JP4906688B2 - 制御信号通信方法、光トランシーバ装置 - Google Patents

制御信号通信方法、光トランシーバ装置 Download PDF

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Description

本発明は、第1の通信方式と第2の通信方式とによる通信が可能な通信制御手段を有する光トランシーバ装置と、この光トランシーバ装置と管理装置との制御信号通信方法に関する。
従来、光通信技術においては、差動電気信号を光信号に変換した後、光コネクタを通じて光ファイバへ出力する光送信機能と、光コネクタから入力される光信号を電気信号に変換する光受信機能を備える光トランシーバ装置が利用されている。このような光トランシーバ装置は、例えば、世界標準として規格が定められたMSA(Multi Source Agreement)によるパッケージに搭載される(例えば、特許文献1参照)。
このような光トランシーバ装置は、2線シリアル(I2C、Inter-Integrated Circuit)インタフェースによって、外部に存在する管理装置から、I2C通信における予め定められたアドレスを宛先として送信される制御信号に応答し、例えば自装置内部の状態情報や管理情報などの情報を管理装置に送信する機能を備えている。
特開2007−264438号公報
しかしながら、I2C通信バスには、同一の通信方式による複数のデバイスが接続されているために、管理装置から、通信バスを介して光トランシーバ装置にI2C通信におけるアドレスを制御するための信号を送出すると、光トランシーバ装置以外の他のデバイスが誤動作を起こす可能性がある。したがって、管理装置からいずれかの光トランシーバ装置に制御信号を送信する場合には、他のデバイスが誤動作を起こさないような信号によって行うことが望ましい。
また、I2C通信では、スレーブに最大128アドレス(7ビット)を割り振ることが可能であるが、上述のMSAによる光トランシーバ装置では、自装置の内部情報を外部の管理装置と情報通信を行う際の光トランシーバ装置のI2C通信におけるアドレス(以下、I2Cアドレスという)は、A0hとA2hとの固定されたI2Cアドレスを用いるように定められている。したがって、従来、複数の光トランシーバ装置を1つの管理装置によってI2C通信バスを介して制御するために、光トランシーバ装置と管理装置とは、例えば、図10に示すように構成される。図10には、複数の光トランシーバ装置(SFP)1100(光トランシーバ装置1100−1、光トランシーバ装置1100−2、光トランシーバ装置1100−3、光トランシーバ装置1100−4、光トランシーバ装置1100−5)を制御する管理装置1200が、SCL線1401とSDA線1402とのI2Cバスによって接続された状態が示されている。
図10に示されるように、複数の光トランシーバ装置1100のそれぞれのアドレスが同一であると、管理装置1200と光トランシーバ装置1100との間に、それぞれ切替えデバイス1500(切替えデバイス1500−1、切替えデバイス1500−2、切替えデバイス1500−3、切替えデバイス1500−4、切替えデバイス1500−5)を設置して、管理装置1200から光トランシーバ装置1100への信号を中継させる必要がある。ここで、複数の切替えデバイス1500のそれぞれは、管理装置1200に対しては、それぞれが異なるI2Cアドレスに対して応答するように設定され、光トランシーバ装置1100から送信される制御信号を、宛先をA0hとA2hに変換してそれぞれに接続された光トランシーバ装置1100に送信する。
さらに、管理装置1200から、複数の切替えデバイス1500のいずれに情報を送信するかを示す信号をいずれかの切替えデバイス1500に送信するために、管理装置1200と複数の切替えデバイス1500とのそれぞれにバス切替え信号線1600(バス切替え信号線1600−1、バス切替え信号線1600−2、バス切替え信号線1600−3、バス切替え信号線1600−4、バス切替え信号線1600−5)を接続する必要がある。
また、バス拡張デバイス1300は、光トランシーバ装置1100が内部情報などを管理装置1200に送信する際などに信号を中継する。
このように、従来では、管理装置が光トランシーバ装置に制御情報を送信するためのI2Cアドレスが、A0hとA2hとに固定されているために、光トランシーバ装置1100のそれぞれに対応する切替えデバイス1500が必要となる。このため、管理装置1200には、複数の切替えデバイス1500と接続するためのピンが必要となる。したがって、配線は複雑化して管理効率が悪くなるとともに、デバイスが多ければ多いほど、経済的コストは高くなり、また故障率は上がるために全体としての信頼性は低下する。よって、配線とデバイスとを減らし、コストを低減することが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、光トランシーバ装置が、管理装置から制御信号を送受信するための回路を簡単化するための制御信号通信方法を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、第1の通信方式による通信を行う第1の通信手段と、第2の通信方式による第2の通信手段とを切り替えていずれかの通信手段により通信を行う通信制御手段を備え、第1の通信方式により通信を行う通信バスを介して接続された管理装置と第1の通信手段を介して通信する光トランシーバ装置の制御信号通信方法であって、光トランシーバ装置の、変更命令受信手段が、管理装置から、第1の通信方式による変更命令信号を、第1の通信手段を介して受信するステップと、変更命令受信手段が変更命令信号を受信すると、通信制御手段が、自装置の通信手段を、第1の通信手段から第2の通信手段に切り替えるステップと、制御信号受信手段が、管理装置から、第2の通信方式による制御信号を、第2の通信手段を介して受信するステップと、制御信号受信手段が制御信号を受信すると、通信制御手段が、第2の通信手段から、第1の通信手段に切り替えるステップと、を備えることを特徴とする制御信号通信方法である。
また、本発明は、光トランシーバ装置は、予め定められた自装置のアドレス情報である第1のアドレス情報を記憶する記憶手段を備え、通信手段が受信する情報の宛先情報が、記憶手段に記憶された第1のアドレス情報と一致する場合に、情報に応答して、管理装置と情報通信を行い、光トランシーバ装置の、制御信号受信手段が受信する制御信号は、第2のアドレス情報を含み、アドレス変更手段が、制御信号受信手段が受信する第2のアドレス情報を、記憶手段に第1のアドレス情報として記憶させるステップと、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、複数の通信端子と、予め定められた自装置のアドレス情報である第1のアドレス情報を記憶する記憶手段とを備え、通信バスを介して接続された管理装置から送信される情報の宛先情報が、記憶手段に記憶された第1のアドレス情報と一致する場合に、情報に応答して、管理装置と情報通信を行う光トランシーバ装置の制御信号通信方法であって、光トランシーバ装置が、電源が投入されると、初期化処理を行うステップと、初期化処理の完了後、予め定められた第1の通信端子が、管理装置からモード切替信号を受信するステップと、モード切替信号を受信すると、アドレス設定モードに変更するステップと、アドレス設定モードに変更した後、予め定められた第2の通信端子が、第2のアドレス情報を示す信号を受信するステップと、第2のアドレス情報を、記憶手段に第1のアドレス情報として記憶させるステップと、第2のアドレス情報を、記憶手段に第1のアドレス情報として記憶させると、アドレス設定モードから、通常の動作モードに変更するステップと、を備えることを特徴とする光トランシーバ装置の制御信号通信方法である。
また、本発明は、第1の通信方式による通信を行う第1の通信手段と、第2の通信方式による第2の通信手段とを切り替えていずれかの通信手段により通信を行う通信制御手段を備え、第1の通信方式により通信を行う通信バスを介して接続された管理装置と第1の通信手段を介して通信する光トランシーバ装置であって、管理装置から、第1の通信方式による変更命令信号を、第1の通信手段を介して受信する変更命令受信手段と、管理装置から、第2の通信方式による制御信号を、第2の通信手段を介して受信する制御信号受信手段と、を備え、通信制御手段は、変更命令受信手段が変更命令信号を受信すると、通信手段を、第1の通信手段から第2の通信手段に切り替え、制御信号受信手段が、制御信号を受信すると、第1の通信手段から、第2の通信手段に切り替えること、を特徴とする光トランシーバ装置である。
また、本発明は、光トランシーバ装置が、上述の予め定められた自装置のアドレス情報である第1のアドレス情報を記憶する記憶手段と、通信手段が受信する情報の宛先情報が、記憶手段に記憶された第1のアドレス情報と一致する場合に、情報に応答して、管理装置と情報通信を行う光トランシーバ装置であって、制御信号受信手段が受信する制御信号は、第2のアドレス情報を含み、制御信号受信手段が受信する第2のアドレス情報を、記憶手段に第1のアドレス情報として記憶させるアドレス変更手段をさらに備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、第1の通信方式と第2の通信方式とによる通信が可能な通信制御手段を有する光トランシーバ装置が、第1の通信方式により通信を行う通信バスに接続された状態で、管理装置から第1の通信方式による変更命令信号を受信すると、自装置の通信方式を第1の通信方式から第2の通信方式に切り替え、さらに、管理装置から、第2の通信方式による制御信号を受信するようにしたので、このような制御信号によって、通信バスに接続された他のデバイスに影響を与えることなく、光トランシーバ装置のみに特殊な制御信号を送信することができる。
また、本発明によれば、上述の光トランシーバ装置は、予め自装置内に記憶するアドレス情報を宛先とする情報を受信した場合に、その情報に応答するものであり、上述の変更命令信号を受信した後に、管理装置から第2の通信方式によって新たなアドレス情報を受信し、これを自装置のアドレスとするようにしたので、管理装置は、それぞれの光トランシーバ装置に異なるアドレスを割り当てることができる。これによって、管理装置は、複数の光トランシーバ装置を同一の通信バスを介して制御する場合にも、個々の光トランシーバ装置に対して、異なるアドレスを指定して制御信号を送信することができる。すなわち、切替えデバイスなどによって制御信号が中継される必要がなく、回路を簡単化することができる。
また、本発明によれば、光トランシーバ装置は、電源が投入されてから初期化処理を行った後に、モード切替信号を受信すると、アドレス設定モードに切り替え、アドレス設定モード中に受信するアドレス情報を、自装置のアドレス情報として記憶するようにしたので、予め定められた初期化時間中にアドレス情報の変更を行い、初期化時間経過後には通常の光トランシーバ装置としての動作を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による光トランシーバ装置と、管理装置とが制御信号の送受信を行う光トランシーバシステムの構成を示す図である。
本実施形態による光トランシーバシステムは、光トランシーバ装置100−1、光トランシーバ装置100−2、・・・などの複数の光トランシーバ装置と、管理装置200と、バス拡張デバイス300と、通信バスを構成するSCL(Serial Clock Line)線401およびSDA(Serial Data Line)線402とを備えている。以下、光トランシーバ装置100−1、光トランシーバ装置100−2、・・・の複数の光トランシーバ装置について、特に個体を区別して説明する必要のない場合は、光トランシーバ装置100として説明する。
SCL線401と、SDA線402は、I2C(Inter-Integrated Circuit)によるデバイス間のシリアル通信を行う通信バスである。I2C通信では、マスタ(本実施形態では、管理装置200)とスレーブ(本実施形態では、複数の光トランシーバ装置100)とを、SCL線401とSDA線402との2本の線でパーティライン状に接続する。I2C通信では、マスタが、SCL線401を介して送信するCLK信号(SCL(シリアルクロック))を基準にして、SDA線402を介してデータ信号を送信する。ここで、複数のマスタを用いたマルチマスタも可能であり、この場合、いずれかのマスタをアクティブにして通信を行う。
このようなI2C通信では、個々のスレーブは、I2Cバス中で予め割り当てられたI2Cアドレスを記憶する。マスタは、I2Cバスに宛先のI2Cアドレス情報を含む信号を送出し、スレーブは、受信する信号の宛先が、自装置のI2Cアドレスであるか否かを判定する。また、1バイト転送するたびに受信側からACK信号を返送し、マスタとスレーブとが信号の送信を確認しながらデータ転送が行われる。ここで、図1に示されたデバイス以外にも、複数のデバイスがSCL線401とSDA線402とを介して接続されていても良い。
図2は、このようなI2C通信における信号の転送タイミングを示す図である。I2Cでは、マスタが転送するスタート信号とストップ信号との間に、送信する宛先のアドレス情報とともに、制御情報を送信し、I2Cアドレスを指定されたスレーブが、マスタと1対1で通信を行う。ここで、I2C通信において、ストップ信号とは、図2の(b)に示されるように、SCLがH(High)の時に、SDAがL(Low)からH(High)に遷移する信号をいう。また、スタート信号とは、図2の(c)のように、SCLがHの時に、SDAがHからLに遷移する信号をいう。スレーブは、入力される信号がスタート信号であるか否かと、その信号が示す宛先アドレスが自アドレスであるか否かの判定を行う。図2の(a)に示されるように、I2Cでは、SCLの立ち上がりエッジで情報が識別される。
図2に示されるACKとは、アクノリッジ信号(ACK信号)である。I2Cでは、データ転送が正常に行われたか否かを示すためのソフトウェアの取り決めによって、マスタでも、スレーブでも、送信側のデバイスは8ビット(1バイト)のデータ出力後にバスを開放するようになっている。受信側のデバイスは、9クロックサイクルの間、SDAをLにし、8ビットデータを受信したというアクノリッジ信号(ACK)を出力する。
図1にもどり、管理装置200は、SCL線401とSDA線402との通信バスを介して、それぞれの光トランシーバ装置100と通信し、制御信号等の送受信を行う。管理装置200は、通信バスに光トランシーバ装置100が接続されたことを検出すると、光トランシーバ装置100から受信するポートアドレスに基づいて、光トランシーバ装置100に変更命令信号を送信し、さらに、I2Cアドレス情報を示すUART信号を送信する。ここで、管理装置200は、複数の光トランシーバ装置100に、それぞれ異なるI2C情報を示すUART信号を送信することで、それぞれの光トランシーバ装置100のI2Cアドレスを異なる値に設定することができる。
バス拡張デバイス300は、SCL線401と、SDA線402とを除く信号を中継するデバイスであり、それぞれの光トランシーバ装置100の、後述するTxDisable、TxFault、RxLos、RateSelect、MODDEF(0)との各端子と、管理装置200との間の信号の送受信を中継する。なお、バス拡張デバイス300を用いずに、各端子と、管理装置200とを直接接続しても良い。
光トランシーバ装置100は、入力される差動電気信号を光信号に変換した後、光コネクタを通じて光ファイバへ出力し、また光コネクタから入力される光信号を電気信号に変換する光受信機能を備える回路である。複数の光トランシーバ装置100には、それぞれにポートアドレスが割り当てられている。図3は、一般的な光トランシーバ装置の機能を示すブロック図である。光トランシーバ装置は、図3に示されるように、その内部に制御部900を備えている。制御部900は、演算部、制御部、記憶部等を備えるマイクロコントローラ(MCU(Micro Controller Unit))であり、光トランシーバ装置の動作を制御する。制御部900は、I2CインタフェースによるシリアルID機能およびデジタル診断モニタ(DDM)機能を提供する。
ここで、シリアルID機能とは、自装置の設定情報(用途、伝送媒体、伝送距離、ベンダ名、型番、シリアル番号等)を記憶部に記憶し、外部の管理装置から受信する設定情報要求に応じて、これらの設定情報を送信する機能である。また、デジタル診断モニタ機能とは、外部の管理装置から送信される内部状態情報送信要求に応じて、自装置の内部状態情報(電源電圧、送信部光出力電力、送信部レーザバイアス電流、受信部受光電力、内部温度)などを管理装置に送信し、外部の管理装置が光トランシーバ装置の内部状態をモニタできるようにする機能である。
MSAでは、このようなシリアルID機能とデジタル診断モニタ機能とを提供するI2Cアドレスが定められており、制御部900は、MODDEF(1)端子から入力されるSCL信号と、MODDEF(2)端子から入力されるSDA信号を受信して、I2Cアドレス「A0h」を宛先とする信号に応じてシリアルID機能を、I2Cアドレス「A2h」を宛先とする信号に応じてデジタル診断モニタ機能を提供する。本実施形態における光トランシーバ装置100も、このようなMSAの規格に沿った機能を備えている。
図4は、光トランシーバ装置100のパッド配置を示す図である。光トランシーバ装置100は、図4の(c)に示されるような1〜20の通信端子が、図4の(a)、(b)に示されるように配置されている。光トランシーバ装置100は、TxFault、TxDisable、MODDEF(2)、MODDEF(1)、MODDEF(0)、RateSelect、RxLosなどの端子を備えている。
ここで、TxFaultは、光トランシーバ装置100の送信部に故障があるときに、H(High)を出力する。TxDisableは、送信部のON/OFFを制御する。MODDEF(2)は、I2Cのデータライン(SDA線402)と接続される。MODDEF(1)は、I2Cのクロックライン(SCL線401)と接続される。MODDEF(0)は、モジュールが挿入されているか否かを示す信号を出力する。RateSelectは、受信部帯域を制御する信号の送受信を行う。RxLosは、受信光の低下のアラームを出力する。
図5は、本実施形態における光トランシーバ装置100の機能構成を示すブロック図である。本実施形態による光トランシーバ装置100は、第1の通信端子111と、第2の通信端子112と、第3の通信端子113と、第4の通信端子114との、少なくとも4端子と、応答部121と、変更信号受信部122と、アドレス情報受信部123と、アドレス記憶部124と、アドレス変更部125と、通信制御部130とを備えている。
第1の通信端子111は、本実施形態では、上述のTxDisableの端子である。第2の通信端子112は、本実施形態では、上述のRateSelectの端子である。第3の通信端子113は、本実施形態では、上述のMODDEF(1)の端子である。すなわち、第3の通信端子113は、SCL線401に接続される。第4の通信端子114は、本実施形態では、上述のMODDEF(2)の端子である。すなわち、第4の通信端子114は、SDA線402に接続される。
アドレス記憶部124は、自装置のI2Cアドレスを予め記憶する。本実施形態では、MSAの規格に準拠して、シリアルID機能を提供するI2CアドレスをA0hと、デジタル診断モニタ機能を提供するI2CアドレスをA2hとして記憶している。
応答部121は、第4の通信端子114(MODDEF(2))から入力される信号から、その信号の宛先を示すアドレス情報を読み取り、読み取ったI2Cアドレスが、アドレス記憶部124に記憶されたI2Cアドレス(A0h、またはA2h)と同一である場合に、その信号が自装置への信号であると判定する。
変更信号受信部122は、第1の通信端子111から入力される変更命令信号を、通信制御部130を介して受信する。変更命令信号は、例えば、9回以上の繰り返しパルスである。
アドレス情報受信部123は、第3の通信端子113に入力されたアドレス情報を、通信制御部130を介して受信する。
アドレス変更部125は、アドレス情報受信部123が受信するアドレス情報を、アドレス記憶部124に記憶させる。
通信制御部130は、光トランシーバ装置100と外部デバイスとの通信方式を制御し、第1の通信部131と、第2の通信部132とを備えている。第1の通信部131は、第3の通信端子113に入力される信号をSCL信号とし、また、第4の通信端子114に入力される信号をSDA信号としてI2C通信を行う。第1の通信部131が行うI2C通信が2本の通信線を必要とするのに対し、第2の通信部132は、1本の通信線を用いた通信方式によって通信を行う。本実施形態では、第2の通信部132は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)により通信を行う。
ここで、UARTとは、調歩同期方式によるシリアル信号をパラレル信号に変換し、またその逆方向の変換を行うための集積回路である。図6は、UARTにより受信する信号を示す図である。図6には、パリティのない8ビットの情報の構造が示されている。調歩同期方式(非同期方式)では、伝送する情報を挟む形で、情報の始まりを示すスタートビットと、情報の終わりを示すストップビットとが付加される。伝送する情報がない場合は、全てストップビットが送信される。このように、受信側では、スタートビットを検出すると、その次の情報を読み取る。このように、UARTによれば、I2Cのようなクロック信号を必要としないため、1線で信号を受信する。本実施形態では、第2の通信部132は、第3の通信端子113に入力される信号を、シリアルデータとして受信する。
次に、図7を参照して、本実施形態による光トランシーバ装置100が、管理装置200から信号を受信し、アドレス記憶部124に記憶する自装置のI2Cアドレスを変更する動作概要について説明する。図7は、光トランシーバ装置100が管理装置200から送信される信号を示すタイミングチャートである。
ここで、上述のMSAに準拠する光トランシーバ装置100では、電源が投入され、モジュール内部の電源電圧が上昇してから、300msの間は初期化時間として規定されている。しかしながら、光トランシーバ装置100内部にあるMCUは、実際には、電源投入から50ms〜100ms程度(図7の(a)の期間)で初期化が完了しているのが現状である。
そこで、光トランシーバ装置100の初期化が完了すると、第1の通信部131が、管理装置200からの第1の通信端子111(TxDisable)への入力信号の変化をモニタする。そして、第1の通信部131が、図7の(b)に示す期間(50ms)に、第1の通信端子111を介して変更命令信号を受信すれば、通信制御部130は、通信部を第1の通信部131から第2の通信部132に切り替えて、第2の通信部132を動作させる。
そして、第2の通信部132は、第2の通信端子112(RateSelect)に入力される信号をモニタする。アドレス情報受信部123は、第2の通信部132を介して、第2の通信端子112(RateSelect)への入力がHである時の、第3の通信端子113(MODDEF(1))への入力を、アドレス情報として受信する。そして、第2の通信部132が、第2の通信端子112から受信する入力がLになると、アドレス変更部125は、アドレス情報受信部123が受信したアドレス情報を、アドレス記憶部124に書き込む。そして、通信制御部130は、通信部を第2の通信部132から第1の通信部131に切り替えて、第1の通信部131を動作させる。以後、光トランシーバ装置100は、通常の光トランシーバ装置として管理装置200との通信を行う。
本実施形態では、このようにして、上述のMSAに準拠する光トランシーバ装置で規定された、電源投入から300ms間の初期化時間を利用して、光トランシーバ装置100が後述するアドレス変更処理を行う。なお、管理装置200は、アドレス情報受信部123へのアドレス情報の入力を、19.2kbpsで行うと、ポート当たり520.8usの時間で入力を完了することができる。すなわち、150ms以内に、I2Cで接続可能な128アドレスを設定することが可能である。
次に、図8のフローチャートを参照して、光トランシーバ装置100が自装置のアドレスを変更する動作例を詳細に説明する。
光トランシーバ装置100に電源が投入されると、本処理をスタートする。光トランシーバ装置100は、時間を計測する機能を備えており、電源が投入されてからの経過時間を計測する。そして、通信ポート等のポートの初期化を行う(ステップS1)。また、光トランシーバ装置100は、発光/受光デバイスの調整値をセットする(ステップS2)。
変更信号受信部122は、光トランシーバ装置100に電源が投入されてから150msの間、第1の通信端子111から入力される信号を第1の通信部131を介して受信する(ステップS3)。変更信号受信部122は、第1の通信端子111が信号を受信した時点が、光トランシーバ装置100に電源が投入された後、150msが経過していると判定すれば、光トランシーバ装置100は、光トランシーバ装置としてのメインループの処理動作を開始し(ステップS4−NO)、上述のシリアルID機能やデジタル診断モニタ機能などの提供を開始する。
一方、ステップS4で、変更信号受信部122が、第1の通信端子111が信号を受信した時点が、光トランシーバ装置100に電源が投入された後150ms以内であると判定すると(ステップS4−YES)、変更信号受信部122は、第1の通信端子111が受信した信号が予め定められた変更命令信号であるか否かを判定する(ステップS5)。ここで、変更信号受信部122が、第1の通信端子111が受信した信号が、上述のような変更命令信号でないと判定すれば、変更信号受信部122は、ステップS3の処理にもどり、第1の通信端子111への信号入力を監視する(ステップS5−NO)。
一方、ステップS5で、変更信号受信部122が、第1の通信端子111が受信した信号が、変更命令信号であると判定すると(ステップS5−YES)、光トランシーバ装置100は、アドレス設定モードに切り替わる。すなわち、通信制御部130は、通信部を、第1の通信方式によって通信を行う第1の通信部131から、第2の通信方式によって通信を行う第2の通信部132に変更する(ステップS6)。
そして、アドレス情報受信部123は、第2の通信端子112に入力される信号を、第2の通信部132を介して受信する(ステップS7)。アドレス情報受信部123は、時間を計測する機能を備えており、第2の通信端子112が信号を受信した時点が、光トランシーバ装置100に電源が投入された後、300msが経過していると判定すれば、メインループの処理を開始する(ステップS8−NO)。
一方、ステップS8で、アドレス情報受信部123が、第2の通信部132を介して第2の通信端子112に入力される信号を受信した時点が、光トランシーバ装置100に電源が投入された後300ms以内であると判定すると(ステップS8−YES)、アドレス情報受信部123は、第2の通信端子112が受信した信号が「H」であるか否かを判定する(ステップS9)。アドレス情報受信部123は、ステップS9で、受信した信号が「H」でないと判定すると、ステップS7にもどる。
一方、ステップS9で、アドレス情報受信部123が、第2の通信端子112に入力された信号が「H」であると判定すれば、アドレス情報受信部123は、第2の通信部132を介して、第3の通信端子113から入力される信号を、I2Cアドレス情報を示すUART信号として受信する(ステップS10)。アドレス変更部125は、ステップS10でアドレス情報受信部123が受信したI2Cアドレス情報を、アドレス記憶部124に記憶させる(ステップS11)。
光トランシーバ装置100は、アドレス記憶部124へI2Cアドレス情報を記憶させると、通常の動作モードに戻る。すなわち、通信制御部130は、通信部を、第2の通信方式によって通信を行う第2の通信部132から、第1の通信方式によって通信を行う第1の通信部131に変更して記憶させる(ステップS12)。光トランシーバ装置100は、以上のように、アドレス記憶部124に記憶されたI2Cアドレス情報を変更して記憶させた後、光トランシーバとしての、光信号を中継するメインループの処理を開始する。
このようにすれば、光トランシーバ装置100と管理装置200とが接続されるI2Cバスに、他のデバイスが接続されていたとしても、それらには、ステップS10で送信される変更命令信号は、クロック信号にしかみえない。
また、光トランシーバ装置100が活線挿抜された場合は、図9のようなタイミングチャートによりアドレス情報の変更を行う。ここでは、モジュールが挿入されたことを示すMODDEF(0)の出力をトリガとして、管理装置200は、モジュールが挿入されてから定められた期間(100ms〜200ms)に、第1の通信端子111を介して変更命令信号を送信する。管理装置200から光トランシーバ装置100へのアドレスの入力方法は上述と同様であるが、この場合は、アドレス信号を入力する前に別ポートへのI2C信号を停止しなければならない。
また、上述のように、UART信号に切り替えて行うアドレス変更処理によれば、デバイスアドレスA0h、A2hを残したまま光トランシーバ装置100のアドレス情報を変更することが可能であるが、デバイスアドレスA0h、A2hを残す必要がない場合には、I2C入力とRateSelect入力との組み合わせによってアドレス変更処理を行うことが可能である。この場合、光トランシーバ装置がアドレス変換モードに移行する手順は上述と同様である。そして、光トランシーバ装置は、RateSelect端子にHighが入力されたときに、MODDEF(1)へのデータ入力を有効にする。そして、管理装置は、光トランシーバ装置のMODDEF(1)への入力が有効となっている間に、I2Cの手順に従ってアドレス情報を送信する。そして、管理装置が、光トランシーバ装置に終了命令を送信すると、光トランシーバ装置は、通常のメインループの処理を開始する。
以上説明したように、本発明によれば、MSAにより定められた300msの初期化時間を有効に利用して、光トランシーバ装置100のI2Cアドレス情報を変更することができる。これによれば、従来、管理装置が光トランシーバ装置と制御情報を送受信するために必要であった切替えデバイスや、この切替えデバイスに信号を送信するための信号線が不要となり、回路が簡単化できる。
このように、従来、I2C通信では、個々のスレーブがアドレスを持っており、データ中にアドレスが含まれている。また、I2C通信では、最大128個(7ビットアドレスの場合)のアドレスを割り振ることができる。一方、光トランシーバのスレーブアドレスは、A0hとA2hに固定されるように規格が定められている。このため、1台のマスタデバイスで複数の光トランシーバとI2C通信を行う場合、ライン上に切り替えスイッチ(I2Cバスバッファともいう)デバイスが必要となる。
そこで、本発明では、光トランシーバが複数のI/O(電気インタフェース)を持っていることを利用して、トランシーバが電源投入時に、マスタが光トランシーバの入力ピンに特殊な信号(例えば、本実施形態における変更命令信号)を入力して、光トランシーバをアドレス設定モードに移行させる。光トランシーバは、アドレス設定モードに移行してからは、I2Cとは異なる通信方式(例えば、UARTによる通信)でアドレス情報を、マスタから受信する。光トランシーバがアドレス設定モードを解除すると、上記で設定したアドレスを有効とする。このようにすれば、上記機能を持っていない光トランシーバや他のI2Cインタフェースを持ったデバイスから見ると、ただのクロック信号にしか見えない。
以上、本発明の実施の形態について説明した。本実施形態による光トランシーバ装置の各手段は、専用のハードウェア(例えば、ワイヤードロジック等)によって実現されても良いし、メモリおよびCPU(中央処理装置)により構成され、各部の機能を実現するためのプログラムをメモリからロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。また、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより制御信号の通信を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による光トランシーバシステムの構成を示す図である。 I2C通信における信号の転送タイミングを示す図である。 一般的な光トランシーバ装置の機能を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による光トランシーバ装置のパッド配置を示す図である。 本発明の一実施形態による光トランシーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 UARTにより受信する信号を示す図である。 本発明の一実施形態による光トランシーバ装置が管理装置から送信される信号を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態による光トランシーバ装置が自装置のアドレスを変更する動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による光トランシーバ装置が活線挿抜された場合の信号を示すタイミングチャートである。 従来技術による光トランシーバシステムの構成を示す図である。
符号の説明
100 光トランシーバ装置
111 第1の通信端子
112 第2の通信端子
113 第3の通信端子
114 第4の通信端子
121 応答部
122 変更信号受信部
123 アドレス情報受信部
124 アドレス記憶部
125 アドレス変更部
130 通信制御部
131 第1の通信部
132 第2の通信部
200 管理装置
300 バス拡張デバイス
401 SCL線
402 SDA線
900 制御部
1100 光トランシーバ装置
1200 管理装置
1300 バス拡張デバイス
1401 SCL線
1402 SDA線
1500 切替えデバイス
1600 バス切替え信号線

Claims (5)

  1. 第1の通信方式による通信を行う第1の通信手段と、第2の通信方式による第2の通信手段とを切り替えていずれかの通信手段により通信を行う通信制御手段を備え、前記第1の通信方式により通信を行う通信バスを介して接続された管理装置と前記第1の通信手段を介して通信する光トランシーバ装置の制御信号通信方法であって、
    前記光トランシーバ装置の、
    変更命令受信手段が、前記管理装置から、前記第1の通信方式による変更命令信号を、前記第1の通信手段を介して受信するステップと、
    前記変更命令受信手段が前記変更命令信号を受信すると、前記通信制御手段が、自装置の前記通信手段を、前記第1の通信手段から前記第2の通信手段に切り替えるステップと、
    制御信号受信手段が、前記管理装置から、前記第2の通信方式による制御信号を、前記第2の通信手段を介して受信するステップと、
    前記制御信号受信手段が前記制御信号を受信すると、前記通信制御手段が、前記第2の通信手段から、前記第1の通信手段に切り替えるステップと、
    を備えることを特徴とする制御信号通信方法。
  2. 前記光トランシーバ装置は、予め定められた自装置のアドレス情報である第1のアドレス情報を記憶する記憶手段を備え、前記通信手段が受信する情報の宛先情報が、前記記憶手段に記憶された前記第1のアドレス情報と一致する場合に、当該情報に応答して、当該管理装置と情報通信を行い、
    前記光トランシーバ装置の、
    前記制御信号受信手段が受信する前記制御信号は、第2のアドレス情報を含み、
    アドレス変更手段が、前記制御信号受信手段が受信する前記第2のアドレス情報を、前記記憶手段に前記第1のアドレス情報として記憶させるステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の制御信号通信方法。
  3. 複数の通信端子と、予め定められた自装置のアドレス情報である第1のアドレス情報を記憶する記憶手段とを備え、通信バスを介して接続された管理装置から送信される情報の宛先情報が、前記記憶手段に記憶された前記第1のアドレス情報と一致する場合に、当該情報に応答して、前記管理装置と情報通信を行う光トランシーバ装置の制御信号通信方法であって、
    前記光トランシーバ装置が、
    電源が投入されると、初期化処理を行うステップと、
    前記初期化処理の完了後、予め定められた第1の通信端子が、前記管理装置からモード切替信号を受信するステップと、
    前記モード切替信号を受信すると、アドレス設定モードに変更するステップと、
    前記アドレス設定モードに変更した後、予め定められた第2の通信端子が、第2のアドレス情報を示す信号を受信するステップと、
    前記第2のアドレス情報を、前記記憶手段に前記第1のアドレス情報として記憶させるステップと、
    前記第2のアドレス情報を、前記記憶手段に前記第1のアドレス情報として記憶させると、前記アドレス設定モードから、通常の動作モードに変更するステップと、
    を備えることを特徴とする光トランシーバ装置の制御信号通信方法。
  4. 第1の通信方式による通信を行う第1の通信手段と、第2の通信方式による第2の通信手段とを切り替えていずれかの通信手段により通信を行う通信制御手段を備え、前記第1の通信方式により通信を行う通信バスを介して接続された管理装置と前記第1の通信手段を介して通信する光トランシーバ装置であって、
    前記管理装置から、前記第1の通信方式による変更命令信号を、前記第1の通信手段を介して受信する変更命令受信手段と、
    前記管理装置から、前記第2の通信方式による制御信号を、前記第2の通信手段を介して受信する制御信号受信手段と、を備え、
    前記通信制御手段は、前記変更命令受信手段が前記変更命令信号を受信すると、通信手段を、前記第1の通信手段から前記第2の通信手段に切り替え、前記制御信号受信手段が、前記制御信号を受信すると、前記第1の通信手段から、前記第2の通信手段に切り替えること、
    を特徴とする光トランシーバ装置。
  5. 予め定められた自装置のアドレス情報である第1のアドレス情報を記憶する記憶手段と、前記通信手段が受信する情報の宛先情報が、前記記憶手段に記憶された前記第1のアドレス情報と一致する場合に、当該情報に応答して、当該管理装置と情報通信を行う光トランシーバ装置であって、
    前記制御信号受信手段が受信する前記制御信号は、第2のアドレス情報を含み、
    前記制御信号受信手段が受信する前記第2のアドレス情報を、前記記憶手段に前記第1のアドレス情報として記憶させるアドレス変更手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の光トランシーバ装置。
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