JP5002697B2 - Temperature control device - Google Patents
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Description
本発明は、加熱手段の温度を制御する温度制御装置に関するものである。 The present invention relates to a temperature control device that controls the temperature of a heating means.
例えば、複写機等の乾式電子写真装置は、感光ドラム上に形成されたトナー像が転写器により転写紙上に転写され、この転写紙上のトナー像が、熱定着器により転写紙上に熱定着される。このような熱定着器に組み込まれた定着ローラには、ヒータが内蔵され、このヒータにより定着ローラが加熱され、定着ローラ表面の温度が一定になるよう温度制御される。 For example, in a dry electrophotographic apparatus such as a copying machine, a toner image formed on a photosensitive drum is transferred onto a transfer paper by a transfer device, and the toner image on the transfer paper is thermally fixed onto the transfer paper by a heat fixing device. . The fixing roller incorporated in such a heat fixing device incorporates a heater, and the fixing roller is heated by the heater, and the temperature of the fixing roller surface is controlled to be constant.
このような定着器の温度制御装置としては、例えば、図10ないし図12に示すような温度制御装置が知られている。 As such a temperature controller for a fixing device, for example, a temperature controller as shown in FIGS. 10 to 12 is known.
まず、図10の温度制御装置を説明する。定着ローラ101のヒータ102には、交流電源103がスイッチング回路104を通して接続されている。定着ローラ101の表面温度はサーミスタ105により温度に応じた電圧値を有する出力信号aに変換され、マイクロコンピュータ106の入力ポートP0に入力され、A/D変換される。マイクロコンピュータ106は検出温度が目標温度より低い場合は、スイッチング回路104に対してオンを意味するHを出力ポートP1(信号b)に出力し、検出温度が目標温度より高い場合は、オフを意味するLを出力ポートP1(信号b)に出力する。
First, the temperature control device of FIG. 10 will be described. An
交流電源103とヒータ102の間には、サーモスイッチ107が接続されている。サーモスイッチ107は、電気的ノイズ等によるマイコンの暴走やソフトウェアのバグにより、マイクロコンピュータ106がスイッチング回路104のオン・オフをコントロールする出力ポートP1をオンし続けた場合に、スイッチング回路104がオンし続けて、定着ローラ101の温度が過昇温したときに働いて、定着ローラ101への電力供給を遮断するようになっている。
A
ついで、図11の温度制御装置を説明する。定着ローラ101のヒータ102には、交流電源103がスイッチング回路104を通して接続されている。定着ローラ101の表面温度はサーミスタ105により、温度に応じた電圧値を有する出力信号aに変換され、マイクロコンピュータ116の入力ポートP0に入力され、A/D変換される。マイクロコンピュータ116の出力ポートP1をコントロールするレジスタ1167のビット3がヒータ102のオン/オフのために割り当てられている。マイクロコンピュータ116は、入力ポートP0に入力された信号aを温度に換算した検出温度が目標温度より低い場合は、レジスタ1167のビット3にヒータオンを意味する例えば1を書くことにより、スイッチング回路104に対してオンを意味するHを、出力ポートP1(信号b)に出力し、他方、検出温度が目標温度より高い場合は、レジスタ1167のビット3にヒータオフを意味する0を書くことにより、出力ポートP1(信号b)にオフを意味するLを出力する。
Next, the temperature control device of FIG. 11 will be described. An
レジスタ1167のビット3以外のビットには、他の入出力ポートのコントロールのために割り当てられている。また、交流電源103とヒータ102の間には、定着ローラ101の過昇温時にヒータ102の電力供給を遮断するサーモスイッチ107が接続されている。
Bits other than
次に、図12の温度制御装置を説明する。この温度制御装置は、図11の温度制御装置と異なり、ヒータオンオフを意味する1と0を書き込むレジスタ1207を、マイクロコンピュータ126の外部のIC120内に設け、レジスタ1207に、マイクロコンピュータ126のアドレスバス、データバス、コントロール信号等が接続されている。
Next, the temperature control device of FIG. 12 will be described. This temperature control device differs from the temperature control device of FIG. 11 in that a
図10の温度制御装置では、本来過昇温時に動作するはずのサーモスイッチ107が、定着ローラ101が過昇温しても速やかに動作しないことがあった。例えば、朝一番に、定着ローラ101の温度が室温から過昇温するような場合には、サーモスイッチ107の温度が上がるまでに時間がかかるため、サーモスイッチ107が動作する前に、過昇温に起因して定着ローラ101や定着ローラ101のブッシュが破損してしまうことがあった。
In the temperature control device of FIG. 10, the
このような問題点を解決する方法としては、例えば、特開平4−136881号に記載の方法が知られている。この方法によれば、ヒータへの通電が周期的に一定時間強制的にオフにされ、しかも、ヒータのオン・オフ状態検知手段により検知されたヒータのオン状態が一定時間以上続いた場合には、ヒータへの通電が遮断される。 As a method for solving such a problem, for example, a method described in JP-A-4-13681 is known. According to this method, when energization to the heater is forcibly turned off periodically for a certain time, and the heater on-state detected by the heater on / off state detecting means continues for a certain time or longer. The energization to the heater is cut off.
しかし、このような方法では、異常と判断されて、ヒータへの通電が遮断された場合に、故障がSSR等のスイッチング回路で起こったのか、マイクロプロセッサの動作異常で起こったのかを判断することができなかった。 However, in such a method, when it is determined that there is an abnormality and the power supply to the heater is cut off, it is determined whether a failure has occurred in a switching circuit such as an SSR or an abnormal operation of the microprocessor. I could not.
また、定着ローラの温度が低い場合でも、ヒータへの電力供給のオフ・オンが周期的に行われるため、通電、遮断時にヒータへ流れる電流の断続に応じてAC電源電圧が変動するという問題があった。 Further, even when the temperature of the fixing roller is low, the power supply to the heater is periodically turned off and on, so that there is a problem that the AC power supply voltage fluctuates according to the intermittent current flowing to the heater during energization and interruption. there were.
他方で、図11の温度制御装置では、レジスタ1167のビット3に1を書き込むだけで、ヒータ102がオンされるので、マイクロコンピュータ116のプログラムの単純なバグや、ノイズ等による誤動作でヒータがオンにされてしまう可能性があった。
On the other hand, in the temperature control device of FIG. 11, the
また、レジスタ1167のビット3以外のビットが他の入出力ポートに割り当てられていて、ヒータ102のオン/オフ以外の目的でも頻繁にレジスタ1167がアクセスされているため、ヒータオン/オフ以外の目的でレジスタ1167がアクセスされた際に電気的ノイズ等に起因してビット反転が発生し、不必要にヒータ102がオンされるおそれがあった。
Further, bits other than
このような場合、図10の温度制御装置と同様に、本来過昇温時に動作するはずのサーモスイッチ107が、定着ローラが過昇温しても速やかに動作しないことがあった。例えば、朝一番に、定着ローラ101の温度が室温から過昇温するような場合には、サーモスイッチ107の温度が上がるまでに時間がかかるため、サーモスイッチ107が動作する前に、過昇温に起因して定着ローラ101や定着ローラ101のブッシュが破損してしまうことがあった。
In such a case, similar to the temperature control device of FIG. 10, the
つぎに、図12の温度制御装置では、マイクロコンピュータ126の外部にIC120を設け、IC120に、マイクロコンピュータ126のアドレスバス、データバス、コントロール信号等を接続して、マイクロコンピュータ126がIC120内のレジスタ1207に書き込むようにしたので、ヒータ102のオン/オフをコントロールしようとした場合に、これらのバスやコントロール信号に電気的ノイズが作用することがあった。
Next, in the temperature control device of FIG. 12, the IC 120 is provided outside the
マイクロコンピュータ126が他のアドレスへの書き込みアクセスを行なおうとした際に、このような電気的ノイズに起因して、アドレスの一部が反転し、IC120がレジスタ7への書き込みと誤って認識してしまうことがあった。
When the
この誤認識により、ヒータ102がオンされたり、レジスタ1207に配置された他の機能に割り振られたビットを書き換えるためのアクセスが行われ、ヒータオン/オフのためのビット3が電気的ノイズで反転してしまい、ヒータ102を不必要にオンしてしまうおそれがあった。
Due to this misrecognition, the
本発明の第1の目的は、上記のような問題点を解決し、定着ローラが過昇温する前にヒータへの電力供給を停止することができる温度制御装置を提供することにある。 A first object of the present invention is to solve the above-described problems and provide a temperature control device capable of stopping power supply to a heater before the fixing roller overheats.
本発明の第2の目的は、上記のような問題点を解決し、ヒータの連続通電が必要な場合でも余分なヒータのオフ・オンを行うことなく、温度制御装置の故障を検出することができる温度制御装置を提供することにある。 The second object of the present invention is to solve the above-described problems and to detect a failure of the temperature control device without turning off and on the extra heater even when continuous energization of the heater is necessary. An object of the present invention is to provide a temperature control device that can be used.
本発明の第3の目的は、上記のような問題点を解決し、電気的ノイズに起因する誤動作を防止することができる温度制御装置を提供することにある。 The third object of the present invention is to provide a temperature control device that can solve the above-described problems and prevent malfunctions caused by electrical noise.
本発明は、加熱手段の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段により検出された温度が目標温度より低い場合に、オンを指示し、前記検出された温度が目標温度より高い場合に、オフを指示する指示手段と、第1ないし第n(≧2)レジスタと、前記第1レジスタに、前記指示手段によりオンが指示された場合に第1の所定値をセットし、オフが指示された場合に第2の所定値をセットする第1セット手段と、第1セット手段が第1レジスタに第1の所定値をセットするのに先立って、前記第2ないし第nレジスタに、それぞれ、前記指示手段によりオンが指示されるたびに第3ないし第n+1の所定値をセットする第2セット手段と、前記第2ないし第nレジスタのそれぞれの内容がそれぞれ前記第3ないし第n+1の所定値と同じかどうかを判断して同じ場合に加熱手段オン許可状態と判定する判定手段と、該判定手段により加熱手段オン許可状態と判定された状態で、前記第1レジスタに前記第1の所定値がセットされた場合、前記加熱手段への電力供給をオンし、前記第1レジスタに前記第1セット手段が第2の所定値をセットした場合に前記加熱手段への電力供給をオフするオンオフ手段と、を備えたことを特徴とする。 The present invention provides a temperature detection means for detecting the temperature of the heating means, and when the temperature detected by the temperature detection means is lower than the target temperature, an ON instruction is given, and the detected temperature is higher than the target temperature. , An instruction means for instructing to turn off, the first to nth (≧ 2) registers, and the first register is set to a first predetermined value when the instruction means instructs to turn on, and an instruction to turn off is given. First setting means for setting a second predetermined value when the first setting means, and before the first setting means sets the first predetermined value in the first register, The second setting means for setting a third to n + 1th predetermined value each time ON is instructed by the instruction means, and the contents of the second to nth registers are the third to n + 1th predetermined values, respectively. Same as value In the same case, the first predetermined value is set in the first register in a state where the heating unit ON permission state is determined and the determination unit determines that the heating unit ON permission state is determined. If turned on, the power supply to the heating means is turned on, and when the first setting means sets a second predetermined value in the first register, on / off means to turn off the power supply to the heating means, It is provided with.
以上説明したように、本発明によれば、上記のように構成したので、定着ローラが過昇温する前にヒータへの電力供給を停止することができる。 As described above, according to the present invention, since it is configured as described above, the power supply to the heater can be stopped before the fixing roller overheats.
また、本発明によれば、上記のように構成したので、ヒータの連続通電が必要な場合でも余分なヒータのオフ・オンを行うことなく、温度制御装置の故障を検出することができる。 In addition, according to the present invention, since it is configured as described above, it is possible to detect a failure of the temperature control device without turning off and on the extra heater even when continuous energization of the heater is necessary.
さらに、本発明によれば、上記のように構成したので、電気的ノイズに起因する誤動作を防止することができる。 Furthermore, according to the present invention, since it is configured as described above, it is possible to prevent malfunction caused by electrical noise.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態を示す。図1において、2は定着ローラ1に内蔵されたヒータであり、スイッチング回路4を通して交流電源3に接続されている。5は定着ローラ1に接触させたサーミスタであり、温度を検出するものであり、サーミスタ5からの温度に応じた電圧信号aがマイクロコンピュータ6の入力ポートP0に入力されている。7はサーモスイッチであって、交流電源3とヒータ2の間に接続してあり、定着ローラ1の過昇温時にヒータ2の電源供給を遮断するものである。8は周期タイマであり、周期タイマ8からのタイマ入力bがマイクロコンピュータ6の入力ポートP1に入力されている。マイクロコンピュータ6はタイマ入力周期で温度の制御を行う。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<First Embodiment>
FIG. 1 shows a first embodiment of the present invention. In FIG. 1,
スイッチング回路制御部9には、出力ポート10と、監視タイマ11と、ANDゲート12が含まれている。マイクロコンピュータ6からのバスおよびコントロール信号は、スイッチング回路制御部9の出力ポート10に入力され、マイクロコンピュータ6は出力ポート10にアクセスしてヒータ2のオン・オフを制御する。出力ポート10はマイクロコンピュータ6がポートP2をオン・オフするためのライトアクセスすることで、スイッチング回路4を制御するための信号cをオン(H)もしくはオフ(L)にコントロールできる。監視タイマ11はマイクロコンピュータ6からの出力ポート10へのアクセスを監視し、異常検出時にLとなる異常信号dを出力する。そして、出力ポート10の出力信号cと監視タイマの異常信号dがANDゲート12でANDされ、結果として監視タイマで異常が検出された場合、スイッチング回路4に接続される制御信号eはLとなる。
The switching
マイクロコンピュータ6、周期タイマ8、スイッチング回路制御部9がエンジンボードに配置してあり、交流電源3、スイッチング回路4が電源ボードに配置してある。
A
次に、温度制御動作を説明する。マイクロコンピュータ6は周期タイマ8からのタイマ出力bが入力ポートP0に入力された場合、サーミスタ5の出力する電圧信号aをA/D変換し温度に変換し、この検出温度を目標温度と比較し、検出温度が目標温度より高かった場合、出力ポート10に対してポートP2をオフするライトアクセスを行い、他方、検出温度が目標温度より低かった場合、出力ポート10に対してポートP2をオンするライトアクセスを行う。
Next, the temperature control operation will be described. When the timer output b from the
マイクロコンピュータ6は連続してヒータオンが必要な場合でも、周期タイマ8のタイマ出力bがあった場合、毎回、出力ポート10に対してポートP2をオンするライトアクセスを行うようにプログラムされている。
The
監視タイマ11は出力ポート10がオンされている間、時間計測を行い、出力ポート10に対して、再度、ポートP2をオンにするライトアクセスもしくはポートP2をオフにするライトアクセスがあった場合、時間をリセットする。監視タイマ11は出力ポートがオンされている場合、あらかじめ設定した時間以上ポートP2を再度オンするライトアクセスもしくはポートP2をオフするライトアクセスが無い場合、異常信号を出力する。この設定時間は周期タイマ8の周期時間より長く設定されている。
The
監視タイマ11から出力された異常信号dは異常検出時にLとなり、ANDゲート10に入力され、異常検出時にはANDゲート10の出力eがLにされるため、スイッチング回路4はオフされる。
The abnormality signal d output from the
図2はマイクロコンピュータ6にストアされるプログラムの一例を示すフローチャートである。温度制御が必要になると、S0にて、周期タイマ8からのタイマ出力(P1:信号b)を待ち、そして、タイマ出力があると、S1にて、サーミスタ5からの電圧信号aを温度に換算した検出温度と目標温度を比較する。検出温度が目標温度より高い場合は、S5にて、出力ポート10にポートP2をオフするライトアクセスを行い、その後、S0に戻り、次のタイマ出力を待つ。他方、S1にて、検出温度が目標温度より低い場合は、出力ポート10にポートP2をオンするライトアクセスを行い、その後、S0に戻る。
FIG. 2 is a flowchart showing an example of a program stored in the
既に出力ポートP2がHとなっているときに、検出温度が目標温度より低かった場合も、S2の処理で出力ポート10に対してポートP2をオンするライトアクセスが行われるため、マイクロコンピュータ6の動作に異常がなければ、ポートP2に対するライトアクセスが必ず周期的に行われ、監視タイマ11が異常検出することはない。
Even when the output port P2 is already H and the detected temperature is lower than the target temperature, since the write access for turning on the port P2 is performed for the
よって、監視タイマ11の異常検出により、マイクロコンピュータ6の動作に異常があることを検出できる。
Therefore, it is possible to detect that the operation of the
次に、温度制御動作を図3のタイミングチャートを参照して説明する。周期タイマ8のタイマ出力bは一定の周期でタイマパルスを出力している。マイクロコンピュータ6は周期タイマのタイマ出力bが入ると、サーミスタ5により検出された検出温度と目標温度を比較する。検出温度が目標温度より高かった場合、スイッチング回路4に対するポートP2(信号c)をLとするためのライトアクセスを行い、ヒータ2への通電は行なわない。
Next, the temperature control operation will be described with reference to the timing chart of FIG. The timer output b of the
他方、周期タイマ8からのタイマ出力bが入力された時点で検出温度が目標温度よりも低かった場合、マイクロコンピュータ6はスイッチング回路4に対する出力ポートP2(信号c)をHにするためのライトアクセスを行う。
On the other hand, when the detected temperature is lower than the target temperature when the timer output b from the
次の周期タイマ8のタイマ出力が入力された時点でも、検出温度が目標温度に達しない場合、マイクロコンピュータ6はスイッチング回路4への制御信号cが既にHになっていたとしても、再度Hにするためのライトアクセスを行う。
If the detected temperature does not reach the target temperature even when the timer output of the next
マイクロコンピュータ6および周期タイマ8が正常に動作している場合、連続したヒータオンが必要な場合も、図3のように、出力ポートP2に対してライトアクセスが周期タイマ8の周期ごとに行われることになる。すなわち、このようなライトアクセスが存在することが、周期的な温度制御が正常に行なわれていることを示している。
When the
他方、マイクロコンピュータ6の動作等に異常がある場合、信号c’のように出力ポート10がHを出力している間に周期的なライトアクセスが行われず、監視タイマ11から異常信号d’が出力されて、マイクロコンピュータ6の動作に何らかの異常が発生したことが検出される。
On the other hand, when there is an abnormality in the operation of the
異常が検出され、異常検出信号が出力された際には、図4のように、その信号をラッチ13によりラッチすることにより、再度、ヒータオンとなることがないようにすることができる。
When an abnormality is detected and an abnormality detection signal is output, the signal can be latched by the
また、温度制御系のマイクロコンピュータ6の動作が異常となった場合は、そのマイクロコンピュータ6によって制御される全てのデバイスが異常な制御をされる可能性があり、そのままマイクロコンピュータ6に動作を継続させることは好ましくない。そこで、温度制御異常が検出された際にはマイクロコンピュータ6をリセットすることが望ましい。そして、そのような場合には、マイクロコンピュータ6をリセットして再起動がかかった後に、再度、異常動作を行ない、温度制御対象の温度が高いにも関わらずヒータ2をオンしてしまうことがないよう、マイクロコンピュータ6はリセットするものの、ラッチされた異常検出信号はリセットせず保持しつづけることにより、ヒータ2への通電を遮断しつづけることが可能である。
If the operation of the
以上、ヒータへの通電を遮断する方法として、スイッチング回路4への制御信号をマスクする方法を説明したが、遮断リレーを電源とリレーの間に設け、異常検出信号によりヒータへの給電を遮断してもよい。
As described above, the method of masking the control signal to the
本実施の形態では、各機能ブロックごとに分けて説明したが、例えば、周期タイマ8はマイクロコンピュータ6に内蔵するようにしてもよいし、監視タイマ11をマイクロコンピュータ6に内蔵することができる。
In the present embodiment, the description has been given separately for each functional block. However, for example, the
また、周期タイマ8や監視タイマ11、出力ポートP2等を含んだICを構成することもできる。
An IC including the
なお、ヒータ2は誘導コイルと電磁誘導加熱部材とを有するヒータであってもよい。
The
また、温度検出手段として、接触式温度センサであるサーミスタ5を用いた例を説明したが、これに代えて、サーミスタ5を内蔵した非接触式温度センサを用いてもよい。
Moreover, although the example using the
<第2の実施の形態>
図5は本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は第1の実施の形態との比較でいえば、異常検出方法が異なる。すなわち、第1の実施の形態では、監視タイマ11は出力ポート10がオンされている場合、あらかじめ設定された時間以上ポートP2を再度オンするライトアクセスもしくはポートP2をオフするライトアクセスが無い場合、異常信号を出力するようにした。
<Second Embodiment>
FIG. 5 shows a second embodiment of the present invention. This embodiment is different from the first embodiment in the abnormality detection method. That is, in the first embodiment, when the
これに対して、本実施の形態では、マイクロコンピュータ56は周期タイマ8からのタイマ出力bが入力ポートP1に入った場合、サーミスタ5の出力する電圧信号aをA/D変換し、温度に変換した後、目標温度と比較し、スイッチング回路4をオン・オフする制御信号fを出力ポートP2から出力する。監視タイマ511は制御信号fがスイッチング回路4のオンを表わすHの間、時間計測を行い、制御信号fがスイッチング回路4のオフを表わすLの間は、リセットされている。監視タイマ511は制御信号fがあらかじめ設定された時間以上Hの状態が続いた場合、異常信号dを出力する。この設定時間は周期タイマ8の周期時間より長く設定されている。監視タイマ511から出力された異常信号dは異常検出時にLとなり、ANDゲート10に入力され、異常検出時にはヒータオン信号がマスクされるため、ヒータオフとなる。
On the other hand, in the present embodiment, when the timer output b from the
第2の実施の形態では、マイクロコンピュータ56、周期タイマ8、監視タイマ511がエンジンボードに配置してあり、交流電源3、スイッチング回路4、ANDゲート10が電源ボードに配置してある。
In the second embodiment, the
図6はマイクロコンピュータ56にストアされるプログラムの一例を示すフローチャートである。温度制御が必要になると、S60にて、周期タイマ8からポートP1へのタイマ出力bを待ち、タイマ入力があると、S61にて、サーミスタ5からの電圧信号aを温度に換算した検出温度と目標温度を比較し、検出温度が目標温度より高い場合は、S65にて、出力ポートP2にヒータオフを意味するL(制御信号f)を出力して、S60に戻り、次のタイマ入力を待つ。他方、S61にて、検出温度が目標温度より低い場合は、S62にて、一旦、出力ポートP2にヒータオフを意味する信号L(制御信号f)を送出し、S63にて、所定の微小時間(例えば100ns)待った後、S64にて、出力ポートP2にヒータオンを意味する信号H(制御信号f)を送出し、S60に戻る。
FIG. 6 is a flowchart showing an example of a program stored in the
よって、既に出力ポートP2がHとなっている時に、検出温度が目標温度より低かった場合もS62〜S64の処理で、出力ポートP2が一旦LにされてからHにされるため、マイクロコンピュータ56の動作や出力ポートP2等に異常がなければ、制御信号fは必ず周期的にLとなり、監視タイマ511が異常検出することはない。
Therefore, even when the output port P2 is already H and the detected temperature is lower than the target temperature, the output port P2 is once set to L and then set to H in the processing of S62 to S64. If there is no abnormality in the operation, the output port P2, etc., the control signal f will always be L periodically, and the
よって、監視タイマ511の異常検出により、マイクロコンピュータ56の異常や出力ポートP2、あるいは出力ポートP2によりドライブされる制御信号fの異常を検出することができる。
Therefore, by detecting the abnormality of the
なお、本実施の形態では、監視タイマ511をエンジンボード上に配置した例を説明したが、エンジンボードに代えて、電源ボード上に配置することもできる。
In the present embodiment, the example in which the
次に、図7を参照して動作を説明する。周期タイマ8はタイマ出力bを一定の周期(例えば200ms)で出力している(図7(b))。マイクロコンピュータ56は周期タイマ8のタイマ出力bが入力されると、サーミスタ5により検出された温度(図7(a))と目標温度を比較し、検出温度が目標温度より高かった場合、スイッチング回路4に対する制御信号fをLとし、ヒータ2への通電を行なわない。
Next, the operation will be described with reference to FIG. The
周期タイマ8からのタイマ出力bが入力された時点で、検出温度が目標温度よりも低かった場合、マイクロコンピュータ56はスイッチング回路4への制御信号fを一旦Lにした後にHにする(図7(c))。次の周期タイマ8のタイマ出力bが入力された時点でも、検出温度が目標温度に達しない場合、再度、マイクロコンピュータ56はスイッチング回路4への制御信号fを−旦Lにした後にHにする(図7(c))。
When the detected temperature is lower than the target temperature when the timer output b from the
よって、マイクロコンピュータ56、出力ポートP2、タイマ、制御信号等が正常な場合、制御信号fは連続したヒータオンが必要な場合も、図7のように微少なパルス幅のLパルスを制御周期ごとに持つこととなる。すなわち、このようなLパルスが存在することが、周期的な温度制御が正常に行なわれていることを示している。
Therefore, when the
これに対して、異常がある場合、制御信号fのようにHが一定の時間以上続いてしまい(図7(e))、監視タイマ9から異常信号が出力され(図7(f))、監視タイマ511により、何らかの異常が発生したことが検出される。
On the other hand, when there is an abnormality, H continues for a certain time or more like the control signal f (FIG. 7 (e)), and an abnormal signal is output from the monitoring timer 9 (FIG. 7 (f)). The
本実施の形態においては、スイッチング回路4の制御信号fを連続的にHにしたい場合でも、周期的にLを挟むことでマイクロコンピュータ56等の異常を検出するようにしている。しかし、周期的に挟まれるLによりスイッチング回路4を周期的にオフ−オンすると、フリッカ等の弊害が生ずる可能性がある。
In the present embodiment, even when the control signal f of the
そこで、図8に示すように、異常検出時に監視タイマ511から出力される異常検出信号をラッチ813によりラッチし、ANDゲート812によりラッチ813によりラッチされている信号と、マイクロコンピュータ56からの制御信号fをANDし、ANDゲート812の出力をフィルタ814を介してスイッチング回路4に出力するようにした。
Therefore, as shown in FIG. 8, the abnormality detection signal output from the
このように、異常信号dをラッチすることにより再度ヒータオンとなることがなく、また、ANDゲート812の出力をフィルタ814を介してスイッチング回路4に出力するようにしたので、スイッチング回路4は微少時間のLパルスに応答しないことになる。
As described above, the heater is not turned on again by latching the abnormal signal d, and the output of the AND
さらに、温度制御系が異常となった場合は、その制御を行なうマイクロコンピュータ56が異常になった可能性があり、そのままマイクロコンピュータ56に動作を継続させることは好ましくない。
Further, if the temperature control system becomes abnormal, there is a possibility that the
その場合は、温度制御異常が検出された際にはマイクロコンピュータ56をリセットすることが望ましい。そして、マイクロコンピュータ56をリセットして再起動がかかった後に、再度、異常動作を行ない、温度制御対象の温度が高いにも関わらずヒータをオンしてしまうことがないよう、マイクロコンピュータ56はリセットするものの、ラッチされた異常検出信号はリセットせず保持しつづけることにより、ヒータへの通電を遮断しつづけることが可能である。
In that case, it is desirable to reset the
スイッチング回路4への制御信号をマスクして、ヒータへの通電を遮断するようにしたが、遮断リレーを電源とリレーの間に設け、異常検出信号によりヒータへの給電を遮断するようにしてもよい。
Although the control signal to the
本実施の形態では、各機能ブロックごとに分けた例を説明したが、例えば、マイクロコンピュータ56に周期タイマ8を内蔵するようにしてもよいし、さらに、監視タイマ9を内蔵するようにしてもよい。また、周期タイマ8や監視タイマ9、出力ポートP2等を含んだICを構成することもできる。
In this embodiment, an example in which each functional block is divided has been described. However, for example, the
<第3の実施の形態>
図9は本発明の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は第1の実施の形態との比較でいえば、温度制御方法が異なる。すなわち、第1の実施の形態では、監視タイマ11は出力ポート10がオンされている場合、あらかじめ設定された時間以上ポートP2を再度オンするライトアクセスもしくはポートP2をオフするライトアクセスがない場合、異常信号を出力するようにした。
<Third Embodiment>
FIG. 9 shows a third embodiment of the present invention. This embodiment is different from the first embodiment in the temperature control method. That is, in the first embodiment, when the
これに対して、本実施の形態では、マイクロコンピュータ96はヒータプロテクトレジスタ961とヒータON/OFFレジスタ962を有する。ヒータプロテクトレジスタ961の最下位ビット(LSB)にマイクロコンピュータ96により1が書き込まれると、ヒータON許可状態になる。ヒータオン許可状態で、ヒータON/OFFレジスタ962のLSBにマイクロコンピュータ96により1が書き込まれると、マイクロコンピュータ96の出力ポートP2(信号g)がヒータONを表すHとなり、その結果、スイッチング回路4がオンとなり、ヒータ2に電力が供給される。
On the other hand, in the present embodiment, the
マイクロコンピュータ96はヒータ2の温度制御が必要になると、周期的に入力ポートP0に入力された電圧信号aを温度に換算し、検出温度が目標温度より低い場合はヒータ2をオンにし、検出温度が目標温度より高い場合はヒータ2をオフにする。
When the
このように、本実施の形態では、ヒータ2をオンにする際には、ヒータプロテクトレジスタ961に所定値を書き込み、ヒータオン許可状態にした後、ヒータON/OFFレジスタ962に所定値を書き込むようにしたので、単一レジスタでヒータのオン/オフをコントロールをする従来例に比べて、マイクロコンピュータ96が誤動作した際に誤ってヒータ2をオンにする可能性が低くなり、誤動作を軽減することができる。
As described above, in this embodiment, when the
なお、ヒータ2をオフにする際には、ヒータプロテクトレジスタ961とヒータON/OFFレジスタ962のLSBに所定値を書き込むヒータオンの場合と異なり、ヒータON/OFFレジスタ962の最下位ビットLSBに0を書き込むことにより、ヒータ2をオフにするとともに、ヒータプロテクトレジスタ961をヒータオン不許可となるように全てクリアする構成にすることができる。
Note that when the
あるいはまた、ヒータオンの際は、ヒータオン許可状態で、ヒータON/OFFレジスタ962のLSBに所定値の書き込みがあった場合、ヒータ2をオンするとともに、全てのヒータプロテクトレジスタをクリアする構成にすることもできる。
Alternatively, when the heater is turned on, when a predetermined value is written to the LSB of the heater on / off
ヒータオン操作に関係するレジスタは、マイクロコンピュータ96の誤動作時の安全性を考えると、その他の機能、例えば、モータのオン/オフ機能やソレノイドのオン/オフ機能を持ったレジスタと別になっていることが望ましい。
The registers related to the heater ON operation are separated from other functions such as a motor ON / OFF function and a solenoid ON / OFF function in consideration of safety when the
さらに、ヒータオンに際して、単にヒータプロテクトレジスタ961およびヒータON/OFFレジスタ962の特定ビットに特定値を書き込むのではなく、各レジスタに対して複数ビットで構成したキーワードを書き込むようにすれば、ノイズ等によるビットこけにより誤書き込みされる危険性を軽減することができる。
Further, when a heater is turned on, if a specific value is not written in specific bits of the heater protect
以上のように、レジスタ構成を持った場合、ヒータプロテクトレジスタ961に所定値が書き込まれていないためにヒータオン不許可状態であるにも関わらず、ヒータON/OFFレジスタ962のLSBにヒータオンとするための1が書き込まれた場合は、マイクロコンピュータ96の通常の動作ではありえない操作が行われたことになり、マイクロコンピュータ96が正常に動作していないと判断することができる。
As described above, in the case of having a register configuration, since a predetermined value is not written in the heater protect
温度制御に関してマイクロコンピュータ96の動作が異常となった場合は、その制御を行なうマイクロコンピュータ96自体が異常になった可能性があり、そのままマイクロコンピュータ96に動作を継続させることは好ましくないので、異常が検出された際にはマイクロコンピュータ96をリセットすることが望ましい。
If the operation of the
そして、そのような場合には、マイクロコンピュータ96をリセットして再起動がかかった後に、再度、異常動作を行ない、温度制御対象の温度が高いにも関わらずヒータ2をオンしてしまうことがないよう、マイクロコンピュータ96はリセットされるものの、異常信号をラッチしたうえで、ヒータオン信号を異常信号でマスクし、ヒータオン信号は出力されないようにすることができる。
In such a case, after the
上記各レジスタがマイクロコンピュータ96に内蔵される例を説明したが、これらのレジスタを含んだICを構成することもできる。
Although an example in which each of the above registers is built in the
<第4の実施の形態>
図13は本発明の第4の実施の形態を示す。本実施の形態は第3の実施の形態との比較でいえば、レジスタの構成が異なる。すなわち、第3の実施の形態では、ヒータプロテクトレジスタ961とヒータON/OFFレジスタ962により構成した。
<Fourth embodiment>
FIG. 13 shows a fourth embodiment of the present invention. This embodiment is different from the third embodiment in the configuration of the register. That is, in the third embodiment, the heater protect
これに対して、本実施の形態では、マイクロコンピュータ106はヒータプロテクトレジスタ1011とヒータONレジスタ1012およびヒータOFFレジスタ1013を有する。
On the other hand, in this embodiment, the
ヒータプロテクトレジスタ1011にマイクロコンピュータ106によりキーワード“19”が書き込まれると、ヒータON許可状態になる。ヒータオン許可状態で、ヒータONレジスタ1012にマイクロコンピュータ106により“C8”が書き込まれると、信号sにHパルスが出力され、それを受けたSR−FF1014がセットされ、マイクロコンピュータ106の出力ポートhがヒータONを表すHとなり、その結果、スイッチング回路104がオンとなり、ヒータ102に電力が供給される。ヒータプロテクトレジスタ1011およびヒータONレジスタ1012はともに信号sのHパルスにより“00”クリアされる。
When the keyword “19” is written in the heater protect
一方、ヒータ102をオフする際には、マイクロコンピュータ106がヒータOFFレジスタ1013のLSBに“1”をセットすると、信号rにHパルスが出力され、それを受けたSR−FF1014がリセットされ、マイクロコンピュータ106の出力ポートhがヒータOFFを表すLとなり、その結果、スイッチング回路104がオフとなり、ヒータ102の電力が遮断される。ヒータOFFレジスタ1013は信号rのHパルスにより0クリアされる。
On the other hand, when the
マイクロコンピュータ106はヒータ102の温度制御が必要になると、タイマ108から出力されるタイマ出力が入力ポートP1に入力されるのを待ち、タイマ出力が入力されると、入力ポートP0に入力された電圧信号aを温度に換算し、検出温度が目標温度より低い場合は上記した手順によりヒータ102をオンにし、検出温度が目標温度より高い場合はヒータ102をオフにする。
When the temperature control of the
マイクロコンピュータ106は連続してヒータオンが必要な場合でも、周期タイマ108のタイマ出力があった場合、毎回、上記した手順によりヒータ2をオンにするようにプログラムされている。
Even if it is necessary to turn on the heater continuously, the
監視タイマ115は出力ポートP2がオンされている間、時間計測を行い、信号sもしくは信号rにHパルスが発生すると、時間をリセットする。監視タイマ115は出力ポートがオンされている場合、あらかじめ設定した時間以上、信号sあるいは信号rにHパルスが無い場合、異常信号を出力する。この設定時間は周期タイマ108の周期時間より長く設定されている。
The
監視タイマ115から出力された異常信号dは異常検出時にLとなり、ラッチ116にラッチされてANDゲート1017に入力され、異常検出時にはANDゲート1017の出力eがLにされるため、スイッチング回路104オフされる。
The abnormality signal d outputted from the
このように、本実施の形態では、ヒータ102をオンにする際には、ヒータプロテクトレジスタ1014に所定値を書き込み、ヒータオン許可状態にした後、ヒータONレジスタ1012に所定値を書き込むようにしたので、単一レジスタでヒータのオン/オフをコントロールをする従来例に比べて、マイクロコンピュータ106が誤動作した際に誤ってヒータ102をオンにする可能性が低くなり、誤動作を軽減することができる。
As described above, in this embodiment, when the
また、第1の実施の形態と同様に、連続してヒータ102をONする必要がある場合には、周期的にヒータプロテクトレジスタ1011に“19”を書いた上でヒータONレジスタ1012に“C8”を書く操作を行なわなければならず、それがおこなわれない場合には、マイクロコンピュータ106の動作に異常が発生したと判断できる。
Similarly to the first embodiment, when it is necessary to continuously turn on the
更に、ヒータプロテクトレジスタ1011とヒータONレジスタ1012に関して、以下のアクセスがあった場合には、マイクロコンピュータ106の動作が異常であると判断できる。すなわち、
・ヒータプロテクトレジスタ1011の内容が“19”と“00”以外になった場合。
・ヒータONレジスタ1012の内容が“C8”と“00”以外になった場合。
・ヒータプロテクトレジスタ1011が“00”にも関わらず、ヒータONレジスタ1012が“C8”になった場合。
の3つである。よって、これらの場合にはヒータ102をオフする。
Further, regarding the heater protect
• When the contents of the heater protect
• When the heater ON
The heater ON
It is three. Therefore, in these cases, the
ヒータオン操作に関係するレジスタは、マイクロコンピュータの誤動作時の安全性を考えると、その他の機能、例えば、モータのオン/オフ機能やソレノイドのオン/オフ機能を持ったレジスタと別になっていることが望ましい。 Registers related to heater-on operation may be separate from other functions such as a motor on / off function and a solenoid on / off function, considering the safety during microcomputer malfunction. desirable.
温度制御に関してマイクロコンピュータの動作が異常となった場合は、その制御を行なうマイクロコンピュータ自体が異常になった可能性があり、そのままマイクロコンピュータに動作を継続させることは好ましくないので、異常が検出された際にはマイクロコンピュータをリセットすることが望ましい。 If the operation of the microcomputer becomes abnormal with regard to temperature control, the microcomputer that performs the control itself may have become abnormal, and it is not desirable to continue the operation of the microcomputer as it is. It is desirable to reset the microcomputer when it does.
そして、そのような場合には、マイクロコンピュータをリセットして再起動がかかった後に、再度、異常動作を行ない、温度制御対象の温度が高いにも関わらずヒータ102をオンしてしまうことがないよう、マイクロコンピュータはリセットされるものの、異常信号をラッチしたうえで、ヒータオン信号を異常信号でマスクし、ヒータオン信号は出力されないようにすることができる。
In such a case, after the microcomputer is reset and restarted, the abnormal operation is performed again, and the
上記各レジスタがマイクロコンピュータに内蔵される例を説明したが、これらのレジスタを含んだICを構成することもできる。 Although an example in which each of the above registers is built in a microcomputer has been described, an IC including these registers can also be configured.
1,101 定着ローラ
2,102 ヒータ
3,103 交流電源
4,104 スイッチング回路
5,105 サーミスタ
6,56,96,106 マイクロコンピュータ
7,107 サーモスイッチ
8,108 周期タイマ
9 スイッチング回路制御部
10 出力ポート
11,115,511 監視タイマ
12,1017 ANDゲート
13,116,813 ラッチ
814 フィルタ
961,1011 ヒータプロテクトレジスタ
962 ヒータON/OFFレジスタ
1012 ヒータONレジスタ
1013 ヒータOFFレジスタ
1014 SR−FF
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,101 Fixing roller 2,102 Heater 3,103 AC power supply 4,104 Switching circuit 5,105
Claims (28)
該温度検出手段により検出された温度が目標温度より低い場合に、オンを指示し、前記検出された温度が目標温度より高い場合に、オフを指示する指示手段と、
第1ないし第n(≧2)レジスタと、
前記第1レジスタに、前記指示手段によりオンが指示された場合に第1の所定値をセットし、オフが指示された場合に第2の所定値をセットする第1セット手段と、
第1セット手段が第1レジスタに第1の所定値をセットするのに先立って、前記第2ないし第nレジスタに、それぞれ、前記指示手段によりオンが指示されるたびに第3ないし第n+1の所定値をセットする第2セット手段と、
前記第2ないし第nレジスタのそれぞれの内容がそれぞれ前記第3ないし第n+1の所定値と同じかどうかを判断して同じ場合に加熱手段オン許可状態と判定する判定手段と、
該判定手段により加熱手段オン許可状態と判定された状態で、前記第1レジスタに前記第1の所定値がセットされた場合、前記加熱手段への電力供給をオンし、前記第1レジスタに前記第1セット手段が第2の所定値をセットした場合に前記加熱手段への電力供給をオフするオンオフ手段と
を備えたことを特徴とする温度制御装置。 Temperature detecting means for detecting the temperature of the heating means;
Indicating means for instructing on when the temperature detected by the temperature detecting means is lower than the target temperature, and instructing to turn off when the detected temperature is higher than the target temperature;
First to nth (≧ 2) registers;
A first setting means for setting a first predetermined value to the first register when instructed by the instructing means, and a second predetermined value when instructing to turn off;
Prior to the first setting means setting the first predetermined value in the first register, the second to n-th registers are changed to the third to n + 1-th time each time the instruction means instructs to turn on. A second setting means for setting a predetermined value;
Determining means for determining whether the contents of the second to n-th registers are the same as the predetermined values of the third to n + 1, respectively, and determining the heating means ON permission state in the same case;
When the first predetermined value is set in the first register in a state where the determination unit determines that the heating unit is on, the power supply to the heating unit is turned on, and the first register is turned on. An on / off means for turning off the power supply to the heating means when the first setting means sets the second predetermined value.
該保持手段により異常状態が保持されている場合、前記初期化手段により初期化された後、前記オンオフ手段による前記加熱手段への電力供給を禁止する禁止手段と
を備えたことを特徴とする温度制御装置。 In Claim 10, when it is determined that an abnormality has occurred by the on-off means, holding means for holding an abnormal state;
And a prohibiting unit for prohibiting power supply to the heating unit by the on / off unit after being initialized by the initializing unit when an abnormal state is held by the holding unit. Control device.
該温度検出手段により検出された温度が目標温度より低い場合に、オンを指示し、前記検出された温度が目標温度より高い場合に、オフを指示する指示手段と、
第1ないし第m(≧3)レジスタと、
前記第1レジスタに、前記指示手段によりオンが指示された場合に第1の所定値をセットする第1セット手段と、
前記第2レジスタに、前記指示手段によりオフが指示された場合に第2の所定値をセットする第2セット手段と、
第1セット手段が第1レジスタに所定値を書き込むのに先立って、前記第3ないし第mレジスタに、それぞれ、第3ないし第mの所定値をセットする第3セット手段と、
前記第3ないし第mレジスタのそれぞれの内容が全て前記第3ないし第mの所定値と同じかどうかを判断して同じ場合に加熱手段オン許可状態と判定する判定手段と、
該判定手段により加熱手段オン許可状態と判定された状態で、前記第1レジスタに前記第1の所定値がセットされた場合、前記加熱手段への電力供給をオンし、前記第2レジスタに第2の所定値が書き込まれた場合に加熱手段への電力供給をオフするオンオフ手段と
を備えたことを特徴とする温度制御装置。 Temperature detecting means for detecting the temperature of the heating means;
Indicating means for instructing on when the temperature detected by the temperature detecting means is lower than the target temperature, and instructing to turn off when the detected temperature is higher than the target temperature;
First to mth (≧ 3) registers;
First setting means for setting a first predetermined value when ON is instructed to the first register by the instructing means;
Second setting means for setting a second predetermined value to the second register when OFF is instructed by the instruction means;
Prior to the first setting means writing a predetermined value in the first register, third setting means for setting the third to m-th predetermined values in the third to m-th registers, respectively;
Determining means for determining whether or not all the contents of the third to m-th registers are the same as the third to m-th predetermined values, and determining the heating means ON permission state in the same case;
When the first predetermined value is set in the first register in a state where the determination unit determines that the heating unit is permitted, the power supply to the heating unit is turned on, and the second register is turned on. An on / off means for turning off the power supply to the heating means when a predetermined value of 2 is written.
異常が発生したと判断された場合、異常状態を保持する保持手段と、
該保持手段により異常状態が保持されている場合、前記初期化手段により初期化された後、前記オンオフ手段による前記加熱手段への電力供給を禁止する禁止手段と
を備えたことを特徴とする温度制御装置。 In claim 21,
When it is determined that an abnormality has occurred, holding means for holding an abnormal state;
And a prohibiting unit for prohibiting power supply to the heating unit by the on / off unit after being initialized by the initializing unit when an abnormal state is held by the holding unit. Control device.
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