JP4889713B2 - 鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法 - Google Patents

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この発明は、数十年に1回遭遇する程度の稀に発生する地震などの荷重・外力に対する鉄筋コンクリート部材の耐力を推定する方法に関するものである。
建築の分野における従来の設計は、許容応力度設計と呼ばれ、鉄筋コンクリートの応力をある値に制限することにより行われている(例えば非特許文献1参照)。しかし、この設計では、破壊しないことの確認は、安全性を確認していることに相当するという考え方であり、損傷を防止するという目的とは異なっている。
このため、損傷を防止するという点から残留ひび割れ幅を考慮した許容せん断力を推定する方法も提案されている(非特許文献2参照)。
"鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説"、日本建築学会、1999 大浜設志、中村佳史、篠原保二、林静雄、"鉄筋コンクリート柱のせん断ひび割れ幅制御によるせん断力の評価に関する研究"、コンクリート工学年次論文集、2008
しかし、上記した残留ひび割れを考慮した推定方法は、せん断応力が作用していない時の残留ひび割れ幅を要素としている。せん断応力が作用していない状態は、実際の建造物等では現実的なものではなく仮想的なものにすぎない。このため、上記推定方法は、建造物等の耐力を適切に評価する方法としては精度が低く、より精度の高い評価方法が求められている。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、長期せん断力が作用している現実的な状態での残留ひび割れ幅を考慮して、数十年に1回遭遇する程度の稀に発生する地震などの荷重・外力に対する鉄筋コンクリート部材の耐力を高い精度で推定でき、よって過大な残留ひび割れを防止する設計が可能となる耐力推定方法を提供することを目的とする。
の本発明の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法は、鉄筋コンクリート部材の載荷ピーク時の最大ひび割れ幅とせん断応力の関係と、前記載荷ピーク時の最大ひび割れ幅と除荷時の残留ひび割れ幅の関係とを求めておき、鉄筋コンクリート部材に作用している長期荷重によるせん断応力と、荷重・外力が作用した後に許容する長期応力下での残留ひび割れ幅から、前記各関係に基づいて載荷ピーク時の最大ひび割れ幅と除荷時の残留ひび割れ幅の関係に応じた該載荷ピーク時のせん断応力を求め、該載荷ピーク時のせん断応力から許容される短期せん断力を求めることを特徴とする。
の本発明によれば、除荷時の残留ひび割れ幅と載荷ピーク時の最大ひび割れ幅の関係および載荷ピーク時の最大ひび割れ幅と載荷ピーク時との応力の関係が分かることで、除荷時残留ひび割れ幅から載荷ピーク時の応力を評価することができる。さらに、長期荷重によるせん断応力を考慮して除荷時残留ひび割れ幅と荷重・外力が作用した後に許容する長期応力下での許容残留ひび割れ幅との関係が判明することで、許容残留ひび割れ幅から許容残留ひび割れ幅を示す際の載荷ピーク時の応力を評価することができる。
の本発明の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法は、前記第の本発明において、鉄筋コンクリート部材の載荷ピーク時の最大ひび割れ幅および前記載荷時の最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力の関係と、前記載荷ピーク時の最大ひび割れ幅および除荷時の残留ひび割れ幅の関係とをサンプルによる実験値により求めておくことを特徴とする。
の本発明によれば、除荷時の残留ひび割れ幅と載荷ピーク時の最大ひび割れ幅の関係および載荷ピーク時の最大ひび割れ幅と載荷ピーク時との応力の関係を多数のサンプルの実験値により求めておくことで一般化することができ、これにより許容せん断力を一層容易に求めることができる。
の本発明の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法は、前記第または第の本発明において、載荷ピーク時の前記最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力は、鉄筋コンクリート部材の構造要素によって決定されるせん断ひび割れ強度に関連付けて求めることを特徴とする。
の本発明によれば、鉄筋コンクリート部材の構造要素(コンクリートの引っ張り強度、設計基準強度、長期軸応力、断面形状係数)により決定されるせん断ひび割れ強度に基づいて載荷ピーク時の前記最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力を求めることができる。
の本発明の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法は、前記第〜第の本発明において、載荷ピーク時の前記最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力は、鉄筋コンクリート部材の下記構造要素と、残留ひび割れ幅とから下記式により求めることを特徴とする。
Figure 0004889713
上記式(数1)における構造要素(構造に起因する物理的要素)としては、せん断補強筋比(Pw)、せん断ひび割れ強度(τsc)、コンクリートの引張強度(σT)、せん断スパン比(M/(Q・D))が挙げられる。
の本発明によれば、鉄筋コンクリート部材の構造要素を決定することで、除荷時の残留ひび割れ幅から載荷時の前記最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力を容易に算出することができる。
の本発明の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法は、前記第〜第の本発明において、前記鉄筋コンクリート部材の載荷ピーク時の最大ひび割れ幅Wp.maxと、除荷時の残留ひび割れ幅W0との関係をW0/Wp.max=0.25に定め、前記除荷時の残留ひび割れ幅W0を、鉄筋コンクリート部材で定められる長期荷重によるせん断応力τLと、長期応力下での許容残留ひび割れ幅Waと、載荷時の最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力τASとにより下記式により決定することを特徴とする。
Figure 0004889713
の本発明によれば、前記除荷時の残留ひび割れ幅と、鉄筋コンクリート部材で定められる長期荷重によるせん断応力τLと、長期応力下での許容残留ひび割れ幅Waと、前記載荷時の最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力τASとの関係を定めた式(数2)を用いて、許容せん断力を容易に求めることが可能になる。
の本発明の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法は、鉄筋コンクリート部材にせん断ひび割れが生ずるときのせん断力と、前記鉄筋コンクリート部材の構造要素と、荷重・外力が作用した後に許容する残留ひび割れ幅を用いて、荷重・外力時に許容される短期せん断力を求め、前記許容せん断力を、構造要素を含む下記式により求めることを特徴とする。
Figure 0004889713
第6の本発明によれば、荷重・外力が作用した後に許容する残留ひび割れ幅を考慮して、長期荷重によるせん断力と前記鉄筋コンクリート部材の構造要素とに基づいて、許容される短期せん断力を精度良く求めることができる。
の本発明によれば、長期荷重によるせん断力と前記鉄筋コンクリート部材の構造要素とに基づいて、上記式(数3)により許容される短期せん断力を精度良くかつ容易に求めることができる。構造要素として、上記で説明したもの以外に、b(はりあるいは柱の幅、T形ばりの場合はウェブの幅)、D(はりあるいは柱のせい)が用いられる。
以上、説明したように本発明の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法によれば、鉄筋コンクリート部材にせん断ひび割れが生ずるときのせん断力と、前記鉄筋コンクリート部材の構造要素と、荷重・外力が作用した後に許容する残留ひび割れ幅を用いて、荷重・外力時に許容される短期せん断力を求めるので、長期応力下での許容残留ひび割れ幅に基づいて、現実に沿った精度の高い耐力を推定することができる。
以下に、本発明の一実施形態を説明する。
図1に、残留ひび割れに基づく許容せん断力の評価方法の概念図を示す。図に示すように、除荷時(せん断応力ゼロ時)残留ひび割れWと載荷ピーク時の最大ひび割れ幅WMAXの関系、載荷ピーク時の最大ひび割れ幅と載荷ピーク時の応力τASの関係が分かれば、残留ひび割れ幅から載荷ピーク時の応力を評価することが可能となる。
図中の残留率は、除荷時(せん断応力ゼロ時)の残留ひび割れ幅Wを載荷ピーク時の最大ひび割れ幅WMAXで除した値であり、後述の検討により一律に0.25としている。また、載荷ピーク時の応力τASは、せん断ひび割れ強度τSCで基準化して評価することとする。
さらに、長期応力下における許容残留ひび割れ幅と除荷時残留ひび割れ幅の関係は、除荷時の直線と長期応力τLの交点とすると、下記式(数4)により与えられる。したがって、Wを設定して、Wを明らかにすることで、Wp.MAXが明らかになる。このWp.MAXに対応する載荷ピーク時の応力τASは、前記せん断ひび割れ強度τSCを基にして、後述するように、明らかにされる。
Figure 0004889713
この形態では、本発明の推定方法を確立するためのサンプルとして、表1に示す試験体を用意している。なお、本発明としては、サンプルの種別がこれらに限定されるものではない。なお、各試験体の因子の範囲は表2および下記に説明する。
[記号]
D:部材せい、b:部材幅、L:部材長さ、M/QD:せん断スパン比
σ:主筋強度、P:せん断補強筋比、σ:せん断補強筋強度
σ:コンクリート圧縮強度、σ:軸応力,σ/σ:軸力比
expsc:せん断ひび割れ強度実験値、expsc:せん断耐力実験値
[破壊モード]
F:曲げ降伏破壊、FC:曲げ圧縮破壊、FS:曲げ降伏後のせん断破壊
FB:曲げ降伏後の付着割裂破壊、S:せん断破壊、B:主筋の付着割裂破壊
Figure 0004889713
Figure 0004889713
上記各サンプルによる載荷ピーク時最大ひび割れ幅と除荷時ひび割れ幅の関係を明らかにし、その関係を図2に示す。また、最大ひび割れ残留率の度数分布を図3に示す。ここで、最大ひび割れ残留率とは、除荷時ひび割れ幅をピーク時最大ひび割れ幅で除した値である。
設計において許容残留ひび割れ幅は0.3mm程度を想定しており、断面が1000mmの場合に断面の0.03%程度に相当する。また、最大ひび割れ残留率の度数分布についてみると、残留率は0.2〜0.3に集中していることから、設計上の残留率は一律に0.25とすることが可能である。
また、上記サンプルにおけるせん断ひび割れ強度の実証値と計算値とを図4に示す。計算値は、日本建築学会「鉄筋コンクリート造建物の靱性保証型耐震設計指針・同解説」(1999年発行)における解6.1式により算定した。その式(数5)を以下に示す。
Figure 0004889713
せん断ひび割れ強度の実験値に対する靱性保証指針による計算値の比の最小値は0.62であり、最大値は1.76、平均値は1.09となっている。この結果より、上記計算式は、実験値に良好に対応しており、せん断ひび割れ強度を上記式により算出することは精度上、特に問題とならない。
次いで、載荷ピーク時せん断応力の実験値に基づいて、除荷時残留ひび割れ幅から載荷ピーク時せん断応力τcalを算定する評価式として、鉄筋コンクリート部材の構造要素を考慮した以下の数式が得られる。なお、せん断応力はひび割れが進展するにつれて徐々に小さくなる傾向があることから、式では、平方根で評価することにしている。
安全係数を1.0とし、せん断スパン比の影響を考慮しない場合のせん断応力の実験値と計算値の比較を図5に示し、せん断スパン比の影響を考慮した場合の比較を図6に示す。 せん断スパン比を考慮することで、計算値はバラつきが小さくなり、より精度の高いものとなっている。図5に示すように、実験値に対する計算値の比の下限値は概ね0.7となる。
Figure 0004889713
次に、図7および図8には、上記数式のせん断ひび割れ強度およびピーク時ひび割れ幅に実験値を代入して安全係数1.0で上記せん断応力を算出した結果を示す。図8は、せん断ひび割れ強度の計算値が実験値より小さいため、図6において計算値が実験値を安全に評価した試験体について示す。図6に示すように、実験値に対する計算値の比の下限値は概ね0.7となることから、図6の結果も考慮して式(数6)では安全係数は0.7とするのが適切であることが分かる。
次に、図9には、せん断応力の実験値と安全係数を0.7とした場合の上記式(数6)による計算値の関係を示す。実験値を危険側に評価するデータが1点あるが、実験値に対する計算値の比の最小値は0.61、最大値は3.11、平均値は1.48であり、微小なひび割れ幅の測定誤差等を考慮すると、計算値は実験値をほぼ安全側に評価しているといえる。
上記式(数式6)から、はり、柱の幅、せい等を考慮して許容せん断力を下記式(数7)によって算出することができる。この式によれば、長期せん断応力下での許容残留ひび割れ幅を設定することで、鉄筋コンクリートの構造要素に基づいて許容せん断力を容易かつ精度良く求めることができる。
Figure 0004889713
上記で得られた式(数7)と既往の除荷時残留ひび割れ幅を用いた評価方法とを比較する。既往法における評価方法では下記式(数8)が用いられる。その結果、同様に許容せん断力が算出される。
Figure 0004889713
本発明法と既往法による許容せん断力の計算値の比較結果を図10および図11に示す。
図10は本発明法での提案式における安全係数φを1.0にした場合であり、図11は本発明法での提案式の安全係数φを0.7とした場合である。また、許容せん断力の算定においては、長期応力下の残留ひび割れ幅Waを0.3mmとしている。
既往法は、本発明法に比べて、バラツキが大きい結果となっている。
本願発明における残留ひび割れに基づく許容せん断力の評価方法の概念図である。 同じく、実験値におけるピーク時最大ひび割れと除荷時ひび割れ幅の関係を示すグラフである。 同じく、実験値における最大ひび割れは残留率の度数分布図である。 同じく、せん断ひび割れ強度の実験値と靱性保証指針による計算値との比較結果を示すグラフである。 同じく、せん断応力の実験値と計算値との比較(せん断スパン比を考慮しない場合)結果を示すグラフである。 同じく、せん断応力の実験値と計算値の比較(せん断スパン比を考慮した場合)結果を示すグラフである。 同じく、せん断応力の実験値と計算値(一部実験値を使用)の関係(全データ)を示すグラフである。 同じく、せん断応力の実験値と計算値(一部実験値を使用)の関係(抜粋)を示すグラフである。 同じく、せん断応力の実験値と計算値の関係を示すグラフである。 同じく、本願発明の提案式(φ=1.0)と、既往法の計算式による許容せん断力の計算値の比較結果を示すグラフである。 同じく、本願発明の提案式(φ=0.7)と、既往法の計算式による許容せん断力の計算値の比較結果を示すグラフである。

Claims (6)

  1. 鉄筋コンクリート部材の載荷ピーク時の最大ひび割れ幅とせん断応力の関係と、前記載荷ピーク時の最大ひび割れ幅と除荷時の残留ひび割れ幅の関係とを求めておき、鉄筋コンクリート部材に作用している長期荷重によるせん断応力と、荷重・外力が作用した後に許容する長期応力下での残留ひび割れ幅から、前記各関係に基づいて載荷ピーク時の最大ひび割れ幅と除荷時の残留ひび割れ幅の関係に応じた該載荷ピーク時のせん断応力を求め、該載荷ピーク時のせん断応力から許容される短期せん断力を求めることを特徴とする鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法。
  2. 鉄筋コンクリート部材の載荷ピーク時の最大ひび割れ幅および前記載荷時の最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力の関係と、前記載荷ピーク時の最大ひび割れ幅および除荷時の残留ひび割れ幅の関係とをサンプルによる実験値により求めておくことを特徴とする請求項記載の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法。
  3. 載荷ピーク時の前記最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力は、鉄筋コンクリート部材の構造要素によって決定されるせん断ひび割れ強度に関連付けて求めることを特徴とする請求項またはに記載の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法。
  4. 載荷ピーク時の前記最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力は、鉄筋コンクリート部材の下記構造要素と、残留ひび割れ幅とから下記式により求めることを特徴とする請求項のいずれかに記載の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法。
    Figure 0004889713
  5. 前記鉄筋コンクリート部材の載荷ピーク時の最大ひび割れ幅Wp.maxと、除荷時の残留ひび割れ幅W0との関係をW0/Wp.max=0.25に定め、前記除荷時の残留ひび割れ幅W0を、鉄筋コンクリート部材で定められる長期荷重によるせん断応力τLと、長期応力下での許容残留ひび割れ幅Waと、載荷時の最大ひび割れ幅が生じる際のせん断応力τASとにより下記式により決定することを特徴とする請求項のいずれかに記載の鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法。
    Figure 0004889713
  6. 鉄筋コンクリート部材にせん断ひび割れが生ずるときのせん断力と、前記鉄筋コンクリート部材の構造要素と、荷重・外力が作用した後に許容する残留ひび割れ幅を用いて、荷重・外力時に許容される短期せん断力を求め、前記許容せん断力を、構造要素を含む下記式により求めることを特徴とする鉄筋コンクリート部材の耐力推定方法。
    Figure 0004889713
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