逆方向に向け、上記取付用部から斜め上方に伸びるものであり、
側面視において、上記各接続用部の上端部が上記シャーシの下面に沿って横方向へ伸び、ネジやボルトなどの留め具にて、各接続用部の当該上端部が上記シャーシへ固定されるものであり、
上記シャーシの上面の一部に、上記コードを係止する支持体が設けられ、
上記支持体は、上記シャーシの上面より上方に向け凸状に突出する半球状の金属製部材であり、
上記光拡散部は、上記器具本体へ取り付けられて、環状に配列された上記各LEDモジュールを覆うものであり、
側面視において、上記光拡散部は、LEDから間隔を開けて設けられ且つLEDの光軸とほぼ直交する主透過部と、当該主透過部の上方に位置し且つ当該主光透過部の内面にて反射したLEDの光を天井側へ透過する上方透過部とを有することを特徴とする吊下げ型照明器具。 - 天井から吊下げられて室内を照らす吊下げ型照明器具において、
光源であるLEDと、当該LEDが取り付けられる器具本体と、LEDの光を拡散して透過する光拡散部とを備え、
上記器具本体は、器具本体の上面の少なくとも一部を構成するシャーシと、上記LEDを取り付ける取付用部を備え、
側面視において、上記取付用部は、LEDの取付面を、上記シャーシに対して器具本体の横下方へ斜めに向け、
上記LEDは、上記取付用部へ取り付けられることにより、側面視において、光軸を横下方へ斜めに向けるものであり、
上記光拡散部は、器具本体へ取り付けられて、上記複数のLEDを覆うものであり、
側面視において、上記光拡散部は、LEDから間隔を開けて設けられ且つLEDの光軸とほぼ直交する主透過部と、当該主透過部の上方に位置し且つ当該主光透過部の内面にて反射したLEDの光を天井側へ透過する上方透過部とを有するものであることを特徴とする吊下げ型照明器具。 - 側面視において、上記取付用部は、上記シャーシに対し10度〜45度の角度傾斜することを特徴とする請求項2記載の吊下げ型照明器具。
- 上記器具本体は、上記LEDの熱を放熱する放熱部材を備え、
上記放熱部材は、上記器具本体に設けられて、上記器具本体の側部又は底部の少なくとも一部を構成し、
上記シャーシは金属製であり、
上記放熱部材が、上記LEDを取り付ける上記の取付用部を備え、
上記放熱部材は、上記LEDの熱を放熱すると共に上記シャーシに接続されて、LEDの熱をシャーシに伝導するものであり、
側面視において、上記取付用部は、上記器具本体への固定端を下端とし上記シャーシとの接続側を上端として、LEDの取付面を、上記シャーシに対して上記器具本体の横下方へ斜めに向けるものであることを特徴とする請求項2又は3記載の吊下げ型照明器具。 - 上記LEDを複数備え、
上記放熱部材は、上記取付用部を複数備え、
平面視において、上記複数のLEDは、環状に配列され、
上記放熱部材の下部は、下方に向けて窄まる、円錐台又は角錐台を呈し、当該円錐台の周方向の側面各部又は当該角錐台の各側面の夫々が、上記取付用部をなすものであり、
上記取付用部の夫々へ上記各LEDが取り付けられて、平面視において、上記の通り各LEDは、器具本体へ環状に配列されると共に、側面視において、上記器具本体に対し、当該配列の環の外側下方に向け光軸が斜めとなるように設けられたことを特徴とする請求項4記載の吊下げ型照明器具。
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