JP4963250B2 - Absorbent articles - Google Patents
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Description
本発明は、生理用ナプキンや使い捨ておむつ等の吸収性物品に関する。 The present invention relates to absorbent articles such as sanitary napkins and disposable diapers.
従来、生理用ナプキンや使い捨ておむつ等の吸収層及び防漏層を備えた吸収性物品において、該吸収層の幅方向外方それぞれに、防漏壁が長手方向に沿って配設されたものが知られている。防漏壁は、吸収性物品を着用者にフィットする好ましい立体形状に変形させること、着用者の肌に対する密着性を向上させ、液漏れを確実に防止すること等を目的とするものである。 Conventionally, in an absorbent article provided with an absorbent layer and a leak-proof layer such as sanitary napkins and disposable diapers, a leak-proof wall is disposed along the longitudinal direction on each outer side in the width direction of the absorbent layer. Are known. The purpose of the leak-proof wall is to deform the absorbent article into a preferable three-dimensional shape that fits the wearer, to improve the adhesion of the wearer to the skin, and to reliably prevent liquid leakage.
このような防漏壁を有する吸収性物品として、本出願人は先に、吸収層の幅方向外方から起立した基壁部と、該基壁部の上端部に連設された着用者の肌に面状に当接する肌当接部とを備えた防漏壁を有する吸収性物品を提案した(特許文献1参照)。特許文献1記載の吸収性物品によれば、肌当接部が着用者の肌に面状に当接するため、肌とのフィット性が向上し、液漏れの防止効果が高まっている。しかし、吸収性物品に求められる要求はますます高まっており、一層フィット性及び液漏れの防止効果に優れたものが求められている。
一方、防漏壁における基壁部の起立性を高めるために基壁部の高さ方向の中央部に折り込み誘導部を設け、該折り込み誘導部に弾性部材を配したもの(特許文献2参照)や、折り返し部を有する防漏壁における該折り返し部近傍に弾性部材を配したもの(特許文献3参照)が知られている。
As an absorbent article having such a leak-proof wall, the present applicant has first made a base wall portion standing upright from the outer side in the width direction of the absorbent layer, and a wearer's continuous connection with the upper end portion of the base wall portion. The absorbent article which has the leak-proof wall provided with the skin contact part which contact | abuts to skin in planar shape was proposed (refer patent document 1). According to the absorbent article described in
On the other hand, in order to improve the standing property of the base wall part in the leak-proof wall, a folding guide part is provided at the center part in the height direction of the base wall part, and an elastic member is arranged on the folding guide part (see Patent Document 2) In addition, there is known one in which an elastic member is disposed in the vicinity of the folded portion in the leak-proof wall having the folded portion (see Patent Document 3).
しかし、特許文献2及び3記載の吸収性物品によっては、折り返し部近傍にある弾性部材は、その使用時において基壁部と肌当接部から異なる影響を受けるため、肌当接部の形状を安定させることが困難となる。
従って、本発明の目的は、基壁部および肌当接部からなる防漏壁を有する吸収性物品において、肌当接部の形状を安定的に保持でき、着用時における肌に対するフィット性に優れ、液漏れ防止効果に優れた吸収性物品を提供することにある。
However, depending on the absorbent articles described in
Therefore, an object of the present invention is to provide an absorbent article having a leak-proof wall composed of a base wall portion and a skin contact portion, which can stably hold the shape of the skin contact portion, and has excellent fit to the skin when worn. An object of the present invention is to provide an absorbent article excellent in the effect of preventing liquid leakage.
本発明は、吸収層及び防漏層を備え、該吸収層の幅方向外方それぞれに長手方向に亘って防漏壁が設けられた吸収性物品であって、前記防漏壁は、前記吸収層の幅方向外方から起立した基壁部と、該基壁部の上端部に、該上端部の長手方向に亘って連設された肌当接部とを備えており、前記基壁部における前記上端部近傍には、前記防漏壁の長手方向に亘って基壁部弾性部材が配されており、前記基壁部には、前記上端部と前記基壁部弾性部材との間に襞が多数形成されている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。 The present invention is an absorbent article comprising an absorbent layer and a leak-proof layer, and a leak-proof wall provided in the longitudinal direction on each outer side in the width direction of the absorbent layer. A base wall portion erected from the outer side in the width direction of the layer, and a skin contact portion provided continuously at the upper end portion of the base wall portion in the longitudinal direction of the upper end portion, and the base wall portion A base wall elastic member is disposed in the vicinity of the upper end in the longitudinal direction of the leak-proof wall, and the base wall is provided between the upper end and the base wall elastic member. The above object is achieved by providing an absorbent article in which a large number of wrinkles are formed.
本発明の吸収性物品によれば、基壁部の上端部近傍に多数の襞が形成されているため、肌当接部の形状を安定的に保持でき、着用時における肌に対するフィット性に優れ、液漏れ防止効果に優れる。 According to the absorbent article of the present invention, since a large number of wrinkles are formed in the vicinity of the upper end portion of the base wall portion, the shape of the skin contact portion can be stably maintained, and excellent fit to the skin when worn Excellent liquid leakage prevention effect.
以下、本発明の吸収性物品を、その好ましい一実施形態である生理用ナプキンに基づき図面を参照しながら説明する。
本実施形態の生理用ナプキン1は、図1〜図4に示すように、吸収層11及び防漏層12を備え、該吸収層11の幅方向外方それぞれに長手方向に亘って防漏壁5,5が設けられている。
Hereinafter, the absorbent article of this invention is demonstrated, referring drawings based on the sanitary napkin which is one preferable embodiment.
The
本実施形態の生理用ナプキン1の吸収層11は、図3(a)に示すように、液透過性の表面シート2及び液保持性の吸収体4を主体として構成されている。防漏層12は、液不透過性又は液難透過性の裏面シート3を主体として構成されている。
吸収体4は、図3(a)に示すように、上層吸収体41及び下層吸収体42からなる2層構造を有している。上層吸収体41は、下層吸収体42よりも長さが短く、幅が狭くなっている。また、上層吸収体41は、下層吸収体42には接合されておらず、下層吸収体42の長手方向中央部で且つ幅方向中央部に位置している。従って、上層吸収体41は、いわゆる中高領域を形成する。
The
As shown in FIG. 3A, the
表面シート2は、図3(a)に示すように、吸収体4の上面の全域を被覆し、更に吸収体4の両側縁から幅方向に延出して吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれている。裏面シート3は、図2及び図3(a)に示すように、吸収体4の下面を被覆し、更に吸収体4の両側縁から幅方向外方に延出しており、後方部Cにおいて一対のサイドフラップ13を形成している。裏面シート3は、図2に示すように、排泄部対向部Aにおいて更に幅方向外方へ延出して、一対のウイング12,12を形成している。ウイング12は、着用時に折り曲げられて、ショーツ等の下着の外表面に粘着剤等を介して固定されるものである。
また、表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ吸収体4の前後端から長手方向に延出し、その延出部分において互いに接合されてエンドシール部14,14を形成している。
As shown in FIG. 3A, the
Further, the
本実施形態においては、防漏壁5は、図4に示すように、吸収層11の幅方向外方から起立した基壁部51と、該基壁部51の上端部54に、該上端部54の長手方向に亘って連設された肌当接部52とを備えている。前記基壁部51における前記上端部54近傍には、前記防漏壁5の長手方向に亘って基壁部弾性部材91が配されており、前記基壁部51には、図4に示すように、前記上端部54と前記基壁部弾性部材91との間に襞8が多数形成されている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 4, the leak-
防漏壁5について更に説明すると、防漏壁5は、図1及び図2に示すように、生理用ナプキン1の長手方向の全長に亘って配されている。防漏壁5は、図3(a)に示すように、防漏壁形成用シート53を主体として構成されている。防漏壁形成用シート53は、長手方向に亘って一定の幅を有するシートで、基壁部51及びその上端部54に肌当接部52が連設された形状を有するように折り返されている。従って、防漏壁形成用シート53を折り返して形成した防漏壁5は、図3(a)に示すように、基壁部51及び肌当接部52において2層構造となっている。基壁部51の下端部55は、図3(a)に示すように、吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれている。そして、吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれた下端部55は、吸収体4の非肌当接面側に巻き込まれた表面シート2の非肌当接面側と、裏面シート3の肌当接面側との間に、接着剤等の公知の接合手段により固定されている。
The leak-
基壁部弾性部材91は、基壁部51の上端部54近傍において、2層の防漏壁形成用シート53,53の間に伸長状態で配されており、接着剤等の公知の手段によって該2層の防漏壁形成用シート53,53と接合されている。基壁部弾性部材91と接合された2層の防漏壁形成用シート53,53は、基壁部弾性部材91の収縮力によって収縮し、図4に示すように、基壁部51には、上端部54と前記基壁部弾性部材91との間に多数の襞8が形成される。基壁部弾性部材91は、少なくとも排泄部対向部Aに配されており、更に前方部B及び/又は後方部C側にも延びて配されていることが好ましい。
The base wall
多数の襞8は、図5に示すように、2層の防漏壁形成用シート53,53が、生理用ナプキン1の幅方向外方及び幅方向内方に張り出して形成されている。即ち、各襞8は、基壁部51の高さ方向に延びて形成されている。各襞8は、肌当接部52の面形状を平面として安定的に保持させる観点から、その一つの大きさが小さく形成されることが好ましい。具体的には、隣り合う襞8同士の間隔L2は、好ましくは1〜7mm、更に好ましくは1〜5mmである。各襞8における幅方向の間隔L3は、好ましくは1〜6mm、更に好ましくは2〜4mmである。
また、各襞8同士の間隔L2は、肌当接部52の幅(内方肌当接部52Aの長手方向に沿った自由端から外方肌当接部52Bの長手方向に沿った自由端までの長さ)に対して、好ましくは5〜30%、更に好ましくは10〜20%である。
As shown in FIG. 5, the
The interval L2 between the
基壁部51における上端部54と基壁部弾性部材91との間隔L1は、隣り合う襞8同士の間隔L2を小さくして襞8を多数形成する観点から、好ましくは1〜10mm、更に好ましくは1〜5mmである。上端部54と基壁部弾性部材91との間隔L1が10mmを超えてしまうと、基壁部弾性部材91と吸収層11との間の距離が短くなって、小さな襞が形成されにくくなり、肌当接部52の面形状を安定的に保持できなくなるおそれがある。
多数の襞8それぞれの大きさは、同一でなくてもよく、また襞8は、少なくとも排泄部対向部Aの全域に亘って連続して形成されていることが好ましい。
The distance L1 between the
The size of each of the large number of
肌当接部52は、図3(a)に示すように、基壁部51の上端部54から生理用ナプキン1の幅方向内方に張り出す内方肌当接部52Aと、基壁部51の上端部54から生理用ナプキン1の幅方向外方に張り出す外方肌当接部52Bとから構成されており、少なくとも排泄部対向部Aにおいて着用者の肌に面状に当接するようになっている。
内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bには、それぞれ防漏壁5の長手方向に亘って肌当接部弾性部材92が複数本ずつ配されている。以下、内方肌当接部52Aに配された肌当接部弾性部材92を内方弾性部材92A、外方肌当接部52Bに配された肌当接部弾性部材92を外方弾性部材92Bという。内方弾性部材92A及び外方弾性部材92Bは、それぞれ複数本ずつ幅方向に間隔をあけて配されている(図4においてはそれぞれ1本のみ図示)。
As shown in FIG. 3A, the
A plurality of skin contact portion
内方弾性部材92A及び外方弾性部材92Bは、それぞれ内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bを構成する2層の防漏壁形成用シート53,53の間に伸長状態で配されており、接着剤等の公知の手段によって該2層の防漏壁形成用シート53,53と接合されている。
内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bに内方弾性部材92A及び外方弾性部材92Bが配されることによって、肌当接部52には弾性伸縮性が付与され伸縮領域Pが形成されている。伸縮領域Pとは、実質的に伸縮性が発現する領域をいい、肌当接部弾性部材92が存在する領域であっても、例えば、ヒートシール等が施されて剛性が高くなることによって、実質的に伸縮性が発現しなくなっている領域は含まない。
The inner
By disposing the inner
肌当接部弾性部材92は、少なくとも排泄部対向部Aに配されており、更に前方部B及び/又は後方部C側にも延びて配されていることが好ましい。
内方弾性部材92Aの本数は、好ましくは1〜5本、更に好ましくは1〜3本であり、外方弾性部材92Bの本数は、好ましくは1〜5本、更に好ましくは1〜3本である。
It is preferable that the skin contact portion
The number of inner
本実施形態においては、図3(a)に示すように、内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bは共に、略水平に張り出している。即ち、内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bは、両者が一体となって平面状に形成され、肌当接部52と基壁部51とは、図3(a)に示す如き防漏壁5の幅方向(生理用ナプキン1の幅方向)の断面視において、T字状を形成している。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3A, both the inner
本実施形態においては、内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bの張り出し幅は異なっている。内方肌当接部52Aの張り出し幅と外方肌当接部52Bの張り出し幅との比(前者:後者)は、好ましくは1:5〜5:1であり、特に、肌当接部52の生理用ナプキン1の内方への張り出しによる液吸収面の面積縮小を防止し、該液吸収面を幅方向に広くできる点から、更に好ましくは1:1〜1:4である。
また、内方肌当接部52Aの長手方向に沿った自由端から外方肌当接部52Bの長手方向に沿った自由端までの長さ、即ち、肌当接部52の幅は、フィット性及び防漏壁を汚しにくくする点から、10〜50mmが好ましい。
In the present embodiment, the protruding widths of the inner
The length from the free end along the longitudinal direction of the inner
肌当接部52は、図2に示すように、前方部Bにおいて、その前端部近傍が、前側のエンドシール部14により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されており、また、その内側部側が、前側の防漏壁シール部15により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されている。
同様に、肌当接部52は、後方部Cにおいて、その後端部近傍が、後側のエンドシール部14により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されており、また、その内側部側が、後側の防漏壁シール部15により、表面シート2又は裏面シート3の肌当接面側に接合されている。
As shown in FIG. 2, in the front part B, the
Similarly, in the rear part C, the
防漏壁5は、排泄部対向部A、及び後方部Cの一部においては、伸縮領域P(肌当接部弾性部材92)による収縮力によって起立する。一方、防漏壁5は、前方部B、及び後方部Cの残りの一部においては、少なくとも肌当接部52の幅方向内側(内方肌当接部52A)が、エンドシール部14及び防漏壁シール部15により表面シート2又は裏面シート3に接合されることによって、起立が阻害されており、起立しない。そのため、肌当接部52の収縮によって、生理用ナプキン1は、その長手方向の全体形状が、図1に示すように、凹状に湾曲する。
The leak-
後方部Cにおいては、図3(c)に示すように、基壁部51において、防漏壁形成用シート53の一部は、幅方向内方に延出するように山折りに折り重ねられて重層部58を形成している。重層部58は、折り重ねられた対向面が対向面接合部57により接合されて、折り重ね形態を維持している。
対向面接合部57は、防漏壁5の基壁部51を良好に起立させる観点から、重層部58の折り重ねられた対向面における幅方向外方寄りの位置に設けられていることが好ましい。防漏壁5に重層部58が設けられることにより、後方部Cにおける基壁部51の上端部54から裏面シート3までの厚み方向距離は、排泄部対向部Aにおける該厚み方向距離よりも短くなっている。
また、重層部58が基壁部弾性部材91を含んで形成されておらず、該基壁部弾性部材91が該重層部58によって固定されていないことによって、後方部Cにおいても肌当接部52の平面形状がより安定する。この平面形状の安定効果は、重層部58と基壁部51の上端部54との間に弾性部材が少なくとも1本存在することで達成できる。
In the rear part C, as shown in FIG. 3C, in the
From the viewpoint of satisfactorily raising the
Further, since the
重層部58は、基壁部51の長手方向に所定長さに亘って形成されている。重層部58の長さは、防漏壁5が起立している部分の全長の15〜45%であることが好ましく、20〜30%であることが更に好ましい。
The
防漏壁5を構成する防漏壁形成用シート53としては、生理用ナプキン等の吸収性物品における防漏壁を構成する材料として従来から用いられている材料を特に制限なく用いることができ、特に好ましくは疎水性不織布等の撥水性のシートが用いられる。
防漏壁5における基壁部弾性部材91及び肌当接部弾性部材92は、弾性を有しているものであれば、糸状の弾性部材に制限されず、帯状のものでもよい。
また、防漏壁5は、本実施形態においては基壁部51と肌当接部52とが一体的に形成されているが、基壁部51と肌当接部52とを別々に製造し、それらを接合して形成することもできる。
As the leak-proof
The base wall
Further, in the present embodiment, the
本実施形態の生理用ナプキン1においては、前方部Bにおける肌当接面側には、図1及び図2に示すように、前側に向けて凸の略U字状の前方溝6が設けられている。排泄部対向部Aにおける肌当接面側には、長手方向に沿って延びる幅方向に一対の中央溝71,71が設けられている。後方部Cにおける肌当接面側には、後側に向けて凸の略U字状の第1後方溝72が設けられている。
前方溝6の一対の後端部と一対の中央溝71,71の前端部とがそれぞれ連結されると共に、一対の中央溝71,71の後端部と第1後方溝72における一対の前端部とがそれぞれ連結されて、閉鎖された全周溝Qが形成されている。
In the
The pair of rear end portions of the front groove 6 and the front end portions of the pair of
全周溝Q(前方溝6、中央溝71、第1後方溝72)は、図3(b)に示すように、表面シート2と吸収体4の下層吸収体42とが一体的に圧密化されて形成されている。全周溝Qは、上層吸収体41の外形形状を一回り大きくした形状を有している。従って、上層吸収体41は、平面視で全周溝Qによって包囲されており、表面シート2と下層吸収体42とからなる閉鎖空間に封入されている。
As shown in FIG. 3B, the entire circumferential groove Q (the front groove 6, the
第1後方溝72の外側には、後側に凸の略U字状の第2後方溝73が設けられている。第2後方溝73の一対の前端部は、第1後方溝72の一対の前端部近傍に連結されている。第2後方溝73は、後方部C側において、表面シート2と下層吸収体42とが一体的に圧密化されて形成されている。
A substantially U-shaped second rear groove 73 convex on the rear side is provided outside the first
本実施形態の生理用ナプキンにおける表面シート2、裏面シート3及び吸収体4としては、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。
表面シート2としては、例えば、親水化処理が施された各種不織布や開孔フィルム等の液透過性のシートを用いることができる。裏面シート3としては、例えば、熱可塑性樹脂のフィルム(PEフィルム等)や、該フィルムと不織布とのラミネート等の液不透過性又は撥水性のシートを用いることができ、水蒸気透過性を有するものを用いることもできる。
吸収体4としては、生理用ナプキン等の吸収性物品における吸収体として従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができ、例えば、パルプ繊維を堆積させて得られた積繊層、パルプ繊維を原料とする不織布からなるものを用いることができる。吸収体4は吸収性ポリマーを含有していてもよい。
As the
As the
As the
以上のような構成を有する本実施形態の生理用ナプキン1によれば、基壁部51の上端部54近傍に多数の襞8が形成されているため、肌当接部52の面形状を安定的に保持でき、着用者の肌に対するフィット性に優れ、液漏れ防止効果に優れる。
また、肌当接部52が内方肌当接部52Aと外方肌当接部52Bとからなり、両肌当接部52A,52Bに内方弾性部材92A及び外方弾性部材92Bが配されているため、肌当接部52が伸縮性を有し、着用者の肌に対するフィット性が更に向上する。
更に、防漏壁5は、その幅方向の断面がT字状に形成されているため、肌当接部52が着用者の肌に面状に当接しやすい。
According to the
Further, the
Furthermore, since the cross section in the width direction of the leak-
本発明の吸収性物品は、前記各実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
断面T字状の防漏壁5を採用する場合、内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bそれぞれの張り出し幅は同一でもよく、外方肌当接部52Bの方が内方肌当接部52Aよりも張り出し幅が大きくてもよい。
The absorbent article of the present invention is not limited to the above embodiments, and can be variously modified without departing from the spirit of the present invention.
When the leak-
内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bは、上端部54からそれぞれ水平に張り出していなくてもよく、例えば、それぞれの先端が斜め上方に向けて張り出すことにより、肌当接部52と基壁部51とが防漏壁5の幅方向の断面視においてY字状を形成していてもよく、また、内方肌当接部52A及び外方肌当接部52Bの何れか一方のみが斜め上方に傾斜していてもよい。
The inner
面状の肌当接部52を有する防漏壁5においては、内方肌当接部52Aがなく、外方肌当接部52Bのみが設けられた形態でもよく、その反対に、外方肌当接部52Bがなく、内方肌当接部52Aのみが設けられた形態でもよいが、肌当接部52の面形状を安定させる点からは、これら2つの形態(内方又は外方の何れか一方にのみ肌当接部が設けられている(延出している)形態)において、肌当接部52の延出方向とは異なる方向に基壁部51より突出部(上端部54より突出したものに限られない)が延出されていることが好ましく、基壁部51の上端部54よりナプキン1の内方又は外方に肌当接部52が張り出して、基壁部51の上端部54付近に突出部が延出されていることがより好ましい。
The leak-
防漏壁5の重層部58は、防漏壁形成用シート53の一部を、幅方向外方に延出するように山折りに折り重ねて形成してもよく、また、特開2003−245306号公報に記載の他の形態をとることもできる。重層部58の折り重ね回数、重層部58の幅、重層部58の折り重ねられた対向面における対向面接合部57の位置等は、適宜設定することができる。
The
吸収体4は、上層吸収体41と下層吸収体42とが接着剤やエンボス手段により一体化されていてもよく、また、中高構造を有していない平坦状であってもよい。
前述した各構成は、適宜組み合わせることができる。
本発明は、生理用ナプキン及び展開型の使い捨ておむつの他、パンツ型の使い捨ておむつ、失禁パッド、パンティライナー等に適用することができる。
In the
Each structure mentioned above can be combined suitably.
The present invention can be applied to pants-type disposable diapers, incontinence pads, panty liners, etc., in addition to sanitary napkins and unfolded disposable diapers.
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 上層吸収体
42 下層吸収体
5 防漏壁
51 基壁部
52 肌当接部
8 襞
91 基壁部弾性部材
92 肌当接部弾性部材
11 吸収層
12 防漏層
A 排泄部対向部
B 前方部
C 後方部
1 Sanitary napkin (absorbent article)
2
Claims (4)
前記防漏壁は、前記吸収層の幅方向外方から起立した基壁部と、該基壁部の上端部に、該上端部の長手方向に亘って連設された、着用者の肌に面状に当接する肌当接部とを備えており、
前記基壁部における前記上端部近傍には、前記防漏壁の長手方向に亘って基壁部弾性部材が配されており、該基壁部弾性部材は、2層の防漏壁形成用シートの間に伸長状態で配されており、
前記基壁部における前記上端部と前記基壁部弾性部材との間には、該基壁部弾性部材の収縮力によって収縮した2層の前記防漏壁形成用シートにより、該基壁部の高さ方向に延びる襞が多数形成されており、
前記襞は、2層の前記防漏壁形成用シートが前記吸収層の幅方向外方及び幅方向内方に張り出して形成されており、且つ少なくとも排泄部対向部の全域に亘って連続して形成されており、
隣り合う前記襞同士の間隔が1〜7mm、各該襞の前記幅方向の間隔が1〜6mmである生理用ナプキン。 A sanitary napkin comprising an absorbent layer and a leak-proof layer, and having a leak-proof wall provided in the longitudinal direction on each outer side in the width direction of the absorbent layer,
The leak-proof wall is provided on a wearer's skin, which is continuously provided in a longitudinal direction of the upper end portion on a base wall portion standing up from the outer side in the width direction of the absorbent layer, and an upper end portion of the base wall portion. It has a skin contact part that contacts the surface ,
In the vicinity of the upper end of the base wall, a base wall elastic member is disposed in the longitudinal direction of the leak-proof wall, and the base wall elastic member is a two-layer sheet for forming a leak-proof wall. It is arranged in an extended state between
Between the upper portion and the base wall portion elastic member definitive to the base wall portion, by the leakage preventing walls forming sheet of two-layer contracted by the contraction force of the base wall portion elastic member, the base wall portion Many ridges extending in the height direction are formed ,
The wrinkle is formed by the two layers of the leak-proof wall forming sheet projecting outward in the width direction and inward in the width direction of the absorbent layer, and continuously over the entire region of the excretory part facing part. Formed,
A sanitary napkin in which an interval between adjacent ridges is 1 to 7 mm, and an interval in the width direction of each ridge is 1 to 6 mm .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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