JP5027587B2 - 半導体リングレーザジャイロ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体を光源に用いた半導体リングレーザジャイロに係り、特に1つの半導体レーザで2軸回りの角速度の計測が可能な半導体リングレーザジャイロに関する。
従来、物体の角速度を計測する手段の一つとして、ジャイロスコープが知られている。その中でも、サニャック効果を利用して角速度を計測するリングレーザジャイロは、高精度に計測できることから、航空機やロケットの分野を中心に多用されている。このリングレーザジャイロを構成するレーザ光源は、主にHe−Neガスが利用されているが、近年では、装置の小型化や低消費電力化に有利な半導体レーザの適用が試みられている(例えば、特許文献1〜3)。
図6は、従来の半導体リングレーザジャイロの一例を示す上面図である。半導体リングレーザジャイロは、シリコン基板上に搭載された半導体レーザ60、4つのミラー61〜64、干渉光(ビート光)取出用ミラー65・66から構成される。半導体レーザ60は、両端面に反射防止膜が形成され、両端から光を出射する(特許文献3参照)。半導体レーザ60の両端面からの出射光は、4つのミラー61〜64により右回りと左回りにつつみ状に周回し、半導体レーザ60の他端面に入射する。この光周回路はリング共振器として機能し、半導体レーザ60は両端面からレーザ発振する。4つのミラー61〜64は、シリコン基板の異方性エッチング(シリコンマイクロマシーニング技術)により形成され、金属膜または誘電体多層膜が成膜される(特許文献2の段落0037参照)。また、4つのミラー61〜64のうち少なくとも一つは、ビート光取出用ミラー65・66に光の一部を導くための透過ミラーである。
この半導体リングレーザジャイロによれば、シリコン基板の法線を回転軸(感度軸)として物体が回転すると、サニャック効果により右回りと左回りの光の光路差が生じ、発振周波数の差に基づくビート信号が検出される。このビート信号の周波数△fから以下の数1に基づいて角速度Ωが算出される(特許文献3の段落0015参照)。なお、Aはリング光路が囲む面積、λはリングレーザ発振波長、Lはリング光路長である。
Figure 0005027587
特開2001−50753号公報 特開2003−139539号公報 特開2006−319104号公報
ところで、カメラの手ぶれ防止や建設機器の制御のためには、2軸回りの角速度の計測が必要となる。前述のシリコン基板上に形成された半導体リングレーザジャイロは、1軸回りの角速度のみを計測することが可能であり、複数軸回りの角速度の計測が必要な場合には、角速度を計測する軸数に応じた個数の半導体リングレーザジャイロが必要となる。よって、コストが掛かり、かつ、リングレーザジャイロを設置する空間が大きくなるという問題が発生する。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、1つの半導体レーザで2軸回りの角速度を計測することができる半導体リングレーザジャイロを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、両端面から光を出射する1つの半導体レーザと、前記半導体レーザの出射光を2軸方向に分配する分配手段と、前記分配手段により2軸方向に分配された光を反射する複数の反射手段と、前記複数の反射手段により同一平面内で光を周回させて前記半導体レーザの出射端面とは反対側の端面に入射させるように形成された2つの光周回路と、前記2つの光周回路の一方を周回する光を遮光する遮光手段とを備えることを特徴とする半導体リングレーザジャイロである。
請求項1に記載の発明によれば、1つの半導体レーザが2つの光周回路で共有されるため、1つの半導体レーザで2軸回りの角速度を計測することができる。また、2つの光周回路は、光路を共有しているため、共振が互いに影響しないように、計測しない軸回りの光周回路を周回する光は、遮光手段によって遮光される。本発明によれば、部材点数が減るため、省スペースかつ低コストで2軸回りの角速度を計測可能な半導体リングレーザジャイロを提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記1つの半導体レーザは、同一平面にない前記2つの光周回路が共有する光路に配置されていることを特徴とする。この態様によれば、2軸回りの光周回路が直交する場合だけでなく、30度、45度、60度等の角度をなす場合においても、1つの半導体レーザで2軸回りの角速度を計測可能な半導体リングレーザジャイロを提供することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記分配手段は、第1軸回りの光周回路に光を分配する透過ミラー面と、前記透過ミラー面を透過した光を第2軸回りの光周回路に反射する反射面とが形成されたビームスプリッタであることを特徴とする。この態様によれば、1つの分配手段により2つの光周回路へ光が分配されるため、部品点数が減少する。よって、省スペースかつ低コストで2軸回りの角速度を計測可能な半導体リングレーザジャイロを提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記分配手段および前記遮光手段は、偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプリッタと前記半導体レーザとの間に配置された偏光面回転素子とで構成されていることを特徴とする。この態様によれば、半導体レーザの偏光特性を利用して、半導体レーザの出射光は、2つの光周回路へ光量を減衰せずに分配される。すなわち、半導体レーザの出射光の偏光面は、偏光面回転素子により制御され、偏光ビームスプリッタが、その偏光面に応じて分配する光周回路を選択(分配および遮光)することができる。よって、半導体レーザの出射光の全光量を2軸回りの角速度の計測に利用可能な半導体リングレーザジャイロを提供することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記偏光ビームスプリッタは、誘電体膜またはその多層膜を2つの直角プリズムで挟み込んだキューブ型偏光プリズムであることを特徴とする。この態様によれば、偏光ビームスプリッタは、P偏光とS偏光の透過反射特性に優れた誘電体膜またはその多層膜を利用して、効率よく2つの光周回路に光を分配することができる。また、プレート型偏光プリズムと比較して、キューブ型偏光プリズムは強固なマウント機構が不要なため、2つの光周回路の分岐点として重要な偏光ビームスプリッタの光軸調整は容易となる。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記偏光面回転素子は、液晶素子またはファラデー素子であることを特徴とする。この態様によれば、液晶素子またはファラデー素子は、簡易な構成により高速に入射光の偏光面を制御できるため、省スペースかつ高速に計測軸の選択が可能な半導体リングレーザジャイロを提供することができる。
本発明に係る半導体リングレーザジャイロは、2軸回りの角速度を省スペースかつ低コストに計測することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
1.第1の実施形態
第1の実施形態では、1つの半導体レーザで2軸回りの角速度を計測できる半導体リングレーザジャイロの一例について説明する。
(第1の実施形態の構成)
図1は、半導体リングレーザジャイロの斜視図である。半導体リングレーザジャイロ1は、図1に示すように、基板23に垂直な第1軸回りの光周回路R1と、基板23と平行な第2軸回りの光周回路R2とが形成されている。なお、この例において、2つの光周回路R1・R2は直交しているが、例えば、30度、45度、60度等の角度をなす態様でもよい。すなわち、2つの光周回路R1・R2が同一平面にない場合には、半導体リングレーザジャイロは、例えば30度、45度、60度等の角度をなす2軸回りの角速度を計測することができる。
この半導体リングレーザジャイロ1は、半導体レーザ2、図示省略した駆動電源3、2つのコリメータレンズ4・5、2つの分配手段6・7、6つの反射手段8〜13、2つの遮光手段14・15、透過ミラー16・17、ビーム合波プリズム18・19、受光部20・21、および信号処理部22から構成される。半導体レーザ2は、2つの光周回路R1・R2が共有する光路上に配置される。半導体レーザ2は、AlGaAs系、GaAs系の材料で形成されたダブルへテロ構造のn型クラッド層/活性層/p型クラッド層、および電極などで構成される。半導体レーザ2の活性層の両端面には反射防止膜が成膜され、活性層の両端面から可視光、赤外光などの波長の光が出射する。この反射防止膜は、半導体レーザ2の活性層の屈折率、相性などが考慮された誘電体膜またはその多層膜で形成される。
半導体レーザ2の電極には図示省略した駆動電源3が接続される。駆動電源3は、半導体レーザ2の電極間に電圧を印加して半導体レーザ2の活性層から光子を誘導放出させる。誘導放出した光は、活性層の両端面から出射する。半導体レーザ2の一方の端面からの出射光は、2つの光周回路R1・R2のうちいずれかを周回して他方の端面の活性層内に入射し、新たに光子を誘導放出する。この現象により、半導体レーザ2はレーザ発振に至る。このようにレーザ光源に半導体レーザを用いた態様によれば、He−Neガスを用いる場合と比べて、半導体リングレーザジャイロ1は小型化、低消費電力化される。
コリメータレンズ4・5は、石英ガラス(SiO)、プラスチックなどの透明樹脂(例えば、熱可塑性樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等)、フッ化カルシウム(CaF)、フッ化リチウム(LiF)、フッ化マグネシウム(MgF)などの材料で形成された平凸レンズ、シリンドリカルレンズ、またはトロイダルレンズである。コリメータレンズ4・5は、半導体レーザ2の出射軸方向の前後に配置される。半導体レーザ2の活性層の両端面からの出射光は、コリメータレンズ4・5により集光されて平行光とされ、分配手段6・7に入射する。なお、コリメータレンズ4・5は、分配手段6・7に接合される態様でもよく、分配手段6・7の入射面を非球面形状に切削した一体型の態様でもよい。この態様によれば、コリメータレンズ4・5を固定するマウント機構が不要となり、温度変化や振動などの外乱に対する影響が小さくなる。
分配手段6・7は、半導体レーザ2からの出射光を2つの光周回路R1・R2に分配するビームスプリッタである。分配手段6・7は、コリメータレンズ4・5の上述の材料、またはコリメータレンズ4・5と同一材料で形成され、2つの直角プリズムの斜面同士を接合したキューブ型ビームスプリッタである。接合された斜面には半透過ミラー面6a・7aが形成される。半透過ミラー面6a・7aは、高屈折率膜Hと低屈折率膜Lを交互に重ねた誘電体多層膜(例えば、H:TiO、L:SiO)または金属膜(Al、Au、Ag等)などで形成された半透過膜(ハーフミラー)である。この分配手段6・7は、図1に示すように、半導体レーザ2の出射軸方向の前後に配置され、半透過ミラー面6a・7aは、半導体レーザ2の出射軸に対して45度傾斜し、第1軸に平行な平面である。また、分配手段6の半透過ミラー面6aと分配手段7の半透過ミラー面7aは、半導体レーザ2を中心に対称に配置される。半導体レーザ2からの出射光は、半透過ミラー面6a・7aで2つの光周回路R1・R2に分配される。第1軸を周回する光周回路R1へ分配される光は、半透過ミラー面6a・7aにおいて反射角45度で内部反射して反射手段8・9に入射する。一方、第2軸を周回する光周回路R2へ分配される光は、半透過ミラー面6a・7aをそのまま透過して反射手段10・11に入射する。
反射手段8・9は、コリメータレンズ4・5の上述の材料、またはコリメータレンズ4・5と同一材料で形成された直角プリズムである。反射手段8・9の反射面8a・9aは、図1に示すように、分配手段6・7の半透過ミラー面6a・7aと各々対称に配置され、分配手段6・7からの出射光に対して45度傾斜している。反射手段8・9は、分配手段6・7からの出射光を入射し、反射面8a・9aで反射角45度で内部反射させて出射する。よって、空気の屈折率が1とすると、反射手段8・9の屈折率nは、スネルの法則により以下の数2の式から約1.4以上となる。
Figure 0005027587
上述のように半導体リングレーザジャイロ1の第1軸を周回する光周回路R1は、2つの分配手段6・7と2つの反射手段8・9の内部反射を利用して四角形状に形成される。一方、半導体リングレーザジャイロ1の第2軸を周回する光周回路R2は、分配手段6・7により分配された光を反射させる4つの反射手段10〜13の内部反射を利用して四角形状に形成される。なお、2つの光周回路R1・R2を形成する反射手段は、反射プリズムではなく、プレート型ミラーであってもよく、光周回路R1・R2は、三角形状、五角形状など多角形状に形成されてもよい。
反射手段10・11は、コリメータレンズ4・5の上述の材料、またはコリメータレンズ4・5と同一材料で形成された2つの直角プリズムの斜面どうしを接合したキューブ型プリズムである。反射手段10・11は、図1に示すように、半導体レーザ2の出射軸方向の前後に配置され、反射面10a・11aは、半導体レーザ2の出射軸に対して45度傾斜し、第2軸に平行な平面である。また、反射手段10の反射面10aと反射手段11の反射面11aは、半導体レーザ2を中心に対称に配置される。分配手段6・7により分配された光は、反射面10a・11aで反射角45度で内部反射して反射手段12・13に入射する。
反射手段12・13は、コリメータレンズ4・5の上述の材料、またはコリメータレンズ4・5と同一材料で形成された直角プリズムである。反射手段12・13の反射面12a・13aは、図1に示すように、反射手段10・11の反射面10a・11aと各々対称に配置され、反射手段10・11からの出射光に対して45度傾斜している。反射手段12・13は、反射手段10・11からの出射光を入射し、反射面12a・13aで反射角45度で内部反射させて出射する。反射手段10〜13の屈折率nは、上記の数2の式から約1.4以上となる。
このように四角形状に形成された第1軸と第2軸を周回する光周回路R1・R2は、半導体レーザ2が配置される光路を共有するため、2つの光周回路R1・R2を周回する光がリング共振する際に互いに影響しないように、計測しない軸回りの光周回路を周回する光は、遮光手段14・15によって遮光される。
遮光手段14・15は、各光周回路のうち共有する光路を除いた光路上のいずれかに配置される。この例において、遮光手段14は分配手段7と反射手段9との間に配置され、遮光手段15は反射手段12と反射手段13との間に配置されている。遮光手段14・15は、例えば、スライド自在な遮光板、2枚の偏光フィルタ、または液晶シャッターなどを利用したものである。遮光手段14・15が、スライド自在な遮光板の場合にはモータを駆動源とするスライド機構、2枚の偏光フィルタの場合には1枚の偏光フィルタを回転する回転機構、液晶シャッターの場合は、スイッチング素子を利用した電子回路などで構成される(図示省略)。遮光手段14・15は、角速度を計測しない軸回りの光周回路を周回する光を遮光する。すなわち、第1軸回りの角速度が計測される場合には、遮光手段15が第2軸回りの光周回路R2を周回する光を遮光し、第2軸回りの角速度が計測される場合には、遮光手段14が第1軸回りの光周回路R1を周回する光を遮光する。
このように形成された第1軸と第2軸回りの光周回路R1・R2を右回りに周回する光(CW光)と左回りに周回する光(CCW光)の一部は、各光周回路のいずれかの反射手段8〜13に形成された透過ミラー16・17によって取り出される。透過ミラー16・17で取り出されたCW光とCCW光は、ビーム合波プリズム18・19で合波して干渉光(ビート光)が生成される。
透過ミラー16・17は、高屈折率膜Hと低屈折率膜Lを交互に重ねた誘電体多層膜(例えば、H:TiO、L:SiO)または金属膜(Al、Au、Ag等)などで形成された一部透過膜または半透過膜(ハーフミラー)である。透過ミラー16は、第1軸を周回する光周回路R1を形成する2つの反射手段8・9のいずれかの反射面に成膜される。この例において、透過ミラー16は、反射手段8の反射面8aに成膜されている。よって、第1軸を周回する光周回路R1を周回するCW光とCCW光の一部は反射面8aを透過する。透過した2つの光はビーム合波プリズム18に入射する。一方、透過ミラー17は、第2軸を周回する光周回路R2を形成する4つの反射手段10〜13のいずれかの反射面に成膜される。この例において、透過ミラー17は、反射手段10の反射面10aに成膜されている。よって、第2軸を周回する光周回路R2を周回するCW光とCCW光の一部は反射面10aを透過する。透過した2つの光はビーム合波プリズム19に入射する。
ビーム合波プリズム18・19は、コリメータレンズ4・5の上述の材料、またはコリメータレンズ4・5と同一材料で形成される。ビーム合波プリズム18は、透過ミラー16が成膜された反射手段8の反射面8aに接合される。一方、ビーム合波プリズム19は、透過ミラー17が成膜された反射手段10の反射面10aに接合される。これらビーム合波プリズム18・19は、CW光とCCW光を入射して内部反射させ、CW光とCCW光の出射軸が同一に調整される。これにより、CW光とCCW光のビート光が取り出される。取り出された第1軸回りのビート光は受光部20で受光され、第2軸回りのビート光は受光部21で受光される。なお、第1軸と第2軸回りのビート光は、一つ受光部にミラーで導かれる態様でもよい。この態様によれば、さらに部材点数が減るため、半導体リングレーザジャイロ1は省スペース化、低コスト化の点で有利となる。
受光部20・21は、ビーム合波プリズム18・19が出射する出射軸上に配置され、フォトダイオード、フォトトランジスタ、またはフォトICで構成される。受光部20・21は、ビーム合波プリズム20・21が出射したビート光を受光して光量を電流値に変換する。また、電流はオペアンプにより適宜増幅され、可変抵抗を介して電圧値に変換される。電圧値は、図示省略するコンパレータにより基準電圧値と比較され、0または1のパルス信号(ビート信号)に変換される。
信号処理部22は、プログラムおよびデータを記憶するROM(リードオンリーメモリ)、ROMに記憶されたプログラムに基づいて演算処理を行うCPU(中央演算処理装置)、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)、パルス信号のクロック数を計測するカウンタ、およびクロック発振器などから構成されるマイクロコンピュータである。信号処理部12は、受光部20・21からのビート信号を入力し、カウンタにビート信号のクロック数(ビート周波数)を計測させる。信号処理部22は、計測したビート周波数△fから角速度Ωを算出する。すなわち、半導体リングレーザジャイロ1は、物体が回転したときに生じるサニャック効果(CW光とCCW光との光路差)を利用して、物体の2軸回りの角速度を検出できる。
(第1の実施形態の優位性)
以下、第1の実施形態の優位性について述べる。従来の半導体リングレーザジャイロは、1軸回りの角速度のみを計測することが可能であった。よって、複数軸回りの角速度の計測が必要な場合には、角速度を計測する軸数に応じた個数の半導体リングレーザジャイロが必要とされた。しかし、第1の実施形態に係る半導体リングレーザジャイロ1は、1つの半導体レーザが2つの光周回路R1・R2で共有されるため、2軸回りの角速度を省スペースかつ低コストで計測することができる。
2.第2の実施形態
第2の実施形態では、1つの半導体レーザで2軸回りの角速度を計測できる半導体リングレーザジャイロにおいて、特に半導体レーザからの出射光を2つの光周回路に分配する分配手段は、第1軸回りの光周回路に光を分配する半透過ミラー面と、半透過ミラー面を透過した光を第2軸回りの光周回路に反射する反射面とが形成されたビームスプリッタである一例について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、その内容を援用する。
(第2の実施形態の構成)
図2は半導体リングレーザジャイロの斜視図である。半導体リングレーザジャイロ30は、図2に示すように、半導体レーザ2、図示省略した駆動電源3、2つのコリメータレンズ4・5、2つの分配手段31・32、4つの反射手段8・9・12・13、遮光手段14・15、透過ミラー16・17、ビーム合波プリズム18・19、受光部20・21、および信号処理部22から構成される。
分配手段31・32は、直交する2つの光周回路R1・R2に光を分配するビームスプリッタである。分配手段31・32は、コリメータレンズ4・5の上述の材料、またはコリメータレンズ4・5と同一材料で形成され、1つの立方体の内部に半透過ミラー面31a・32aと反射面31b・32bとを有している。半透過ミラー面31a・32aは、半導体レーザ2からの出射光の半分を第1軸回りの光周回路R1へ反射し、反射面31b・32bは、半透過ミラー面31a・32aを透過した光を第2軸回りの光周回路R2へ反射する。半透過ミラー面31a・32aは、高屈折率膜Hと低屈折率膜Lを交互に重ねた誘電体多層膜(例えば、H:TiO、L:SiO)または金属膜(Al、Au、Ag等)などで形成された半透過膜(ハーフミラー)であり、反射面31b・32bは、プリズムの内部反射を利用している。この分配手段31・32は、図2に示すように、半導体レーザ2の出射軸方向の前後に配置され、半透過ミラー面31a・32aおよび反射面31b・32bは、半導体レーザ2を中心に対称に配置される。半透過ミラー面31a・31aで第1軸を周回する光周回路R1へ分配された光は、反射手段8・9に入射する。一方、反射面31b・32bで第2軸を周回する光周回路R2へ分配された光は、反射手段12・13に入射する。
このように分配手段31・32で2つの光周回路R1・R2に分配されたCW光とCCW光の一部は、各光周回路のいずれかの反射面に形成された透過ミラー16・17によって取り出される。透過ミラー16・17で取り出されたCW光とCCW光は、ビーム合波プリズム18・19で合波されて干渉光(ビート光)となる。この例において、透過ミラー16は、図2に示すように、反射手段8の反射面8aに形成され、ビーム合波プリズム18は、反射手段8の反射面8aに接合される。一方、透過ミラー17は、図2に示すように、分配手段31の反射面31bに形成され、ビーム合波プリズム19は、分配手段31の反射面31bに接合される。
(第2の実施形態の優位性)
以下、第2の実施形態の優位性について述べる。第2の実施形態に係る半導体リングレーザジャイロ30は、1つの分配手段により直交する2つの光周回路R1・R2へ光が分配されるため、部品点数が減少し、装置を省スペース化、低コスト化する点において有利となる。
3.第3の実施形態
第3の実施形態では、1つの半導体レーザで2軸回りの角速度を計測できる半導体リングレーザジャイロにおいて、特に2つの光周回路に光を分配する分配手段および2つの光周回路のうち一方を周回する光を遮光する遮光手段が、偏光ビームスプリッタと偏光面回転素子とで構成された一例について説明する。なお、第1および第2の実施形態と同様の構成については、その内容が援用される。
(第3の実施形態の構成)
図3は第1軸を周回する光周回路に光を分配する場合の半導体リングレーザジャイロの上面図(A)、第2軸を周回する光周回路に光を分配する場合の半導体リングレーザジャイロの上面図(B)である。半導体リングレーザジャイロ40は、図3に示すように、2つの光周回路R1・R2が共有する光路の両端に配置された偏光ビームスプリッタ41・42と、偏光ビームスプリッタ41・42と半導体レーザ2との間に配置された偏光面回転素子43・44とを備えている。この例において、偏光面回転素子43・44は、コリメータレンズ4・5と偏光ビームスプリッタ41・42との間に配置されているが、半導体レーザ2とコリメータレンズ4・5との間に配置される態様でもよい。
偏光ビームスプリッタ41・42は、半導体レーザの偏光特性を利用して一方の光周回路に光を分配する分配手段であり、かつ、一方の光周回路を周回する光を遮光する遮光手段である。偏光ビームスプリッタ41・42としては、例えば、偏光プリズムまたは複屈折プリズムを利用することができる。偏光ビームスプリッタ41・42が偏光プリズムの場合は、石英ガラス(SiO)、プラスチックなどの透明樹脂(例えば、熱可塑性樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等)、フッ化カルシウム(CaF)、フッ化リチウム(LiF)、フッ化マグネシウム(MgF)などの材料で形成された2つの直角プリズムの斜面で誘電体膜またはその多層膜を挟み込んだキューブ型偏光プリズムが好適である。この態様によれば、偏光ビームスプリッタ41・42は、P偏光とS偏光の透過反射特性に優れた誘電体膜またはその多層膜を利用して、効率よく2つの光周回路に光を分配することができる。また、プレート型偏光プリズムと比較して、キューブ型偏光プリズムは強固なマウント機構が不要なため、2つの光周回路の分岐点として重要な偏光ビームスプリッタ41・42の光軸調整は容易となる。ただし、偏光ビームスプリッタ41・42は、プレート型偏光プリズムを利用してもよい。
一方、偏光ビームスプリッタ41・42が複屈折プリズムの場合は、偏光ビームスプリッタ41・42は、複屈折性を有する方解石(カルサイト)や水晶で形成された2つの直角プリズムの斜面をカナダバルサムや合成接着剤で接合したグラントムソンプリズム、2つの直角プリズムの斜面にエアギャップを有するグランテーラープリズム、またはグランテーラープリズムのレーザ耐性を高めたグランレーザプリズムが好適となる。このように形成された偏光ビームスプリッタ41・42の偏光面41a・42aは、図3(A)に示すようにS偏光を反射し、図3(B)に示すようにP偏光を透過する。この偏光ビームスプリッタ41・42へ入射する光の偏光面は、偏光面回転素子43・44によって制御される。
偏光面回転素子43・44は、例えば、液晶素子48またはファラデー素子50である。まず、偏光面回転素子43・44が液晶素子48の場合について説明する。図4は、液晶素子に電圧が印加されていない場合の概念図(A)、液晶素子に電圧が印加された場合の概念図(B)である。液晶素子48は、透明電極45・46、透明電極45・46に挟まれた2枚の配向膜(図示省略)、および2枚の配向膜に挟まれたツイステッドネマチック(TN)液晶47で構成される。2枚の配向膜は、高分子膜に多数の溝を一方向に形成したものであり、2枚の配向膜の溝は、互いに90度異なる方向を向いている。TN液晶は、2枚の配向膜の影響を受けて、螺旋状に90度回転したツイスト配向となる。一方、透明電極45・46に電圧が印加されると、TN液晶47は、電界方向に沿って配列するホメオトロピック配向となる。
このような液晶素子48の態様によれば、図4(A)に示すように、液晶素子48に電圧が印加されていない場合は、液晶素子48に入射したP偏光は、液晶素子48を通過すると偏波面が90度回転したS偏光となる。一方、図4(B)に示すように、液晶素子48に電圧が印加されている場合は、液晶素子48に入射したP偏光は、液晶素子48を通過しても偏波面を変えずにP偏光のまま出射する。よって、液晶素子48に電圧が印加されていない場合は、図3(A)に示すように、半導体レーザ2から出射したP偏光は、液晶素子48である偏光面回転素子43・44によってS偏光となり、S偏光を入射した偏光ビームスプリッタ41・42は第1軸回りの光周回路R1へS偏光を分配する。一方、液晶素子48に電圧が印加されている場合は、図3(B)に示すように、半導体レーザ2から出射したP偏光は、液晶素子48である偏光面回転素子43・44で偏光面を変えずにそのまま通過し、P偏光を入射した偏光ビームスプリッタ41・42は第2軸回りの光周回路R2へP偏光を分配する。
次に、偏光面回転素子43・44がファラデー素子である場合について説明する。図5はファラデー素子のコイルに電流が供給されている場合の概念図(A)、ファラデー素子のコイルに電流が供給されていない場合の概念図(B)である。ファラデー素子50は、例えば、イットリウム鉄ガーネットなどの希土類鉄ガーネットの磁性結晶51、および磁性結晶51に巻回されたコイル52で構成される。図5(A)に示すように、コイル52に電流が供給されている場合は、ファラデー素子50に入射したP偏光は、ファラデー素子50を通過すると偏波面が90度回転したS偏光となる。一方、図5(B)に示すように、コイル52に電流が供給されていない場合は、ファラデー素子50に入射したP偏光は、ファラデー素子50を通過しても偏光面を変えずにP偏光のまま出射する。よって、ファラデー素子50に電流が供給されている場合は、図3(A)に示すように、半導体レーザ2から出射したP偏光は、ファラデー素子50である偏光面回転素子43・44によってS偏光となり、S偏光を入射した偏光ビームスプリッタ41・42は第1軸回りの光周回路R1へS偏光を分配する。一方、ファラデー素子50に電流が供給されていない場合は、図3(B)に示すように、半導体レーザ2からの出射光であるP偏光は、ファラデー素子50である偏光面回転素子43・44で偏光面を変えずにそのまま通過し、P偏光を入射した偏光ビームスプリッタ41・42は第2軸回りの光周回路R2へP偏光を分配する。また、2つの光周回路R1・R2を周回して戻ってきた光は、他方の偏光面回転素子43・44によってP偏光に戻されて半導体レーザ2の他端面に入射する。
(第3の実施形態の優位性)
以下、第3の実施形態の優位性について述べる。一般的に半導体レーザの出射光は、活性層の構造により偏光している。この半導体レーザの偏光特性を利用して、半導体レーザ2の出射光は、2つの光周回路R1・R2へ光量を減衰せずに分配される。すなわち、半導体レーザ2の出射光の偏光面は、偏光面回転素子43・44により制御され、偏光ビームスプリッタ41・42が、その偏光面に応じて分配する光周回路R1・R2を選択(分配および遮光)することができる。よって、半導体レーザ2の出射光の全光量を2軸回りの角速度の計測に利用することができる。また、偏光ビームスプリッタ41・42が、キューブ型偏光プリズムの場合には、P偏光とS偏光の透過反射特性に優れた誘電体膜またはその多層膜を利用して効率よく2つの光周回路R1・R2に光を分配することができる。また、プレート型偏光プリズムと比較して、キューブ型偏光プリズムは、強固なマウント機構が不要なため、2つの光周回路R1・R2の分岐点として重要な偏光ビームスプリッタ41・42の光軸調整は容易となる。さらに、液晶素子48またはファラデー素子50は、簡易な構成により高速に入射光の偏光面を制御できるため、半導体リングレーザジャイロ40は、省スペースかつ高速に計測軸を選択することができる。
本発明は、航空機、ロケット、人工衛星、潜水艦、ロボット、自動車、建設機器等の姿勢制御用、自律航法用の半導体リングレーザジャイロに利用することができる。
第1の実施形態に係る半導体リングレーザジャイロの斜視図である。 第2の実施形態に係る半導体リングレーザジャイロの斜視図である。 第1軸を周回する光周回路に光を分配する場合の半導体リングレーザジャイロの上面図(A)、第2軸を周回する光周回路に光を分配する場合の半導体リングレーザジャイロの上面図(B)である。 液晶素子に電圧が印加されていない場合の概念図(A)、液晶素子に電圧が印加された場合の概念図(B)である。 ファラデー素子のコイルに電流が供給されている場合の概念図(A)、ファラデー素子のコイルに電流が供給されていない場合の概念図(B)である。 従来の半導体リングレーザジャイロの一例を示す上面図である。
符号の説明
1…半導体リングレーザジャイロ、2…半導体レーザ、4・5…コリメータレンズ、6・7…分配手段、8〜13…反射手段、14・15…遮光手段、16・17…透過ミラー、18・19…ビーム合波プリズム、20・21…受光部、22…信号処理部、R1・R2…光周回路、41・42…偏光ビームスプリッタ、43・44…偏光面回転素子。

Claims (6)

  1. 両端面から光を出射する1つの半導体レーザと、
    前記半導体レーザの出射光を2軸方向に分配する分配手段と、
    前記分配手段により2軸方向に分配された光を反射する複数の反射手段と、
    前記複数の反射手段により同一平面内で光を周回させて前記半導体レーザの出射端面とは反対側の端面に入射させるように形成された2つの光周回路と、
    前記2つの光周回路の一方を周回する光を遮光する遮光手段と
    を備えることを特徴とする半導体リングレーザジャイロ。
  2. 前記1つの半導体レーザは、同一平面にない前記2つの光周回路が共有する光路に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体リングレーザジャイロ。
  3. 前記分配手段は、第1軸回りの光周回路に光を分配する透過ミラー面と、前記透過ミラー面を透過した光を第2軸回りの光周回路に反射する反射面とが形成されたビームスプリッタであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体リングレーザジャイロ。
  4. 前記分配手段および前記遮光手段は、偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプリッタと前記半導体レーザとの間に配置された偏光面回転素子とで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体リングレーザジャイロ。
  5. 前記偏光ビームスプリッタは、誘電体膜またはその多層膜を2つの直角プリズムで挟み込んだキューブ型偏光プリズムであることを特徴とする請求項4に記載の半導体リングレーザジャイロ。
  6. 前記偏光面回転素子は、液晶素子またはファラデー素子であることを特徴とする請求項4に記載の半導体リングレーザジャイロ。
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