JP4914893B2 - セルラ無線通信ハンドオーバシステム - Google Patents

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Description

本発明は、セルラ無線通信ハンドオーバシステムに関し、排他的ではないが特に、低電力ネットワークで使用されるセルラ無線通信ハンドオーバシステムに関する。
一般的に、LP-GSM(Low Power Global System for Mobile Communication)ネットワーク、3G(UMTS)又は他の低電力セルラ無線通信プロトコルは、マクロ基地局サブシステム(BSS:Base Station Subsystem)に必要な構成を低減するために単一のセル識別情報を共有することにより、単一セルとして現れる複数の“アクセスポイント(AP)”を有する。
LPネットワークでは、移動局(MS)は、通話中にAP間で移動すると、ハンドオーバ処理を始めることを必要とする。ハンドオーバ処理が始められると、MSは、ハンドオーバの所要のメッセージを使用して、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)の範囲のAPの詳細を報告する。
このセル識別情報の共有は、ハンドオーバについて測定されて対象となる特定のAPがわからないため、ハンドオーバがLPネットワークに行われたときにAP識別情報の不明確さをもたらす。この不明確さは、無線インタフェースで通常の3GPPメッセージを使用するが、LP-APアクセスネットワークで新規な技術を使用することにより、本発明に従って解決可能である。
大規模通信ネットワークの一部を形成する無線基地局の間で無線端末装置のハンドオーバを実行するために様々な確立した方法が存在する。一般的に、この方法は2つのカテゴリに入る。第1のカテゴリでは、端末装置は、古い基地局への接続を中断する前に、新しい基地局への接続を形成する。第2のカテゴリでは、端末は1つ以上の潜在的な新しい基地局を一意に特定し、通信ネットワークが古い基地局から新しい基地局にスケジューリングされたハンドオーバを制御する。これにより、端末装置は1つの基地局に同時に接続を確立しさえすればよい。
第2の方法は、GSMシステムにより使用され、3Gハードハンドオーバ手順で使用される。この技術の基本的な要素は、ハンドオーバがネットワークにより開始される前に対象の(新しい)基地局を一意に特定するために、端末がネットワークに十分な情報を与えることができなければならないという点にある。
従来のGSM/3Gシステムでハンドオーバを実行することは、各セルが、何らかのローカルで一意の無線構成と共に一意の識別情報(CGI(Cell Global Identity))を有することを必要とする。GSMでは、ローカルで一意の無線構成は、無線チャネル(ARFCN)及び基地局識別コード(BSIC:Base Station Identity Code)である。3Gでは、ローカルで一意の無線構成は、周波数及びスクランブルコードである。通話中に、GSM移動局(MS)又は3Gユーザ装置(UE)は、周囲の基地局信号の強度を測定し、測定に関連する対象の基地局のローカルで一意の無線構成と共に、これらをそのホスト基地局のアクセスネットワークコントローラ(GSM BSC又は3G RNC)に報告する。基地局へのハンドオーバが必要なことをアクセスネットワークコントローラが決定すると、そのローカルに提供されたデータベースで、ローカルで一意の無線構成を調べ、対象の基地局のCGIを導く。
次に、対象の基地局のアクセスネットワークコントローラは、対象の基地局でMS/UEのハンドオーバ中に使用されるリソースを割り当てることを要求する。この要求は、対象のセルをホストするBSC/RNCに転送するために移動交換センタ(MSC:Mobile Switching Centre)に送信され、要求が転送されるBSC/RNCを特定するために対象のCGIを使用する。
多数の非常に低電力のセル(ここではLP-APと呼ばれる)を配置するために(例えば、個人の家の中でGSM/3Gサービスを提供するために)、AP毎の情報で提供される多数のこのようなAPセルをカバーする何らかのマクロセルを必要とすることは実用的ではない。実際に、3GPP仕様では、セルは、その周辺セルリストでせいぜい64の一意のエントリを有するように制限され、CGI自体は限られた数の一意の識別情報を有する。
ここに記載する方策は、潜在的に多数のLP-APが単一の識別情報(CGI)を共有し、これにより、同じローカルで一意の無線構成も共有することを可能にする。APがそれぞれ非常に低い電力を有し、これにより、同じ無線構成を備えた複数のAPからのサービスエリアが相互に重複しないことを前提として、このことは可能になる。これは、マクロネットワークコントローラでの提供要件を、それぞれ一式のAPについて提供される単一又は数個のCGIと関連するローカルで一意の無線構成とに低減する。
しかし、このこと自体は、ハンドオーバの対象の基地局がもはや一意に特定されないという問題を取り込む。コントローラ(BSC/RNC)及び同じ識別情報(CGI及び無線構成)を共有するAPの集合は、本発明に従ってグループとして動作する。
他の重複しない地理的領域で異なるCGIに関連する同じ無線構成を使用することは、依然として可能である点に留意すべきである。これは、GSM/3Gにより使用されるセルラ再利用の通常の方法である。この再利用は、従来のセル及びコントローラについてでもよく、本発明に従って動作するAP及びこれらのコントローラの他の集合についてでもよい。
更に、本発明に従って動作するBSC/RNCはまた、それぞれ一意のCGIで従来のセルをホストしてもよく、本発明に従って単一CGIをそれぞれ共有するAPの1つ以上の集合をホストしてもよい。
本発明の第1の態様によれば、請求項1に記載の、複数の共通セル識別情報基地局(BTS:base transceiver station)のうち1つの基地局への移動局(MS:mobile station)のセルラ無線通信ハンドオーバ方法が提供される。
複数の共通基地局BTSは、共通のセル識別情報を共有する低電力アクセスポイントのネットワークでもよい。ハンドオーバリソースは、実行されるハンドオーバに一意でもよいが、可能な対象のBTSの間で共通でもよい。MSは、可能な対象のBTSの一部のみに接続することを許容されてもよい。
この方法は、ハンドオーバに対応するデータをコントローラに渡し、共通のセル識別情報を有する対象でないBTSに関連するハンドオーバリソースを更新することを有してもよい。
ハンドオーバリソースは、所定のハンドオーバチャネルを有してもよく、対象のBTSは、トラヒックチャネルへの移動局のセル内ハンドオーバを起動し、所定のハンドオーバチャネルを他の移動局のハンドオーバに対して未使用に保持する。この方法は、BTSが使用中であるときに常に移動局から通信するために、それぞれの共通セル識別情報BTSで所定のハンドオーバチャネルを走査することを有してもよい。
この方法は、1つより多くのBTSがMSから通信を受信したか否かを決定し、これが生じた場合に、この方法のステップ(iv)を完了するために複数のBTSのうち1つを選択することを有してもよい。この方法は、1つより多くのMSがBTSに同時に通信を送信したか否かを決定し、これが生じた場合に、MSのうち少なくとも1つが前のBTSに戻ることを有してもよい。
本発明の第2の態様によれば、請求項10に記載の、セルラ無線通信ハンドオーバシステムが提供される。
複数の共通基地局(BTS)は、共通のセル識別情報を共有する低電力アクセスポイントのネットワークを有してもよい。ハンドオーバリソースは、可能な対象のBTSに一意でもよい。
MSは、可能な対象のBTSの一部のみに接続することを許容されるように構成されてもよい。
このシステムは、ハンドオーバに対応するデータを受信するように構成され、共通のセル識別情報を有する対象でないBTSに関連するハンドオーバリソースを更新するように更に構成されたコントローラを有してもよい。
ハンドオーバリソースは、専用のハンドオーバチャネルを有してもよい。BTSは、使用中に、移動局からの通信のために所定のハンドオーバチャネルを走査するように構成されてもよい。
移動局は、本発明の第2の態様に従って定められてもよく、本発明の第1の態様に従って動作するように構成されてもよい。
移動局は、移動電話、携帯情報端末、ラップトップコンピュータのうちいずれか1つを有してもよい。
基地局は、本発明の第2の態様に従って定められてもよく、本発明の第1の態様の方法に従って動作するように構成されてもよい。
基地局は、低電力GSMネットワーク又はUMTSネットワークでのアクセスポイントを有してもよい。
複数の共通基地局(BTS)は共通のセル識別情報を共有する低電力アクセスポイントのネットワークであることが好ましい。
ハンドオーバの完了後に、対象のBTSは、トラヒックチャネルへの移動局のセル内ハンドオーバを起動し、所定のハンドインチャネルを他の移動局のハンドオーバに対して未使用に保持することが好ましい。
本発明の第3の態様によれば、請求項21に記載の、コントローラが提供される。
本発明により、マクロネットワークに必要な構成を低減するために単一のセル識別情報を共有することにより、複数のAPが単一セルとして現れる低電力アクセスポイント(LP-AP:Low Power Access Point)へのハンドオーバ手順の動作が可能になる。本発明がどのようにGSM(別名2G)のLP-APネットワーク及び3G(別名UMTS)のLP-APネットワークに具現され得るかについて説明する。これらの双方は全体的な3GPP仕様フレームワーク内にある。
本発明について、添付図面を参照として、一例のみとして説明する。
[ハンドオーバ方策の概念の概要]
図1〜5を参照する。
前記の構成を前提として、MS/UEがLP-APの測定レポートをマクロコントローラに発行すると、マクロコントローラは、ローカルの一意の無線構成に関連する単一のCGIを有するという点で、ハンドオーバについて単一の周辺セルが存在することを認識する。アクセスネットワークコントローラがMS/UEがこの周辺セルにハンドオーバすることを要求していることを決定すると、対象のセルのCGIを含むハンドオーバ/リロケーション必要(Handover/Relocation Required)メッセージをMSCに発行する。MSCは、CGIにより、対象のアクセスネットワークコントローラをLP-APコントローラであると特定し、ハンドオーバ/リロケーション要求(Handover/Relocation Request)を対象のLP-APのアクセスネットワークコントローラに発行する。
従来のネットワークでは、対象のアクセスネットワークコントローラは、既知の対象のセルで利用可能なリソースを選択し、入来するハンドオーバを待機するようにセルに通知し、MS/UEに返信されるハンドオーバコマンドを送信し、ハンドオーバ参照番号(GSM用)又は一時的な識別情報(3G用)と共に、使用する新しいリソースを指示する。
しかし、LP-APコントローラは、この時点でどの特定のLP-APが測定されたかを認識しない。そのため、ハンドオーバが生じなければならない実際のAPを認識していないため、これを行うことができない。この理由は、同じCGIが複数のAPに関連するからである。その代わりに、ハンドオーバ/リロケーション要求を承認し、常に、ハンドオーバ中にMS/UEにより使用される何らかの“ハンドオーバリソース”を提供する。ハンドオーバコマンドは、MSに返信され、新しいリソースとハンドオーバ参照番号とを指示する。LP-APコントローラは、このCGIを共有する全てのAPを通じて一般的に通常のトラヒックに対して未使用に保持されている予め設定された一式のリソースから、ハンドオーバリソースを選択し、このようなハンドオーバが生じることを可能にしてもよい。代替として、LP-APコントローラは、この特定のMS/UEのハンドオーバの対象になり得る全てのAPに共通の一意の一式のハンドオーバリソースを割り当ててもよい。この選択肢は、どのMS/UEがそれぞれのAPを使用し得るかについての制約をLP-APネットワークが課す場合に可能になる。典型的には、このような一部は、CGIを共有するAPの数の非常に小さい部分である。
MS/UEは、ハンドオーバコマンドでそれに割り当てられたリソースを使用し始める。1つのAPがMS/UEを検出すると、APは、MS/UEとチャネルを確立し、ハンドオーバの試みと関連するハンドオーバ参照番号又は一時的な識別情報をLP-APに通知する。
LP-APコントローラは、現在予期しているハンドオーバのリストと、入来するハンドオーバ参照番号又は一時的な識別情報とを照合し、通常のハンドオーバ検出(Handover Detect)メッセージをMSCに通知する。LP-APコントローラがこのハンドオーバについて1つより多くのAPで特定のリソースを割り当てている場合、他のAPの未使用のリソースはこの時点でクリアされる。ハンドオーバが完了すると、コントローラは、MSCが古いアクセスネットワークコントローラでリソースのクリアを開始できるようにMSCに通知する。
その間に、ハンドオーバが完了するとすぐに、予め設定されたハンドオーバリソースが使用されると、LP-APコントローラは、予め設定されたハンドオーバリソースを解放するために、特にこのMS/UEに提供される継続するサービスについての異なる一式のリソースにMS/UEを移動する。
予め設定されたハンドオーバリソースを使用する選択肢は、MS/UEの要件及び現在提供しているサービスへのハンドオーバリソースの特定の調整を回避する。例えば、暗号化に必要な鍵が単一のMS/UEに特有であるため、予め設定されたハンドオーバリソースが暗号化されない可能性がある。他の例は、リソースが特定の音声コーデック(例えばFR)で予め設定されることがある。この音声コーデックは、最善のコーデック又はハンドオーバ前にMS/UEにより使用中のものでない可能性がある。このような場合に、MS/UEの特定のリソースへのMS/UEの直後の移動及びその現在のサービス要件は、次善のサービスが提供されている短い期間のみで、より適切なサービスリソースを回復させることがある。
潜在的に複数のAPを通じて割り当てられる必要のあるMS/UE特有及びサービス特有のリソースを使用する選択肢は、前記の問題を回避する。これは、できるだけほぼシームレスなサービスをエンドユーザに提供するが、AP、LP-APコントローラ及びこれらの間のネットワークに負荷を追加する。どのくらいの負荷が許容されるか、これが許容されるか否かは、多くの要因に依存するが、主要な要因は、リソースがそれぞれ単一のハンドオーバイベントに割り当てられなければならない可能性のあるAPの数である。各APのアクセス制御が家族及び友人のMS/UEのみを許容するAPの家庭での配置については、この数は非常に小さくなる可能性があり、この方策を魅力的にする。
[予め設定されたハンドオーバリソースでのGSMの詳細なハンドオーバシーケンス]
前記の手順は、図1に示すメッセージシーケンス図に要約される。どのように機構がLP-APの状況で動作するかを強調するために、数個の主要なパラメータのみが図示されている。
・GSMのローカルで一意の無線構成であるMSからの測定レポートのARFCNとBSICの対
・ハンドオーバの対象としてのLP-GSM BSCを特定するためのCGIへのARFCN、BSICのマッピング
・マクロBBSを介してLP-BSCからMSに返信されたこのハンドオーバに選択された予め割り当てられたハンドオーバスロット(TS-HI)
・ハンドオーバ要求(Handover Request)に対するハンドオーバアクセスバースト(Handover Access burst)に使用されるハンドオーバ参照番号(HO_Ref:Handover Reference)
通常ではチャネルアクティベーションが新しいBSCから新しいBTSに送信され、アクセスバーストと変更されたハンドオーバ検出(Handover Detect)メッセージの使用を予期するチャネルを特定する点を除いて、メッセージは標準的な3GPPハンドオーバシーケンスに従う点に留意すべきである。LP-APの場合には、APは常に予め決定されたハンドオーバリソースを受信するため、チャネルアクティベーションは不要である。
[予め設定されたGSM方策の他の課題]
この部分は、発生の生じ得る結果と共に、発生をもたらすいくつかの課題及びシナリオについて記載する。
[ハンドオーバ参照番号の一意性]
ハンドオーバ参照番号は、新しいBSSにより選択された8ビットの数である。LP-GSM BSCがCGI毎に継続中で256未満のハンドオーバを有することを前提とすると、入来するハンドオーバアクセスバーストをBSCで保持されるハンドオーバコンテクスト(handover context)に照合する際の一意性が存在しない。
[複数のAPによるハンドオーバの検出]
1つより多くのAPが同じハンドオーバアクセスバーストを検出し得ることが理論的に可能である。これが生じるために、APは、共通のARFCNを使用していなければならず、ある程度のサービスエリアの重複が存在しなければならない。これは明らかに望ましくないが、高いAPの密度の領域では生じる可能性がある。MSは、測定しているAPに同期した比較的小さい時間ウィンドウでそのアクセスバーストを行う。APは相互に同期していないため、このことは、フレーム時間の一部として許容されたタイミングオフセットという可能性で、“誤った”APがアクセスバーストを検出する可能性をかなり低減する。非常に低い電力を有するLP-GSM APでは、MSは、小さい範囲のため、非常に小さい(場合によってはゼロの)タイミングアドバンスでセルにアクセスするべきである。従って、重複したサービスエリアの2つのこのようなAPが、このようなゼロ又は低いタイミングアドバンスでアクセスの試みを検出するのに十分に近いタイミング内にあるという可能性はあまりない。2つのAPが物理情報(Phys Info)で応答しない場合、相互に干渉する可能性があり、レイヤ2の確立が失敗する可能性がある。レイヤ2の確立に問題が存在することをMSが決定すると、シーケンスのハンドオーバ完了(Handover Complete)段階に到達しないが、その代わりに古いBSCに戻る。
このことが生じると、BSCは、2つの異なるハンドオーバ検出(Handover Detect)メッセージで同じハンドオーバ参照番号を見ることがある。まず、BSCは、ハンドオーバで使用されるものから、異なるBSICを備えたAPからの何らかものを却下することにより、これらをフィルタリングしてもよい(異なるBSICであるが同じARFCNを備えたAPを扱っている場合)。依然として不明確さが存在する場合、BSCは、1つのAPにハンドオーバを無視するように命令してもよいが、ハンドオーバは成功しない可能性がある。しかし、このイベントは許容可能な失敗率になるほど希である。
[同じAPへの同時のハンドオーバ・同時アクセスバースト]
1つより多くのMSが物理情報(Phys Info)応答の前にアクセスバーストを発行すると、次の物理情報と双方のアクションとを検出してもよい。
相互の干渉のため、1つ又は双方のレイヤ2の確立が失敗する可能性がある。この場合、MSは、古いBSSに戻る。
このシナリオが生じるために、異なるMSからのアクセスバーストは、約250-300msec内に生じる必要がある。この場合にも同様に、ユーザの関連する動作であっても(例えば、2人のユーザがそれぞれ自分のMSで通話中に一緒に家に入る)、この期間内での単一のAPへのこの発生の可能性は低く、同様に失敗率は許容可能である可能性がある。
[同じAPへの同時のハンドオーバ・物理情報の後のアクセスバースト]
第1のMSのアクセスバーストに応じて物理情報(Phys Info)が既に発行されているときに第2のMSがアクセスバーストを開始すると、後のアクセスバーストは無視される。物理情報応答の欠如は、タイマT3124が終了することを生じ、第2のMSが古いBSSに戻ることを生じる。後の試みからのアクセスバーストは、既に継続中のハンドオーバとの干渉をもたらす。
[対象のAPでの未使用のチャネルの不在]
APで利用可能なトラヒックチャネルが存在しないときにMSがハンドオーバアクセスバーストを開始すると、アクセスバーストは無視される。物理情報応答の欠如は、タイマT3124が終了することを生じ、第2のMSが古いBSSに戻ることを生じる。
[予め設定されたリソースでの3Gの詳細なハンドオーバシーケンス]
このシナリオは図3に図示されている。これは前述のGSMのシナリオと同様である。
1.0 マクロRNCは、周辺セルの設定された周波数及びスクランブルコードを送信する。
1.1 マクロRNCは、UEが測定レポートを発行する基準を指定する。
1.2 UEは、指定の周辺セルがマクロRNCにより指定された基準に合致することを示す測定レポートを送信する。
1.3 マクロRNCは、周辺セルのCGIを探し、これをリロケーション必要(Relocation Required)メッセージでMSCに送信する。
1.4 MSCは、対象のセルのRNCを特定し、リロケーション要求(Relocation Request)を対象のRNCに送信する。
1.5 LP-AP RNCは、ハンドオーバの識別子を割り当て、リロケーション要求肯定応答(Relocation Request Acknowledge)で標準的なハンドオーバリソースと共にこれを返信する。
1.6 MSCは、リロケーションコマンド(Relocation Command)メッセージでリロケーション要求肯定応答(Relocation Request Acknowledge)からの情報をマクロRNCに渡す。
1.7 マクロRNCは、リロケーションコマンド(Relocation Command)メッセージの情報から物理チャネル再構成(Physical Channel Reconfiguration)メッセージをUEに送信する。
1.8 UEはLP-APと同期する。この時点で、LP-APは、どのUEが同期しているかを知らないため、LP-APは、直ちにリロケーション検出(Relocation Detect)を送信しない。
1.9 UEは、ステップ1.5でUEに割り当てられた識別子を有する物理チャネル再構成完了(Physical Channel Reconfiguration Complete)を送信する。
1.10 LP-APは、リロケーション完了(Relocation Complete)をLP-AP RNCに送信する。これは、どのUEがLP-APに接続したかについての情報を含む。
1.11 LP-AP RNCは、リロケーション検出(Relocation Detect)をMSCに送信し、マクロRNCからLP-AP RNCへのユーザデータの再中継を開始する。
1.12 LP-AP RNCは、リロケーション完了(Relocation Complete)をMSCに送信し、マクロRNCのUEに関するリソースの解放を開始する。
このシナリオでは、検出されたUEが特定されるまでメッセージが送信できないため、RNCからMSCへのリロケーション検出(Relocation Detect)メッセージの送信にわずかの遅延が存在する。MSCはメッセージのタイミングを予想していないため、これはMSCに対して問題を生じず、未変更のままのメッセージのシーケンスのみに関する。
前記にGSM方策につて記載した問題は、3Gの一時的な識別情報(ハンドオーバ参照番号と同等)が8ビットに限定されず、常に一意である可能性がある点を除いて、この方策にも同様に当てはまる。
[指定のハンドオーバリソースでの3Gの詳細なハンドオーバシーケンス]
このシナリオは図4に図示されている。この場合、LP-APは、ハンドオーバ毎に一意の一式のリソースを割り当て、全ての候補APで物理チャネルを構成する。
APの生の候補リストは、リロケーション要求(Relocation Request)メッセージで指定された同じCGIを備えた全てのAPを有する。任意選択で、LP-APは、APに適用されるアクセス制御の知識を使用して、この生の候補リストのサイズを低減してもよい。どのUEがどのAPにアクセスすることができるかを指定するアクセス制御リストは、APの生のリストを、ハンドオーバしたUEが動作を許容されるこのようなAPの小さい一部にフィルタリングするために使用され得る。UEが動作を許容され、適切なCGIを備えたLP-APのみが候補セルと考えられる。
1.0 マクロRNCは、周辺セルの設定された周波数及びスクランブルコードを送信する。
1.1 マクロRNCは、UEが測定レポートを発行する基準を指定する。
1.2 UEは、指定の周辺セルがマクロRNCにより指定された基準に合致することを示す測定レポートを送信する。
1.3 マクロRNCは、周辺セルのCGIを探し、これをリロケーション必要(Relocation Required)メッセージでMSCに送信する。
1.4 MSCは、対象のセルのRNCを特定し、リロケーション要求(Relocation Request)を対象のRNCに送信する。
1.5 LP-AP RNCは、UEの識別子を割り当て、ハンドオーバの物理チャネルリソースを割り当てる。LP-AP RNCは、CGIとUE識別情報とに基づいてハンドオーバの対象になり得るセルの候補リストを生成する。次に、RNCは、第1のLP-APにハンドオーバの無線リンクを設定するように命令する。
1.6 LP-AP RNCは、全ての他の候補LP-APにハンドオーバの無線リンクを設定するように命令する。
1.7 LP-AP RNCは、リロケーション要求(Relocation Request)を承認し、このハンドオーバで使用されるUE識別子と物理チャネルリソースとを含める。
1.8 MSCは、リロケーションコマンド(Relocation Command)メッセージでリロケーション要求承認応答(Relocation Request Acknowledge)からの情報をマクロRNCに渡す。
1.9 マクロRNCは、リロケーションコマンド(Relocation Command)メッセージの情報から物理チャネル再構成(Physical Channel Reconfiguration)メッセージをUEに送信する。
1.10 UEは1つのLP-APと同期する。リソースは特にこのハンドオーバのために割り当てられているため、LP-APは、どのUEが現れたかを認識する。
1.11 LP-APは、UEが現れたことをRNCに知らせる。
1.12 LP-AP RNCは、リロケーション検出(Relocation Detect)をMSCに送信し、マクロRNCからLP-AP RNCへのユーザデータの再中継を開始する。
1.13 LP-AP RNCは、UEが現れなかった全てのLPで、このハンドオーバに割り当てられた無線リンクを削除する。
1.14 UEは、ステップ1.5でUEに割り当てられた識別子を有する物理チャネル再構成完了(Physical Channel Reconfiguration Complete)を送信する。
1.15 LP-APは、リロケーション完了をRNCに送信する。
1.16 LP-AP RNCは、リロケーション完了(Relocation Complete)をMSCに送信し、マクロRNCのUEに関するリソースの解放を開始する。
このシナリオでは、ハンドオーバの候補セルは存在しないことが考えられる。このことは、アクセス制御機構を使用し、UEがハンドオーバを試みることが指定のCGIを備えた全てのセルで許容されていない場合に生じ得る。この場合、LP-AP RNCは、リロケーション失敗(Relocation Failure)メッセージを使用してハンドオーバを拒否する。
前記のGSMの方策について説明した問題は、複数のAPが依然としてハンドオーバを検出し得るという点を除いて、この方策には当てはまらない。この場合、前述と同じ問題が依然として当てはまる。
[特定のハンドオーバリソースでのGSMの詳細なハンドオーバシーケンス]
特定のリソースでのハンドオーバのGSM版は、前記の3Gの場合に記載したような予め設定されたリソースに比較して、対応する変更を使用する。これが図5に図示されている。
ここでは、“低電力”という用語は、500mW以下の電力を記述するために使用されていることがわかる。
本発明の態様によるセルラ無線通信システムの実施例の概略図 本発明の態様による予め設定されたリソースを使用したGSMハンドオーバ方法を記載したメッセージシーケンス図 本発明の態様による予め設定されたリソースを使用した3Gハンドオーバ方法を記載したメッセージシーケンス図 本発明の態様によるUE特有のリソースを使用した3Gハンドオーバ方法を記載したメッセージシーケンス図 本発明の態様によるMS特有のリソースを使用したGSMハンドオーバ方法を記載したメッセージシーケンス図

Claims (21)

  1. 複数の共通セル識別情報基地局(BTS)のうち1つの基地局への移動局(MS)のセルラ無線通信ハンドオーバ方法であって、
    (i)コントローラにおいて、前記MSから少なくとも1つの測定レポートを受信するステップと、
    (ii)前記コントローラにおいて、前記移動局により使用されるハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を割り当てるステップと、
    (iii)少なくとも1つの前記複数の共通セル識別情報BTSにおいて、前記ハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を使用する前記移動局から通信するためにチャネルを受信するステップと、
    (iv)前記コントローラにおいて、少なくとも1つの前記共通セル識別情報BTSから通信を受信することにより、その共通セル識別情報BTSをハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとして特定するステップと、
    (v)前記ハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSへの前記移動局のハンドオーバを完了するステップと
    を有する方法。
  2. 前記複数の共通セル識別情報基地局BTSは、共通のセル識別情報を共有する低電力アクセスポイントのネットワークである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ハンドオーバリソースは、実行されるハンドオーバに一意であるが、複数の可能なハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSの間で共通である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記MSは、能な対象の共通セル識別情報BTSの一部のみに接続することを許容される、請求項3に記載の方法。
  5. ハンドオーバに対応するデータを低電力アクセスポイントのコントローラに渡し、対象でない共通セル識別情報BTSに関連するハンドオーバリソースを更新するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバリソースは、第1の所定のハンドオーバチャネルを有し、前記ハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSは、トラヒックチャネルへの前記移動局のセル内ハンドオーバを起動し、少なくとも1つの第2の所定のハンドオーバチャネルを他の移動局のハンドオーバに対して未使用に保持する、請求項1に記載の方法。
  7. 記移動局から通信するために、複数の共通セル識別情報BTSで前記所定のハンドオーバチャネルを走査することを更に有する、請求項6に記載の方法。
  8. 1つより多くのハンドオーバ共通セル識別情報BTSが前記MSから通信を受信したか否かを決定するステップと、これに応じて、ステップ(iv)を完了するために前記複数のハンドオーバ共通セル識別情報BTSのうち1つを選択するステップとを更に更に有する、請求項1に記載の方法。
  9. 1つより多くのMSが前記BTSに同時に通信を送信したか否かを決定するステップと、これが生じた場合に、前記MSのうち少なくとも1つ前のBTSに戻ステップとを更に有する、請求項1に記載の方法。
  10. セルラ無線通信ハンドオーバシステムであって、
    少なくとも1つのコントローラと、
    数の共通セル識別情報基地局(BTS)と、
    少なくとも1つの移動局(MS)とを有し、
    前記少なくとも1つのMSは、少なくとも1つの測定レポートを前記少なくとも1つのコントローラに送信するように構成され
    前記複数の共通セル識別情報BTSの1つにハンドオーバが必要になったことを決定した場合に、ハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号が前記移動局による使用のために割り当てられ、
    少なくとも1つの前記複数の共通セル識別情報BTSは、前記ハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を使用して前記MSからの通信を受信することにより、その共通セル識別情報BTSをハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとして特定するためにチャネルを走査するように構成され、
    これに応じて、前記ハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSは、前記移動局のハンドオーバを完了するように構成されるシステム。
  11. 前記複数の共通セル識別情報基地局(BTS)は、共通のセル識別情報を共有する低電力アクセスポイントのネットワークである、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記ハンドオーバリソースは、複数の可能な対象の共通セル識別情報BTSに一意である、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記MSは、能な対象の共通セル識別情報BTSの一部のみに接続することを許容されるように構成される、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記少なくとも1つのコントローラは、ソースコントローラ及び低電力アクセスポイントの対象のコントローラを有し、
    前記低電力アクセスポイントの対象のコントローラは、前記ソースコントローラからハンドオーバに対応するデータを受信するように構成され、対象でない共通セル識別情報BTSに関連するハンドオーバリソースを更新するように更に構成され、請求項10に記載のシステム。
  15. 前記ハンドオーバリソースは、第1の所定のハンドオーバチャネルを有する、請求項10に記載のシステム。
  16. 前記複数の共通セル識別情報BTSは前記移動局からの通信のために前記第1の所定のハンドオーバチャネルを走査するように構成される、請求項15に記載のシステム。
  17. 複数の共通セル識別情報基地局(BTS)へのセルラ無線通信ハンドオーバを提供するシステムにおける移動局(MS)であって、
    前記MSに対して、
    少なくとも1つの測定レポートを少なくとも1つのコントローラに送信させ
    ハンドオーバが必要になったことを決定した場合に、1つの前記複数の共通セル識別情報BTSから、割り当てられたハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を受信させ、
    前記割り当てられたハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を使用し共通セル識別情報BTSへの通信を送信させることにより、その共通セル識別情報BTSをハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとして特定させ、
    前記移動局と前記ハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとの間でハンドオーバを完了させるプロセッサを有する移動局。
  18. 移動電話、携帯情報端末、ラップトップコンピュータのうちいずれか有する、請求項17に記載の移動局。
  19. 複数の共通セル識別情報基地局(BTS)へのセルラ無線通信ハンドオーバを提供する移動局(MS)を有するシステムにおける基地局であって、
    前記BTSに対して、
    コントローラにおいて、前記MSから少なくとも1つの測定レポートを受信させ、
    前記移動局により使用されるハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を割り当てさせ、前記ハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を使用して前記移動局から通信するために、チャネルは、少なくともいずれかの前記共通セル識別情報BTSで走査され、
    1つの前記共通セル識別情報BTSで前記移動局から通信を受信させることにより、その共通セル識別情報BTSをハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとして特定させ、
    前記移動局と前記ハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとの間でハンドオーバを完了させるプロセッサを有する基地局。
  20. 低電力GSM(global system for mobile communication)ネットワーク又はUMTS(universal mobile telecommunication system)ネットワークで使用されるアクセスポイントを有する、請求項19に記載の基地局。
  21. 複数の共通セル識別情報基地局(BTS)のうち1つの基地局への移動局(MS)のセルラ無線通信ハンドオーバを支援するように構成されたコントローラであって、
    前記MSからの測定レポート、又はハンドオーバ中に使用される前記BTSでのリソースを割り当てるためのソースコントローラからの要求のうち少なくとも1つを受信する受信機と、
    前記移動局により使用されるハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を割り当てる手段と、
    前記ハンドオーバリソース及びハンドオーバ参照番号を使用して前記移動局から通信するために、少なくともいずれかの前記共通セル識別情報BTSでチャネルを走査する手段であり、前記受信機は、1つの前記共通セル識別情報BTSで前記移動局から通信を受信することにより、その共通セル識別情報BTSをハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとして特定するように構成された手段と、
    前記移動局と前記ハンドオーバ対象の共通セル識別情報BTSとの間でハンドオーバを完了する手段と
    を有するコントローラ。
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