JP4927007B2 - Noカチオンを触媒とする反応方法 - Google Patents
Noカチオンを触媒とする反応方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4927007B2 JP4927007B2 JP2008061915A JP2008061915A JP4927007B2 JP 4927007 B2 JP4927007 B2 JP 4927007B2 JP 2008061915 A JP2008061915 A JP 2008061915A JP 2008061915 A JP2008061915 A JP 2008061915A JP 4927007 B2 JP4927007 B2 JP 4927007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- general formula
- represented
- formula
- vinyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- PUHRNLPDAIDYKG-UHFFFAOYSA-N CC(C)COC(C1)N(C(CC2)=O)N2C1c1ccccc1 Chemical compound CC(C)COC(C1)N(C(CC2)=O)N2C1c1ccccc1 PUHRNLPDAIDYKG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 0 O=C(CC1)[N-]*1=Cc1ccccc1 Chemical compound O=C(CC1)[N-]*1=Cc1ccccc1 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Description
NO+X− (1)
(式中、X−は陰イオンを表す。)
で表されるニトロソニウム化合物の存在下に、C=N+−Z−分極構造を有する化合物とビニル(チオ)エーテル誘導体とを[3+2]付加環化反応させて、含窒素複素環化合物を製造する方法に関する。
また、3−ピラゾリジノンとアルデヒドまたはケトンより調製されるアゾメチンイミンも、ニトロンと同様な分極構造を有する化合物であり、環部分の一部にC=N+−N−−CO−という特徴的な分極構造を有する化合物である。アゾメチンイミンもニトロンと同様に[3+2]付加環化反応を行うことが知られており、例えば、アセチレン誘導体と環化付加反応してピラゾリン誘導体を生成する(非特許文献4、及び5参照)、オレフィン類とも同様に環化付加反応を行うことが知られている(非特許文献6、及び7参照)。
そこで本発明者らは、NOカチオンの高い反応性に着目し、これを触媒として用いる有機合成反応の検討を行ったところ、ニトロンやアゾメチンイミンのような分極構造を有する化合物とビニル(チオ)エーテルとが、効率的に[3+2]付加環化反応を起こすことを見出した。この反応におけるNOカチオン(ニトロソニウム)の触媒は非常に高活性であり極少量の触媒量でも十分に機能することもわかった。
また、3−ピラゾリジノンとアルデヒドまたはケトンより調製されるアゾメチンイミンとビニルエーテルとの[3+2]付加環化反応は新規反応であり、この手法によって合成されるテトラヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール環はこれまで報告されている手法では導入できないN,O−アセタール部位を有する新規化合物である。このN,O−アセタール部位にはルイス酸存在下炭素求核剤を導入することができ、炭素骨格のさらなる伸長が可能であるため、非常に有用であると考えられる。さらに、そのN−N結合は還元条件下切断することができ、ジアザシクロオクタン誘導体へと導くことができた。
NO+X− (1)
(式中、X−は陰イオンを表す。)
で表されるニトロソニウム化合物の存在下に、C=N+−Z−分極構造を有する化合物とビニル(チオ)エーテル誘導体とを[3+2]付加環化反応させて、含窒素複素環化合物を製造する方法に関する。
より詳細には、本発明は、次の一般式(1)、
NO+X− (1)
(式中、X−は陰イオンを表す。)
で表されるニトロソニウム化合物の存在下に、次の一般式(2)、
で表されるC=N+−Z−分極構造を有する化合物と、次の一般式(3)、
で表されるビニル(チオ)エーテル誘導体とを[3+2]付加環化反応させて、次の一般式(4)、
で表される含窒素複素環化合物を製造する方法に関する。
(1)次の一般式(1)、
NO+X− (1)
(式中、X−は陰イオンを表す。)
で表されるニトロソニウム化合物の存在下に、C=N+−Z−分極構造を有する化合物とビニル(チオ)エーテル誘導体とを[3+2]付加環化反応させて、含窒素複素環化合物を製造する方法。
(2)一般式(1)で表されるニトロソニウム化合物における陰イオンが、BF4 −又はPF6 −である前記(1)に記載の方法。
(3)一般式(1)で表されるニトロソニウム化合物が、NOPF6である前記(1)又は(2)に記載の方法。
(4)C=N+−Z−分極構造を有する化合物が、前記した一般式(2)で表される分極性の化合物である前記(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。
(5)一般式(2)で表される分極性の化合物が、次の一般式(5)、
で表されるニトロンである前記(4)に記載の方法。
(6)一般式(2)で表される分極性の化合物が、次の一般式(6)、
で表されるアゾメチンイミンである前記(4)に記載の方法。
(7)ビニル(チオ)エーテル誘導体が、前記した一般式(3)で表されるビニル(チオ)エーテル誘導体である前記(1)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(8)ビニル(チオ)エーテル誘導体が、次の一般式(7)、
で表されるビニルエーテル誘導体である前記(7)に記載の方法。
(9)ビニル(チオ)エーテル誘導体が、次の一般式(8)、
で表されるビニルチオエーテル誘導体である前記(7)に記載の方法。
(10)ビニル(チオ)エーテル誘導体が、次の式、
(11)生成する含窒素複素環化合物が、前記した一般式(4)で表される含窒素複素環化合物である前記(1)〜(10)のいずれかに記載の方法。
また、本発明の方法における触媒は、非常に高活性であり極少量の触媒量でも十分に機能し、目的の含窒素複素環化合物を効率的に製造することができる。
さらに、本発明の方法によって製造されるテトラヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール環はこれまで報告されている手法では導入できないN,O−アセタール部位を有する新規化合物である。このN,O−アセタール部位にはルイス酸存在下炭素求核剤を導入することができ、炭素骨格のさらなる伸長が可能であるため、非常に有用である。
一般式(2)、一般式(5)、及び一般式(6)における「置換基を有していてもよい炭化水素基」としては、無置換の炭化水素基、又は、ハロゲン、カルボキシル基、水酸基、エステル基、ニトロ基、シアノ基、エーテル基、チオール基、アミド基、アミノ基、チオエーテル基等の置換基を1個以上有していてもよい炭化水素基を意味する。
また、「置換基を有していてもよい炭化水素基」における「炭化水素基」としては、炭素数が1〜20、好ましくは1〜10の直鎖状又は分岐状のアルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブチル基など)、炭素数が2〜20、好ましくは2〜10の直鎖状又は分岐状のアルケニル基(例えばエテニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基又は2−ペンテニル基)、炭素数が2〜20、好ましくは2〜10の直鎖状又は分岐状のアルキニル基(例えばエチニル基、2−プロピニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、2−メチル−3−ブチニル基、フェニルエチニル基など)、炭素数3〜15、好ましくは炭素数3〜10の飽和又は不飽和の単環式、多環式又は縮合環式のシクロアルキル基(例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基など)、炭素数6〜18、好ましくは炭素数6〜12の単環式、多環式、又は縮合環式のアリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、フェナントリル基、又はアントリル基など)、炭素数6〜18、好ましくは炭素数6〜12の単環式、多環式、又は縮合環式のアリール基に、前記した炭素数1〜20、好ましくは炭素数1〜10のアルキル基が結合した、炭素数7〜40、好ましくは炭素数7〜20、炭素数7〜15のアラルキル基(例えば、ベンジル基、フェネチル基、又はα−ナフチル−メチル基など)などの基が挙げられる。
また、「置換基を有していてもよい複素環基」における「複素環基」としては、1個〜4個、好ましくは1〜3個又は1〜2個の窒素原子、酸素原子、又は硫黄原子からなる異種原子を含有する3〜8員、好ましくは5〜8員の環を有する単環式、多環式、又は縮合環式の複素環基が挙げられる。このような複素環基としては、例えば、2−フリル基、2−チエニル基、2−ピロリル基、2−ピリジル基、2−インドール基、ベンゾイミダゾリル基などが挙げられる。
一般式(2)、及び一般式(5)における好ましいR2の基としては、フェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、フェナントリル基、又はアントリル基など炭素数6〜18、好ましくは炭素数6〜12の単環式、多環式、又は縮合環式のアリール基が挙げられる。より好ましいR2の基としては、フェニル基などの置換基を有してもよいアリール基が挙げられる。
また、一般式(2)においてZが窒素原子の場合には、R2とR3が一緒になって隣接する窒素原子と共に環を形成し、アゾメチンイミンやその誘導体となる。この場合における、R2とR3が一緒になった基としては、−CH2−(CH2)n−CO−基(式中、nは1〜5の整数を表す。)が挙げられる。この場合の一般式(2)で表される化合物は、一般式(6)として表されるものとなる。一般式(2)及び一般式(6)における好ましいnの数としては1〜3、より好ましくは1が挙げられる。
一般式(3)におけるYが酸素原子又は硫黄原子の場合には、一般式(7)、及び一般式(8)で表されるビニル(チオ)エーテル誘導体となる。
一般式(3)、一般式(7)、及び一般式(8)における好ましいR4、R5、及びR6の基としては、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブチル基など炭素数が1〜20、好ましくは1〜10の直鎖状又は分岐状のアルキル基が挙げられる。より好ましい基としては水素原子が挙げられる。また、R7の基としては、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブチル基など炭素数が1〜20、好ましくは1〜10の直鎖状又は分岐状のアルキル基が挙げられる。R7の基はR5と一緒になってアルキレン基を形成して隣接する原子と共に環を形成してもよい。この場合におけるアルキレン基としては、炭素数2〜10、好ましくは3〜5の直鎖状又は分岐状のアルキレン基が挙げられる。形成される環としては5〜8員の環が好ましい。
本発明の方法により製造される含窒素複素環化合物としては、一般式(4)で表される化合物が挙げられる。一般式(4)におけるZが酸素原子の場合には、Z−R3基が全体として酸素原子となってイソオキサゾリジン環を形成することになる。この場合の好ましい原料化合物としては、一般式(5)で表されるニトロン誘導体と一般式(7)で表されるビニルエーテル誘導体又は一般式(8)で表されるビニルチオエーテル誘導体が挙げられる。
また、一般式(6)で表されるアゾメチンイミンやその誘導体を原料とする場合には、一般式(7)のビニルエーテル誘導体との反応が好ましい。この場合には、二環性のテトラヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール環を有する化合物が生成される。このテトラヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール環を有する生成物のN,O−アセタール部位は、炭素求核剤を導入することができ、また、そのN−N結合は還元条件下切断することができ、ジアザシクロオクタン誘導体へと導くことができる。
一般式(3)におけるYが窒素原子の場合の化合物については、一般式(7)のビニルエーテルと反応させるのが好ましい。この場合にはピロリドン環が置換したテトラヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール環を有する化合物を得ることができる。
NO+X− (1)
(式中、X−は陰イオンを表す。)
で表されるニトロソニウム化合物としては、例えばNOBF4、NOPF6、NOSbF6、NOAsF6、NOCuCl3、NOCH3SO3などが挙げられるが、なかでも非金属性のものが好ましく、好ましいニトロソニウム化合物としては、例えばNOBF4、又はNOPF6が挙げられる。特に好ましいニトロソニウム化合物としては、NOPF6が挙げられる。
ニトロソニウム化合物の使用量としては、一般式(2)で表されるC=N+−Z−分極構造を有する化合物に対して、0.1モル%〜10モル%、好ましくは1〜10モル%程度が挙げられる。
溶媒としては、この反応に不活性なものであれば各種の有機溶媒を使用することができる。好ましい溶媒の例としては、ジクロルメタン(DCM)などのハロゲン化アルキル、アセトニトリルなどのニトリル系溶媒などが挙げられる。好ましい溶媒としては、ジクロルメタンが挙げられる。
本発明の方法はアルゴンガス、ヘリウムガスなどの不活性ガス雰囲気下で行うのが好ましい。
反応混合物中から、目的物を単離精製する方法としては、特に制限はなく、通常の抽出操作、分液操作、結晶化方法、蒸留法、クロマトグラフィーなどの単離精製手段により単離精製することができる。
また、本発明の方法により得られた含窒素複素環化合物は、通常の合成化学における加水分解反応、還元反応、脱炭酸反応の反応条件により処理することができる。
次の反応式で示される方法にしたがって、イソオキサゾリジン誘導体を製造した。
1H−NMR(CDCl3)[ppm]
1.25 (s, 9H), 2.48 (ddd, 1H, J = 12, 9.6, 5.2 Hz),
2.62 (dd, 1H, J = 12, 6.8 Hz), 4.80 (dd, 1H, J = 8.4, 8.4 Hz),
5.63 (d, 1H, J = 4.8 Hz), 6.87 (t, 1H, J = 7.6 Hz),
6.97 (d, 2H, J = 8.4 Hz), 7.17 (t, 2H, J = 7.2 Hz), 7.2-7.3 (m, 1H),
7.35 (t, 2H, J = 7.6 Hz), 7.48 (d, 2H, J = 7.2 Hz)
13C−NMR(CDCl3)[ppm]
28.8, 47.6, 67.5, 74.9, 97.1, 115.4, 121.1, 126.5, 127.4, 128.2,
128.8, 141.6, 152.5
橙色固体
1H−NMR(CDCl3)[ppm]
1.36 (s, 9H), 2.32 (ddd, 1H, J = 13, 6.8, 3.2 Hz),
2.96 (ddd, 1H, J = 13, 9.2, 5.6 Hz), 4.39 (dd, 1H, J = 8.8, 6.8 Hz),
5.63 (dd, 1H, J = 5.6, 3.2 Hz), 6.8-7.0 (m, 3H),
7.17 (t, 2H, J = 7.6 Hz), 7.2-7.3 (m, 1H), 7.35 (t, 2H, J = 8.0 Hz),
7.55 (d, 2H, J = 7.2 Hz)
13C−NMR(CDCl3)[ppm]
28.9, 47.2, 68.9, 75.0, 96.2, 115.6, 121.7, 127.2, 127.4, 128.5,
128.7, 142.0, 150.9
次の反応式で示される方法にしたがって、テトラヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール誘導体を製造した。
1H−NMR(CDCl3)[ppm]
1.34 (s, 9H), 2.19 (ddd, 1H, J = 14, 11, 4.8 Hz),
2.53 (ddd, 1H, J =18, 11, 4.8 Hz), 2.65-2.85 (m, 2H),
2.99 (ddd, 1 H, J = 13, 9.6, 3.2 Hz), 3.35-3.55 (m, 2H),
5.51 (dd, 1H, J = 7.2, 4.8 Hz), 7.23-7.45 (m, 5H)
13C−NMR(CDCl3)[ppm]
28.2, 29.9, 43.5, 46.8, 69.7, 75.5, 79.1, 127.8, 128.2, 128.6,
137.7, 176.7
赤色粘性液体
1H−NMR(CDCl3)[ppm]
1.36 (s, 9H), 2.00 (br, 1H), 2.30 (m, 1H),
2.49 (ddd, 1H, J = 9.2, 4.1, 1.8 Hz), 2.63 (dt, 1H, J = 8.7, 4.1 Hz),
3.14 (mbr, 2H), 4.18 (br, 1H), 5.57 (d, 1H, J = 3.2 Hz),
7.23 (d, 2H, J = 4.6 Hz), 7.3-7.4 (m, 3H).
13C−NMR(CDCl3)[ppm]
28.4, 34.2, 45.3, 46.7, 66.3, 75.4, 77.2, 128.3, 128.4, 128.9,
137.2, 170.4
また、本発明の方法によって製造されるイソオキサゾリン誘導体やテトラヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール誘導体は、医薬品、農薬などのファインケミカル分野だけでなく、電子材料や産業基材などの製造において有用な合成中間体を与えるため、本発明の方法は産業上価値ある方法である。
Claims (6)
- 次の一般式(1)、
NO+X− (1)
(式中、X−はBF 4 − 又はPF 6 − を表す。)
で表されるニトロソニウム化合物の存在下に、次の一般式(2)、
で表される分極性の化合物と次の一般式(3)、
で表されるビニルエーテル誘導体とを[3+2]付加環化反応させて、次の一般式(4)、
で表される含窒素複素環化合物を製造する方法。 - 一般式(1)で表されるニトロソニウム化合物が、NOPF6である請求項1に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008061915A JP4927007B2 (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | Noカチオンを触媒とする反応方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008061915A JP4927007B2 (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | Noカチオンを触媒とする反応方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009215248A JP2009215248A (ja) | 2009-09-24 |
JP4927007B2 true JP4927007B2 (ja) | 2012-05-09 |
Family
ID=41187490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008061915A Expired - Fee Related JP4927007B2 (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | Noカチオンを触媒とする反応方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4927007B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2951449B1 (fr) * | 2009-10-15 | 2011-11-25 | Commissariat Energie Atomique | Procede de fonctionnalisation de molecules biologiques |
-
2008
- 2008-03-11 JP JP2008061915A patent/JP4927007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009215248A (ja) | 2009-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Achar et al. | Radical-induced metal and solvent-free cross-coupling using TBAI–TBHP: oxidative amidation of aldehydes and alcohols with N-chloramines via C–H activation | |
Kang et al. | Scandium triflate catalyzed cycloaddition of imines with 1, 1-cyclopropanediesters: efficient and diastereoselective synthesis of multisubstituted pyrrolidines | |
Li et al. | Selective cyclization of alkynols and alkynylamines catalyzed by potassium tert-butoxide | |
Yang et al. | Yb (NTf 2) 3-catalyzed [3+ 3] cycloaddition between isatin ketonitrones and cyclopropanes to construct novel spiro [tetrahydro-1, 2-oxazine] oxindoles | |
Chandrasekhar et al. | A chiral pyrrolidine-pyrazole catalyst for the enantioselective Michael addition of carbonyls to nitroolefins | |
Gao et al. | Facile one-pot synthesis of three different substituted thiazoles from propargylic alcohols | |
Chen et al. | N-heterocyclic carbene-based ruthenium-catalyzed direct amidation of aldehydes with amines | |
Moriyama et al. | Divergent synthesis of α, γ-disubstituted γ-butyrolactones through diastereoselective bromolactonization with alkali metal bromide: asymmetric total synthesis of (+)-dubiusamine C | |
Montgomery et al. | Nickel-catalyzed heterocycle construction with stereoselective exocyclic alkene introduction | |
Shu et al. | Facile and controllable synthesis of multiply substituted benzenes via a formal [3+ 3] cycloaddition approach | |
Tang et al. | Ir (iii)-catalyzed C–H alkynylation of arenes under chelation assistance | |
Wang et al. | Ruthenium‐Catalyzed Direct Transformation of Alkenyl Oximes to 5‐Cyanated Isoxazolines: A Cascade Approach Based on Non‐Stabilized Radical Intermediate | |
Zhu et al. | Tandem reaction of propargyl alcohols and N-tosyl hydroxylamine: switchable synthesis of 2, 5-dihydroisoxazoles and 4-halo-2, 5-dihydroisoxazoles | |
Wu et al. | A new trifluoromethylated sulfonamide phosphine ligand for Ag (i)-catalyzed enantioselective [3+ 2] cycloaddition of azomethine ylides | |
Han et al. | A catalyst-controlled switchable reaction of β-keto acids to silyl glyoxylates | |
Li et al. | Exploring symmetry-based logic for a synthesis of palau’amine | |
Yuan et al. | Reaction of aldimines and difluoroenoxysilane, an unexpected protocol for the synthesis of 2, 2-difluoro-3-hydroxy-1-ones | |
Muthusamy et al. | Diastereoselective synthesis of macrocycles incorporating the spiro-indolofurans and-indolodioxolanes | |
Li et al. | Copper-catalyzed radical cascade cyclization: Synthesis of benzylated benzimidazo [2, 1-a] isoquinoline-6 (5H)-ones | |
Oppolzer et al. | Asymmetric synthesis of the spirocyclic core of the cylindricine-type alkaloids | |
JP4927007B2 (ja) | Noカチオンを触媒とする反応方法 | |
Harris et al. | Uncatalysed diaryldiazo cyclopropanations on bicyclic lactams: access to annulated prolines | |
Joseph et al. | An exclusive approach to 3, 4-disubstituted cyclopentenes and alkylidene cyclopentenes via the palladium catalyzed ring opening of azabicyclic olefins with aryl halides | |
Galli et al. | Synthesis of 5-Acyl-3-(ethoxycarbonyl)-2-isoxazolines 2-Oxides by a Tandem Conjugate Addition-Ring Closure of Ethyl Nitroacetate with. alpha.-Bromo Enones | |
EP2522648B1 (en) | Process for producing difluorocyclopropane compound |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111011 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4927007 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |