JP4908241B2 - 無線フレーム制御装置、無線通信装置及び無線フレーム制御方法 - Google Patents
無線フレーム制御装置、無線通信装置及び無線フレーム制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4908241B2 JP4908241B2 JP2007007407A JP2007007407A JP4908241B2 JP 4908241 B2 JP4908241 B2 JP 4908241B2 JP 2007007407 A JP2007007407 A JP 2007007407A JP 2007007407 A JP2007007407 A JP 2007007407A JP 4908241 B2 JP4908241 B2 JP 4908241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- resource
- resource allocation
- packet
- radio frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
(1)“burst”とはパケットが連なったデータ系列で、一つの“burst”内は同じ変調方式と同じ誤り訂正符号化率が適用されて送信される。
(2)一つの“burst”内では異なるユーザ宛のパケットが混在してもよい。
(3)“burst”の最大数には制限がある。
IEEE Std 802.16-2004, "Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems," 2004. IEEE Std 802.16e-2005, "Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems," 2005 大関武雄,森田恵美,井上隆,"IEEE802.16におけるQoS無線パケットスケジューリング手法に関する一改良",2006年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会講演論文集,B-5-140,pp.500,平成18年9月7日
図1は、本発明の一実施形態に係る無線フレーム制御装置1の構成を示すブロック図である。図1の無線フレーム制御装置1は、OFDMA方式の無線フレームを制御する。無線フレーム制御装置1は、例えばOFDMA方式の無線通信装置(基地局装置等)に備えられる。
また、パケットの送信に用いる変調方式と誤り訂正符号化率の組み合わせは、ユーザが要求するQoSに基づいて決定される。さらに、通信相手との間の電波伝搬環境の情報を加味することで、より適切な変調方式と誤り訂正符号化率の組み合わせを選択することが可能となり、周波数の利用効率が改善される効果が期待できる。
図8において、ステップS101では、変数i、jを0に初期化する。ステップS102では、変数iが第1グループ内のパケット数未満であるか判断する。第1グループ内のパケット数は、QoS要求ユーザの送信パケット情報中の送信期限「Deadline」が閾値以内の送信ブロック数である。また、第1グループ内のパケットの順番は、送信期限「Deadline」の早い順である。
ステップS104では、第1グループ内のi番目のパケットの要求する「PHY_MODE」用に既に割り当てられている“Bucket”にリソースの空きがあり、且つ、該“Bucket”の空きリソースでi番目のパケットに足りるかを判断する。例えば、図4の項番1のパケット「Block=#1」は100バイトのデータ量を有するが、そのパケットが要求する「PHY_MODE=A」用に割り当てられている“Bucket”に、100バイト分のリソースの空きがあるかを判断する。
ステップS108では、新たに割り当てる“Bucket”を用意し、i番目のパケットの要求する「PHY_MODE」用に既に割り当てられている“Bucket”にリソースの空きがある場合には当該“Bucket”の空きリソースに連続して新規の“Bucket”のリソースをi番目のパケットに割り当てる。もし、既に割り当てられている“Bucket”にリソースの空きがない場合には新規の“Bucket”のリソースを最初からi番目のパケットに割り当てる。その後、ステップS102に戻る。
図9において、ステップS201では、変数iを0に初期化し、図8のステップS110でレジスタに保存した変数jの値を該レジスタから読み出して変数jにセットする。ステップS202では、変数iが第2グループ内のパケット数未満であるか判断する。第2グループ内のパケット数は、上述の図5で説明される統合後の送信パケット情報中の送信ブロック数である。統合後の送信パケット情報は、QoS要求ユーザ用の送信バッファに格納されていて送信待ちになっているパケットのうち送信期限「Deadline」が閾値超過であるパケットの送信ブロックの情報と、QoS非要求ユーザ用の送信バッファに格納されていて送信待ちになっているパケットの送信ブロックの情報とから構成される。また、第2グループ内のパケットの順番は、上述の図5で説明される、統合後の送信パケット情報内の順番である。
ステップS204では、第2グループ内のi番目のパケットの要求する「PHY_MODE」用に既に割り当てられている“Bucket”にリソースの空きがあり、且つ、該“Bucket”の空きリソースでi番目のパケットに足りるかを判断する。
ステップS208では、新たに割り当てる“Bucket”を用意し、i番目のパケットの要求する「PHY_MODE」用に既に割り当てられている“Bucket”にリソースの空きがある場合には当該“Bucket”の空きリソースに連続して新規の“Bucket”のリソースをi番目のパケットに割り当てる。もし、既に割り当てられている“Bucket”にリソースの空きがない場合には新規の“Bucket”のリソースを最初からi番目のパケットに割り当てる。その後、ステップS202に戻る。
例えば、変調指数の変更なしではリソースの割当てができないパケットに対する処置は、無線通信システムの要求条件に応じて、適宜、変更可能である。送信期限までにあまり時間の余裕がない第1グループに対する処置例としては、例えば、処置例A−1〜4が挙げられる。
(A−1)変調指数が小さくなるように変更して空きリソースの割当てを行う。
(A−2)次の下りリンクフレームでも送信期限内ならば、次の下りリンクフレームで送信するように繰り越す。
(A−3)次の下りリンクフレームでは送信期限が過ぎてしまうならば、変調指数が大きくなるように変更してでも、空きリソースの割当てを行う。
(A−4)現変調指数のままで、若しくは変調指数が小さくなるように変更しても、現下りリンクフレームでの送信ができず、しかも次の下りリンクフレームでは送信期限が過ぎてしまうならば、廃棄する。
送信期限までにまだ時間の余裕があるパケット及び送信期限のないパケットから成る第2グループに対する処置例としては、例えば、処置例B−1〜3が挙げられる。
(B−1)変調指数が小さくなるように変更して空きリソースの割当てを行う。
(B−2)次の下りリンクフレームでも送信期限内ならば、若しくは送信期限のないパケットならば、次の下りリンクフレームで送信するように繰り越す。
(B−3)現変調指数のままで、若しくは変調指数が小さくなるように変更しても、現下りリンクフレームでの送信ができず、しかも次の下りリンクフレームでは送信期限が過ぎてしまうならば、廃棄する。
Claims (9)
- 直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式の無線フレームを制御する無線フレーム制御装置であり、
OFDMAシンボル及びサブキャリアの各リソースから構成される前記無線フレームにおいて、OFDMAシンボル又はサブキャリアのいずれか一方のリソースの使用量を一定にし、もう一方のリソースの使用量を可変にし、使用量一定の方のリソースの固定量と使用量可変の方のリソースの可変単位量から成るリソース割り当て単位を用いるリソース割り当て手段を備え、
前記リソース割り当て手段は、
送信待ちのパケットを、送信期限が閾値以内のパケットから成る第1グループと、送信期限が前記閾値超過のパケットおよび送信期限のないパケットから成る第2グループとにグループ分けし、
前記第1グループに対して前記リソース割り当て単位を優先的に割り当ててから、前記第2グループに対して前記リソース割り当て単位を割り当て、前記リソース割り当て単位の割り当てにおいて、パケットに対応したリソース割当て単位に不足がある場合には、該パケットをリソースの空きがある他のリソース割り当て単位に割り当てる、
ことを特徴とする無線フレーム制御装置。 - 前記リソース割り当て手段は、
前記移し変えたパケットに対して、該移し変え先のリソース割り当て単位で用いられる変調方式及び誤り訂正符号化率への変更を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線フレーム制御装置。 - 前記リソース割り当て手段は、変調指数が小さくなるように、前記移し変え対象のパケットを選択することを特徴とする請求項2に記載の無線フレーム制御装置。
- 前記リソース割り当て手段は、前記第1グループ内で送信期限の早いパケットから順番に前記リソース割り当て単位を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線フレーム制御装置。
- 前記リソース割り当て手段は、前記第2グループ内で変調指数の大きいパケットから順番に前記リソース割り当て単位を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線フレーム制御装置。
- 前記リソース割り当て手段は、前記第1グループ内で同じ変調方式且つ同じ誤り訂正符号化率を用いて送信されるパケットからデータ系列を構成し、該データ系列に対して前記リソース割り当て単位を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線フレーム制御装置。
- 前記閾値は、全トラヒック量、若しくはQoSを要求するパケットのトラヒック量に応じて、動的に変更されることを特徴とする請求項1に記載の無線フレーム制御装置。
- 請求項1から請求項7のいずれかの項に記載の無線フレーム制御装置を備えたことを特徴とする直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式の無線通信装置。
- 直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式の無線フレームを制御する無線フレーム制御方法であり、
OFDMAシンボル及びサブキャリアの各リソースから構成される前記無線フレームにおいて、
OFDMAシンボル又はサブキャリアのいずれか一方のリソースの使用量を一定にし、もう一方のリソースの使用量を可変にし、
使用量一定の方のリソースの固定量と使用量可変の方のリソースの可変単位量から成るリソース割り当て単位を定め、
送信待ちのパケットを、送信期限が閾値以内のパケットから成る第1グループと、送信期限が前記閾値超過のパケットおよび送信期限のないパケットから成る第2グループとにグループ分けし、
前記第1グループに対して前記リソース割り当て単位を優先的に割り当ててから、前記第2グループに対して前記リソース割り当て単位を割り当て、
前記リソース割り当て単位の割り当てにおいて、パケットに対応したリソース割当て単位に不足がある場合には、該パケットをリソースの空きがある他のリソース割り当て単位に割り当てる、
ことを特徴とする無線フレーム制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007407A JP4908241B2 (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | 無線フレーム制御装置、無線通信装置及び無線フレーム制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007407A JP4908241B2 (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | 無線フレーム制御装置、無線通信装置及び無線フレーム制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008177696A JP2008177696A (ja) | 2008-07-31 |
JP4908241B2 true JP4908241B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=39704403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007407A Expired - Fee Related JP4908241B2 (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | 無線フレーム制御装置、無線通信装置及び無線フレーム制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4908241B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112019006952T5 (de) * | 2019-03-01 | 2021-12-02 | Wacom Co., Ltd. | Sensorsteuerung und stift |
-
2007
- 2007-01-16 JP JP2007007407A patent/JP4908241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008177696A (ja) | 2008-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11387952B2 (en) | Method and apparatus for processing reverse transmission resources in a mobile communication system | |
US11516820B2 (en) | Resource allocation method for sidelink and terminal | |
CN102036390B (zh) | 一种优先级处理方法 | |
KR100749847B1 (ko) | 휴대 인터넷 시스템의 기지국에서 순방향 패킷 스케쥴링장치 및 방법 | |
KR101074885B1 (ko) | 무선 시스템에서 무선 리소스를 공유하도록 데이터 사용자 및 음성 사용자를 그룹화하기 위한 시그널링 방법 | |
JP4979092B2 (ja) | 無線通信システムにおけるリソース割り当て方法 | |
CN110225547B (zh) | 一种调度请求发送、接收方法、终端及网络侧设备 | |
EP2437424B1 (en) | Uplink radio resource allocation in the presence of power limited users | |
CN108633088B (zh) | 资源调度的方法和装置 | |
KR20050021083A (ko) | 상향링크 패킷 전송을 위한 스케쥴링 할당 방법 | |
JP2013059050A (ja) | アップリンクキャリア集合に対する論理チャネル優先度付与のための方法および装置 | |
WO2007117757A2 (en) | Scheduling in wireless communication systems | |
JP4460603B2 (ja) | 最少リソースパラメータでスケジューリングアルゴリズムを実行する方法およびこれを算出する方法 | |
Afrin et al. | Performance analysis of an enhanced delay sensitive LTE uplink scheduler for M2M traffic | |
KR20060091158A (ko) | 무선 통신 시스템에서 패킷 데이터 스케줄링 장치 및 방법 | |
JP4607037B2 (ja) | 無線フレーム制御装置および無線通信装置 | |
CN101350804B (zh) | 一种调度高速下行分组接入业务的方法及装置 | |
KR100938089B1 (ko) | 무선 통신 시스템에서 데이터 트래픽 스케줄링 방법 | |
JP4908241B2 (ja) | 無線フレーム制御装置、無線通信装置及び無線フレーム制御方法 | |
JP4932356B2 (ja) | 無線フレーム制御装置、無線通信装置及び無線フレーム制御方法 | |
KR101210239B1 (ko) | 무선 패킷 데이터 다중―사용자 환경에서의 실시간 트래픽 전송을 위한 채널들의 할당 | |
JP2007243405A (ja) | 無線バッファ装置、無線通信装置及び無線バッファ制御方法 | |
CN110831211B (zh) | 数据上传方法及装置、存储介质、用户终端 | |
JP5302807B2 (ja) | 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム | |
JP2009147499A (ja) | 無線フレーム制御装置、無線フレーム制御方法及び無線通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090710 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120112 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |