JP4965626B2 - Ofdma方式の通信システム及び通信方法 - Google Patents

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本発明は、OFDMA方式の通信システム及び通信方法に関する。
デジタル携帯電話システムやPHSシステムなどの無線アクセス方式として、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)とTDD(Time Division Duplex:時分割双方向伝送)を組み合わせたTDMA/TDD方式が採用されている。最近では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割)の技術によるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access:直交周波数分割多重接続)を用いたOFDMA方式が提案されている。
OFDMは、データを変調する搬送波を、互いに直交した複数の「サブキャリア」(細分化された搬送波)に分割し、データ信号をそれぞれのサブキャリアに分散させて送信する方式である。
以下、OFDM方式の概要について説明する。
図8は送信側に用いられるOFDM変調装置の構成を示すブロック図である。OFDM変調装置には、送信データが入力される。この送信データは、シリアル/パラレル変換部201に供給されて、低速な複数の伝送シンボルからなるデータに変換される。つまり、伝送情報を分割して、複数の低速なデジタル信号を生成する。このパラレルデータは、逆高速フーリエ変換(IFFT)部202に供給される。
パラレルデータは、OFDMを構成する各サブキャリアに割り当てられ、周波数領域においてマッピングされる。ここで、各サブキャリアに対してBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の変調が施される。マッピングデータは、IFFT演算を施すことによって、周波数領域の送信データから時間領域の送信データに変換される。これにより、互いに直交する関係にある複数のサブキャリアがそれぞれ独立に変調されたマルチキャリア変調信号が生成される。IFFT部202の出力は、ガードインターバル付加部203に供給される。
ガードインターバル付加部203は、図9に示すように、伝送データの有効シンボルの後部をガードインターバルとして、伝送シンボル毎に有効シンボル期間の前部にコピーを付加する。このガードインターバル付加部で得られたベースバンド信号は、直交変調部204に供給される。
直交変調部204は、ガードインターバル付加部203から供給されるベースバンドOFDM信号に対して、OFDM変調装置の局部発振器105から供給されるキャリア信号を用いて、直交変調を施し、中間周波数(IF)信号もしくは無線周波数(RF)信号に周波数変換する。すなわち、直交変調部は、ベースバンド信号を所望の伝送周波数帯域に周波数変換した後に伝送路に出力する。
図10は、受信側に用いられるOFDM復調装置の構成を示すブロック図である。OFDM復調装置には、図8のOFDM変調装置によって生成されたOFDM信号が所定の伝送路を介して入力される。
このOFDM復調装置に入力されたOFDM受信信号は、直交復調部211に供給される。直交復調部211は、OFDM受信信号に対して、OFDM復調装置の局部発振器212から供給されるキャリア信号を用いて直交復調を施し、RF信号もしくはIF信号からベースバンド信号に周波数変換し、ベースバンドOFDM信号を得る。このOFDM信号は、ガードインターバル除去部213に供給される。
ガードインターバル除去部213は、OFDM変調装置のガードインターバル付加部203で付加された信号を、図示しないシンボルタイミング同期部から供給されるタイミング信号に従って除去する。このガードインターバル除去部203で得られた信号は、高速フーリエ変換(FFT)部214に供給される。
FFT部214は、入力される時間領域の受信データをFFTすることによって周波数領域の受信データに変換する。さらに周波数領域においてデマッピングされ、各サブキャリア毎にパラレルデータが生成される。ここで、各サブキャリアに施されたBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の変調に対する復調がなされたことになる。FFT部214で得られたパラレルデータは、パラレル/シリアル変換部215に供給されて、受信データとして出力される。
以上のようにOFDMは、搬送波を複数のサブキャリアに分割する方式である。そして、OFDMAは、上記OFDMにおけるサブキャリアの中から複数のサブキャリアを集めてグループ化し、各グループを各ユーザに1つ又は複数割り当てて多重通信を行う方式である。上記各グループはそれぞれサブチャネルと呼ばれる。つまり、各ユーザは割り当てられた1つ又は複数のサブチャネルを用いて通信を行うのである。また、サブチャネルは通信を行うデータ量や伝播環境等に応じて適応的に増減して割り当てられる。
次に、OFDMA方式を採用した通信システムにおけるチャネルの構成例を挙げ、説明する。
特許文献1には、下り回線(ダウンリンク)の通信を広帯域チャネルにより行い、上り回線(アップリンク)の通信を狭帯域チャネルにより行う、帯域幅の異なる非対称のチャネルによる通信方法が示されている。
図11は、特許文献1における端末装置と基地局の間の伝送制御の構成である。アクセス方式としてOFDMA方式が適用され、上り回線と下り回線とで、1フレーム内の異なるタイムスロットが時分割で使用される。
1フレーム内の前半の所定数のスロットT1,T2,‥‥Tn(nは任意の整数)は、アップリンク期間Tuのスロットとされ、端末装置から基地局への上り回線の伝送に使用されるスロットとしてある。1フレーム内の後半の所定数のスロットR1,R2,‥‥Rn(nは任意の整数)は、ダウンリンク期間Tdのスロットとされ、基地局から端末装置への下り回線の伝送に使用されるスロットとしてある。このように、アップリンク期間とダウンリンク期間が互いに異なる(上り下りそれぞれの時間が異なっており、上り下りを構成するスロットが互いに異なる)フレームを上下非対称のフレームであるという。
図12は、上記フレーム構成のデータが無線伝送されるチャネル構成例である。
この例では、使用可能周波数帯B0の下側と上側には、各広帯域チャンネルCH1〜CH4の帯域幅よりも狭いガードバンド部B1及びB2が存在し、このB1,B2に、広帯域チャンネルCH1〜CH4よりも帯域幅が狭い狭帯域チャンネルCH5,CH6を配置している。
このガードバンド部に配置された狭帯域チャンネルCH5,CH6は、上り回線(アップリンク)での低速アクセス専用通信チャンネルとして使用し、図11に示すフレーム構成の前半のアップリンク期間Tuだけが無線伝送に使用される。
特許文献2には、下り回線(ダウンリンク)用及び上り回線(アップリンク)用のそれぞれの送信待ちセルの状況に基づいて、各通信相手に使用されるタイムスロットの割り当てを行うようにして、基地局と移動局の間で通信が行われる通信方法が示されており、非対称な各チャネルの送受信量及びQoSに応じてユーザチャネルを割り当てるOFDMA/TDD方式を採用した通信装置が示されている。
図13は、特許文献2の通信システムの構成を示す模式図である。基地局(BTS)と移動局(MS)との間で、OFDMA方式を採用した通信が行われる。
図14は、特許文献2の無線通信装置に用いられるフレームフォーマットを示す模式図である。単位フレーム(1フレーム)は、図に示すように、アクセスチャネル(Ach)、上り方向の制御チャネル(Cch)、下り方向の制御チャネル(Cch)、下り方向のユーザチャネル(Uch)、及び上り方向のユーザチャネル(Uch)を含む構成となっている。
下り方向のユーザチャネル及び上り方向のユーザチャネルのそれぞれが含むタイムスロット数は、固定されておらず、ユーザチャネルの割り当て結果に基づいて、境界線の位置が決定される。
特開2000−115834 特開2000−236343
上述のような従来のOFDMA方式を採用した通信システムにおいては、各端末が基地局との間の通信に対しどのサブチャネル割り当てるかを示す情報をMAP情報と呼び、予め基地局から各端末へ通知される。さらに、従来のOFDMA方式では、下り回線(ダウンリンク)と上り回線(アップリンク)とのチャネル構成が非対称なフレーム構成となっている。そのため、上記通信システムでは、複数の端末それぞれに対するMAP情報を、ダウンリンクフレーム用のMAP情報とアップリンクフレーム用のMAP情報とに分けてそれぞれ送信する必要がある。
しかしながら、ダウンリンクフレームとアップリンクフレームのMAP情報をそれぞれ送信しなければならないため、MAP情報の情報量が多く、この情報量の分の通信リソースが減少してしまう。そのうえ、MAP情報を決めるための基地局の処理負荷が大きいという問題点がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、通信リソースの減少を抑えて、基地局の処理負担を減らすことができるOFDMA方式の通信システム及び通信方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る通信システムは、基地局と複数の端末との間において1つ又は複数のサブチャネルを用いて通信を行うOFDMA方式の通信システムにおいて、前記基地局から前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末に対し通信を行うダウンリンク期間であるダウンリンクフレームを生成するダウンリンクフレーム生成部と、前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末から前記基地局に対し通信を行うアップリンク期間であるアップリンクフレームを生成するアップリンクフレーム生成部と、を備え、前記ダウンリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に前記複数の各端末のうちの1つの端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置と、前記アップリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に当該端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置とは同じであり、前記基地局は、前記端末に対する前記サブチャネルの割り当てを示す割り当て情報を共通の情報として、当該端末に対し前記ダウンリンクフレームにおいて毎フレームごとに通知することを特徴とする。
また、前記割り当て情報は、各サブチャネル配置に対応したビット列で表される。
さらに、本発明の別の態様である通信方法は、基地局と複数の端末との間において1つ又は複数のサブチャネルを用いて通信を行うOFDMA方式の通信方法において、前記基地局から前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末に対し通信を行うダウンリンク期間であるダウンリンクフレームと、前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末から前記基地局に対し通信を行うアップリンク期間であるアップリンクフレームと、を含み、前記ダウンリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に前記複数の各端末のうちの1つの端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置と、前記アップリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に当該端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置とは同じ構成であり、前記基地局は、前記端末に対する前記サブチャネルの割り当てを示す割り当て情報を共通の情報として、当該端末に対し前記ダウンリンクフレームにおいて毎フレームごとに通知することを特徴とする。
そして、前記割り当て情報は、各サブチャネル配置に対応したビット列で表される。
本発明によれば、OFDMA方式の通信システム及び通信方法において、通信リソースの減少を抑えることができる。さらに、基地局の処理負担を減らすことができる。
本発明の実施の形態に係る通信システムにおいて、基地局及び端末の送信機能を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通信方法に用いられるOFDMAのフレーム構成を示す説明図である。 図2のフレームにおけるMAP構成の一例を示す説明図である。 サブチャネルのフォーマットを示す説明図である。 ダウンリンクの物理層(PHY)のフォーマットを示す説明図である。 アップリンクの物理層(PHY)のフォーマットを示す説明図である。 送信したMAP情報に対応するフレームを示す説明図である。 送信側に用いられるOFDM変調装置の構成を示すブロック図である。 ガードインターバルを示す説明図である。 受信側に用いられるOFDM変調装置の構成を示すブロック図である。 特許文献1の端末装置と基地局の間の伝送制御の構成図である。 図11のフレーム構成のデータが無線伝送されるチャネル構成例である。 特許文献2の通信システムの構成を示す模式図である。 特許文献2の無線通信装置に用いられるフレームフォーマットを示す模式図である。
以下、本発明に係る通信システムの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本通信システムは、基地局(CS:cell station)と複数の端末(PS:personal station)との間において、各周波数帯毎に複数のサブチャネルで構成されたフレームによって通信を行うOFDMA方式の通信システムである。図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムにおいて、基地局及び端末の送信機能を示すブロック図である。
図1に示すように、基地局10における送信機能としては、上位層から送られてきたデータを通信の優先度に応じてQoSのクラス分けを行うQoS制御部11、クラス分けされた優先度に応じて通信のスケジューリングを行うスケジューラ12、後述するサブチャネルをスロット毎に割り当てる帯域割当部13、端末20に対して通信を行うダウンリンク期間であるダウンリンクフレームを生成するダウンリンクフレーム生成部14、ダウンリンクフレームの信号を変調する変調部15、無線信号を端末に対して送信する送信部16、帯域割当部13や変調部15を制御して通信を管理する通信管理部17を有している。ダウンリンクフレーム生成部14は、QoS制御部11、スケジューラ12を通じて上位層から送られ、帯域割当部13を通じて各サブチャネルに割り当てられた物理フレームを4つ連続させてダウンリンクフレームを生成する。
また、端末20における送信機能としては、上位層から送られてきたデータを通信の優先度に応じてQoSのクラス分けを行うQoS制御部21、クラス分けされた優先度に応じて通信のスケジューリングを行うスケジューラ22、後述するサブチャネルをスロット毎に割り当てる帯域割当部23、基地局10に対して通信を行うアップリンク期間であるアップリンクフレームを生成するアップリンクフレーム生成部24、アップリンクフレームの信号を変調する変調部25、無線信号を基地局に対して送信する送信部26、帯域割当部23や変調部25を制御して通信を管理する通信管理部27を有している。アップリンクフレーム生成部24は、QoS制御部21、スケジューラ22を通じて上位層から送られ、帯域割当部23を通じて各サブチャネルに割り当てられた物理フレームを4つ連続させてアップリンクフレームを生成する。
図2は、本発明の実施の形態に係る通信方法に用いられるOFDMAのフレーム構成を示す説明図である。
上記フレームは、基地局から端末への通信を行うダウンリンク期間のタイムスロットと、端末から基地局への通信を行うアップリンク期間のタイムスロットとが隣り合うように配置されている。
また、上記フレームにおける複数のサブチャネルの割り当てを示すフレーム構成は、ダウンリンク(基地局から端末へのリンク:下り回線)期間のフレームであるダウンリンクフレームと、アップリンク(端末から基地局へのリンク:上り回線)期間のフレームであるダウンリンクフレームとが連続し、且つ対称な構成となっている。ここで云う対称とは、ダウンリンクとアップリンクで、それぞれの期間が等しく、また、スロット数が等しいことを指す。
図2のフレーム構成は、例えば、従来より広く普及しているPHSシステムと同様にタイムスロットが4個(S1〜S4)の場合の構成であり、縦軸が周波数軸、横軸が時間軸を示す。この構成により、従来のPHSシステムに組み入れて使用が可能である。
図2において、ダウンリンク期間及びアップリンク期間は、共に周波数軸に対して、28個の周波数帯に分割されている。最初の周波数帯に割り当てられるサブチャネルは、コントロールサブチャネルと呼ばれ、制御チャネル(CCH)で使用している。
なお、上記の最初の周波数帯は、最も高い周波数帯あるいは最も低い周波数帯のどちらでも良い。
図2の例は、PHSシステムの例であり、コントロールサブチャネルC1〜C4には4つの基地局が割り当てられている。
そして、残りの27の周波数帯(グループ)は、タイムスロット毎に時間軸方向に4個に分割され、全部で108のサブチャネルで構成されている。これらはデータを送受信するトラフィックサブチャネルT1〜T108である。つまり、さらに本実施の形態の通信システムにおけるOFDMA方式では、従来のOFDMA方式におけるサブチャネルが時間軸方向に分割されているためにサブチャネル数(エクストラサブチャネル数)が108と多い。
さらに、このトラフィックサブチャネルは、アンカーサブチャネルとエクストラサブチャネルと呼ばれるサブチャネルにより構成されている。
アンカーサブチャネルとは、どのサブチャネルをどの端末が使用するかを各端末に通知するために使用したり、再送制御でデータが正しくやりとりできたかを基地局と端末でネゴシエーションするために使用するためのサブチャネルであり、各端末に1つが通信開始時に割り当てられる。
エクストラサブチャネルとは、実際に使用するデータを送信するサブチャネルであり、1つの端末に対して、任意の数を割り当てることができる。この場合、割り当てられたエクストラサブチャネルが多いほど、帯域が広がるので高速な通信が可能となる。
次に、前記トラフィックサブチャネルの割り当てについて説明する。図3はサブチャネルの割り当ての一例を示す説明図である。この図3に示す例では、各トラフィックサブチャネルの割り当てを様々な模様によって示している。
図3に示す例では、コントロールサブチャネルにおける4つの基地局のうちC3の基地局の制御チャネルを示している。なお、C3、T2などの記号は図2に対応している。
ユーザ1の端末に対するアンカーサブチャネルとして、T5が割り当てられている。そして、ユーザ1の端末に対するエクストラサブチャネルとして、T2、T4、T6、T7、T8、T9、T10、T15、T17、T24、・・・、T105が割りあてられている。これらサブチャネルはダウンリンクとアップリンクとで共通である。
また、ユーザ2の端末に対するアンカーサブチャネルとして、T23が割り当てられている。そして、ユーザ2の端末に対するエクストラサブチャネルとして、T13、T14、T18、T20、・・・が割りあてられている。ユーザ2において、サブチャネルの割り当てはユーザ1と同様ダウンリンクとアップリンクとで共通である。
また、T1、T3、T11、T12、T19、T21、・・・、T107は他の基地局と他の端末の間で使用されており、T16、T22、・・・、T106、T108は使用していないサブチャネルである。
このように、図3に示した本実施の形態の通信システムにおけるフレーム構成は、ダウンリンク期間のフレームであるダウンリンクフレームとアップリンク期間のフレームであるアップリンクフレームとが連続し、且つ対称な構成となっている。
次に、サブチャネルのフォーマットについて図4を用いて説明する。
図4に示すように、1つの周波数帯は、ダウンリンクの4つのサブチャネルとアップリンクの4つのサブチャネルで構成されており、全体の時間軸上の長さは例えば5msである。
各サブチャネルはPR(PRiamble)、PS(Pilot Symbol)、その他のフィールドにより構成され、時間軸上の長さは例えば625μsである。
PRはプリアンブルであり、フレーム送信の開始を認識させ、同期をとるタイミングを与えるための信号である。
PSはパイロットシンボルであり、搬送波の絶対位相を正しく識別するために位相の基準を得るための既知の信号波形や、既知のデータのことである。
Sub channel payloadはサブチャネルペイロードであり、物理層(PHY)のデータを収容する部分である。
次に、ダウンリンクの物理層(PHY)のフォーマット図5を用いて説明する。
アンカーサブチャネルのサブチャネルペイロードの構成は、MAP、ACKCH、PHYペイロードなどの各フィールドで構成されている。そして、各エクストラサブチャネルのサブチャネルペイロードに収容されたPHYペイロードがこれに連結される。最後のエクストラサブチャネルの終わりの部分はCRCフィールドが設けられている。
上記MAPフィールドに収容されたビット配列は、端末に送信するMAP情報(当該端末に対し、使用可能又は使用不可能なサブチャネルが示された情報)であり、1フレームに含まれるトラフィックサブチャネルに番号を付けて、これに対応したビット列として表している。
例えば、第n番目のトラフィックサブチャネルに対応するビットが“1”であれば、この第n番目のトラフィックサブチャネルは当該端末に割り当てられて使用可能であることを通知する。また、第n番目のトラフィックサブチャネルに対応するビットが“0”であれば、この第n番目のトラフィックサブチャネルは当該端末では使用不可能であることを通知する。
例えば、図3のフレーム構成の例におけるMAP情報は次のようになる。
ユーザ1の端末に対して送信されるMAP情報のビット配列は、「01010111110000101・・・1000」となる。
また、ユーザ2の端末に対して送信されるMAP情報のビット配列は、「00000000000011000101・・・」となる。
次に、アップリンクの物理層(PHY)のフォーマット図6を用いて説明する。
アンカーサブチャネルのサブチャネルペイロードの構成は、RMAP、ACKCH、PC、PHYペイロードなどの各フィールドで構成されている。そして、各エクストラサブチャネルのサブチャネルペイロードに収容されたPHYペイロードがこれに連結される。最後のエクストラサブチャネルの終わりの部分はCRCフィールドが設けられている。
RMAPは、基地局から指示されたサブチャネルが使用できるか否かを端末が判断して基地局へ返信するものである。例えば、端末の近くに他の端末や他の基地局などが存在し、これらからの干渉波による妨害レベルが大きくて、これに該当するサブチャネルでの正常な通信を行うことができない場合などは、該当するサブチャネルは使用できないとして基地局へ返信する。即ち、使用できないサブチャネルに該当するRMAPのビットを“0”にする。
例えば、基地局からある端末へダウンリンクにて送信されたMAP情報(MAPのビット配列)が「10110・・・」であるときに、第3番目のサブチャネルを端末側が使用できないと判断した場合には、第3番目のビットを“0”とする。よって、この場合は「10010・・・」という配列のRMAPをアップリンクにて基地局側に返信する。
次に、送信したMAP情報に対応するフレームについて図7を用いて説明する。
基地局は、(1)のダウンリンク期間におけるアンカーサブチャネルに含まれるMAPフィールドで、端末に対して通信権を通知する((1)のタイミングで指示する)。
次に、通知されたMAP情報には、使用するエクストラサブチャネルが指示されており、この使用を指示されたエクストラサブチャネルを用いて(2)あるいは(3)のフレーム(のタイミング)で通信を行う。
次に、(2)あるいは(3)のフレームのどちらで通信を行うかは、基地局と端末の接
続の初期段階で決定され、復調の処理速度が遅い端末などの条件により、通信可能なフレームが(2)あるいは(3)と決定される。なお、一度決定されれば、(2)あるいは(3)のフレームのどちらで通信を行うかは通信終了まで変わらない。
このように、本実施の形態の通信システムにおけるOFDMA方式では、サブチャネル数(エクストラサブチャネル数)が108と多いために各ユーザに割り当てることのできるサブチャネルの数も当然大きい。従ってMAP情報も必然的に大きくなり、仮にダウンリンクに加え、アップリンクにおいてもMAP情報のやり取りを基地局と端末の間で行うとすると通信リソースを多く使用してしまい本来のデータを通信するためのペイロードが減ってしまうことになる。
しかしながら、本実施の形態の通信システムにおいては図3に示すようにダウンリンク期間のフレームであるダウンリンクフレームとアップリンク期間のフレームであるアップリンクフレームとが連続して、且つ対称な構成となっているので、アップリンクのサブチャネル割り当てをダウンリンクと共通にしておけば、MAP情報を例えばダウンリンクのみで基地局から端末に通知することにより、アップリンクにおけるMAP情報の通知は不要になり、本来のデータを通信するペイロード部を多く確保することができ、スループットを向上できる。
以上、詳述したように、本発明の実施の形態に係る通信システムは、基地局10から複数の端末のうちの少なくとも1つの端末20に対し通信を行うダウンリンク期間であるダウンリンクフレームを生成するダウンリンクフレーム生成部14と、複数の端末のうちの少なくとも1つの端末20から基地局10に対し通信を行うアップリンク期間であるアップリンクフレームを生成するアップリンクフレーム生成部24と、を備えており、ダウンリンクフレームとアップリンクフレームとは連続し、且つ対称な構成である。
これによって、通信リソースの減少を抑えることができるので、基地局10の処理負担を減らすことができる。さらに、従来のPHSシステムとの互換性を維持することもできる。
10 基地局
11、21 QoS制御部
12、22 スケジューラ
13、23 帯域割当部
14 ダウンリンクフレーム生成部
15、25 変調部
16、26 送信部
17、27 通信管理部
20 端末
24 アップリンクフレーム生成部
S1〜S4 タイムスロット
C1〜C4 コントロールサブチャネル
T1〜T108 トラフィックサブチャネル

Claims (4)

  1. 基地局と複数の端末との間において1つ又は複数のサブチャネルを用いて通信を行うOFDMA方式の通信システムにおいて、
    前記基地局から前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末に対し通信を行うダウンリンク期間であるダウンリンクフレームを生成するダウンリンクフレーム生成部と、
    前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末から前記基地局に対し通信を行うアップリンク期間であるアップリンクフレームを生成するアップリンクフレーム生成部と、
    を備え、
    前記ダウンリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に前記複数の各端末のうちの1つの端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置と、前記アップリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に当該端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置とは同じであり、
    前記基地局は、前記端末に対する前記サブチャネルの割り当てを示す割り当て情報を共通の情報として、当該端末に対し前記ダウンリンクフレームにおいて毎フレームごとに通知する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記割り当て情報は、各サブチャネル配置に対応したビット列で表されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 基地局と複数の端末との間において1つ又は複数のサブチャネルを用いて通信を行うOFDMA方式の通信方法において、
    前記基地局から前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末に対し通信を行うダウンリンク期間であるダウンリンクフレームと、前記複数の端末のうちの少なくとも1つの端末から前記基地局に対し通信を行うアップリンク期間であるアップリンクフレームと、を含み、
    前記ダウンリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に前記複数の各端末のうちの1つの端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置と、前記アップリンクフレームにおいて、毎フレームごとに適応的に当該端末に割り当てられる前記サブチャネルの配置とは同じ構成であり、
    前記基地局は、前記端末に対する前記サブチャネルの割り当てを示す割り当て情報を共通の情報として、当該端末に対し前記ダウンリンクフレームにおいて毎フレームごとに通知する、
    ことを特徴とする通信方法。
  4. 前記割り当て情報は、各サブチャネル配置に対応したビット列で表されることを特徴とする請求項3に記載の通信方法。
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