JP4870902B2 - 干渉周波痩身具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エステティックサロンに通うことなく使用することができ、また、専門家でなくても手軽にかつ確実に使用することができる干渉周波痩身具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば皮膚に設けた2個の電極(2回路)において、例えば一方回路では5000Hz、他方回路では5010Hzといったように差を設けた周波数の電流を通電することで、電極を設けた範囲内で電流の周波数が干渉してその差となる10Hzの干渉周波数が生じる。
【0003】
この干渉周波数は、2回路から生成されているために、波形自体を見れば低周波であるが、中周波成分も有しており、低周波に比べて皮膚抵抗値が低く、皮膚に多くの電流を流すといわれている。こうした干渉周波数を利用した電気治療(痩身)具(以下、干渉周波装置という)として以下の特許文献が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−112362号公報(請求項1)
【特許文献2】
特開平11−221290号公報(請求項1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した特許文献のような従来の干渉周波装置は、患者や症状に応じた的確な操作を行う必要のある医療用の治療器であったため、誰もが使用することができず、干渉周波数による作用原理を熟知した専門家及びその専門家であって装置の操作を熟知している者しか扱うことができなかった。
【0006】
ところで、昨今では痩身美容が盛んであり、この分野における痩身美容方法は、部分的に筋肉を強制的に運動させることで脂肪を燃焼させて除去したり、リンパ節を刺激して新陳代謝を活発にして老廃物を除去することが代表的な方法とされている。
【0007】
筋肉もリンパ節も皮膚下に位置することから、干渉周波装置をそれまでの医療分野での使用に代えて痩身美容分野に適用いれば効果的であると言えるが、従来の干渉周波数装置は医療用であったために、単純に干渉周波装置を痩身美容分野に適用しても誰もが使用することができず専門家でないと使用することができないと共に、いわゆるエステティックサロンに通って使用するしかないといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、エステティックサロンに通うことなく使用することができ、また、専門家でなくても手軽にかつ確実に使用することができる干渉周波痩身具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、電極を接続し、コントローラからの無線信号によって作動する受信部を、コントローラに対して装脱可能とし、かつ装着時に充電が行えるように構成すると共に、記録媒体が装着部に装着された場合には該記録媒体に記録されたコースによって、あるいは受信部又はコントローラに記憶された周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースによって、さらに該記録媒体が装着部に装着されていない場合には受信部又はコントローラに記憶された周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースによって、作動するように構成し、また、前記コントローラを、設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作が行えるように構成したのである。
【0010】
すなわち、本発明は、記録媒体を受信部の装着部に装着しないで使用する場合には、受信部又はコントローラに記憶された固定的なコースでもって使用を可能とし、記録媒体を装着して使用する場合には、すなわちエステティックサロン等でその使用者に対して最も適切なコースを記録した記録媒体が受信部の装着部に装着されている場合には、その記録されたコースによって、あるいは受信部又はコントローラに記憶されたコースよって作動するので、いずれにおいても干渉周波数について何ら特別な知識のない者でも操作でき、また、受信部とコントローラ間の信号を無線にしていること、及び設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作しかしなくてよいので簡便に使用できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の干渉周波痩身具は、複数の対をなす電極に所定の差を設けた周波数の電流を流す干渉周波痩身具であって、前記電極が接続される受信部と、この受信部を無線信号によって作動させるコントローラとを備え、前記受信部には、波形パターン及びコースを記憶した記憶部と、所定のコースを記録させた記録媒体が装着自在とされる装着部と、前記装着部に記録媒体が装着された場合には当該記録媒体に記録されたコースに基づいて、あるいは前記受信部又は前記コントローラに記憶された前記周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースに基づいて、また、該装着部に記録媒体が装着されていない場合には前記受信部又は前記コントローラに記憶された前記周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースに基づいて、波形パターンを前記受信部の前記記憶部より読み出して作動させる制御部とを有し、前記コントローラには、コースを記録した記憶部と、設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作を行う操作部と、受信部の充電を行うための充電部とを有したものである。
【0012】
上記構成によれば、従来の干渉周波装置は医療用であるためその患者や患部、及び症状で周波数の設定や周波数の差も異なり、適切な設定は専門家でないと不可能であり、こういった点が個人使用向けとする際の大きな障害となっていたが、痩身美容用では限定した周波数帯域しか使用しないこと、及び限定した周波数の差しか使用しないことを知見したことにより、個人使用向けの干渉周波痩身具を構成することができた。
【0013】
すなわち、痩身美容分野では、上記したように強制的に筋肉を運動させること、及びリンパ節を刺激することが主であるから、周波数を干渉させるために用いる電流の周波数帯域が50〜300Hzでよいことを知見し、また痩身美容の方法も上記に限定されているので周波数の差もパターン化できたのである。
【0014】
こうした周波数の波形とその差をパターン化したものが波形パターンであり、この波形パターンは、受信部の記憶部に複数種類が予め記憶されている。さらに、受信部の記憶部には前記波形パターンを選択的に順番に読み出して作動させるためのコース(波形パターンの読み出し順序)が予め記憶されている。さらに、波形パターンにおける周波数の差は、上記の範囲においてその部位で使用するにあたって平均値を最大値として、また、効果的なかつ最も害のない値を最低値としている。
【0015】
例えば顔に使用する周波数の差は0.5〜10Hzの間とする。この範囲の理由は、周波数差が0.5Hzより小さいと直流成分が長時間皮膚に印可されると、電気やけどの可能性があるといった危険性があり、また、10Hzより大きいと顔面皮膚よりも深部に作用をおぼよすから効果的ではないためである。
【0016】
例えば腕に使用する周波数の差は25〜50Hzの間とする。この範囲の理由は、周波数差が25Hzより小さいと腕の筋肉脂肪層まで作用しにくく、また、50Hzより大きいと腕の主たる筋肉である白筋の筋肉収縮運動が効果的ではないためである。
【0017】
例えば足の裏に使用する周波数の差は5〜10Hzの間とする。この範囲の理由は、周波数差が5Hzより小さいと鎮痛作用が働き、血液循環が妨げられるからであり、また、10Hzより大きいと小さな部位の筋肉に大きな負担となるためである。
【0018】
また、上記したコースは、コントローラの記憶部にも記憶できるようにしてある。コントローラの記憶部と、受信部の記憶部とにおいて記憶されているコースの違いは、例えば次の通りである。コントローラの記憶部には、以下の理由によって例えば波形パターンを自らで選択したコースを記憶するようにしている。最も汎用的で煩雑に使うコースは、受信部の記憶部に記憶されている。
【0019】
受信部とコントローラは、無線で信号が送受信される。このとき、波形パターンをコントローラに有し、この波形パターンを随時受信部に出力するように構成すると、信号送受信に非常に時間がかかるといった問題がある。また、仮に信号を送受信した順に受信部で作動させるとしても、送受信中に信号の送受信状況が悪くなって送受信ができなくなる可能性が高く、安定して動作させることができないといった問題がある。
【0020】
こうした理由から、波形パターンと最も汎用的で煩雑に使うコースが受信部の記憶部に記憶されているのである。そして、コントローラは、コースを設定し、そのコース(波形パターンの選択順序)を受信部に送信する。つまり、受信部では、コントローラから送信されるコースの信号を受信すると、その順序に基づいて波形パターンを読み出すのである。
【0021】
また、受信部は、上記趣旨から、記録媒体を装着部に装着自在としている。記録媒体は、例えばエステティックサロンで自分に適した波形パターンによるコースを設定し、これを記録している。本発明の干渉周波痩身具は、この記録媒体が受信部の装着部に装着されると、優先的にこの記録媒体に記録されたコースに基づいて作動させるようにしてもよいし、この記録媒体に記録されたコースも含めて受信部及びコントローラに記憶されたコースから選択して作動させるようにしてもよい。
【0022】
例えば記録媒体を有する者は、エステティックサロンの会員とすることもできる。よって本発明の干渉周波痩身具は、エステティックサロンの会員ではないものも使用できるし、エステティックサロンの会員であるものにとっては汎用的ではない自分に最も適した状態で使用することができるのである。
【0023】
以上のことから、本発明では、使用者自らが周波数の差を設定しなくてもよくなり、その使用者に最も効果的な設定を望む場合は、エステティックサロンの会員になって記録媒体に、そのような設定を記録してもらえばよいのである。
【0024】
このようにすることで、本発明の干渉周波痩身具は、個人向け使用の機器とすることができ、かつ使用者は干渉周波数や医療に携わる専門家でなくても、また、操作部においては設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作を行うだけでよいので、複雑な設定をしなくても人体に害のない範囲でありながら効果的な美容痩身を確実で安全に使用することができるのである。
【0025】
そして、電極を接続した受信部をコントローラから分離して使用するようにしているので、電極を身体に貼着したときに信号線や電源コードが煩わしくなく、かつコントローラが受信部の充電を行う機能も有しているので、受信部の電池を取り換えたりする頻度が極めて少なく、こうした点からも本発明の干渉周波痩身具は簡便に使用することができる。
【0026】
また、本発明の干渉周波痩身具は、使用状態を確認するための確認手段を設けることで、使用者が使用状態について確認することができるから、より確実で安全に使用することができるようになる。なお、確認手段は、光や音、等で使用者にその使用状況を知らせるものであればよい。
【0027】
【実施例】
以下に本発明の干渉周波痩身具について図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の干渉周波痩身具の概略構成を示し、図2は電極の貼着例を示す。図において、1は、本発明の干渉周波痩身具であり、以下のように構成されている。2は、本実施例では例えば分離可能な対をなす+極と−極とで構成された電極である。本実施例の干渉周波痩身具1は、電極2は2つ備えているものを示す。
【0028】
3は、上記電極2,2を接続し、後述するコントローラ4から出力される無線信号を受信して電極2,2に電流を流すための受信部である。この受信部3は、上面に上記した2つの電極2,2と、これら以外にさらに複数の電極2を接続するための接続部3aが複数設けられている。
【0029】
さらに、受信部3は、その下面に後述するコントローラ4における充電部4bと電気的に接続して自身に充電を行うための充電部3bが設けられている。また、受信部3の表面には、現状の動作状況を光の連続的な点滅や点灯又は消灯によって確認するための確認手段3cが設けられている。
【0030】
また、受信部3は、その内部に、後述するコントローラ4からの無線信号を受信する信号受信部3dを有する。また、受信部3は、後述する装着部3hに記録媒体R(以下、ロムRと称す)が装着された場合には当該ロムRに記録されたコースに基づいて、あるいは該記憶部3g又は該コントローラ4の記憶部4eに記憶されたコースに基づいて、また、該装着部3hにロムRが装着されていない場合には該記憶部3g又は該記憶部4eに記憶されたコースに基づいて、受信部3の記憶部3gから波形パターンを読み出して作動させる制御部3eを有する。
【0031】
さらに、受信部3は、所定の接続部3aに接続された電極2に対して制御部3eによって読み出した波形パターンの電流を出力する電流出力部3fと、波形パターン及びこの波形パターンを読み出す順番であるコースを記憶した記憶部3gと、所定のコースを記録させたロムRが装着自在とされる装着部3hと、を有する。
【0032】
4は、受信部3が装着され、かつ受信部3の各種作動設定を行うためのコントローラである。コントローラ4は、前記受信部3を装着して充電を行うための充電部4bと、設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作を行う操作部4cと、現状の動作状況を確認するための確認手段4dが設けられている。さらに、コントローラ4は、コントローラ4で使用者自らが波形パターンの順序を選択して設定したコースを記憶する記憶部4eと、コントローラ4自身を制御する制御部4fと、この制御部4fに基づく信号を受信部3に向けて出力する信号出力部4gとを有している。
【0033】
上記構成の干渉周波痩身具1は、次のように使用する。まず、例えばエステティックサロンの会員である場合は、会員登録されたエステティックサロンへ行ってロムRに自分の所定部位に関するプログラムを記録してもらう。
【0034】
そして、上記ロムRを受信部3の装着部3hに装着すると、その旨受信部3からコントローラ4へ信号送信し、コントローラ4の制御部4fでロムRの装着を把握する。そして、コントローラ4の制御部4fは、このロムRに記録されたコースを優先して使用するか、受信部3の記憶部3g又はコントローラ4の記憶部4eに記憶されたコースを使用するかを操作部4cの操作に基づいて決定する。
いま、ここではロムRに記録されたコースを選択するとして操作部4cを操作すると、その旨制御部4fが判断し、コントローラ4は、信号出力部4gを介して受信部3の信号受信部3dに送信する。
【0035】
以降、コントローラ4は、操作部4cにおける作動のオン・オフや、強弱調整の信号のみを受信部3に信号送信する。受信部3では、コントローラ4からの作動オンの信号を受信すると、既にロムRからコースを読み出すことが決定されているので、制御部4fは、ロムRからコースを読み出し、この読み出したコースに基づいて記憶部3gから波形パターンを読み出して身体に貼着した電極2,2に電流を流す。
【0036】
一方、干渉周波痩身具1の装着部3hにロムRを装着しないで使用する場合は、まず制御部4fでは、ロムRが装着部3hに装着されていないことを把握している。そして、制御部4fは、操作部4cの操作により受信部3の記憶部3gの(予め設定されている)コース、又はコントローラ4の記憶部4eの(使用者が波形パターンを任意に選択した)コースが選択されると、その旨受信部3へ所定の信号を出力する。
【0037】
そして、受信部3は、コントローラ4からの信号に基づいて、受信部3の記憶部3gに記憶されたコースであれば該記憶部3gのコースに基づいて、コントローラ4の記憶部4e に記憶されたコースであればその受信したコースに基づいて、波形パターンを記憶部3gから読み出して身体に貼着した電極2,2に電流を流す。
【0038】
そして、電極2,2は、例えば図4のように身体に貼着する。図4(a)のように電極2,2を平行に貼着することでその作用部Pにおいて電流の周波数が干渉して作用部Pでは皮膚下へ電流が浸透することとなる。一方、図4(b)のように電極2,2,2,2を四隅とする矩形を形成するように貼着して順番に電流を流すことで中心部の皮膚下へ回転しながら電流を浸透させることができる。
【0039】
ここで、本発明の干渉周波痩身具1は、各部位によって予め周波数の差が決定されており、以下で説明する周波数の差の幅は、ロムRに記録させる際の範囲であり、ロムRを受信部3の装着部3hに装着しないで使用するときには、各々の範囲の最低値〜中央値が出力されるようにされている。
【0040】
顔に使用するための周波数の差は、0.5〜10Hzとしており、ロムRにおいてはこの最低値から最高値までの差を設定しても作動させることができるが、記憶部4eにおけるプログラム上では最低値〜中央値が出力される。
【0041】
顔は敏感でかつ皮膚下にさほど脂肪を有していないことから、過度な電流を過度な深さにすることができないから、生体電気信号に近い周波数での疑似波形を形成してこの電流を流すことで、マッサージ効果が得られ、皮膚下の血行がよくなり、新陳代謝が活発になって肌の張りを与えるなどいった美容効果を得ることができる。
【0042】
また、腕に使用するための周波数の差は25〜50Hzとしており、ロムRにおいてはこの最低値から最高値までの差を設定しても作動させることができるが、記憶部4eにおけるプログラム上では最低値〜中央値が出力される。
【0043】
腕は、速筋と遅筋との混合筋でなり、速筋の割合が比較的多く、速筋を引き締めることが腕全体の引き締めに繋がる。よって、この速筋を強制的な無酸素運動させるため、上記した周波数の差を設けている。使用に際しては短時間の通電とそれ以上の休止をプログラムに組み入れることでより効果が増大する。
【0044】
また、足の裏に使用するための周波数の差は5〜10Hzの間としており、ロムRにおいてはこの最低値から最高値までの差を設定しても作動させることができるが、記憶部4eにおけるプログラム上では最低値〜中央値が出力される。
【0045】
足の裏も顔同様に敏感な部分ではあるが顔よりも皮膚組織が硬く、また皮膚下には比較的脂肪を介さずに筋肉が存在するため、上記した周波数の差を設けている。このようにすることで、足の裏の筋肉の緊張がほぐれ、マッサージ効果を得ることができる。
【0046】
さらに、本発明の干渉周波痩身具1は、薬剤を皮膚下に浸透させるための波形パターンも有する。この波形パターンはは、従来のいわゆる低周波治療器で用いられる電流を流し続ける直流式でも、プラスとマイナスが交互に流れるパルス式でもない、プラスのみが断続的に流れるパルス式としている。
【0047】
この結果、皮膚の緊張と緩和が交互に行われ、さらに中周波によって皮膚下へ電流が浸透し、また、従来のように皮膚の表層部での神経を刺激する痛みもないので長時間使用することができ、よって薬剤の浸透効果も高い。
【0048】
このように本発明の干渉周波痩身具1は、ロムRを受信部3の装着部3hに装着したときは、すなわちエステティックサロンでエステティシャンが使用者個人に応じた的確なコースをロムRに記憶させているから、全く専門的な知識を有しなくても、確実でかつ安全に干渉周波数を用いた痩身美容を行うことができる。
【0049】
また、本発明の干渉周波痩身具1は、ロムRを受信部3の装着部3hに装着しないときは、受信部3の記憶部3g又はコントローラ4の記憶部4e における予め設定された効果的でかつ安全な波形パターンが読み出されるコースによって干渉周波数を用いた痩身美容を行い、操作としては操作部4cにおける設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作しか行う必要がなく、この場合においても全く専門的な知識を有しなくても使用することができる。
【0050】
また、本発明の干渉周波痩身具1は、電極2を接続した側の受信部3がコントローラ4と無線信号にて制御され、送受信される信号に波形パターンのデータが含まれないから、迅速で確実な信号送受信が可能となり、また、煩わしい信号線や電源線を排除して簡便に使用することができる。さらには、本発明の干渉周波痩身具1は、受信部3とコントローラ4とにおいて確認手段3c,4dを設けているので、視認性に優れ、異常や誤動作等が発生した場合は確実に使用者が把握することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明の干渉周波痩身具は、受信部をコントローラに対して装脱可能とし、かつ装着時に充電が行えるように構成すると共に、記録媒体が装着部に装着された場合には該記録媒体に記録されたコースによって、あるいは受信部又はコントローラに記憶された周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースによって、さらに該記録媒体が装着部に装着されていない場合には受信部又はコントローラに記憶された前記周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースによって、作動するように構成し、また、前記コントローラを、設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作が行えるように構成した。
【0052】
このように、本発明の干渉周波痩身具は、記録媒体を受信部に装着しないで使用する場合には、受信部又はコントローラに記憶されたコースでもって使用を可能とし、記録媒体を受信部に装着して使用する場合には、その記録されたプログラムによって、あるいは受信部又はコントローラに記憶されたコースでもって使用を可能とするので、いずれにおいても干渉周波数について何ら特別な知識のない者でも操作でき、また、受信部とコントローラ間の信号を無線にしていること、及び設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作しかしなくてよいので簡便に使用できるようになる。
【0053】
また、本発明の干渉周波痩身具は、上記構成において、使用状態を確認するための確認手段を設けるので、使用者が使用状態について確認することができるから、より確実で安全に使用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の干渉周波痩身具の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の干渉周波痩身具を示し、(a)はコントローラを、(b)は受信部を、(c)は電極を、各々示す図である。
【図3】本発明の干渉周波痩身具の内部の概略構成を示す図である。
【図4】本発明の干渉周波痩身具の電極の貼着例を示す図である。
【符号の説明】
1 干渉周波痩身具
2 電極
3 受信部
3b 充電部
3c 確認手段
3g 記憶部
3h 装着部
4 コントローラ
4b 充電部
4e 記憶部
4c 操作部
4d 確認手段
4f 制御部
R ロム(記録媒体)
Claims (2)
- 複数の対をなす電極に所定の差を設けた周波数の電流を流す干渉周波痩身具であって、前記電極が接続される受信部と、この受信部を無線信号によって作動させるコントローラとを備え、前記受信部には、波形パターン及びコースを記憶した記憶部と、所定のコースを記録させた記録媒体が装着自在とされる装着部と、前記装着部に記録媒体が装着された場合には当該記録媒体に記録されたコースに基づいて、あるいは前記受信部又は前記コントローラに記憶された前記周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースに基づいて、また、該装着部に記録媒体が装着されていない場合には前記受信部又は前記コントローラに記憶された前記周波数の差が最低値〜中央値で出力されるように設定されたコースに基づいて、波形パターンを前記受信部の前記記憶部より読み出して作動させる制御部とを有し、前記コントローラには、コースを記録した記憶部と、設定の選択と強弱と作動時間とオン・オフの操作を行う操作部と、受信部の充電を行うための充電部とを有したことを特徴とする干渉周波痩身具。
- 使用状態を確認するための確認手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の干渉周波痩身具。
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