JP5048774B2 - ユーザ機器性能の選択的制御 - Google Patents

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Description

本発明は電気通信システムに関し、特に、様々なソフトウェアコンポーネントでコンフィギュレーション可能なユーザ機器を有する電気通信システムに関する。
今日では様々な関係者が、無線通信システムにおけるモバイル電話や他の通信装置のような、ユーザ機器(UE)のソフトウェア及びハードウェアの管理に関与している。このようなソフトウェアには、UE内に記憶され、あるいはUEによって使用される、オペレーティングシステム(OS)を含む、アプリケーション、サービス、及びモジュールが該当しうる。UEの製造者は一般に、装置の製造時に一群のソフトウェアをUEにインストールする。後に、エンドユーザは、様々なソースからアプリケーション等を、例えばインターネットを経由してUEにダウンロードすることによって、UEのソフトウェアを修正するかもしれない。また、UEの製造者と、UEが加入または訪問している通信システムのオペレータと、業務協定により認可されたサードパーティとの少なくともいずれかも、UEのソフトウェアの一部または全てを遠隔から修正するかもしれない。
このような修正の後やその他の場合に、UEは適正に動作しないかもしれない。例えばシステムオペレータの観点から、適正でない動作には、システムと交換される制御メッセージまたは他のメッセージの数の増大によって、UEが通信システムの容量を減少させることが含まれる。UEの適正でない動作は、様々な方法によって、例えば、悪質なソフトウェアモジュールのようなUE内のソフトウェアモジュール間の予期しない相互作用などを招きうる。ユーザは、UE内の公開されたアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を介してネットワーク・プロトコル・スタックと相互作用する、例えばJava(登録商標)アプレットのような、悪質な、または、不正な形式のアプリケーションをダウンロードするかもしれない。結果として、UEはオペレータのネットワークに対してサービス要求を繰り返し送信するかもしれない。
全ての無線信号伝達ソフトウェアについて、型式承認が常に行われる。例えば、UE内の型式承認ソフトウェアは、緊急呼やインターネット・プロトコル(IP)・マルチメディア・サブシステム・サービス(IMS)のような機能性を、Java(登録商標)環境やより一般にはアプリケーション層に対して公開するかもしれない。例えば、呼の通常のセットアップと対照的に、要求は、その要求を満たすために十分なネットワーク資源が存在しない場合に拒否されるが、このことは優先度が高い要求である緊急呼のような機能性について問題となりうる。このことは今日では大きな問題にならないかもしれないが、より多くの機能性がアプリケーション層に公開されることになり、より多くのUEがソフトウェアをダウンロードすることができる。許可された機能性がアプリケーション層に公開された場合、これは悪用されうる。例えば、UEアプリケーションは、1分あたり1000回、IMSセッションを登録しようとするかもしれない。このようなアプリケーションが他のUEにコピーされると、深刻な問題をネットワークオペレータに招く結果となりうるだろう。
UEに対するサービスを無効にすることによってUEの適正でない動作に対処する手法が、第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)のような標準化組織において議論されてきた。3GPPは、GSM遠隔通信システムの仕様、EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)やUMTS(Universal Mobile Telecommunications system)のようなGSM遠隔通信システムを改良したシステムの仕様、並びに、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)を採用したシステムの仕様を公表している。
例えば、非特許文献1のセクション4.5と、非特許文献2のセクション4.5はUE性能の制御に関する。サービスの選択的UE性能リストはUE内に保持されるかもしれないが、そのリスト中のサービスが無効と示されている場合、UEはそのサービスをネットワークから要求しない。選択的性能リスト中のサービスには、呼制御(CC)機能と、補助サービス(SS)と、緊急呼と、回線交換(CS)リンク及びパケット交換(PS)リンクを介したショート・メッセージ・サービス(SMS)と、位置情報サービス(LCS)と、GSMのGPRS(General Packet Radio Service)に基づくサービスと、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)と、IMSが含まれる。
3GPP TS 22.011(非特許文献1、2)は非特許文献3、4から派生したものである。非特許文献3、4は、UE性能を無効化するためのオープン・モバイル・アライアンス(OMA)準拠の選択的性能リスト及び装置管理(DM:Device Management)を導入したが、これらの文献には、SDoUE(Selective Disabling of 3GPP UE Capabilities、UE性能の選択的無効化) MO(Management Object、管理オブジェクト)に必要なパラメータや、あるいは、サービスまたは機能を有効/無効にする場合の規則と対応するUEの動作については、全く記載されていなかった。OMAは通信装置の装置管理(DM:Device Management)について仕様を開発したが、その仕様のバージョン1.1.2及び1.2は、通信装置内のコンフィギュレーション(環境設定)、データ、及び設定を管理するためのプロトコルを規定している。OMA標準とその他の情報は非特許文献5で参照可能である。
OMA DMは、UE内の初期コンフィギュレーション情報の設定と、それに続くUE内の持続情報の更新と、UEからの管理情報の取得と、UEにより生成されたイベント及びアラームの処理とを含む、UEのコンフィギュレーション及びMOを様々なDMオーソリティの観点から管理するために使用することができる。OMA DMを用いて、サードパーティはエンドユーザの振る舞いについてUEのコンフィギュレーションを行うことができる。ネットワークオペレータ、サービスプロバイダ、および企業の情報管理部のようなサードパーティは、UE内の適切なMOを介して、UEパラメータの設定や、ソフトウェアのインストールまたはアップグレードを遠隔から行うことができる。MOは一般に、例えば、XMLベースのレプリゼンテーション・プロトコル、同期プロトコル、およびDMプロトコルのマークアップ言語仕様であるSyncMLと、プロトコル用のトランスポート・バインディングと、DM用の装置記述フレームワークとに従って記述してもよいソフトウェアオブジェクトである。
図1に示すように、DM管理オーソリティ(MA:Management Authority)102は、DMサーバ104に対して、例えば、1以上のUEのパラメータの提供を求める要求を発行する。DMサーバ104はサーバ開始通知(Server-Initiated Notification)をUE106に対して送信し、UE106はDMセッションをDMサーバ104と確立し、DMサーバ104はUEに対して現在の設定(UE特有の拡張を含んでいるかもしれない)を問い合わせる。DMサーバ104はDMコマンドを送信して、DM MA102により確立された要件に適合するためにUEコンフィギュレーションを調整する。UE106とDMサーバ104がそのDMセッションを終了させると、UEはコンフィギュレーションがなされたコネクティビティ(接続性)パラメータを用いてネットワーク・データ・サービスにアクセスすることができる。DM MAまたはDMサーバは、そのコネクティビティ・パラメータを「スマートカード」またはそれと同様のものに格納してもよく、これによりUEはパラメータを使用するときにそれを用いることができる。
UEは、例えば、ネットワークに接続(コネクト)するために、アプリケーション非依存設定のコネクティビティMOを用いることができる。ネットワークのコネクティビティMOは、ネットワークベアラ、プロトコル、ネットワーク・アクセス・ポイント(NAP)アドレス、及びプロキシアドレスを含む、ネットワーク・インフラストラクチャにアクセスするために必要なパラメータ及び手段に関係するコネクティビティ情報を提供するだろう。OMA仕様によれば、コネクティビティMOイネーブラは、DMクライアントが公開し、DMサーバ目的とするかもしれない、DMオブジェクト・スキーマの組を特定することによって、無線データ・コネクティビティの管理を処理する。このオブジェクト・スキーマは、ベアラ中立のトップレベル管理オブジェクトと、ベアラ特有のパラメータの組と、ベンダ特有のパラメータを公開するサブツリーとの3つの部分を有している。クライアント・プロビジョニング(CP)を用いてブートされたコネクティビティ・パラメータは、その後、DMサーバを介してアドレスし管理することができるが、DMサーバは、標準DMパッケージを用いて、新たなプロキシとネットワーク・アクセス・ポイントを追加することができる。プロビジョニングは装置内のクライアントをコンフィギュレーションするための処理であり、プロビジョニングは一般に、エア(無線)越し(OTA:over the air)プロビジョニングと、例えば加入者アイデンティティ・モジュール(SIM)カードを用いるような、他のプロビジョニングとの両方をカバーする。
3GPP技術仕様(TS)22.011 V7.6.0(2007年3月),サービス・アクセシビリティ,(リリース7) 3GPP技術仕様(TS)22.011 V8.0.0(2007年3月),サービス・アクセシビリティ,(リリース8) 3GPP技術報告(TR)23.805 V0.3.1(2005年9月),UE性能の選択的無効,技術的オプションに関する報告と結論(リリース7) 3GPP技術仕様(TS)24.305 V0.1.0(2006年3月),3GPP UE性能の選択的無効化(SDoUE:Selective Disabling of 3GPP UE Capabilities)管理オブジェクト(MO:Management Object)(リリース7) インターネット〈http://www.openmobilealliance.org〉
それにもかかわらず、3GPP TS 22.011(非特許文献1、2)に従ってUEの動作を処理するためにサービスの遠隔からの無効化及び有効化を行うOMA DMを使用することは困難である。ここで生じる問題は、無効化/有効化の対象のサービスが、DMセッションの通常の場合よりも下位のプロトコルスタック層で動作することである。他の問題には、そのようなUEの基本的な動作機能を制御する際の、許容可能な安全性の必要性が含まれる。したがって、UEの性能を無効化するOMA DMのアプリケーションは簡単ではない。
本発明の側面によれば、公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)においてUEを動作させる方法が提供される。この方法は、UEがPLMNから1以上のサービスを不正に要求していることを判定するステップと、ホームPLMN(HPLMN)内の管理エンティティに不正な要求を知らせるステップと、HPLMNの管理エンティティが、HPLMN内の装置管理コンピュータサーバに対して、UEで不正に要求されたサービスを無効化することを要求するステップと、HPLMNのサーバから、UEとサーバとの間で管理セッションを確立するためのメッセージをUEへ送信するステップと、不正に要求されたサービスが無効化されるように、UE内のSDoUE管理オブジェクトにアクセスするステップと、を有する。
本発明の更なる側面によれば、装置管理サーバと通信することが可能なUEが提供される。このUEは、UEに存在するソフトウェアコンポーネントを実行し、UEサービスを制御するように構成されたプロセッサを有する。このソフトウェアコンポーネントには、UEとサーバとの間に確立された管理セッションに基づいてUEサービスを無効化するために、プロセッサによりコンフィギュレーション可能な、SDoUE管理オブジェクトが含まれる。
本発明の更なる側面によれば、命令を有するコンピュータ可読の媒体であって、PLMNにおけるUE内のプロセッサが実行した場合、命令はプロセッサに、UEがPLMNから1以上のサービスを不正に要求していることを判定するステップと、HPLMN内の管理エンティティに不正な要求を知らせるステップと、HPLMNの管理エンティティが、HPLMN内の装置管理コンピュータサーバに対して、UEで不正に要求されたサービスを無効化することを要求するステップと、HPLMNのサーバから、UEとサーバとの間で管理セッションを確立するためのメッセージをUEへ送信するステップと、不正に要求されたサービスが無効化されるように、UE内の、SDoUE管理オブジェクトにアクセスするステップと、を実行させる媒体が提供される。
本発明の様々な目的、特徴、および利点は、以下の図面とあわせて本明細書を参照することによって理解されるだろう。
装置管理の構成を示す図である。 UEおよび通信ネットワークを動作させる方法のフローチャートである。 UEおよび通信ネットワークを動作させる他の方法のフローチャートである。 ユーザ機器のブロック図である。 ユーザ機器におけるゲート制御を示す図である。 PDPコンテキスト起動を制御する方法のフローチャートである。 ユーザ機器とネットワークの一部を含む通信システムのブロック図である。 ネットワークを示す図である。
本出願は、説明の簡略化のために、3GPPが広めた仕様に適合する無線通信システムを主な対象とするが、本出願で説明する原理は他の通信システムにおいても実装可能であることが理解されるだろう。また、ここでの説明はOMA DMに関して記述するが、この説明はOMA DMに関するもののみに限定されると解釈すべきではないことも理解されるだろう。UE内のサービスを無効化または有効化するために用いられる手法とは無関係に、UEが標準化された方法で選択的に制御可能であることは利点である。
発明者は、OMA DMは、特定のサービスまたは機能(或いは、サービスまたは機能の組)を無効化および有効化するために使用することができるが、これらのサービス/機能のうちのいくつかは、これらのサービス/機能を再度有効化するためにOMA DMが使用される場合に必要となることを認識している。本出願は、適切なSDoUE MOと、通信システムにおいてSDoUE MOを用いるUEの動作を説明する。熟練者は、SDoUE MOは一般に、UEの性能を選択的に無効化および有効化するために使用可能なパラメータを含むソフトウェアモジュールであることを理解するだろう。
現在、SDoUE MOのノードおよび葉(リーフ)オブジェクトを修正するために、OMA DMサーバへのアクセス権を発行または拒否する、標準化されたOMA DMアクセス制御リスト(ACL)プロパティ・メカニズムを使用することが有利であると信じられている。ACLプロパティ・メカニズムは、現在、イネーブラ・リリース定義,OMA−ERELD−DM−V1_2に記載されているが、これは参照によりここに組み込まれる。以下に説明するように、UEのHPLMNオペレータは、安全上の理由により、UEがローミングしている間に、他のネットワークオペレータがVPLMNのDMサーバを介してUEのSDoUE MOにアクセスするのを許可または禁止するために、ACLメカニズムを使用することができる。
次の表1は、SDoUE MOのノードおよび葉オブジェクトを含む典型的な論理ツリー構造を示している。
Figure 0005048774
OMA DM表記で一般的なように、表1内の<X>は、例えば0と1のような、2つの値のいずれかをとるプレースホルダ・ノードであり、1以上のノードと葉オブジェクトがプレースホルダ・ノードの下に与えられる。熟練者は、OMA DMに従って、SDoUE MOが、DMサーバが特定の装置を管理する際にSDoUE MOを発見できるようにするための、関連づけられたMO識別子を有することを理解するだろう。表1に示されたSDoUE MOの他のノードと葉オブジェクトは以下のとおりであり、いくつかのノードと葉オブジェクトは省略可能であること、他のノードと葉オブジェクトを提供可能であること、さらに、望むならば、ノードと葉オブジェクトは異なる名前を持つことができることを理解するだろう。
・Name:SDoUE MO設定の葉である。
・CS_Calls:UE発信の緊急呼以外のCS呼制御(CC)手順を有効化または無効化するためのプリファレンスを示す葉である。
・CS_EmergencyCalls:CS緊急CC手順を有効化または無効化するためのオペレータのプリファレンス(例えば、CS_EmergencyCalls値が1に設定されている場合は無効)を示す内部ノードであり、これは例えば3GPP TS 24.008に規定されている。
・Country:国をあらわす葉であり(国はモバイル国コード(MCC:Mobile Country Code)で識別してもよい)、(例えば、CS_EmergencyCalls値を1に設定することによって)緊急CS CC手順が無効化されるMCCを示す情報を含むことを可能にする。
・Network:ネットワークをあらわすことが可能な葉であり(ネットワークはモバイル・ネットワーク・コード(MNC)で識別してもよい)、Country葉とともに、緊急CS CC手順が無効化されるMCC及びMNCを示す情報を含むことを可能にする。
・SupplementaryServices:UE発信のSS動作を有効化または無効化する葉である。
・CS_SMS:UE発信のSMSをCSリンクを介して有効化または無効化する葉である。
・PS_SMS:UE発信のSMSをPSリンクを介して有効化または無効化する葉である。
・CS_LCS:UE発信のLCS動作をCSリンクを介して有効化または無効化する葉である。
・PS_LCS:UE発信のLCS動作をPSリンクを介して有効化または無効化する葉である。
・GPRS_SM_PDP:UE発信の、例えばパケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストの起動、停止、修正のような、PDPコンテキスト用のGPRSセッション管理(SM)手順を有効化または無効化する葉である。
・GPRS_SM_MBMS:例えばMBMSコンテキストの起動、停止のような、MBMSコンテキスト用のGPRS SM手順を有効化または無効化する葉である。
・IMS:IMS登録要求を送信するIMS手順を有効化または無効化する葉である。
・Text:UEがユーザに対して表示可能な情報を含む葉である。
・CustomerCareNumbers:顧客ケアサービス番号のリストへの参照を有効化または無効化する内部ノードである。
・CustomerCareNumbers/<X>/CustomerCareNumber:特定のサービスの非可用性の原因を判定する際にユーザが使用可能な顧客ケアサービス番号を示す葉である。
・AlertServerID:DMサーバ識別子を示す葉であり、修正されたSDoUE MOについてDMサーバに知らせることを可能にする。
・IMS_EmergencyCalls:IMS越しの緊急呼手順を有効化または無効化するネットワークオペレータのプリファレンスを示す内部ノードであり、これは例えば、3GPP TS24.229に規定されている。
・IMS_EmergencyCalls/<X>/Country:国をあらわす葉であり(国はMCCで識別してもよい)、Network葉とともに、IMS越しの緊急呼手順が無効化されるMCC及びMNCを示す情報を含むことを可能にする。
・IMS_EmergencyCalls/<X>/Country/Network:ネットワークをあらわす葉であり(ネットワークはMNCで識別してもよい)、Country葉とともに、IMS越しの緊急呼手順が無効化されるMCC及びMNCを示す情報を含むことを可能にする。
・Ext:例えばアプリケーション・ベンダやUEベンダなどのような、SDoUE MOについての情報に使用することができる内部ノードである。
葉は一般に、例えば0または1のような2つの値のいずれかをとるが、割り当てられる特定の値は問題ではなく、特定の値を予め決めておく必要があるという効果だけが重要であることが理解されるだろう。
例えば、CS_Calls葉の値に1が設定された場合、UEは、緊急呼を除く全ての起動中の呼の解放を開始し、3GPP TS24.008に記載されているように、「ヌル」状態に入る。Text葉により示された場合、CS_Calls葉の値に0が設定されるまで、UEは、緊急呼と顧客ケアサービス番号を除くUE発信のCC手順を使用しない。
CS_EmergencyCalls葉の値に1が設定され、MCC及びMNCで識別可能な所定の公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)をUEが検出した場合、UEは、全ての緊急呼を解放するための信号伝達手順を開始する。さらに、CS_EmergencyCalls葉の値に0が設定されるか、あるいは、格納済みのコードの組のいずれにも適合しないMCC及びMNCをUEが検出するまで、UEは、緊急呼を確立するためのCC手順を用いなくてもよい。
SupplementaryServices葉の値に1が設定された場合、UEは、全ての起動中のSS動作を停止し、SupplementaryServices葉の値に0が設定されるまで、SS動作とその応答を呼び出さない。
CS_SMS葉に1が設定された場合、UEは、CS_SMS葉の値に0が設定されるまで、UE発信のSMS転送用のCSドメインを使用しない。同様に、PS_SMS葉に1が設定された場合、UEは、PS_SMS葉に0が設定されるまで、UE発信のSMS転送用のPSドメインを使用しない。
CS_LCS葉の値に1が設定された場合、UEは、CS_LCS葉の値に0が設定されるまで、UE発信のLCSサービス動作用のCSドメインを使用しない。同様に、PS_LCS葉の値に1が設定された場合、UEは、PS_LCS葉の値に0が設定されるまで、UE発信のLCSサービス動作用のPSドメインを使用しない。
GPRS_SM_PDP葉の値に1が設定された場合、UEは起動中のPDPコンテキストに割り当てられている全てのリソースを解放し、UEはPDPコンテキストをデータを消去して、スタンバイ状態またはアイドル状態に移行してもよい。UEは、特定の場合にPDPコンテキスト起動用のUE発信のGPRS SM手順を都合よく使用することが許可されているが、UEは、GPRS_SM_PDP葉の値に0が設定されるまで、UE発信のGPRS SM手順を使用しない。例えば、PDPコンテキスト起動用のUE発信のGPRS SM手順は、GPRS_SM_PDP葉の無効値を設定したDMサーバへのOMA DMセッションをUEが開始すべきであることを示す、OMA DM通知メッセージを受信したときに使用することができる。他の例では、IMS越しに緊急呼を確立するために必用な場合(例えば、IMS_EmergencyCallsの値に0が設定された場合)か、あるいは、OMA DM汎用警告メッセージを送信するために必用な場合に、PDPコンテキスト起動用のUE発信のGPRS SM手順を用いることができる。
GPRS_SM_MBMS葉の値に1が設定された場合、UEは、起動中のMBMSコンテキスト用に割り当てられているリソースを解放するが、さらにMBMSコンテキストデータを消去してもよい。UEは、GPRS_SM_MBMS葉の値に0が設定されるまで、MBMSコンテキスト用のGPRS SM手順を使用しない。
IMS葉の値に1が設定された場合、UEは、ユーザにより開始されたIMS用の登録抹消手順を開始して、IMS葉の値に0が設定されるまでIMS登録要求を送信しない。なお、GPRS_SM_PDPコンテキストを無効化することは、不正動作をしているIMSアプリケーションがIMS登録を繰り返し送信することを無効化するための第2のステップであることに気づくだろう。
Text葉に含まれる情報はUEで選択された言語で記述すべきであり、特定のサービスが利用可能でないことの原因と、すべきことを判定する際の補助としてもよい。例えば、Text葉は、顧客サービスのために、無効化されているサービスと、1以上の電話番号、インターネットアドレス等を示すテキスト文字列を含んでもよい。
AlertServerID葉の値は、AlertServerID葉の値が示すサーバと異なるOMA DMサーバによってSDoUE MOが修正されたときはいつでも、UEがDM汎用警告メッセージを送信するために使用することができる。表2は、適切なDM汎用警告メッセージの典型的な定義である。
Figure 0005048774
表2が例示するようなDM汎用警告メッセージのType要素は、「Reserved-Domain-Name:org.3gpp.SDoUE.changesperformedalert」を都合よく設定できることに留意すべきである。しかし、ここに示した特定の名前や構造は本質的ではなく、本出願で説明している技術は他の名前や木構造で実装することができることも理解されるだろう。
IMS_EmergencyCalls葉の値に1が設定され、(MCC及びMNCで識別される)PLMNによるカバレッジが格納済みのCountry及びNetworkの組のノードのいずれかで示されるとUEが検出した場合、UEは、IMS越しの全ての緊急呼を解放するための信号伝達手順を開始する。さらに、IMS_EmergencyCalls葉の値に0が設定されるか、または、UEが格納済みのCountry及びNetworkの組のノードのいずれにも適合しないMCC及びMNCをUEが検出するまで、UEは、緊急呼を確立するためのIMS手順を使用しない。
上述のSDoUE MOの論理構造を実装する装置記述フレームワーク(DDF:Device Description Framework)の一例を後述の表3に示す。熟練者は、本発明から離れることなく、DDFにおいて特徴を再構成し、追加し、削除し、名前を変えることが可能であることを理解するだろう。
UEの加入を維持するPLMNであるホームPLMN(HPLMN)か、または、訪問先(visited)PLMN(VPLMN)にUEが存在する間、SDoUE MOはサービスを都合よく無効化または有効化することが可能である。さらに、どの機能はUEの使用が許可されており、どの機能は許可されていないかを示す情報を、HPLMNとVPLMNの両方がUEに対して提供することも望ましい。UEとネットワークを動作させる他の2つの方法について以下説明する。
第1の方法では、SDoUE MOは、ユーザのホームオペレータ(HPLMN)によって完全に制御され、HPLMNだけがUEのサービス無効化/有効化することができる。この第1の方法は図2のフローチャートに示されており、以下のステップを含んでいる。
VPLMN、または、それについて言えばHPLMNは、1以上のUEがネットワークへのサービス/接続を繰り返し要求する動作をし、(例外的に)アプリケーション層の予防措置による検出および無効化が失敗したことを検知する(ステップ202)。すなわち、HPLMNまたはVPLMNは不正動作をしているUEを検知する。
HPLMNおよびVPLMNのアーキテクチャ、並びに、提供されるサービスによって、異なるネットワークノードが不正動作をしているUEの検知に関与する。例えば、CSドメインを基礎とするサービスに対しては、モバイル交換センタ(MSC:Mobile Switching Center)、訪問先ロケーションレジスタ(VLR:Visiting Location Register)、および、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)が、通常、関与するだろう。PSに基づくサービスに対しては、サービングGPRSサポートノード(SGSN)が、通常、関与する。IMSに対しては、サービング呼/セッション制御機能(S−CSCF:Serving Call/Session Control Function)が関与することができる。したがって、これらのネットワークノードや、または、特にこのようなノード内のプロセッサは、UEの不正動作を検出するのに適したプログラミングを有する。機能の観点から、検出された不正動作はポリシー制御ノードにレポートすることが可能であるが、適切なアクションのために、ポリシー制御ノードは、DMサーバと並べて配置するか、DMサーバの中に統合してもよい。このようなエンティティを有するネットワークについて、以下、さらに詳しく説明する。
VPLMNにより不正動作が検知された場合、VPLMNは、HPLMN、例えば、HPLMNの顧客ケアセンタに、不正動作しているUEを知らせる(ステップ204)。この通信は、例えば、HPLMNの顧客ケアセンタとVPLMNを接続するインターネット・サービス・インタフェースを経由するなど、様々な方法で行ってもよい。
HPLMNの顧客ケアセンタは、HPLMNのDMサーバ104に対して、不正動作しているUEが悪用しているサービスを無効化することを要求する(ステップ206)。HPLMNのDMサーバ104は、通知開始セッションメッセージ(notification-initiated-session message)のような適切なメッセージを不正動作しているUEに対して送信して、不正動作しているUEに対するDM管理セッションを確立する(ステップ208)。通知開始セッションメッセージは、例えば、OMA TS−DM−Protocol−V1_2−20060424−Cに記載されている。確立された管理セッションにおいて、HPLMNのDMサーバはSDoUE MOにアクセスし(ステップ210)、SDoUE MOに適切なパラメータ値を設定して悪用されているサービスを無効化する。
サービスまたは機能がPLMNによって無効化された場合、例えば、無効化されたサービス/機能と、サービス/機能が利用できなくなった原因を判定するための支援と、サービス/機能を再び有効化することとに関する情報を取得するために、適切な顧客ケアセンタにコンタクトをとる方法を含むテキスト文字列が、通常、UEのユーザに表示される。
UEおよびネットワークを動作させる第2の方法では、SDoUE MOはHPLMNによって制御されるが、VPLMNは、サービスを無効化/有効化することもでき、したがってSDoUE MOにアクセスし、修正することもできる。この第2の方法では、SDoUE MOにアクセスするために必要な情報は、VPLMNでローミングするUEに対するサービスにアクセスし、無効化/有効化するVPLMNから利用可能である。VPLMNがUEおよびSDoUE MOにアクセスするために必要な情報は、好適には、HPLMNによってUE内に構成される。
VPLMNのためにHPLMNがUE内に提供する必要がある情報は、DM Account MOと、UEがVPLMNに接続するために必要な接続性(例えば、必要なコネクティビティMO)である。ただし、DM Account MOは、好適には、OMA−TS−DM−StdObj−V1_2−20060424−Cに記載されているOMA DM標準オブジェクトの一つであり、VPLMNに接続するために必要な接続性も、好適には、OMA DM標準オブジェクトの一つである。ここで「接続性(コネクティビティ)」とは、HPLMNのDMサーバに対するIP接続をセットアップするためにUEが必要なコネクティビティ情報であり、例えば、GPRS経由でTeliaネットワークに接続する場合のアクセスポイント名(APN:Access Point Name)としての名前「telia-online.se」であることが理解されるだろう。
必要な情報の提供は任意の時刻に行うことができ、例えば、UEの製造時や、UEの電源が最初に入れられたとき、および、UEがVPLMNにローミングしたときに行うことができる。HPLMNのOMA DMサーバは、SDoUE MOの部分をVPLMNが管理できるように、UEのアクセス権をコンフィギュレーションすることができる。HPLMNは、例えば、どのVPLMNがSDoUE MOにアクセスできるかを定義するために、OMA DM ACLメカニズムを使用してもよい。必要な情報は、確立されたDM管理セッションを介してUE上にダウンロードすることができる。
UEと通信システムを動作させる第2の方法が図3のフローチャートに示されている。ステップ302において、VPLMNは、図2に示した第1の方法と同様に、不正動作しているUEを検知する。ステップ304において、VPLMNの顧客ケアセンタは、VPLMNのDMサーバ104に対して、不正動作しているUEが悪用しているサービスを無効化することを要求する。VPLMNのDMサーバは、OMA通知開始セッションメッセージのような適切なメッセージを不正動作しているUEに送信して、不正動作しているUEに対するDM管理セッションを確立する(ステップ306)。SDoUE MOを修正するためのアクセスの要求をUEが受け入れた場合、VPLMNはSDoUEパラメータで特定される機能を有効化/無効化することができる。この確立された管理セッションによって、VPLMNのDMサーバ104は、悪用されているサービスを無効化するためにSDoUE MOにアクセスすることが可能となる(ステップ308)。
HPLMNは、UEのSDoUE MOに対して行われたいかなる変更について通知されることを望んでもよい。この場合、方法は、VPLMNがSDoUE MOに対して変更を行った場合、HPLMNに通知することをさらに含む(ステップ310)。例えば、不正動作しているUEは、SDoUE MOに対する変更がなされたことを、HPLMNのDMサーバにDM汎用警告メッセージを送信することによって、HPLMNに通知することができる。DMサーバはこの通知を受信し、通常のように、DMオーソリティは、そのような通知が到着した場合に何をするかを決定する。UEに代えて、またはUEとともに、VPLMNは、UEのSDoUE MOになされた変更をHPLMNに通知することができるが、この場合、この目的のプロトコルは特定されないことを理解するだろう。
図3に示した方法を実装するために、表1に示したSDoUE MOの構造は、UEのSDoUE MOが変更された場合にDM汎用警告メッセージが送信されるHPLMNのDMサーバ104の識別子を含むパラメータを追加して修正すべきである。
第1および第2の方法は、例えば、介入者攻撃(man-in-the-middle attack)に対する耐性のような、SDoUE MOの安全面をサポートする特徴を有していることを理解するだろう。現在、OMA DMは、最低128ビットの暗号化を行う無線トランスポート層セキュリティ/セキュア・ソケット層バージョン3(WTLS/SSL3:Wireless Transport Layer Security/Secure Sockets Layer Version 3)を用いており、さらなる安全な暗号化および暗号のパッケージ(スイート)の実装を可能にしている。
UEとDMサーバとの間のベアラは、通常、IPとGPRS(またはPSドメイン)ベアラ上にある。このため、GPRSサービスとPDPコンテキスト起動が無効化された場合、UE−DMサーバ通信用のPDPコンテキストの起動の問題は解決されなければならない。本発明によれば、この問題は、起動をネットワーク開始ベアラ要求と概念的にみなすことによって解決される。本出願の発明者は、UE終端のSMSは無効化する必要が全くなく、したがってOMA DMは、無線アプリケーション・プロトコル(WAP:Wireless Application Protocol)のプッシュ・メカニズムを用いてUE−DMサーバ通信に必要なGPRSベアラを確立することができることを認識している。WAPのプッシュ・アプリケーションは、特にDMサーバに対して、PDPコンテキスト起動を選択的にトリガすることが可能であるが、UE内の他のアプリケーションは、GPRSサービスとPDPコンテキスト起動を無効化することによって、PDPコンテキスト起動の要求からブロックされる。
UEは、例えば、アプリケーション非依存設定のコネクティビティMOを使用して、ネットワークベアラ、プロトコル、ネットワーク・アクセス・ポイント(NAP)アドレス、及びプロキシアドレスを含むWAPインフラストラクチャにアクセスするのに必要なパラメータ及び手段に関するコネクティビティ情報を提供するであろうWAPネットワークに接続してもよいことが理解されるだろう。WAPコンテンツにアクセス可能なプロキシと同様に、WAPプロキシは、無線トランスポートプロトコル(WTP)、無線セッションプロトコル(WSP)、及びWTLSプロトコルのエンドポイント(終点)である。WAPプロキシは、例えば、WSPプロキシまたは無線電話アプリケーション(WTA:Wireless Telephony Application)プロキシの機能のような機能性を持つことができる。物理プロキシはプロキシ機能を有する特定のアドレスであり、例えば、IPアクセス可能なプロキシのポート上のIPアドレスと、SMSを介してアクセス可能なプロキシのポート上のショートメッセージエンティティ(SME)アドレスである。論理プロキシは、同一のWSP及びWTLSコンテキスト(共有されたセッション識別値空間)を共有してもよい物理プロキシの集合である。
OMA仕様によれば、コネクティビティMOイネーブラは、DMクライアントが公開しDMサーバが対象としてもよいDMオブジェクトスキーマの集合を特定することによって、無線データ・コネクティビティの管理を処理する。このオブジェクトスキーマは、ベアラ中立のトップレベル管理オブジェクトと、ベアラ特有のパラメータの集合と、ベンダ特有のパラメータを公開するサブツリーと、の3つの部分を有する。クライアント・プロビジョニング(CP)を用いてブートされたコネクティビティ・パラメータは、その後DMサーバを介してアドレス・管理することができ、このDMサーバは、標準化されたDMパッケージを用いて新たなプロキシ及びNAPを追加することができる。プロビジョニングは、装置内のWAPクライアントのようなクライアントをコンフィギュレーションする処理であり、一般に、エア越し(OTA)プロビジョニングと、例えばSIMカードによる他のプロビジョニングとの両方をカバーする。
UE発信のGPRS SM手順(例えばPDPコンテキスト)をUEがセットアップすることで、サービスを有効化/無効化するためにOMA DMサーバがSDoUE MOにコンタクトしてコンフィギュレーションを行うようにできることを、OMA DMが必要とすることが理解されるだろう。本出願で説明しているように、UEは、そのような場合のUE発信GPRS SM手順をセットアップすることが許されている。さらに、PDPコンテキスト用のUE発信GPRS SM手順が無効化された場合、UEは3GPP TS24.008に従って全てのPDPコンテキストのPDPコンテキスト停止用の信号伝達手順を開始しなければならず、PDPコンテキスト用のUE発信GPRS SM手順が有効化されるまで、UEはPDPコンテキスト用のUE発信GPRS SM手順を使用することが許されない。しかし、UEは、以下の場合にPDPコンテキスト起動用のUE発信GPRS SM手順を使用することが許される。
・GPRS_SM_PDP葉に無効値を設定したOMA DMサーバへのOMA DMセッションをUEが開始しなければならないことを示す、OMA DM通知メッセージを受信した場合。
・(IMS_EmergencyCalls値に0が設定された場合に)IMS越しの緊急呼を確立するか、OMA DM汎用警告メッセージを送信するために、UE発信のPDPコンテキスト起動手順が必用な場合。
その他の例はCSとIMS緊急呼の場合である。サポートが必要な地域で緊急呼手順を無効化しないようにするために、ネットワークオペレータは、緊急呼制御手順が無効化される国とネットワークとの少なくともいずれかを示してもよい。そして、その他のものが示されるか、無効化されたと示されていない国またはネットワークに入ったとUEが判定するまで、緊急呼手順は無効化される。緊急呼制御手順が無効化され、無効化されたと示された国またはネットワークでのカバレッジをUEが再度取得した場合、緊急呼サービスの非可用性は、再度、効力を有する。SDoUE MO内のCountryノードとNetworkノードは、存在するならば、MCC+MNC=ネットワークオペレータとなる、一対のノードと考えることができるが、Countryノードの値のみを設定することによって国/地域を示すことができる(例えば、スウェーデンを示す数値をMCCに設定するように)。このため、緊急呼の無効化は、スウェーデンの国全体で有効となる。
UE発信のPDPコンテキスト起動は無効化されたが、UEはDMを使用するためのPDPコンテキスト起動を行うことが許されている場合、UE内のロジックの動作は以下のような規則に都合よく従うことができる。
1.DMサーバとともにブートされ、DMサーバによってコンフィギュレーションされたUE内で、特徴が起動される。
2.UEのDMクライアントは、WAPプッシュメカニズムを介してOMA DM通知を受信した場合のみ、PDPコンテキスト起動を要求する。
3.DM通知は、DMサーバのIDと、MD5ハッシュのような、安全性の完全性に係る適切なインジケータまたはトークンを伝達する。
図4は典型的なUE106のブロック図であり、(図4で不図示の)ネットワーク内の基地局(BS)と無線信号を交換するのに適切なトランシーバ402を含んでいる。これらの信号で伝達される情報はプロセッサ404で処理されるが、プロセッサ404は、1以上のサブプロセッサを含んでよく、本出願で説明しているSDoUE MOを含む1以上のソフトウェアモジュール及びアプリケーションを実行して、上述のMOに従いUE106の動作を実行する。端末へのユーザ入力はキーパッドまたは他の装置を介して提供され、ユーザに提示される情報はディスプレイ406に提供される。ソフトウェアアプリケーションは適切なアプリケーションメモリ408内に格納されてよく、装置は、適切なメモリ410内の所望の情報のダウンロード及びキャッシュの少なくともいずれかを行ってもよい。装置106は、コンピュータ、キーボード等のような他のコンポーネントをUE106に接続するために使用可能なインタフェース412を有してもよい。
不正動作しているアプリケーションによって不正にトリガされたPDPコンテキスト起動に対して防御するために、UE106内に選択的な無効化機能を実装することにより、内部的なゲート制御を用いることができるが、このことを図5に示す。図5において、UE106内のソフトウェアは、DMクライアント502をサポートするアプリケーション部と、SMS機能504及びGPRS機能506をサポートするアクセス部とに分離して示されている。アプリケーション部及びアクセス部のソフトウェアは、API508、510を介して通信することができる。ゲート制御512は、SMS504とGPRS506の両方で適切なプログラミングまたはロジックにより都合よく実装されるが、適正なWAPプッシュ通知がDMクライアント502に対して以前に受信された場合にのみ、API508、510に到達するPDPコンテキスト起動要求が送信されるようにゲート制御512は動作する。ゲート512は、WAPプッシュ通知メッセージ内のアプリケーションIDをトークンとして使用することができる。ゲート512はトークンを利用可能にすることによって開くが、DMクライアント502からのPDPコンテキストの要求は、要求がAPI510越しに受信された場合にトークンがGPRS506で利用可能である場合のみ受け入れられる。ゲート機能性は、トークンの生成に加えて、トークンが正当である期間を制限するタイマを有してもよい。
図6は、ゲート512を用いたPDPコンテキスト起動を制御する典型的な方法のフローチャートであり、これは図2、図3に示した方法に含めることができる。ステップ602において、SMS504は、SMSメッセージで伝達されるWAPプッシュ通知をDMサーバ104から受信する。上述のように、WAPプッシュ通知は適切なアプリケーションIDを含んでいるが、この通知に応じて(ステップ604)、SMS504内のゲート機能性はトークンを発行し、オプションでタイマが開始される。DMクライアント502はWAPプッシュ通知を受信し、それが権限のあるDMサーバからのものである場合、すなわち適正なIDを有する場合、DMクライアント502はGPRS機能性506からPDPコンテキストを要求する(ステップ606)。GPRS506は、トークンが利用可能な場合にDMクライアントの要求を受け入れ(ステップ608)、PDPコンテキスト起動手順を開始する(ステップ610)。ゲート512の機能性は多数の方法で実装してよく、例えば、SMS504とGPRS506との少なくともいずれかが有するソフトウェアで実装してもよいことが理解されるだろう。
UEの不適正な動作からネットワーク容量を保護するためにSDoUE MOを用いる代わりに、ネットワークオペレータはそのための他の使用を発見してもよい。例えば、要求したサービスに対してエンドユーザが支払いをしていない場合、または、エンドユーザがサービスに加入したが後でサービスの支払いを停止した場合、オペレータは、SDoUE MOを用いて、そのサービスに関連づけられたUEのソフトウェアまたは機能性を無効化することができる。
OMA DM環境では、意志決定は通常DMサーバのレベルで行われず、MAが決定を行い、次にDMサーバが動作を行うことが理解されるだろう。UEは複数のMAと各々のDMサーバを有することもできる。例えば、モバイル電話は、無線ネットワークオペレータのMAがオペレータのOMA DMサーバのいくつかを介して管理し、また電話ユーザの雇用者のMAが他のOMA DMサーバを介して管理してもよい。オペレータはオペレータのネットワークのコネクティビティの管理を担当することができ、これにはオペレータへのユーザ加入について正当な最も安価なローミング設定のローミングリストを保つことが含まれる。雇用者は装置上の全ての企業アプリケーションの追跡及び管理を担当することが可能である。電話のユーザは、OMA DMサーバのいずれからも完全に知られずに、装置上のその他のソフトウェアをダウンロードしてインストールすることを決定してもよい。
図7は、典型的なネットワーク702の一部と、本出願で説明したように、SDoUE MOを用いてサービスを選択的に無効化及び有効化をすることができるUE106とを含む、通信システム700のブロック図である。図7に示したもの以外の多数のネットワークエンティティの構成を用いることができ、UEはIEEE802.11、WiMAX(IEEE802.16)等の無線ローカル・エリア・ネットワーキング(WLAN)を介してインターネットのようなネットワークに接続してもよく、UEはWLANと相互作用する3GPPを用いてもよいことを理解するだろう。
図7において、UE106はネットワーク702と通信するが、ネットワーク702は、典型的には、3GPPまたはGSM/EDGEネットワークのような無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)704と、SGSN706、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)708、およびホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)710を含むコアネットワークエンティティとを有する。GGSN708は、インターネットやVPLMNのような他のネットワーク、並びに、WAPインフラストラクチャ712やDMサーバ104のような他のエンティティと通信する。
RAN704は典型的には、1以上のBS及び基地局制御器、またはノードB及び無線ネットワーク制御器(RNC:Radio Network Controller)を有するが、これらは一般的なものである。RNCは、例えば、無線アクセス・ベアラ・セットアップやBS間のダイバーシチ・ハンドオーバ等を含む、様々な無線ネットワークの機能性を制御する。より一般には、各RNCは、UEに対して、並びにUEから、適切なBSを介して呼を誘導し、BSは、ダウンリンク(即ち、基地局からモバイルへ、または正方向)チャネルとアップリンク(即ち、モバイルから基地局へ、または逆方向)チャネルを介して互いに通信する。各BSは、1以上のセルに分割された地理的領域を担当し、典型的には、専用の電話線、光ファイバリンク、マイクロ波リンク等により、対応するRNCに連結されている。
コアネットワーク・エンティティ(SGSN、GGSN等)は多数の形式のデータを処理するように適合されている。典型的なGSM/EDGEネットワークでは、UE106からの要求に応じて、GGSN708において、データフローを管理するためのPDPコンテキストがセットアップまたは起動される。UEはWLANアクセスを介してネットワークに接続可能であることを理解するだろう。
理解を容易にするために、図8のように、ネットワーク702は、機能性に基づいて、制御層または制御プレーンと、コネクティビティ層またはコネクティビティ・プレーンと、アプリケーション層またはアプリケーション・プレーンとに編成してもよい。この図のように、UEと無線アクセスネットワークは「クラウド(雲)」で示され、他のネットワークエンティティは他のクラウドで示される。このような構成は、例えば、H.Hameleersらの「WCDMA/GSMコアネットワークにおけるIP技術(IP Technology in WCDMA/GSM Core Networks)」,Ericsson Review No. 1, pp. 14-27 (2002)においてより詳細に説明されている。制御層はDMサーバ104のようなネットワーク制御サーバをホスティングするが、ネットワーク制御サーバは、呼またはセッションのセットアップ、変更、および解放を担当するプログラムされたプロセッサを有する。制御サーバは、制御プレーンレベルで外部ネットワークと関係する、モビリティ管理、セキュリティ、課金、及び相互作用機能も取り扱ってもよいだろう。コネクティビティ層は、ルータ、スイッチ、信号伝達ゲートウェイ、メディア・ゲートウェイ(MGW)、および他のユーザプレーン機能をホスティングする。このルータとスイッチは、制御プレーンとユーザプレーン上でトラフィックのトランスポート性能を提供する。MGWはユーザプレーン上の相互作用を利用するが、これには異なる無線アクセス技術およびメディアフォーマットの間の相互作用が含まれる。
制御層とコネクティビティ層との間のインタフェースは主にゲートウェイ制御プロトコルから構成される。ネットワーク制御サーバは、コネクティビティ層のMGWリソースを操作するためにこれらのインタフェースを使用する。サービスネットワークの一部として実装されたアプリケーション層は、アプリケーションサーバとコンテンツサーバをホスティングする。
コアネットワークとサービスネットワークとの間には、水平インタフェースと垂直インタフェースとの2つのインタフェースが存在する。コアネットワークとサービスネットワークとの間の水平ネットワークは、Web閲覧、電子メール、および音声/映像サービスのような、典型的なエンドユーザ・アプリケーションのための動作の通常のピア・ツー・ピア・モードまたはクライアント/サーバ・モードを参照する。これらのアプリケーションは、通常、エンドユーザが呼び出すが、アプリケーション・サーバが呼び出してもよい。垂直インタフェースは、特定のアプリケーションサーバに存在するアプリケーションが、コアネットワークを介して呼またはセッションをセットアップする通常の手順を補足または修正することを可能にする。これらのアプリケーションは、標準化されたAPIの集合を介してコアネットワークと相互に作用する。
CSドメインにおいて、モバイル・サービス・センタ(MSC)、ゲートウェイMSC(GMSC)、およびトランジット・サービス交換センタ(TSC)サーバは、制御層の一部である。対応するMGWはコネクティビティ層に属する。PSドメインでは、SGSNとGGSNの両方はコネクティビティ層の一部と考えることができる(これらはいくらかの制御機能性を有する)が、これらの主要な機能性はIPコネクティビティを提供することにある。3GPPによると、モバイル・コア・ネットワークに追加された「ドメイン」はIMSであり、これは主要なネットワークエンティティとして、呼/セッション制御機能(CSCF:Call/Session Control Function)と、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF:Media Gateway Control Function)と、ブレイクアウト・ゲートウェイ制御機能(BGCF:Breakout Gateway Control Function)と、メディア・リソース機能(MRF:Media Resource Function)制御部またはMRFC(Media Resource Function Control Part)と、MRF処理部(MRFP:MRF Processing Part)と、メディアゲートウェイ(MG)と、信号伝達ゲートウェイ(SG:Signaling Gateway)とを有する。ホーム加入者サーバ(HSS)と呼ばれるマスタ加入者データベースは、CSドメイン、PSドメイン、およびIMSドメインで共通である。
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UEは上述の木構造及びDDFを用いずに本出願で説明した技術を実装することが可能であり、上述の木構造及びDDFは特定のノード名などを有する単なる具体例であることを理解するだろう。典型的なDDFは機械可読のフォーマットであり、これは追加の補助がほとんど無くて木構造を生成する適切なツールにより読み込むことができる。異なる名前を使用する実装は異なるDDFを使用するだろう。
ここで説明している発明は、媒体から命令をフェッチして当該命令を実行することが可能なコンピュータベースのシステム、プロセッサ内蔵システム、または他のシステムのような、命令を実行するシステム、機器または装置により使用される、またはそれらと接続して使用される命令の適切な集合を、その中に格納した任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で完全に具現されると考えることが可能である。ここで用いた場合、「コンピュータ可読媒体」は、命令を実行するシステム、機器または装置により使用される、またはこれらと接続して使用されるプログラムを、有するか、格納するか、通信するか、伝播するか、転送することが可能な任意の手段とすることができる。コンピュータ可読媒体は例えば、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、または半導体の、システム、機器、装置、または伝播媒体とすることができるが、これに限られない。コンピュータ可読媒体の更なる具体例(不完全なリスト)には、1以上のワイヤを有する電気的接続と、可搬コンピュータディスケットと、RAMと、ROMと、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory、または、フラッシュメモリ)とが含まれる。
本発明は、広範な様々な環境で実装することができることが予定されており、これには例えば、モバイル通信装置が含まれる。上述の手順は必要に応じて繰り返し実行されることも理解されるだろう。理解を容易にするために、本発明の側面は、例えばプログラム可能なコンピュータシステムの要素が実行可能なアクションのシーケンスに関連して説明されている。さまざまなアクションは、特化された回路(例えば、特化された機能を実行するために相互に接続された離散ロジックゲート、またはアプリケーション専用集積回路)、1以上のプロセッサが実行するプログラム命令、またはこれら両方の組み合わせによって実行可能であることが認識されるだろう。
したがって、本発明は多数の異なる形態で具現化してよいが、これらの全てを上述したわけではなく、そのような形態は全て本発明の技術的範囲内にあることが意図されている。本発明の様々な側面の各々について、そのような任意の形態は、説明済みのアクションを実行する「ように構成されたロジック(logic configured to)」や、あるいは、説明済みのアクションを実行する「ロジック(logic that)」として参照してもよい。「備える(comprises/comprising)」という用語は、本出願で使用された場合は、そこで述べられている特徴、整数、ステップ(工程)、または構成要素の存在を示しているが、1以上のその他の特徴、整数、ステップ、構成要素またはこれらのグループの存在または追加を除外するものではないことを強調しておく。
上述の特定の実施形態は単なる例示であり、いかなる手法によっても制限的に解釈すべきではない。本発明の技術的範囲は添付の特許請求の範囲により規定されるのであり、その特許請求の範囲の範囲内に収まる全ての変形及び均等なものは、そこに包含されることが意図されている。

Claims (14)

  1. 公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)においてユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    前記UEが前記PLMNから1以上のサービスを不正に要求していることを判定するステップと、
    ホーム公衆陸上モバイルネットワーク(HPLMN)内の管理エンティティに前記不正な要求を知らせるステップと、
    前記HPLMNの管理エンティティが、前記HPLMN内の装置管理コンピュータサーバに対して、前記UEで不正に要求された前記サービスを無効化することを要求するステップと、
    前記HPLMNのサーバから、前記UEと前記サーバとの間で管理セッションを確立するためのメッセージを前記UEへ送信するステップと、
    前記不正に要求されたサービスが無効化されるように、前記UE内のUE性能選択的無効化(SDoUE)管理オブジェクトにアクセスするステップと、
    備え、
    呼制御手順と、回線交換緊急呼と、インターネット・プロトコル・マルチメディア・システムを介した緊急呼と、UE発信汎用パケット無線サービス(GPRS)セッション管理(SM)手順と、の少なくともいずれか一つが無効化され、
    前記方法は、UE発信GPRS SM手順が無効化された場合、パケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストの停止を開始するステップをさらに備え、
    前記方法は、
    OMA DM通知を受信するステップと、
    前記OMA DM通知に基づいてトークンを発行するステップと、
    PDPコンテキストを要求するステップと、
    前記トークンが発行された場合、PDPコンテキスト起動を開始するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする方法。
  2. 前記GPRS SM手順の無効化を引き起こしたサーバに対して、前記起動したPDPコンテキストを用いて、管理セッションを開始するステップをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記起動したPDPコンテキストを用いて、
    インターネット・プロトコル・マルチメディア・サブシステム・サービスを介して緊急呼を確立するステップと、
    警告メッセージを送信するステップと、
    の少なくともいずれか一つをさらに備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記OMA DM通知に基づいてタイマを起動するステップをさらに備え、
    前記PDPコンテキスト起動は、前記タイマがタイムアウトしていない場合に開始される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記OMA DM通知にはアプリケーション識別が含まれることを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 装置管理サーバと通信することが可能なユーザ機器(UE)であって、
    前記UEに存在するソフトウェアコンポーネントを実行し、UEサービスを制御するように構成されたプロセッサを備え、
    前記ソフトウェアコンポーネントには、前記UEと前記サーバとの間に確立された管理セッションに基づいてUEサービスを無効化するために、前記プロセッサによりコンフィギュレーション可能な、UE性能選択的無効化(SDoUE)管理オブジェクトが含まれ、
    呼制御手順と、回線交換緊急呼と、インターネット・プロトコル・マルチメディア・システムを介した緊急呼と、UE発信汎用パケット無線サービス(GPRS)セッション管理(SM)手順と、の少なくともいずれか一つが無効化され、
    UE発信GPRS SM手順が無効化された場合、前記プロセッサは、パケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストの停止を開始し、
    前記ソフトウェアコンポーネントは、前記ソフトウェアコンポーネントのアプリケーション部内の装置管理クライアントと、前記ソフトウェアコンポーネントのアクセス部内のGPRSと、OMA DM通知とを含み、
    前記装置管理クライアントはPDPコンテキストを要求し、
    前記GPRSは、前記トークンが発行された場合、PDPコンテキスト起動を開始する
    ことを特徴とするUE。
  7. 前記プロセッサは、前記GPRS SM手順の無効化を引き起こしたサーバに対して、前記起動したPDPコンテキストを用いて、管理セッションを開始するように構成されることを特徴とする請求項に記載のUE。
  8. 前記プロセッサは、前記起動したPDPコンテキストを用いて、インターネット・プロトコル・マルチメディア・サブシステム・サービスを介して緊急呼を確立するか、警告メッセージを送信するように構成されることを特徴とする請求項に記載のUE。
  9. 前記OMA DM通知に基づいて始動可能なタイマをさらに備え、
    前記PDPコンテキスト起動は、前記タイマがタイムアウトしていない場合に開始される
    ことを特徴とする請求項に記載のUE。
  10. コンピュータプログラムであって、
    公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)におけるユーザ機器(UE)内のプロセッサが実行した場合、前記プロセッサに、
    前記UEが前記PLMNから1以上のサービスを不正に要求していることを判定するステップと、
    ホーム公衆陸上モバイルネットワーク(HPLMN)内の管理エンティティに前記不正な要求を知らせるステップと、
    前記HPLMNの管理エンティティが、前記HPLMN内の装置管理コンピュータサーバに対して、前記UEで不正に要求された前記サービスを無効化することを要求するステップと、
    前記HPLMNのサーバから、前記UEと前記サーバとの間で管理セッションを確立するためのメッセージを前記UEへ送信するステップと、
    前記不正に要求されたサービスが無効化されるように、前記UE内のUE性能選択的無効化(SDoUE)管理オブジェクトにアクセスするステップと、
    を実行させ
    呼制御手順と、回線交換緊急呼と、インターネット・プロトコル・マルチメディア・システムを介した緊急呼と、UE発信汎用パケット無線サービス(GPRS)セッション管理(SM)手順と、の少なくともいずれか一つが無効化され、
    前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに、UE発信GPRS SM手順が無効化された場合、パケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストの停止を開始するステップをさらに実行させ、
    前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに、
    OMA DM通知を受信するステップと、
    前記OMA DM通知に基づいてトークンを発行するステップと、
    PDPコンテキストを要求するステップと、
    前記トークンが発行された場合、PDPコンテキスト起動を開始するステップと、
    をさらに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム
  11. 前記プロセッサ、前記GPRS SM手順の無効化を引き起こしたサーバに対して、前記起動したPDPコンテキストを用いて、管理セッションを開始するステップをさらに実行させることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム
  12. 前記プロセッサ、前記起動したPDPコンテキストを用いて、
    インターネット・プロトコル・マルチメディア・サブシステム・サービスを介して緊急呼を確立するステップと、
    警告メッセージを送信するステップと、
    の少なくともいずれか一つをさらに実行させることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム
  13. 前記プロセッサ、前記OMA DM通知に基づいてタイマを起動するステップをさらに実行させ
    前記PDPコンテキスト起動は、前記タイマがタイムアウトしていない場合に開始される
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム
  14. 前記OMA DM通知にはアプリケーション識別が含まれることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム
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