JP4941935B2 - オルタネータを備えるタービンエンジン、およびオルタネータへと運動を伝達するための方法 - Google Patents

オルタネータを備えるタービンエンジン、およびオルタネータへと運動を伝達するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4941935B2
JP4941935B2 JP2007177232A JP2007177232A JP4941935B2 JP 4941935 B2 JP4941935 B2 JP 4941935B2 JP 2007177232 A JP2007177232 A JP 2007177232A JP 2007177232 A JP2007177232 A JP 2007177232A JP 4941935 B2 JP4941935 B2 JP 4941935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
alternator
rotor
inductor winding
turbine engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007177232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008014314A (ja
Inventor
アラン・マリー・ジヨゼフ・ラルデリエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Aircraft Engines SAS
Original Assignee
SNECMA SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNECMA SAS filed Critical SNECMA SAS
Publication of JP2008014314A publication Critical patent/JP2008014314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4941935B2 publication Critical patent/JP4941935B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K16/00Machines with more than one rotor or stator
    • H02K16/005Machines with only rotors, e.g. counter-rotating rotors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/32Arrangement, mounting, or driving, of auxiliaries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

本発明は、オルタネータを機械的に駆動するツイン−スプール式のタービンエンジンの分野に関する。
航空機用タービンエンジンによって生成される出力の一部分は、タービンエンジンの種々の部材への供給のためだけでなく、タービンエンジンによって推進する航空機の種々の部材への供給のためにも使用される。
この出力の一部分は、現在のところ高圧コンプレッサにおいて取り出されており、すなわち高圧コンプレッサの圧縮空気が、特には航空機の客室の加圧および空調に使用され、あるいは除氷に使用されている。この出力の他の部分は、アクセサリのギアボックスの入力軸を駆動するために、タービンエンジンの高圧(HP)部の軸から機械的に取り出される。この入力軸は、ケーシングの構造アーム内を延びる伝達軸によって回転させられ、伝達軸自体は、HP軸に固定に取り付けられた歯車によって駆動される。
アクセサリのギアボックス(AGB)は、当業者のよく知られており、例えば発電機、スタータ、オルタネータ、油圧ポンプ、燃料ポンプ、または油ポンプなど、さまざまな装置またはアクセサリを含む。これらの種々のアクセサリ類は、ただいま述べたように、HP軸から取り出される出力によって機械的に駆動される。
航空機において使用するために、より融通が利くと考えられる電気的手段の役割がますます大きくなっているため、現在の傾向は、機械的な出力の取り出しのうち、電力へと変換される部分が大きくなる方向にある。
しかしながら、機械的な出力の取り出しが大きくなりすぎると、特にはエンジンが低速で動作しているときにHPコンプレッサのポンピングを引き起こす可能性があるため、HP部の動作に負の影響がある。この影響は、アイドル速度において、必要とされる出力が巡航または「全開」速度において必要とされる出力よりも大きくはないにせよ同程度の大きさであるとき、特に問題となり、すなわちHP部からの取り出しが、総出力のうちの割合としてみるときわめて大きくなり、ポンピングの恐れがきわめて大きくなる。
従来技術は、機械的な出力の一部を、低圧(LP)部から取り出すべきであると教示している。この場合、運動伝達軸は、HP軸およびLP軸のそれぞれによって駆動される。通常は、ディファレンシャルが、運動伝達軸の結合を可能にし、ディファレンシャルの出力軸が、オルタネータの入力軸として挿入される。しかしながら、たとえディファレンシャルによったとしても、アイドル速度においてHP軸から取り出される出力の割合は、LP軸から取り出される出力の割合よりもはるかに大きい。
具体的には、ディファレンシャルは、巡航速度において取り出しがHP軸とLP軸との間で分配されるように構成されている。アイドル速度においては、LP軸の速度低下の割合が、HP軸の速度低下の割合に比べて大きく、これは、アイドル速度においては、HP軸からの取り出しがより大きく増加することを意味している。ツイン−スプール式タービンエンジンについての一般的な値を反映している一例として、全開時に、HP部の速度が毎分16000回転であって、LP部の速度が毎分4500回転であり、アイドル速度において、HP部の速度が毎分8000回転(すなわち、2という大きさの速度比)であって、LP部の速度が毎分1000回転(すなわち、4.5という大きさの速度比)であると仮定する。
この結果、アイドル速度において、必要とされる出力(全開時と同じである)が主にHP軸から取り出される一方で、このHP軸は、全開速度の半分の速度で回転している。したがって、HPコンプレッサのポンピングの恐れが大きい。
この問題に対する1つの解決策は、2つの軸の間に自動のギアボックスを設けることであると考えられる。しかしながら、そのようなギアボックスはきわめて重く、設置にコストがかかり、特別な電気−油圧のコントローラを必要とする。
本発明の目的は、オルタネータを駆動するための装置であって、ギアボックスよりも設置が簡単かつ軽量でありながら、低速においてHP部から取り出される出力の割合がLP部から取り出される出力に比べて大きくなりすぎることがないようにオルタネータを駆動することができる装置を備えるタービンエンジンを提案することにある。
したがって、本発明は、低圧ロータおよび高圧ロータならびにオルタネータを含み、オルタネータがインダクタ巻線および電機子を含み、高圧ロータがオルタネータのインダクタ巻線を回転させるツイン−スプール式タービンエンジンであって、電機子が、回転可能に取り付けられており、低圧ロータが、クラッチ手段へと接続されており、クラッチ手段が、クラッチ手段が係合したときに低圧ロータが電機子をインダクタ巻線に対して反対回転の様相で駆動するように構成されているタービンエンジンに関する。
本発明によれば、クラッチ手段を、エンジンの速度および電力の必要に応じて係合または非係合とすることができる。特には、クラッチ手段が、アイドル速度において係合する。この場合に、LPロータが、電機子をインダクタ巻線に対して反対回転の様相で駆動する。このやり方で、電機子に対するインダクタ巻線の接線速度が、電機子およびインダクタ巻線の速度の絶対値の和に等しくなる。したがって、動力が、LPロータとHPロータとの間で分担された様相で取り出され、それらが加え合わせられるため、これらの動力が大きくなりすぎることがない。
好ましくは、ターボジェットが、固定の構造を含み、クラッチ手段が、非係合時には、電機子を固定の構造へと回転について固定して取り付けて電機子の回転を止め、係合時には、電機子をタービンエンジンの低圧ロータへと接続するように構成されている。
やはり好ましくは、クラッチ手段が、クラッチ−ブレーキを含む。
さらに好ましくは、クラッチ手段が、油圧手段によって制御される。
好ましい実施形態によれば、オルタネータが、ターボジェット上の半径方向に偏心した位置に配置され、運動が、低圧ロータおよび高圧ロータから電機子およびインダクタ巻線へと、タービンエンジンの軸に対して半径方向である伝達軸によって伝達される。
さらに本発明は、低圧ロータおよび高圧ロータならびにオルタネータを含み、オルタネータがインダクタ巻線および電機子を含むツイン−スプール式タービンエンジンにおいて、オルタネータへと運動を伝達する方法であって、
第1のエンジン速度においては、高圧ロータがオルタネータのインダクタ巻線を回転させる一方で、電機子は固定されたままであり、
第2のエンジン速度においては、高圧ロータがオルタネータのインダクタ巻線を回転させ、低圧ロータが電機子をインダクタ巻線に対して反対回転の様相で駆動する方法に関する。
好ましくは、ターボジェットがクラッチ手段を含み、クラッチ手段が、クラッチ手段の係合時に、低圧ロータが電機子をインダクタ巻線に対して反対回転の様相で駆動し、クラッチ手段の非係合時に、電機子が固定のままに保たれるように構成されている。
本発明は、添付の図面を参照し、本発明のターボジェットの好ましい実施形態についての以下の説明の助けによって、よりよく理解されるであろう。
図1および図2は、高圧(HP)ロータおよび低圧(LP)ロータからオルタネータへの機械的な動力伝達装置の全体(図1)または実質的な全体(図2)を示しており、ターボジェットのその他の要素は、当業者にとってよく知られているため図示されていない。
これらの図1および図2を参照すると、本発明のタービンエンジンは、低圧(LP)ロータ1および高圧(HP)ロータ2を含むツイン−スプール式のタービンエンジンである。この種のタービンエンジンは、当業者によく知られている。この場合には、ターボジェットである。実際には、コンプレッサおよびタービンを含み、低圧部および高圧部を有するツイン−スプール式の任意のタービンエンジンである。ロータ1、2のそれぞれは、それぞれ外周にかさ歯車10、20を含み、かさ歯車10、20は、長手方向においてターボジェットの中間ケーシングの構造アームにほぼ位置している。HPロータ2の歯車20は、HPロータの上流側端に位置しており、LPロータ1の歯車10は、この端部のすぐ上流側に位置している。中間ケーシングは構造ケーシングであって、その外側シュラウドが、ファンケーシングの延長においてファンケーシングの下流に位置している。中間ケーシングは、構造アームを含むとともに、特にはターボジェットによって推進する航空機への上流の接続のために、パイロンが取り付けられるケーシングである。中間ケーシングは、長手方向においてLPコンプレッサとHPコンプレッサとの間に位置している。
ロータ1、2のそれぞれのかさ歯車10、20は、それぞれかさ歯車11、21に噛合している。かさ歯車11、21は、運動取り出し歯車11、21と称することができ、90°の角度の伝達を可能にしている。これらの歯車(10、11)、(20、21)における空間の要件、ならびにそれらの互いの角度および半径方向の間隔に応じて、運動の速度の増加を、それらの歯の数(減速比と呼ばれる)の対照として、噛合した歯車(10、11)、(20、21)の各組においてもたらすことができる。
それぞれの運動取り出し歯車11、21は、中間ケーシングの構造アーム内をターボジェットの外側に向かってターボジェットの軸に対して半径方向に延びている運動伝達軸12、22へと固定に取り付けられている。ここで、軸12、22は、上記構造アームにおいて互いに同心に延びている。運動伝達軸12、22が延びている構造アームの半径方向における断面図が、破線で参照符号3として示されており、アームの形状が空気力学的であることを見て取ることができる。この半径方向の断面図3は、図1の軸断面図に重ね合わせられている。
これらの伝達アーム12、22のそれぞれは、半径方向外側の端部に、かさ歯車13、23を含む。かさ歯車13、23は、運動伝達歯車13、23と称され、伝達アーム12、22へと固定に取り付けられ、かさ歯車14、24に噛合している。かさ歯車14、24は、オルタネータ駆動歯車14、24、または駆動歯車14、24と称され、この場合には90°である角度の伝達を可能にしている。やはり、運動の速度の増加を、ここでももたらすことができる。
ターボジェットは、電機子31およびインダクタ巻線32を含むオルタネータ30を含む。インダクタ巻線32が電機子31に対して回転することで、知られている様相で電気が生成される。この場合には、オルタネータ30は、永久磁石発電機である。
インダクタ巻線32は、オルタネータ30の軸Aを中心として電機子31に対して回転するように取り付けられたロータである。インダクタ巻線32は、外周に磁石33を支持しており、その磁荷が時間に対して一定のままであるため、永久磁石という名前である。インダクタ巻線32のロータは、入力軸34および出力軸35に固定に取り付けられている。
電機子31は、円筒の形状を有し、内壁にコイル36を支持しており、コイル36がインダクタ巻線32の磁石33と同等に位置している。インダクタ巻線32の磁石33が、電機子31の内側に電機子31と同心に広がっている。磁石33のコイル36に対する回転が、コイル36における電流の発生を意味する。電機子31は、入力軸37および出力軸38に固定に取り付けられており、この入力軸37および出力軸38は、同心かつインダクタ巻線32へと固定に取り付けられた入力軸34および出力軸35のそれぞれの周囲を延びている。
本明細書のこの時点で、本発明のターボジェットについて、さまざまな回転部品(詳しくは、LPロータ1およびHPロータ2、伝達軸12、22、ならびにオルタネータ30の種々の部品である)のための軸受について何ら記述されていない点に、留意されたい。また、これらについて、本明細書の残りの部分において記述されることもない。なぜならば、当業者であれば、互いに対して回転する部品、およびターボジェットの固定の構造に対して回転する部品について、支持および軸を中心とする回転運動の自由を提供するために、軸受を設けることができることに疑いはないためである。これらの軸受は、場合によっては、図面に概略的に表現されている。それらの設置および寸法は、当業者にとっては日々の仕事によってまったく身近である。
ターボジェットの固定の構造39(ここでは、詳しくはオルタネータ30のフレーム39を含む)が、図1および図2において斜めの平行線を付されて示されていることに、留意されたい。
運動伝達軸22を用いてHPロータ2によって回転させられる駆動歯車24が、インダクタ巻線32の入力軸34の端部に配置されている。したがって、インダクタ巻線32は、HPロータ2によって回転させられる。回転速度は、種々の運動伝達歯車20、21、23、24の歯の間の減速比に依存して決まる。インダクタ巻線32の回転の速度または方向を変化させるために、他の歯車を設けることが可能である。
電機子31は、従来からのオルタネータにおいては一般にステータと称されるが、この場合においてはロータであり、すなわち換言すると、オルタネータ30の軸Aを中心としてターボジェットの固定の構造39に対して回転可能に取り付けられている。
運動伝達軸12を用いてLPロータ1によって回転させられる駆動歯車14が、クラッチ手段40の入力軸41の端部に配置されている。クラッチ手段40は、この場合には、その構造がディスクブレーキに類似しているために「クラッチ−ブレーキ」として知られるクラッチである。クラッチ−ブレーキは、信頼性が高いことがよく知られている。クラッチ−ブレーキ40の出力が、オルタネータ30の電機子31の入力軸37へと接続されている。クラッチ−ブレーキ40は、オルタネータ30と同軸である。
クラッチ−ブレーキ40は、非係合モードにおいて、電機子31を固定の構造39へと回転について固定に取り付けて、電機子31の回転を止めるように構成され、係合モードにおいて、電機子31をクラッチ−ブレーキ40の入力軸41へと係合または接続して、すなわちターボジェットのLPロータ1によって電機子31を回転させるように構成されている。
クラッチ−ブレーキ40の構造は従来からのものであり、ここではきわめて簡潔な説明にとどめるが、この構造の詳細は、当業者にとって利用できるところである。
電機子31の入力軸37が、クラッチ−ブレーキ40の出力軸である。入力軸37は、自身の軸Aを横切って広がる第1のディスク42および第2のディスク43を、自身に固定に取り付けて支持している。さらに、クラッチ−ブレーキ40は、平行移動が可能なディスク44を含む。クラッチ−ブレーキ40の出力軸37に固定に取り付けられているディスク42、43のそれぞれが、顎の一部分を形成するように構成されており、可動ディスク44が、クラッチ−ブレーキ40が非係合または係合のそれぞれの状態のどちらであるかに応じて、ディスク42、43の一方または他方との顎の他方の部分を形成する。
顎(42、44)、(43、44)は、それぞれ第1のパッド45および第2のパッド46と係合して、それらを出力軸37へと固定に取り付けられたディスク42、43と可動ディスク44との間で圧迫できるように構成されている。すなわち、それぞれのパッド45、46が、それぞれ顎(42、44)、(43、44)の2つの部分の間を広がっている。これらのパッド45、46は、摩擦材料によって従来からのやり方で形成されている。このようなパッド45、46は、部品(この場合には、顎(42、44)、(43、44)のディスク)にちょうど接触する場合には、2者の間の相対運動の場合において部品に対して擦れ合うが、いかなる駆動も存在しない。一方で、パッド45、46が充分な圧力で部品に対して押し付けられる場合には、パッド45、46が部品へと固定に付着し、一方の回転運動が他方の運動を引き起こす。このような部品に対するパッドの固定は、顎(42、44)、(43、44)によってパッド45、46へと加えられる圧力によって生成される摩擦力のおかげで、得ることができる。このように、パッド45、46を備える顎(42、44)、(43、44)の動作は、ちょうどディスクブレーキの動作と同様である。
パッド45、46が顎(42、44)、(43、44)の2つの部分の間で圧縮される場合、顎(42、44)、(43、44)のこれらの部位が、パッド45、46へと固定に付着することになる。顎(42、44)、(43、44)の2つの部分が、互いに対して押し付けられておらず、したがってそれらの間のパッド45、46を圧縮していない場合、このパッド45、46および顎(42、44)、(43、44)の2つの部分が、回転可能に固定されておらず、したがって互いに対して自由に回転できる。通常は、この場合にも、パッド45、46と顎部分(42、44)、(43、44)の一方および/または他方との間に接触が存在してもよいが、それらを回転可能に固定に付着させるためには摩擦が充分でない。
第1のパッド45は、ターボジェットの固定の構造39へと固定に取り付けられている。したがって、可動ディスク44が第1のパッド45を第1のディスク42に対して圧縮するとき、第1のディスク42、したがってクラッチ−ブレーキ40の出力軸37が、固定の構造39へと固定に取り付けられる。したがって、電機子31が、固定の構造39へと固定に取り付けられて、回転しないようにされ、これがクラッチ−ブレーキ40の非係合位置である。
第2のパッド46は、ディスク47へと固定に取り付けられており、ディスク47自体は、クラッチ−ブレーキ40の入力軸41へと固定に取り付けられており、したがって運動伝達軸12によってLPロータ1へと固定に取り付けられている。したがって、可動ディスク44が第2のパッド46を第2のディスク43に対して圧縮するとき、第2のディスク43、したがってクラッチ−ブレーキ40の出力軸37が、回転に関してクラッチ−ブレーキ40の入力軸41へと固定に取り付けられ、すなわちLPロータ1によって回転させられる。したがって、電機子31がLPロータ1によって回転させられ、これがクラッチ−ブレーキ40の係合位置である。
図2のオルタネータ30の軸Aの上方に位置する部分において、クラッチ−ブレーキ40は、非係合位置にある。これが、クラッチ−ブレーキ40の初期の位置である。この位置は、ばね48が第2のディスク43と可動ディスク44との間に配置されて、矢印50によって概略的に示されているように可動ディスク44を第1のディスク42に向かって押すことによって得られている。したがって、第1の顎(42、44)が閉じられて、第1のパッド45へと圧縮され、電機子31の回転が防止される。この位置において、第2のパッド46は、第2のディスク43を引き連れることなく(必要に応じ2者の間に摩擦が存在するかもしれないが、駆動は存在しない)、クラッチ−ブレーキ40の入力軸41と一緒に自由に回転する。
図2のオルタネータ30の軸Aの下方に位置する部分において、クラッチ−ブレーキ40は、係合位置にある。ターボジェットに油圧回路が設けられており、参照符号51によって示された線で象徴されている。この油圧回路によって、第1のディスク42と可動ディスク44との間に作られる閉じた空間52に、油を供給することができる。油の圧力が充分に高い場合、油の圧力がばね48によって加えられる力に対抗し、したがって可動ディスク44が、矢印53によって図示されるとおり、ばね48の作用に逆らって第2のディスク43に向かって押される。この結果、第2の顎(43、44)が閉じられて、第2のパッド46へと圧縮され、電機子31がLPロータ1によって回転させられる。この位置において、第1のパッド45が、固定の構造39へと固定に取り付けられたままである一方で、第1のディスク42は、クラッチ−ブレーキ40の出力軸37と一緒に回転する。必要に応じ2者の間に摩擦が存在するかもしれないが、駆動は存在しない。
このように、油圧回路51によって、クラッチ−ブレーキ40を、電機子31が固定される一方で、インダクタ巻線32がHPロータ2によって回転させられる非係合位置と、電機子31がLPロータ1によって回転させられる一方で、インダクタ巻線32がHPロータ2によって回転させられる係合位置との間で、動作させることが可能である。電機子31およびインダクタ巻線32は、反対回転の様相で回転させられる。
問題の場合においては、LPロータ1およびHPロータ2が、反対方向に回転する。LPロータ1およびHPロータ2が一緒に回転する場合、これらのロータ1、2からオルタネータ30への運動の伝達を、クラッチ−ブレーキ40が係合したときに電機子31およびインダクタ巻線32が反対回転の様相で駆動されるように構成することは、当業者にとって容易である。
油圧回路51は、好ましくは、「全自動デジタルエンジンコントロール」の頭文字をとってFADECと一般に称されているターボジェットのコンピュータによって制御される。FADECは、ターボジェットの種々の部材を制御するコンピュータである。ここで、詳しくは、FADECが油圧回路51を制御する。油圧回路51を制御することで、上述のように、クラッチ−ブレーキ40を制御することができ、したがってLPロータ1による電機子31の回転駆動または非駆動を制御することができる。
電機子31が、LPロータ1によって、インダクタ巻線32に対して反対回転の様相で回転させられる場合、電機子31に対するインダクタ巻線32の相対速度が、ターボジェットの固定の構造39に対する電機子31の回転速度およびインダクタ巻線32の回転速度の絶対値の和に等しくなる。この場合、オルタネータ30の出力において必要とされる所与の出力について、この出力の一部分をLPロータ1から取り出し、残りの部分をHPロータ2から取り出して、これら出力の2つの部分を足し合わせることで充分である。
ここで、機械的エネルギーの電気エネルギーへの変換、およびその後の電気エネルギーの伝達が、従来からのやり方で実行される点に留意されたい。電機子31の出力軸38が、当業者にとってよく知られているブラシ38’を支持しており、電機子31において生成された出力電流が、ブラシ38’を通って流れる。さらに、インダクタ巻線32の出力軸35が、当業者にとってよく知られているブラシ35’を支持しており、インダクタ巻線32の回転を可能にし、すなわちHPロータ2の回転を可能にする電流を、ブラシ35’によって供給することが可能である。オルタネータ30へと電流が供給されるオルタネータ30のこの動作モードは、ターボジェットの始動を可能にする。これは、本発明に真に一致するものではないが、ここで、本発明がオルタネータ30のターボジェットのスタータとしての動作を妨げるものではないことに、留意されたい。この動作モードのために、インダクタ巻線32が回転させられ、電機子31は、クラッチ−ブレーキ40によって止められる。
次に、本発明のターボジェットの動作を、さらに詳しく説明する。
例えば、巡航速度または全開時においては、HPロータ2が、オルタネータ30の出力に所望の出力をもたらすために充分に高速で回転している。この場合、油圧回路51は、チャンバ52の油の圧力が高すぎないように制御され、すなわちクラッチ40が非係合位置にあるように制御される。インダクタ巻線32のみが、HPロータ2によって回転させられ、電機子31は固定されたままである。その結果、オルタネータ30は、電力Pを供給する。
例えば、アイドル速度またはアプローチ速度(すなわち、着陸前)においては、もはやHPロータ2が充分に速くは回転しておらず、ポンピングを生じることなくオルタネータ30の出力に所望の出力をもたらすことができない。この場合、油圧回路51が、チャンバ52の油の圧力がばね48によって加えられる圧力よりも大きくなって、第2の顎(43、44)を第2のパッド46へと閉じるために充分であるように制御され、すなわちクラッチ40を係合位置へと動かすように制御される。この場合、電機子31およびインダクタ巻線32が、LPロータ1およびHPロータ2によってそれぞれ回転させられ、反対回転の様相で回転する。
したがって、クラッチ40が係合しているときには、機械的な取り出しをLPロータ1およびHPロータ2の間で分担させて、同じ電力Pをオルタネータ30によってもたらすことができる。
一例として、全開時に、HPロータ2が毎分16000回転の速度で回転し、LPロータ1が毎分4500回転の速度で回転すると仮定する。また、アイドル速度において、HPロータ2が毎分8000回転の速度で回転し、LPロータ1が毎分1000回転の速度で回転すると仮定する。全開時に、クラッチ40が非係合の状態で、電機子31に対するインダクタ巻線32の接線(公称)速度が100に等しく、電力Pを生み出していると仮定する。アイドル速度においては、HPロータ2が半分の速さで回転するため、固定の構造39に対するインダクタ巻線32の接線速度は50に等しく、そのような速度では、電機子31が固定されたままであるならば、わずかにP/2に等しい出力しか生み出すことができないと考えられる。しかしながら、アイドル速度への移行の際に、クラッチ40が係合位置へと動くように制御される。LPロータ1から電機子31への伝達は、LPロータ1が毎分1000回転で回転するときに、電機子31がインダクタ巻線32と反対の方向に回転し、固定の構造39に対する電機子31の接線速度が50(絶対値)に等しくなるような寸法とされる。したがって、電機子31に対するインダクタ巻線32の接線速度は、50+50=100に等しく、これがPに等しい出力を生み出す。
このように、クラッチ40の制御のおかげで、全開時およびアイドル速度の両者において同じ出力Pを生み出すことができ、全開時にはこの出力のうちの100%が、アイドル速度においては50%のみ(上述の例の場合)がHPロータ2から取り出されるため、HPコンプレッサのポンピングの恐れが少なくなる。
当業者であれば、アイドル速度においてHPロータ2およびLPロータ1からそれぞれ取り出される出力の割合を、単にHPロータ2およびLPロータ1からオルタネータ30のインダクタ巻線32および電機子31への運動の伝達を可能にする駆動系に使用されている歯車における減速比を調整するだけで、それらの要件に応じて調節できることは、言うまでもない。さらに、この駆動系を、エンジン速度にかかわらず一定の出力Pを得るように構成できるが、エンジン速度に応じて生成される出力が同じでないようにすることも可能である。一般に、LPロータ1からの取り出しの限界が、電機子31について許される回転速度の限界によって固定される。
また、本発明を、全開速度からアイドル速度への移行の際のクラッチ40の係合の制御に関して提示したが、その理由は、この状況においてまさに本発明の起源となった問題が生じるためであり、他の状況においてクラッチ手段40の制御を行ってもよいことは、言うまでもない。
また、上述の例において、クラッチ−ブレーキ40が、アイドル速度から全開速度への移行の際に非係合位置へと動かされることに、留意されたい。
ここで使用されているクラッチ手段40は、クラッチ−ブレーキであるが、その理由は、この装置がその信頼性について知られているからである。電機子31のLPロータ1に対する係合または非係合という機能を満足する他の任意の同等なクラッチ手段を、例えば摩擦によるもの(クラッチ−ブレーキのように)であれ、あるいは磁気的な結合によるものであれ、使用することが可能である。
さらに、本発明を、ターボジェットにおいて半径方向に偏心した位置に配置され、運動が、LPロータ1およびHPロータ2から、ターボジェットの中間ケーシングの構造アームの内部を半径方向に延びている伝達軸12、22を介して、それぞれ電機子31およびインダクタ巻線32へと伝達されているオルタネータ30によって提示した。他の実施形態によれば、LPロータ1およびHPロータ2が反対に回転しており、オルタネータおよびクラッチが、LPロータ1およびHPロータ2と同軸に取り付けられ、このような解決策は、上述の解決策に比べてより小型であるが、設置はより困難である。
クラッチ40を制御するための手段を、油圧手段51であるとして示したが、クラッチ手段40が許すのであれば、例えば空気圧または電気によるものなど、他の任意の制御手段を設けることが可能である。
最後に、オルタネータ30が、ターボジェットのアクセサリのギアボックスの内側にあってよく、あるいはアクセサリのギアボックスと別個独立であってもよいことに、留意されたい。
LPおよびHPロータからオルタネータへの本発明のターボジェットの機械力伝達システムについて、軸断面および側面の概略図である。 図1のシステムの拡大の概略図であり、図中のオルタネータの軸Aの上方の部分において、クラッチ−ブレーキが非係合の位置にあり、図中のオルタネータの軸Aの下方の部分において、クラッチ−ブレーキが係合位置にある。
符号の説明
1 低圧(LP)ロータ
2 高圧(HP)ロータ
3 構造アームの断面図
10、20 かさ歯車
11、21 かさ歯車(運動取り出し歯車)
12、22 運動伝達軸
13、23 かさ歯車(運動伝達歯車)
14、24 かさ歯車(オルタネータ駆動歯車)
30 オルタネータ
31 電機子
32 インダクタ巻線
33 磁石
34 (インダクタ巻線32の)入力軸
35 (インダクタ巻線32の)出力軸
35’、38’ ブラシ
36 コイル
37 (電機子31の)入力軸
38 (電機子31の)出力軸
39 固定の構造
40 クラッチ手段
41 (クラッチ手段40の)入力軸
42 第1のディスク
43 第2のディスク
44 可動ディスク
45 第1のパッド
46 第2のパッド
47 ディスク
48 ばね
51 油圧回路
52 (第1のディスク42と可動ディスク44との間の)閉じた空間

Claims (7)

  1. 低圧ロータおよび高圧ロータならびにオルタネータを含み、オルタネータがインダクタ巻線および電機子を含み、高圧ロータがオルタネータのインダクタ巻線を回転させるツイン−スプール式タービンエンジンであって、
    電機子が、回転可能に取り付けられており、低圧ロータが、クラッチ手段へと接続されており、クラッチ手段が、クラッチ手段が係合したときに低圧ロータが電機子をインダクタ巻線に対して反対回転の様相で駆動するように構成されている、タービンエンジン。
  2. タービンエンジンが、固定の構造を含み、
    クラッチ手段が、非係合時には、電機子を固定の構造へと回転について固定して取り付けて電機子の回転を止め、係合時には、電機子をタービンエンジンの低圧ロータへと接続するように構成されている、請求項1に記載のタービンエンジン。
  3. クラッチ手段が、クラッチ−ブレーキを含む、請求項1または2に記載のタービンエンジン。
  4. クラッチ手段が、油圧手段によって制御される、請求項1から3のいずれか一項に記載のタービンエンジン。
  5. オルタネータが、タービンエンジン上の半径方向に偏心した位置に配置され、
    運動が、低圧ロータおよび高圧ロータから電機子およびインダクタ巻線へと、タービンエンジンの軸に対して半径方向である伝達軸によって伝達される、請求項1から4のいずれか一項に記載のタービンエンジン。
  6. 低圧ロータおよび高圧ロータならびにオルタネータを含み、オルタネータがインダクタ巻線および電機子を含むツイン−スプール式タービンエンジンにおいて、オルタネータへと運動を伝達する方法であって、
    第1のエンジン速度においては、高圧ロータがオルタネータのインダクタ巻線を回転させる一方で、電機子は固定されたままであり、
    第2のエンジン速度においては、高圧ロータがオルタネータのインダクタ巻線を回転させ、低圧ロータが電機子をインダクタ巻線に対して反対回転の様相で駆動する、方法。
  7. タービンエンジンがクラッチ手段を含み、
    クラッチ手段が、クラッチ手段の係合時に、低圧ロータが電機子をインダクタ巻線に対して反対回転の様相で駆動し、クラッチ手段の非係合時に、電機子が固定のままに保たれるように構成されている、請求項6に記載の方法。
JP2007177232A 2006-07-07 2007-07-05 オルタネータを備えるタービンエンジン、およびオルタネータへと運動を伝達するための方法 Active JP4941935B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0652866 2006-07-07
FR0652866A FR2903451B1 (fr) 2006-07-07 2006-07-07 Turbomoteur avec un alternateur et procede de transmission de mouvement a un alternateur

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008014314A JP2008014314A (ja) 2008-01-24
JP4941935B2 true JP4941935B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=37866290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007177232A Active JP4941935B2 (ja) 2006-07-07 2007-07-05 オルタネータを備えるタービンエンジン、およびオルタネータへと運動を伝達するための方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7656054B2 (ja)
EP (1) EP1876337B1 (ja)
JP (1) JP4941935B2 (ja)
CA (1) CA2593869C (ja)
DE (1) DE602007002668D1 (ja)
FR (1) FR2903451B1 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4770308B2 (ja) * 2005-07-15 2011-09-14 日立電線株式会社 トルクセンサ
DE102006041323A1 (de) * 2006-09-01 2008-03-06 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Generator-Starter-Anordnung für ein Gasturbinentriebwerk
US7997085B2 (en) * 2006-09-27 2011-08-16 General Electric Company Gas turbine engine assembly and method of assembling same
US7788898B2 (en) * 2006-12-06 2010-09-07 General Electric Company Variable coupling of turbofan engine spools via open differential gear set or simple planetary gear set for improved power extraction and engine operability, with torque coupling for added flexibility
FR2915523A1 (fr) * 2007-04-27 2008-10-31 Snecma Sa Dispositif de production d'energie electrique dans un moteur a turbine a gaz a double corps
FR2921423B1 (fr) * 2007-09-25 2014-04-25 Snecma Turbomachine a double corps, avec double prelevement de puissance
US20090188334A1 (en) * 2008-01-25 2009-07-30 United Technologies Corp. Accessory Gearboxes and Related Gas Turbine Engine Systems
GB0809336D0 (en) * 2008-05-23 2008-07-02 Rolls Royce Plc A gas turbine engine arrangement
FR2952121B1 (fr) 2009-10-29 2011-12-23 Snecma Dispositif d'entrainement mecanique du corps haute pression d'un moteur d'avion
US8857192B2 (en) 2010-04-20 2014-10-14 General Electric Company Accessory gearbox with a starter/generator
US8522522B2 (en) 2010-07-30 2013-09-03 Hamilton Sundstrand Corporation Fan embedded power generator
US9650964B2 (en) 2010-12-28 2017-05-16 General Electric Company Accessory gearbox with a starter/generator
EP2492504B1 (en) * 2011-02-25 2018-01-31 Siemens Aktiengesellschaft Wind turbine
DE102011112250A1 (de) * 2011-09-02 2013-03-07 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Hilfsgerätegetriebeeinrichtung für ein Triebwerk
DE102011112252A1 (de) * 2011-09-02 2013-03-07 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Generator und Hilfsgerätegetriebeeinrichtung mit einem Generator
US20130247539A1 (en) * 2012-03-26 2013-09-26 Richard John Hoppe Multi-shaft power extraction from gas turbine engine
JP5568596B2 (ja) 2012-05-30 2014-08-06 川崎重工業株式会社 航空機用エンジンのギヤボックス一体型発電装置
FR2995361B1 (fr) * 2012-09-07 2014-08-29 Snecma Dispositif de bouchage d'une ouverture d'une paroi d'enceinte pour l'acces a un arbre rotatif.
GB201219544D0 (en) * 2012-10-31 2012-12-12 Rolls Royce Deutschland Geared compressor for gas turbine engine
GB2520024B (en) 2013-11-06 2016-02-03 Ge Aviat Systems Ltd Electrical power system for an aircraft
US9347373B2 (en) * 2013-12-19 2016-05-24 Pratt & Whitney Canada Corp. Gas turbine engine with transmission
FR3042009B1 (fr) * 2015-10-05 2018-07-13 Safran Aircraft Engines Turbo moteur a soufflantes deportees avec un systeme differentiel
US10316898B2 (en) 2016-01-28 2019-06-11 Ge Aviation Systems Llc Method and disconnector for disconnecting a drive shaft
US10273883B2 (en) 2016-02-26 2019-04-30 The Boeing Company Engine accessory drives systems and methods
US10526913B2 (en) * 2016-04-04 2020-01-07 United Technologies Corporation Anti-windmilling system for a gas turbine engine
US10738709B2 (en) 2017-02-09 2020-08-11 Pratt & Whitney Canada Corp. Multi-spool gas turbine engine
FR3092133B1 (fr) * 2019-01-29 2021-07-16 Safran Aircraft Engines Turbomachine améliorée comprenant une machine thermique.
US11168617B2 (en) * 2019-01-30 2021-11-09 Raytheon Technologies Corporation Electric enhanced transmission for multi-spool load-sharing turbofan engine
FR3107735B1 (fr) * 2020-02-27 2022-02-04 Safran Aircraft Engines Turbomachine a double flux comprenant au moins un accessoire ou equipement
FR3110930B1 (fr) * 2020-05-27 2022-06-10 Safran Trans Systems Turbomachine equipee d’une machine electrique avec un stator dans un bras structural
CN115622329B (zh) * 2022-12-16 2023-04-07 福建德普柯发电设备有限公司 一种灯车式混能发电机组

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3964506A (en) * 1973-05-02 1976-06-22 General Motors Corporation Pressure control system
DE3622022A1 (de) * 1986-07-01 1988-01-07 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Gasturbinentriebwerk
GB9313905D0 (en) * 1993-07-06 1993-08-25 Rolls Royce Plc Shaft power transfer in gas turbine engines
US5793136A (en) * 1996-06-05 1998-08-11 Redzic; Sabid Differential motor/generator apparatus
FR2762585B1 (fr) * 1997-04-24 1999-06-04 Snecma Systeme de motorisation d'un avion de transport a helices
JP3412544B2 (ja) * 1999-02-04 2003-06-03 トヨタ自動車株式会社 動力出力装置およびその制御方法
GB9910393D0 (en) * 1999-05-05 1999-07-07 Lucas Ind Plc Electrical generator,an aero-engine including such a generator and an aircraft including such a generator
FR2826052B1 (fr) * 2001-06-19 2003-12-19 Snecma Moteurs Dispositif de secours au rallumage d'un turboreacteur en autorotation
US6732529B2 (en) * 2001-11-16 2004-05-11 Pratt & Whitney Canada Corp. Off loading clutch for gas turbine engine starting
FR2842565B1 (fr) * 2002-07-17 2005-01-28 Snecma Moteurs Demarreur-generateur integre pour turbomachine
FR2863312B1 (fr) * 2003-12-09 2008-07-04 Snecma Moteurs Turboreacteur a double corps avec moyen d'entrainement des machines accessoires
GB2411437B (en) * 2004-02-28 2007-10-24 Rolls Royce Plc Aircraft gas turbine engines
US7285871B2 (en) * 2004-08-25 2007-10-23 Honeywell International, Inc. Engine power extraction control system
US7880355B2 (en) * 2006-12-06 2011-02-01 General Electric Company Electromagnetic variable transmission
US7750521B2 (en) * 2006-12-07 2010-07-06 General Electric Company Double-sided starter/generator for aircrafts
US7514810B2 (en) * 2006-12-15 2009-04-07 General Electric Company Electric power generation using power turbine aft of LPT
FR2915523A1 (fr) * 2007-04-27 2008-10-31 Snecma Sa Dispositif de production d'energie electrique dans un moteur a turbine a gaz a double corps

Also Published As

Publication number Publication date
EP1876337A1 (fr) 2008-01-09
FR2903451B1 (fr) 2008-09-12
DE602007002668D1 (de) 2009-11-19
US7656054B2 (en) 2010-02-02
CA2593869A1 (fr) 2008-01-07
CA2593869C (fr) 2014-02-18
EP1876337B1 (fr) 2009-10-07
FR2903451A1 (fr) 2008-01-11
US20080006023A1 (en) 2008-01-10
JP2008014314A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4941935B2 (ja) オルタネータを備えるタービンエンジン、およびオルタネータへと運動を伝達するための方法
EP3361073B1 (en) Multi-spool gas turbine engine
JP5188169B2 (ja) 回転機械の可変磁気結合
EP2402560B1 (en) Gear arrangement
EP2977315B1 (en) Apparatus and methods for powering an electrical device associated with an aircraft rotor
EP2599981B1 (en) Systems and Methods for Changing a Speed of a Compressor Boost Stage in a Gas Turbine
JP5142206B2 (ja) 2スプールガスタービンエンジンにおける電力を生成するための装置
EP2128389B1 (en) A gas turbine engine arrangement
JP5442707B2 (ja) 可逆性電気機械を含むタービンエンジン
EP3763929B1 (en) Gas turbine engine electrical generator
US20060137355A1 (en) Fan driven emergency generator
CN109219695B (zh) 具有行星或周转减速齿轮的飞机涡轮发动机
EP2977314B1 (en) Propeller in-hub power generation and control
JP2008157239A (ja) ターボファン及びターボシャフトエンジン用の一体型ブーストキャビティリング発電機
WO2008082334A1 (en) A gas turbine engine, an aircraft provided therewith, and a method of controlling the operation of such an engine
CN110953070A (zh) 具有起动辅助的发动机
CN110873156A (zh) 用于具有两个功率输入的发动机的变速器
US20240133346A1 (en) Accessory gearbox for an aircraft turbine engine comprising a very low-speed engine and use method
US20240229721A9 (en) Accessory gearbox for an aircraft turbine engine comprising a very low-speed engine and use method
RU2670997C1 (ru) Пусковая система газотурбинного двигателя

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110905

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4941935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250