JP5009003B2 - 肥料およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、苦土分としてMg(OH)2を含有する肥料と、その製造方法に関するものである。
近年、農産物の輸入自由化が進んだことによって、海外の安価な農産物に対抗するために、わが国の農業においても、大幅な生産コストの低減が求められつつあり、肥料についても、できるだけ安定して、安価に供給することが、強く要望されるようになってきた。そこで、肥料取締法において分類される各種肥料成分について、原料、製造方法等の見直しの努力が続けられているが、苦土分については、良好な特性を有するものを、安定して、現状より安価に供給するのが難しくなりつつあるのが現状である。
すなわち、苦土分としては、散布した際に土壌のpHが高くなりすぎないため、作物の根を痛めるおそれのないMg(OH)2(水酸化マグネシウム)が最も好適であり、前記Mg(OH)2としては、現在、海水を、消石灰と反応させて製造される、いわゆる海水法水酸化マグネシウムを用いるか、あるいは、天然鉱物としてのブルーサイトを、海外から輸入する(特許文献1参照)のが一般的である。
しかし、海水法水酸化マグネシウムは、その製造の際に、石油等の化石燃料を大量に消費するため、製造コストが、原油価格の変動等に左右されやすく、今後も、安定した安価な供給が続けられるかどうかは不明である。現に、昨今の、原油価格の高騰に伴って、海水法水酸化マグネシウムの価格が上昇して、肥料の製造コストを圧迫しつつあるという実情がある。しかも、地球全体での原油の埋蔵量に限りがあることに鑑みると、将来的に、原油価格が大幅に下落することは考えられないため、海水法水酸化マグネシウムの価格は、今後も、高レベルで推移するものと予測される。
一方、ブルーサイトは、工業的に利用できる算出量のレベルでは、朝鮮半島北部の、中朝国境付近のごく限られた地域でしか採掘されていないため、やはり、今後も安定した安価な供給が続けられるかどうかは不明である。現に、海水法水酸化マグネシウムの価格の上昇に歩調を合わせて、近時、ブルーサイトの価格が、高レベルで推移してきているのが実情であり、今後も、この傾向は続くものと予測される。
特許第3705342号公報(段落[0013])
本発明は、苦土分として、作物の根を痛めるおそれのないMg(OH)2を含有し、しかも、現状のものよりも安定して、安価に供給することができる肥料と、その製造方法とを提供することにある。
本発明は、少なくともMgOを含む第1成分と、含水率が3〜30重量%のカキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体である第2成分とを混合することによって、前記MgOを、前記第2成分中の水と反応させて生成させたMg(OH)を含有することを特徴とする肥料である。また、本発明は、少なくともMgOを含む第1成分と、含水率が3〜30重量%のカキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体である第2成分とを混合する工程と、前記混合物を保存することによって、前記MgOを、第2成分中の水と反応させて、Mg(OH)を生成させる工程とを含むことを特徴とする肥料の製造方法である。
本発明によれば、苦土分の供給源として、従来のMg(OH)よりも安定して、安価に供給されるMgOを用いると共に、前記MgOを含む第1成分と、いずれも前記第1成分と混合前の含水率が3〜30重量%のカキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体である第2成分とを混合するだけで、石油等の化石燃料を大量に消費することなしに、Mg(OH)を生成させることができる。そのため、本発明によれば、苦土分として、作物の根を痛めるおそれのないMg(OH)を含有し、しかも、現状のものよりも安定して、安価に供給することができる肥料を提供することができる。その上、本発明によれば、基本的に、混合物の全体の重量に変化が生じないため、肥料に求められる、苦土分の、保証値のコントロールが容易であるという利点もある。さらに前記多孔質体は、含水率を前記の範囲内で任意に調整できると共に、それ自体も、肥料成分のうち石灰分として機能し、かつ、およそ1重量%程度の、生物由来の有機物を含むため、前記第1成分と配合することで、施肥効果に優れた肥料を構成することができる。
MgOを含む第1成分としては、マグネサイト(リョウクド石)等の、MgCOを含む天然鉱物を熱分解反応させて得られる熱分解物が、安定して安価に供給されることから、好適に使用される
本発明の肥料は、肥料として土壌に散布された際に、各成分に、適度な溶解性を付与することを考慮すると、それぞれ粉末状の第1成分と第2成分とを混合することによって、MgOを水と反応させて生成させたMg(OH)2を含有する、各成分を、それぞれ個別の粉末状としたものの混合物としての、粉末状を呈するのが好ましい。
本発明の製造方法において、第1成分と第2成分の配合割合は、任意の範囲に設定することができるが、重量比で3/97〜30/70であるのが好ましい。第2成分の含水率を先に説明した3〜30重量%の範囲内で調整すると共に、両成分の配合割合を前記範囲内で調整することによって、製造される肥料における、苦土分の保証値を2.5〜25%の範囲で調整して、肥料の速効性、緩効性を、任意に設定することができる。
また、本発明の製造方法においては、第1成分と第2成分とを肥料袋に充填した状態で静置することによって、MgOと水とを、前記肥料袋中で反応させて、Mg(OH)2を生成させるのが、Mg(OH)2を生成させて製造された本発明の肥料を、肥料袋に袋詰めされた状態のままで、すぐに出荷できるため、袋詰めの工程を省略して肥料の生産性を向上できるという点で好ましい。
本発明によれば、苦土分として、作物の根を痛めるおそれのないMg(OH)2を含有し、しかも、現状のものよりも安定して、安価に供給することができる肥料と、その製造方法とを提供することができる。
本発明の肥料は、少なくともMgOを含む第1成分と、含水率が3〜30重量%のカキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体である第2成分とを混合することによって、前記MgOを、前記第2成分中の水と反応させて生成させたMg(OH)を含有することを特徴とするものである。このうち、第1成分としては、種々の製造方法によって製造されるMgOを、少なくとも含有すると共に、第2成分と混合可能な粉末状としたものが、いずれも使用可能である。中でも、先に説明したように、マグネサイト(リョウクド石)等の、MgCOを含む天然鉱物を熱分解反応させて得られる熱分解物等が、安定して安価に供給されることから、肥料をより安価に供給できる点で、第1成分として好適に使用される。
また、前記熱分解物よりは供給量が少ないものの、先に説明した海水法水酸化マグネシウムの製造工程において、副生成物として発生するMgOを、第1成分として使用することもできる。その場合には、前記MgOが、これまでは使い道がなく廃棄されていたものであるため、資源の有効利用を図ることができる上、安定して安価に供給されるため、肥料をより安価に供給できるという利点がある。
また第2成分としての、前記カキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体は、下記の利点を有している。
(1) 含水率を、任意の範囲に調整できると共に、含水した水を徐々に放出させて、MgOと徐々に反応させることができるため、第1成分と第2成分の混合物が、一度に多量の水と反応して塊になって施肥できなくなったり、前記塊の内部に未反応のMgOが多量に残存したりするのを防止することができる。
(2) それ自体も、肥料成分のうち石灰分として機能すると共に、およそ1重量%程度の、生物由来の有機物を含むため、前記第1成分と配合することで、施肥効果に優れた肥料を構成できる。
本発明の肥料は、従来公知の、種々の形状に形成することができるが、特に、肥料として土壌に散布された際に、各成分に、適度な溶解性を付与することを考慮すると、それぞれ粉末状の第1成分と第2成分とを混合することによって、MgOを水と反応させて生成させたMg(OH)2を含有する、各成分を、それぞれ個別の粉末状としたものの混合物としての、粉末状を呈しているのが好ましい。
第2成分としてのカキ殻、ホタテ殻、またな殻を粉末化するにはこれらを粉砕した後、必要に応じて分級すればよい。また、MgCOを含む天然鉱物を熱分解反応させて得られる、MgOを含む熱分解物や、海水法水酸化マグネシウムの製造工程において、副生成物として発生するMgO等は、通常は、粉末状で供給されるため、それをそのままで使用してもよいし、供給されたものを、必要に応じて分級したり、さらに粉砕して分級したりしてもよい。
なお、本発明の肥料は、前記第1および第2成分の他に、肥料に添加される種々の、他の成分を含有してもよい。前記他の成分としては、例えば石灰石、苦土分〔先に説明した海水法水酸化マグネシウム、ブルーサイト等のMg(OH)2等〕、ドロマイト、ベントナイト、パーライト(真珠岩)、腐食酸等の肥料成分の1種または2種以上が挙げられる。前記各成分は、第1および第2成分と混合しやすいように、粉末状とするのが好ましい。第1および第2成分を含む、前記各成分の粒度は、特に限定されないが、各成分の粒度を調整することで、それぞれの成分の、土壌での反応速度を変化させて、肥料の速効性、緩効性を、任意に設定することができる。
また、本発明の肥料は、前記反応後の、Mg(OH)2を含有する粉末状の混合物を、例えばバインダを添加して造粒して形成された粒子状を呈していてもよい。前記バインダとしては、例えば土壌に散布されて給水された際に溶解して、各肥料成分を土中に放出することができる、有機または無機の、種々の水溶性の化合物が挙げられ、特に、土壌微生物の繁殖に寄与して有機物の分解を早めて熟畑化を促進させる機能を有する、水溶性の有機物を含むものが好ましい。前記バインダとしては、例えばイースト菌発酵廃液、アミノ酸発酵廃液、パルプ廃液、カラメル製造廃液、乳酸発酵廃液、アルコール発酵廃液、リグニン系化合物、デンプン由来の、あるいはデンプンを主要成分とする固形状あるいは液状の糊剤等の1種または2種以上が挙げられる。
本発明の肥料は、少なくともMgOを含む第1成分と、含水率が3〜30重量%のカキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体である第2成分とを混合する工程と、前記混合物を保存することによって、前記MgOを、第2成分中の水と反応させて、Mg(OH)2を生成させる工程とを含む本発明の製造方法によって製造することができる。前記本発明の製造方法においては、第1成分と混合前の第2成分における含水率が、前記3〜30重量%の範囲内でも5〜30重量%であるのが好ましく、第1成分と第2成分の配合割合は、重量比で3/97〜30/70、特に8/92〜20/80であるのが好ましい。含水率および配合割合を前記範囲内で調整することによって、製造される肥料における、苦土分の保証値を2.5〜25%の範囲で調整して、肥料の速効性、緩効性を、任意に設定することができる。
第2成分の含水率を、前記範囲内に調整するためには、含水率が、前記範囲より少ない場合には水分を供給し、多い場合には乾燥させればよい。なお、養殖場から水揚げして身の部分を取り外した後のカキ殻、ホタテ殻等は、通常、7〜30重量%程度の水分を含んでいるため、含水率を調整せずに、そのままで、所定の粒径となるように粉砕した状態で、第2成分として使用することもできるが、必要に応じて、前記と同様にして含水率を調整することもできる。
混合物中のMgOは、その全量が、水との反応によってMg(OH)2に変化しているのが理想的であるが、肥料の生産性等を考慮すると、前記MgOの全重量の、およそ1/3以下は、反応せずにMgOのままで残っていても構わない。これは、前記反応が、MgOを含む粉末の表面から、内部に向けて進行し、未反応のMgOは、反応生成物であるMg(OH)2によって覆われて、前記粉末の表面に露出しないため、土壌に散布した際に、作物の根を痛めるおそれがないためである。また、粉末の内部の、未反応のMgOは、肥料が土壌に散布された後、Mg(OH)2が、粉末の表面側から徐々に消費されることで徐々に露出するが、露出したMgOは、逐次、土壌中の水分と反応して、Mg(OH)2として、前記土壌中に溶出するため、作物の根を痛めるおそれがない。
製造する肥料が、第1および第2成分を含む複数の成分を、それぞれ個別の粉末状としたものの混合物としての、粉末状のものであるときは、前記各成分を、所定の割合で混合して混合物を作製した後、前記混合物を保存すればよい。これにより、前記混合物中で、第1成分中のMgOが、第2成分中、およびバインダに含まれる水と反応してMg(OH)2が生成して、前記Mg(OH)2を含む粉末状の肥料が得られる。また、前記反応後の混合物を、先に説明したようにバインダと混合して造粒すると、粒状の肥料が得られる。
第1成分中のMgOを、第2成分中の水と反応させてMg(OH)2を生成させるために保存する環境としては、少なくとも第1および第2成分を含む各成分の混合物を貯留することができる粉体用の貯留タンク等が挙げられる。例えば各成分の混合物を、前記貯留タンク内で、一定の期間、貯留してMg(OH)2を生成させた後、所定量ずつ、貯留タンクから取り出して、肥料袋に充填する等して出荷したり、所定量ずつ、貯留タンクから取り出して造粒したのち、肥料袋に充填する等して出荷したりすることができる。
但し、本発明においては、前記保存のための環境として、肥料の販売、運搬、貯蔵、施肥作業等の際に、所定量の肥料を充填して通常に使用される、例えば紙や、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルム、あるいはラミネートフィルム等からなる肥料袋を利用するのが好ましい。すなわち、少なくとも第1および第2成分を含む各成分の混合物を、前記肥料袋に所定量、充填して袋の口を閉じた状態で静置することによって、前記肥料袋中でMgOを水と反応させて、Mg(OH)2を生成させるようにすると、前記反応によって製造された本発明の肥料を、肥料袋に袋詰めされた状態のままで、すぐに出荷できるため、袋詰めの工程を省略して肥料の生産性を向上できるという利点がある。
また、肥料袋に充填された各成分の、全体の重量に変化が生じないため、肥料に求められる、苦土分の、保証値のコントロールが容易であるという利点もある。すなわち、反応によって生成されるMg(OH)2の量を見越して、袋詰めする第1および第2成分の量や、第2成分の含水率等を調整することで、前記肥料袋中で製造される肥料中の、苦土分の量を、例えば肥料袋の外面に印刷された保証値に、簡単に、一致させることが可能となる。
〈実施例1〉
少なくともMgOを含む第1成分として、MgCO3を含む天然鉱物であるマグネサイトを熱分解反応させて得られた軽焼マグネシウムの粉末を使用すると共に、前記第1成分と、第2成分としての、カキ殻の粉砕物(含水率7重量%)とを、重量比で19/81の割合で配合して混合物を調製し、前記混合物10kgを、ポリエチレン製の肥料袋に充填して、前記袋の口を閉じた後、静置して、温度の変化を測定したところ、袋詰めした直後から温度が徐々に上昇しはじめ、3日後にピークに達した後、5日後にほぼ元の温度まで低下したことから、発熱反応である、MgOと水との反応が、おおよそ終了したことを確認した。
そして、肥料袋を開封して内容物を取り出した後、X線回折測定を行って、結晶相を同定したところ、第2成分としてのカキ殻起源のCaCO3と、第1成分としての軽焼マグネシウム起源のMgO、およびMg(OH)2の3成分が含まれていることが確認された。そこで、次に、熱重量分析(TG−DTA)を行ったところ、350℃付近で水酸化マグネシウムの脱水反応が、また760℃付近で炭酸カルシウムの脱炭酸反応が確認され、それぞれのピークの高さから脱水、脱炭酸反応の量を求めて組成比を計算したところ、CaCO3:73重量%、MgO:9重量%、Mg(OH)2:18重量%であった。軽焼マグネシウムおよびカキ殻の配合割合と、カキ殻の含水率から、カキ殻に含まれていた全ての水が、軽焼マグネシウムと反応した場合の組成比を計算すると、CaCO3:74重量%、MgO:3.3重量%、Mg(OH)2:22.7重量%となることから、前記結果物においては、原料としての第1成分中のMgOの大部分が、水と反応してMg(OH)2に変化していることが確認された。
〈実施例2〉
少なくともMgOを含む第1成分として、海水法水酸化マグネシウムの製造工程において副生成物として発生するMgOをの粉末を使用したこと以外は実施例1と同様にして、肥料を製造し、分析を行ったところ、実施例1と同様の結果を得ることができた。

Claims (6)

  1. 少なくともMgOを含む第1成分と、含水率が3〜30重量%のカキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体である第2成分とを混合することによって、前記MgOを、前記第2成分中の水と反応させて生成させたMg(OH)を含有することを特徴とする肥料。
  2. 第1成分が、MgCOを含む天然鉱物の熱分解物であることを特徴とする請求項1に記載の肥料。
  3. それぞれ粉末状の第1成分と第2成分とを混合することによって、MgOを水と反応させて生成させたMg(OH)を含有し、粉末状を呈することを特徴とする請求項1または2に記載の肥料。
  4. 少なくともMgOを含む第1成分と、含水率が3〜30重量%のカキ殻、ホタテ殻、および卵殻からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質体である第2成分とを混合する工程と、前記混合物を保存することによって、前記MgOを、第2成分中の水と反応させて、Mg(OH)を生成させる工程とを含むことを特徴とする肥料の製造方法。
  5. 第1成分と第2成分とを、重量比で3/97〜30/70の割合で配合することを特徴とする請求項に記載の肥料の製造方法。
  6. 第1成分と第2成分とを混合後、肥料袋に充填した状態で静置することによって、前記肥料袋中でMgOを水と反応させて、Mg(OH)を生成させることを特徴とする請求項4または5に記載の肥料の製造方法。
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