JP4890291B2 - Construction method of soil cement continuous wall and soil cement continuous wall - Google Patents
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Description
本発明は、ソイルセメント連続壁の造成工法、及びソイルセメント連続壁に関する。 The present invention relates to a method for constructing a soil cement continuous wall and a soil cement continuous wall.
従来、SMW工法(ソイルミキシングウォール工法)によって耐土圧用の連続壁を地中に構築することが行われている。そして、このような連続壁においては、その上部から下部に亘って、芯材としての形鋼が配置されていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、都市などにおいては、ガス配管工事等の工事が各所で頻繁に行われるので、上述のような連続壁を造成したとしても、後で掘り返さなければならないことも多々あり、その際には、地表に近い部分(例えば、地表から3m程度の深さまでの部分)の形鋼を撤去しなければならず、その撤去作業が大変であった。 However, in cities, etc., construction work such as gas piping is frequently performed in various places, so even if the continuous wall as described above is created, there are many cases where it is necessary to dig back later. The shape steel near the ground surface (for example, a portion from the ground surface to a depth of about 3 m) had to be removed, and the removal work was difficult.
本発明は、連続壁造成後の掘り返し作業を容易にできる、ソイルセメント連続壁の造成工法を提供することを目的とするものである。 An object of this invention is to provide the construction method of the soil cement continuous wall which can make the digging work after continuous wall construction easy.
また、本発明は、掘り返し作業を容易にできるソイルセメント連続壁を提供することを目的とするものである。 Moreover, an object of this invention is to provide the soil-cement continuous wall which can make a digging work easily.
請求項1に係る発明は、図1乃至図4に例示するものであって、地盤を掘削してソイルセメントの連続壁(図3の符号1参照)を造成する、ソイルセメント連続壁の造成工法において、
地盤を掘削する工程と、
該掘削した部分にセメントミルクを注入する工程と、
長繊維(3)と剛性に富む芯材(2)とを連結部材(4,14)によって連結した連結体(5,15)を構成する工程と、
該長繊維(3)が略鉛直方向に緊張されると共に、前記芯材(2)が前記長繊維(3)の下方に垂下されるように、前記長繊維(3)を吊り上げる工程と、
該連結体(5,15)を硬化前のセメントミルク内に略鉛直方向に沈下させて建て込む工程と、を備えたことを特徴とする。
The invention according to claim 1 is illustrated in FIGS. 1 to 4, and is a soil cement continuous wall construction method for excavating the ground to create a soil cement continuous wall (see reference numeral 1 in FIG. 3). In
Excavating the ground; and
Injecting cement milk into the excavated portion;
A step of configuring a coupling body (5, 15) in which the long fiber (3) and the rigid core material (2) are coupled by the coupling member (4, 14);
Lifting the long fibers (3) so that the long fibers (3) are tensioned in a substantially vertical direction and the core material (2) is suspended below the long fibers (3);
And the step of sinking the linking body (5, 15) into the cement milk before hardening in a substantially vertical direction.
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記連結部材(4,14)が、前記長繊維(3)が連結される長繊維連結部(4a,14a)と、前記芯材(2)が連結される芯材連結部(4c,14b)と、を有することを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、地盤を掘削してソイルセメントの連続壁を造成する、ソイルセメント連続壁の造成工法において、
地盤を掘削する工程と、
該掘削した部分にセメントミルクを注入する工程と、
長繊維(図6の符号3参照)に長繊維支持部材(同図の符号24参照)を取り付ける工程と、
該長繊維支持部材(24)を長繊維(3)と共にセメントミルク内に押し込むための押し込み部材(同図の符号25参照)を前記長繊維支持部材(24)に連結する工程と、
該押し込み部材(25)を利用して前記長繊維支持部材(24)及び前記長繊維(3)をセメントミルク内に押し込む工程と、
該長繊維支持部材(24)及び該長繊維(3)をセメントミルク内に配置した状態で前記押し込み部材(25)を引き抜く工程と、を備えたことを特徴とする。
The invention according to
Excavating the ground; and
Injecting cement milk into the excavated portion;
Attaching a long fiber support member (see
Connecting a pushing member (see
Pushing the long fiber support member (24) and the long fiber (3) into cement milk using the pushing member (25);
And a step of pulling out the pushing member (25) in a state where the long fiber support member (24) and the long fiber (3) are arranged in cement milk.
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記長繊維(3)が、大径部(3a)を有すると共に、前記連結部材(4,14)又は前記長繊維支持部材(24)に複数本連結されたことを特徴とする。
The invention according to
請求項5に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記長繊維が編み込まれた状態に形成されたことを特徴とする(図5(c) 乃至(k) 参照)。
The invention according to
請求項6に係る発明は、地中に造成されるソイルセメント連続壁において、
該連続壁の下側部分に略鉛直方向に埋設されると共に剛性に富む芯材(2)と、
該連続壁の上側部分に略鉛直方向に埋設される長繊維(3)と、
該芯材(2)と該長繊維(3)とを連結する連結部材(4,14)と、
を備えたことを特徴とする。
The invention according to
A core material (2) embedded in the lower part of the continuous wall in a substantially vertical direction and rich in rigidity;
A long fiber (3) embedded in a substantially vertical direction in the upper part of the continuous wall;
Connecting members (4, 14) for connecting the core material (2) and the long fibers (3);
It is provided with.
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。 Note that the numbers in parentheses are for the sake of convenience indicating the corresponding elements in the drawings, and therefore the present description is not limited to the descriptions on the drawings.
請求項1,3及び6に係る発明によれば、連続壁造成後に、地表に近い部分を掘り返さなければならない場合においても、該地表に近い部分は、剛性に富む芯材ではなく長繊維が埋設されているだけなので、該芯材の撤去を行う必要がなく、その結果、掘り返し作業を比較的簡単に行うことができる。
According to the inventions according to
請求項2に係る発明によれば、連結部材を用いることにより、芯材と長繊維とを簡単に連結することができる。
According to the invention which concerns on
請求項4に係る発明によれば、長繊維には大径部が形成されているので、ソイルセメントと長繊維との密着度を向上させて連続壁の剛性を高めることができる。
According to the invention which concerns on
請求項5に係る発明によれば、長繊維は編み込まれた状態に形成されているので、ソイルセメントと長繊維との密着度を向上させて連続壁の剛性を高めることができる。
According to the invention which concerns on
以下、図1乃至図6に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ここで、図1は、セメントミルク内に建て込む状態の連結体(長繊維、連結部材及び芯材が連結されたもの)の一例を示す斜視図であり、図2は、ソイルセメント連続壁における長繊維及び芯材の配置状態の一例を示す断面図であり、図3は、ソイルセメント連続壁における長繊維及び芯材の配置状態の一例を示す斜視図である。また、図4は、セメントミルク内に建て込む状態の連結体(長繊維、連結部材及び芯材が連結されたもの)の他の例を示す斜視図であり、図5(a) 〜(k) は、長繊維の様々な形状を示す斜視図であり、図6は、本発明に係るソイルセメント連続壁の造成工法の他の例を説明するための斜視図である。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to FIGS. Here, FIG. 1 is a perspective view showing an example of a connection body (long fibers, a connection member, and a core material connected) in a state of being built in cement milk, and FIG. It is sectional drawing which shows an example of the arrangement state of a long fiber and a core material, and FIG. 3 is a perspective view which shows an example of the arrangement state of the long fiber and core material in a soil cement continuous wall. FIG. 4 is a perspective view showing another example of a connecting body (long fibers, a connecting member, and a core material connected) in a state of being built in cement milk, and FIGS. FIG. 6 is a perspective view showing various shapes of long fibers, and FIG. 6 is a perspective view for explaining another example of the construction method of the soil cement continuous wall according to the present invention.
本発明に係るソイルセメント連続壁の造成工法は、地盤を掘削してソイルセメントの連続壁(図3の符号1参照)を造成するための工法であって、
(1)地盤(ソイルセメント連続壁を形成する部分の地盤)を掘削する工程
(2)該掘削した部分にセメントミルクを注入する工程
(3)剛性に富む芯材(H形鋼等の鋼材であって、ソイルセメント連続壁の下側部分に配置される部材。例えば、図1乃至図3の符号2参照。)と長繊維3とを連結部材4によって連結する工程(長繊維3、連結部材4及び芯材2が連結されたものを“連結体”と称することとする。図1乃至図3の符号5参照)
(4)該長繊維3が略鉛直方向に緊張されると共に、前記芯材2が前記長繊維3の下方に垂下されるように、前記長繊維3をクレーン等で吊り上げる工程
(5)該連結体5を硬化前のセメントミルク内へ略鉛直方向に沈下させて建て込む工程(図2及び図3参照)
を少なくとも備えている。この工法を実施することにより、ソイルセメント連続壁の下側部分には、鋼材等からなる芯材2が立設した状態で配置され、ソイルセメント連続壁の上側部分(地表に近くて浅い部分)には、長繊維3が略鉛直方向に立設された状態に配置されることとなる。本発明によれば、連続壁造成後に、地表に近い部分を掘り返さなければならない場合においても、該地表に近い部分は、剛性に富む芯材ではなく長繊維が埋設されているだけなので、該芯材の撤去を行う必要がなく、その結果、掘り返し作業を比較的簡単に行うことができる。なお、図3に示される連続壁1は、説明の便宜上、一部のみを示しているのであって、実際には、連結体5の下部から上部を全て埋設するように配置されるものである。また、図3に示される連続壁1は、円柱部分が連結されたような形状であるが、もちろんこれに限られるものではなく、TRD工法にて形成される溝型の形状としても良い。
The soil cement continuous wall construction method according to the present invention is a method for excavating the ground to create a soil cement continuous wall (see reference numeral 1 in FIG. 3),
(1) The process of excavating the ground (the ground of the part forming the soil cement continuous wall) (2) The process of injecting cement milk into the excavated part (3) A rigid core material (with steel materials such as H-section steel) A member disposed in the lower portion of the soil cement continuous wall (see, for example,
(4) A step of lifting the
At least. By carrying out this construction method, the
つまり、本発明に係るソイルセメント連続壁は、
・ 該連続壁の下側部分に略鉛直方向に埋設される芯材(剛性に富む芯材)2と、
・ 該連続壁の上側部分に略鉛直方向に埋設される長繊維3と、
・ 該芯材2及び該長繊維3を連結する連結部材4と、
を備えている。
That is, the soil cement continuous wall according to the present invention is
A core material (rigid core material 2) embedded in a substantially vertical direction in the lower portion of the continuous wall;
A
A connecting
It has.
ところで、上述の連結部材4は、少なくとも、
・ 長繊維3が連結される部分(以下、“長繊維連結部”とする)と、
・ 芯材2が連結される部分(以下、“芯材連結部”とする)と、
を有している必要がある。図1に示す連結部材4の場合、長繊維3は孔部4aに係止されるように構成されており、これらの孔部4aが長繊維連結部として機能することとなる。また、該連結部材4はボルト4cによって芯材2に連結されているので、このボルト4cが芯材連結部として機能することとなる。
By the way, the connecting
A portion to which the
A portion to which the
It is necessary to have. In the case of the connecting
なお、図1に示す連結部材4は、(平面視した場合において)円弧状に湾曲されている湾曲部材4dと、該湾曲部材4dの内側に突設された平板部材4bと、により構成されているが、もちろんこれに限られるものではなく、他の形状にしても良い。例えば、図4に符号14で示すような形状としても良い。すなわち、連結部材の本体部を略L字状の断面とし、該本体部には、長繊維3を連結するための孔部(長繊維連結部)14aが形成されている。そして、該本体部は、ボルト(芯材連結部)14bによって芯材2に連結されるようになっている。これらの連結部材4,14は、芯材であるH形鋼のフランジ2aに取り付けられていて、複数の長繊維3はフランジ2aを延設した方向に延設されている。
The connecting
ここで、図1、図3、図4、図5(a)
及び図6に示される長繊維3は、連結部材4,14に複数本連結されると共に、各長繊維3には大径部(膨出部)3aが形成されている。このような大径部3aを形成することにより、ソイルセメントと長繊維3との密着度が、そのような大径部3aを有さない長繊維よりも増すこととなり、ソイルセメントに作用した外力を該長繊維3にて引張力として受けることができ、連続壁の剛性を向上させることができる。なお、大径部3aを設ける替わりに、図5(b)
のように繊維を分岐させても良い。
Here, FIG. 1, FIG. 3, FIG. 4, FIG. 5 (a)
A plurality of
The fiber may be branched as shown in FIG.
また、図5(a) (b) のように長繊維を1本1本独立させた状態で配置するのではなく、編み込まれた状態に形成しても良い(図5(c)
〜(k) 参照)。このような網状の長繊維を用いることによっても、ソイルセメントと長繊維との密着度が向上され、上述と同様に、連続壁の剛性を向上させることができる。
Further, the long fibers may be formed in a knitted state instead of being arranged in an independent state as shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b) (FIG. 5 (c)).
~ (K)). Also by using such net-like long fibers, the degree of adhesion between the soil cement and the long fibers can be improved, and the rigidity of the continuous wall can be improved as described above.
図1及び図4に示した連結部材4,14では、孔部4a,14aに長繊維を連結しているが、もちろんこれに限られるものではなく、他の連結構造としても良い。また、図1及び図4に示した連結部材4,14では、ボルト4c,14bによって芯材2に連結しているが、もちろんこれに限られるものではなく、他の連結構造としても良い。
In the connecting
ところで、図1,3,4に示す例では、ソイルセメント連続壁の下側部分にはH形鋼等の芯材2を配置し、地表に近い部分(ソイルセメント連続壁の上側部分)には長繊維3を配置したが、ソイルセメント連続壁が低いような場合にはH形鋼等の芯材は配置せずに長繊維だけを配置すると良い(図2のA区間参照)。その場合には、上述のように芯材2に連結した状態の長繊維3を沈下させるのでは無く、別の工法を実施する必要がある。その工法においては、
・ 前記連結部材4,14の代わりとして、長繊維3の下端側を支持するための長繊維支持部材(図6の符号24参照)と、
・ 該長繊維支持部材24を長繊維3と共にセメントミルク内に押し込むための押し込み部材25と、
を使用すると良い。そして、該押し込み部材25は、
・ 前記長繊維支持部材24に連結されている状態
・ 該長繊維支持部材24に連結されていない状態
を、該押し込み部材25を操作するだけで切り換えられるようにしておくと良い。例えば、図6に示す押し込み部材25は、長繊維支持部材24の孔部(不図示)に先端が挿入されるようになっていて、鍔部25aによって長繊維支持部材24を押し込めるようになっている。そして、該押し込み部材25は、
・ 長繊維支持部材24を押し込んでいる間は、該長繊維支持部材24と連結状態にあり、
・ 該押し込み部材25を引き抜くと、該長繊維支持部材24との連結状態が解除されることとなる。以下、これらの長繊維支持部材24及び押し込み部材25を用いたソイルセメント連続壁の造成工法について説明する。
By the way, in the example shown in FIGS. 1, 3, and 4, the
A long fiber support member (see
A pushing
It is good to use. The pushing
It is preferable that the state of being connected to the long
-While the long
When the push-in
長繊維だけを配置する場合の、ソイルセメント連続壁の造成工法は、
(1)地盤(具体的には、ソイルセメント連続壁を形成する部分の地盤)を掘削する工程
(2)該掘削した部分にセメントミルクを注入する工程
(3)上述した長繊維支持部材24に長繊維3を取り付ける工程
(4)該長繊維支持部材24に前記押し込み部材25を連結する工程
(5)該押し込み部材25を利用して、硬化前のセメントミルクに前記長繊維支持部材24及び長繊維3を押し込む工程
(6)該長繊維支持部材24及び該長繊維3をセメントミルク内に配置した状態で前記押し込み部材25をセメントミルクから引き抜く工程
を少なくとも備えている。この工法を実施することにより、ソイルセメント連続壁の下部から上部に掛けて長繊維3を配置することができる。
The construction method of the soil cement continuous wall when only long fibers are arranged is
(1) Step of excavating the ground (specifically, the portion of the ground forming the soil cement continuous wall) (2) Step of injecting cement milk into the excavated portion (3) The above-described long fiber support member 24 A step of attaching the long fiber 3 (4) A step of connecting the push-in
なお、図6に示す長繊維は、大径部3aを有すると共に長繊維支持部材24に複数本連結されているが、もちろんこれに限られるものではなく、図5(b) 乃至(k) に示す形状のものを用いても良い。また、長繊維支持部材及び押し込み部材は図示の形状のものに限定されるものではない。
The long fibers shown in FIG. 6 have a
1 ソイルセメント連続壁
2 芯材
3 長繊維
3a 大径部
4 連結部材
4a 長繊維連結部(孔部)
4c 芯材連結部(ボルト)
5 連結体
14 連結部材
14a 長繊維連結部(孔部)
14b 芯材連結部(ボルト)
15 連結体
24 長繊維支持部材
25 押し込み部材
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Soil cement
4c Core connecting part (bolt)
5
14b Core connecting part (bolt)
DESCRIPTION OF
Claims (6)
地盤を掘削する工程と、
該掘削した部分にセメントミルクを注入する工程と、
長繊維と剛性に富む芯材とを連結部材によって連結した連結体を構成する工程と、
該長繊維が略鉛直方向に緊張されると共に、前記芯材が前記長繊維の下方に垂下されるように、前記長繊維を吊り上げる工程と、
該連結体を硬化前のセメントミルク内に略鉛直方向に沈下させて建て込む工程と、
を備えたソイルセメント連続壁の造成工法。 In the soil cement continuous wall construction method of excavating the ground and creating a soil cement continuous wall,
Excavating the ground; and
Injecting cement milk into the excavated portion;
A step of forming a connected body in which long fibers and a rigid core material are connected by a connecting member;
Hoisting the long fibers so that the long fibers are tensioned in a substantially vertical direction and the core material is suspended below the long fibers;
A step of sunk in a substantially vertical direction in the cement milk before curing,
Construction method of soil cement continuous wall equipped with.
ことを特徴とする請求項1に記載のソイルセメント連続壁の造成工法。 The connecting member includes a long fiber connecting portion to which the long fibers are connected, and a core material connecting portion to which the core material is connected.
The method for constructing a soil cement continuous wall according to claim 1.
地盤を掘削する工程と、
該掘削した部分にセメントミルクを注入する工程と、
長繊維に長繊維支持部材を取り付ける工程と、
該長繊維支持部材を長繊維と共にセメントミルク内に押し込むための押し込み部材を前記長繊維支持部材に連結する工程と、
該押し込み部材を利用して前記長繊維支持部材及び前記長繊維をセメントミルク内に押し込む工程と、
該長繊維支持部材及び該長繊維をセメントミルク内に配置した状態で前記押し込み部材を引き抜く工程と、
を備えたソイルセメント連続壁の造成工法。 In the soil cement continuous wall construction method of excavating the ground and creating a soil cement continuous wall,
Excavating the ground; and
Injecting cement milk into the excavated portion;
Attaching a long fiber support member to the long fiber;
Connecting a pushing member for pushing the long fiber supporting member into the cement milk together with the long fiber to the long fiber supporting member;
Using the pushing member to push the long fiber support member and the long fiber into cement milk;
A step of pulling out the pushing member in a state where the long fiber supporting member and the long fiber are disposed in cement milk;
Construction method of soil cement continuous wall equipped with.
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のソイルセメント連続壁の造成工法。 The long fiber has a large-diameter portion, and a plurality of the long fibers are connected to the connecting member or the long fiber supporting member.
The method for constructing a soil cement continuous wall according to any one of claims 1 to 3.
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のソイルセメント連続壁の造成工法。 The long fibers are formed in a knitted state,
The method for constructing a soil cement continuous wall according to any one of claims 1 to 3.
該連続壁の下側部分に略鉛直方向に埋設されると共に剛性に富む芯材と、
該連続壁の上側部分に略鉛直方向に埋設される長繊維と、
該芯材と該長繊維とを連結する連結部材と、
を備えたことを特徴とするソイルセメント連続壁。
In the soil cement continuous wall built in the ground,
A core material embedded in the lower part of the continuous wall in a substantially vertical direction and rich in rigidity;
Long fibers embedded in a substantially vertical direction in the upper part of the continuous wall;
A connecting member for connecting the core material and the long fiber;
A soil cement continuous wall characterized by comprising:
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