JP4988109B2 - Packaging equipment - Google Patents
Packaging equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP4988109B2 JP4988109B2 JP2001283728A JP2001283728A JP4988109B2 JP 4988109 B2 JP4988109 B2 JP 4988109B2 JP 2001283728 A JP2001283728 A JP 2001283728A JP 2001283728 A JP2001283728 A JP 2001283728A JP 4988109 B2 JP4988109 B2 JP 4988109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- tray
- packaged
- heat
- heat supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装装置、特に、緊張保持させたフィルムに下方から被包装物を押し上げフィルムの周縁部を被包装物の下側に折り込んで熱シールする包装装置、および、上部が開口したトレーに対してトレー内に被包装物を収容した状態で開口をフィルムで覆いトレーの開口周囲部分にフィルムを熱シールする包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発泡スチロールなどを使ったトレーに収納された生鮮食料品等の被包装物をストレッチフィルムによって包装する装置が、ストレッチ包装装置として知られている。このストレッチ包装装置では、所定の幅を有するストレッチフィルムをトレーの大小に応じて所定長さ寸法に切断するとともに、フィルムの幅方向の両側縁部を上下のベルト等から成る一対のフィーダにより保持しながらフィルムを包装ステーションに搬送し、包装ステーションでフィルム包装を施す。包装ステーションでは、搬送されてきて緊張保持されているフィルムに対してトレーに収納された商品(以下、被包装物という。)を押し上げ、被包装物をフィルムに密着させた状態でフィルムの周縁部をトレーの下側に折り込む。これにより、被包装物がストレッチフィルムに包まれるので、その後トレーの下側のフィルムにヒートシールを施して包装を完了させる。
【0003】
また、本願出願人は、先に国際公開(国際公開番号WO/69725)されているようなトップシール式の包装装置を開発している。この包装装置では、保持させたフィルムに対して商品の入ったトレーを下方から突き上げてフィルムに張力を発生させ、その状態でヒートローラ等によってトレーのフランジとフィルムとの接触部を加熱し、フィルムをフランジに溶着させるとともに溶着部分の外側でフィルムを溶断させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のストレッチ包装装置やトップシール式の包装装置では、トレーの下側でフィルムをヒートシール(熱シール)させる、あるいはトレーのフランジにフィルムをヒートシールさせることによって、被包装物の包装を仕上げている。したがって、ヒートシールさせる際の加熱部材の温度は、ヒートシールの良し悪しに大きな影響を与える。この加熱部材の温度について、従来の包装装置では、正面に温度が刻印されているようなダイヤルつまみを設けておき、オペレータが実際の包装状態を見ながら加熱部材の温度設定や温度調整を行うことができるようにしている。
【0005】
しかし、熟練していないオペレータの場合、適切な温度に加熱部材をセットするまでに長い時間を要したり、温度を高めに設定してしまい不必要なエネルギーを消費してしまうことがある。
【0006】
本発明の課題は、熟練していないオペレータが操作する場合であっても、包装装置において加熱部材(熱供給部材)が適切な温度に設定されるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る包装装置は、緊張保持させたフィルムに下方から被包装物を押し上げ、フィルムの周縁部を被包装物の下側に折り込んで熱シールする包装装置であって、ロール支持機構と、フィルム送り出し機構と、フィルム搬送機構と、カッター機構と、折り込み機構と、押さえ機構と、熱供給部材と、記憶部と、制御部と、排出プッシャーとを備えている。ロール支持機構は、フィルムロールを支持する。フィルム送り出し機構は、フィルムロールからフィルムを繰り出す。フィルム搬送機構は、フィルム送り出し機構により繰り出されたフィルムを搬送し、緊張保持する。カッター機構は、フィルム搬送機構により所定量搬送された後にフィルムを切断する。折り込み機構は、フィルムを被包装物の下側に折り込む。押さえ機構は、フィルムが下側に折り込まれた被包装物を押える。熱供給部材は、被包装物の下側に折り込まれたフィルムに対して熱を加える。記憶部には、熱供給部材の適切な温度データが記憶される。この温度データは、フィルムの種類毎に設定されている。制御部は、記憶部にある温度データに基づいて、熱供給部材の温度を決める。排出プッシャーは、フィルムが下側に折り込まれた被包装物を排出台に押し出す。押さえ機構は、排出プッシャーによって被包装物が排出台に押し出される間に、被包装物を上から押えながら熱供給部上を通過させ、さらに、被包装物の下側に折り込まれたフィルムを、熱供給部材と被包装物との間に挟まれた状態で熱供給部材によりヒートシールさせる。
【0008】
ここでは、熱供給部材が被包装物の下側に折り込まれたフィルムに熱を加えて熱シールを行うが、その熱供給部材の温度は、記憶部にあるフィルムの種類毎に設定された温度データを基にして決められる。したがって、従来のようにオペレータが熱供給部材の温度を手動で調整する必要がなくなり、手動調整による不具合、すなわち、温度決定に多くの時間を要したり適切な温度決定が為されなかったりすることが解消される。
【0009】
このように、本請求項に係る包装装置では、熟練していないオペレータが操作する場合であっても、包装装置において熱供給部材が適切な温度に設定されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
本発明の一実施形態に係るフィルム横送り型のストレッチ包装装置を図1に示す。この包装装置1は、緊張保持させたストレッチフィルムFに対してトレーTに載せた生鮮食料品等の商品Gを押し上げ、フィルムFの周辺部をトレーTの下側に折り込むことによってフィルム包装を行う装置である。また、この包装装置1は、フィルム包装機能に加えて、計量機能やラベル貼付による値付け機能を兼ね備えている。
【0011】
<装置の全体概略>
図1および図2に示すように、包装装置1は、計量搬入機構2と、包装ステーション3と、ロール支持機構4と、フィルム送り出し機構5と、フィルム搬送機構6と、折り込み機構7と、押さえ機構81と、加熱機構82とを備えている。
【0012】
計量搬入機構2は、本体1aの正面中央部に設けられている。包装ステーション3は、本体1a内に形成される空間である。ロール支持機構4は、本体1aの両側部に配設されており、それぞれフィルムロールRを保持する。フィルム送り出し機構5は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを上方に送り出す。フィルム搬送機構6は、フィルム送り出し機構5からフィルムFを受け取り、包装ステーション3へとフィルムFを搬送する。折り込み機構7は、包装ステーション3に搬送されたフィルムFによって、被包装物を包装する。加熱機構82は、折り込み機構7により被包装物の下側に折り込まれたフィルムFに対して、熱を加えてヒートシールを施す。
【0013】
また、本体1aの上部には、表示パネル94、操作キー95などを備えたコンピュータから成る制御部9が配置されている。この制御部9は、上記の各機構の作動を制御するとともに、計量搬入機構2により計量された商品Gの重量を示す信号に基づいて商品Gの価格の算出等を行い、商品Gの重量や価格等をラベルに印字するラベルプリンター10やラベル発行機11の作動を制御している。表示パネル94は、タッチパネル式のディスプレイであり、パネル上に操作ボタンも配される。また、コンピュータ内には記憶部96も収められており、記憶部96には、フィルムFの種類毎に設定された加熱ローラの適正温度データ96bが記憶されている。
【0014】
<計量搬入機構>
計量搬入機構2は、トレーTに収納された食品等の商品Gの重量を計量する計量器と、一対のローラ間に張設された複数の搬入ベルトとを有している。搬入ベルトには搬送用の突起が設けられており、計量器上(搬入ベルト上方)に商品Gを収容したトレーTを図3に示すように載置すれば、商品Gの重量が計量器により計量された後、トレーTが搬入ベルトの突起に押されて、包装ステーション3のリフター機構30(後述)の支持部材33上に送られる。
【0015】
<包装ステーション>
包装ステーション3は、本体1a内にあって、計量が終わったトレーT内の商品Gに一連のフィルム包装処理を施す空間である。この包装ステーション3では、フィルム搬送機構6によってストレッチフィルムFが張られ、張られたフィルムFに対してリフター機構30がトレーTおよび商品Gを突き上げる。そして、折り込み機構7がフィルムFを突き上げた状態のトレーTの下側へとフィルムFの周囲の部分を折り込むことによって、トレーTおよび商品GがフィルムFで覆われた状態となる。
【0016】
この包装ステーション3の下部には、トレーTの底面を保持してトレーTおよび商品Gを上方に移動させるためのリフター機構30が設けられている。
【0017】
リフター機構30は、図3に示すように、支持ベース31と、支持ベース31上に固定された複数の支持バー32と、各支持バー32の上端部にそれぞれ回動自在に支持されトレーTの底面を受ける支持部材33とを有している。また、リフター機構30は、支持ベース31を上下移動させる電動ボールネジ機構34を下部に備えている。
【0018】
なお、各支持バー32は、その中央部分に前後左右に折れ曲がるヒンジを備えており、後述する左右折り込み板76,77や後折り込み板78がトレーTの下部に入ってくるときに一時的に転倒するようにされている。
【0019】
また、包装ステーション3の上部には、リフター機構30によってトレーTおよび商品Gが突き上げられて止まったときにトレーTや商品Gが姿勢を崩して転倒することを抑える役割を果たす押さえ機構81が配置されている。
【0020】
<ロール支持機構>
フィルムロールRを支持するロール支持機構4は、図2に示すように、本体1aの両側部に概ね対称に設けられている。ロール支持機構4は、主としてロールバー4aから構成されている。
【0021】
ロールバー4aは、フィルムロールRを挿通させ、ホルダー等でフィルムロールRを保持することができる。また、ロールバー4aは、それぞれ本体1aに回転自在に支持されており、1つのフィルムロール駆動モータ4bによって駆動されるようになっている。フィルムロール駆動モータ4bは正逆回転が可能であり、正回転時に一方のロール支持機構4を、逆回転時に他方のロール支持機構4を駆動する。
【0022】
<フィルム送り出し機構>
フィルム送り出し機構5は、フィルムロールRから引き出されたフィルムFを後述するフィルム搬送機構6の一対のフィーダユニット61,62に受け渡すための機構である。このフィルム送り出し機構5は、図2に示すように、主として、繰り出しローラ51と、繰り出しローラ51を回す繰り出しモータ52と、フィルム差し込み板ユニット53と、フィルム差し込み板ユニット53を上下移動させるフィルム差し込み板駆動モータ54とから構成されている。
【0023】
繰り出しローラ51は、ロール支持機構4に保持されたフィルムロールRの斜め上方、フィルムロールRよりも外側に配置されるローラであって、フィルムロールRの長手方向に沿って延びている。この繰り出しローラ51は、ベルトを介して繰り出しモータ52と連結されており、繰り出しモータ52の作動によって回転する。
【0024】
フィルム差し込み板ユニット53は、主として2枚の板部材から構成されており、図2に示すように、ロール支持機構4に支持されたフィルムロールRの上方に配置されている。
【0025】
フィルム差し込み板駆動モータ54は、上記のフィルム差し込み板ユニット53を上下に移動させるために配備されており、リンク機構を介してフィルム差し込み板ユニット53を上下移動させる。
【0026】
<フィルム搬送機構>
フィルム搬送機構6は、フィルムロールRから上記フィルム送り出し機構5によって繰り出されたフィルムFを受け取って、包装ステーション3の中央部分に搬送し、さらにフィルムFを緊張保持する。このフィルム搬送機構6は、主として、第1フィーダユニット61と、第2フィーダユニット62と、第1フィーダ移動ユニット63と、第2フィーダ移動ユニット64と、フィーダ駆動ユニット65とから構成されている。
【0027】
第1フィーダユニット61は装置1の正面から見て手前側に、第2フィーダユニット62は装置1の正面から見て向こう側に配置されている(図3参照)。これらの第1および第2フィーダユニット61,62は、横送りされるフィルムFの両側部(手前側および向こう側の側部)を上下のベルトで挟み、フィーダ駆動ユニット65の作動によってフィルムFを搬送する。
【0028】
また、第1フィーダユニット61は第1フィーダ移動ユニット63の作動により、第2フィーダユニット62は第2フィーダ移動ユニット64の作動によって、それぞれフィルム幅方向(図3の左右方向)に移動するように構成されている。それぞれのフィーダユニット61,62は、フィルム幅方向に沿って延びるスライドシャフト66,67によって、2カ所でフィルム幅方向に移動自在に支持されている。
【0029】
なお、図示していないが、第1および第2フィーダユニット61,62は、複数のクランプを有している。これらのクランプは、ソレノイドによって作動し、フィルムFの保持および保持の解除を行う。
【0030】
<カッター機構>
また、フィルム搬送機構6のフィルム搬送方向前側には、カッター機構69が配備されている。カッター機構69は、フィルム送り出し機構5からフィルム搬送機構6へと受け渡されたフィルムFがフィルム搬送機構6で所定量だけ搬送された後に、両機構5,6間においてフィルムFを切断するために設けられている。カッター機構69は、フィルム幅よりも長い切断刃69aを有し、この切断刃69aをアクチュエータで移動させることによりフィルムFを切断する。
【0031】
<折り込み機構>
折り込み機構7は、図2および図3に示すように、主として、左右折り込み板76,77と、後折り込み板78と、前折り込み棒79とから構成されている。
【0032】
左右折り込み板76,77は、フィルムFのフィルム搬送方向両端部をトレーTの下側に折り込むもので、図示しないモータおよびタイミングベルトによって水平移動が可能である。
【0033】
後折り込み板78は、フィルムFの第2フィーダユニット62側の側部をトレーTの下側に折り込むもので、図示しないモータおよびタイミングベルトによって水平移動が可能である。
【0034】
前折り込み棒79は、トレーTを排出台83に向けて押し出す排出プッシャー79aによるトレーTの排出時に、フィルムFの第1フィーダユニット61側の側部がトレーTの下側に折り込まれるように配置されている。
【0035】
排出プッシャー79aは、図2に示すように、後述する押さえ機構81の押さえローラ106や押さえプレート104と干渉しないよう、左右に2分割されている。
【0036】
<押さえ機構>
押さえ機構81は、図3に示すように、サーボモータ(若しくはトルクモータ)101、2つのアーム103、押さえプレート104、押さえローラ106などから構成されている。
【0037】
ここでは、サーボモータ101の駆動によってアーム103が回動し、押さえプレート104および押さえローラ106の高さ位置が変わる。押さえプレート104は、アーム103により、常に概ね水平面に平行となるように保持されている。押さえローラ106は、シリコンを原材料とするスポンジ状のローラであり、連結部材105を介して押さえプレート104の先端に回転自在に支持されている。また、押さえローラ106は、図3に示すように、平面的に後述する加熱ローラ112の概ね直上に位置している。
【0038】
この押さえ機構81は、排出プッシャー79aによってトレーTを排出台83に押し出しながらトレーTの下に折り込まれたフィルムFを加熱機構82によってヒートシールする際に、商品GおよびトレーTを加熱ローラ112に押しつける役割を果たす。このときには、後述する制御部9からの指令により、商品GやトレーT、フィルムFの性状に合った押しつけ力および押しつけ時間となるようにサーボモータ101が駆動され、アーム103から押さえプレート104に下向きの力が働いて押さえローラ106から商品GおよびトレーTに押しつけ力が作用する。
【0039】
また、押さえ機構81は、前述のように、押さえ機構81はリフター機構30によってトレーTおよび商品Gが突き上げられて止まったときにトレーTや商品Gが姿勢を崩して転倒することを抑える役割を果たす。
【0040】
<加熱機構>
加熱機構82は、図4に示すように、搬送ローラ111、加熱ローラ112、ヒーター113、ローラ支持部材114、ヒーター支持部材115、温度センサ116などから構成されている。搬送ローラ111は、2本の加熱ローラ112の前後に複数本が配置されている。左右一対のローラ支持部材114は、各ローラ111,112の両端を回転自在に支持している。また、加熱ローラ112は、筒状に形成されており、その内部に円柱状の電気式ヒーター113が挿入されている。ヒーター113は、いわゆるカートリッジヒーターであり、加熱ローラ112と接触しておらず、両端がヒーター支持部材115に固定されている。これらのヒーター113の一端には電極119が設けられており、この電極119から通電を行うことによってヒーター113内の発熱コイルが発熱する。
【0041】
また、加熱ローラ112には、その外表面の温度を検出する温度センサ36が接触している。この温度センサ36は、加熱ローラ112の温度を制御部9へと送る。
【0042】
<制御部>
本体1aの上部に配されるコンピュータ内の制御部9は、図5に示すように構成されており、各機構2,5,6,30,7,81,82,10,11の各動作を制御する。制御部9は、CPU91、ROM92、RAM93、タッチパネル式の表示パネル94、操作キー95などを有しており、また各種データが保存される記憶部96とつながっている。主電源スイッチ16、ヒーター電源スイッチ17、非常停止スイッチ19などからの入力も、制御部9に伝達される。
【0043】
<記憶部>
記憶部96には、図5に示すように、複数種類のフィルムFの性状に関するデータが記憶されるフィルムデータファイル96aと、フィルム種類別に設定された加熱ローラ112の適正温度データファイル96bとが配置されている。フィルムデータファイル96aには、フィルムFの厚みや材質、フィルム幅などのデータが記憶されている。また、適正温度データファイル96bには、図6に示すテーブルが記憶されている。この図6に示すように、適正温度データファイル96b内のテーブルでは、使用され得る数種のフィルムに対して、それぞれ、ヒートシールにおける加熱ローラ112の適正温度データが設定されている。具体的には、フィルム番号1の塩化ビニル製のフィルムに対しては155℃という設定温度が、フィルム番号2のポリエステルI製のフィルムに対しては135℃という設定温度が、フィルム番号3のポリエステルII製のフィルムに対しては135℃という設定温度がデータとして記憶されている。
【0044】
<包装装置の動作概略>
次に、上記のような構成を持つ包装装置1の動作を簡単に説明する。
【0045】
本装置1では、オペレータが商品Gを収容したトレーTを計量搬入機構2の計量器上に載せると、計量値が安定して計量が完了するのを待って、搬入ベルトが動き出す。この搬入ベルトの動きに従って搬入ベルトに固定されている突起が移動し、商品Gを載せたトレーTをリフター機構30の支持部材33上に押し出す。
【0046】
一方、フィルムロールRからフィルム送り出し機構5によりフィルム搬送機構6へと受け渡されたフィルムFは、カッター機構69の切断刃69aにより切断され1枚の長方形状のフィルムFになって、リフター機構30の上方まで両フィーダユニット61,62によって運ばれている。そして、リフター機構30の上方において、各クランプの作動によりフィルムFの周囲を強く保持された状態となっている。
【0047】
そして、このように周囲、特に両側部を強く保持されたフィルムFに対して、リフター機構30が商品GおよびトレーTを押し上げる。すると、周囲を強く保持されているフィルムFは商品GおよびトレーTの上部を覆うように伸張する。
【0048】
この状態において、後折り込み板78および左右折り込み板76,77がトレーTの下側に水平移動すると、適当なタイミングで正面側にあるクランプ以外のクランプがフィルムFの保持を解除して、フィルムFの周囲3辺がトレーTの下側に折り込まれる。そして、排出プッシャー79aがトレーTを排出台83側に押し出すと、折り込まれていなかった正面側のフィルムFの1辺が前折り込み棒79に当たり、排出台83側へのトレーTの移動にしたがってトレーTの下側に折り込まれていく。なお、正面側にあるクランプは、このときにフィルムFの保持が解除される。また、この移動中に、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFがヒートシールされ、図3に示す位置(排出台83の上)に排出されたときには、商品GおよびトレーT全体をフィルムFが覆った包装完了の状態となる。
【0049】
さらに、ラベル貼付を含む処理を選択している場合には、計量値に基づいて算出される商品の値段や重量などがラベルプリンター10によりラベルに印字され、そのラベルがラベル発行機11により包装済みの商品GおよびトレーTに貼付される。
【0050】
<ヒートシール時の動作詳細>
上記のように、排出プッシャー79aがトレーTを排出台83側に押し出す間に、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFがヒートシールされる。このヒートシール時の動作について、もう少し詳細に説明を行う。
【0051】
トレーTが排出プッシャー79aによって排出台83側に押し出されていく途中で、トレーTは加熱機構82の加熱ローラ112の上を通る。このとき、トレーTの下側に折り込まれたフィルムFが加熱ローラ112から熱を受けてヒートシールされる。また、トレーTが加熱ローラ112の上を通っているときには、サーボモータ101に対し、所定の出力で、所定の時間帯だけ駆動するように制御部9から指令が出される。これにより、トレーTに入った商品Gが下に押しつけられ、間接的にトレーTの下側に折り込まれたフィルムFが加熱ローラ112とトレーTとの間で強く挟まれる状態となり、フィルムFが強く加熱ローラ112に押圧されるようになる。
【0052】
また、加熱機構82の加熱ローラ112は、制御部9によって、図6に示す適正温度データファイル96b内のテーブルにある設定温度となるように温度制御される。制御部9は、現在使用されているフィルムFの種類を手入力情報や外部入力情報、あるいはセンサ等から得られた情報により判別し、フィルムFの種類に応じて図6に示すテーブルを用い加熱ローラ112の温度を決定する。そして、制御部9は、加熱ローラ112が決定した設定温度になるように、具体的には加熱ローラ112内のヒーター113の制御を行う。これにより、従来のようにオペレータが加熱ローラ112の温度を手動で調整する必要がなくなり、手動調整による不具合、すなわち、温度決定に多くの時間を要したり適切な温度決定が為されなかったりすることが解消される。
【0053】
[第2実施形態]
<装置の概略>
本発明の一実施形態である包装装置を図7に示す。ここに示す包装装置201は、肉や魚などの生鮮食品や総菜などの加工食品を収容したトレーTの上部開口をフィルムFmで覆い、トレーTの開口の周囲に位置するフランジとフィルムFmとを熱融着させてシールする、いわゆるトップシール方式の包装装置である。
【0054】
<装置の構成>
この包装装置201は、主として、フレーム201aと、トレーTを保持する保持部材202と、保持部材202の上方に位置する4本の加熱ローラ203と、保持部材202と加熱ローラ203との間にフィルムFmを供給するフィルム供給機構205と、保持部材202を昇降させるリフト機構206と、加熱ローラ203を主として上下に移動させるローラ移動機構207と、加熱ローラ203を旋回させるローラ旋回機構208と、各機構の制御を行う図示しない制御部とから構成されている。
【0055】
保持部材202は、トレーTをその上面に載せて保持するものであり、リフト機構206によって昇降させられる。この保持部材202に対してトレーTを載せる作業は、操作者が手作業で行ってもよいし、別に用意されたトレーTの搬送装置のようなものから自動的に移載するようにしてもよい。
【0056】
加熱ローラ203は、円筒状の部材であって、後述するローラ移動機構207のローラ支持部271によって回転自在に軸支されているものである。加熱ローラ203の表面には、フィルムFmとの摩擦抵抗を低減させるために、他の部分よりも柔らかい層が形成されている。具体的には、加熱ローラ203の表面は樹脂や合成ゴム等の弾性物により形成されている。これらの加熱ローラ203は、後述するローラ旋回機構208の回転軸281に対して放射状に4本設けられており、側面から見たときに水平面に平行なトレーTの上面に対して傾斜した状態でローラ支持部271に支持されている。
【0057】
また、加熱ローラ203の内部には、加熱ローラ203を加熱するヒーター(図示せず)が配置されている。制御部は、図示しない記憶部に記憶されている図6に示すデータのテーブルを基にして、加熱ローラ203がフィルムの種類別に設定されている適正温度となるように、フィルムFmの種類に応じてヒーターを制御する。
【0058】
フィルム供給機構205は、トレーTのサイズに適した量のフィルムFmを、下降状態にある保持部材202と加熱ローラ203との間に繰り出す機構である。このフィルム供給機構205は、フィルムFmをセットするセット部251と、フィルムFmを搬送し且つフィルムFmを挟み込むことができる搬送部と、トレーTの包装により一部が抜き取られた残りのフィルムFmを巻き取る巻き取り部253とから構成されている。セット部251、搬送部、および巻き取り部253は、それぞれフレーム201aに支持されている。搬送部は、保持部材202と加熱ローラ203との間の空間を挟むように配置される搬送ローラ252a,252bと、これらに圧着する押さえローラ252c,252dと、搬送ローラ252a,252bの両端部付近にそれぞれ掛け渡されている2本のベルトB1と、押さえローラ252c,252dの両端部付近にそれぞれ掛け渡されている2本のベルトB2とを有している。このフィルム供給機構205では、セット部251にセットされたフィルムFmが搬送ローラ252a,252bに掛け渡されているベルトB1および押さえローラ252c,252dに掛け渡されている2本のベルトB2により搬送され、巻き取り部253につながる。搬送ローラ252a,252bおよび巻き取り部253は、図示しないモータ等から成る駆動手段により作動する。
【0059】
なお、フィルムFmを搬送するベルトB1はフィルムFmに対してグリップ性のあるものであり、押さえローラ252c,252dに掛け渡されているベルトB2との間にフィルムFmを挟持できるような構造となっている。
【0060】
リフト機構206は、トレーTをフィルムFmに対して突き上げるための機構であり、駆動モータ261と、フレーム201aに固定されている固定部262と、固定部262に対して上下に移動する移動部263とから構成されている。移動部263の上面には、保持部材202が固定される。すなわち、保持部材202上に載置されたトレーTは、移動部263の移動にしたがって昇降することになる。
【0061】
ローラ移動機構207は、加熱ローラ203の高さ位置を変えるための機構であって、図1に示すように、加熱ローラ203を軸支するローラ支持部271と、リンク機構272と、押さえ板273と、押さえ板273に上方から力を加えるレバー機構274と、レバー機構274を作動させるモータ275とから構成されている。ローラ支持部271は、加熱ローラ203が側面視において図1に示す傾斜状態となるように加熱ローラ203を軸支する。リンク機構272は、一端がローラ支持部271をピン支持しており、他端が押さえ板273によって押し下げられる。押さえ板273がリンク機構272に力を加えなくなると、ローラ支持部271および加熱ローラ203の自重によってリンク機構272の他端が下がる。押さえ板273は、後述するローラ旋回機構208の回転軸281に沿って上下移動自在な円板状部材であり、モータ275により作動するレバー機構274によって上方から力が加えられる。
【0062】
ローラ旋回機構208は、加熱ローラ203およびこれを支持するローラ支持部271やリンク機構272をシール包装時に所定角度だけ旋回させる機構であって、回転軸281と、回転軸281を回転させるモータ282とから構成されている。回転軸281は、その下端がリンク機構272を支えるベース部材279に固定されており、その上端が図示しないタイミングベルトおよびプーリによってモータ282とつながっている。制御部の制御によりモータ282が所定角度だけ回転軸281を回転させると、各加熱ローラ203は回転軸281を回転中心として所定角度だけ旋回する。
【0063】
<装置の動作制御>
図7に示すようにトレーTが保持部材202上に載ると、まず制御部は、フィルム供給機構205からフィルムFmを繰り出し、フィルムFmをトレーTの上方においてベルトB1およびベルトB2により保持させる。
【0064】
制御部がリフト機構206の移動部263を上昇させると、トレーTがフィルムFmを突き上げて停止する。このときには、トレーTの突き上げにより、フィルムFmには張力がかかる。
【0065】
次に制御部は、モータ275を制御し、レバー機構274による押さえ板273に対する下方への付勢を解除させ、リンク機構272を開放する。すると、加熱ローラ203が自重によってトレーTに接触するまで移動する。これらの加熱ローラ203は、それぞれ独立しているため、それぞれの加熱ローラ203が概ね同じ圧力でトレーTに接触する。
【0066】
制御部は、モータ275を制御して加熱ローラ203をトレーTに接触させると同時に、モータ282を制御して回転軸281を所定角度だけ回転させる。この所定角度は、加熱ローラ203が回転方向に等間隔に4本設けられていることから90゜に設定すればトレーTの周囲全体をいずれかの加熱ローラ203でシールすることが可能であるが、ここではそれに若干の余裕を持たせた角度100゜としている。回転軸281に連動して加熱ローラ203が回転し出すと、加熱ローラ203は、トレーTの周囲をなぞるように移動し、トレーTとフィルムFmとを熱融着させてシールしていく。このとき、加熱ローラ203は、フランジ上を転動しながら移動する。また、このときには、トレーTのエッジ部分(ここでは加熱ローラ203が当たっているフランジの頂部)においてフィルムFmに熱および力が集中することによって、トレーTのエッジ部分でフィルムFmが溶けて切り離される。
【0067】
加熱ローラ203によるトレーTへのフィルムFmのシールを終えると、加熱ローラ203を引き上げリフト機構206によってトレーTを下降させた後に、シール包装されたトレーTが保持部材202から取り出され、次のサイクルに移る。次のサイクルに移るときには、トレーTのシール包装により一部が熱溶断されて抜かれたフィルムFmは、巻き取り部253の駆動によって巻き取られる。なお、フィルムFmの幅はトレーTの幅よりも広く設定されており、トレーTのシール包装によってフィルムFmの連続性がとぎれることはなく、巻き取り部253による巻き取りができなくなるという不具合は発生しない。
【0068】
<装置の特徴>
包装装置201では、制御部が、加熱ローラ203を加熱するヒーターを、図6に示すようなデータを基に、加熱ローラ203がフィルムの種類別に設定されている適正温度となるように、フィルムFmの種類に応じて制御する。すなわち、制御部は、現在使用されているフィルムFmの種類を手入力情報や外部入力情報、あるいはセンサ等から得られた情報により判別し、図6に示すテーブルを用いフィルムFmの種類に応じて加熱ローラ203の温度を決定する。これにより、従来のようにオペレータが加熱ローラ203の温度を手動で調整する必要がなくなり、手動調整による不具合、すなわち、温度決定に多くの時間を要したり適切な温度決定が為されなかったりすることが解消される。
【0069】
【発明の効果】
本発明では、記憶部にあるフィルムの種類毎に設定された温度データを基にして熱供給部材の温度が自動的に決められるようになっているため、従来のようにオペレータが熱供給部材の温度を手動で調整する必要がなくなり、手動調整による不具合、すなわち、温度決定に多くの時間を要したり適切な温度決定が為されなかったりすることが解消される。すなわち、本発明に係る包装装置では、熟練していないオペレータが操作する場合であっても、包装装置において熱供給部材が適切な温度に設定されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である包装装置の外観斜視図。
【図2】 包装装置内部の正面概略図。
【図3】 図2のIII-III矢視概略図。
【図4】 加熱機構の平面図。
【図5】 制御部のブロック構成図。
【図6】 フィルム種類別の加熱ローラの適正温度データのテーブル。
【図7】 第2実施形態の包装装置の概略図。
【符号の説明】
1 包装装置
9 制御部
96 記憶部
96a フィルムのデータ
96b フィルム種類別の加熱ローラ
112 加熱ローラ(熱供給部材)
201 包装装置
203 加熱ローラ(熱供給部材)
F,Fm フィルム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a packaging device, in particular, a packaging device that pushes up an object to be wrapped from below on a tension-held film and folds the peripheral edge of the film to the lower side of the object to be heat-sealed, and a tray having an upper opening. On the other hand, the present invention relates to a packaging apparatus for covering an opening with a film in a state where an article to be packaged is accommodated in the tray, and heat-sealing the film around the opening periphery of the tray.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, an apparatus that wraps an object to be packaged such as fresh food stored in a tray using foamed polystyrene with a stretch film is known as a stretch wrapping apparatus. In this stretch wrapping device, a stretch film having a predetermined width is cut into a predetermined length according to the size of the tray, and both side edges in the width direction of the film are held by a pair of feeders composed of upper and lower belts or the like. The film is then transported to the packaging station and film packaging is performed at the packaging station. At the packaging station, the peripheral portion of the film is pushed up with the product stored in the tray (hereinafter referred to as an object to be packaged) against the film that has been transported and held in tension, and the object to be packaged is in close contact with the film. Fold it into the bottom of the tray. Thereby, since the article to be packaged is wrapped in the stretch film, the film below the tray is then heat sealed to complete the packaging.
[0003]
In addition, the applicant of the present application has developed a top-seal type packaging device that has been published internationally (International Publication No. WO / 69725). In this packaging device, the tray containing the product is pushed up from below against the held film to generate tension on the film, and in this state, the contact portion between the tray flange and the film is heated by a heat roller or the like. Is welded to the flange and the film is cut outside the welded portion.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above stretch packaging device and top-sealing type packaging device, the packaging of the package is finished by heat-sealing (heat-sealing) the film under the tray or heat-sealing the film to the flange of the tray. Yes. Therefore, the temperature of the heating member at the time of heat sealing greatly affects the quality of heat sealing. With regard to the temperature of this heating member, the conventional packaging device has a dial knob with the temperature stamped on the front, and the operator performs temperature setting and temperature adjustment of the heating member while looking at the actual packaging state. To be able to.
[0005]
However, in the case of an unskilled operator, it may take a long time to set the heating member to an appropriate temperature, or the temperature may be set higher and unnecessary energy may be consumed.
[0006]
Even if it is a case where the operator who is not skilled operates, the subject of this invention is setting a heating member (heat supply member) to an appropriate temperature in a packaging apparatus.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A packaging apparatus according to
[0008]
Here, the heat supply member applies heat to the film folded under the package to perform heat sealing, and the temperature of the heat supply member is the temperature set for each type of film in the storage unit. Determined based on data. Therefore, it is not necessary for the operator to manually adjust the temperature of the heat supply member as in the conventional case, and troubles due to manual adjustment, that is, it takes a lot of time to determine the temperature or an appropriate temperature is not determined. Is resolved.
[0009]
As described above, in the packaging device according to the present invention, even when an unskilled operator operates the heat supply member, the heat supply member is set to an appropriate temperature in the packaging device.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
A film transverse feed type stretch wrapping apparatus according to an embodiment of the present invention is shown in FIG. This
[0011]
<Overall outline of the device>
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0012]
The weighing-in
[0013]
In addition, a
[0014]
<Weighing-in mechanism>
The weighing-in
[0015]
<Packaging station>
The
[0016]
A
[0017]
As shown in FIG. 3, the
[0018]
Each
[0019]
In addition, a
[0020]
<Roll support mechanism>
As shown in FIG. 2, the
[0021]
The
[0022]
<Film delivery mechanism>
The
[0023]
The feeding
[0024]
The film
[0025]
The film insertion
[0026]
<Film transport mechanism>
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
Although not shown, the first and
[0030]
<Cutter mechanism>
A
[0031]
<Folding mechanism>
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0032]
The left and
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
As shown in FIG. 2, the
[0036]
<Pressing mechanism>
As shown in FIG. 3, the
[0037]
Here, the
[0038]
The
[0039]
Further, as described above, the holding
[0040]
<Heating mechanism>
As shown in FIG. 4, the
[0041]
The
[0042]
<Control unit>
The
[0043]
<Storage unit>
As shown in FIG. 5, the
[0044]
<Outline of operation of packaging device>
Next, operation | movement of the
[0045]
In the
[0046]
On the other hand, the film F transferred from the film roll R to the
[0047]
And the
[0048]
In this state, when the
[0049]
Furthermore, when processing including labeling is selected, the price or weight of the product calculated based on the measured value is printed on the label by the
[0050]
<Details of operation during heat sealing>
As described above, while the
[0051]
The tray T passes over the
[0052]
Further, the temperature of the
[0053]
[Second Embodiment]
<Outline of device>
A packaging device according to an embodiment of the present invention is shown in FIG. The
[0054]
<Device configuration>
The
[0055]
The holding
[0056]
The heating roller 203 is a cylindrical member, and is rotatably supported by a
[0057]
In addition, a heater (not shown) for heating the heating roller 203 is disposed inside the heating roller 203. Based on the data table shown in FIG. 6 stored in a storage unit (not shown), the control unit responds to the type of film Fm so that the heating roller 203 has an appropriate temperature set for each type of film. To control the heater.
[0058]
The
[0059]
The belt B1 that conveys the film Fm has a grip property with respect to the film Fm, and has a structure that allows the film Fm to be sandwiched between the belt B2 that is stretched around the
[0060]
The
[0061]
The
[0062]
The
[0063]
<Operation control of device>
As shown in FIG. 7, when the tray T is placed on the holding
[0064]
When the control unit raises the moving
[0065]
Next, the control unit controls the
[0066]
The control unit controls the
[0067]
When the sealing of the film Fm to the tray T by the heating roller 203 is finished, the heating roller 203 is pulled up and the tray T is lowered by the
[0068]
<Features of the device>
In the
[0069]
【Effect of the invention】
In the present invention, the temperature of the heat supply member is automatically determined based on the temperature data set for each type of film in the storage unit. It is no longer necessary to adjust the temperature manually, and problems due to manual adjustment, i.e., it takes a long time to determine the temperature or an appropriate temperature cannot be determined can be solved. That is, in the packaging apparatus according to the present invention, even when an unskilled operator operates, the heat supply member is set to an appropriate temperature in the packaging apparatus.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of a packaging device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic front view of the inside of the packaging apparatus.
FIG. 3 is a schematic view taken along the line III-III in FIG. 2;
FIG. 4 is a plan view of a heating mechanism.
FIG. 5 is a block configuration diagram of a control unit.
FIG. 6 is a table of appropriate temperature data of the heating roller for each film type.
FIG. 7 is a schematic view of a packaging device according to a second embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
201 Packaging Equipment 203 Heating Roller (Heat Supply Member)
F, Fm film
Claims (1)
フィルムロールを支持するロール支持機構と、
前記フィルムロールから前記フィルムを繰り出すフィルム送り出し機構と、
前記フィルム送り出し機構により繰り出された前記フィルムを搬送し、緊張保持するフィルム搬送機構と、
前記フィルム搬送機構により所定量搬送された後に前記フィルムを切断するカッター機構と、
前記フィルムを前記被包装物の下側に折り込む折り込み機構と、
前記フィルムが下側に折り込まれた前記被包装物を押える押さえ機構と、
前記被包装物の下側に折り込まれた前記フィルムに対して熱を加える熱供給部材と、
前記フィルムの種類毎に設定された前記熱供給部材の適切な温度データが記憶される記憶部と、
前記記憶部にある前記温度データに基づいて、前記熱供給部材の温度を決める制御部と、
前記フィルムが下側に折り込まれた前記被包装物を排出台に押し出す排出プッシャーと、
を備え、
前記押さえ機構は、前記排出プッシャーによって前記被包装物が前記排出台に押し出される間に、前記被包装物を上から押えながら前記熱供給部上を通過させ、さらに、前記被包装物の下側に折り込まれた前記フィルムを、前記熱供給部材と前記被包装物との間に挟まれた状態で前記熱供給部材によりヒートシールさせる、
包装装置。A packaging device that pushes up an object to be wrapped from below on a tension-held film and folds the peripheral edge of the film to the lower side of the object to be heat-sealed,
A roll support mechanism for supporting the film roll;
A film delivery mechanism for delivering the film from the film roll;
A film transport mechanism for transporting the film fed by the film feed mechanism and holding the tension;
A cutter mechanism for cutting the film after being transported by a predetermined amount by the film transport mechanism;
A folding mechanism for folding the film into the lower side of the article to be wrapped;
A pressing mechanism for pressing the packaging object in which the film is folded downward;
A heat supply member for applying heat to the film folded under the packaged item;
A storage unit for storing appropriate temperature data of the heat supply member set for each type of the film,
A control unit for determining the temperature of the heat supply member based on the temperature data in the storage unit;
A discharge pusher for extruding the packaged object in which the film is folded downward to a discharge table;
With
The pressing mechanism, while the articles to be packaged by the discharge pusher is pushed out to the discharge table, the material to be packaged is passed over the heat supply unit while pressing from above, further, the material to be packaged the film folded on the lower side, is heat-sealed by the heat supply member in a state of being sandwiched between the heat supply member and the material to be packaged,
Packaging equipment.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001283728A JP4988109B2 (en) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | Packaging equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001283728A JP4988109B2 (en) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | Packaging equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003095207A JP2003095207A (en) | 2003-04-03 |
JP4988109B2 true JP4988109B2 (en) | 2012-08-01 |
Family
ID=19107177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001283728A Expired - Fee Related JP4988109B2 (en) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | Packaging equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4988109B2 (en) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820501Y2 (en) * | 1978-06-16 | 1983-04-28 | 東芝テック株式会社 | Heat sealing device for stretch packaging machine |
JPS5820627A (en) * | 1981-07-23 | 1983-02-07 | 株式会社寺岡精工 | Method of controlling heating of heater in packer |
JPH062486B2 (en) * | 1985-05-31 | 1994-01-12 | 株式会社寺岡精工 | Package pricing device |
JP3536932B2 (en) * | 1993-03-24 | 2004-06-14 | 株式会社イシダ | Seal temperature setting device in bag making and packaging machine |
JP2762961B2 (en) * | 1995-07-06 | 1998-06-11 | 株式会社寺岡精工 | Stretch film packaging machine |
JP3336937B2 (en) * | 1997-12-09 | 2002-10-21 | 株式会社寺岡精工 | Stretch film packaging machine |
JP3436133B2 (en) * | 1998-05-29 | 2003-08-11 | 株式会社寺岡精工 | Stretch wrapping machine |
KR20010052466A (en) * | 1999-05-18 | 2001-06-25 | 이시다 다게시 | Packaging method and packaging apparatus |
-
2001
- 2001-09-18 JP JP2001283728A patent/JP4988109B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003095207A (en) | 2003-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6235497B2 (en) | Packaging equipment | |
JP3193728U (en) | Stretch wrapping machine | |
JP6689586B2 (en) | Packaging equipment | |
US10822127B2 (en) | Packaging apparatus | |
JP4988108B2 (en) | Packaging equipment | |
JP4988109B2 (en) | Packaging equipment | |
US10710755B2 (en) | Packaging apparatus | |
JP4470290B2 (en) | Heat sealing equipment | |
JP3474501B2 (en) | Packaging equipment | |
JP7348624B2 (en) | Packaging equipment, packaging method | |
JP6450404B2 (en) | Packaging equipment | |
JP2007223638A (en) | Packaging device | |
JP4459539B2 (en) | Packaging equipment | |
JP2002120808A (en) | Packaging apparatus | |
JP2001213406A (en) | Packaging device, packaging method and packaged article | |
JP2001328608A (en) | Top sealing type packaging device | |
JP2001213405A (en) | Packaging device, packaging method and packaged article | |
JP3487167B2 (en) | Stretch wrapping machine | |
JP2012176778A (en) | Stretch packaging apparatus | |
JP3490352B2 (en) | Packaging equipment | |
JP2002160703A (en) | Packing device | |
JPS6160410A (en) | Turn-in mechanism of packaging machine | |
JP2009096486A (en) | Packaging device | |
JP2004307046A (en) | Automatic packaging device and consumables used for automatic packaging device | |
JP2004323114A (en) | Package pricing device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080902 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110404 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110404 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4988109 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |