JP5031337B2 - 時空間コード化/デコード化方式の動的切り替えのための方法および装置 - Google Patents

時空間コード化/デコード化方式の動的切り替えのための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5031337B2
JP5031337B2 JP2006316843A JP2006316843A JP5031337B2 JP 5031337 B2 JP5031337 B2 JP 5031337B2 JP 2006316843 A JP2006316843 A JP 2006316843A JP 2006316843 A JP2006316843 A JP 2006316843A JP 5031337 B2 JP5031337 B2 JP 5031337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
time
channel
coding
coherent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006316843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007159119A (ja
Inventor
ホンウエイ・ヤン
Original Assignee
アルカテル−ルーセント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルカテル−ルーセント filed Critical アルカテル−ルーセント
Publication of JP2007159119A publication Critical patent/JP2007159119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5031337B2 publication Critical patent/JP5031337B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/06Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity
    • H04L1/0606Space-frequency coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/06Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity
    • H04L1/0618Space-time coding
    • H04L1/0637Properties of the code
    • H04L1/0643Properties of the code block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0026Transmission of channel quality indication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Description

本発明は第4世代移動通信技術に関し、詳細にはMIMO−OFDMシステムのための、チャネルステータス情報に基づく時空間コード化/デコード化方式の動的切り替えのための方法および装置に関する。
多重入出力(MIMO)システムは、周波数資源と送信電力を無駄にせずに、非常に高い無線伝送率が多く散在し、そうした伝送率が達成される環境の中で、伝送アンテナの数に比例する周波数効率を達成することが可能であり、そのため広く関心を持たれている。
直交周波数分割多重(OFDM)システムは、送信シンボルを直交狭帯域の副搬送波に変調して、各副搬送波上で送信されるシンボルにフラットフェーディングしか起こらないようにするのでレシーバのためのデザインは大幅に簡略化されており、マルチパスフェーディングの起こるチャネル下での高速無線データ送信のための効果的な解決法である。
既存のMIMO構造では、チャネルがフラットであることが仮定されているが、実際の無線通信チャネルは周波数選択的である。したがって、MIMOとOFDMとの組合せはチャネル選択についてのMIMOの必要条件を満たすものであり、将来における発展型無線通信の解決法の1つである。
MIMOは2つの基本的な時空間構造を有する。1つは時空間コード化であり、その主な目的はコード化の利得を得ることである。もう1つは空間多重化であり、その主な目的はデータ速度の利得を得ることである。時空間コード化機構には3つの基本構造があり、すなわちそれは、送信される情報シンボルストリームを時間領域と空間領域との中で連帯的にコード化することによって空間ダイバシティが達成される場合の時空間ブロックコード化と呼ばれるもの、送信される情報シンボルストリームを空間領域と周波数領域との中で連帯的にコード化することによって空間ダイバシティが達成される場合の空間周波数ブロックコード化と呼ばれるもの、および送信される情報シンボルストリームを空間領域と時間領域と周波数領域との中で連帯的にコード化することによって空間ダイバシティが達成される場合の時空間周波数ブロックコード化と呼ばれるものである。空間、時間および周波数領域でのダイバシティは時空間周波数コード化によって達成されることが可能であるが、時空間周波数コード化は比較的複雑性が高く、柔軟性に乏しいので、時空間ブロックコード化および空間周波数ブロックコード化(時空間/空間周波数ブロックコード化として表示される)の方が、実際的な適用ではより効率的である。
既存の技術の解決法は、2つの送信と2つの受信を行うMIMO−OFDMシステムを例に挙げて、以下で説明される。
図1および図2はそれぞれ、既存のMIMO−OFDMシステムの中の、時空間ブロックコード化または空間周波数ブロックコード化のためのトランスミッタとレシーバとの構造を示す。トランスミッタでは、送信されるソースビットシーケンスは、チャネルのコード化およびインタリーブ化(interleaving)の後で変調されたシンボルシーケンスを生成するために、変調された一群(constellation)にマッピングされる。変調されたシンボルシーケンスは、それぞれが送信アンテナ1と送信アンテナ2とに対応する2つのセットのシンボルストリームを生成するために、時空間ブロックコード化(空間周波数ブロックコード化)される。パイロットパターンによってパイロットシンボルが挿入された後、送信アンテナの各々のシンボルストリームはOFDMシンボルを生成するために逆高速フーリエ変換(IFFT)され、OFDMシンボルの各々は、拡散OFDMシンボルを生成するために先頭に挿入されたサークル接頭辞(circle prefix)を有している。複数の拡散OFDMシンボルは時間スロットを形成し、擬似ランダム同期シーケンスは、同期化のタイミングを計るために各時間スロットの前に挿入される。複数の時間スロットは、最小の送信単位の送信フレームを形成する。
レシーバでは、受信されるシンボルストリームは同期シーケンスに基づいて、最初にフレーム同期化、時間スロット同期化およびシンボル同期化される。同期化された拡散OFDMシンボルは、サークル接頭辞が除去された後、高速フーリエ変換(FFT)される。周波数領域のパイロットは、チャネルの推定のためにOFDM副搬送波から抽出される。推定されたチャネル周波数応答は、時空間ブロックコード化のデコーダ/空間周波数ブロックコード化のデコーダによる、残りのデータシンボルのデコード化を助ける。生成されたシンボルストリームは、推定ソースビットシーケンスを生成するために、復調、デインタリーブ化およびチャネルデコード化される。
時空間ブロックコード化と空間周波数ブロックコード化との間の主な違いは、図3および図4の中で、以下のように説明される。
図3に示すように、事前に送信された変調シンボルS1およびS2は、シンボルストリームS1、S1、S2および−S2を生成するために、空間周波数ブロックコーダによってコード化される。次いでS1およびS1は、同じOFDMシンボルの隣接の副搬送波にマップされ、アンテナ1によって送信される。S2および−S2は、同じOFDMシンボルの隣接の副搬送波にマップされ、アンテナ2によって送信される。このようにして、事前に送信された変調シンボルS3およびS4の次のセットは、シンボルストリームS3、S3、S4および−S4を生成するために、空間周波数ブロックコーダによってコード化される。次いで、S3および−S4は、同じOFDMシンボルの隣接の副搬送波にマップされ、アンテナ1によって送信される。S4およびS3は、同じOFDMシンボルの隣接の副搬送波にマップされ、アンテナ2によって送信される。
図4に示すように、事前に送信された変調シンボルS1およびS2は、シンボルストリームS1、S1、S2および−S2を生成するために、時空間ブロックコーダによってコード化される。次いでS1および−S2は、同じOFDMシンボルの隣接の副搬送波にマップされ、アンテナ1によって送信される。S2およびS1は、同じOFDMシンボルの隣接の副搬送波にマップされ、アンテナ2によって送信される。事前に送信された変調シンボルS3およびS4は、シンボルストリームS3、S3、S4および−S4を生成するために、時空間ブロックコーダによってコード化される。次いでS3および−S4は、同じOFDMシンボルの隣接の副搬送波にマップされ、アンテナ1によって送信される。S4およびS3は、同じOFDMシンボルの隣接する副搬送波にマップされ、アンテナ2によって送信される。
チャネル行列は、直交信号に基づいて構成された時空間ブロックコード化の中で、隣接するコード化されたOFDMシンボルの間で一定していると仮定されている。しかしながら、OFDMシステムのシンボルの間隔は、同じ帯域幅の単一搬送波のシステムと比べて大幅に増加するので、チャネル行列が隣接するコード化されたOFDMシンボルの間で一定であるという状況は達成されることが困難であり、したがって、時空間ブロックコード化の処理能力は低下する。特に、将来の移動通信システムはより高い周波数帯域とより速い移動速度でユーザを支援するため、急速なフェーディングの起こる信号は時空間ブロックコード化の処理能力を著しく低下させることになる。同様に、チャネル行列は、直交信号に基づいて構成された空間周波数ブロックコード化の中で、隣接するコード化されたOFDMシンボルの間で一定している。しかしながら、通常、実際のチャネルは周波数選択的なので、チャネル行列が隣接するコード化されたOFDMシンボルの間で一定であるという状況は達成されることが困難であり、したがって、空間周波数ブロックコード化の処理能力は低下する。
図5および図6はそれぞれ、異なる遅延拡散(delay spreading)と異なる移動速度での、時空間ブロックコード化の処理能力と空間周波数ブロックコード化の処理能力との比較を示す。チャネルの遅延拡散が少ない場合、空間周波数ブロックコード化(SFBC)のために、同じビットエラー率(BER)の処理能力は移動速度5〜120kmphの範囲で達成される。搬送波間の干渉を除去するための理想的な技術が使用されるのであれば、移動速度が500kmphに達する場合でも、空間周波数ブロックコード化のために低速のときと同じくらい優良な処理能力が達成されることが可能である。チャネルの遅延拡散が多い場合、空間周波数ブロックコード化のために、様々な範囲の移動速度で処理能力は著しく低下し、このことから、時空間ブロックコード化の隣接する搬送波の間が一定していないことから生じるより多くの遅延拡散によって、チャネルの周波数選択が引き起こされることになる。同様に、チャネルの遅延拡散がどれだけあるかに関わりなく、5kmphの低速の移動速度で、時空間ブロックコード化のために優良なBERの処理能力が達成されることが可能である。しかしながら、時空間ブロックコード化の処理能力は移動速度120〜150kmphの範囲で著しく低下し、このことから、時間領域におけるコード化されたシンボル間のチャネルが一定していないことから生じるより大きなドップラー偏移によって、急速なチャネルのフェーディングが引き起こされることになる。
一言で言えば、時空間コード化は周波数選択的チャネルで機能することが可能であるが、ドップラー偏移による直交性の影響を受けやすく、このことが処理能力を著しく低下させ、空間周波数コード化はドップラー偏移のチャネルで機能することが可能であるが、周波数選択による直交性の影響を受けやすく、このことが処理能力を著しく低下させる。したがって、どの既存の時空間コード化機構の環境でも、一定の限界がある。
時空間本発明は、時空間コード化の低複雑性、チャネルに関する空間下の安定した処理能力、完全な空間ダイバシティ等の利点が存続することが可能でありながら、OFDMシステムにおける時空間または空間周波数ブロックコード化の適用環境が拡張されることが可能であり、したがってMIMO−OFDMシステムは複数の複雑な伝達環境の中で適用されることが可能である、チャネルステータス情報に基づく時空間コード化/デコード化方式のための動的切り替え技術を提供することに関する。
時空間時空間時空間
第1の発明:時空間コード化方式の動的切り替えのための方法
本方法は、トランスミッタによるフィードバック情報に基づいて時空間コード化方式を判定するための判定ステップと、それぞれの送信アンテナに対応するシンボルストリームの複数のセットが、変調されたシンボルシーケンスが所望のコード化のためにコード化された後で生成されるように、判定されたコード化方式を対応のコーダにマッピングするためのマッピングステップと、使用されたコード化方式の情報を、転送制御チャネルを介してレシーバに周期的にフィードバックするためのフィードバックステップとを含む。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法で、時空間コード化方式は、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含む。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法で、逆チャネルのフィードバック情報は、チャネルのコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを含む。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法で、チャネルのコヒーレント帯域幅は、チャネル周波数応答が0.5より大きい相関係数を有する帯域幅として設定され、前記チャネルのコヒーレント時間は、チャネルインパルス応答が0.5より大きい相関係数を有する時間間隔として設定される。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法で、時空間コード化方式を判定するための規則は、コヒーレント帯域幅が2つの副搬送波間の所与の複数の間隔幅よりも大きい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法で、時空間コード化方式を判定するための規則は、コヒーレント時間が2つの拡散OFDMシンボルの間の所与の複数の時間間隔よりも大きい場合、時空間ブロックコード化が判定されるというものである。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法で、時空間コード化方式を判定するための規則は、αをチャネル特性に関連する経験係数(experience coefficient)として、
Figure 0005031337
が、
Figure 0005031337
よりも小さい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである。
第2の発明:時空間コード化方式の動的切り替えのための装置
本装置はトランスミッタの中に配置され、順次接続される判定ユニットと第1マッピングユニットと第1フィードバックユニットとを含み、判定ユニットは受信される逆チャネルのフィードバック情報に基づいて時空間コード化方式を判定するために使用され、第1マッピングユニットはそれぞれの送信アンテナに対応するシンボルストリームの複数のセットが、変調されたシンボルシーケンスが所望のコード化のためにコード化された後で生成されるように、判定されたコード化方式を対応のコーダにマッピングするために使用され、第1フィードバックユニットは使用されたコード化方式の情報を、転送制御チャネルを介してレシーバに周期的にフィードバックするために使用される。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置で、判定ユニットによって判定される時空間コード化方式は、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含む。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置で、判定ユニットによって受信されるフィードバック情報は、チャネルのコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを含む。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置で、チャネルのコヒーレント帯域幅は、チャネル周波数応答が0.5より大きい相関係数を有する帯域幅として設定され、前記チャネルのコヒーレント時間は、チャネルインパルス応答が0.5より大きい相関係数を有する時間間隔として設定される。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置で、判定ユニットによって時空間コード化方式を判定するための規則は、コヒーレント帯域幅が2つの副搬送波間の所与の複数の間隔幅よりも大きい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置で、判定ユニットによって時空間コード化方式を判定するための規則は、コヒーレント時間が2つの拡散OFDMシンボル間の所与の複数の時間間隔よりも大きい場合、時空間ブロックコード化が判定されるというものである。
上述の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置で、判定ユニットによって時空間コード化方式を判定するための規則は、αをチャネル特性に関連する経験係数として、
Figure 0005031337
が、
Figure 0005031337
よりも小さい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである。
第3の発明:時空間デコード化方式の動的切り替えのための方法
本方法は、トランスミッタで使用され、転送制御チャネルによって送信される時空間コード化方式の情報を受信するための受信ステップと、対応の方式でのデコード化のために、受信されたコード化方式情報を対応の時空間デコード化方式のデコーダにマッピングするためのマッピングステップと、チャネルステータス情報のコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを、逆制御チャネルを介してトランスミッタにフィードバックするためのフィードバックステップとを含む。
上述の時空間デコード化方式の動的切り替えのための方法で、時空間コード化方式は、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含む。
第4の発明:時空間デコード化方式の動的切り替えのための装置
本装置はレシーバの中に配置され、順次接続される受信ユニットと第2マッピングユニットと第2フィードバックユニットとを含み、受信ユニットは、トランスミッタで使用され、転送制御チャネルによって送信される時空間コード化方式の情報を受信するために使用され、第2マッピングユニットは、対応の方式でのデコード化のために、受信されたコード化方式情報を対応の時空間デコード化方式のデコーダにマッピングするために使用され、第2フィードバックユニットは、チャネルステータス情報のコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを、逆制御チャネルを介してトランスミッタにフィードバックするために使用される。
上述の時空間デコード化方式の動的切り替えのための装置で、時空間コード化方式は、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含む。
第5の発明:トランスミッタ
トランスミッタの特徴は、時空間ブロックコード化と空間周波数ブロックコード化との2つの方式を備えたコーダと、時空間/空間周波数ブロックコード化方式のための切り替え手段とを備え、時空間/空間周波数ブロックコード化方式のための切り替え手段が、受信された逆チャネルのフィードバックのコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間との情報に基づきコード化方式を判定するために使用され、それぞれの送信アンテナに対応するシンボルストリームの複数のセットを生成するために、対応の方式での所望のコード化のために変調されたシンボルシーケンスを時空間ブロックコード化、または空間周波数ブロックコード化し、さらに使用されたコード化方式を、転送制御チャネルを介してレシーバに周期的にフィードバックすることである。
第6の発明:レシーバ
レシーバの特徴は、時空間ブロックコード化と空間周波数ブロックコード化との2つの方式を備えたデコーダと、時空間/空間周波数ブロックデコード化方式のための切り替え手段とを備え、時空間/空間周波数ブロックデコード化方式のための切り替え手段が、トランスミッタで使用され、転送制御チャネルによって送信される時空間コード化方式の情報に基づき、対応の方式でのデコード化のために、受信された時空間コード化方式情報を対応の時空間デコード化方式のデコーダにマッピングするために使用され、さらに、チャネルステータス情報のコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを、逆制御チャネルを介してトランスミッタにフィードバックすることである。
上述の技術的解決法を使用することで、すなわち本発明はチャネルステータス情報に基づく時空間コード化/デコード化方式のための動的切り替え技術を提供し、コヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とが切り替え閾値の測定値として定義され、対応の切り替え方針が、時空間コード化の低複雑性、チャネルに関する空間下の安定した処理能力、完全な空間ダイバシティ等の利点を維持するために提案され、複数の複雑な伝達環境の中でMIMO OFDMシステムが適用されることが可能となるように、OFDMシステムにおける時空間または空間周波数ブロックコード化の適用環境を拡大する。
I.トランスミッタ
図7を参照すると、初期設定の後、送信されたソースビットシーケンスは、チャネルのコード化およびインタリーブ化の後で変調されたシンボルシーケンスを生成するために、変調された一群にマップされる。時空間コード化方式のための動的切り替え手段は通常、時空間/空間周波数ブロックコード化方式のための動的切り替え手段として使用され、逆チャネルフィードバックの制御情報に基づいて時空間コード化方式を判定し、それぞれが送信アンテナ1、送信アンテナ2および送信アンテナ3に対応する3セットのシンボルストリームを生成するために、対応の方式で変調されたシンボルシーケンスを時空間ブロックコード化、または空間周波数ブロックコード化し、その一方で使用されたコード化方式は、転送制御チャネルを介してレシーバに周期的にフィードバックされる。パイロットシンボルがパイロットパターンによって挿入された後、送信アンテナのそれぞれのシンボルストリームは、OFDMシンボルを生成するために長さNで逆高速フーリエ変換(IFFT)され、OFDMシンボルの各々は、拡散OFDMシンボルを生成するために先頭に挿入されたCPサンプルの長さのサークル接頭辞を有している。複数の拡散OFDMシンボルは時間スロットを形成し、擬似ランダム同期シーケンスは、同期化のタイミングを計るために各時間スロットの前に挿入される。複数の時間スロットは、シンボルの送信のために最小の送信単位として送信フレームを形成する。サンプリング周波数はfHzである。
II.レシーバ
図8を参照すると、初期設定の後、受信されたシンボルストリームは同期シーケンスに基づいて、最初にフレーム同期化、時間スロット同期化およびシンボル同期化される。同期化された拡散OFDMシンボルは、サークル接頭辞が除去された後、高速フーリエ変換(FFT)される。MIMO−OFDMチャネル推定ユニットは、チャネル行列を生成し、コヒーレント帯域幅およびコヒーレント時間などのチャネルステータス情報を周期的に推定するために、OFDMシンボルから抽出された周波数領域パイロットを使用してチャネル推定を実行する。すなわち、時空間/空間周波数ブロックデコード化方式のための動的切り替え手段は、トランスミッタで使用され、転送制御チャネルによって復調された時空間/空間周波数コード化方式に基づくチャネル行列を使用して、抽出されたデータシンボルを対応の方式でデコード化し、一方でコード化方式は、チャネルのために周期的に受信されるコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とに基づいて判定され、逆制御チャネルを介してトランスミッタに周期的にフィードバックされる。生成されたシンボルストリームは、推定ソースビットシーケンスを生成するために、復調、デインタリーブ化およびチャネルデコード化される。
III.コード化方式のための動的切り替えの測定および方針
チャネル周波数応答が0.5より大きい相関係数を有する帯域幅はチャネルのコヒーレント帯域幅Bとして設定され、これはチャネルの遅延拡散によって決まり、先行技術のチャネルエスティメータによって推定されるか、またはOFDMシステムのサークル接頭辞によって推定されるチャネルインパルス応答から簡単に得られることが可能であり、その逆数はチャネルのコヒーレント帯域幅に近似されることが可能である。同様に、チャネルインパルス応答が0.5より大きい相関係数を有する時間間隔は、チャネルのコヒーレント時間Tとして設定され、これはチャネルのドップラー偏移によって決まり、先行技術のチャネルエスティメータによって推定されるチャネルインパルス応答の時間領域の相関関係によって推定されることが可能であり、その逆数はチャネルのコヒーレント時間に近似されることが可能である。明らかに、チャネル推定ユニットは、推定されたチャネル応答に基づいて、チャネルのコヒーレント帯域幅とチャネルのコヒーレント時間とを推定することができる。チャネルのコヒーレント時間とコヒーレント帯域幅の推定は本発明の範囲には入らないので、チャネルのコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とは理想的に推定されていることを常に仮定しており、本明細書では上述のそれらの推定がさらに説明されることはない。
明らかに、コヒーレント帯域幅が2つの副搬送波の間の間隔幅を大幅に上回る場合、すなわちB>>f/Nである場合、2つの搬送波内のチャネルはフラットであるとみなされることが可能であり、すなわち2つの副搬送波内のチャネル周波数応答は一定している。この時点で、複数のアンテナと2つの副搬送波との間で空間周波数コード化が実行され、したがって、チャネルの動的な変更が空間周波数コード化の処理能力を低下させることはない。
そのようにして、コヒーレント時間が2つの拡散OFDMシンボル間の時間間隔を大幅に上回る場合、すなわち
Figure 0005031337
である場合、2つのOFDMシンボル内のチャネルはゆるやかにフェーディングしているとみなされることが可能であり、すなわち2つのOFDMシンボル内のチャネルインパルス応答は一定している。この時点で、複数のアンテナと2つのOFDMシンボルとの間で時空間コード化が実行され、したがって、チャネルの動的な変更が時空間コード化の処理能力を低下させることはない。
ゆえに、コード化方式のための動的な調整の測定値としてチャネルのコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを定義し、コード化方式は、時空間ブロックコード化方式が0の場合には空間周波数ブロックコード化に該当し、時空間ブロックコード化方式が1の場合には時空間ブロックコード化に該当するという方針によって設定される。
図9に示すように、コヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とのチャネルステータス情報が受信された後、以下の判定が行われる。
1)コヒーレント帯域幅が2つの副搬送波の間の間隔幅を大幅に上回る場合、すなわちB>20・f/Nの場合、時空間ブロックコード化方式は0として設定される。
2)それ以外に、コヒーレント時間が2つの拡散OFDMシンボルの間の時間間隔を大幅に上回る場合、すなわち
Figure 0005031337
の場合、時空間ブロックコード化方式は1として設定される。
3)それ以外に、αをチャネル特性に関する経験係数とし、そのデフォルトを2として
Figure 0005031337

Figure 0005031337
よりも小さい場合、時空間ブロックコード化方式は0として設定される。
4)それ以外に、時空間ブロックコード化方式は1として設定される。
IV.時空間コード化/デコード化方式の動的切り替えのための動作フロー
図10に示すとおり、時空間コード化方式のための動的切り替えのフローが図解される。
初期設定ステップ:時空間ブロックコード化方式を0として設定し、入力された変調シンボルを時空間ブロックコード化方式に基づいてコード化し、逆チャネルのフィードバック制御情報が受信されたかどうかを判定する。
時空間コード化方式の切り替えステップ:フィードバック制御情報が受信された場合、フィードバック制御情報に基づいて対応の時空間コード化方式を設定し、入力された変調シンボルを時空間ブロックコード化方式に基づいてコード化し、逆チャネルのフィードバック制御情報が受信されたか否かを判定し、受信されていればフィードバック制御情報に基づき対応の時空間コード化方式を設定する。フローは上記のように回る。
図11に示すとおり、時空間デコード化方式のための動的切り替えのフローが図解される。
初期設定ステップ:制御情報に基づいて時空間デコード化方式を設定し、入力された変調シンボルを時空間デコード化方式に基づいてデコード化し、チャネル推定ユニットからチャネルステータス情報が受信されたかどうかを判定する。
時空間デコード化方式の切り替えステップ:チャネル推定ユニットからチャネルステータス情報が受信された場合、時空間デコード化方式の判定を行い、入力された変調シンボルを時空間デコード化方式に基づいてデコード化し、チャネル推定ユニットからチャネルステータス情報が受信されたかどうかを判定し、再び時空間デコード化方式の判定を行う。フローは上記のように回る。
V.時空間コード化/デコード化方式のための動的切り替え装置
図12に示すとおり、時空間コード化方式の動的切り替えのための装置はトランスミッタの中に配置され、順次接続される判定ユニット11、第1マッピングユニット12および第1フィードバックユニット13を含み、
判定ユニット11は、受信された逆チャネルのフィードバック情報に基づき時空間コード化方式を判定するために使用され、
第1マッピングユニット12は、それぞれの送信アンテナに対応するシンボルストリームの複数のセットが、変調されたシンボルシーケンスが所望のコード化のためにコード化された後で生成されるように、判定されたコード化方式を対応のコーダにマッピングするために使用され、
第1フィードバックユニット13は、使用されたコード化方式の情報を、転送制御チャネルを介してレシーバに周期的にフィードバックするために使用される。
図13に示すとおり、時空間デコード化方式の動的切り替えのための装置はレシーバの中に配置され、受信ユニット21、第2マッピングユニット22および第2フィードバックユニット23を含み、
受信ユニット21は、トランスミッタで使用され、転送制御チャネルによって送信される時空間コード化方式の情報を受信するために使用され、
第2マッピングユニット22は、対応の方式でのデコード化のために、受信されたコード化方式の情報を対応の時空間デコード化方式のデコーダにマッピングするために使用され、
第2フィードバックユニット23は、チャネルステータス情報のコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを、逆制御チャネルを介してトランスミッタにフィードバックするために使用される。
上述のものを要約すると、本発明はチャネルステータス情報に基づく時空間コード化/デコード化方式のための動的切り替え方法および装置を提供し、コヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とは切り替え閾値の測定値として定義され、対応の切り替え方針は、時空間コード化の低複雑性、チャネルに関する空間下の安定した処理能力、完全な空間ダイバシティ等の利点を維持するために提案され、複数の複雑な伝達環境の中でMIMO OFDMシステムが適用されることが可能となるように、OFDMシステムにおける時空間または空間周波数ブロックコード化の適用環境を拡大する。
本発明の特定の実施形態が図解され、説明されてきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、その様々な代替形態および変更形態が作成可能であることを上述のものから理解されたい。したがって、本発明は本明細書によって限定されることが意図されているのではなく、代わりに本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ限定されることが意図される。
既存のMIMO−OFDMシステムのSTBC/SFBCトランスミッタの構造を示す概略図である。 既存のMIMO−OFDMシステムのSTBC/SFBCレシーバの構造を示す概略図である。 空間周波数コード化を示す概略図である。 時空間コード化を示す概略図である。 遅延拡散の少ないチャネル上の異なる移動速度での空間周波数ブロックコード化と時空間ブロックコード化との処理能力の比較を示す概略図である。 遅延拡散の多いチャネル上の異なる移動速度での空間周波数ブロックコード化と時空間ブロックコード化との処理能力の比較を示す概略図である。 本発明のトランスミッタを示す図、すなわちMIMO−OFDMシステムにおける時空間/空間周波数ブロックコード化方式のための切り替え手段を有するトランスミッタの構造を示す概略図である。 本発明のレシーバを示す図、すなわちMIMO−OFDMシステムにおける時空間/空間周波数ブロックデコード化方式のための切り替え手段を有するトランスミッタの構造を示す概略図である。 時空間/空間周波数ブロックコード化方式の動的な判定フローを示す概略図である。 時空間コード化方式の動的切り替えのための動作フローを示す概略図である。 時空間デコード化方式の動的切り替えのための動作フローを示す概略図である。 時空間コード化方式の動的切り替えのための装置の構造を示す概略図である。 時空間デコード化方式の動的切り替えのための装置の構造を示す概略図である。
符号の説明
S1、S2、S3、S4 変調シンボル
1、2、3 送信アンテナ
11 判定ユニット
12 第1マッピングユニット
13 第1フィードバックユニット
10 判定ユニット
21 受信ユニット
22 第2マッピングユニット
23 第2フィードバックユニット

Claims (10)

  1. 時空間コード化方式の動的切り替えのための方法であって、
    トランスミッタによってフィードバック情報に基づき時空間コード化方式を判定するための判定ステップを含み、時空間コード化方式が、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含み、前記方法はさらに、
    それぞれの送信アンテナに対応するシンボルストリームの複数のセットが、変調されたシンボルシーケンスが所望のコード化のためにコード化された後で生成されるように、判定されたコード化方式を対応のコーダにマッピングするためのマッピングステップと、
    使用されたコード化方式の情報を、転送制御チャネルを介してレシーバに周期的にフィードバックするためのフィードバックステップとを含み、
    逆チャネルのフィードバック情報が、チャネルのコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを含み、
    チャネルのコヒーレント帯域幅が、チャネル周波数応答が0.5より大きい相関係数を有する帯域幅として設定され、前記チャネルのコヒーレント時間は、チャネルインパルス応答が0.5より大きい相関係数を有する時間間隔として設定される、ことを特徴とする方法。
  2. 時空間コード化方式を判定するための規則が、コヒーレント帯域幅が2つの副搬送波間の所与の複数の間隔幅よりも大きい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである、請求項に記載の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法。
  3. 時空間コード化方式を判定するための規則が、コヒーレント時間が2つの拡散OFDMシンボル間の所与の複数の時間間隔よりも大きい場合、時空間ブロックコード化が判定されるというものである、請求項に記載の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法。
  4. 時空間コード化方式を判定するための規則が、αをチャネル特性に関連する経験係数として、
    Figure 0005031337
    が、
    Figure 0005031337
    よりも小さい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである、請求項に記載の時空間コード化方式の動的切り替えのための方法。
  5. トランスミッタの中に配置され、順次接続される判定ユニットと第1マッピングユニットと第1フィードバックユニットとを含む時空間コード化方式の動的切り替えのための装置であって、
    判定ユニットが、受信される逆チャネルのフィードバック情報に基づいて時空間コード化方式を判定するために使用され、判定ユニットによって判定される時空間コード化方式が、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含み、
    第1マッピングユニットが、それぞれの送信アンテナに対応するシンボルストリームの複数のセットが、変調されたシンボルシーケンスが所望のコード化のためにコード化された後で生成されるように、判定されたコード化方式を対応のコーダにマッピングするために使用され、
    第1フィードバックユニットが、使用されたコード化方式の情報を、転送制御チャネルを介してレシーバに周期的にフィードバックするために使用され、
    判定ユニットによって受信されるフィードバック情報が、チャネルのコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを含み、
    チャネルのコヒーレント帯域幅が、チャネル周波数応答が0.5より大きい相関係数を有する帯域幅として設定され、前記チャネルのコヒーレント時間は、チャネルインパルス応答が0.5より大きい相関係数を有する時間間隔として設定される、ことを特徴とする装置。
  6. 判定ユニットによって時空間コード化方式を判定するための規則が、コヒーレント帯域幅が2つの副搬送波間の所与の複数の間隔幅よりも大きい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである、請求項に記載の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置。
  7. 判定ユニットによって時空間コード化方式を判定するための規則が、コヒーレント時間が2つの拡散OFDMシンボル間の所与の複数の時間間隔よりも大きい場合、時空間ブロックコード化が判定されるというものである、請求項に記載の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置。
  8. 判定ユニットによって時空間コード化方式を判定するための規則が、αをチャネル特性に関連する経験係数として、
    Figure 0005031337
    が、
    Figure 0005031337
    よりも小さい場合、空間周波数ブロックコード化が判定されるというものである、請求項に記載の時空間コード化方式の動的切り替えのための装置。
  9. 時空間デコード化方式の動的切り替えのための方法であって、
    トランスミッタで使用され、転送制御チャネルによって送信される時空間コード化方式の情報を受信するための受信ステップを含み、時空間コード化方式が、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含み、前記方法はさらに、
    対応の方式でのデコード化のために、受信されたコード化方式の情報を対応の時空間デコード化方式のデコーダにマッピングするためのマッピングステップと、
    チャネルステータス情報のコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを、逆制御チャネルを介してトランスミッタにフィードバックするためのフィードバックステップとを含み、チャネルのコヒーレント帯域幅が、チャネル周波数応答が0.5より大きい相関係数を有する帯域幅として設定され、前記チャネルのコヒーレント時間は、チャネルインパルス応答が0.5より大きい相関係数を有する時間間隔として設定される、ことを特徴とする方法。
  10. レシーバの中に配置され、順次接続される受信ユニットとマッピングユニットとフィードバックユニットとを含む時空間デコード化方式の動的切り替えのための装置であって、
    受信ユニットが、トランスミッタで使用され、転送制御チャネルによって送信される時空間コード化方式の情報を受信するために使用され、時空間コード化方式が、時空間ブロックコード化方式と空間周波数ブロックコード化方式とを含み、
    ッピングユニットが、対応の方式でのデコード化のために、受信されたコード化方式の情報を対応の時空間デコード化方式のデコーダにマッピングするために使用され、
    フィードバックユニットが、チャネルステータス情報のコヒーレント帯域幅とコヒーレント時間とを、逆制御チャネルを介してトランスミッタにフィードバックするために使用され、チャネルのコヒーレント帯域幅が、チャネル周波数応答が0.5より大きい相関係数を有する帯域幅として設定され、前記チャネルのコヒーレント時間は、チャネルインパルス応答が0.5より大きい相関係数を有する時間間隔として設定される、ことを特徴とする装置。
JP2006316843A 2005-11-30 2006-11-24 時空間コード化/デコード化方式の動的切り替えのための方法および装置 Expired - Fee Related JP5031337B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200510110986A CN100592672C (zh) 2005-11-30 2005-11-30 空时编码/译码模式的动态切换方法及装置
CN200510110986.9 2005-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007159119A JP2007159119A (ja) 2007-06-21
JP5031337B2 true JP5031337B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=37872420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006316843A Expired - Fee Related JP5031337B2 (ja) 2005-11-30 2006-11-24 時空間コード化/デコード化方式の動的切り替えのための方法および装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7733970B2 (ja)
EP (1) EP1793519B1 (ja)
JP (1) JP5031337B2 (ja)
CN (1) CN100592672C (ja)
AT (1) ATE524895T1 (ja)
ES (1) ES2374238T3 (ja)
PL (1) PL1793519T3 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116637A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Fujitsu Ltd 無線通信方法及び無線通信システム並びに受信装置及び送信装置
WO2008099342A1 (en) * 2007-02-12 2008-08-21 Nokia Corporation Shared control channel data-assisted channel estimation
KR101382894B1 (ko) * 2007-03-12 2014-04-08 엘지전자 주식회사 다중 안테나 시스템에서의 제어정보 전송방법
US8208574B2 (en) * 2007-05-08 2012-06-26 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for reducing interference in space frequency block coding communication
CN101378299B (zh) * 2007-08-28 2012-05-09 中兴通讯股份有限公司 一种基于空频编码的发射分集方法
KR100997668B1 (ko) 2007-11-22 2010-12-02 한국과학기술원 채널 코딩 복호방법 및 복호기
KR101049510B1 (ko) * 2007-11-30 2011-07-15 한국과학기술원 MIMO(Multiple Input MultipleOutput) OFDM 시스템에서STBC(Space-Time BlockCoded)및 SFBC(Space-FrequencyBlock Coded) 스위칭에 의한 데이터 송신 및수신 방법, STBC 및 SFBC 스위칭 MIMOOFDM 시스템
EP2071758A1 (en) * 2007-12-11 2009-06-17 Sony Corporation OFDM-Transmitting apparatus and method, and OFDM-receiving apparatus and method
CN101621358B (zh) * 2008-07-04 2013-01-02 上海华为技术有限公司 一种上行传输方法、系统和装置
JP5531025B2 (ja) * 2008-12-23 2014-06-25 オランジュ 複数の送信機エンティティを介してデータ信号を送信する方法
CN101771446B (zh) * 2008-12-29 2014-06-04 株式会社Ntt都科摩 一种多输入多输出信号处理方法、装置及系统
KR20110013195A (ko) * 2009-07-30 2011-02-09 엘지전자 주식회사 다중 안테나를 지원하는 무선 이동 통신 시스템에 있어서, 파일럿 신호를 전송하는 방법 및 장치
US8989241B2 (en) * 2012-05-04 2015-03-24 Broadcom Corporation Wireless communication device with configurable spatial time-frequency coding and methods for use therewith
CN103312652B (zh) * 2013-05-15 2016-01-20 西南石油大学 一种基于f矩阵的空频编码sfbc mimo-ofdm系统进行选择性映射slm的方法
WO2015100620A1 (zh) * 2013-12-31 2015-07-09 展讯通信(上海)有限公司 Ofdm通信系统及信号收发方法与装置
WO2015184631A1 (en) * 2014-06-06 2015-12-10 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for doppler spread estimation in a wireless communication system
CN107924369B (zh) * 2015-09-11 2021-08-31 东芝存储器株式会社 存储器装置
WO2017076446A1 (en) * 2015-11-05 2017-05-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Radio precoding
CN105871436B (zh) * 2016-04-25 2019-07-09 南京航空航天大学 一种分布式miso系统在空间相关信道下的功率分配方法
CN107346982B (zh) * 2016-05-06 2020-02-14 北京信威通信技术股份有限公司 一种下行多天线传输方法和装置
US10523362B2 (en) * 2017-12-18 2019-12-31 Ciena Corporation Systems and methods for error-free reconstruction of transmitted symbols in a coherent receiver
CN114050891B (zh) * 2021-07-22 2024-02-27 东南大学 一种时空二维信道编码方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922445B1 (en) * 1999-12-15 2005-07-26 Intel Corporation Method and system for mode adaptation in wireless communication
US6298092B1 (en) * 1999-12-15 2001-10-02 Iospan Wireless, Inc. Methods of controlling communication parameters of wireless systems
US6351499B1 (en) * 1999-12-15 2002-02-26 Iospan Wireless, Inc. Method and wireless systems using multiple antennas and adaptive control for maximizing a communication parameter
US7110378B2 (en) * 2000-10-03 2006-09-19 Wisconsin Alumni Research Foundation Channel aware optimal space-time signaling for wireless communication over wideband multipath channels
US7042858B1 (en) * 2002-03-22 2006-05-09 Jianglei Ma Soft handoff for OFDM
JP2004040232A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム、無線送信装置、および無線受信装置
KR100713403B1 (ko) * 2003-09-30 2007-05-04 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 채널 상태에 따른 송신 방식 제어 장치및 방법
EP1690360A1 (en) * 2003-12-03 2006-08-16 Nokia Corporation Exploiting selection diversity in communications systems with non-orthonormal matrix and vector modulation

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007159119A (ja) 2007-06-21
EP1793519A3 (en) 2008-08-20
ATE524895T1 (de) 2011-09-15
CN1980110A (zh) 2007-06-13
US20070153925A1 (en) 2007-07-05
ES2374238T3 (es) 2012-02-15
EP1793519A2 (en) 2007-06-06
EP1793519B1 (en) 2011-09-14
PL1793519T3 (pl) 2012-02-29
US7733970B2 (en) 2010-06-08
CN100592672C (zh) 2010-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5031337B2 (ja) 時空間コード化/デコード化方式の動的切り替えのための方法および装置
KR100571806B1 (ko) 적응적 ofdma 시스템에서 궤환되는 채널 상태 정보를줄이기 위한 방법 및 이를 사용하는 적응적 ofdma시스템
US7729432B2 (en) System and method for enhancing the performance of wireless communication systems
US7974359B2 (en) Methods and apparatus for mitigating multi-antenna correlation effect in communication systems
AU2004229029B2 (en) Apparatus and method for sub-carrier allocation in a multiple-input and multiple-output (MIMO) orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) communication system
KR100520159B1 (ko) 다중 안테나를 사용하는 직교주파수분할다중 시스템에서간섭신호 제거 장치 및 방법
KR101534349B1 (ko) Stbc 기법을 이용한 데이터 전송방법
KR101507170B1 (ko) Sc-fdma 시스템에서 전송 다이버시티를 이용한 데이터 전송장치 및 방법
EP1585246A2 (en) Apparatus and method for switching between an AMC mode and a diversity mode in a broadband wireless communication
RU2340100C1 (ru) Устройство и способ частотно-пространственно-временного блочного кодирования для повышения производительности
JP4390636B2 (ja) Ofdm信号フレーム生成器、送信機、信号伝送システム及びofdm信号フレーム生成方法
Kim et al. Transmit diversity and multiplexing methods for 3G-LTE downlink control channels
KR100539924B1 (ko) 직교 주파수 분할 다중 방식을 사용하는 이동 통신시스템에서 채널 추정 시스템 및 방법
WO2009078556A1 (en) Wireless communication system and method for performing cooperative diversity using cyclic delay
JP2005513873A (ja) マルチキャリア伝送の方法および装置
Idris et al. Fast time-varying channels in MIMO-OFDM system using different diversity technique
CN101228710B (zh) 提高无线系统发射分集性能的方法和发射机
Kulakowski et al. Iterative Channel Estimation for Space-Time Block Codes
Shrivastava et al. Space-time-frequency turbo coded MIMO-OFDM systems over frequency selective fading channels
Marchetti et al. Combining spatial multiplexing and transmit diversity in SCFDE systems in high-mobility environment
GB2478735A (en) Antenna selection procedure which involves receiving data on a first antenna at the same time as receiving sounding signals on a range of other antennae
KR20150005433A (ko) 송신 장치, 수신 장치 및 그 신호 처리 방법
KR20090055159A (ko) Ofdm방식을 이용하는 이동 통신 시스템에서의 적응적주파수 블록 도약 방법, 그 시스템 그리고 기지국 장치
KR20070090617A (ko) 다수의 부 반송파를 이용하여 데이터를 송수신하는 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120302

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees