JP4922412B2 - 通信システムにおいて系列を割り当てると共に処理するための方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおいて系列を割り当てると共に処理するための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信分野に関係すると共に、特に、通信システムにおいて系列を割り当てるための技術に関係する。
本出願は、中国特許出願番号第200710112774.3号、第200710073057.4号、第200710100449.5号、第200710103147.3号、及び第200710123676.X号からの優先権を主張する。
通信システムにおいて、CAZAC(一定振幅ゼロ自己相関:Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列は、非常に重要な通信資源である。その詳細な特性は、以下の通りである。
振幅のモジュロ(法:modulo)は、例えば“1”に正規化された固定値である。
ゼロ周期的自己相関(Zero periodical-auto-correlation):その系列自身の最大の相関を除いて、この系列の他の循環シフトとの自己相関はゼロである。
CAZAC系列は、上記の特性を有する。従って、フーリエ変換の後で、周波数領域の系列は、同様にCAZAC系列である。この特性の系列は、通信において、チャンネル推定のための基準信号として使用され得る。
例えば、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single Carrier Frequency Division Multiple Access)システムにおいて、CAZAC系列の要素は、シンボル時間内に、複数の副搬送波上で順次に送信される。もし受信機が送信された信号の系列を知っているならば、その受信機は、受信信号を使用することによって、チャンネル推定を実行し得る。送信信号は、周波数領域の全ての副搬送波に関して、等しい振幅を有する。従って、受信機は、各副搬送波に平等なチャンネルフェージングを推定し得る。更に、時間領域でのCAZAC系列の一定の振幅特性のために、送信された波形のピーク対平均値は相対的に小さいと共に、それは送信を容易にする。
別の例において、SC−FDMAシステムにおけるランダムアクセスプリアンブル信号(random access preamble signal)は、CAZAC系列から生成され得る。ランダムアクセス信号のプリアンブル系列は、周波数領域の副搬送波上で変調されると共に、送信される前に、フーリエ変換によって時間領域の信号に変換され得る。このように、CAZAC系列の高い自己相関及び相互相関によって、異なるセル及び異なるユーザのランダムアクセスプリアンブル信号の間に、ほとんど干渉が存在しない。
CAZAC信号は、時間領域と周波数領域の両方において、CAZAC信号として表される。従って、CAZAC信号は、同様に、送信される前に、ある帯域幅を占有する時間領域上の信号に変調され得る。
CAZAC系列は、多くのタイプで生じる。共通のタイプは、“Zadoff-Chu”系列である。他のタイプは、一般化された汎用チャープ状系列(Generalized Chirplike Sequence:GCL)、及び“Milewski”系列を含む。“Zadoff-Chu”系列を例にとると、“Zadoff-Chu”系列の生成方式または式は、以下の(1)式の通りである。
Figure 0004922412
ここで、“r”は、系列によって生成されたパラメータであると共に、Nに対して互いに素であり、そして“q”は整数値である。“r”の値が変化するとき、その系列は異なる。“r”は基本系列インデックスと名前が付けられると共に、“q”は異なる循環シフトに対応する。すなわち、“r”は基本系列を決定すると共に、“q”の値は同じ基本系列の異なる循環シフトを決定する。系列の異なる循環シフトによって生成された系列は、同じ基本系列によって生成された循環シフト系列として知られている。“r=u,r=v”のような2つの異なる“r”の値に関して、“(u−v)”がNに対して互いに素である場合、2つの系列は、非常に高い相互相関性を有する。Nが素数であり、“r=1,2,...,N−1”である場合に、“N−1”個の異なるCAZAC系列が生成される。そのような系列は、非常に高い相互相関性を有する。上述の例において、“N”が素数である場合に、2つの系列の間で正規化された相互相関の絶対値は、“√N(ルートN)”である。“Zadoff-Chu”系列の共役は、同様にCAZAC系列である。
一般的なセルラ方式の通信システムにおいて、セルが変調及び伝送のために系列を選択する場合に、別のセルは小さい相互相関特性を有する別の系列を選択する必要がある。例えば、“Zadoff-Chu”系列を使用する場合に、もし“N”が素数であるならば、各セルは異なる“r”の値を選択し、従って、小さい相互相関及び小さい干渉を保証する。
セルによって送信された変調信号は、同様に、古い系列のフラグメントを選定し得るか、または周期的に繰り返し得ると共に、それは適切に古い系列の自己相関特性及び相互相関特性を同様に維持する。特に、セルにおいて系列を伝送する副搬送波の数が素数ではない場合、その長さが副搬送波の数に近い素数に等しい系列を選択することが必要であると共に、所望の系列は、送信される前に、系列の分割(segmentation)もしくは周期的拡張(cyclic extension)によって獲得される。以下の説明において、系列の分割または系列の周期的拡張の工程は省略される。
図1に示されるように、異なるセルによって送信された複数の系列の信号が、同じ時間周波数資源を占有する場合に、セルAによって送信された系列とセルBによって送信された系列は、同じ長さを有する。例えば、その長さが素数Nである2の異なる“Zadoff-Chu”系列が選択され得る。1つの系列の基本系列インデックスが他方の基本系列インデックスと異なるとき、2つの系列は、ほとんど相関を有していないと共に、異なるセルの送信信号は、ほとんど相互に干渉しない。
図2において示されたように、変調された系列の信号が異なる時間周波数資源を占有する場合に、セルAのいくらかのユーザは、帯域幅B1を有する無線資源上で、系列によって変調された信号を送信し、一方、セルBのいくらかのユーザは、帯域幅B2を有する無線資源上で、系列によって変調された信号を送信すると共に、2つの部分の時間周波数資源は、オーバーラップする。図2において示されたシステムにおいて、全てのセルは同じ副搬送波帯域幅を有している。帯域幅B1の中には、36個の副搬送波が存在する。帯域幅B2の中には、144個の副搬送波が存在する。その系列が副搬送波に割り当てられるので、副搬送波の長さは系列の長さに対応する。明らかに、2つのセルは、各々異なる長さの系列を選択する必要がある。この場合、相互干渉(cross interference)は、長い系列と短い系列との間で強くなり得ると共に、系列の設計(sequence planning)は相対的に複雑になる。図2に示された例では、2つの長さの系列のみが存在する。実際には、ユーザの伝送によって占有されている異なる無線資源のサイズに応じて、異なる長さの更に多くの系列が存在し得ると共に、その複雑さは更に高い。
異なる時間周波数資源を占有する系列の前述の変調された信号は、SC−FDMAシステムにおいて頻繁に発生する。その系列が基準信号として機能すると共に、データ復調によって必要とされるチャンネル推定値を与えるので、その系列はデータに関する帯域幅資源と共に送信される。ユーザのデータ帯域幅は、異なる時刻において、特定のスケジューリング規則に従い異なる帯域幅値及び位置を有している可能性がある。従って、各異なるセルの基準信号の系列は、頻繁に変更される形で時間周波数資源を占有すると共に、セルの間の干渉は、異なる長さの系列の相関によって影響を受ける。更に悪いことに、そのシステムは、一般的に、系列のシフト相関機能を使用し、複数の符号分割直交系列を、異なる循環時間シフトによって獲得すると共に、それらを異なるユーザに割り当てる。従って、一度強い干渉が2つの長さの系列の間で発生すれば、2つの長さの系列を使用するユーザは、相互に強く干渉し得る。
それにもかかわらず、時間周波数資源を占有する系列の方式は、前述の例に制限されない。例えば、異なる長さの系列が、同じサンプリング周波数において時間領域上で変調され得ると共に、それは、長い系列と短い系列との間の相関の問題を同様にもたらす。その代りに、その系列は、異なる副搬送波間隔で周波数領域の副搬送波を占有するか、または異なる時間サンプリング間隔で時間サンプリング点を占有し得る。すなわち、その系列は、全ての副搬送波/サンプリング点上で変調されるとは限らないが、しかし、副搬送波/サンプリング点の特定の数に相当する定期的な間隔で変調される。
要約すれば、その系列が異なる方式において時間周波数資源を占有する場合に、セルの間の干渉は相対的に複雑になる。特に、異なる長さの系列が存在するとき、各長さの系列は、別々に計画される必要があると共に、異なる長さを有する系列の間の干渉が、複数のセルを有するシステムにおいて考慮される必要がある。
発明の実施例は、通信システムにおいて系列を割り当てる方法を提供する。前記方法は、系列グループ内の系列を、時間周波数資源を占有するそれぞれの方式に対応する複数のサブグループに分類する処理と、各サブグループに対応する候補系列集合から、系列グループ“k”(“k”は系列グループのシリアル番号)のサブグループ“i”(“i”はサブグループのシリアル番号)内の前記系列が、前記候補系列集合内の“n”(“n”は自然数)個の系列から構成される方法で前記サブグループ内の前記系列を形成するように、系列を選択する処理と、前記系列グループをセル、ユーザ、またはチャンネルに割り当てる処理とを含み、ここで、前記“n”個の系列が、
Figure 0004922412
の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして最後に“n”番目に小さな値にし、
Figure 0004922412
が、基準サブグループの系列の長さであり、“c ”が、系列グループ“k”によって決定される
Figure 0004922412
の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、“r ”が、前記候補系列集合内の基本系列インデックスであり、“N ”が、前記候補系列集合内の系列の長さであり、“m k,i ”が、前記グループ番号“k”及びサブグループ番号“i”によって決まる変数であることを特徴とする。
本発明の実施例で提供される、系列を処理する方法は、システムによって割り当てられた系列グループのグループ番号“k”を獲得する処理と、候補系列集合から、系列グループ“k”のサブグループ“i”(“i”はサブグループのシリアル番号)内の系列を形成するように、“n”(“n”は自然数)個の系列を選択する処理と、形成されたサブグループ内の系列に従って対応する系列を生成する処理と、前記サブグループ“i”に対応する時間周波数資源上で系列を送信するか、または受信する処理とを含み、ここで、前記“n”個の系列が、
Figure 0004922412
の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして最後に“n”番目に小さな値にし、
Figure 0004922412
が、基準サブグループの系列の長さであり、“c ”が、系列グループ“k”によって決定される
Figure 0004922412
の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、“r ”が、前記候補系列集合内の基本系列インデックスであり、“N ”が、前記候補系列集合内の系列の長さであり、“m k,i ”が、前記グループ番号“k”及びサブグループ番号“i”によって決まる変数であることを特徴とする。
本発明の実施例で提供される、系列を処理する装置は、システムによって割り当てられた系列グループのグループ番号“k”を獲得し、候補系列集合から、前記系列グループ“k”(“k”は系列グループのシリアル番号)のサブグループ“i”(“i”はサブグループのシリアル番号)内の系列を形成するように、“n”(“n”は自然数)個の系列を選択するように構成された系列選択ユニットと、形成されたサブグループ“i”内の系列に従って対応する系列を生成し、前記サブグループ“i”に対応する時間周波数資源上で前記系列を処理するように構成された系列処理ユニットとを備え、ここで、前記“n”個の系列が、
Figure 0004922412
の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして最後に“n”番目に小さな値にし、
Figure 0004922412
が、基準サブグループの系列の長さであり、“c ”が、系列グループ“k”によって決定される
Figure 0004922412
の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、“r ”が、前記候補系列集合内の基本系列インデックスであり、“N ”が、前記候補系列集合内の系列の長さであり、“m k,i ”が、前記グループ番号“k”及びサブグループ番号“i”によって決まる変数であり、ここで、前記処理が、送信処理と受信処理とを含むことを特徴とする。
異なるセルによって送信された系列が、同じ時間周波数資源を占有すると共に、同じ長さを有する、従来技術を示す図である。 異なるセルによって送信された系列が、部分的にオーバーラップされた時間周波数資源を占有すると共に、異なる長さを有する、従来技術を示す図である。 本発明の実施例における“u”及び“v”を決定するための計算過程を示す図である。 本発明の実施例における系列の処理方法のフローチャートである。 本発明の一実施例における系列処理装置の構造を示す図である。 本発明の一実施例における系列処理装置の構造を示す図である。 本発明の別の実施例における系列処理装置の構造を示す図である。
発明の詳細な説明が、添付された図面及び好ましい実施例を参照して、以下に提供される。
006年12月30日に“Huawei Technologies”社によって中国国家知識産権局(State Intellectual Property Office of the People's Republic of China)に出願された中国特許出願番号第200610173364.5号において、時間周波数資源を占有する異なる方式によって引き起こされた系列の干渉を、系列をグループ化することによって克服するための方法が提供される。前記方法は、グループ内の系列が、時間周波数資源を占有する異なる方式に対応する複数の系列であり、強い相関を有する系列が、グループに含められると共に、異なるグループの間の相関が相対的に小さく、そして、系列グループが、セルの間に割り当てられることを示す。強い相関を有する系列は、同じグループ内に存在すると共に、同じグループにおける系列は、このグループ内でのみ使用される。異なるセルによって使用される系列グループは、相互にほとんど相関を有していないいと共に、従って、異なるセルにおいて異なる長さの系列を使用する場合の強い相関関係を回避する。




強い相関を有する系列が、グループに含められる。一般的に、各グループの全ての系列の構成が保存され得る。セルユーザまたはチャンネルが、割り当てられた系列グループ内の時間周波数資源を占有する方式に対応する系列を使用したい場合に、所望の系列は保存された系列グループ内で発見され得る。しかしながら、系列グループの形成は、事前に保存されたテーブルを必要とする。もし系列グループのサイズが更に大きくなるならば、その保存領域は巨大なスペースを占有すると共に、検索には時間がかかる。余分の記憶装置は、複雑さを増大させると共に、ハードウェア資源を消耗させる。
この実施例において、そのシステムは、系列グループを、セル、ユーザ、またはチャンネルに割り当てる。各系列グループにおける系列は、複数の系列サブグループに分類される。各系列サブグループは、時間周波数資源を占有する方式に対応する。通信システムにおいて、時間周波数資源を占有する各方式は、一意的に系列サブグループに対応する。各サブグループにおける系列は、特定の選択方式において、サブグループに対応する候補系列集合の中から選択される。割り当てられた系列グループ、及び特定の送信信号に使用される時間周波数資源を占有する方式に従って、ユーザまたはチャンネルは、送信または受信のために割り当てられた系列グループにおける、送信信号の時間周波数資源を占有する方式に対応する系列サブグループ内の系列を選択する。
任意のサブグループ“i”に関して、特定の選択方式は、サブグループに対応する関数“f(・)”を選択し、ここで、前記関数の対象領域は、サブグループに対応する候補系列集合であると共に、候補系列集合から、系列グループ“k”(“k”は系列グループのシリアル番号)のサブグループ“i”(“i”はサブグループのシリアル番号)内の系列を形成するように、“n”(“n”は自然数)個の系列を決定することができ、前記“n”個の系列は、“f(・)”の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして3番目に小さな値にし、“d(a,b)”は、2変数関数であり、“G”は、グループ番号“k”によって決定される変数である。この選択方式は、候補系列集合の中から、“n”個の系列を、全ての他の系列の“d(f(・),G)”をこれらの“n”個の系列の“d(f(・),G)”より大きくするように選択することに相当する。
前述の系列選択方式は、CAZAC系列内の“Zadoff-Chu”系列、すなわち“ar,N(z)”を例にして、以下で説明される。
各系列グループは、M個のサブグループから構成される。サブグループ“1,2,...,M”の候補系列集合は、その長さが“N,N,...,N”である“Zadoff-Chu”系列を含む。その長さが“N”であるZadoff-Chu系列、すなわち
Figure 0004922412
系列は、“r=1,2,...,N−1”によって決まる“N−1”個の異なる基本系列を有する。具体的には、サブグループ“i”(すなわちその長さが“N”である“Zadoff-Chu”系列に対応するサブグループ“i”)に対応する関数は、
Figure 0004922412
である。この関数の対象領域は、サブグループ“i”に対応する候補系列集合である。“r”は、前記候補系列集合内の“Zadoff-Chu”系列のインデックスであると共に、“N”は、前記候補系列集合内の“Zadoff-Chu”系列の長さである。
系列グループ“k=1,2,...,”に関して、番号“p”を付与されたサブグループが、基準サブグループとして選択される。前述の“G”は、
Figure 0004922412
として定義され、
Figure 0004922412
は、基準サブグループの系列の長さであり、“c”は、系列グループ“k”によって決定される
Figure 0004922412
の長さを有する系列の基本系列インデックスである。特に、もし“c=k”が選択されるならば、その場合に、
Figure 0004922412
である。
もし前述の関数“d(a,b)”が、“|a−b|”として定義されるならば、系列グループ“k”の番号“p”を付与されたサブグループ内の、
Figure 0004922412
の値を最も小さな値にする系列は、
Figure 0004922412
のインデックスと長さ
Figure 0004922412
を有する
Figure 0004922412
系列である。この場合に、
Figure 0004922412
である。
系列グループ“k”のサブグループ“i=m”内の系列は、“N”の長さを有し、
Figure 0004922412
の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして3番目に小さな値にする“n”個の系列、すなわち、
Figure 0004922412
の値をより小さな値にする“n”個の系列であり、ここで、“n”は、“k”及び“m”によって決まる自然数である。
前述の実施例は、少なくとも1つの系列グループ“k”における少なくとも2つのサブグループ“i”及び“j”内の系列(例えば“i=m”,“j=p”)は候補系列集合から選択されると共に、前述の
Figure 0004922412
のような関数“d(f(・),f(・))”の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして3番目に小さな値にする“n”(“n”は“k”、“i”、及び“j”によって決まる自然数)個の系列である、ということを明らかにする。
この実施例は、高い自己相関特性及び相互相関特性を有するガウス系列のような非CAZAC系列を例にして、以下で説明される。ガウス系列を生成するための式は、以下の(2)式である。
Figure 0004922412
式(2)において、“n”は、ガウス系列の最も高い次数の項であり、“l”は、最も高い次数、及び“l”の値の範囲は正の整数値である。もし“l=2”、“α=r/N”であるならば、“N”は正の整数値である。もし“N=2N”及び“α=r(N mod 2)/N+2r/N・p”であるならば、ガウス系列は、そのインデックスが“r,N”である“Zadoff-Chu”系列
Figure 0004922412
に相当し、もし“l>2”であるならば、異なる“α=r/(Nl),r=1,2,...,N−1”の値は、異なるガウス系列グループに対応すると共に、各グループは、より下位の次数の係数“αl−1,αl−2,...”によって決まる複数の系列を有している。この場合、ガウス系列は、CAZAC系列ではないが、しかし、高い自己相関特性及び相互相関特性を有する。この実施例において、“ar,N(n)”は、“α=r/(lN)”の複数の系列
Figure 0004922412
を表すために使用される。そのような系列の内の1つは、基本系列として定義される。
ガウス系列“ar,N(z)”に関して、サブグループ“i”に対応する関数は、
Figure 0004922412
として定義され得る。この関数の対象領域は、サブグループ“i”に対応する候補系列集合である。この関数において、“r”は、前記候補系列集合内のガウス系列のインデックスであると共に、“N”は、前記候補系列集合内のガウス系列の長さである。
ガウス系列に対応する関数d(a,b)は、“d(a,b)=|(a−b) modu 1|”であり得ると共に、ここで、“modu 1”の操作は、
Figure 0004922412
に含まれるモジュロ(modulo)の値を生成することとして定義される。
特に、ガウス系列の特別な例として解釈され得る“Zadoff-Chu”系列に関して、もし基本系列インデックスが“r=−(N−1)/2,...,−1,0,1,...,(N−1)/2”であるならば、“|a−b|<1/2”であるので、“modu 1”の操作は必要とされない。
しかしながら、
Figure 0004922412
のような一般的なガウス系列に関しては、“d(a,b)=|(a−b) modu 1|”が必要とされる。すなわち、“α=r/(2N)”に対応する系列及び“α=r/(2N)”に対応する系列の“d(f,f)は、
Figure 0004922412
であり、
ここで、“modu N”の操作は、
Figure 0004922412
に含まれるモジュロ(modulo)の値を生成することとして定義される。もし“l=3”、そして“α=r/(3N)”に対応する系列及び“α=r/(3N)”に対応する系列の“d(f,f)が、“d(f,f)=|(r/N−r/N) modu 1|”であり、そしてl=4,5,...”であるならば、その処理は同様である。
ガウス系列は、別の方法で定義され得る。もし、“α=r/N”であると共に、
Figure 0004922412
が対応するガウス系列を表すために使用されるならば、その場合に、関数の前述の“f”は、
Figure 0004922412
と定義されると共に、関数“d(a,b)”は、
Figure 0004922412
と定義され、ここで、
Figure 0004922412
の操作は、
Figure 0004922412
の状態を生成する。従って、2つのタイプのガウス系列の定義は、同じ系列グループを生成する。そのような測定関数の定義は、同様に、“Zadoff-Chu”系列に適用できる。
別の実施例において、もし時間周波数資源を占有する方式が、その副搬送波の間隔(または、時間領域のサンプリング間隔)が“s”である無線資源上で系列が変調される方式であるならば、その場合に、間隔“s”を有するサブグループに対応する関数は、
Figure 0004922412
となり、ここで、“s”は、無線資源の副搬送波(または、時間領域のサンプリング)の間隔である。ガウス系列に関して、関数は、
Figure 0004922412
となり、ここで、“l”は、ガウス系列の最も高い次数である。
前述の基準サブグループは、複数の要因に従って設定される。特定の系列長のサブグループが、基準サブグループとして選択され得る。好ましくは、システムにおける最小の系列長を有するサブグループが、基準サブグループとして選択される。システムにおける利用可能な系列グループの数は、この長さの系列の数と同じである。従って、更に短い系列は、異なる系列グループには繰り返して現れない。例えば、システムにおいて、資源占有方式による最も短い系列長が“11”であると仮定すると、その場合に、前述の方法では
Figure 0004922412
となる。この場合、10個の系列グループがシステムにおいて利用可能である。
その代りに、系列グループにおける最大の系列長を有するサブグループが、基準サブグループとして選択され得る。例えば、系列グループにおける最大の系列長は“37”であると共に、系列長“37”を有するサブグループが、基準サブグループとして選択される。この場合に、
Figure 0004922412
となり、36個の系列グループが利用可能である。“r”が“−1/(2N)<r/N<1/(2N)”を満たし、もし“r”の値が“r=1,2,...,N−1”に制限されないならば、その場合に、“|r/N−r/N|”の値を最も小さな値にする“r”は“0”である。実際には、“r”の値“0”は、“Zadoff-Chu”系列に対応しない。従って、“−1/(2N)<r/N<1/(2N)”の状態を生成する“r”、すなわち“r=+1,−1”は除去され得る。このように、全体で34グループの系列が存在する。系列グループにおいて、最も短い系列の数は、36個未満である。従って、最も短い系列は、繰り返して使用される。
更に、基準サブグループは、システムのデフォルトのサブグループであり得ると共に、システムによって必要数設定されて、ユーザに通知され得る。基準サブグループ“j”内の系列が選択された後で、サブグループ“i”における系列は、“d(f(・),f(・))”の値をより小さくする“n”個の系列であると共に、基準サブグループ“j”に関して選択された系列を含む系列グループ内に存在する。異なる系列グループは、基準サブグループ“j”の異なる系列を選択することによって生成される。
上述の方法で形成された系列グループは、例を通して以下で説明される。
この実施例では、全体で3つのサブグループが存在する。3つの資源占有方式に対応して、系列候補集合は、それらの長さが各々11、23、及び37である“Zadoff-Chu”系列を含む。もし
Figure 0004922412
が選択されるならば、その場合に、全体で10個の系列グループが存在する。“(r/N−r/N)”の絶対値を最も小さな値にする系列を選択すると共に、それらを各系列グループに含めることによって、各サブグループが1つの系列だけを含むと共に、その系列が基本系列インデックスで表される場合に、以下の表1が生成される。
Figure 0004922412
前述のグループ化方法は、“r/N−r/N=(N−N)/(N)の絶対値を最も小さな値にし、すなわち“N−N”の絶対値を最も小さな値にする。すなわち、その方法は系列の間の高い相関を保証する。証明されたように、表1における各系列グループ内の系列の間の相関は非常に高い。
前述の実施例において、“n”個の系列の選択は、2つの状況において発生する。
好ましくは、“n”は“1”であり、すなわち、前述の例において、“(r/N−k/N)”を最も小さな値にする系列が選択されて、サブグループ“m”に含められる。
好ましくは、“n”は“1”を超える自然数であると共に、“n”の値は、サブグループ“N”と基準サブグループ“N”との間の長さの差異によって決まる。“(r/N−k/N)”を最も小さな値にする“r”に近いいくつかの基本系列インデックスに対応する系列がサブグループに含められる。一般的に、そのような系列は、最小値“r”に最も近い“n”個の系列であり、ここで、“n”は、“N”と“N”との間の長さの差異によって決まる。
例えば、もし“N”が約“4×N”であるならば、2個の“r”がグループに含められ得る。一般的に、
Figure 0004922412
が選択され得る。一例において、
Figure 0004922412
が選択され得ると共に、ここで、
Figure 0004922412
は、“z”を超えない最大の整数値である。系列サブグループにおいて、この場合、1つより多い、ある長さの系列が存在し得る。システムにおけるそのような割り当ての後で、系列を使用する場合に、ユーザは、送信するために、割り当てられた“n”個の系列の内のいずれでも選択し得ると共に、例えば、“(r/N−k/N)”を、最も小さな値、2番目に小さな値等にする系列を選択し得る。
異なる長さの2つの“Zadoff-Chu”系列が高い相関を有する場合に、確かに、“|r/N−r/N|”は相対的に小さい。前述の割り当て方法において、異なるグループの2つのサブグループ“i,j”の間の“|r/N−r/N|”の値は大きいということが保証される。従って、それらの系列は、異なるグループの間でほとんど相関を有していないと共に、干渉は小さい。更に、ある長さの系列の間では、いくつかが割り当てのために選択され得ると共に、残りはシステムにおいて使用されない。これは、基準サブグループにおける系列と2番目に相関性がある系列が他の系列グループに現れることを防止し、そして強い干渉を減少させる。
もし前述の関数“d(a,b)”が“|(a−b) modu mk,i|”と定義され、ここで“modu mk,i”が、この動作の後の関数“d(a,b)”の値を
Figure 0004922412
に含まれるようにし、“mk,i”が、グループ番号“k”及びサブグループ番号“i”によって決定される変数であるならば、その場合に、“mk,i=1/B”であり、ここで“B”は自然数であり、すなわち“mk,i∈{1,1/2,1/3,1/4,・・・}である。
“Zadoff-Chu”系列、すなわちCAZAC系列内の
Figure 0004922412
を例にとって、前述の系列割り当て方法が、以下で説明される。
系列グループ“k=1,2,...”に関して、番号“p”を付与されたサブグループが、基準サブグループとして選択される。前述の“G”は、
Figure 0004922412
として定義され、
Figure 0004922412
は、基準サブグループの系列の長さであり、“w”は、系列グループ“k”によって決定される
Figure 0004922412
の長さを有する系列の基本系列インデックスである。特に、もし“w=k”が選択されるならば、その場合に、
Figure 0004922412
である。従って、系列グループ“k”の番号“p”を付与されたサブグループ内の
Figure 0004922412
の値を最小にする系列は、
Figure 0004922412
のインデックスと
Figure 0004922412
の長さを有する
Figure 0004922412
系列である。この場合に、
Figure 0004922412
である。
系列グループ“k”のサブグループ“i=q”における系列は、長さ“N”を有すると共に、
Figure 0004922412
の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして3番目に小さな値にする“n”個の系列であり、すなわち、
Figure 0004922412
の値を、最も小さな値にする“n”個の系列である。
前述の関数“d(a,b)=|(a−b) modu mk,i|”が、異なる系列グループの間、または同じ系列グループ内の異なるサブグループの間で変化し得ることに注意するべきである。例えば、1つの系列グループの全てのサブグループは、“d(a,b)”関数を導入すると共に、別の系列グループの全てのサブグループは、別の“d(a,b)”関数を導入する。その代りに、1つサブグループは“d(a,b)”関数を導入すると共に、別のサブグループは、別の“d(a,b)”関数を導入し得る。具体的には、関数内の“mk,i”は、異なる測定関数をもたらす異なる値を有する。
前述の方法において形成された系列グループは、例を通して以下で説明される。
この実施例では、全体で3つのサブグループが存在する。系列候補集合は、3つの資源占有方式に対応して、それらの長さがそれぞれ各々31、47、及び59である“Zadoff-Chu”系列を含む。もし
Figure 0004922412
が選択されるならば、その場合に、全体でに30個の系列グループが存在する。以下の表2の内の“mk,q”を使用すると共に、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さい値にする系列を選択し、それらを各系列グループに含めることによって、各サブグループが1つの系列だけを含むと共に、その系列が基本系列インデックスで表される場合に、以下の表3が生成される。
Figure 0004922412
Figure 0004922412
以下のグループ化方法は、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さい値にする。証明されたように、表3における全ての系列は、同じ系列グループの基準サブグループにおける系列と最も相関性を有する系列である。従って、異なるグループの間の系列の相関は、更に減少すると共に、グループ間の干渉は更に弱くなる。
セルにおいて系列を伝送する副搬送波の数が素数ではない場合、その長さが副搬送波の数に近い素数に等しい系列を選択することが必要であると共に、所望の系列は、送信される前に、系列の分割(segmentation)もしくは周期的拡張によって獲得される。
以下の説明は、周期的拡張を一例にとる。この実施例において、系列を伝送する多数の、すなわち36、48、及び60個の副搬送波が存在する。副搬送波の数より小さい最大の素数の長さを有する系列、すなわち、長さ31、47、及び59に対応する“Zadoff-Chu”系列が選択されると共に、所望の系列は、そのような系列の周期的拡張によって獲得される。もし
Figure 0004922412
が選択されるならば、その場合に、全体で30個の系列グループが存在する。以下の表4の内の“mk,q”を使用すると共に、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さい値にする系列を選択し、それらを各系列グループに含めることによって、各サブグループが1つの系列だけを含むと共に、その系列が基本系列インデックスで表される場合に、以下の表5が生成される。
Figure 0004922412
Figure 0004922412
以下のグループ化方法は、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さい値にする。証明されたように、表5における全ての系列は、同じ系列グループの基準長さにおける系列と最も相関性を有する系列である。従って、異なるグループの間の系列の相関は、更に減少すると共に、グループ間の干渉は更に弱くなる。
“mk,q”の特定値は、もし“N≧L”であるならば、その場合に“mk,q=1”であり得ると共に、ここで、“N”はサブグループ“q”の系列の長さであり、“L”は、基準サブグループの系列の長さ
Figure 0004922412
によって決定される。具体的には、
Figure 0004922412
に関して、“L=139”である。もし“N=139”かそれ以上であるならば、その場合に“mk,q=1”である。系列の周期的拡張のあとで、“L=191”である。従って“N=191”かそれ以上である場合に、“mk,q=1”である。
前述の実施例において、“n”個の系列の選択は、2つの状況において発生する。
好ましくは、“n”は“1”であり、すなわち、前述の例において、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さな値にする系列が選択されて、サブグループ“q”に含められる。
好ましくは、“n”は“1”を超える自然数であると共に、“n”の値は、サブグループ“N”と基準サブグループ“N”との間の長さの差異によって決まる。“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さな値にする“r”に近いいくつかの基本系列インデックスに対応する系列がサブグループに含められる。一般的に、そのような系列は、最小値“r”に最も近い“n”個の系列であり、ここで、“n”は、“N”と“N”との間の長さの差異によって決まる。例えば、もし“N”が約“4×N”であるならば、2個の“r”がグループに含められ得る。一般的に、
Figure 0004922412
が選択され得ると共に、ここで、
Figure 0004922412
は、“z”より大きい最小の整数値である。別の例において、
Figure 0004922412
が選択され得ると共に、ここで、
Figure 0004922412
は、“z”を超えない最大の整数値である。系列サブグループにおいて、この場合、1つより多い、ある長さの系列が存在し得る。システムにおけるそのような割り当ての後で、系列を使用する場合に、ユーザは、送信するために、割り当てられた“n”個の系列の内のいずれでも選択し得ると共に、例えば、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さな値にする“r=f”を選択し、その場合に、より少ない“n”個の系列は、“f±1,f±2,...”である。送信機及び受信機は、データを保存するよりむしろ、このような計算を通してデータを獲得し得る。
異なる長さの2つの“Zadoff-Chu”系列が高い相関を有する場合に、確かに、
Figure 0004922412
は相対的に小さい。前述の割り当て方法において、異なるグループの2つのサブグループ
Figure 0004922412
の間の“i,j”の値は大きいということが保証される。従って、それらの系列は、異なるグループの間でほとんど相関を有していないと共に、干渉は小さい。更に、ある長さの系列の間では、いくつかが割り当てのために選択され得ると共に、残りはシステムにおいて使用されない。これは、基準サブグループにおける系列と2番目に相関性がある系列が他の系列グループに現れることを防止し、そしてグループ間の強い干渉を減少させる。
他の実施例において、前述の関数“d(a,b)”の定義は、同様に、
Figure 0004922412
または
Figure 0004922412
であり得る。関数“d(a,b)”の定義における無限大(infinity)は、特定の系列をろ過して取り除くと共に、異なるグループの間の低い相関を保証する。
前述の関数
Figure 0004922412
または
Figure 0004922412
が、異なる系列グループの間、または同じ系列グループ内の異なるサブグループの間で変化し得ることに注意するべきである。例えば、1つの系列グループの全てのサブグループは、“d(a,b)”関数を導入すると共に、別の系列グループの全てのサブグループは、別の“d(a,b)”関数を導入する。その代りに、1つサブグループは“d(a,b)”関数を導入すると共に、別のサブグループは、別の“d(a,b)”関数を導入し得る。
具体的には、関数内の“u,v”は、異なる測定関数をもたらす異なる値を有する。例えば、“u=0,v=+∞”、または“u=−∞,v=0”、または“u=−1/(2×11)+1/(23×4),v=1/(2×11)−1/(23×4)”、または“u=a,v=b”であり、ここで、“a,b”は、系列グループ“k”及びサブグループ“i”等によって決まる。
具体的には、
Figure 0004922412
の前述の実施例において、もし
Figure 0004922412
であるならば、この実施例は、
Figure 0004922412
を満足する系列を選択し、各系列グループにそれらを含めると共に、“|r/N−r/N|>1/C”が、異なる系列グループのあらゆる2つの系列の間で満たされ、以下で詳述されるように、ここで、“N<N”である。
最初に、“u=0,v=+∞”、または“u=−∞,v=0”であり、すなわち、1つの方向において値を最も小さくする系列が選択される。正の方向に関して、それは
Figure 0004922412
を満足する系列を選択することに相当し、負の方向に関して、それは
Figure 0004922412
を満足する系列を選択することに相当する。例えば、もしサブグループの長さが“N”であるならば、
Figure 0004922412
に最も近い正の結果は、“0.036”の差異を有する“r”であると共に、
Figure 0004922412
に最も近い負の結果は、“−0.025”の差異を有する“r’”である。
Figure 0004922412
の長さを有する
Figure 0004922412
の系列と最も相関性を有するものは“r’”である。もし、
Figure 0004922412
の正の方向における系列が選択される必要があると、システムが指定するならば、“r”が選択される。その利点は、様々な長さの系列が
Figure 0004922412
と比較された後で、関数値の間の差異、すなわち“|r/N−r/N|”が更に小さい、ということである。
2番目に、
Figure 0004922412
及び
Figure 0004922412
が選択され得る。基準系列の長さ
Figure 0004922412
は最も短い系列の長さであり、
Figure 0004922412

Figure 0004922412
より単に大きいだけの系列の長さである。ここに例がある。
この実施例では、全体で4つのサブグループが存在する。候補系列集合は、それぞれ、“N=11”、“N=23”、“N=37”、及び“N=47”である“Zadoff-Chu”系列を含む。“|r/N−k/N|<1/(2N)−1/(4N)”、すなわち“|r/N−k/N|<1/(2×11)−1/(4×23)”を満足する系列を選択し、それらを各系列グループのサブグループに含めることによって、以下の表6が生成され、ここで、系列は基本系列インデックスで表される。
Figure 0004922412
表6において、“|r/N−r/N|>1/(2N)”が、異なる系列グループのあらゆる2つの系列の間で満たされると共に、ここで“N<N”である。このように、2つの系列の間の相関は相対的に低い。
3番目に、異なる系列グループ“k”及び同じ系列グループにおける異なるサブグループ“i”に関して、“u,v”は異なり得る。
最も短い系列が、基準系列として選択される。従って、
Figure 0004922412
は、最も短い系列の長さを表すと共に、
Figure 0004922412
は、最も長い系列の長さを表し、
Figure 0004922412
の長さと“1”のインデックスを有する基本系列を含む系列グループは、番号“q”を付与され、
Figure 0004922412
の長さと
Figure 0004922412
のインデックスを有する基本系列を含む系列グループは、番号
Figure 0004922412
を付与され、
Figure 0004922412
の長さと“k”のインデックスを有する基本系列を含む系列グループは、番号“q”を付与され、
Figure 0004922412
の長さと“k+1”のインデックスを有する基本系列を含む系列グループは、番号“qk+1”を付与され、
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列を含むサブグループは、番号“p”を付与され、
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列を含むサブグループは、番号“p”を付与され、
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列を含むサブグループは、番号“pi−1”を付与され、
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列を含むサブグループは、番号“p”を付与されると共に、ここで
Figure 0004922412
である。
ステップ1001:系列グループ“q”のサブグループ“p”に関して、
Figure 0004922412
であり、ここで
Figure 0004922412
である。系列グループ“q”のサブグループ“p”の
Figure 0004922412
、及び系列グループ
Figure 0004922412
のサブグループ“p”の
Figure 0004922412
は、
Figure 0004922412
であり、ここで
Figure 0004922412
である。
ステップ1002:図3に示されるように、系列グループ“q”のサブグループ“p”の
Figure 0004922412
、及び系列グループ
Figure 0004922412
のサブグループ“p”の
Figure 0004922412
は、
Figure 0004922412
である。
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列に関して、
Figure 0004922412
を満足すると共に、最小値
Figure 0004922412
が獲得される
Figure 0004922412
の値により、すなわち、獲得された基本系列
Figure 0004922412
は、系列グループ“qk+1”に含まれると共に、
Figure 0004922412
の長さを有し、そして系列グループ“qk+1”の左の境界
Figure 0004922412
に最も近くなる。
もし
Figure 0004922412
であるならば、すなわち
Figure 0004922412
が、系列グループ“q”の右の境界
Figure 0004922412
より小さいならば、その場合に、系列グループ“q”とその隣接の系列グループ“qk+1”との間の低い相互相関を保証するために、
Figure 0004922412
である。もし
Figure 0004922412
であるならば、すなわち
Figure 0004922412
が、系列グループ“q”の右の境界
Figure 0004922412
より大きいならば、その場合に、
Figure 0004922412
である。
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列に関して、
Figure 0004922412
を満足すると共に、最小値
Figure 0004922412
が獲得される
Figure 0004922412
の値により、すなわち、獲得された基本系列“q”は、系列グループ
Figure 0004922412
に含まれると共に、“q”の長さを有し、そして系列グループ
Figure 0004922412
の右の境界
Figure 0004922412
に最も近くなる。
もし
Figure 0004922412
であるならば、すなわち
Figure 0004922412
が、系列グループ
Figure 0004922412
の左の境界“(qk+1)”より大きいならば、その場合に、系列グループ“q”とその隣接の系列グループ“qk+1”との間の低い相互相関を保証するために、
Figure 0004922412
である。もし
Figure 0004922412
であるならば、すなわち
Figure 0004922412
が、系列グループ
Figure 0004922412
の左の境界(qk+1)より小さいならば、その場合に、
Figure 0004922412
である。系列グループ
Figure 0004922412
のサブグループ“p”の
Figure 0004922412
、及び系列グループ
Figure 0004922412
のサブグループ“p”の“q”は、
Figure 0004922412
である。
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列に関して、
Figure 0004922412
を満足すると共に、最小値
Figure 0004922412
が獲得される
Figure 0004922412
の値により、もし
Figure 0004922412
であるならば、その場合に、
Figure 0004922412
であり、もし
Figure 0004922412
であるならば、その場合に、
Figure 0004922412
である。
Figure 0004922412
の長さを有する基本系列に関して、
Figure 0004922412
を満足すると共に、最小値
Figure 0004922412
が獲得される
Figure 0004922412
の値により、もし
Figure 0004922412
であるならば、その場合に、
Figure 0004922412
であり、もし
Figure 0004922412
であるならば、その場合に、
Figure 0004922412
である。
特に、
Figure 0004922412
である。
ステップ1003:系列グループ
Figure 0004922412
内のサブグループ“p”の
Figure 0004922412
及び
Figure 0004922412
は、それぞれ、
Figure 0004922412
及び
Figure 0004922412
である。
ここで、“I”及び“S”は、2つのインデックスの集合であると共に、集合“I={2,3,・・・,L}”において、“L”は、候補系列集合内の系列長の数であり、集合“S”は、集合“I”であるか、または集合“I”のサブ集合であり、“m”は、集合“S”内の最大値を有する要素である。
以下の例において、
Figure 0004922412
である。
「例1」
この例では、全体で4つのサブグループが存在する。候補系列集合は、それぞれ、“N=11”、“N=23”、“N=37”、及び“N=47”である“Zadoff-Chu”系列を含む。4番目の系列グループを例にとると(すなわち、k=4)、具体的には、それぞれ、“v4,i”及び“u5,i”、“i∈{1,2,3,4}”が、ステップ1101を通して獲得される。
サブグループ“1”に関して、“v4,1=1/(2×11)”及び“u5,1=−1/(2×11)”である。
サブグループ“2”に関して、“right4,1=v4,1+4/11=1/(2×11)+4/11”及び“left5,1=u5,1+5/11=−1/(2×11)+5/11”であり、条件に準拠する“r5,1”または“r4,1”が存在しないので、“v4,2=v4,1”、すなわち“v4,2=1/(2×11)”であり、“u5,2=u5,1”、すなわち“u5,2=−1/(2×11)”である。
サブグループ“3”に関して、“right4,2=v4,2+4/11=1/(2×11)+4/11”及び“left5,2=u5,2+5/11=−1/(2×11)+5/11”である。
“N=23”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r5,2=10”であるならば、その場合に、“r5,2/N−1/2(N)−right4,2>0”、“v4,3=v4,2”、すなわち“v4,3=1/(2×11)”であるので、“r5,2/N−left5,2>0”であると共に、“|r5,2/N−left5,2|”が最小値である。
“N=23”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r4,2=9”であるならば、その場合に、“r4,2/N+1/(2N)−left5,2>0”及び“u5,3=u5,2+r4,2/N+1/(2N)−left5,2=−1/(2×11)+9/23+1/(2×23)−(−1/(2×11)+5/11)=−21/(2×11×23)”であるので、“r4,2/N−right4,2<0”であると共に、“|r4,2/N−right4,2|”が最小値である。
サブグループ“4”に関して、“right4,3=v4,3+4/11=1/(2×11)+4/11”及び“left5,3=u5,3+5/11=−21/(2×11×23)+5/11”である。
“N=37”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r5,3=16”であるならば、その場合に、“r5,3/N−1/(2N)−right4,3>0”、“v4,4=v4,3”、すなわち“v4,4=1/(2×11)”であるので、“r5,3/N−left5,3>0”であると共に、“|r5,3/N−left5,3|”が最小値である。
“N=37”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r4,3=15”であるならば、その場合に、“r4,3/N+1/(2N)−left5,3>0”及び“u5,4=u5,3+r4,3/N+1/(2N)−left5,3=−21/(2×11×23)+15/37+1/(2×37)−(−21/(2×11×23)+5/11)=−29/(2×11×37)”であるので、“r4,3/N−right4,3<0”であると共に、“|r4,3/N−right4,3|”が最小値である。
類推によって、全ての系列グループ内の全てのサブグループの“u”及び“v”が獲得されると共に、以下の表7が生成される。
Figure 0004922412
ステップ1102:“uk,i≦(r/N−k/N)≦vk,i”を満足する系列が選択されると共に、系列グループ“k”のサブグループ“i”に含められ、ここで、系列は基本系列インデックスで表される。従って、以下の表8が生成される。
Figure 0004922412
「例2」
もし系列グループが更に多くのサブグループを含むならば、あるサブグループに対して“u”及び“v”が計算された後で、より長い系列のサブグループの“u”及び“v”は、それ以上変化しない。例えば、もしシステムの帯域幅が5[Mbps]であるならば、系列長は、N=11,N=23,N=37,N=47,N=59,N=71,N=97,N=107,N=113,N10=139,N11=179,N12=191,N13=211,N14=239,N15=283,及びN16=293を含む。第4の系列グループを例にとると、すなわち“k=4,v4,i”及び“u5,i”、“i∈{1,2,3,・・・,16}”は、以下の方法で獲得される。
サブグループ“1”に関して、“v4,1=1/(2×11)”及び“u5,1=−1/(2×11)”である。
サブグループ“2”に関して、“right4,1=v4,1+4/11=1/(2×11)+4/11”及び“left5,1=u5,1+5/11=−1/(2×11)+5/11”であり、条件に準拠する“r5,1”または“r4,1”が存在しないので、“v4,2=v4,1”、すなわち“v4,2=1/(2×11)”であり、“u5,2=u5,1”、すなわち“u5,2=−1/(2×11)”である。
サブグループ“3”に関して、“right4,2=v4,2+4/11=1/(2×11)+4/11”及び“left5,2=u5,2+5/11=−1/(2×11)+5/11”である。
“N=23”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r5,2=10”であるならば、その場合に、“r5,2/N−1/2(N)−right4,2>0”、“v4,3=v4,2”、すなわち“v4,3=1/(2×11)”であるので、“r5,2/N−left5,2>0”であると共に、“|r5,2/N−left5,2|”が最小値である。
“N=23”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r4,2=9”であるならば、その場合に、“r4,2/N+1/(2N)−left5,2>0”及び“u5,3=u5,2+r4,2/N+1/(2N)−left5,2=−1/(2×11)+9/23+1/(2×23)−(−1/(2×11)+5/11)=−21/(2×11×23)”であるので、“r4,2/N−right4,2<0”であると共に、“|r4,2/N−right4,2|”が最小値である。
サブグループ“4”に関して、“right4,3=v4,3+4/11=1/(2×11)+4/11”及び“left5,3=u5,3+5/11=−21/(2×11×23)+5/11”である。
“N=37”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r5,3=16”であるならば、その場合に、“r5,3/N−1/(2N)−right4,3>0”、“v4,4=v4,3”、すなわち“v4,4=1/(2×11)”であるので、“r5,3/N−left5,3>0”であると共に、“|r5,3/N−left5,3|”が最小値である。
“N=37”に関して、“r”が変化する場合に、もし“r4,3=15”であるならば、その場合に、“r4,3/N+1/(2N)−left5,3>0”及び“u5,4=u5,3+r4,3/N+1/(2N)−left5,3=−21/(2×11×23)+15/37+1/(2×37)−(−21/(2×11×23)+5/11)=−29/(2×11×37)”であるので、“r4,3/N−right4,3<0”であると共に、“|r4,3/N−right4,3|”が最小値である。
サブグループ“5”に関して、“v4,5=v4,4”、すなわち“v4,5=1/(2×11)”であり、“u5,5=u5,4”、すなわち“u5,5=−29/(2×11×37)”である。
サブグループ“6”に関して、“v4,6=v4,5”、すなわち“v4,6=1/(2×11)”であり、“u5,6=u5,5”、すなわち“u5,6=−29/(2×11×37)”である。
サブグループ“7”に関して、“v4,7=v4,6”、すなわち“v4,7=1/(2×11)”であり、“u5,7=u5,6”、すなわち“u5,7=−29/(2×11×37)”である。
更なる計算は、サブグループ“8,9,10,・・・,16”に関して、“u”及び“v”の値はそれ以上変化しない、ということを明らかにする。
類推によって、他の系列グループ内の全てのサブグループの“u”及び“v”が獲得され得る。計算は、系列グループ“5”のあらゆるサブグループ“i”に関して、“v5,i=1/(2×11)”であるということを明らかにする。前述の計算に基づいて、“u5,i≦(r/N−5/N)≦v5,i”を満足する系列が選択されると共に、系列グループ“5”のサブグループ“i”に含められ、ここで、系列は基本系列インデックスで表される。従って、以下の表9が生成される。
Figure 0004922412
前述の“uk,i,vk,i”の計算は、“N=47”(すなわちS={2,3,4})及び“N16=293”(すなわちS=I={2,3,・・・,16})に対して計算される場合に、同じ“uk,i,vk,i”が決定され得るということを明らかにする。従って、全ての系列グループ内の全てのサブグループの“u”及び“v”を獲得すると共に、計算負荷を減らすために、その計算は、第4のサブグループ、すなわち“S={2,3,4}”に対してのみ続き得る。
特に、使用中の“u”及び“v”は、必要とされる精度を達成するために、前述の計算結果に従って量子化され得る。
前述の実施例において、“n”個の系列の選択は、2つの状況において発生する。
好ましくは、“n”は“1”であり、すなわち、前述の例において、“(r/N−k/N)”を最も小さな値にする系列が選択されて、サブグループ“m”に含められる。
好ましくは、“n”は“1”を超える自然数であると共に、“n”の値は、サブグループ“N”と基準サブグループ“N”との間の長さの差異によって決まる。“(r/N−k/N)”を最も小さな値にする“r”に近いいくつかの基本系列インデックスに対応する系列がサブグループに含められる。一般的に、そのような系列は、最小値“r”に最も近い“n”個の系列であり、ここで、“n”は、“N”と“N”との間の長さの差異によって決まる。例えば、もし“N”が約“4×N”であるならば、2個の“r”がグループに含められ得る。一般的に、
Figure 0004922412
が選択され得る。別の例において、
Figure 0004922412
が選択され得ると共に、ここで、
Figure 0004922412
は、“z”を超えない最大の整数値である。系列サブグループにおいて、この場合、1つより多い、ある長さの系列が存在し得る。システムにおけるそのような割り当ての後で、系列を使用する場合に、ユーザは、送信するために、割り当てられた“n”個の系列の内のいずれでも選択し得ると共に、例えば、“(r/N−k/N)”を、最も小さな値、2番目に小さな値などにする系列を選択し得る。
前述の実施例において、“n”個の系列が選択され、ここで、“n”は、好ましくは系列グループ“k”及びサブグループ“i”によって決まる。例えば、
Figure 0004922412
であり、ここで、
Figure 0004922412
は、
Figure 0004922412
を満足する系列の数である。
Figure 0004922412
は、基準サブグループの系列の長さであり、“c”は、系列グループ“k”によって決定される
Figure 0004922412
の長さを有する系列の基本系列インデックスである。“uk,i=−1/(2N),vk,i=1/(2N)”、または“uk,i=−1/(2N)+1/(4N),vk,i=1/(2N)−1/(4N)”、または“uk,i=−1/2θ,vk,i=1/2θ”などとなり、ここで、θは整数値である。もし“uk,i”及び“vk,i”が比較的小さいならば、例えば、“uk,i=−1/(2N)+1/(4N)”及び“vk,i=1/(2N)−1/(4N)”であるならば、異なる系列グループのあらゆる2つの系列の間の相関は低いことが保証される。
前述の実施例において、系列グループは、システムにおける時間周波数資源を占有する全ての方式の代わりに、その一部分に対応する系列に関して生成され得る。例えば、時間周波数資源を占有する方式は、系列の長さに従って、複数のレベルに分類され得る。各レベルは、特定の長さの範囲の系列を含む。各レベルの系列に関して、上述のように、系列グループが、生成されて割り当てられる。
具体的には、系列グループは、動的に、すなわち使用中の系列が時間または他の変数によって変化するように割り当てられ得るか、もしくは、系列グループは、静的に、すなわち使用中の系列が一定であるように割り当てられ得る。更に具体的には、以下で詳細に説明するように、静的割り当て方法が単独で使用され得るか、または動的割り当て方法が単独で使用され得るか、または静的割り当て方法と動的割り当て方法の両方が使用される。
好ましくは、もし無線資源がほとんど系列によって占有されないならば、系列グループは動的に割り当てられる。それは、この状況では系列の長さが小さいと共に、系列グループがほとんど存在しないからである。例えば、系列グループを“ホッピング(hopping)”する方法に関して、“Zadoff-Chu”系列を例にした前述の実施例において、基準系列グループのシリアル番号“r”は、パイロット周波数を送信する時に、擬似ランダム方式で任意に選択されると共に、その場合に、同じ系列グループのサブグループ内のインデックス“r”を有する系列が、前述の選択方式に従って計算される。
好ましくは、もし多くの無線資源が系列によって占有されるならば、系列グループは静的に割り当てられる。例えば、“Zadoff-Chu”系列を例にした前述の実施例において、もし系列グループの数(N)が、必要性を満足するならば、時間的変化がなく、セルの間の平均された干渉の必要条件を満足するN個の系列グループが、各セルに割り当てられる。好ましくは、システムにおいて占有される無線資源は、2つのレベルに分類され得る。一方のレベルは、多くの無線資源を占有する系列に関するものであり、異なる系列グループが静的に割り当てられ、もう一方のレベルは、無線資源をほとんど占有しない系列に関するものであり、系列グループが動的な擬似ランダム方式で割り当てられる。例えば、もし系列が144個を超える副搬送波を占有するならば、系列の長さは一般的に144以上であると共に、異なる系列グループが静的に割り当てられ、もし各系列グループにおける系列が144個未満の副搬送波の無線資源に対応するならば、系列の長さは144より一般的に小さいと共に、系列グループが動的な擬似ランダム方式で割り当てられる。
もしサブグループが、基本系列及び異なる時間循環シフトの系列を有する複数の系列を含むならば、それらの系列は、異なるユーザに対してばかりでばく、異なるセルに対して、例えば基地局の下の異なるセクタに対して、割り当てられ得る。特に、もしセルが更に多くの系列を必要とするならば、例えば、もしマルチアンテナ送信がサポートされるならば、各アンテナは異なる系列を有する必要がある。この場合、使用中の系列の最小長は、サブグループにおける基本系列の数を増やすために制限され得る。従って、更に多くのサブグループ内の基本系列、または更に多くの基本系列の循環シフト系列が、セルに割り当てられ得る。更に、もし系列グループにおけるサブグループが複数の系列を有しているならば、系列グループは、更にグループ化されて、異なるセル、ユーザ、またはチャンネルに割り当てられ得る。
前述の系列は、“Zadoff-Chu”系列に制限されないと共に、ガウス系列、他のCAZAC系列、基本系列、及び/または、CAZAC系列の引き延ばされた系列であり得る。
ネットワークにおいて特定の選択方式で系列グループをセルに対して割り当てるための前述の方法に対応する、通信系列を処理するための方法が説明される。図4において示されたように、方法の過程は、以下のステップを含む。
ステップ201:システムによって割り当てられた系列グループのグループ番号“k”が獲得される。
ステップ202:候補系列集合から、系列グループ“k”のサブグループ“i”(“i”はサブグループのシリアル番号)内の系列を形成するように、“n”(“n”は自然数)個の系列が選択されると共に、ここで、“n”個の系列は、“d(f(・),G)”の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして3番目に小さな値にし、“d(a,b)”は、2変数関数であり、“G”は、グループ番号“k”によって決定される変数であり、“f(・)”は、システムによって決定されたサブグループ“i”に対応する関数であると共に、関数の対象領域は、サブグループ“i”に対応する候補系列集合である。
ステップ203:対応する送信系列が、形成されたサブグループ“i”に従って生成されると共に、対応する時間周波数資源上で系列が処理される。
通信系列の処理は、通信系列の送信及び受信を含む。通信系列の受信は、生成された系列及び受信信号に関係した計算を含む。一般的に、特定の受信動作は、チャンネル推定または時刻同期を獲得するための計算を含む。
前述の系列は、“Zadoff-Chu”系列に制限されないと共に、ガウス系列、他のCAZAC系列、基本系列、及び/または、CAZAC系列のシフトされた系列であり得る。系列の処理は、周波数領域の処理または時間領域の処理であり得る。前述の方法における機能は、前述の割り当て方法における機能に一致し得ると共に、更に繰り返して説明されない。
“Zadoff-Chu”系列を例にとると、もし関数d(a,b)が、“d(a,b)=|(a−b)|”であるならば、サブグループ“m”に関して、“|r/N−k/N|”の値を最も小さい値にする系列が選択されると共に、系列グループ“k”に含められ、従って、系列の間の更に高い相関を保証すると共に、グループの間の相関を減少させる。
実際には、“|r/N−k/N|”を最も小さな値、2番目に小さな値などにするインデックス“r”を算出することは、一般的な方法を含み得る。すなわち、既知の整数値“N,N,e”に関して、整数値“f”は、“|e/N−f/N|”を最も小さな値にする必要がある。明らかに、“f”は、“e・N/N”に最も近い整数値“w”であり、すなわち、端数が切り捨てられた値
Figure 0004922412
か、もしくは、端数が切り上げられた値
Figure 0004922412
である。より少ない“n”個の系列は、“w±1,w±2,...”である。送信機及び受信機は、データを保存するよりむしろ、このような計算を通してデータを獲得し得る。
更に“Zadoff-Chu”系列を例にとると、もし関数d(a,b)が、“|(a−b) modu mk,i|”であるならば、番号“p”を付与されたサブグループが基準サブグループとしての機能を果たし、
Figure 0004922412
は、基準サブグループの系列の長さであり、“c”は、系列グループ“k”によって決定される
Figure 0004922412
の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、“N”は、サブグループ“i”の系列の長さであり、“r”は、系列グループ“k”によって決定される“N”の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、その場合に、
Figure 0004922412
である。特に、
Figure 0004922412
及び“c=k”が選択され得る。系列グループ“k”におけるサブグループ“i=q”に関して、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さな値にする系列が選択されると共に、系列グループ“k”に含められる。従って、選択された系列は、同じ系列グループにおける基準の長さの系列と最も相関性を有し、異なるグループの間の系列の相関は、更に減少すると共に、グループ間の干渉は更に弱くなる。
実際には、“|(r/N−k/N) modu mk,q|”を最も小さな値にするインデックス“r”を算出することは、一般的な方法を含み得ると共に、すなわち“r=B−1×round(B×k×N/N)”であり、ここで、“B=1/mk,q”であり、“B−1”は、“B×B−1 mod N=1”を満足する自然数であり、そして“round(z)”は、“z”に最も近い整数値である。
例を通して詳細な説明が以下で提供される。既知の整数値“N,N,e”に関して、もし“mk,q=1”であるならば、その場合に、整数値“f”は、“|(e/N−f/N) modu 1|”を最も小さな値にする必要がある。明らかに、“f”は、“e・N/N”に最も近い整数値“w”であり、すなわち、端数が切り捨てられた値
Figure 0004922412
か、もしくは、端数が切り上げられた値
Figure 0004922412
である。もし“mk,q=1/2”であるならば、その場合に、整数値“f”は、“|(e/N−f/N) modu 1/2|”を最も小さな値にする必要がある。“f”は、
Figure 0004922412
のモジュロ“N”、すなわち
Figure 0004922412
であり、ここで、“w”は、“2e・N/N”に最も近い整数値、すなわち、端数が切り捨てられた値
Figure 0004922412
か、もしくは、端数が切り上げられた値
Figure 0004922412
である。もし“mk,q=1/3”であるならば、その場合に、整数値“f”は、“|(e/N−f/N) modu 1/3|”を最も小さな値にする必要がある。“N mod 3=0”の場合に、“f”は“w/3”であり、“N mod 3=1”の場合に、“f”は
Figure 0004922412
であり、“N mod 3=2”の場合に、“f”は
Figure 0004922412
であり、ここで、“w”は、“3e・N/N”に最も近い整数値、すなわち、端数が切り捨てられた値
Figure 0004922412
か、もしくは、端数が切り上げられた値
Figure 0004922412
である。もし“mk,q=1/4”であるならば、その場合に、整数値“f”は、“|(e/N−f/N) modu 1/4|”を最も小さな値にする必要がある。“N mod 2=0”の場合に、“f”は“w/4”であり、“N mod 4=1”の場合に、“f”は
Figure 0004922412
であり、“N mod 4=3”の場合に、“f”は
Figure 0004922412
であり、ここで、“w”は、“4e・N/N”に最も近い整数値、すなわち、端数が切り捨てられた値
Figure 0004922412
か、もしくは、端数が切り上げられた値
Figure 0004922412
である。
要約すれば、“mk,q”の保存及び簡単な計算を通して、系列グループ“k”のサブグループ“q”における系列が獲得される。“mk,q”の固有素性によれば、以下で詳述されるように、“mk,q”の保存は単純化され得る。サブグループ“q”の“mk,q”は、異なる系列グループ“k”の間で対称性を有し、すなわち“mk,q=mT−k,q”であり、ここで、“T”は、系列グループの総数である。従って、もし“1≦k≦T/2”の場合の“mk,q”が事前に保存されるならば、“1≦k≦T”の場合の“mk,q”が獲得され得るか、もしくは、もし“T/2<k≦T”の場合の“mk,q”が事前に保存されるならば、“1≦k≦T”の場合の“mk,q”が同様に獲得され得る。
もし“N≧L”であるならば、“mk,q=1”であることが妥当であり、ここで、“N”はサブグループ“q”の系列の長さであり、“L”は、基準サブグループの系列の長さ
Figure 0004922412
によって決定される。具体的には、
Figure 0004922412
に関して、“L=139”である。もし“N=139”かそれ以上であるならば、その場合に“mk,q=1”である。系列の周期的拡張のあとで、“L=191”である。従って“N=191”かそれ以上である場合に、“mk,q=1”である。
系列グループ“k”におけるサブグループ“q”に対応する“mk,q”の特定値が保存され得る。具体的には、“mk,q”の異なる値“W”を表すために“x”ビットが使用され得ると共に、ここで、“2x−1<W”≦2”であり、各“mk,q”に関して、“mk,q”の特定値を表す“x”ビットが保存される。その代りに、“mk,q”の値選択方式が同様に保存され得る。例えば、“N≧L”である場合に、“mk,q=1”である。
前述の実施例において、系列によって占有される資源が決定された後で、保存する必要性なしに、現在のグループの資源に対応するサブグループの系列は、選択方式に従って、リアルタイムに生成され得る。その実装は、簡単である。
前述の実施例におけるステップの全部または一部分がプログラムにより指示されたハードウェアによって実現され得るということが、当業者に理解され得る。そのプログラムは、ROM/RAM、磁気ディスク、及びコンパクトディスクのようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に保存され得ると共に、プログラムを実行する際に対象とされるステップは、前述のステップ201〜203に対応している。
図5において示されたように、前述の通信系列処理方法を使用することによって通信系列を処理するための装置は、システムによって割り当てられた系列グループのグループ番号“k”を獲得し、候補系列集合から、前記系列グループ“k”(“k”は系列グループのシリアル番号)のサブグループ“i”(“i”はサブグループのシリアル番号)内の系列を形成するように、“n”(“n”は自然数)個の系列を選択するように構成された系列選択ユニットと、形成されたサブグループ“i”内の系列に従って対応する系列を選択するか、または生成し、サブグループ“i”に対応する時間周波数資源上で前記系列を処理するように構成された系列処理ユニットとを備え、ここで、前記“n”個の系列は、“d(f(・),G)”の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして3番目に小さな値にし、“d(a,b)”は、2変数関数であり、“G”は、グループ番号“k”によって決定される変数であり、“f(・)”は、システムによって決定されたサブグループ“i”に対応する関数であると共に、関数の対象領域は、サブグループ“i”に対応する候補系列集合である。
具体的には、図6において示されたように、系列処理ユニットは、形成された系列に従って対応する系列を生成すると共に、対応する時間周波数資源上で系列を送信するように構成された系列送信ユニットである。この場合、通信系列処理装置は、通信系列送信装置である。
具体的には、図7において示されたように、系列処理ユニットは、形成された系列に従って対応する系列を生成すると共に、対応する時間周波数資源上で系列を受信するするように構成された系列受信ユニットであり得る。この場合、通信系列処理装置は、通信系列受信装置である。受信処理は、一般的に、生成された系列及び受信信号に関係した計算を含む。一般的に、特定の受信動作は、チャンネル推定または時刻同期を獲得するための計算を含む。
通信系列処理装置における関連した機能及び特定の処理は、前述の割り当て方法及び処理方法における機能及び処理に一致しており、更に繰り返して説明されない。前述の系列は、“Zadoff-Chu”系列に制限されないと共に、ガウス系列、他のCAZAC系列、基本系列、及び/または、CAZAC系列の引き延ばされた系列であり得る。系列の処理は、周波数領域の処理または時間領域の処理であり得る。
前述の通信系列処理装置において、系列選択ユニットは、特定の選択方式において、系列の対応に関するリストを保存する必要性なしに、直接、干渉の必要条件に準拠する系列を選択し、従って、従来技術と比較して、通信資源を節約する。
本発明は、いくつかの代表的な実施例及び添付図面を通して説明されたが、本発明は、そのような実施例に制限されない。当業者が、本発明の精神及び範囲からはずれずに、本発明に対して様々な修正及び変更を実行できることは、明白である。

Claims (20)

  1. 通信システムにおいて系列を処理する方法であって、
    前記システムによって割り当てられた系列グループのグループ番号“k”を獲得する処理と、
    候補系列集合から、系列グループ“k”のサブグループ“i”内の系列を形成するように、“n”個の系列を選択する処理と、
    形成されたサブグループ内の系列に従って対応する系列を生成する処理と、
    前記サブグループ“i”に対応する時間周波数資源上で系列に従って送信するか、または受信する処理とを含み、
    前記“n”個の系列が、
    Figure 0004922412
    の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして最後に“n”番目に小さな値にし、
    ここで、“n”が自然数であり、“i”がサブグループのシリアル番号であり、
    ここで、
    Figure 0004922412
    が、基準サブグループの系列の長さであり、“c”が、系列グループ“k”によって決定される
    Figure 0004922412
    の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、
    ここで、“r”が、前記候補系列集合内の基本系列インデックスであり、“N”が、前記候補系列集合内の系列の長さである
    ことを特徴とする方法。
  2. “r ”を、関数
    Figure 0004922412
    を最小の値にする、
    Figure 0004922412
    の端数が切り捨てられた整数値か、または
    Figure 0004922412
    の端数が切り上げられた整数値にする処理を更に含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. “n”は1であるか、あるいは“n”は“k”及び“i”によって決まる自然数であるか、あるいは“n”は“N ”及び“N ”によって決まる値である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記系列が、“Zadoff-Chu”系列またはガウス系列である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記基準サブグループの系列の“N ”が、前記系列グループにおける最大の系列長であるか、または前記系列グループにおける最も短い系列長である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の方法。
  6. もし“N ”が、前記系列グループにおける前記最大の系列長であるならば、“N ”の値は“37”であり、もし“N ”が、前記系列グループにおける前記最も短い系列長であるならば、“N ”の値は“11”である
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記関数
    Figure 0004922412
    が、異なる系列グループの間で、または1つの系列グループ内の異なるサブグループの間で変化する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法。
  8. 通信システムにおいて系列を割当てる方法であって、
    系列グループ内の系列を、時間周波数資源を占有するそれぞれの方式に対応する複数のサブグループに分類する処理と、
    各サブグループに対応する候補系列集合から、系列グループ“k”のサブグループ“i”内の前記系列が、前記候補系列集合内の“n”個の系列から構成される方法で前記サブグループ内の前記系列を形成するように、系列を選択する処理と、
    前記系列グループをセル、ユーザ装置、またはチャンネルに割り当てる処理とを含み、
    ここで、“n”が自然数であり、
    前記“n”個の系列が、
    Figure 0004922412
    の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして最後に“n”番目に小さな値にし、
    ここで、“i”がサブグループのシリアル番号であり、“k”が系列グループのシリアル番号であり、
    Figure 0004922412
    が、基準サブグループの系列の長さであり、“c”が、系列グループ“k”によって決定される
    Figure 0004922412
    の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、
    ここで、“r”が、前記候補系列集合内の基本系列インデックスであり、“N”が、前記候補系列集合内の系列の長さである
    ことを特徴とする方法。
  9. “r ”を、関数
    Figure 0004922412
    を最小の値にする、
    Figure 0004922412
    の端数が切り捨てられた整数値か、または
    Figure 0004922412
    の端数が切り上げられた整数値にする処理を更に含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. “n”は1であるか、あるいは“n”は“k”及び“i”によって決まる自然数であるか、あるいは“n”は“N ”及び“N ”によって決まる値である
    ことを特徴とする請求項8または請求項9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記系列が、“Zadoff-Chu”系列またはガウス系列である
    ことを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記基準サブグループの系列の“N ”が、前記系列グループにおける最大の系列長であるか、または前記系列グループにおける最も短い系列長である
    ことを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の方法。
  13. もし“N ”が、前記系列グループにおける前記最大の系列長であるならば、“N ”の値は“37”であり、もし“N ”が、前記系列グループにおける前記最も短い系列長であるならば、“N ”の値は“11”である
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 系列処理装置であって、
    システムによって割り当てられた系列グループのグループ番号“k”を獲得し、候補系列集合から、前記系列グループ“k”のサブグループ“i”内の系列を形成するように、“n”個の系列を選択するように構成された系列選択ユニットと、
    形成されたサブグループ“i”内の系列に従って対応する系列を生成し、前記サブグループ“i”に対応する時間周波数資源上で前記系列に従って処理するように構成された系列処理ユニットとを備え、
    ここで、前記“n”個の系列が、
    Figure 0004922412
    の関数の値を、それぞれ、最も小さな値、2番目に小さな値、そして最後に“n”番目に小さな値にし、
    ここで、“i”がサブグループのシリアル番号であり、“k”が系列グループのシリアル番号であり、
    Figure 0004922412
    が、基準サブグループの系列の長さであり、“c”が、系列グループ“k”によって決定される
    Figure 0004922412
    の長さを有する系列の基本系列インデックスであり、
    ここで、“r”が、前記候補系列集合内の基本系列インデックスであり、“N”が、前記候補系列集合内の系列の長さである
    ことを特徴とする系列処理装置。
  15. 前記系列処理ユニットが、前記形成された系列に従って前記対応する系列を生成すると共に、前記対応する時間周波数資源上で前記系列に従って送信するように構成された系列送信ユニットであるか、または
    前記系列処理ユニットが、前記形成された系列に従って前記対応する系列を生成すると共に、前記対応する時間周波数資源上で前記系列に従って受信するように構成された系列受信ユニットである
    ことを特徴とする請求項14に記載の系列処理装置。
  16. 前記系列選択ユニットが、“r ”を、関数
    Figure 0004922412
    を最小の値にする、
    Figure 0004922412
    の端数が切り捨てられた整数値か、または
    Figure 0004922412
    の端数が切り上げられた整数値にするように更に構成される
    ことを特徴とする請求項14または請求項15のいずれか一項に記載の系列処理装置。
  17. “n”は1であるか、あるいは“n”は“k”及び“i”によって決まる自然数であるか、あるいは“n”は“N ”及び“N ”によって決まる値である
    ことを特徴とする請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の系列処理装置。
  18. 前記系列が、“Zadoff-Chu”系列及びガウス系列の内の少なくとも1つに対応する
    ことを特徴とする請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の系列処理装置。
  19. 前記基準サブグループの系列の“N ”が、前記系列グループにおける最大の系列長であるか、または前記系列グループにおける最も短い系列長である
    ことを特徴とする請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の系列処理装置。
  20. もし“N ”が、前記系列グループにおける前記最大の系列長であるならば、“N ”の値は“37”であり、もし“N ”が、前記系列グループにおける前記最も短い系列長であるならば、“N ”の値は“11”である
    ことを特徴とする請求項19に記載の系列処理装置。
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