JP4979601B2 - 電子データ原本管理システムおよび電子データ原本管理システム用プログラム - Google Patents
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また、特許文献2に記載された電子認証装置でも、保存すべき電子データの原本がアクセス許容領域111に記録されており、前述と同様の問題がある。
また、本発明第10の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、保存すべき電子データの原本が記録されている記憶媒体を備えた電子データ原本管理システムにおいて用いられ、前記記憶媒体から前記原本を読み込み、この原本のハッシュ値を演算して、その値を第1ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第1ハッシュ演算処理と、前記記憶媒体から前記原本および前記第1ハッシュ値を読み込み、これらを併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録する暗号圧縮演算処理と、前記記憶媒体から前記暗号圧縮データを読み込み、この暗号圧縮データのハッシュ値を演算して、その値を第2ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第2ハッシュ演算処理と、からなる各処理を実行する構成としている。
また、本発明第11の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、保存すべき電子データの原本が記録されている記憶媒体を備えた電子データ原本管理システムにおいて用いられ、前記記憶媒体から前記原本を読み込み、この原本のハッシュ値を演算して、その値を第1ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第1ハッシュ演算処理と、前記記憶媒体から前記原本および前記第1ハッシュ値を読み込み、これらを併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録する暗号圧縮演算処理と、前記記憶媒体から前記暗号圧縮データを読み込み、この暗号圧縮データのハッシュ値を演算したうえでこれを暗号化し、その暗号化された値を第3ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第3ハッシュ演算処理と、からなる各処理を実行する構成としている。
また、本発明第12の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、第10または第11の発明の構成に加え、前記第1ハッシュ演算処理、前記暗号圧縮演算処理ならびに前記第2ハッシュ演算処理または前記第3ハッシュ演算処理が定期的なタイミングで起動することを特徴とした構成としている。
また、本発明第13の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、第12の発明の構成に加え、前記暗号圧縮演算処理は、前記記憶媒体から前回起動したときに作成された前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を読み込み、前記原本、前記第1ハッシュ値ならびに前回起動したときに作成された前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録する処理を実行することを特徴とした構成としている。
また、本発明第14の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、第12の発明の構成に加え、第2ハッシュ演算処理または前記第3ハッシュ演算処理は、前記記憶媒体から前回起動したときに作成された前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を読み込み、前記暗号圧縮データならびに前回起動したときに作成された前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を併せたデータのハッシュ値を演算して、その値を前記第2ハッシュ値とし、または、その値を暗号化した値を前記第3ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する処理を実行することを特徴とした構成としている。
また、本発明第15の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、第10ないし第14の発明の構成に加え、保存すべき電子データの原本および前記第1ハッシュ値が記録される第1記憶媒体と、前記暗号圧縮データならびに前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値が記録される第2記憶媒体が、別々の媒体によって構成された電子データ原本管理システムにおいて用いられ、前記第1ハッシュ演算処理は、前記第1記憶媒体から前記原本を読み込み、前記第1ハッシュ値を前記第1記憶媒体に記録し、前記暗号圧縮演算処理は、前記第1記憶媒体から前記原本および前記第1ハッシュ値を読み込み、前記暗号圧縮データを前記第2記憶媒体に記録し、前記第2ハッシュ演算処理または前記第3ハッシュ演算処理は、前記第2記憶媒体から前記暗号圧縮データを読み込み、前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を前記第2記憶媒体に記録する、各処理を実行することを特徴とした構成としている。
また、本発明第16の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、第10ないし第14の発明の構成に加え、保存すべき電子データの原本および前記第1ハッシュ値が記録される第1記憶媒体と、前記暗号圧縮データが記録される第2記憶媒体と、前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値が記録される第3記憶媒体が、別々の媒体によって構成された電子データ原本管理システムにおいて用いられ、前記第1ハッシュ演算処理は、前記第1記憶媒体から前記原本を読み込み、前記第1ハッシュ値を前記第1記憶媒体に記録し、前記暗号圧縮演算処理は、前記第1記憶媒体から前記原本および前記第1ハッシュ値を読み込み、前記暗号圧縮データを前記第2記憶媒体に記録し、前記第2ハッシュ演算処理または前記第3ハッシュ演算処理は、前記第2記憶媒体から前記暗号圧縮データを読み込み、前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を前記第3記憶媒体に記録する、各処理を実行することを特徴とした構成としている。
また、本発明第17の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、第16の発明の構成に加え、前記第3記憶媒体は、管理者用計算機の記憶媒体であって、前記第2ハッシュ演算処理または前記第3ハッシュ演算処理は、前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を前記管理者用計算機の記憶媒体に記録させることを特徴とした構成としている。
また、本発明第18の構成による電子データ原本管理システム用プログラムは、第10ないし第17の発明の構成に加え、前記原本は、計算機の検索ログ、イベントログもしくはアクセスログを記録したものであることを特徴とした構成としている。
図1は、実施例1にかかる電子データ原本管理システムの構成を示す説明図である。図1において、原本管理装置1は、ネットワーク2と接続されており、原本11、第1ハッシュ値12、暗号圧縮データ13、第2ハッシュ値14および秘密鍵16を記憶する記憶領域が確保された記憶装置10を備え、そのほか、プログラム記憶装置20、CPU(中央演算処理装置)31、クロック32、メモリ33およびネットワークカード34を内蔵する。実施例1では、保存すべき電子データの原本11はネットワーク2から送信されて、ネットワークカード34を介して記憶媒体10に保存される。
また、プログラム記憶装置20は、その内部に、第1ハッシュ演算処理21、暗号圧縮演算処理22および第2ハッシュ演算処理23をそれぞれ実行させるためのプログラムがインストールされており、これらのプログラムが実行されるときには、これらのプログラムが呼び出されて所定の情報処理が実行される。
原本11a、11b、11c、…のハッシュ値は第1ハッシュ値12として記録される。なお、ハッシュ値そのものは、原本11からそのつど演算可能なため、本実施例では、ファイルを分けて保存するようなことはしていない。
原本11と第1ハッシュ値12を併せて暗号圧縮したデータは、暗号圧縮データ13として記録される。原本11a、11b、…、11zは、それぞれ、暗号圧縮データ13a、13b、13c、…(以後、各暗号圧縮データをまとめて「暗号圧縮データ13」として表すことがある)に対応する。すなわち、暗号圧縮データ13a、13b、13c、…を復号することで、もとの原本11a、11b、11c、…とその原本11に対応する第1ハッシュ値12を得ることができる。
暗号圧縮データ13a、13b、13c、…のハッシュ値はそれぞれ、第2ハッシュ値14a、14b、14c、…(以後、各第2ハッシュ値をまとめて「第2ハッシュ値14」として表すことがある)として記録される。
秘密鍵16は、暗号圧縮演算処理22で暗号処理を行う際に参照されるキーであり、その公開鍵は原本管理装置1内で保持しないようにしている。
また、暗号圧縮演算処理22は、記憶装置10から原本11および第1ハッシュ値12を読み込み、これらを併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データ13として記憶装置10に記録する。
また、第2ハッシュ演算処理23は、記憶装置10から暗号圧縮データ13を読み込み、この暗号圧縮データのハッシュ値を演算して、その値を第2ハッシュ値14として記憶装置10に記録する。
また、原本11と、第1ハッシュ値12と、暗号圧縮データ13と、秘密鍵16の記憶領域が確保された記憶装置10と、暗号圧縮演算処理22のプログラムを記録したプログラム記憶装置20と、そのプログラムを実際に処理するCPU31やクロック32やメモリ33などの構成により、暗号圧縮演算部が構成される。
また、暗号圧縮データ13と、第2ハッシュ値14の記憶領域が確保された記憶装置10と、第2ハッシュ演算処理23のプログラムを記録したプログラム記憶装置20と、そのプログラムを実際に処理するCPU31やクロック32やメモリ33などの構成により、第2ハッシュ演算処理部が構成される。
また、第1ハッシュ演算処理21と暗号圧縮演算処理22と第2ハッシュ演算処理23を1台の計算機で行わせる必要もなく、複数の計算機が記憶装置10にアクセス可能な状態とさせながら、これらの各処理を複数の計算機で分担して行わせるようにしても差し支えないし、記憶装置10とプログラム記憶装置20は一つの記憶装置で構成されていても差し支えない。
図4は、実施例2にかかる電子データ原本管理システムの構成を示す説明図である。図1との違いは、プログラム記憶装置20の内部において、第2ハッシュ演算処理23にかえて第3ハッシュ演算処理24のプログラムを記録させ、記憶装置10にかえて原本管理装置1の内部と外部にそれぞれ第1記憶装置101と第2記憶装置102を設け、第1記憶装置101に原本11と、第1ハッシュ値12と、秘密鍵16の記憶領域を確保させると共に、第2記憶装置102に暗号圧縮データ13を記録させ、第2ハッシュ値14にかえて第3ハッシュ値15を記録させるようにしたところにある。
第2記憶装置102は、DVDなどといった再度の書込みができないかたちの第2記憶媒体104a、104b、104c、…(以後、各第2記憶媒体をまとめて「第2記憶媒体104」として表すことがある)を作成するものであり、原本管理装置1の周辺機器として設置される。第2記憶媒体104は、第1ハッシュ演算処理21、暗号圧縮演算処理22および第3ハッシュ演算処理24の一連の処理が行われるたびに一枚ずつ作成され、保管庫(図示せず)などに別途、保管できるようになっている。また、暗号圧縮データ13a、13b、13c、…および第3ハッシュ値15a、15b、15c、…は、それぞれ原本11a、11b、11c、…に対応している。なお、各第2記憶媒体104は、第1ハッシュ演算処理21、暗号圧縮演算処理22および第3ハッシュ演算処理24の一連の処理が行われるたびに作成するのではなく、その記憶容量が一杯になるたびに一枚ずつ作成するようにしても差し支えない。
そして、第1ハッシュ演算処理21は、第1記憶装置101から原本11を読み込み、この原本11のハッシュ値を演算して、その値を第1ハッシュ値12として第1記憶装置101に記録する。
また、暗号圧縮演算処理22は、第1記憶装置101から原本11および第1ハッシュ値12を読み込み、これらを併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データ13として第2記憶媒体104に記録する。
また、第3ハッシュ演算処理24は、第2記憶媒体104から暗号圧縮データ13を読み込み、この暗号圧縮データのハッシュ値を演算したうえでこれを暗号化し、その暗号化された値を第3ハッシュ値15として第2記憶媒体104に記録する。
すなわち、暗号圧縮演算処理22では、原本11bおよび第1ハッシュ値12を第1記憶装置101から読み込むステップS21と、前回の起動で作成された第3ハッシュ値15aを読み込むステップS22と、原本11b、第1ハッシュ値12ならびに前回の起動で作成された第3ハッシュ値15aを併せて暗号圧縮するステップS23’と、暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データ13bとして第2記憶媒体104bに記録するステップS24が行われる。
図6は、実施例3にかかる電子データ原本管理システムの構成を示す説明図である。図1との違いは、記憶装置10にかえて原本管理装置1の内部と外部にそれぞれ第1記憶装置101と第2記憶装置102を設け、また、ネットワーク2上に接続された管理者用計算機41に第3記憶装置103を設けたところにある。また、第1記憶装置101に原本11と、第1ハッシュ値12と、秘密鍵16の記憶領域を確保させると共に、第2記憶装置102に暗号圧縮データ13を記録させ、第3記憶装置103に第2ハッシュ値14を記録させている。なお、管理者用計算機41は、図6に示すように2台以上設置されていても差し支えない。また、第3記憶装置103は、原本管理装置1にも設けておき、管理者用計算機41と原本管理装置1において、第2ハッシュ値14を複数保存させるようにしても差し支えない。
すなわち、第2ハッシュ演算処理23では、暗号圧縮データ13bを第2記憶媒体104bから読み込むステップS31と、前回の起動で作成された第2ハッシュ値14aを読み込むステップS32と、暗号圧縮データ13bと前回の起動で作成された第2ハッシュ値14aを併せたデータでハッシュ値を演算するステップS33’と、そのハッシュ値を第2ハッシュ値14として第3記憶装置103に記録するステップS34が行われる。これらのステップS11からステップS34によりデータ処理が完了する。
ステップS34では、管理者用計算機41に第2ハッシュ値14を記録させるにあたり、原本管理装置1から、その第2ハッシュ値14を管理者用計算機41あてにメールにて送信させることが好ましい。
2 ネットワーク
10 記憶装置
11、11a、11b、11c、… 原本
12 第1ハッシュ値
13、13a、13b、13c、… 暗号圧縮データ
14、14a、14b、14c、… 第2ハッシュ値
15、15a、15b、15c、… 第3ハッシュ値
16 秘密鍵
17、17a、17b、17c、… 日付別フォルダ
20 プログラム記憶装置
21 第1ハッシュ演算処理
22 暗号圧縮演算処理
23 第2ハッシュ演算処理
24 第3ハッシュ演算処理
31 CPU
32 クロック
33 メモリ
34 ネットワークカード
41 管理者用計算機
101 第1記憶装置
102 第2記憶装置
103 第3記憶装置
104、104a、104b、104c、… 第2記憶媒体
Claims (11)
- 保存すべき電子データの原本が記録されている記憶媒体と、
前記原本のハッシュ値を演算して、その値を第1ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第1ハッシュ演算部と、
前記原本および前記第1ハッシュ値を併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録する暗号圧縮演算部と、
前記暗号圧縮データのハッシュ値を演算して、その値を第2ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第2ハッシュ演算部と、
を備える電子データ原本管理システム。 - 保存すべき電子データの原本が記録されている記憶媒体と、
前記原本のハッシュ値を演算して、その値を第1ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第1ハッシュ演算部と、
前記原本および前記第1ハッシュ値を併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録する暗号圧縮演算部と、
前記暗号圧縮データのハッシュ値を演算したうえでこれを暗号化し、その暗号化された値を第3ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第3ハッシュ演算部と、
を備える電子データ原本管理システム。 - 前記第1ハッシュ演算部、前記暗号圧縮演算部ならびに前記第2ハッシュ演算部または前記第3ハッシュ演算部が定期的なタイミングで起動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子データ原本管理システム。
- 前記暗号圧縮演算部は、前記原本、前記第1ハッシュ値ならびに前回起動したときに作成された前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録することを特徴とする請求項3に記載の電子データ原本管理システム。
- 第2ハッシュ演算部または前記第3ハッシュ演算部は、前記暗号圧縮データならびに前回起動したときに作成された前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を併せたデータのハッシュ値を演算して、その値を前記第2ハッシュ値とし、または、その値を暗号化した値を前記第3ハッシュ値として前記記憶媒体に記録することを特徴とする請求項3に記載の電子データ原本管理システム。
- 保存すべき電子データの原本および前記第1ハッシュ値が記録される第1記憶媒体と、
前記暗号圧縮データならびに前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値が記録される第2記憶媒体が、
別々の媒体によって構成され、
前記第1ハッシュ演算部は、前記第1ハッシュ値を前記第1記憶媒体に記録し、
前記暗号圧縮演算部は、前記暗号圧縮データを前記第2記憶媒体に記録し、
前記第2ハッシュ演算部または前記第3ハッシュ演算部は、前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を前記第2記憶媒体に記録する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電子データ原本管理システム。 - 保存すべき電子データの原本および前記第1ハッシュ値が記録される第1記憶媒体と、
前記暗号圧縮データが記録される第2記憶媒体と、
前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値が記録される第3記憶媒体が、
別々の媒体によって構成され、
前記第1ハッシュ演算部は、前記第1ハッシュ値を前記第1記憶媒体に記録し、
前記暗号圧縮演算部は、前記暗号圧縮データを前記第2記憶媒体に記録し、
前記第2ハッシュ演算部または前記第3ハッシュ演算部は、前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を前記第3記憶媒体に記録する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電子データ原本管理システム。 - 前記第3記憶媒体は、管理者用計算機の記憶媒体であって、
前記第2ハッシュ演算部または前記第3ハッシュ演算部は、前記第2ハッシュ値または前記第3ハッシュ値を前記管理者用計算機の記憶媒体に記録させる
ことを特徴とする請求項7に記載の電子データ原本管理システム。 - 前記原本は、計算機の検索ログ、イベントログもしくはアクセスログを記録したものであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の電子データ原本管理システム。
- 保存すべき電子データの原本が記録されている記憶媒体および前記記憶媒体にアクセス可能な状態にある電子計算機を備えた電子データ原本管理システムにおいて用いられ、
前記記憶媒体から前記原本を読み込み、この原本のハッシュ値を演算して、その値を第1ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第1ハッシュ演算処理と、
前記記憶媒体から前記原本および前記第1ハッシュ値を読み込み、これらを併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録する暗号圧縮演算処理と、
前記記憶媒体から前記暗号圧縮データを読み込み、この暗号圧縮データのハッシュ値を演算して、その値を第2ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第2ハッシュ演算処理と、
からなる各処理を有し、これらの各処理が実行されるときには、前記電子計算機がそのプログラムを呼び出して、各処理を実行する処理部が前記電子計算機にて構成されるようにした電子データ原本管理システム用プログラム。 - 保存すべき電子データの原本が記録されている記憶媒体および前記記憶媒体にアクセス可能な状態にある電子計算機を備えた電子データ原本管理システムにおいて用いられ、
前記記憶媒体から前記原本を読み込み、この原本のハッシュ値を演算して、その値を第1ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第1ハッシュ演算処理と、
前記記憶媒体から前記原本および前記第1ハッシュ値を読み込み、これらを併せて暗号圧縮して、その暗号圧縮されたデータを暗号圧縮データとして前記記憶媒体に記録する暗号圧縮演算処理と、
前記記憶媒体から前記暗号圧縮データを読み込み、この暗号圧縮データのハッシュ値を演算したうえでこれを暗号化し、その暗号化された値を第3ハッシュ値として前記記憶媒体に記録する第3ハッシュ演算処理と、
からなる各処理を有し、これらの各処理が実行されるときには、前記電子計算機がそのプログラムを呼び出して、各処理を実行する処理部が前記電子計算機にて構成されるようにした電子データ原本管理システム用プログラム。
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