JP4980955B2 - 三次元道路データの生成方法及びその装置 - Google Patents
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Description
図1において、101は道路中心線データ格納部、102は道路断面形状データ格納部、103は道路編集手段、104はデータ記憶部、105は道路位置及び形状及びテクスチャ計算手段、106は画像生成手段、107は表示装置、108は三次元道路データの生成装置である。
平面線形とは、道路の中心線を上方視点から見たときのもので、直線・円弧・クロソイドなどの図形の組み合わせによって構成される。各図形は起点方向角、長さ、半径などのパラメータを持っており、これらパラメータを用いて平面線形長lにおける点の座標(x,y)を計算することができる。
縦断線形とは、平面線形上に与えられた高さ(例えば標高)を直線および放物線などの図形によって表したもので、横軸を平面線形長、縦軸を標高とする。横方向からみた道路中心線の横軸をさらに平面線形長で変換したものともいえる。各図形は、起点方向角、長さ、半径などのパラメータを持っており、これらパラメータを用いて平面線形長lにおける点の標高zを計算することができる。
横断勾配は、道路の進行方向を軸とした道路面の勾配を直線によって表したもので、横軸を平面線形長、縦軸を勾配で表す。
上記の平面線形・縦断線形・横断勾配を合成したものが三次元の道路中心線であり、これと後述する道路単位データを用いて三次元道路データを生成する。三次元道路中心線上の平面線形長lでの三次元点の座標(x,y,z)および横断勾配iは、平面線形・縦断線形・横断勾配がもつパラメータを用いて計算することが出来る。この計算により、道路中心線を平面線形長において一定間隔に間引き、道路中心線の直線近似データを生成することが出来る。
道路断面形状データ格納部102は、各種の道路単位データを格納する。道路単位データは、道路の繰り返しの単位であり、形状を表すポリゴンとその表面情報を表すテクスチャによって構成される。道路単位データの構成を説明する模式図を図4に示す。
道路中心線データと道路単位データは、図5に示すように、固定された一対一の関係を持たず、異なる道路単位データを対応させることができ、ある一つの道路中心線データは全ての道路単位データと組み合わせることができ、またその逆も可能である。
各線分Viから方向角Ri(ロール、ピッチ、ヨー)を計算する。ただし、初めのロールは0とする。
道路断面データを起点P1sの座標に配置し、最初の線分V1について方向角R1のロールを起点P1sの横断勾配としたR1sだけ回転する。
次に、道路断面データを終点P1eの座標に配置し、R1のロールをPieの横断勾配としたR1eだけ回転する。道路編集手段103で上述のように編集されたデータは、データ記憶部104に格納される。
道路位置及び形状及びテクスチャ計算手段105は、起点P1sと終点P1e間に道路単位データであるポリゴンを生成し当該ポリゴンに道路表面を模擬するテクスチャを前記線分V1上に貼り付けるように配置する。ポリゴンは、起点P1sと終点P1eの各横断勾配R1s,R1eの回転に合わせて、回転するように変形させる。テクスチャには、道路のアスファルトの様子を表した画像、道路の中央分離線等の道路標識、ガードレールの表面を表した画像などがある。テクスチャは、一定距離の基準を道路中心線に対して図ったうえで、該当する三次元道路のポリゴンに貼り付けられる。
2番目以降は、次の手順を分割した最終の線分まで繰り返す。道路編集手段103は、線分Viについて順次、方向角Riのロールを始点Pisの横断勾配として線分Viに前置する線分V(i−1)の終点P(i−1)eの横断勾配としたR(i−1)eだけ回転して、線分V(i−1)の次に配置するとともに、終点Pieの横断勾配としたRieだけ回転する。道路編集手段103で上述のように編集されたデータは、データ記憶部104に格納される。道路位置及び形状及びテクスチャ計算手段105は、起点Pisと終点Pie間に道路単位データであるポリゴンを生成し当該ポリゴンに道路表面を模擬するテクスチャを前記線分Vi上に貼り付ける。この様子を図6に示す。
従って、各ポリゴンは、起点Pisは前置する線分V(i−1)の終点P(i−1)eの横断勾配としたR(i−1)eだけ回転して前のポリゴンと連続するようになり、終点Pieの横断勾配としたR1eの回転と同じに回転させて後置する線分V(i+1)の起点P(i+1)sに配置されるポリゴンと連続するように変形される。このようにして、順次ポリゴンは連続して貼り付けるように変形され配置される。
画像生成手段106は、道路位置及び形状及びテクスチャ計算手段105の結果に基づき、テクスチャが貼り付けられた道路を仮定する視点から見た模擬情景において視点の変化に応じた画像を生成する。この画像は、表示装置107により表示される。
Claims (2)
- 道路中心線格納部に格納され模擬する道路の中心線のデータであって平面形状及び縦断形状を規定するパラメータ及び道路の進行方向を軸とする道路勾配を有する道路中心線を所定の長さに分割して直線近似し、分割した道路中心線の起点Pisと終点Pieとを結ぶ線分Vi上に前記パラメータを有するとともにその終点に道路勾配を有する道路中心線データと、道路断面形状データ格納部に格納され前記所定の長さの道路を模擬するポリゴンの道路単位データとを用い、
道路編集手段が、各線分Viから方向角Riを計算する第1の過程と、
道路編集手段が、道路断面データを起点P1sの座標に配置し最初の線分V1について方向角R1のロールを起点P1sの横断勾配としたR1sだけ回転するとともに、道路断面データを終点P1eの座標に配置し終点P1eの横断勾配としたR1eだけ回転する第2過程と、
道路位置及び形状及びテクスチャ計算手段が、起点P1sと終点P1e間に起点P1sの横勾配と終点P1eの横勾配のそれぞれの回転に合わせて変形配置した道路単位データであるポリゴンを生成し当該ポリゴンに道路表面を模擬するテクスチャを前記線分V1上に貼り付ける第3の過程と、
道路編集手段が、線分Viについて順次道路断面データを線分Viの起点Pisの座標に配置し、方向角Riのロールを始点Pisの横断勾配として線分Viに前置する線分V(i−1)の終点P(i−1)eの横断勾配としたR(i−1)eだけ回転して、線分V(i−1)の次に配置するとともに、道路断面データを線分Viの終点Pieの座標に配置し終点Pieの横断勾配としたRieだけ回転し、道路位置及び形状及びテクスチャ計算手段が、線分Viについて順次、起点Pisと終点Pie間に起点Pisの横勾配と終点Pieの横勾配のそれぞれの回転に合わせて変形配置した道路単位データであるポリゴンを生成し当該ポリゴンに道路表面を模擬するテクスチャを前記線分Vi上に貼り付けることを、分割した最終の線分まで繰り返す第4過程とからなることを特徴とする三次元道路データの生成方法。 - 模擬する道路の中心線であって、平面形状及び縦断形状を規定するパラメータ及び道路の進行方向を軸とする道路勾配を有する道路中心線を所定の長さに分割して直線近似し、分割した道路中心線の起点Pisと終点Pieとを結ぶ線分Vi上に前記パラメータを有するとともにその終点に道路勾配を有する道路中心線を格納する道路中心線データ格納部と、
所定長さの道路を模擬するポリゴンの道路単位データを格納する道路断面形状データ格納部と、
各線分Viから方向角Riを計算し、道路断面データを起点P1sの座標に配置し最初の線分V1について方向角R1のロールを起点P1sの横断勾配としたR1sだけ回転するとともに、道路断面データを終点P1eの座標に配置し終点P1eの横断勾配としたR1eだけ回転し、線分Viについて順次道路断面データを線分Viの起点Pisの座標に配置し、方向角Riのロールを始点Pisの横断勾配として線分Viに前置する線分V(i−1)の終点P(i−1)eの横断勾配としたR(i−1)eだけ回転して、線分V(i−1)の次に配置するとともに、道路断面データを線分Viの終点Pieの座標に配置し終点Pieの横断勾配としたRieだけ回転することを、分割した最終線分まで繰り返す道路編集手段と、
起点P1sと終点P1e間に起点P1sの横勾配と終点P1eの横勾配のそれぞれの回転に合わせて変形配置した道路単位データであるポリゴンを生成し当該ポリゴンに道路表面を模擬するテクスチャを前記線分V1上に貼り付け、線分Viについて順次、起点Pisと終点Pie間に起点Pisの横勾配と終点Pieの横勾配のそれぞれの回転に合わせて変形配置したポリゴンを作成し道路表面を模擬するテクスチャを貼り付けることを、分割した最終の線分まで繰り返す道路位置及び形状及びテクスチャ計算手段とを備えたことを特徴とする三次元道路データの生成装置。
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