JP5052207B2 - 不正者追跡可能な放送型暗号システム、そのセンタ装置及び利用者装置、それらのプログラム及びその記録媒体 - Google Patents
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Dalit Naor, Moni Naor, Jeffery Lotspiech, "Revocation and Tracing Schemes for Stateless Receivers", CRYPTO, 2001, p.41-62
図1に示すように、本発明による不正者追跡可能な放送型暗号システムは、コンテンツを暗号化してブロードキャスト(放送)するセンタ装置1と、通信網4を介して暗号化されたコンテンツを復号化する利用者装置21〜2Nから構成される。
放送型暗号方式の一種であるSubset Cover法を基礎とした本発明による第1実施形態による不正者追跡可能な放送型暗号システム1000について説明をする。
まず、第1実施形態による不正者追跡可能な放送型暗号システムの理論的背景について説明をする。
センタ装置は、鍵長l(lは任意の自然数)から鍵生成アルゴリズムGenを用いて、集合Σに含まれるNの部分集合Sごとに、短期鍵kSを生成する。{kS:S∈Σ}←Gen(l)。そして、集合Σに含まれるNの部分集合Sのうち、利用者装置iを含むすべての部分集合Sの短期鍵{kS:i∈S∈Σ}を、その利用者装置iに安全な通信路を経由して配布する。
センタ装置は、利用者装置i(i=0,…,n)ごとに、例えば、長期鍵Ki∈{0,1}lを生成する。そして、安全な通信路を経由して、各利用者装置iに対応する長期鍵Kiを配布する。
ここで、視聴権を有する利用者装置の集合をAとする。センタ装置は、集合Σに含まれる、Nの部分集合Sのうち、集合Aのみを覆う部分集合Sの組を選択する。このような集合Aのみを覆う部分集合Sの組は複数存在する。センタ装置は、複数存在する組の中から1つの組Ωを選択する。例えば、複数存在する組のうち、その組に含まれる、Nの部分集合Sの数が最小であるもの選択することにより、組Ωを選択する。そして、その組Ωに含まれる、Nの部分集合S∈Σごとに、その短期鍵kSを用いて、コンテンツmを暗号化して暗号文cを生成する。c←Enc({kS:S∈Σ},A,m)。生成した暗号文cは、各利用者装置にブロードキャスト(放送)される。
利用者装置i(i=1,…,n−1)は、自身が有する短期鍵の何れかを用いて、暗号文cを復号化する。m←Dec({kS:i∈S∈Σ},i,c)。利用者装置i∈Aの場合、すなわち、利用者装置iが視聴権を有する場合には、暗号文cの少なくとも1つは、利用者装置iを含む部分集合Sの短期鍵kSで暗号化されている。このため、利用者装置i∈Aは、暗号文cを復号化して、コンテンツmを視聴することができる。すなわち、Dec({kS:i∈S∈Σ},i,Enc({kS:S∈Σ},A,m))=mが成立する。
センタ装置は、鍵生成アルゴリズムGenを用いて、利用者装置iが有するべき新しい短期鍵kS’を生成して、短期鍵kSを更新する。
センタ装置は、利用者装置iの長期鍵Kiを用いて、その新たな短期鍵kS’を暗号化してEKi({kS’:i∈S∈Σ})、それを第一の暗号情報として各利用者装置にブロードキャストする。
利用者装置i以外の利用者装置S−{i}は、上記暗号文cを、自身が有する短期鍵kSを用いて復号化して、新たな短期鍵kS’を得る。
ある利用者装置iを元にして海賊版利用者装置i$が生成されたとする。
自身が有するべき短期鍵を常に更新することができ、永続的に視聴可能である悪質な海賊版利用者装置i$には、元になった利用者装置iの長期鍵Kiが必ず含まれている。利用者装置iの長期鍵Kiを有しない海賊版利用者装置i$は、少なくとも、第一暗号情報を復号することができないため、常には短期鍵を更新することはできないためである。また、長期鍵Kiと利用者装置iは、一対一の関係を有する。
利用者装置iが不正者であることが判明した場合には、センタ装置は、利用者装置iの長期鍵Kiの代わりに、新しい長期鍵Ki*を生成して、新しい利用者装置i*に渡す。そしてその後、センタ装置は、長期鍵Kiではなく、新しい長期鍵Ki*を用いて、短期鍵を更新する。これにより、長期鍵Kiを有する不正者である利用者装置i及びこの利用者装置iから派生した海賊版利用者装置は、短期鍵を更新することができなくなり、視聴不可能となる。
〔機能構成〕
図2に、センタ装置1’の機能構成を例示する。センタ装置1’は、図1に示したセンタ装置1と同じである。また、図3に、利用者装置2の機能構成を例示する。利用者装置2は、図1に示した利用者装置21〜2Nと同じである。
この例では、センタ装置1’(図2)は、短期鍵生成部10、記憶部11(特許請求の範囲における第一記憶手段に想到。)、コンテンツ暗号化部12、放送部13、短期鍵更新情報生成部14、短期鍵更新部15、短期鍵暗号化部16、長期鍵生成部17、長期鍵更新部18を備える。図示していないが、記憶部11は、センタ装置1’の各部とデータの読み書きが可能なように接続されている。
短期鍵更新情報生成部14は、新しい短期鍵kS’自体ではなく、短期鍵情報生成部141が生成した新しい短期鍵kS’に関する情報rを、短期鍵暗号化部16の送ってもよい。この場合、短期鍵暗号化部16の第一暗号化部161は、その情報rに関する短期鍵kS’を有するべき利用者装置の中の少なくとも1つの利用者装置iの長期鍵Kiを用いて、その情報rを暗号化し、第一の暗号情報を生成して、放送部13に送る。また、第二暗号化部162は、上記少なくとも1つの利用者装置i以外のその情報rに関する短期鍵kS’を有するべき利用者装置のみが有する短期鍵kSを用いて、情報rを暗号化し、第二の暗号情報を生成して、放送部13に送る。
図3に例示するように、利用者装置2’は、受信部21、短期鍵復号化部22、記憶部23(特許請求の範囲における第二記憶手段に相当。)、コンテンツ復号化部24、短期鍵更新部25を備える。図示していないが記憶部23は、利用者装置2’の各部とデータの読み書きが可能なように接続されている。
放送型暗号方式の一種であるCS(Complete Subtree)法を基礎とした本発明による第2実施形態による不正者追跡可能な放送型暗号システムについて説明をする。
まず、第2実施形態による不正者追跡可能な放送型暗号システムの理論背景について説明をする。
センタ装置は、葉i(i=0,…,n−1)ごとに、葉の短期鍵ki∈{0,1}2lを生成する。すなわち、葉の短期鍵kiは、0と1をランダムに2l個選択することにより生成された2l個のビットからなるビット列である。lは、任意の自然数であり、本実施形態による不正者追跡可能な放送型暗号システムの安全性が保たれる程度に大きな数である。
このように、子ノードの鍵を互いに関連させて、その親ノードの短期鍵を生成する作業を繰り返すことにより、すべての葉iの短期鍵kiからすべてのノードの短期鍵ksを生成する。
センタ装置は、葉i(i=0,…,n−1)ごとに、例えば、長期鍵Ki∈{0,1}lを生成する。そして、安全な通信路を経由して、各利用者装置iに対応する長期鍵Kiを配布する。
視聴権を有する利用者装置の集合R⊂Nを考える。その視聴権を有する利用者装置の集合Rのみを覆う、木Tの部分木の組は複数存在する。これらの複数の部分木の組の中で、部分木の数が最も少ない部分木の組Ωを選択する。この部分木の組Ωの各部分木のルートノードを、s1,…,sωとする。ここで、視聴権を有しない利用者装置の数をrとすると、ω≦rlog(n/r)である。
視聴権を有する利用者装置i∈Rは、部分木の組の各部分木のルートノードの短期鍵ks1,…,ksωのうち、少なくとも1つの短期鍵を有している。その短期鍵を短期鍵kstとする。視聴権を有する利用者装置i∈Rは、自身の短期鍵stkを用いて、暗号化されたセッション鍵Eks1(sk),…,Eksω(sk)の何れか1つ又は少なくとも1つを復号化して、セッション鍵skを得る。そして、そのセッション鍵skを用いて、暗号化されたコンテンツEsk(m)を復号化して、コンテンツmを得る。
センタ装置は、短期鍵を適宜更新する。センタ装置は、利用者装置iに対応する葉iの短期鍵ki’を新たに生成して、短期鍵kiから短期鍵ki’に更新する。例えば、短期鍵ki’に関する情報ri’を生成して、その情報ri’と更新前の長期鍵Kiとをハッシュ関数Hに入力することより、更新後の短期鍵ki’=H(Ki,ri’)を求める。同時に、複数の利用者装置の短期鍵を更新してもよい。
なお、センタ装置が、暗号化された短期鍵EKi(ki’)を各利用者装置iにブロードキャストする代わりに、短期鍵ki’=H(Ki,ri’)を生成するために用いた情報ri’をブロードキャストしてもよい。
ある利用者装置iを元にして海賊版利用者装置i$が生成されたとする。
利用者装置iが不正者であることが判明した場合には、センタ装置の長期鍵更新部は、利用者装置iの長期鍵Kiの代わりに、新しい長期鍵Ki*を生成して、新しい利用者装置i*に渡す。そしてその後、センタ装置は、長期鍵Kiではなく、新しい長期鍵Ki*を用いて、短期鍵を更新してもよい。これにより、長期鍵Kiを有する不正者である利用者装置i及びこの利用者装置iから派生した海賊版利用者装置は、短期鍵を更新することができなくなり、視聴不可能となる。
rを放送型暗号化の際の視聴不可能な利用者装置の数、tを鍵更新の際の鍵更新される利用者装置の数とする。TOをtransmission overhead、SSをstrage of user、CCをcomputation of userとする。
図4は、第2実施形態による不正者追跡可能な放送型暗号システムのセンタ装置3の機能構成を例示する図である。この例では、センタ装置は、短期鍵生成部31、記憶部32、コンテンツ暗号化部33、放送部34、短期鍵更新情報生成部35、短期鍵暗号化部36、長期鍵生成部37、長期鍵更新部38を備える。図示していないが、記憶部32は、センタ装置3の各部とデータの読み書きができるように接続されている。
短期鍵生成部31の葉短期鍵生成部311は、各葉ごとに葉短期鍵kiを生成する。生成された葉短期鍵kiは、ノード短期鍵生成部312とコンテンツ暗号化部33に送られるとともに、記憶部32に格納される。例えば、葉短期鍵生成部311の葉短期鍵情報生成部3111が、葉短期鍵kiに関する情報riを生成し、葉短期鍵生成部311が、その情報riを用いて、任意のハッシュ関数H(ri)により、葉短期鍵ki=H(ri)を生成する。
なお、葉短期鍵更新情報生成部351が、新しい葉短期鍵ki’に関する情報ri’を生成して、新しい葉短期鍵ki’に替えて、その情報ri’を短期鍵暗号化部36に送ってもよい。
関連情報生成部363は、葉短期鍵更新情報生成部351から送られた情報がri’である場合には、その情報ri’と、記憶部32から読み込んだ又は長期鍵37が生成した長期鍵Kiを用いて、新たな短期鍵ki’=H(Ki,ri’)を生成する。そして、その生成された新たな短期鍵ki’から、短期鍵ki’に関連する情報であるハッシュ値H(ki’)を生成して、ノード短期鍵更新情報暗号化部362に送る。葉短期鍵更新情報生成部351から送られた情報がri’である場合にも、新しいノード短期鍵ks(d−1)’,…,ks1’,ks0’に関連する情報であるハッシュ値H(ks(d−1)’),…,H(ks1’),H(ks0’)をそれぞれ生成して、ノード短期鍵更新情報暗号化部362に送る。
図4に例示するように、本実施形態による利用者装置4は、受信部41、短期鍵復号化部42、記憶部43、コンテンツ復号化部44、短期鍵更新部45、ノード短期鍵生成部46を備える。図示していないが、記憶部43は、利用者装置4の各部とデータの読み書きができるように接続されている。
なお、図1に破線で示したように、短期鍵生成装置5を設けてもよい。短期鍵生成装置5は、自身の暗号鍵に対応する公開鍵を、センタ装置の短期鍵、葉短期鍵、ノード短期鍵として生成する。生成された、短期鍵、葉短期鍵、ノード短期鍵としての短期鍵生成装置5の公開鍵は、センタ装置に送られる。短期鍵生成装置5を設けた場合には、センタ装置の短期鍵生成部、短期鍵更新部が不要となる。
−R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto-Optical disc)等を、半導体メモリとしてEEP−ROM(Electronically Erasable and Programmable-Read Only Memory)等を用いることができる。
Claims (10)
- 複数の短期鍵を有するセンタ装置と、それら複数の短期鍵の一部をそれぞれ有する複数の利用者装置から構成され、センタ装置は視聴権を有する利用者装置のみが有する短期鍵を用いてコンテンツを暗号化して利用者装置に向けて放送し、視聴権を有する利用者装置は自身が有する短期鍵の何れかを用いて暗号化されたコンテンツを復号化する放送型暗号システムにおいて、
センタ装置は、
上記複数の短期鍵と、利用者装置ごとの長期鍵のすべてと記憶する第一記憶手段と、
生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を用いて、第一記憶手段に記憶された短期鍵を更新する短期鍵更新手段と、
第一記憶手段から読み込んだ、上記新しい短期鍵を有するべき利用者装置の中の少なくとも1つの利用者装置の長期鍵でそれぞれ、上記生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を暗号化して、第一の暗号情報を生成する第一暗号化手段と、第一記憶手段から読み込んだ、上記少なくとも1つの利用者装置以外の上記新しい短期鍵を有するべき利用者装置のみが有する短期鍵を用いて、上記生成された新しい短期鍵又生成された新しい短期鍵に関する情報を暗号化して、第二の暗号情報を生成する第二暗号化手段と、を含む短期鍵暗号化手段と、
上記第一の暗号情報と第二の暗号情報を利用者装置に向けて放送する放送手段と、
を備え、
利用者装置は、
上記複数の短期鍵の一部と、その利用者装置の長期鍵を記憶する第二記憶手段と、
上記第一の暗号情報と第二の暗号情報を受信する受信手段と、
その利用者装置が上記少なくとも1つの利用者装置である場合には、第二記憶手段から読み出した長期鍵を用いて、上記第一の暗号情報を復号化して、上記生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を生成する第一復号化手段と、その利用者装置が上記少なくとも1つの利用者装置以外の上記新しい短期鍵を有するべき利用者装置である場合には、第二記憶手段から読み出した何れかの短期鍵を用いて、上記第二の暗号情報を復号化して、上記生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を生成する第二復号化手段と、を含む短期鍵復号化手段と、
上記復号化して生成された新しい短期鍵又は新しい短期鍵に関する情報を用いて、第二記憶手段に記憶された短期鍵を更新する短期鍵更新手段と、
を備える、
ことを特徴とする不正者追跡可能な放送型暗号システム。 - 請求項1に記載の不正者追跡可能な放送型暗号システムにおいて、
センタ装置は、さらに、
利用者装置ごとの長期鍵を、利用者装置ごとの新しい長期鍵に更新する長期鍵更新手段を備える、
ことを特徴とする不正者追跡可能な放送型暗号システム。 - 請求項1又は2に記載の不正者追跡可能な放送用暗号システムにおいて、
センタ装置は、さらに、
新たな短期鍵を生成する短期鍵生成手段を備える、
ことを特徴とする不正者追跡可能な放送用暗号システム。 - 請求項1に記載の不正者追跡可能な放送用暗号システムにおいて、
さらに、自身の秘密鍵に対応した公開鍵を、上記新しい短期鍵として生成する短期鍵生成装置を備える、
ことを特徴とする不正者追跡可能な放送型暗号システム。 - 複数の短期鍵を有するセンタ装置と、それら複数の短期鍵の一部をそれぞれ有する複数の利用者装置から構成され、センタ装置は視聴権を有する利用者装置のみが有する短期鍵を用いてコンテンツを暗号化して利用者装置に向けて放送し、視聴権を有する利用者装置は自身が有する短期鍵の何れかを用いて暗号化されたコンテンツを復号化する放送型暗号システムに用いられるセンタ装置において、
上記センタ装置は、
上記複数の短期鍵と、利用者装置ごとの長期鍵のすべてと記憶する第一記憶手段と、
生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を用いて、第一記憶手段に記憶された短期鍵を更新する短期鍵更新手段と、
第一記憶手段から読み込んだ、上記新しい短期鍵を有するべき利用者装置の中の少なくとも1つの利用者装置の長期鍵でそれぞれ、上記生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を暗号化して、第一の暗号情報を生成する第一暗号化手段と、第一記憶手段から読み込んだ、上記少なくとも1つの利用者装置以外の上記新しい短期鍵を有するべき利用者装置のみが有する短期鍵を用いて、上記生成された新しい短期鍵又生成された新しい短期鍵に関する情報を暗号化して、第二の暗号情報を生成する第二暗号化手段と、を含む短期鍵暗号化手段と、
上記第一の暗号情報と第二の暗号情報を利用者装置に向けて放送する放送手段と、
を備える
ことを特徴とするセンタ装置。 - 複数の短期鍵を有するセンタ装置と、それら複数の短期鍵の一部をそれぞれ有する複数の利用者装置から構成され、センタ装置は視聴権を有する利用者装置のみが有する短期鍵を用いてコンテンツを暗号化して利用者装置に向けて放送し、視聴権を有する利用者装置は自身が有する短期鍵の何れかを用いて暗号化されたコンテンツを復号化する放送型暗号システムに用いられる利用者装置において、
利用者装置は、
上記複数の短期鍵の一部と、その利用者装置の長期鍵を記憶する第二記憶手段と、
センタ装置が放送した第一の暗号情報と第二の暗号情報を受信する受信手段と、
その利用者装置が上記少なくとも1つの利用者装置である場合には、第二記憶手段から読み出した長期鍵を用いて、上記第一の暗号情報を復号化して、生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を生成する第一復号化手段と、その利用者装置が上記少なくとも1つの利用者装置以外の上記新しい短期鍵を有するべき利用者装置である場合には、第二記憶手段から読み出した何れかの短期鍵を用いて、上記第二の暗号情報を復号化して、生成された新しい短期鍵又は生成された新しい短期鍵に関する情報を生成する第二復号化手段と、を含む短期鍵復号化手段と、
上記復号化して生成された新しい短期鍵又は新しい短期鍵に関する情報を用いて、第二記憶手段に記憶された短期鍵を更新する短期鍵更新手段と、
を備える、
ことを特徴とする利用者装置。 - 請求項5に記載のセンタ装置としてコンピュータを機能させるためのセンタ装置プログラム。
- 請求項7に記載のセンタ装置プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項6に記載の利用者装置としてコンピュータを機能させるための利用者装置プログラム。
- 請求項9に記載の利用者装置プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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