JP5011146B2 - 高速光パルス位置変調技術と同技術に基づく光通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、パルス位置変調(Pulse Position Modulation)技術及び光通信システムに関する。本明細書に提示するシステム及び方法は、例えば、深宇宙における衛星との通信に極めて適したものである。
現在のところ、地上局と深宇宙における衛星に搭載される端末との通信を提供するために、主に高周波(RF)リンクが用いられている。このような通信システムでは、典型的には、一方の端末は衛星側に取り付けられ、他方の端末は地上をベースとする端末又は地球により近い軌道上の第2の衛星に搭載される端末の何れかである。
しかしながら、様々な研究者及び開発者は現在、光リンクを開発することにより、衛星への深宇宙通信をサポートしている。
これらの2つの通信端末間の距離が長いほど、リンクバジェットはより慎重に設計されなければならない。特に、ダウンリンクバジェット、すなわち深宇宙における衛星と地上ベースの端末又はより低い軌道にある端末との間のリンクのバジェットは、多大な注意を払って設計されなければならない。
しかしながら、光チャンネルを例えば霧や雲によって妨害されても高いデータ率で確実に伝送できる光リンクが必要とされる状況が、他にも多く存在する。
本発明の目的は、2つの遠隔端末間の距離が非常に長く、かつ/又は信号対雑音比が極めて小さいときにもロバストな通信が可能な、2つの遠隔端末間で通信するための通信システムを提供することにある。
本発明によれば、2つの光学端末間で通信するための光通信システムが提供され、両方の端末では、十分なエネルギーを有する光信号を放射できるようにパワーレーザ光源が用いられる。
光電力変換(Opto-electrical power conversion)の物理学によって、受信される光パワーPOPTは、光検出器の出力部においてPOPTに比例する電流IELに変えられる。電流IELは、情報信号の復調に利用できる電気信号パワー
[数1]
EL≒(IEL
をもたらす。光電力変換のこの「二乗則」の性質は、パルスのピークパワーが大きい場合に特に功を奏する。持続時間TSLOTを有する狭いパルスにおける大きい帯域幅BWEL
Figure 0005011146
に起因する大きな電気雑音パワーが存在しても、電気信号パワーは、電気雑音パワーの線形の増大に勝る二乗則によって増大する。例えば、パルススロットの持続時間を10分の1に短縮すれば、帯域幅BWELも同様に同じくほぼ10倍になり、その結果生じる電気雑音パワーの量は10倍になる。一方、電気信号パワーPELは100倍になり、この結果、電気的なSNRの全体の利得は10倍になる。RF技術においては、より狭いスロット内でRF信号のパルスのピークパワーを増大するときには、電気信号パワーは単に線形に増大するだけであり、より大きい帯域幅が必要とされることに起因して電気雑音パワーも同量だけ増大するので、結果的にSNR利得は得られない。
本発明によれば、生データ率の増大を促進し、妨害される光チャンネルにおいて従来のPPMチャンネルにおいて伝送可能なデータに比較してより多くのデータを伝送できるようにする新規のパルス位置変調(PPM)技術が提供される。
適正に設計されれば、この新規のPPM技術を用いて、オン−オフキーイング(OOK(On-Off-Keying))の場合に可能であるデータ率より大きいデータ率でデータを伝送できる。
以下、本発明及びそのさらなる目的及び優位点をより完全に記述するために、添付の図面に関連して説明を行なう。
本明細書に関連して用いられる用語は、関連の公報及び特許でも用いられている。しかしながら、これらの用語の使用は単により良い理解のためのものである点は留意されるべきである。本発明に係る考案及びクレームの保護範囲は、これらの用語の特定の選択によってその解釈を制限するものではない。本発明は、別の構成要素を追加することなく、他の概念体系及び/又は専門分野に移行されてもよい。他の専門分野では、これらの用語は適宜適用されるべきである。
本明細書を通じて、同一及び同様の構成要素又は特徴のみならず、機能的に同様の構成要素又は特徴には同じ参照数字が用いられる。
本明細書において光チャンネル(optical channels)というとき、これは無誘導の(unguided)チャンネルを意味する。チャンネルは、リンク又は接続である。アップリンク及びダウンリンクのみならず、第1、第2、等々の用語は単に、読者が本発明をより良くかつより容易に理解できるようにするために用いられる。これらの表現及び用語は、保護の範囲を制限するためのものではない。
本発明は、1つのアップリンク送信機が、1つの入力部及び1つの出力部を有するチャンネルを介して、1つのアップリンク受信機と通信するポイントツーポイントの通信システムに関する。本システムは、1つのダウンリンク受信機にデータを通信で送信する1つのダウンリンク送信機をまた備えてもよい。しかしながら、本システムは1つの送信機のみに限定されない。例えば、波長分割多重によってマルチチャンネルの伝送が実現される場合もある。
以下の各項目において、本発明の基礎を成す概念を提示する。
光通信技術.
光チャンネルリンクの性能を、選択された技術の向上によって如何に改善できるかを決定する評価が行われている。リンク性能の向上に関する基準は、従来技術において達成されているリンクマージンと同じリンクマージンを引き続き維持したままで光チャンネルリンクによってサポートされ得るリンク容量の増大(すなわち、増大されたデータ率及び/又は距離)である。リンク容量を増大させると考えられるオプションについて以下の細目で説明する。
本発明は、新規かつ極めて強力なパルス位置変調技術に関する。以下、これらの様々な技術を明らかにする。
短縮されたブランク時間とアルファベットサイズ.
パルス位置変調(PPM)技術におけるブランク時間TBLANK及び/又はアルファベットサイズMを短縮することにより、シンボル周期
[数2]
SYMB=TBLANK+M・TSLOT
を短縮できる。これにより、光チャンネルリンクを介して転送され得る生データ率
[数3]
RAW=log(M)/TSYMB
は増大する。しかしながら、ピーク対平均電力比(peak-to-average power ratio)TSYMB/TSLOTも低減される。これにより、当面の光チャンネルの許容可能な光伝送電力及び経路損失を鑑みると、光チャンネルリンクを介する確実な通信が不可能にされる場合がある(負のリンクマージン)。
短縮されたスロット時間.
PPM技術におけるスロット時間TSLOTを短縮すれば、シンボル周期
[数4]
SYMB=TBLANK+M・TSLOT
が短縮される。これにより、光チャンネルリンクを介して転送され得る生データ率
[数5]
RAW=log(M)/TSYMB
は増大し、一方、ピーク対平均電力比TSYMB/TSLOTは、TBLANKとM・TSLOTとの比に依存して増大する。しかしながら、光チャンネルリンクの、1/TSLOTに比例する信号帯域幅の増加は、受信機におけるより大きい信号対雑音比(SNR)を必要とする。これにより、また、光チャンネルリンクを介する確実な通信が不可能にされる場合がある(負のリンクマージン)。信号帯域幅1/TSLOTの増加による受信機におけるSNRの増大は、M・TSLOTより小さいブランク時間TBLANKに関するピーク対平均電力比TSYMB/TSLOTの増大に勝る。すなわち、TSLOTを短縮するとリンクマージンは減少する。TBLANKがM・TSLOTに比較して大きいときは、TSLOTを短縮するとリンクマージンは増大する。何れの場合も、短縮されたスロット時間TSLOTを実施する場合の主たる問題点は、光チャンネルリンクのハードウェアの構成要素が、増大された信号帯域幅1/TSLOTをサポートしないことにある。
D次元のPPM.
特別のPPMビットツーシンボルマッピングを定義することにより、光チャンネルリンクを介して転送され得る生データ率RRAWを増大してもよい。例えば、差動PPM(Diff-PPM)を用いるときは、連続する2つのパルス間の遅延はTBLANKからTBLANK+M・TSLOTまでの範囲であり、変調シンボルsは時間ギャップを符号化する。これにより、非一定のシンボル周期TSYMBは平均して
[数6]
BLANK+M/2・TSLOT
に等しくなる。達成可能な生のビットレートは、
[数7]
RAW,PPM=log(M)/(TBLANK+M・TSLOT
から
[数8]
RAWDiff−PPM=log(M)/(TBLANK+M/2・TSLOT
に著しく大きくなる。ブランク時間TBLANKが小さくなるとき、RRAW,Diff−PPMとRRAW,PPMとの間の比は、2まで大きくなり得る。しかしながら、データ依存のシンボル周期TSYMBは、光チャンネルリンクの送信機及び受信機におけるより複雑な符号化及び復号化をそれぞれ必要とする。また、Diff−PPM復号器は典型的に誤り伝搬に弱いので、Diff−PPMを用いてデータを確実に通信するために必要とされる受信機におけるSNRは、PPMを用いる場合より大きい。最後に、フレームを構成する複数のパルスの大部分は互いにかなり近接して位置づけられる可能性があり(クラスタリング)、光チャンネルの送信機における増幅器を過負荷にする可能性がある。
上記PPM技術に関して説明したこれらの問題点は、概念的には従来のPPMと差動PPMとの間にあるPPM技術を選択することによって回避することができる。図1は、従来の通信リンクの解決方法に用いられるPPM技術(ベースラインPPMと呼ばれる)を示し、持続時間TSYMBを有するPPMシンボルは、持続時間TSLOTを有するM個のタイムスロットと、持続時間TBLANKを有するブランク時間とから構成される。PPMシンボルは、M個のタイムスロットのうちの何れか1つに位置づけられるパルス11を正確に1つ伝送する。従って、光チャンネルリンクの生データ率RRAWは、
[数9]
RAW=log(P)/TSYMB
になる。ここで、PはPPMシンボルに組み込まれる異なるパルスパターンの数である。明らかに、このようなパターンはM個存在し、すなわち、パルス11は1番目のタイムスロット、2番目のタイムスロット,…又はM番目のタイムスロットに位置づけられる。従って、生データ率RRAW
[数10]
log(M)/TSYMB
に等しくなる。
図2は、D=3のときのD次元のPPM技術を示す。この技術におけるPPMシンボルは持続時間TSYMBを有し、持続時間TSLOTを有するS=D・(M+B)個のタイムスロットから構成される。ここで、TBLANKはTSLOTの倍数、すなわち
[数11]
BLANK=B・TSLOT
であると仮定されている。但し、B=0,1,…である。PPMシンボルは、可能なS個のタイムスロットのうちのD個に位置づけられる正確にD個のパルスを伝送する。ハイパワーの光通信装置等の所定の通信装置は、連続する2つのパルス間の時間が少なくともTBLANKでなければならず、最後のパルス11はPPMシンボルの終わりから少なくともTBLANKは離れていなければならないという制約を受ける。長い距離をブリッジするために、又は妨害が生じた場合に受信機側で十分な光パワーが受信されることを保証するためにハイパワーのレーザが用いられるので、この制約は本発明に係る送信機にも与えられる。従って、光チャンネルリンクの生データ率RRAWは、
[数12]
RAW=log(P)/TSYMB
になる。但し、
Figure 0005011146
及び
[数13]
SYMB=D・(M+B)・TSLOT
である。
D=1を選択すると、図1に示す通信リンクのベースラインの解決方法であるPPM技術になり、P=Mである。次元Dを大きくすると、生データ率RRAWはDに対して単調増加する。最終的に、差動PPM技術の生のビットレートは、Dが無限大に近づくときに達成される。このPPM技術の明らかな優位点は、PPMシンボルが一定でデータに対して独立のシンボル持続時間TSYMBを有すること及び復号器が誤り伝搬に害されないことにある。連続する複数のパルスのクラスタリングは、パラメータD及びBを正しく選択することによって完全に制御される。最後に、光チャンネルリンクの信号帯域幅は変更されず、すなわち、データ率の増大はリンクハードウェアを変更することなく、かつさらには上記リンクを介して確実に通信するために必要な受信機のSNRを大幅に大きくすることなく達成される。
オーバーラップするパルスと組み合わせられたPPM.
上述したように、PPM技術におけるスロット時間TSLOTを短縮すると、シンボル周期
[数14]
SYMB=TBLANK+M・TSLOT
が短くなり、光チャンネルリンクを介して転送され得る生データ率
[数15]
RAW=log(M)/TSYMB
は増大する。しかしながら、光チャンネルリンクの信号帯域幅の増大は、光チャンネルリンクに用いられるパルスの幅TPULSEを一定に保つことによって回避することができる。これにより、図3に示すように、持続時間TSYMBを有するPPMシンボルにおけるM個のタイムスロットのうちの何れかに属する複数のパルス11の形状は、互いにオーバーラップする。この例示的なPPMシンボルでは、TSLOTとTPULSEとの間の比は1/3である。TPULSEより小さいスロット時間TSLOTを用いる光チャンネルリンクの生データ率RRAWは、やはりlog(M)/TSYMBである。データ率の増大は、最大で上記割合TPULSE/TSLOTに等しい。この最大値は、TBLANK=0のときに達成される。従って、オーバーラップするパルスと組み合わせられたPPM技術を用いることは、同じシステム帯域幅の光チャンネルリンクにおいて生データ率を途方もなく増大させ、すなわち、ハードウェアは、より大きい信号帯域幅をサポートするより強力な構成要素で置き換えられてはならない。従って、オーバーラップするパルスと組み合わせられたPPM技術は、本発明の目的にとって好ましいPPM技術である。本明細書に提示している他のPPM技術及び実施形態は何れも、オーバーラップするパルスと組み合わせられたこのPPM技術の上に構築されるもの、又は上記PPM技術から導出されるものである。
しかしながら、特定のタイムスロットに対応するパルス11は、当該タイムスロットに隣接するスロットとオーバーラップするので、リンクを介して確実に通信するために必要な受信機のSNRは大きくなる。隣接するパルスの正確な位置の検出において誤りの発生を克服する方法は、非対称の前方誤り訂正(FEC(Forward Error Correction))符号化技術(集合分割(set partitioning)、マルチレベル符号化)の適用であり、これは、PPMシンボルにおける特定のパルスの近傍のパルスをラベリングするビットを、より遠く離れたタイムスロット内のパルスをラベリングするビットより強く保護するものである。従って、本発明の好ましい一実施形態では、オーバーラップするパルスと組み合わせられたPPM技術は非対称のFEC符号化技術と共に用いられる。
オーバーラップするパルスと組み合わせられたD次元のPPM.
別の実施形態では、オーバーラップするパルスを用いるPPM技術が上述のD次元のPPMと組み合わされる。この組合せを図4に示す。これにより、生データ率はさらに増大する。
振幅変調と組み合わせられたPPM.
本発明のさらに別の実施形態は、別の方策を用いて実施される。この方策は、光チャンネルリンクの容量を高めるために提案されるものであり、すなわち、前の項目で紹介したオーバーラップするパルスと組み合わせられたPPM技術に振幅変調(AM)を組み合わせるものである。ここで、PPMシンボル内の各パルス11は、A=1,2,…の振幅レベルをとることができる。図5は、A=2の振幅変調(AM)と組み合わせられた、通信リンクのベースラインの解決方法に用いられるPPM技術を示す。従って、光チャンネルリンクの生データ率RRAWは、
[数16]
RAW=log(A・M)/TSYMB
になる。
しかしながら、上述したオーバーラップパルス技術と組み合わせられたPPMと同様に、振幅変調されたパルスは検出誤りが生じやすいので、リンクを介して確実に通信するために必要な受信機におけるSNRは高まる。先の手法と同様に、隣接するパルスの正確な位置の検出において誤りの発生を克服する方法は、非対称の前方誤り訂正(FEC)符号化技術の適用であり、これは、PPMシンボルにおける特定のパルスの近傍のパルスをラベリングするビットを、より遠く離れたタイムスロット内のパルスをラベリングするビットより強く保護するものである。
振幅変調と組み合わせられたD次元のPPM.
図6に示すように、上述したD次元のPPMも同じく、振幅変調(AM)と組み合わせることができる。図6は、A=2のときのAMと組み合わせられた3次元のPPMを示す。従って、光チャンネルリンクの生データ率RRAWは、
[数17]
RAW=log(P)/TSYMB
になる。但し、
Figure 0005011146
及び
[数18]
SYMB=D・(M+B)・TSLOT
である。
D=A=1を選択すると、図1に示す通信リンクの従来の解決方法であるPPM技術がもたらされ、P=Mである。このPPM技術は、D次元のPPMの優位点(一定のシンボル持続時間TSYMB、誤り伝搬がないこと、パルス11の制御されたクラスタリング、一定の信号帯域幅)と振幅変調によるデータ率の向上とを組み合わせる。
以下、これらの考慮事項の一部として、別の適切な本発明に係るPPM変調技術を提示する。
振幅変調及びオーバーラップするパルスと組み合わせられたD次元のPPM.
図7に示すように、現時点で好ましい一実施形態では、振幅変調と組み合わせられたD次元のPPMと、オーバーラップするパルスと組み合わせられたPPMとの組み合わせが用いられ、これにより、生データ率がさらに大きくなる。
本発明に基づく手法の利点の一例として、通常の一次元のPPMではなく、A=4のときの振幅変調及びTPULSE/TSLOT=4のときのオーバーラップするパルスと組み合わせられたD次元のPPMを用いた結果としてもたらされる光チャンネルリンクの生データ率の改善は、175Mbps/40Mbps−1=337%と計算することができる。これは、生データ率の3倍以上の改善を達成できることを意味する。
この本発明に係るPPM変調技術による様々な効果的な方法は、請求項1から13までに記載されている。
実施例(実施形態).
次に、本発明の基本的な機能を第1の実施形態のコンテキストにおいて説明する。図8は、レーザ通信システムの実施形態を概略的に示す。本図から分かるように、レーザ通信システム10は、第1及び第2の送受信機20,30の間に当2つの光チャンネルA,Bを確立するために、第1の送受信機20と第2の送受信機30とを備える。
図9は、上記レーザ通信システムを詳述したものである。本発明によれば、第1の送受信機20は、符号器29により符号化された複数の光パルス位置変調信号を上記光チャンネルのうちの第1のチャンネルAに送信するためのレーザ光源22を有する第1の送信機T1を備える。さらに、第1の送受信機20は、フォトダイオード等の光子検出器35と、PPM復調器とPPM検出器40とを含む、複数のPPMシンボルを受信するための受信機R1を備える。また、図8が示す第2の送受信機30は、符号器29’により符号化された複数の光パルス位置変調信号を第2の光チャンネルBに送信するためのレーザ光源22’を有する第2の送信機T2を備える。さらに、第2の送受信機30は、フォトダイオード等の光子検出器35’と、PPM復調器と、PPM検出器40’とを含むPPMシンボルを受信するための受信機R2を備える。
以下、システム10の主要な構成要素について説明する。
PPM符号器29/29’の実装.
図10は、送信機T1/T2におけるPPM符号器29/29’の一般的な実装を示す。複数のデータビットをグループ分けすることにより、一連のインデックス(インデックス列)cを生じさせる。ビットインタリーバ21において、各インデックスcは、置換関数p(・)を用いて新しいインデックス値p(c)にマッピングされる。最後に、置換された各インデックスp(c)は、D次元のPPMシンボル内のD個のパルス位置を示すシンボルインデックス集合{s,s,…,s}にマッピングされる。このマッピングは、シンボルマッパ23によって実現される。
本発明によれば、PPMシンボル内のパルス11の位置(タイムスロット)の総数はS=D・(M+B)である。但し、Bはブランクタイムスロットの数である。従って、シンボルインデックスsはアルファベット{0,1,…,S−1}からの値をとることになる。ここで、位置のカウントは0から始まる。パルス11の位置の配置として可能性のあるものの数Pは、
Figure 0005011146
である。
従って、インデックスcのみならずp(c)は、アルファベット{0,1,…,P−1}からの値をとることになる。実際には、光チャンネルの送信機は、cのアルファベットサイズのみならずp(c)のアルファベットサイズを2の累乗であるように制限する。この場合、複数のデータビットはインデックスcに、容易にマッピングされる。
PPMがAMと組み合わされる場合、A個の振幅レベルを符号化する最も容易な方法は、単に符号化されるべき複数のデータビットのうちの幾つかを取り込んで、振幅レベルを直接的に変調するというものである。この方法は、Aが2の累乗である限り効果がある。
PPM検出器40/40’の実装.
図11は、光チャンネルの受信機におけるPPM検出器40/40’の一般的な実装を示す。このオールデジタル検出器は、光チャンネルの送信機においてPPM符号器により符号化された複数のビットに関する複数の対数尤度比(LLRs(log-likelihood ratios))を提供する。下記の項目では、その構成要素について説明する。この検出器を本発明に係る任意のPPM技術へ適用できる点は、留意されるべきである。
通信リンクのアルゴリズム的記述.
本項では、レーザ通信システム10の通信サブシステムの機能ブロックをアルゴリズムレベルで説明する。完全なシステム10の機能ブロックについては、先項で紹介した。図12及び13は、通信リンクの機能ブロックをアルゴリズムレベルで示している。
通信サブシステムはポイントツーポイントの通信を実行する。すなわち、1つの送信機T1又はT2は、データを、1つの入力と1つの出力とを有するチャンネルA又はBを介して1つの受信機R1又はR2に通信で送信する。通信送信電子回路は、アルファベット{0,1}からの複数のデータビットbをアルファベット{0,1,…,S−1}からの複数のシンボルsにマッピングし、各シンボルsにアナログ波形s(t)を割り当てる。このマッピングには、FEC符号器26、ビットインタリーバ21、シンボルマッパ23及びフレーム発生器24が関与する。波形s(t)はレーザ変調器電子回路上のレーザドライバ回路を変調し、これにより、レーザダイオードマウント上のレーザダイオード22/22’が駆動される。レーザダイオード22/22’の出力信号は光ファイバ増幅器(OFA(Optical Fiber Amplifier))によって増幅され、これにより最終的に通信リンクの光出力信号が提供される。
通信リンクで情報を伝送するためのこの変調技術は、本願の先行する項目で説明した様々な本発明に係るパルス位置変調(PPM)技術のうちの1つである。
送信機の機能ブロック.
本項では、本発明に係るレーザ通信システムの通信リンクの送信機セクションの主要な機能ブロックについて、図12を参照して説明する。
FEC符号器26.
本通信リンクは、データストリームに冗長性を加えることによって複数のデータビットbを複数の符号ビットcに符号化する前方誤り訂正(FEC)技術を実施する。これにより、受信機R1又はR2における伝送誤りを検出し補正できるようになる。本発明によれば、設計の時間及びリスクを最小限に抑えるターボプロダクトコード(Turbo product code)のIPコアが好ましい。図14は、FEC技術におけるこのクラスの符号器の一例を示す。
ビットインタリーバ21.
レーザ通信システムの送信機T1/T2と受信機R1/R2との間の光チャンネルは、例えば、空気中の乱気流に起因する大気フェージング(atmospheric fades)による被害を受ける。すなわち、受信機におけるSNRは、確実な通信に必要な最低レベルより小さくなりうる。振幅のフェージングは、光リンクバジェットがこのフェージングを十分に考慮していない限り、通信リンクの性能をひどく損なう可能性がある。しかしながら、利用可能な光伝送パワーの場合はそうはならない。そうではなく、フェージングは、十分な長さの符号ビットシーケンス{c}をインデックス置換関数π(n)を用いてシャッフルするビットインタリーバ21を用いて平均される。すなわち、インタリーブの後、符号化されたビットは順序を変えられて、シーケンス{cπ(n)}にされる。
シンボルマッピング23.
図12に示す通信リンクの送信機ブロックにおけるシンボルマッパ23は、アルファベット{0,1}からのインタリーブされた複数の符号化されたビットcπ(n)を、アルファベット{0,1,…,S−1}からの複数のシンボルsにマッピングする。シンボルsは、シンボル周期TSYMB内のレーザパルス11の位置を示す。
フレーム発生器24.
図12に示す通信リンクブロック図の送信機におけるフレーム発生器24のブロックは、i=1,2,…,LDATAであるシンボルsのシーケンスを取り込み、フレームの、長さLDATAを有するペイロードセクションの前後に別のシンボルを追加することにより、受信機が当該フレームを検出及び識別することを援助する。図15は、光チャンネルリンクに適用されるフレームフォーマットを示す。
受信機の複数の機能ブロック.
本項では、図13に示すレーザ通信システムの受信機の主要な機能ブロックについて説明する。
アバランシェフォトダイオード35/35’.
図13における受信機チェーンの第1の構成要素は、受信機フロントエンド電子回路上のADP−TIAモジュール35/35’である。ADP−TIAモジュール35/35’は、トランスインピーダンス増幅器(TIA(trans-impedance amplifier))と結合されたアバランシェフォトダイオード(APD(avalanche photo diode))である。APD−TIAモジュールは、受信される光パワーを電力に変換する。
低雑音増幅器36及び可変利得増幅器37.
受信機フロントエンド電子回路上の低雑音増幅器(LNA)36及び可変利得増幅器(VGA)37は、受信信号の電圧を増幅する。VGAの増幅(又は減衰)は、受信機デジタル電子回路のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)上で実行されるソフトウェアを介して制御可能である。このソフトウェアは、受信信号を、当該受信信号をサンプリングするアナログ/デジタル変換器(ADC)31のダイナミックレンジに適応させる。
アンチエイリアシングフィルタ39及びアナログ/デジタル変換器(ADC)31.
VGA37とADC31との間には、サンプリング中に生じるエイリアシングを最小限に抑えるアンチエイリアシングフィルタ39が存在する。ADC31のサンプル周波数は、光チャンネルリンクのスロット時間TSLOTに関連するものである必要はなく、受信信号の信号帯域幅の少なくとも2倍であるだけでよい。
フレーム及びシンボル検出器32,33.
図11は、受信機プロセスチェーン(図13参照)におけるフレーム及びシンボル検出器32及びシンボルデマッパ33のブロック図を示す。このブロック32がなければ、受信信号を適正かつ確実に処理することは不可能であると思われるので、フレーム及びシンボル検出器32は本発明の必須の構成要素である。この2つのブロック32及び33は、受信機デジタル電子回路のFPGA上のデジタル領域に完全に実装される。フレーム及びシンボル検出器ブロック32の出力信号r(i)は、時間i・TSLOTのタイムスロットにおいて受信された信号がパルス11を含んでいたかどうかの尤度に関する情報を含む。シンボルデマッパ33の出力における対数尤度比(LLR)Lは、受信された信号が情報を含むときの、インデックスnを有する符号ビットcが各々0又は1であった尤度の対数の比である。
パルス検出及びスロット時間回復アルゴリズム.
フレーム及びシンボル検出器ブロック32の最も重要なタスクは、パルス11の検出及びスロット時間回復のアルゴリズムにある。この機能部分の目的は、受信されるパルス11を最小の誤り確率で検出できるように整合フィルタリングを実行し、ローカルなスロット時間が送信機のスロット時間と等しくなるように、受信されるパルスと整合フィルタパルステンプレートとの位相差(この場合は時間遅延)を追跡することにある。図11は、複数の整合フィルタ41と、複数の位相検出器44と、複数のダウンサンプラと、複数のサンプル合成器と、低域通過フィルタと、積分器と、最後のサンプル制御ブロックとから構成される最も重要なパルス検出及びスロット時間回復アルゴリズムブロックを示す。フレーム及びシンボル検出器ブロックに実装されるこのパルス検出及びパルススロット時間回復アルゴリズムは、整合フィルタのインパルス応答h(n)及び位相検出器のインパルス応答g(n)をADC31のサンプル周期より遙かに短い遅延分解能Δtでシフトできることを要求する。この機能を実装するものとして考えられる1つの方法は、インパルス応答hΔt(n)及びgΔt(n)有する整合フィルタ41及び位相検出器44のバンクを、様々なΔtに関してインスタンス化(事例化)することである。サンプリングされた受信信号をフィルタバンク内の全てのフィルタで濾波した後、所望されるΔtに従って正しい出力が選ばれる。しかしながら、ADCサンプル周期の約10分の1であるべき要求される遅延分解能でこのフィルタバンクを実装することは、消費されるハードウェアリソースが大量であるので極めて困難である。代わりに、フィルタバンクはインパルス応答hΔt(n)及びgΔt(n)線形近似を用いて実装される。
[数19]
Δt(n)=a(n)+b(n)Δt
[数20]
Δt(n)=c(n)+d(n)Δt
この近似は、整合フィルタのインパルス応答a(n)及びb(n)及び位相検出器のインパルス応答c(n)及びd(n)を有する4つのフィルタの実装を必要とするだけである。達成可能な遅延分解能Δtは任意の小ささであり、フレーム及びシンボル検出器ブロック32のFPGA実装における有限ワード幅演算(finite word width arithmetic)によってのみ制限される。
利得制御アルゴリズム.
フレーム及びシンボル検出器ブロック32の第1のタスクは、受信機電子回路上のVGA37の利得の制御である。この機能部分の目的は、受信信号のピークがADC31の動作範囲に適合する所定の電圧範囲内にあると確認することにある。
プリアンブル検出アルゴリズム.
プリアンブル検出アルゴリズムの目的は、受信信号サンプル内の伝送フレームのプリアンブル12を発見し送信機T1/T2と受信機R1/R2との間の粗いスロット時間同期を確立することにある。図11は、プリアンブルフィルタバンクとプリアンブル検出器とを備えた最も重要なプリアンブル検出アルゴリズムのブロックを示す。
シンクワード(syncword。同期ワードともいう。)検出アルゴリズム.
シンクワード検出アルゴリズムの目的は、受信信号サンプル内の伝送フレームのシンクワード13を発見することにある。図11は、このシンクワード検出アルゴリズムを単一のブロックとして示す。
シンボルデマッパ33.
図11は、図13に提示する受信機プロセスチェーンの一部であるシンボルデマッパ33を示す。シンボルデマッパ33は、時間i・TSLOTのタイムスロットにおける受信信号がパルス11を含んでいたかどうかの尤度に関する情報を含むフレーム及びシンボル検出器ブロック32の出力サンプルr(i)を処理する。複数のサンプルr(i)のインデックスカウンタi=0,1,…,は、ヘッダ14の受信直後のフレームのペイロード15の受信とともに開始する。
ビットデインタリーバ34及びFEC復号器.
図13に示された受信機プロセスチェーンにおけるビットデインタリーバ34は、シンボルデマッパ33から提供される複数のLLRであるLを、置換関数π−1(n)に従って順序付ける。この関数は、光チャンネルリンクの送信機内のビットインタリーバ11によって用いられる置換関数π(n)の逆数である。
図13の受信機プロセスチェーンにおけるFEC復号器は、ターボプロダクトコード(TPC(Turbo Product Code))符号化された複数のデータビットbを繰り返し復号して復号された複数のデータビットvをもたらすための、「商用オフザシェルフ」(COTS(Commercial-Off-The-Shelf))ソフトウェアのIPコアであってもよい。実行に当たって、上記コアは、シンボルデマッパ33によって(デインタリーブの後に)提供される、複数の符号ビットcに関する複数のLLRを要求する。
適用可能性の分野.
本発明に係る通信システムは、衛星間リンク、空対空又は深宇宙通信等の異なる種類のリンクに用いられてもよい。
宇宙船への適用.
本項では、光通信システムの送信機の宇宙船における実装について説明する。宇宙船の電子回路は飛行に適したものでなければならないので、この実装は地上での適用とは異なる。何れにしても、宇宙船の送信機に実装されるアルゴリズム的機能は同じである。本発明の一実施形態によれば、光通信リンクの受信機は地上に位置づけられる。図16は、光通信システムのための宇宙船電子回路を示すブロック図である。
電源(PS)55は、宇宙船により供給される供給電圧を、通信送信電子回路(CTE)57及びレーザ変調器電子回路(LME)56に必要な電圧に変換する。光リンクにより伝送されるべきデータは、リンク送信機の要求を満たすのに十分なデータ率(数十Mbps)をもたらすユーザデータインタフェース51を介して送信機に提供される。送信機は、ターミナルコントロール(TECO(TErminal COntrol))インタフェース58を介して構成される。
CTE57は、送信機T1/T2の制御及び信号処理機能の全てを実装するFPGAを含む。FPGAは、シリアル送信データストリームを送信データインタフェース59を介してLME56に転送する。これは、レーザダイオードモジュール52上のシードレーザダイオード22/22’を駆動することによって行われ、これにより、マルチワットの複数のレーザパルスを出力する光ファイバ増幅器(OFA)53を駆動する。LME56は、CTE57上のFPGAにより、レーザ変調器制御インタフェース60を介して制御され、モニタリングされる。
他の応用分野.
本発明によれば、アップリンクのレーザビーコンが深宇宙の衛星によって追跡されるアクティブなビーコンアシストの捕獲/追跡アプローチが用いられてもよい。
また本明細書に提示している本発明は、とりわけ惑星間リンク、編隊飛行(空対空)、惑星軌道と衛星<−>地上との間の衛星間リンク、衛星<−>空中輸送手段の各シナリオを含む太陽系における宇宙通信にも極めて適している。この場合の「地上」とは、地上における固定局及び移動局の両方を含む。
また本発明は、チャンネルが雲又は霧により乱される状況においても極めてロバストであるので、大気圏内又は大気圏を横断する通信に用いられることも可能である。
本発明に係る装置のこれらの態様又は他の態様は、装置クレームである請求項14から28に網羅されている。
通信リンクに用いられる従来のパルス位置変調技術である。 本発明に係る、D=3の場合のD次元のパルス位置変調技術である。 本発明に係る、オーバーラップする複数のパルスと組み合わせられたパルス位置変調技術である。 本発明に係る、TPULSE/TSLOT=2のときのオーバーラップする複数のパルスと組み合わせられた3次元のパルス位置変調である。 本発明に係る、A=2のときの振幅変調と組み合わせられたパルス位置変調技術である。 本発明に係る、A=2のときの振幅変調と組み合わせられた3次元のパルス位置変調である。 本発明に係る、A=2のときの振幅変調及びTPULSE/TSLOT=2のときのオーバーラップする複数のパルスと組み合わせられた3次元のパルス位置変調である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムを示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信システムを示す概略図である。 本発明に係るパルス位置変調符号器の一般的な実装である。 本発明に係るフレーム及びシンボル検出器を示すブロック図である。 本発明に係る通信リンクの送信側のアルゴリズムレベルの機能ブロックである。 本発明に係る通信リンクの受信側のアルゴリズムレベルの機能ブロックである。 本発明に係る符号器の基本的な構成である。 本明細書で用いられるフレームの定義である。 本発明に係る、宇宙空間への適用で用いられる光通信システムのための宇宙船電子回路を示すブロック図である。

Claims (25)

  1. −光チャンネルの送信側において、上記光チャンネルを介して伝送するための複数のビットを提供するステップと、
    −上記複数のビット複数のPPMシンボルマッピングするために、ビットツーシンボルマッピングを実行することにより上記複数のビット(b)を処理するステップとを含む方法であって、
    ・各PPMシンボルは、D×M個のタイムスロットと、ブランク時間持続時間(TBLANK)を有するブランク時間とを含むシンボル持続時間(TSYMB)を有し、すなわち、T SYMB =D・(M+B)・T SLOT であり、
    ・各タイムスロットはスロット持続時間(TSLOT)を有し、
    ・上記ブランク時間持続時間(TBLANK)は上記スロット持続時間(TSLOT)のD×B倍であり、Bはブランクタイムスロットの数を定義しかつ1以上の整数であり、
    ・パラメータDは、D×(M+B)個のタイムスロットのうちのDに位置づけられるパルスの数を定義する2以上の整数であり、
    ・MはPPM技術におけるアルファベットサイズでありかつ4以上の整数であり、
    ・各パルス(11)はパルス持続時間(TPULSE)を有し、
    ・上記スロット持続時間(TSLOT)は、各PPMシンボル内に理論的にオーバーラップする複数のパルスを提供するように、上記パルス持続時間(TPULSE)より短く、
    上記光チャンネルを介する上記複数のビット(b )の伝送に関する増大された生データ率を提供するために、上記理論的にオーバーラップする複数のパルスは各PPMシンボル内に提供され、
    オーバーラップ比はT PULSE /T SLOT で定義され、上記比は好ましくは2又は3に等しく、
    上記PPMシンボルの連続する2つのパルスの間には少なくとも1つのブランク時間(T BLANK )が存在し、上記各PPMシンボルの最後のパルス(11)は上記各PPMシンボルの終わりから少なくとも1つのブランク時間(T BLANK )だけ離れており、
    PPMシンボルの上記各パルス(11)が異なるA個の振幅レベルをとることができるように振幅変調(AM)が行われ、
    Aは利用可能な複数の振幅レベルの数であり、
    上記振幅変調(AM)が行われることにより上記生データ率はさらに増大し、
    ・上記複数のPPMシンボルの各々に含まれる、異なるパルスパターンの数Pは、
    Figure 0005011146
    によって定義される方法。
  2. 上記シンボル持続時間(TSYMB)は一定でありかつデータに対して独立である請求項1記載の方法。
  3. 送信側において、上記ビットツーシンボルマッピングの実行の前に、非対称のFEC符号化技術が用いられる請求項1又は2記載の方法。
  4. ベースラインPPM技術を用いることにより同期ワードが発生される請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の方法。
  5. 上記同期ワードは複数の上記PPMシンボルと共に上記光チャンネルを介して受信側に伝送される請求項記載の方法。
  6. 上記受信側では、上記受信される複数のPPMシンボルを処理するために整合フィルタリング手法が用いられる請求項記載の方法。
  7. 整合フィルタの複数のサンプルは各スロット時間(TSLOT)において生成され、上記整合フィルタの複数のサンプルは、上記受信される複数のPPMシンボルにおける複数のパルスの正しい位置に対応するように順序づけられる請求項記載の方法。
  8. 上記受信側では、上記受信される複数のPPMシンボルからの複数のデータビットは複数のシンボル位置にマッピングされ、上記同期ワードは上記受信側を上記送信側に対して同期させるように用いられる請求項記載の方法。
  9. 複数の整合フィルタ(41)の整合フィルタインパルス応答hΔt(n)及び複数の位相検出器(44)の位相検出器インパルス応答gΔt(n)は線形近似され、これにより、上記複数の位相検出器(44)の極めて効率的な実装及び4つのフィルタだけを用いる上記複数の整合フィルタ(41)をもたらす請求項記載の方法。
  10. 第1の送受信機(20)と第2の送受信機(30)とを備えた、上記第1及び第2の送受信機の間に2つの光チャンネル(A,B)を確立するためのレーザ通信システム(10)であって、請求項1乃至9のうちのいずれか1つに記載の方法を実行するレーザ通信システムにおいて、
    −上記第1の送受信機(20)は、光パルス(11)の位置変調された複数の信号を上記光チャンネルのうちの第1のチャンネル(A)に送信するためのレーザ光源(22)を有する第1の送信機(T1)を備え、
    上記第1の送信機(T1)は、ビットインタリーバ(21)と、インタリーブされた複数の符号化されたデータビット(cπ(n))をPPMシンボルアルファベット({0,1,…,S−1})からの複数の変調シンボル(s)にマッピングする、上記ビットインタリーバの後段のシンボルマッパ(23)とを備え、
    上記シンボルマッパ(23)は、各変調シンボル(s)にアナログ波形(s(t))が割り当てられるように、後段にパルス整形器(25)を備えたフレーム発生器(24)に信号を入力し、
    上記パルス整形器(25)は上記レーザ光源(22)を変調するように上記アナログ波形(s(t))を提供し、
    −上記第2の送受信機(30)は、
    ・上記パルス位置変調された複数のシンボルを受信するための受信機(R2)を備え、
    上記受信機(R2)は、高速アナログ/デジタル変換器(31)と、上記高速アナログ/デジタル変換器の後段のフレーム及びシンボル検出器(32)及び受信されたパルス位置変調された複数のシンボルを複数のデータビット(L)にマッピングするシンボルデマッパ(33)とを有するオールデジタルPPM検出器(40’)を備え、
    上記シンボルデマッパ(33)は上記複数のデータビット(L)をビットデインタリーバ(34)に転送するレーザ通信システム(10)。
  11. 上記第1の送信機(T1)はさらに、複数のデータビット(b)を複数の符号ビット(c)に符号化する前方誤り訂正(FEC)符号器(26)を備え、上記複数の符号ビット(c)は上記ビットインタリーバ21に入力される請求項1記載のレーザ通信システム(10)。
  12. 上記ビットインタリーバ(21)はインデックス置換関数π(n)を用いて上記複数の符号ビット(c)をシャッフルする請求項1記載のレーザ通信システム(10)。
  13. 上記フレーム発生器(24)は、上記受信機(R2)による各PPMフレームの検出及び識別のために、PPMフレームのペイロードセクションの前後に別のシンボルを追加するように上記複数の変調シンボル(s)を処理する請求項1乃至1のうちのいずれか1つに記載のレーザ通信システム(10)。
  14. 上記受信機(R2)はアバランシェフォトダイオード受信機(35’)を備え、上記アバランシェフォトダイオードはトランスインピーダンス増幅器(TIA)に結合されるアバランシェフォトダイオードを備えた請求項1乃至1のうちのいずれか1つに記載のレーザ通信システム(10)。
  15. 上記受信機(R2)はさらに低雑音増幅器(36)と可変利得増幅器(37)とを備え、これらの増幅器(36,37)は上記アバランシェフォトダイオード受信機(35’)と上記高速アナログ/デジタル変換器(31)との間に位置づけられる請求項1記載のレーザ通信システム(10)。
  16. 上記受信機(R2)はさらに、上記可変利得増幅器(37,38)と上記アナログ/デジタル変換器(31)との間に配置される低域通過フィルタ(39)を備えた請求項1記載のレーザ通信システム(10)。
  17. 上記シンボルデマッパ(33)のみならず上記フレーム及びシンボル検出器(32)は、FPGAを用いて実装される請求項1乃至1のうちのいずれか1つに記載のレーザ通信システム(10)。
  18. 上記フレーム及びシンボル検出器(32)は複数の整合フィルタ(41)を備えた請求項17記載のレーザ通信システム(10)。
  19. 上記フレーム及びシンボル検出器(32)は、受信される複数の信号が上記高速アナログ/デジタル変換器(31)の動作範囲に適合する所定の電圧範囲内であることを保証するように、上記可変利得増幅器(37)の利得を制御できるようにされた請求項17又は18記載のレーザ通信システム(10)。
  20. 上記フレーム及びシンボル検出器(32)は、上記第1の受信機(R2)が、受信されるPPMフレームのプリアンブルを発見し上記第1の送信機(T1)と上記第1の受信機(R2)との間の粗いスロット時間同期を実行できるようにするプリアンブル検出アルゴリズムを実施するプリアンブル検出器(42)を備えた請求項1乃至19のうちのいずれか1つに記載のレーザ通信システム(10)。
  21. 上記フレーム及びシンボル検出器(32)は、上記第1の受信機(R2)が受信されるPPMフレームの同期ワードを発見できるようにする同期ワード検出フィルタ(43)を備えた請求項1乃至2のうちのいずれか1つに記載のレーザ通信システム(10)。
  22. 上記第1の送信機(T1)は宇宙船又は衛星に搭載された請求項1から2における任意の請求項記載のレーザ通信システム(10)。
  23. 上記宇宙船又は衛星には、上記第1の送信機(T1)に伝送されるべきユーザデータを提供するためにユーザデータインタフェース(51)が提供される請求項2記載のレーザ通信システム(10)。
  24. 上記第1の送信機(T1)の制御及び信号処理機能が実装されるFPGAを備えた請求項2記載のレーザ通信システム(10)。
  25. シードレーザダイオードとして機能する上記レーザ光源(22)を含むレーザダイオードモジュール(52)を備え、光ファイバ増幅器ポンプモジュール(54)及び光ファイバ増幅器(53)を備えた請求項2記載のレーザ通信システム(10)。
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