JP5019593B2 - Manufacturing method of screw fixture - Google Patents
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Description
本発明は、例えば液晶テレビの本体フレームにねじを用いて回路基板を装着するに際して、本体フレーム側に対してねじを固定するためのねじ固定具の製造方法に関する。 The present invention relates to a method of manufacturing a screw fixing tool for fixing a screw to a main body frame side when a circuit board is mounted on the main body frame of a liquid crystal television, for example.
従来、例えば液晶テレビの本体フレームに対しては、固定具及びねじを用いて回路基板を装着することが行われていた。
固定具40は、図10に示すように、円柱部41の中央に上面よりねじ溝42が螺旋状に切られ、下端に円柱部41より大径のフランジ部43が形成されている。
Conventionally, for example, a circuit board is mounted on a main body frame of a liquid crystal television using a fixing tool and a screw.
As shown in FIG. 10, the
そして、図11に示すように、本体フレーム50に形成された複数の穴51に固定具40のフランジ部43をかしめ処理45することで、本体フレーム50に対して固定具40を固定し一体化させた後、固定具40の上面側に回路基板60を配置し、回路基板60の孔61及び固定具40のねじ溝42にねじ70を挿入することで、回路基板60を本体フレーム50に対して固定することが行われていた。
Then, as shown in FIG. 11, the
上記した固定具40は、各円柱部41にそれぞれねじ溝42を手作業や2次加工によるねじ切り作業が必要であるため、製造に手間がかかるという一面があった。また、大量の固定具40に対して一つずつねじ溝42のねじ切り処理を必要とするため、固定具数個について、処理ミス(ねじ切り忘れ)によりねじ溝42の切り込みが施されない事態が生じる場合があった。
そして、本体フレーム50に固定具40をかしめ処理45をした段階で、固定具40の一つにねじ溝42が切り込まれていなかったような場合、回路基板60を装着することができず一体化された本体フレーム50ごと不良品扱いになるという不都合があった。
The
When the
また、ねじを固定するための固定具については、下記特許文献に示されるように各種提案されているが、本体フレーム50に対して回路基板60を固定するに適した構造は存在しなかった。
そこで、本発明者は、ねじ固定具においてねじ溝の形成をプレス処理で行うことで、ねじ切り忘れを防止し、確実にねじ切り加工がされている製品が得られる構造のねじ固定具を特願2006−188840で提案するに至った。
しかしながら、特願2006−188840に示されたねじ固定具の構造であると、ねじ固定具のフランジ部をかしめ処理して本体フレームに対してねじ固定具を固定し一体化させるに際して、かしめ強度が不足する場合があった。
Accordingly, the present inventor has applied for a screw fixing device having a structure in which a thread groove is formed in the screw fixing device by press processing to prevent forgetting of screw cutting and a product that is reliably threaded can be obtained. The proposal was made at -188840.
However, in the structure of the screw fixture shown in Japanese Patent Application No. 2006-188840, when the flange portion of the screw fixture is caulked and the screw fixture is fixed and integrated with the main body frame, the caulking strength is high. There was a case where it was insufficient.
また、図10に示した従来のねじ固定具には、かしめ処理の際の強度確保のため、円柱部41のフランジ43側端に、円柱部41の周囲が溝となる環状溝部44が設けられているが、固定具40に対して一つずつ旋盤加工で形成していたので、加工が煩雑であった。
In addition, the conventional screw fixture shown in FIG. 10 is provided with an
本発明は上記事情に考慮して提案されたもので、ねじ固定具においてねじ溝の形成及びかしめ処理のための溝部の形成を含む一連の製造工程を全てプレス処理で行うことで、ねじ切り忘れを防止し、確実にねじ切り加工がされている製品が得られるとともに、十分なかしめ強度が確保できるねじ固定具の製造方法を提供することを目的としている。 The present invention has been proposed in view of the above circumstances, and forgets to cut the thread by performing a series of manufacturing processes including the formation of the thread groove and the formation of the groove portion for the caulking process in the screw fixture by the press process. It is an object of the present invention to provide a method for manufacturing a screw fixture that can prevent and securely obtain a threaded product and can secure sufficient caulking strength.
上記目的を達成するため本発明方法は、帯状板を流れ作業で上型及び下型による垂直方向の複数回プレス加工を行うことで一端にフランジ部を他端にねじ溝を有する円筒状のねじ固定具を製造する方法であって、次の工程を含むことを特徴としている。
本体形成工程。この工程は、一端が開口し他端に頂面を有する円筒状となるように前記上型及び下型による複数回のプレス加工で円筒体を形成するものである。
孔形成工程。この工程は、前記円筒体の頂面にプレス加工で穴を穿孔するものである。
ねじ溝加工工程。この工程は、前記穴が形成された頂面に段差吸収孔を備えた一回り(一周分)のねじ溝をプレス加工で形成するものである。
溝部加工工程。この工程は、所定の下型のプレートに対して、対応する上型のプレートの鉛直方向の動きを水平方向の動きに変換して対向動作するカム機構を組み込んで、前記円筒体に対して対向する水平方向からプレス加工することにより、前記円筒体の基部側面にプレス加工処理により溝部を形成するものである。
切り落し加工工程。この工程は、前記帯状板からねじ溝が形成された円筒体を周囲にフランジ部を有するように切り落とすものである。
In order to achieve the above object, the method of the present invention is a cylindrical screw having a flange portion at one end and a thread groove at the other end by press-working the strip plate in the vertical direction by the upper die and the lower die in a flow operation. A method of manufacturing a fixture, comprising the following steps.
Body forming process. In this step, a cylindrical body is formed by a plurality of press processes using the upper mold and the lower mold so that one end is open and a top surface is formed on the other end.
Hole formation process. In this step, a hole is drilled in the top surface of the cylindrical body by pressing.
Thread groove machining process. In this step, one round (one round) screw groove having a step absorption hole is formed on the top surface where the hole is formed by press working.
Groove processing step. This process incorporates a cam mechanism that moves the vertical movement of a corresponding upper mold plate into a horizontal movement and moves it against a predetermined lower mold plate to face the cylindrical body. By performing press working from the horizontal direction, a groove is formed on the base side surface of the cylindrical body by press working.
Cutting process. In this step, a cylindrical body in which a thread groove is formed is cut off from the belt-like plate so as to have a flange portion around it.
請求項2の方法は、請求項1のねじ固定具の製造方法の前記溝部加工工程において、前記カム機構を二対配置し、円筒体に四箇所の溝部を同時に形成することを特徴としている。 The method of claim 2 is characterized in that, in the groove processing step of the method of manufacturing the screw fixture of claim 1, two pairs of the cam mechanisms are arranged, and four grooves are simultaneously formed in the cylindrical body.
本発明方法によれば、ねじ70が螺着するねじ溝20をプレス加工処理による段差吸収孔21を備えた一回り(一周分)のねじ溝20で形成し、円筒部10のフランジ部側端の複数の溝部14をプレス加工処理により形成するので、一連の製造工程を全てプレス処理で行うことができ、ねじ溝20が確実に形成されるとともに、溝部14の存在により十分なかしめ強度が確保できるねじ固定具1の構造とすることができる。
According to the method of the present invention, the screw groove 20 into which the
本発明の実施の形態の一例について、図面を参照しながら説明する。
本発明方法に製造されたねじ固定具1は、図1に示されるように、一方側が開口し、他方側が頂面11によって塞がれた円筒部10を有して構成されている。円筒部10の開口側下端には、円筒部10の外側周囲に突出するフランジ部13が形成されている。フランジ部13の周囲面は、山状13aと谷状13bから成る凹凸が連続形成されている。これはフランジ部13が平面板の穴にかしめ処理される際に、穴の内壁部を凹凸により変形し易くするためであり、また、ねじ締め時の供回りの防止(回転防止)を図るためである。
An example of an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the screw fixture 1 manufactured by the method of the present invention includes a
また、フランジ部13の直径は、かしめ処理を行うため、ねじ固定具1が装着される本体フレームの穴の径より若干大きな径となっている。本体フレームにねじ固定具1がかしめ処理により装着された状態については後述する。
The diameter of the
円筒部10の頂面11には、プレス加工処理により一回り(一周分)のねじ溝20が形成されている。このねじ溝20は、図1(a)(c)に示すように、穿孔された穴(後述する図2のひょうたん型に似た穴34)に対して、この部分に装着されるねじのねじ山一つ分に嵌合する形状にプレス加工処理で変形することにより形成するものである。孔(ねじ溝20)には段差吸収孔21を設けることで、この部分の存在によりねじ溝20に段差が形成できるように構成されている。
すなわち、ねじ溝20は、段差吸収孔21を隔てて一山に対応する段差を有するとともに、ねじ山の一山に対応する螺旋形状を有して構成されている。
On the
That is, the
円筒部10のフランジ部13側端に、プレス加工処理により4個の溝部14が形成されている。各溝部14は、円筒部10における互いに対向する位置に等間隔に形成され、それぞれが弓状の凹部を構成している。この溝部14は、後述するかしめ処理において、ねじ固定具1が被固定部材から抜け難くするためのものである。
また、円筒部10の内部には、ねじの先端部分が収納可能な空間部15が形成されている。円筒部10の長さは、ねじ固定具1に固定されるねじの長さや設計上必要な高さに応じて設定される。
Four
In addition, a
次に、上記構造のねじ固定具1の基本的な製造方法について、図2乃至図6を参照しながら説明する。
ねじ固定具1は、帯状板30を流れ作業で上型及び下型による垂直方向の複数回プレス加工することで、一端にフランジ部13を有し、他端にねじ溝20を有する円筒体とすることで形成される。
図2に示す一連の工程は、金属片から構成される帯状板30の上下に配置された上型及び下型の各プレ−ト(図示せず)を同期させて帯状板30に対して近接・離隔するようにし、各プレ−トによって帯状板30をクランプした状態において各工程を同時に実施し、工程終了後各プレ−トを離隔させ、帯状板30を所定の距離だけ図面右方向へ移動させ、各加工部分を次の工程へ順次移動させて行われる。
Next, a basic manufacturing method of the screw fixture 1 having the above structure will be described with reference to FIGS.
The screw fixture 1 includes a cylindrical body having a
The series of steps shown in FIG. 2 is performed in close proximity to the belt-
先ず、帯状板30に対して、図2(a)〜(d)における複数回のプレス加工(順送金型加工)により、一端が開口し他端に頂面を有する円筒体31,32,33を順次成型し、最終的には頂面11が形成された円筒部10を有するようにプレス処理が施される(本体形成工程)。この処理は、1回のプレス処理で所望の円筒体を得ることができないため、複数回のプレス加工を順次流れ作業的に行うことで、所望形状の円筒部10を有する円筒体を形成することが可能となる(図2(d))。
First,
次に、成型された円筒体の頂面11に、穴開けパンチ(図示せず)によって打ち抜くプレス加工により、ひょうたん型に似た穴34を穿孔する(孔形成工程)(図2(e))。
続いて、ひょうたん型に似た穴34を含む頂面11に対してプレス加工を行うことにより、ひょうたん型に似た穴34を変形させ、ねじ溝20及び段差吸収孔21を形成することで一回り(一周分)のねじ溝を構成する(ねじ溝加工工程)(図2(f))。
Next, a
Subsequently, by performing press working with respect to the
次に、円筒体の基部(帯状板30側)に、プレス加工処理によりそれぞれ対向するように配置された二対(四個)の溝部14を形成する(図2(g))。この溝部14の加工は、通常の垂直方向(上型・下型)によるプレス加工ではなく、下型にカム機構を水平方向に組み込んで、水平方向からプレス加工することで行う(溝部加工工程)。
Next, two pairs (four pieces) of
すなわち、図3に示すように、矢印の方向に帯状体30が移動する場合に、図2(g)の加工を行う下型110の所定のプレート111に対して、4つの押圧板103が円筒体10に対して水平方向から動作する二対のカム機構100が配設されている。この二対のカム機構100による水平動作の方向は、帯状体30の移動方向に対してそれぞれ45度傾斜し、水平動作同士は直角に交差するように配置されている。
That is, as shown in FIG. 3, when the
各カム機構100は、図3〜図5に示すように、下型110に連結されたカム機構本体101と、カム機構本体101内を移動するスライド体102と、スライド体102に対して固定された押圧板103と、上型120に連結されて鉛直方向に動作する連動板125を具備して構成されている。
上型120にはバネ等の緩衝手段123を介してプレート121がガイド部材124とともに移動可能に連結され、プレート121の下面に形成された円柱部122と、下型110のプレート111の上面に形成された円柱溝部112とにより、帯状体30に形成された円筒体10を内側面及び外側面で挟むようになっている。
As shown in FIGS. 3 to 5, each
A
スライド板102の端面には、他端側がカム機構本体の側部を貫通して外部に臨ませた止め軸104の一端側が固定され、カム機構本体の側部と止め軸104の頭部105との間にひっぱりバネ106が装着されることで、スライド板102を常時外側に付勢する(図5(a)の状態)ように構成されている。
押圧板103の先端には、円筒体10の基部に対して溝部14を刻設するための方形突出部107が形成されている。
連動体125とスライド板102との接触面はそれぞれ傾斜面125a、傾斜面102aが設けられ、連動体125による鉛直方向の移動が傾斜面同士が摺動することで水平方向の移動に変換できる(図5(b)の状態)ように構成されている。
また、連動体125は、上型120が鉛直方向に降下する場合に、プレート121に連動して降下するが、プレート121の円柱部122が帯状体30の円筒体10に挿入された後に、その下端傾斜面125aがスライド体102の傾斜面102aに当接するよう動作するように、連動体125及びプレート121の位置や緩衝手段123等を調整している。
One end side of the
At the front end of the
The contact surface between the interlocking
In addition, the interlocking
したがって、図6に示すように、プレート121の円柱部122が帯状体30の円筒体10に挿入された後に、ひっぱりバネ106に抗してスライド体103が移動し、その先端の方形突出部107が円筒体10の基部に当接し、内側面の位置を円柱部122で支持しながら押圧するので(図6(b))、円筒体10が押圧力により変形することなく、高精度に溝部14を形成することができる。
上記構造のカム機構100による円筒体10への溝14の製作は、円筒体10に対して四方向から行われるので、上型120及び下型110による1回のプレス加工で円筒体10の基部側面に四つの溝部14を形成できる。
Therefore, as shown in FIG. 6, after the
The production of the
そして、円筒体の周囲にフランジ部13の外周となる凹凸が繰り返される切り込み溝をプレス加工により形成する(図2(h))。
Then, a cut groove in which irregularities serving as the outer periphery of the
最後に、穴開けパンチ(図示せず)によって打ち抜くことで、帯状板30からねじ溝20が形成された円筒体を切り落すことで、製品としてのねじ固定具1を得るものである(図2(i))。
上記した一連の製造工程は、ねじ溝20及び溝部14の形成を含む一連の製造工程を全てプレス処理(順送金型加工)で行われるので、ねじ切り忘れを防止し、確実にねじ切り加工がされ、且つ、溝部14の存在により十分なかしめ強度が確保できる製品(プレス処理のみでねじ溝20及び溝部14が形成されたねじ固定具1)を得ることができる。
また、上記した製造方法によれば、円筒体10に対して四方向からカム機構100を動作させるプレス加工で溝部14を形成するので、比較的小さいプレス力で確実に溝部14を刻設することが可能となる。
Finally, by punching out with a punch (not shown), the cylindrical body in which the
Since the series of manufacturing processes described above are all performed by press processing (sequential die processing) including the formation of the
In addition, according to the manufacturing method described above, since the
上記製造方法では、円筒体10に対して四方向からカム機構100を動作させてプレス加工を行うようにしたが、対向する二方向のみからのカム機構によるプレスにより溝部14を構成するようにしてもよい。この場合、押圧板103の先端形状を所望の形状とすることにより、例えば図7に示すような円筒部10の大部分が凹状となる二個の溝部14を形成することも可能となる。この例の場合、円筒体10の溝部14は、円筒部10の表面において、二個の表面部10a以外の部分に凹部を構成するようにしている。
また、各例では溝部を複数個形成するようにしたが、円筒部の全周に亘って凹部となるようにプレス加工で形成されるものであってもよい。
図7のねじ固定具の他の部分については、図1のねじ固定具と同じ構成であるので、同一符号を付して説明を省略する。
In the manufacturing method described above, the
In each example, a plurality of groove portions are formed. However, the groove portions may be formed by pressing so as to form a recess over the entire circumference of the cylindrical portion.
The other parts of the screw fixture of FIG. 7 have the same configuration as the screw fixture of FIG.
続いて、上記したねじ固定具1の使用の仕方について、図8及び図9を参照しながら説明する。
ねじ固定具1は、液晶テレビ等の本体フレーム50に回路基板60を装着するためのものであり、例えば回路基板60の四隅等に対応する複数個所に用いられる。
Next, how to use the above-described screw fixture 1 will be described with reference to FIGS. 8 and 9.
The screw fixture 1 is for mounting the
先ず、本体フレーム50に形成された複数の穴51に、それぞれねじ固定具1をその頂面11側から挿入する(図8(a))。ねじ固定具1のフランジ部13の直径は穴51より大きく形成されているので、フランジ部13が本体フレーム50の裏面に当接する。
この状態で、当て板100に配置されたねじ固定具1を本体フレーム50側から押し付けることで、フランジ部13が穴51へ押し込まれ、フランジ部13の周囲が本体フレーム50側に埋没される(図8(b)、図9(a))。この時、本体フレーム50の板の肉厚が溝部14に膨出55して入り込み、フランジ部13の下面が本体フレーム50の裏面と同一平面となるように、本体フレーム50に対してねじ固定具1がかしめ処理45により固定される(図8(c)、図9(b))。
First, the screw fixture 1 is inserted into each of the plurality of
In this state, by pressing the screw fixture 1 arranged on the
固定されたねじ固定具1上に回路基板60を設置し、回路基板60に設けられた孔61とねじ固定具1の頂面11部分を合わせ、ワッシャー80を介在させてねじ70を装着する。回路基板60に形成された孔61は、ねじ70のねじ径より大きく形成されているので、ねじ70のねじ山は、ねじ固定具1のねじ溝20にのみ嵌合し、ねじ70を螺進させることで嵌合箇所(一つの谷部)がねじ根元側に移動し、ねじ固定具1と回路基板60との間でねじ70が締結される(図8(d))。
ねじの嵌合箇所は、図8(d)に示すように、ねじ山の一つの谷部71がねじ溝20に位置し、谷部71に対して下側のねじ山頂上線がねじ溝20に沿って当接することで、ねじ固定具1に対してねじ70が固定される。
The
As shown in FIG. 8 (d), the screw fitting position is such that one
上記したねじ固定具1の構造によれば、ねじ70が螺着するねじ溝20を一連のプレス加工処理による一回り(一周分)のねじ溝20で形成するので、ねじ溝20が確実に形成されたねじ固定具1を得ることができるとともに、溝部14の存在により十分なかしめ強度が確保できるので、従来例で述べたように、本体フレーム50にねじ固定具1を装着した段階で不良品が発生することがなく、無駄になる部材の発生を防止することができる。
According to the structure of the screw fixture 1 described above, the
1 ねじ固定具
10 円筒部
11 頂面
13 フランジ部
14 溝部
15 空間部
20 ねじ溝
21 段差吸収孔
30 帯状板
34 穴
45 かしめ処理
50 本体フレーム
60 回路基板
70 ねじ
71 谷部
100 カム機構
101 カム機構本体
102 スライド体
103 押圧板
107 方形突出部
110 下型
111 プレート
112 円柱溝部
120 上型
121 プレート
122 円柱部
123 緩衝手段
125 連動体
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
一端が開口し他端に頂面を有する円筒状となるように前記上型及び下型による複数回のプレス加工で円筒体を形成する本体形成工程と、
前記円筒体の頂面にプレス加工で穴を穿孔する孔形成工程と、
前記穴が形成された頂面に段差吸収孔を備えた一回り(一周分)のねじ溝をプレス加工で形成するねじ溝加工工程と、
所定の下型のプレートに対して、対応する上型のプレートの鉛直方向の動きを水平方向の動きに変換して対向動作するカム機構を組み込んで、前記円筒体に対して対向する水平方向からプレス加工することにより、前記円筒体の基部側面にプレス加工処理により溝部を形成する溝部加工工程と、
前記帯状板からねじ溝が形成された円筒体を周囲にフランジ部を有するように切り落とす切り落し加工工程と、
を具備することを特徴とするねじ固定具の製造方法。 A method of manufacturing a cylindrical screw fixture having a flange portion at one end and a thread groove at the other end by performing a plurality of vertical press operations by an upper die and a lower die in a flow operation on a strip plate,
A main body forming step of forming a cylindrical body by a plurality of press operations by the upper mold and the lower mold so that one end is open and the other end has a top surface;
A hole forming step of drilling a hole in the top surface of the cylindrical body by pressing; and
A thread groove processing step of forming a single thread (for one round) with a step absorption hole on the top surface where the hole is formed by press working; and
Incorporating a cam mechanism that opposes the predetermined lower plate by converting the vertical movement of the corresponding upper plate into a horizontal movement from the horizontal direction facing the cylindrical body. A groove processing step of forming a groove by press processing on the base side surface of the cylindrical body by pressing;
A cutting process step of cutting a cylindrical body in which a thread groove is formed from the belt-like plate so as to have a flange portion around it,
The manufacturing method of the screw fixing tool characterized by the above-mentioned.
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