JP4948202B2 - 音声出力装置、制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

音声出力装置、制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ボリューム設定範囲内にボリュームを調整するステップ値を割り当てる音声出力装置、制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来より、最大出力音量レベルを4段階に亘り調整可能な音声出力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この音声出力装置では、最大出力音量レベルを15Wから5Wに変更したとき、ボリュームを調整できる調整ステップ数を3分の1に減らしてしまうと、5Wでのボリューム調整間隔が広くなってしまい、細かなボリューム調整ができなくなるため、最大出力音量レベルを変更しても調整ステップ数を変更しないようにしている。
このため、特許文献1の図2の出力音量特性を示す曲線La〜Ldでは、高音量部(ボリューム調整ステップ数がb〜63である区間に対応する音声出力値)、中音量部(ボリューム調整ステップ数がa〜bである区間に対応する音声出力値)、低音量部(ボリューム調整ステップ数が0〜aである区間に対応する音声出力値)の各音量部に対して調整ステップ数をほぼ均等に割り当てている。
特開平2005−142962号公報
上述したように、特許文献1の図2の出力音量特性を示す曲線La〜Ldでは、各音量部に対して調整ステップ数をほぼ均等に割り当てているため、曲線Laの高音量部のように音量変動の少ない部分ではボリューム調整間隔が狭くなり、曲線Laの中音量部のように音量変動の大きい部分ではボリューム調整間隔が広くなっている。即ち、曲線Laの高音量部では、細かなボリューム調整ができるが、曲線Laの中音量部では粗いボリューム調整しかできないという課題がある。一般的に、ユーザの使用頻度の高い中音量部では、細かなボリューム調整ができることが望ましい。
本発明の目的は、ユーザ所望のボリューム設定値を得やすくすることができる音声出力装置、制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の音声出力装置は、音量の操作を行うと共に設定された音量値を出力する操作手段と、前記操作手段により出力された第1の音量値と、所定時間経過後に前記操作手段により出力された第2の音量値とが同一であるか否かを判別する判別手段と、前記第1の音量値と前記第2の音量値とが同一であると判別された場合に、音量の出力可能範囲の中に、前記操作手段により出力された第1の音量値を含むステップ調整範囲を設定する設定手段と、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てた音量調整データを作成する作成手段と、前記作成手段により作成された音量調整データに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行う更新手段と、当該更新手段により更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
請求項の音声出力装置は、請求項に記載の音声出力装置において、前記作成手段は、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値よりも小さくした音量調整データを作成することを特徴とする。
請求項の音声出力装置は、請求項に記載の音声出力装置において、前記設定手段は、音量の出力可能範囲の中に第1のステップ調整範囲及び第2のステップ調整範囲を設定し、前記作成手段は、第1のステップ調整範囲、前記第2のステップ調整範囲、前記第1及び第2のステップ調整範囲以外の範囲の順に、各範囲に割り当てる音量調整ステップ数を多くした音量調整データを作成することを特徴とする。
請求項の音声出力装置は、請求項に記載の音声出力装置において、前記設定手段は、音量の出力可能範囲の中に第1のステップ調整範囲及び第2のステップ調整範囲を設定し、前記作成手段は、前記前記第1のステップ調整範囲、前記第2のステップ調整範囲、前記第1及び第2のステップ調整範囲以外の範囲の順に、各範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を小さくした音量調整データを作成することを特徴とする。
請求項の制御プログラムは、コンピュータを、音量の操作を行うと共に設定された音量値を出力する操作手段、前記操作手段により出力された第1の音量値と、所定時間経過後に前記操作手段により出力された第2の音量値とが同一であるか否かを判別する判別手段、 前記第1の音量値と前記第2の音量値とが同一であると判別された場合に、音量の出力可能範囲の中に、前記操作手段により出力された第1の音量値を含むステップ調整範囲を設定する設定手段、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てた音量調整データを作成する作成手段、前記作成手段により作成された音量調整データに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行う更新手段、及び当該更新手段により更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する決定手段として機能させることを特徴とする。
請求項のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、音量の操作を行うと共に設定された音量値を出力する操作手段、前記操作手段により出力された第1の音量値と、所定時間経過後に前記操作手段により出力された第2の音量値とが同一であるか否かを判別する判別手段、前記第1の音量値と前記第2の音量値とが同一であると判別された場合に、音量の出力可能範囲の中に、前記操作手段により出力された第1の音量値を含むステップ調整範囲を設定する設定手段、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てた音量調整データを作成する作成手段、前記作成手段により作成された音量調整データに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行う更新手段、及び当該更新手段により更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する決定手段として機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
請求項1の音声出力装置、請求項の制御プログラム、及び請求項のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、ユーザが希望するステップ調整範囲に含まれる各調整ステップに細かなステップ値を割り当てることができ、ユーザ所望のボリューム設定値を得やすくすることができる。
請求項の音声出力装置によれば、ユーザが希望するステップ調整範囲以外の範囲よりもユーザが希望するステップ調整範囲に対して調整ステップ数を多く割り当てることができ、ユーザ所望のボリューム設定値を得やすくすることができる。
請求項の音声出力装置によれば、音量の出力可能範囲の中にステップ調整範囲を複数設定し、その複数のステップ調整範囲及びそれ以外の範囲に割り当てる音量調整ステップ数に上下関係を作成しているので、ユーザ所望のボリューム設定値をより得やすくすることができる。
請求項の音声出力装置によれば、音量の出力可能範囲の中にステップ調整範囲を複数設定し、その複数のステップ調整範囲及びそれ以外の範囲に割り当てる音量調整ステップ数のステップ値に上下関係を作成しているので、ユーザ所望のボリューム設定値をより得やすくすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る音声出力装置の構成を示すブロック図である。
音声出力装置100は、例えば、カーオーディオ装置、ナビゲーション装置等の車載機器に適用されるものとする。音声出力装置100は、図1に示すように、操作部1(操作手段)、設定範囲/位置カウント部2(設定手段)、基準クロック生成部3、ステップ選択部4(作成手段)、ステップテーブル5、音量調整部6(更新手段、決定手段)、電子ボリューム部7、及びスピーカ8を備えている。
図2は、音声出力装置100に含まれる設定範囲/位置カウント部2、ステップ選択部4、及び音量調整部6のハードウエア構成を示すブロック図である。
設定範囲/位置カウント部2、ステップ選択部4、及び音量調整部6は、例えば、マイコンで構成され、装置全体を制御するCPU11、制御プログラム、データ及び情報を備えるROM12、ワーキングエリアとして機能するRAM13、及び基準クロック生成部3のような外部デバイスと接続するためのインターフェース部14を備えている。CPU11は、システムバス15を介してROM12、RAM13、及びインターフェース部14に接続されている。
図1に戻り、操作部1は、回転式のボリュームつまみ1a、ボリュームつまみ1aに接続され、ボリュームつまみ1aの回転角度に応じて信号を設定範囲/位置カウント部2、及び音量調整部6に出力するロータリーエンコーダ1b、及び各種のデータや情報の設定や入力を行うためのキースイッチ(SW)1cを備えている。ロータリーエンコーダ1bは、例えばボリュームつまみ1aが時計方向に0.5度回転する毎に信号Sn(S1、S2、…、Sn)を設定範囲/位置カウント部2、及び音量調整部6に順次出力する。
設定範囲/位置カウント部2は、ロータリーエンコーダ1bから出力される信号Snをカウントし、そのカウント結果に基づいて音量値を算出する。例えば、音声出力装置100のボリュームスケール(音量の出力可能範囲)が0〜−60dBであり、このボリュームスケールがボリュームつまみ1aの1回転に割り当てられているとすると、音量値は下記式(1)で算出される。
音量値=(信号Snの入力回数)×{−60/(360/0.5)}…(1)
また、設定範囲/位置カウント部2は、算出した音量値を中心とした±7.5dBのステップ調整範囲を設定する。例えば、ボリュームスケール(音量の出力可能範囲)が0〜−60dBであり、算出した音量値が−30dBであるときには、ステップ調整範囲は、−37.5〜−22.5dBとなる。
さらに、設定範囲/位置カウント部2は、基準クロック作成部3で作成されたパルス信号を入力し、そのパルス信号のクロック数をカウントすることで、経過時間を算出する。基準クロック作成部3で作成されるパルス信号は、例えば、1クロック(1周期)あたり0.1秒であるとする。
ステップ選択部4は、設定範囲/位置カウント部2で算出された音量値及び設定されたステップ調整範囲に基づいて、音量調整ステップ数を示すステップデータ又は各音量調整ステップのステップ値を示すステップデータをステップテーブル5から選択する。ここで、音量調整ステップ数とは、ボリュームスケール(音量の出力可能範囲)上の一定範囲(例えば、ステップ調整範囲又はそれ以外の範囲など)内に含まれるステップ数であり、各音量調整ステップのステップ値とは、1ステップ上下するたびに変動する音量値(dB)である。
ステップテーブル5は、疎密パターンを持った複数のステップデータを含んでいる。図3は、ステップテーブル5に含まれるステップデータと音量値との関係を示す図である。同図において、A1は設定範囲/位置カウント部2で算出された音量値である。この音量値ごとにステップデータが関連付けられている。R1、R2は、後述するステップ調整範囲の境界値であり、音量値A1に−7.5dB、+7.5dBをそれぞれ加算した値である。
各ステップデータは、「疎」「やや密」「密」からなるパターンを含み、「疎」のパターンには、音量調整ステップ数が10個含まれ、「やや密」のパターンには、音量調整ステップ数が20個含まれ、「密」のパターンには、音量調整ステップ数が30個含まれる。または、「疎」のパターンに含まれる音量調整ステップのステップ値が−2dBに設定され、「やや密」のパターンに含まれる音量調整ステップのステップ値が−0.75dBに設定され、「密」のパターンに含まれる音量調整ステップのステップ値が−0.5dBに設定される。
音量調整部6は、ステップ選択部4からステップデータを受けて音量調整ステップの設定の更新を行う。また、音量調整部6は、ロータリーエンコーダ1bから出力される信号Snと更新された音量調整ステップとに基づいて、電子ボリューム部7に対して音量設定を行う。
電子ボリューム部7は、音声データ9を入力し、音量調整部6により設定された音量になるように当該音声データ9に増幅等の処理を行い、スピーカ8に出力する。
図4は、音声出力装置100で実行される音声出力処理を示すフローチャートである。
まず、音量調整部6は、操作部1で音量調整操作があったか否かを判別する(ステップS1)。具体的には、音量調整部6は、ロータリーエンコーダ1bから出力される信号Snを入力すると、操作部1で音量調整操作があったと判別する。ステップS1でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS1でYESの場合には、音量調整部6は、設定範囲/位置カウント部2、基準クロック生成部3、ステップ選択部4、及びステップテーブル5を利用して、音量調整ステップの設定の更新処理を行う(ステップS2)。尚、この更新処理の詳細については、後述する。
音量調整部6は、更新された音量調整ステップを用いて、操作部1の音量調整操作(即ち、ロータリーエンコーダ1bから出力される信号Snの出力)に従って、電子ボリューム部7に音量設定を行う(ステップS3)。最後に、電子ボリューム部7が音声データ9を入力し、音量調整部6により設定された音量になるように当該音声データ9に増幅等の処理を行い、スピーカ8に出力し(ステップS4)、本処理を終了する。
図5は、図4のステップS2における音量調整ステップの設定の更新処理を示すフローチャートである。
まず、操作部1で音量調整操作(即ち、ロータリーエンコーダ1bから出力される信号Snの出力)が行われると(ステップS11)、設定範囲/位置カウント部2は、操作部1のロータリーエンコーダ1bから出力された信号Snをカウントし、そのカウント結果に基づいて音量値A1を算出する(ステップS12)。
設定範囲/位置カウント部2は、基準クロック作成部3から出力されるパルス信号に基づいて、所定時間(例えば、5秒間)経過したか否かを判別する(ステップS13)。所定時間が経過していない場合には、本判別を繰り返す。一方、所定時間が経過した場合には、設定範囲/位置カウント部2は、操作部1のロータリーエンコーダ1bから出力された信号Snをカウントし、そのカウント結果に基づいて音量値A2を算出する(ステップS14)。
設定範囲/位置カウント部2は、算出した音量値A1と音量値A2とが一致するか否かを判別する(ステップS15)。算出した音量値A1と音量値A2とが一致しない場合には、ステップS12に戻る。一方、算出した音量値A1と音量値A2とが一致する場合には、設定範囲/位置カウント部2は、算出した音量値A1を中心とした±7.5dBのステップ調整範囲を設定する(ステップS16)。ここで、音量値A1−7.5dBの境界値をR1とし、音量値A1+7.5dBの境界値をR2とする。
次いで、ステップ選択部4は、ステップテーブル5から音量値A1に対応するステップデータを読み込み(ステップS17)、ボリュームスケールの値Vnを読み込む(ステップS18)。例えば、ボリュームスケールの値Vnは−5dB刻みで読み込まれる。
ステップ選択部4は、ステップS18で読み込まれたボリュームスケールの値Vnが境界値R1より大きく且つ境界値R2以下であるか否かを判別する(ステップS19)。ステップS19でYESの場合には、ステップ選択部4は、当該ボリュームスケールの値Vnが属するパターンを「密」に設定し、さらに設定された「密」パターンに、音量調整ステップ数を均等に30個設定する又は音量調整ステップのステップ値を−0.5dBに設定し(ステップS20)、ステップS24に進む。
ステップS19でNOの場合には、ステップ選択部4は、ステップS18で読み込まれたボリュームスケールの値Vnが、境界値R1−7.5dBより大きく且つ境界値R1以下であるか、又は境界値R2より大きく且つ境界値R2+7.5dB以下であるかを判別する(ステップS21)。ステップS21でYESの場合には、ステップ選択部4、当該ボリュームスケールの値Vnが属するパターンを「やや密」に設定し、さらに設定された「やや密」パターンに、音量調整ステップ数を均等に20個設定する又は音量調整ステップのステップ値を−0.75dBに設定し(ステップS22)、ステップS24に進む。ステップS21でNOの場合には、ステップ選択部4は、当該ボリュームスケールの値Vnが属するパターンを「疎」に設定し、さらに設定された「疎」パターンに、音量調整ステップ数を均等に10個設定する又は音量調整ステップのステップ値を−2dBに設定し(ステップS23)、ステップS24に進む。
ステップS24では、ステップ選択部4は、全てのボリュームスケールの値Vnの読み込みが終了したか否かを判別する。ステップS24でNOの場合には、ステップS18に戻る。一方、ステップS24でYESの場合には、ステップ選択部4は、ステップS20,22,23で設定された疎密パターンを含むステップデータを音量調整部6に出力する(ステップS25)。
音量調整部6は、ステップ選択部4で出力されたステップデータを入力し、当該ステップデータに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行い(ステップS26)、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、操作部1がユーザの操作により設定された音量値を設定範囲/位置カウント部2に出力し(ステップS11)、設定範囲/位置カウント部2が音量の出力可能範囲の中に、操作部1により出力された音量値を含むステップ調整範囲を設定し(ステップS16)、ステップ選択部4が設定範囲/位置カウント部2で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、ステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てたステップデータを作成し(ステップS19〜S25)、音量調整部6がステップデータに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行い(ステップS26)、当該更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する(ステップS3)。よって、ユーザが希望するステップ調整範囲以外の範囲よりもユーザが希望するステップ調整範囲に対して調整ステップ数を多く割り当てることができ、ユーザ所望のボリューム設定値を得やすくすることができる。
また、本実施の形態によれば、設定範囲/位置カウント部2で設定されたステップ調整範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を、当該ステップ調整範囲以外の範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値よりも小さくしたステップデータを作成し(ステップS19〜S25)、音量調整部6がステップデータに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行い(ステップS26)、当該更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する(ステップS3)。よって、ユーザが希望するステップ調整範囲に含まれる各調整ステップに細かなステップ値を割り当てることができ、ユーザ所望のボリューム設定値を得やすくすることができる。
また、ステップ選択部4は、「密」パターン(第1のステップ調整範囲)、「やや密」パターン(第2のステップ調整範囲)、「疎」パターン(第1及び第2のステップ調整範囲以外の範囲)の順に、各範囲に割り当てる音量調整ステップ数を多くしたステップデータ又は、各範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を小さくした音量調整データを作成するので、ユーザ所望のボリューム設定値をより得やすくすることができる。
尚、上記実施の形態では、ボリュームスケールを「密」パターン、「やや密」パターン、及び「疎」パターンの3種類に分けたが、単純に、ボリュームスケールを「密」パターン、及び「疎」パターンの2種類に分けてもよい。この場合、上記ステップS19でNOの場合に、ステップS23の処理を実行する。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、設定範囲/位置カウント部2が、算出した音量値A1を中心とした±7.5dBのステップ調整範囲を設定した。
本発明の第2の実施の形態では、操作部1でステップ調整範囲の両端の境界値(R1,R2)を設定し、ステップ選択部4に境界値(R1,R2)を出力することで、ステップ選択部4がステップ調整範囲を設定する。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る音声出力装置の構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態に係る音声出力装置101は、図1の音声出力装置101から設定範囲/位置カウント部2、及び基準クロック生成部3を削除している。音声出力装置101のその他の構成要素やその機能は、図1の音声出力装置100のものと同様なので、その説明は省略する。尚、本実施の形態では、ステップ選択部4が特許請求の範囲の設定手段に相当する。
図7は、図4のステップS2における音量調整ステップの設定の更新処理を示すフローチャートである。尚、図4の音声出力処理は、本実施の形態においても実行されるものとする。
まず、操作部1は、キースイッチ(SW)1cを介してステップ調整範囲の両端値(R1,R2)を設定し、ステップ選択部4に境界値(R1,R2)の情報を出力する(ステップS31)。
ステップ選択部4は、境界値(R1,R2)の情報を操作部1から入力し、この情報に基づいて、ボリュームスケール(音量の出力可能範囲)の中にステップ調整範囲を設定する(ステップS32)。
次いで、ステップ選択部4は、ステップテーブル5から入力した境界値(R1,R2)に対応するステップデータを読み込む(ステップS33)。
以降の処理は、上述したステップS18〜S26の処理と同一なので、その説明は省略する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、操作部1がステップ選択部4に境界値(R1,R2)の情報を出力し(ステップS31)、ステップ選択部4がこの情報に基づいて、ボリュームスケール(音量の出力可能範囲)の中にステップ調整範囲を設定し(ステップS32)、ステップ選択部4が設定範囲/位置カウント部2で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、ステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てたステップデータを作成し(ステップS19〜S25)、音量調整部6がステップデータに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行い(ステップS26)、当該更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する(ステップS3)。よって、ユーザが希望するステップ調整範囲以外の範囲よりもユーザが希望するステップ調整範囲に対して調整ステップ数を多く割り当てることができ、ユーザ所望のボリューム設定値を得やすくすることができる。
また、本実施の形態によれば、設定範囲/位置カウント部2で設定されたステップ調整範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を、当該ステップ調整範囲以外の範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値よりも小さくしたステップデータを作成し(ステップS19〜S25)、音量調整部6がステップデータに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行い(ステップS26)、当該更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する(ステップS3)。よって、ユーザが希望するステップ調整範囲に含まれる各調整ステップに細かなステップ値を割り当てることができ、ユーザ所望のボリューム設定値を得やすくすることができる。
また、ステップ選択部4は、「密」パターン(第1のステップ調整範囲)、「やや密」パターン(第2のステップ調整範囲)、「疎」パターン(第1及び第2のステップ調整範囲以外の範囲)の順に、各範囲に割り当てる音量調整ステップ数を多くしたステップデータ又は、各範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を小さくした音量調整データを作成するので、ユーザ所望のボリューム設定値をより得やすくすることができる。
尚、音声出力装置の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、音声出力装置に供給し、音声出力装置のコンピュータ(即ち、CPU)が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記第1及び第2の実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
また、音声出力装置のコンピュータ(即ち、CPU)が、音声出力装置の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記第1及び第2の実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る音声出力装置の構成を示すブロック図である。 音声出力装置に含まれる設定範囲/位置カウント部、ステップ選択部、及び音量調整部のハードウエア構成を示すブロック図である。 ステップテーブルに含まれるステップデータと音量値との関係を示す図である。 音声出力装置で実行される音声出力処理を示すフローチャートである。 図4のステップS2における音量調整ステップの設定の更新処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る音声出力装置の構成を示すブロック図である。 図4のステップS2における音量調整ステップの設定の更新処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 操作部
2 設定範囲/位置カウント部
3 基準クロック生成部
4 ステップ選択部
5 ステップテーブル
6 音量調整部
7 電子ボリューム部
8 スピーカ
100 音声出力装置

Claims (6)

  1. 音量の操作を行うと共に設定された音量値を出力する操作手段と、
    前記操作手段により出力された第1の音量値と、所定時間経過後に前記操作手段により出力された第2の音量値とが同一であるか否かを判別する判別手段と、
    前記第1の音量値と前記第2の音量値とが同一であると判別された場合に、音量の出力可能範囲の中に、前記操作手段により出力された第1の音量値を含むステップ調整範囲を設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てた音量調整データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された音量調整データに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行う更新手段と、
    当該更新手段により更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする音声出力装置。
  2. 前記作成手段は、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値よりも小さくした音量調整データを作成することを特徴とする請求項に記載の音声出力装置。
  3. 前記設定手段は、音量の出力可能範囲の中に第1のステップ調整範囲及び第2のステップ調整範囲を設定し、前記作成手段は、第1のステップ調整範囲、前記第2のステップ調整範囲、前記第1及び第2のステップ調整範囲以外の範囲の順に、各範囲に割り当てる音量調整ステップ数を多くした音量調整データを作成することを特徴とする請求項に記載の音声出力装置。
  4. 前記設定手段は、音量の出力可能範囲の中に第1のステップ調整範囲及び第2のステップ調整範囲を設定し、前記作成手段は、前記前記第1のステップ調整範囲、前記第2のステップ調整範囲、前記第1及び第2のステップ調整範囲以外の範囲の順に、各範囲に含まれる音量調整ステップのステップ値を小さくした音量調整データを作成することを特徴とする請求項に記載の音声出力装置。
  5. コンピュータを、
    音量の操作を行うと共に設定された音量値を出力する操作手段、
    前記操作手段により出力された第1の音量値と、所定時間経過後に前記操作手段により出力された第2の音量値とが同一であるか否かを判別する判別手段、
    前記第1の音量値と前記第2の音量値とが同一であると判別された場合に、音量の出力可能範囲の中に、前記操作手段により出力された第1の音量値を含むステップ調整範囲を設定する設定手段、
    前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てた音量調整データを作成する作成手段、
    前記作成手段により作成された音量調整データに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行う更新手段、及び
    当該更新手段により更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する決定手段
    として機能させることを特徴とする制御プログラム。
  6. コンピュータを、
    音量の操作を行うと共に設定された音量値を出力する操作手段、
    前記操作手段により出力された第1の音量値と、所定時間経過後に前記操作手段により出力された第2の音量値とが同一であるか否かを判別する判別手段、
    前記第1の音量値と前記第2の音量値とが同一であると判別された場合に、音量の出力可能範囲の中に、前記操作手段により出力された第1の音量値を含むステップ調整範囲を設定する設定手段、
    前記設定手段で設定されたステップ調整範囲に対する音量調整ステップ数を、前記設定手段で設定されたステップ調整範囲以外の範囲に対する音量調整ステップ数よりも多く割り当てた音量調整データを作成する作成手段、
    前記作成手段により作成された音量調整データに基づいて音量調整ステップの設定の更新を行う更新手段、及び
    当該更新手段により更新された音量調整ステップの設定及び前記操作手段による音量の操作に基づいて、出力音量を決定する決定手段
    として機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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