JP4889418B2 - 秘密情報受渡方法 - Google Patents

秘密情報受渡方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4889418B2
JP4889418B2 JP2006249380A JP2006249380A JP4889418B2 JP 4889418 B2 JP4889418 B2 JP 4889418B2 JP 2006249380 A JP2006249380 A JP 2006249380A JP 2006249380 A JP2006249380 A JP 2006249380A JP 4889418 B2 JP4889418 B2 JP 4889418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
client
secret information
online service
session
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006249380A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008071131A (ja
Inventor
夏樹 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Solutions Ltd
Original Assignee
Hitachi Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Solutions Ltd filed Critical Hitachi Solutions Ltd
Priority to JP2006249380A priority Critical patent/JP4889418B2/ja
Publication of JP2008071131A publication Critical patent/JP2008071131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4889418B2 publication Critical patent/JP4889418B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、インターネットを介したオンラインサービス処理におけるクライアントからサーバへの秘密情報受渡方法及びオンラインサービスシステムに関する。
インターネットを介したオンラインサービス処理におけるクライアントからサーバへの秘密情報受渡の例として、ログイン認証処理におけるユーザ識別情報受渡やクレジットカード決済処理におけるクレジットカード情報受渡がある。
例えば、クライアントはパソコンや携帯電話機であり、サーバはウェブサーバであり、ユーザ識別情報はユーザIDとパスワードであり、クレジットカード情報はクレジットカード番号と有効期限と名前である。
一般的な秘密情報受渡方法では、インターネットに接続された1台のクライアントに全部の秘密情報が入力されて、インターネットを介してクライアントからサーバへ秘密情報が送信される。インターネットに接続されたクライアントは、フィッシングメールを送付されることで偽サーバへ誘導されたり、スパイウェアを仕込まれることでキー入力を盗聴されたりするので、秘密情報が不正取得される危険性は高い。
上記の危険性への対策をした秘密情報受渡方法として、特許文献1に記載されているコールバックを利用した秘密情報受渡方法がある。
コールバックを利用した秘密情報受渡方法では、サーバが登録済電話番号宛に電話を掛けてクライアントを呼び出し、呼び出されたクライアントのユーザが秘密情報を入力し、その秘密情報を電話網を介してクライアントからサーバへ送信する。
この方法によれば、電話網に接続されたクライアントはフィッシングメールやスパイウェアの脅威に晒されないので、秘密情報が不正取得される危険性は低い。
特開2000−76336号公報
しかしながら、コールバックを利用した秘密情報受渡方法では、サーバが登録済電話番号を記憶していない場合、インターネットに接続されたクライアントに電話番号が入力されて、インターネットを介してクライアントからサーバへ電話番号が送信されるため、偽サーバが不正取得した電話番号宛に電話を掛けてクライアントを呼び出すと、秘密情報が不正取得される危険性が高いという問題点がある。
そこで本発明は、上記の問題点を解決し、インターネットを介したオンラインサービス処理におけるクライアントからサーバへ渡す秘密情報をさらに安全に受け渡すことができる秘密情報受渡方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、オンラインサービスを受けるクライアントと、当該クライアントの利用者が所持するセキュアクライアントと、オンラインサービスを提供するサーバがインターネットを介して接続された構成における秘密情報受渡方法であって、
前記サーバがオンラインサービス処理に係るセッションIDと連携IDの組を生成し、その生成したセッションIDと連携IDの組をデータベースに記憶した後、生成したセッションIDをクライアントに送信する第1のステップと、
前記クライアントが前記サーバに対し、サーバから受信したセッションIDと第1の秘密情報を送信する第2のステップと、
前記サーバが受信したセッションIDと第1の秘密情報の組を前記データベース記憶した後、前記クライアントに対して、受信したセッションIDに組した連携IDを送信する第3のステップと、
前記セキュアクライアントが前記サーバに対して前記クライアントが受信した連携IDと第2の秘密情報を送信する第4のステップと、
前記サーバが、受信した連携IDと第2の秘密情報の組を前記データベースに記憶する第5のステップと、
前記クライアントが前記サーバに対し、セッションIDを送信し、前記サーバが受信したセッションIDに組した第1及び第2の秘密情報を使用してオンラインサービス処理を実行する第6のステップを備えることを特徴とする。
また、オンラインサービスを受けるクライアントと、当該クライアントの利用者が所持するセキュアクライアントと、オンラインサービスを提供するサーバがインターネットを介して接続された構成における秘密情報受渡方法であって、
前記サーバがオンラインサービス処理に係るセッションIDと連携IDの組を生成し、その生成したセッションIDと連携IDの組をデータベースに記憶した後、生成したセッションIDと連携IDの組をクライアントに送信する第1のステップと、
前記セキュアクライアントが前記サーバに対して連携IDと秘密情報を送信する第2のステップと、
前記サーバが受信した連携IDと秘密情報の組を前記データベースに記憶する第3のステップと、
前記クライアントが前記サーバに対してセッションIDを送信して、前記サーバが受信したセッションIDに組した秘密情報を使用してオンラインサービス処理を実行する第4のステップを備えることを特徴とする。
また、オンラインサービスを受けるクライアントと、当該クライアントの利用者が所持するセキュアクライアントと、オンラインサービスを提供するサーバがインターネットを介して接続され、前記セキュアクライアントがセキュアクライアントIDを予め記憶し、前記サーバがセキュアクライアントIDと秘密情報の組をデータベースに予め記憶している秘密情報受渡方法であって、
前記サーバがオンラインサービス処理に係るセッションIDと連携IDの組を生成し、その生成したセッションIDと連携IDの組をデータベースに記憶した後、生成したセッションIDと連携IDの組をクライアントに送信する第1のステップと、
前記セキュアクライアントが前記サーバに対して、前記クライアントが前記サーバから受信した前記連携IDと予め記憶したセキュアクライアントIDを送信する第2のステップと、
前記サーバが、受信したセキュアクライアントIDに組した秘密情報と受信した連携IDの組を前記データベースに記憶する第3のステップと、
前記クライアントが前記サーバに対してセッションIDを送信して、前記サーバが受信したセッションIDに組した秘密情報を使用してオンラインサービス処理を実行する第4のステップを備えることを特徴とする。
また、オンラインサービスを受けるクライアントと、オンラインサービスを提供するサーバがインターネットを介して接続され、当該クライアントの利用者が所持するセキュアクライアントと、前記サーバが電話網を介して接続可能に構成され、前記サーバが前記セキュアクライアントの電話番号と秘密情報の組を予め記憶している秘密情報受渡方法であって、
前記サーバがオンラインサービス処理に係るセッションIDと連携IDの組を生成し、その生成したセッションIDと連携IDの組をデータベースに記憶した後、生成したセッションIDと連携IDの組をクライアントに送信する第1のステップと、
前記セキュアクライアントが前記サーバに対して前記クライアントが前記サーバから受信した連携IDと予め記憶したセキュアクライアントの電話番号を送信する第2のステップと、
前記サーバが、受信したセキュアクライアントの電話番号に組した秘密情報と受信した連携IDの組を前記データベースに記憶する第3のステップと、
前記クライアントが前記サーバに対してセッションIDを送信して、前記サーバが受信したセッションIDに組した秘密情報を使用してオンラインサービス処理を実行する第4のステップを備えることを特徴とする。
また、前記サーバが連携IDとオンラインサービス処理情報の組を記憶しており、前記セキュアクライアントが前記サーバに連携IDを送信し、前記サーバがセキュアクライアントに対して、受信した連携IDに組したオンラインサービス処理情報を送信し、前記セキュアクライアントがオンラインサービス処理情報を表示または再生することを特徴とする。
また、前記オンラインサービス処理がログイン認証処理であり、前記秘密情報がユーザ識別情報であり、オンラインサービス処理情報がログインするクライアントのIPアドレスであることを特徴とする。
また、前記オンラインサービス処理がクレジットカード決済処理であり、前記秘密情報がクレジットカード情報であり、オンラインサービス処理情報が決済する金額の数値であることを特徴とする。
本発明によれば、クライアントとセキュアクライアントからサーバへ二分割された秘密情報が受け渡されたり、セキュアクライアントからサーバへ全部の秘密情報が受け渡されたりすることで、フィッシングメールやスパイウェアの脅威に晒されるクライアントに全部の秘密情報を入力せずに秘密情報の受渡しを行うことが可能なため、安全性が向上する。
また、セキュアクライアントからサーバへセキュアクライアントIDまたはセキュアクライアント電話番号が送信され、サーバが受信したセキュアクライアントIDまたはセキュアクライアント電話番号に組した秘密情報を受け渡されたとすることで、オンラインサービス利用者が秘密情報という知識ではなくセキュアクライアントという所有により秘密情報の受渡しを実施可能なため、秘密情報の受渡しの安全性が向上する。
また、セキュアクライアントがオンラインサービス処理情報を表示または再生することで、オンラインサービス利用者がオンラインサービス処理情報を確認してから秘密情報の受渡を実施可能なため、さらに安全性が向上するなどの効果がある。
以下、本発明の秘密情報受渡方法について図面に示す実施の形態を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したオンラインサービスシステムの実施の形態を示すシステム構成図であり、オンラインサービスの提供を受けるクライアント1と、クライアント1の利用者が所持するセキュアクライアント2と、サーバ3とがインターネットを介して接続して構成される。
サーバ3は、データベース4を内蔵している。
クライアント1は例えばパソコンで構成され、セキュアクライアント2は例えば携帯電話機で構成され、サーバ3はウェブサーバで構成される。
図2は、クライアント1とセキュアクライアント2の詳細構成を示すブロック図である。
クライアント1は、CPU101、メモリ102を備え、メモリ102内にはWebブラウザ103が格納されている。また、表示装置104と入力装置105とネットワーク通信装置106とを備える。
セキュアクライアント2は、CPU201とメモリ202を備え、メモリ202にはWebブラウザ203が格納されている。このほかに、通話回路204が内蔵されている。
また、表示装置205と入力装置206とネットワーク通信装置207を備えている。
図3は、サーバ3の詳細構成を示すブロック図である。
サーバ3は、CPU301と、メモリ302を備え、メモリ302には本発明の秘密情報受渡方法の処理を実行する秘密情報受渡方法実行プログラム303と、オンラインサービスを提供するオンラインサービスプログラム304が格納されている。このほかに、通話回路305とデータベース4が内蔵されている。また、ネットワーク通信装置306を備えている。
図4は、サーバ3のデータベース4におけるセッションテーブルのデータ構成例を示す図である。
同図(a)は、ログイン認証処理の場合のセッションテーブルのデータ構成例、同図(b)はクレジット決済処理の場合のセッションテーブルのデータ構成例を示すものである。
これらのセッションテーブルのカラムは、セッションID(401)と連携ID(402)とオンラインサービス処理情報(403)と低重要度秘密情報(404)と高重要度秘密情報(405)である。
セッションIDは、サーバ3がクライアント1を識別するためのIDであり、ユニーク制約のあるカラムである。
連携IDは、サーバ3がクライアント1とセキュアクライアント2の対応関係を識別するためのIDであり、ユニーク制約のあるカラムである。
オンラインサービス処理情報は、オンラインサービス処理を実行するのに必要な秘密情報以外の情報である。オンラインサービス処理がログイン認証処理の場合、例えば、オンラインサービス処理情報はログインするクライアントのIPアドレスである。オンラインサービス処理がクレジットカード決済処理の場合、例えば、オンラインサービス処理情報は決済する金額の数値である。下記に説明する本発明の秘密情報受渡方法の処理例では、クライアント1が、オンラインサービス処理情報を記憶しているものとする。
低重要度秘密情報(第1の秘密情報)と高重要度秘密情報(第2の秘密情報)は、1つの秘密情報を二分割した情報である。
秘密情報がユーザ識別情報の場合、例えば、低重要度秘密情報はユーザIDであり、高重要度秘密情報はパスワードである。秘密情報がクレジットカード情報の場合、例えば、低重要度秘密情報は有効期限と名前であり、高重要度秘密情報はクレジットカード番号である。
本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、クライアント1とセキュアクライアント2からサーバ3へ二分割された秘密情報が送信される場合の処理の一例について、図5を参照しながら説明する。
ただし、秘密情報が、低重要度秘密情報と高重要度秘密情報に二分割されているものとする。また、セキュアクライアント2が、偽サーバへ誘導される危険性が無いサーバへのアクセス方法を持つクライアントであるものとする。セキュアクライアント2が携帯電話機の場合、偽サーバへ誘導される危険性が無いサーバへのアクセス方法としては、オンラインサービス事業者が提供するURLをブックマークしてサーバへアクセスする方法や、携帯電話キャリアが提供するリンクを辿ってサーバへアクセスする方法がある。
最初に、ステップ301において、クライアント1が、サーバ3にオンラインサービス処理情報を送信する。
次に、ステップ302において、サーバ3が、クライアント1からオンラインサービス処理情報を受信して、データベース4のセッションテーブルのユニーク制約を満たすようにセッションIDと連携IDをランダムに生成し、データベース4のセッションテーブルに、生成したセッションIDと連携IDと受信したオンラインサービス処理情報を含むレコードを記憶させ、クライアント1にセッションIDと低重要度秘密情報受渡要求画面(低重要度秘密情報入力欄と送信ボタンから構成される画面)を送信する。
次に、ステップ303において、クライアント1が、サーバ3からセッションIDと低重要度秘密情報受渡要求画面を受信して、セッションIDを記憶し、図6の低重要度秘密情報受渡要求画面を表示し、オンラインサービス利用者によって低重要度秘密情報が入力されて送信ボタンを押下されると、サーバ3にセッションIDと低重要度秘密情報を送信する。
低重要度秘密情報受渡要求画面の一例を図6に示す。ログイン認証処理の場合、図6(a)に示すような低重要度秘密情報受渡要求画面が表示され、クレジットカード決済処理の場合、同図(b)に示すような低重要度秘密情報受渡要求画面が表示される。
次に、ステップ304において、サーバ3が、クライアント1からセッションIDと低重要度秘密情報を受信し、データベース4のセッションテーブルの受信したセッションIDを含むレコードについて低重要度秘密情報を記憶して連携IDを取得して、クライアント1に連携要求画面(連携ID表示欄とオンラインサービス処理要求ボタンから構成される画面)を送信する。
次に、ステップ305において、クライアント1が、サーバ3から連携要求画面を受信して表示する。
連携要求画面の一例を図7に示す。ログイン認証処理の場合、図7(a)に示すような連携要求画面が表示され、クレジットカード決済処理の場合、同図(b)に示すような連携要求画面が表示される。
次に、ステップ306において、セキュアクライアント2が、オンラインサービス利用者によって偽サーバへ誘導される危険性が無いサーバへのアクセス方法を実行し、サーバ3に接続する。
次に、ステップ307において、サーバ3が、セキュアクライアント2に連携ID受渡要求画面(連携ID入力欄と送信ボタンから構成される画面)を送信する。連携ID受渡要求画面の一例を図8に示す。
次に、ステップ308において、セキュアクライアント2が、サーバ3から連携ID受渡要求画面を受信して表示し、オンラインサービス利用者によって連携IDが入力されるのを待ち、入力されて送信ボタンが押下されたならば、サーバ3に連携IDを送信する。
次に、ステップ309において、サーバ3が、セキュアクライアント2から連携IDを受信して、データベース4のセッションテーブルの受信した連携IDを含むレコードについてオンラインサービス処理情報を取得して、セキュアクライアント2に連携IDと高重要度秘密情報受渡要求画面(オンラインサービス処理情報表示欄と高重要度秘密情報入力欄と送信ボタンから構成される画面)を送信する。
高重要度秘密情報受渡要求画面の一例を図9に示す。なお、図9(a)はログイン処理、同図(b)はクレジットカード決済処理の場合の高重要度秘密情報受渡要求画面の一例を示すものである。
ここで、ステップ309において、オンラインサービス処理情報がIPアドレスの場合、サーバ3が、DNS逆引きを実行することでIPアドレスからホスト名やプロバイダ名や地域名を取得して、オンラインサービス処理情報表示欄にIPアドレスの代わりにホスト名やプロバイダ名や地域名を設定することも可能である。
次に、ステップ310において、セキュアクライアント2が、サーバ3から連携IDと高重要度秘密情報受渡要求画面を受信し、高重要度秘密情報受渡要求画面を表示して、オンラインサービス利用者によって高重要度秘密情報が入力され、送信ボタンを押下されたならば、サーバ3に連携IDと高重要度秘密情報を送信する。
次に、ステップ311において、サーバ3が、セキュアクライアント2から連携IDと高重要度秘密情報を受信し、データベース4のセッションテーブルの受信した連携IDを含むレコードについて高重要度秘密情報を記憶し、セキュアクライアント2に秘密情報受渡完了画面を送信する。
秘密情報受渡完了画面の一例を図10に示す。なお、なお、図10(a)はログイン処理、同図(b)はクレジットカード決済処理の場合の秘密情報受渡完了画面の一例を示すものである。
次に、ステップ312において、セキュアクライアント2が、サーバ3から秘密情報受渡完了画面を受信して表示する。
次に、ステップ313において、クライアント1が、オンラインサービス利用者によってオンラインサービス処理要求ボタンを押下されたことを契機に、サーバ3にセッションIDを送信する。
次に、ステップ314において、サーバ3が、クライアント1からセッションIDを受信して、データベース4のセッションテーブルの受信したセッションIDを含むレコードについてオンラインサービス処理情報と低重要度秘密情報と高重要度秘密情報を取得して、オンラインサービス処理情報と低重要度秘密情報と高重要度秘密情報を使用してオンラインサービス処理を実行して、クライアント1にオンラインサービス処理完了画面を送信する。
オンラインサービス処理完了画面の一例を図11に示す。なお、図11(a)はログイン処理、同図(b)はクレジットカード決済処理の場合のオンラインサービス処理完了画面の一例を示すものである。
最後に、ステップ315において、クライアント1が、サーバ3からオンラインサービス処理完了画面を受信して表示する。
本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、セキュアクライアント2からサーバ3へ全部の秘密情報を送信する場合の処理の一例について、図12を参照しながら説明する。
ただし、全部の秘密情報が、高重要度秘密情報であるものとする。秘密情報がユーザ識別情報の場合、例えば、高重要度秘密情報はユーザIDとパスワードである。秘密情報がクレジットカード情報の場合、例えば、高重要度秘密情報はクレジットカード番号と有効期限と名前である。セキュアクライアント2は、偽サーバへ誘導される危険性が無いサーバへのアクセス方法を持つクライアントであるものとする。
セキュアクライアント2からサーバ3へ全部の秘密情報が送信される場合の処理は、先に説明したクライアント1とセキュアクライアント2からサーバ3へ二分割された秘密情報が送信される場合の処理を基に、次に説明するステップ1001〜1002の処理を追加して、ステップ301,1001〜1002,306〜315の処理を順番に実行すればよい。
ステップ1001において、サーバ3が、クライアント1からオンラインサービス処理情報を受信し、データベース4のセッションテーブルのユニーク制約を満たすようにセッションIDと連携IDをランダムに生成して、データベース4のセッションテーブルに、生成したセッションIDと生成した連携IDと受信したオンラインサービス処理情報を含むレコードを記憶し、クライアント1にセッションIDと連携要求画面(連携ID表示欄とオンラインサービス処理要求ボタンから構成される画面)を送信する。
ステップ1002において、クライアント1が、サーバ3からセッションIDと連携要求画面を受信して、セッションIDを記憶して、連携要求画面を表示する。
本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、セキュアクライアント2からサーバ3へセキュアクライアントIDを送信する場合の処理の一例について、図13を参照しながら説明する。
ただし、全部の秘密情報が、高重要度秘密情報であるものとする。セキュアクライアント2が、セキュアクライアントIDを記憶しているものとする。セキュアクライアントIDは、サーバ3がセキュアクライアント2を識別するためのIDである。セキュアクライアント2が携帯電話機の場合、例えば、セキュアクライアントIDは携帯電話機の所属携帯電話キャリア名と携帯電話機の製造番号を含む文字列である。データベース4が、セキュアクライアントIDと高重要度秘密情報をカラムに持つセキュアクライアントIDテーブルを記憶しているものとする。
データベース4のセキュアクライアントIDテーブルの一例を図14に示す。
なお、図14(a)はログイン処理、同図(b)はクレジットカード決済処理の場合のセキュアクライアントIDテーブルの一例を示すものである。
セキュアクライアント2からサーバ3へセキュアクライアントIDを送信する場合の処理は、先に説明したセキュアクライアント2からサーバ3へ全部の秘密情報を送信する場合の処理を基に、次に説明するステップ1101〜1107の処理を追加して、ステップ301,1001〜1002,1101〜1107,313〜315の処理を順番に実行すればよい。
ステップ1101において、セキュアクライアント2が、オンラインサービス利用者によってサーバへのアクセス方法を実行し、サーバ3に接続する。
ステップ1102において、サーバ3が、セキュアクライアント2から接続されたならば、セキュアクライアント2に連携ID受渡要求画面(連携ID入力欄と送信ボタンから構成される画面)を送信する。
ステップ1103において、セキュアクライアント2が、サーバ3から連携ID受渡要求画面を受信して表示し、オンラインサービス利用者によって連携IDを入力され、かつ送信ボタンが押下されたならば、サーバ3に連携IDを送信する。
ステップ1104において、サーバ3が、セキュアクライアント2から連携IDを受信し、データベース4のセッションテーブルの受信した連携IDを含むレコードについてオンラインサービス処理情報を取得し、セキュアクライアント2に連携IDとセキュアクライアントID受渡要求画面(オンラインサービス処理情報表示欄と送信ボタンから構成される画面)を送信する。
セキュアクライアントID受渡要求画面の一例を図15に示す。なお、図15(a)はログイン処理、同図(b)はクレジットカード決済処理の場合のセキュアクライアントID受渡要求画面の一例を示すものである。
ステップ1105において、セキュアクライアント2が、サーバ3から連携IDとセキュアクライアントID受渡要求画面を受信し、セキュアクライアントID受渡要求画面を表示して、オンラインサービス利用者によって送信ボタンが押下されたならば、サーバ3に連携IDとセキュアクライアントIDを送信する。
ステップ1106において、サーバ3が、セキュアクライアント2から連携IDとセキュアクライアントIDを受信し、データベース4のセキュアクライアントIDテーブルの受信したセキュアクライアントIDを含むレコードについて高重要度秘密情報を取得し、データベース4のセッションテーブルの受信した連携IDを含むレコードについて高重要度秘密情報を記憶し、セキュアクライアント2に秘密情報受渡完了画面を送信する。
ただし、ステップ1106において、データベース4のセキュアクライアントIDテーブルの受信したセキュアクライアントIDを含むレコードが複数ある場合、サーバ3が、セキュアクライアント2に該当した複数のレコードの高重要度秘密情報を送信して、セキュアクライアント2からオンラインサービス利用者によって選択された唯一の高重要度秘密情報を受信して、データベース4のセッションテーブルに受信した高重要度秘密情報を記憶することも可能である。
ステップ1107において、セキュアクライアント2が、サーバ3から秘密情報受渡完了画面を受信して表示する。
本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、セキュアクライアント2からサーバ3へセキュアクライアント電話番号を送信する場合の処理の一例について、図16を参照しながら説明する。
ただし、全部の秘密情報が、高重要度秘密情報であるものとする。セキュアクライアント2とサーバ3が、電話網を介して接続され、セキュアクライアント電話番号とサーバ電話番号が割り当てられているものとする。データベース4が、セキュアクライアント電話番号と高重要度秘密情報をカラムに持つセキュアクライアント電話番号テーブルを記憶しているものとする。
データベース4のセキュアクライアント電話番号テーブルの一例を図17に示す。なお、図17(a)はログイン処理、同図(b)はクレジットカード決済処理の場合のセキュアクライアント電話番号テーブルの一例を示すものである。
セキュアクライアント2からサーバ3へセキュアクライアント電話番号を送信する場合の処理は、先に説明したセキュアクライアント2からサーバ3へ全部の秘密情報が送信される場合の処理を基に、次に説明するステップ1401〜1407の処理を追加して、ステップ301,1001〜1002,1401〜1407,313〜315の処理を順番に実行すればよい。
ステップ1401において、セキュアクライアント2が、オンラインサービス利用者によってサーバ電話番号宛に電話を掛けてサーバ3を呼び出し、サーバ3に接続してセキュアクライアント電話番号を送信する。
ステップ1402において、サーバ3が、セキュアクライアント2から接続されてセキュアクライアント電話番号を受信し、セキュアクライアント電話番号を記憶して、セキュアクライアント2に連携ID受渡要求音声(連携ID入力を要求する音声)を送信する。
ステップ1403において、セキュアクライアント2が、サーバ3から連携ID受渡要求音声を受信して再生し、オンラインサービス利用者によって連携IDが入力されたならば、サーバ3に連携IDを送信する。
ステップ1404において、サーバ3が、セキュアクライアント2から連携IDを受信し、連携IDを記憶して、データベース4のセッションテーブルの受信した連携IDを含むレコードについてオンラインサービス処理情報を取得して、セキュアクライアント2にボタン入力要求音声(オンラインサービス処理情報を読み上げる音声とボタン入力を要求する音声)を送信する。
ステップ1405において、セキュアクライアント2が、サーバ3からボタン入力要求音声を受信して再生し、オンラインサービス利用者によってボタンが押下されたならば、サーバ3にボタンを押下された音声を送信する。
ステップ1406において、サーバ3が、セキュアクライアント2からボタンを押下された音声を受信して、データベース4のセキュアクライアント電話番号テーブルのステップ1402で記憶したセキュアクライアント電話番号を含むレコードについて高重要度秘密情報を取得し、データベース4のセッションテーブルのステップ1404で記憶した連携IDを含むレコードについて高重要度秘密情報を記憶し、セキュアクライアント2に秘密情報受渡完了音声を送信する。
ここで、ステップ1406において、データベース4のセキュアクライアント電話番号テーブルのステップ1402で記憶したセキュアクライアント電話番号を含むレコードが複数ある場合、サーバ3が、セキュアクライアント2に該当した複数のレコードの高重要度秘密情報を送信して、セキュアクライアント2からオンラインサービス利用者によって選択された唯一の高重要度秘密情報を受信して、データベース4のセッションテーブルに受信した高重要度秘密情報を記憶することも可能である。
ステップ1407において、セキュアクライアント2が、サーバ3から秘密情報受渡完了音声を受信して再生する。
なお、上記実施の形態において、秘密情報を第1の秘密情報と第2の秘密情報で構成したが、3つ以上で構成するようにすることができる。
本発明の秘密情報受渡方法を実施するシステムの実施の形態を示すシステム構成図である。 クライアント及びセキュアクライアントの詳細構成例を示すブロック図である。 サーバの詳細構成例を示すブロック図である。 データベースのセッションテーブルの一例を示す図である。 本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、クライアントとセキュアクライアントからサーバへ二分割された秘密情報が送信される場合の処理の一例を示すフローチャートである。 低重要度秘密情報受渡要求画面の一例を示す図である。 連携要求画面の一例を示す図である。 連携ID受渡要求画面の一例を示す図である。 高重要度秘密情報受渡要求画面の一例を示す図である。 秘密情報受渡完了画面の一例を示す図である。 オンラインサービス処理完了画面の一例を示す図である。 本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、セキュアクライアントからサーバへ全部の秘密情報が送信される場合の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、セキュアクライアントからサーバへセキュアクライアントIDが送信される場合の処理の一例を示すフローチャートである。 データベースのセキュアクライアントIDテーブルの一例を示す図である。 セキュアクライアントID受渡要求画面の一例を示す図である。 本発明の秘密情報受渡方法の処理のうち、セキュアクライアントからサーバへセキュアクライアント電話番号が送信される場合の処理の一例を示すフローチャートである。 データベースのセキュアクライアント電話番号テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1 クライアント
2 セキュアクライアント
3 サーバ
4 データベース

Claims (3)

  1. オンラインサービスを受けるクライアントと、当該クライアントの利用者が所持するセキュアクライアントと、オンラインサービスを提供するサーバがインターネットを介して接続された構成における秘密情報受渡方法であって、
    前記サーバがオンラインサービス処理に係るセッションIDと連携IDの組を生成し、その生成したセッションIDと連携IDの組をデータベースに記憶した後、生成したセッションIDをクライアントに送信する第1のステップと、
    前記クライアントが前記サーバに対し、サーバから受信したセッションIDと第1の秘密情報を送信する第2のステップと、
    前記サーバが受信したセッションIDを含む前記データベースのレコードに第1の秘密情報を記憶した後、前記クライアントに対して、受信したセッションIDを含む前記データベースのレコードに記憶されている連携IDを送信する第3のステップと、
    前記セキュアクライアントが前記サーバに対して前記クライアントが受信した連携IDと第2の秘密情報を送信する第4のステップと、
    前記サーバが、受信した連携IDを含む前記データベースのレコードに第2の秘密情報記憶する第5のステップと、
    前記クライアントが前記サーバに対し、セッションIDを送信し、前記サーバが受信したセッションIDを含む前記データベースのレコードから第1及び第2の秘密情報を取得してオンラインサービス処理を実行する第6のステップを備えることを特徴とする秘密情報受渡方法。
  2. 前記オンラインサービス処理がログイン認証処理であり、前記第1の秘密情報がユーザ識別情報であり、前記第2の秘密情報がパスワードであることを特徴とする請求項1に記載の秘密情報受渡方法。
  3. 前記オンラインサービス処理がクレジットカード決済処理であり、前記第1の秘密情報がクレジットカードの有効期限と名前の情報であり、前記第2の秘密情報がクレジットカード番号であることを特徴とする請求項1に記載の秘密情報受渡方法。
JP2006249380A 2006-09-14 2006-09-14 秘密情報受渡方法 Expired - Fee Related JP4889418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006249380A JP4889418B2 (ja) 2006-09-14 2006-09-14 秘密情報受渡方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006249380A JP4889418B2 (ja) 2006-09-14 2006-09-14 秘密情報受渡方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008071131A JP2008071131A (ja) 2008-03-27
JP4889418B2 true JP4889418B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=39292658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006249380A Expired - Fee Related JP4889418B2 (ja) 2006-09-14 2006-09-14 秘密情報受渡方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4889418B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5177053B2 (ja) * 2009-03-30 2013-04-03 日本電気株式会社 サービス提供システム、サーバ、ゲートウェイ、ユーザ装置およびサービス提供方法
JP6394031B2 (ja) * 2014-03-31 2018-09-26 富士通株式会社 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3361504B2 (ja) * 2000-05-24 2003-01-07 株式会社イメ−ジパ−トナ− カード支払自動決済システム
JP3479634B2 (ja) * 2000-08-07 2003-12-15 ドコモ・システムズ株式会社 本人認証方法および本人認証システム
US7287270B2 (en) * 2000-10-31 2007-10-23 Arkray, Inc. User authentication method in network
JP2004110487A (ja) * 2002-09-19 2004-04-08 Nec Engineering Ltd 電子決済認証システム
JP2005301896A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Ntt Docomo Inc 決済システム及び決済サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008071131A (ja) 2008-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5719871B2 (ja) フィッシング攻撃を防ぐ方法および装置
EP3110099B1 (en) Device authentication
US20080168546A1 (en) Randomized images collection method enabling a user means for entering data from an insecure client-computing device to a server-computing device
JP5777804B2 (ja) ウェブベースのセキュリティ認証システム及び方法
JP4960738B2 (ja) 認証システム、認証方法および認証プログラム
JP2009282561A (ja) ユーザ認証システム、ユーザ認証方法およびプログラム
JP4913624B2 (ja) 認証システムおよび認証方法
JPWO2010050406A1 (ja) サービス提供システム
JP4889418B2 (ja) 秘密情報受渡方法
JP5317795B2 (ja) 認証システムおよび認証方法
JP5670001B1 (ja) 取引システム、取引方法、ならびに、情報記録媒体
JP6325654B2 (ja) ネットワークサービス提供装置、ネットワークサービス提供方法、及びプログラム
JP5005394B2 (ja) メールサーバアクセス方法及び電子メールシステム
JP2007065789A (ja) 認証システム及び方法
JP2007172053A (ja) 認証方法
CN109684818A (zh) 一种防止机主登录密码泄露的跨终端式的服务器登录方法
JP6336383B2 (ja) 取引システム
KR20150104667A (ko) 인증 방법
JP5176629B2 (ja) サーバ装置、認証方法およびプログラム
JP2011170795A (ja) Web認証システム、携帯端末、Web端末、Webサーバ、Web認証方法、及びこれらのプログラム
KR20120088236A (ko) 콘텐츠 서비스를 위한 사용자 인증 시스템 및 그 방법
JP6840921B2 (ja) フィッシング詐欺防止のためのwebページの検証装置、検証方法及びプログラム
KR20070076575A (ko) 고객 인증처리 방법
JP2008176449A (ja) 相互認証システム及び相互認証方法
JP2008152612A (ja) 認証システム及び認証方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees