JP5044523B2 - 保護キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、保護キャップ、殊に、指で把持して着脱を行う保護キャップに関するものである。
従来から、特許文献1のような軸体の端部に嵌め込み端部への水等の異物の浸入や付着を防止する保護キャップは、軸体の端部に無理嵌めして取り付けることで不用意に端部から外れることを防止している。そして、その着脱動作は、指で保護キャップの側面を把持して、回転させながら押すあるいは回転させながら引くといった回転を伴うものである。
そのため、着脱動作における回転時に、把持した指の先端が回転方向にずれて側面から外れ、十分なグリップ力が得られないものという問題があった。
そこで、保護キャップの側面に微細な凹凸を設けて滑り難くし、把持した指の回転時のずれを防止してグリップ力を向上させたものがある。
しかしながら、凹凸により側面に汚れが溜り易く、付着した汚れによって凹凸の滑り止め効果が低下してしまい十分なグリップ力を得られず、保護キャップの取り外しが困難になるという問題があった。
更に、保護キャップは無理嵌めするため、弾性を有する材料である樹脂材料を好適に使用しており、樹脂材料の材質によっては、長期劣化により凹凸が欠損し、凹凸によるグリップ力の向上効果が得られなくなり、取り外す際に十分なグリップ力が得られないものもあった。
また、従来から、指で把持して締め付けを行うナットは、回転させて捻じ込むため、締め付け時に把持した指の先端が回転方向にずれて側面から外れ、十分なグリップ力を得られないという問題があった。そして、十分なグリップ力が得られないため、強固に締め付けを行えず、悪戯等で容易に緩められたり、外されたりする恐れもあった。
そこで、側面に滑り止め用の凹凸を設けたものもあるが、強固な締め付けを行うために側面を強く把持すると凹凸により把持した指に痛みを生じ強固に締め付けを行えず、且つナットの取り外しも容易にするものであった。
特開2008−025606号公報
そこで、本発明の保護キャップは、上記の問題に鑑みて発明したものであり、把持する側面に汚れが溜まり難く、且つ把持した指のずれによるグリップ力の低下を抑制して、着脱時のグリップ力を向上したものを提供することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明に係る保護キャップは、軸体の端部に嵌め込む嵌込孔2を備えた保護キャップであって、上記保護キャップの主体を構成するキャップ体1の一面に円形状に開口して上記嵌込孔2が形成されており、上記嵌込孔2の軸心3の軸周りに位置する上記キャップ体1の外側周面6が軸心3に直交した断面形状を多角形状とし、且つ上記外側周面6が指20で把持する把持用側面7を上記把持用側面7の稜線8を隣接して複数個連続させた構成であり、上記把持用側面7の面積が嵌め込み方向Aに向かう程広くなると共に、上記稜線8が嵌め込み方向Aに向かう程上記軸心3を中心に嵌め込み方向Aに沿って見て時計回りにずれたものとしたことを特徴とするものである。
このような構成をしたことで、上記稜線8を構成する上記把持用側面7が嵌め込み方向Aに向かう程、軸心3上記軸心3を中心に嵌め込み方向Aに沿って見て時計回りに傾斜した形状となる。そのため、上記軸体に回転させながら無理嵌めする際に、保護キャップの傾斜と同じB方向に回転させて無理嵌めすれば、把持した指20の先端がB方向にずれても、ずれた指20の先端が上記把持用側面7から外れることを防止できる。
上記のように、本発明の保護キャップは、ずれた指の先端の把持用側面からの離脱によるグリップ力の低下を防止したことで、取り付け時のグリップ力を向上したものとなる。そして、把持用側面に凹凸が無いため、把持用側面を容易に掃除できて汚れが溜まり難くでき、且つ凹凸の欠損等の形状損失によるグリップ力の低下を防止でき、取り外し時のグリップ力も向上したものとなる。更に、把持用側面の面積が嵌め込み方向に向かう程広くしたことで、把持した指の先端が把持用側面から外れ難くなる
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
本発明の保護キャップは、図1および図2に示すように、保護キャップの主体を構成するキャップ体1を嵌め込む際の嵌め込み方向Aに沿って貫通して円形状に開口した嵌込孔2を備えたものであり、上記嵌込孔2を、例えば、配水湯管の流量調節弁の調節軸等、軸体の端部に嵌めて、上記軸体の端部を覆い、火傷等の怪我や軸体の破損を防止するものである。
そして、上記キャップ体1は、嵌め込み方向Aを向いた下面4と、下面4の反対に位置し下面4より寸法の小さい上面5と、嵌込孔2の軸周りに位置した外側周面6と、で構成されている。更に、下面4および上面5には、夫々の面の中心を嵌込孔2の軸心3が通る位置に嵌込孔2が開口している。
また、上記外側周面6は軸心3に直交した断面形状を六角形状とし、指20で把持する把持用側面7が把持用側面7の稜線8を隣接して六つ連続した構成である。
そして、図2に示すように、下面4が上面5に対して軸心3を中心に軸周りにB方向にずれている。上記ずれにより、外側周面6が軸心3に沿って軸周りに捻った構成となる。
詳しくは、図2に示すように、外側周面6を構成する把持用側面7の稜線8が、嵌め込み方向Aに向かう程、上記嵌め込み方向Aである上面5から下面4に向かう向きで見て(以下、上方視と記載)軸心3を中心に時計回りに(B方向に向かって)ずれており、把持用側面7が嵌め込み方向Aに向かう程上方視軸心3を中心に時計回りに(B方向に向かって)ずれた形状となっているものである。
そして、図3に示すように、把持用側面7を把持して保護キャップをB方向に回転させた際に、把持した指20の先端がB方向にずれても、把持用側面7がB方向にずれているため、指20の先端が把持用側面7から外れることを防止できる。
したがって、取り付け時に、無理嵌めを行う際にB方向に向かって回転させながら嵌め込めば、把持した指20の先端がB方向にずれても把持用側面7から外れないため、グリップ力の低下が生じずにグリップ力を維持でき、指20で把持して容易に取り付けを行えるグリップ力の向上した保護キャップとなる。もちろん、B方向に回転させながら取り外せば、指20が把持用側面7から外れず、十分なグリップ力が得られる保護キャップである。
また、把持用側面7に凹凸が無くフラット形状であるため、経年劣化に伴う形状破損によるグリップ力の低下が凹凸等に比べ少なく、且つ把持用側面7の清掃を容易に行え、汚れが溜まり難く、経年に伴うグリップ力の低下を抑制したものである。したがって、軸体の端部の保護に長期使用した保護キャップであっても、B方向に回転させながら容易に取り外すことができるものである。
また、図2の下面4と上面5の夫々の外接円が示すように、下面4の寸法を上面5の寸法より大きくしてあるため、稜線8がB方向へのずれだけでなく、外下方に向けて傾斜しており、把持用側面7の面積が嵌め込み方向に向かう程広くなっている。そのため、把持した指20の先端がより把持用側面7から外れ難くなっている。
なお、稜線8の傾斜を上方視反時計回り(B方向と逆向き)とし、上記着脱時の回転方向を上方視反時計回り(B方向と逆向き)に回転させた際のグリップ力を向上した保護キャップとしてもよい。ましてや、下面4と上面5が同じ寸法のものや、下面4や上面5に多角形状でない側面を延設したものでもよく、本願発明の作用効果が得られるものであれば、形状等適宜変更可能である。
また、図4および図5に示すように、本発明のナットは、ボルトに捻じ込む雌ねじ12を備えたものであり、ボルトに雌ねじ12を捻じ込むことで、ナットが螺進方向Cに変位して締め付けを行うものである。そして、上記雌ねじ12は、上記ナットの主体を構成するナット体11の下端面14および上端面15に開口して形成された貫通孔である。
また、上記雌ねじ12の軸心13の軸周りに位置するナット体11の外側周面16が軸心13に直交した断面形状を六角形状とし、且つ上記外側周面16は、指20で把持する把持用側面17が上記把持用側面17の稜線18を隣接して六つ連続した構成となっている。
そして、上記稜線18は捻じ込み締め付ける際の雌ねじ12の軸心13に平行する螺進方向Cに向かう程、捻じ込み締め付ける際にナットを回転させる回転方向Dにずれた構成となっている。
更に、上記稜線18が軸心13に対して締め付け時の回転方向Dに傾斜した構成となり、上記稜線18を有する把持用側面17も締め付け時の回転方向Dに傾斜した形状のものとなる。そのため、把持用側面17を指20で把持してナットをボルトに捻じ込んだ際に、把持した指20の先端が回転方向Dにずれても把持用側面17から外れ難くなる。
したがって、捻じ込み締め付ける際に、把持した指20の先端が回転方向Dにずれても把持用側面17から外れずにグリップ力が維持されるため、締め付け時のグリップ力を向上することができ、確実な締め付けを行えるナットとなる。
そして、把持用側面17が凹凸等の無いフラット形状であり、把持用側面17を強く把持しても痛みが生じないため、向上したグリップ力を生かした強固な締め付けを行えるナットとなる。
なお、雌ねじ12が貫通孔でない下端面14にのみ開口したものや、上端面15に稜線18が傾斜していない従来の側面を延設して工具による取り外しを行えるものとしてもよく、本願発明の作用効果が得られるものであれば、形状等適宜変更可能である。
本発明の保護キャップの正面図である。 同上の保護キャップを上方側から見下ろした平面図である。 同上の保護キャップの把持用側面を指で把持した状態であり、(a)が初期状態であり、(b)が回転時にB方向へ指がすれた状態である。 本発明のナットの正面図である。 同上のナットを上方側から見下ろした平面図である。
符号の説明
1 キャップ体
2 嵌込孔
3 軸心
4 下面
5 上面
6 外側周面
7 把持用側面
8 稜線
11 ナット体
12 雌ねじ
13 軸心
14 下端面
15 上端面
16 外側周面
17 把持用側面
18 稜線
20 指

Claims (1)

  1. 軸体の端部に嵌め込む嵌込孔を備えた保護キャップであって、
    上記保護キャップの主体を構成するキャップ体の一面に円形状に開口して上記嵌込孔が形成されており、上記嵌込孔の軸心の軸周りに位置する上記キャップ体の外側周面が軸心に直交した断面形状を多角形状とし、且つ上記外側周面が指で把持する把持用側面を上記把持用側面の稜線を隣接して複数個連続させた構成であり、
    上記把持用側面の面積が嵌め込み方向に向かう程広くなると共に、上記稜線が嵌め込み方向に向かう程上記軸心を中心に嵌め込み方向に沿って見て時計回りにずれたものであることを特徴とする保護キャップ。
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