JP4996490B2 - 水処理装置 - Google Patents
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Description
処理槽本体は、複数の水処理領域を収容する槽状体として構成される。薬剤処理領域は、処理槽本体に収容されるこれら複数の水処理領域のうち、被処理水の薬剤処理を行う領域として構成される。薬剤収容体は、薬剤処理領域の被処理水に溶出する薬剤を収容するとともに、鉛直方向に長手状に延在する筒状部材として構成される。ここでいう「筒状」とは、内部に収容空間(中空空間)を有する柱状のものを広く包含する主旨であり、典型的には断面が円形の円柱状の部材をはじめ、断面が多角形の角柱状の部材等が、筒状部材に相当する。薬剤は、典型的には所定の収容体に収容された固形状の消毒剤とされ、被処理水の流れによって溶出する構成とされる。この薬剤を、水処理装置の一構成要素とすることもできる。流通路を流れる被処理水にこの薬剤が溶出することで当該被処理水の薬剤処理がなされる。磁石は、N極及びS極が連接する両面2極構造であって、N極及びS極が鉛直方向に配設された状態で薬剤収容体に収容されるとともに、薬剤の消費に応じて収容位置が可変とされる。この場合、薬剤収容体内における磁石の収容位置は、薬剤の消費に応じて可変とされればよく、薬剤収容体の上下の延在方向に関し薬剤の消費高さに概ね合致して変化する構成であってもよいし、或いは薬剤の消費高さとは独立して変化する構成であってもよい。
また、特に接続ケーブル等を伴わない磁石を薬剤収容体内に配設するとともに、接続ケーブル等を伴う磁気センサを薬剤収容体外に配設する構成を採用することによって、薬剤収容体内の構造をより簡素化することが可能となり、これにより当該磁気センサを薬剤収容体内に配設する場合に生じる問題、具体的には磁気センサと薬剤との干渉の発生を防止するのに効果的である。
図4に示すように、本実施の形態の磁石124は、薬剤筒121の内径を下回る径とされ、且つ磁石本体124aの周囲が樹脂材料等の非磁性材料からなる被覆部材124bによって被覆された構成とされる。磁石本体124aは、N極及びS極が連接して配設された、いわゆる「両面2極構造」の永久磁石であって、典型的には円柱形状、円筒形状ないし環状(ドーナツ状)とされる。本実施の形態では、この磁石124は、N極及びS極が鉛直方向に配設された状態で薬剤筒121に収容される。この場合、磁石124は、図4に示すようにN極が下でS極が上になるように収容される構成であってもよいし、或いはN極が上でS極が下になるように収容される構成であってもよい。ここでいう磁石124ないし磁石本体124aが、本発明における「磁石」に相当する。また、ここでいう被覆部材124bが本発明における被覆部材に相当する。
ここで、第1の検知領域A1は、磁気センサ140の近接領域に形成され薬剤筒121内における鉛直方向と交差する方向に関する領域幅d1が薬剤筒121の内径d0よりも小さい検知領域とされる。一方、第2の検知領域A2は、鉛直方向に関し第1の検知領域A1を挟んでその上下に離間して形成され薬剤筒121内における鉛直方向と交差する方向に関する領域幅d2が第1の検知領域A1の領域幅d1よりも小さい検知領域とされる。ここでいう第1の検知領域A1が本発明における「第1の検知領域」に相当し、またここでいう第2の検知領域A2が本発明における「第2の検知領域」に相当する。
ここでいう出力情報が、本発明における「薬剤の消費に関する薬剤情報」に相当する。また、ここでいう送信部150、受信部210及び出力部220は、磁気センサ140が検知する磁気に基づいて、消毒剤122の消費に関する薬剤情報を出力する機能を有し、本発明における「薬剤情報出力部」を構成する。
特に、接続ケーブル等を伴わない磁石124を薬剤筒121内に配設するとともに、ケーブル141を伴う磁気センサ140を薬剤筒121外に配設する構成を採用することによって、薬剤筒121内の構造をより簡素化することが可能となり、これにより当該磁気センサ140を薬剤筒121内に配設する場合に生じる問題、具体的には磁気センサ140と消毒剤122との干渉の発生を防止するのに効果的である。
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
101…処理槽本体
102…流入部
103…流出部
110…上流側処理槽
120…消毒装置
120a…薬筒棚
121…薬剤筒
121a…収容空間
121b…側壁面
122…消毒剤
123…ハウジング流通路
124…磁石
124a…磁石本体
124b…被覆部材
125…ホルダ
125a…第1保持部
125b…第2保持部
126…流通路
127…蓋
130…貯留槽
140…磁気センサ
141…ケーブル
142…ガラス管
143…第1のリード片
144…第2のリード片
143a,144a…一端部
143b,144b…他端部
150…送信部
200…水質管理装置
210…受信部
220…出力部
Claims (4)
- 被処理水の水処理を行う水処理装置であって、
複数の水処理領域を収容する処理槽本体と、
前記複数の水処理領域のうち、被処理水の薬剤処理を行う薬剤処理領域と、
前記薬剤処理領域の被処理水に溶出する薬剤を収容するとともに、鉛直方向に長手状に延在する筒状の薬剤収容体と、
N極及びS極が連接する両面2極構造であって、前記N極及びS極が鉛直方向に配設された状態で前記薬剤収容体に収容されるとともに、前記薬剤の消費に応じて収容位置が可変とされる磁石と、
前記薬剤収容体の外面側に配設され、前記磁石から受ける磁気に基づいて作動する磁気センサと、
前記磁気センサの作動によって前記薬剤の消費に関する薬剤情報を出力する薬剤情報出力部と、
を備え、
前記磁気センサは、鉛直方向に関し同軸上に配設された二つの磁性体リード片が、リード接点において所定の接点隙間をもって相対するとともに、前記薬剤収容体内に形成される検知領域にて前記磁石を検知したスイッチ作動時に前記リード接点において互いに接触するリードスイッチとして構成されるとともに、
前記検知領域は、前記薬剤収容体の側壁面から収容体内方に向けて突出状に形成される第1及び第2の検知領域を含み、前記第1の検知領域は、前記磁気センサに近接して形成され前記薬剤収容体内における鉛直方向と交差する方向に関する領域幅が前記薬剤収容体の内径よりも小さい検知領域とされ、前記第2の検知領域は、鉛直方向に関し前記第1の検知領域を挟んでその上下に離間して形成され前記薬剤収容体内における鉛直方向と交差する方向に関する領域幅が前記第1の検知領域の前記領域幅よりも小さい検知領域とされ、
前記薬剤の消費に応じて前記磁石が前記薬剤収容体内を鉛直方向に変位する際、前記磁石が前記第1の検知領域へと侵入するのを許容する一方、前記第2の検知領域へと侵入するのを回避する侵入回避機構を更に備え、これにより前記磁石は前記磁気センサによって前記第2の検知領域において検知されることなく前記第1の検知領域においてのみ検知される構成であることを特徴とする水処理装置。 - 請求項1に記載の水処理装置であって、
前記磁石の周囲を被覆する非磁性の被覆部材を備え、
前記侵入回避機構は、前記被覆部材の鉛直方向と交差する方向に関する被覆厚みが、前記第2の検知領域の前記領域幅を上回るように設定された構成であることを特徴とする水処理装置。 - 請求項1または2に記載の水処理装置であって、
前記薬剤は、固形状に形成された複数の固形薬剤が上下に積み重ねられた状態で前記薬剤収容体に収容され、最下段の前記固形薬剤から順に前記薬剤処理領域の被処理水に溶出して消費されるとともに、所定段の前記固形薬剤の上に前記磁石が積み重ねられた構成であり、
前記固形薬剤の溶出に伴って前記磁石が自重によって前記薬剤収容体内を上方から下方へと下降し、前記磁石が前記第2の検知領域の側方を通過した後に前記第1の検知領域に侵入したとき、前記リードスイッチの前記二つの磁性体リード片が前記リード接点において互いに接触したスイッチ作動状態とされ、前記薬剤情報出力部が前記薬剤情報を出力する構成であることを特徴とする水処理装置。 - 請求項3に記載の水処理装置であって、
前記磁石は、前記薬剤収容体内において最上段の前記固形薬剤の上に積み重ねられる構成であり、
前記磁気センサは、前記薬剤収容体の外面側の各部位のうち最下段或いはその近傍の前記固形薬剤に対応した部位に取り付けられる構成であり、
前記リードスイッチのスイッチ作動の際、前記薬剤情報出力部は、前記薬剤情報として前記固形薬剤の残量が無くなったことを出力する構成であることを特徴とする水処理装置。
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