JP4984355B2

JP4984355B2 - Chromatographic quantitative measurement device

Info

Publication number: JP4984355B2
Application number: JP2001215745A
Authority: JP
Inventors: 薫重松; 浩二三好; 昌弘阿河
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-07-16
Filing date: 2001-07-16
Publication date: 2012-07-25
Anticipated expiration: 2021-07-16
Also published as: JP2003028876A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、免疫クロマトグラフィー試験片等を測定するクロマトグラフィー定量測定装置に関し、特に装置の定量測定精度を向上させることができるものに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
以下に、従来の試料濃度測定装置である吸光光度計について図９を用いて説明する。図９は従来の反射吸光光度計の概略構成図である。図９において、１は光源、２は反射板、３は回折格子、４は開口部、５はガラス板、６は光電子倍増管、７は免疫クロマトグラフィー試験片、８は光電子倍増管、１１は検知部である。
【０００３】
抗原抗体反応を用いた免疫クロマトグラフィー試験片７は、液体試料を添加する部分である添加部９と、液体試料の浸透により移動し、流れてきた液体試料中に含まれる分析対象物に対して特異的に結合する標識試薬が保持された標識試薬保持部１０と、標識試薬と分析対象物との結合物質の固定化を行う検知部１１と、流れてきた液体試料を吸収する部分と、他のベース部１２とからなる。
【０００４】
以上のように構成される従来の反射吸光光度計の動作について説明する。
光源１から出射されたビームは、反射板２を介して回折格子３に入射される。ここで、回折格子３により波長が決定され、回折格子３より出射されたビームは、開口部４により絞られ、ガラス板５に入射される。ガラス板５に入射したビームは、ガラス板５を反射するものと透過するものに分けられる。ガラス板５を反射したビームは、参照光として光電子倍増管６で受光される。一方、ガラス板５を透過したビームは、免疫クロマトグラフィー試験片７に入射される。免疫クロマトグラフィー試験片７からの散乱光は、光電子倍増管８で受光される。光電子倍増管６、８からの出力はそれぞれLog変換され、これらの引き算結果が吸光度信号として出力される。なお、クロマトグラフィー試験片７のベース部１２と検知部１１の吸光度信号の差と、測定する試料濃度との検量線が予め算出されており、ベース部１２と検知部１１の吸光度信号の差を検出することにより、試料濃度の算出が行われる。
【０００５】
また、一般的に定性、半定性の免疫クロマトグラフィー試験片は、中空のケーシングに封入されており、検査終了後はケーシングごと廃棄する方法が取られている。例えば、特表平１−５０３１７４号公報及び特開平６−１８０３２０号公報には、図９（ｂ）に示すように、ケーシング９０に免疫クロマトグラフィー試験片に液体試料を添加する部分である注入部９１と、呈色部分を観察ための開口９２を設け、検査結果として変色度合を目視により判断する方法が開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の汎用吸光光度計を用いた免疫クロマトグラフィーの定量分析では、測定の頻度が少ない場合にはケーシングを用いる方法に問題はないが、臨床検査などで定量測定を大量に行う場合、ケーシングのコストと保管場所の確保が問題となる。
【０００７】
また、ケーシングなしに免疫クロマトグラフィー試験片単体を用いて定量測定を行う場合には、吸光光度計の測定テーブル上に直接試験片を置くことになるため、測定装置に試料が付着することが問題となる。
【０００８】
また、ビームが正確にベース部及び検知部に照射されるよう試験片を測定装置に精度良く取り付けなければならないという問題があった。
【０００９】
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、定量測定精度を向上させることができるクロマトグラフィー定量測定装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のクロマトグラフィー定量測定装置では、被検査溶液を免疫クロマトグラフィ試験片に添加し、上記被検査溶液の展開が終了すると、上記免疫クロマトグラフィー試験片の検知部にビームを照射して光学的な信号の検出を行い、該検出した信号から試料濃度を定量的に読み取って定量測定を行うクロマトグラフィー定量測定装置において、上記免疫クロマトグラフィー試験片を保持する固定台と、上記固定台を保持する測定台と、を備え、上記免疫クロマトグラフィー試験片は、検査溶液を展開するための展開層と、上記展開層を保持するための支持体とからなり、上記免疫クロマトグラフィー試験片を上記固定台に固定する試験片固定器具を備え、上記試験片固定器具は、上記固定台に着脱可能に構成され、かつ上記免疫クロマトグラフィー試験片の検知部を押さえる、ことを特徴とするものである。
これにより、免疫クロマトグラフィー試験片を精度良くクロマトグラフィー定量測定装置に取り付けることが可能となり、かつ、ケーシングにかかるコスト及び保管場所を少なくすることが可能で、さらに免疫クロマトグラフィー試験片のビームが照射される部分を平滑にすることが可能となる。
【００２６】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、上記ビームを透過する透過窓を設けた、ことを特徴とするものである。
これにより、試験片固定器具を装着したまま測定作業を行うことが可能となる。
【００２７】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、上記固定台に上記試験片固定器具を固定するための爪状突起を設けた、ことを特徴とするものである。
これにより、試験片固定器具の取付作業を容易にすることが可能となる。
【００２８】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具は、上記固定台をスライド移動する、ことを特徴とするものである。
これにより、試験片固定器具の取付作業を容易にすることが可能となる。
【００２９】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具もしくは上記固定台に傾斜部を設け、上記試験片固定器具と上記固定台とを上記傾斜部にて接触させて、上記試験片固定器具を上記固定台に固定する、ことを特徴とするものである。
これにより、試験片固定器具を容易に固定台に固定することが可能となる。
【００３０】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具は、上記固定台と一体である、ことを特徴とするものである。
これにより、試験片固定器具の紛失を防ぐことが可能となる。
【００３１】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、取っ手を設けた、ことを特徴とするものである。
これにより、試験片固定器具の取り扱いを容易にすることが可能となる。
【００３２】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、上記免疫クロマトグラフィー試験片を貫通する針を設けた、ことを特徴とするものである。
これにより、固定台より免疫クロマトグラフィー試験片を容易に取り除くこと
が可能となる。
【００５９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形態に限定されるものではない。
【００６０】
（実施の形態１）
以下に、実施の形態１によるクロマトグラフィー定量測定装置について図１を用いて説明する。
図１は、実施の形態１によるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図である。
【００６１】
図１において、１は光源であり、ビームを放射する。５はガラス板である。１５は受光素子であり、ガラス板５を反射したビームを受光する。１６は受光素子であり、ガラス板５を透過して免疫クロマトグラフィー試験片７の検知部１１を反射したビームを受光する。７は免疫クロマトグラフィー試験片であり、添加された被検査溶液が浸透する部分である展開層１３と、展開層１３を保持する支持体１４とからなり、長さ５０mm、幅５mm程度の大きさである。
【００６２】
展開層１３は、被検査溶液を添加する部分である添加部９と、被検査溶液中に含まれる測定対象物質と特異的に結合反応を起こす標識試薬を保持する部分である標識試薬保持部１０と、測定対象物質と標識試薬とが特異的に結合した結合物質を固定化する試薬が保持される部分である検知部１１と、検知部１１において固定化されなかった結合物質により吸光度信号に誤差が生じるのを避けるために検知部１１から所定の距離に位置するベース部１２と、を備えたものである。なお、展開層１３は、被検査溶液が湿潤可能な材料であるメンブレンフィルタからなるものであり、展開層１３に用いる材料としては、メンブレンフィルタ以外でも、被検査溶液が湿潤可能な材料であれば、ガラス繊維濾紙、不織布等任意の材料を用いて構成できる。
【００６３】
支持体１４は、被検査溶液により湿潤されない材料であるＰＥＴ（Polyethylene terephthalate）からなる。支持体１３に用いる材料としては、ＰＥＴ以外でも、被検査溶液により湿潤されない材料であれば、ＡＢＳ等任意の材料を用いて構成できる。このように構成した免疫クロマトグラフィー試験片７に、被検査溶液を滴下することにより、被検査溶液に含まれる測定対象を測定することができる。
【００６４】
１７は固定台であり、免疫クロマトグラフィー試験片７を保持する。なお、固定台１７は定量測定時に繰り返して使用可能であり、免疫クロマトグラフィー試験片７を定量測定後に付け替えることができ、その結果、従来のようなハードケースの必要性がなくなり、コストを低下させるとともに、定量測定に必要な部品の保管場所を最小限に抑えることができる。
【００６５】
１８は測定台であり、固定台１７を保持する。このとき、測定台１８には固定台１７の位置決めを行うための溝を設けた。これにより、固定台１７を正確に測定台１８に取り付けることが可能となる。なお、測定台１８は走査可能な構成とすることで、検知部１１及びベース部１２に至る領域にビームを走査して定量測定を行う。これにより、検知部１１及びベース部１２の吸光度信号を得ることができる。ここで、免疫クロマトグラフィー試験片７に照射されるビームの形状は円または楕円、もしくは矩形でも良く、さらには検知部１１の全域にビームが照射される形状が望ましい。
１９は固定台保持体であり、測定台１８に可動可能な構成として取り付けられ、固定台１７を測定台１８に固定するために用いるものである。
【００６６】
以上のように構成されるクロマトグラフィー定量測定装置を用いた免疫クロマトグラフィー試験片７の定量測定について説明する。
まず、免疫クロマトグラフィー試験片７の添加部９に、被検査溶液を添加する。添加された被検査溶液は展開層１３上を展開し、添加された被検査溶液に測定対象物が含まれている場合、標識試薬保持部１０において、被検査溶液中に含まれる測定対象物と標識試薬保持部１０に保持されている標識試薬とが特異的結合反応を起こす。その後、検知部１１において、標識試薬と特異的に結合した測定対象物、つまり、結合物質が固定化される。このとき、変色反応を起こし、その幅は１mm程度である。なお、変色による濃度と測定対象物濃度は比例関係を持つ。検知部１１を通過した被検査溶液は、展開層１３に浸透することにより吸収される。
【００６７】
被検査溶液の展開が終了すると、光源１からビームを出射し、該出射されたビームはガラス板５に入射する。ガラス板５で反射されたビームは参照光として受光素子１５に入射する。また、ガラス板５を透過したビームは免疫クロマトグラフィー試験片７に照射される。このとき、展開層１３の表面上で生じた散乱光は受光素子１６によって検知される。そして、受光素子１５、１６により検知された参照光及び散乱光をそれぞれＬｏｇ変換し、これらの引き算結果を吸光度信号として取得する。
【００６８】
このような実施の形態１によるクロマトグラフィー定量測定装置では、被検査溶液がクロマトグラフィー定量測定装置に付着することなく測定操作を行うことができ、また、免疫クロマトグラフィー試験片７をクロマトグラフィー定量測定装置に容易に取り付けることが可能となる。さらに、検知部１１及びベース部１２に至る領域に精度良くビームを照射することが可能となる。また、免疫クロマトグラフィー試験片７単体での測定が可能となるため、クロマトグラフィー試験片７を個別にケースに入れる必要性がなくなり、その結果、ケーシングにかかるコストを低下させるとともに、保管場所を最小限に抑えることができる。
【００６９】
（実施の形態２）
以下に、実施の形態２について図２を用いて説明する。
なお、実施の形態１との違いは、支持体１４と固定台１７にそれぞれ穴２０と突起２１を設け、より精度良く免疫クロマトグラフィー試験片７を固定台１７に簡単に取り付け可能とした点である。また、免疫クロマトグラフィー試験片７の定量測定方法については実施の形態１で説明したので、ここでは、その説明を省略する。
【００７０】
図２は、実施の形態２によるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図であり、図において、図１と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
図２において、２０は穴であり、免疫クロマトグラフィー試験片７における支持体１４に設けられる。なお、穴２０の形状は円形であるが矩形としても良く、穴２０を矩形とした場合には、矩形の一辺もしくは複数の辺を位置決めとして用いることで、固定台１７に対して免疫クロマトグラフィー試験片７をより精度良く取り付けることが可能となる。また、穴２０を支持体１４の被検査溶液の展開方向下流に設けるようにすれば、被検査溶液の添加作業中に、穴２０及び突起２１への被検査溶液の付着を防ぐことができる。また、穴２０を免疫クロマトグラフィー試験片７の長辺方向の中心線に対して非対称形状となるようにすれば、免疫クロマトグラフィー試験片７を間違って表裏逆にして固定台１７に取り付けてしまうことを防ぐことが可能となる。
【００７１】
２１は突起であり、穴２０に対して同形状もしくはわずかに小径な形状とし、固定台１７に設けられる。なお、この突起２１を測定台１８に設けても良い。この場合、図３に示すように、穴２０と同一形状の穴を固定台１７に設け、測定台１８に設けられた突起２１が固定台１７及び支持体１４の穴を貫通することで、固定台１７への免疫クロマトグラフィー試験片７の取付作業が簡便になるとともに、測定台１８に対して精度良く取り付けることができる。このとき、突起２１の先端に傾斜を持たせるようにすることが望ましい。
【００７２】
２２はガイドであり、支持体１４の位置決めを行うものであり、固定台１７に設けられる。なお、ガイド２２は支持体１４と同じ、もしくはやや大きめの幅を持つ。ガイド２２に支持体１４を沿わせた状態で固定台１７に免疫クロマトグラフィー試験片７を保持させる。ここで、支持体１４を展開層１３よりも大きくすれば、ガイド２２と接触するのは支持体１４となり、展開層１３が取り外し作業により剥離し、ガイド２２に付着することを防ぐことができる。また、ガイド２２の端面に傾斜を持たせるようにすれば、固定台１７への取付作業を容易にすることが可能となる。
【００７３】
このような実施の形態２によるクロマトグラフィー測定装置では、支持体１４を展開層１３よりも大きくすることにより、ガイド２２と接触するのは支持体１４となり、その結果、展開層１３が取り外し作業により剥離し、ガイド２２に付着することを防ぐことができる。
【００７４】
また、穴２０を支持体１４の被検査溶液の展開方向下流に設け、穴２０とほぼ同形状の突起２１と、支持体１４を固定するガイド２２と、を固定台１７に設けたことより、展開層１３が剥離して突起２１に付着することを防ぐとともに、被検査溶液の添加作業中に、穴２０及び突起２１に被検査溶液が付着することを防ぎ、その結果、免疫クロマトグラフィー試験片７を固定台１７に繰り返し取り付ける作業を行っても取付精度が悪化せず、さらに、固定台１７に対して精度良く免疫クロマトグラフィー試験片７を容易に取り付けることを可能にすることができる。
【００７５】
なお、本実施の形態２において、支持体１４に切り欠きを設け、ガイド２２の形状を支持体１４に設けた切り欠きと同様な形状とし、切り欠きをガイド２２に挿入するようにしても、固定台１７に精度良く免疫クロマトグラフィー試験片７を取り付けることが可能となる。このとき、切り欠きを免疫クロマトグラフィー試験片７の長辺方向の中心線に対して非対称形状する、もしくは、切り欠き及びガイド２２を一方のみに設けるようにすることで免疫クロマトグラフィー試験片７を固定台１７に表裏逆に取り付けてしまうことを無くすことが可能となる。
【００７６】
（実施の形態３）
以下に、実施の形態３によるクロマトグラフィー定量測定装置について図４を用いて説明する。
なお、実施の形態２との違いは、固定台１７に装着可能な試験片固定器具２３を設けた点である。また、免疫クロマトグラフィー試験片７の定量測定については実施の形態１で説明したので、ここでは、その説明を省略する。
【００７７】
図４は、実施の形態３によるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図であり、図において、図２と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。図４(ａ)において、２３は試験片固定器具であり、固定台１７に装着されると、免疫クロマトグラフィー試験片７の検知部を押さえ、ビームが照射される部分を平滑にすることができる。なお、ここでは、ビームが走査される領域の支持体１４を押さえる。これにより、展開層１３が試験片固定器具２３に付着することを防止することができ、着脱作業を繰り返しても取付精度を維持することが可能となる。なお、支持体１４と接触する部分に弾性を持たせる構成とすることが望ましい。また、試験片固定器具２３は固定台１７と別部品となっているが、固定台１７と一体としても構わない。このようにすれば、試験片固定器具２３の紛失を防ぐことができる。
【００７８】
２４は透過窓であり、ビームを透過する。試験片固定器具２３上のビームが照射される面に設けられ、幅はビームの幅よりやや大きめとし、長辺方向には走査によりビームを妨げない程度の窓とする。これにより、試験片固定器具２３を装着した状態で吸光度測定を行うことができる。
【００７９】
２５は爪状突起であり、試験片固定器具２３に設けられ、固定台１７に試験片固定器具２３を固定する。なお、爪状突起２５が挿入される開口４０を固定台１７上に設けているが、２つの爪状突起２５の間隔を固定台１７の幅と等しくすることにより、試験片固定器具２３を固定するようにしても良い。
【００８０】
２６は取っ手であり、試験片固定器具２３に設けられ、固定台１７への着脱が容易になる。なお、取っ手２６は、固定台１７に対して試験片固定器具２３を着脱するための作業を行う際に、作業者が保持しやすい形状が望ましく、その表面に滑り止めの加工を施すとなお良い。
【００８１】
２７は針であり、試験片固定器具２３に設けられる。なお、試験片固定器具２３を固定台１７に取り付ける際に、クロマトグラフィー試験片７を、ここでは支持体１４を貫通するようにする。これにより、試験片固定器具２３を固定台１７から取り外した場合、免疫クロマトグラフィー試験片７が試験片固定器具２３と共に固定台１７からはずれるため、作業者に被検査溶液が付着することなしに、免疫クロマトグラフィー試験片７を廃棄することが可能となる。
【００８２】
このような実施の形態３によるクロマトグラフィー定量測定装置では、固定台１７に免疫クロマトグラフィー試験片７を取り付け、透過窓２４を有する試験片固定器具２３を装着することにより、ビームにより走査される領域を平滑にし、吸光度測定の精度を向上させることができるとともに、試験片固定器具２３を装着した状態で吸光度測定を行うことができる。
【００８３】
また、試験片固定器具２３と支持体１４を接触させることにより、展開層１３が試験片固定器具２３に付着することを防止することができ、着脱作業を繰り返しても取付精度を維持することが可能となる。
【００８４】
さらに、試験片固定器具２３に針２７を設けたことにより、試験片固定器具２３を固定台１７より取り外したとき、免疫クロマトグラフィー試験片７が試験片固定器具２３と共に固定台１７からはずれるため、作業者に被検査溶液が付着することなしに、免疫クロマトグラフィー試験片７を廃棄することが可能となる。
【００８５】
なお、本実施の形態３において、図４（ａ）に示すように、爪状突起２５を用いて試験片固定器具２３を固定台１７に取りつける場合について説明したが、図４(ｂ)に示すように、試験片固定器具２３を固定台１７に対してスライド移動させて固定するようにしても良い。このとき、試験片固定器具２３と固定台１７がくさび状となることで、固定されるようにする。また、試験片固定器具２３もしくは固定台１７に傾斜部を設け、この試験片固定器具２３と固定台１７を傾斜部にて接触させることで、試験片固定器具２３を固定台１７に固定するようにしてもよい。
【００８６】
（実施の形態４）
以下に、実施の形態４によるクロマトグラフィー定量測定装置について、図５を用いて説明する。
なお、実施の形態１との違いは、支持体１４と固定台１７にそれぞれ溝２８とガイド２９を設けた店である。また、免疫クロマトグラフィー試験片７の定量測定については実施の形態１で説明したので、ここでは、その説明を省略する。
【００８７】
図５は、実施の形態４によるクロマトグラフィー定量測定装置の断面図であり、図において、図１と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
図５において、免疫クロマトグラフィー試験片７には、固定台１７への挿入側端部に切り欠き５０を設けた。なお、切り欠き５０を、免疫クロマトグラフィー試験片７の長辺方向の中心線に対して非対称形状になるようにすれば、免疫クロマトグラフィー試験片７を裏表逆に取り付けるなどの失敗がなくなる。
【００８８】
支持体１４には溝２８を設けた。なお、免疫クロマトグラフィー試験片７を作成する際に用いるレーザ切断機により形成する方法により溝２８を形成するようにすれば、作業工程を省略することができる。このとき、溝２８及びガイド２９は、免疫クロマトグラフィー試験片７の長辺方向の中心線に対して、非対称とすることが望ましい。
【００８９】
固定台１７には、固定台１７に、切り欠き５０と同一形状の突起３０と、溝２８に挿入可能なガイド２９と、免疫クロマトグラフィー試験片７を挿入可能な挿入口を設けた。ここで、挿入口には傾斜を設け、固定台１７内部に向かって狭まるような形状とする。
【００９０】
このような実施の形態４によるクロマトグラフィー定量測定装置では、免疫クロマトグラフィー試験片７を固定台１７の定められた位置に固定することができる。このとき、支持体１４に設ける切り欠き５０を、免疫クロマトグラフィー試験片７の長辺方向の中心線に対して非対称となる形状とすることにより、免疫クロマトグラフィー試験片７を表裏逆に取り付けてしまうことを防止することができる。
【００９１】
（実施の形態５）
以下に、実施の形態５によるクロマトグラフィー定量測定装置について図６を用いて説明する。
なお、実施の形態１との違いは、支持体１４と固定台１７にそれぞれ溝２８とガイド２９を設けた点である。また、免疫クロマトグラフィー試験片７の定量測定については実施の形態１で説明したので、ここでは、その説明を省略する。
【００９２】
図６は、実施の形態５によるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図であり、図において、図５と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
図６(ａ)において、支持体１４に、固定台１７への挿入側の終端部に溝２８を設けた。
【００９３】
固定台１７には、溝２８に挿入可能なガイド２９と、免疫クロマトグラフィー試験片７を押さえる弾性部材からなる押さえ３１と、を設けた。
ガイド２９は、免疫クロマトグラフィー試験片7が固定台１７に完全に挿入されたとき、溝２８に挿入するようにすることで、固定台１７に対して一定の位置に免疫クロマトグラフィー試験片７が固定される。このとき、ガイド２９が溝２８に挿入されたことを検知する手段を備えるようにすれば、免疫クロマトグラフィー試験片７が固定台に正しく配されたことを把握することができ、その結果、測定の誤操作を無くすことができる。その例として、ガイド２９に電極を設け、溝２８の表面を導電性材料とする構成が挙げられる。
【００９４】
また、押さえ３１は、固定台１７と一体であり、免疫クロマトグラフィー試験片７上のビームを走査する領域近辺を押さえる。特に、支持体１４の部分を押さえるようにすることが望ましく、その端部には傾斜を設けるようにする。固定台１７に挿入された免疫クロマトグラフィー試験片７は支持体１４の端部が固定台１７の壁をガイドとして導入される構成とすることで、位置決めされる。なお、免疫クロマトグラフィー試験片７を固定台１７より排除する行程において、押さえ３１を解除する機構を備えるようにすることが望ましい。なお、押さえ３１は必ずしも固定台１７と一体でなくても良く、クロマトグラフィー定量測定装置に設置しても良い。この場合、押さえ３１を着脱可能な構成とすることが望ましい。
【００９５】
なお、図６(ａ)では、溝２８及びガイド２９を用いて免疫クロマトグラフィー試験片７の位置を決定しているが、図６(ｂ)に示すように、支持体１４の挿入側の幅を狭めた段付き構成とすることで、位置を決定しても良い。
【００９６】
このような実施の形態５によるクロマトグラフィー定量測定装置では、支持体１４を押さえる押さえ３１を備えたことより、ビームを走査する領域を平滑化することができるため、吸光度測定の精度を向上させることができる。このとき、押さえ３１の端部に傾斜を設けることにより、固定台１７への着脱作業を容易に行うことができる。
【００９７】
（実施の形態６）
以下、本発明の請求項３９から請求項４９に対応する実施の形態６によるクロマトグラフィー定量測定装置について、図７を用いて説明する。
なお、免疫クロマトグラフィー試験片７の定量測定については実施の形態１で説明したので、ここでは、その説明を省略する。
【００９８】
図７は実施の形態６によるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図であり、図において、図１と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
図７において、支持体１４を、作業者が支持体を保持し、固定台から免疫クロマトグラフィー試験片を取り外すようにした。これにより、免疫クロマトグラフィー試験片７の取り外し作業に際して、作業者への試料による汚染を防ぐことができる。このとき、図７に示すように折り曲げ、端部を浮かせるようにして、この折れ曲がった部分を作業者が保持できるようにする。このとき、支持体１４において保持される部分に滑り止め３２を設けるようにする。これにより、免疫クロマトグラフィー試験片７の取り外し作業に際して、作業者が保持しやすく作業性を向上させることができる。なお、滑り止め３２として突起形状を設けているが、支持体１４の表面に溝やローレット加工を施すことにより得られる形状としても良い。ここで、支持体１４を折り曲げる際に、折り曲げにより谷とする部分に予め溝を設けるようにすれば、容易に支持体１４を折り曲げることができ、免疫クロマトグラフィー試験片７の取り外し作業を簡便にすることができる。さらに、支持体１４の保持される部分が固定台１７より突出するようにすれば、作業者が保持しやすく、作業性をより向上させることができる。
【００９９】
固定台１７に、被検査溶液を受ける溝である受け皿３３を設け、この受け皿３３の開口部を支持体１４よりも大きいものとした。また、受け皿３３にスロープ３４を設けることで、被検査溶液を免疫クロマトグラフィー試験片７の添加部９に上から添加するだけではなく、断面方向から展開層１３に供給可能とした。また、固定台１７表面に撥水加工を施しておけば、免疫クロマトグラフィー試験片７への試料添加中に誤って漏れ出した試料を容易に拭き取ることができる。さらに、固定台の受け皿３３に吸水性物質である吸水材３５を取り付けたことで、試料添加作業中に誤って漏れ出した試料を吸水材３５により吸収し、クロマトグラフィー定量測定装置に試料が付着することを防ぐことができる。なお、吸水材３５は受け皿３３の底面に設置され、取り替え可能とする。
【０１００】
なお、図８に示したように、固定台１７に、支持体１４と接触する部分に貫通穴３６を設け、除去棒３７を貫通穴３６に挿入するようにすれば、固定台１４から免疫クロマトグラフィー試験片７を簡単に取り除くことができる。なお、除去棒３７を固定台１７と一体とした構成としても良い。
【０１０１】
このような実施の形態６によるクロマトグラフィー定量測定装置では、作業者が測定完了後の免疫クロマトグラフィー試験片７を固定台１７より取り外す際に、被検査溶液が作業者に付着することを防ぐことができる。ここで、固定台１７に撥水処理を施すことにより、誤って固定台１７に付着した被検査溶液を拭き取る作業が容易になる。また、スロープ３４を設けることにより、被検査溶液の添加方法が異なる場合にも固定台１７を変更することなく対応することができる。
【０１０２】
【発明の効果】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置によれば、被検査溶液を免疫クロマトグラフィー試験片に添加し、上記被検査溶液の展開が終了すると、上記免疫クロマトグラフィー試験片の検知部にビームを照射して光学的な信号の検出を行い、該検出した信号から試料濃度を定量的に読み取って定量測定を行うクロマトグラフィー定量測定装置において、上記免疫クロマトグラフィー試験片を保持する固定台と、上記固定台を保持する測定台と、を備え、上記免疫クロマトグラフィー試験片は、検査溶液を展開するための展開層と、上記展開層を保持するための支持体とからなり、上記免疫クロマトグラフィー試験片を上記固定台に固定する試験片固定器具を備え、上記試験片固定器具は、上記固定台に着脱可能に構成され、かつ上記免疫クロマトグラフィー試験片の検知部を押さえたので、免疫クロマトグラフィー試験片を精度良くクロマトグラフィー定量測定装置に取り付けることが可能となり、かつ、ケーシングにかかるコスト及び保管場所を少なくすることが可能となり、さらに免疫クロマトグラフィー試験片のビームが照射される部分を平滑にすることが可能となる。
【０１１８】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、上記ビームを透過する透過窓を設けたことより、試験片固定器具を装着したまま測定作業を行うことが可能となる。
【０１１９】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、上記固定台に上記試験片固定器具を固定するための爪状突起を設けたことより、試験片固定器具の取付作業を容易にすることが可能となる。
【０１２０】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具は、上記固定台をスライド移動することより、試験片固定器具の取付作業を容易にすることが可能となる。
【０１２１】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具もしくは上記固定台に傾斜部を設け、上記試験片固定器具と上記固定台とを上記傾斜部にて接触させて、上記試験片固定器具を上記固定台に固定することより、試験片固定器具を容易に固定台に固定することが可能となる。
【０１２２】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具は、上記固定台と一体であることより、試験片固定器具の紛失を防ぐことが可能となる。
【０１２３】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、取っ手を設けたことより、試験片固定器具の取り扱いを容易にすることが可能となる。
【０１２４】
本発明のクロマトグラフィー定量測定装置において、上記試験片固定器具に、上記免疫クロマトグラフィー試験片を貫通する針を設けたことより、固定台より免疫クロマトグラフィー試験片を容易に取り除くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１におけるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図
【図２】本発明の実施の形態２におけるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図
【図３】測定台に突起を設け、支持体及び固定台に突起を挿入可能な穴を設けたクロマトグラフィー定量測定装置の断面図
【図４】本発明の実施の形態３におけるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図
【図５】本発明の実施の形態４におけるクロマトグラフィー定量測定装置の断面図
【図６】本発明の実施の形態５におけるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図
【図７】本発明の実施の形態６におけるクロマトグラフィー定量測定装置の斜視図
【図８】除去棒を貫通可能な貫通穴を固定台に設けたクロマトグラフィー定量測定装置の断面図
【図９】従来の反射吸光光度計の斜視図
【符号の説明】
１光源
２反射板
３回折格子
４開口
５ガラス板
６，８光電子倍増管
７免疫クロマトグラフィー試験片
９添加部
１０標識試薬保持部
１１検知部
１２ベース部
１３展開層
１４支持体
１５，１６受光素子
１７固定台
１８測定台
１９固定台保持体
２０穴
２１突起
２２ガイド
２３試験片固定器具
２４透過窓
２５爪状突起
２６取っ手
２７針
２８溝
２９ガイド
３０突起
３１押さえ
３２滑り止め
３３受け皿
３４スロープ
３５吸水材
３６貫通穴
３７除去棒
４０開口
５０切り欠き
９０ケーシング
９１注入口
９２開口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chromatographic quantitative measurement apparatus for measuring immunochromatographic test strips and the like, and particularly relates to an apparatus capable of improving the quantitative measurement accuracy of the apparatus.
[0002]
[Prior art]
Hereinafter, an absorptiometer, which is a conventional sample concentration measuring apparatus, will be described with reference to FIG. FIG. 9 is a schematic configuration diagram of a conventional reflection absorptiometer. In FIG. 9, 1 is a light source, 2 is a reflector, 3 is a diffraction grating, 4 is an opening, 5 is a glass plate, 6 is a photomultiplier tube, 7 is an immunochromatographic test piece, 8 is a photomultiplier tube, 11 is It is a detection unit.
[0003]
The immunochromatographic test strip 7 using the antigen-antibody reaction moves to the addition portion 9 that is a portion to which the liquid sample is added, and the analyte contained in the liquid sample that has moved by the penetration of the liquid sample. A labeling reagent holding unit 10 that holds a labeling reagent that specifically binds, a detection unit 11 that immobilizes a binding substance between the labeling reagent and the analyte, a part that absorbs the flowing liquid sample, and the like The base part 12 is composed of
[0004]
The operation of the conventional reflection / absorption photometer configured as described above will be described.
The beam emitted from the light source 1 is incident on the diffraction grating 3 via the reflector 2. Here, the wavelength is determined by the diffraction grating 3, and the beam emitted from the diffraction grating 3 is narrowed by the opening 4 and is incident on the glass plate 5. The beam incident on the glass plate 5 is divided into one that reflects the glass plate 5 and one that transmits. The beam reflected from the glass plate 5 is received by the photomultiplier tube 6 as reference light. On the other hand, the beam transmitted through the glass plate 5 enters the immunochromatographic test piece 7. Scattered light from the immunochromatographic test piece 7 is received by the photomultiplier tube 8. The outputs from the photomultiplier tubes 6 and 8 are each Log converted, and the subtraction results are output as an absorbance signal. Note that a calibration curve between the difference in absorbance signal between the base portion 12 and the detection portion 11 of the chromatographic test piece 7 and the sample concentration to be measured is calculated in advance, and the difference between the absorbance signals between the base portion 12 and the detection portion 11 is calculated. By detecting, the sample concentration is calculated.
[0005]
In general, qualitative and semi-qualitative immunochromatographic test pieces are enclosed in a hollow casing, and after the test is completed, the entire casing is discarded. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-503174 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-180320 disclose an injection part which is a part for adding a liquid sample to an immunochromatographic test piece in a casing 90 as shown in FIG. 91 and an opening 92 for observing the colored portion, and a method for visually judging the degree of color change as an inspection result is disclosed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the quantitative analysis of immunochromatography using the above-mentioned conventional general-purpose absorptiometer, there is no problem in the method using the casing when the frequency of measurement is low, but when performing a large amount of quantitative measurement in clinical examinations, The cost of the casing and securing the storage location are problems.
[0007]
In addition, when performing quantitative measurement using a single immunochromatographic test piece without a casing, the test piece is placed directly on the measurement table of the absorptiometer, so that there is a problem that the sample adheres to the measuring device. It becomes.
[0008]
In addition, there is a problem in that the test piece must be accurately attached to the measuring apparatus so that the beam is accurately irradiated onto the base part and the detection part.
[0009]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a chromatographic quantitative measurement apparatus capable of improving quantitative measurement accuracy.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention Chromatography In the quantitative measurement device, the test solution is added to the immunochromatographic test piece, and when the development of the test solution is completed, the optical signal is detected by irradiating the detection part of the immunochromatographic test piece with a beam. In a chromatographic quantitative measurement apparatus that quantitatively reads a sample concentration from the detected signal and performs quantitative measurement, the apparatus includes a fixed base that holds the immunochromatographic test piece, and a measurement base that holds the fixed base. The immunochromatographic test piece comprises a developing layer for developing a test solution and a support for holding the developing layer, and the immunochromatographic test piece is fixed to the fixing table. The test piece fixing device is configured to be detachable from the fixing table, and pushes the detection portion of the immunochromatographic test piece. Obtain, it is characterized in.
As a result, it is possible to attach the immunochromatographic test strip to the chromatographic quantitative measuring apparatus with high accuracy, reduce the cost and storage space of the casing, and further irradiate the beam of the immunochromatographic test strip. It is possible to smooth the portion to be processed.
[0026]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, the test piece fixing instrument is provided with a transmission window that transmits the beam.
As a result, it is possible to perform a measurement operation while wearing the test piece fixing device.
[0027]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, the test piece fixing device is provided with a claw-like projection for fixing the test piece fixing device to the fixing base.
As a result, it is possible to facilitate the mounting operation of the test piece fixing device.
[0028]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, the test piece fixing instrument slides on the fixing table.
As a result, it is possible to facilitate the mounting operation of the test piece fixing device.
[0029]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, the test piece fixing instrument or the fixing base is provided with an inclined portion, the test piece fixing instrument and the fixing base are brought into contact with each other at the inclined portion, and the test piece fixing instrument is attached to the fixing base. It is characterized by being fixed.
Thereby, it becomes possible to fix a test piece fixing instrument to a fixing stand easily.
[0030]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, the test piece fixing device is integral with the fixing base.
Thereby, it becomes possible to prevent the test piece fixing instrument from being lost.
[0031]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement device, a handle is provided on the test piece fixing instrument.
This makes it easy to handle the test piece fixing device.
[0032]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement device, the test piece fixing instrument is provided with a needle penetrating the immunochromatographic test piece.
This makes it easy to remove the immunochromatographic test strip from the fixed base.
Is possible.
[0059]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, embodiment shown here is an example to the last, Comprising: It is not necessarily limited to this embodiment.
[0060]
(Embodiment 1)
less than , Real A chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 1 will be described with reference to FIG.
FIG. 1 is a perspective view of the chromatographic quantitative measurement apparatus according to the first embodiment.
[0061]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a light source that emits a beam. 5 is a glass plate. A light receiving element 15 receives the beam reflected from the glass plate 5. Reference numeral 16 denotes a light receiving element that receives a beam that has passed through the glass plate 5 and reflected from the detection unit 11 of the immunochromatographic test piece 7. Reference numeral 7 denotes an immunochromatographic test piece, which is composed of a developing layer 13 that is a portion through which the added solution to be infiltrated penetrates and a support 14 that holds the developing layer 13, and has a length of about 50 mm and a width of about 5 mm. It is.
[0062]
The development layer 13 includes an addition unit 9 that is a portion to which a test solution is added and a labeling reagent holding unit 10 that is a portion that holds a labeling reagent that specifically causes a binding reaction with a measurement target substance contained in the test solution. And an error in the absorbance signal due to the detection unit 11 that holds the reagent that immobilizes the binding substance in which the measurement target substance and the labeling reagent are specifically bound, and the binding substance that is not immobilized in the detection part 11 In order to avoid the occurrence of this, the base portion 12 is provided at a predetermined distance from the detection portion 11. The development layer 13 is made of a membrane filter that is a material that can be wetted by the solution to be inspected. The material used for the development layer 13 is a material that can be wetted by the solution to be examined other than the membrane filter. Further, any material such as glass fiber filter paper and nonwoven fabric can be used.
[0063]
The support 14 is made of PET (Polyethylene terephthalate), which is a material that is not wetted by the solution to be inspected. As a material used for the support 13, other than PET, any material such as ABS can be used as long as the material is not wetted by the solution to be inspected. By dropping the test solution onto the immunochromatographic test piece 7 configured as described above, the measurement target contained in the test solution can be measured.
[0064]
Reference numeral 17 denotes a fixed base, which holds the immunochromatographic test piece 7. The fixed base 17 can be used repeatedly at the time of quantitative measurement, and the immunochromatographic test piece 7 can be replaced after the quantitative measurement. As a result, the necessity of a conventional hard case is eliminated and the cost is reduced. At the same time, the storage space for parts required for quantitative measurement can be minimized.
[0065]
Reference numeral 18 denotes a measurement table, which holds the fixed table 17. At this time, the measurement table 18 was provided with a groove for positioning the fixed table 17. Thereby, it becomes possible to attach the fixed base 17 to the measurement base 18 accurately. In addition, the measurement table 18 is configured to be capable of scanning, so that a beam is scanned in the region reaching the detection unit 11 and the base unit 12 to perform quantitative measurement. Thereby, the absorbance signals of the detection unit 11 and the base unit 12 can be obtained. Here, the shape of the beam applied to the immunochromatographic test piece 7 may be a circle, an ellipse, or a rectangle, and a shape in which the beam is applied to the entire area of the detection unit 11 is desirable.
Reference numeral 19 denotes a fixed base holder, which is attached to the measurement base 18 as a movable structure, and is used to fix the fixed base 17 to the measurement base 18.
[0066]
The quantitative measurement of the immunochromatographic test piece 7 using the chromatographic quantitative measurement apparatus configured as described above will be described.
First, the test solution is added to the addition portion 9 of the immunochromatographic test piece 7. The added solution to be inspected develops on the spreading layer 13, and when the measurement object is contained in the added solution to be inspected, the labeling reagent holding unit 10 includes the measurement object contained in the solution to be inspected. The labeling reagent held in the labeling reagent holding unit 10 causes a specific binding reaction. Thereafter, in the detection unit 11, the measurement object specifically bound to the labeling reagent, that is, the binding substance is immobilized. At this time, a color change reaction occurs, and the width is about 1 mm. Note that the density due to discoloration and the density of the measurement object have a proportional relationship. The solution to be inspected that has passed through the detection unit 11 is absorbed by permeating the development layer 13.
[0067]
When the development of the solution to be inspected is completed, a beam is emitted from the light source 1 and the emitted beam is incident on the glass plate 5. The beam reflected by the glass plate 5 enters the light receiving element 15 as reference light. Further, the beam transmitted through the glass plate 5 is irradiated to the immunochromatographic test piece 7. At this time, the scattered light generated on the surface of the spreading layer 13 is detected by the light receiving element 16. Then, the reference light and the scattered light detected by the light receiving elements 15 and 16 are subjected to Log conversion, and the subtraction result is obtained as an absorbance signal.
[0068]
In such a chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 1, the measurement operation can be performed without the solution to be inspected adhering to the chromatographic quantitative measurement apparatus, and the immunochromatographic test piece 7 is subjected to the chromatographic quantitative measurement. It can be easily attached to the apparatus. Furthermore, it is possible to irradiate the beam to the area reaching the detection unit 11 and the base unit 12 with high accuracy. In addition, since the immunochromatographic test piece 7 can be measured alone, there is no need to put the chromatographic test piece 7 individually in the case, thereby reducing the cost of the casing and minimizing the storage space. To the limit.
[0069]
(Embodiment 2)
less than , Real A second embodiment will be described with reference to FIG.
The difference from the first embodiment is that holes 20 and protrusions 21 are provided in the support 14 and the fixing base 17, respectively, so that the immunochromatographic test piece 7 can be easily attached to the fixing base 17 with higher accuracy. is there. Moreover, since the quantitative measurement method of the immunochromatographic test piece 7 has been described in the first embodiment, the description thereof is omitted here.
[0070]
FIG. 2 is a perspective view of the chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 2. In the figure, the same or corresponding components as those in FIG.
In FIG. 2, reference numeral 20 denotes a hole, which is provided on the support 14 in the immunochromatographic test piece 7. The shape of the hole 20 is circular but may be rectangular. When the hole 20 is rectangular, an immunochromatographic test is performed on the fixed base 17 by using one or more sides of the rectangle as positioning. It becomes possible to attach the piece 7 with higher accuracy. Further, if the hole 20 is provided downstream of the support 14 in the development direction of the solution to be inspected, adhesion of the solution to be inspected to the hole 20 and the protrusion 21 can be prevented during the operation of adding the solution to be inspected. Further, if the hole 20 has an asymmetrical shape with respect to the center line in the long side direction of the immunochromatographic test piece 7, the immunochromatographic test piece 7 is mistakenly attached to the fixing table 17 upside down. It becomes possible to prevent this.
[0071]
Reference numeral 21 denotes a protrusion, which has the same shape as the hole 20 or a slightly smaller diameter, and is provided on the fixed base 17. The protrusion 21 may be provided on the measurement table 18. In this case, as shown in FIG. 3, a hole having the same shape as the hole 20 is provided on the fixing base 17, and the protrusion 21 provided on the measurement base 18 passes through the holes of the fixing base 17 and the support 14, thereby fixing the hole. The mounting work of the immunochromatographic test piece 7 on the table 17 is simplified and can be mounted on the measuring table 18 with high accuracy. At this time, it is desirable that the tip of the protrusion 21 is inclined.
[0072]
Reference numeral 22 denotes a guide for positioning the support 14 and is provided on the fixed base 17. The guide 22 has the same or slightly larger width as the support 14. The immunochromatographic test piece 7 is held on the fixed base 17 in a state where the support 14 is placed along the guide 22. Here, if the support 14 is made larger than the development layer 13, the support 14 comes into contact with the guide 22, and the development layer 13 can be prevented from peeling off and adhering to the guide 22. Further, if the end face of the guide 22 is inclined, the attaching work to the fixed base 17 can be facilitated.
[0073]
In the chromatographic measurement apparatus according to the second embodiment, the support 14 is made larger than the development layer 13, so that the support 14 comes into contact with the guide 22, and as a result, the development layer 13 is removed by the removal operation. It is possible to prevent peeling and adhesion to the guide 22.
[0074]
In addition, since the hole 20 is provided downstream of the support 14 in the development direction of the solution to be inspected, the protrusion 21 having substantially the same shape as the hole 20 and the guide 22 for fixing the support 14 are provided on the fixing base 17. In addition to preventing the development layer 13 from peeling off and adhering to the protrusions 21, it is possible to prevent the solution to be inspected from adhering to the holes 20 and the protrusions 21 during the operation of adding the solution to be inspected. Even if the operation of repeatedly attaching 7 to the fixing base 17 is performed, the mounting accuracy does not deteriorate, and the immunochromatographic test piece 7 can be easily attached to the fixing base 17 with high accuracy.
[0075]
In the second embodiment, the support 14 may be provided with a notch, the shape of the guide 22 may be the same shape as the notch provided in the support 14, and the notch may be inserted into the guide 22. It becomes possible to attach the immunochromatographic test piece 7 to the fixed base 17 with high accuracy. At this time, the notch is asymmetrically formed with respect to the center line in the long side direction of the immunochromatographic test piece 7, or the notch and the guide 22 are provided only on one side, whereby the immunochromatographic test piece 7 is provided. It becomes possible to eliminate attaching to the fixed base 17 upside down.
[0076]
(Embodiment 3)
less than , Real A chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 3 will be described with reference to FIG.
The difference from the second embodiment is that a test piece fixing device 23 that can be mounted on the fixing base 17 is provided. In addition, since the quantitative measurement of the immunochromatographic test piece 7 has been described in the first embodiment, the description thereof is omitted here.
[0077]
FIG. 4 is a perspective view of the chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 3. In the figure, the same or corresponding components as those in FIG. In FIG. 4 (a), reference numeral 23 denotes a test piece fixing device. Detector The portion to be irradiated with the beam can be smoothed. Here, the support 14 in the region where the beam is scanned is pressed. Thereby, it can prevent that the expansion | deployment layer 13 adheres to the test piece fixing instrument 23, and it becomes possible to maintain attachment accuracy even if attachment / detachment work is repeated. In addition, it is desirable to set it as the structure which gives elasticity to the part which contacts the support body 14. FIG. The test piece fixing device 23 is a separate part from the fixing base 17, but may be integrated with the fixing base 17. If it does in this way, loss of the test piece fixing instrument 23 can be prevented.
[0078]
Reference numeral 24 denotes a transmission window which transmits the beam. Provided on the surface on which the beam on the specimen fixing device 23 is irradiated, the width is slightly larger than the width of the beam, and a window is formed in the long side direction so as not to disturb the beam by scanning. Thereby, an absorbance measurement can be performed in a state where the test piece fixing device 23 is mounted.
[0079]
Reference numeral 25 denotes a claw-like protrusion which is provided on the test piece fixing device 23 and fixes the test piece fixing device 23 to the fixing base 17. Although the opening 40 into which the claw-like protrusion 25 is inserted is provided on the fixing base 17, the distance between the two claw-like protrusions 25 is equal to the width of the fixing base 17 to fix the test piece fixing device 23. You may make it do.
[0080]
Reference numeral 26 denotes a handle which is provided on the test piece fixing device 23 and can be easily attached to and detached from the fixing base 17. The handle 26 preferably has a shape that can be easily held by the operator when performing the work for attaching and detaching the test piece fixing device 23 to the fixing base 17, and it is more preferable that the surface of the handle 26 be processed to prevent slipping. .
[0081]
Reference numeral 27 denotes a needle, which is provided on the test piece fixing device 23. In addition, when attaching the test piece fixing instrument 23 to the fixing base 17, the chromatographic test piece 7 is made to penetrate the support body 14 here. Thereby, when the test piece fixing device 23 is removed from the fixing table 17, the immunochromatographic test piece 7 is detached from the fixing table 17 together with the test piece fixing device 23, so that the solution to be inspected does not adhere to the operator. The immunochromatographic test strip 7 can be discarded.
[0082]
In the chromatographic quantitative measurement apparatus according to the third embodiment as described above, the immunochromatographic test piece 7 is attached to the fixing base 17 and the test piece fixing instrument 23 having the transmission window 24 is attached, so that the region scanned by the beam As a result, it is possible to improve the accuracy of the absorbance measurement, and it is possible to perform the absorbance measurement with the test piece fixing instrument 23 attached.
[0083]
Further, by bringing the test piece fixing device 23 and the support 14 into contact with each other, it is possible to prevent the development layer 13 from adhering to the test piece fixing device 23, and it is possible to maintain the attachment accuracy even when the attaching / detaching operation is repeated. It becomes possible.
[0084]
Further, by providing the test piece fixing device 23 with the needle 27, when the test piece fixing device 23 is removed from the fixing table 17, the immunochromatographic test piece 7 is detached from the fixing table 17 together with the test piece fixing device 23. The immunochromatographic test strip 7 can be discarded without the solution to be inspected attached to the operator.
[0085]
In the third embodiment, as shown in FIG. 4A, the case where the test piece fixing device 23 is attached to the fixing base 17 using the claw-like projections 25 has been described. As described above, the test piece fixing device 23 may be slid and fixed with respect to the fixing base 17. At this time, the test piece fixing device 23 and the fixing base 17 are fixed in a wedge shape. In addition, the test piece fixing device 23 or the fixing table 17 is provided with an inclined portion, and the test piece fixing device 23 and the fixing table 17 are brought into contact with each other at the inclined portion, so that the test piece fixing device 23 is fixed to the fixing table 17. It may be.
[0086]
(Embodiment 4)
less than , Real A chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 4 will be described with reference to FIG.
The difference from the first embodiment is that the store 14 and the fixed base 17 are provided with grooves 28 and guides 29, respectively. In addition, since the quantitative measurement of the immunochromatographic test piece 7 has been described in the first embodiment, the description thereof is omitted here.
[0087]
FIG. 5 is a cross-sectional view of the chromatographic quantitative measurement apparatus according to the fourth embodiment. In the figure, the same or corresponding components as those in FIG.
In FIG. 5, the immunochromatographic test piece 7 was provided with a notch 50 at the end on the insertion side to the fixed base 17. It should be noted that if the notch 50 has an asymmetric shape with respect to the center line in the long side direction of the immunochromatographic test piece 7, there will be no failure such as mounting the immunochromatographic test piece 7 upside down.
[0088]
The support 14 was provided with a groove 28. In addition, if the groove 28 is formed by a method using a laser cutting machine used when the immunochromatographic test piece 7 is prepared, the work process can be omitted. At this time, the groove 28 and the guide 29 are desirably asymmetric with respect to the center line in the long side direction of the immunochromatographic test piece 7.
[0089]
The fixed base 17 is provided with a protrusion 30 having the same shape as the notch 50, a guide 29 that can be inserted into the groove 28, and an insertion port into which the immunochromatographic test piece 7 can be inserted. Here, the insertion port is provided with an inclination and is shaped so as to narrow toward the inside of the fixed base 17.
[0090]
In the chromatographic quantitative measurement apparatus according to the fourth embodiment, the immunochromatographic test piece 7 can be fixed at a predetermined position on the fixing base 17. At this time, the notch 50 provided in the support 14 is formed in an asymmetric shape with respect to the center line in the long side direction of the immunochromatographic test piece 7 so that the immunochromatographic test piece 7 is attached upside down. Can be prevented.
[0091]
(Embodiment 5)
less than , Real A chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 5 will be described with reference to FIG.
The difference from the first embodiment is that a groove 28 and a guide 29 are provided in the support 14 and the fixing base 17, respectively. In addition, since the quantitative measurement of the immunochromatographic test piece 7 has been described in the first embodiment, the description thereof is omitted here.
[0092]
6 is a perspective view of the chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 5. In the figure, the same or corresponding components as those in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In FIG. 6A, the support 14 is provided with a groove 28 at the end portion on the insertion side to the fixed base 17.
[0093]
The fixing base 17 was provided with a guide 29 that can be inserted into the groove 28 and a presser 31 made of an elastic member that presses the immunochromatographic test piece 7.
When the immunochromatographic test piece 7 is completely inserted into the fixing base 17, the guide 29 is inserted into the groove 28 so that the immunochromatographic test piece 7 is placed at a fixed position with respect to the fixing base 17. Fixed. At this time, if a means for detecting that the guide 29 is inserted into the groove 28 is provided, it is possible to grasp that the immunochromatographic test piece 7 is correctly arranged on the fixed base, and as a result, the measurement Can be eliminated. As an example, a configuration in which an electrode is provided on the guide 29 and the surface of the groove 28 is made of a conductive material can be cited.
[0094]
The presser 31 is integrated with the fixed base 17 and presses the vicinity of the region where the beam on the immunochromatographic test piece 7 is scanned. In particular, it is desirable to hold down the portion of the support 14, and the end is inclined. The immunochromatographic test piece 7 inserted into the fixed base 17 is positioned by adopting a configuration in which the end of the support 14 is introduced using the wall of the fixed base 17 as a guide. In addition, it is desirable to provide a mechanism for releasing the presser 31 in the process of removing the immunochromatographic test strip 7 from the fixed base 17. Note that the presser 31 is not necessarily integral with the fixed base 17 and may be installed in the chromatographic quantitative measurement apparatus. In this case, it is desirable that the presser 31 is detachable.
[0095]
In FIG. 6 (a), the position of the immunochromatographic test piece 7 is determined using the groove 28 and the guide 29. However, as shown in FIG. 6 (b), the width of the support 14 on the insertion side is determined. The position may be determined by adopting a stepped configuration in which is narrowed.
[0096]
In the chromatographic quantitative measurement apparatus according to the fifth embodiment, since the presser 31 for pressing the support 14 is provided, the beam scanning region can be smoothed, so that the accuracy of absorbance measurement is improved. Can do. At this time, by attaching an inclination to the end portion of the presser 31, the attaching / detaching work to the fixed base 17 can be easily performed.
[0097]
(Embodiment 6)
Hereinafter, a chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 6 corresponding to claims 39 to 49 of the present invention will be described with reference to FIG.
Since the quantitative measurement of the immunochromatographic test piece 7 has been described in the first embodiment, the description thereof is omitted here.
[0098]
FIG. 7 is a perspective view of the chromatographic quantitative measurement apparatus according to the sixth embodiment. In the figure, the same or corresponding components as those in FIG.
In FIG. 7, the support 14 is configured such that the operator holds the support and removes the immunochromatographic test strip from the fixing base. As a result, when the immunochromatographic test strip 7 is removed, contamination of the operator with the sample can be prevented. At this time, it is bent as shown in FIG. 7 so that the end portion is lifted so that the worker can hold the bent portion. At this time, the anti-slip 32 is provided in the portion held in the support 14. As a result, when the immunochromatographic test strip 7 is removed, the operator can easily hold it and workability can be improved. In addition, although the protrusion shape is provided as the anti-slip 32, it is good also as a shape obtained by giving a groove | channel or knurling to the surface of the support body 14. FIG. Here, when the support 14 is bent, if the groove is provided in advance in the portion that is to be bent, the support 14 can be easily bent, and the immunochromatographic test piece 7 can be easily removed. can do. Furthermore, if the part by which the support body 14 is hold | maintained protrudes from the fixed stand 17, an operator will be easy to hold | maintain and workability | operativity can be improved more.
[0099]
A receiving tray 33 that is a groove for receiving the solution to be inspected is provided on the fixing base 17, and the opening of the receiving tray 33 is larger than the support 14. Further, by providing the slope 34 on the tray 33, the solution to be inspected can be supplied not only to the addition portion 9 of the immunochromatographic test piece 7 from above but also to the developing layer 13 from the cross-sectional direction. In addition, if the surface of the fixing base 17 is water-repellent, a sample that has accidentally leaked during sample addition to the immunochromatographic test piece 7 can be removed. Easy Can be wiped off. Further, a water absorbing material 35, which is a water absorbing material, is placed on the receiving tray 33 of the fixed base. With Thus, it is possible to absorb the sample leaked in error during the sample addition operation by the water absorbing material 35 and prevent the sample from adhering to the chromatographic quantitative measurement apparatus. The water absorbing material 35 is installed on the bottom surface of the tray 33 and can be replaced.
[0100]
As shown in FIG. 8, if the through-hole 36 is provided in the fixed base 17 at a portion in contact with the support 14 and the removal rod 37 is inserted into the through-hole 36, the immunochromatography from the fixed base 14 is performed. The graphic test piece 7 can be easily removed. The removal rod 37 may be integrated with the fixed base 17.
[0101]
In such a chromatographic quantitative measurement apparatus according to the sixth embodiment, when the operator removes the immunochromatographic test piece 7 after completion of measurement from the fixed base 17, the solution to be inspected is prevented from adhering to the operator. Can do. Here, by performing water-repellent treatment on the fixing base 17, the work of wiping off the solution to be inspected accidentally attached to the fixing base 17 becomes easy. Further, by providing the slope 34, it is possible to cope with the case where the addition method of the solution to be inspected is different without changing the fixing base 17.
[0102]
【The invention's effect】
The present invention Chromatography According to the quantitative measurement apparatus, the test solution is added to the immunochromatographic test piece, and when the development of the test solution is completed, the detection portion of the immunochromatographic test piece is irradiated with a beam to generate an optical signal. In a chromatographic quantitative measurement apparatus that performs detection and quantitatively reads a sample concentration from the detected signal to perform quantitative measurement, a fixed base that holds the immunochromatographic test piece, and a measurement base that holds the fixed base; The immunochromatographic test piece comprises a developing layer for developing the test solution and a support for holding the developing layer. ,Up A test piece fixing device for fixing the immunochromatographic test piece to the fixing table, the above The specimen fixing device is It is configured to be detachable from the fixed base, and the above Immunochromatographic specimen Hold the detector Therefore, it is possible to attach the immunochromatographic test strip to the chromatographic quantitative measuring apparatus with high accuracy, reduce the cost and storage space for the casing, and further irradiate the beam of the immunochromatographic test strip. The portion to be smoothed can be smoothed.
[0118]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, since the test piece fixing instrument is provided with a transmission window that transmits the beam, the measurement work can be performed with the test piece fixing instrument attached.
[0119]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement device, the test piece fixing device can be easily attached by providing a claw-like projection for fixing the test piece fixing device on the fixing base. Become.
[0120]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, the test piece fixing instrument can facilitate the mounting operation of the test piece fixing instrument by sliding the fixing table.
[0121]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, the test piece fixing instrument or the fixing base is provided with an inclined portion, the test piece fixing instrument and the fixing base are brought into contact with each other at the inclined portion, and the test piece fixing instrument is attached to the fixing base. By fixing, the test piece fixing device can be easily fixed to the fixing base.
[0122]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement device, since the test piece fixing instrument is integrated with the fixing base, the test piece fixing instrument can be prevented from being lost.
[0123]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, since the handle is provided on the test piece fixing instrument, it is possible to easily handle the test piece fixing instrument.
[0124]
The present invention Chromatography In the quantitative measurement apparatus, since the test piece fixing instrument is provided with a needle that penetrates the immunochromatographic test piece, the immunochromatographic test piece can be easily removed from the fixing table.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a chromatographic quantitative measurement apparatus in which a protrusion is provided on a measurement table and a hole into which the protrusion can be inserted is provided on a support and a fixing table.
FIG. 4 is a perspective view of a chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 5 is a sectional view of a chromatographic quantitative measurement apparatus according to Embodiment 4 of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of a chromatographic quantitative measurement apparatus according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view of a chromatographic quantitative measurement apparatus according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a chromatographic quantitative measurement apparatus in which a through hole that can penetrate a removal rod is provided on a fixed base.
FIG. 9 is a perspective view of a conventional reflection absorptiometer.
[Explanation of symbols]
1 Light source
2 reflector
3 Diffraction grating
4 opening
5 Glass plate
6,8 Photomultiplier tube
7 Immunochromatographic test strip
9 Additive part
10 Labeling reagent holder
11 Detector
12 Base part
13 Deployment layer
14 Support
15, 16 Light receiving element
17 Fixed base
18 Measuring table
19 Fixed base holder
20 holes
21 Protrusions
22 Guide
23 Test piece fixing device
24 Transmission window
25 Claw-like projections
26 Handle
27 needles
28 groove
29 Guide
30 protrusions
31 presser
32 Non-slip
33 saucer
34 slope
35 Water-absorbing material
36 Through hole
37 Removal rod
40 openings
50 cutout
90 casing
91 Inlet
92 opening

Claims

When the test solution is added to the immunochromatographic test piece and the development of the test solution is completed, the detection signal of the immunochromatographic test piece is irradiated with a beam to detect an optical signal, and the detected signal In a chromatographic quantitative measurement apparatus that quantitatively reads a sample concentration from a fixed amount, and includes a fixed base that holds the immunochromatographic test piece, and a measurement base that holds the fixed base. The test piece comprises a development layer for developing the test solution and a support for holding the development layer, and includes a test piece fixing device for fixing the immunochromatographic test piece to the fixing table, The test piece fixing device is configured to be detachable from the fixing table, and presses the detection portion of the immunochromatographic test piece. Chromatography quantitative measurement apparatus.

The chromatographic quantitative measurement apparatus according to claim 1, wherein a transmission window that transmits the beam is provided in the test piece fixing instrument.

2. The chromatographic quantitative measurement apparatus according to claim 1, wherein the test piece fixing instrument is provided with a claw-like projection for fixing the test specimen fixing instrument to the fixing base. apparatus.

The chromatographic quantitative measurement apparatus according to claim 1, wherein the test piece fixing instrument slides on the fixing base.

5. The chromatographic quantitative measurement apparatus according to claim 4 , wherein the test piece fixing instrument or the fixing base is provided with an inclined part, and the test piece fixing instrument and the fixing base are brought into contact with each other at the inclined part, whereby the test is performed. A chromatographic quantitative measurement apparatus characterized by fixing a piece fixing device to the fixing table.

The chromatographic quantitative measurement apparatus according to claim 1, wherein the test piece fixing instrument is integral with the fixing base.

2. The chromatographic quantitative measurement apparatus according to claim 1, wherein a handle is provided on the test piece fixing instrument.

2. The chromatographic quantitative measurement apparatus according to claim 1, wherein a needle penetrating the immunochromatographic test strip is provided on the test strip fixing instrument.