JP4902440B2 - ノード装置および障害検知方法 - Google Patents

ノード装置および障害検知方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ通信ネットワークシステムで用いられるノード装置およびその障害検知方法に関する。
LAN(Local Area Network)などのデータ通信ネットワークシステムにおいて、複数のコンピュータを接続するデータ伝送路の分岐点などに設けられ、データが伝送されるに際して、そのデータの伝送経路を制御する装置として、例えば、ルータ、スイッチングハブなどがある。このような装置は、しばしば、ノード装置と総称される。
通常、このようなノード装置には複数の伝送路が接続される。そして、そのノード装置は、ある伝送路から入力された伝送フレームを、その伝送フレームに含まれる送信先アドレスやフレームの種別を示すデータなどに応じて、適宜、他の1つ以上の伝送路へ出力する。すなわち、ノード装置は、ある伝送路から入力された伝送フレームを他の伝送路へ中継する機能を有する。なお、伝送フレームとは、伝送されるデータの構成単位をいい、以下、単に、「フレーム」と略す。
このようなノード装置においてしばしば発生する障害は、そのノード装置で伝送中のフレームが消失する障害である。この種の障害の多くは、伝送路やノード装置がデータを伝送したり中継したりする機能を喪失することに起因する。従って、この種の障害については、従来から様々な対策が講じられている。
ちなみに、データ通信ネットワークシステムをリング状やメッシュ状に構成すること自体が、ノード装置またはノード装置間をつなぐ伝送路の機能喪失に対する解決策となっている。すなわち、リング状やメッシュ状のネットワークの場合には、ある1つのノード装置またはノード装置間をつなぐ1箇所の伝送路が、その中継または伝送の機能を喪失したとしても、その障害が生じたノード装置または伝送路部分を避けることによって、データ伝送を継続することができる。
一方、ノード装置の障害の中には、ノード装置が勝手にフレームを生成して伝送路へ出力する障害がある。すなわち、フレームの湧き出し障害である。フレームの湧き出し障害は、その湧き出し量が少ない場合は、あまり問題とならないが、湧き出し量が大量になった場合は、大きな問題となる。すなわち、その大量の湧き出しフレームによって伝送路が占有され、本来のデータ伝送ができなくなってしまう。なお、このような障害は、しばしば、ブロードキャストストームと呼ばれる。
ブロードキャストストームは、例えば、特許文献1に開示されているように、伝送路の帯域を制限することにより防止することができる。ちなみに、特許文献1に開示されたノード装置においては、その伝送路への出力ポートに帯域制限装置を設け、ノード装置で湧き出す大量のフレームが伝送路に流れ出すのを防止している。
特開2006−245939号公報
帯域制限は、ブロードキャストストームを防止する効果的な方法ではあるが、逆に、ノード装置にブロードキャストストームを発生させる障害がない場合には、その帯域制限によって、ノード装置が本来有する伝送性能が制限されることになる。
そこで、本発明の目的は、正常動作時における伝送性能を制限することなく、ブロードキャストストームを防止することができるノード装置および障害検知方法を提供することにある。
本発明のノード装置は、複数のデータ伝送路の一のデータ伝送路から入力された伝送フレームを、その伝送フレームに含まれるアドレス情報に従って、前記複数の伝送路の他の伝送路へ出力するノード装置であって、(1)前記複数のデータ伝送路のそれぞれのデータ伝送路ごとに、そのデータ伝送路に接続されて設けられ、それぞれが自己に接続されたデータ伝送路から入力される伝送フレームを入力するとともに、前記自己に接続されたデータ伝送路と異なる伝送路から入力された伝送フレームを、前記自己に接続されたデータ伝送路へ出力する伝送フレーム入出力部と、(2)前記伝送フレーム入出力部のそれぞれに接続され、前記伝送フレーム入出力部が前記データ伝送路から入力する伝送フレームの数をカウントする入力フレームカウンタ、および、前記伝送フレーム入出力部が前記データ伝送路へ出力する伝送フレームの数をカウントする出力フレームカウンタを含んで構成された伝送フレーム数カウント部と、(3)前記伝送フレーム数カウント部のそれぞれにおいて、所定時間間隔ごとに前記入力フレームカウンタおよび前記出力フレームカウンタによってそれぞれカウントされた入力フレーム数および出力フレーム数を収集し、前記収集した前記入力フレーム数の総和と前記出力フレーム数の総和とを比較し、前記出力フレーム数の総和から前記入力フレームの総和を差し引いた値が、前記入力フレームカウンタと前記出力カウンタとの間のカウント数の許容誤差よりも大きくなったとき、前記ノード装置に障害があると判定する障害検知部と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、本発明のノード装置においては、所定時間内に当該ノード装置へ入力される伝送フレームの総数と、当該ノード装置から出力される伝送フレームの総数とを比較し、誤差を考慮しても、出力される伝送フレームの総数が入力される伝送フレーム数よりも大きいとき、伝送フレームの湧き出し障害が発生しているものと判定し、その障害を検知している。
従って、本発明のノード装置は、伝送フレームの湧き出し障害が発生したとき、速やかにそれを検知することができ、その後、ノード装置の機能停止などを実施することによって、ブロードキャストストームを防止することができる。
本発明によれば、データ通信ネットワークシステムにおける伝送性能を制限することなく、ブロードキャストストームを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ通信ネットワークシステムの構成の例を示した図である。図1において、データ通信ネットワークシステム1は、リング型の双方向の幹線伝送路4a,4bに、複数のノード装置2(2a〜2d)が接続されて構成され、さらに、そのそれぞれのノード装置2には、端末として1つ以上のパソコンなどの計算機3が接続されている。
ここで、ノード装置2(2a〜2d)は、説明を簡単にするために、いわゆるLANスイッチ(L2スイッチ)と呼ばれるものであるとするが、L3スイッチやルータであっても構わない。また、図1においては、幹線伝送路4a,4bに4つのノード装置2が接続されているが、そのノード装置2の数は、「4」に限定されるものではない。
データ通信ネットワークシステム1において、伝送されるフレームは、幹線伝送路4aではA方向に、また、幹線伝送路ではB方向に伝送される。このとき、フレームがリング状の幹線伝送路4a,4bを複数回にわたって伝送されるのを防止するために、そのリングの、例えば、ノード装置2aとノード装置2dとの間にブロッキングBLが設けられている。
ブロッキングBLが設けられた部分の幹線伝送路4a,4bは、物理的には接続された伝送路であるが、通常のフレームの通過をブロッキングする。なお、実際には、幹線伝送路4a,4bがフレームを通過させないのではなく、ブロッキングBLに隣接するノード装置2a,2dが受信したフレームをブロッキングBLが設けられた幹線伝送路4a,4bへ送出しないことにより、ブロッキングが実現される。
図2は、データ通信ネットワークシステム1で用いられるフレームフォーマットの例を示した図である。このフレームフォーマットは、一般に、イーサネット(登録商標)におけるTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)通信やUDP(User Datagram Protocol)/IP通信で用いられるものである。
図2のフレームフォーマットにおいて、宛先アドレス、送信元アドレス、フレーム長/タイプ、データ部、および、CRC(Cyclic Redundancy Check Code)は、イーサネット(登録商標)フレームを構成する。ここで、宛先アドレスおよび送信元アドレスは、ノード装置2または計算機3にそれぞれ割り当てられた物理アドレスであり、いわゆる、MAC(Media Access Control)アドレスで表される。
また、図2のフレームフォーマットにおいて、データ部の前にはIPヘッダおよびTCP/UDPヘッダが付加されており、TCP/IP通信またはUDP/IP通信は、そのヘッダに基づき実行される。
さらに、本実施形態においては、いわゆるVLAN(Virtual Local Area Network)がサポートされるものとして、図2のフレームフォーマットにおいて、送信元アドレスの後に、IEEE802.1Qの規格に準拠した4Byteの「タグ」フィールドが付加することができるものとする。なお、本実施形態では、このタグフィールドは、VLANを識別するのに利用されるほか、フレームの種別を識別するのにも利用されるものとする。
なお、フレームフォーマットは、図2に示したフレームフォーマットに限定されるものではなく、他のフレームフォーマットであっても構わない。
図3は、本実施形態に係るノード装置2の内部構成の例を示した図である。図3に示すように、ノード装置2は、複数のポート制御部21、ポート間接続制御部22、障害検知制御部23を含んで構成される。図3の例では、ノード装置2には6つのポート制御部21が設けられ、そのうち2つのポート制御部21は、幹線伝送路4に接続され、また、4つのポート制御部21は、それぞれ、支線a〜dの伝送路に接続されている。
このとき、それぞれのポート制御部21と幹線伝送路4、支線a〜dの伝送路とは、ポート入力端子24およびポート出力端子25を介して接続されている。また、支線a〜dの伝送路の先には、図示しない計算機3(図1参照)が接続されている。
図3において、それぞれのポート制御部21は、ポート入力端子24側に、入力フレームバッファ211、アドレス検出部212、タグ判定部213、入力フレームカウンタ214などを備え、ポート出力端子25側に、出力フレームバッファ215、アドレス付加部216、タグ判定部217、出力フレームカウンタ218などを備える。
ここで、入力フレームバッファ211は、ポート入力端子24から入力されるフレームを一時的に記憶するメモリである。また、アドレス検出部212は、その入力されたフレームから宛先アドレスを検出し、タグ判定部213は、タグフィールドの値を検出し、VLANグループやフレームの種別などを判定する。また、入力フレームカウンタ214は、後記するカウントモードやタグ判定部213の出力に応じて、適宜、ポート入力端子24から入力されるフレームの数をカウントする。
同様に、出力フレームバッファ215は、ポート出力端子25へ出力するフレームを一時的に記憶しておくメモリである。また、アドレス付加部216は、その出力するフレームに宛先アドレスおよび送信元アドレスを、適宜、付加する。また、タグ判定部217は、出力するフレームのタグフィールドの値を検出し、VLANグループやフレームの種別などを判定する。また、出力フレームカウンタ218は、後記するカウントモードやタグ判定部217の出力に応じて、ポート出力端子25から出力するフレームの数をカウントする。
また、ポート間接続制御部22は、ルーティングテーブル221を含んで構成され、そのルーティングテーブル221には、例えば、それぞれのポート制御部21に対応させてそのポート制御部21が接続される伝送路の先に接続される他のノード装置2または計算機3のMACアドレスなどが記憶されている。なお、このとき、ルーティングテーブル221は、宛先アドレスだけでなく、VLANのグループなどを考慮したものであっても構わない。
そこで、あるポート入力端子24から入力されたフレームがポート制御部21の入力フレームバッファ211に一時記憶されると、ポート間接続制御部22は、そのフレームについてアドレス検出部212で検出された宛先アドレスに基づき、ルーティングテーブル221を参照して転送先のポート制御部21を決定する。そして、入力フレームバッファ211に一時記憶されているフレームを読み出し、その読み出したフレームを、先に決定した転送先のポート制御部21の出力フレームバッファ215に転送する。そして、出力フレームバッファ215に転送されたフレームは、順次、そのポート制御部21のポート出力端子25から伝送路へ出力される。
以上のように、ノード装置2においては、あるポート制御部21のポート入力端子24から入力されたフレームは、通常、他のポート制御部21のポート出力端子25から出力される。従って、ノード装置2において、ある時間内にすべてのポート入力端子24から入力されるフレームの総数と、それと同じ時間内にすべてのポート出力端子25から出力されるフレームの総数とは、原理的には同じである。
本実施形態では、各ポート制御部21は、入力フレームカウンタ214と出力フレームカウンタ218とを備えており、各ポート制御部へ入力されるフレーム数と出力されるフレーム数とをカウントすることができる。そこで、障害検知制御部23は、その入力フレームカウンタ214と出力フレームカウンタ218とにより所定の時間内にカウントされるカウント値を収集することによって、ノード装置2で生じるフレームの湧き出し障害を検知する。すなわち、障害検知制御部23は、所定の時間内にノード装置2に入力されるフレームの総数よりも出力されるフレームの総数が大きくなった場合には、何らかのフレームの湧き出し障害が生じたものと判断する。
そこで、障害検知制御部23は、その機能を実現するために、カウントモード指定部231と、カウント動作指示部232と、カウント値収集部233と、障害判定部234とを備える。
障害検知制御部23において、カウントモード指定部231は、入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218におけるカウンタの動作モードを指定する。ここで、標準のカウントモードは、入力される、または、出力されるフレームを無条件にカウントするモードである。そのほかに、詳細は後記するが、例えば、タグフィールドの値がある値と一致したとき、あるいは、ある値の範囲に含まれるときにカウントしたり、逆に、タグフィールドの値がある値と一致しなかったとき、または、ある値の範囲に含まれなかったときにカウントしたりするカウントモードを想定している。
カウント動作指示部232は、入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218に対し、カウント動作の開始および停止を指示する信号を生成する。また、カウント値収集部233は、各ポート制御部21の入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218からそのカウント値を収集する。
障害判定部234は、カウントモード指定部231により指定されたカウントモードに応じて、カウント値収集部233により収集された入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218のカウント値を、適宜、集計し、その集計の結果に基づき、障害発生の有無を判定する。その判定の方法については、カウントモードの詳細と併せて後記する。
なお、以上のような障害検知制御部23は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを備えたマイクロプロセッサ(図示せず)などによって実現することができる。その場合、障害検知制御部23を構成するカウントモード指定部231、カウント動作指示部232、カウント値収集部233、障害判定部234などの機能は、前記のCPUがメモリに格納された所定のプログラムを実行することによって実現される。
続いて、図4を用いて障害検知制御部23の動作について詳しく説明する。図4は、障害検知制御部23における障害検知の処理フローの例を示した図である。
図4に示すように、障害検知制御部23は、まず、カウントモード指定部231の動作として、カウントモードを設定し(ステップS01)、その設定したカウントモードの値などを、ポート制御部21のタグ判定部213,217に出力する。タグ判定部213,217は、カウントモードの値およびフレームに含まれるタグフィールドの値に応じて、カウンタ、つまり、入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218の動作モードを決定する。
なお、カウントモードおよびカウンタの動作制御の詳細については、後記する。また、本明細書において、以下、単に「カウンタ」と記載したときには、その「カウンタ」は、入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218の両方または一方を指すものとする。
次に、障害検知制御部23は、カウント動作指示部232の動作として、各ポート制御部21のカウンタに対しカウント動作開始を指示する(ステップS02)。そして、障害検知制御部23は、所定の時間(例えば、T=0.2秒)が経過するのを待ち(ステップS03でNo)、その所定の時間(T)が経過すると(ステップS03でYes)、カウンタに対しカウント動作停止を指示する(ステップS04)。
次に、障害検知制御部23は、カウント値収集部233の動作として、各ポート制御部21からカウンタのカウント値を収集する(ステップS05)。そして、障害検知制御部23は、障害判定部234の動作として、最初に設定したカウントモードに応じて、収集した入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218のカウント値を、適宜、集計し、その集計結果に基づき、障害判定を行う(ステップS06)。障害判定の詳細については後記する。
次に、障害検知制御部23は、ステップS06の障害判定において、障害があると判定したときには(ステップS07でYes)、各ポート制御部21に対し、ノード装置2の機能停止を指示する(ステップS08)。また、障害がないと判定したときには(ステップS07でYes)、ステップS08の実行をスキップする。
障害検知制御部23は、以上に説明した処理(ステップS01〜ステップS08)を、所定の時間(例えば、T=0.25秒)ごとに繰り返し実行する。そうした場合には、障害検知制御部23は、例えば、1秒間に4回の障害検知を行うことができる。
なお、図4に示した処理フローの例では、ステップS07で障害と判定したとき、すぐさま、ノード装置2の機能停止を指示している。その場合には、ノード装置2の間欠的な障害や後記するカウント誤差などのために、障害判定を誤判定する可能性がある。そこで、その誤判定を避けるために、1回の障害判定(ステップS06およびステップS07)だけで障害の有無を判定するのではなく、ステップS01〜ステップS07を繰り返し実行し、その中で、複数回、例えば、5回連続して障害があると判定されたときに、初めて、ノード装置2の機能停止を指示するようにしてもよい。
また、以上の説明において、ノード装置2の機能停止とは、ノード装置2が伝送路からフレームを入力する機能および伝送路へフレームを出力する機能を喪失することをいい、具体的には、例えば、ノード装置2が自己への電源供給ラインを遮断することによって実現することができる。
以上、障害検知制御部23が図4に示した障害検知の処理を実行することによって、フレームの湧き出しに係る障害を検知することができ、その結果、いわゆるブロードキャストストームを防止することができる。
続いて、ノード装置2におけるフレームの湧き出し障害を検知する手段について詳しく説明する。図5は、図4のフローチャートに従って障害検知制御部23から出力されるカウンタ動作指示信号と、カウンタのカウント動作との関係をタイミングチャートとして例示した図である。
ここで、カウンタ動作指示信号は、障害検知制御部23から出力されるカウンタ動作指示信号の出力タイミングを示している。また、カウンタイネーブル信号は、カウンタのカウント動作を機能させるための信号を示したもの、カウント値は、カウンタの値を模式的に示したものである。
図5において、障害検知制御部23からカウント開始信号が出力されると(図4ステップS02に対応)、カウンタイネーブル信号がアクティブになり、カウンタのカウント動作が開始される。そして、所定の時間(T)が経過すると、カウント停止信号が出力され(ステップS04)、カウンタイネーブル信号がインアクティブになり、カウンタのカウント動作が停止する。そして、その時点でのカウンタのカウント値C1がカウンタに保存される。
次に、障害検知制御部23は、カウント値収集信号を出力し(ステップS05)、カウンタに保存されているカウント値を収集し、その収集したカウンタのカウント値に基づき、障害判定を行う。
なお、図4の処理は、所定の時間(T)の周期で繰り返し実行されるので、図5においては、カウント開始信号、カウント停止信号およびカウント値収集信号が、障害検知制御部23からその所定の時間(T)の周期で繰り返し出力される。また、図5では、障害検知制御部23は、カウント値収集信号出力後、カウント開始信号出力時までに、カウンタリセット信号を出力するとしているが、カウンタリセット信号は、カウンタ開始信号によって代用してもよい。その場合には、カウンタは、カウンタ開始時にリセット(ゼロクリア)される。
図6は、図5に示したカウンタのカウント動作を実現するためのカウンタ周辺の制御回路の例を示した図である。図6において、カウンタ61は、入力フレームカウンタ214または出力フレームカウンタ218を表している。また、タグ判定部63は、ポート制御部21のタグ判定部213,217を表している。
ここで、カウンタ61は、カウンタ61のカウント値をカウントアップするためのカウント信号C、カウント信号を有効にするためのイネーブル信号E、カウンタ61のカウント値をゼロクリアするリセット信号Rなどの入力端子を有している。また、カウンタ61は、そのカウンタ値を出力するためのデータ端子D〜Dを有している。
そして、カウンタ61のカウント信号Cの入力端子には、フレーム入力/出力信号が入力される。ここで、フレーム入力/出力信号は、ポート入力端子24から入力されたフレームが入力フレームバッファ211に格納されたときに生成されるフレーム入力信号、または、出力フレームバッファ215から読み出されたフレームがポート出力端子25から出力されたときに生成されるフレーム出力信号を表している。
また、カウンタ61のイネーブル信号Eの入力端子には、タグ判定部63の出力信号とカウンタ制御FF(Flip Flop)62の出力信号との論理積(AND)をとる論理積回路64の出力信号が入力される。また、カウンタ61のリセット信号Rの入力端子には、カウント動作指示部232から出力されるカウンタリセット信号が入力される。
また、カウンタ61のデータ端子D〜Dは、カウント値収集部233に接続されたカウント値収集バス65に接続され、カウント値収集部233からの指示により、カウンタ61のカウンタ値をカウント値収集バス65に出力する。なお、ここでは、カウンタ61は、nビット(例えば、16ビット)で構成され、カウント値収集バス65もnビット(n本)並列構成のバスであるとする。
一方、カウンタ制御FF62のセット信号Sの入力端子には、カウント動作指示部232から出力されるカウント開始信号が入力され、リセット信号Rの入力端子には、カウント停止信号が入力される。従って、カウンタ制御FF62の出力信号は、図5におけるカウンタイネーブル信号に相当する。ただし、その場合、図5の例では、タグ判定部63からの出力信号は、常に「1」を仮定している。
続いて、タグ判定部63の具体的な構成および機能について詳細に説明をする。タグ判定部63は、特に図示はしないが、例えば、次の[1]〜[3]に示す3つのブロックによって構成されているとする。
[1]レジスタR(TG),R(A1),R(A2)
ここで、レジスタR(TG)は、入力フレームまたは出力フレームにタグフィールドがあったとき、そのタグフィールドを検出して、その値TGを記憶する。また、レジスタR(A1),R(A2)は、カウントモード指定部231がカウントモードMを設定するとき、そのカウントモードMに応じて、適宜、設定する2つの引数A1,A2を記憶する。このとき、A1≦A2であるとする。
[2]レジスタR(TG)に記憶された値TGと、レジスタR(A1),R(A2)に記憶された値A1,A2との大小関係を判定し、次の出力値Fを出力する比較回路CPM
(1)A1≦TG≦A2であるとき、F=1
(2)A1≦TG≦A2でないとき、F=0
[3]比較回路CPMの出力値Fと、カウントモード指定部231によって設定されるカウントモードの値Mとに基づき、次のような判定値Gを出力する判定回路DET
(1)M=0の場合、G=1
(2)M=1の場合、G=F
(3)M=2の場合、
タグ判定部63が入力側のタグ判定部213であるとき、G=0、
タグ判定部63が出力側のタグ判定部217であるとき、G=inv(F)
ここで、関数inv(F)は、F=1のとき、inv(F)=0、
F=0のとき、inv(F)=1
続いて、カウントモード(M=0,1,2)のそれぞれが設定されたとき、以上に説明したタグ判定部63の動作に応じて、カウンタ61がどのように動作するかについて説明する。
(1)カウントモードが0(M=0)である場合には、G=1であるので、タグ判定部63からは、常に「1」が出力される。従って、カウンタ61は、カウンタ制御FF62が「1」である場合には、タグフィールドの有無またはタグフィールドの値TGの如何に拘らず、ポート入力端子24から入力されるフレームの数、または、ポート出力端子25から出力されるフレームの数をカウントする。
(2)カウントモードが1(M=1)である場合には、G=Fであるので、タグ判定部63は、比較回路CPMの出力をそのまま出力する。従って、カウンタ61は、カウンタ制御FF62が「1」である場合には、ポート入力端子24から入力されるフレームまたはポート出力端子25から出力されるフレームについて、そのフレームにタグフィールドが含まれ、かつ、そのタグフィールドの値TGが特定の範囲(A1≦TG≦A2)に含まれているとき、そのフレームの数をカウントする。
(3)カウントモードが2(M=2)である場合には、入力側のタグ判定部213は、常に、G=0を出力するので、入力フレームカウンタ214は、一切カウント動作をすることができない。一方、出力側のタグ判定部217は、G=inv(F)を出力するので、出力フレームカウンタ218は、カウンタ制御FF62が「1」である場合には、ポート出力端子25から出力されるフレームについて、そのフレームにタグフィールドが含まれ、かつ、そのタグフィールドの値TGが特定の範囲(A1≦TG≦A2)に含まれていなかったとき、そのフレームの数をカウントする。
続いて、カウントモード(M=0,1,2)のそれぞれに応じて、障害判定部234がどのようにして、障害を判定するかについて説明する。これは、図4のステップS04における処理の詳細に対応する。
(1)カウントモードが0(M=0)である場合
この場合には、障害判定部234は、カウント値収集部233によって収集された各ポート制御部21の入力フレームカウンタ214のカウント値CI(i=1,…,m)と、出力フレームカウンタ218のカウント値CO(i=1,…,m)との基づき、次の式(1)の真偽を判定し、式(1)が真であったときには、障害ありと判定する。
Σ(CO)>Σ(CI)+K 式(1)
なお、mは、ノード装置2に含まれるポート制御部21の数である。また、式(1)において、Σは、i=1,…,mについて括弧内の式の総和を計算することを表す。従って、Σ(CI)は、所定の時間(T)内にポート制御部21に入力されるフレーム数の総和、Σ(CO)は、所定の時間(T)内にポート制御部21から出力されるフレーム数の総和を表している。また、Kは、カウント誤差を許容するための正の定数である。
ここで、正の定数Kおよびカウント誤差について、以下、補足しておく。前記したように、ノード装置2は、基本的には入力されたフレーム以上のフレームは出力しないので、Σ(CO)≦Σ(CI)の式が成立する。従って、Σ(CO)>Σ(CI)となった場合には、そのノード装置2に何らかのフレームの湧き出し障害が生じたことを意味する。
ところで、ノード装置2においては、あるフレームが入力されて出力されるまでには、入力フレームバッファ211および出力フレームバッファ215でのバッファリングやポート間接続制御部22での接続制御のために、ある量の時間遅延を生じる。そのため、入力フレーム数の総和Σ(CI)と出力フレーム数の総和Σ(CO)との間では、カウント誤差が生じることになる。
そこで、そのカウント誤差の最大値よりも大きい正の定数Kを導入し、入力フレーム数の総和Σ(CI)にその定数Kを加算したものと、出力フレーム数の総和Σ(CO)とを比較するようにする。つまり、Σ(CO)≦Σ(CI)+Kという式であれば、この式は、カウント誤差が生じたとしても、ほとんどの場合、成立することになる。従って、式(1)が成立した場合には、ノード装置2に何らかのフレームの湧き出し障害が生じたことになる。
なお、カウント誤差を減らすには、出力フレームカウンタ218に入力するカウンタイネーブル信号(図5、図6参照)のタイミングを、入力フレームカウンタ214に入力するカウンタイネーブル信号のタイミングより、ある一定時間量を遅延させたものにすればよい。しかしながら、フレームが入力されてから出力されるまでの遅延量は、幹線伝送路4や各支線a〜dからノード装置2に入力されるフレームのトラフィック量などの状況によって変化するので、カウント誤差をなくすことはできない。従って、正の定数Kは、小さくすることは可能であるが、この場合も必要である。
以上の通り、カウントモードが0である場合には、障害判定部234は、所定時間内にノード装置2に入力されるフレームの総数と出力されるフレームの総数とを収集し、その出力されるフレームの総数が入力されるフレームの総数に比べ十分に大きい場合を検出することによって、フレーム湧き出しの障害を検知することができる。
(2)カウントモードが1(M=1)である場合
この場合に障害判定部234が実行する処理内容は、前記したカウントモードが0である場合の処理内容と同じである。ただし、収集された入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218におけるカウント内容が異なっている。この場合には、入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218は、入力または出力されるフレームのうち、タグフィールドがある値の範囲に含まれるもののみをカウントしている。
従って、カウントモードが1である場合には、障害判定部234は、タグフィールドが意味するところにより、例えば、特定の範囲に含まれるVLANグループのフレームについて、あるいは、特定の種別のフレームについて、フレーム湧き出し障害があるか否かを検知することができる。
(3)カウントモードが(M=)である場合
このカウントモードは、データ通信ネットワークシステム1で使用されるVLANグループが特定のグループまたは特定の範囲のグループに限定されているような場合、あるいは、タグフィールドが意味するところにより特定の種別のフレームが使用されることに限定されているような場合に適用する。
前記したように、カウントモードがである場合には、出力フレームカウンタ218は、出力フレームのタグフィールドの値が所定の範囲に含まれないとき、その出力フレームの数をカウントしている。すなわち、出力される筈のないVLANグループのフレームや出力される筈のない種別のフレームが出力された場合、そのフレームの数がカウントされている。
従って、この場合には、障害判定部234は、カウント値収集部233により収集された各ポート制御部21の出力フレームカウンタ218の値CO(i=1,…,m)のそれぞれが、ある正の定数K2よりも大きいか否かを判定し、その正の定数K2よりも大きい出力フレームカウンタ218があった場合には、その出力フレームカウンタ218を含むポート制御部21にフレームの湧き出し障害が生じていると判定する。なお、定数K2は、伝送路やノード装置2における間欠的な障害を許容するための定数である。
以上、カウントモードが2である場合には、障害判定部234は、本来出力される筈のないVLANグループのフレームや、本来出力される筈のない種別のフレームが出力されたことを検出することにより、フレーム湧き出し障害を検知することができる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、ノード装置2で生じるフレーム湧き出し障害を検知することができ、その障害を検知した場合には、ノード装置2としての機能を停止するので、ノード装置2の正常動作時における伝送性能を制限することなく、ブロードキャストストームを防止することができる。
続いて、本実施形態を一部変形した例について説明をする。
図4および図5に示した障害検知の処理フローおよびタイミングチャートでは、カウンタイネーブル信号がインアクティブになる期間がある。従って、その期間については、入力フレームカウンタ214および出力フレームカウンタ218が動作しないので、そのときの入力フレーム数および出力フレーム数が得られないことになる。ただし、ノード装置2における障害がフレームの湧き出し障害(ブロードキャストストーム)であることを考慮すると、それは、その障害検知に対する不都合となるものではない。
そこで、この変形例では、図6において、カウンタ制御FF62を利用しないものとする。従って、論理積回路64は不要となり、タグ判定部63の出力がカウンタ61のイネーブル信号Eの入力端子に接続される。代わりに、カウンタ61のデータ端子D〜Dとカウント値収集バス65との間に、nビットのラッチレジスタが設けられ、カウント動作指示部232からのカウント開始信号により、カウンタ61の値がそのラッチレジスタに記憶されるようにする。そして、カウント値収集部233は、カウント値収集のタイミングで、ラッチレジスタに記憶されているカウンタ61の値を収集する。従って、カウント動作指示部232は、カウント停止信号およびカウンタリセット信号を出力する必要はない。
この場合、カウント値収集部233が収集するカウンタ61の値は、カウント動作指示部232からカウント開始信号が出力されたときの値である。従って、カウント値収集部233は、カウンタ61の値を収集したときには、前回収集したカウンタ61の値との差を計算することにより、2つのカウント開始信号の間(時間T)にカウンタ61がカウントした数を得ることができる。
以上のカウンタ61の動作の相違を除けば、前記の実施形態での説明は、この変形例においても、ほとんど同様に適用することができる。従って、本変形例においても、ノード装置2は、自己において生じるフレーム湧き出し障害を検知することができ、また、正常動作時における自己の伝送性能を制限することなく、ブロードキャストストームを防止することができる。
なお、以上に説明した実施形態および実施形態の変形例におけるノード装置2は、図1に示したリング型のデータ通信ネットワークシステム1に適用することを前提としているが、適用可能なデータ通信ネットワークの形態は、リング型の限定されるものではなく、メッシュ型やツリー型のデータ通信ネットワークにも適用可能である。
本発明の実施形態に係るデータ通信ネットワークシステムの構成の例を示した図。 本発明の実施形態に係るデータ通信ネットワークシステムで用いられるフレームフォーマットの例を示した図。 本発明の実施形態に係るノード装置の内部構成の例を示した図。 障害検知制御部における障害検知の処理フローの例を示した図。 図4のフローチャートに従って障害検知制御部から出力されるカウンタ動作指示信号と、カウンタのカウント動作との関係をタイミングチャートとして例示した図。 図5に示したカウンタのカウント動作を実現するためのカウンタ周辺の制御回路の例を示した図。
符号の説明
1 データ通信ネットワークシステム
2 ノード装置
3 計算機
4 幹線伝送路
21 ポート制御部
22 ポート間接続制御部
23 障害検知制御部
24 ポート入力端子
25 ポート出力端子
61 カウンタ
62 カウンタ制御FF
63 タグ判定部
64 論理積回路
65 カウント値収集バス
211 入力フレームバッファ
212 アドレス検出部
213 タグ判定部
214 入力フレームカウンタ
215 出力フレームバッファ
216 アドレス付加部
217 タグ判定部
218 出力フレームカウンタ
221 ルーティングテーブル
231 カウントモード指定部
232 カウント動作指示部
233 カウント値収集部
234 障害判定部

Claims (4)

  1. 複数のデータ伝送路の一のデータ伝送路から入力された伝送フレームを、その伝送フレームに含まれるアドレス情報に従って、前記複数のデータ伝送路の他のデータ伝送路へ出力するノード装置であって、
    前記複数のデータ伝送路のそれぞれのデータ伝送路ごとに、そのデータ伝送路に接続されて設けられ、それぞれが自己に接続されたデータ伝送路から入力される伝送フレームを入力するとともに、前記自己に接続されたデータ伝送路と異なるデータ伝送路から入力される伝送フレームを、前記自己に接続されたデータ伝送路へ出力する伝送フレーム入出力部と、
    前記伝送フレーム入出力部のそれぞれに接続され、前記伝送フレーム入出力部が前記データ伝送路から入力する伝送フレームの数をカウントする入力フレームカウンタ、および、前記伝送フレーム入出力部が前記データ伝送路へ出力する伝送フレームの数をカウントする出力フレームカウンタを含んで構成された伝送フレーム数カウント部と、
    前記伝送フレーム数カウント部のそれぞれにおいて、所定時間間隔ごとに前記入力フレームカウンタおよび前記出力フレームカウンタによってそれぞれカウントされた入力フレーム数および出力フレーム数を収集し、前記収集した前記入力フレーム数の総和と前記出力フレーム数の総和とを比較し、前記出力フレーム数の総和から前記入力フレームの総和を差し引いた値が、前記入力フレームカウンタと前記出力カウンタとの間のカウント数の許容誤差よりも大きくなったとき、前記ノード装置に障害があると判定する障害検知部と、
    を備えたこと
    を特徴とするノード装置。
  2. 前記伝送フレーム数カウント部において、前記入力フレームカウンタおよび前記出力フレームカウンタのそれぞれは、前記伝送フレーム入出力部により入力または出力される伝送フレームのうち、その伝送フレームの所定のフィールドがあらかじめ定められた所定の値と一致する伝送フレームの数をカウントすること
    を特徴とする請求項1に記載のノード装置。
  3. 複数のデータ伝送路の一のデータ伝送路から入力された伝送フレームを、その伝送フレームに含まれるアドレス情報に従って、前記複数のデータ伝送路の他のデータ伝送路へ出力するノード装置における障害検知方法であって、
    前記ノード装置は、
    前記複数のデータ伝送路のそれぞれのデータ伝送路ごとに、そのデータ伝送路に接続されて設けられ、それぞれが自己に接続されたデータ伝送路から入力される伝送フレームを入力するとともに、前記自己に接続されたデータ伝送路と異なるデータ伝送路から入力される伝送フレームを、前記自己に接続されたデータ伝送路へ出力する伝送フレーム入出力部と、
    前記伝送フレーム入出力部のそれぞれに接続され、前記伝送フレーム入出力部が前記データ伝送路から入力する伝送フレームの数をカウントする入力フレームカウンタ、および、前記伝送フレーム入出力部が前記データ伝送路へ出力する伝送フレームの数をカウントする出力フレームカウンタを含んで構成された伝送フレーム数カウント部と、
    前記ノード装置の障害を検知する障害検知部と、
    を備え、
    前記障害検知部は、
    前記伝送フレーム数カウント部のそれぞれにおいて、所定時間間隔ごとに前記入力フレームカウンタおよび前記出力フレームカウンタによってそれぞれカウントされる入力フレーム数および出力フレーム数を収集し、
    前記収集した前記入力フレーム数の総和と前記出力フレーム数の総和とを比較し、前記出力フレーム数の総和から前記入力フレームの総和を差し引いた値が、前記入力フレームカウンタと前記出力カウンタとの間のカウント数の許容誤差よりも大きくなったとき、前記ノード装置に障害があると判定すること
    を特徴とする障害検知方法。
  4. 前記伝送フレーム数カウント部において、前記入力フレームカウンタおよび前記出力フレームカウンタのそれぞれは、前記伝送フレーム入出力部により入力または出力される伝送フレームのうち、その伝送フレームの所定のフィールドがあらかじめ定められた所定の値と一致する伝送フレームの数をカウントすること
    を特徴とする請求項に記載の障害検知方法。
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