JP4888621B2 - Evaluation method of seat comfort - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの静的な座り心地を定量化させた評価方法に関し、更に詳述すると、座り心地に影響を与える特定領域での重量総和に着目し、簡単かつ確実にシートの座り心地を評価できる新規のシートの座り心地の評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、静的シートの座り心地を左右する大きな一因として、クッション材が大きな変形を受けてつぶれることにより急激に弾性特性を失う、いわゆる「底つきフィーリング」が考えられている。他方、もう一つの要因として、クッション材が生来もっている硬さ、つまり「硬さフィーリング」が考えられている。
【0003】
これら「底つきフィーリング」と「硬さフィーリング」は、いずれも一般的に着座者の座骨結節部直下の座圧と関連があるとされている。このため、静的シートの座り心地は、座骨結節部直下の座圧を測定することにより、大方予測がつくと考えられる。
【0004】
シートの座り心地性能の評価に関する提案としては、例えば、特開平9−218115号公報(シートクッションの圧力快適性の定量測定方法)、特開平10−274577号公報(接触間隔評価方法)等が挙げられる。
【0005】
これら提案は、測定された座圧分布から定量的な座り心地を推測するために、得られた座圧の各圧力値と、人間の感覚とのすり合わせを必要とする。具体的には、クッション部材においては、座骨結節部、大腿部、尾骨等の人体感度の異なる箇所ごとに係数をかけて重みつけをし、重みつけした圧力値を接触面積全体に亘って積分したり、あるいは所定の部位毎に区切ってその総和を計算すること等が行われている。この提案は、形状の異なるシート同士を比較する場合、座圧分布のパターンが大きく異なる場合もあるので、接触面積の全体に亘る座圧分布を考慮することに妥当性があると思われる。従って、座圧分布の定量化の一方法として、確かに有効かもしれない。
【0006】
しかしながら、上記提案は、部位の違いによる重みつけ等の煩雑な作業を伴うという問題がある。実際、測定された座圧値を重みつけ係数によって加工するのは非常に手間がかかり、専用のソフトウェア等を必要とする。また、パッド形状が同一で、硬さやクッション材質の向上が図られているような場合には、シート自体の接触面全体の圧力分布のパターンには大きな差はなく、また、変わるにしても、その変化は、圧力の最も高い座骨結節部を含むエリアで顕著になる程度である。
【0007】
以上のように、従来技術は、評価方法が複雑で、非常に手間がかかり、また、座り心地を評価するシートを選ぶもので、特にシート形状が同じ場合におけるシートの評価方法としては、採用し難いものである。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、シートの静的な座り心地を定量化させることを目的とし、座り心地に影響を与える特定領域での重量総和に着目し、簡単かつ確実にシートの座り心地を評価できる新規のシートの座り心地の評価方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記事情に鑑み鋭意検討を行ない、着座によって圧力がかけられるシートの部分領域をいくつかのエリアに分割し、各エリアごとにかけられる圧力を測定し、重量の総和を算出する一方、検査対象のシートの座り心地について官能評価を行い、これら結果をまとめ、ある特定エリアの重量の総和と、座り心地に相関性があることをつきとめた。
【0010】
ここで、上記エリアの特定は、シートの凹みに着目した。即ち、検査対象のシートに被験者を着座させると、座圧を受けてシートが部分的に凹むが、この凹みは被験者の座骨結節部の直下の臀部によって押圧された箇所が最も深い。そこで、本発明者は、シートの凹みの最も大きい箇所を含む部分領域をピークエリアとして特定し、また、このピークエリアを基準として凹みが生じる部分領域を更に複数のエリアに分割し、各エリア毎に重量の総和を算出した。また、これとは別にシートについて被験者の座り心地感の官能評価を行った。
【0011】
この結果、官能評価によるシートの座り心地の評価(コンフォートスコア)が、上記ピークエリアの重量の総和のみと相関性を示し、このピークエリア以外のエリア及び該ピークエリアを含んでも広い領域にした場合には、重量の総和とは相関性を示さないことを知見した。そして、上記ピークエリアの重量の総和がシートの座り心地の評価基準として採用できること、これにより、特にシート形状が同じか類似している限り、種々のシートの座り心地が評価できることを知見した。
【0012】
更に、被験者によるピークエリアを特定する場合には、上記ピークエリアの総面積を0.05〜150cm2とすることが、座り心地をより確実に評価する上で好適であることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0013】
従って、本発明は、下記のシートの座り心地の評価方法を提供する。
〔請求項1〕検査対象のシートに所定の負荷をかけ、各測定点における圧力を測定し、それらの圧力の測定値からシートの座り心地を評価するシートの座り心地の評価方法において、上記検査対象のシートに被験者を着座させ、シートの凹みの最も深い箇所を含む部分領域をピークエリアとした場合、該ピークエリアにかかる重量の総和のみから検査対象のシートの座り心地を評価することを特徴とするシートの座り心地の評価方法。
〔請求項2〕被験者を着座させることによって、ピークエリアを特定するに当たり、上記ピークエリアの総面積が0.05〜150cm2である請求項1記載のシートの座り心地の評価方法。
【0014】
以下、本発明につき更に詳しく説明すると、本発明の座り心地の評価方法は、本発明者の知見に基づく新しい観点からの座り心地の評価方法で、検査対象のシートに、被験者を着座させ、シートの凹みの最も深い箇所と該箇所の近傍領域とを合わせた部分領域をピークエリアとし、このピークエリアの重量の総和を求めて検査対象のシートの座り心地評価を行なうものである。
【0015】
ここで、本発明のピークエリアは、所定位置に載置されたシートから特定する。シートの載置方法は、一般的には、検査対象のシートのバックレストを所定の角度(トルソー・アングル)に合わせる方法等を採用できる。
【0016】
次いで、上記シートの上に被験者を着座させる。被験者の着座によりピークエリアを特定する場合、かけられる座圧、ピークエリアの箇所は被験者の体型、姿勢等により差があるため、ピークエリアは被験者ごとに特定する。
【0017】
本発明のピークエリアは、上記被験者によってシートが押圧されることにより生じる凹みのうち、最も高い圧力(ピーク値)が測定される部分(最も深く凹む部分)を基準として特定されるものである。
【0018】
即ち、上記被験者による圧力を受けたシートには、検査対象のシートの硬度の高低、フォーム密度等の種類に拘らず凹みが生じるが、この凹みは、被験者の臀部のどの箇所によって押圧されたかによって度合いが相違する。
【0019】
本発明のピークエリアの特定に必要なピーク値が測定される箇所は、被験者の座骨結節部の直下を含む部分で、より詳しくは、被験者の臀部の最も体重がかかり、かつ突出した位置の直下で凹みが最も深くなる(最も座圧がかけられる)箇所である。
【0020】
本発明のピーク値は、公知の方法で測定することができ、例えば、検査対象のシートを載置して、シート全体の圧力分布を検出することができる測定機器を使用することができ、このような機器としては、例えば、センサー・シート・マット等を挙げることができる。
【0021】
ここで、センサー・シート・マットについて図1を参照して説明すると、このセンサー・シート・マット1は、圧力を測定するためのマット本体2と、このマット本体2で測定された圧力データを処理するコンピューター3と、A/Dコンバーター4とを具備するもので、シートにかけられた圧力をマット本体2で測定点ごとに検出し、それぞれのデータをA/Dコンバーター4を通してコンピューター3で処理することにより、シート全体の圧力分布が調べられるようになっている。
【0022】
上記マット本体2は、四角形のシート状になっており、その上面を受感領域5(破線部内)とする。この受感領域5には、圧力感応インク6によるマトリクスが形成されており、圧力を測定するための測定点が縦と横に塗布された圧力感応インク6の交点になっている。(なお、図1はマトリクスの図示を一部省略しており、実際には、受感領域5全体に形成されている。)。
【0023】
上記センサー・シート・マット1を使用して検査対象のシートのピーク値測定箇所を調べるには、まず、検査対象のシート上にマット本体2を載置する。この場合、検査対象シートの背もたれを上述した所定角度(トルソー・アングル)に合わせる。
【0024】
次いで、上記載置されたシート上に置かれたマット本体に、被験者を着座させる。被験者により押圧されたシートは、押圧される箇所により凹み方が異なるが、受感領域の測定点ごとに圧力が測定されるので、測定点ごとのデータをまとめてシートにかけられる圧力分布として処理することにより、ピーク値がシートのどの箇所で測定されるかを調べることができる。
【0025】
本発明のピークエリアは、上記圧力分布から最も圧力の高いピーク値が検出される箇所を特定し、この該箇所を含む任意領域とするもので、各被験者に対応する個々のピーク値測定箇所を含むエリアのことをいう。
【0026】
ここで、本発明のピークエリアの特定に要するピーク値測定箇所は、上述した圧力分布から特定でき、このピーク値測定箇所は、厳密にいうと2箇所存在する。
【0027】
即ち、上記圧力分布から特定されるピーク値測定箇所は、被験者の座圧を基準にするため、被験者の座骨結節部直下を中心とした左右対称領域の2箇所で、厳密にピーク値というと、これら2箇所を含む領域を示すことになる。
【0028】
本発明において、このピーク値測定箇所は、被験者を中心として、通常、ほぼ左右対称に同様に座圧がかかる領域であって、最も高い圧力が測定される領域であるから、右側のピークのみ又は左側のピークのみのいずれか一方のピーク値測定箇所を採用してピークエリアを特定することができる。
【0029】
従って、本発明でいうピーク値測定箇所とは、上記2箇所のピーク値測定箇所、又はいずれか一方のピーク値測定箇所のことをいうものとし、同様に本発明のピークエリアとは、上記ピーク値測定箇所が含まれる領域であればよく、2箇所のピーク値測定箇所が含まれる領域又はいずれか一方のピーク値測定箇所が含まれる測定領域のことをいうものとする。この場合、ピークエリアに2箇所のピーク値測定箇所を含むか又はいずれか一方にするかについては、評価の際、測定方法等の種々の条件に応じて適宜選択することができる。
【0030】
本発明のピークエリアは、上述したように、シートの凹みの最も大きい箇所と該箇所の近傍領域とを合わせた部分領域であり、該ピークエリアの総面積は、特に制限されるものではないが、ピークエリアを特定する場合には、総面積を特定することが推奨される。
【0031】
本発明において、被験者によりピークエリアを特定する場合、総面積として具体的な数値規定を行うことが推奨され、例えば、左右2箇所のピーク値が測定される領域を含めたエリアとする場合、通常0.1〜150cm2、好ましくは1〜100cm2、更に好ましくは1〜50cm2であることが推奨される。また、1箇所のピーク値が測定される領域をピークエリアとする場合には、上記総面積の半分であることが好ましく、通常0.05〜75cm2、好ましくは0.5〜50cm2、更に好ましくは0.5〜25cm2であることが推奨される。これら各エリアの総面積を小さくしていくと、最終的には、ピーク値を示す点としてとらえることができ、重量総和と座り心地評価結果との相関性の精度が高い。一方、エリアの面積が大きすぎると、ピーク値以外の他の要因の影響も受けるようになり、重量総和と座り心地評価結果との相関性の精度が低くなる場合がある。
【0032】
本発明のピークエリアの形状は、上記1箇所又は2箇所のピーク値測定箇所がシートの凹みの最も大きい箇所を部分領域内に存するようにすれば、特に制限されるものではなく、例えば、2箇所のピーク値測定箇所を含む同一又は異なる図形(例えば、円形、楕円形及び多角形等)領域としたり、2箇所のピーク値測定箇所を含む領域を左右対称の図形になるように連結した一つの図形領域としてもよい。また、1箇所のピーク値測定箇所だけをピーク値測定箇所として含める場合には、このピーク値測定箇所を上述したように適宜な図形領域で網羅するようにすればよい。いずれの場合も、エリア中心にピーク値測定箇所を存在させることが最も好適である。
【0033】
ここで、本発明のピークエリアの形状について、図2〜12を挙げて具体的に説明する。図2〜12は、検査対象のシートに被験者を着座させた際に凹みが生じる領域を表した概略正面図で、ピークエリアを図形領域Aとして特定した様子を示す。
【0034】
上記図2〜10は、2箇所のピーク値測定箇所を含む同一形状の図形領域Aからなるピークエリアの例で、図2は円形、図3は縦長の楕円形、図4は横長の楕円形、図5は十字型、図6は正方形、図7はひし形、図8は長方形、図9は正三角形、図10は正六角形を示す。なお、図示の例では、ピークエリアAを2箇所のピーク値測定箇所を網羅して特定した例を示したが、左右いずれかの1箇所のピーク値測定箇所のみを含むピークエリアとする場合にも、図示の図形領域の形状を採用することができ、図示された2箇所の図形領域のうちのいずれか一方の図形領域を選ぶことができる。
【0035】
また、図11,図12は、2箇所のピーク値測定箇所を座圧がかけられる領域中心で連結して一つの形状に特定した図形領域Aからなるピークエリアを示す例で、図11は2つの円形領域をひょうたん形に融合させたもの、図12は逆U字状にしたものを示す。特に、図12のような逆U字状の場合は、座骨結節部に加えて、尾骨部の影響も網羅して座り心地を評価することができる。
【0036】
なお、本発明のピークエリアの形状は、図示の具体例に制限されるものではなく、その他の形状にすることもできる。
【0037】
本発明のシートの座り心地の評価方法は、上記方法により特定されたピークエリアにかけられた重量総和を求め、この重量総和から座り心地を評価するものである。
【0038】
本発明において、重量総和は、上記センサー・シート・マットの上記測定点を含む部分領域の圧力と上記定めたピークエリアの面積から該部分領域の重量を算出して求めることができる。
【0039】
本発明の方法は、検査対象のシートに被験者を着座させ、上記ピークエリアにかかる重量の総和からシートの座り心地の評価を行うものである。この場合、重量の総和の算出は、上記センサー・シート・マット等の測定機器を使用して測定した圧力から換算できるが、測定機器、測定条件等は適宜調整することができ、特に制限されるものではない。
【0040】
本発明の評価方法は、対比されるシートについて同一の条件で重量の総和を求め、総和の値が大きいものを座り心地が悪いと評価し、総和の値が低いものを良好とするものである。
【0041】
従って、本発明の方法によれば、ピークエリアの重量の総和を被験者により求め、評価するシート間で対比することにより簡単かつ確実にシートの座り心地について評価を行うことができる。
【0042】
本発明の方法によれば、シート表面の形状が同じ又は類似している限り、検査対象のシートを選ばず、シートの厚さやフォームの硬度の違いに影響を受けることなく評価を行えるので、従来技術のように、検査対象のシートの硬度、密度、厚さ等の物性条件を揃えて評価する方法と異なり、簡単かつ確実にシートの座り心地を評価できる。
【0043】
【実施例】
以下、本発明のシートの座り心地の評価方法についての実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
【0044】
〔実施例1〕
表1に示す▲1▼〜▲5▼の5種類の同一形状(500mm×500mm×100mm)で矩形形状のポリウレタンフォームサンプルについて評価を行った。各ポリウレタンフォームサンプルの硬度(ISO−2439)と密度を表1に示す。
【0045】
【表1】

Figure 0004888621
【0046】
上記各シートサンプルについて、ピーク値測定領域を調べ、ピークエリアの特定を行った。ピーク値測定領域は、縦480mm、横440mm、厚さ約1mmの受感領域を有するセンサー・シート・マット(ニッタ株式会社製「Tech Scan “BIG MAT”」)を使用して調べた。なお、上記マットの受感領域には、圧力感応インクによる幅5mmの縦線と横線がそれぞれ10mm間隔で塗布された格子状のマトリックスが形成されており、これら線の交点が測定点になっている。特定エリアの重量総和については、上記センサー・シート・マットの上記測定点を含む部分領域の圧力と面積から該部分領域の重量を算出し、これら部分領域を含む特定エリアの重量は、これら部分領域の重量の総和とした。
【0047】
センサー・シート・マットを、上記シートサンプル上に載置し、バックレストが所定の角度(トルソー・アングル)に合うように調節した。
【0048】
次いで、載置したフォームサンプルに、表2に示す中央値の12名の被験者を着座させ、被験者ごとのフォームサンプルに対する座圧分布を調べた。
【0049】
【表2】
Figure 0004888621
【0050】
上記各被験者の座圧分布から、臀部の座圧を定量的に示すため、図13に示すようにA,B,C,Dの4つの矩形エリアに分け、各エリアごとに重量の総和を求めた(なお、図13は、一被験者の圧力分布から各エリアを区画した例を示す。)。すべての被験者についてエリア区画を同様に行った。この場合、各被験者の座圧分布から、シートの最も座圧が高いピーク値測定箇所を含む2箇所の正方形領域(4cm×4cm)をエリアA(ピークエリア)、このエリアAを含むエリアAよりも領域を拡大した正方形領域(10cm×10cm)をエリアB、エリアBの周りであって臀部によってかけられる座圧領域(被験者の大腿部によって押圧された部分を除く)をエリアC、大腿部によってかけられた座圧領域をエリアDとした。
【0051】
この場合、被験者毎に体格が異なるので、エリアA,B,C,Dの位置も異なるが、上述のように、エリアA,Bを座圧のピーク値を基準にして決めることにより決定は容易に行うことができ、また、エリアCは、エリアA、Bを含み大腿部を除く臀部によってかけられる座圧領域全域、エリアDは大腿部のみに押圧される部分に相当するのでエリアA、Bを決定することにより容易に決めることができた。
【0052】
一方、上記各サンプルについて、一対比較法により座り心地の官能評価を行なった。この比較法は、サンプルの中から任意の2種を取り出して比べ、どちらがどれだけ座り心地がよいかを評価し、すべてのサンプルの組み合わせについてこのような評価を行った後、得られた評価結果をまとめて全サンプルの座り心地の相対評価する方法である。
【0053】
なお、上記一対のサンプル評価基準は、各被験者の官能評価を基準とし、被験者を対比するサンプルにそれぞれ着座させ、座り心地について、最大7段階(+3、+2、+1、0、−1、−2、−3の数値評価)で比較させた。これら評価数値は、対比されるサンプルの差をみるためのもので、サンプル間の差が大きいほどサンプル間の座り心地の差が大きく、サンプル間の差が少ないほど(数値が0又は0に近似する値であるほど)サンプル間の座り心地の差が少ないことを示す。また、数値の大小差による比較は、数値が大きいほど座り心地が良好、数値が少ないほど座り心地が悪いと評価した。
【0054】
上記各エリアにおける重量の総和に対し、上記官能評価結果によるサンプルの総合評価を図14〜17のグラフにまとめた。なお、グラフで採用した重量総和の値は、被験者12名における中央値である。
【0055】
図14〜17の結果より、本発明のエリアA,Bで観測される重量の総和は、コンフォートスコアとの対比で高い相関性を有し、コンフォートスコアとの相関性に確実性があることが認められた。そして、これらエリアA,Bのグラフは、いずれも、右肩下がりで負の相関があることがわかり、このことにより、重量総和が大きくなるほどコンフォートスコアが小さくなる、つまり座り心地が悪くなることが認められた。
【0056】
ここで、エリアAのグラフ(図14)、は、R2(重相関関数)が0.850で、相関性が高いことが認められ、pの値が0.026であることから、重量の総和とコンフォートスコアには総体的に相関性があることを示す。
【0057】
また、エリアBのグラフ(図15)、は、R2(重相関関数)が0.487で、pの値が0.190であることから、エリアAに比べて精度が劣り、また統計的な有意差はないものの、重量の総和と、コンフォートスコアとに相関性が見られた。
【0058】
また、ピーク値測定箇所を含むがエリア面積の大きいエリアBに比べて、よりエリア面積の小さいエリアAの重量の総和のほうがコンフォートスコアとの相関性が高いことから、ピークエリアの特定は、ピークエリア面積をピーク値測定箇所に近づけて小さくすればするほど精度が向上することも確認できた。
【0059】
これに対し、エリアC,Dで測定された重量の総和は、コンフォートスコアとの対比においてR2値が少なく、p値が大きいため、相関性があるといえるものではなかった。
【0060】
なお、上記実施例1の図14,15のグラフ、特に図14のグラフは、任意の検査対象サンプルについて、座り心地がどうなるかを予測するのに使用することができ、例えば、調べたいサンプルについて、実施例1と同様の条件でピークエリアの重量総和を求め、上記グラフよりコンフォートスコアを確認し、表1のフォームサンプルと対比して調べたいサンプルがどの程度の座り心地を奏するかを評価するのに使用できる。
【0061】
〔実施例2〕
上記実施例1と形状が同じ(500mm×500mm)で厚さの異なる(50mm、70mm、100mm、120mm)の矩形形状のポリウレタンフォームサンプルを使用し、実施例1と同一の表2に示す12名の被験者によって、エリアA(ピークエリア:正方形領域(4cm×4cm))について重量の総和を算出した。
【0062】
また、実施例1と同様の一対比較法により、これら12名の被験者による座り心地の官能評価を行った。
【0063】
エリアAの重量の総和と、被験者による官能評価の結果を図18にまとめた。図18の結果より、本発明のピークエリアAで観測された重量総和は、コンフォートスコアとの相関性が高いことが認められた。従って、ピークエリアAにおける重量の総和を測定することにより、重量が小さい場合は、コンフォートスコアが高く座り心地が良好であり、重量が大きい場合は、コンフォートスコアが低く座り心地は悪いことを評価することができる。
【0064】
なお、上記実施例2の図18のグラフは、任意の検査対象サンプルについて、座り心地がどうなるかを予測するのに使用することができ、例えば、調べたいサンプルについて、実施例2と同様の条件でピークエリアの重量総和を求め、上記グラフよりコンフォートスコアを確認し、実施例2で評価したフォームサンプルと対比して調べたいサンプルがどの程度の座り心地を奏するかを評価するのに使用できる。
【0065】
【発明の効果】
本発明のシートの座り心地の評価方法によれば、シートの静的な座り心地を簡単に定量化できる上、種々のシートの座り心地について簡単かつ確実に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の評価方法に使用できるセンサー・シート・マット1の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが生じた部分のみを表し、ピークエリアAを図形領域(円形)として特定した概略正面図である。
【図3】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(縦長の楕円形)として特定した概略正面図である。
【図4】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(横長の楕円形)として特定した概略正面図である。
【図5】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(十字型)として特定した概略正面図である。
【図6】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(正方形)として特定した概略正面図である。
【図7】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(ひし形)として特定した概略正面図である。
【図8】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(長方形)として特定した概略正面図である。
【図9】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(正三角形)として特定した概略正面図である。
【図10】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(正六角形)として特定した概略正面図である。
【図11】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(ひょうたん形)として特定した概略正面図である。
【図12】本発明の検査対象のシートに被験者が着座した時の凹みが形成される部分のみを表し、ピークエリアAを他の図形領域(逆U字状)として特定した概略正面図である。
【図13】実施例1の一被験者によるエリアの分割例を示す座圧分布図である。
【図14】実施例1において、表1のフォームサンプルについて、エリアA(ピークエリア)の重量の総和と、コンフォートスコアとの結果をまとめた関係図である。
【図15】実施例1において、表1のフォームサンプルについて、エリアB(エリアAより大きいピークエリア)の重量の総和と、コンフォートスコアとの結果をまとめた関係図である。
【図16】実施例1において、表1のフォームサンプルについて、エリアC〔臀部によってかけられる座圧領域(被験者の大腿部によってかけられた座圧領域を除く)〕の重量の総和と、コンフォートスコアとの結果をまとめた関係図である。
【図17】実施例1において、表1のフォームサンプルについて、エリアD(大腿部によってかけられた座圧領域)の重量の総和と、コンフォートスコアとの結果をまとめた関係図である。
【図18】実施例2において、厚さの異なる以外は同一のフォームサンプルについて、エリアA(ピークエリア)の重量の総和と、コンフォートスコアとの結果をまとめた関係図である。
【符号の説明】
A エリアA(ピークエリア)
B エリアB(ピークエリア)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an evaluation method for quantifying static seating comfort of a seat, and more specifically, paying attention to the total weight in a specific area that affects the seating comfort, and easily and reliably The present invention relates to a new seat evaluation method that can be evaluated.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Conventionally, a so-called “bottom feeling” has been considered as one of the major factors affecting the seating comfort of a static seat, in which the cushioning material loses its elastic characteristics suddenly when it is crushed due to a large deformation. On the other hand, as another factor, the hardness of the cushion material, that is, the “hardness feeling” is considered.
[0003]
These “bottom feeling” and “hardness feeling” are generally considered to be related to the seating pressure immediately below the sciatic nodule of the seated person. For this reason, it is considered that the seating comfort of the static seat can be mostly predicted by measuring the seat pressure immediately below the sciatic nodule.
[0004]
As proposals regarding the evaluation of seat comfort performance, for example, JP-A-9-218115 (quantitative measurement method for pressure comfort of seat cushion), JP-A-10-274577 (contact interval evaluation method) and the like can be mentioned. It is done.
[0005]
These proposals require a balance between the pressure values of the obtained sitting pressure and human senses in order to infer quantitative sitting comfort from the measured sitting pressure distribution. Specifically, in the cushion member, weights are applied by applying a coefficient to each part with different human sensitivities such as the sciatic nodule, thigh, and tailbone, and the weighted pressure value is integrated over the entire contact area. Or the sum is calculated for each predetermined part. This proposal seems to be appropriate for considering the seating pressure distribution over the entire contact area because the seating pressure distribution patterns may differ greatly when comparing sheets having different shapes. Therefore, it may certainly be effective as a method for quantifying the sitting pressure distribution.
[0006]
However, the above proposal has a problem in that it involves complicated work such as weighting due to a difference in parts. Actually, it is very troublesome to process the measured seat pressure value with the weighting coefficient, and special software or the like is required. In addition, when the pad shape is the same and the hardness and cushion material are improved, there is no significant difference in the pressure distribution pattern of the entire contact surface of the seat itself, and even if it changes, The change is only significant in the area including the ischial nodule with the highest pressure.
[0007]
As described above, the conventional technique is a complicated evaluation method, takes a lot of time, and selects a seat for evaluating the comfort of the seat, and is employed as a sheet evaluation method particularly when the sheet shape is the same. It is difficult.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and aims at quantifying the static seating comfort of the seat, and pays attention to the total weight in a specific region that affects the seating comfort, so that the seat can be easily and reliably performed. It is an object of the present invention to provide a new seat comfort evaluation method that can evaluate the seat comfort.
[0009]
Means for Solving the Problem and Embodiment of the Invention
The present inventor has intensively studied in view of the above circumstances, divides the partial area of the seat to which pressure is applied by sitting down into several areas, measures the pressure applied to each area, and calculates the total weight Then, sensory evaluation was performed on the seating comfort of the seat to be inspected, and the results were summarized and found that there was a correlation between the total weight of a specific area and the seating comfort.
[0010]
Here, the identification of the area focused on the dent of the sheet. That is, when the subject is seated on the sheet to be inspected, the seat is partially recessed due to the seating pressure, and this recess is deepest at the portion pressed by the buttocks directly below the subject's sciatic tubercle. Therefore, the present inventor specifies a partial region including the portion with the largest dent of the sheet as a peak area, and further divides the partial region where the dent is generated on the basis of the peak area into a plurality of areas. The total weight was calculated. Separately, the seat was subjected to a sensory evaluation of the sitting comfort of the subject.
[0011]
As a result, the seat comfort evaluation (comfort score) by sensory evaluation shows a correlation with only the sum of the weights of the peak area, and the area other than the peak area and the peak area are wide. It was found that there was no correlation with the total weight. And it discovered that the sum total of the weight of the said peak area can be employ | adopted as an evaluation reference | standard of the seating comfort of a sheet | seat, and, thereby, the seating comfort of various seats can be evaluated especially as long as the seat shape is the same or similar.
[0012]
Furthermore, when specifying the peak area by the subject, the total area of the peak area is 0.05 to 150 cm. 2 Has been found to be suitable for more reliably evaluating sitting comfort, and has led to the present invention.
[0013]
Therefore, the present invention provides the following seat comfort evaluation method.
[Claim 1] In the seat sitting comfort evaluation method, a predetermined load is applied to a sheet to be inspected, the pressure at each measurement point is measured, and the seating comfort of the seat is evaluated from the measured values of those pressures. When the subject is seated on the target seat and the partial area including the deepest portion of the seat is the peak area, the weight of the peak area From sum only A method for evaluating the seating comfort of a seat, characterized by evaluating the sitting comfort of a seat to be inspected.
[Claim 2] In specifying the peak area by seating the subject, the total area of the peak area is 0.05 to 150 cm. 2 The seat seat comfort evaluation method according to claim 1.
[0014]
Hereinafter, the present invention will be described in more detail. The seating comfort evaluation method of the present invention is a seating comfort evaluation method from a new viewpoint based on the inventor's knowledge, and a subject is seated on a sheet to be examined. A partial area obtained by combining the deepest part of the dent and the vicinity of the part is used as a peak area, and the total comfort of the weight of the peak area is obtained to evaluate the seating comfort of the seat to be inspected.
[0015]
Here, the peak area of the present invention is specified from the sheet placed at a predetermined position. As a method for placing the sheet, generally, a method of adjusting the backrest of the sheet to be inspected to a predetermined angle (torso angle) or the like can be adopted.
[0016]
Next, the subject is seated on the seat. When the peak area is specified by the subject's seating, the seating pressure to be applied and the location of the peak area vary depending on the subject's body shape, posture, etc., and therefore the peak area is specified for each subject.
[0017]
The peak area of the present invention is specified on the basis of the portion (the deepest recessed portion) where the highest pressure (peak value) is measured among the recesses caused by pressing the sheet by the subject.
[0018]
That is, the sheet subjected to the pressure by the subject has a dent regardless of the hardness of the sheet to be inspected, the form density, etc., and this dent depends on which part of the subject's buttocks is pressed by The degree is different.
[0019]
The portion where the peak value necessary for specifying the peak area of the present invention is measured is a portion including the portion immediately below the subject's sciatic nodule. This is the place where the dent is deepest (the most seating pressure is applied).
[0020]
The peak value of the present invention can be measured by a known method. For example, a measuring device that can place a sheet to be inspected and detect the pressure distribution of the entire sheet can be used. Examples of such devices include sensors, sheets, and mats.
[0021]
Here, the sensor sheet mat will be described with reference to FIG. 1. The sensor sheet mat 1 processes a mat body 2 for measuring pressure and pressure data measured by the mat body 2. A computer 3 and an A / D converter 4 that detect the pressure applied to the sheet at each measurement point with the mat body 2 and process each data with the computer 3 through the A / D converter 4. Thus, the pressure distribution of the entire sheet can be examined.
[0022]
The mat body 2 has a rectangular sheet shape, and the upper surface thereof is a sensitive area 5 (inside the broken line). A matrix of pressure sensitive ink 6 is formed in the sensitive area 5, and the measurement points for measuring pressure are the intersections of the pressure sensitive ink 6 applied vertically and horizontally. (Note that in FIG. 1, the matrix is partially omitted, and is actually formed in the entire sensitive area 5).
[0023]
In order to check the peak value measurement location of the inspection target sheet using the sensor sheet mat 1, first, the mat body 2 is placed on the inspection target sheet. In this case, the backrest of the sheet to be inspected is adjusted to the predetermined angle (torso angle) described above.
[0024]
Next, the subject is seated on the mat body placed on the seat placed above. The sheet pressed by the subject has different dents depending on where it is pressed, but the pressure is measured at each measurement point in the sensitive area, so the data for each measurement point is processed as a pressure distribution that can be applied to the sheet. Thus, it is possible to check at which part of the sheet the peak value is measured.
[0025]
The peak area of the present invention specifies a location where the peak value with the highest pressure is detected from the pressure distribution, and is an arbitrary region including this location. Individual peak value measurement locations corresponding to each subject It means the area that contains it.
[0026]
Here, the peak value measurement points required for specifying the peak area of the present invention can be specified from the above-described pressure distribution, and there are strictly two peak value measurement points.
[0027]
That is, the peak value measurement location specified from the pressure distribution is based on the subject's sitting pressure, and therefore strictly speaking, the peak value is in two places in a bilaterally symmetric region centered directly below the subject's sciatic nodule, An area including these two locations will be shown.
[0028]
In the present invention, this peak value measurement location is a region in which sitting pressure is generally applied in a substantially symmetrical manner with the subject as the center, and is the region where the highest pressure is measured. The peak area can be specified by adopting only one of the left peak values.
[0029]
Therefore, the peak value measurement location in the present invention refers to the above two peak value measurement locations, or one of the peak value measurement locations, and the peak area of the present invention similarly refers to the above peak Any region that includes a value measurement location may be used, and a region that includes two peak value measurement locations or a measurement region that includes one of the peak value measurement locations. In this case, whether to include two peak value measurement points in the peak area or one of them can be selected as appropriate according to various conditions such as a measurement method during the evaluation.
[0030]
As described above, the peak area of the present invention is a partial region that combines a portion having the largest sheet recess and a region near the portion, and the total area of the peak area is not particularly limited. When specifying the peak area, it is recommended to specify the total area.
[0031]
In the present invention, when a peak area is specified by a subject, it is recommended to specify a specific numerical value as a total area. For example, when an area including a region where two left and right peak values are measured, 0.1-150cm 2 , Preferably 1-100cm 2 More preferably 1-50 cm 2 It is recommended that Moreover, when making the area | region where one peak value is measured into a peak area, it is preferable that it is a half of the said total area, and usually 0.05-75 cm 2 , Preferably 0.5-50cm 2 More preferably, 0.5 to 25 cm 2 It is recommended that If the total area of each of these areas is reduced, it can be finally regarded as a point indicating a peak value, and the accuracy of the correlation between the total weight and the sitting comfort evaluation result is high. On the other hand, if the area of the area is too large, other factors other than the peak value are affected, and the accuracy of the correlation between the total weight and the sitting comfort evaluation result may be lowered.
[0032]
The shape of the peak area of the present invention is not particularly limited as long as the one or two peak value measurement positions are located in the partial area where the sheet has the largest depression, for example, 2 The same or different figure (for example, circular, elliptical, polygonal, etc.) area including the peak value measurement places, or the area including the two peak value measurement places are connected so as to be a symmetrical figure. Two graphic regions may be used. Further, when only one peak value measurement location is included as the peak value measurement location, this peak value measurement location may be covered with an appropriate graphic area as described above. In any case, it is most preferable to have a peak value measurement location at the center of the area.
[0033]
Here, the shape of the peak area of the present invention will be specifically described with reference to FIGS. FIGS. 2-12 is a schematic front view showing the area | region where a dent arises when a test subject is seated on the sheet | seat to be examined, and shows a mode that the peak area was specified as the figure area | region A. FIGS.
[0034]
FIGS. 2 to 10 are examples of peak areas composed of graphic regions A having the same shape including two peak value measurement points. FIG. 2 is a circle, FIG. 3 is a vertically long ellipse, and FIG. 4 is a horizontally long ellipse. 5 is a cross, FIG. 6 is a square, FIG. 7 is a rhombus, FIG. 8 is a rectangle, FIG. 9 is a regular triangle, and FIG. 10 is a regular hexagon. In the example shown in the figure, the peak area A is specified by covering two peak value measurement locations. However, when the peak area A includes only one of the left and right peak value measurement locations. Also, the shape of the illustrated graphic area can be adopted, and either one of the two illustrated graphic areas can be selected.
[0035]
11 and 12 show an example of a peak area composed of a graphic region A in which two peak value measurement locations are connected to each other at the center of a region where a seating pressure can be applied and specified as one shape. FIG. 12 shows a fusion of two circular regions into a gourd shape, FIG. 12 showing an inverted U-shape. In particular, in the case of an inverted U-shape as shown in FIG. 12, the sitting comfort can be evaluated by covering the influence of the coccyx part in addition to the ischial nodule part.
[0036]
Note that the shape of the peak area of the present invention is not limited to the specific example shown in the figure, and may be other shapes.
[0037]
In the seating comfort evaluation method of the present invention, the total weight applied to the peak area specified by the above method is obtained, and the sitting comfort is evaluated from the total weight.
[0038]
In the present invention, the total weight can be obtained by calculating the weight of the partial area from the pressure of the partial area including the measurement point of the sensor, sheet, and mat and the area of the determined peak area.
[0039]
According to the method of the present invention, a subject is seated on a seat to be inspected, and seat comfort is evaluated from the sum of weights applied to the peak areas. In this case, the total weight can be calculated from the pressure measured using the measuring device such as the sensor, sheet, and mat, but the measuring device, measurement conditions, etc. can be adjusted as appropriate and are particularly limited. It is not a thing.
[0040]
The evaluation method of the present invention calculates the sum of the weights of the sheets to be compared under the same conditions, evaluates the seat having a large sum as poor seating comfort, and favors the seat having a low sum. .
[0041]
Therefore, according to the method of the present invention, it is possible to easily and reliably evaluate the seating comfort of the seat by obtaining the sum of the weights of the peak areas by the subject and comparing the seats to be evaluated.
[0042]
According to the method of the present invention, as long as the shape of the sheet surface is the same or similar, the sheet to be inspected can be selected, and the evaluation can be performed without being affected by the difference in sheet thickness or foam hardness. Unlike the method of evaluating the physical property conditions such as hardness, density, thickness, etc. of the sheet to be inspected as in the technology, the seating comfort of the sheet can be evaluated easily and reliably.
[0043]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although the Example about the evaluation method of the seating comfort of the sheet | seat of this invention is shown and this invention is demonstrated concretely, this invention is not restrict | limited to the following Example.
[0044]
[Example 1]
The rectangular polyurethane foam samples having the same shape (500 mm × 500 mm × 100 mm) of five types (1) to (5) shown in Table 1 were evaluated. Table 1 shows the hardness (ISO-2439) and density of each polyurethane foam sample.
[0045]
[Table 1]
Figure 0004888621
[0046]
About each said sheet | seat sample, the peak value measurement area | region was investigated and the peak area was identified. The peak value measurement region was examined by using a sensor sheet mat (“Tech Scan“ BIG MAT ”manufactured by Nitta Corporation) having a sensitive region of 480 mm in length, 440 mm in width, and about 1 mm in thickness. In the sensitive area of the mat, a grid-like matrix is formed in which vertical lines and horizontal lines each having a width of 5 mm are applied with pressure sensitive ink at intervals of 10 mm, and the intersection of these lines becomes a measurement point. Yes. For the total weight of the specific area, the weight of the partial area is calculated from the pressure and area of the partial area including the measurement point of the sensor, sheet, and mat, and the weight of the specific area including the partial area is calculated based on the partial area. The total weight of
[0047]
The sensor sheet mat was placed on the sheet sample, and the backrest was adjusted to fit a predetermined angle (torso angle).
[0048]
Next, twelve subjects with the median values shown in Table 2 were seated on the placed foam sample, and the sitting pressure distribution on the foam sample for each subject was examined.
[0049]
[Table 2]
Figure 0004888621
[0050]
In order to quantitatively show the buttocks' sitting pressure from the above subject's sitting pressure distribution, it is divided into four rectangular areas A, B, C, and D as shown in FIG. 13, and the total weight is obtained for each area. (Note that FIG. 13 shows an example in which each area is partitioned from the pressure distribution of one subject.) Area plots were similarly performed for all subjects. In this case, from the sitting pressure distribution of each subject, two square areas (4 cm × 4 cm) including the peak value measuring place where the seating pressure of the seat is the highest are area A (peak area), and area A including this area A In addition, a square area (10 cm × 10 cm) obtained by enlarging the area is area B, and a sitting pressure area (excluding a portion pressed by the subject's thigh) around area B and applied by the buttocks is area C and thigh The seating pressure region applied by the part was defined as area D.
[0051]
In this case, since the physique is different for each subject, the positions of the areas A, B, C, and D are also different. However, as described above, the determination is easy by determining the areas A and B on the basis of the peak value of the sitting pressure. In addition, area C corresponds to the entire seat pressure region applied by the buttocks except for the thighs including areas A and B, and area D corresponds to a portion pressed only by the thighs. , B can be easily determined.
[0052]
On the other hand, for each of the above samples, a sensory evaluation of sitting comfort was performed by a paired comparison method. This comparison method compares two samples taken out of samples, evaluates how much they are comfortable, and evaluates the results obtained after performing such an evaluation on all sample combinations. This is a method for collectively evaluating the sitting comfort of all samples.
[0053]
The pair of sample evaluation criteria is based on the sensory evaluation of each subject, and each subject is seated on a sample to be compared, and the sitting comfort is a maximum of seven levels (+3, +2, +1, 0, -1, -2). , −3 numerical evaluation). These evaluation values are for checking the difference between samples to be compared. The larger the difference between samples, the larger the difference in sitting comfort between samples, and the smaller the difference between samples (the numerical value approximates 0 or 0). This indicates that the difference in sitting comfort between samples is small. Moreover, the comparison by the magnitude difference of a numerical value evaluated that sitting comfort was so favorable that a numerical value was large, and sitting comfort was so bad that a numerical value was small.
[0054]
The total evaluation of the samples based on the sensory evaluation results is summarized in the graphs of FIGS. In addition, the value of the total weight adopted in the graph is a median value in 12 subjects.
[0055]
From the results of FIGS. 14 to 17, the sum of the weights observed in the areas A and B of the present invention has a high correlation with the comfort score, and the correlation with the comfort score has certainty. Admitted. And it can be seen that the graphs of these areas A and B both have a negative correlation with a downward slope, and as a result, the comfort score decreases as the total weight increases, that is, the sitting comfort may deteriorate. Admitted.
[0056]
Here, the graph of area A (FIG. 14) is R 2 (Multiple correlation function) is 0.850, and it is recognized that the correlation is high, and the value of p is 0.026, which indicates that the total weight and the comfort score are totally correlated. .
[0057]
Also, the graph for area B (FIG. 15) is R 2 Since the (multiple correlation function) is 0.487 and the value of p is 0.190, the accuracy is inferior to that of area A and there is no statistically significant difference. There was a correlation.
[0058]
In addition, since the sum of the weights of the area A having a smaller area area has a higher correlation with the comfort score than the area B having the area where the peak value is measured, the peak area is specified. It was also confirmed that the accuracy improved as the area of the area was reduced closer to the peak value measurement location.
[0059]
On the other hand, the total weight measured in areas C and D is R in comparison with the comfort score. 2 Since the value was small and the p value was large, it could not be said that there was a correlation.
[0060]
The graphs of FIGS. 14 and 15 of the first embodiment, particularly the graph of FIG. 14, can be used to predict the sitting comfort of any sample to be inspected. The total weight of the peak area is obtained under the same conditions as in Example 1, the comfort score is confirmed from the above graph, and the degree of sitting comfort of the sample to be examined in comparison with the foam sample in Table 1 is evaluated. Can be used to
[0061]
[Example 2]
Twelve people shown in Table 2 which are the same as those in Example 1, using rectangular polyurethane foam samples having the same shape (500 mm × 500 mm) and different thicknesses (50 mm, 70 mm, 100 mm, 120 mm). The total weight was calculated for area A (peak area: square area (4 cm × 4 cm)).
[0062]
Moreover, the sensory evaluation of the sitting comfort by these 12 test subjects was performed by the same paired comparison method as in Example 1.
[0063]
The sum total of the weight of the area A and the result of the sensory evaluation by the test subject are summarized in FIG. From the results in FIG. 18, it was confirmed that the total weight observed in the peak area A of the present invention has a high correlation with the comfort score. Therefore, by measuring the total weight in the peak area A, when the weight is small, it is evaluated that the comfort score is high and the sitting comfort is good, and when the weight is large, the comfort score is low and the sitting comfort is bad. be able to.
[0064]
Note that the graph of FIG. 18 of the second embodiment can be used to predict the sitting comfort of any sample to be inspected. For example, for the sample to be examined, the same conditions as in the second embodiment Thus, the total weight of the peak area is obtained, the comfort score is confirmed from the above graph, and it can be used to evaluate the degree of sitting comfort of the sample to be examined in comparison with the foam sample evaluated in Example 2.
[0065]
【Effect of the invention】
According to the seat comfort evaluation method of the present invention, the seat static comfort can be easily quantified, and various seat comforts can be easily and reliably evaluated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an example of a sensor sheet mat 1 that can be used in the evaluation method of the present invention.
FIG. 2 is a schematic front view showing only a portion where a dent occurs when a subject sits on a sheet to be inspected according to the present invention, and specifying a peak area A as a graphic region (circular).
FIG. 3 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be examined according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (vertically long oval). .
FIG. 4 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be inspected according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (horizontal oval). .
FIG. 5 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be inspected according to the present invention and specifying a peak area A as another graphic region (cross shape).
FIG. 6 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be examined according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (square).
FIG. 7 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be examined according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (diamond).
FIG. 8 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be inspected according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (rectangle).
FIG. 9 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be inspected according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (regular triangle).
FIG. 10 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be examined according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (regular hexagon).
FIG. 11 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be inspected according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (gourd shape).
FIG. 12 is a schematic front view showing only a portion where a dent is formed when a subject is seated on a sheet to be examined according to the present invention, and specifying a peak area A as another graphic region (inverted U shape). .
13 is a seat pressure distribution diagram showing an example of area division by one subject in Example 1. FIG.
14 is a relational diagram summarizing the results of the total weight of area A (peak area) and the comfort score for the form samples in Table 1 in Example 1. FIG.
15 is a relational diagram summarizing the results of the total weight of area B (peak area larger than area A) and the comfort score for the form samples in Table 1 in Example 1. FIG.
FIG. 16 shows the sum of the weights of area C [the sitting pressure area applied by the buttocks (excluding the sitting pressure area applied by the subject's thigh)] and the comfort for the foam sample in Table 1 in Example 1. It is the relationship figure which put together the result with a score.
FIG. 17 is a relationship diagram summarizing the results of the total weight of area D (the seat pressure region applied by the thigh) and the comfort score for the foam samples in Table 1 in Example 1.
FIG. 18 is a relationship diagram summarizing the results of the total weight of area A (peak area) and the comfort score for the same foam sample except for the thickness in Example 2.
[Explanation of symbols]
A Area A (peak area)
B Area B (peak area)

Claims (2)

検査対象のシートに所定の負荷をかけ、各測定点における圧力を測定し、それらの圧力の測定値からシートの座り心地を評価するシートの座り心地の評価方法において、上記検査対象のシートに被験者を着座させ、シートの凹みの最も深い箇所を含む部分領域をピークエリアとした場合、該ピークエリアにかかる重量の総和のみから検査対象のシートの座り心地を評価することを特徴とするシートの座り心地の評価方法。In the seat sitting comfort evaluation method, a subject is placed on the inspection target seat by applying a predetermined load to the inspection target seat, measuring the pressure at each measurement point, and evaluating the seat comfort from the measured pressure values. Seating, and the seating area of the seat to be inspected is evaluated only from the sum of the weights applied to the peak area when the partial area including the deepest part of the seat recess is the peak area. Evaluation method of comfort. 被験者を着座させることによって、ピークエリアを特定するに当たり、上記ピークエリアの総面積が0.05〜150cm2である請求項1記載のシートの座り心地の評価方法。The seat sitting comfort evaluation method according to claim 1, wherein the total area of the peak area is 0.05 to 150 cm 2 when the subject is seated to specify the peak area.
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