JP5006961B2 - 小型金属rfidタグ - Google Patents

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本発明は、マイクロ波やUHF帯の半波長アンテナを有する通常のRFIDタグでは対応できない小型化と機械的強度確保の両立を要求する金属対応タグ利用分野において、小型化と構造強化の工夫が期待できる微小ループアンテナを用いた小型金属RFIDタグ関する。
一般にRFIDタグは、集積回路にID番号等の識別情報を内蔵したICチップ/該ICチップと接続されるアンテナ/該ICチップおよびアンテナとを一体的に搭載する基材とから成るインレットに、該インレットを保護透明フィルムや取り付け用の接着剤等のユーティリティを付したものであり、該ICチップに接続されたアンテナを経由して、外部からの無線手段により外部からその情報を読み取るものである。
この一般のRFIDタグは、金属体の表面に貼り付けて動作させた場合、通信を行う電磁波に対して取り付ける金属面において反射/吸収が生じるために、通信が困難になる不具合があり、従来技術においてはこの対策として、金属の表面もしくは金属対応RFIDタグ自身の支持金具表面で信号が渦電流や誘導電流となって消費されることを阻止し影響を軽減するような樹脂またはフェライトやセラミックに前記インレットを内蔵した金属用RFID(以下金属対応RFIDタグと呼ぶ)が実用されている。さらに機械的強度を要する用途では金属対応RFID全体を丈夫な金具で保護する提案がされている。
前述した従来技術による金属対応RFIDタグは、丈夫な保護金具に接着剤で取り付けたり樹脂で固めたりし、さらに保護金具を金属体表面やその窪み部分に間接的にネジや接着剤で取り付けることを可能としている。
従来技術によると、13.56Mhz帯のRFIDで使われているコイルアンテナは波長に比べ400分の一から1000分の一など小さなアンテナで構成され、リーダ/ライタとの間では電磁誘導で通信が行われている。
金属面への取り付けにおいて、上記段落〔0003〕で述べた不具合やRFID通信が不可能になる事を解決するために考案された金属製のRFIDタグは、その寸法が概略半波長で規定されそれより小さな面への取り付けが難しい。他の方法として本出願人が先に出願した特願2005−300157号で提案した取り付け金属面に直接加工を施して組み込む方法もある。
また、タグを容易に読み取り不正にアクセスすることを防止する公知例として、特開2001−283171号公報(特許文献1)にあるように、読み取り機の通信領域内にある2つのカード型RFIDタグ間で交信を行わせ、認証を成立させる技術がある。
従来技術の半波長の共振アンテナを持つUHFやマイクロ波帯のRFIDタグにおいて、一層の小型化要求に対応するため、通信距離を犠牲にしてよいなら半波長寸法からさらに半分程度まではアンテナを短くしても通常のリーダ/ライタで通信が可能である。
特開2001−283171号公報
従来技術の金属対応RFIDでは電磁波の取り付け面における金属の影響を軽減する工夫の樹脂やセラミックなど隔離材が付加される分小型化に不向きであり、金属の強靭性を要求する分野では樹脂やセラミックが必ずしも好ましくない。
さらに機械強度面、紫外線など耐久性の面においては、接着剤の劣化、脱落という不安要因があり、樹脂やセラミックで封止したRFIDを、保護金具を介して間接的にネジ止めして取り付けることも可能であるが、その分だけ小型化に不向きで、狭い箇所への取り付けが困難である場合があった。
小型化においては、13.56Mhz帯のコイルアンテナは波長比で400分の1から1000分の1の小型化を実現しているが、リーダ/ライタ間は誘導電磁波を用いた通信でアクセスしている。これをUHFやマイクロ波に適用すると通信距離が200分の1になるだけでなく読みとるためのリーダ/ライタの位置合わせがICチップ寸法程度となるなど実用性が損なわれる。
接着剤の劣化やタグの脱落不安払拭、機械的強度に優れた、且つ、金属の表面にネジ止めなど丈夫な取り付けや滑らか仕上げにする埋設取り付けなど従来困難であった課題を解決するために考案された段落〔0006〕の金属製のタグは、その寸法が波長の2分の1程度を基準にしており、それ以下の小型化要求は新たな工夫をする必要がある。
また、RFIDタグの利用面において、不正読み取りを防止するために2つのRFIDカードを組み合わせるセキュリティー技術があるが、読み取り機の通信距離内において2つのRFIDカード間で交信を行わせる機能による認証を成立させるもので、キャッシュカードの個人確認のために普及している非接触のICカードを前提としており、これを頑丈さを要求する小型金属対応タグに応用しようとすると、どちらかひとつのICカードを狭い箇所の金属面にネジ止めしたりする必要があり、カードサイズより小さな個所への取り付けが困難となる。
UHFやマイクロ波帯RFIDでは小型化のため、2分の1波長のアンテナ寸法をさらに小型化することが可能であるが、その限界は4分の1波長程度までで、それより小型に短縮したものは通常のリーダ/ライタでは読み取りが不可能となる。
本発明の目的は、前述の従来技術では対応できない狭い箇所への取り付けおよび曲げや衝撃といった機械的強度の確保の他、サージ電流など電気的衝撃に対する耐力も維持し且つ小型化目的の為に半波長からさらに2分の1、4分の1または、ICチップ寸法程度まで過度に短縮したタグ寸法においても、あるいは直接RFID通信電波の届かない深部に装着されても、通常のリーダ/ライタを用いてRFID通信が確保でき、また、アクセスする時だけ感度を上げることができ、それ以外のときは感度を極端に下げることによって誤って外部から読み取られる危険度を下げることが可能な小型金属RFIDタグ提供することである。
本発明は、上記目的を解決するために、
集積回路にID番号等の識別情報を内蔵したICチップと該ICチップ接続されるアンテナと該ICチップおよびアンテナとを一体的に搭載する基材とからなるインレットを含むタグ本体部と、該タグ本体部を取り囲むように設けられた1回巻きコイル状の保護金具とからなる小型金属RFIDタグであって、前記保護金具が、前記タグ本体部の保護用および微小ループによるアンテナ用として兼用されており、前記保護金具が、前記タグ本体部と電気的に非導通で前記ICチップを隔離するように被い、且つ、前記タグ本体部のアンテナと前記微小ループによる1回巻きコイルによるアンテナとが電磁結合しており、さらに、前記保護金具に取り付けられた開閉可能な折りたたみアンテナを具備し、該折りたたみアンテナは、前記微小ループによる1回巻きコイルによるアンテナの少なくとも電磁波を放射する部分を覆う電磁波遮断用のシャッターを有していることを特徴とする。
本発明に係る小型金属RFIDタグは、アクセスする時だけ折りたたみ、アンテナを広げて共振により感度を上げることによって外部から容易に読み取り可能とし、それ以外のときはアンテナを折りたたんで感度を極端に下げることによって誤って外部から読み取られる危険度を下げることができる。
本発明の実施形態に好適な短縮インレットを説明するための図である。 本発明に係る短縮インレットの正面図である。 本発明に係る短縮インレットを金属ホルダーと兼用となる微小ループアンテナの内側に挿入した小型金属RFIDタグの構造と電磁結合および、これを取り付けた金属面上の定在波分布を説明する図である。 本発明に係る小型金属RFIDタグを取り付ける貫通孔位置を示す図である。 本発明に係る小型金属RFIDタグ取り付け孔を微小ループ以外の部位に設けた事例図である。 本発明に係る小型金属RFIDタグ取り付けリングを付した事例図である。 本発明に係る小型金属RFIDタグ取り付けの具体事例を説明する図である。 半波長共振器具の電磁結合とこれを用いて外部とRFID通信が可能になることを説明する図である。 共振器具カードにより小型金属RFIDタグの目的IDの正当性を認証するようにした実施例を説明するための図である。 情報処理システムにおいて実行されるアクセス制限機能の処理フローチャートである。 本発明に係る小型金属RFIDタグに、微小ループ付きの同軸ケーブルと再放射するアンテナとしてダイポールアンテナを接続した伝送器具を設置した具体例の図である。 本発明に係る小型金属RFIDタグを誘電体媒質に設置した具体例の図である(その1)。 本発明に係る小型金属RFIDタグを誘電体媒質に設置した具体例の図である(その2)。 本発明に係る同軸ケーブル型伝送器具や金属メッシュ型導波路に置き換えてRFID通信が可能になることを説明する図である。 本発明に係る小型金属RFIDタグを保護カバー兼用接地形共振器具に内装して取り付けることを説明するための図である。 保護カバー兼用接地形共振器具を取り付け金属面に平滑埋設した取り付け具体例を示す図である。 小型金属RFIDタグを保護カバー兼用接地形共振器具に内装する2通りの方法を説明するための図である。 略半波長の四角形の保護カバー兼用接地形共振器具を用いた取り付け具体例を示す図である。 両側止めの接地スタンドを持つ保護カバー兼用接地形共振器具を金属面に取り付けた場合の高周波電流が阻止領域を回避し小型金属RFIDタグに集中する動作を説明するための図である(図13−Aの平面図)。 一辺全部が接地スタンドとなる保護カバー兼用接地形共振器具を金属面に取り付けた場合の高周波電流が阻止領域を回避し小型金属RFIDタグに集中する動作を説明するための図である(図15の平面図)。
以下、本発明の実施形態による小型金属RFIDタグおよび該タグとアクセスする為の半波長共振器や伝送器について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に好適な短縮インレットを説明するための図、図2は、前記短縮インレットの正面図、図3は前記短縮インレットを金属ホルダーと兼用となる微小ループアンテナの内側に挿入した小型金属RFIDタグの構造と電磁結合を説明する図、図4は前記小型金属RFIDタグを取り付ける貫通孔位置を示す図、図5は前記小型金属RFIDタグ取り付け孔が微小ループを避ける事例図、図6は前記小型金属RFIDタグ取り付けリングを付した事例図、図7は前記小型金属RFIDタグ取り付けの具体事例を説明する図、図8は半波長共振器具の電磁結合とこれを用いて外部とRFID通信が可能となる説明図、図9は共振器具カードにより小型金属RFIDタグの目的IDの正当性を認証するようにした実施例を説明するための図、図10は情報処理システムにおいて実行されるアクセス制限機能の処理フローチャート、図11−Aは小型金属RFIDタグに微小ループ付きの同軸ケーブルと再放射するアンテナとしてダイポールアンテナを接続した伝送器具を設置した具体例の図、11−Bおよび図11−Cは小型金属RFIDタグを誘電体媒質に設置した具体事例を示す図、図12は直接RFID電波の届かない箇所に取り付けた小型金属RFIDタグを同軸ケーブルの伝送器具や磨耗減少に耐えられる導波路に置き換えてRFID通信が可能になることを説明する図である。
また、図13−Aは本発明に係る小型金属RFIDタグを保護カバー兼用接地形共振器具に内装して取り付けることを説明するための図、図13−Bは保護カバー兼用接地形共振器具を取り付け金属面に平滑埋設した取り付け具体例を示す図、図14は小型金属RFIDタグを保護カバー兼用接地形共振器具に内装する2通りの方法を説明するための図、図15は略半波長の四角形の保護カバー兼用接地形共振器具を用いた取り付け具体例を示す図、図16−Aは両側止めの接地スタンドを持つ保護カバー兼用接地形共振器具を金属面に取り付けた場合の高周波電流が阻止領域を回避し小型金属RFIDタグに集中する動作を説明するための図、図16−Bは一辺全部が接地スタンドとなる保護カバー兼用接地形共振器具を金属面に取り付けた場合の高周波電流が阻止領域を回避し小型金属RFIDタグに集中する動作を説明するための図である。
<インレットおよびタグ本体部の説明>
本実施形態による小型金属RFIDタグに好適な短縮インレットについて、図1を参照して説明する。まず、一般のRFIDタグに使用されるインレット10は、図1に示す如く集積回路にID番号等の識別情報を内蔵したICチップ13と、該チップ13と電気的に接続し、外部と交信する為の半波長アンテナ11と、該ICチップ13およびアンテナ11とを一体的に搭載する基材12とから構成される。
前記インレット10を、ICチップ13を中心として1/4〜1/16ないし1/20波長の範囲の寸法になるように10aおよび10bの位置で切断し、図2に示す如き短縮インレットを作成する。短縮インレット20の寸法は、小型化または高誘電体媒質中に設置する場合は略1/16ないし1/20波長程度とし、小型化とある程度のRFID通信感度の両方を要求する場合は1/8以上1/4波長程度が好適である。
本実施形態による短縮インレット20は、図3の微小ループアンテナ31の向かい合う端部で形成される給電部付近に、非導通で絶縁材料でかつ電磁気損失の少ない硬化性樹脂32で封じられることにより小型金属RFIDタグ30を形成する。
<第1の実施形態;小型金属RFIDタグの説明>
本発明の第1の実施形態における小型金属RFIDタグ30は、前記小型金属RFIDタグ30を金属材料の取り付け面33に設置すると該タグ単体では共振から外れてRFID通信が不安定か不可能であるが、図3(a)に示す如く微小ループアンテナ部31の近くで電磁相互作用により誘起される高周波誘導磁束φと直交する方向に電磁相互作用で誘起される高周波誘導電流Iが流れ、微小ループアンテナ部31に接する取り付け金属面33に高周波進行波が微小ループアンテナ部31を中心とし左右に流れ出し、半波長ごとに方向の変わる高周波電流iとして分布する。
さらに、取り付けた金属面のどこか不連続部で反射して戻ってくる反射波と進行波が干渉して生ずる定在波が立ち、これが遠くまで届く電波放射を発生させ、通常のRFIDリーダ/ライタ装置で通信が可能となる。取り付け面の金属の長さが半波長であるときiの分布すなわち定在波は1つとなり、よく知られた半波長共振あるいは定在波励振となり感度が最大となる。このときRFID通信は最大飛距離を得ることになる。
前記小型金属RFIDタグ30の向かい合うループアンテナ端部は、該RFIDタグの重要な部分であり、このループアンテナ端部が外部から見えると、いたずらや悪意を持って破壊される危険性があるので、できるだけ隠蔽する必要がある。隠蔽方法としては、ロゴマークなどの図案を用いてループアンテナ端部であることを隠蔽することが考えられる。図案としては、図3(b)に示す平行形状300Cの他に、同図(c)に示すダイヤ形状310C,同図(d)に示すスペード形状320C,同図(e)に示す鳥形状340Cなど自由な形状を選ぶことができる。
小型金属タグの取り付け利便性機能についての実施例としては、図4に示す如き小型金属RFIDタグの微小ループアンテナ部31に取り付け貫通孔41a,41bを形成した取り付け貫通孔小型金属RFIDタグ40、図5に示す如き取り付け穴41bなどを微小ループアンテナ部の上下に付けた小型金属RFIDタグ50、図6に示す如き取り付けリング付42a,42bなどユーティリティ金具を取り付けた小型金属RFIDタグ60などが例として考えられる。
前記小型金属RFIDタグ40を取り付け金属面33などに固定する方法として、図7(a)の70として示す如くネジで強固に固定する方法、同図(b)および(c)に71として示す如く肉厚のパイプに開口された埋設地71aに71bの如く埋設しパテなど充填した上隠蔽塗装する方法などが可能である。
<第2の実施形態;小型金属RFIDタグアクセスシステムの説明>
前記小型金属RFIDタグ30が過度に小型化され単体では通信不能になる場合、図8に示す如き半波長の共振器具80を用いると、通常のRFIDリーダ/ライタ装置で通信が可能となる。
さらに発展させ、図8(c)に示す如き樹脂カード端部などに半波長のインレットを搭載し、インレットの半波長アンテナを小型金属RFIDタグの共振器具と兼用したIDつきの共振器具カード800IDとなる。
また、同図(d)に示す如き開閉可能な折りたたみアンテナ83a,83bを設けた小型金属RFID800Aや同図(e)に示す如き開閉可能なシャッター付きの折りたたみアンテナ82a,82bを設けた折りたたみシャッター/アンテナ付き小型金属RFID800Sのように共振器具を折りたたみ式にすると、アクセスする時だけ折りたたみアンテナを広げて共振により感度を上げることによって外部から容易に読み取り可能とし、それ以外のときは折りたたみアンテナを折りたたんで感度を極端に下げることによって誤って外部から読み取られる危険度を下げることができる。
特に、同図(e)に示す如き電磁波を遮断するシャッター付きの折りたたみアンテナを用いると、アンテナを折りたたむことによって外部との通信を遮断することができる。ここでシャッターは、小型金属RFIDタグの微小ループによる1回巻きコイルによるアンテナの少なくとも電磁波を放射する部分(コイルによるアンテナの始点および終点部分)を覆うサイズを有する。
図9は、図8(c)に示した共振器具カード800IDにより小型金属RFIDタグの目的IDのアクセス正当性を認証するようにした実施例を説明するための図である。
同図に示す実施例は、共振器具カード800IDのIDを認証キーとし、不正読み取りから防衛したい構造物(図は鉄道線路の断面を示す)に取り付けた小型金属RFIDタグ30の目的IDを、上位業務ソフトに渡すか否か判断するアクセス制限機能を持ったパーソナルコンピュータや携帯端末のような情報処理システム100bで取り込み、アクセス正当性を認証するようにしたものである。
図10は、上記情報処理システム100bにおいて実行されるアクセス制限機能の処理フローチャートである。
同図に示すように、情報処理システム100bにおいて、RFIDリーダ/ライタ装置100aから受信したIDの中に情報処理システム100bのデータベースDB(不図示)に予め登録されている共振器具カード800IDのIDがあるか否かを判定し、RFIDリーダ/ライタ装置100aから受信したIDの中に情報処理システム100bのデータベースDBに登録されている共振器具カード800IDのIDがある場合(ステップS101:Y)、アクセス権があるものと判断してステップS102に制御を移し、共振器具カード800IDのIDがない場合は(ステップS101:N)、アクセス権がないものと判断してステップS104に制御を移し、アクセス権なしの処理を行う。
ステップS102では、業務ソフトなどのアプリケーションソフトに、RFIDリーダ/ライタ装置100aから受信したIDの中の共振器具カード800IDのIDと目的IDを渡し、ステップS103において、該目的IDに紐付けられた目的情報(不図示のデータベースDBに格納されている目的IDに対応付けられた情報)を読み込み、必要な記録・更新・表示など業務処理を行う。
前記共振器具80の中央部を微小ループアンテナ部と平衡フィーダ部および両端がダイポールである半波長共振器800Pに変形すると中央部の微小ループアンテナ直下にある小型金属RFIDタグの信号を平衡フィーダの高さ分だけ離れた所に伝送できる。これを積極的に延長すると同時に、図11−Aに示す如く、平衡フィーダ部を微小ループ付きの同軸ケーブルに置き換え、他端に再放射するアンテナとしてダイポールアンテナを接続すると伝送器具90となり、電波が直接届かない屈曲した深部に埋設した小型金属RFIDタグから伝送器具90を介して通常のRFID通信が可能になる。
また、前記共振器具80を、図11−Bに示す如く、その直上に導波管や誘電体ロッドあるいはその組み合わせで構成する導波路の一端をかぶせ他端には通常のRFIDリーダ/ライタ装置100aを近接させてRFID通信が可能になるが、過度に小型化した金属RFIDタグ30の長手方向の寸法がこれを取り巻く媒質の比誘電率の平方根の逆数倍に合致していると、空中では共振しないが媒質中では半波長共振の寸法となるので、前記共振器具80なしでビン内部の水などの誘電体媒質910内部に設置された小型金属RFIDタグを外部から通常のRFIDリーダ/ライタ装置100aで、図11−Cに示す如くアクセスすることが可能になる。
図12(a)に示す微小ループアンテナおよび同軸ケーブルとダイポールを持つRFID伝送器90を用いた実施例、および、図12(b)に示す導波路930(断面形状は矩形または円形であってもよく、材質は金属または波長に比べ十分細かい金属メッシュであってもよい)を用いた実施例は、小型金属RFIDタグ30をRFID通信電波の届かない屈曲した深部に埋設または表面が機械的に磨耗する路面などから深部に埋設し、通常のRFIDリーダ/ライタ装置100aでアクセスできることを示している。
なお、図12(b)の如く金属メッシュで構成した導波路930を用いた場合は、磨耗減少したコンクリートまたはアスファルトなど路面110と金属メッシュで構成した導波路930が同時に磨耗減少しても路面110には導波路内を伝播する電磁波モードの電界分布eが磨耗減少したどの断面でも発生するので、磨耗に強いRFID通信システムを実現できる。
<第3の実施形態;小型金属RFIDタグ保護と感度確保の説明>
図13−Aに示す実施例は、小型金属RFIDタグ30を略半波長の金属板で構成される保護カバー兼用接地形共振器具85の中央部に接触または有効な電磁結合を起こす範囲に近接して内装し、小型金属RFIDタグ30に形成されている微小ループの給電部と取り付け金属面33とを接近させて電磁結合させる。微小ループの給電部と取り付け金属面33とを接近させる距離は略1/25ないし1/500波長程度の距離にするのが好ましいことが実験的に確認されている。
略1/2波長の保護カバー兼用接地形共振器具85はその中央が定在波の0電位となるため、内装する小型金属RFIDタグ30を跨ぐようにして保護カバー兼用接地形共振器具85の中央部の両側を接地スタンド86aと86bで接地することが可能となる。
すなわち、同図に示すように、接地スタンド86aおよび86bは保護カバー兼用接地形共振器具85の中央位置の両側に付加される。接地スタンド86aおよび86bの幅の左端側辺は、保護カバー兼用接地形共振器具85の左端から誘電体スペーサ87の誘電率の影響を考慮した「短縮された1/4波長」だけ中央部に進んだ位置に、その幅の右端側辺は、保護カバー兼用接地形共振器具85の右端から誘電体スペーサ87の誘電率の影響を考慮した「短縮された1/4波長」だけ中央部に進んだ位置になるように設計される。
取り付け金属面33に取り付けられた場合、接地スタンドの左端側辺と保護カバー兼用接地形共振器具85の左端との間の誘電体スペーサ87の誘電率の影響を考慮した「短縮された1/4波長」の領域、接地スタンドの右端側辺と保護カバー兼用接地形共振器具85の右端との間の誘電体スペーサ87の誘電率の影響を考慮した「短縮された1/4波長」の領域は高周波電流が侵入できない阻止領域を形成することとなり接地スタンド86aおよび86bのそれぞれの両側に2つの阻止領域、すなわち合計4つの阻止領域ができる(後述する図16−A参照)。
次に、本発明における「短縮された1/4波長」について説明する。
保護カバー兼用接地形共振器具85の両端から側辺に沿って高周波電流iが進行したり後進したり行きかうことになるが、側辺の誘電体スペーサ87の誘電率の影響により高周波電流の波長が短縮される。
高周波電流の波長の短縮は誘電体の比誘電率の平方根の逆数に比例するのが知られている。1/4波長の長さは誘電体のために空気中に比べて短縮される。一般に、周囲に空気が存在しない純粋な誘電体中を波動が進む場合、誘電体中の高周波の波長は、該誘電体の比誘電率εの平方根の逆数倍に短縮されるが、本発明では純粋な誘電体中を波動が進むのではなく周囲に空気や導体があるので、これら誘電体スペーサや直近の空気や導体による影響を考慮した総合的な比誘電率の平方根の逆数倍だけ短縮される。このように短縮された1/4波長を本発明では「短縮された1/4波長」という。
この構成により、高周波電流iは4ヶ所の「短縮された1/4波長」の阻止領域Fを避けて中央に置かれた小型金属RFIDタグ30に集中して流れるようになるため、感度を大幅に向上させることができる。
さらに、保護カバー兼用接地形共振器具85による共振のため、小型金属RFIDタグ30が単独に置かれた場合に比べて飛距離が大きく向上するだけでなく保護カバーは取り付け金属面33と接地スタンドにより同電位となり帯電防止の他直流および低周波ならびに雷や大電流サージから小型金属RFIDタグを保護することが可能である。図13−Bは取り付け金属面33に保護カバー兼用接地形共振器具85を埋設して取り付けることで金属面と同水準にできることを示す図である。
図14は、小型金属RFIDタグ30を保護カバー兼用接地形共振器具85に内装する2つの方法を説明するための図である。
第1の方法は、図14(a)に示すように、当初から保護カバー兼用接地形共振器具85に小型金属RFIDタグ30の給電部と対向する背面を接触または電磁結合の範囲で近接させ、前述のように誘電体スペーサ87を介して取り付け金属面33と小型金属RFIDタグ30の給電部が1/25ないしは1/500波長程度になるように近接させて取り付ける方法である。
第2の方法は、図14(b)に示すように、取り付け金属面33に取り付けられてある小型金属RFIDタグ30の上に、誘電体スペーサ87を介して、小型金属RFIDタグ30の給電部と近接するように保護カバー兼用接地形共振器具85を後からかぶせる方法である。このとき微小ループの給電部と保護カバー兼用接地形共振器具85を近接させる距離は略1/25ないし1/500波長程度の距離にするのが好ましいことが実験的に確認されている。
これら2つの方法によれば、既存設置の小型金属RFIDタグ30においても機械的衝撃や帯電ならびに雷や大電流サージなど電気的衝撃から保護し、なおかつ感度を向上させて通信飛距離を延伸させることが可能である。
なお、保護カバー兼用接地形共振器具は、上述したような略半波長の長さを有するものだけではなく、一辺が略半波長の直線または略半波長の弧状の辺を4つ持つ形状でもよい。
図15は、一辺が略半波長の直線からなる四辺形の形状の場合の例を説明する図である。4辺のうち1辺の一部ないしは全部が接地スタンド86cで接地し、その対向する辺における定在波0電位付近に小型金属RFIDタグ30を内装してこれを跨ぐように接地スタンド86aで接地するため機械的強度をより向上した設営が可能となることを示す。
図16−Aは図13−Aの平面図で、真上から見えない誘電体スペーサ87を説明のためにはみだして表現している。図16−Aは、高周波電流iが、取り付け金属面33と接地スタンド86a、86bおよび保護カバー兼用接地形共振器具85の側辺に形成される4ヶ所の「短縮された1/4波長」の阻止領域Fを進入できないことから、これら4ヶ所の「短縮された1/4波長」の阻止領域Fを避けるように小型金属RFIDタグに集中して流入するようになり、感度向上に寄与することを示す簡略動作原理図であり、感度の向上は実験的に確認されている。
図16−Bは図15の平面図で、真上から見えない誘電体スペーサ87を説明のためにはみだして表現している。図16−Bは、高周波電流iが、取り付け金属面33と接地スタンド86a、86cおよび保護カバー兼用接地形共振器具85の側辺に形成される4ヶ所の「短縮された1/4波長」の阻止領域Fを進入できないことから、これら4ヶ所の「短縮された1/4波長」の阻止領域Fを避けるように小型金属RFIDタグに集中して流入するようになり、感度向上に寄与することを示す簡略動作原理図であり、感度の向上は実験的に確認されている。
10:インレット
10a:切断線
10b:切断線
11:半波長アンテナ
12:基材
13:ICチップ
20:短縮インレット
30:小型金属RFIDタグ
31:微小ループアンテナ
32:絶縁硬化性樹脂
33:取り付け金属面
34:不正読み取りから防衛したい金属構造物など
300C:平行形状のループ端部
310C〜340C:デザイン図案のループ端部
40:取り付け貫通孔小型金属RFIDタグ
41a:貫通孔
41b:貫通孔
50:取り付け穴位置底面側小型金属RFIDタグ
60:取り付けリング付き小型金属RFIDタグ
70:ネジ取り付け例
71:埋設取り付け例
71a:埋設地
71b:埋設地充填例
80:共振器具(半波長共振器)
81a〜81b:絶縁スタンド
800P:微小ループおよび平衡フィーダとダイポールを持つ半波長共振器具
800ID:インレットの半波長アンテナを共振器具と共用した共振器具カード
800S:折りたたみシャッター/アンテナ付き小型金属RFIDタグ
82a〜82b:折りたたみシャッター/アンテナ
800A:折りたたみアンテナ付き小型金属RFIDタグ
83a〜83b:折りたたみアンテナ
85:保護カバー兼用接地型共振器具
86a〜86c:接地スタンド
87:誘電体スペーサ
90:微小ループアンテナおよび同軸ケーブルとダイポールを持つRFID通信伝送器具
900:導波管としての導波路
910:水や誘電体柱を導波路材としたもの
920:誘電体媒質でできた容器
930:金属メッシュで構成された導波管導波路
100:構造物の深部に組み込んだ小型金属タグとの通信事例
100a:RFIDリーダ/ライタ装置
100b:情報処理システム
110:磨耗減少したコンクリートまたはアスファルトなどの路面
I:電磁相互作用により誘起する高周波誘導電流
φ:電磁相互作用により誘起する高周波誘導磁束
i:放射電波を発生させる高周波電流分布
e:導波路内を伝播する電磁波モードの開口部電界分布
F:1/4波長阻止領域

Claims (1)

  1. 集積回路に識別情報を内蔵したICチップと該ICチップに接続されるアンテナと該ICチップおよびアンテナとを一体的に搭載する基材とからなるインレットを含むタグ本体部と、該タグ本体部を取り囲むように設けられた1回巻きコイル状の保護金具とからなる小型金属RFIDタグであって、
    前記保護金具が、前記タグ本体部の保護用および微小ループによるアンテナ用として兼用されており、
    前記保護金具が、前記タグ本体部と電気的に非導通で前記ICチップを隔離するように被い、且つ、前記タグ本体部のアンテナと前記微小ループによる1回巻きコイルによるアンテナとが電磁結合しており、
    さらに、前記保護金具に取り付けられた開閉可能な折りたたみアンテナを具備し、該折りたたみアンテナは、前記微小ループによる1回巻きコイルによるアンテナの少なくとも電磁波を放射する部分を覆う電磁波遮断用のシャッターを有していることを特徴とする小型金属RFIDタグ。
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