JP4872721B2 - 携帯端末、imei管理方法、およびimei管理プログラム - Google Patents

携帯端末、imei管理方法、およびimei管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末、IMEI管理方法、およびIMEI管理プログラムに関し、特に、IMEIに基づき動作する携帯端末、およびそのIMEI管理方法並びにIMEI管理プログラムに関する。
従来の携帯電話機としては、たとえば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された携帯電話機は、端末毎に一意的に割り振られているIMEI(International Mobile Equipment Identity)が書き込まれている不揮発性メモリを備え、このメモリの付け替えを行うことでIMEIを変更し、他者の端末に成りすまして不正に使用することを防止するものである。
特開2006−270209号公報
ところで、近年、IMEIを書き換えるためのツールが、たとえばインターネット上に出回り、IMEIを勝手に書き換える不正行為が行われている。GSM(Global System for Mobile communications)方式の携帯電話の場合、携帯電話機本体と加入者情報を記録したSIM(Subscriber Identity Module)とに分かれている。複数の携帯電話機に対して同じSIMカードを入れ替えることにより、同じ契約者扱いでいずれの携帯電話機をも使用することが可能になる。つまり、盗難した携帯電話機のSIMカードを他の携帯電話機に実装することにより、他の携帯電話機も使用が可能となる。これに対して携帯電話会社は、盗難された携帯電話機のIMEI情報を共有し(IMEIブラックリストのシェア)、使用できないようにする対処を施している。そのため、さらなる対向手段として、今度は盗難した携帯電話機のIMEIを勝手に書き換えて流通させるという不正行為が行われるようになった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、携帯端末に不正なIMEIを書き込んで使用可能にすることを防止できる携帯端末、IMEI管理方法、およびIMEI管理プログラムを提供することにある。
本発明によれば、自機のIMEIに基づき動作する携帯端末であって、
前記自機の前記IMEIを記憶するIMEI記憶部と、
前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、
前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記IMEI記憶部の前記IMEIは無効として自機の動作を制限し、前記リストに含まれていると判定されたとき、通常動作を行う制御部と、を備える携帯端末が提供される。
リストとは、機種毎に設定された自機で使用可能なIMEIのリストである。判定部による判定は、随時行ってもよいし、定期的に行ってもよい。動作の制限とは、たとえば、携帯端末の使用や操作を不可にしたり、通信を禁止したりすることである。また、IMEIがリストと一致しないことをユーザまたは管理者に通知する通知部を設けることもできる。
この発明によれば、メモリ(IMEI記憶部)に記憶されているIMEIがIMEIのリストに含まれていない場合に、処理を制限することができるので、不正にIMEIが書き換えられた携帯端末の使用を防止することができる。
上記携帯端末において、前記判定部は、起動時に判定を行い、前記制御部は、前記判定部により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記自機の起動処理を中断し、前記リストに含まれていると判定されたとき、起動処理を行うことができる。
本発明によれば、自機のIMEIに基づき動作する携帯端末であって、
前記自機の前記IMEIを記憶するIMEI記憶部と、
前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、
外部から、前記IMEI記憶部の前記IMEIの書換命令を受け付ける受付部と、
前記受付部による前記外部からの前記書換命令の受付を検知する検知部と、
前記検知部が前記書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、前記IMEI記憶部に書き込まれるIMEIが、前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する書換判定部と、
前記書換判定部により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を中断し、前記リストに含まれていると判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を行う書換制御部と、を備える携帯端末が提供される。
リストは、機種毎に設定された自機で使用可能なIMEIのリストである。判定は、随時行ってもよいし、定期的に行ってもよい。動作の制限とは、たとえば、携帯端末の使用や操作を不可にしたり、通信を禁止したりすることである。また、IMEIがリストと一致しないことをユーザまたは管理者に通知する通知部を設けることもできる。
この発明によれば、外部からIMEIを書き換えようとしたとき、IMEIリストに含まれていないIMEIに書き換えることができないので、不正にIMEIを書き換えることを防止することができる。
本発明によれば、自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、
前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、を備え、前記自機の前記IMEIに基づき動作する携帯端末のIMEI管理方法であって、
前記自機が使用可能なIMEIのリストを前記IMEIリスト記憶部に予め記憶し、
前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定し、
前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記IMEI記憶部の前記IMEIは無効として自機の動作を制限し、
前記リストに含まれていると判定されたとき、通常動作を行うIMEI管理方法が提供される。
本発明によれば、自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、
前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、を備え、前記自機の前記IMEIに基づき動作する携帯端末のIMEI管理方法であって、
前記自機が使用可能なIMEIのリストを前記IMEIリスト記憶部に予め記憶し、
外部から、前記IMEI記憶部の前記IMEIの書換命令を受け付け、
前記外部からの前記書換命令の受付を監視し、
前記外部からの前記書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、前記IMEI記憶部に書き込まれるIMEIが、前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定し、
前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を中断し、
前記リストに含まれていると判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を行うIMEI管理方法が提供される。
本発明によれば、IMEIに基づき動作する携帯端末の前記IMEIを管理するIMEI管理プログラムであって、
前記携帯端末のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、前記携帯端末が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部とを備えるコンピュータを、
前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する手段、
前記判定する手段により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記IMEI記憶部の前記IMEIは無効として自機の動作を制限し、前記リストに含まれていると判定されたとき、通常動作を行う手段、として機能させるためのIMEI管理プログラムが提供される。
本発明によれば、IMEIに基づき動作する携帯端末の前記IMEIを管理するIMEI管理プログラムであって、
前記携帯端末のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部とを備えるコンピュータを、
外部から、前記IMEI記憶部の前記IMEIの書換命令を受け付ける手段、
前記外部からの前記書換命令の受付を監視する手段、
前記外部からの前記書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、前記IMEI記憶部に書き込まれるIMEIが、前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する手段、
前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を中断する手段、
前記リストに含まれていると判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を行う手段、として機能させるためのIMEI管理プログラムが提供される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、携帯端末に不正なIMEIを書き込んで使用可能にすることを防止できる携帯端末が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第一の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯端末100の構成を示すブロック図である。携帯端末100は、たとえば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)、データ通信機器などである。なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。本実施形態の携帯端末100は、GSM方式の携帯電話機であり、SIMを使用するものである。
また、携帯端末100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
携帯端末100は、CPU(Central Processing Unit)102と、メモリ104と、アンテナ110と、無線通信部112と、操作部116と、操作受付部118と、表示部120と、表示制御部122と、I/O部124と、コネクタ126と、を含む。
CPU102は、携帯端末100の各要素とバス128を介して接続され、メモリ104に格納されているプログラムを実行し、各要素とともに装置全体を制御する。メモリ104は、たとえば、書き換え可能なROM(Read Only Memory)であるフラッシュメモリである。メモリ104は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM:電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ)とすることができる。メモリ104は、CPU102が実行する各種の制御プログラムや、携帯端末100のユーザが設定した設定値、アドレス情報などを記憶するプログラム領域(不図示)と、IMEI記憶部(図中、「IMEI」と示す)106と、IMEIリスト108と、を含む。さらに、メモリ104は、CPU102が制御プログラムを実行する際に使用する作業領域を有するRAM(Random Access Memory)(不図示)を含む。
IMEI記憶部106には、携帯端末100のIMEIが記憶される。IMEIリスト108には、機種毎に予め設定されている自機で使用可能なIMEIのリストが記憶される。
無線通信部112は、アンテナ110を介して基地局(不図示)への接続を行い、他の通信端末と無線通信を行う。また、メール送受信やウェブページへのアクセスやデータのダウンロードおよびアップロードなどを行うこともできる。
操作部116は、操作キーやスイッチなどであり、ユーザが入力や指示を行うために操作するものである。操作受付部118は、操作部116の操作を受け付け、CPU102に通知する。表示部120は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどであり、各種画面を表示する。無線通信部112は、表示部120に各種画面を表示する制御を行う。I/O部124は、コネクタ126を介して接続された外部機器との情報の入出力を制御する。
図2は、本実施の形態の携帯端末100の要部構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の携帯端末100は、自機のIMEIに基づき動作する携帯端末100であって、自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部106と、自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)と、外部から、IMEI記憶部106のIMEIの書換命令を受け付ける受付部(I/O部124)と、受付部(I/O部124)による外部からの書換命令の受付を検知する検知部202と、検知部202が書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、IMEI記憶部106に書き込まれるIMEIが、IMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)に記憶されているリストに含まれているか否かを判定する書換判定部(判定部204)と、書換判定部(判定部204)によりリストに含まれていないと判定されたとき、書換命令によるIMEIの書換処理を中断し、リストに含まれていると判定されたとき、書換命令によるIMEIの書換処理を行う書換制御部(書込部208)と、を備える。
また、本実施形態の携帯端末100において、メモリ104に格納されたIMEIを管理するIMEI管理プログラムをCPU102が実行することで、上記機能が実現される。
本実施形態のIMEI管理プログラムは、IMEIに基づき動作する携帯端末100のIMEIを管理するIMEI管理プログラムであって、携帯端末100のIMEIを記憶するIMEI記憶部106と、自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)とを備えるコンピュータを、外部から、IMEI記憶部106のIMEIの書換命令を受け付ける手段(I/O部124)、外部からの書換命令の受付を監視する手段(検知部202)、外部からの書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、IMEI記憶部106に書き込まれるIMEIが、IMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)に記憶されているリストに含まれているか否かを判定する手段(判定部204)、リストに含まれていないと判定されたとき、書換命令によるIMEIの書換処理を中断する手段(CPU102)、リストに含まれていると判定されたとき、書換命令によるIMEIの書換処理を行う手段(書込部208)、として機能させるためのIMEI管理プログラムである。
具体的には、図2に示すように、CPU102は、検知部202と、判定部204と、書込部208とを含む。検知部202は、外部からI/O部124を介して、IMEI記憶部106のIMEIの書換命令を受け付けたことを検知する。判定部204は、検知部202が外部からの書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、メモリ104にアクセスし、IMEI記憶部106に書き込まれるIMEIが、IMEIリスト108に記憶されているリストに含まれているか否かを判定する。CPU102は、リストに含まれていないと判定されたとき、書換命令によるIMEIの書換処理を中断し、一方、リストに含まれていると判定されたとき、書込部208に書換命令によるIMEIの書換処理を行わせる。
このように構成された本実施形態の携帯端末100の動作について、以下に説明する。図3は、本実施形態の携帯端末100のIMEIの書き換え動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1乃至図3を用いて説明する。
本実施形態のIMEI管理方法は、自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部106と、自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)と、を備え、自機のIMEIに基づき動作する携帯端末100のIMEI管理方法であって、自機が使用可能なIMEIのリストをIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)に予め記憶し、外部から、IMEI記憶部106のIMEIの書換命令を受け付け、外部からの書換命令の受付を監視し(ステップS11)、外部からの書換命令を検知したとき(ステップS11のYES)、該書換命令に基づき、IMEI記憶部106に書き込まれるIMEIが、IMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)に記憶されているリストに含まれているか否かを判定し(ステップS13)、リストに含まれていないと判定されたとき(ステップS13のNO)、書換命令によるIMEIの書換処理を中断し(終了)、リストに含まれていると判定されたとき(ステップS13のYES)、書換命令によるIMEIの書換処理を行う(ステップS15)。
はじめに、携帯端末100では、予め機種毎に設定された自機が使用可能なIMEIのリストがメモリ104のIMEIリスト108に記憶されている。そして、検知部202が、外部からI/O部124を介して、IMEI記憶部106のIMEIの書換命令を受け付けたか否かを監視する(S11)。コネクタ126を介して接続された外部機器から、IMEIへの書換命令が指示されると、I/O部124が受け付けてCPU102に通知する。CPU102において、I/O部124から検知部202が書換命令を受け付けたとき(S11のYES)、判定部204が、書換命令に基づき、メモリ104にアクセスし、IMEI記憶部106に書き込まれるIMEIに一致するIMEIが、IMEIリスト108に記憶されているリストに含まれているか否かを判定する(S13)。判定部204がIMEIリスト108に含まれていないと判定したとき(S13のNO)、処理を終了し、書換命令によるIMEIの書換処理を中断する。判定部204が外部から書き込まれるIMEIがIMEIリスト108に含まれていると判定したとき(S13のYES)、書込部208が書換命令によりIMEI記憶部106のIMEIの書換処理を行う(S15)。
以上説明したように、本実施形態の携帯端末100によれば、想定されるIMEI記憶部106への不正な書換方法の一つである上述の外部のツールを用いてIMEIを書き換える方法で不正に書換られようとするIMEIを検知し、IMEIの書き換えを未然に防止することができる。
(第二の実施の形態)
本実施形態の携帯端末100は、上記実施の形態の携帯端末100とは、同じ構成を有するが、IMEI記憶部106への書換方法が異なり、メモリ104のIMEIの記憶領域であるIMEI記憶部106に不正なIMEIを書き込む方法で書き換えられたIMEIによる携帯端末100の動作を防止するための構成を有する点で相違する。以下、図1、図2、および図4を用いて説明する。
本実施形態の携帯端末100は、自機のIMEIに基づき動作する携帯端末100であって、自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部106と、自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)と、IMEI記憶部106のIMEIがIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)に記憶されているリストに含まれているか否かを判定する判定部204と、判定部204によりリストに含まれていないと判定されたとき、IMEI記憶部106のIMEIは無効として自機の動作を制限し、リストに含まれていると判定されたとき、通常動作を行う制御部(CPU102)と、を備える。
判定部204による判定は、随時行ってもよいし、定期的に行ってもよい。CPU102による動作の制限とは、たとえば、携帯端末の使用や操作を不可にしたり、通信を禁止したりすることである。また、IMEIがリストと一致しないことをユーザまたは管理者に通知する通知部(不図示)を設けることもできる。通知部は、たとえば、表示部120にメッセージを表示したり、スピーカからアラーム音やメッセージを出力することでユーザに通知することができる。あるいは、通知部は、無線通信部112を介して管理者の端末にメッセージを送信することもできる。
また、本実施形態の携帯端末100において、判定部204は、起動時に判定を行い、制御部(CPU102)は、判定部204によりリスト(IMEIリスト108)に含まれていないと判定されたとき、自機の起動処理を中断し、リスト(IMEIリスト108)に含まれていると判定されたとき、起動処理を行う。
このように構成された本実施形態の携帯端末100の動作について以下に説明する。図4は、本実施形態の携帯端末100のIMEI管理の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の携帯端末100のIMEI管理方法は、自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部106と、自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)と、を備え、自機のIMEIに基づき動作する携帯端末100のIMEI管理方法であって、自機が使用可能なIMEIのリストをIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)に予め記憶し、IMEI記憶部106のIMEIがIMEIリスト記憶部(IMEIリスト108)に記憶されているリストに含まれているか否かを判定し(ステップS21、ステップS23)、リスト(IMEIリスト108)に含まれていないと判定されたとき(ステップS23のNO)、IMEI記憶部106のIMEIは無効として自機の動作を制限し(ステップS25)、リストに含まれていると判定されたとき(ステップS23のYES)、通常動作を行う(終了)。
具体的には、本実施形態の携帯端末100において、不正にIMEI記憶部106のIMEIの書き換えが行われてしまった場合を例に説明する。携帯端末100の電源がオンされると、はじめにCPU102はメモリ104のIMEI記憶部106からIMEIを読み出す(S21)。そして、判定部204が、メモリ104にアクセスし、IMEIリスト108に、読み出したIMEIと一致するIMEIが存在するか否かを判定する(S23)。判定部204がIMEIリスト108に含まれていると判定したとき(S23のYES)、本処理を終了し、起動処理を行い、通常動作に入る。
一方、判定部204が、IMEIリスト108に含まれていないと判定したとき(S23のNO)、自機の起動処理を中断する(S25)。そして、通知部が、IMEIが不正に書き換えられ、使用不能である旨を通知し(S27)、終了する。
以上説明したように、本実施形態の携帯端末100によれば、携帯端末100の起動時に、IMEIをIMEIリスト108に基づきチェックすることで、不正に書き換えられてしまった場合、不正なIMEIを使用した携帯端末100の動作を阻止できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
本発明の実施の形態に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1の携帯端末の要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末のIMEIの書き換え動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯端末のIMEI管理動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯端末
102 CPU
104 メモリ
106 IMEI記憶部
108 IMEIリスト
110 アンテナ
112 無線通信部
116 操作部
118 操作受付部
120 表示部
122 表示制御部
124 I/O部
126 コネクタ
128 バス
202 検知部
204 判定部
208 書込部

Claims (9)

  1. 自機のIMEIに基づき動作する携帯端末であって、
    前記自機の前記IMEIを記憶するIMEI記憶部と、
    前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、
    前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記IMEI記憶部の前記IMEIは無効として自機の動作を制限し、前記リストに含まれていると判定されたとき、通常動作を行う制御部と、を備える携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記判定部は、起動時に判定を行い、
    前記制御部は、前記判定部により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記自機の起動処理を中断し、前記リストに含まれていると判定されたとき、起動処理を行う携帯端末。
  3. 自機のIMEIに基づき動作する携帯端末であって、
    前記自機の前記IMEIを記憶するIMEI記憶部と、
    前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、
    外部から、前記IMEI記憶部の前記IMEIの書換命令を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記外部からの前記書換命令の受付を検知する検知部と、
    前記検知部が前記書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、前記IMEI記憶部に書き込まれるIMEIが、前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する書換判定部と、
    前記書換判定部により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を中断し、前記リストに含まれていると判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を行う書換制御部と、を備える携帯端末。
  4. 自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、
    前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、を備え、前記自機の前記IMEIに基づき動作する携帯端末のIMEI管理方法であって、
    前記自機が使用可能なIMEIのリストを前記IMEIリスト記憶部に予め記憶し、
    前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定し、
    前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記IMEI記憶部の前記IMEIは無効として自機の動作を制限し、
    前記リストに含まれていると判定されたとき、通常動作を行うIMEI管理方法。
  5. 請求項4に記載のIEMI管理方法において、
    自機の起動時に、前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定し、
    前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記自機の起動処理を中断し、
    前記リストに含まれていると判定されたとき、起動処理を行うIMEI管理方法。
  6. 自機のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、
    前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部と、を備え、前記自機の前記IMEIに基づき動作する携帯端末のIMEI管理方法であって、
    前記自機が使用可能なIMEIのリストを前記IMEIリスト記憶部に予め記憶し、
    外部から、前記IMEI記憶部の前記IMEIの書換命令を受け付け、
    前記外部からの前記書換命令の受付を監視し、
    前記外部からの前記書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、前記IMEI記憶部に書き込まれるIMEIが、前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定し、
    前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を中断し、
    前記リストに含まれていると判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を行うIMEI管理方法。
  7. IMEIに基づき動作する携帯端末の前記IMEIを管理するIMEI管理プログラムであって、
    前記携帯端末のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、前記携帯端末が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部とを備えるコンピュータを、
    前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する手段、
    前記判定する手段により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記IMEI記憶部の前記IMEIは無効として自機の動作を制限し、前記リストに含まれていると判定されたとき、通常動作を行う手段、として機能させるためのIMEI管理プログラム。
  8. 請求項7に記載のIMEI管理プログラムにおいて、
    前記判定する手段は、前記携帯端末の起動時に、前記IMEI記憶部の前記IMEIが前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定し、
    動作を制御する手段は、前記判定する手段により前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記自機の起動処理を中断し、前記リストに含まれていると判定されたとき、起動処理を行うIMEI管理プログラム。
  9. IMEIに基づき動作する携帯端末の前記IMEIを管理するIMEI管理プログラムであって、
    前記携帯端末のIMEIを記憶するIMEI記憶部と、前記自機が使用可能なIMEIのリストを記憶するIMEIリスト記憶部とを備えるコンピュータを、
    外部から、前記IMEI記憶部の前記IMEIの書換命令を受け付ける手段、
    前記外部からの前記書換命令の受付を監視する手段、
    前記外部からの前記書換命令を検知したとき、該書換命令に基づき、前記IMEI記憶部に書き込まれるIMEIが、前記IMEIリスト記憶部に記憶されている前記リストに含まれているか否かを判定する手段、
    前記リストに含まれていないと判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を中断する手段、
    前記リストに含まれていると判定されたとき、前記書換命令による前記IMEIの書換処理を行う手段、として機能させるためのIMEI管理プログラム。
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