JP4913172B2 - 焼玉不要加水燃料燃焼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、焼却炉等の焼却装置に火炎を供給する際に使用される加水燃料燃焼装置に関し、詳しくは加水燃料燃焼装置内に焼玉を配設する必要のない焼玉不要加水燃料燃焼装置に関する。
従来、焼却炉等の焼却装置に火炎を供給する装置として灯油、軽油、重油等の化石燃料に水を加えた加水燃料を使用するタイプの加水燃料燃焼装置が提案されている(特許文献1)。この加水燃料燃焼装置は高温で燃焼することができるので燃焼工程で生じる有害物質の発生を抑えることができると共に加水燃料を用いるので省エネルギーというメリットを有している。
ところで、この加水燃料燃焼装置は燃焼装置本体内部の温度をより高温にするために金属等で製造された焼玉を燃焼装置本体の軸芯部に内設する必要がある。このため、金属等で製造された焼玉支柱を放射状に配置して前記焼玉を燃焼装置本体の軸芯部に内設している。
前記加水燃料燃焼装置を使用するために軸心部に焼玉を内設した状態の前記燃焼装置本体に加水燃料を噴霧すると高温に加熱された前記焼玉によって加水燃料がナノ拡散、ナノ拡散燃焼して、従来、燃料が燃焼する過程で生ずる硫黄酸化物、窒素酸化物等の有害ガス及びその他有害物の発生を抑えることができる。
しかし、前記焼玉や焼玉支柱は加水燃料燃焼装置を使用する度毎に高温に晒されるため、加水燃料燃焼装置の使用により前記焼玉支柱が変形したり折れたり溶けたりして前記焼玉を燃焼装置本体の軸心部で支持できなくなったり、あるいはこれにより焼玉が焼玉支柱から落下したりしてしまう。また、前記焼玉自体も高温に晒されるため金属製の焼玉は溶けてしまう。
そこで、前記焼玉支柱が変形したり折れたり溶けたりした場合は前記焼玉支柱を新しい焼玉支柱に交換する必要があり、また、前記焼玉が溶けたり割れたりした場合は新しい焼玉に交換する必要があるため加水燃料燃焼装置のメンテナンス作業に手間が費用がかかるという不具合がある。
特開2008−64402
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、加水燃料燃焼装置に焼玉を配設しなくても燃焼装置本体内部を高温にすることができる焼玉不要加水燃料燃焼装置を提供するものである。
請求項1の発明は、円筒体部と、この円筒体部の一端部に設けられた第1テーパー状筒体部と、前記円筒体部の他端部に設けられた第2テーパー状筒体部と、前記円筒体部と第1テーパー状筒体部と第2テーパー状筒体部によって形成された燃焼室と、この燃焼室に設けられると共に前記燃焼室を第1燃焼小室と第2燃焼小室に仕切る燃焼室仕切体と、この燃焼室仕切体に貫通形成された火炎通過開口部と、前記第1テーパー状筒体部の小径部基端面に貫通形成された燃料取入開口部と、前記第2テーパー状筒体部の小径部に前記火炎通過開口部,前記燃料取入開口部と同心状でスライド可能に挿入されると共に一端部が前記第2燃焼小室に突出する内圧調整パイプと、を有してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、円筒体部と、この円筒体部の一端部に設けられた第1テーパー状筒体部と、前記円筒体部の他端部に設けられた第2テーパー状筒体部と、前記円筒体部と第1テーパー状筒体部と第2テーパー状筒体部によって形成された燃焼室と、この燃焼室に設けられると共に前記燃焼室を第1燃焼小室と第2燃焼小室に仕切る燃焼室仕切体と、この燃焼室仕切体に貫通形成された火炎通過開口部と、前記第1テーパー状筒体部の小径部基端面に貫通形成された燃料取入開口部と、前記第2テーパー状筒体部の小径部基端面に貫通形成された火炎噴射開口部と、この火炎噴射開口部に前記火炎通過開口部,前記燃料取入開口部と同心状でスライド可能に挿入されると共に一端部が前記第2燃焼小室に突出する内圧調整パイプと、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、前記内圧調整パイプの内径寸法と前記火炎通過開口部の内径寸法の寸法割合を1:1.1〜2.5の範囲内に設定したことを特徴としている。
本発明の焼玉不要加水燃料燃焼装置は、内部に焼玉や焼玉支柱を配設する必要がないため構造をシンプルにでき、製品の製造効率を向上させると共に製品の価格を抑えることができるという優れた効果を有する。
また、本発明の焼玉不要加水燃料燃焼装置は、内部に焼玉や焼玉支柱を配設する必要がないので高温によって損傷等した焼玉や焼玉支柱を交換等する必要がないためメンテナンス費用やメンテナンスの手間を格段に抑えることができるという優れた効果を有する。
さらに、本発明の焼玉不要加水燃料燃焼装置は、使用する燃料の消費量を抑えることができるので省エネルギーに貢献することができるという優れた効果を有する。
実施例の焼玉不要加水燃料燃焼装置とバーナー装置の側面図である。 実施例の焼玉不要加水燃料燃焼装置の縦断面図である。 実施例の焼玉不要加水燃料燃焼装置の作用を説明する縦断面図である。
発明を実施するために最良の形態の例として以下のような実施例を示す。
図1〜図3には焼玉不要加水燃料燃焼装置の実施例が示されている。
この実施例では焼玉不要加水燃料燃焼装置10は焼却装置としての焼却炉(図示せず)の図1左横に置かれて焼却炉に火炎を供給して焼却炉内に収容された焼却物を焼却する場合について説明する。
図2に示されるように、前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10は前後方向(図1矢印A方向)に長い横長の筒状に形成されている。この焼玉不要加水燃料燃焼装置10の内部には燃焼室12が形成されている。
前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10の円筒体部14の一端部である後部(図2左側)にはテーパー状の第1テーパー状筒体部16が連続形成され、円筒体部14の他端部である前部(図2右側)にはテーパー状の第2テーパー状筒体部18が連続形成されている。
前記円筒体部14の外側部14A、第1テーパー状筒体部16の外側部16A、第2テーパー状筒体部18の外側部18Aは、ステンレスで形成されている。また、前記円筒体部14の中側部14B、第1テーパー状筒体部16の中側部16B、第2テーパー状筒体部18の中側部18Bは断熱材で形成されている。さらに、前記円筒体部14の内側部14C、第1テーパー状筒体部16の内側部16C、第2テーパー状筒体部18の内側部18Cは耐熱材で形成されている。
前記円筒体部14の前後方向中央部の内周面には燃焼室仕切体取付溝20がリング状に形成されている。この燃焼室仕切体取付溝20にはリング状の燃焼室仕切体22の縁部22Aが収容されている。この燃焼室仕切体22を設けることにより前記燃焼室12は第1燃焼小室12Aと第2燃焼小室12Bに仕切られるようになっている。また、燃焼室12に燃焼室仕切体22を設けることにより前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10の図1左隣に配設された公知のバーナー装置1からの火炎が燃焼室12に入った場合に火炎の一部が燃焼室仕切体22に当たるようになっている。なお、前記燃焼室仕切体22は耐熱材でリング状に一体形成され、高熱に耐えることができるようになっている。
また、前記燃焼室仕切体22の軸芯部には火炎通過開口部24が貫通形成されている。これにより、第1燃焼小室12A内の火炎が火炎通過開口部24を通過して第2燃焼小室12Bに行くことができるようになっている。
前記第1テーパー状筒体部16の小径部26の端面26Aには燃料取入開口部28が貫通形成されている。この燃料取入開口部28には前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10の図1左隣に配設された公知のバーナー装置1から噴射された燃料としての灯油、加水燃料が噴射されるようになっている。
また、前記第2テーパー状筒体部18の小径部30の端面30Aには火炎噴射開口部31が貫通形成されている。この火炎噴射開口部31には内圧調整パイプ32が前後方向(図1矢印A方向)にスライド可能に挿入されている。なお、この内圧調整パイプ32は耐熱材で形成され高熱に耐えることができるようになっている。また、前記内圧調整パイプ32は前記火炎通過開口部24、燃料取入開口部28と同心状になるように設けられている。
前記内圧調整パイプ32の一端部32Aは前記第2燃焼小室12B内に突出するように配設されている。このため、第2燃焼小室12B内の火炎が内圧調整パイプ32の一端部32Aの外周面、肉厚部32Bに当たり火炎の流れが乱反射して火炎が大きく乱れるようになっている。
また、前記火炎噴射開口部31に内圧調整パイプ32を挿入することにより内圧調整パイプ32の肉厚部32Bで燃焼室12の内圧を調整できるようになっている。さらに、前記内圧調整パイプ32をスライドさせて第2燃焼小室12Bの内圧調整パイプ32の突出長さを変えて前記燃焼室12、第2燃焼小室12Bの内圧を微調整(突出長さを長くすれば内圧が高くなり、突出長さを短くすれば内圧が下がる)できるようになっている。
なお、この実施例では前記内圧調節パイプ32の内径寸法Xと前記燃焼室仕切体22の火炎通過開口部24の内径寸法Yの寸法割合は1:2に設定されている。
また、前記内圧調整パイプ32は前記燃焼室12内の火炎を図示しない焼却炉に向かって噴射するようになっている。
なお、前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10は図示しない支持手段で一定の高さに位置するように配設されている。
図1に示されるように、前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10の左側には概略図で示された公知のバーナー装置1が配設されている。このバーナー装置1には灯油ノズル2と加水燃料ノズル3が並んで配設されている。なお、この実施例では灯油ノズル2の噴射圧力は0.7MPaに設定され、加水燃料ノズル3の噴射圧力は3.0MPaに設定されている。また、前記灯油ノズル2、加水燃料ノズル3は前記燃料取入開口部28に対応して配設されている。
前記灯油ノズル2には灯油供給管4が連設されている。また、前記加水燃料ノズル3には加水燃料供給管5が連設されている。この加水燃料供給管5から加水燃料ノズル3に供給される加水燃料は水と灯油を混合してエマルジョン化したものである。
なお、実施例で使用する加水燃料は従来の加水燃料と異なり灯油と水の結合を促進するための添加剤は添加されていない。
次に、実施例の焼玉不要加水燃料燃焼装置10の作用について説明する。
焼玉不要加水燃料燃焼装置10を使用する場合はバーナー装置1を作動させて灯油ノズル2から灯油を噴射して点火し、前記燃焼室12の雰囲気温度(燃焼室12の内部温度)が約600〜800℃になるまで過熱する。
そして、前記燃焼室12の雰囲気温度が約600〜800℃になったら前記バーナー装置1の加水燃料ノズル3から加水燃料を噴射する。
なお、実施例ではこの場合、前記灯油ノズ2ルから噴射される灯油と前記加水燃料ノズル3から噴射される加水燃料に含まれている灯油の合計の噴射容量と加水燃料に含まれている水の噴射容量の割合は、灯油が約30〜35容量%、水が約70〜65容量%になるように調節して噴射されるようになっている。
加水燃料が噴射されることにより、前記燃焼室12の雰囲気温度は約1000〜1200℃に達する。
図3に示されるように、前記燃焼室12の第1燃焼小室12A内の火炎の一部は前記円筒体部14の内周面や燃焼室仕切体22に当たり、このため火炎の流れが乱れて加水燃料が小爆発を起こす。また、火炎の一部が燃焼室仕切体22に当たるため火炎の第1燃焼小室12Aにおける滞留時間が長くなり、第1燃焼小室12A内の内圧が安定すると共に温度がより高温になる。これにより、第1燃焼小室12A内の温度が高温度で安定するので燃焼効率が向上する。
また、火炎は火炎通過開口部24を通過して前記第2燃焼小室12Bに流れ、第2燃焼小室12Bに流れてきた火炎は前記円筒体部14の内周面、第2テーパー状筒体部18の内周面や内圧調整パイプ32の一端部32Aの外周面、内圧調整パイプ32の肉厚部32Bに当たるので火炎の流れが乱反射して一段と大きく乱れて加水燃料が小爆発を起こす。また、火炎が第2テーパー状筒体部18の内周面や内圧調整パイプ32の一端部32Aの外周面、内圧調整パイプ32の肉厚部32Bに当たることにより火炎の第2燃焼小室12Bにおける滞留時間が長くなって第2燃焼小室12Bの内圧が安定すると共に温度がより高温になる。これにより、第2燃焼小室12B内の温度が高温度で安定するので燃焼効率が向上する。
この結果、前記燃焼室12の雰囲気温度(燃焼室12内部の温度)が約1500℃以上の高温度で安定するので燃焼効率が向上する。
従って、前記燃焼室12の雰囲気温度が約1500℃以上の高温度で安定するので、焼玉を設けなくても灯油等の化石燃料を完全燃焼状態で燃焼させることができ、燃焼する過程で灯油等の化石燃料から生ずる硫黄酸化物、窒素酸化物等の有害ガス及びその他有害物が発生するのを防止することができる。
また、焼玉不要加水燃料燃焼装置10の燃焼室12の内部には金属等で形成した焼玉や金属等で形成した焼玉支柱を設けていないので、燃焼室12の雰囲気温度を約1500℃以上という極めて高温にしても焼玉や焼玉支柱を交換等する必要がないので焼玉不要加水燃料燃焼装置10のメンテナンスの手間や費用を抑えることができる。
さらに、前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10は焼玉や焼玉支柱を設けていないので部品点数を少なくできると共に焼玉不要加水燃料燃焼装置10の構造をシンプルにできるため焼玉不要加水燃料燃焼装置10の製造効率を向上させることができると共に製品価格を抑えることができる。
なお、従来の加水燃料燃焼装置ではバーナー装置から噴射する灯油と水の噴射容量割合を灯油が約50〜45容量%、水が50〜55容量%にして燃焼室の雰囲気温度を高温にしていたが、前記焼玉不要加水燃料燃焼装置10は燃焼室仕切体22、内圧調整パイプ32を設けることにより使用する灯油と水の容量割合を灯油が35〜30容量%、水が65〜70容量%というように灯油の使用量を少なくしても燃焼室12の雰囲気温度を約1500℃以上の高温にすることができるため、従来の加水燃料燃焼装置に比べ加水燃料の灯油消費量を大幅に減らすことができ、経済的であると共に燃料の有効利用を図ることができる。
また、従来の加水燃料燃焼装置においては加水燃料に添加剤を加えて灯油と水の結合を促進させることにより燃焼ムラを無くして燃焼室の雰囲気温度を高温にしていたが、実施例の焼玉不要加水燃料燃焼装置10は燃焼室仕切体22、内圧調整パイプ32を設けることにより燃焼室12の雰囲気温度を高温安定させることができるので、実施例で使用する加水燃料には添加剤を加える必要がなく、これにより加水燃料の費用コストを抑えることができる。
なお、実施例では前記内圧調整パイプ32の内径寸法Xと前記燃焼室仕切体22の火炎通過開口部24の内径寸法Yの寸法割合を1:2に設定したがこれに限定されるものでないが、好ましくは前記内圧調整パイプ32の内径寸法Xと前記火炎通過開口部24の内径寸法Yの寸法割合は1:1.1〜2.5の範囲に設定するのが好ましい。
また、実施例では焼玉不要加水燃料燃焼装置10を焼却装置としての焼却炉(図示せず)の横に置いて焼却炉に火炎を供給して前記焼却炉が焼却物を焼却する場合を例にして説明したが、焼玉不要加水燃料燃焼装置10は焼却装置としての焼却炉以外(例えばボイラー等)に火炎を提供する場合に使用してもよいことは勿論である。
なお、実施例では燃料として灯油を使用した例を示したが、燃料は必ずしも灯油に限定されるものでなく、重油や軽油等の他の化石燃料やアルコール等の他の燃料でもよいことは勿論である。
また、実施例の焼玉不要加水燃料燃焼装置10の円筒体部14は製造の都合上から複数(3パーツ)のパーツで形成したが、製造上可能であれば単一のパーツで形成してもよいことは勿論である。
本発明の焼玉不要加水燃料燃焼装置は、火炎を提供する装置として色々な分野に適用することができる。
10 焼玉不要加水燃料燃焼装置
12 燃焼室
12A 第1燃焼小室
12B 第2燃焼小室
14 円筒体部
16 第1テーパー状筒体部
18 第2テーパー状筒体部
20 燃焼室仕切体取付溝
22 燃焼室仕切体
24 火炎通過開口部
26 小径部
26A 端面
28 燃料取入開口部
30 小径部
30A 端面
31 火炎噴射開口部
32 内圧調整パイプ
32A 一端部
32B 肉厚部

Claims (3)

  1. 円筒体部と、この円筒体部の一端部に設けられた第1テーパー状筒体部と、前記円筒体部の他端部に設けられた第2テーパー状筒体部と、前記円筒体部と第1テーパー状筒体部と第2テーパー状筒体部によって形成された燃焼室と、この燃焼室に設けられると共に前記燃焼室を第1燃焼小室と第2燃焼小室に仕切る燃焼室仕切体と、この燃焼室仕切体に貫通形成された火炎通過開口部と、前記第1テーパー状筒体部の小径部基端面に貫通形成された燃料取入開口部と、前記第2テーパー状筒体部の小径部に前記火炎通過開口部,前記燃料取入開口部と同心状でスライド可能に挿入されると共に一端部が前記第2燃焼小室に突出する内圧調整パイプと、を有してなることを特徴とする焼玉不要加水燃料燃焼装置。
  2. 円筒体部と、この円筒体部の一端部に設けられた第1テーパー状筒体部と、前記円筒体部の他端部に設けられた第2テーパー状筒体部と、前記円筒体部と第1テーパー状筒体部と第2テーパー状筒体部によって形成された燃焼室と、この燃焼室に設けられると共に前記燃焼室を第1燃焼小室と第2燃焼小室に仕切る燃焼室仕切体と、この燃焼室仕切体に貫通形成された火炎通過開口部と、前記第1テーパー状筒体部の小径部基端面に貫通形成された燃料取入開口部と、前記第2テーパー状筒体部の小径部基端面に貫通形成された火炎噴射開口部と、この火炎噴射開口部に前記火炎通過開口部,前記燃料取入開口部と同心状でスライド可能に挿入されると共に一端部が前記第2燃焼小室に突出する内圧調整パイプと、を有してなることを特徴とする焼玉不要加水燃料燃焼装置。
  3. 前記内圧調整パイプの内径寸法と前記火炎通過開口部の内径寸法の寸法割合を1:1.1〜2.5の範囲内に設定したことを特徴とする請求項1記載又は請求項2のいずれかに記載された焼玉不要加水燃料燃焼装置。
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