JP4903855B2 - 無線パケットデータサービス接続のハンドオフのための方法および装置 - Google Patents

無線パケットデータサービス接続のハンドオフのための方法および装置 Download PDF

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Description

この発明は無線通信に関する。特に、この発明は、無線パケットデータサービス動作の期間異なる無線インタフェースを有する無線アクセスネットワークの間で移動局のシームレスハンドオフを実行するための新規な方法および装置に関する。
無線通信システムにおけるデータ通信の増大する需要を満たすために、無線ネットワークは、インターネットプロトコル(IP)ネットワークをサポートするパケット化されたデータネットワークとインタフェースするように設計される。パケットデータサービングノード(PDSNs)は無線ネットワークとIPネットワークまたは他のデータネットワークとの間のインタフェースを提供する。「モバイルIP」のような様々なプロトコルは、無線ネットワークとPDSNとの間の相互作用を指定する。
移動局(MS)が1つのPDSNのサービスエリアから他のPDSNのサービスエリアに移動すると、設定情報が更新され、MSに関連するホームエージェント(HA)が通信を切り替えるかもしれない。通信システム内の移動に適応するための効率的な方法の必要性がある。
この発明の特徴、目的、および利点は、初めから終わりまで類似の参照文字がそれに相当するものとして、特定する図面と共に、以下に記載する詳細な説明からより明白になるであろう。
図1Aは1x無線アクセスネットワーク(RANs)のみを用いた無線システム構成の図である。 図1Bは、パケットゾーン識別を図解する無線システム構成の図である。 図1Cは、インターネットプロトコル(IP)通信をサポートする通信システムにおけるパスフローを図解する図である。 図1Dは図1Bのような無線通信システムの一部の図である。 図2は、モバイルIP標準仕様に従ってMS2へのIPアドレスの割り当てを描くメッセージフロー図である。 図3はHDR無線アクセスネットワーク(RANs)のみを用いた無線システム構成の図である。 図4は1xとHDRの無線アクセスネットワーク(RANs)を用いた無線システム構成の図である。 図5は1xRANと、移動局識別(IMSI)認証を実行することができるHDR RANとの間でハンドオフするときMSにより使用されるプロセスを示すフローチャートである。 図6は、無線通信システム内のアクセスノードのための位置パラメータの更新を描くメッセージフロー図である。 図7は、無線通信システム内の各PCFにおいて、位置パラメータの更新を例証するフローチャートである。 図8はアクセス端末(AT)のブロック図である。 図9は移動局(MS)のブロック図である。 図10はアクセスネットワーク(AN)エレメントのブロック図である。
「典型的な」という用語は、この出願においては、「例、インスタンスあるいは実例としての機能を果たす」ことを意味するために使用される。「典型的な実施形態」として記載される任意の実施形態は、ここに記載される他の実施形態に対して、必ずしも好適であるまたは利点があると解釈されるべきでない。
符号分割多元接続(CDMA)変調技術の使用は、多数のシステムユーザーが存在する通信を促進するためのいくつかの技術のうちの1つである。時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、および振幅圧伸単側波帯(ACSSB)のようなAM変調スキームのような他の多元接続通信システム技術は、技術的に周知である。これらの技術は異なる会社によって製造された機器間の相互動作を容易にするために標準化された。符号分割多元接続通信システムは、「デュアルモード広帯域拡散スペクトルセルラシステムのための移動局−基地局互換性標準仕様」(MOBILE STATION−BASE STATION COMPATIBILITY STANDARD FOR DUAL−MODEWIDEBAND SPREAD SPECTRUM CELLULAR SYSTEMS)とタイトルをつけられた、通信機械工業会TIA/EIA/IS−95−Bの中で米国において標準化され、ここでは、IS−95と呼ばれる。さらに、CDMA通信システムのための新しい標準仕様は、2000年11月付けの「cdma2000拡散スペクトルシステムのための上位層(レイヤ3)シグナリング標準仕様、リリースA、補遺1」(Upper Layer (Layer 3) Signaling Standard for cdma 2000 Spread Spectrum Systems, Release A-Addendum 1)というタイトルが付けられた米国通信機械工業会(TIA)において提案され、ここでは、「1x」と呼ぶ。TIAにおける高速データサービスを提供するためのさらなる標準仕様は、「cdma2000高速パケットデータ無線インタフェース仕様」というタイトルが付けられ、ここでは、「HDR」または「IS−856」と呼ばれる。
国際電気通信連合は、最近無線通信チャネル上の高速データおよび高品質音声サービスを提供するための方法案の提出を要求した。これらの提案の最初の提案は、通信機械工業会により「IS−2000 ITU−R RTT 候補提案」(The IS-2000 ITU- RTT Candidate Submission)というタイトルで発行された。これらの提案の第2の提案は、欧州電気通信標準化機構(ETSI)により、「ETSI UMTS 地上無線アクセス(UTRA)ITU−R 候補提案」(The ETSI UMTS Terrestrial Radio Access (UTRA) ITU-R RTT Candidate Submission)というタイトルで発行された。これは、「広帯域CDMA」としても知られ、以下、「W−CDMA」と呼ぶ。「第3の提案は、U.S.TG8/1により「UWC−136候補提案」(The UWC-136 Candidate Submission)というタイトルが付けられて提出された。以下、「EDGE」と呼ぶ。これらの提案のコンテンツは公記録であり、技術的に周知である。
IS−95は、もともとは、可変レート音声フレームの送信のために最適化された。パケットデータサービスを含むさまざまなさらなる非音声のサービスをサポートするために、その標準仕様の上にそれに続く標準仕様が構築された。パケットデータサービスのそのような1つのセットは、「拡散スペクトルシステムのためのデータサービスオプション」(Data Service Options for Spread Spectrum Systems)というタイトルが付けられた、米国通信機械工業会TIA/EIA/IS−707−Aにおいて標準化された。以下、「IS−707」と呼ぶ。
IS−707は、IS−95無線ネットワークを介してインターネットプロトコルパケットを送信するためのサポートを提供するために使用される技術を記載する。パケットは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)と呼ばれるプロトコルを用いて特徴のないバイトストリームにカプセル化される。PPPを用いて、1500バイトまでの長さを有するIPデータグラムは、任意のサイズのセグメントで無線ネットワークでトランスポートすることができる。ワイヤレスネットワークは、PPPセッションの間PPP状態情報を維持するか、あるいは長い追加のバイトとしてPPPエンドポイント間の連続的なバイトストリーム中で送られるかもしれない。
パケットデータ対応の無線移動局(MS)に接続された、パーソナルまたはラップトップコンピューター(PC)のような遠隔ネットワークノードは、IS−707標準仕様に従って無線ネットワークを介してインターネットにアクセスするかもしれない。以下の記載の全体にわたって使用されるように、MS、アクセスノード、モバイルノード(MN)および遠隔局という用語は、それぞれ無線通信におけるモバイルの参加者に言及する。あるいは、ウェブブラウザのような遠隔ネットワークノードはPCをオプションにするMSに内蔵されるかもしれない。MSは、任意の多数の種類の装置であってよく、これらに限定されないが、PCカード、パーソナルデータアシスタント(PDA)、外部または内部モデム、または無線電話または無線端末を含む。MSは無線ネットワークを介してデータを送信する。この場合、データはパケットデータサービングノードにより処理される。MSと無線ネットワークとの間の接続のためのPPP状態は典型的にPDSN内で維持される。PDSNは、インターネットのようなIPネットワークに接続され、無線ネットワークと他のエンティティ、およびIPネットワークに接続されたエージェントとの間でデータをトランスポートする。このように、MSは、無線データ接続を介してIPネットワーク上の他のエンティティに対してデータを送受信することができる。IPネットワーク上のターゲットエンティティはコレスポンデントノード(correspondent node)とも呼ばれる。
MSは、IPネットワーク上のIPパケットを送受信する前にIPアドレスを得なければならない。いくつかの初期の実施では、MSは、PDSNに排他的に属するアドレスのプール(pool)からIPアドレスが割り当てられていた。各PDSNは、制限のある地理的区域に関連した、1つ以上の無線アクセスネットワーク(RAN)に接続されていた。MSが、第1のPDSNがサービスするエリアから出た時、第1のPDSNを介してMSにアドレスされたデータは、MSに到達することができなかった。MSが第2のPDSNがサービスするエリア内に移動するなら、MSは、第2のPDSNのアドレス空間から新しいIPアドレスが割り当てられなければならないであろう。古いIPアドレスに基づいた、コレスポンデントノードとの任意の継続中の接続は、不意に終了するだろう。
PDSNからPDSNまで移動するとき、接続が失われるのを防ぐために、MSは、モバイルIPとして知られているプロトコルを使用する。インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)は、1996年10月に発行され、技術的によく知られている「IP移動性サポート」(IP Mobility Support)というタイトルが付けられたコメントに対する要求(RFC)2002においてモバイルIPを標準化した。cdma2000ネットワークにおけるモバイルのIPの使用は、2000年6月の日付を有する、「無線IPネットワーク標準仕様」(Wireless IP Network Standard)というタイトルが付けられたEIA/TIA/IS−835で標準化された。ここでは、「IS−835」と呼ぶ。モバイルIPにおいて、PDSNは、アドレスの独自のプールからIPアドレスを提供しない。代わりに、PDSNは、IPネットワークのどこかに位置するホームエージェントからのアドレスの割り当てを容易にするフォーリンエージェントの役割をする。MSはFAを介してHAに通信し、HAに属するアドレスプールから割り当てられたIPアドレスを受信する。MSが、第1のPDSNから第2のPDSNま移動すると、MSは第2のPDSNおよびFAを介して、その既存のIPアドレスを再登録するために、HAと通信する。
IS−707およびIS−835は休眠モードを記載する。この休眠モードにおいて、パケットデータをトランスポートするために確立されたがある期間アイドル状態にある無線リンクは、関連するPPPセッションを終了することなく、ネットワークにより再要求してもよい。パケットデータのフローが再開すると、無線リンクはPPP構成およびネゴシエーションを繰り返す必要なしに再確立される。従って、無線リンクが終了されたとき、PPP状態を保存することは、MSおよび無線ネットワークが、PPP状態を再確立しなければならなかった場合よりもより迅速にパケットデータを送信することを再開可能にする。提案された1x標準仕様は、HAと複数のPDSNおよび1xRANとの間のルーティングを更新するための機構を提供する。提案されたHDR標準仕様は、HAと複数のPDSNsおよびHDR RANsとの間のルーティングを更新するための機構を提供する。異なるタイプの無線インタフェースを使用して、MSがRANに移動しない限り、HDRと1xの標準仕様の両方は、MSが休眠モードにある間にRANsを変更したときでも、パケットルーティングを効率的に更新することができる。例えば、休眠している間に、1xRANからHDR RANにMSが移動するなら、ルーティングのあいまいさまたは冗長性を生じる可能性があり、パケットが失われる可能性がある。これらの様々なシステムが展開されるので、異なるタイプの無線インタフェースを用いてRANs間のMSの移動に対してパケットのルーティングを効率的に更新するための機構の必要性があるであろう。
図1Aは、1x無線アクセスネットワーク(RANs)のみを用いたシステムにおけるネットワーク構成を描く。一実施形態において、パーソナルまたはラップトップコンピュータ4は、データ接続12を介して、無線MS2に接続される。PCとMS2との間のデータ接続12は、イーサネット(登録商標)、シリアルバスまたはユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブルのような物理ケーブルを使用してもよい。あるいは、データ接続12は、赤外線あるいは他の光学の接続のような無線接続あるいはBluetoothまたはIEEE802.11無線ローカルエリアネットワークのような比接続であってもよい。上述したように、PCは二者択一的に、単一装置を介したネットワークアクセスを可能にするためにMS2に内蔵してもよい。図において、MS2は、図1においてRAN A、RAN BおよびRAN Cとして示されるように、RAN32RAN34、およびRAN36にそれぞれ関連するサービスエリア6、8、10の中でその物理位置を変更する。RAN32およびRAN34PDSN14に接続される。次に、PDSN1 14はIPネットワーク18に接続される。RAN36PDSN16に接続される。次に、PDSN2 16はIPネットワーク18に接続される。また、IPネットワーク18を介してアクセス可能なものは、ホームエージェント20、認証、承認およびアカウンティング(AAAA)サーバ22およびコレスポンデントノード24である。複数のさらなるPDSNs、HAs、AAAサーバおよびコレスポンデントノードは、IPネットワーク18に接続してもよいが、簡単にするために省略されている。この実施形態において、RAN A、RAN BおよびRAN Cは各々「1×RAN」として図1に同定される1×EV−DO Rev.0仕様をサポートする。
MS2がRAN、例えばRAN32に最初に接続すると、MS2は、IPネットワーク18に接続されているいくつかのエンティティからIPアドレスを取得しなければならない。上述したように、簡易な実施においては、MS2は、PDSN14に割り当てられたアドレスのプールからIPアドレスが割り当てられる。アドレスのそのプールからのIPアドレスを有するすべてのパケットは、IPネットワーク18によりPDSN14に経路選択されるので、PDSN14はこれらのパケットをコレスポンデントMS2に経路選択することもあり得る。しかしながら、もしMS2が、PDSN14に接続された任意のRANのサービスエリア外に移動するなら、PDSN14はもはやパケットをMS2に送ることはできないであろう。例えば、もしMS2が、RAN32のサービスエリアからRAN36のサービスエリアに移動するなら、MS2は、PDSN16のアドレスのプールから新しいIPアドレスを取得しなければならないであろう。PDSN14に関連する古いアドレスに送信された任意のパケットは、破棄しなければならないであろうし、古いアドレスを用いて、任意の継続中のネットワーク接続はもはや使用できないかもしれない。
より最近のモバイルのIP実施において、MS2はその代りに、IPネットワークに接続されたHA20からそのIPアドレスを取得する。HAに関連したプールからアドレスを取得した後で、モバイルIPプロトコルは、MS2が、任意に複数のRANs32、34、または367または任意の複数のPDSNs14または16を介してそのIPアドレスを有するパケットを受信することを可能にする。HA20からのIPアドレスの動的な割り当ての代わりとして、MS2は、また前もって、例えば、サービスをアクティブにするときにMS2のメモリに供給されたHA20のアドレスプール内のIPアドレスを有していてもよい。
図1Bは1実施形態に従うパケットデータネットワーク100を図解する。代わりの実施形態は、同様の機能ユニットに対して異なる用語を持っているかもしれないし、異なる構成コンポーネントおよび機能ユニットを組み込むかもしれないことに留意する必要がある。この発明の議論のために、図1Bのネットワーク100、および他の詳細な図は、パスを定義するために使用されるであろう。しかしながら、代わりの実施形態は、その実施形態で使用される特定の構成および機能に従ってパスを定義してもよい。パケットデータシステム100は、2つのシステム識別(SID)ゾーン110、120を含む。各ゾーンは、複数のネットワーク識別(NID)ゾーン112、114、116、122、124、126を有する。SID/NIDは音声システムにおいて使用され、一般的サービングエリアを識別する。例えば、MSCサービングエリアは、1対の(SID、NID)値に関連していてもよい。
図1Bのシステム100のようなパケットデータ通信をサポートするようなシステム内のパケットデータ通信の場合、モバイルIP通信および接続性は、1996年10月日付のC.Perkins著による「IP移動度サポート」(IP Mobility Support)に記載され,RFC2002と呼ばれている。図1Cは、モバイルIPに従う所定のモバイルノード(MN)260または移動局(MS)のためのデータグラムにおける情報の流れを図解する。図解されるように、各モバイルノード260は、一方のネットワークまたはサブネットワークから他方のネットワークにその接着点を変化させるホストまたはルータである。モバイルノードはIPアドレスを変更せずに、位置を変更してもよく、そして、接着点に対するリンクレイヤ接続性が利用可能であるとき、そのIPアドレスを用いる任意のロケーションにおいて他のインターネットノードと通信し続けてもよい。各モバイルノード260は関連するホームエージェント252を有する。ホームエージェント252は、モバイルノード260がホームから離れている場合、モバイルノード260へ配信するためにデータグラムをトンネル(tunnel)するモバイルノードのホームネットワーク上のルータであり、モバイルノード260のために現在の位置情報を維持する。ホスト258はモバイルノード260に向けられてもよいデータを供給する。また、ホスト260は、FA254から情報を受信する。
フォーリンエージェント254は、登録される間モバイルノード260にルーティングサービスを提供するモバイルノードの訪問されたネットワーク上のルータである。フォーリンエージェント254はダイアグラムをデトンネル(detunnel)し、モバイルノードのホームエージェント252によりトンネルされたモバイルノード260に配信する。モバイルノード260によって送信されたデータグラムの場合、フォーリンエージェント254は、登録されたモバイルノードに対してデフォルトルータとしてサービスしてもよい。
モバイルノード260は、ホームネットワーク上の長期のIPアドレスが与えられる。このホームアドレスは、「パーマネント」IPアドレスが静止しているホストに供給されるのと同じ方法で処理される。ホームネットワークから離れているとき、「ケアオブアドレス」(care-of address)は、モバイルノード260に関連し、モバイルノードの現在の接着点を反映する。モバイルノード260は、モバイルノードが送信するすべてのIPデータグラムのソースアドレスとしてホームアドレスを使用する。ホームから離れているとき、モバイルノード260は、ケアオブアドレスをホームエージェント252に登録する。アタッチメントの方法によって、モバイルノード260はそのホームエージェント252に直接登録するか、あるいはフォーリンエージェント254を介して登録する。フォーリンエージェント254は、登録をホームエージェント252に送る。
図1Bのシステム100の場合、各パケットゾーン識別子(PZID)内の典型的な構成300は図1Dに図解される。パケットデータサービスノード(PDSN)302は、パケット制御機能(PCF)ノード 304および310に接続される。パケット制御機能ノード304、310は、それぞれ基地局コントローラ(BSCs)BSC1 306およびBSC2 312に接続される。第1の通信路は、PDSN302からPCF1 304およびBSC1 306により定義される。この場合BSC1 306は、無線インタフェースを介してPZID320内のMN308と通信する。モバイルノード(MN)308がPZID330のような別のPZIDに移ると、PDSN302、PCF2 310およびBSC2 312により定義されるパケットデータ通信のために新しいパスが確立される。この場合BSC2 312は、無線インタフェースを介してPZID320内のMN308と通信する。PDSN302からPCF1 304およびPCF2 310までのパス接続は、A10接続を定義する。PCF1 304からBSC1 306までのパス接続およびPCF2 310からBSC2 312までのパス接続は、A8接続を定義する。PPP接続はMN308とPDSN302の間で確立される。MNがPDSNを変更する場合、新しいPPP接続はMNと新しいPDSNの間で確立される。
パケットデータサービスをサポートする場合、固定ネットワーク内のデータの送信と無線インタフェース上のデータの送信との間をインタフェースするパケットデータサービングノード(PDSN)が存在する。PDSNインタフェースは、パケット制御機能(PCF)を介してBSにインタフェースする。PCFは、BSと同一場所に配置してもよいし、同一場所に配置しなくてもよい。図1Dで図解されたパケットデータシステムの場合、MN308は、少なくとも3つの状態またはモードの1つで動作してもよい。
図2は、モバイルIP標準仕様に従ってMS2へのIPアドレスの割り当てを描くメッセージフロー図である。最初に、MS2は、PDSN14に接続されたRANへの無線リンクを起こし、RANを介してPDSN14に第1メッセージ202を送信する。MS2が国際的な移動局同一性(IMSI)を有しているなら、MS2は第1メッセージ202にIMSIを送信する。第1メッセージ202は、RANによりサポートされる無線インタフェースの種類またはMS2とRANとの間の無線リンクの接続状態に応じて、いくつかの異なるタイプの1つであってよい。例えば、MS2がRANに接続されなければ、第1メッセージ202は始まりメッセージかもしれないし、あるいはMS2がすでに無線リンク上でRANと通信しているなら、エージェント懇請メッセージかもしれない。図示された例における番号付けは、PDSN14を示すけれども、第1メッセージ202はまた、PDSN16のような他のPDSNに接続されたRANを介して送信することもあり得る。
第1メッセージ202に応答して、PDSN14は、エージェント広告および認証呼掛けを含むメッセージ204で応答する。エージェント広告は、PDSN14内のフォーリンエージェントのアドレスを識別する。認証呼掛けは、他のネットワークエンティティがMS2を対象としたデータパケットを遮るために偶然にあるいは故意にネットワーク同一性を使用するのを防ぐハンドシェイクの一部である。MS2および認証、承認、およびアカウンティングサーバ22はIPネットワーク18の全体にわたって利用可能でない共有秘密情報でプログラムされる。共有秘密情報は、MS2がHA20にリクエストを要求することが許可される前に、AAAサーバ22がMS2の同一性を検証することを可能にする。AAAサーバ22を用いた認証が失敗するなら、MS2は、HA20からIPアドレスを要求することができない。一実施形態において、共有秘密は、ユーザ名とパスワードの形式をとる。
PDSN14から受信されたメッセージ204において呼掛けを受信すると、MS2はその共有秘密情報を呼掛け情報と共に使用して、HA20がMS2の同一性を検証可能にする呼掛け応答を形成する。例えば、MS2は、一方向性ハッシュ関数を用いて、共有秘密情報を呼掛け情報と結合する。MS2は、呼掛け情報、呼掛け応答および登録要求を含むPDSN14にメッセージ206を返送する。次に、PDSN14は、メッセージ208において3つの情報をAAAサーバ22に送る。共有秘密情報自体がネットワークを介して送信されないとしても、同じ一方向性ハッシュ関数を用いて、AAAサーバ22は、MS2により使用される共有秘密情報を検証することができる。AAAのサーバ22はいくつかのブランド(brand)あるいはタイプのうちの1つになりえる。一実施形態において、遠隔認証ダイアルインユーザサービス(RADIUS)サーバが使用される。
MS2からの呼掛け応答が有効であるとAAAサーバ22が決定するなら、AAAサーバ22は登録要求210をHA20に送る。HA20は、HA20がMS2のようなモバイルネットワークエンティティに割り当てる利用可能なIPアドレスのプールを有する。HA20のアドレスのプールからのあて先アドレスを有するIPネットワーク18を介して送信された任意のIPパケットは、IPネットワーク18によりHA20に経路選択される。登録要求210の内容に基づいて、HA20は、MS2により他のネットワークエンティティに送信されたパケット内のソースアドレスとして使用されるIPアドレスを含む登録応答212を形成する。HA20はPDSN14内のFAに応答212を送る。FAはIPアドレスを記録し、それをRAN−PDSN(R−P)セッションと関連づけて確立する。一実施形態において、FAは、IPアドレスに従ってインデックスが付けられたテーブル内のR−P情報を記憶する。MS2へのIPアドレスの割り当てを終えるために、PDSN14はRANを介してMS2にメッセージ214を送る。メッセージ214は、HA20からの登録応答を含み、MS2に割り当てられたIPアドレスを含む。
そのIPアドレスが登録された後、MS2はIPネットワーク18の全体にわたってIPパケットを送り始めてもよい。例えば、MS2は、ウェブサーバのようなコレスポンデントノード24で通信し始めてもよい。MS2によって送られたパケットは、コレスポンデンスノード24のあて先アドレス、およびMS2に割り当てられたソースアドレスを有する。MS2によって送信されたメッセージはすべて、PDSN14内のFAを介して経路選択される。FAは発信パケットを連続してIPネットワーク18に送信してもよいしまたは、HA20にアドレスされた大きなパケット内でカプセル化してもよい。後者のアプローチが取られるなら、HA20は、PDSN14から受信したパケットを逆カプセル化して、逆カプセル化したパケットをコレスポンデントノード24内のあて先に送る。
コレスポンデントノード24からの応答は、HA20に属するアドレスプールからMS2に割り当てられたあて先アドレスを有するであろう。そのようなメッセージはすべて、IPネットワークによってHA20に経路選択される。HA20は、各受信したIPパケットのあて先アドレスを検査し、MS2および関連するPDSN14を識別する。次に、HA20は、PDSN14のあて先アドレスを有するより大きなパケット内でパケットをカプセル化する。カプセル化されたパケットは、PDSN14内のFAによって受信される。FAは、パケットを逆カプセル化し、逆カプセル化されたパケットのあて先IPアドレスをR−Pテーブル内で見つける。次に、FAは、対応するR−Pセッションに関連したRANを介してパケットを送る。MS2に対して、カプセル化、逆カプセル化、およびフォワーディングのための付加された遅延のビットを除いて、モバイルIPプロセスは、トランスペアレントである。
図1Aにおいて、MS2は、RAN32のサービスエリアに位置しているように示されている。図1Aにおいて、RANs 32、34、36はすべて1xタイプの無線インタフェースを使用する。1x無線インタフェースを使用するネットワークは、移動局を識別するためにIMSIsを使用する。新しい無線リンクを確立するMS2は、始まりメッセージ中のそのIMSIを送る。RANは、ホームロケーションレジスタ(HLR)(図示せず)を用いて呼掛けおよび呼掛け応答メッセージを交換することにより、IMSIを認証する。HLRは、標準化され、技術に良く知られたシグナリングシステム8(SS7)無線電話ネットワークの一部である。IMSIsの認証は、モバイルIP認証に関連して上述した一方向性ハッシュ関数に類似した技術を用いて成就される。
一実施形態において、図1Aに示すように、MS2は最初に第1の1xRAN32を介して接続を確立し、図2に関連して上述したようにHA20を登録する。モバイルIP登録が完了した後、MS2は、HA20のアドレスプールからのアドレスを使用し、PDSN14内のFA内のPPP状態を使用して、パケットを送る。1xシステムでは、PDSN14はそのIMSIによってMS2を識別する。RAN32のサービスエリア内において、MS2は、RAN32内の基地局からのオーバーヘッドメッセージブロードキャストを監視する。他のタイプの情報の中で、これらのオーバーヘッドメッセージは、RAN32のパケットゾーンIDを識別する。
MS2がRAN32のサービスエリア6を離れて、RAN34のサービスエリア8に入ると、MS2は、RAN34内の基地局によりオーバーヘッドメッセージブロードキャストを復号する。RANBオーバーヘッドメッセージは、RAN内の基地局によりブロードキャストされるPZIDとは異なるPZIDを含む。MS2がPZIDの変化を検知すると、MS2はRAN34に「フェークオリジネーション(fake origination)を送る。一実施形態において、始まりメッセージは、MS2のIMSI、フィールドを送るためのデータレディ(DRS)およびPREV_PZIDフィールドを含む。始まりは主としてルート更新目的のためであるので、DRSフィールドは0に設定されMS2が送信すべきパケットデータを有していないことを示す。MS2がネットワークに送信すべき新しいパケットデータをひょっとして持っているなら、MS2は、DRSフィールドに1を有する始まりを用いて通常の呼を始めてもよい。PREV_PZIDフィールドは、MS2が接続された前のシステムのPZIDを含んでいる。RAN34は始まりを受信し、IMSIおよびMS2のPREV_PZIDをサービングPDSN、PSSN1 14に送る。PDSN14は、IMSIから、MS2がPDSN14内の既存のPPP状態を有することを決定し、PReV_PZID値から、MS2がRAN32から来たと決定する。PDSN1が、オリジナルのRAN32および宛先RAN34の両方に接続されるので、PDSNは一般に宛先RAN34に同じPPP状態をリダイレクトすることができる。ある理由で、PDSN14が同じPPP状態をあて先RAN34にリダイレクトすることができないなら、PDSN14は、そのPPP状態をリセットし、MS2に新しいPPPセッションを確立させる。
MS2がRAN34のサービスエリア8を去り、RAN36のサービスエリア10に入ると、MS2は、RAN36内の基地局によりブロードキャストされたオーバーヘッドメッセージを復号する。RAN36オーバーヘッドメッセージはRAN34内の基地局によってブロードキャストされるPZIDとは異なるPZIDを含む。MS2がPZIDの変化を検知すると、MS2はMS2のIMSIを含むRAN36に「フェークオリジネーション」、0の値を有するDRSフィールド、および前のRAN、RAN34のPZIDを識別するPREV_PZIDフィールドを送る。RAN36は始まりを受信し、IMSIおよびMS2のPREV_PZIDをサービングPDSN、PDSN16に送る。MS2が以前にPDSN16に接続されたかどうかによって、PDSN16は、MS2のIMSIに関連したPPP状態を有してもよい。以前のPPP状態の存在にかかわらず、PDSN16は、MS2が異なるPDSNに接続されたRANから来たことをPREV_PZID値から決定する。PDSN16は異なるPDSNからPPP状態を検索することができず、その結果としてMS 2を用いて新しいPPPセッションを確立する必要がある。PDSN16がMS2を用いて構築された以前のPPPセッションを有していたなら、これは、PDSN16がPPPセッションを破棄しなければならないことを意味する。
新しいPPPセッションがMS2とPDSN16の間で確立された後、PDSN16は、PDSN16の内のFAのアドレスを識別するMS2にエージェント広告メッセージを送る。各FAのアドレスが異なるので、PDSN16のFAアドレスはPDSN14のFAアドレスと異なるだろう。MS2が異なるアドレスを有するエージェント広告を受信すると、MSは、そのIPアドレスをHA20に再登録しなければならないことを決定する。MS2は、例えば、図2に記述されたプロトコルに従って、そのIPアドレスをHA20に再登録する。上述したように、モバイルIP認証を用いて、HA20は、MS2が移動し、同じIPアドレスを要求していることを認識する。可能であれば、HA20はMS2に同じIPアドレスを割り当てて、PDSN16へのそのアドレスに向けてメッセージをリダイレクトする。一般に、HA20は、オリジナルのPDSN、PDSN14にリダイレクションの通知を送らない。
図3は、HDR RAN 42、44、46だけを使用して、システムでのネットワークコンフィギュレーションを描く。MS 2は、最初に、RAN42のサービスエリア6に位置する。図3では、RAN 42、44、46はすべてHDRタイプの無線インタフェースを使用する。HDR無線インタフェースを使用するネットワークは、移動局を識別するためにユニキャストアクセス端末識別子(UATIs)を使用する。
HDR RANは、一般にMS 2からIMSIを取得しないが、主としてPDSNを有したR−Pセッションの識別を許可するために各MS2にIMSIを割り当てる。あるIMSIサポートを供給することによって、HDRネットワークは、1xシステムによって使用される同じ種類のPDSNを使用することができる。一般に、厳格なHDRネットワークは、任意のIMSI認証を実行せず、SS7無線電話ネットワークに接続されていない。図示するように、IPネットワーク18は、AAAサーバー22、PDSNs14、16、HA20、およびコレスポンデントノード24と通信する。
MS2は、第1のHDR RAN、例えばRAN42を介してHDRシステムに接続し、RAN42からUATIを取得する。次に、RAN42はパケットデータがPDSN14内のFAによって経路選択できるようにMS2に一時的なIMSIを割り当てる。あるいは、RAN42がIMSIを認証することができるなら、RAN42は、PDSN14とのR−Pリンクを確立する際にMS2に実際のIMSIを割り当てる。RAN42がIMSIを認証することができるなら、RANは、SS7ネットワーク上の認証センターを用いて、またはAAAサーバ22を用いてそうしてもよい。次に、MS2は、図2に関連して上述したHA20を登録する。モバイルのIP登録が完了した後、MS2はHA 20によって割り当てられたIPアドレスを使用し、PDSN14内のFA内のPPP状態を使用して、パケットを送る。RAN42のサービスエリア6内で、MS2は、RAN42内の基地局からブロードキャストされたオーバーヘッドメッセージを監視する。一実施形態において、オーバーヘッドメッセージは、いつMS2がRAN42の基地局と関連するサービスエリア6内に位置したかをMS2に決定可能にする情報を含む。サービスエリアに関連したRANを識別することをMS2に可能にするオーバーヘッドメッセージはサブネットマスクと呼ばれる。MS2が1つのサービスエリアを離れて他のサービスエリアに入ると、オーバーヘッドチャネル上で受信したサブネットマスクは、それに応じて変化するであろう。
MS2がRAN42のサービスエリア6を去り、RAN44のサービスエリア8に入ると、MS2はRAN44内の基地局によってブロードキャストされたオーバーヘッドメッセージを復号する。MS2がサブネットマスク内の変化を検出すると、MS2は、UATI更新メッセージをRAN44に送る。UATI更新メッセージは、RAN42によってMS2に割り当てられたUATIを含む。RAN44は、UATIが他のあるRANによって割り当てられたと決定し、UATIのための同じネットワークに接続された他のHDR RANsに問い合わせを行う。上述するように、UATIs、PPP状態情報、IMSIsおよび他の情報のデータベースは、無線ネットワーク内HDR RANsの中で配信される。以前に割り当てられたUATIに基づいて、RAN42は、MS2に関連したテーブル情報を取得する。RAN42およびRAN44の両方がPDSN14に接続されるので、RAN44はMS2のUATIに関連した一時的なIMSIを決定し、そのIMSIに関連したMS2がRAN44に移動したことをPDSN14に知らせる。
MS2がRAN44のサービスエリア8を去り、RAN46のサービスエリア10に入ると、MS2は、RAN46内の基地局によりブロードキャストされたオーバーヘッドメッセージを復号する。RAN46オーバーヘッドメッセージはRAN44内の基地局によってブロードキャストされた異なるサブネットマスクを含む。MS2がサブネットマスク内の変化を検知すると、MS2は、MS2の以前に割り当てられたUATIを含むRAN46にUATI更新メッセージを送信する。RAN46はUATI更新メッセージを受け取り、PDSN16に接続された他のRANsに問い合わせをし、MS2が付近のRANからUATI割り当てを受信したかどうか決定する。MS2が、PDSN14に接続されたRAN44内のUATI割り当てを受信したので、RAN46はそれ自体にPPP状態をリダイレクトすることはできないであろう。それゆえ、RAN46は新しいUATIをMS2に割り当て、MS2に新しいPPPセッションを確立させる。従って、MS2は、以前のPDSN14 PPPセッションに関連した状態情報を失うだろう。
新しいPPPセッションがMS 2とPDSN16の間で設立された後、PDSN16は、PDSN16の内のFAのアドレスを識別するMS2にエージェント広告メッセージを送る。各FAのアドレスが異なるので、PDSN16のFAアドレスはPDSN14のFAアドレスと異なるだろう。MS2が異なるアドレスを有するエージェント広告を受信する場合、MSはそのIPアドレスをHA20に再登録しなければならないということを決定する。MS2は、例えば、図2に記述されたプロトコルに従ってそのIPアドレスをHA20に再登録する。上述したモバイルIP認証を用いて、HA20は、MS2が移動し同じIPアドレスを要求していることを認識する。できれば、HA20は同じIPアドレスをMS2に割り当てて、PDSN2 16に対するそのアドレスに向けてメッセージをリダイレクトする。一般に、HA20は、オリジナルのPDSN、PDSN14にリダイレクションの通知を送らない。
図4は、HDR RANs、52、56および1xRAN54の混合物を使用したシステムにおけるネットワーク構成を描く。MS2は、最初に、RAN52のサービスエリア6に位置する。混合したHDRおよび1xシステムにおいて動作するように設計されたMS2は、両方のシステムの属性を有する。例えば、MS2はメモリに記憶されたIMSIを有するが、また、UATIを用いてHDRネットワークに接続するようにプログラムされる。
HDR RANs 52および56がIMSIsの認証を実行することができるならば、PDSNs14および16を有したR−Pリンクは、MS2の実際のIMSIを用いて確立することができる。IMSI認証は、SS7ネットワーク上の認証センターまたはAAAサーバ22を用いて、HDR RANにより成就してもよい。一実施形態において、MS2は、HDRセッションネゴシエーションの初めでHDR RANにそのIMSIを送信する。次に、各HDR RAN52および56は、MS2の真のIMSIを用いてPDSNs14および16を備えたR−Pリンクを確立することができる。1xRAN54およびHDR RANs52、56の両方のために同じIMSIが使用されるので、PDSNは容易にルーティングのあいまいさを解決することができるとともにMS2にアドレスされた任意のパケットをミスルーティングすることを回避することができる。更に、以前の1xRANおよび宛先HDR RANが単一のPDSNを共有するなら、例えば、RAN52RAN54およびPDSN14の構成に類似した構成において、PDSNは宛先RANへのそのR−P接続を再度送り、再度既存のPPP状態を使用することができる。
しかしながら、HDR RANs52および56がIMSIsを認証することができなければ、HDR RANsは、PDSNs14および16を備えたR−Pリンクに使用するために一時的なIMSIsを作成するであろう。例えば1xRANからHDR RAN、例えばRAN54からRAN52への続いて起こるハンドオフは、PDSN14のような共有PDSNにおいてルーティング問題を生じることがある。一実施形態において、同じIPアドレスを有するが異なるIMSIsを有する複数のR−Pセッションの作成により生じるルーティング問題は、PDSN動作に対する小さな変更で解決される。
一実施形態において、MS2はHDRシステムRAN52に接続し、RAN52からUATIを取得する。次に、RAN52はパケットデータがPDSN14内のFAによって送ることを可能にするためにMS2に一時的なIMSIを割り当てる。次に、MS2は、図2に関連して上述したようにHA20を登録する。モバイルIP登録が完了した後、MS2はHA20によって割り当てられたIPアドレスを使用し、PDSN14内のFA内のPPP状態を使用して、パケットを送る。RAN52のサービスエリア6内でMS2はRAN52内の基地局からブロードキャストされたオーバーヘッドメッセージを監視する。
MS2がRAN52のサービスエリア6を去り、RAN54のサービスエリアに入ると、MS2はRAN54内の基地局によってブロードキャストされたオーバーヘッドメッセージを復号する。上述したように、RAN54のような1xRANはそのオーバーヘッドチャネル上にPZIDをブロードキャストする。したがって、MS2はRAN52からサブネットマスクを受信し、RAN54からPZIDを受信する。RAN54から受信された異なるオーバーヘッドメッセージから、MS2は、異なるタイプの無線インタフェースを有するネットワークのサービスエリアに移動したと決定する。以下に説明するように、MS2およびPDSN14は、MS2に向けられたパケットがルーティングのあいまいさにより失われることを防止するために特殊な予防措置を講じなければならない。
ネットワークの変更に応じて、MS2は、RAN54にMS2の実際のIMSIを含む「フェークオリジネーション」を送る。その結果、RAN54は、MS2の実際のIMSIに基づいてPDSN14との新しいR−P接続を確立する。PDSN14が実際のIMSIに基づいてMS2とPPP状態を以前に確立しなかったなら、PDSN14はMS2と新しいPPP状態をネゴシエートする。MS2とPDSN14との間に新しいPPPセッションが確立された後、PDSN14は、エージェント広告メッセージを、PDSN14内のFAのアドレスを識別するMS2に送信する。PDSNが変わっていないので、エージェント広告メッセージ中で送られたFAアドレスはRAN52から受信されたそれと同じになるだろう。その結果、MS2は、そのIPアドレスをHA20に再登録しなくてもよい。MS2がRAN52を介してHA20からそのIPアドレスを得たので、RAN52はMS2に一時的なIMSIを割り当てた。MS2によって使用されているIPアドレスは、PDSN14内のFA内の一時的IMSIにリンクされる。そのIPアドレスを有するPDSN14に到来するすべてのネットワークパケットは、MS2がそのIPアドレスをHA20に再登録しないかぎり、RAN52に送られるだろう。
一実施形態において、MS2がHDR RAN 52、56のサービスエリアから1xRAN54のサービスエリアに移動するときはいつでも、モバイルIP再登録を実行する。例えば、MS2がRAN52のサービスエリア6からRAN54のサービスエリア8に移動するなら、MS2は、たとえエージェント広告メッセージにおいて受信されたFAアドレスが直前に使用されたFAアドレスと同じであるとしても、HA20にそのアドレスを再登録する。
残念ながら、HA20に再登録することは、ルーティングのあいまいさを完全に解決したことにはならない。MS2がRAN52を介してHA20からそのIPアドレスを最初に取得すると、PDSN14内のフォーリンエージェントはR−Pセッションを一時的IMSIと使用されるIPアドレスとの組み合わせに関連づける。MS2がRAN54のサービスエリアに移動した後、MS2はHA20に再登録し、一般的に同じIPアドレスを割り当てる。残念ながら、再登録は、最初にRAN52により割り当てられた一時的IMSIの代わりに、MS2の実際のIMSIを使用する。従って、PDSN1 14は、各々が異なるIMSIに対応する2つの異なるR−Pセッションに割り当てられた同じIPアドレスを結局持つことになるであろう。そのIPアドレスを有するIPネットワーク18からパケットが到来すると、PDSN14は、明らかにパケットをRANに送ることができないであろう。
一実施形態において、混合ネットワーク内のPDSNsは、そのようなあいまいさを防止するように変更される。FAがIPアドレスをIMSIに割り当てるときはいつでも、FAは、IMSIの値に関係なく、同じIPアドレスを有する他の任意のエントリのテーブルを消去する。PDSNのFA内では、IPアドレスあたり1つのR−Pセッションのみが許される。
MS2がHDRシステムから1xシステムに移動する場合に加えて、MS2が1xシステムからHDRシステムに移動するときルーティングのあいまいさを回避するために特別の措置を講じなければならない。MS2がRAN56のようなHDR RANを介して接続を確立し、次に、RAN54のような1xRANに移動し、異なるPDSNによりサービスされ、RAN54にいる間にそのIPアドレスをHA20に再登録し、次にRAN56に戻るとき、その問題は、特に深刻かもしれない。現在提案されたHDR基準では、MS2が、異なる無線インタフェースを使用するシステムから丁度来たまたは他のシステムにおいてそのIPアドレスを再登録したということをMS2がRAN56に通知する方法はない。フェークオリジネーションのPREV_PZIDは、MS2が異なるPDSNを介して再登録することをPDSNが決定することを可能にするので、1xRANから1xRANに移動するとき、これは問題ではない。これは、HDR RANからHDR RANに移動するときも問題ではない。なぜならば、UATI要求内のUATIは、MS2が異なるPDSNを介して再登録したかどうかをあて先PDSNが決定することを可能にするからである。
MS2が1xRAN54からHDR RAN56のサービスエリア10に再び入ると、MS2は、以前にHDR RAN56のサービスエリア10内にいる時MS2によって使用されるUATIを含むUATI要求を送る。現在提案されているプロトコルを用いて、介在する1xシステムにおいてその再登録をHDRRANC56に通知するための方法をMS2は有していない。従って、RAN56は、MS2によって以前に使用されたUATIに関連したPDSN16内の既存のPPP状態を用いた、ネットワーク通信を再開するだろう。
一実施形態において、MS2は、常に、1xRANからHDR RANまで移るとそのUATIをリセットする。リセットUATIがUATI要求で送信されると、HDR RANはMS2に新しいUATIを割り当て、従ってモバイルIP再登録を共用するであろう。モバイルIPの再登録は、一般に、MS2が以前に使用していたのと同じIPアドレスをMS2に割り当てる結果になるであろう。モバイルIPの再登録が完了すると、HA20は、適切にHDR RAN、およびMS2にネットワークパケットを導くだろう。代わりの実施形態において、MS2が1xRANからHDR RANに移動するときはいつでも、PPPリセットを単に強要するだけで実質的に同じことを達成する。
他の実施形態において、HDR標準仕様は、MS2が位置通知メッセージをHDR RANに先導することを可能にするように変更される。既存のHDR仕様では、位置通知メッセージは、MS2がそのIPアドレスを再登録した前のシステムのシステム識別子(SID)、ネットワーク識別子(NID)およびPZIDを含んでいてもよい。この情報を備えて、HDR RANは、恐らくHDR RANにR−Pセッションを移すためにそのPDSNに問い合わせをするということもあり得る。あるいは、PZIDが、異なるPDSNに関連した1xRANに属するなら、PDSNはPPPセッションをリセットし、従って、IPアドレス再登録を引き起こすことができる。
他の実施形態において、MS 2はモバイルIPエージェント懇請メッセージを、あて先PDSN内のFAに送信する。応答から収集されたFAのアドレスに基づいて、MS2は、新しいPPPセッションを確立するのに必要な帯域幅を消費せずに、HA20にそのIPアドレスを再登録することができる。
図5は、1xRnと、IMSI認証を実行することができるHDR RANとの間でハンドオフをするとき、MS2により使用されるプロセスを示すフローチャートである。RANタイプの変更を検出すると、ステップ502においてMS2はそのIMSIをあて先RANに送信する。宛先RANが1xRANであるなら、IMSIは「フェークオリジネーション」のために始まりメッセージで送信してもよい。宛先RANがHDR RANであるなら、新しいHDRセッションがネゴシエートされている間、コンフィギュレーションメッセージで送信してもよい。
宛先RANに接続されたPDSNがMS2のIMSIに関連したR−Pセッションを有していなければ、PDSNはMS2と新しいPPPセッションを確立するだろう。ステップ504において、MS2は、新しいPPPセッションがPDSNと確立されたかどうか決定する。PDSNによる新しいPPPセッションの確立は、PDSNがMS2のIMSIに関連した既存のPPP状態を有さないことを意味することがあり得る。あるいは、PDSNによる新しいPPPセッションの確立は、前のRANのR−Pセッションから宛先RANにPDSNが既存のPPP状態を転送することができないことを意味することがあり得る。いずれの場合も、PDSNは、一般的に、PDSNの内のFAのアドレスを示すエージェント広告メッセージをMS2に送るだろう。MS2にサービスを提供する以前のRANが同じPDSNに接続されていたなら、そのRANは、モバイルIPをHA20に再登録する必要はないかもしれない。HA20は正確なPDSNへパケットを送るだろう。しかしながら、MS2にサービスを提供する以前のRANが異なるPDSNに接続されていたなら、MS2は、HA20に新しいPDSNアドレスを通知するためにモバイルIPを再登録しなければならない。新しいPPP状態がPDSNの変更によって必要とされたかどうかMS2が判断することができないので、MSはステップ506でHA20にそのモバイルのIPアドレスを再登録する。
ステップ504において、新しいPPPセッションがPDSNと確立されていないとMS2が決定するなら、MS2はステップ508において、モバイルIP再登録が以前のRANタイプで生じたかどうか決定する。上に議論されるように、異なる無線インタフェースと共に使用されるプロトコルは同じタイプの異なるRANsの中でMS2の移動を管理するように設計されている。従って、MS2が同じタイプのRANsの中で移動するとき、ルーティングのあいまいさは生じない。1xRANの中で移動するとき、MS2は、宛先RANが新しいPPPセッションを確立しなければならないかどうか決定することを可能にするようにPZIDのような以前のRANについての情報を送信する。MS2がHDR RANの中で移動しているとき、宛先RANは、UATI更新メッセージ中のMS2から受信されたUATIの比較により、新しいPPPセッションが必要かどうか決定する。
以前のRANおよび宛先RANが異なるPDSNsに接続され、MS2が以前のシステムにおいて、そのモバイルIPアドレスをHA20に再登録していたなら、HA20は、依然としてMS2にアドレスされた次のパケットを以前のRANのPDSNに送信するであろう。そのようなルーティングのあいまいさを防止するために、MS2が以前のRANタイプでモバイルIP再登録を実行したなら、MS2はステップ506においてそのモバイルIPアドレスを再登録する。
IS−856標準仕様をサポートする無線通信システムにおいて、および2002年1月の日付を有する、TIA/EIA/IS−856−1として識別される、「cdma2000高速パケットデータ無線インタフェース仕様」(cdma 2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification)というタイトルの暫定基準、以下「HRPD基準」と呼ぶ、において、アクセスネットワーク(AN)はパケットデータ交換ネットワーク(典型的には、インターネット)とアクセス端末との間のデータ接続性を提供するネットワーク機器として定義される。アクセスネットワークはおおよそ基地局に等しい。アクセス端末は、ユーザへのデータ接続性を提供する装置として定義される。アクセス端末は、ラップトップパソコンのようなコンピューティング装置に接続してもよい。あるいは、それは、携帯情報端末のような内蔵型のデータ装置であってもよい。アクセス端末は、移動局とほぼ同等物である。
ATは、無線リンクプロトコル(RLP)に従って無線リンクを介してANと通信する。ロケーションアップデートプロトコルは、移動度管理のための位置更新手続きおよびメッセージを定義する。位置パラメータは、ATとの通信を容易にする通信路の現在の構成をAN内に記載する。位置パラメータは、<SID、NID,PACKET_ZONE_ID>として与えられる情報の三つ揃いを含む。ANは、位置情報を更新するためにATに場所割り当てメッセージを送信してもよい。さもなければ、ANは、ATからの位置情報を問い合わせるために位置要求メッセージを送信してもよい。ATは、ANからの要求に応答して、または独立して、位置通知メッセージを送信する。位置通知メッセージは、位置値(LV)を含む。LVは、表1に図解されるフィールドを含む。位置通知は、1x内のANIDに対応する位置値の唯一のタイプであることに留意する必要がある。例えば、HDR内のLVはサブフィールドを持っていないが、むしろ数を有する。
Figure 0004903855
LVはネットワークによってモバイルに渡される数であり、ネットワークにより使用され、モバイルが他のPPPとのPPPセッションを確立したか否かを決定する。LVもアクセスネットワークID(ANID)と呼ばれる。モバイルが報告するLVはPCFにより使用され、A11−登録要求内のPANIDフィールドを投入する。CANIDは、PCF(モバイルではない)によってPDSNに供給されるフィールドである。
ATが、ATへの通信が少なくとも1つの異なるANインフラストラクチャーエレメントによって促進され、新しい通信路がサービングPDSNに到達することができないエリアに移動する場合、ANは位置割り当てメッセージを送信する。この状況において、ANは、サービングPDSNに相当する数にLVをセットする。この場合数は全体的にユニークである。ANは連続的に位置パラメータを広告しない。また、ANは、AT移動が新しい通信路を生じるごとに、例えばPCF境界を横切ることに位置パラメータを更新しない。各モバイルの無線セッションは、PDSNのアドレスを含む。無線セッション情報はA13インタフェースをかいしてAN間で交換することができる。セッション情報応答メッセージは、「高速パケットデータ(HRPD)アクセスネットワークインタフェースのための相互運用」(Inter-Operability Specification (IOS) for High Rate Packet Data (HRPD) Access Network Interface )というタイトルのTIA/EIA/IS−878で指定される。「このように、セッション情報応答メッセージからの無線セッション情報を検索することは、あたらしいサービングノードがあるか否かをANに示す。更新は、セッション情報応答メッセージに含まれているような以前のサービングPDSNのIPアドレスを用いて行われる。
ANが以前のサービングPDSNにANが到達することができないとき、新しいデータセッション(例えば、PPP)が開始される。PCFにおける処理を図解するフローチャートは、図6で提供される。図解されるように、ATはステップ602で目標BSC/PCFのゾーンに入る。ATは、ステップ604において、ソースBSC/PCF、すなわち、以前のBSC/PCFの識別子を送信する。決定ダイヤモンド606において、目標BSC/PCF、すなわち、新しいBSC/PCFは、ソースBSC/PCFから無線セッションを検索することを試みる。無線セッションを検索することが可能であり、目標PCFがサービングPDSNと通信することが可能なら(決定ダイモンド608)、目標BSC/PCFはサービングPDSNと610で連絡(コンタクトcontact)をとる。さもなければ、目標BSC/PCFが無線セッションを検索できなければ、BSC/PCFはステップ612において新しい無線セッションを確立する。処理はATからのANIDを要求するためにステップ614に続。目標BSC/PCFがサービングPDSNを見つけることができるなら、処理はステップ616に続く。さもなければ、PCFはステップ618および620において、新しいサービングPDSNを決定する。次に、ステップ622において、ANIDを含む位置情報は、ATに供給される。



図7は1つのシナリオを図解する。この場合、ATはサービングPDSNとPPPセッションを確立した。図解されるように、PDSNx704はPPPセッションユニット702を含む。BSC/PCF720はHRPD標準仕様をサポートし、PDSNx704のサービングエリア内にある。システム700はさらにPDSNy714を含む。PDSNy714はPPPセッションユニット716を含む。BSC/PCF722はHRPD標準仕様をサポートし、PDSNy714のサービングエリア内にある。PCF724は、1xのようなシステムをサポートし、PDSNy714のサービングエリア内にある。
ATがサービングPDSNyに到達することができない位置に移動すると、ANは位置割り当てメッセージを送信し、ATにより記憶されたLVを更新する。ATが、PCF722のサービングエリアからPCF720のサービングエリアへ移動する場合、PCF722は、ANIDxに等しいLVを有する位置割り当てメッセージをATに送信する。モバイルノードID(MNID)は、IMSI_1として識別され、PDSNのIPアドレスはx.y.z.tとして与えられる。ATが、PCF722のサービングエリアからPCF724のサービングエリアへ移動すると、ATはANIDxをPCF724に報告する。これに応答して、PCF724は、ANID_xをPANIDとしてPDSNy714に報告する。PDSNy714は、ANIDとPANIDの値を比較し、モバイルIPエージェント広告を送信し、ANIDとPANIDが一致しないときLCPコンフィギュレーションを開始する。
ATは、一般に、データセッションが確立されたネットワークから受信した最後のLVを維持するであろう。言いかえれば、ATが、音声ページに応答するように、1x周波数に同調し、1xシステムにおいてデータセッションが確立されないHRPD周波数に同調を戻すなら、LVを変える必要はない。
図8は、受信回路752、送信回路756、制御プロセッサ754、およびメモリ記憶装置758を有するAT750を図解する。この場合、LV情報はメモリ記憶装置758に記憶される。AT750の様々なモジュールは通信バス760を介して通信する。記憶されたLV情報はサービングPCFではなくサービングPDSNの機能である。このように、AT750はサービングPDSNに対応するアクセスネットワーク情報を受信する。AT 750は、サービングPCFの各変更に対してアクセスネットワーク情報を受信する必要はない。
図9はMS2装置を示す。上述したように、MS2は外部端末またはパーソナルコンピュータまたはラップトップコンピュータ(PC)4のような装置とデータ接続を持っていてもよい。そのような構成では、MS2は、ローカルインタフェース812を含み、データ接続信号およびデジタルデータの必要な変換を提供する。ローカルインタフェース812はイーサネット(登録商標)、シリアルバス、またはユニバーサルシリアルバス(USB)のようなさまざまな、ケーブルインタフェースのいずれかであり得る。あるいは、ローカルインタフェース812は、赤外線あるいは他の光学接続のような無線接続あるいは、BluetoothまたはIEEE802。11のような無線接続を提供してもよい。
外部PC4への接続を提供する代わりに、MS2はIPネットワーク18にダイレクトアクセスを供給してもよい。例えば、MS2は無線アプリケーションプロトコル(WAP)としてそのようなプロトコルを用いたウェブブラウザアプリケーションを含んでもよい。そのような併合したアプリケーションにおいて、ローカルインタフェース812は、キーパッド、LCDディスプレイあるいは携帯型の携帯情報端末デバイス(PDA)上で一般に使用されるもののようなペン入力インタフェースのようなタッチ感知可能なディスプレイを含むユーザインタフェースの形式、あるいは無線パケットデータユーザーアプリケーションに適切な他の入力インタフェースの形態を取ってもよい。
一実施形態において、ローカルインタフェース812は制御プロセッサ804にアプリケーションデータを供給する。制御プロセッサ804は、汎用マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、プログラマブルロジック装置、特定用途向け集積回路(ASIC)またはここに記載した機能を実行することができる任意の他の装置であってよい。ハンドセットユーザー入力インタフェースおよびハンドセットディスプレイはキーパッド、携帯型のPDAs上で一般に使用されるもののような液晶ディスプレイペン入力インタフェースあるいは無線パケットデータユーザーアプリケーションに適切な他の入力インタフェースを含んでいてもよい。
さらに、制御プロセッサ804は、IPリソースを要求すること、PPPセッションを管理することおよび種々の無線インタフェースに関連した他のネットワークプロトコルプロセスのような図1−7とともに記載したMS2の処理を実行するように構成されている。制御プロセッサ804は、単一のプロセッサであってもよいし、またはローカルインタフェース812を介してユーザインタフェースを管理するマイクロコントローラや無線インタフェースプロトコルを管理するDSPのような複数の別個のプロセッサを含んでいてもよい。
MS2は、制御プロセッサ804の動作期間に必要とされる種々のタイプのデータおよび情報を記憶するためのメモリ802を含む。メモリ802は単一装置であってもよいし、またはフラッシュメモリ、スタティックメモリまたはダイナミックランダムアクセスメモリ(RAM)またはイレーザブルまたは非イレーザブルリードオンリメモリ(ROM)のような複数の装置を含んでいてもよい。それらの全体のメモリ802またはその一部分は、制御プロセッサ804の全体またはその一部を有した単一装置に内蔵されていてもよい。メモリ802は、制御プロセッサ804のための実行可能なコード、IMSI、モバイルIPアドレスを登録するために使用される共有秘密情報、HA20のアドレス、およびモバイルIPアドレスを含んでいてもよい。さらに、メモリ802は、無線ネットワークに送信したまたは無線ネットワークから受信したパケットデータの一時的コピー、およびパケットデータサービスを供給するのに必要なすべての状態変数を記憶するように構成されている。
一実施形態において、無線ネットワークに送信されるデータは、ダイプレクサ(DIP)810およびアンテナ814を介して送信される前に、変調器(MOD)806において、符号化され、変調され、およびインターリーブされ、送信器(TMTR)808において増幅されおよびアップコンバートされる。アンテナ814を介して無線ネットワークから受信したデータは、制御プロセッサ804により処理される前に、受信器(RCVR)816において、利得制御され、およびダウンコンバートされ、および復調器(DEMOD)818において、デインターリーブされ、復調され、および復号される。変調器(MOD)806、送信器(TMTR)808、受信器(RCVR)816、および復調器(DEMOD)818は、例えば、1xおよびHDRのような複数の種類の無線インタフェースを用いて動作することができる。必要ならば、MS2は、1x、HDR、W−CDMA、およびEDGEを含む複数種類の無線インタフェースと互換性を持たせるために必要な複数の変調器、送信器、受信器または復調器を含む。
図10は、受信回路902、制御プロセッサ904、送信回路906、アクセスネットワーク情報更新装置908、メモリ記憶装置912、および通信バス910を含むPCF900を図解する。アクセスネットワーク情報更新装置908は図7で図解された方法600を実施するように構成される。アクセスネットワーク更新装置908は、ATがPCF900によりサポートされるエリアに入ると、指示を受信する。ATは典型的にはユニキャスト端末アクセス識別子(UATI)を送信する。ATは目標BSC/PCFがソースBSC/PCFを見つけることを可能にするアドレスを提供する。この場合、目標は新しいBSC/PCF、すなわち、BSC/PCF900であり、ソースは、ATの移動に関連する古いBSC/PCFである。次に、BSC/PCF 900は、ソースBSC/PCFから無線セッションを検索することを試みる。PCF900が無線セッションを検索することができる場合、PCF900は最後のサービングPDSNに達することを試みる。可能であれば、最後のサービングPDSNとのコンタクトが取られる。そうでなければ、新しいPDSNとの新しい接続が確立され、あたらしいPDSNに関連した新しいANIDがATに供給される。
BSC/PCF 900がソースBSC/PCFから無線セッションを検索することができないなら、BSC/PCF900は新しい無線接続を確立し、LVに対してATを求める。BSC/PCF900が最後のサービングPDSNを見つけることができない場合、BSC/PCF900は新しいサービングPDSNを決定し、接続を確立する。
当業者は、情報および信号は、さまざまな異なる科学技術および技法を用いて表してもよいことを理解するであろう。例えば、上述した記述全体を通して参照してもよいデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界、磁性粒子、光学界、または光学粒子またはそれらの任意の組合せにより表してもよい。
当業者はさらに、ここに開示した実施の形態に関連して記載した種々の実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウエア、コンピュータソフトウエアまたは両方の組合せで実施してもよいことを理解するであろう。このハードウエアとソフトウエアの互換性を明瞭に説明するために、種々の実例となる部品、ブロック、モジュール、回路、およびステップが一般にそれらの機能性の観点から上に記載された。そのような機能性がハードウエアまたはソフトウエアとして実現されるかは特定のアプリケーションおよび全体のシステムに課せられた設計制約に依存する。熟達した職人は、各特定のアプリケーションに対して記載した機能性を変形した方法で実施することができるが、そのような実施の判断は、この発明の範囲を逸脱するものとして解釈されるべきでない。
ここに開示された実施の形態に関連して記載された種々の実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理装置、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウエアコンポーネント、またはここに記載した機能を実行するように設計されたいずれかの組合せを用いて実施または実行してもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、別の方法では、プロセッサは、いずれかの一般的なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってよい。プロセッサはまた、計算装置の組合せとしても実施できる。例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力した1つ以上のマイクロプロセッサまたはいずれかの他のそのような構成として実施してもよい。
ここに開示された実施の形態に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウエアにおいて、プロセッサにより実行されるソフトウエアモジュールにおいて、または両者の組合せにおいて直接具現化してもよい。ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、脱着可能ディスク、CD−ROM、または技術的に知られているその他のいずれかの形態の記憶媒体に常駐してもよい。例示記憶媒体は、プロセッサに接続される。そのようなプロセッサは記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができる。別の方法では、記憶媒体は、プロセッサに集積可能である。
プロセッサと記憶媒体はASICに存在してもよい。ASICはユーザ端末に存在してもよい。別の方法では、プロセッサと記憶媒体はユーザ端末内のディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
開示された実施形態の上述の記載は、当業者がこの発明を製作または使用することを可能にするために提供される。これらの実施の形態に対する種々の変更は当業者には容易に明白であろう、そしてここに定義される包括的原理は発明力の使用なしに他の実施の形態に適用可能である。従って、この発明は、ここに示した実施の形態に限定されることを意図したものではなく、ここに開示した原理と新規な特徴に一致する最も広い範囲が許容されるべきである。

Claims (7)

  1. 高速パケットデータ通信システムにおけるアクセスネットワーク(AN)のためのパケット制御機能(PCF)処理の方法において、
    アクセス端末に関連したソースアクセスネットワーク(AN)を識別するメッセージを受信することであって、前記ソースANが第1のパケットデータサービングノード(PDSN)に関連していることと、
    前記メッセージに応答して前記第1のPDSNにコンタクトすることを試みることと、
    前記第1のPDSNとコンタクトが取れないなら第2のPDSNとの接続を確立することと、
    前記第2のPDSNとの接続の確立に応答して、前記第2のPDSNのためのアクセスネットワークID(ANID)を送信することであって、前記ANIDは、全地球的に一意的な方法で前記第2のPDSNに対応することと、
    を備えた方法。
  2. 前記アクセス端末から位置情報を要求することをさらに備えた請求項1の方法。
  3. 前記ソースANから無線セッションを検索することを試みることをさらに備えた、請求項2の方法。
  4. 前記メッセージを受信することは、ユニキャスト端末アクセス識別子(UATI)メッセージを受信することを備えた、請求項1の方法。
  5. 前記ANIDは、複数のパケット制御機能(PCF)ノードを識別し、前記ANIDにより識別された各PCFノードは、前記第2のPDSNによりサポートされるエリア内にある、請求項1の方法。
  6. 高速パケットデータ通信システムにおいて動作するように構成されたアクセスネットワーク(AN)のためのパケット制御機能(PCF)処理において、
    前記アクセス端末に関連したソースアクセスネットワーク(AN)を識別するメッセージを受信する手段であって、前記ソースAN第1のパケットデータサービングノード(PDSN)に関連している手段と、
    前記メッセージに応答して前記第1のPDSNとコンタクトをとることを試みる手段と、
    前記第1のPDSNとコンタクトが取れないなら、第2のPDSNとの接続を確立する手段と、
    前記第2のPDSNとの接続を確立することに応答して前記第2のPDSNのためのアクセスネットワークID(ANID)を送信する手段であって、前記ANIDは、全地球的に一意な方法で前記第2のPDSNに対応する手段と、
    を備えたPCF処理
  7. 高速パケットデータ通信システムにおけるアクセスネットワーク(AN)のためのパケット制御機能(PCF)処理をコンピューターに実行させるプログラムにおいて、前記PCF処理は
    アクセス端末に関連するソースアクセスネットワーク(AN)を識別するメッセージを受信する手続であって、前記ソースAN第1のパケットデータサービングノード(PDSN)に関連している手続と、
    前記メッセージに応答して前記第1のPDSNにコンタクトすることを試みる手続と、
    前記第1のPDSNにコンタクトできないなら第2のPDSNとの接続を確立する手続と、
    前記第2のPDSNとの接続を確立することに応答して前記第2のPDSNのためのアクセスネットワークID(ANID)を送信する手続であって、前記ANIDは全地球的に一意の方法で前記第2のPDSNに対応する手続と、
    備えたプログラム。
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