JP5038974B2 - Washing and drying machine - Google Patents
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Description
本発明は、衣類の乾燥用にヒートポンプを備えた洗濯乾燥機に関する。 The present invention relates to a washing and drying machine equipped with a heat pump for drying clothes.
従来より、上記洗濯乾燥機においては、例えば、洗濯物などの衣類を乾燥させる際に発生する水分をエバポレータ(蒸発器)で回収し、その折りに回収した潜熱をコンプレッサ(圧縮機)により高温の冷媒状態に変換し、コンデンサ(凝縮器)で空気を加熱するエネルギーとして再利用している。このように、ヒートポンプは僅かな放熱ロスがある以外、ほとんどのエネルギーを逃がさず再利用でき、エネルギーの省減に効果があるものとして知られている。 Conventionally, in the above-described washing and drying machine, for example, moisture generated when clothes such as laundry are dried is collected by an evaporator (evaporator), and the latent heat collected in the fold is heated by a compressor (compressor). It is converted into a refrigerant state and reused as energy for heating air with a condenser (condenser). As described above, the heat pump is known to be effective in saving energy because it can be reused without losing most energy except for a slight heat loss.
ところで、この種の洗濯乾燥機にあっては、例えば、外郭をなす本体内に配設された水槽と、この水槽内に回転可能に設けられた回転槽とを備えると共に、本体の底部(台板)にユニットベースを設け、このユニットベースに、圧縮機、蒸発器及び凝縮器を配設したものがある(例えば、特許文献1参照)。即ち、これら圧縮機、蒸発器及び凝縮器は、共通のユニットベースに設けられることでユニット化されているため、製造工程におけるヒートポンプの組立を容易に行うことができる。また、この洗濯乾燥機では、ユニットベースと台板との間にゴム製の脚が設けられており、圧縮機の作動によるヒートポンプユニットの振動が抑制されるようになっている。
特許文献1では、ユニットベースが脚を介して台板上に載置されるように設けられることから、例えばユニットベースや脚を下向きに貫通する螺子を台板に螺挿する等して、ヒートポンプユニットを取り付け固定する必要がある。従って、このものにおいてヒートポンプユニットが故障した場合を仮定すると、本体内の水槽等を取り外した後、ヒートポンプユニットを取り外すこととなり、大掛かりな分解修理を余儀なくされる虞がある。このように、上記構成では、ヒートポンプユニットの振動を抑制することができるが、上述のメンテナンス性を改善する有効な手段がなく対策に苦慮しているのが実情である。 In Patent Document 1, since the unit base is provided so as to be placed on the base plate via the legs, for example, a screw that penetrates the unit base or the legs downward is screwed into the base plate, and the heat pump The unit needs to be fixed. Therefore, if it is assumed that the heat pump unit fails in this case, the heat pump unit is removed after removing the water tank or the like in the main body, which may necessitate a large disassembly and repair. As described above, in the above configuration, the vibration of the heat pump unit can be suppressed. However, there is no effective means for improving the above-described maintainability, and it is actually difficult to take measures.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的はヒートポンプユニットの振動を極力抑制することができるとともに、本体に対するヒートポンプユニットの着脱を容易に行うことができる洗濯乾燥機を提供するにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a washing and drying machine that can suppress vibration of the heat pump unit as much as possible and can easily attach and detach the heat pump unit to and from the main body. is there.
上記の目的を達成するために本発明は、外郭を形成する本体と、この本体の内部に配置され、衣類が収容される回転槽と、圧縮機、蒸発器及び凝縮器を冷媒管により接続してなるヒートポンプを有し、前記回転槽内の衣類を乾燥させる乾燥装置とを備え、前記圧縮機、蒸発器及び凝縮器は、被支持部を有する共通のベースに配設されて、前記ベースと共にヒートポンプユニットを構成し、前記ヒートポンプユニットは、前記本体の側面に設けられた支持部に対し弾性体を介して前記被支持部で支持されることにより、前記本体の底面部から離間した柔支持状態で着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides a main body that forms an outer shell, a rotary tank that is disposed inside the main body, and stores clothing, and a compressor, an evaporator, and a condenser connected by a refrigerant pipe. A drying device for drying clothes in the rotating tub, and the compressor, the evaporator and the condenser are disposed on a common base having a supported portion, together with the base A heat pump unit is configured, and the heat pump unit is supported by the supported portion via an elastic body with respect to a support portion provided on a side surface of the main body, so that the soft support state is separated from the bottom surface portion of the main body. It is characterized by being detachably attached.
上記構成によれば、支持部を本体の側面に設けることで、ヒートポンプユニットの取り付け・取り外しを本体の側面側から行うことができ、ヒートポンプユニットの着脱作業の簡単化を図ることができる。また、ヒートポンプユニットを本体の底面部から離間した状態で柔支持することで、圧縮機の動作時に、ヒートポンプユニットが本体に及ぼす力を支持部、つまり本体の側面部において効果的に吸収、減衰することができる。 According to the said structure, by providing a support part in the side surface of a main body, attachment / detachment of a heat pump unit can be performed from the side surface side of a main body, and simplification of the attachment or detachment operation | work of a heat pump unit can be achieved. Also, by supporting the heat pump unit in a state of being separated from the bottom surface of the main body, the force exerted on the main body by the heat pump unit is effectively absorbed and attenuated at the support portion, that is, the side surface portion of the main body during the operation of the compressor. be able to.
<第1実施例>
以下、本発明をドラム式の洗濯乾燥機に適用した第1実施例について図1乃至図12を参照しながら説明する。そのうち、図1は洗濯乾燥機全体の外観斜視図、図2はその概略的な縦断側面図を示している。ここで、洗濯乾燥機の外郭を形成する本体1は、正面の前面板2、左右の側面板3a,3b、後面板4、上部の天面板5、底部の台板6等を組立て結合した構成からなり、全体として矩形箱状をなしている。例えば前面板2は、詳細には上部に操作パネル7を有すると共にその下位にドア8を具えるドア枠2a、最下部に吹出し口9を有する下部枠2b等の構成部材を連結してなる。この下部枠2bは、ドア枠2aと台板6との間に位置し、図示しない螺子により固定されることで、開放された台板6の前面(図2、図4参照)を閉塞するように構成されている。斯かる構成の前面板2は、全体に後方に傾斜し緩やかな円弧状をなすとともに、各構成部材からなる外表面は略面一となるように、所謂整合した形態をなしている。
<First embodiment>
A first embodiment in which the present invention is applied to a drum-type washing / drying machine will be described below with reference to FIGS. 1 is an external perspective view of the entire washing and drying machine, and FIG. 2 is a schematic longitudinal side view thereof. Here, the main body 1 forming the outline of the washing / drying machine is constructed by assembling and combining a
この本体1の内部には、実質的に無孔状で円筒状をなす水槽10、及び周壁に多数の透孔11aを有し横軸周りに回転可能なドラム(回転槽)11が同心状に配設されている。水槽10は弾性支持装置12を介して本体1の台板6上に弾性支持されており、当該水槽10及びドラム11は、共に前面側(図示左側)を大きく開口して、前記ドア8と対向し且つ若干前上がりの傾斜状態となるように配置されている。しかして、ドア8の開放口と水槽10の前面開口との間は衣類(洗濯物)の投入口として機能するとともに、弾性的に伸縮可能なベローズ13が水密に連結され、水槽10側から本体1内への水の漏洩等を防止する閉空間を形成している。
Inside the main body 1, a substantially non-porous and
ドラム11の胴部には洗濯物をかき上げるための複数のバッフル14が形成されており、該ドラム11が回転駆動されることで特に洗いや乾燥時等に洗濯物を撹拌するに有用とされている。このドラム11は、水槽10の背面に設けられたモータ15にてダイレクトに駆動される。このモータ15は、例えばアウタロータ形のDCブラシレスモータからなり、そのロータに連結された回転軸16に、水槽10を貫通してドラム11が直結されている。また、水槽10底部の後方最下部には、排水口17が形成され途中に排水弁18を介した排水管19が連通接続され、その先端側は機外たる本体1から外部に導出され所定の排水場所に排水可能とする排水手段を構成している。
The
一方、水槽10には相互に離間した位置に空気の出入口が設けられ、この出入口に連通接続して水槽10内の空気を循環可能とする循環ダクト20が設けられている。例えば、本実施例における出口21は水槽10の前面側の上位に形成され、入口22は水槽10の背面側で開口するように形成されており、これらに接続された循環ダクト20は、水槽10の下方を迂回して連通するように構成されている。具体的には、循環ダクト20は、水槽10の出口21に接続された排気ダクト23、同入口22に接続された給気ダクト24、これら両ダクト23,24の下方の端部に夫々接続された伸縮継手25a,25b、一方の伸縮継手25a側に接続された中間ダクト26、この中間ダクト26と他方の伸縮継手25bとの間に配設された熱交換ダクト27及びファンケーシング28を備えている。
On the other hand, the
そのうち、熱交換ダクト27の前部および後部には開口部27a,27bが形成されており、前部の開口部27aに中間ダクト26が接続されると共に後部の開口部27bにファンケーシング28が接続されている。尚、開口部27bの周縁部には弾性体たるパッキン29(図2にのみ図示)が設けられており、パッキン29により熱交換ダクト27とファンケーシング28とが気密状態で弾性的に接合されている。また、詳しくは後述するように、熱交換ダクト27はヒートポンプを備え、本体1に対し該ヒートポンプごと着脱されるようになっている。
Of these,
ファンケーシング28の内部には、送風ファン28aを有する送風機が配設されている。この送風機は、送風ファン28aの回転により、給気ダクト24から水槽10へ向う矢印D1方向への循環空気を生成し水槽10内へ空気を循環供給させる。
A blower having a
前記ヒートポンプは、周知のように圧縮機31、凝縮器32、膨張弁(絞り弁、図6参照)33及び蒸発器34を、これらの順に冷媒管35によりサイクル接続してなり、圧縮機31の作動によって冷媒を循環させ乾燥用(乾燥運転時)の温風を生成する。ここで、送風ファン28aにより循環する空気は、凝縮器32にて加熱されて温風化される。この温風は、給気ダクト24を経て水槽10の入口22から供給され、ドラム11内で洗濯物の水分を奪った後、前面の出口21から排気ダクト23を経て熱交換ダクト27に回収される。回収された空気は、蒸発器34で冷却されて除湿され、再び凝縮器32に至り加熱されて温風として循環利用される。斯かるヒートポンプは、前記送風機及び循環ダクト20と共に本発明の乾燥装置を構成する。
As is well known, the heat pump includes a
また、本実施例の洗濯乾燥機は、中間ダクト26に本体1外へ連通する吹出通路36が設けられると共に、所謂、冷暖房機能を発揮する手段(冷暖房手段)を備えている。具体的には、吹出通路36は、熱交換ダクト27に対して排気ダクト23側と分岐する位置に形成されており、下部枠2bの吹出し口9に連通している。吹出通路36には、図示しないモータにて駆動される円筒状の横流ファンからなる送風ファン38と、該ファン38の吹出し口9側を開閉する円弧状ルーバー37とが配設されていて、熱交換ダクト27の吸入口(図示せず)等から該ダクト27内に取り込まれた空気を、蒸発器34を通して冷却して冷風とし、或は熱交換ダクト27に配設されたヒータ(図示せず)にて加熱して温風とし、これらを選択的に吹出通路36を介して吹出し口9から本体1外へ吹出し可能としている。尚、中間ダクト26には循環ダクト20と吹出通路36とを選択的に開閉するダンパ(図示せず)が設けられており、上記の冷風(或は温風)は、該ダンパにより循環ダクト20側が閉鎖されることで図2中、破線矢印D2方向に流れ、ルーバー37による開放状態の吹出し口9から本体1外に吹出され、洗濯乾燥機が設置された室内スペースを冷房(暖房)する。他方、前述した乾燥運転時には、ダンパにより吹出通路36側を閉塞して、水槽10内を循環する矢印D1方向への温風の流れを阻害しないようにしている。
In addition, the washing and drying machine of the present embodiment is provided with a blowing
中間ダクト26には、その上部たる上流側に位置して、循環ダクト20内を循環する空気から糸屑などのリントを捕獲するフィルタ装置39が設けられている。このほか、本体1内の上部には、制御装置41、給水弁(図示せず)、給水ケース44、給水ホース45等が設けられている。
The
ここで、前記操作パネル7の機能につき具体的に説明すると、図3の正面図に示すように大略、操作部46、表示部47を有した構成としている。操作部46は、押圧可能に設けた電源スイッチキー48、押釦49及びスイッチキー群50と、押釦49の周囲部分を回動可能に設けた時間設定用のダイヤル49aとから構成されている。そのうち、電源スイッチキー48は、周知のように洗濯乾燥機の電源の入切を行うためのものであり、押釦49は、選択された運転コースの開始及び実行中の運転コースの一時停止を行うためのものである。スイッチキー群50は、スイッチキー50a,50b,50c,50dからなり、その押圧操作されたスイッチキーに対応した「洗濯」「洗乾」「乾燥」及び「冷風/温風」の各運転コースが選択される。ダイヤル49aは、その回転操作量に応じて前記冷暖房運転の時間や運転コースのコース内容等の設定が可能に構成されている。
Here, the function of the
また、操作パネル7には、他にも「洗い」「すすぎ」「脱水」「乾燥」を選択できるボタン等が設けられ、個々の運転時間等を調整可能としている。
さて、前記圧縮機31、凝縮器32、膨張弁33及び蒸発器34は、共通のベース51に配設されて、該ベース51と共にヒートポンプユニット52を構成し、ヒートポンプユニット52は、本体1に対し熱交換ダクト27ごと着脱されるようになっている。このヒートポンプユニット52と熱交換ダクト27の構成につき、図4乃至図10も参照して詳述する。ここで図4及び図5は、熱交換ダクト27を台板6から取外した状態の斜視図、及び同台板6の平面図である。また、図6はヒートポンプユニット52の背面側からの斜視図、図7は、図5中A−A線に沿って切断し矢視方向から見たヒートポンプユニット52及び台板6の断面図である。
In addition, the
The
熱交換ダクト27は、例えば合成樹脂製のベース51とカバー54とからなり、全体として箱状に形成されている。前記ベース51は、図2、図4、図6等に示すように底壁部51aとその前端部に設けられた前壁部51bとを一体に有する。一方、カバー54は、その開放された前面部及び底面部がベース51の前壁部51b及び底壁部51aに閉塞されるように配置され、該ベース51に図示しない螺子により固定されている。上記した熱交換ダクト27の開口部27a及び27bは、夫々ベース51の前壁部51b(図4参照)及びカバー54の後壁部(図2参照)においてやや左寄りの位置に設けられており、蒸発器34と凝縮器32は、ベース51の左寄りの位置に配置されることで熱交換ダクト27の内部に介在している。
The
他方、圧縮機31は内部に圧縮機モータを備えており、蒸発器34や凝縮器32に比し高さ方向に大きく、ベース51の右前隅部に配置されている。ここで、カバー54及びベース51は、その内部の閉空間S(図7参照)に圧縮機31を収容することで圧縮機31の騒音を抑制すると共に、圧縮機31に対応する部分のみ上側に突出するコンパクトな形状をなすように構成されている。図6、図7に示すように、圧縮機31は、その下部に配設された3箇所の取付部55において、弾性機構たる防振支持脚56を介してベース51に柔支持されている。詳細には、防振支持脚56は、上部弾性体56a及び下部弾性体56bと、それらのフランジ部により上下に挟持されたスプリング56cとを備えている。圧縮機31は、取付部55及び防振支持脚56を上下に貫通する螺子57aが、ベース51の圧縮機用脚部57に螺挿されることで取り付けられている。
On the other hand, the
ヒートポンプユニット52に配置された電気部品(圧縮機モータ等)のリード線は、図4に示すように当該ユニット52が本体1から着脱されることから、そのヒートポンプユニット52側のリード線52aと本体1側のリード線1aとをコネクタ1b,52bにて接続している。この場合、リード線52aはヒートポンプユニット52の前側に案内され、リード線1aは台板6の前側に案内されており、本体1の前面側において、リード線1aのコネクタ1bに対するリード線52aのコネクタ52bの係脱が可能に構成されている。
As shown in FIG. 4, since the
また図6に示すように、ベース51の底壁部51aの下面側には、「L」の字状をなす一対の左側脚部58a,58bと、圧縮機用脚部57の前側に配置された右側脚部58cとが一体的に形成されている。これら左側脚部58a,58b、右側脚部58c及び3つの圧縮機用脚部57は本発明の脚部を構成し、本体1外へ取り出されたヒートポンプユニット52を水平状態に設置すべく、何れもベース51の底面から下方に突出する形状をなしている。
Further, as shown in FIG. 6, on the lower surface side of the
ベース51の前壁部51bには、ヒートポンプユニット52を取り外す際に把持する為の取手59が設けられている。この取手59は、前壁部51bの右部つまり比較的重量物とされる圧縮機31側寄りに位置し、且つ後方に窪む凹部を形成することにより前壁部51bと一体的に構成されている。また、詳しくは後述するように、ベース51は、その後部に設けられたテーパ状の後側被支持部60a,60b,60c(何れも図6参照)と、前部に設けられた略円筒状の前側被支持部61a,61b,61cと、底壁部51aに設けられたレール状の被摺動部62a,62b,62cとを一体に有して構成されている。尚、図7、図10に示すように、前側被支持部61a,61b,61cの外面部には、肉盗み部61dが設けられている。
The
図4、図5に示すように、前記台板6の上面部及び前面部は開放されており、後部には、ファンケーシング28が固定されている。前記台板6は例えば合成樹脂からなり、その側面には、ヒートポンプユニット52を着脱可能に支持する為の後側支持部63a,63b,63cと、前側支持部64a,64b,64cとが一体的に設けられている。これら支持部63a〜64cは何れも台板6の底面部65から上方に突出する形状をなし、且つその側面部を用いてヒートポンプユニット52を台板6の底面部65から離間した状態で支持するようになっている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the upper surface portion and the front surface portion of the
詳細には、後側支持部63aは、図9(図12中、P2部分の拡大図)に示すように、前側が径大な台形円筒状(テーパ状)の誘導凹部とされている。この後側支持部63aに対し、弾性体たるゴム製のブッシュ66を介して、ベース51の後側被支持部(嵌合凸部)60aが前側から挿入されて嵌合保持される位置(以下、支持位置と称す、図9(b)、図12(b)参照)まで誘導される。尚、後側支持部63b,63cは後側支持部63aと同様に構成され、後側被支持部60b,60cは後側被支持部60aと同様に構成されているため、その説明を省略する。
Specifically, as shown in FIG. 9 (enlarged view of P2 portion in FIG. 12), the
他方、図8(図12中、P1部分の拡大図)に示すように、前側被支持部61aの前側と後側には、夫々弾性体たるゴム製のブッシュ67a,67bが配設されている。これら前側被支持部61a及びブッシュ67a,67bに前後方向(水平方向)に挿通された螺子(支持部に相当する)68が、前側支持部64aに螺挿されている。尚、前側被支持部61b,61cは前側被支持部61aと同様に構成され、前側支持部64b,64cは前側支持部64aと同様に構成されているため、その説明を省略する。これにより、ベース51ひいてはヒートポンプユニット52が台板6の底面部65から離間した柔支持状態で着脱可能に取り付けられている。また、上記した支持部63a〜64cは、その左右方向の間隔(ピッチ)が右側つまり圧縮機31側で狭められており、ヒートポンプユニット52を安定的に支持するようになっている。尚、本実施例ではベース51を支持部63a〜64cにより6箇所で支持したが、支持部(或は被支持部)の数は適宜変更してもよい。
On the other hand, as shown in FIG. 8 (enlarged view of the portion P1 in FIG. 12),
台板6の底面部65には、ベース51の被摺動部62a,62b,62cを摺動自在にガイドする摺動部70a,70b,70cが一体的に設けられている。これら摺動部70a〜70cは例えば、台板6の前端部から後方へ向って延びており、ヒートポンプユニット52を水平方向たる前後方向へガイドするように延設されている。摺動部70a〜70cは平面視(図5参照)において、直線的なレール状に形成され、摺動部70a,70bの延長線上に後側支持部63a,63bが夫々位置するように構成されている。また、摺動部70a〜70cの上面部には、肉盗み部70d(図10参照)が設けられている。
Sliding
この摺動部70a〜70cのガイド長さは、ヒートポンプユニット52を取り付ける際に支持位置において(図12(b)参照)、被摺動部62a〜62cと摺動部70a〜70cとの間の係合状態が外れ且つ摺動部70a〜70cから各摺動部70a〜70cが離間するように設定されている。換言すれば、摺動部70a〜70cは、ベース51の後側被支持部60a〜60cが後側支持部63a〜63cに誘導される過程で被摺動部62a〜62cから離間して、支持位置のヒートポンプユニット52に対し非接触状態となるよう、被摺動部62a〜62cに応じた所定の長さ寸法(図5中、La〜Lcで示す)及び所定の高さ寸法(図10中、Lhで示す)に設定されている。他方、被摺動部62a〜62cは、ベース51の底壁部51aの後部に設けられると共に、正面視(図10参照)において下側が開放された「コ」の字状に形成され、摺動部70a〜70cを夫々左右両側から挟んだ係合状態で摺動する。また、後側被支持部60a,60bは平面視において、被摺動部62a,62bの延長線上に延びるように後方へ突出している。
The guide lengths of the sliding
尚、本実施例では3箇所に摺動部70a〜70cを設けたが、摺動部及び被摺動部の数は適宜変更してもよい。また、摺動部70a,70bcの延長線上に後側支持部63a,63bを夫々設けたが、当該延長線上に少なくとも1つの支持部が位置するように構成されていればよい。
In this embodiment, the sliding
続いて、本実施例の電気的構成について説明する。前記制御装置41は例えば、マイクロコンピュータを主体に構成されていて、洗い、脱水、乾燥運転、冷暖房運転等の各種運転コースを実行する運転実行手段として機能すると共に洗濯乾燥機の作動全般を制御する。即ち、制御装置41は、操作パネル7の操作部46にて設定された操作信号や、図示しない水位センサや温度センサからの各検知信号等を入力し、各種運転コースプログラム等の予め記憶された制御プログラムに基づき、ドラム11を駆動するモータ15、圧縮機31等の冷凍サイクル、循環用の送風ファン28a、送風ファン38等の冷暖房手段、排水弁18、や前記給水弁などを駆動制御する。
Next, the electrical configuration of this embodiment will be described. The
また、制御装置41は、後述するようにヒートポンプユニット52が取り出された場合、操作部46における乾燥運転及び冷暖房運転に係る操作(設定操作や開始操作)を無効とするように構成されている。具体的には、制御装置41は例えば、コネクタ1b,52bにおける両リード線1a,52aの接続の有無を検出することで、ヒートポンプユニット52が本体1に取り付けられているか否かを判断する。そして、制御装置41は例えば、スイッチキー50b,50c,50dによって乾燥運転や冷暖房運転を行う運転コースが選択操作された時、本体1に対するヒートポンプユニット52の着脱の有無を判断し、当該ユニット52が取り外されている場合には、スイッチキー50b,50c,50dの操作を無効化する機能を備える。尚、この機能は、ヒートポンプや冷暖房手段を用いた運転コースについて、その運転開始操作を無効化するものであればよい。
Further, the
次に、上記構成の洗濯乾燥機の作用について説明する。
洗濯から乾燥まで自動で行う標準的な運転コースを選択する場合、操作部46の「洗乾」コースのスイッチキー50bを押圧操作する。次いで、押釦49を押圧操作することで、洗濯運転が開始される。この洗濯運転ではモータ15に直結されたドラム11の回転速度の制御を中心に洗い、すすぎ、脱水の各行程が自動的に実行され、最後に乾燥運転に移行する。
Next, the operation of the washing / drying machine having the above configuration will be described.
When selecting a standard driving course that is automatically performed from washing to drying, the switch key 50b of the “washing and drying” course of the
この乾燥運転では、送風ファン28aが駆動されることで循環ダクト20内を空気が循環し、該空気に対しヒートポンプを駆動することで温風化し、その温風を水槽10及びドラム11へ循環供給する(図1の矢印D1方向)。即ち、ヒートポンプの作動により、冷媒が圧縮機31により圧縮されて高温高圧の冷媒となり、凝縮器32に流れる。そこで、熱交換ダクト27を流れる空気と熱交換し、その結果、空気が加熱温風化され、反対に冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、次に膨張弁33を通って減圧された後、蒸発器34に流入し気化する。これにより、蒸発器34は熱交換ダクト27を流れる空気を冷却する。蒸発器34を通過した冷媒は圧縮機31に戻る。従って、水槽10内から熱交換ダクト27内に流入した空気は、蒸発器34で冷却されて除湿され、その後に凝縮器32で加熱されて温風化される。そして、この温風は、給気ダクト24を経て入口22から水槽10(ドラム11内)に供給され、洗濯物の水分を奪った後、出口21から排気ダクト23及び中間ダクト26を経て熱交換ダクト27内に流入する。こうにして、蒸発器34と凝縮器32を有する熱交換ダクト27と水槽10との間を空気(温風)が循環することにより、ドラム11内の洗濯物が乾燥される。以上により、洗濯から乾燥まで自動で行う標準的な運転コースの動作が終了する。
In this drying operation, air is circulated in the
尚、「洗濯」コースのスイッチキー50aを選択実行した場合には、上記した洗濯運転(洗い行程から脱水工程)が実行され、「乾燥」コースのスイッチキー50cを選択実行した場合には、上記した乾燥運転(乾燥行程)のみが実行される。「冷風/温風」コースのスイッチキー50dは押圧操作する毎に、「停止」状態から「冷房」−「暖房」−「停止」の順に設定され、その選択操作により冷房あるいは暖房運転が実行される。 When the switch key 50a for the “washing” course is selected and executed, the above-described washing operation (from the washing process to the dehydration process) is executed, and when the switch key 50c for the “drying” course is selected and executed, Only the drying operation (drying process) is performed. Each time the switch key 50d of the “Cool / Hot Air” course is pressed, it is set in the order of “Cooling”-“Heating”-“Stop” from the “Stop” state, and cooling or heating operation is executed by the selection operation. The
続いて、ヒートポンプユニット52を着脱する際の手順について、図11、図12も参照しながら説明する。ここで、図11は説明の便宜上、本体1上部の構成を省略して示しており、ヒートポンプユニット52を取り外す場合には、先ず螺子固定された下部枠2bを外す(同図(a)参照)。これにより、本体1の前面下部が大きく開口して、ヒートポンプユニット52の水平方向の移動を許容する開口部71(図2参照)が形成される。次いで、伸縮継手25aと熱交換ダクト27との間に配設された中間ダクト26を、開口部71を通して取外す。そして、図11(b)に示すように、ヒートポンプユニット52の前面側で、前記両コネクタ1b,52bを外すと共に3つの螺子68を外すことで、ヒートポンプユニット52の引き出し(取り出し)が可能な状態となる。
Next, a procedure for attaching / detaching the
そこで、ベース51の取手59を把持し、ヒートポンプユニット52をカバー54と共に手前側へ引き出して、ヒートポンプユニット52を支持位置から前方へ移動させる。この場合、図9(a)に示すようにベース51の後側被支持部60a〜60cがブッシュ66を介して後側支持部63a〜63cの内周面を伝う過程で、ヒートポンプユニット52が斜め前下方に移動しながら摺動部70a〜70cと係合するため、台板6の底面部65から離間した状態のヒートポンプユニット52を円滑に引き出すことができる。尚、 図10、図12(a)はこの摺動部70a〜70cと被摺動部62a〜62cの係合状態を示している。こうして、ヒートポンプユニット52は、摺動部70a〜70cによりガイドされながら前方へ摺動するように移動され(図11(c)参照)、開口部71から本体1外へ引き出される(図11(d)参照)。
Therefore, the
他方、ヒートポンプユニット52の取り付けも、本体1の前面側において開口部71を通して行うことができる。即ち、開口部71近傍で摺動部70a〜70cに対し、ヒートポンプユニット52の被摺動部62a〜62cを係合させる。次いで、ベース51の取手59を把持し、ヒートポンプユニット52をカバー54と共に奥方に押し込むことで後方へ摺動させる(図11(c)参照)。ここで、摺動部70a,70bの延長線上に後側支持部63a,63bが設けられているため、このヒートポンプユニット52の組み込み時に、後側支持部63a,63bに対し後側被支持部60a,60b(ブッシュ66)の先端部が確実に挿入され、以ってヒートポンプユニット52全体が支持位置側を指向するように誘導される。また、図9(a)に示すように後側被支持部60a〜60cがブッシュ66を介して後側支持部63a〜63cの内周面に誘導される過程で、ヒートポンプユニット52が斜め後上方に移動しながら摺動部70a〜70cと離間する。そして、後側被支持部60a〜60cは図9(b)に示すような嵌合状態となる。
On the other hand, the
更に、ヒートポンプユニット52の前部を取手59で持ち上げることにより、前側支持部64a〜64cに対する前側被支持部61a〜61cの位置決めを行い、前側被支持部61a〜61c及びブッシュ67a,67bに挿通した螺子68を、前側支持部64a〜64cに夫々螺挿する(図8、図11(b)参照)。これにより、図12(b)に示すように、ヒートポンプユニット52が台板6の底面部65から離間した状態で柔支持される。そして、前記両コネクタ1b,52bを接続すると共に、伸縮継手25aと熱交換ダクト27との間に中間ダクト26を取り付けた後、開口部71を塞ぐ下部枠2bを螺子固定する。以上のように、本体1に対しヒートポンプユニット52を簡単に着脱することができる。
Further, by lifting the front part of the
ところで、本体1からヒートポンプユニット52を取り外した場合、「洗乾」「乾燥」及び「冷風/温風」コースのスイッチキー50b,50c及び50dを選択操作しても、この操作は無効とされ、乾燥運転や冷暖房運転が行われることはないが、「洗濯」コースのスイッチキー50aを選択実行して洗濯運転を行うことができる。
By the way, when the
以上説明したように、ヒートポンプユニット52は、本体1の側面に設けられた支持部63a〜64c及び螺子68に対し、弾性体としてのブッシュ66〜67bを介して被支持部60a〜61cで支持されることにより、本体1の底面部65から離間した柔支持状態で着脱可能に取り付けられている。これによれば、支持部63a〜64cを本体1の側面に設けることで、ヒートポンプユニット52の取り付け・取り外しを本体1の側面側から行うことができ、ヒートポンプユニット52の着脱作業の簡単化を図ることができる。また、ヒートポンプユニット52を本体1の底面部65から離間した状態で柔支持することで、圧縮機31の動作時に、ヒートポンプユニット52が本体1に及ぼす力を支持部63a〜64c、つまり本体1の側面部において効果的に吸収、減衰することができる。 尚、この種の圧縮機31は、内部のモータが縦軸周りに回転し、その動作時の振動が縦方向に比し横方向に大きくなるのが一般である。つまり、上記柔支持構造によれば、その圧縮機31の横方向の振動を本体1の側面部で柔支持することができ、圧縮機31の動作による振動を騒音や騒音をより効果に抑制することができる。更に本実施例において圧縮機31は、防振支持脚56により一次的(直接的)に柔支持され、ブッシュ66〜67bを介して本体1の側面部で二次的(間接的)に柔支持されるので、前述した効果を一層高めることができる。
As described above, the
本体1は、ヒートポンプユニット52のベース51を摺動自在にガイドする摺動部70a〜70cを備え、これら摺動部70a〜70cは、ヒートポンプユニット52の支持位置に対して、当該ユニット52を近接及び離間させる方向へガイドするように延設されている。従って、ヒートポンプユニット52を、摺動部70a〜70cにより支持位置側あるいは本体1外側へガイドして摺動させることができ、ヒートポンプユニット52の着脱を安定した状態で簡単に行うことができる。
The main body 1 includes sliding
後側支持部63a〜63cを、ヒートポンプユニット52を取り付ける際に支持位置に誘導するテーパ状の誘導凹部とし、後側被支持部60a〜60cを、ヒートポンプユニット52の支持位置で、前記誘導凹部に弾性体たるブッシュ66を介して嵌合する嵌合凸部とした。これによれば、ヒートポンプユニット52を、誘導凹部の誘導作用によって本体1の底面部65から離間した支持位置側へ容易に装着することができると共に、支持位置で確実に保持することができる。
The
また、摺動部70a〜70cのガイド長さを、ヒートポンプユニット52の支持位置においてベース51と摺動部70a〜70cとの間の係合状態が外れ且つ摺動部70a〜70cからベース51が離間するように設定した。これにより、ヒートポンプユニット52の着脱の際、その着脱操作を摺動部70a〜70cによりスムーズに行うことができ、且つ支持位置でヒートポンプユニット52と摺動部70a〜70cが接触しないため、圧縮機31の動作時の騒音を極力抑制することができる。
Further, the guide lengths of the sliding
摺動部70a〜70cは平面視において、直線的なレール状に形成され、当該摺動部70a,70bの延長線上に後側支持部63a,63bが位置するように構成されている。従って、ヒートポンプユニット52の組み込み時に、その被支持部60a,60bを後側支持部63a,63bに確実に挿入することができるので、ヒートポンプユニット52を押し込む単純な操作で支持位置に確実に誘導することができる。
The sliding
ベースに、ヒートポンプユニットの取り出し方向手前側に位置して取手59を設けたので、その取手59を把持してヒートポンプユニット52を簡単に引き出し(或は押し込む)ことができる。殊に、本実施例にあっては、支持部63a〜64cに対し、被支持部60a〜61cが何れも前後方向に対向し、且つ固定手段たる螺子68も前方からの工具操作が可能な前後方向を指向する。従って、ヒートポンプユニット52の着脱を、水槽10等を取り外すことなく本体1の前面側から水平方向に行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
Since the
ベース51の底面に、本体1外へ取り外されたヒートポンプユニット52を水平状態に設置するための脚部57,58a,58b,58cを設けた。これによれば、特に圧縮機31は水平に設置するのが好ましいことからヒートポンプユニット52の保護に寄与するだけでなく、その運搬や修理等の際の作業性を向上させることができる。
ヒートポンプユニット52側のリード線52aと本体1側のリード線1aとをコネクタ1b,52bにて接続したので、ヒートポンプユニット52の着脱の際の両リード線1a,52aの接続作業を簡単に行うことができる。また、両コネクタ1b,52bをヒートポンプユニット52の取り出し方向手前側に配置したので、メンテナンス性をより高めることができる。
Since the
予め記憶されている複数の運転コースを選択的に実行する制御装置41を備え、この制御装置41は、ヒートポンプユニット52が本体1に取り付けられていない場合、前記複数の運転コースのうちヒートポンプユニット52を用いた運転コース以外の運転コースのみの実行が可能に構成されている。これによれば、仮にヒートポンプユニット52が故障して取り外されていても、ヒートポンプユニット52を用いない洗濯運転での使用を継続することができる。この場合、乾燥装置(の送風ファン28a)や冷暖暖房手段が作動することがないので、無駄な電力を消費してしまう惧れもない。
A
<第2実施例>
図13、図14は、本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と異なるところを説明する。図13、図14は夫々台板6の前方からの斜視図を示している。尚、第1実施例と同一部分には同一符号を付している。
<Second embodiment>
FIG. 13 and FIG. 14 show a second embodiment of the present invention, and different points from the first embodiment will be described. 13 and 14 show perspective views from the front of the
本実施例におけるヒートポンプユニット72及びカバー73は、第1実施例のヒートポンプユニット52及びカバー54とは以下の点ついて相違する。即ち、カバー73は、台板6に対し図示しない螺子により固定されている。ヒートポンプユニット72は、この台板6上のカバー73に対して、ベース51の前壁部51b以外の部分が収容されるように構成されている。台板6には、摺動部70a,70b,70cの延長線上後方側に、補助摺動部74a,74b,74cが連なるように設けられている。そして、ヒートポンプユニット72は本体1への着脱の際に、摺動部70a〜70c及び補助摺動部74a〜74cに対して摺動し後方側までガイドされると共に支持位置において上下方向に離間する。
The
上記構成によれば、台板6に対しカバー73が固定された状態で、ヒートポンプユニット72が着脱される。そして、ヒートポンプユニット72は、第1実施例と同様、支持部63a〜64c及び螺子68に対し、ブッシュ66〜67bを介して被支持部60a〜61cで支持されることにより、本体1の底面部65から離間した柔支持状態で着脱可能に取り付けられるので、第1実施例と同様の効果を得ることができる。また、補助摺動部74a,74b,74cを後側被支持部60a〜60c側まで延びるように延設したので、ヒートポンプユニット72をより確実にガイドすることができる。
According to the above configuration, the
<第3実施例>
図15は、本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なるところを説明する。図15は台板6と共に示すヒートポンプユニット72の後方からの斜視図を示している。尚、第1実施例と同一部分には同一符号を付している。
<Third embodiment>
FIG. 15 shows a third embodiment of the present invention, and the differences from the first embodiment will be described. FIG. 15 is a perspective view from the rear of the
台板6の底面部65には、支持位置にあるヒートポンプユニット52の下側に位置して、前後方向に延び且つ上方へ突出する複数のリブ75が一体的に設けられている。これらのリブ75の突出寸法は、ベース51の底面に対して所定距離(例えば3mm)、離間するように設定されている。リブ75は、ヒートポンプユニット52(のベース51)に対して通常は接触しない位置関係にあるが、この洗濯乾燥機に上下方向の衝撃が作用した場合に、ヒートポンプユニット52を下側から受けてその衝撃を妨げる緩衝部として機能する。この構成によれば、洗濯乾燥機の搬送時等において、その落下によるヒートポンプユニット52の破損を防止することができる。尚、図15にのみ示すように、後側被支持部60a〜60cの外縁部には、肉盗み部60dが設けられている。
A plurality of
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されることなく、洗濯槽兼脱水槽たる縦型回転槽を備えた縦型洗濯乾燥機にも適用できるものである。また、乾燥装置を備えた衣類乾燥機全般にも適用できるものである。摺動部70a〜70cは、ヒートポンプユニット52の支持位置に対して当該ユニット52を近接及び離間させる方向へガイドするように延設されていればよく、摺動部を全体として上下に傾くように延設する等、その延設方向や形状につき適宜変更してもよい。
The present invention is not limited to the embodiment described above and shown in the drawings, and can also be applied to a vertical washer-dryer provided with a vertical rotating tub serving as a washing tub and dewatering tub. The present invention can also be applied to all clothes dryers equipped with a drying device. The sliding
後側支持部63a〜63cを誘導凹部とし後側被支持部を嵌合凸部としたが、支持部及び支持部のうち何れか一方に、少なくとも1つの誘導凹部が形成され、他方に、ヒートポンプユニット52の支持位置で前記誘導凹部に弾性体を介して嵌合する嵌合凸部が形成されていればよい。その他、本発明は、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できるものである。
The
図面中、1は本体、1aはリード線、1bはコネクタ、11はドラム(回転槽)、31は圧縮機、32は凝縮器、34は蒸発器、41は制御装置(運転実行手段)、51はベース、52はヒートポンプユニット、52aはリード線、52bはコネクタ、57は圧縮機用脚部(脚部)、58a,58bは左側脚部(脚部)、58cは右側脚部(脚部)、59は取手、60a,60b,60cは後側被支持部(被支持部、嵌合凸部)、61a,61b,61cは前側被支持部(被支持部)、63a,63b,63cは後側支持部(支持部、誘導凹部)、64a,64b,64cは前側支持部(支持部)、65は底面部、66,67a,67bはブッシュ(弾性体)、68は螺子(支持部)、70a,70b,70cは摺動部、74a,74b,74cは補助摺動部(摺動部)、75はリブを示す。 In the drawings, 1 is a main body, 1a is a lead wire, 1b is a connector, 11 is a drum (rotary tank), 31 is a compressor, 32 is a condenser, 34 is an evaporator, 41 is a control device (operation execution means), 51 Is a base, 52 is a heat pump unit, 52a is a lead wire, 52b is a connector, 57 is a compressor leg (leg), 58a and 58b are left leg (leg), and 58c is right leg (leg). , 59 are handles, 60a, 60b, and 60c are rear supported parts (supported parts, fitting convex parts), 61a, 61b, and 61c are front supported parts (supported parts), and 63a, 63b, and 63c are rear parts. Side support portions (support portions, guide recesses), 64a, 64b and 64c are front support portions (support portions), 65 is a bottom surface portion, 66, 67a and 67b are bushes (elastic body), 68 is a screw (support portion), 70a, 70b, 70c are sliding parts, 74a, 74b, 7 c auxiliary sliding portion (sliding portion), 75 denotes a rib.
Claims (10)
この本体の内部に配置され、衣類が収容される回転槽と、
圧縮機、蒸発器及び凝縮器を冷媒管により接続してなるヒートポンプを有し、前記回転槽内の衣類を乾燥させる乾燥装置とを備え、
前記圧縮機、蒸発器及び凝縮器は、被支持部を有する共通のベースに配設されて、前記ベースと共にヒートポンプユニットを構成し、
前記ヒートポンプユニットは、前記本体の側面に設けられた支持部に対し弾性体を介して前記被支持部で支持されることにより、前記本体の底面部から離間した柔支持状態で着脱可能に取り付けられていることを特徴とする洗濯乾燥機。 A body forming an outer shell;
A rotating tub placed inside the body and containing clothing;
A heat pump comprising a compressor, an evaporator and a condenser connected by a refrigerant pipe, and a drying device for drying clothes in the rotating tub,
The compressor, the evaporator, and the condenser are disposed on a common base having a supported portion, and constitute a heat pump unit together with the base.
The heat pump unit is detachably mounted in a soft support state separated from the bottom surface of the main body by being supported by the supported portion via an elastic body with respect to a support portion provided on a side surface of the main body. A washing and drying machine characterized by
前記摺動部は、被支持部が支持部に弾性体を介して支持される前記ヒートポンプユニットの支持位置に対して、当該ヒートポンプユニットを近接及び離間させる方向へガイドするように延設されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。 The main body has a sliding part that slidably guides the base of the heat pump unit,
The sliding part is extended so as to guide the supported part in a direction in which the heat pump unit approaches and separates from a support position of the heat pump unit supported by the support part via an elastic body. The washing / drying machine according to claim 1.
他方は、前記ヒートポンプユニットの前記支持位置で、前記誘導凹部に弾性体を介して嵌合する嵌合凸部とされていることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯乾燥機。 Either one of the supported part and the supporting part is a tapered guiding concave part that guides to a supporting position when the heat pump unit is attached,
3. The washing / drying machine according to claim 1, wherein the other is a fitting convex portion that is fitted to the guide concave portion via an elastic body at the support position of the heat pump unit.
前記運転実行手段は、ヒートポンプユニットが本体に取り付けられていない場合、前記複数の運転コースのうち前記ヒートポンプユニットを用いた運転コース以外の運転コースのみの実行が可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の洗濯乾燥機。 Comprising a driving execution means for selectively executing a plurality of driving courses stored in advance;
The operation execution means is configured to be able to execute only an operation course other than the operation course using the heat pump unit among the plurality of operation courses when the heat pump unit is not attached to the main body. The washing / drying machine according to any one of claims 1 to 9.
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