JP4971548B2 - サービス呼、特に遠隔通信サービス呼管理のためのモジュラシステム - Google Patents
サービス呼、特に遠隔通信サービス呼管理のためのモジュラシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4971548B2 JP4971548B2 JP2001088164A JP2001088164A JP4971548B2 JP 4971548 B2 JP4971548 B2 JP 4971548B2 JP 2001088164 A JP2001088164 A JP 2001088164A JP 2001088164 A JP2001088164 A JP 2001088164A JP 4971548 B2 JP4971548 B2 JP 4971548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- access control
- decision
- module
- master module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/0016—Arrangements providing connection between exchanges
- H04Q3/0029—Provisions for intelligent networking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/1066—Session management
- H04L65/1101—Session protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/40—Support for services or applications
- H04L65/403—Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences
- H04L65/4053—Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences without floor control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/38—Graded-service arrangements, i.e. some subscribers prevented from establishing certain connections
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/42—Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker
- H04Q3/54—Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised
- H04Q3/545—Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised using a stored programme
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービス呼、特に、遠隔通信サービス呼を管理するためのシステムに関する。遠隔通信サービスの例は、従来型遠隔通信ネットワークを介して、またはインターネット(ボイスオーバーIP、VoIP)を介して加入者による呼をセットアップすること、および電話会議またはテレビ会議、私設網(仮想私設網VPN)、特別な課金の仕組みの呼(例えば、無料通話番号)による呼などをセットアップすることである。
【0002】
【従来の技術】
本発明は、例えばインテリジェントネットワークアーキテクチャに適用される。インテリジェントネットワークアーキテクチャまたは他の高度な遠隔通信アーキテクチャでは、発呼者の識別、発呼者の地理的エリア、または呼の時刻に基づくフィルタとして、サービスアクセス制御機構が使用されることが、当技術分野で知られている。また、発呼者の識別、発呼者の地理的エリア、呼時刻などを条件としたり、あるいは条件とせずに、呼転送を実施することも可能である。アクセス制御の網羅的なリストを提供することは明らかに不可能である。
【0003】
各サービスは、1つまたは複数アクセス制御を使用することができる。したがって、各サービスの記述は、そのサービスが使用を希望するアクセス制御に関して行う必要がある。
【0004】
特に基本的なテレフォニーの場合は、各遠隔通信ネットワークユーザが使用を希望する、アクセス制御の記述を提供することが必要である。
【0005】
特に、アクセス制御を改良するためには、新しいアクセス制御を追加でき、また既存のアクセス制御を変更できることも、必要である。
【0006】
例えば、特定発呼者からの反復する迷惑呼の理由により、ユーザは、その発呼者の識別に基づいたフィルタ機構を追加することを所与の時間に決定することができる。
【0007】
現在、アクセス制御は、一般に、サービス呼管理システム内に、静的な形式で符号化される。より正確にいうと、システム供給業者は、進化するための機能を持たない完結したプラットフォームを出荷する。したがって、最初からなんらの用意もなされていない場合、新しいアクセス制御のインストールは、システムの部分を開発しなおす必要が生じるので、費用が掛かる。
【0008】
さらに、アクセス制御を実施するソフトウェアモジュールの供給業者は、そのモジュールを実行するためのアーキテクチャの供給業者と同一業者である必要性はなく、それに起因する相互作用によって、高い追加費用が生じる。
【0009】
第2の従来技術の解決法は、各ユーザに関する(またはより一般的には、各サービスに関する)システムの挙動をCPL(呼処理言語)などの記述言語で記述することからなる。各ユーザの記述により、既存の各アクセス制御を起動させることができ、新しいアクセス制御を追加することにより、新しいアクセス制御を実施するために、当該ユーザの記述を変更することが必要となる。
【0010】
しかし、記述言語は、なによりその性質により、限定的な可能性しか提供せず、最新サービスの要求を満たさないので、この解決法は、もはや十分ではない。
【0011】
例えば、CPLのような言語は、データベースを直接に呼び出すことはできず、または他の言語で開発されたソフトウェアモジュール、すなわち独立して実行できるソフトウェアコンポーネント(例えば、Java仮想マシンによってコンパイルまたは解釈されたコード)を呼び出すことはできない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、強力かつ融通性に富むシステムを提案することによって、上記の問題を解決することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
それは、サービスアクセス制御機構を実現するアクセス制御モジュールを含む、サービス呼を管理するためのシステムであって、マスタモジュールをさらに含むことを特徴とするシステムである。各マスタモジュールは、サービスと、アクセス制御モジュールの集合と、呼処理モジュールの集合とに関連付けられており、
そのサービス呼を受信するための手段と、
各々の呼に関する情報をアクセス制御モジュールの集合に送信するための手段と、
アクセス制御モジュールの集合から受信したデータに基づいて、呼を受理することを決定するための手段と、
前記呼が受理された場合に、各々の呼に関係する第2の情報を呼処理モジュールの集合に送信するための手段とを含む。
【0014】
本発明によるシステムはまた、遠隔通信の世界以外のどのアーキテクチャにでも適用することができ、サービスへのアクセスと処理自体とを区別することが可能である。
【0015】
この一例は、複合システム(生産ライン、原子力発電所など)の管理である。遠隔通信の分野では、本発明はまた、ITU−T(国際電気通信連合電気通信部門)によって発行されたM.3000シリーズ標準によって定義される遠隔通信管理ネットワーク(TMN)にも適用可能である。
【0016】
本発明はまた、サービス呼を管理するための方法であって、
マスタモジュールによる呼を受信するステップと、
前記マスタモジュールによって、その呼に関する情報をアクセス制御モジュールの集合へ送信するステップと、
その呼に関する情報に基づくアクセス制御モジュールによって決定するステップと、
アクセス制御モジュールの集合から少なくとも1つの決定をマスタモジュールに送信するステップと、
前記少なくとも1つの決定に従ってマスタモジュールによって最終決定するステップと、
呼が受理された場合の、その呼に関係する第2の情報を呼処理モジュールの集合に送信するステップとを順に含むことを特徴とする方法をも提供する。
【0017】
本発明は、新しいアクセス制御モジュール、新しい呼処理モジュール、またはその両方をサービス呼管理システムに動的に追加する方法であって、追加されるべき新しいアクセス制御モジュール、新しい呼処理モジュール、またはその両方の識別子を含むマスタモジュールに、メッセージを送信する方法を、最終的に、提供する。
【0018】
本発明およびその利点は、添付図面を参照しながら以下の記述を読むことにより、さらに明らかになろう。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるシステムの一実施形態の概略的な構造を示すブロック図である。
【0020】
図1では、マスタモジュールMが、サービス呼CをネットワークTから受信する。各呼Cを受信する際、マスタモジュールは、その呼に関する情報IをアクセスモジュールA1、A2、...、Anの集合Eに送信する。アクセス制御モジュールは、ソフトウェアエンティティなどのエンティティであり、その各々が、従来、一般に、呼転送、フィルタリングなどと呼ばれているような、アクセス制御機構を実現する。
【0021】
このマスタモジュールは、アクセス制御モジュールから受信したデータDに従って、呼を受理することを決定するための手段を含む。
【0022】
本発明の一実施形態では、データDは、
呼受理と、
呼拒絶と、
決定なしといった
部分的決定の1つ以上を表す。
【0023】
アクセス制御モジュールによって行われる部分的決定
本発明の好ましい実施形態では、受信した各呼に関する部分的決定を、他のアクセス制御モジュールによって行われた他の部分的決定と無関係に行うことができる。この方法によって、アクセス制御モジュールは、相互に無関係になり、したがって、システムは、モジュラシステムになる。
【0024】
呼が、他のアクセス制御モジュールによって行われる決定と無関係に受理される必要がある場合、アクセス制御モジュールは、呼を受理するために部分的決定を行う。例えば、遠隔通信の分野への本発明の応用例では、ユーザは、特定の関係者(例えば、相手)がいつでも自分に連絡できるように要求することができる。したがって、指定された関係者からの呼は受理される必要がある。
【0025】
この場合、「優先順位リスト」機構に対応するアクセス制御モジュールが、「呼受理」決定を行う。これは、その呼を受理するという最終決定を行うために、他のアクセス制御モジュールに問い合わせる必要がないことを意味する。
【0026】
呼が、他のアクセス制御モジュールの決定とは無関係に拒絶される必要がある場合、アクセス制御モジュールは、「呼拒絶」決定を行う。例えば、呼が、フィルターされている地理的エリアから到着する場合、地理的エリアに基づくフィルタリングを適用するアクセス制御モジュールは、「呼拒絶」決定を行う。
【0027】
他のすべての場合において、アクセス制御モジュールは、「決定なし」決定を行う。これは、そのアクセス制御モジュールが、無条件で呼を受理したり、拒絶したりする位置にはないことを意味している。
【0028】
例えば、発呼者が禁止エリアに属しておらず、アクセス制御モジュールが、発呼者の地理的エリアに基づくフィルタリングを適用する場合は、これが適用される。呼がそのモジュール自体のフィルタによって除外されていないからといって、その呼が、他のアクセス制御モジュールによって実施される他のフィルタによっても除外されていないことを意味するわけではないので、モジュールは、その呼を拒絶も、また受理もできない。
【0029】
アクセス制御モジュールを構成し、それらを協働して合意に至らせるためには、様々な方法がある。
【0030】
チェーン型構成
図2に、マスタモジュールMとそれに関連するすべてのアクセス制御モジュールA1、A2、...、Anとの間で、呼のスケジューリング(scheduling)を構成するための第1の方法を示す。
【0031】
この実施形態では、アクセス制御モジュールは、チェーン型に構成される。
【0032】
最初、マスタモジュールは、その呼に関する情報Iを、そのチェーンの第1のアクセス制御モジュールA1に送信する。第1のアクセス制御モジュールは、「呼受理」決定D1または「呼拒絶」決定D1を行う場合、その決定をマスタモジュールに送信する。そうでない場合(「決定なし」)、その呼に関する情報を、そのチェーンの第2のアクセス制御モジュールなどに送信する。
【0033】
最後のアクセス制御モジュールは、その決定Dnを、その決定の種類に関係なく、マスタモジュールに送信する。マスタモジュールは、アクセス制御モジュールの1つから受信した決定に基づいて最終決定を行うための手段を含む。この特定の実施形態では、1つの決定しか受信できないことに留意されたい。
【0034】
受信した決定が「呼受理」または「呼拒絶」決定の場合は、最終決定もそれと同様である。受信した決定が「決定なし」決定の場合、最終決定は、その呼を受理することである。
【0035】
スター型構成
図3に、マスタモジュールMとそれに関連するすべてのアクセス制御モジュールA1、A2、...、Anとの間で、呼のスケジューリングのためのもう1つの方法を示す。
【0036】
この実施形態では、アクセス制御モジュールは、スター型に構成されている。
すなわち、アクセス制御モジュールは、その決定D1、D2、D3、...、Dnを、その決定の種類に関係なく、マスタモジュールに送信する。
【0037】
この実施形態を実施するための第1の方法は、その呼に関する情報を、すべてのアクセス制御モジュールに並行して送信することを必要とする。アクセス制御モジュールは、その呼を同時に処理し、次いで、その決定をマスタモジュールに送信する。
【0038】
第2の方法は、その呼に関する情報を順序にしたがって第1のアクセス制御モジュールA1に送信し、適切な場合に、その情報を第2のアクセス制御モジュールA2に送信するためにA1の決定を待ち、これを以下同様に行う。
【0039】
この第2の実施形態は、マスタモジュールとアクセス制御モジュールとの間のやり取りを最小限に抑えるが、まれにある有利な場合を除いて、より多くの処理時間を必要とする。
【0040】
競合管理
アクセス制御モジュールが、矛盾する決定を行うことが有り得る。例えば、優先順位呼機構と時間間隔に基づく拒絶機構が実施される場合、同じ呼が、「呼受理」決定と「呼拒絶」決定の対象になり得る。
【0041】
明らかな競合は、優先順位を考慮すること、すなわち様々なアクセス制御モジュールによって行われる決定の相対的な重要性の順を決定することによって解決することができる。
【0042】
チェーン型の実施形態の場合、アクセス制御モジュールのランク(すなわち、チェーン内でのその位置)は、その優先順位に直接に対応する。
【0043】
前述のように、マスタモジュールが、その呼に関する情報を連続して、すなわち決定を受信した後に送信する場合、アクセス制御モジュールがスター型に構成される実施形態にも、同様の適用がなされる。
【0044】
前記2つの状態では、優先順位の高いアクセス制御モジュールは、優先順位の低いアクセス制御モジュールが問い合わされる前に、決定を行う位置にある。これにより、競合は回避される。
【0045】
呼に関する情報が並行して送信される「スター型」実施形態の場合、マスタモジュールは、2つの矛盾する決定を受信することができる。したがって、例えば番号などの優先順位を各アクセス制御モジュールに関連付けることが必要であり、その優先順位は、マスタモジュールの表に格納することができる。
【0046】
別法として、投票方式を使用することも、同様に可能である。その場合、マスタモジュールは、「呼受理」決定の数と「呼拒絶」決定の数をカウントし、それらの数に基づいて、最終的な決定を行う。
【0047】
新しいモジュールの実施およびその動的追加
本発明の一実施形態では、OMG(オープンマネジメントグループ)のCORBA(共通オブジェクト要求ブローカアーキテクチャ)仕様に従って、様々なマスタモジュールとアクセス制御モジュールとを実施することができる。この場合、モジュールの接続されているORB(オブジェクト要求ブローカ)と呼ばれるソフトウェアバスを介して、様々なモジュールが、決定および呼に関する情報などを伝達する。
【0048】
CORBAの1つの特徴は、新しいソフトウェアエレメントをソフトウェアバスに動的に接続することができ、前もって接続されているソフトウェアエレメントに通知することができることである。したがって、システムを再コンパイルしたり、停止することを必要とせずに、新しいアクセス制御モジュールを動的に追加することが可能である。本発明のこの実施形態は、CORBAまたは他の同じタイプの環境(マイクロソフトのDCOMなど)によって大幅に容易にはなるが、基礎的な技術環境とは無関係に実施することができる。
【0049】
一般的に、マスタモジュールは、新しいアクセス制御モジュールを追加し、、そのマスタモジュールが関連付けられたアクセス制御モジュールの集合に、その新しいアクセス制御モジュールを含める要求を受信するための手段を有するだけで十分である。
【0050】
電話サービス用アクセス制御モジュールに割り当てられた優先順位は、
「企業」グループと、
「ユーザ」グループと
のグループに分割することができる。
【0051】
したがって、ユーザは、新しいアクセス制御モジュール(例えば、呼転送や優先順位リスト)を追加することができるが、システムは、それらを一貫して、サイト全体または企業全体への包括的な勧告を実施する「企業」グループのアクセス制御モジュールよりも低い優先順位に割り当てる。
【0052】
呼処理モジュール
本発明の一実施形態では、このシステムは、要求されたサービスに正確にアクセス権を与える責任を負う呼処理モジュールの集合も含む。
【0053】
本発明の遠隔通信分野への応用例では、呼処理モジュールは例えば、
ネットワークを横断して、要求されたサービスまたはユーザに呼を経路指定したり、その呼に課金をしたりするなどのためにアルゴリズムを使用することと、
使用されるコーデック、サービスの品質、その呼の最終アドレス(電話番号、IP(インターネットプロトコル)アドレス、ポート番号、ATM(非同期伝送モード)仮想回線番号、プロトコル名(SIP、H.323など)、呼のタイプ(ビデオ、オーディオ、音声など)などの選択(preference)に従って、呼のパラメータを設定することと、
事前に記録された告知の再生、呼への第3者の追加などのようなサービスを提供することと、
呼中に前述のパラメータを変更するために、呼がセットアップされた後でその呼を管理することが可能である。
【0054】
この実施形態では、呼が一旦受理されると、呼をネットワークで正確に経路指定し、課金するなどするために、マスタモジュールは、その呼に関する情報を呼処理モジュールの集合に送信することができる。
【0055】
図4に、この実施形態を示す。
【0056】
呼の受信に際して、マスタモジュールは、その呼に関する情報Iをアクセス制御モジュールA1、A2、A3、...、Anの集合Eに送信し、次いで、上記説明の通り、集合EAから1つまたは複数の決定を受信し、当該呼を受理するか、拒絶するかを決定する。
【0057】
次いで、マスタモジュールは、その呼に関する情報IRを呼処理モジュールR1、R2、R3、...、RPの集合ERに送信することができる。情報IRは、アクセス制御モジュールに送信された情報Iと同一であっても、また相違してもよい。
【0058】
次いで、マスタモジュールは、1つまたは複数の決定DRをその集合から受信し、適切な場合には、前述の決定に基づいて、経路指定をしたり請求書を送るなどに関係し得る最終決定を行う。
【0059】
アクセス制御モジュールと同様、呼処理モジュールも、特にCORBAの原理を利用することによって、動的に追加することができる。したがって、マスタモジュールは、新しい呼処理モジュールを追加する要求を受信するための手段を含み、そのマスタモジュールが関連付けられた呼処理モジュールの集合に、その新しい呼処理モジュールを含めることができる。
【0060】
呼処理モジュールの決定
本発明の一実施形態では、アクセス制御モジュールは、「呼受理」決定と同時に呼を処理する必要ありとすでに決定している、呼処理モジュールの識別子を送出する。システムのモジュール性を向上させるために、制御モジュールは、呼処理モジュールがどのように特殊化されているかを認識することができる。
【0061】
しかし、他の実施形態では、マスタモジュールは、アクセス制御モジュールと呼処理モジュールとの間の関連に関する先験的な知識を有する。すなわちアクセス制御モジュールが、呼処理モジュールの1つの識別子を送信する必要はない。
【0062】
遠隔通信システムの例に戻ると、各アクセス制御モジュールは、1つまたは複数の呼処理モジュールに関連付けられている。簡約化するために、呼処理モジュールは、経路指定呼に対してのみ責任を負うものすると仮定する。
【0063】
アクセス制御モジュールは、「呼受理」決定を行うと、マスタモジュールに、その決定と呼処理モジュールの識別子とを送信する。次いで、マスタモジュールは、被呼者の番号を決定するために、呼処理モジュールと対話することができる。
【0064】
例えば、アクセス制御モジュールは、呼転送フィルタを管理する場合、「呼受理」決定を送信することができ、どの呼処理モジュールが、ネットワーク内の正しい経路を割り当てることによってその呼を転送できるかを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの、全般的なブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図4】呼処理モジュールを伴う、本発明の実施態様を示す図である。
【符号の説明】
M マスタモジュール
C サービス呼
T ネットワーク
I 情報
A アクセスモジュール
D データ
Claims (12)
- サービスアクセス制御機構を実現するアクセス制御モジュール(A1、A2、A3、...、An)を含む、サービス呼(C)を管理するためのシステムであって、さらに、各々が、サービスと、アクセス制御モジュールの集合(E)と、呼処理モジュール(R1、R2、R3、...、Rp)の集合(ER)とに関連付けられたマスタモジュールを含み、前記マスタモジュールが、
前記呼を受信するための手段と、
前記呼の各々に関する情報(I)をアクセス制御モジュールの前記集合に送信するための手段と、
アクセス制御モジュールの前記集合から受信したデータ(D)に基づいて前記呼を受理することを決定するための手段と、
前記呼が受理された場合、前記呼の各々に関係する第2の情報(Ir)を呼処理モジュールの前記集合に送信するための手段とを含み、
前記アクセス制御モジュールが、「呼受理」決定(DR)と、「呼拒絶」決定(DR)と、「決定なし」決定(DR)とを発行するための手段を含む、システム。 - 決定を行うための前記手段が、「呼受理」決定(DR)と、「呼拒絶」決定(DR)とを前記マスタモジュールに送信することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 決定を行うための前記手段が、「決定なし」決定を前記マスタモジュールに送信することを特徴とする、請求項1または2に記載のシステム。
- 前記アクセス制御モジュールがチェーン型に構成され、前記チェーンの最後の呼制御モジュールの決定を行うための前記手段が、前記マスタモジュールに決定を送信するように構成され、他のアクセス制御モジュールが、その呼に関する前記情報を後続のアクセス制御モジュールに送信するための手段を含む、請求項2に記載のシステム。
- 各マスタモジュールがさらに、新しいアクセス制御モジュールを追加する要求を受信し、該マスタモジュールに関連付けられたアクセス制御モジュールの集合に、該新しいアクセス制御モジュールを含めるための手段とを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
- 各マスタモジュールがさらに、新しい呼処理モジュールを追加する要求を受信し、該マスタモジュールに関連付けられた呼処理モジュールの集合に新しい呼処理モジュールを含めるための手段とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
- 情報処理システムによってサービス呼を自動的に管理するための方法であって、
マスタモジュールによって、呼を受信するステップと、
前記マスタモジュールによって、前記呼に関する情報をアクセス制御モジュールの集合に送信するステップと、
前記アクセス制御モジュールによって、前記呼に関する前記情報に基づいて決定を行うステップと、
アクセス制御モジュールの前記集合から、少なくとも1つの前記決定を前記マスタモジュールに送信するステップと、
前記少なくとも1つの決定に従って前記マスタモジュールによる最終決定を行うステップと、
前記呼が受理された場合、その呼に関係する第2の情報を呼処理モジュールの集合に送信するステップとを順に含み、
前記アクセス制御モジュールが、「呼受理」決定(DR)と、「呼拒絶」決定(DR)と、「決定なし」決定(DR)とを発行することを特徴とする方法。 - 決定を行うための前記ステップが、「呼受理」決定(DR)と、「呼拒絶」決定(DR)とを前記マスタモジュールに送信するステップを含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
- 決定を行うための前記ステップが、「決定なし」決定を前記マスタモジュールに送信するステップを含むことを特徴とする、請求項7または8に記載の方法。
- 前記アクセス制御モジュールがチェーン型に構成され、前記チェーンの最後の呼制御モジュールの決定を行うための前記ステップが、前記マスタモジュールに決定を送信するステップを含み、他のアクセス制御モジュールが、その呼に関する前記情報を後続のアクセス制御モジュールに送信する、請求項8に記載の方法。
- 各マスタモジュールがさらに、新しいアクセス制御モジュールを追加する要求を受信し、該マスタモジュールに関連付けられたアクセス制御モジュールの集合に、該新しいアクセス制御モジュールを含める、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
- 各マスタモジュールがさらに、新しい呼処理モジュールを追加する要求を受信し、該マスタモジュールに関連付けられた呼処理モジュールの集合に新しい呼処理モジュールを含める、請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0004019A FR2807260B1 (fr) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | Systeme modulaire pour la gestion d'appels de services, notamment de telecommunication |
FR0004019 | 2000-03-30 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002142238A JP2002142238A (ja) | 2002-05-17 |
JP2002142238A5 JP2002142238A5 (ja) | 2008-05-01 |
JP4971548B2 true JP4971548B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=8848650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001088164A Expired - Lifetime JP4971548B2 (ja) | 2000-03-30 | 2001-03-26 | サービス呼、特に遠隔通信サービス呼管理のためのモジュラシステム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7054425B2 (ja) |
EP (1) | EP1139219A1 (ja) |
JP (1) | JP4971548B2 (ja) |
AU (1) | AU3131901A (ja) |
FR (1) | FR2807260B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7961867B2 (en) * | 2004-07-29 | 2011-06-14 | Aspect Software, Inc. | Peer to peer application processor |
GB2421156A (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Ericsson Telefon Ab L M | Maintaining session across network address/port translation firewall in the event of an address change with a session manager |
JP4950300B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2012-06-13 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | インターネットアクセスを一意に識別するためのデバイスおよび方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4654845A (en) * | 1985-03-18 | 1987-03-31 | At&T | Parallel call processing system and method |
JPH04215357A (ja) * | 1990-12-13 | 1992-08-06 | Nec Corp | 広帯域isdnサービス制御装置および方法 |
US5323452A (en) * | 1990-12-18 | 1994-06-21 | Bell Communications Research, Inc. | Visual programming of telephone network call processing logic |
JPH08214345A (ja) * | 1995-02-02 | 1996-08-20 | Toshiba Corp | 交換ネットワークシステム |
US5717747A (en) * | 1996-05-31 | 1998-02-10 | Lucent Technologies Inc. | Arrangement for facilitating plug-and-play call features |
ATE287182T1 (de) * | 1997-04-14 | 2005-01-15 | Cit Alcatel | Verfahren zum anbieten von einem dienst an fernmeldenetzbenutzern |
EP0873025B1 (en) * | 1997-04-14 | 2005-06-15 | Alcatel | Method for providing at least one service to users of a telecommunication network |
-
2000
- 2000-03-30 FR FR0004019A patent/FR2807260B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-03-08 EP EP01400604A patent/EP1139219A1/fr not_active Withdrawn
- 2001-03-26 JP JP2001088164A patent/JP4971548B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-26 US US09/816,465 patent/US7054425B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-26 AU AU31319/01A patent/AU3131901A/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7054425B2 (en) | 2006-05-30 |
US20010026615A1 (en) | 2001-10-04 |
JP2002142238A (ja) | 2002-05-17 |
EP1139219A1 (fr) | 2001-10-04 |
FR2807260A1 (fr) | 2001-10-05 |
AU3131901A (en) | 2001-10-04 |
FR2807260B1 (fr) | 2005-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0812089B1 (en) | Network-independent connection management | |
JP3737512B2 (ja) | インテリジェント電気通信ネットワーク | |
CA2283861C (en) | System and method for managing feature interaction of telephone services | |
WO2000019677A2 (en) | Connection manager for telecommunications | |
HU219692B (hu) | Programozható távközlési központ, eljárás annak üzemeltetésére, továbbá eljárás ilyen központban használt kommunikációs protokoll fejlesztésére | |
CN101547263B (zh) | 基于xml脚本的电信业务增值服务器及实现方法 | |
US20080031436A1 (en) | Sequentially calling groups of multiple communication devices based on user-specified lists of communication device having assigned priorities | |
US10075595B2 (en) | Method and system for establishing a telecommunications link | |
US20030097466A1 (en) | Method for controlling incoming call directed to group in voice over internet protocol system | |
JP4971548B2 (ja) | サービス呼、特に遠隔通信サービス呼管理のためのモジュラシステム | |
US7386108B1 (en) | Routing extensions for telecommunication network system and method | |
Zave et al. | New Feature Interactions in Mobile and Multimedia Telecommunications Services. | |
US6990185B1 (en) | Routing extensions for telecommunication network system and method | |
CN103354589B (zh) | Voip电信交换机 | |
EP0947085A2 (en) | Universal compatibility software system for services in communications and information processing networks | |
EP1161843B1 (en) | Providing supplementary services by executing a supplementary services layer ssl application in a switching node of an expandable telecommunications system | |
EP0998109B1 (en) | A communication network utilizing autonomous servers to establish a communication session | |
US20030063729A1 (en) | System and method for selecting a feature | |
JP4600177B2 (ja) | Ip電話交換機及び接続先規制方法 | |
JP4572781B2 (ja) | 接続インタフェース制御装置、接続インタフェース制御プログラム、接続インタフェース制御方法及びip交換機 | |
US7684558B2 (en) | Method for establishing a direct coordination link between a first and second control centre for carrying out services | |
US6418213B1 (en) | Communication terminal equipment using performance feature group identifiers | |
AU6174399A (en) | A process for making services available, an infrastructure manager and a service control platform | |
US20040044782A1 (en) | Transmission of service control information via at least one intermediate station | |
Chentouf et al. | New management methods for feature and preference interactions |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080313 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101102 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110201 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120327 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120406 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4971548 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |